JP2019500819A - 通信ネットワークを介して通信端末の通信接続を確立する方法 - Google Patents

通信ネットワークを介して通信端末の通信接続を確立する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は通信ネットワーク(CN)を介した通信端末(CT)の通信接続を確立する方法に関し、CNは第1及び第2サブネットワーク(SN1、SN2)を含むサブネットワーク(SN)を有し、CTの識別の為に第1識別エンティティ(IE1)をSN1に配置し、第2識別エンティティ(IE2)をSN2に配置し、サブネットワーク識別子(SNI)をCNの各SNに割り当て、管理エンティティ(ME)をCNに配置し、2つのSNの1つへのCTの割当を管理し、SN1のIE1によりCTの識別を受信し、識別はCTを識別し、CTの識別に基づきIE1によりCTを識別し、CTへのSNIの割当に基づきMEによりCTにサブネットワークを割り当て、CTの識別に割り当てられたCTIがSN1のSNIと一致する場合にSN1を介して、又は送信された識別に割り当てられたSNIとSN1のSNIとが異なる場合にSN2を介して、CTの通信接続を確立する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数のサブネットワークを有する通信ネットワーク、特に複数のスライスを有する5G通信ネットワークにおける通信確立に関する。
第5世代モバイル技術(5G)は、概ね2020年以降から将来の通信ネットワークの要件及び技術課題に関する。データトラフィックの著しい成長及び複数レベルにおける相互ネットワーク化によって特徴付けられる完全にモバイルでかつネットワーク化された社会が、それにより取り組まれる。
5Gでは、例えば、モノのインターネット(IoT)などの新たなアプリケーション、特殊な能力、例えばより短いランタイムについて、より高い周波数の使用に課される要件を満たすために新たな無線インターフェースが必要とされ、それは4G通信ネットワークが達成できるものを超える。この場合、5Gは、高度の集中を可能とする設計を有する全てのネットワーク態様を含むエンドトゥエンドシステムとみなされる。5Gは、まだ開発されていない他の多数のアクセス技術のうちの既存の固定ネットワークアクセス技術を含む、現在のアクセスメカニズム及びそれらの可能な発展型を最大限に活用することになる。
5Gは、大きく異なる環境において、すなわち、複数のタイプのアクセス技術、マルチレイヤネットワーク、種々のタイプの通信デバイス及びユーザインタラクションなどで動作することになる。相容れない要件、例えば、フェールセーフ、ロバスト通信、低データレートでの通信又は過密エリアにおけるブロードバンド通信の広範なアプリケーションが、最適にサポートされるように図られる。そのような環境において、時間及び空間にわたってシームレスでかつ一貫性のあるユーザ体験を実現するために、5Gに対する基本的要望がある。5G通信ネットワークのオペレータについては、複数のアプリケーションを同時にサポートすることを可能とするために、最適かつ動的な態様でそれぞれの要件に使用されるリソースを適合させる必要がある。
したがって、5Gでは、一方で、通信の性能を増加させ、特に、より高いデータスループット、低い遅延、特に高い信頼性、非常に高い接続密度及びより大きな範囲の移動性を提供し、他方では、手段の最低限の潜在的な使用とともに動作中の柔軟性を増加させ、カスタマイズされた機能を提供する必要がある。この増加した性能は、大きく異なる環境を制御する能力並びにユーザの信頼、アイデンティティ及びプライバシーを保護する能力とともに期待される。
本発明の課題は、上記の要件に関して、特に5Gにおいて、通信の性能及び柔軟性を増加させるコンセプトを提供することである。
この課題は、独立請求項の構成によって達成される。従属請求項は、有利な展開に関する。
以下に提示される方法及びシステムは、様々なタイプとなり得る。個々の記載要素は、ハードウェア又はソフトウェア構成要素、例えば、種々の技術によって生産され、例えば、半導体チップ、ASIC、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、集積電気回路、電気光回路及び/又は受動部品を備える電子部品によって実施可能となる。
以下に提示するデバイス、システム及び方法は、通信ネットワークを介した情報送信に適する。この場合、通信ネットワークという用語は、信号が送信される技術的なインフラを意味する。通信ネットワークは、信号が設置型デバイスとモバイル無線ネットワーク又は固定ネットワークのプラットフォームとの間で送信及び交換される交換ネットワーク並びに信号がネットワークアクセスデバイスと通信端末との間で送信されるアクセスネットワークを実質的に含む。この場合、通信ネットワークは、モバイル無線ネットワークの構成要素及び固定ネットワークの構成要素の両方を含んでいてもよい。モバイル無線ネットワークにおいて、アクセスネットワークはエアインターフェースとも呼ばれ、通信端末、例えばモバイル電話若しくはスマートフォン又はモバイル無線アダプタを有するモバイルデバイスに通信を確立するために、例えば、モバイル無線アンテナを有する基地局(NodeB、eNodeB、無線セル)を有する。固定ネットワークにおいては、アクセスネットワークは、複数の加入者の通信端末を有線又はケーブル方式で接続するために、例えば、デジタル加入者回線接続マルチプレクサ(DSLAM)を有する。通信を、交換ネットワークを介して、更なるネットワーク、例えば他のネットワークオペレータ、例えば国際ネットワークにパスすることができる。
以下に提示するデバイス、システム及び方法は、通信ネットワーク、特に、5Gシステムアーキテクチャによる通信ネットワークにおける通信を強化することを意図しており、以下に提示される。図1に、そのような5Gシステムアーキテクチャ100の概略図を示す。5Gシステムアーキテクチャ100は、種々のアクセス技術102を介して、管理及び計測レベル106を介して管理されるインフラ及びリソースレイヤ105、活性化レイヤ104並びにアプリケーションレイヤ103を有するマルチレイヤ通信ストラクチャに接続される5G通信端末101を有するエリアを含む。
インフラ及びリソースレイヤ105は、アクセスノード、(処理及び記憶ノードを有する)クラウドノード、例えば携帯電話、可搬デバイス、CPE、機械通信モジュール及びその他の5Gデバイス、ネットワークノード並びに関連するリンクを伴う固定ネットワーク及びモバイル無線ネットワーク構成要素(「固定−モバイル集中」)を有する集中ネットワーク構造の物理的リソースを含む。5Gデバイスは、種々の及び構成可能な能力を有していてもよく、例えばリレー若しくはハブのように作用することもでき、又はそれぞれの背景に応じてコンピュータ/記憶リソースとして動作し得る。これらのリソースは、対応するアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を介して、上位レイヤ104、103並びに管理及び計測レベル106に利用可能である。性能及び構成を監視する処理は、そのようなAPIの内在的部分である。
活性化レイヤ104は、モジュラアーキテクチャのモジュールの形態に集中したネットワーク内で必要とされる機能のライブラリを含む。これらには、所望の配置の記録場所から取り出し可能であるようなソフトウェアモジュール及びネットワークの特定の部分、例えば無線アクセスに関する構成パラメータのセットによって実現される機能が含まれる。これらの機能及び能力は、この目的のために提供されるAPIを使用することによって管理及び計測レベル106による要求に応じて呼び出すことができる。特定の機能、例えば異なる性能又は特性を持つ同一の機能性の種々の実装のために、多数の変形が存在してもよい。提供される種々の程度の性能及び能力は、ネットワーク機能性を現在のネットワークにおいて可能なものよりも大幅に差別化して、例えば特定の必要性に基づいたモビリティ機能としての遊動移動性、車両移動性又は航空交通移動性を提供するのに使用可能となる。
アプリケーションレイヤ103は、ネットワークオペレータ、企業、又は5Gネットワークを使用する頂点のオペレータ若しくは第三者の特有のアプリケーション及びサービスを有する。管理及び計測レベル106へのインターフェースは、例えば、特定の、つまりは専用といえるネットワークスライスをアプリケーションに対して確立することができ、又はアプリケーションを既存のネットワークスライスに割り当てることができる。
管理及び計測レベル106は、必要なユースケース(及びビジネスモデル)を実際のネットワーク機能及びスライスに変換するための接点である。所与のアプリケーションシナリオのネットワークスライスを定義し、それらに関連するモジュラーネットワーク機能を連結し、関連する性能構成を割り当て、全てをインフラ及びリソースレイヤ105のリソースにマッピングする。管理及び計測レベル106は、これらの機能の容量及びそれらの地理的分布の拡縮も管理する。特定のユースケースでは、第三者がAPIを使用して独自のネットワークスライスを生成及び管理できるようにする能力も有していてもよい。管理及び計測レベル106の多数のタスクのために、これはモノリシックな機能ブロックではなく、種々のネットワークドメイン、例えばNFV(ネットワーク機能仮想化)、SDN(ソフトウェア定義型ネットワーク)又はSON(自己管理型ネットワーク)で達成された進歩を統合するモジュラ機能の集合である。管理及び計測レベル106は、データ支援インテリジェンスを使用して、サービスの配置及び提供の全ての態様を最適化する。
ここに示すデバイス、システム及び方法は、通信ネットワークにおける、特に以下に説明する複数のネットワークスライスを有する5G通信ネットワークにおける通信を改善することを意図している。図2に、複数のネットワークスライスを有する5G通信ネットワーク200の概略図を示す。5G通信ネットワーク200は、インフラ及びリソースレイヤ105、活性化レイヤ104及びアプリケーションレイヤ103を有する。
