JP2019210135A - エレベーターシステムおよび乗り場人数算出装置。 - Google Patents
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Abstract
Description
そして、このような効率の良いエレベーターの運行制御には、エレベーターの乗り場の状況をセンサで検出することが重要である。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、本発明は、乗り場で利用者を乗りかごに乗せて運行するエレベーターシステムであり、エレベーター乗り場ドアの近傍に設置され、乗り場呼びに対して配車されるエレベーター号機を利用者に報知する予約案内灯と、エレベーター号機が乗り場に到着することを報知する到着案内灯の双方の機能を有する案内装置を備える。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、図1〜図16を参照して、本発明の実施の形態例について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態例(以下、「本例」ということもある)に係るエレベーターシステムの全体構成例を示す図である。図1は、ビル内の任意の階にいる利用者の数を検出する際の、エレベーター乗り場の状況を示している。
まず、乗り場呼びボタン5が押されて乗り場呼びが新規に登録されると、エレベーター群管理制御装置9によりその乗り場呼びに割当てられたエレベーター号機のホールランタン1が発光(点灯)する。すなわち、ホールランタン1は、エレベーター号機がその階に呼ばれたことを報知する案内装置としての役割を果たす。
以下、ホールランタン1は予約案内灯及び到着案内灯を含む機能を備える案内装置として説明する。なお、人数検出装置2は、画像センサを備えた通常のカメラの他に、レーザーセンサ、赤外線センサ、あるいは熱検知センサなどで構成してもよい。
1)図1に示すように、利用者6は、予約したエレベーター号機の確認や到着時の確認のため、ホールランタン1が見える位置でエレベーター号機を待つため、ホールランタン1は、それが設置される位置からも利用者6を確認しやすい。
2)ホールランタン1の内部に人数検出装置2が格納されているため、利用者に撮影されているという不快な意識をさせることなく、利用者6の人数を検出することができる。
3)ホールランタン1は、利用者6から見やすいように高い位置にあるため、乗り場の利用者6を俯瞰しやすく、人数検出装置2の視界をさえぎる死角が生じにくい。
5)ホールランタン1の内部に人数検出装置2が収納されているため、乗り場の意匠を損ねることがなく、ビルの意匠に対しても悪い影響を及ぼさない。
したがって、乗り場10にある複数の人数検出装置2のどれを如何に使用するかというバリエーションのある制御が可能になり、より効率良くかつ精度の高い乗り場利用者の検出方法が可能になる。これら複数の人数検出装置2の制御は、エレベーター群管理制御装置9により実行される。
また、乗り場10全体に人がいない(無人である)ことを検出することも重要な機能である。例えば、乗り場10全体が無人であることが分かれば、最終のかご呼びでその乗り場10に到着したエレベーター号機があった場合に、かご内の乗客が全て降車したならば戸開時間の満了を待たずにすぐ乗り場ドアを閉めて出発することができる。これにより無駄な戸開時間をなくすことができるので、エレベーター号機の運行時間の短縮を図ることが可能になる。
このような乗り場10の無人の検出は、エレベーター号機の乗り場全体を広く検出対象にする必要があり、このため、乗り場10にある全てのエレベーター号機のホールランタン1の人数検出装置2を動作させることで、乗り場10全体を検出することが考えられる。このように、乗り場10全体を容易に検出できる点も、ホールランタン1に人数検出装置2を設けた利点である。
図2は、図1に示す本例のエレベーターシステムにおいて、人数検出装置2、乗り場人数算出装置8およびエレベーター群管理制御装置9にいたる処理の全体を説明するための図である。
図2に示すように、ここでは、人数検出装置2は、各階の乗り場10における各エレベーター号機の全てに設けられているものとして説明する。しかし、既に説明したように、人数検出装置2は、各階の乗り場のエレベーター号機の全てに設ける必要はなく、また、全ての階のエレベーター号機のホールランタン1に設ける人数検出装置2の数は、必ずしも同じにする必要はない。人数検出装置2を設置する数は、各階のエレベーター号機の利用状況に応じて適宜変更することが可能である。
