JP2019219061A - 熱交換器およびそれを用いたヒートポンプシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 伝熱性能が高い熱交換器を得ることを目的とする。【解決手段】 本発明に係る熱交換器は、内部が冷媒の流路である複数の伝熱管から構成される第一伝熱管群及び第二伝熱管群と、第一伝熱管群の下部に設けられ、第一伝熱管群を構成する複数の伝熱管と接続する第一ヘッダと、第一伝熱管群と第二伝熱管群の間に設けられ、第一伝熱管群を構成する複数の伝熱管及び第二伝熱管群を構成する複数の伝熱管と接続する第二ヘッダと、第二伝熱管群の上部に設けられ、第二伝熱管群を構成する複数の伝熱管と接続する第三ヘッダと、を備え、第一伝熱管群を構成する複数の伝熱管の上端部及び第二伝熱管群を構成する複数の伝熱管の下端部は、第二ヘッダの内部に配置され、第二ヘッダの内底面から第一の伝熱管を構成する複数の伝熱管の上端部までの高さは、第二ヘッダの内底面から第二の伝熱管を構成する複数の伝熱管の上端部までの高さよりも高いことを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、気液二相流となる冷媒を用いる熱交換器及びそれを用いたヒートポンプシステムに関する。
近年、ヒートポンプシステムに用いられる熱交換器は、管外の通風抵抗低減および管内伝熱性能向上を目的として、伝熱管の細径化が進んでいる。細径化に伴って、伝熱管内の圧力損失が増加するため、複数の伝熱管を組み合わせて流路を並列に構成することで、圧力損失を低減させている。
従来の熱交換器としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。特許文献1には、冷媒が流れる複数の冷媒流路が上下方向に並列配置されて構成された流路部の途中に中間連通部を設け、流路部の上流側部分において液化した高温冷媒を中間連通部で下方に流下させる熱交換器が示されている。
また、その他の熱交換器の例として、例えば特許文献2に記載されたものがある。特許文献2には、第一ヘッダと第二ヘッダとの間に分離ヘッダを設け、各ヘッダ間に複数の伝熱管が設けられた凝縮器向け熱交換器において、分離ヘッダと第二ヘッダとの間に伝熱管とは別に液抜き管を設けた凝縮器向け熱交換器が示されている。
特許文献1および2に記載されているような熱交換器を外部の高温熱源との熱交換、すなわち蒸発器として使用する場合、冷媒は凝縮器における流れとは反対方向、すなわち熱交換器出口側から流入し入口側から流出する。
特許文献1に記載されているような複数の冷媒流路へ気液二相流の冷媒が分配される熱交換器では、重力の影響により均等な気液比で分配できないという課題がある。このため、他の冷媒流路に比べて液冷媒が少なく分配された冷媒流路では、外部空気側からの熱で液冷媒がすぐに蒸発してしまい、流路内の温度が上昇することにより、熱交換性能が悪化するおそれがあった。一方、他の冷媒流路に比べて液冷媒が多く分配された冷媒流路では、液冷媒がすべて蒸発しきれないために、下流側の圧縮機で液圧縮が発生し圧縮機が破損するおそれがある。
特許文献2に開示されている熱交換器を蒸発器として用いる場合においても、各伝熱管に冷媒が分配された後に分離ヘッダで合流した際に、重力により分離ヘッダ底面側に液冷媒が溜まる。このため、分離ヘッダと第一ヘッダとの間の伝熱管にはガス冷媒のみが流れてしまう。その結果、流路内の温度が上昇し、熱交換性能が悪化するおそれがあった。
そこで本発明の目的は、熱交換性能が高い熱交換器を得ることにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る熱交換器は、内部が冷媒の流路である複数の伝熱管から構成される第一伝熱管群及び第二伝熱管群と、第一伝熱管群の下部に設けられ、第一伝熱管群を構成する複数の伝熱管と接続する第一ヘッダと、第一伝熱管群と第二伝熱管群の間に設けられ、第一伝熱管群を構成する複数の伝熱管及び第二伝熱管群を構成する複数の伝熱管と接続する第二ヘッダと、第二伝熱管群の上部に設けられ、第二伝熱管群を構成する複数の伝熱管と接続する第三ヘッダと、を備え、第一伝熱管群を構成する複数の伝熱管の上端部及び第二伝熱管群を構成する複数の伝熱管の下端部は、第二ヘッダの内部に配置され、第二ヘッダの内底面から第一の伝熱管を構成する複数の伝熱管の上端部までの高さは、第二ヘッダの内底面から第二の伝熱管を構成する複数の伝熱管の上端部までの高さよりも高いことを特徴とする。
