JP2019217567A - 作業機 - Google Patents

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Kazutaka Iwata
和隆 岩田
慎也 豊田
Shinya Toyoda
慎也 豊田
敏洋 嶋
Toshihiro Shima
嶋  敏洋
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Abstract

【課題】作業性の低下を抑制可能な作業機を提供する。【解決手段】曲げ対象物84を支持するローラ54及び反力要素64と、ローラ54及び反力要素64が支持している曲げ対象物84に対して所定の加工を行うために作動可能なローラ58と、ローラ58を作動させる駆動部と、を有する作業機10であって曲げ対象物84に対して所定の加工を行うことに支障がない状態か、支障がある状態かを判断し、かつ、支障がある状態と判断すると、支障がある状態を種類が異なる複数の状態に区別する判断部と、支障がある複数の状態の異なる種類に応じて、内容が異なる複数の制御をローラ58に対して行うことの可能な制御部と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、対象物を加工するように作動する加工部と、加工部を作動させる駆動部と、を備えた作業機に関する。
作業機の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された作業機は、ハウジング、駆動部としてのモータ、歯車列、出力軸、カム、アーム、固定切断刃、加工部としての可動切断刃、ローラ、ばね、スイッチ、制御回路及びコードを有する。モータ、歯車列、出力軸、カム及びアームは、ハウジング内に設けられている。固定切断刃は第1切断刃であり、固定切断刃はハウジングに固定されている。可動切断刃は第2切断刃であり、可動切断刃はアームに取り付けられている。アームは支軸により回転可能に支持されている。ローラはアームに取り付けられ、アームは、ばねにより付勢されている。カムはカム面を有する。
作業者が切断対象物としての鉄筋を所定位置にセットし、作業者がスイッチを操作するとモータが回転する。モータの回転力は歯車列を介して出力軸に伝達される。出力軸が回転するとカムが作動し、ローラがカム面に沿って転動すると、アームが支軸を中心として作動する。アームが作動すると、可動切断刃が固定切断刃に接近し、可動切断刃と固定切断刃とのせん断作用により鉄筋が切断される。
特開2003−89011号公報
近年の作業機には、モータや電池等の部品を保護するため、さまざまな保護機能が搭載されている。例えば、モータに流れる電流が過大になった場合や、電池の電圧が過度に低下した場合に、更なる状態の進行を抑制するためにモータの駆動を停止・禁止する保護機能を有するものがある。
こういった保護機能は、作業機の不調を抑制する点で有効であるものの、特許文献1に記載されるような作業機は、1回の作業にかかる時間が比較的長い。このため、被加工材としての鉄筋の加工が途中で終わってしまう。本願発明者は、中途半端な加工物の発生や、再度の加工にかかる準備等によって作業性が低下する恐れがある、という課題を認識した。
本発明の目的は、対象物を加工する作業の作業性が低下することを抑制可能な作業機を提供することである。
一実施形態の作業機は、対象物を支持する支持部と、前記支持部が支持している前記対象物に対して所定の加工を行うために作動可能な加工部と、前記加工部を作動させる駆動部と、を有する作業機であって、前記対象物に対して前記所定の加工を行うことに支障がない状態か、支障がある状態かを判断し、かつ、前記支障がある状態と判断すると、前記支障がある状態を種類が異なる複数の状態に区別する判断部と、前記支障がある複数の状態の異なる種類に応じて、内容が異なる複数の制御を前記加工部に対して行うことの可能な制御部と、を有する。
一実施形態の作業機は、対象物を加工する作業の作業性が低下することを抑制である。
本発明に含まれる作業機の実施形態を示す側面断面図である。 作業機の使用例を示す外観図である。 作業機の内部構造を示す平面図である。 作業機の制御系を示すブロック図である。 作業機に設けた制御部が行う制御例1を示すフローチャートである。 電動モータの回転数と、ロータの角度との関係を示す線図である。 制御部が行う制御例2を示すフローチャートである。
次に、本発明の作業機に含まれるいくつかの実施形態のうち、代表的な作業機を図面を参照して説明する。
作業機10は、図1、図2及び図3に示されている。作業機10は、ケーシング11、電動モータ12、動力伝達機構13、制御部15及び電源部16を有する。
ケーシング11は、ギヤケース17、カバー18、モータケース19、ハンドル20及び着脱部21を有する。ハンドル20はモータケース19に接続され、着脱部21はモータケース19及びハンドル20に接続されている。電動モータ12は、モータケース19内に設けられている。トリガ22はハンドル20に取り付けられ、作業者はハンドル20を手でつかみ、かつ、トリガ22に操作力を付加及び解除可能である。
トリガスイッチ23がハンドル20内に設けられている。トリガスイッチ23は、トリガ22に対する操作力の付加及び解除を検出し、かつ、トリガ22の操作量を検出する。トリガ22に操作力が付加されると、トリガスイッチ23はオンする。トリガ22に対する操作力が解除されると、トリガスイッチ23はオフする。
電源部16は着脱部21に対して取り付け及び取り外しが可能である。電源部16は、収容ケース24と、収容ケース内に設けた電池セルと、を有する。電池セルは、一例としてリチウムイオン電池、ニッケル水素電池、リチウムイオンポリマー電池、ニッケルカドミウム電池の何れかを用いることができる。電池セルは、二次電池または一次電池の何れでもよい。電源部16は、直流電源である。
電動モータ12は動力、具体的には回転力を発生するものであり、電動モータ12は、ロータ25及びステータ26を有する。ステータ26は、モータケース19に固定されている。ロータ25は回転軸27に固定されている。図4に示すように、ロータ25に永久磁石28が取り付けられている。異なる極性の永久磁石28が、ロータ25の回転方向に交互に設けられている。一例として、N極とS極とが90度間隔で配置されている。回転軸27は軸受29により支持され、かつ、中心線A2を中心として回転可能である。
動力伝達機構13は、減速機構30、出力軸31、カム部材32及びアーム33を有する。減速機構30は、ギヤケース17内に設けられている。減速機構30は、第1減速部88、第2減速部35、第3減速部36、第4減速部37を有する。第1減速部88は、回転軸27に設けられた第1駆動ギヤ38と、第1駆動ギヤ38に噛み合う第1従動ギヤ39と、を有する。
