[0021] 以下の実施形態は、当業者が本発明を作成し使用できるようにするために十分詳細に記載されている。その他の実施形態は本明細書に基づいて明白になり、本発明の範囲を逸脱せずにシステム、プロセス、又は機械的変更を行えることを理解するべきである。
[0022] 以下の説明では、本発明を徹底的に理解するために多数の具体的な詳細が示されている。しかしながら、このような具体的な詳細がなくても本発明を実践できることは明らかになるであろう。本発明を曖昧にするのを回避するために、いくつかの周知の回路、システム構成、及びプロセスステップは詳細に開示されていない。
[0023] 電子システム100の諸実施形態を示す図面は概略であって一定の割合ではなく、特に、寸法のいくつかは提示を明瞭にするためのものであり、図面では誇張されて示されている。同様に、説明しやすくするために図面内の図は一般に同様の向きを示しているが、図面内のこのような描写は大部分は任意である。一般に、本発明はいずれの向きでも操作することができる。実施形態には、説明上の便宜の問題として、第1の実施形態、第2の実施形態などと番号が付けられているが、その他の重要性を有するため又は本発明に制限を提供するためのものではない。
[0024] 当業者であれば、ナビゲーション情報が表現されるフォーマットが本発明のいくつかの実施形態にとって重要ではないことを認識するであろう。例えば、いくつかの実施形態では、ナビゲーション情報は(X,Y)というフォーマットで提示され、X及びYは地理的位置、即ち、ユーザの位置を定義する2つの縦座標である。
[0025] 代替の一実施形態では、ナビゲーション情報は経度及び緯度に関連する情報によって提示される。本発明のさらなる一実施形態では、ナビゲーション情報は、速度成分及び方向成分を含む速度要素も含む。
[0026] 本明細書で言及される「関連情報」という用語は、上記のナビゲーション情報並びにローカルビジネス、営業時間、業種、広告された特価品、交通情報、地図、ローカルイベント、及び付近の地域社会又は個人情報など、ユーザにとって関心のあるポイントに関する情報を含む。
[0027] 本明細書で言及される「モジュール」という用語は、その用語が使用される文脈に従って本発明におけるソフトウェア、ハードウェア、又はこれらの組み合わせを含むことができる。例えば、ソフトウェアは、機械コード、ファームウェア、組み込みコード、及びアプリケーションソフトウェアにすることができる。また、例えば、ハードウェアは、回路、プロセッサ、コンピュータ、集積回路、集積回路コア、圧力センサ、慣性センサ、微小電子機械システム(MEMS)、受動素子、又はこれらの組み合わせにすることができる。
[0028] 次に図1を参照すると、本発明の一実施形態におけるプレゼンテーションメカニズムを備えた電子システム100が示されている。電子システム100は、無線又は有線ネットワークなどの通信経路104によりクライアント又はサーバなどの第2のデバイス106に接続された、クライアント又はサーバなどの第1のデバイス102を含む。
[0029] 例えば、第1のデバイス102は、携帯電話、携帯情報端末、ノートブックコンピュータ、自動車テレマティック電子システム、又はその他の多機能モバイル通信又はエンターテインメントデバイスなどの様々なモバイルデバイスのいずれかにすることができる。第1のデバイス102は、スタンドアロンデバイスにすることもでき、あるいは、例えば、自動車、トラック、バス、又は列車などの車両と合体させることもできる。第1のデバイス102は、第2のデバイス106と通信するために通信経路104に結合することができる。
[0030] 例示目的のために、電子システム100は、モバイルコンピューティングデバイスとしての第1のデバイス102によって説明されているが、第1のデバイス102は異なるタイプのコンピューティングデバイスにすることができることは言うまでもない。例えば、第1のデバイス102は、サーバ、サーバファーム、又はデスクトップコンピュータなどの非モバイルコンピューティングデバイスにすることもできる。他の例では、第1のデバイス102は、メインフレーム、サーバ、クラスタサーバ、ラック搭載サーバ、又はブレードサーバなどの特殊化された機械、あるいはより具体的な例として、IBMシステムz10(商標)ビジネスクラスメインフレーム又はHP ProLiant ML(商標)サーバにすることができる。
[0031] 第2のデバイス106は、様々な集中型又は分散型コンピューティングデバイスのいずれかにすることができる。例えば、第2のデバイス106は、コンピュータ、グリッドコンピューティングリソース、仮想化コンピュータリソース、クラウドコンピューティングリソース、ルータ、スイッチ、ピアツーピア分散コンピューティングデバイス、又はこれらの組み合わせにすることができる。
[0032] 第2のデバイス106は、単一のコンピュータルーム内に集中化するか、異なるルーム間に分散するか、異なる地理的位置間に分散するか、通信ネットワーク内に組み込むことができる。第2のデバイス106は、第1のデバイス102と通信するために通信経路104と結合するための手段を有することができる。また、第2のデバイス106は、第1のデバイス102について記載されているクライアントタイプのデバイスにすることもできる。他の例では、第2のデバイス106は、ポータブルコンピューティングデバイス、シンクライアント、ノートブック、ネットブック、スマートフォン、タブレット、携帯情報端末、又は携帯電話などの特殊化された機械、あるいは具体的な例として、Apple iPhone(商標)、Android(商標)スマートフォン、又はWindows(商標)プラットフォームスマートフォンにすることができる。
[0033] 例示目的のために、電子システム100は、非モバイルコンピューティングデバイスとしての第2のデバイス106によって説明されているが、第2のデバイス106は異なるタイプのコンピューティングデバイスにすることができることは言うまでもない。例えば、第2のデバイス106も、ノートブックコンピュータなどのモバイルコンピューティングデバイス、他のクライアントデバイス、又は異なるタイプのクライアントデバイスにすることができる。第2のデバイス106は、スタンドアロンデバイスにすることもでき、あるいは、例えば、自動車、トラック、バス、又は列車などの車両と合体させることもできる。
[0034] 同じく例示目的のために、電子システム100は通信経路104のエンドポイントとしての第2のデバイス106及び第1のデバイス102とともに示されているが、電子システム100は第1のデバイス102、第2のデバイス106、及び通信経路104の間に異なる区分を有することができることは言うまでもない。例えば、第1のデバイス102、第2のデバイス106、又はこれらの組み合わせは通信経路104の一部として機能することもできる。
[0035] 通信経路104は様々なネットワークにすることができる。例えば、通信経路104は、無線通信、有線通信、光学、超音波、又はこれらの組み合わせを含むことができる。衛星通信、セルラー通信、Bluetooth、赤外線データ通信協会標準(IrDA)、ワイファイ(WiFi)、及び全世界マイクロ波アクセス相互運用性(WiMAX)は、通信経路104に含まれる可能性がある無線通信の例である。イーサネット、デジタル加入者線(DSL)、光ファイバ加入者線(FTTH)、及び従来型電話サービス(POTS)は、通信経路104に含まれる可能性がある有線通信の例である。通信経路104は、Bluetooth BLE、WiFi、ZigBee、その他の900MHz RFID、又はこれらの組み合わせをさらに含むことができる。
[0036] さらに、通信経路104はいくつかのネットワークトポロジ及び距離を横断することができる。例えば、通信経路104は、直接接続、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、広域ネットワーク(WAN)、メッシュネットワーク、又はこれらの任意の組み合わせを含むことができる。
[0037] 次に図2を参照すると、第1のデバイス102を含む電子システム100の一例が示されている。例えば、第1のデバイス102は、第1のデバイス102のユーザが音声通信、テキスト通信、又はこれらの組み合わせを介して通信するための機能を備えていないモバイルエンターテインメントデバイスを表すことができる。対照的に、第1のデバイス102は、第1のデバイス102のユーザが音声通信、テキスト通信、又はこれらの組み合わせを介して通信できるようにするためのスマートフォンを含むモバイル通信デバイスを表すことができる。
[0038] 明瞭かつ簡潔にするために、本発明の実施形態の説明は、電子システム100によって生成された結果を配信する第1のデバイス102に焦点を合わせている。しかしながら、本発明の様々な実施形態は、図1の第2のデバイス106及び第1のデバイス102についての説明を交換することによって容易に応用することができる。
[0039] 第1のデバイス102は検出センサ202を含むことができる。検出センサ202は、情報の検出、収集、又はこれらの組み合わせを行うためのデバイスとして定義される。第1のデバイス102は検出センサ202の複数インスタンスを含むことができる。例えば、検出センサ202はプレゼンテーションコンテキスト206内の感知要因204を検出することができる。例えば、感知要因204は、第1のデバイス102の回転、速度、位置、又はこれらの組み合わせを含むことができる。他の例において、感知要因204は、第1のデバイス102を取り囲むか及び/又はこれに接触する音、雑音、振動、又はこれらの組み合わせを含むことができる。
[0040] 異なる一例において、感知要因204は、接触、触感、温度、湿度、光度、又はこれらの組み合わせを含むことができる。追加の例において、感知要因204は、プレゼンテーションコンテキスト206内の複数の人々の存在、人/人々の移動、又はこれらの組み合わせを含むことができる。さらなる例において、感知要因204は、高度、圧力、人のバイオメトリクス、又はこれらの組み合わせを含むことができる。
[0041] プレゼンテーションコンテキスト206は、第1のデバイス102を取り囲む状況又は環境として定義される。例えば、プレゼンテーションコンテキスト206は屋内又は屋外を表すことができる。第1のデバイス102は照明源208を含むことができる。照明源208は、可視スペクトルを放出するデバイスとして定義される。照明源208は、ハロゲンランプ、コンパクト形蛍光ランプ(CFL)、発光ダイオード(LED)、又はこれらの組み合わせを含むことができる。より具体的には、一例として、第1のデバイス102は、光を放出する照明源208に基づいて照明することができる。第1のデバイス102は照明源208の複数インスタンスを含むことができる。
[0042] 第1のデバイス102はデバイス形状210を有することができる。デバイス形状210は、第1のデバイス102の輪郭として定義される。例えば、デバイス形状210は、立方体、球体、多角形、無定形、平台型、コースタ、棒、管、又はこれらの組み合わせを含むことができる。デバイス形状210は第1のデバイス102の外観を形成することができる。
[0043] デバイス状況212は、第1のデバイス102の状態又は条件として定義される。例えば、デバイス状況212はデバイス関係214を含むことができる。デバイス関係214は、複数デバイス間の関連として定義される。例えば、デバイス関係214は、第1のデバイス102の複数インスタンス間に、第1のデバイス102と第2のデバイス106との間に、第2のデバイス106の複数インスタンス間に、又はこれらの組み合わせで形成することができる。
[0044] デバイス関係214はマスタデバイス216及びスレーブデバイス218を含むことができる。マスタデバイス216は、他のデバイス(複数も可)を先導するデバイスとして定義される。スレーブデバイス218は、他のデバイス(複数も可)に追従するデバイスとして定義される。例えば、マスタデバイス216は、スレーブデバイス218による機能実行を制御することができる。他の例において、スレーブデバイス218は、マスタデバイス216によって実行された機能に基づいて機能を実行することができる。
[0045] 電子システム100は、プレゼンテーションコンテキスト206内のデバイス存在220を検出することができる。デバイス存在220は、デバイスの存在として定義される。例えば、プレゼンテーションコンテキスト206内に第1のデバイス102を有することにより、第1のデバイス102のデバイス存在220が発生する。電子システム100はデバイス近接222を決定することができる。デバイス近接222はデバイス同士が互いに近いこと又は遠いことである。
[0046] 例えば、電子システム100はデバイス距離224に基づいてデバイス近接222を決定することができる。デバイス距離224は、あるデバイスと他のデバイスとの間の物理的距離として定義される。例えば、デバイス距離224は、第1のデバイス102の1つのインスタンス及び第1のデバイス102の他のインスタンスのものにすることができる。より具体的には、一例として、デバイス距離224は、電子システム100がデバイス同士がデバイス近接222内にあると決定するためにデバイス同士の間の最小距離又は最大距離を表すことができる。さらなる例において、第1のデバイス102の1つのインスタンスと第1のデバイス102の他のインスタンスとの間のデバイス距離224が最大距離を表すデバイス距離224より大きくなる可能性がある場合、電子システム100は、第1のデバイス102がプレゼンテーションコンテキスト206内にないと決定することができる。
[0047] デバイス接触226は、デバイス同士が互いに接触している状況として定義される。例えば、第1のデバイス102の1つのインスタンスは、表面ポイント228で、デバイス表面230に沿って、又はこれらの組み合わせで接触することにより、第1のデバイス102の他のインスタンスとのデバイス接触226を有することができる。表面ポイント228は、第1のデバイス102のデバイス表面230上の物理的スポットとして定義される。デバイス表面230は、第1のデバイス102の外側の広がりとして定義される。例えば、デバイス表面230は、透明、半透明、又はこれらの組み合わせである1つ以上の材料で作ることができる。さらなる例において、デバイス表面230は、第1のデバイス102の輪郭を作成するために上述のようにデバイス形状210になるように形成することができる。
[0048] 次に図3を参照すると、第1のデバイス102の複数インスタンスのプレゼンテーションアンサンブル302の第1の例が示されている。プレゼンテーションアンサンブル302は、プレゼンテーションアレンジメント304の複数インスタンスのグループ化として定義される。例えば、電子システム100はプレゼンテーションアレンジメント304の複数インスタンスを1つのグループとして配置することができ、その結果、プレゼンテーションアレンジメント304のそれぞれのインスタンスは全体としてのそのグループに対する一部になる。
[0049] プレゼンテーションアレンジメント304は、デバイスによって提示すべき配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせの組み合わせとして定義される。配色306は、カラー310又はカラー310の複数インスタンスの組み合わせとして定義される。光度レベル308は、カラー310のルーメン強度又は輝度として定義される。カラー310は、オブジェクトによって反射される光に関するオブジェクト又は物質の品質として定義される。
[0050] さらなる例において、図2の照明源208は、カラーモデル312に応じて光度レベル308の様々なインスタンスでカラー310を放出することができる。例えば、カラーモデル312は、RGB(赤、緑、及び青)、HSL(色相、彩度、及び明度)、HSV(色相、彩度、及び値)、又はこれらの組み合わせを含むことができる。その上、第1のデバイス102の照明源208又は照明源208の複数インスタンスは、カラー310の様々なインスタンスをブレンドして配色306を生成するために、カラーモデル312のRGBチャネル比を調整することができる。