インフラ及びリソースレイヤ105は、ネットワークオペレータに割り当てられた全ての物理資産、つまりはサイト、ケーブル、ネットワークノードなどを含む。このレイヤ105は、全てのネットワークスライスに関する基礎を形成する。それは、特殊な物理的ユニットが多すぎることなく、可能な限り一般的に構築される。インフラ及びリソースレイヤ105は、任意のタイプのユーザ固有の実現を上位レイヤから隠し、残りのシステムは異なるスライスに対して最適な方式で使用できる結果となる。インフラ及びリソースレイヤ105の構成要素は、ハードウェア並びにそれぞれの操作に対して必要とされ今回の場合はリソースオブジェクトとして上記のレイヤにインフラ及びリソースレイヤ105として利用可能となるソフトウェア又はファームウェアに基づいている。例えば、インフラ及びリソースレイヤ105のオブジェクトは、仮想マシン、仮想リンク又は接続及び仮想ネットワーク、例えば仮想アクセスノード231、232、233、仮想ネットワークノード234、235、236、237及び仮想コンピュータノード238、239、240を含む。用語「仮想」が既に述べているように、インフラ及びリソースレイヤ105は、オブジェクトを「サービスとしてのインフラ」251の形式で、つまり次の上位レイヤ104に対して抽象化、仮想化された形式で提供する。
活性化レイヤ104は、インフラ及びリソースレイヤ105の上に配置される。それは、任意のタイプのネットワークスライスを生成し、それにより次の上位レイヤ103に対するサービスとしてのプラットフォームを提供することを可能にするために、インフラ及びリソースレイヤ105のオブジェクトを使用して、(例えば非物理的な)ソフトウェアオブジェクト/VNFの形態においてそれらに追加的な機能を加える。
ソフトウェアオブジェクトは、任意の粒度で存在し得るものであり、ネットワークスライスの小さな断片又は非常に大きな断片を有し得る。ネットワークスライスが適切な抽象化レベルで生成されるようにするために、種々の抽象化されたオブジェクト221を、集約されたオブジェクト224に変換されオブジェクトライブラリ225において次の上位のレベルで利用可能となる結合されたオブジェクト223を形成するために、活性化レイヤ104における他の抽象化されたオブジェクト及び仮想ネットワーク機能222と結合することができる。したがって、複雑性をネットワークスライスに隠すことができる。例えば、ユーザはモバイルブロードバンドスライスを生成することができ、その過程で、個々のローカルアンテナカバレッジ、バックホール接続及び特定の度合いのパラメータ化などの特定の機能を指定することを要さずにKPI(キーパフォーマンスインジケータ)のみを定義することができる。オープンな環境をサポートし、要求に応じてネットワーク機能を追加又は削除できるようにするために、活性化レイヤ104の重要な能力は、例えばSFC(サービス機能連鎖)を使用するか又はソフトウェアを変形することによってネットワークスライスにおける機能及び接続性の動的な再配置をサポートすることであり、その結果、スライスの機能性は、完全に予め定義され、ほぼ静的なソフトウェアモジュール及び動的に追加可能なソフトウェアモジュールの双方を備えることができる。
この場合、ネットワークスライスは、完全なネットワークを定義するオブジェクトのセットに基づくソフトウェア定義型エンティティであると考えることができる。活性化レイヤ104は、ネットワークスライスを提供するために必要な全てのソフトウェアオブジェクト及びオブジェクトの取り扱いに関して対応するスキルを有し得るので、このコンセプトの成功の鍵となる役割を果たす。活性化レイヤ104は、ネットワーク生成環境によって補完される一種のネットワークオペレーティングシステムであると考えられる。活性化レイヤ104の重要なタスクは、対応する抽象化レベルを定義することである。したがって、プラットフォームオペレータはそれでも物理的ノードを保持及び最適化できるが、ネットワークオペレータは彼らのネットワークスライスを設計するのに充分な自由度を有している。例えば、NodeBの追加又は交換などの日常的なタスクの性能は、ネットワーク顧客の介入なしにサポートされる。完全な電気通信ネットワークをモデル化する適切なオブジェクトの定義は、ネットワークスライス環境を開発する際の活性化レイヤ104の重要なタスクの1つである。
5Gスライスとも呼ばれるネットワークスライスは、特定の接続タイプの通信サービスを、コントロール(C)及びユーザデータ(U)レイヤを扱う特定の方法でサポートする。5Gスライスは、特定のユースケースを使用するためにともに組み合わされる、異なる5Gネットワーク機能及び特定の無線アクセス技術(RAT)設定との集合で構成される。したがって、5Gスライスは、ネットワークの全てのドメイン、例えばクラウドノード上で動作するソフトウェアモジュール、機能の柔軟な位置をサポートするトランスポートネットワークの特定の構成、特定の無線構成又は特定のアクセス技術でさえ、さらに5Gデバイスの構成に及ぶことができる。全てのスライスが同一の機能を含むわけではない。現在、モバイルネットワークにとって不可欠であると思われる幾つかの機能は、一部のスライスにおいて生じさえしなくてもよい。5Gスライスの意図は、特定のユースケースに必要とされる機能だけを提供し、他の全ての不要な機能を回避することである。スライスコンセプトの背景にある柔軟性は、既存のユースケースの拡張及び新規のユースケースの生成の両方に対して重要事項である。したがって、第三者デバイスは、カスタマイズされたサービスを提供できるように、適切なAPIを介してスライシングの特定の態様を制御するための許可を得ることができる。
アプリケーションレイヤ103は、全ての生成ネットワークスライス210b、211b、212bを有し、これらを種々のネットワークユーザ、例えば種々の顧客に「サービスとしてのネットワーク」として提供する。そのコンセプトにより、種々のユーザのための定義されたネットワークスライス210b、211b、212bを、例えば顧客のために、例えば新規のネットワークスライスエンティティ210a、211a、212aとして再利用することが可能となる。つまり、自動車用アプリケーションに割り当てられるネットワークスライス210b、211b、212bを、例えば種々の他の産業用途として使用することも可能となる。例えば、ネットワークスライスの全体の機能が同一となり得る場合でも、第1のユーザによって生成されたスライスエンティティ210a、211a、212aは、第2のユーザによって生成されたスライスエンティティから独立していてもよい。
第1の態様によれば、本発明は、通信ネットワークを介して通信端末の通信接続を確立する方法に関し、通信ネットワークは、第1のサブネットワーク及び第2のサブネットワークを有する複数のサブネットワークを有し、通信デバイスを識別するために第1の識別エンティティが第1のサブネットワークに配置されるとともに第2の識別エンティティが第2のサブネットワークに配置され、サブネットワーク識別子が通信ネットワークの各サブネットワークに割り当てられ、管理エンティティが通信ネットワークに配置され、2つのサブネットワークの1つへの通信端末の割当てを管理し、方法は、第1のサブネットワークの第1の識別エンティティによって通信端末の識別を受信するステップであって識別が通信端末を識別するステップ、通信端末の識別に基づいて第1の識別エンティティによって通信端末を識別するステップ、通信端末へのサブネットワーク識別子の割当てに基づいて管理エンティティによって通信端末にサブネットワークを割り当てるステップ、及び通信端末の識別に割り当てられたサブネットワーク識別子が第1のサブネットワークのサブネットワーク識別子に一致する場合に第1のサブネットワークを介して通信端末の通信接続を確立するステップ、又は送信された識別に割り当てられたサブネットワーク識別子と第1のサブネットワークのサブネットワーク識別子とが異なる場合に第2のサブネットワークを介して通信端末の通信接続を確立するステップを備える。
通信ネットワークのサブネットワーク構造のために、通信性能を向上させることができる。特に、より高いデータスループット、より短い遅延、特に高い信頼性、特に高い接続密度及びより広い移動領域がそれにより得られる。性能の増加とともに、大きく異なる環境は、ユーザの機密性、アイデンティティ及びプライバシーを保護する能力を加えて本方法を使用して制御される。
方法の一実施形態では、送信された識別に割り当てられたサブネットワーク識別子が第2のサブネットワークのサブネットワーク識別子である場合には、通信接続は第2のサブネットワークを介して確立される。
通信端末の第1のサブネットワークの規定の設定の場合、これには第1のサブネットワークを介して通信が行われるという効果があり、つまりは、通信端末は、当初、サブネットワークの構造及び通信ネットワークの構造に関する任意の情報を必要としない。しかしながら、例えば以前の通信からの情報が通信端末に利用可能であり、それが第2のサブネットワークに割り当てられることを示す場合、デフォルトのクエリを必要とすることなく、第2のサブネットワークを介して直ちに通信を開始することができる。
方法の一実施形態では、通信ネットワークは、第5世代(5G)又は更なる世代のネットワークであり、サブネットワークは通信ネットワークのスライスである。
これにより、5Gのネットワーク構造の全ての効果、例えばより高いデータスループットを有するより高い無線周波数、新規のアプリケーション、例えばモノのインターネット、特別な能力、例えばより短い伝搬時間を獲得することが可能となり、それらは4G通信ネットワークが達成できるものを超えている。通信ネットワークは、高度な集中での全てのネットワークの態様を含むエンドトゥエンドシステムを提供し得る。さらに、既存のアクセス機構及びそれらの可能な更なる開発を充分に使用することができる。
方法の一実施形態では、管理エンティティは、以下の割当て、すなわち、サブネットワーク識別子への、通信端末の識別、特にIMSI(国際移動体加入者識別番号)若しくはIMEI(国際移動体装置識別番号)又はeUICC(組み込みユニバーサル集積回路カード)のeID(eUICC識別子)などの通信デバイスのハードウェア識別子の割当て、及び/又は通信端末への通信サービスの割当て、及び/又は通信端末へのソフトフェアアプリケーションの割当て、及び/又は2つのサブネットワークの1つへの通信端末のオペレーティングシステムの割当ての少なくとも1つに基づいてサブネットワーク識別子を通信端末に割り当てる。