第1従動ギヤ39は、第1回転軸40に取り付けられている。第1回転軸40の外周面に第2駆動ギヤ41が設けられている。第1回転軸40は軸受42により回転可能に支持されている。第2減速部35は、第2駆動ギヤ41と、第2駆動ギヤ41に噛み合う第2従動ギヤ43と、を有する。第2従動ギヤ43は、第2回転軸44に取り付けられている。第2回転軸44は軸受45により回転可能に支持されている。第2回転軸44の外周面に第3駆動ギヤ46が設けられている。第3減速部36は、第3駆動ギヤ46と、第3駆動ギヤ46に噛み合う第3従動ギヤ47と、を有する。
第3従動ギヤ47は、第3回転軸48に取り付けられている。第3回転軸48の外周面に第4駆動ギヤ49が設けられている。第3回転軸48は軸受50により回転可能に支持されている。第4減速部37は、第4駆動ギヤ49と、第4駆動ギヤ49に噛み合う第4従動ギヤ51と、を有する。第4従動ギヤ51は、出力軸31に取り付けられている。出力軸31は軸受52により回転可能に支持されている。
出力軸31は、中心線A1を中心として回転可能である。中心線A1と中心線A2とが平行に配置されている。出力軸31は、ギヤケース17の内部、カバー18の内部、ケーシング11の外部B1に亘って設けられている。ギヤケース17内に角度検出センサ53が設けられている。角度検出センサ53は、出力軸31の回転角度を検出して信号を出力する。角度検出センサ53は、一例として可変抵抗器を用いることが可能である。可変抵抗器は、ポテンショメータ、ボリュームとも呼ばれる。
可変抵抗器は、回転子、摺動片及び抵抗体を有する。回転子は、出力軸31と共に回転及び停止可能である。摺動片は、回転子と一体で回転する。摺動片は抵抗体と電気的に接続され、抵抗体は、信号を出力する端子を有する。出力軸31の回転角度に応じて抵抗体の抵抗が変化し、かつ、端子から出力される信号の電圧が変化する。
出力軸31のうち、ケーシング11の外部B1に配置されている箇所の外面にローラ54が取り付けられている。ローラ54は出力軸31に対して回転可能である。プレート55がカバー18に取り付けられている。プレート55は一例として金属製である。
プレート55の上方には円板56が設けられており、押圧軸57はプレート55と円板56を貫通している。プレート55には、押圧軸57の軌道に沿って中心線A1方向に貫通するガイド孔が設けられている。ガイド孔は、便宜上、図示していない。ガイド孔は、中心線A1を中心として円弧状に設けられている。ガイド孔に沿って押圧軸57が移動する際に、円板56は中心線A1を中心として回転する。
カム部材32はカバー18内に設けられ、かつ、出力軸31に取り付けられている。カム部材32の外周にカム面34が設けられている。カム面34は、中心線A1に対して垂直な平面内で湾曲している。カム部材32に押圧軸57が取り付けられている。押圧軸57の一部は円板56を介して外部B1に配置されている。
押圧軸57の外面にローラ58が取り付けられている。ローラ58は、押圧軸57に対して回転可能である。押圧軸57に対するローラ58の回転中心は、中心A5である。図3において、カム部材32が中心線A1を中心として所定角度の範囲内で作動及び停止すると、ローラ58は中心線A1を中心とする円周上で所定角度の範囲内で移動及び停止する。
アーム33はカバー18内に設けられている。アーム33は中心線A1に対して垂直な平面内で、支持軸59を支点として、具体的には中心A4を中心として所定角度の範囲内で作動可能である。アーム33にローラ60及び可動切断刃61が取り付けられている。ローラ60は回転可能である。付勢部材62がカバー18内に設けられている。付勢部材62は、アーム33を支持軸59を中心として反時計回りに付勢する。付勢部材62は、一例として金属製のスプリングである。ローラ60は、付勢部材62の付勢力でカム面34に押し付けられる。カム部材32が作動すると、ローラ60はカム面34に接触した状態で転動する。
固定切断刃63がカバー18に固定されている。可動切断刃61及び固定切断刃63に用いる材料は、一例として、炭素鋼または超硬合金である。固定切断刃63と可動切断刃61との間に、空間C1が形成される。可動切断刃61は、固定切断刃63に対して接近及び離間可能である。
図2に示す反力要素64及び規制要素65が、カバー18に取り付けられている。反力要素64と規制要素65との間に空間C2が形成されている。また、反力要素64は、規制要素65に対して移動可能である。反力要素64を移動すると、空間C2の大きさを変更可能である。反力要素64及び規制要素65は、一例として金属製または合成樹脂製である。
図2に示すシャッタ87が、カバー18に設けられている。シャッタ87は、中心A4を中心として円弧状に作動可能である。作業者がシャッタ87を作動させると、シャッタ87は空間C2の一部を開閉する。
ケーシング11の一部、例えばモータケース19に操作ダイヤル66が設けられている。操作ダイヤル66は、モータケース19に対して回転及び停止可能に設けられている。作業者が操作ダイヤル66を操作すると、切断モードと曲げモードとを切り替え可能である。作業者が切断モードを選択すると、ローラ58の作動角度は、一例として、180度に固定される。なお、180度とは異なる角度、一例として240度であってもよい。作業者が曲げモードを選択すると、ローラ58の作動角度は、例えば、0度を超え、かつ、180度以下の範囲内で、段階的に設定可能である。ローラ58の作動角度は、一例として、45度、90度、135度、180度の何れかに設定可能である。
また、ケーシング11の一部、例えば、図2に示すハンドル20とモータケース19との接続箇所の外面に、表示部86が設けられている。表示部86は、作業機10の状態を表示する。表示部86は、一例として、液晶ディスプレイ、またはランプである。
作業機10の制御系を、図4を参照して説明する。電動モータ12は、一例として3相交流型のブラシレスモータである。ステータ26は、3相のコイルU1,V1,W1を有する。また、3個の磁気センサ67が設けられており、3個の磁気センサ67は、永久磁石28の磁界を検出して信号を出力する。3個の磁気センサ67は、例えば、それぞれホールICである。3個の磁気センサ67は、ロータ25の回転方向に所定の角度、例えば、60度毎に配置されている。3個の磁気センサ67は、3相のコイルU1,V1,W1に対応して設けられている。3個の磁気センサ67は、一例としてホール素子を用いることができる。