また、乗り場人数算出装置8は、乗り場呼びがあった場合の乗り場10にいる利用者6の人数を算出する。すなわち、乗り場人数算出装置8は、各階の乗り場10に設けられる1個または複数の人数検出装置2からの情報に基づいて、各階における乗り場呼び対する割当てエレベーター号機周りの乗り場10にいる利用者6の人数を算出する。この利用者人数の算出は、乗り場人数算出装置8の乗り場人数算出処理部81で行われる。
ただし、後述するように、乗り場10の利用者6の人数検出は、必ずしも割当てエレベーター号機に配置された人数検出装置2だけで行われるものではない。各乗り場10に設けられるエレベーター号機に設置される複数の人数検出装置2からの情報を利用して乗り場10にいる利用者6の人数を正確に検出する方法も考えられる。どのエレベーター号機に設置した人数検出装置2からの情報を使って乗り場の利用者人数を検出するかについては、エレベーター群管理制御装置9によって制御される。
以上説明したように、図2で示した人数検出装置2、乗り場人数算出装置8およびエレベーター群管理制御装置9からなる構成を備えることにより、ある階で発生した乗り場呼びに対する利用者6の人数を、より正確に検出することができる。なお、このとき利用者6の人数を割当て号機前の適切な領域に絞り込むことが重要になる。そして、乗り場呼びの利用者人数に関する情報を用いて、利用者6の多くが積み残されるような場合も、事前に予測して追加のエレベーター号機を割当てるようにする。その結果、利用者6の待ち時間を大幅に短縮することが可能になる。
図3は、本例のエレベーターシステム(図1参照)における案内装置(予約案内灯)として機能するホールランタン1の構造例を示す。図3(A)はホールランタン1の正面図、図3(B)は側面図である。図3の例は、ホールランタン1に人数検出装置2を設けた構造の一例であり、ホールランタン1の下側の底部に人数検出装置2が配置されている。なお、図3の例はあくまでも一例であり、後述するように、本例のエレベーターシステムで用いられる人数検出装置2付きホールランタン(案内装置)1は、この例に限定されない。
このような構造をもつカバーを設けることで、人数検出装置2を利用者6に気付かれにくくすることができ、ホールランタン1の外観の意匠も従来のものと同様の形を保つことができる。
遮光板1fは、ホールランタン1の発光部1dと人数検出装置2の間に配置されており、ホールランタン1からの光を防ぐ機能を持つ。偏光板1gは、周囲の外光の影響を防ぐために設けられる。
このため、図3(B)に示すように、ホールランタン1本体(発光部1d、1eで構成)と人数検出装置2に対する共通の回路基板1hが設けられる。そして、この回路基板1hに電源線1iと通信線1jを配線し、これを共通の回路基板1h上で分配して、ホールランタン1本体と人数検出装置2のそれぞれで使用するようにする。
しかし、図3の例では、元々の従来のエレベーターシステムで用いられているホールランタン1で使用している配線を利用するため、人数検出装置2のための特別な配線作業は不要である。
図4は、図1に示したエレベーターシステムに関する乗り場10にいる利用者6の人数検出処理の手順を示すフローチャートである。図4には、人数検出装置2付きのホールランタンによる人数検出の一連の処理が示されている。
その結果、所定時間が経過して積み残し人数検出モードは終了となり、当該割当てかご号機に対する人数検出を終了する(S12)。その後はまたステップS1の処理に戻って人数検出を繰り返す。
図5は、図4のフローチャートに対応する人数検出処理の動作を説明するためのタイムチャートである。図5のタイムチャートは、ホールランタン1の状態の時間経過を示すタイムチャートA1、人数検出処理の状態の時間経過を示すタイムチャートA2、検出した人数値の時間経過を示すタイムチャートA3をそれぞれ表している。これら3つのタイムチャートの時間軸A4は、タイムチャートA1〜A3で同期している。
図6は、本例のエレベーターシステムに係るホールランタン1(予約案内灯)で、図3とは異なる構造の例を示している。図3に示すホールランタン1と異なる点は、ホールランタン1の本体(発光部)の上下の両側に、人数検出装置2b、2cをそれぞれ備えた点である。これによって、より乗り場10の検出領域が広がるとともに、人数検出の精度を上げることができる。また、後述するようにホールランタン1の発光による光を適切に回避することも可能となる。図6において、図3と同じものは同じ符号を付しており、説明は省略する。