これには、複数の識別子、例えば通信サービスのIMSI、IMEI若しくはeID、ソフトウェアアプリケーション又はオペレーティングシステムに基づいて通信端末がサブネットワークに割り当てられ、より高い柔軟性が提供されるという効果がある。
サブネットワークを異なるアプリケーション又はサービスに割り当てることができるため、通信端末はさらにそれを基礎として複数のサブネットワークを介して通信することができる。サブネットワークは、異なる機能、サービス又はアプリケーションによって互いに異なる。
管理エンティティをサブネットワークと同じ通信レベル、例えば5Gレイヤモデルによるアプリケーションレイヤ上に配置することができるので、通信端末のサブネットワークへの割当ては、有利に迅速に発見することができる。したがって、例えば5Gレイヤモデルによる上位の管理及び計測レイヤに配することのできる上位のネットワーク管理に接続要求を開始する必要がない。一実施形態では、UE又は通信端末は、一部の情報に基づいて、サブネットワーク識別子によって識別可能なサブネットワークに割り当てられることができ、その結果、サブネットワークへのサブネットワーク識別子の更なる割当ては絶対的には必要でない。
方法の一実施形態では、通信端末は、第1の識別エンティティ又は第2の識別エンティティに、通信デバイスの識別を、通信端末に割り当てられたサブネットワークを示すサブネットワーク識別子とともに送信する。
これには、通信端末が通信端末を識別するために必要な全ての情報をそれぞれの識別エンティティに送信するという効果がある。
方法の一実施形態では、第1の識別エンティティは、管理エンティティに通信デバイスの識別及びサブネットワーク識別子を送信する。
これには、通信端末をサブネットワークに割り当てるために、第1の識別エンティティが、必要な情報を全て管理エンティティに送信するという効果がある。
方法の一実施形態では、割り当てるステップにおいて、管理エンティティは、第1の識別エンティティに通信デバイスの識別に割り当てられたサブネットワーク識別子を送信し、通信端末の識別に割り当てられたサブネットワーク識別子と第1のサブネットワークのサブネットワーク識別子とが異なる場合に、第1の識別エンティティは、送信されたサブネットワーク識別子を通信端末に送信するか、又は、通信端末の識別に割り当てられたサブネットワーク識別子と第1のサブネットワークのサブネットワーク識別子とが異なる場合に、第1の識別エンティティは、送信されたサブネットワーク識別子を第2の識別エンティティに送信する。
これには、通信端末をサブネットワークに柔軟に割り当てるという効果がある。割当て情報は、個々のサブネットワークではなく管理エンティティにのみ存在する必要がある。
一実施形態では、サブネットワーク識別子は、UE又は通信端末がサブネットワーク識別子も受信する場合にのみ、第2の識別エンティティに転送される。そして、第2の識別エンティティを介した照合は、第2のステップにおいて省略可能であり、方法を単純化する。
方法の一実施形態では、第2のサブネットワークを介した通信接続を確立するステップにおいて、通信端末は、第2の識別エンティティに識別を送信する。
これには、それによって通信端末の識別が第2のサブネットワークに利用可能になり、それによって後者は、通信端末を識別して認証することができる。
方法の一実施形態では、第2のサブネットワークを介して通信接続を確立するステップにおいて、第2の識別エンティティが通信端末の識別に基づいて通信端末を識別し、通信端末が識別された後に、通信端末へのサブネットワーク識別子の割当てに基づいて管理エンティティによって通信端末にサブネットワークを割り当てるステップ、及び通信端末の識別に割り当てられたサブネットワーク識別子が第2のサブネットワークのサブネットワーク識別子に一致する場合に、第2のサブネットワークを介して通信端末の通信接続を確立するステップ、又は通信端末の識別に割り当てられたサブネットワーク識別子と第2のサブネットワークのサブネットワーク識別子とが異なる場合に通信ネットワークの更なるサブネットワークを介して通信端末の通信接続を確立し、又は通信端末を拒否するステップが実行される。
これにより、再帰的接続確立を実現すること、つまりは、最初に第1のサブネットワークを介して、次に第2のサブネットワークを介して、最終的に第nのサブネットワークを介するまで接続の試行を実行することが有利に可能となる。
方法の一実施形態では、それぞれの通信接続を確立するステップにおいて、通信端末は、第1の識別エンティティ又は第2の識別エンティティにサブネットワーク識別子を送信する。これには、効率のよい通信接続を確立するために、サブネットワーク識別子及び通信端末の識別が全ての更なる通信ノードにおいて使用されることが可能となるという効果がある。
方法の一実施形態では、送信されたサブネットワーク識別子が他の通信ネットワークのサブネットワークを示す場合、それぞれの識別エンティティ又は管理エンティティは、送信されたサブネットワーク識別子に基づいて、通信端末に通信ネットワークのサブネットワークを割り当てる。
したがって、これには、それぞれの識別エンティティ又は管理エンティティによって、ローミングがそれによって効率よく実現され得るという効果がある。
方法の一実施形態では、それぞれの識別エンティティ又は管理エンティティは、他方の通信ネットワークのサブネットワークに対応する通信ネットワークのサブネットワークを通信デバイスに割り当てる。
これには、方法がホーム通信ネットワーク及び外部通信ネットワークの双方で使用され得るという効果がある。ローミングは、それによって効率よく実現される。
方法の一実施形態では、通信接続は、第1の識別エンティティによって第1のサブネットワークを介して確立され、また、通信接続は第2の識別エンティティによって第2のサブネットワークを介して確立される。
これには、各サブネットワークが通信端末に独立して通信接続を確立できるという効果がある。
第2の態様によれば、本発明は、通信ネットワークを介して通信する通信端末に関し、通信ネットワークは第1のサブネットワーク及び第2のサブネットワークを有する複数のサブネットワークを有し、通信デバイスを識別する目的のために第1の識別エンティティが第1のサブネットワークに配置されるとともに第2の識別エンティティが第2のサブネットワークに配置され、サブネットワーク識別子が通信ネットワークの各サブネットワークに割り当てられ、管理エンティティが通信ネットワークに配置され2つのサブネットワークの1つへの通信端末の割当てを管理し、通信端末は、第1のサブネットワークを介して接続確立を開始するために第1のサブネットワークの第1の識別エンティティに通信端末の識別を発信する通信インターフェースを有し、通信インターフェースは、第1のサブネットワークを介して、第2のサブネットワークに割り当てられたサブネットワーク識別子を受信するように構成され、通信インターフェースは、サブネットワーク識別子の受信に応じて、第2のサブネットワークを介して通信接続を確立するようにも構成される。
通信端末と通信する性能は、通信ネットワークのサブネットワーク構造により向上させることができる。特に、より高いデータスループット、より短い遅延、特に高い信頼性、非常に高い接続密度及びより広範囲の移動領域をそれによって得ることができる。さらに、通信端末は高度に異種の環境においても使用可能となり、そのユーザに機密性、アイデンティティ及びプライバシーを提供する。
更なる例示の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
5Gシステムアーキテクチャ100の概略図を示す図である。 複数のスライス200を有する5G通信ネットワークの概略図を示す図である。 例示の一実施形態による、通信端末301及び通信ネットワーク303を有する通信システム300の概略図を示す図である。 例示の一実施形態による、通信ネットワークを介して通信端末の通信接続を確立するための方法400の概略図を示す図である。 例示の一実施形態による、5Gネットワーク500の例を用いる通信ネットワークにおける通信端末を登録する処理の概略図を示す図である。
以下の詳細な説明において、その一部を構成し、発明が実施され得る具体的な実施形態を例示として示す添付図面が参照される。本発明のコンセプトから逸脱することなく他の実施形態も利用され、構造的又は論理的変更がなされ得ることは言うまでもない。したがって、以下の詳細な説明は、限定的に解釈されるものではない。また、ここに説明する種々の例示の実施形態の構成は、特に断りがない限り、相互に組み合わされてもよいことは言うまでもない。
図面を参照して態様及び実施形態を説明し、ここでは同様の符号は一般的に同様の要素を示す。以下の説明において、説明の目的のため、発明の1以上の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的詳細を説明する。しかし、当業者には、1以上の態様又は実施形態が具体的詳細のより低い程度で実施可能であることは明らかである。他の場合では、1以上の態様又は実施形態を説明することを容易化するために、周知の構造及び要素が模式形態で示される。本発明のコンセプトから逸脱することなく他の実施形態が利用され、構造的又は論理的変更がなされ得ることは言うまでもない。
実施形態の特定の構成又は態様は複数の実施例のうちの1つのみに関して開示されているとしても、そのような構成又はそのような態様は、所与又は特定のアプリケーションについて所望かつ有利となるような他の実施例の1以上の他の構成又は態様と組み合わされ得る。またさらに、文言「含む」、「有する」、「有している」又はそれらの他の変化形は詳細な説明又は特許請求の範囲において使用される範囲で、そのような文言は、文言「備える」と同様に包含的である。文言「結合された」及び「接続された」は、その派生語とともに使用され得る。そのような文言は、2つの要素が、それらが直接若しくは電気的な接触状態にあるか又は相互に直接物理的に接触していないかにかかわらず、相互に協働又は相互作用することを示すように使用されることは言うまでもない。さらに、文言「例として」は最良又は最適についての用語としてではなく例示としてのみ解釈されるべきである。したがって、以降の説明は、限定的に解釈されてはならない。