図1に示すように、基板68がモータケース19内に設けられている。基板68にインバータ回路69が設けられている。インバータ回路69は、3相フルブリッジインバータ回路である。インバータ回路69は、スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6を有する。スイッチング素子Q1のドレインは、電源部16のプラス端子16Aに接続されている。スイッチング素子Q1のソースは、スイッチング素子Q4のドレインに接続されている。スイッチング素子Q4のソースは、電源部16のマイナス端子16Bに接続されている。スイッチング素子Q1のソース及びスイッチング素子Q4のドレインは、リード線70を介してコイルU1に接続されている。
スイッチング素子Q2のドレインは、電源部16のプラス端子16Aに接続されている。スイッチング素子Q2のソースは、スイッチング素子Q5のドレインに接続されている。スイッチング素子Q5のソースは、電源部16のマイナス端子16Bに接続されている。スイッチング素子Q2のソース及びスイッチング素子Q5のドレインは、リード線71を介してコイルV1に接続されている。
スイッチング素子Q3のドレインは、電源部16のプラス端子16Aに接続されている。スイッチング素子Q3のソースは、スイッチング素子Q6のドレインに接続されている。スイッチング素子Q6のソースは、電源部16のマイナス端子16Bに接続されている。スイッチング素子Q3のソース及びスイッチング素子Q6のドレインは、リード線72を介してコイルW1に接続されている。
プラス端子16Aに接続される3つのスイッチング素子Q1,Q3,Q5は、ハイサイド側のスイッチング素子である。マイナス端子16Bに接続される3つのスイッチング素子Q2,Q4,Q6は、ローサイド側のスイッチング素子である。コイルU1,V1,W1は、相互に接続されており、各コイルU1,V1,W1は、一例として、スター結線されている。
電動モータ12に電流を供給すると回転軸27が回転する。また、電動モータ12に電流を供給する向きを変更すると、電動モータ12の回転方向を切り替え可能である。
制御部15は、演算部73、インバータ駆動部74、回転子位置検出回路75、電流検出回路76、電圧検出回路77、回転角度検出センサ78、電池温度検出回路79、モータ温度検出回路80を備えている。インバータ駆動部74は、スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6のゲートにそれぞれ接続されている。
3個の磁気センサ67の検出信号は、回転子位置検出回路75を介して演算部73に送られる。電流検出回路76は、電流検出用抵抗RSの両端に接続されており、電流検出回路76は、電動モータ12に供給される電流値を検出する。電流検出回路76から出力された信号は、演算部73に入力される。また、操作ダイヤル66から出力された信号、トリガスイッチ23から出力された信号、角度検出センサ53から出力された信号は、演算部73に入力される。電源部16の温度を検出する温度センサ81が設けられている。温度センサ81から出力される信号は、電池温度検出回路79を介して演算部73に入力される。
電動モータ12の温度を検出する温度センサ82が設けられている。インバータ回路69の温度を検出する温度検出センサ89が設けられている。温度検出センサ89の信号は、演算部73に入力される。温度センサ82から出力される信号は、モータ温度検出回路80を介して演算部73に入力される。作業機10の過負荷状態を検出する過負荷検出センサ90が設けられている。過負荷検出センサ90から出力される信号は、演算部73に入力される。
演算部73は、マイクロプロセッサ、タイマ及びメモリを備え、メモリには、制御プログラム、演算式およびデータなどが記憶されている。演算部73は、入力される信号を処理して、電動モータ12の回転軸27の回転方向の位置、回転角度、回転速度及び回転数、出力軸31の回転方向の位置、回転角度及び回転速度を演算する。演算部73は、回転軸27の回転方向を設定し、回転軸27の回転タイミング及び停止タイミングを決定し、回転軸27の目標回転速度及び目標回転数を定め、インバータ駆動部74へ信号を出力する。
演算部73は、トリガ22の操作量に応じて、回転軸27の目標回転速度を定める。トリガ22の操作量が相対的に多いと、回転軸27の目標回転速度は相対的に高くなる。回転軸27の実際の回転速度は、電動モータ12のステータ26に対する単位時間当たりの電力の供給割り合いに応じた値となる。ステータ26に対する電力の供給割り合いは、スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6のゲートにそれぞれ印加されるパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)信号のデューティ比を調整して制御する。電動モータ12の回転方向は、3本のコイルU1,V1,W1を流れる電流の向きを切り替えて制御する。
このように、インバータ回路69が整流機能を備えており、電動モータ12は、回転軸27に整流子が取り付けられておらず、整流子に電流を供給するブラシも備えていない。つまり、電動モータ12は、ブラシレスモータである。制御部15は、表示部86の表示及び解除を制御する。
次に、作業機10の使用例の概要を説明する。作業者は操作ダイヤル66を操作して切断モードまたは曲げモードの何れかを選択する。切断モードは、図2に示す切断対象物83を、固定切断刃63と可動切断刃61とのせん断作用により、切断する作業を行う前に選択するモードである。曲げモードは、曲げ対象物84を、反力要素64と規制要素65との間に配置し、ローラ58を曲げ対象物84に押し付け、曲げ対象物84を折り曲げる作業を行う前に選択するモードである。切断対象物83及び曲げ対象物84は、一例として棒状の鉄筋である。
切断モードまたは曲げモードの何れが選択されている場合も、トリガ22に操作力が付加されると、停止している電動モータ12の回転軸27が正回転する。回転軸27の回転力は、減速機構30を介して出力軸31に伝達される。第1減速部88は、回転軸27の回転速度に対して第1回転軸40の回転速度を低速とする。第2減速部35は、第1回転軸40の回転速度に対して第2回転軸44の回転速度を低速とする。第3減速部36は、第2回転軸44の回転速度に対して第3回転軸48の回転速度を低速とする。第4減速部37は、第3回転軸48の回転速度に対して出力軸31の回転速度を低速とする。
減速機構30は、回転軸27の回転速度に対して、出力軸31の回転速度を4段階に減速し、かつ、回転軸27から出力軸31に伝達する回転力を増幅する。減速機構30は、回転軸27の回転速度に対する出力軸31の回転速度を、約0.001の減速比で減速する。