このように、上側の人数検出装置2cと下側の人数検出装置2bを、上側の発光部1eと下側の発光部1dの点灯状態に応じて切り替えることで、ホールランタン1の発光の影響を極力回避することができる。
図7は、本例のエレベーターシステムにおけるホールランタン1で、図3の第1の例、図6の第2の例とは異なる構造例(第3の例)を示した図である。
この第3の例は、ホールランタン1の本体である発光部の側面に、人数検出装置2を配置している。すなわち、第3の例は、図3または図6に示す第1または第2の例のように、上下に配置することが難しい場合や、側面に配置することでより乗り場10の状況を検出しやすい場合に有効な構造になる。図7でも、図3と同じものは同じ符号を付しており、説明を省略する。
図8は、図1に示す本例のエレベーターシステムにおいて、乗り場10にいる利用者6の人数を検出する人数検出処理法の例を示す図である。
図8に示す例は、人数検出装置2による人数検出に際して、ホールランタン1の発光部の光の影響を回避する検出方法を示している。
1)乗り場の利用者6の人数を検出するタイミング毎に、例えば5〜10秒毎に短い時間の消灯時間を設けて、その消灯中に乗り場の利用者6の人数を検出する方法、
2)乗り場の利用者6の人数の増加傾向に合わせて、混雑時など短時間に人数が増加する場合は短い周期で消灯時間を設け、閑散時など人数がほとんど増加しない場合は長い周期で消灯時間を設けて、その消灯中に乗り場の利用者6の人数を検出する方法、
3)点灯と消灯を短時間で繰り返す点滅期間を設けて、その点滅期間の消灯中に乗り場の利用者6の人数を検出する方法、などである。
以下、図8を参照して上記1)に関する処理の動作例を説明する。図8は、2つの時間波形グラフで上記の1)の処理動作を説明するものであり、上側のグラフB1はホールランタン1の発光状態の時間波形を示している。
まずホールランタン1の発光状態の時間波形グラフB1の縦軸B4は、ホールランタン1の発光状態、すなわち消灯状態B5と点灯状態B6の2つの状態があることを示している。
また、人数検出装置2の検出処理の状態の時間波形グラフである下側のグラフB2では、縦軸B9は人数検出処理のオンとオフの状態を示している。すなわち、人数を検出するオン状態B10と、人数を検出しないオフ状態B11の2つの状態を示している。
人の目の特性を考えると、例えば10m秒以下であれば、消灯時間を利用者に気付かれない可能性が高い。したがって、凡そ10m秒以下の時間長の消灯時間とすれば、間欠的な消灯を利用者に気付かれずに、かつ利用者の人数を検出することが可能になると考えられる。
図9は、本例のエレベーターシステムで、乗り場における利用者の人数検出の方法の具体例(1)を示している。図9は、エレベーター乗り場全体を上から俯瞰した上面図であり、以下、この図9を用いて利用者の人数検出法を説明する。
図9の右側には、ホールランタン1(202)の構造が示されているが、このホールランタン202の構造は、図3で示したホールランタン1の構造と同じなので説明は省略する。
エレベーター2号機102のホールランタン202には、その下側に人数検出装置2が取り付けられており、人数検出装置2は、この位置から2号機周辺の乗り場領域を一点鎖線で囲まれた検出領域7として、乗り場10の利用者6の人数を検出する。
図10は、本例のエレベーターシステムにおいて、図9とは異なる、乗り場における利用者の人数検出の方法の具体例(2)を示す。図10において、図9と同じものは同一符号を付し説明は省略する。
図10において、図9と異なる点は、割当てエレベーター号機である2号機102と向い合せの位置にあるエレベーター5号機105に設けたホールランタン205の人数検出装置2で割当て号機である2号機102の到着を待つ利用者6の人数を検出する点である。
ここで、ホールランタン205の人数検出装置2の検出方向2eは、図9で説明した検出方向2aの定め方と同様に設定すればよい。
図10の例のように、割当てエレベーター号機と向かい合った対面側のエレベーター号機の人数検出装置2から割当てエレベーター号機の利用人数を検出する利点は、ホールランタン205が点灯していないため、光の影響を考慮しなくてよい点である。図10の右側に、エレベーター5号機105のホールランタン205の拡大図を示すが、この図に示すように、発光部1d、1eが点灯していないので、遮光板無しの構造でもよく、その分人数検出装置2の構造を簡素化することができる。
