JP2019210869A - ポンプ装置、及びポンプ装置の羽根車隙間調整方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(3)上記(1)または(2)に記載されたポンプ装置であって、前記羽根車が固定された負荷側で前記回転軸を軸支する第1軸受と、前記羽根車と反対側の反負荷側で前記回転軸を軸支する第2軸受と、を有し、前記付勢機構は、前記第1軸受を介して、前記回転軸を前記軸方向の一方側に付勢し、前記羽根車隙間調整機構は、前記第2軸受を介して、前記回転軸を前記軸方向の他方側に移動させてもよい。
(4)上記(3)に記載されたポンプ装置であって、前記第1軸受と前記第2軸受との間には、前記回転軸を回転させるロータ及びステータが配置されていてもよい。
(5)上記(4)に記載されたポンプ装置であって、前記ロータ及び前記ステータを収容するモータケーシングを備え、前記モータケーシングは、前記反負荷側に、前記第2軸受を支持する筒状の軸受ブラケット部を有し、前記羽根車隙間調整機構は、前記軸受ブラケット部に挿入され前記第2軸受と当接する当接部を有すると共に、前記軸受ブラケット部に対して前記軸方向に移動自在に係合する反負荷側ケーシングカバーと、前記反負荷側ケーシングカバーと前記モータケーシングとの間に介在する羽根車隙間調整用シムと、前記羽根車隙間調整用シムを介して前記反負荷側ケーシングカバーと前記モータケーシングとを軸方向において締結固定するネジ部材と、を有してもよい。
(6)上記(5)に記載されたポンプ装置であって、前記反負荷側ケーシングカバーには、貫通孔が形成されており、前記回転軸は、前記貫通孔を介して前記反負荷側ケーシングカバーの外側に突出する突出部と、前記突出部に対して着脱可能に装着された冷却ファンと、を有してもよい。
図1は、一実施形態に係るポンプ装置1を示す正面図である。図2は、図1に示すポンプ装置1が有するポンプケーシング30の内部構造を示す縦断面図である。図3は、図1に示すポンプ装置1の背面側斜視図である。図4は、図1に示すポンプ装置1の矢視A−A断面図である。
モータ3は、羽根車20を回転させることによりポンプ2を駆動させる。インバータ装置4は、ポンプ2を制御する。本実施形態では、モータ3の駆動は、インバータ装置4によって制御されており、ポンプ2の回転速度の可変速運転が可能とされている。ここで、インバータ装置4にて可変速運転する必要がない場合は、インバータ装置4は可変速手段を有さなくてもよい。
この反負荷側ケーシングカバー101には、貫通孔101cが形成されており、回転軸10の他端部10bは、貫通孔101cを介して反負荷側ケーシングカバー101の外側に突出している。
図5に示すように、冷却ファン65は、放射状に延びる複数のブレード部66と、複数のブレード部66が接続されたベース部67と、を備える。ベース部67には、回転軸10の他端部10bが挿通する挿通孔68が形成されている。挿通孔68には、キー68aと、スナップフィット68bが設けられている。
図7は、一実施形態に係るポンプ装置1の羽根車隙間調整方法を説明するための図である。
以上により、ポンプ装置1の羽根車20の隙間調整が終了する。
羽根車隙間調整機構100Aは、ケーシング本体80の底部に螺合し、溝10b1を介して回転軸10を軸方向の他方側に移動させるピン部材104Aを備える。ピン部材104Aは、ケーシング本体80の底部に対し、軸方向に螺入可能なネジ部104A1と、回転軸10の溝10b1に対し、点接触可能な先端部104A2と、を有する。なお、先端部104A2は、半球状、若しくは、回転自在なボールによって形成されていてもよい。
この構成によっても、回転軸10の回転を阻害せずに、回転軸10を介して羽根車20を軸方向に移動させることができる。
2 ポンプ
3 モータ
3a ロータ
3b ステータ
4 インバータ装置
10 回転軸
10a 一端部
10b 他端部(突出部)
14 第1軸受
15 第2軸受
20 羽根車
20a 側面
20b 側面
30 ポンプケーシング
31 ポンプ室
31a 対向面
31b 対向面
50 ポンプケーシングカバー
60 モータケーシング
65 冷却ファン
81 軸受ブラケット部
90 付勢機構
100,100A 羽根車隙間調整機構
101 反負荷側ケーシングカバー
101a 当接部
101c 貫通孔
102 羽根車隙間調整用シム
103 ネジ部材
S 移動距離
Claims (8)
- 回転軸に固定された羽根車と、
前記回転軸の軸方向において前記羽根車の側面に対向する対向面を有するポンプ室を形成するポンプケーシングと、
前記回転軸を前記軸方向の一方側に付勢する付勢機構と、
前記付勢機構の付勢に抗して、前記回転軸を前記軸方向の他方側に移動させ、前記羽根車の側面と前記ポンプ室の対向面との間に所定幅の隙間を形成する羽根車隙間調整機構と、を備える、ことを特徴とするポンプ装置。 - 前記ポンプ室は、前記軸方向において前記羽根車の両側面に対向する一対の対向面を有しており、