[0051] さらなる例において、第1のデバイス102は、照明源208の複数インスタンスによって光度レベル308の1つのインスタンスで配色306を提示することにより、プレゼンテーションアレンジメント304を提示することができる。カラー310又はカラー310の複数インスタンスの様々な組み合わせを放出することにより、第1のデバイス102は、例えば第1のデバイス102のデバイス表面230の半透明材料を通って放出されたカラー310によってグロー効果を生成することができる。
[0052] 電子システム100は、ポア(pour)効果314、ウェーブ効果316、又はこれらの組み合わせとしてプレゼンテーションアンサンブル302を提示することができる。ポア効果314は、ジェスチャタイプ318によってプレゼンテーション方向320による一方向の照明を引き起こすことができる場合に、第1のデバイス102の複数インスタンスによってプレゼンテーションアレンジメント304の複数インスタンスを提示することを含むことができる。ウェーブ効果316は、ジェスチャタイプ318によって第1のデバイス102によるランダム順の照明を引き起こすことができる場合に、第1のデバイス102の複数インスタンスによってプレゼンテーションアレンジメント304の複数インスタンスを提示することを含むことができる。
[0053] ジェスチャタイプ318は、デバイスのユーザによって又はデバイス上で行われるアクションとして定義される。例えば、ジェスチャタイプ318は、チルト、シェイク、スロー、ロール、タップ、ホールド、パーム、又はこれらの組み合わせを含むことができる。具体的な一例において、第1のデバイス102のユーザは、カラー310を放出するように照明源208をトリガするために、第1のデバイス102のデバイス表面230をタップすることができる。
[0054] プレゼンテーション方向320は、照明源208を含むデバイスを照明する順序として定義される。例えば、ユーザがスレーブデバイス218の複数インスタンスに向かってマスタデバイス216をチルトすることにより、スレーブデバイス218を照明させるようにトリガするプレゼンテーション方向320は、マスタデバイス216に最も近いスレーブデバイス218から始まり、マスタデバイス216に次に最も近いスレーブデバイス218の次のインスタンスに移行して、照明源208の1つのインスタンス又は複数インスタンスを照明することができる。その結果、マスタデバイス216から最も遠いスレーブデバイス218は最後に照明することができる。さらなる例において、プレゼンテーション方向320は、左から右、右から左、上から下、下から上、一方の対角端部からもう一方の対角端部、又はこれらの組み合わせを含むことができる。
[0055] 効果レベル322は、マスタデバイス216がスレーブデバイス218の1つのインスタンス又は複数インスタンスに影響を及ぼす程度として定義される。効果レベル322の範囲は、効果なしから、図2のプレゼンテーションコンテキスト206内に存在するデバイスの全インスタンスまでの範囲に及ぶ可能性がある。上記の例について続けると、ジェスチャタイプ318によって引き起こされるデバイス配向328における配向変化速度324、配向変化度326、又はこれらの組み合わせ次第で、スレーブデバイス218のインスタンスの数に対する効果レベル322が異なる可能性がある。
[0056] デバイス配向328は、主要座標に対するデバイスの位置として定義される。例えば、ユーザが第1のデバイス102をホールドするジェスチャタイプ318を実行した場合、第1のデバイス102の最上部範囲は北東を指す可能性がある。配向変化速度324は、デバイス配向328の1つのインスタンスからデバイス配向328の他のインスタンスへの変化率として定義される。例えば、配向変化速度324は、ユーザがどのくらい速く第1のデバイス102をチルトしているかを表すことができる。配向変化度326は、デバイス配向328の1つのインスタンスからデバイス配向328の他のインスタンスへの角度変化の量として定義される。例えば、第1のデバイス102の最上部範囲は最初に北を指すことができる。ユーザは、第1のデバイス102の最上部範囲が次に東を指すことができるように第1のデバイス102をチルトすることができる。配向変化度326は90度を表すことができる。
[0057] 効果レベル322の例について続けると、例えば、マスタデバイス216のデバイス配向328の10度のチルトにより、最も近いスレーブデバイス218には照明させ、スレーブデバイス218の他のインスタンスはいずれも照明させないようにすることができる。対照的に、マスタデバイス216のデバイス配向328の90度のチルトにより、わずか10度のチルトより多くのスレーブデバイス218のインスタンスに照明させることができる。
[0058] さらなる例において、効果レベル322は配向閾値330に依存するする可能性がある。配向閾値330は、デバイス配向328における変化に対して設けられた限界として定義される。例えば、配向閾値330はデバイス配向328に対する最大変化又は最小変化を表すことができる。さらなる例において、電子システム100は、配向変化速度324、配向変化度326、又はこれらの組み合わせを配向閾値330と比較して、第1のデバイス102に対する効果レベル322を決定することができる。
[0059] ブレンドレベル332は、プレゼンテーションアレンジメント304の複数インスタンスを混合する程度として定義される。ブレンドレベル332は、0%混合から100%混合までの範囲に及ぶ可能性がある。具体的な一例において、第1のデバイス102の2つのインスタンスがプレゼンテーションコンテキスト206内に存在する可能性がある。ブレンドレベル332が0%である場合、第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスからのプレゼンテーションアレンジメント304は互いに混合されない。ブレンドレベルが50%である場合、プレゼンテーションアレンジメント304のそれぞれのインスタンスはプレゼンテーションアレンジメント304の他のインスタンスのうちの50%を含む。ブレンドレベルが100%である場合、プレゼンテーションアレンジメント304の1つは、プレゼンテーションアレンジメント304の同じインスタンスについて2つのインスタンスを作成するために、プレゼンテーションアレンジメント304の他のインスタンスを100%含む。
[0060] プレゼンテーション持続期間334は、デバイスによるカラー310を有する光のそれぞれの放出の時間長として定義される。例えば、プレゼンテーション持続期間334は、ナノ秒、マイクロ秒、ミリ秒、秒、分、時間、日、週、月、年、季節、又はこれらの組み合わせを含む時間単位で表すことができる。持続期間閾値336は、時間長に対する限界として定義される。例えば、持続期間閾値336は、ナノ秒、マイクロ秒、ミリ秒、秒、又はこれらの組み合わせを含む時間単位で表すことができる。持続期間閾値336は、プレゼンテーション持続期間334の最小インスタンス又は最大インスタンスを表すことができる。
[0061] 移動方向338は、デバイスが向かっている基準点を含むことができる。他の例において、移動方向338は、ピッチ軸、ヨー軸、ロール軸、又はこれらの組み合わせに沿って旋回するデバイスの回転方向を含むことができる。例えば、第1のデバイス102は、主要座標に沿って移動方向338を有することができる。現在位置340は、デバイスの物理的位置として定義される。例えば、第1のデバイス102の現在位置340は、第1のデバイス102がプレゼンテーションコンテキスト206内のテーブル上に置かれていることを表すことができる。デバイス高さ342は、海面より上のデバイスの高さ又は高度として定義される。例えば、第1のデバイス102の1つのインスタンスの上に第1のデバイス102の他のインスタンスを積み重ねることにより、最上部の第1のデバイス102は最下部の第1のデバイス102より高いデバイス高さ342を有することができる。
[0062] 移動カウント344は、ピッチ軸、ヨー軸、ロール軸、又はこれらの組み合わせに沿って旋回する第1のデバイス102の回転数を含むことができる。他の例において、移動カウント344は、シェイクというジェスチャタイプ318によって引き起こされたデバイス高さ342の変化から第1のデバイス102が経験した上下動の回数を含むことができる。カウント閾値346は、移動カウント344に関する限界として定義される。例えば、カウント閾値346は、移動カウント344の最大数又は最小数として定義される。
[0063] プレゼンテーションソース348は、プレゼンテーションアレンジメント304の起点として定義される。例えば、プレゼンテーションソース348は、写真、オブジェクト、風景、又はこれらの組み合わせなどの画像を含むことができる。
[0064] 次に図4を参照すると、電子システム100の例示的なブロック図が示されている。電子システム100は、第1のデバイス102、通信経路104、及び第2のデバイス106を含むことができる。第1のデバイス102は通信経路104上の第1のデバイス伝送408において第2のデバイス106に情報を送信することができる。第2のデバイス106は通信経路104上の第2のデバイス伝送410において第1のデバイス102に情報を送信することができる。
[0065] 例示目的のために、電子システム100はクライアントデバイスとしての第1のデバイス102によって示されているが、電子システム100は異なるタイプのデバイスとして第1のデバイス102を有することができることは言うまでもない。例えば、第1のデバイス102はサーバにすることができる。
[0066] 同じく例示目的のために、電子システム100はサーバとしての第2のデバイス106によって示されているが、電子システム100は異なるタイプのデバイスとして第2のデバイス106を有することができることは言うまでもない。例えば、第2のデバイス106はクライアントデバイスにすることができる。
[0067] 本発明のこの実施形態において説明を簡潔にするために、第1のデバイス102はクライアントデバイスとして説明され、第2のデバイス106はサーバデバイスとして説明される。本発明はデバイスのタイプに関するこの選択に限定されない。この選択は本発明の一例である。
[0068] 第1のデバイス102は、第1の制御ユニット412、第1の記憶ユニット414、第1の通信ユニット416、第1のユーザインターフェース418、及び位置ユニット420を含むことができる。第1の制御ユニット412は第1の制御インターフェース422を含むことができる。第1の制御ユニット412は、電子システム100の知能を提供するために第1のソフトウェア426を実行することができる。第1の制御ユニット412は、いくつかの異なる方式で実現することができる。例えば、第1の制御ユニット412は、プロセッサ、組み込みプロセッサ、マイクロプロセッサ、ハードウェア制御ロジック、ハードウェア有限状態機械(FSM)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、又はこれらの組み合わせにすることができる。第1の制御インターフェース422は、第1の制御ユニット412と第1のデバイス102内の他の機能ユニットとの間の通信に使用することができる。また、第1の制御インターフェース422は、第1のデバイス102の外部の通信に使用することもできる。
[0069] 第1の制御インターフェース422は、他の機能ユニット又は外部ソースから情報を受信でき、また、他の機能ユニット又は外部宛先に情報を伝送することができる。外部ソース及び外部宛先は第1のデバイス102から物理的に分離しているソース及び宛先を指す。
[0070] 第1の制御インターフェース422は、いくつかの異なるやり方で実現することができ、どの機能ユニット又は外部ユニットが第1の制御インターフェース422とインターフェースされているかによって異なる実施形態を含むことができる。例えば、第1の制御インターフェース422は、圧力センサ、慣性センサ、微小電子機械システム(MEMS)、光学回路、導波管、無線回路、有線回路、又はこれらの組み合わせによって実現することができる。
[0071] 位置ユニット420は、例として、第1のデバイス102の位置情報、現在方向、及び現在速度を生成することができる。位置ユニット420は多くのやり方で実現することができる。例えば、位置ユニット420は、全地球測位システム(GPS)、慣性電子システム、セルラータワー位置システム、圧力位置システム、又はこれらの任意の組み合わせの少なくとも一部として機能することができる。
[0072] 位置ユニット420は位置インターフェース432を含むことができる。位置インターフェース432は、位置ユニット420と第1のデバイス102内の他の機能ユニットとの間の通信に使用することができる。また、位置インターフェース432は、第1のデバイス102の外部の通信に使用することもできる。
[0073] 位置インターフェース432は、他の機能ユニット又は外部ソースから情報を受信できるかあるいは他の機能ユニット又は外部宛先に情報を伝送することができる。外部ソース及び外部宛先は第1のデバイス102から物理的に分離しているソース及び宛先を指す。
[0074] 位置インターフェース432は、どの機能ユニット又は外部ユニットが位置ユニット420とインターフェースされているかによって異なる実施形態を含むことができる。位置インターフェース432は、第1の制御インターフェース422の実施形態と同様の技術及び技法によって実現することができる。
[0075] 第1の記憶ユニット414は第1のソフトウェア426を記憶することができる。また、第1の記憶ユニット414は、広告、関心ポイント(POI)、ナビゲーション経路指定項目、又はこれらの任意の組み合わせなどの関連情報も記憶することができる。
[0076] 第1の記憶ユニット414は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、内部メモリ、外部メモリ、又はこれらの組み合わせにすることができる。例えば、第1の記憶ユニット414は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、フラッシュメモリ、ディスク記憶装置などの不揮発性記憶装置、あるいはスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)などの揮発性記憶装置にすることができる。
[0077] 第1の記憶ユニット414は第1の記憶インターフェース424を含むことができる。第1の記憶インターフェース424は、位置ユニット420と第1のデバイス102内の他の機能ユニットとの間の通信に使用することができる。また、第1の記憶インターフェース424は、第1のデバイス102の外部の通信に使用することもできる。
[0078] 第1の記憶インターフェース424は、他の機能ユニット又は外部ソースから情報を受信できるかあるいは他の機能ユニット又は外部宛先に情報を伝送することができる。外部ソース及び外部宛先は第1のデバイス102から物理的に分離しているソース及び宛先を指す。
[0079] 第1の記憶インターフェース424は、どの機能ユニット又は外部ユニットが第1の記憶ユニット414とインターフェースされているかによって異なる実施形態を含むことができる。第1の記憶インターフェース424は、第1の制御インターフェース422の実施形態と同様の技術及び技法によって実現することができる。
[0080] 第1の通信ユニット416は、第1のデバイス102との間の外部通信を可能にすることができる。例えば、第1の通信ユニット416は、第1のデバイス102が第2のデバイス106、周辺装置又はコンピュータデスクトップなどの付加装置、及び通信経路104と通信できるようにすることができる。