図3に、例示の実施形態による通信端末301及び通信ネットワーク303を有する通信システム300の概略図を示す。
通信端末301は、メッセージを通信ネットワーク303と交換して通信ネットワーク303との又はそれを介して通信端末301の接続を確立するための通信インターフェース305を備える。
通信ネットワーク303は、第1のサブネットワーク307、第2のサブネットワーク311及び第nのサブネットワーク315が例示的に示される更なるサブネットワークを有する複数のサブネットワーク307、311、315を備える。この複数のサブネットワークは、図1及び図2について上述したように、複数のスライス210b、211b、212bに対応する。通信端末301を識別するのに使用され得る第1の識別エンティティ309が、第1のサブネットワーク307に配置される。通信端末301が識別され得る第2の識別エンティティ313が、第2のサブネットワーク311に配置される。同じことが他のサブネットワークにも当てはまり、すなわち、通信端末301が識別され得る第nの識別エンティティ317が第nのサブネットワーク315に配置される。
通信ネットワーク303の各サブネットワーク307、311、315は、対応のサブネットワークを識別するサブネットワーク識別子312、314、316に割り当てられる。通信ネットワーク303は、サブネットワーク307、311、315のうちの1つへの通信端末301の割当て321を管理する管理エンティティ319も備える。
通信端末301の通信インターフェース305は、第1のサブネットワーク307を介して接続確立308を開始するために、通信端末301の識別302を第1のサブネットワーク307の第1の識別エンティティ309に送出するように設計される。
通信インターフェース305はまた、第1のサブネットワーク307を介して、例えば第2のサブネットワーク311に割り当てられ、管理エンティティによって管理される割当て321、例えば管理エンティティのテーブルに記憶され得るサブネットワーク識別子306を受信するように設計される。
通信インターフェース305はまた、サブネットワーク識別子306の受信に応じて、すなわち、第2のサブネットワーク311にサブネットワーク識別子306を割り当てる際に、第2のサブネットワーク311を介して通信接続310を確立するように設計される。サブネットワーク識別子306が他のサブネットワーク、例えば第nのサブネットワーク315に割り当てられる場合、通信インターフェース305は第nのサブネットワーク315を介して通信接続318を確立する。
通信ネットワーク303に関して、通信は、以下に説明するように確立される。
第1のサブネットワーク307の第1の識別エンティティ309は、例えば、デフォルトの識別エンティティを有するデフォルトのサブネットワークとして通信システム301に割り当てられており、通信システム301の識別302を受信する。この識別302は、通信システム301を識別する。この識別302に基づいて、第1の識別エンティティ309は、通信端末301を識別する。この場合、第1の識別エンティティ309のタスクは、LTEネットワークにおけるMME(モビリティ管理エンティティ)のものに対応し、又はそれらを備え得る。識別は、通信端末301、例えばそこにリンクされたUEのIMSI又は一時的識別構成に基づいて行われる。
そして、サブネットワークが、サブネットワーク識別子306の割当て321に基づいて管理エンティティ319によって通信端末301に割り当てられる。
通信端末301の識別302に割り当てられるサブネットワーク識別子306が第1のサブネットワーク307のサブネットワーク識別子312に一致する場合、第1のサブネットワーク307を介した通信端末301の通信接続308の確立が続く。代替として、送信された識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306及び第1のサブネットワーク307のサブネットワーク識別子312が異なる場合又は送信された識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306が第2のサブネットワーク311又は第nのサブネットワーク315のサブネットワーク識別子312に一致する場合、第2のサブネットワーク311又は他のサブネットワークを介した通信端末301の通信接続310、例えば、第nのサブネットワーク315を介した通信接続318の確立が続く。
この場合、管理エンティティ319のタスクは、LTE(ロングタームエボリューション)ネットワークにおけるHSS(ホームサブスクライバサーバ)のものに対応し、又はそれらを備えることができ、すなわち、以下の手順が、接続の確立のために通信ネットワーク303において行われ得る。
まず、管理エンティティ319は、認証のために、続いて、暗号化及びメッセージ整合性の保護などの安全関連の処理のために要求されるパラメータを提供する。これらのパラメータは、ランダム値RAND、キーKASME、認証確認XRESの期待される結果、及び認証トークンAUTNとなり得る。これら4個のパラメータは、いわゆる認証ベクトルとして、管理エンティティ319から対応のサブネットワーク307に送信され得る。
RAND及びAUTNは、第1の識別エンティティ309から、例えば、第1の通信ノード(不図示)、例えばeNodeB(基地局)を介して通信端末301、例えばUE(ユーザ機器)に送信され得る。この場合、第1の通信ノードは、通信端末301と第1の識別エンティティ309の間の通信を可能とするために、通信端末301と第1のサブネットワーク307の間に配置され得る。第1の通信ノードは、通信端末301と更なるサブネットワーク311、315との間の通信を可能とするために、更なるサブネットワーク311、315にも接続され得る。第1の通信ノードは、例えば、RAT(無線アクセス技術)、例えばWLAN、WiFi、モバイル無線エアインターフェースなどを用いて通信端末301によって到達可能となる。
通信端末301は、UICCにおいて記憶される秘密鍵から幾つかのパラメータ、例えばKASMEを同様に導出することができ、このパラメータによって、通信端末がAUTNの補助による通信ネットワーク303の認証性を確認し、特定のアルゴリズムを用いてRAND及びKASMEからからRESの値を算出することができる。そして、この値は、例えば第1の通信ノードを介して第1の識別エンティティ309に送信され得る。RESとXRESとが同じである場合、第1の識別エンティティ309は管理エンティティ319に、通信端末301の認証が肯定的に結論付けられたことを後者に通知するためのメッセージを送信する。そして、管理エンティティは、許可された接続(QoSプロファイルを有するPDS加入者コンテキスト)でこの通信端末301に対するリストを第1の識別エンティティ309に送信することができる。
そして、第1の識別エンティティ309は、通信端末301から、例えば、サービングゲートウェイ(S−GW)を介して、パケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)へのデフォルトのキャリア(例えば、IP接続)を確立し、通信端末301に登録処理の成功を通知することができる。
ここで、通信端末301は、通信ネットワーク303を介して通信を行うことができる。また、更なるキャリアについてのPDN−GW若しくは通信端末301からの接続要求又は既存のキャリアの修正が、管理エンティティ319によって受信されたデータに基づいて第1の識別エンティティ309によって認証され得る。
通信接続310は、送信された識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306が第2のサブネットワーク311のサブネットワーク識別子314である場合、第2のサブネットワーク311を介して確立され得る。
代替として、通信接続310は、送信された識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306が第nのサブネットワーク315のサブネットワーク識別子316である場合、第nのサブネットワーク315を介して確立され得る。
通信ネットワーク303は第5世代(5G)又は更なる世代のネットワークであればよく、サブネットワーク307、311及び315は図1及び図2において上述したような通信ネットワーク303のスライスとなり得る。
管理エンティティ319は、以下の割当て:通信端末301の識別302の割当て、例えば、サブネットワーク識別子306に対するIMSI若しくはIMEI又はeIDなどの通信デバイス301のハードウェア識別子への割当て、及び/又は通信端末301に対する通信サービスの割当て、及び/又は通信端末301に対するソフトウェアアプリケーションの割当て、及び/又は2つのサブネットワーク307、311のうちの1つに対する通信端末301のオペレーティングシステムの割当て、の1以上に基づいて、通信デバイス301へのサブネットワーク識別子306の割当て321を行うことができる。
サブネットワークは様々なアプリケーション又はサービスに割り当て可能となるので、通信端末301はそれにさらに基づいて複数のサブネットワーク307、311、315を介して通信を行うことができる。サブネットワークは、それらの様々な機能、サービス又はアプリケーションによって相互に異なる。
サブネットワーク識別子への通信端末301の割当てに加えて、管理エンティティ319は、例えば、管理エンティティ319のテーブル又はメモリに記憶され得るサブネットワーク307、311、315へのサブネットワーク識別子312、314、316の割当ても備え得る。