電動モータ12の回転軸27が正回転し、回転軸27の回転力が出力軸31に伝達されると、出力軸31は図3で時計回りに回転する。このため、カム部材32は中心線A1を中心として時計回りに作動する。カム部材32が時計回りに作動すると、図2に示すローラ58は、中心線A1を中心とする円周上を移動する。また、カム部材32の作動力は、ローラ60を介してアーム33に伝達される。アーム33は、付勢部材62の付勢力に抗して図3で時計回りに作動し、可動切断刃61は固定切断刃63に接近する。
切断対象物83を切断する場合、図2のように、ケーシング11の側壁11Bが作業場所85に接触した状態で、作業機10が保持される。また、作業者がシャッタ87を操作し、かつ、空間C1に切断対象物83を置いた後、作業者がトリガ22に操作力を付加する。電動モータ12の回転軸27が正回転すると、図3に示すカム部材32は時計回りに作動し、ローラ58が初期位置から図2で時計回りに作動する。初期位置は、原点として定義可能である。また、カム部材32の作動力は、ローラ60を介してアーム33に伝達され、アーム33は図3で時計回りに作動する。
このため、可動切断刃61が固定切断刃63に近づく。言い換えると、可動切断刃61と固定切断刃63との間に形成される有効角度θ1は、小さくなる。作動角度R2が240度以上であると、有効角度θ1は、0度未満になる。つまり、中心線A1に対して垂直な平面内で、固定切断刃63と可動切断刃61とが一部で重なる。
有効角度θ1は、直線A7と直線A8との間に形成される鋭角側の角度である。直線A7は、中心A4を通り、かつ、可動切断刃61の先端に接する。直線A8は、中心A4を通り、かつ、固定切断刃63の先端に接する。
作業機10は、図2に示すように、中心線A1に対して垂直な平面内おいて、ローラ58が反力要素64に最も接近した状態における中心A5の位置を、初期位置として定義可能である。ローラ58が初期位置に停止している状態で、中心線A1及び中心A5は、直線A3上に位置する。
制御部15は、切断対象物83の切断が完了した後、電動モータ12を一定時間停止させ、次いで、電動モータ12の回転軸27を逆回転する。制御部15は、ローラ58が初期位置に戻ると、電動モータ12を停止させる。
図2において、ローラ58の初期位置に対するローラ58の実際の位置は、作動角度R2で定義可能である。ローラ58が初期位置で停止していると、作動角度R2は、0度である。作動角度R2が増加することに伴い、有効角度θ1は減少する。作動角度R2は、中心線A1に対して垂直な平面内で、ローラ58が作動して中心A5が移動する範囲内において、直線A3と直線A6との間に形成される角度である。ローラ58が初期位置とは異なる位置にある状態で、中心A5及び中心線A1は、直線A6上に位置する。
これに対して、曲げ対象物84を曲げる場合、図1のように、ケーシング11の脚部11Aが作業場所85に接触した状態に保持される。そして、図2に二点鎖線で示すように、規制要素65と反力要素64との間に曲げ対象物84が置かれていると、ローラ58が曲げ対象物84に押し付けられる。反力要素64は、ローラ58が曲げ対象物84に押し付けられた場合の反力を受け持ち、曲げ対象物84はローラ54を支点として折り曲げられる。
曲げ対象物84の中心線E1は、曲げ加工前において一例として180度の直線である。ローラ58の作動角度R2が増加すると、曲げ対象物84が曲げ加工され、中心線E1の目標とする曲げ角度θ2が増加する。
曲げ対象物84の曲げ加工が完了すると、制御部15は電動モータ12を一定時間停止させた後、電動モータ12の回転軸27を逆回転させる。制御部15は、ローラ58が初期位置に戻ると、電動モータ12を停止させる。
(制御例1)
次に、制御部15が行う制御例1を、図5のフローチャートを参照して説明する。制御部15は、曲げモードまたは切断モードの何れが選択されている場合でも、制御例1を行うことが可能である。作業者が電源部16を着脱部21に取り付けると、電源部16の電力が制御部15に供給されて制御部15が起動し、制御部15は、図5の制御をスタートさせる。制御部15が図5の制御がスタートした時点において、制御部15は電動モータ12を停止させている。
制御部15は、ステップS1において、トリガ22に操作力が付加されているか否かを判断する。制御部15は、ステップS1でNoと判断すると、ステップS1の判断を繰り返す。
制御部15は、ステップS1でYesと判断すると、ステップS2において、作動角度R2が設定角度R1以上であるか否かを判断する。このステップS2は、曲げ対象物84の曲げ加工を完了しているか否かを判断するものである。制御部15がステップS2の判断に用いる作動角度R2は、角度検出センサ53の信号を処理したものである。作業者が第1回目の作業を開始した時点では、ローラ58の初期位置が0度であるため、制御部15は、ステップS2でNoと判断する。
制御部15は、ステップS2でNoと判断した場合、つまり、曲げ対象物84の曲げ加工が完了していない場合は、ステップS3において、電動モータ12の回転軸27を正回転させる。このため、ローラ58が初期位置から作動し、曲げ対象物84の曲げ加工を開始する。
制御部15は、一定周期毎にローラ58の作動角度R2を検出している。一定周期の一例は、1msec、つまり、1,000 分の1秒である。制御部15は、ステップS4において、作動角度R2が設定角度R1に近い直前角度R1A以上であるか否かを判断する。直前角度R1Aは、設定角度R1未満である。制御部15がステップS4の判断に用いる作動角度R2は、磁気センサ67の信号を処理したものである。制御部15は、ステップS4でNoと判断すると、ステップS4の判断を繰り返し、電動モータ12の回転を続ける。
制御部15は、ステップS4でYesと判断すると、ステップS5において、電動モータ12に印加する電圧を設定する。具体的には、インバータ回路69に入力されるパルス幅変調信号のデューティ比を低減させて、電動モータ12の回転速度を低下させる。つまり、電動モータ12の単位時間当たりの回転数が低下する。また、制御部15は、ステップS6において磁気センサ67の信号を処理することにより、電動モータ12の回転数Nを検出する。
制御部15は、ステップS7において、回転数Nが閾値Nthを超えているか否かを判断する。閾値Nthはブレーキ制御を開始する基準であり、閾値Nthは、演算部73のメモリに記憶されている。制御部15は、ステップS7でNoと判断するとステップS6に進み、ステップS7でYesと判断すると、ステップS8において、ブレーキ制御を開始する。ブレーキ制御は、電動モータ12の回転軸27にブレーキ力を与えることである。ステップS8において行う制御は、スイッチング素子Q1,Q2,Q3または、スイッチング素子Q4,Q5,Q6のうち、何れか一方を全てオンする短絡ブレーキである。