本発明によれば、熱交換性能が高い熱交換器を得ることができる。
以下、本発明の熱交換器における具体的実施例を、図面を用いて説明する。各図及び各実施例において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
実施例1に係る熱交換器を図1〜図4を用いて説明する。
図1は、実施例1に係る熱交換器の斜視図である。以下では、熱交換器を蒸発器として用いる場合について説明する。図1において、熱交換器1は、第一ヘッダ11、第二ヘッダ18、第三ヘッダ12、第一伝熱管群131、第二伝熱管群132、入口配管16、出口配管17を備える。図1においてgは、重力方向を示す。
第一伝熱管群及び第二伝熱管群は、内部が冷媒の流路である複数の伝熱管から構成される。図2は実施例1に係る第一伝熱管群の斜視図である。第一伝熱管群及び第二伝熱管群は、フィン14と、複数の伝熱管15とから構成される。複数の伝熱管の外周はフィン14と接続されており、フィン14周囲の高温空気と冷媒とを熱交換させ、冷媒を気化することができる。このため伝熱管15は熱伝導率の大きい材料、例えば銅やアルミが好適である。本実施例においては、伝熱管15は複数の円管により構成されているが、楕円形の管や四角形の管等、他の管形状としてもよい。また、伝熱管の内径は、1.0mm以下であることが好ましい。
なお、伝熱管群は複数の伝熱管から構成されていればよく、図2の形状に限定されない。長手方向に複数の長孔を設け、それぞれの長孔を管としたものを第一伝熱管群131および第二伝熱管群132として用いても良い。
フィン14は、高温空気からの熱を効率よく伝熱管15内の冷媒へ伝える必要がある。このため、フィン14は、アルミや銅などの熱伝導率の大きい材料で構成されることが望ましい。また、高温空気とフィン14との熱伝達率を向上させるために、フィンへ溝やスリット等を設けることができる。フィン14と伝熱管15の接続部では、熱を効率よく伝える必要がある。このため、フィン14と伝熱管15の接続部分の隙間を埋めることが好ましい。例えば、フィン14にあらかじめ穴を設け、その穴に伝熱管15を挿入後、伝熱管15を拡管することによりフィン14と伝熱管15との接触部分の面圧を大きくすること、熱伝導性の高い接着剤やグリス等での接続部分の隙間を埋めること、接続部分の溶接やロウ付け、はんだ付け等によりフィン14と伝熱管15とを一体化させること、によりフィン14と伝熱管15の接続部分の隙間を埋めることができる。
本実施例では、冷媒は高温空気と熱交換するためにフィン14を設けたが、例えば高温水や熱源と接続されたヒートシンク等、別な流体・固体と熱交換を行う場合も考えられる。その場合は、熱交換する高温媒体に応じて、フィン14をシェルチューブ熱交換器のように流体を流す流路とすることが好ましい。また、ヒートシンクと一体化させてもよい。
第一ヘッダ11は、第一伝熱管群の下部に設けられ、第一伝熱管群131を構成する複数の伝熱管と、入口配管16と接続されている。本実施例では、内部が密閉された状態で入口配管16から冷媒が流入し、その冷媒を第一伝熱管群131を構成する複数の伝熱管群へ流すことができるように第一ヘッダ11が構成されている。第一ヘッダ11は、外気となるべく熱交換せずに第一伝熱管群131へ冷媒を輸送するのが良い。したがって、第一ヘッダ11の材質は、主に熱交換を行う第一伝熱管群131と比べて熱伝導率の小さい材料が良く、例えば樹脂材またはステンレス鋼が好適である。
第三ヘッダ12は、第二伝熱管群の上部に設けられ、第二伝熱管群132を構成する複数の伝熱管と、出口配管17と接続されている。第一伝熱管群及び第二伝熱管群でガス化したガス冷媒が再合流し、出口配管17へ流れる。第三ヘッダ12の材質は、第一ヘッダ11と同様に熱伝導率が伝熱管群13に比べて小さい材料が良く、例えば樹脂材またはステンレス鋼が好適である。