図11は、図1の第1の実施形態例とは異なる第2の実施形態例のエレベーターシステムの全体構成例を示す図である。図1と異なる点は、乗り場10の利用者6の検出に、乗り場10の入り口14近傍のエレベーター号機に設けたホールランタン1の人数検出装置2を用いる点である。つまり、図11の例では、エレベーター乗り場の入り口14から乗り場10へ入場する利用者6aを検出対象としている。図11において、図1と同じものは同じ符号を付して、説明は省略する。
図12は、図11に示す第2の実施形態例のエレベーターシステムにおいて、乗り場にいる利用者6の人数検出方法の具体例(3)を示している。図12は、図9と同様に、ある階のエレベーター号機の乗り場全体を上から見た状況を示す上面図である。図12において、図9と同様の要素は同じ符号を付して、説明は省略する。
この乗り場10に入ってくる利用者6aの数と、既に乗り場にいる利用者6の数を積算することで、割当てエレベーター号機である2号機102の到着を待っている利用者6の合計人数を算出することが可能となる。
図13は、図11および図12に示した第2の実施形態例のエレベーターシステムにおいて、乗り場10にいる利用者6の人数検出処理を説明するためのフローチャートである。
以下に述べるように、乗り場入り口14から乗り場10に入ってくる利用者6aの検出は、乗り場入り口14のエレベーター1号機101と4号機104に設けたホールランタン201、204の人数検出装置2で行われる。
そして、この検出人数を△Pを用いて、式(1)により、乗り場の待ち人数の推定値Pを更新する(S23)。
P =P+△P (1)
ステップS21で、入り口14から入ってくる人を検出しない場合には(S21のNo)、検出するまで待つ。
次に、割当てエレベーター号機の乗りかごが当該階を出発したかどうかを判定する(S26)。このステップS26の判定は、図11に示すエレベーター群管理制御装置9により行われる。
R=P−Q (2)
ここで、R<0なる場合には、R=0とする。
P=R (3)
なお、乗り場10が非常に混雑した状況でなければ、乗り切れずに積み残された人数Rは「0」となるため、新たに設定される乗り場の待ち人数の推定値Pの初期値は、基本的にゼロになる。
ステップS26で割当てエレベーター号機が出発しない場合(S26のNo)には、ステップS25の処理を繰り返す。
ステップS29で新たな乗り場呼びがあったと判定された場合には(S29のNo)、乗り場10に新たな利用者6が現れたことになるので、ステップS30の処理を飛ばして、ステップS21の処理に戻る。
図14は、本例のエレベーターシステムにおいて、乗り場10にいる利用者6の人数検出方法の他の例を示す図である。
図14も、図9および図12と同様に、ある階のエレベーターの乗り場10全体を上から見た上面図であり、図9および図12と同様の要素は同じ符号を付している。
図14に示すように、乗り場呼びがなされ、割当てエレベーター号機(ここでは2号機102)の到着を待っている利用者6に対して、前方、後方、さらに斜めの各方向からの人数検出装置2の検出領域により、乗り場10全体がカバーされている。このため、図14の例では、乗り場10にいる利用者6の数を検出する場合の検出の死角をなくすことができる。しかし、一方で、複数のカメラによる同一人の重複検出もあるので、図2に示す乗り場人数算出装置8により、重複排除の処理を行うようにしている。
図15は、本例のエレベーターシステムに関する乗り場10にいる利用者6の人数検出方法の特別な例として、乗り場に人がいない場合の例を示す図である。図15は、図14と同様にある階のエレベーターの乗り場10全体を上から見た上面図であり、構成要素も図14と全く同じなので、同一符号を付している。
図16は、本例のエレベーターシステムにおけるホールランタン1の他の構造例を示している。図3と同様に図16(A)は正面図、図16(B)は側面図である。図16でも、図3、図6と同じ要素は同じ符号を付し、説明は省略する。
このように、電源と通信の接点となる接続口(接点口)1m、1nに、例えばカメラ、画像センサなどを取り付けることで、図3や図6と同じく乗り場10にいる人の数を検出することができる。
この場合、ロビー階など、特定の階が非常に混雑するので、その階だけにカメラや画像センサを取り付けて人数検出を行うこともでき、これにより運行効率を上げることが可能になる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
101〜106・・・エレベーター号機(1号機〜6号機)
2・・・ホールランタン1の内部に組み込まれた人数検出装置
20・・・検出部(カメラ等)
21・・・人数算出処理部
22・・・頭部検出処理部
23・・・カウント処理部