[0081] また、第1の通信ユニット416は、通信経路104へのエンドポイント又は端末装置になるように限定されず、第1のデバイス102が通信経路104の一部として機能できるようにする通信ハブとして機能することもできる。第1の通信ユニット416は、通信経路104との対話のためにマイクロエレクトロニクス又はアンテナなどの能動及び受動部品を含むことができる。
[0082] 第1の通信ユニット416は第1の通信インターフェース428を含むことができる。第1の通信インターフェース428は、第1の通信ユニット416と第1のデバイス102内の他の機能ユニットとの間の通信に使用することができる。第1の通信インターフェース428は、他の機能ユニットから情報を受信できるかあるいは他の機能ユニットに情報を伝送することができる。
[0083] 第1の通信インターフェース428は、どの機能ユニットが第1の通信ユニット416とインターフェースされているかによって異なる実施形態を含むことができる。第1の通信インターフェース428は、第1の制御インターフェース422の実施形態と同様の技術及び技法によって実現することができる。
[0084] 第1のユーザインターフェース418は、ユーザ(図示せず)が第1のデバイス102とインターフェースされており、第1のデバイス102と対話できるようにするものである。第1のユーザインターフェース418は入力装置及び出力装置を含むことができる。第1のユーザインターフェース418の入力装置の例としては、データ及び通信入力を提供するためのキーパッド、タッチパッド、ソフトキー、キーボード、マイクロフォン、又はこれらの任意の組み合わせを含むことができる。
[0085] 第1のユーザインターフェース418は第1のディスプレイインターフェース430を含むことができる。第1のディスプレイインターフェース430は、ディスプレイ、プロジェクタ、ビデオスクリーン、スピーカ、又はこれらの任意の組み合わせを含むことができる。
[0086] 第1の制御ユニット412は、電子システム100によって生成された情報を表示するように第1のユーザインターフェース418を操作することができる。また、第1の制御ユニット412は、位置ユニット420から位置情報を受信することを含む、電子システム100の他の機能のために第1のソフトウェア426を実行することもできる。第1の制御ユニット412は、第1の通信ユニット416を介して通信経路104と対話するために第1のソフトウェア426をさらに実行することができる。
[0087] 第2のデバイス106は、第1のデバイス102を有する複数デバイスの実施形態において本発明を実現するために最適化することができる。第2のデバイス106は、第1のデバイス102と比較して追加の又はより高い性能の処理能力を提供してもよい。第2のデバイス106は、第2の制御ユニット434、第2の通信ユニット436、及び第2のユーザインターフェース438を含むことができる。
[0088] 第2のユーザインターフェース438は、ユーザ(図示せず)が第2のデバイス106とのインターフェースを取り、第2のデバイス106と対話できるようにするものである。第2のユーザインターフェース438は入力装置及び出力装置を含むことができる。第2のユーザインターフェース438の入力装置としては、データ及び通信入力を提供するためのキーパッド、タッチパッド、ソフトキー、キーボード、マイクロフォン、又はこれらの任意の組み合わせを含むことができる。第2のユーザインターフェース438の出力装置の例としては、第2のディスプレイインターフェース440を含むことができる。第2のディスプレイインターフェース440は、ディスプレイ、プロジェクタ、ビデオスクリーン、スピーカ、又はこれらの任意の組み合わせを含むことができる。
[0089] 第2の制御ユニット434は、電子システム100の第2のデバイス106の知能を提供するために第2のソフトウェア442を実行することができる。第2のソフトウェア442は第1のソフトウェア426と協力して動作することができる。第2の制御ユニット434は、第1の制御ユニット412と比較して追加の性能を提供することができる。
[0090] 第2の制御ユニット434は、情報を表示するように第2のユーザインターフェース438を操作することができる。また、第2の制御ユニット434は、通信経路104により第1のデバイス102と通信するように第2の通信ユニット436を操作することを含む、電子システム100の他の機能のために第2のソフトウェア442を実行することもできる。
[0091] 第2の制御ユニット434は、いくつかの異なる方式で実現することができる。例えば、第2の制御ユニット434は、プロセッサ、組み込みプロセッサ、マイクロプロセッサ、ハードウェア制御ロジック、ハードウェア有限状態機械(FSM)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、又はこれらの組み合わせにすることができる。
[0092] 第2の制御ユニット434は第2の制御インターフェース444を含むことができる。第2の制御インターフェース444は、第2の制御ユニット434と第2のデバイス106内の他の機能ユニットとの間の通信に使用することができる。また、第2の制御インターフェース444は、第2のデバイス106の外部の通信に使用することもできる。
[0093] 第2の制御インターフェース444は、他の機能ユニット又は外部ソースから情報を受信できるかあるいは他の機能ユニット又は外部宛先に情報を伝送することができる。外部ソース及び外部宛先は第2のデバイス106から物理的に分離しているソース及び宛先を指す。
[0094] 第2の制御インターフェース444は、いくつかの異なるやり方で実現することができ、どの機能ユニット又は外部ユニットが第2の制御インターフェース444とインターフェースされているかによって異なる実施形態を含むことができる。例えば、第2の制御インターフェース444は、圧力センサ、慣性センサ、微小電子機械システム(MEMS)、光学回路、導波管、無線回路、有線回路、又はこれらの組み合わせによって実現することができる。
[0095] 第2の記憶ユニット446は第2のソフトウェア442を記憶することができる。また、第2の記憶ユニット446は、広告、関心ポイント(POI)、ナビゲーション経路指定項目、又はこれらの任意の組み合わせなどの関連情報も記憶することができる。第2の記憶ユニット446は、第1の記憶ユニット414を補うために追加の記憶容量を提供するようにサイズ設定することができる。
[0096] 例示目的のために、第2の記憶ユニット446は単一の要素として示されているが、第2の記憶ユニット446は複数の記憶要素を分散させて構成してもよいことは言うまでもない。同じく例示目的のために、電子システム100は単一階層記憶システムとしての第2の記憶ユニット446によって示されているが、電子システム100はいくつかの異なる構成で第2の記憶ユニット446を有することができることは言うまでもない。例えば、第2の記憶ユニット446は、異なるレベルのキャッシング、メインメモリ、回転メディア、又はオフライン記憶装置を含むメモリ階層システムを形成する異なる記憶技術によって形成することができる。
[0097] 第2の記憶ユニット446は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、内部メモリ、外部メモリ、又はこれらの組み合わせにすることができる。例えば、第2の記憶ユニット446は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、フラッシュメモリ、ディスク記憶装置などの不揮発性記憶装置、あるいはスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)などの揮発性記憶装置にすることができる。
[0098] 第2の記憶ユニット446は第2の記憶インターフェース448を含むことができる。第2の記憶インターフェース448は、位置ユニット420と第2のデバイス106内の他の機能ユニットとの間の通信に使用することができる。また、第2の記憶インターフェース448は、第2のデバイス106の外部の通信に使用することもできる。
[0099] 第2の記憶インターフェース448は、他の機能ユニット又は外部ソースから情報を受信できるかあるいは他の機能ユニット又は外部宛先に情報を伝送することができる。外部ソース及び外部宛先は第2のデバイス106から物理的に分離しているソース及び宛先を指す。
[0100] 第2の記憶インターフェース448は、どの機能ユニット又は外部ユニットが第2の記憶ユニット446とインターフェースされているかによって異なる実施形態を含むことができる。第2の記憶インターフェース448は、第2の制御インターフェース444の実施形態と同様の技術及び技法によって実現することができる。
[0101] 第2の通信ユニット436は、第2のデバイス106との間の外部通信を可能にすることができる。例えば、第2の通信ユニット436は、第2のデバイス106が通信経路104により第1のデバイス102と通信できるようにすることができる。
[0102] また、第2の通信ユニット436は、通信経路104へのエンドポイント又は端末装置になるように限定されず、第2のデバイス106が通信経路104の一部として機能できるようにする通信ハブとして機能することもできる。第2の通信ユニット436は、通信経路104との対話のためにマイクロエレクトロニクス又はアンテナなどの能動及び受動部品を含むことができる。
[0103] 第2の通信ユニット436は第2の通信インターフェース450を含むことができる。第2の通信インターフェース450は、第2の通信ユニット436と第2のデバイス106内の他の機能ユニットとの間の通信に使用することができる。第2の通信インターフェース450は、他の機能ユニットから情報を受信できるかあるいは他の機能ユニットに情報を伝送することができる。
[0104] 第2の通信インターフェース450は、どの機能ユニットが第2の通信ユニット436とインターフェースされているかによって異なる実施形態を含むことができる。第2の通信インターフェース450は、第2の制御インターフェース444の実施形態と同様の技術及び技法によって実現することができる。
[0105] 第1の通信ユニット416は、第1のデバイス伝送408において第2のデバイス106に情報を送信するために通信経路104と結合することができる。第2のデバイス106は、通信経路104の第1のデバイス伝送408から第2の通信ユニット436で情報を受信することができる。
[0106] 第2の通信ユニット436は、第2のデバイス伝送410において第1のデバイス102に情報を送信するために通信経路104と結合することができる。第1のデバイス102は、通信経路104の第2のデバイス伝送410から第1の通信ユニット416で情報を受信することができる。電子システム100は、第1の制御ユニット412、第2の制御ユニット434、又はこれらの組み合わせによって実行することができる。
[0107] 例示目的のために、第2のデバイス106は、第2のユーザインターフェース438、第2の記憶ユニット446、第2の制御ユニット434、及び第2の通信ユニット436を有する区分によって示されているが、第2のデバイス106は異なる区分を有することができることは言うまでもない。例えば、第2のソフトウェア442は、その機能の一部又は全部が第2の制御ユニット434及び第2の通信ユニット436内に入っているように異なる区分に分割することができる。また、明確には、第2のデバイス106は、図4に示されていない他の機能ユニットを含むこともできる。
[0108] 第1のデバイス102内の機能ユニットは、他の機能ユニットとは独立して個別に機能することができる。第1のデバイス102は、第2のデバイス106及び通信経路104から独立して個別に機能することができる。
[0109] 第2のデバイス106内の機能ユニットは、他の機能ユニットとは独立して個別に機能することができる。第2のデバイス106は、第1のデバイス102及び通信経路104から独立して個別に機能することができる。
[0110] 例示目的のために、電子システム100は、第1のデバイス102及び第2のデバイス106の動作によって説明される。第1のデバイス102及び第2のデバイス106は電子システム100のモジュール及び機能のいずれかを操作できることは言うまでもない。例えば、第1のデバイス102は位置ユニット420を操作するように説明されているが、第2のデバイス106も位置ユニット420を操作できることは言うまでもない。
[0111] 第1の検出センサ452は、加速度計、磁力計、ジャイロスコープ、コンパス、スペクトル分析器、ビーコン、標高センサ、照明センサ、磁気センサ、温度計、マイクロフォン、無線信号受信機、遠隔生理学的監視装置、フォースメータ、多軸センサ、又はこれらの組み合わせを含むことができる。さらなる例において、第1の検出センサ452は、デジタルカメラ、ビデオカメラ、サーマルカメラ、暗視カメラ、赤外線カメラ、X線カメラ、又はこれらの組み合わせを含むことができる。
[0112] 第2の検出センサ454は、加速度計、磁力計、ジャイロスコープ、コンパス、スペクトル分析器、ビーコン、標高センサ、照明センサ、磁気センサ、温度計、マイクロフォン、無線信号受信機、遠隔生理学的監視装置、フォースメータ、多軸センサ、又はこれらの組み合わせを含むことができる。さらなる例において、第2の検出センサ454は、デジタルカメラ、ビデオカメラ、サーマルカメラ、暗視カメラ、赤外線カメラ、X線カメラ、又はこれらの組み合わせを含むことができる。
[0113] 第1の照明源456は、ハロゲンランプ、コンパクト形蛍光ランプ(CFL)、発光ダイオード(LED)、又はこれらの組み合わせを含むことができる。第2の照明源458は、ハロゲンランプ、コンパクト形蛍光ランプ(CFL)、発光ダイオード(LED)、又はこれらの組み合わせを含むことができる。第1のデバイス102は第1の照明源456の複数インスタンス(図示せず)を含むことができる。第2のデバイス106は第2の照明源458の複数インスタンス(図示せず)を含むことができる。
[0114] 第1の制御ユニット412は、第1の検出センサ452、第1の照明源456、又はこれらの組み合わせを操作することができる。第2の制御ユニット434は、第2の検出センサ454、第2の照明源458、又はこれらの組み合わせを操作することができる。
[0115] 次に図5を参照すると、電子システム100の第1の制御フローが示されている。電子システム100は、プレゼンテーションメカニズムを実行するためのモジュールを含むことができる。電子システム100は検出器モジュール502を含むことができる。検出器モジュール502は図2の感知要因204を検出する。より具体的には、一例として、検出器モジュール502は、感知要因204を検出するために、図2の検出センサ202、図4の位置ユニット420、又はこれらの組み合わせを含むか、これらにアクセスするか、又はその組み合わせを行うことができる。異なる一例において、検出器モジュール502は、感知要因204を検出するために、検出センサ202の複数インスタンス、位置ユニット420、又はこれらの組み合わせを含むか、これらにアクセスするか、又はその組み合わせを行うことができる。検出センサ202は、図4の第1の検出センサ452、図4の第2の検出センサ454、又はこれらの組み合わせを含むことができる。
[0116] 検出器モジュール502は、いくつかのやり方で感知要因204を検出することができる。例えば、検出器モジュール502は、図3のデバイス配向328、図3の移動方向338、現在位置340、又はこれらの組み合わせの変化に基づいて、感知要因204を検出することができる。感知要因204は、第1のデバイス102の回転、速度、位置、又はこれらの組み合わせを含むことができる。具体的な一例において、第1のデバイス102が1つの物理的位置から他の物理的位置に移動することにより現在位置340を変更すると、加速度計、ジャイロスコープ、又はこれらの組み合わせを含む検出センサ202、及び位置ユニット420、又はこれらの組み合わせは、第1のデバイス102の速度、位置、又はこれらの組み合わせという感知要因204を検出することができる。