実施例1に係る熱交換器は、第一伝熱管群131と第二伝熱管群132に間に中間ヘッダとして第二ヘッダ18を備える。第二ヘッダには、第一伝熱管群131を構成する複数の伝熱管及び第二伝熱管群を構成する複数の伝熱管が接続される。第二ヘッダ18に対して鉛直下方向の第一伝熱管群131を構成する複数の伝熱管は、第一ヘッダ11と第二ヘッダ18とそれぞれ内部が密閉された状態で接続されている。また、第二ヘッダ18に対して鉛直上方向に位置する第二伝熱管群132を構成する複数の伝熱管は、第二ヘッダ18と第三ヘッダ12とそれぞれ内部が密閉された状態で接続されている。接続は伝熱管とヘッダの材質により接着剤やロウ付け、溶接等により行われる。
第二ヘッダは鉛直方向に対して略垂直に設けられ、第一伝熱管群から冷媒が流入し、第二伝熱管群に冷媒を分配させる。
第一伝熱管群131および第二伝熱管群132を流れる液冷媒への熱伝達性は、第一伝熱管群131および第二伝熱管群132を構成する伝熱管の管径が小さいほど向上する。したがって、伝熱管が円管の場合には直径を1.0mm以下にすることが好ましく、0.5mm以下にすることがより好ましい。また、円管以外の管断面形状場合には、その水力等価直径を1.0mm以下にすることが好ましく、0.5mm以下にすることがさらに好ましい。なお。管径を小さくするに伴い、冷媒の流動に伴う圧力損失の増加や、伝熱管15が閉塞する可能性がある。したがって、管径の下限は使用する冷媒の物性からこれらの影響を考慮して決める必要がある。また、第一伝熱管群131を構成する伝熱管と第二伝熱管群132を構成する伝熱管は、内部を流れる冷媒の圧力損失等の違いから異なる形状、直径のものを組み合わせて用いても良い。
第二ヘッダ18は、鉛直下方向の第一伝熱管群131と、鉛直上方向に位置する第二伝熱管群132との間に設けられている。このため、第二ヘッダ18の材質は第一伝熱管群131および第二伝熱管群132との接続が容易であるものが良い。例えば、樹脂、ステンレスや第一伝熱管群131および132と同じ素材の銅やアルミを用いることができる。第二ヘッダ18外部においても、周囲の高温空気と熱交換は行われるが、表面積がフィン14全体に比べて小さいためにその影響は小さい。
実施例1では、熱交換器1に流入した気液2相流の冷媒が第一伝熱管群131を構成する複数の伝熱管に分配された後、第二ヘッダ18で再合流する。このため、第一伝熱管群131で均等な冷媒の気液比および流量で分配ができなかった場合においても下流側の第二伝熱管群132を構成する伝熱管に再度冷媒を分配することができる。その結果、冷媒をより均等に分配することができる。さらに、第一伝熱管群131では、フィン14を介して伝熱管外の高温空気と熱交換する。このとき、空気は一般に第一伝熱管群131を構成する複数の伝熱管に均等な流速では流れないため、それぞれの伝熱管で交換する熱量が異なる。例えば、高温空気をプロペラファンで送風した場合、翼面下流では流速が大きくなるため熱伝達率が大きくなり、冷媒との交換熱量が増大する。一方でファンの回転軸がある中心付近では周囲に比べて流速が小さくなるため、交換熱量が低下する。したがって、たとえ熱交換器1の第一ヘッダ11から第一伝熱管群131を構成する複数の伝熱管に均等に冷媒を分配できたとしても、伝熱管ごとの交換熱量が異なるために伝熱管下流では冷媒の気液比に差が生じる。同様に高温空気の流れに対して風上側と風下側の伝熱管においても、下流側の空気は風上側の伝熱管により冷却されていくため交換熱量に差が生じる。実施例1によれば、第二18で再合流した際に交換熱量の差による気液比の不均等をリセットすることができる。その結果、第二ヘッダ18が無い場合に比べて下流側の第二伝熱管群132でより均等に冷媒を分配することができる。また、一般にヒートポンプシステム10の熱負荷は変動する。このため、負荷変動に応じてヒートポンプシステム10を循環する冷媒の流量は変化する。したがって、熱交換器1の第一ヘッダ11から第一伝熱管群131を構成する複数の伝熱管へ冷媒が分配される際、冷媒の循環流量によってもそれぞれの伝熱管への分配量も変化する場合がある。これに対しても本実施例1によれば、第二ヘッダ18での冷媒の合流と第二伝熱管群132への再分配によって、第二伝熱管群132を構成する伝熱管群に均等に冷媒を分配することができる。