制御部15は、ステップS9において、作動角度R2が設定角度R1以上であるか否かを判断する。制御部15がステップS9の判断に用いる作動角度R2は、磁気センサ67の信号を処理したものである。制御部15は、ステップS9でNoと判断すると、ステップS9の判断を繰り返す。制御部15は、ステップS9でYesと判断すると、ステップS10において、ブレーキ制御を終了する。つまり、全てのスイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6をオフさせる。このため、ステップS11で電動モータ12が停止し、ローラ58が作動位置で停止する。
制御部15は、ステップS12において、電動モータ12の回転方向を正回転から逆回転に切り替え、ステップS13において、電動モータ12を逆回転させる。制御部15は、ステップS14において、ローラ58の作動角度R2が、初期位置に近い角度R0Aに到達したか否かを判断する。角度R0Aは、一例として5度に設定可能である。制御部15がステップS14の判断に用いる作動角度R2は、磁気センサ67の信号を処理したものである。
制御部15は、ステップS14においてNoと判断すると、ステップS14の判断を繰り返す。制御部15は、ステップS14でYesと判断すると、ステップS15において、電動モータ12に印加する電圧を設定する。具体的には、インバータ回路69に入力されるパルス幅変調信号のデューティ比を低減させて、電動モータ12の回転速度を低下させる。つまり、電動モータ12の単位時間当たりの回転数が低下する。また、制御部15は、ステップS16において磁気センサ67の信号を処理し、電動モータ12の回転数Nを検出する。
制御部15は、ステップS17において、回転数Nが回転数の閾値Nthを超えているか否かを判断する。制御部15は、ステップS17でNoと判断すると、ステップS16に進み、ステップS17でYesと判断すると、ステップS18において、ブレーキ制御を開始する。ステップS18のブレーキ制御は、ステップS8のブレーキ制御と同じである。
制御部15は、ステップS19において、作動角度R2が設定角度R1以上であるか否かを判断する。制御部15がステップS19の判断に用いる作動角度R2は、角度検出センサ53の信号を処理したものである。制御部15は、ステップS19でNoと判断すると、ステップS19の判断を繰り返す。制御部15は、ステップS19でYesと判断すると、ステップS20でブレーキ制御を終了し、かつ、ステップS21で電動モータ12が停止し、図5の制御例1が終了する。つまり、ローラ58は初期位置で停止する。
本実施形態において、回転軸27の回転速度に対する出力軸31の回転速度は、減速機構30で約0.001の減速比で減速される。3個の磁気センサ67の信号を処理して得られる回転軸27の回転角度検出の分解能は約0.03度となる。
制御部15が起動した時点のように、回転軸27が停止している状態では、角度検出センサ53の信号を処理して出力軸31の回転方向の位置を検出する精度は、磁気センサ67の信号を処理して出力軸31の回転方向の位置を検出する精度よりも高い。つまり、制御部15は、回転軸27が停止している状態において、磁気センサ67の信号を処理することにより、ローラ58の位置を正確に検出することは困難である。
一方、制御部15が起動後、回転軸27が回転している状態では、磁気センサ67の信号を処理して出力軸31の回転方向の位置を検出する精度は、角度検出センサ53の信号を処理して出力軸31の回転方向の位置を検出する精度よりも高い。
そこで、制御部15は、角度検出センサ53の信号を処理することにより、回転軸27が停止している状態でローラ58が初期位置に停止しているか否かの判断と、回転軸27が逆回転してローラ58が初期位置に戻ったか否かの判断と、を行う。また、制御部15は、3個の磁気センサ67の信号を処理して、回転軸27の回転中におけるローラ58の作動角度R2を検出する。
図6は、ローラの作動方向における位置と、回転軸の回転数Nsとの関係を示す線図である。先ず、回転軸が正回転する例を説明する。回転軸が停止していると、ローラは角度θ0で停止している。回転軸が正回転する場合における角度θ0は、ローラの初期位置に対応する。図7のステップS3で回転軸が回転を開始すると、ローラは、初期位置から作動位置に向けて作動する。回転軸の回転数は、閾値Nthを超える。
さらに、回転軸は一定の回転数Nsに制御され、ローラの位置が有効角度θ1以上の位置になると、ステップS4でYesと判断され、電動モータに印加する電圧が低下し、回転軸の回転数が低下する。回転軸が正回転する場合における有効角度θ1は、直前角度R1Aに対応する。
さらに、ローラの位置が角度θ2になり、回転軸の回転数が閾値Nth以下になると、ステップS8においてブレーキ制御が開始される。そして、ローラの位置が角度θ3に到達すると、ステップS11で回転軸27が停止する。回転軸が正回転する場合における角度θ3は、ローラの設定角度R1に対応する。
次に、回転軸が逆回転する例を説明する。回転軸が停止していると、ローラは作動位置、つまり、角度θ0で停止している。図7のステップS13で回転軸が回転を開始すると、ローラは、作動位置から初期位置に向けて作動する。回転軸の回転数は、閾値Nthを超える。
さらに、回転軸は一定の回転数Nsに制御され、ローラの位置が有効角度θ1以上になると、ステップS14でYesと判断され、電動モータに印加する電圧が低下し、回転軸の回転数が低下する。回転軸が逆回転する場合における有効角度θ1は、直前角度R1Aに対応する。
さらに、ローラの位置が角度θ2になり、回転軸の回転数が閾値Nth以下になると、ステップS18においてブレーキ制御が開始される。そして、ローラの位置が角度θ3に到達すると、ステップS21で回転軸27が停止する。回転軸が逆回転する場合における角度θ3は、ローラの初期位置に対応する。
回転軸27が停止している場合と回転している場合とにより、ローラ58の位置を検出するために、磁気センサ67と角度検出センサ53とを使い分けている。また、ローラ58が初期位置にある場合と、ローラ58が初期位置とは異なる位置にある場合とで、磁気センサ67と角度検出センサ53とを使い分けている。このため、ローラ58の位置を適切に、具体的には精度よく検出可能である。つまり、ローラ58を初期位置または作動位置に適切に停止させることが可能である。したがって、曲げ対象物84の曲げ加工を高精度に行うことができ、かつ、作業性が向上する。