通信端末301は、通信端末301に割り当てられたサブネットワーク307、311、315を示すサブネットワーク識別子306とともに、通信デバイス301の識別302を第1の識別エンティティ309又は他の識別エンティティ313、317に送信することができる。これに応じて、第1の識別エンティティ309は、通信デバイス301の識別302及び第1のサブネットワーク307のサブネットワーク識別子312を管理エンティティ319に送信することができる。同様の機能が、他の識別エンティティ313、317にも当てはまる。
サブネットワークを通信端末301に割り当てる際に、管理エンティティ319は、通信デバイス301の識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306を第1の識別エンティティ309に送信することができる。通信端末301の識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306と第1のサブネットワーク307のサブネットワーク識別子312とが異なる場合、第1の識別エンティティ309は送信されたサブネットワーク識別子306を通信端末301に送信することができる。通信端末301の識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306と第1のサブネットワーク307のサブネットワーク識別子312とが異なる場合、第1の識別エンティティ309は送信されたサブネットワーク識別子306を第2の識別エンティティ313に送信することができる。
第2のサブネットワーク311を介して通信接続310を確立する際に、通信端末301は、識別302を第2の識別エンティティ313に送信することができる。
第2のサブネットワーク311を介して通信接続310を確立する際に、第2の識別エンティティ313は、通信端末301の識別302に基づいて通信端末301を識別することができる。通信端末301が識別された後に、以下の:通信端末301に対するサブネットワーク識別子の割当て321に基づいて、管理エンティティ319によって通信端末301へのサブネットワーク307、311、315を割り当てるステップ、及び通信端末301の識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306が第2のサブネットワーク311のサブネットワーク識別子314に一致する場合に第2のサブネットワーク311を介して通信端末の通信接続310を確立するステップが実行可能となる。代替として、通信端末301の通信接続318は通信ネットワーク303の更なるサブネットワーク315を介して確立可能となり、又は通信端末301の識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306と第2のサブネットワーク311のサブネットワーク識別子314とが異なる場合には通信デバイス301は拒否され得る。
接続確立は、ここでは再帰的であってもよい。すなわち、まず、第1のサブネットワーク307を介した通信を確立する試行が行われる。通信端末301の不適なサブネットワーク識別子306のためにこれが可能でない場合、試行は第2のサブネットワーク311を介して通信を確立するように行われる。通信端末301の不適なサブネットワーク識別子306のためにこれが可能でない場合にも、更なるサブネットワーク、例えば第nのサブネットワーク315を介した通信を確立する試行が行われる。通信端末301の不適なサブネットワーク識別子306のために最後の通信確立が可能でない場合には、通信の確立が拒否される。あるいは、通信確立は、より早く、例えば、第1、第2、第3、第nの試行失敗後に拒否されてもよい。
それぞれの通信接続308、310、318を確立する際に、通信端末301は、識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306を第1の識別エンティティ309、第2の識別エンティティ313又は第nの識別エンティティ317に送信することができる。
送信されたサブネットワーク識別子306が他の通信ネットワークのサブネットワーク、例えば外部ネットワークを示す場合、それぞれの識別エンティティ309、313、317又は管理エンティティ319は、送信されたサブネットワーク識別子306に基づいて、通信ネットワーク303のサブネットワーク307、311、315を通信端末301に割り当てることができる。ローミングは、ここではそれぞれの識別エンティティ309、313、317を介して実行され得る。訪問されるネットワークの視点から機能を説明する。この場合、それぞれの識別エンティティ309、313又は管理エンティティ319は、他の通信ネットワークのサブネットワークに対応する通信ネットワーク303のサブネットワーク307、311、315を通信デバイス301に割り当てることができる。他の通信ネットワークにおけるサブネットワークは、異なる識別子を有し得る。そこで、通信ネットワーク303におけるサブネットワークをホームネットワークにおける対応のサブネットワーク、すなわち、同じサービスを提供するホームネットワークにおけるサブネットワークに対応する通信端末301に割り当てる際に、例えば、ローミングが外部ネットワークにおいて促進され得る。この割当ては、例えばそれぞれの識別エンティティ309、313、317又は管理エンティティ319に記憶され得るルックアップテーブルを介して有効化され得る。一実施形態では、通信デバイスは、通信ネットワーク303においてローミングすることができ、そのホームネットワーク又は他の通信ネットワークにおいて、ここでは通信ネットワーク303に模擬されるスライスへの割当てを有する。
第1のサブネットワーク307を介した通信接続308は第1の識別エンティティ309によって確立可能となり、通信接続310は第2の識別エンティティ313によって第2のサブネットワーク311を介して確立可能となる。第nのサブネットワーク315を介した通信接続318は、第nの識別エンティティ317によって確立可能となる。代替として、これらの通信接続308、310、318は、通信端末301を用いても確立可能となる。
図4に、一例示の実施形態による、通信ネットワークを介して通信端末の通信接続を確立する方法400の概略図を示す。
通信ネットワークは、図3に関連して上述した通信ネットワーク303に対応し得る。つまりは、通信ネットワーク303は、複数のサブネットワーク307、311、315を含み、第1のサブネットワーク307、第2のサブネットワーク311及び第nのサブネットワーク315を有する。通信デバイス301を識別する第1の識別エンティティ309は第1のサブネットワーク307に配置され、通信デバイス301を識別する第2の識別エンティティ313は第2のサブネットワーク311に配置され、通信デバイス301を識別する第nの識別エンティティ317は第nのサブネットワーク315に配置される。サブネットワーク識別子は、通信ネットワーク303の各サブネットワーク307、311、315に割り当てられる。管理エンティティ319は、通信ネットワーク303に配置され、サブネットワーク307、311、315のうちの1つへの通信端末301の割当て321を管理する。
方法400は、第1のサブネットワーク307の第1の識別エンティティ309による通信端末301の識別302を受信するステップ401を含み、識別302は、例えば図3に関連する説明によって通信端末301を識別する。
方法400は、通信端末301の識別302に基づいて第1の識別エンティティ309によって通信端末301を識別するステップ402をさらに含む。
方法400は、通信端末301へのサブネットワーク識別子306の割当て321に基づいて、管理エンティティ319によって通信端末301にサブネットワークを割り当てるステップ403をさらに含む。
方法400は、通信端末301の識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306が第1のサブネットワーク307のサブネットワーク識別子312に一致する場合に第1のサブネットワーク307を介して通信端末301の通信接続308を確立するステップ404、又は送信された識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306と第1のサブネットワーク307のサブネットワーク識別子312とが異なる場合に第2のサブネットワーク311を介して通信端末301の通信接続310を確立するステップも含む。
送信された識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306が第2のサブネットワークのサブネットワーク識別子314の場合、通信接続310は第2のサブネットワーク315を介して確立可能となる。
通信ネットワーク303は、第5世代(5G)又は更なる世代のネットワークであってもよく、サブネットワーク307、311、315は、図1及び図2に関連して上述したように、通信ネットワーク303のスライスであってもよい。
管理エンティティ319は、例えば図3に関連して上述したように、以下の割当て:サブネットワーク識別子306への、通信端末301の識別302、特にIMSI若しくはIMEI又はeIDなど通信デバイス301のハードウェア識別子の割当て、及び/又は通信端末301への通信サービスの割当て、及び/又は通信端末301へのソフトフェアアプリケーションの割当て、及び/又は2つのサブネットワーク307、311の1つへの通信端末301のオペレーティングシステムの割当て、の少なくとも1つに基づいて、通信端末301へのサブネットワーク識別子306の割当て321を行うことができる。
通信端末301は、例えば図3に関連して上述したように、通信端末301に割り当てられたサブネットワーク307、311、315を示すサブネットワーク識別子306とともに、通信デバイス301の識別302を、第1の識別エンティティ309、第2の識別エンティティ313又は第nの識別エンティティ317に送信することができる。
例えば図3に関連して上述したように、第1の識別エンティティ309は、管理エンティティ319に通信デバイス301の識別302及び第1のサブネットワーク307のサブネットワーク識別子312を送信できる。