図1における熱交換器1のA−A’断面図を図3に示す。第一伝熱管群131を構成する複数の伝熱管の上端部及び第二伝熱管群132を構成する複数の伝熱管の下端部は、第二ヘッダの内部に配置されている。また、第二ヘッダの内底面から第一の伝熱管を構成する複数の伝熱管の上端部までの高さh1は、第二ヘッダの内底面から第二の伝熱管を構成する複数の伝熱管の上端部までの高さh2よりも高い。
このように、h1>h2とすることにより、第一伝熱管群131から流入した気液二相の冷媒を第二ヘッダ18内で気液分離し、液相を効率良く第二伝熱管群132へ導入させることができる。すなわち、第二ヘッダ18に第一伝熱管群131で管外の高温空気と熱交換された気液2相冷媒が第二ヘッダ18内で再合流する際に、第一伝熱管群131から流出する気液二相冷媒は第二ヘッダ18の内壁への衝突または重力により慣性力が無くなり、密度差により第二ヘッダ18下部に液、上部にガスが分布する。このとき、図3に示したように液面高さが第二伝熱管群132の入口高さに比べて高ければ、第二伝熱管群132へは液相の冷媒が導入され再度管外の高温空気と熱交換がなされる。また第二ヘッダ18内の底面から第二伝熱管群132入口までの高さh2は複数の第二伝熱管群132で共通であるため、気液分離により一定の液面高さとなっている第二ヘッダ18から複数の第二伝熱管群132を構成する複数の伝熱管に均等に液冷媒が分配できる。
伝熱管群の間に配置される中間ヘッダ(第二ヘッダ)は、気体冷媒が多い位置(冷媒の流路の下流側)に設けることが好ましい。すなわち、第一伝熱管群の高さは第二伝熱管群の高さよりも高いことが好ましい。
入口配管16および出口配管17は、熱交換器1と圧縮機や膨張弁等の他装置とを接続するために設けられている。これらの材質は、無駄な熱侵入や熱放出がないよう、外部との熱交換のない断熱状態を維持できるものが好ましい。また、一般の空気調和機等においては装置の位置や配管の長さが設置場所により異なる。したがって、入口配管16及び出口配管17の材質は、断熱維持に加えて加工しやすい材料であることが好ましい。例えば、配管を銅等の加工が容易な材料で構成し、配管の外周を断熱材で囲むことでより効率のよい熱交換器1とすることができる。
なお本実施例では第二ヘッダ18の長手方向に沿って第一伝熱管群131と第二伝熱管群132とを交互に配置しているが、これらを短手方向に交互に配置しても同様の効果を得ることができる。また、本実施例では第二ヘッダ18は一つのみ示したが、例えば分配性能が低い場合は複数の中間ヘッダを設けることも可能である。
図1に係る熱交換器を備えるヒートポンプシステム10の構成と動作について図4を用いて説明する。ヒートポンプシステム10は、第一熱交換器1、第二熱交換器2、膨張弁3、圧縮機4から構成される。
図4において、圧縮機4で昇圧された冷媒は、凝縮器として働く第二熱交換器2に流れ、凝縮され液化する。液冷媒は、膨張弁3で断熱膨張し、気液二相流となる。その後、熱交換器1に流入する。熱交換器1において気化した冷媒は、再び圧縮機4で昇圧され、凝縮器2に送られる。
第二熱交換器2は凝縮器として働き、空気や水等の外部作動流体と、圧縮機4により圧縮された冷媒と、を熱交換させることにより、冷媒を再凝縮させることができる。
膨張弁3は、第二熱交換器2により再凝縮した冷媒を断熱膨張させる。断熱膨張した冷媒は、気液二相流となり、入口配管16を通って第一熱交換器1へ流入する。流入した液冷媒は、第一伝熱管群131を構成する複数の伝熱管に分配された後、第二ヘッダ18で再度合流し、第二伝熱管群132を構成する複数の伝熱管へ分配される。第一伝熱管群131および第二伝熱管132内では、冷媒は高温空気と熱交換され気化していく。第三ヘッダ12では冷媒は完全に気化し、出口配管17から圧縮機4に流れ、圧縮された後に再度第二熱交換器2へ流入する。
実施例1に係る熱交換器は、第一ヘッダで気液二相流冷媒の気液分布が不均一となった場合でも、第二ヘッダにより再度冷媒が混合・分配されるために分配が均一化する。また第二ヘッダ内において、冷媒が流入する鉛直下方側の伝熱管高さが第三ヘッダへ向かって冷媒が流出する鉛直上方側伝熱管の流入高さに比べて高いことにより、重力を利用して第二ヘッダ底部に溜まった液冷媒を効率良く鉛直上方側伝熱管へ流入させることができる。その結果、熱交換性能高い熱交換器を得ることができる。