作業機10及び制御例1で説明した事項の技術的意味の一例は、次の通りである。回転軸27は、駆動軸の一例である。電動モータ12は、モータの一例である。減速機構30は、減速機構の一例である。出力軸31は、従動軸の一例である。切断対象物83及び曲げ対象物84は、対象物の一例である。カム部材32、ローラ58、アーム33、可動切断刃61は、加工部の一例である。作業機10は、作業機の一例である。磁気センサ67は、第1検出部の一例である。角度検出センサ53は、第2検出部の一例である。制御部15は、制御部の一例である。
中心線A2は、第1中心線の一例であり、中心線A1は、第2中心線の一例である。永久磁石28は、永久磁石の一例である。磁気センサ67は、磁気センサの一例である。角度検出センサ53は、可変抵抗器の一例である。演算部73が、位置検出部の一例である。制御部15がステップS4でYesと判断してステップS5で行う処理、及び制御部15がステップS14でYesと判断してステップS15で行う処理が、第1制御の一例である。制御部15が、ステップS8で行うブレーキ制御、及びステップS18で行う制御が、第2制御の一例である。
可動切断刃61は、切断刃の一例である。操作ダイヤル66は、モード切替部の一例である。空間C2は、曲げ加工する場合における対象物の載置箇所の一例である。空間C1は、対象物を切断する場合における対象物の載置箇所の一例である。ローラ60、アーム33は、動力伝達機構の一例である。
(制御例2)
図7は、制御部15が行う制御例2を示すフローチャートである。制御例2は、曲げモードが選択されている場合、または、切断モードが選択されている場合の何れにおいても、適用可能である。先ず、曲げモードが選択されている場合について説明する。
作業者が、ステップS31で電源部16を着脱部21に取り付けると、電源部16から制御部15に電圧が印加され、制御部15が起動する。ステップS31では、電動モータ12が停止している。
制御部15は、ステップS32で電動モータ12の回転方向を正回転に設定、つまり、初期化する。制御部15は、ステップS33において、トリガ22に操作力が付加されているか否かを判断する。制御部15は、ステップS33でNoと判断すると、ステップS34で電動モータ12を停止させ、ステップS33に進む。
制御部15は、ステップS33でYesと判断すると、ステップS35において、電動モータ12の回転方向が正回転に設定されているか否かを判断する。制御部15は、ステップS15でYesと判断すると、ステップS36で電動モータ12を正回転させる。
制御部15は、ステップS37において、ローラ58の作動角度R2が、設定角度R1に到達したか否か、つまり、曲げ対象物84の曲げ加工が完了したか否かを判断する。ステップS37でNoと判断すると、ステップS38において、電動モータ12に供給される電流が急激に低下したか否かを判断する。これは、曲げ対象物84が、曲げ加工の完了前に破損したか否かを判断する意味である。
制御部15は、ステップS38でNoと判断すると、ステップS39において、電源部16の電圧が所定電圧V21以下であるか否かを判断する。所定電圧V21は、例えば、電動モータ12を正回転させて曲げ加工を完了させるために必要な出力と、電動モータ12を逆回転させてローラ58を初期位置に戻して停止させるために必要な出力と、により定まる。
電動モータ12を正回転させて曲げ加工を完了させるために必要な出力は、曲げ対象物84の最大外径、材質などの条件から予め求められている。電動モータ12を逆回転させてローラ58を初期位置に戻して停止させるために必要な出力は、ローラ58の作動範囲内における位置から推定される。
制御部15は、ステップS39でNoと判断すると、ステップS40においてインバータ回路69の温度が、所定温度TA以上であるか否かを判断する。所定温度TAは、例えば、インバータ回路69のスイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6をオン及びオフする機能を正常に維持できる温度に応じて定まる。
制御部15は、ステップS40においてNoと判断すると、ステップS41において、作業機10の過負荷状態、または、電動モータ12の過電流状態のうち、少なくとも一方が検出されているか否かを判断する。作業機10の過負荷状態は、例えば、減速機構30を構成するギヤ同士の噛み合い負荷が所定負荷以上であること、ローラ58が受ける負荷が所定負荷以上であること、等である。電動モータ12の過電流状態は、電動モータ12に所定値以上の電流が供給されることである。
制御部15は、ステップS41でNoと判断すると、ステップS33に進む。制御部15は、ステップS37でYesと判断するか、または、ステップS38でYesと判断すると、ステップS42において、電動モータ12を停止させ、かつ、回転軸27の回転方向を正回転から逆回転に切り替え、ステップS33に進む。なお、ステップS42の処理では、電動モータ12は停止している。
制御部15は、ステップS39でYesと判断すると、ステップS43において電圧低下フラグをセットし、ステップS33に進む。また、制御部15は、ステップS40でYesと判断すると、ステップS44において温度上昇フラグをセットし、ステップS33に進む。
さらに、制御部15は、ステップS41でYesと判断すると、ステップS45で電動モータ12を停止させ、かつ、表示部86において状況を表示させる。
表示部86が表示する内容は、ステップS41でYesと判断された内容である。
制御部15は、更にステップS46において、トリガ22に操作力が付加されているか否かを判断する。制御部15は、ステップS46でYesと判断すると、ステップS46の判断を繰り返す。制御部15がステップS46でNoと判断した後、作業者が作業機10の過負荷状態、または、電動モータ12の過電流状態を解消する処置を行うと、制御部15は、表示部86の表示を終了させ、ステップS33に進む。
制御部15は、ステップS35でNoと判断すると、ステップS47で電動モータ12を逆回転させる。制御部15は、ステップS47に続くステップS48において、ローラ58が初期位置に到達したか否かを判断する。制御部15は、ステップS48においてNoと判断すると、ステップS33に進む。
制御部15は、ステップS48においてYesと判断すると、ステップS49で電動モータ12を停止させる。制御部15は、ステップS43の処理、または、ステップS44の処理を行っていると、制御部15は、ステップS49において、表示部86で状況を表示させる。表示部86が表示する状況は、“電源部16の電圧低下”または“インバータ回路69の温度上昇”である。
さらに、制御部15は、ステップS50において、電動モータ12の回転方向を逆回転から正回転に切り替える。さらに、制御部15は、ステップS51において、トリガ22に操作力が付加されているか否かを判断する。制御部15は、ステップS51でYesと判断すると、ステップS51の判断を繰り返す。