[0117] さらなる例において、検出器モジュール502は、図3のジェスチャタイプ318に関する感知要因204を検出することができる。検出器モジュール502は、デバイス配向328、移動方向338、又はこれらの組み合わせの変化の特定のインスタンス又は複数インスタンスの組み合わせがジェスチャタイプ318の特定のインスタンスを表すことができることを示すように予めプログラムすることができる。例えば、第1のデバイス102がそれぞれ上下の移動方向338によって図3のデバイス高さ342が変化する場合、検出器モジュール502はシェイクというジェスチャタイプ318を検出することができる。異なる一例において、第1のデバイス102のデバイス配向328がピッチ軸又はロール軸に沿って1〜180度の間で変化する場合、検出器モジュール502はチルトというジェスチャタイプ318を検出することができる。
[0118] より具体的には、一例として、検出器モジュール502は、第1のデバイス102にデバイス配向328を変化させるジェスチャタイプ318により、図3の配向変化速度324、図3の配向変化度326、又はこれらの組み合わせを検出することができる。例えば、加速度計を表す検出センサ202は、ユーザがどのくらい速く第1のデバイス102をチルトしているかという配向変化速度324を検出することができる。異なる一例において、ジャイロスコープを表す検出センサ202は、ユーザがどのくらい第1のデバイス102をチルトしているかに関する図3の配向変化度326を検出することができる。
[0119] 異なる一例において、検出器モジュール502は、第1のデバイス102について、図2の表面ポイント228、図2のデバイス表面230、又はこれらの組み合わせで検出された感知要因204を検出することができる。より具体的には、一例として、感知要因204は、第1のデバイス102を取り囲むか及び/又はこれに接触する音、雑音、振動、又はこれらの組み合わせを含むことができる。検出センサ202は、第1のデバイス102を取り囲む音、雑音、又はこれらの組み合わせを検出し収集するためのマイクロフォンを含むことができる。さらなる例において、検出センサ202は、第1のデバイス102の表面ポイント228、デバイス表面230、又はこれらの組み合わせに接触する音、雑音、又はこれらの組み合わせからの可聴な力学的波動によって引き起こされた振動を収集するためのフォースメータを含むことができる。
[0120] 他の例において、感知要因204は、接触、触感、温度、湿度、光度、又はこれらの組み合わせを含むことができる。検出センサ202は、図2のプレゼンテーションコンテキスト206内の温度を検出するための温度計を含むことができる。さらなる例において、検出センサ202は、プレゼンテーションコンテキスト206内の光度の変化を検出するための照明センサを含むことができる。追加の例において、フォースメータを表す検出センサ202は、接触、触感、又はこれらの組み合わせによって第1のデバイス102の表面ポイント228、デバイス表面230、又はこれらの組み合わせに対して行われた図2のデバイス接触226を検出することができる。
[0121] 異なる一例において、感知要因204は、プレゼンテーションコンテキスト206内の複数の人々の存在、人/人々の移動、又はこれらの組み合わせを含むことができる。検出センサ202は、プレゼンテーションコンテキスト206内に存在する複数の人々を検出するための赤外線カメラを含むことができる。異なる一例において、検出センサ202は、プレゼンテーションコンテキスト206内の人又は人々の移動を追跡するために、コンピュータビジョン技術を含む、デジタルカメラ、ビデオカメラ、又はこれらの組み合わせを含むことができる。
[0122] 追加の例において、感知要因204は、高度、圧力、人のバイオメトリクス、又はこれらの組み合わせをさらに含むことができる。検出センサ202は、第1のデバイス102の高度の変化を決定するための標高センサを含むことができる。異なる一例において、検出センサ202は、人のバイオメトリクスを追跡するための生理学的監視装置を含むことができる。
[0123] さらなる例において、検出器モジュール502は、感知要因204に基づいて第1のデバイス102の他のインスタンスについて図2のデバイス存在220を検出することができる。より具体的には、一例として、検出器モジュール502は、第1のデバイス102によって放出された磁場を表す感知要因204に基づいて、デバイス存在220を検出することができる。検出センサ202は磁力計を含むことができる。第1のデバイス102の複数インスタンスはプレゼンテーションコンテキスト206内に存在する可能性がある。検出器モジュール502は、第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスによって放出された磁場を表す感知要因204を検出したことに基づいて、第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスのデバイス存在220を検出することができる。
[0124] 感知要因204の上記の異なるインスタンスは、後述する電子システム100により、図3の配色306、図3の光度レベル308、又はこれらの組み合わせを含む、図3のプレゼンテーションアレンジメント304を生成するように結合するために、検出センサ202、位置ユニット420、又はこれらの組み合わせによって検出することができる。検出器モジュール502は関係モジュール504に感知要因204を伝送することができる。
[0125] 電子システム100は、検出器モジュール502に結合できる関係モジュール504を含むことができる。関係モジュール504は、第1のデバイス102の1つのインスタンスと第1のデバイス102の他のインスタンスとの間の図2のデバイス関係214を決定する。
[0126] 関係モジュール504は、いくつかのやり方でデバイス関係214を決定することができる。例えば、関係モジュール504は、感知要因204、ジェスチャタイプ318、又はこれらの組み合わせに基づいて、図2のマスタデバイス216と図2のスレーブデバイス218との間のデバイス関係214を動的に決定することができる。より具体的には、一例として、最初にマスタデバイス216を表す第1のデバイス102は、感知要因204、ジェスチャタイプ318、又はこれらの組み合わせに基づいて、スレーブデバイス218になることができる。他の例において、最初にスレーブデバイス218を表す第1のデバイス102は、感知要因204、ジェスチャタイプ318、又はこれらの組み合わせに基づいて、マスタデバイス216になることができる。
[0127] 具体的な一例において、関係モジュール504は、第1のデバイス102の現在位置340の変化を検出したことに基づいて第1のデバイス102がマスタデバイス216になるものと決定することができる。例えばジェスチャタイプ318に基づいて第1のデバイス102を移動させることにより、関係モジュール504は、マスタデバイス216になるように移動した第1のデバイス102を示すことができる。より具体的には、一例として、第1のデバイス102の複数インスタンスが移動する場合、第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスはマスタデバイス216になることができ、静止している第1のデバイス102の1つ又は複数のインスタンスはスレーブデバイス218を表すことができる。
[0128] さらなる一例において、ジェスチャタイプ318は、スレーブデバイス218を表す第1のデバイス102のデバイス表面230上のダブルタップを表すことができる。関係モジュール504は、元々マスタデバイス216であった第1のデバイス102をスレーブデバイス218に変更しながら、スレーブデバイス218をマスタデバイス216にスイッチすることができる。
[0129] 他の例において、感知要因204は音声コマンドにすることができる。音声コマンドは事前定義することができる。例えば、ユーザは、第1のデバイス102の複数インスタンスへの音声コマンドとして「スイッチ」と言うことができる。その結果、関係モジュール504は、スレーブデバイス218をマスタデバイス216として、マスタデバイス216をスレーブデバイス218として更新することができる。
[0130] 追加の例において、感知要因204は時刻を表すことができる。より具体的には、一例として、第1のデバイス102の1つのインスタンスは朝の時間帯にマスタデバイス216を表すことができ、第1のデバイス102の他のインスタンスは夕方の時間帯にマスタデバイス216を表すことができる。時間枠次第で関係モジュール504はスレーブデバイス218になるようにマスタデバイス216をスイッチすることができ、逆の場合も同様である。関係モジュール504はグローモジュール506にデバイス関係214を伝送することができる。
[0131] 電子システム100は、検出器モジュール502に結合できるグローモジュール506を含むことができる。グローモジュール506は、第1のデバイス102上に又は第1のデバイス102により提示するプレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。第1のデバイス102は図2の照明源208の複数インスタンスを含むことができる。照明源208は、図4の第1の照明源456、図4の第2の照明源458、又はこれらの組み合わせを含むことができる。
[0132] グローモジュール506は、いくつかのやり方でプレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。例えば、グローモジュール506は、照明源208のそれぞれのインスタンスによって放出されたカラー310の複数インスタンスをブレンドするために照明源208の複数インスタンスにアクセスしたことに基づいて、プレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。異なる一例において、照明源208の複数インスタンスは照明源208の1つのインスタンスより大きいものを表すことができる。さらなる例において、グローモジュール506は、第1のデバイス102の複数インスタンスから照明源208のそれぞれのインスタンスにアクセスしたことに基づいて、プレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。
[0133] さらなる例において、グローモジュール506は、照明源208のそれぞれのインスタンスによって放出されたカラー310を制御することにより、配色306を生成することができる。より具体的には、一例として、グローモジュール506が配色306を生成する場合、グローモジュール506は、RGBカラーモデルなどのカラーモデル312に基づいて照明源208のそれぞれからカラー310の複数インスタンスをブレンドするために第1のデバイス102内の照明源208のそれぞれのインスタンスから放出すべきカラー310を制御することができる。
[0134] さらなる一例において、グローモジュール506は、第1のデバイス102の複数インスタンスからのプレゼンテーションアレンジメント304の複数インスタンスを調整することにより、図3のプレゼンテーションアンサンブル302を生成することができる。第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスは、通信経路104を介して互いに通信することができる。より具体的には、一例として、第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスのグローモジュール506は、第1のデバイス102の他のインスタンスと共用するためにプレゼンテーションアレンジメント304を伝送することができる。異なる一例において、第1のデバイス102のグローモジュール506及び図1の第2のデバイス106のグローモジュール506は、互いに共用するためにプレゼンテーションアレンジメント304を伝送することができる。プレゼンテーションアンサンブル302は、第1のデバイス102の複数インスタンスによりプレゼンテーションアレンジメント304の複数インスタンスの組み合わせを表すことができる。
[0135] 具体的な一例において、第1のデバイス102の2つのインスタンスはマスタデバイス216を表すことができる。第1のデバイス102の残りのインスタンスはスレーブデバイス218を表すことができる。スレーブデバイス218のそれぞれのインスタンスに関するプレゼンテーションアレンジメント304を変更するための順序は、事前設定できるか又はランダムにすることができる。ピッチ、ヨー、ロール、又はこれらの組み合わせのための軸に沿ってマスタデバイス216のそれぞれのインスタンスのデバイス配向328を変更することにより、グローモジュール506は、スレーブデバイス218のそれぞれのインスタンス上にプレゼンテーションアレンジメント304のブレンドしたインスタンスを提示するためにカラーモデル312のRGBチャネル比に応じてプレゼンテーションアレンジメント304の2つのインスタンスをブレンドすることができる。
[0136] 追加の例において、第1のデバイス102の3つのインスタンスはマスタデバイス216を表すことができ、第1のデバイス102の第4のインスタンスはスレーブデバイス218を表すことができる。上述のようにマスタデバイス216のそれぞれに関するデバイス配向328の変化に基づいて、グローモジュール506は、スレーブデバイス218の第4のインスタンス上にプレゼンテーションアレンジメント304のブレンドしたインスタンスを提示するためにカラーモデル312のRGBチャネル比に応じてプレゼンテーションアレンジメント304の3つのインスタンスをブレンドすることができる。この例において、マスタデバイス216のそれぞれのインスタンスは、静止している時にそれぞれ赤、緑、及び青というカラー310でプレゼンテーションアレンジメント304を提示することができ、スレーブデバイス218は静止時に白というカラー310でプレゼンテーションアレンジメント304を提示することができる。
[0137] 電子システム100がプレゼンテーションアレンジメント304の複数インスタンスをブレンドしたことに基づいてスレーブデバイス218上にプレゼンテーションアレンジメント304のブレンドしたインスタンスを提示することは、異なるデバイス上に配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせを提示する効率を改善することが見いだされている。マスタデバイス216のそれぞれのインスタンスからプレゼンテーションアレンジメント304のそれぞれのインスタンスを伝送し決定することにより、電子システム100又はスレーブデバイス218はプレゼンテーションアレンジメント304のブレンドしたインスタンスを効率的に生成することができる。
[0138] 異なる一例において、グローモジュール506は、カラーモデル312、感知要因204、ジェスチャタイプ318、又はこれらの組み合わせに基づいて、プレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。具体的な一例において、ジェスチャタイプ318はシェイクを表すことができる。シェイクは、上下の移動方向338を有する第1のデバイスのデバイス高さ342の変化を表すことができる。より具体的には、一例として、グローモジュール506は、図3のカウント閾値346に一致するか又はそれを超える、移動方向338の図3の移動カウント344に応じてカラー310を決定したことに基づいて、プレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。第1のデバイス102によって表示すべきプレゼンテーションアレンジメント304は、カラー310の特定のインスタンスに予め対応付けられていてもよく、又は、検出された感知要因204に応じてカラー310を変更するように動的に調整してもよい。