実施例2に係るヒートポンプシステムを、図5を用いて説明する。図5は実施例2に係るヒートポンプシステム10の構成図である。実施例2では、実施例1に係るヒートポンプシステム10の構成に加えて、四方弁5が設けられている。四方弁5を設けることより、熱交換器1は蒸発器としてだけではなく、凝縮器としても機能させることができる。
図5において、四方弁5を実線の通りに切り替えた場合、冷媒は実施例1と同様なサイクルで流れる。すなわち、圧縮機4で昇圧された冷媒は、凝縮器として働く第二熱交換器2に流れ、凝縮され液化する。液冷媒は、膨張弁3で断熱膨張し、気液二相流となる。その後、熱交換器1に流入する。熱交換器1において気化した冷媒は、再び圧縮機4で昇圧され、凝縮器2に送られる。
一方、四方弁5を図5の点線の通りに切り替えた場合、冷媒は、圧縮機4、熱交換器1、膨張弁3、第二熱交換器2、圧縮機4の順に流れる。このとき、熱交換器1は凝縮器となり、低温の空気を加熱することができる。
熱交換器1の第二ヘッダ18の構成は実施例1と同様だが、冷媒は、第二伝熱管群132、第二ヘッダ18、第一伝熱管群131の順に流れ、四方弁5を切り替える前と逆になっている。したがって、圧縮機により圧縮されたガス冷媒が第三ヘッダ12から第二伝熱管群132を構成する複数の伝熱管へ分配されて流入する。第二伝熱管群132では周囲の低温空気と冷媒が熱交換するため、管内のガス冷媒は管壁側から凝縮して気液二相流となり、第二ヘッダ18へ流れる。このとき、管壁で凝縮した液冷媒が管壁とガス冷媒との間の熱抵抗となるため、第二伝熱管群132の下流に行くにしたがって交換熱量が低下するおそれがある。しかしながら、実施例2では第二ヘッダ18内における第一伝熱管群131の入口高さ(第二ヘッダの内底面から伝熱管上端部までの高さ)が、第二伝熱管群132の出口高さ(第二ヘッダの内底面から伝熱管下端部までの高さ)よりも高い。このため、第一伝熱管群131へは液面より上方にあるガス冷媒が積極的に流れる。したがって第一伝熱管群131入口では管壁に液冷媒がない、交換熱量の高い状態を維持することができる。
なお本実施例では四方弁5により冷媒の流れを切り替える構成で説明をしたが、冷媒の流れ方向を切り替える目的で他の弁等を用いても良い。
実施例3では、実施例1とは第二ヘッダの内部構造が異なる熱交換器について説明する。
図6に実施例3に係る熱交換器の第二ヘッダ部分の断面図を示す。実施例3に係る熱交換器の第二ヘッダには、第一伝熱管群131周囲に凸部182を設けられている。図7に実施例3に係る熱交換器の第二ヘッダ部分の上面透視図を示す。凸部182は、一つ一つが直方体形状を有し、これらの間に溝183が形成されている。溝183の位置には第二伝熱管群132が配置されている。凸部182は、第二ヘッダ18の底部とともに鋳造等により作製しても良いし、板状部材をプレス成形することで作製しても良い。プレス成形は、中間ヘッダ18を軽量化できる点で望ましい。
また同様の効果を有する構成として、第二伝熱管群132入口が位置する第二ヘッダ18底面を凹部となるようプレス成形等により作製して構成しても良い。このような構成とすることで、実施例1と比べて第二伝熱管群132入口周囲にある、鉛直方向に対して高さが低い部分の中間ヘッダ容量が小さくなるために、少ない冷媒量でも同じ液面高さを形成することができ、ヒートポンプシステム10に封入する冷媒量を低減することができる。
本実施例では中間ヘッダが2つある熱交換器について説明する。図8は実施例4に係る熱交換器の斜視図である。熱交換器は、第一ヘッダ11、第二ヘッダ18、第三ヘッダ19、第四ヘッダ20、第一伝熱管群131、第二伝熱管群132、第三伝熱管群133、入口配管16、出口配管17を備える。
第三伝熱管群は、内部が冷媒の流路である複数の伝熱管から構成される。
第四ヘッダは、実施例1に係る熱交換の第三ヘッダと同様の構成である。すなわち、第四ヘッダは第三の伝熱管群の上部に設けられ、第三の伝熱管群を構成する複数の伝熱管と接続する。