制御部15が、ステップS37でYesと判断し、かつ、制御部15がステップS51でNoと判断した後、作業者は、曲げ加工が完了した曲げ対象物84を空間C1から除去する。
制御部15は、ステップS51でNoと判断すると、ステップS52において、電圧低下フラグがセットされているか否かを判断する。制御部15は、ステップS52でYesと判断すると、ステップS52の判断を繰り返す。作業者が所定電圧V21以上の電源部16を着脱部21に取り付けると、電圧低下フラグがリセットされる。このため制御部15は、ステップS52でNoと判断し、表示部86における“電源部16の電圧低下”の表示を解除する。
また、制御部15は、ステップS53において、インバータ回路69の温度が上昇したフラグがセットされているか否かを判断する。制御部15は、ステップS53でYesと判断すると、ステップS53の判断を繰り返す。作業機10を使用せずに所定時間が経過することにより、インバータ回路69の温度が所定温度TA未満まで低下すると、制御部15は温度上昇フラグをリセットする。このため制御部15は、ステップS53でNoと判断し、表示部86における“インバータ回路69の温度上昇”の表示を終了し、ステップS33に進む。
上記した制御例2によれば、制御部15が電動モータ12を停止させる場合において、一度の作業であれば支障がない状態、つまり、第1状態であると、制御部15が第1状態を検出後、電動モータ12を直ちに停止する制御は行わず、作業が完了した後に電動モータ12を停止させる。したがって、曲げ対象物84、例えば、鉄筋の加工が途中で終わることを抑制できる。
これによって、曲げ対象物84が中途半端に加工されることが抑制される。特に、本実施例の作業機10で鉄筋を高精度で曲げ加工する場合、作業者はトリガ22のオン及びオフを繰り返し行うことで、鉄筋の曲げ角度を微調整することがある。このため、本実施例では、一度の作業であれば支障がない状態である場合には、所定の作業が完了するまでトリガ22のオンオフ操作を受け付け、電動モータ12の回転及び停止を繰り返し、鉄筋の曲げ角度の微調整を行うことができるようになっている。すなわち、制御例2は、鉄筋を曲げ加工する場合のように、1回の作業時間が長く、かつ、高精度の曲げ加工が要求される場合に用いる作業機で、特に有効な制御である。
一方で、所定の作業を行うことで作業機10の構成に破損や変形が起こりうるような状態、つまり、第3状態である場合、制御部15は、第3状態を検出後、電動モータ12を直ちに停止させる。したがって、作業機10の故障を抑制できる。
なお、切断モードが選択されている場合に、図7の制御例2を行うことも可能である。制御部15は、ステップS37において、切断対象物83の切断加工が完了したか否かを判断する。制御部15は、ローラ58の作動角度R2が、設定角度R1に到達すると、切断対象物83の切断加工が完了したと判断する。また、切断モードが選択されると、制御部15は、ステップS37でNoと判断すると、ステップS38をスキップしてステップS39の判断を行う。
切断モードが選択されていると、制御部15がステップS39の判断に用いる所定電圧V21は、例えば、電動モータ12を正回転させて切断対象物83を切断するために必要な出力と、電動モータ12を逆回転させてローラ58を初期位置に戻して停止させるために必要な出力とに、応じて定まる。電動モータ12を正回転させて切断対象物83を切断するために必要な出力は、曲げ対象物84の最大外径、材質などの条件から予め求められている。
作業機10及び制御例2で説明した事項の技術的意味の一例は、次の通りである。切断対象物83及び曲げ対象物84は、対象物の一例である。反力要素64及び規制要素65は、支持部の一例である。曲げ加工及び切断加工は、所定の加工の一例である。カム部材32、アーム33、ローラ58、可動切断刃61、電動モータ12、電源部16、インバータ回路69は、加工部の一例である。
制御部15が図7のステップS38でNoと判断する状態、ステップS39でNoと判断する状態、ステップS40でNoと判断する状態、ステップS41でNoと判断する状態は、“所定の加工を行うことに支障がない状態”の一例である。
制御部15がステップS39またはステップS40の少なくとも一方でYesと判断する状態、制御部15がステップS38でYesと判断する状態、制御部15がステップS41でYesと判断する状態は、支障がある状態の一例である。
制御部15がステップS39またはステップS40の少なくとも一方でYesと判断する状態は、第1状態の一例である。制御部15がステップS38でYesと判断する状態は、第2状態の一例である。制御部15がステップS41でYesと判断する状態は、第3状態の一例である。制御部15は、判断部及び制御部の一例である。
ステップS43またはステップS44を経由してステップS49に進む第1制御と、ステップS38及びステップS42を経由してステップS49に進む第2制御と、ステップS41からステップS45に進む第3制御とが、内容が異なる複数の制御の一例である。
ローラ58または可動切断刃61は、工具の一例である。電動モータ12、電源部16、インバータ回路69は、駆動部の一例である。
作業機10は、ケーシング11の側壁11Bを作業場所85に接触させることなく、作業者が作業機10を空中で保持し、切断対象物83の切断作業、または、曲げ対象物84の曲げ作業を行うことも可能である。
作業機は、開示した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、モータは、電動モータ、油圧モータ、空気圧モータ、エンジンのうちの何れでもよい。減速機構を構成する伝動装置は、歯車伝動装置、巻き掛け伝動装置、摩擦伝動装置のうちの何れでもよい。
制御部は、所定の加工中に発生する電池の電圧低下、またはインバータ回路の高温状態を検出した場合に、作業機が第1状態であると判断し、所定の加工が終了してから電動モータの回転を禁止する。
制御部は、この他の制御、例えば、1回の所定加工における電池の電圧降下量、またはインバータ回路の温度上昇量を記憶し、次回作業時に第1状態となると判断される場合には、予め電動モータの回転を禁止する制御を行うことも可能である。このようにすると、作業機が第1状態で所定の加工を継続中に第3状態になった時点で、電動モータが直ちに停止する作業自体を行わずに済む。つまり、所定の加工が途中で終わってしまう作業自体を、未然に防止できる。
第1状態の例として、電池電圧の低下状態、またはインバータ回路の高温状態を示したが、これに限定されない。第1状態は、継続した作業によって徐々に状態が変化するようなものでもよい。例えば、電池セルの高温状態を検出した場合、交流電源で駆動する作業機であれば、整流回路の高温状態を検出した場合を、第1状態と判断してもよい。