[0139] 具体的な一例において、シェイクというジェスチャタイプ318の結果、第1のデバイス102によるデバイス高さ342の変化に関する上下の移動方向338について1という移動カウント344を得ることができる。グローモジュール506は、1という移動カウント344としてカウントするように設定されたものとして、上下の移動方向338を追跡することができる。移動カウント344がカウント閾値346より小さい場合、グローモジュール506は、黄色というカラー310を含むプレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。対照的に、移動カウント344がカウント閾値346に一致するか又はそれを超える場合、グローモジュール506は、紫というカラー310を含むようにプレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。
[0140] 他の例において、グローモジュール506は、ジェスチャタイプ318、デバイス配向328、カラーモデル312、又はこれらの組み合わせに基づいて、プレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。より具体的には、一例として、第1のデバイス102のデバイス配向328は、ジェスチャタイプ318によって引き起こされた第1のデバイス102のピッチ(pitch)、ヨー(yaw)、ロール(roll)、又はこれらの組み合わせの変化に応じて変更することができる。具体的な一例において、第1のデバイス102は、ピッチ回転、ヨー回転、ロール回転、又はこれらの組み合わせを有することができる。
[0141] 例えば、1〜360度に及ぶ図3の配向閾値330に一致するか又はそれを超えるデバイス配向328の変化に基づいて、グローモジュール506は、カラーモデル312、光度レベル308、又はこれらの組み合わせに応じてプレゼンテーションアレンジメント304を更新することができる。より具体的には、一例として、グローモジュール506は、デバイス配向328のそれぞれの程度の変化に基づいてプレゼンテーションアレンジメント304を更新することができる。他の例において、グローモジュール506は、360度回転した後又はそれぞれの完全旋回後に配色306を青から赤に変更することにより、第1のデバイス102のそれぞれの完全ヨー回転に基づいてプレゼンテーションアレンジメント304を更新することができる。
[0142] 異なる一例において、グローモジュール506は、配向閾値330の複数インスタンスを設定することができる。より具体的には、一例として、デバイス配向328が第1のデバイス102の移動により配向閾値330のそれぞれのインスタンスに一致するか又はそれを超えると、グローモジュール506は、カラー310、光度レベル308、又はこれらの組み合わせを変更することにより、プレゼンテーションアレンジメント304を更新することができる。具体的な一例において、60度という配向閾値330より小さい配向変化度326の光度レベル308は、120度という配向閾値330より小さい配向変化度326の光度レベル308より暗くなる可能性がある。
[0143] 他の例において、配向変化度326が60度という配向閾値330に一致するか又はそれを超えるが、120度という配向閾値330より小さい場合、グローモジュール506は、マゼンタというカラー310を含むようにプレゼンテーションアレンジメント304を更新することができる。対照的に、配向変化度326が120度という配向閾値330に一致するか又はそれを超えるが、180度という配向閾値330より小さい場合、グローモジュール506は、ターコイズというカラー310を含むようにプレゼンテーションアレンジメント304を更新することができる。
[0144] 異なる一例において、グローモジュール506は、デバイス高さ342、感知要因204、又はこれらの組み合わせに基づいてプレゼンテーションアレンジメント304を決定することができる。より具体的には、一例として、第1のデバイス102の複数インスタンスは互いの上に積み上げるか又は積み重ねることができる。積み重ねのレベルに基づいて、第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスに関するデバイス高さ342は異なる可能性がある。第1のデバイス102のそれぞれに関するグローモジュール506は、デバイス高さ342、現在位置340、又はこれらの組み合わせを共用することにより、相対的なデバイス高さ342を決定することができる。その結果、グローモジュール506は、デバイス高さ342の変化に応じて配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせを決定することができる。追加の例において、グローモジュール506は、第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスの最上部、最下部、側面、近隣、又はこれらの組み合わせの上に図2のデバイス接触226を有するように配置された第1のデバイス102の複数インスタンスに基づいて、プレゼンテーションアンサンブル302を生成することができる。
[0145] さらなる一例において、グローモジュール506は、デバイス接触226を表す感知要因204に基づいてプレゼンテーションアレンジメント304を決定することができる。より具体的には、一例として、デバイス接触226は、第1のデバイス102の1つのインスタンスが第1のデバイス102の他のインスタンスに物理的に接触していることを表すことができる。デバイス接触226は、第1のデバイス102の外側における表面ポイント228、デバイス表面230、又はこれらの組み合わせにおいて、定めることができる。
[0146] 具体的な一例において、グローモジュール506は、デバイス高さ342、デバイス接触226、又はこれらの組み合わせに基づいてプレゼンテーションアレンジメント304を決定することができる。例えば、第1のデバイス102の1つのインスタンスは第1のデバイス102の他のインスタンスの上に積み重ねることができる。第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスが第1のデバイス102の他のインスタンスの上に積み重ねられている場合、グローモジュール506は、下にある第1のデバイス102の光度レベル308より明るくなるか又は暗くなるように第1のデバイス102の光度レベル308を変更することができる。
[0147] 他の例において、グローモジュール506は、プレゼンテーションアレンジメント304の複数インスタンスを混合又はブレンドしたことに基づいて、プレゼンテーションアンサンブル302を生成することができる。より具体的には、一例として、プレゼンテーションアレンジメント304の複数インスタンスは、図3のポア効果314、図3のウェーブ効果316、又はこれらの組み合わせを生成するようにブレンドすることができる。ポア効果314、ウェーブ効果316、又はこれらの組み合わせは、図2のマスタデバイス216から図2のスレーブデバイス218への配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせの変更を含むことができる。
[0148] グローモジュール506は、感知要因204に基づいて、配色306の複数インスタンスを配色306の1つのインスタンスに混合することができる。グローモジュール506は、感知要因204に基づいて、光度レベル308の複数インスタンスを光度レベル308の1つのインスタンスに混合することができる。
[0149] 具体的な一例において、電子システム100は、マスタデバイス216を表す第1のデバイス102の複数インスタンスを含むことができる。さらなる一例において、電子システム100は、スレーブデバイス218を表す第1のデバイス102の複数インスタンスを含むことができる。スレーブデバイス218の複数インスタンスは並べることができる。
[0150] グローモジュール506は、スレーブデバイス218に対して配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせを混合するために、チルトというジェスチャタイプ318によってマスタデバイス216のそれぞれのインスタンスのデバイス配向328を変更して、ポア効果314を生成することができる。チルトというジェスチャタイプ318は、ピッチ軸又はロール軸に沿って回転することにより、1度から180度までデバイス配向328を変更することができる。マスタデバイス216のそれぞれのインスタンスは、配色306の異なるインスタンスを含むことができる。例えば、マスタデバイス216の1つのインスタンスは赤というカラー310を提示することができ、マスタデバイス216の他のインスタンスは緑というカラー310を提示することができる。
[0151] 上述のように、第1のデバイス102の1つのインスタンスは第1のデバイス102の他のインスタンスに通信することができる。この例について続けると、マスタデバイス216のそれぞれのインスタンスは、カラー310、デバイス配向328、又はこれらの組み合わせをスレーブデバイス218に伝送することができる。その結果、マスタデバイス216のそれぞれのインスタンスのデバイス配向328をスレーブデバイス218に向かってチルトさせることにより、グローモジュール506は、赤と緑というカラー310を混合することによりスレーブデバイス218上で表示すべき茶色というカラー310を表す配色306を生成することができる。
[0152] さらなる例において、マスタデバイス216の1つのインスタンスが、マスタデバイス216の他のインスタンスの配向変化度326より大きい配向変化度326を有しているため、より大きくチルトできる場合、より大きいチルトを有するマスタデバイス216からのカラー310は、スレーブデバイス218の配色306により強く提示することができる。より具体的には、一例として、赤というカラー310を有するマスタデバイス216がより大きくチルトされる場合、グローモジュール506は、スレーブデバイス218によって提示される、より赤みがかかった茶色であるカラー310を含む配色306を生成することができる。
[0153] グローモジュール506は、上述のようにカラーモデル312に応じて配色306の異なるインスタンスを混合することにより、ポア効果314を生成することができる。さらに、マスタデバイス216のデバイス配向328の変化に関する配向変化速度324、配向変化度326、移動方向338に基づいて、ポア効果314の図3の効果レベル322が異なる可能性がある。マスタデバイス216は、マスタデバイス216のデバイス配向328の変化に基づいて、効果レベル322、図3のプレゼンテーション方向320、又はこれらの組み合わせを制御することができる。
[0154] より具体的には、一例として、配向変化速度324が配向閾値330より小さい場合、ポア効果314の効果レベル322はスレーブデバイス218の第1のインスタンスに到達することができる。異なる一例において、配向変化速度324が配向閾値330を超える場合、ポア効果314の効果レベル322は、スレーブデバイス218の複数インスタンスの列に並べられたスレーブデバイス218の最後のインスタンスに到達することができる。
[0155] さらなる一例において、グローモジュール506は、チルトの配向変化度326に基づいて光度レベル308を変更することができる。上述のように、チルトによる配向変化度326の変化が配向閾値330より小さい場合、スレーブデバイス218上に表示された光度レベル308は、配向変化度326が配向閾値330と等しいか又はそれより大きい時の光度レベル308より小さくなる可能性がある。グローモジュール506は、デバイス配向328の配向変化度326として表されたチルト度が変化するたびにそれに応じて光度レベル308を変更することができる。
[0156] さらなる一例において、ポア効果314の結果、スレーブデバイス218の複数インスタンスが図3のプレゼンテーション方向320に応じてプレゼンテーションアレンジメント304を変更することになる可能性がある。例えば、プレゼンテーション方向320は、左から右、右から左、上から下、下から上、1つの対角端部から他の対角端部、又はこれらの組み合わせを表すことができる。プレゼンテーション方向320は、主要座標の1つの範囲に沿って主要座標の他の範囲までの方向の配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせの変化を表すことができる。
[0157] グローモジュール506はウェーブ効果316を生成することができる。第1のデバイス102の1つのインスタンスはマスタデバイス216を表すことができる。第1のデバイス102のその他のインスタンスはスレーブデバイス218を表すことができる。グローモジュール506は、マスタデバイス216のデバイス配向328の変化に基づいてスレーブデバイス218のそれぞれのインスタンス上にプレゼンテーションアレンジメント304をランダム順に提示することにより、ウェーブ効果316を生成することができる。
[0158] より具体的には、一例として、マスタデバイス216は、デバイス配向328の変化に基づいて、スレーブデバイス218のプレゼンテーションアレンジメント304の提示を制御することができる。例えば、ピッチ軸に沿ったデバイス配向328の変化に基づいて、グローモジュール506はスレーブデバイス218の配色306を変更することができる。ロール軸に沿ったデバイス配向328の変化に基づいて、グローモジュール506は、光度レベル308を変更するかあるいはスレーブデバイス218のどのインスタンスがプレゼンテーションアレンジメント304を提示するかを決定することができる。
[0159] グローモジュール506は、スレーブデバイス218のそれぞれのインスタンスが異なる時間枠にプレゼンテーションアレンジメント304を提示できるように、ウェーブ効果316を生成することができる。より具体的には、一例として、スレーブデバイス218のそれぞれのインスタンスは、スレーブデバイス218の前のインスタンスがプレゼンテーションアレンジメント304の提示を完了しない限り、スレーブデバイス218のその後のインスタンスがプレゼンテーションアレンジメント304を提示しないように、時間遅延を伴うプレゼンテーションアレンジメント304を提示することができる。さらなる例において、グローモジュール506は、プレゼンテーションアレンジメント304をオン又はオフにすることにより、第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスに関する図3のプレゼンテーション持続期間334を制御することができる。例えば、グローモジュール506により、マスタデバイス216はスレーブデバイス218の配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせを設定することができる。
[0160] 電子システム100がジェスチャタイプ318、デバイス配向328、又はこれらの組み合わせに基づいてプレゼンテーションアレンジメント304を生成することは、プレゼンテーションアレンジメント304を調整する正確さを改善することが見いだされている。デバイス配向328に基づいてプレゼンテーションアレンジメント304の調整の程度をきめ細かく制御することにより、電子システム100は、配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせをブレンドすることができる。その結果、電子システム100は、第1のデバイス102、電子システム100、又はこれらの組み合わせを使用するユーザエクスペリエンスの強化のために望ましいプレゼンテーションアレンジメント304を決定する正確さを改善することができる。