前記羽根車隙間調整機構は、前記羽根車の両側面と前記ポンプ室の一対の対向面との間に所定幅の隙間をそれぞれ形成する、ことを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。 - 前記羽根車が固定された負荷側で前記回転軸を軸支する第1軸受と、
前記羽根車と反対側の反負荷側で前記回転軸を軸支する第2軸受と、を有し、
前記付勢機構は、前記第1軸受を介して、前記回転軸を前記軸方向の一方側に付勢し、
前記羽根車隙間調整機構は、前記第2軸受を介して、前記回転軸を前記軸方向の他方側に移動させる、ことを特徴とする請求項1または2に記載のポンプ装置。 - 前記第1軸受と前記第2軸受との間には、前記回転軸を回転させるロータ及びステータが配置されている、ことを特徴とする請求項3に記載のポンプ装置。
- 前記ロータ及び前記ステータを収容するモータケーシングを備え、
前記モータケーシングは、前記反負荷側に、前記第2軸受を支持する筒状の軸受ブラケット部を有し、
前記羽根車隙間調整機構は、
前記軸受ブラケット部に挿入され前記第2軸受と当接する当接部を有すると共に、前記軸受ブラケット部に対して前記軸方向に移動自在に係合する反負荷側ケーシングカバーと、
前記反負荷側ケーシングカバーと前記モータケーシングとの間に介在する羽根車隙間調整用シムと、
前記羽根車隙間調整用シムを介して前記反負荷側ケーシングカバーと前記モータケーシングとを軸方向において締結固定するネジ部材と、を有する、ことを特徴とする請求項4に記載のポンプ装置。 - 前記反負荷側ケーシングカバーには、貫通孔が形成されており、
前記回転軸は、
前記貫通孔を介して前記反負荷側ケーシングカバーの外側に突出する突出部と、
前記突出部に対して着脱可能に装着された冷却ファンと、を有する、ことを特徴とする請求項5に記載のポンプ装置。 - 回転軸に固定された羽根車と、
前記回転軸の軸方向において前記羽根車の側面に対向する対向面を有するポンプ室を形成するポンプケーシングと、
前記回転軸を前記軸方向の一方側に付勢する付勢機構と、を備え、
前記付勢機構の付勢に抗して、前記回転軸を前記軸方向の他方側に移動させ、前記羽根車の側面と前記ポンプ室の対向面との間に所定幅の隙間を形成する羽根車隙間調整工程を有する、ことを特徴とするポンプ装置の羽根車隙間調整方法。 - 前記ポンプ室は、前記軸方向において前記羽根車の両側面に対向する一対の対向面を有しており、
前記羽根車隙間調整工程の前に、前記羽根車が、前記ポンプ室の片方の対向面に当接した状態から、前記ポンプ室のもう片方の対向面に当接するまでに移動した移動距離を計測し、
前記羽根車隙間調整工程では、前記移動距離の半分だけ、前記付勢機構の付勢に抗して、前記回転軸を前記軸方向の他方側に移動させ、前記羽根車の両側面と前記ポンプ室の一対の対向面との間に所定幅の隙間をそれぞれ形成する、ことを特徴とする請求項7に記載のポンプ装置の羽根車隙間調整方法。
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JP2018107710A JP7057225B2 (ja) | 2018-06-05 | 2018-06-05 | ポンプ装置の羽根車隙間調整方法 |
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JP7057225B2 JP7057225B2 (ja) | 2022-04-19 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021241081A1 (ja) * | 2020-05-26 | 2021-12-02 | 株式会社荏原製作所 | ポンプケーシングおよびポンプ装置 |
WO2021241146A1 (ja) * | 2020-05-26 | 2021-12-02 | 三相電機株式会社 | モータポンプ |
Citations (3)
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JPS5146420A (ja) * | 1974-10-18 | 1976-04-20 | Hitachi Ltd | Karyuburoanoroota |
JPS5277007U (ja) * | 1975-11-04 | 1977-06-08 | ||
JPS573895U (ja) * | 1980-06-09 | 1982-01-09 |
-
2018
- 2018-06-05 JP JP2018107710A patent/JP7057225B2/ja active Active
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