第3状態の例として、過負荷、または過電流状態を示したが、これに限定されない。第3状態は、作業中において瞬間的に状態が変化するものでもよい。例えば、モータの回転数の急激な変動を検出した場合、作業機本体の瞬間的な姿勢変化、例えば、転倒や落下を検出した場合を、第3状態と判断してもよい。作業機本体の瞬間的な姿勢変化は、加速度センサ等で検出可能である。
第1検出部及び第2検出部は、接触式センサまたは非接触式センサの何れでもよい。第1検出部の検出精度は、第2検出部の検出精度よりも高い。第1検出部及び第2検出部は、検出原理が異なるセンサ、ロータリエンコーダ、磁気センサ、光学センサ、可変抵抗器などのうち、何れか2つを用いることが可能である。位置検出部、制御部は、それぞれ電気部品または電子部品の単体でもよいし、複数の電気部品または複数の電子部品を有するユニットでもよい。電気部品または電子部品は、プロセッサ、制御回路及びモジュールを含む。
10 作業機
12 電動モータ
15 制御部
30 減速機構
31 出力軸
32 カム部材
33 アーム
53 角度検出センサ
57 押圧軸
58,60 ローラ
61 可動切断刃
63 固定切断刃
64 反力要素
66 操作ダイヤル
67 磁気センサ
69 インバータ回路
73 演算部
74 インバータ駆動部
75 回転子位置検出回路
76 電流検出回路
84 曲げ対象物
86 表示部
R1 設定角度
R2 作動角度

Claims (14)

  1. 対象物を支持する支持部と、前記支持部が支持している前記対象物に対して所定の加工を行うために作動可能な加工部と、前記加工部を作動させる駆動部と、を有する作業機であって、
    前記対象物に対して前記所定の加工を行うことに支障がない状態か、支障がある状態かを判断し、かつ、前記支障がある状態と判断すると、前記支障がある状態を種類が異なる複数の状態に区別する判断部と、
    前記支障がある複数の状態の異なる種類に応じて、内容が異なる複数の制御を前記加工部に対して行うことの可能な制御部と、
    を有する、作業機。
  2. 前記加工部は、
    前記所定の加工を行うために前記対象物に接触する工具と、
    前記工具を作動させる駆動部と、
    を有する、請求項1記載の作業機。
  3. 前記工具は、初期位置と作動位置との間で往復作動可能であり、
    前記制御部は、前記所定の加工を行うことに支障がない状態と判断されると、前記駆動部を制御することにより、前記工具を前記初期位置から作動させて前記対象物に対して所定の加工を行わせた後、前記工具を前記作動位置から作動させて前記初期位置に停止させる、請求項2記載の作業機。
  4. 前記駆動部は、
    前記工具を作動させる電動モータと、
    前記電動モータに電力を供給する電源部と、
    を有し、
    前記判断部は、前記電源部の電圧が所定値以上であると前記所定の加工を行うことに支障がない状態と判断し、前記電源部の電圧が所定値未満であると前記所定の加工を行うことに支障がある第1状態と判断する、請求項3記載の作業機。
  5. 前記駆動部は、
    前記工具を作動させる電動モータと、
    前記電動モータに電力を供給する電源部と、
    を有し、
    前記判断部は、前記電源部から前記電動モータに供給される電流が所定値以上であると前記所定の加工を行うことに支障がない状態と判断し、前記電源部から前記電動モータに供給される電流が所定値以上であると前記所定の加工を行うことに支障がある第2状態と判断する、請求項3記載の作業機。
  6. 前記駆動部は、前記工具を作動させるモータを有し、
    前記判断部は、前記モータの負荷が所定値未満であると前記所定の加工を行うことに支障がない状態と判断し、前記モータの負荷が所定値以上であると前記所定の加工を行うことに支障がある第3状態と判断する、請求項3記載の作業機。
  7. 前記判断部が前記第1状態であると判断すると、
    前記制御部は、前記対象物に対して前記所定の加工を行わせた後、前記工具を前記作動位置から作動させて前記初期位置に停止させ、かつ、前記工具を前記初期位置で待機させるように、前記駆動部を制御する、請求項4記載の作業機。
  8. 前記判断部が前記第2状態であると判断すると、
    前記制御部は、前記第2状態であると判断された時点で前記工具を停止させ、かつ、前記工具を作動させて前記初期位置で停止させるように、前記駆動部を制御する、請求項5記載の作業機。
  9. 前記判断部が前記第3状態であると判断すると、
    前記制御部は、前記第3状態であると判断された時点で前記工具を停止させるように、前記駆動部を制御する、請求項6記載の作業機。
  10. 前記工具は、
    前記対象物を曲げ加工する曲げ工具と、
    前記対象物を切断する切断工具と、
    を含む、請求項2記載の作業機。
  11. 前記曲げ工具は、前記駆動部から動力が伝達されると、中心線を中心とする初期位置と作動位置との間で円弧状に往復作動可能であり、
    前記切断工具は、前記駆動部から動力が伝達されると、往復作動可能な可動切断刃であり、
    前記可動切断刃と協働してせん断力により前記対象物を切断する固定切断刃が、更に設けられている、請求項10記載の作業機。
  12. 作業者が操作し、かつ、前記電動モータの回転と停止とを切り替えるトリガが設けられ、
    前記制御部は、前記第1状態であると判断してから前記工具を前記初期位置で停止させるまでの間、前記トリガを操作して前記モータを回転及び停止させることを可能とする、請求項7記載の作業機。
  13. 対象物を支持する支持部と、前記支持部が支持している前記対象物に対して所定の加工を行うために作動可能な加工部と、前記加工部を作動させるモータと、を有する作業機であって、
    前記対象物に対して前記所定の加工を行う状態の種類を検出する検出部と、
    前記状態の種類に応じて、前記モータの回転を直ちに禁止する第1禁止制御、または、前記所定の加工を完了した後に前記モータの回転を禁止する第2禁止制御を選択する制御部と、
    を有する、作業機。
  14. 作業者が操作し、かつ、前記モータの回転と停止とを切り替えるトリガが設けられ、
    前記制御部は、前記第2禁止制御を選択すると、前記所定の加工を完了するまでの間、前記トリガを操作して前記モータを回転または停止させることを可能とする、請求項13に記載の作業機。
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