[0161] 異なる一例において、グローモジュール506は、第1のデバイス102のピッチ軸、ヨー軸、ロール軸、又はこれらの組み合わせに沿って旋回する第1のデバイス102によって変更されたデバイス配向328に基づいて、プレゼンテーションアレンジメント304を更新することができる。例えば、第1のデバイス102は、デバイス配向328を360度以上から変更することにより、複数軸に沿って旋回することができる。スレーブデバイス218の複数インスタンスが存在する場合、グローモジュール506は、マスタデバイス216の旋回に基づいてスレーブデバイス218のそれぞれのインスタンスのプレゼンテーションアレンジメント304を変更することができる。
[0162] より具体的には、一例として、マスタデバイス216の配色306は赤というカラー310にすることができる。マスタデバイス216が完全回転を完了した後、グローモジュール506は、赤というカラー310を表すようにスレーブデバイス218の配色306を更新することができる。その上、スレーブデバイス218の第1のインスタンスが完全回転を完了した後、グローモジュール506は、第1のデバイス102の1つのインスタンスから第1のデバイス102の他のインスタンスへのカラー310の移動を示すために赤というカラー310を表すようにスレーブデバイス218の第2のインスタンスの配色306を更新することができる。
[0163] 他の例において、グローモジュール506は、配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせをブレンドしたことに基づいて、プレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。より具体的には、一例として、上述のように、第1のデバイス102は照明源208の複数インスタンスを含むことができる。具体的な一例において、照明源208の数は4を表すことができる。照明源208のそれぞれのインスタンスは、配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせについて互いに異なるインスタンスを提示することができる。
[0164] さらなる一例において、グローモジュール506は、プレゼンテーションコンテキスト206、図3のプレゼンテーションソース348、感知要因204、又はこれらの組み合わせに基づいて、プレゼンテーションアレンジメント304を決定することができる。例えば、プレゼンテーションソース348は日没の画像を表すことができる。画像認識アルゴリズム、コンピュータビジョン技術、又はこれらの組み合わせに基づいて、グローモジュール506は、カラー310をブレンドして、日没のカラー310の濃淡を表すプレゼンテーションアレンジメント304を生成するために、照明源208のそれぞれのインスタンスの配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせを調整することができる。より具体的には、一例として、グローモジュール506は、配色306をブレンドして、プレゼンテーションソース348に提示されたように日没を表すために、照明源208のそれぞれのインスタンスによって放出されたカラーモデル312の色相、彩度、明度、値、又はこれらの組み合わせを制御することにより、配色306を調整することができる。
[0165] 異なる一例において、プレゼンテーションコンテキスト206は第1のデバイス102を取り囲む環境を表すことができる。より具体的には、一例として、プレゼンテーションコンテキスト206は浜辺での日の出を表すことができる。プレゼンテーションコンテキスト206内で第1のデバイス102を取り囲むカラー310を検出したことに基づいて、グローモジュール506は、日没に関する配色306を生成することに関して述べたものと同様に、カラー310をブレンドして日の出のカラー310の濃淡を表すプレゼンテーションアレンジメント304を生成するために、照明源208のそれぞれのインスタンスの配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせを調整することができる。
[0166] 電子システム100が照明源208のそれぞれのインスタンスから配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせを調整したことに基づいてプレゼンテーションアレンジメント304を生成することは、プレゼンテーションアレンジメント304の正確さを改善することが発見されている。照明源208のそれぞれのインスタンスの出力を制御することにより、電子システム100は、プレゼンテーションコンテキスト206、プレゼンテーションソース348、又はこれらの組み合わせによって提示されたカラー310を正確に収集することができる。その結果、電子システム100は、第1のデバイス102、電子システム100、又はこれらの組み合わせを使用するユーザエクスペリエンスを改善することができる。
[0167] 他の例において、グローモジュール506は、第1のデバイス102の複数インスタンス間の図2のデバイス近接222に基づいて、プレゼンテーションアレンジメント304をブレンドすることができる。第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスは、磁気センサを表す検出センサ202を含むことができる。第1のデバイス102の存在を検出する磁気センサにアクセスしたことに基づいて、グローモジュール506は、第1のデバイス102のそれぞれのインスタンス間の図2のデバイス距離224を含むデバイス近接222を決定することができる。
[0168] 例えば、グローモジュール506は、感知要因204に基づいてプレゼンテーションアレンジメント304の図3のブレンドレベル332を調整することができる。より具体的には、一例として、グローモジュール506は、デバイス近接222に基づいてプレゼンテーションアレンジメント304のブレンドレベル332を調整することができる。具体的な一例において、グローモジュール506は、第1のデバイス102の1つのインスタンスと第1のデバイス102の他のインスタンスとの間のデバイス距離224の変化に基づいて、ブレンドレベル332を調整することができる。グローモジュール506は、第1のデバイス102の複数インスタンスのデバイス近接222に基づいて照明源208のそれぞれのインスタンスからの配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせを変更することにより、ブレンドレベル332を調整することができる。
[0169] より具体的には、一例として、第1のデバイス102の2つのインスタンスはプレゼンテーションコンテキスト206に提示することができる。第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスは配色306について互いに異なるインスタンスを提示することができる。例えば、第1のデバイス102の1つのインスタンスは青というカラー310を含む配色306を提示することができる。第1のデバイス102の他のインスタンスは赤というカラー310を含む配色306を提示することができる。
[0170] この例について続けると、第1のデバイス102の2つのインスタンス間のデバイス距離224が減少すると、グローモジュール506は第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスに関するブレンドレベル332を調整することができる。より具体的には、一例として、青という配色306を提示する第1のデバイス102は赤というカラー310についてより多くのインスタンスをブレンドすることができ、赤という配色306を提示する第1のデバイス102は青というカラー310についてより多くのインスタンスをブレンドすることができる。第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスのデバイス表面230に沿ってデバイス接触226を有することにより、第1のデバイス102の2つのインスタンスが互いに隣接している場合、グローモジュール506は、青と赤というカラー310を組み合わせることにより、紫という配色306を生成するようにブレンドレベル332を調整することができる。
[0171] この例について続けると、第1のデバイス102の2つのインスタンス間のデバイス距離224が増加すると、グローモジュール506はブレンドレベル332を更新することができる。より具体的には、一例として、青という配色306を提示する第1のデバイス102は赤というカラー310についてより少ないインスタンスをブレンドすることができ、赤という配色306を提示する第1のデバイス102は青というカラー310についてより少ないインスタンスをブレンドすることができる。デバイス距離224の特定のインスタンスでは、第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスは、カラー310の異なるインスタンスをブレンドする前に、カラー310の元のインスタンスを含む配色306を提示することができる。
[0172] 異なる一例において、グローモジュール506は、第1のデバイス102の複数インスタンス間のバンプを表す感知要因204を検出したことに基づいて、プレゼンテーションアレンジメント304を変更することができる。バンプは、ある力(ニュートン)である期間の間、第1のデバイス102の表面又は外側において行われる第1のデバイス102の複数インスタンス間のデバイス接触226を表すことができる。この力はゼロニュートンより大きいものを表すことができ、期間はゼロより長い時間にすることができる。
[0173] バンプによるデバイス接触226に基づいて、グローモジュール506はフラッシュのプレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。フラッシュは、図3の持続期間閾値336に一致するか又はそれ未満のプレゼンテーション持続期間334の間、配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせを含む発光を表すことができる。グローモジュール506は、フラッシュを含むプレゼンテーションアレンジメント304を連続的に放出するために、フラッシュを繰り返し生成することができる。
[0174] 異なる一例において、グローモジュール506は、バンプを検出した後にプレゼンテーションアレンジメント304を更新することができる。より具体的には、一例として、バンプによるデバイス接触226のそれぞれのインスタンスの場合、グローモジュール506は、配色306の輝度を増減することにより、光度レベル308を変更することができる。
[0175] 他の例において、グローモジュール506は、可聴機械的波動を表す感知要因204に基づいて、プレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。より具体的には、一例として、可聴機械的波動は音楽からの音を表すことができる。音楽は、ビート、テンポ、メロディ、又はこれらの組み合わせを含むことができる。ビート、テンポ、メロディ、又はこれらの組み合わせに基づいて、グローモジュール506は、第1のデバイス102上に表示された配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせを変更することにより、プレゼンテーションアレンジメント304を調整することができる。
[0176] さらなる一例において、グローモジュール506は、第1のデバイス102の複数インスタンスのうちの第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスからのプレゼンテーションアレンジメント304を変更することにより、プレゼンテーションアンサンブル302を調整することができる。より具体的には、一例として、グローモジュール506は、音楽のそれぞれのビートごとにカラー310を変更することにより、配色306を更新することができる。異なる一例において、グローモジュール506は、音楽のそれぞれのビートごとに配色306の輝度を変更することにより、光度レベル308を更新することができる。グローモジュール506は対話式モジュール508にプレゼンテーションアレンジメント304を伝送することができる。
[0177] 電子システム100は、グローモジュール506に結合できる対話式モジュール508を含むことができる。対話式モジュール508は第1のデバイス102に関する情報を共用する。例えば、対話式モジュール508は、様々なタイプの第1のデバイス102に対してデバイス状況212を共用することができる。第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスは、モバイル通信デバイス、モバイルエンターテインメントデバイス、又はこれらの組み合わせを表すことができる。
[0178] 対話式モジュール508は、いくつかのやり方でデバイス状況212を共用することができる。例えば、対話式モジュール508は、モバイル通信デバイス、モバイルエンターテインメントデバイス、又はこれらの組み合わせを含む第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスに対してデバイス関係214を含むデバイス状況212を共用することができる。より具体的には、一例として、対話式モジュール508は、第1のデバイス102のどのインスタンスがマスタデバイス216又はスレーブデバイス218を表すことができるかを示すデバイス状況212を共用することができる。
[0179] 異なる一例において、対話式モジュール508は、モバイル通信デバイス、モバイルエンターテインメントデバイス、又はこれらの組み合わせを含む第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスに対して、上述のプレゼンテーションアレンジメント304の様々な組み合わせを含むデバイス状況212を共用することができる。より具体的には、一例として、対話式モジュール508は、モバイルエンターテインメントデバイスによって放出されたカラー310、ブレンドレベル332、又はこれらの組み合わせを示すために、モバイル通信デバイス、モバイルエンターテインメントデバイス、又はこれらの組み合わせに対して配色306を共用することができる。
[0180] 他の例において、対話式モジュール508は、モバイル通信デバイス、モバイルエンターテインメントデバイス、又はこれらの組み合わせを含む第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスに対して、検出された感知要因204のそれぞれ又はこれらの組み合わせを含むデバイス状況212を共用することができる。より具体的には、一例として、対話式モジュール508は、第1のデバイス102の1つのインスタンスに対して、第1のデバイス102の他のインスタンスのデバイス配向328、移動方向338、又はこれらの組み合わせを共用することができる。
[0181] さらなる例において、対話式モジュール508は、デバイス関係214、プレゼンテーションアレンジメント304、感知要因204、又はこれらの組み合わせを、モバイル通信デバイス、モバイルエンターテインメントデバイス、又はこれらの組み合わせを含む第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスと同期させることができる。より具体的には、一例として、対話式モジュール508は、配色306の同じインスタンスを提示するために、第1のデバイス102の複数インスタンス間でプレゼンテーションアレンジメント304を同期させることができる。