割り当てるステップ403において、管理エンティティ319は、第1の識別エンティティ309に通信デバイス301の識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306を送信することができる。通信端末301の識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306と第1のサブネットワーク307のサブネットワーク識別子312とが異なる場合に、第1の識別エンティティ309は、送信されたサブネットワーク識別子306を通信端末301に送信できる。あるいは、例えば図3に関連して上述したように、通信端末301の識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306と第1のサブネットワーク307のサブネットワーク識別子312とが異なる場合に、第1の識別エンティティ309は、送信されたサブネットワーク識別子306を第2の識別エンティティ313に送信できる。
例えば図3に関連して上述したように、第2のサブネットワーク311を介した通信接続310を確立するステップ404において、通信端末301は、第2の識別エンティティ313に識別302を送信できる。
例えば図3に関連して上述したように、第2のサブネットワーク311を介した通信接続310を確立するステップ404において、第2の識別エンティティ313は、通信端末301の識別302に基づいて通信端末301を識別できる。
例えば図3に関連して上述したように、通信端末301が識別された後、以下の更なるステップ:通信端末301へのサブネットワーク識別子の割当て321に基づいて管理エンティティによって通信端末301にサブネットワーク307、311、315を割り当てるステップ、及び通信端末301の識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306が第2のサブネットワーク311のサブネットワーク識別子314に一致する場合に、第2のサブネットワーク311を介して通信端末の通信接続310を確立するステップ、又は通信端末301の識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306と第2のサブネットワーク311のサブネットワーク識別子314とが異なる場合に、更なる通信ネットワーク303のサブネットワーク315を介して通信端末301の通信接続318を確立するステップ若しくは通信デバイス301を拒否するステップが実行され得る。
例えば図3に関連して上述したように、それぞれの通信接続308、310、318を確立するステップ404において、通信端末301は、送信された識別302に割り当てられたサブネットワーク識別子306を、第1の識別エンティティ309、第2の識別エンティティ313又は第nの識別エンティティ317に送信できる。
例えば図3に関連して上述したように、送信されたサブネットワーク識別子306が他の通信ネットワークのサブネットワークを示す場合、送信されたサブネットワーク識別子306に基づいて、それぞれの識別エンティティ309、313、317又は管理エンティティ319は、通信ネットワーク303のサブネットワーク307、311、315を通信デバイス301に割り当てることができる。
例えば図3に関連して上述したように、それぞれの識別エンティティ309、313、317又は管理エンティティ319は、もう一方の通信ネットワークのサブネットワークに対応する通信ネットワーク303のサブネットワーク307、311、315を通信デバイス301に割り当てることができる。
例えば図3に関連して上述したように、通信接続308は、第1の識別エンティティ309によって第1のサブネットワーク307を介して確立されることができ、また、第2のサブネットワーク311を介する通信接続310は第2の識別エンティティ313によって確立可能となる。
図5に、一例示的実施形態による5Gネットワーク500の例を用いる通信ネットワークにおける通信端末の登録処理の概略図を示す。5Gネットワーク500は、UE511、第1のネットエンティティ512、各々に第2のネットワークエンティティが割り当てられる複数のスライス501、502、503、504及び第3のネットエンティティ513を備える。UE(ユーザ機器)は、図3及び図4において上述した通信端末301の例である。第1のネットワークエンティティ512は、図3において上述した第1の通信ノードに対応し得る。これは、例えば、eNodeB又は基地局であればよい。スライス501、502、503、504は、図3及び図4において上述したサブネットワーク307、311、315又は図2において上述したネットワークスライス210b、211b、212b若しくはこれらのネットワークスライスのエンティティ210a、211a、212aに対応し得る。例示として、ここでは第1のスライス501をデフォルトのスライスとして説明する。スライス502、503、504のいずれか他のものも、当然にデフォルトのスライスとして指定され得る。第3のネットワークエンティティ513は、図3及び図4において上述したネットワークエンティティ319に対応し得る。それは、例えば、図1において上述した管理及び計測レベル106に配置され得る。第3のネットワークエンティティ513は、特にLTE技術用語によるHSSのタスクも実行し得る。スライス501、502、503、504に割り当てられたそれぞれの第2のネットワークエンティティは、特にLTE技術用語によるMMEのタスクも実行し得る。
一実施形態において、5Gネットワーク500の構造は、LTEネットワークの構造に類似する。ただし、ホームネットワークは、スライスといわれる複数のサブネットワーク501、502、503、504を有する。したがって、UEは、(HSSに相当する第3のネットワークエンティティ513を介して)ホームネットワークだけでなくそれぞれのスライスにも割り当てられる。第2のネットワークエンティティは、LTE技術用語に従ってMMEと同様にして、同時に、その機能に応じるデフォルトのスライス501の部分となり得る。そして、サブネットワーク501、502、503、504は、ここで図5に示すように、LTEに従ってHSSと同様にして第3のネットワークエンティティ513への接続を各々有し得る。
以下に、5Gネットワーク500の例示的な登録処理を説明する。
UE511は、デフォルトのスライス501の第2のネットワークエンティティに第1のネットワークエンティティ512を介して接続する。デフォルトのスライス501の第2のネットワークエンティティは、IMSI又はそれに接続される一時的識別構成に基づいてUE511を識別し、ネットワークに登録するUE511の要求を第3のネットワークエンティティ513に転送する。
まず、第3のネットワークエンティティ513が、認証のために、続いて暗号化及びメッセージの整合性の保護などのセキュリティ関連処理のために必要なパラメータを提供する。これらは、ランダム値RAND、キーKASME、認証照合XRESの期待される結果、及び認証トークンAUTNである。これら4個のパラメータは、いわゆる認証ベクトルとして第3のネットワークエンティティ513からデフォルトのスライス501の第2のネットワークエンティティに送信される。RAND及びAUTNは、デフォルトのスライス501の第2のネットワークエンティティによって第1のネットワークエンティティ512を介してUE511に送信される。UE511は、UICCに記憶される秘密鍵から、AUTNを用いてネットワークの認証性を確認する幾つかのパラメータ、例えばKASMEを導出し、特定のアルゴリズムを用いてRAND及びKASMEからからRESの値を算出することができる。そして、この値は、第1のネットワークエンティティ512を介して、デフォルトのスライス501の第2のネットワークエンティティに送信される。RESとXRESとが同じである場合、デフォルトのスライス501の第2のネットワークエンティティは、第3のネットワークエンティティ513に、UE511の認証が肯定的に結論付けられたことを後者に通知するためのメッセージを送信する。そして、第3のネットワークエンティティ513は、このUE511に対して許可された接続のリスト、例えば、PDN(パケットデータネットワーク)、QoS(サービス品質)プロファイルを有する加入コンテキストをデフォルトのスライス501の第2のネットワークエンティティに送信する。
そして、デフォルトのスライス501の第2のネットワークエンティティは、UE511から、例えばS−GWを介して、例えばPDN−GWへのデフォルトのベアラ又はキャリア(例えば、IP接続)を確立し、UE511に登録処理の成功を通知する。ここで、UE511は、通信ネットワークを介して通信を行うことができる。また、更なるベアラについてのPDN−GW若しくはUE511からの接続要求又は既存のベアラの修正が、第3のネットワークエンティティ513によって受信されたデータに基づいてデフォルトのスライス501の第2のネットワークエンティティによって認証され得る。
全てのサブネットワーク(スライス)501、502、503、504は、サブネットワーク構造(すなわち、何の機能が存在し、何のネットトポロジが規定されるか)に関して及び機能に関しての双方で予め定義される。
ネットワークエンティティII(デフォルトのスライス501上)及びネットワークエンティティIII513は、コントロールプレーンに割り当てられる。ネットワークエンティティI512は、コントロールプレーン及びユーザプレーンの両方に割り当てられ、例えば、ネットワークエンティティI512及びネットワークエンティティII(デフォルトのスライス501上)の間のシグナリングはコントロールプレーン(CP)で起こり得る一方で、ユーザデータはユーザプレーン(UP)上でネットワークエンティティI512とS−GW及びPDN−GWとの間を通ることができる。サブネットワーク501、502、503、504は、ネットワークエンティティIII513において論理的に集中する。ネットワークエンティティIIについては、複数の可能性がある。機能範囲がLTE技術用語によるMMEに類似する場合には、図5に示すように、ネットワークエンティティIIはデフォルトのスライス501の一部となる。各場合において、以下の2段処理がある。