前記第三ヘッダは、第二伝熱管群と第三伝熱管群の間に配置され、第二伝熱管群を構成する複数の伝熱管及び第三の伝熱管群を構成する複数の伝熱管と接続している。また、第二伝熱管群を構成する複数の伝熱管の上端部及び第三の伝熱管群を構成する複数の伝熱管の下端部は、第三ヘッダの内部に配置される。第三ヘッダは実施例1に係る第二ヘッダと同様に、第三ヘッダの内底面から第二の伝熱管を構成する複数の伝熱管の上端部までの高さが、第三ヘッダの内底面から第三の伝熱管を構成する複数の伝熱管の上端部までの高さよりも高い。
以上のように、伝熱管群の間に配置される中間ヘッダの数を増やすことにより、分配性能を向上することが可能である。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例を含むものである。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。さらに、上述した実施例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1:熱交換器、2:第二熱交換器、3:膨張弁、4:圧縮機、5:気液分離器、10:ヒートポンプシステム、11:第一ヘッダ、12,19:第三ヘッダ、131:第一伝熱管群、132:第二伝熱管群、133:第三伝熱管群、14:フィン、15、伝熱管、16:入口配管、17:出口配管、18:第二ヘッダ、20:第四ヘッダ、182:凸部、183:溝
Claims (7)
- 内部が冷媒の流路である複数の伝熱管から構成される第一伝熱管群及び第二伝熱管群と、
前記第一伝熱管群の下部に設けられ、前記第一伝熱管群を構成する複数の伝熱管と接続する第一ヘッダと、
前記第一伝熱管群と前記第二伝熱管群の間に設けられ、前記第一伝熱管群を構成する複数の伝熱管及び前記第二伝熱管群を構成する複数の伝熱管と接続する第二ヘッダと、
前記第二伝熱管群の上部に設けられ、前記第二伝熱管群を構成する複数の伝熱管と接続する第三ヘッダと、を備え、
前記第一伝熱管群を構成する複数の伝熱管の上端部及び前記第二伝熱管群を構成する複数の伝熱管の下端部は、前記第二ヘッダの内部に配置され、
前記第二ヘッダの内底面から前記第一の伝熱管を構成する複数の伝熱管の上端部までの高さは、前記第二ヘッダの内底面から前記第二の伝熱管を構成する複数の伝熱管の上端部までの高さよりも高い
ことを特徴とする熱交換器。 - 請求項1に記載の熱交換器であって、
前記第二ヘッダは、鉛直方向に対して略垂直に設けられ、前記第一伝熱管群から冷媒が流入し、前記第二伝熱管群に冷媒を分配させることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1又は2に記載の熱交換器であって、
前記複数の伝熱管の内径は、1.0mm以下であることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の熱交換器であって、
前記第二ヘッダの内底面には、凹部または凸部が設けられていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の熱交換器であって、
前記第二ヘッダは、冷媒の流路の下流側に設けられていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の熱交換器であって、
内部が冷媒の流路である複数の伝熱管から構成される第三の伝熱管群と、
前記第三の伝熱管群の上部に設けられ、前記第三の伝熱管群を構成する複数の伝熱管と接続する第四ヘッダと、をさらに備え、
前記第三ヘッダは、前記第三の伝熱管群を構成する複数の伝熱管と接続し、
前記第二伝熱管群を構成する複数の伝熱管の上端部及び前記第三の伝熱管群を構成する複数の伝熱管の下端部は、前記第三ヘッダの内部に配置され、
前記第三ヘッダの内底面から前記第二の伝熱管を構成する複数の伝熱管の上端部までの高さは、前記第三ヘッダの内底面から前記第三の伝熱管を構成する複数の伝熱管の上端部までの高さよりも高い
ことを特徴とする熱交換器。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の熱交換器と、膨張弁と、圧縮機と、を備えることを特徴とするヒートポンプシステム。
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