[0182] 異なる一例において、第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスはプレゼンテーションアレンジメント304の異なるインスタンスを提示することができる。対話式モジュール508は、プレゼンテーションアンサンブル302の生成のために、第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスとは異なるプレゼンテーションアレンジメント304のインスタンス同士を同期させることができる。より具体的には、一例として、プレゼンテーションソース348は日没の画像を表すことができる。プレゼンテーションアレンジメント304の異なるインスタンス同士を同期させることにより、上述のように、グローモジュール506は、第1のデバイス102のどのインスタンスが日没画像の一部を表すかに関するプレゼンテーションアレンジメント304を決定することができる。
[0183] デバイス配向328を変更することによる第1のデバイス102の移動からの物理的変形の結果、電子システム100の動作に基づいて、第1のデバイス102を使用する人々、表示されるプレゼンテーションアレンジメント304、又はこれらの組み合わせなどの物理的世界が移動することになる。物理的世界の移動が発生すると、その移動自体は、電子システム100の連続動作のため並びに物理的世界の移動の継続のために、プレゼンテーションアレンジメント304の更新、プレゼンテーションアンサンブル302の生成、又はこれらの組み合わせの際に変換して戻される追加の情報を作成する。
[0184] 図4の第1のデバイス102の図4の第1のソフトウェア426は、電子システム100のためのモジュールを含むことができる。例えば、第1のソフトウェア426は、検出器モジュール502、関係モジュール504、グローモジュール506、及び対話式モジュール508を含むことができる。図4の第1の制御ユニット412は、リアルタイムで動的に第1のソフトウェア426を実行することができる。
[0185] 第1の制御ユニット412は、検出器モジュールが感知要因204を検出するために第1のソフトウェア426を実行することができる。第1の制御ユニット412は、関係モジュール504がデバイス関係214を決定するために第1のソフトウェア426を実行することができる。第1の制御ユニット412は、グローモジュール506がプレゼンテーションアレンジメント304を生成するために第1のソフトウェア426を実行することができる。第1の制御ユニット412は、対話式モジュール508がデバイス状況212、プレゼンテーションアレンジメント304、感知要因204、又はこれらの組み合わせを共用するために第1のソフトウェア426を実行することができる。
[0186] 図4の第2のデバイス106の図4の第2のソフトウェア442は、電子システム100のためのモジュールを含むことができる。例えば、第2のソフトウェア442は、検出器モジュール502、関係モジュール504、グローモジュール506、及び対話式モジュール508を含むことができる。図4の第2の制御ユニット434は、リアルタイムで動的に第2のソフトウェア442を実行することができる。
[0187] 第2の制御ユニット434は、検出器モジュールが感知要因204を検出するために第2のソフトウェア442を実行することができる。第2の制御ユニット434は、関係モジュール504がデバイス関係214を決定するために第2のソフトウェア442を実行することができる。第2の制御ユニット434は、グローモジュール506がプレゼンテーションアレンジメント304を生成するために第2のソフトウェア442を実行することができる。第2の制御ユニット434は、対話式モジュール508がデバイス状況212、プレゼンテーションアレンジメント304、感知要因204、又はこれらの組み合わせを共用するために第2のソフトウェア442を実行することができる。
[0188] 電子システム100のモジュールは、第1のソフトウェア426と第2のソフトウェア442との間で区分することができる。第2のソフトウェア442は関係モジュール504と対話式モジュール508を含むことができる。第2の制御ユニット434は、前に説明したように第2のソフトウェア442上で区分されたモジュールを実行することができる。
[0189] 第1のソフトウェア426は検出器モジュール502とグローモジュール506を含むことができる。第1の記憶ユニット414のサイズに基づいて、第1のソフトウェア426は電子システム100の追加のモジュールを含むことができる。第1の制御ユニット412は、前に説明したように第1のソフトウェア426上で区分されたモジュールを実行することができる。
[0190] 第1の制御ユニット412は、通信経路104を介して第2のデバイス106との間で感知要因204、プレゼンテーションアレンジメント304、デバイス関係214、又はこれらの組み合わせを通信するように図4の第1の通信ユニット416を操作することができる。第1の制御ユニット412は、位置ユニット420を操作するように第1のソフトウェア426を操作することができる。第2の制御ユニット434は、通信経路104を介して第1のデバイス102との間で感知要因204、プレゼンテーションアレンジメント304、デバイス関係214、又はこれらの組み合わせを通信するように第2の通信ユニット436を操作することができる。
[0191] 電子システム100は一例としてモジュール機能又は順序を説明する。モジュールは異なる区分に分割することができる。例えば、検出器モジュール502とグローモジュール506は結合することができる。それぞれのモジュールは、他のモジュールとは独立して個別に動作することができる。さらに、1つのモジュール内で生成されたデータは、互いに直接結合されることなく、他のモジュールによって使用することができる。例えば、1つのモジュールは他のモジュールから感知要因204を受信することができる。さらに、「通信」又は「伝送」は、生成されたデータを相互間で送信、受信、又はこれらの組み合わせを行うことを含むことができる。
[0192] 本出願に記載されているモジュールは、第1の制御ユニット412又は第2の制御ユニット434においてハードウェア実施形態又はハードウェアアクセラレータにすることができる。また、これらのモジュールは、第1のデバイス102又は第2のデバイス106内であって、それぞれ第1の制御ユニット412又は第2の制御ユニット434の外部においてハードウェア実施形態又はハードウェアアクセラレータにすることもできる。本出願に記載されているモジュールは、第1の制御ユニット412又は第2の制御ユニット434においてハードウェア実施形態又はハードウェアアクセラレータにすることができる。
[0193] また、これらのモジュールは、図4に描写されているように、第1のデバイス102又は第2のデバイス106内であって、それぞれ第1の制御ユニット412又は第2の制御ユニット434の外部においてハードウェア実施形態又はハードウェアアクセラレータにすることもできる。しかしながら、第1の制御ユニット412、第2の制御ユニット434、又はこれらの組み合わせはまとめて、これらのモジュールのためのすべてのハードウェアアクセラレータと呼ぶことができることは言うまでもない。さらに、第1の制御ユニット412、第2の制御ユニット434、又はこれらの組み合わせは、ソフトウェア、ハードウェア、又はこれらの組み合わせとして実現することができる。
[0194] 本出願に記載されているモジュールは、第1の制御ユニット412、第2の制御ユニット434、又はこれらの組み合わせによって実行するために非一時的コンピュータ可読媒体上に記憶された命令として実現することができる。非一時的コンピュータ媒体としては、図4の第1の記憶ユニット414、図4の第2の記憶ユニット446、又はこれらの組み合わせを含むことができる。非一時的コンピュータ可読媒体としては、ハードディスクドライブ、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、ソリッドステート記憶装置(SSD)、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)、又はユニバーサルシリアルバス(USB)フラッシュメモリデバイスなどの不揮発性メモリを含むことができる。非一時的コンピュータ可読媒体は、電子システム100の一部として統合するか又は電子システム100の取り外し可能部分として取り付けることができる。
[0195] 次に図6を参照すると、本発明のさらなる一実施形態における電子システム100の操作の方法600のフローチャートが示されている。方法600は、ブロック602でプレゼンテーションコンテキスト内の感知要因を検出することと、ブロック604でデバイスの複数インスタンス間のデバイス関係を確立するために感知要因に基づいてデバイス関係を決定することと、ブロック606でデバイス上に提示するためにデバイス関係に応じた光度レベルで配色を提示するために制御ユニットによりプレゼンテーションアレンジメントを生成することとを含む。
[0196] 結果として得られる方法、プロセス、装置、デバイス、製品、及び/又はシステムは、直裁的で、費用対効果が大きく、複雑ではなく、非常に多機能で、正確、敏感、かつ効果的なものであり、即座で効率的かつ経済的な製造、適用、及び使用のために既知のコンポーネントを適合させることにより実現することができる。本発明の他の重要な態様は、コストの低減、システムの簡略化、及び性能の増大という歴史的傾向を有益に支持し、サービスを提供することである。その結果として、本発明の上記その他の貴重な態様は本技術の状態を少なくとも次のレベルに伸展させるものである。
[0197] 特定の最良の態様に関連して本発明について説明してきたが、多くの代替例、変更例、及び変形例が上記の説明を考慮して当業者にとって明らかになることを理解されたい。従って、本明細書に含まれる特許請求の範囲の範囲内にある、このような代替例、変更例、及び変形例をすべて包含することが意図されている。これまで本明細書に明記され、添付図面に示されているすべての事柄は、例示的かつ非限定的意味で解釈すべきものである。
[0198] 次に図7を参照すると、図1の第1のデバイス102の複数インスタンスの図3のプレゼンテーションアンサンブル302の第2の例が示されている。リップル効果702は、マスタデバイス216に対する図3のジェスチャタイプ318によって図3のプレゼンテーション方向320による複数方向の照明を引き起こすことができる場合に、スレーブデバイス218の複数インスタンスによって図3のプレゼンテーションアレンジメント304の複数インスタンスを提示することを含むことができる。具体的な一例において、マスタデバイス216は、中心、側面、範囲、上部、最下部、隅、又はこれらの組み合わせに位置することができる。
[0199] より具体的には、一例として、スレーブデバイス218の複数インスタンスは、マスタデバイス216を取り囲むことができる。さらなる例において、水域内のさざ波と同様に、リップル効果702を有するプレゼンテーションアレンジメント304は、中心にあるマスタデバイス216から始まるプレゼンテーション方向320に提示することができる。他の例において、リップル効果702を有するプレゼンテーションアレンジメント304は、第1のデバイス102の複数インスタンスによって取り囲まれた中心とは異なる位置に位置するマスタデバイス216から始まるプレゼンテーション方向320に提示することができる。プレゼンテーション方向320は、リップルと同様にマスタデバイス216からスレーブデバイス218の複数インスタンスに広がることができる。
[0200] プレゼンテーション境界704は、第1のデバイス102を取り囲む第1のデバイス102の複数インスタンスとして定義される。例えば、プレゼンテーション境界704は、中心の360度の主要方向に第1のデバイス102を取り囲むことができる。例えば、プレゼンテーション境界704は、360度未満の主要方向に第1のデバイス102を取り囲むことができ、従って、マスタデバイス216を完全に取り囲まず、スレーブデバイス218がリップル効果702を受けない主要方向が残ることになる。プレゼンテーション境界704は第1のデバイス102の複数インスタンスの配置を表すことができる。プレゼンテーション境界704の形状は、多角形、円形、無定形形状、又はこれらの組み合わせを含むことができる。上述のように、スレーブデバイス218の複数インスタンスはプレゼンテーション境界704を形成して、マスタデバイス216を取り囲むことができる。プレゼンテーション境界704の1つのインスタンスは、マスタデバイス216を取り囲むプレゼンテーション境界704の層を作成して、より大きいプレゼンテーション境界704の他のインスタンスによって取り囲むことができる。
[0201] 例えば、第1のデバイス102の複数インスタンスは7行×7列に物理的にレイアウトすることができる。異なる一例において、第1のデバイス102の複数インスタンスは10行×10列に物理的にレイアウトすることができる。異なる一例において、第1のデバイス102の複数インスタンスは9行×9列に物理的にレイアウトすることができる。さらなる例において、リップル効果702は、プレゼンテーション境界704のそれぞれのインスタンスについて独立して、あるいは図3の配色306、図3の光度レベル308、又はこれらの組み合わせの異なるインスタンスを有するプレゼンテーション境界704の複数インスタンスについて同時に又は一時に、そのプレゼンテーションアレンジメント304を提示することを含むことができる。
[0202] ライン効果706は、マスタデバイス216に対するジェスチャタイプ318によってスレーブデバイス218の複数インスタンスの1行又は1列による照明を引き起こすことができる場合に、スレーブデバイス218の複数インスタンスによってプレゼンテーションアレンジメント304の複数インスタンスを提示することを含むことができる。例えば、第1のデバイス102の複数インスタンスは9行×9列に物理的にレイアウトすることができる。より具体的には、一例として、第1のデバイス102の複数インスタンスの各行は9台の第1のデバイス102を含むことができる。同様に、第1のデバイス102の複数インスタンスの各列は9台の第1のデバイス102を含むことができる。
[0203] 例えば、ライン効果706は、第1のデバイス102の複数インスタンスの1行が同時に又は一時にプレゼンテーションアレンジメント304を提示することを含むことができる。他の例において、ライン効果706は、第1のデバイス102の複数インスタンスの1列が同時に又は一時にプレゼンテーションアレンジメント304を提示することを含むことができる。さらなる例において、ライン効果706は、それぞれの行のプレゼンテーションアレンジメント304を独立して提示すること又は複数の行のプレゼンテーションアレンジメント304を同時に又は一時に提示することを含むことができる。異なる一例において、ライン効果706は、それぞれの列のプレゼンテーションアレンジメント304を独立して提示すること又は複数の列のプレゼンテーションアレンジメント304を同時に又は一時に提示することを含むことができる。
[0204] 追加の例において、リップル効果704、ライン効果706、又はこれらの組み合わせと図3のウェーブ効果316を組み合わせることができる。より具体的には、一例として、プレゼンテーションアレンジメント304の複数行及び複数列のそれぞれ又は組み合わせはランダム順に提示することができる。プレゼンテーションアンサンブル302は、図3のポア効果314、ウェーブ効果316、リップル効果702、ライン効果706、又はこれらの組み合わせを含むことができ、これらを有して提示することができる。
[0205] プレゼンテーション経路708は、起点デバイス710からターゲットデバイス712にプレゼンテーションアレンジメント304を伝送するために電子システム100によって決定された通路として定義される。起点デバイス710は、プレゼンテーション経路708が始まる場所として定義される。ターゲットデバイス712は、プレゼンテーション経路708が終わる場所として定義される。