a)UE511が登録自体を試行し、上述したようにネットワークエンティティII及びIII513によって完全に認証され、他のスライスに割り当てられるか又はデフォルトのスライス501に残される。このデフォルトのスライス501は、一構成では標準マルチメディアブロードバンドネットとなり得る。
b)UE511が他のスライスに割り当てられる場合、ネットワークエンティティI512は割り当てられるスライスの(及びそこにおけるネットワークエンティティIIの)方向で登録処理を繰り返し、成功した場合にはUE511はデフォルトのスライス501から登録解除する。
シーケンスの観点では、これは、例えば、LTE技術用語によるトラッキングエリアアップデートに対応し、すなわち、UE511がMME/S−GWの領域から他のMME/S−GWに入る場合に実行される方法に対応し得るが、これに対して、ネットワークエンティティI512(ネットワークのeNodeBはMMEにのみ接続される)はサブネットワーク識別子に基づいて他のネットワークエンティティIIを選択し得る。
一実施形態では、UE511は、a)若しくはb)又はa)及びb)において認証され得る。これは、例えば、上記トラッキングエリアアップデートと同様に構成され得る。
一実施形態では、ネットワークエンティティIIは、ネットワークエンティティIII513でスライスを決定するのに必要な機能のみを有する。これは、デフォルトのスライスの一部ではなく、常にステップb)となる。
ネットワークエンティティIII513は、例えばIMSIに基づいてUE511を識別し、関連のスライス、例えばサブネットワークI501をUE511に割り当てる。スライスの割当ては、ネットワークエンティティIIIに記憶されたデータに基づいて、及びおそらくはUE511を登録する際にネットワークIIに送信されるパラメータを含むこととともに行われる。これらは、ハードウェア識別子(例えばIMEI)、オペレーティングシステム情報又はアプリケーションIDとなり得る。
代替変形例において、UE511は、第2のステップb)において対応のサブネットワークの識別子を送信する。これは、ネットワークエンティティIIIからネットワークエンティティIIを介して第1のステップa)中に受信される識別子である。そして、ステップb)中に、UE511は、割当てスライスの方向において登録処理を繰り返す。すなわち、この代替例では、スライスは、ネットワークエンティティI512ではなく、UE511に集中する。
この代替変形例において、UE511は、それ自体のID(例えば、IMSI)ではなく、各接続を確立する間にスライスIDとともにそれ自体のIDを与え得る。これは常にネットワークエンティティIIの正しい選択をもたらし、ネットワークエンティティI512はUE511のいずれのステータスも保存する必要はなく、UE511は複数のスライスの一部ともなり得る。これはまた、ネットワークエンティティI512に変化がある場合に手順を簡素化する。
他の代替変形例では、UE511は、開始からのサブネットワーク識別子を送信する。サブネットワークは、例えばS−GW(アナログ)、PDN−GW(アナログ)などを含み得る。これらのネットワークは、UE511に対してパラメータ化される。これは、例えば、新たなベアラが確立される場合に、必要に応じてネットワークエンティティIIを介して行われる。
スライスの割当て及び後者における登録が実行された後、登録のための第1の接点として作用してきたネットワークエンティティIIは、もはや信号化フローに含まれない(UE511がデフォルトのスライス501に残り、ネットワークエンティティIIがデフォルトのスライス501の一部であることを除く)。
パラメータ化の後に、UE511は、例えばインターネットにおいてサブネットワークI501を介して通信することができ、又はIMSに登録して電気通信サービス(例えば電話)を使用することができる。
サブネットワークI〜n501、502、503、504は、相互に分離される。
上記のコンセプトは、外部ネットワークにおける登録にも同様に当てはまる。ここでも同様に、ネットワークエンティティIIIは、サブネットワーク及びパラメータを選択する。外部ネットワークにおいて、ネットワークエンティティIIは、訪問先ネットワークにおいて(例えば、ルックアップテーブルを用いて)ホームサブネットワークに対応する外部ネットの予め規定されたサブネットを選択することになる。
発明の一態様はまた、デジタルコンピュータの内部メモリに直接読み込まれ得るコンピュータプログラム製品を含み、その製品がコンピュータで稼働する場合に図4において説明した方法400又は図3及び図5において説明した処理を実行するのに使用され得るソフトウェアコード部分を含み得る。コンピュータプログラム製品は、コンピュータの非一時的媒体に保存され、コンピュータに方法400を実行させ又は図1〜5において説明した通信ネットワークのネットワーク構成要素を実行若しくは制御させるコンピュータ可読プログラム手段を含み得る。
コンピュータは、PC、例えば、コンピュータネットワークのPCとなり得る。コンピュータは、チップ、ASIC、マイクロプロセッサ又は信号プロセッサとして実施可能であり、コンピュータネットワークに、例えば図1〜5において説明したような通信ネットワークに割り当てられ得る。
ここに例として記載した種々の実施形態の構成は、特に断りがない限り、相互に組み合わされてもよいことは言うまでもない。説明及び図面に示すように、接続されているものとして説明された個々の要素は、必ずしも相互に直接接続されていなくてもよく、接続された要素間に介在要素が設けられてもよい。またさらに、発明の実施形態は個々の回路、部分的に集積された回路若しくは完全に集積された回路又はプログラミング手段において実施されてもよいことは言うまでもない。用語「例えば」は、最良又は最適のものではなく、単に例示として理解されるべきである。特定の実施形態をここに説明及び記載したが、本発明のコンセプトから逸脱することなく、図示及び説明した実施形態の代わりに多数の代替及び/又は均等の実施例が実現され得ることは、当業者には明らかである。
100:5Gシステムアーキテクチャ
101:アクセスデバイス、通信端末、UE
102:アクセス技術
103:アプリケーションレイヤ
104:活性化レイヤ
105:インフラ及びリソースレイヤ
106:管理及び計測レイヤ
200:複数のスライスを有する5G通信ネットワーク
210a:第1のスライスエンティティ
210b:第1のネットワークスライス
211a:第2のスライスエンティティ
211b:第2のネットワークスライス
212a:第3のスライスエンティティ
212b:第3のネットワークスライス
213:スライス組成
221:抽象化オブジェクト
222:仮想ネットワーク機能
223:合成オブジェクト
224:統合オブジェクト
225:オブジェクトライブラリ
231:アクセスノード
232:アクセスノード
233:アクセスノード
234:仮想ネットワークノード
235:仮想ネットワークノード
236:仮想ネットワークノード
237:仮想ネットワークノード
238:コンピュータノード
239:コンピュータノード
240:コンピュータノード
251:インフラサービス
300:通信システム
301:通信端末、例えば、UE
302:通信端末の識別
303:通信ネットワーク
304:第1のサブネットワークと管理エンティティの間の接続
305:通信インターフェース
306:通信端末のサブネットワーク識別子
307:第1のサブネットワーク
308:第1のサブネットワークを介した接続確立
309:第1の識別エンティティ
310:第2のサブネットワークを介した接続確立
311:第2のサブネットワーク
312:第1のサブネットワーク識別子
313:第2の識別エンティティ
314:第2のサブネットワーク識別子
315:第nのサブネットワーク
316:第nのサブネットワーク識別子
317:第nの識別エンティティ
318:第nのサブネットワークを介した接続確立
319:管理エンティティ
321:サブネットワーク識別子への通信端末の割当て
400:通信接続を確立する方法
401:第1のステップ:受信する
402:第2のステップ:識別する
403:第3のステップ:割り当てる
404:第4のステップ:確立する
500:5G通信ネットワーク
501:ネットワークエンティティII又は第2のネットワークエンティティでのデフォルトのスライス
502:スライス2
503:スライス3
504:スライスn
511:UE又は通信端末
512:第1のネットワークエンティティ又はネットワークエンティティI
513:第3のネットワークエンティティ又はネットワークエンティティIII

Claims (15)

  1. 通信ネットワーク(303)を介して通信端末(301)の通信接続を確立する方法(400)であって、
    前記通信ネットワーク(303)は、第1のサブネットワーク(307)及び第2のサブネットワーク(311)を有する複数のサブネットワーク(307、311、315)を有し、
    前記通信デバイス(301)を識別するために第1の識別エンティティ(309)が前記第1のサブネットワーク(307)に配置されるとともに第2の識別エンティティ(313)が前記第2のサブネットワーク(311)に配置され、
    サブネットワーク識別子が前記通信ネットワーク(303)の各サブネットワーク(307、311)に割り当てられ、
    管理エンティティ(319)が前記通信ネットワーク(303)に配置され、前記2つのサブネットワーク(307、311)の1つへの前記通信端末(301)の割当て(321)を管理し、
    前記方法(400)は、
    前記第1のサブネットワーク(307)の前記第1の識別エンティティ(309)によって前記通信端末(301)の識別(302)を受信するステップ(401)であって、前記識別(302)が前記通信端末(301)を識別する、ステップ(401)、