[0206] 例えば、プレゼンテーション経路708は、ターゲットデバイス712に到達するまで、第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスについてプレゼンテーションアレンジメント304を提示する順序を表すことができる。さらなる例において、起点デバイス710は図2のマスタデバイス216を表すことができる。ターゲットデバイス712は図2のスレーブデバイス218を表すことができる。他の例において、プレゼンテーション経路708は、起点デバイス710とターゲットデバイス712との間の複数の第1のデバイス102によって作成された通路にすることができる。
[0207] プレゼンテーション経路708は最短経路714を含むことができる。最短経路714は、起点デバイス710とターゲットデバイス712との間の第1のデバイス102の数が最小になり得るプレゼンテーション経路708を表すことができる。
[0208] 次に図8を参照すると、電子システム100の第2の制御フローが示されている。第2の制御フローは、上記の図5で述べたモジュールを含むことができる。例えば、第2の制御フローは、検出器モジュール502、関係モジュール504、グローモジュール506、対話式モジュール508、又はこれらの組み合わせを含むことができる。
[0209] 例示目的のために、電子システム100は図3のプレゼンテーションアンサンブル302を生成するグローモジュール506によって説明されているが、グローモジュール506は異なる操作を行うこともできる。例えば、グローモジュール506は、メッシュネットワークを表す図1の通信経路104を介して図3のプレゼンテーションアレンジメント304を伝送することができる。より具体的には、一例として、メッシュネットワークにより、グローモジュール506は、第1のデバイス102の1つから他の第1のデバイス102にプレゼンテーションアレンジメント304を提示するための順序を確立するように図3のプレゼンテーション方向320を制御するために図7のプレゼンテーション経路708を決定することができる。
[0210] グローモジュール506はいくつかのやり方でプレゼンテーション経路708を決定することができる。上述のように、第1のデバイス102の複数インスタンスは行と列にレイアウトすることができる。同じく上述のように、グローモジュール506は、ジェスチャタイプ318、図2の感知要因204、図3のデバイス配向328、図3のカラーモデル312、又はこれらの組み合わせに基づいて、プレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。さらなる例において、グローモジュール506は、図3のポア効果314、図3のウェーブ効果316、図7のリップル効果702、図7のライン効果706、又はこれらの組み合わせを含む、プレゼンテーションアンサンブル302を提示するためのプレゼンテーション経路708を決定することができる。
[0211] グローモジュール506は、フラッディング技法、経路指定技法、最短経路ブリッジングを含む自己修復アルゴリズム、又はこれらの組み合わせを含む経路指定アルゴリズムを利用するメッシュネットワークを表す通信経路104に基づいて、プレゼンテーション経路708を決定することができる。より具体的には、一例として、グローモジュール506は、上述の経路指定アルゴリズムを使用して、図7の起点デバイス710から図7のターゲットデバイス712への図7の最短経路714を決定することにより、プレゼンテーション経路708を決定することができる。
[0212] フラッディング技法は、着信データパケットが、それが届いたものを除くすべての発信リンクを介して送信されるというコンピュータネットワーク経路指定アルゴリズムを表すことができる。経路指定技法は、メッセージがターゲットデバイス712に到達するまで第1のデバイス102の1つのインスタンスから第1のデバイス102の他のインスタンスにホップすることによりメッセージが経路に沿って伝搬されるというコンピュータネットワーク経路指定アルゴリズムを表すことができる。自己修復アルゴリズムは、起点デバイス710からターゲットデバイス712へのプレゼンテーション経路708が壊れた状態になってもメッシュネットワークを再構成することにより通信経路104の連続接続を可能にするコンピュータネットワーク経路指定アルゴリズムを表すことができる。
[0213] さらなる例において、第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスのグローモジュール506は、上述の経路指定アルゴリズムを使用して、結果的にターゲットデバイス712に到達するための最短経路714になる第1のデバイス102の次のインスタンスを選択するための最短経路714を決定することができる。グローモジュール506は、第1のデバイス102の任意のインスタンスからプレゼンテーション経路708を決定することができる。
[0214] 例えば、上述のように、第1のデバイス102の複数インスタンスは行と列にレイアウトすることができる。グローモジュール506はジェスチャタイプ318に基づいて起点デバイス710を決定することができる。より具体的には、一例として、ジェスチャタイプ318は、グローモジュール506が起点デバイス710を表すために1つの行における第1のデバイス102のインスタンスを決定するために、その行における第1のデバイス102のデバイス配向328を変更することができる。ターゲットデバイス712は、第1のデバイス102の1つをターゲットデバイス712として選択させることにより、事前定義することができる。異なる一例において、起点デバイス710、ターゲットデバイス712、又はこれらの組み合わせは、コマンド信号により、第1のデバイス102の他のインスタンス、図1の第2のデバイス106、又はこれらの組み合わせによって示すことができる。
[0215] グローモジュール506は、ターゲットデバイス712がプレゼンテーションアレンジメント304を提示するまで第1のデバイス102の1つのインスタンスから第1のデバイス102の他のインスタンスにプレゼンテーションアレンジメント304を伝送することにより、プレゼンテーション経路708を決定することができる。より具体的には、一例として、プレゼンテーションアレンジメント304がプレゼンテーション経路708に沿って第1のデバイス102の1つのインスタンスから第1のデバイス102の他のインスタンスに伝送されている間、グローモジュール506は、プレゼンテーション経路708に沿って第1のデバイス102のそれぞれのインスタンス上でプレゼンテーションアレンジメント304を提示することができる。
[0216] さらなる例において、グローモジュール506は、プレゼンテーション経路708を逆転して、起点デバイス710、ターゲットデバイス712、又はこれらの組み合わせをスイッチすることができる。より具体的には、一例として、プレゼンテーションアレンジメント304がターゲットデバイス712に伝送されると、グローモジュール506はプレゼンテーション経路708を逆転して、プレゼンテーション経路708を逆の順序で横断して起点デバイス710にプレゼンテーションアレンジメント304を戻すことができる。さらなる例において、グローモジュール506は逆の順序でプレゼンテーション経路708に沿って第1のデバイス102のそれぞれのインスタンス上でプレゼンテーションアレンジメント304を提示することができる。
[0217] 異なる一例において、グローモジュール506は、ターゲットデバイス712から起点デバイス710に戻るために、最初に横断したプレゼンテーション経路708とは異なるプレゼンテーション経路708を決定することができる。上述のように、グローモジュール506は、ターゲットデバイス712から起点デバイス710へのプレゼンテーション経路708のために最短経路714を決定することができる。さらなる例において、グローモジュール506は、プレゼンテーション経路708に沿って第1のデバイス102のそれぞれのインスタンス上でプレゼンテーションアレンジメント304を提示することができる。
[0218] 例えば、起点デバイス710はマスタデバイス216を表すことができる。ターゲットデバイス712はスレーブデバイス218を表すことができる。異なる一例において、プレゼンテーション経路708が逆転された時に、ターゲットデバイス712は起点デバイス710になることができる。さらなる例において、プレゼンテーション経路708が逆転された時に、ターゲットデバイス712はマスタデバイス216になることができ、起点デバイス710はスレーブデバイス218になることができる。
[0219] 他の例において、グローモジュール506は、プレゼンテーション経路708が壊れた状態になってもプレゼンテーション経路708を再確立することができる。より具体的には、一例として、プレゼンテーション経路708は、プレゼンテーション経路708に沿った第1のデバイス102が非活動状態又は欠落状態になった場合に壊れる可能性がある。上述の自己修復アルゴリズムに基づいて、グローモジュール506は、ターゲットデバイス712に到達するためのプレゼンテーション経路708を再確立するために第1のデバイス102の次のインスタンスを識別することができる。グローモジュール506は、ターゲットデバイス712に到達するまで再確立されたプレゼンテーション経路708に沿って第1のデバイス102のそれぞれのインスタンス上でプレゼンテーションアレンジメント304を提示することができる。グローモジュール506は、上述のようにプレゼンテーション持続期間334によって制御されたプレゼンテーション経路708に沿ってプレゼンテーションアレンジメント304を提示することができる。
[0220] グローモジュール506は、プレゼンテーションアレンジメント304の複数インスタンスを混合又はブレンドしたことに基づいて、プレゼンテーションアンサンブル302を生成することができる。より具体的には、一例として、プレゼンテーションアレンジメント304の複数インスタンスをブレンドして、図7のリップル効果702、図7のライン効果706、又はこれらの組み合わせを生成することができる。リップル効果702、ライン効果706、又はこれらの組み合わせは、図3のポア効果314、図3のウェーブ効果316、又はこれらの組み合わせについて同様に上述したように、マスタデバイス216、スレーブデバイス218、起点デバイス710、ターゲットデバイス712、又はこれらの組み合わせに関する図3の配色306、図3の光度レベル308、又はこれらの組み合わせの変化を含むことができる。
[0221] グローモジュール506は、メッシュネットワークを表す通信経路104内の第1のデバイス102の他のインスタンスに関するプレゼンテーションアレンジメント304の提示をトリガするためにチルトというジェスチャタイプ318によって第1のデバイス102の1つのインスタンスのデバイス配向328を変更することにより、リップル効果702を生成することができる。より具体的には、一例として、グローモジュール506は、図7のプレゼンテーション境界704によって取り囲まれた第1のデバイス102をトリガすることにより、リップル効果702を生成することができる。
[0222] さらなる例において、グローモジュール506は、デバイス配向328が変更された第1のデバイス102を取り囲むプレゼンテーション境界704内の第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスをトリガすることにより、リップル効果702を生成することができる。グローモジュール506は、プレゼンテーション境界704内の第1のデバイス102のそれぞれのインスタンスのプレゼンテーションアレンジメント304を同時に提示することにより、リップル効果702を生成することができる。
[0223] より具体的には、一例として、第1のデバイス102の複数インスタンスは9行×9列に物理的にレイアウトすることができる。マスタデバイス216の1つのインスタンス又は複数インスタンスは中心に位置することができる。スレーブデバイス218について9行×9列の複数インスタンスを有することにより、例えば、正方形の形状を有するプレゼンテーション境界704の複数層は中心にあるマスタデバイス216を取り囲むことができる。例えば、中心にあるマスタデバイス216に最も近いプレゼンテーション境界704はマスタデバイス216とマスタデバイス216に最も近いプレゼンテーション境界704の両方を取り囲むプレゼンテーション境界704より小さくなる。プレゼンテーション境界704は、中心にあるマスタデバイス216により近いプレゼンテーション境界704の層を取り囲むために次第により大きくなることができる。
[0224] グローモジュール506は、まずマスタデバイス216に最も近いプレゼンテーション境界704内のスレーブデバイス218のそれぞれからのプレゼンテーションアレンジメント304の同時提示をトリガすることにより、リップル効果702を生成することができる。より具体的には、一例として、グローモジュール506は、マスタデバイス216に最も近いプレゼンテーション境界704に関するプレゼンテーションアレンジメント304の提示をトリガし、その後、マスタデバイス216から次に遠い層のプレゼンテーション境界704に関するプレゼンテーションアレンジメント304の提示をトリガすることにより、リップル効果702を生成することができる。グローモジュール506は、プレゼンテーション境界704の最も遠いインスタンスが提示を完了するまで一度にプレゼンテーション境界704の1つの層のプレゼンテーションアレンジメント304を提示することにより、リップル効果702を生成することができる。
[0225] さらなる例において、グローモジュール506は、最も遠いものから最も近いものへプレゼンテーション境界704に関するプレゼンテーションアレンジメント304を提示することにより、リップル効果702を生成することができる。他の例において、グローモジュール506は、特定の順序なしに最も近いか又は最も遠いプレゼンテーション境界704でプレゼンテーションアレンジメント304を提示することにより、ランダム順にリップル効果702を生成することができる。
[0226] グローモジュール506は、プレゼンテーション境界704のそれぞれのインスタンスに関する配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせの異なるインスタンスを有するプレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。グローモジュール506は、プレゼンテーションアレンジメント304の提示をトリガするために第1のデバイス102、第2のデバイス106、又はこれらの組み合わせの他のインスタンスによってマスタデバイス216にコマンド信号を伝送することにより、リップル効果702を生成することができる。
[0227] グローモジュール506は、ジェスチャタイプ318、コマンド信号、又はこれらの組み合わせに基づいて、ライン効果706を生成することができる。例えば、上述のように、第1のデバイス102の複数インスタンスは9行×9列に物理的にレイアウトすることができる。グローモジュール506は、一度に、ランダム順に、又はこれらの組み合わせでそれぞれの行又は列に関するプレゼンテーションアレンジメント304を同時に提示することにより、ライン効果706を生成することができる。より具体的には、一例として、グローモジュール506は、ある範囲の行又は列から他の範囲の行又は列に1つずつ、ランダム順に、又はこれらの組み合わせでプレゼンテーション方向320を有するプレゼンテーションアレンジメント304を提示することにより、ライン効果706を生成することができる。他の例において、グローモジュール506は、中心の行又は列から1つ又はすべての範囲の行又は列に1つずつ、ランダム順に、又はこれらの組み合わせでプレゼンテーション方向320を有するプレゼンテーションアレンジメント304を提示することにより、ライン効果706を生成することができる。グローモジュール506は、それぞれの行又は列に関する配色306、光度レベル308、又はこれらの組み合わせの異なるインスタンスを有するプレゼンテーションアレンジメント304を生成することができる。