    前記通信端末(301)の前記識別(302)に基づいて前記第1の識別エンティティ(309)によって前記通信端末(301)を識別するステップ(402)、
    前記通信端末(301)へのサブネットワーク識別子(306)の割当て(321)に基づいて、前記管理エンティティ(319)によって前記通信端末(301)にサブネットワークを割り当てるステップ(403)、及び
    前記通信端末(301)の前記識別(302)に割り当てられた前記サブネットワーク識別子(306)が前記第1のサブネットワーク(307)の前記サブネットワーク識別子(312)に一致する場合に、前記第1のサブネットワーク(307)を介して前記通信端末(301)の通信接続(308)を確立するステップ(404)、又は
    前記送信された識別(302)に割り当てられた前記サブネットワーク識別子(306)と前記第1のサブネットワーク(307)の前記サブネットワーク識別子(312)とが異なる場合に、前記第2のサブネットワーク(311)を介して前記通信端末(301)の通信接続(310)を確立するステップ、
    を備える、
    方法(400)。
  2. 前記送信された識別(302)に割り当てられた前記サブネットワーク識別子(306)が前記第2のサブネットワークの前記サブネットワーク識別子(314)である場合、前記通信接続(310)が前記第2のサブネットワーク(315)を介して確立される、請求項1に記載の方法(400)。
  3. 前記通信ネットワーク(303)は第5世代(5G)又は更なる世代のネットワークであり、及び、
    前記サブネットワーク(307、311、315)は前記通信ネットワーク(303)のスライスである、
    請求項1又は2に記載の方法(400)。
  4. 前記管理エンティティ(319)が、以下の割当て:
    前記サブネットワーク識別子(306)への、前記通信端末(301)の前記識別(302)、特にIMSI若しくはIMEI又はeIDなど前記通信デバイス(301)のハードウェア識別子の割当て、及び/又は、
    前記通信端末(301)への通信サービスの割当て、及び/又は、
    前記通信端末(301)へのソフトフェアアプリケーションの割当て、及び/又は、
    前記2つのサブネットワーク(307又は311)の1つへの前記通信端末(301)のオペレーティングシステムの割当て、
    の少なくとも1つに基づいて、前記通信端末(301)への前記サブネットワーク識別子(306)の割当て(321)を行う、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法(400)。
  5. サブネットワーク(307、311、315)へのサブネットワーク識別子(312、314、316)の割当て(321)が前記管理エンティティ(319)に記録される、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法(400)。
  6. 前記通信端末(301)が、前記通信デバイス(301)の前記識別(302)を、前記通信端末(301)に割り当てられた前記サブネットワーク(307、311)を示す前記サブネットワーク識別子(306)とともに、前記第1の識別エンティティ(309)又は前記第2の識別エンティティ(313)に送信する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法(400)。
  7. 第1の識別エンティティ(309)が、前記管理エンティティ(319)に、前記通信デバイス(301)の前記識別(302)及び第1のサブネットワーク(307)の前記サブネットワーク識別子(312)を送信する、請求項6に記載の方法(400)。
  8. 前記割り当てるステップ(403)において、前記管理エンティティ(319)は、前記第1の識別エンティティ(309)に前記通信デバイス(301)の前記識別(302)に割り当てられた前記サブネットワーク識別子(306)を送信し、及び、
    前記通信端末(301)の前記識別(302)に割り当てられた前記サブネットワーク識別子(306)と前記第1のサブネットワーク(307)の前記サブネットワーク識別子(312)とが異なる場合に、前記第1の識別エンティティ(309)は前記送信されたサブネットワーク識別子(306)を前記通信端末(301)に送信し、又は、
    前記通信端末(301)の前記識別(302)に割り当てられた前記サブネットワーク識別子(306)と前記第1のサブネットワーク(307)の前記サブネットワーク識別子(312)とが異なる場合に、前記第1の識別エンティティ(309)は、前記送信されたサブネットワーク識別子(306)を前記第2の識別エンティティ(313)に送信する、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法(400)。
  9. 前記第2のサブネットワーク(311)を介して通信接続(310)を確立する前記ステップ(404)において、前記通信端末(301)が、前記第2の識別エンティティ(313)に前記識別(302)を送信する、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法(400)。
  10. 前記第2のサブネットワーク(311)を介して前記通信接続(310)を確立する前記ステップ(404)において、前記第2の識別エンティティ(313)が前記通信端末(301)の前記識別(302)に基づいて前記通信端末(301)を識別し、前記通信端末(301)が識別された後に、
    前記通信端末(301)へのサブネットワーク識別子の前記割当て(321)に基づいて前記管理エンティティ(319)によって前記通信端末(301)にサブネットワーク(307、311、315)を割り当てるステップ、及び
    前記通信端末(301)の前記識別(302)に割り当てられた前記サブネットワーク識別子(306)が前記第2のサブネットワーク(311)の前記サブネットワーク識別子(314)に一致する場合に、前記第2のサブネットワーク(311)を介して前記通信端末の通信接続(310)を確立するステップ、又は
    前記通信端末(301)の前記識別(302)に割り当てられた前記サブネットワーク識別子(306)と前記第2のサブネットワーク(311)の前記サブネットワーク識別子(314)とが異なる場合に、
    前記通信ネットワーク(303)の更なるサブネットワーク(315)を介して前記通信端末(301)の通信接続(318)を確立する、若しくは、
    前記通信デバイス(301)を拒否するステップ
    が実行される、請求項9に記載の方法(400)。
  11. 前記それぞれの通信接続(308、310)を確立する前記ステップ(404)において、前記通信端末(301)が、前記送信された識別(302)に割り当てられた前記サブネットワーク識別子(306)を前記第1の識別エンティティ(309)又は前記第2の識別エンティティ(313)に送信する、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法(400)。
  12. 前記送信されたサブネットワーク識別子(306)が他の通信ネットワークのサブネットワークを示す場合、前記それぞれの識別エンティティ(309、313)又は前記管理エンティティ(319)は、前記送信されたサブネットワーク識別子(306)に基づいて、前記通信デバイス(301)に前記通信ネットワーク(303)のサブネットワーク(307、311、315)を割り当てる、請求項11に記載の方法(400)。
  13. 前記それぞれの識別エンティティ(309、313)又は前記管理エンティティ(319)は、前記もう一方の通信ネットワークの前記サブネットワークに対応する前記通信ネットワーク(303)の前記サブネットワーク(307、311、315)を前記通信デバイス(301)に割り当てる、請求項12に記載の方法(400)。
  14. 前記通信接続(308)は、前記第1の識別エンティティ(309)によって前記第1のサブネットワーク(307)を介して確立され、
    前記通信接続(310)は、前記第2の識別エンティティ(313)によって前記第2のサブネットワーク(311)を介して確立される、
    請求項1乃至13のいずれか1項に記載の方法(400)。
  15. 通信ネットワーク(303)を介して通信する通信端末(301)であって、
    前記通信ネットワーク(303)は第1のサブネットワーク(307)及び第2のサブネットワーク(311)を有する複数のサブネットワーク(307、311)を有し、
    前記通信デバイス(301)を識別する目的のために第1の識別エンティティ(309)が前記第1のサブネットワーク(307)に配置されるとともに第2の識別エンティティ(313)が前記第2のサブネットワーク(311)に配置され、
    サブネットワーク識別子(312、314)が前記通信ネットワーク(303)の各サブネットワーク(307、311)に割り当てられ、
    管理エンティティ(319)が前記通信ネットワーク(303)に配置され、前記2つのサブネットワーク(307、311)の1つへの前記通信端末(301)の割当て(321)を管理し、
    前記通信端末(301)は、
    前記第1のサブネットワーク(307)を介して接続確立(308)を開始するために、前記第1のサブネットワーク(307)の前記第1の識別エンティティ(309)に前記通信端末(301)の識別(302)を発信する通信インターフェース(305)を備え、
    前記通信インターフェース(305)は、前記第1のサブネットワーク(307)を介して、第2のサブネットワーク(311)に割り当てられたサブネットワーク識別子(306)を受信するように構成され、
    前記通信インターフェース(305)は、前記サブネットワーク識別子(306)の前記受信に応じて、前記第2のサブネットワーク(311)を介して通信接続(310)を確立するようにも構成される、
    通信端末(301)。
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