3・・・エレベーターの乗り場ドア
4・・・乗り場ドアを囲う三方枠
5・・・乗り場呼びボタン
6・・・乗り場にいるエレベーターの利用者
6a・・・乗り場の入り口付近にいるエレベーターの利用者
7、7a、7b・・・人数検出装置の検出エリア
8・・・乗り場人数算出装置
81・・・乗り場人数算出処理部
9・・・エレベーター群管理制御装置
91・・・積み残し発生予測処理部
92・・・追加割当て処理部
10・・・エレベーター乗り場
11・・・乗り場で待つ利用者用の誘導線
12・・・誘導線によって定められた待機エリア
Claims (15)
- 乗り場で利用者を乗りかごに乗せて運行するエレベーターシステムであって、
エレベーター乗り場ドアの近傍に設置され、乗り場呼びに対して配車されるエレベーター号機を利用者に報知する予約案内灯と、エレベーター号機が乗り場に到着することを報知する到着案内灯の双方の機能を有する案内装置と、
前記案内装置内に設けられ、前記エレベーター号機の乗りかごを待つ利用者を検出するセンサを含む人数検出装置と、
前記乗り場のエレベーター号機に設けられる1個または複数の前記人数検出装置からの検出情報に基づいて乗り場人数を算出する乗り場人数算出装置と、
前記乗り場人数算出装置により算出された乗り場利用者の数に基づいて、前記エレベーター号機の運行を制御するエレベーター群管理制御装置と、
を備えるエレベーターシステム。 - 前記人数検出装置は、その電源を、前記案内装置に電源を供給する電源線が接続される回路基板から得る、
請求項1に記載のエレベーターシステム。 - 前記人数検出装置は、前記案内装置と前記エレベーター群管理制御装置との通信を行う通信線を介して前記乗り場人数算出装置との通信を行う、
請求項2に記載のエレベーターシステム。 - 前記案内装置は、エレベーター号機の走行方向を知らせる上部と下部の発光部からなり、前記人数検出装置は、前記下部の発光部よりも下側に設けられる、請求項1に記載のエレベーターシステム。
- 前記案内装置は、エレベーターの走行方向を知らせる上部と下部の発光部からなり、前記人数検出装置、前記下部の発光部よりも下側と前記上部の発光部の上側の2箇所に設けられる、
請求項1に記載のエレベーターシステム。 - 前記案内装置において、前記発光部と前記人数検出装置の間に、前記発光部からの光を遮る遮蔽板が設けられる、
請求項4または5に記載のエレベーターシステム。 - 前記人数検出装置の検出方向は、前記人数検出装置が設置された乗り場ドアの前方を検出するように前記エレベーター号機の前記乗り場ドアからの垂直線よりも前記乗り場ドア側に傾けて設定される、
請求項6に記載のエレベーターシステム。 - 前記人数検出装置は、当該乗り場において新規の乗り場呼びが登録された時点もしくはその乗り場呼びに対して割り当てられるエレベーター号機が前記案内装置により案内された時点から、前記エレベーターの利用者の人数の検出を開始する、
請求項1に記載のエレベーターシステム。 - 前記案内装置は、三方枠または前記三方枠の近傍に配置されるホールランタン装置である、
請求項1に記載のエレベーターシステム。 - 前記人数検出装置が有する前記センサは、画像センサを含むカメラ、赤外線センサ、レーザーセンサ、熱検知センサのうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載のエレベーターシステム。 - 前記案内装置は、発光している期間中に短い消灯時間を複数回設けて、前記消灯時間に前記人数検出装置によって、前記乗り場にいるエレベーター利用者の人数を検出する、
請求項1に記載のエレベーターシステム。 - 前記消灯時間は、10m秒以下である、
請求項11に記載のエレベーターシステム。 - 前記案内装置は、発光している期間中に点灯と消灯を繰り返す点滅期間を設け、前記点滅期間の消灯中に前記人数検出装置によって、前記乗り場にいるエレベーター利用者の人数を検出する、
請求項1に記載のエレベーターシステム。 - 前記案内装置の内部には、前記案内装置の通信線と電源線から分配された通信と電源の接点口が設けられ、前記接点口への前記人数検出装置を取り付けまたは取り外しは任意に行うことを可能とする、
請求項1に記載のエレベーターシステム。 - 乗り場でエレベーター呼びがあった場合に、割当てエレベーター号機の乗りかごを待つ利用者の人数を算出する乗り場人数算出装置であって、
前記エレベーター号機の乗り場ドアの近傍に設置され、乗り場呼びに対して配車されるエレベーター号機を利用者に報知する予約案内灯と、前記エレベーター号機が乗り場に到着することを報知する到着案内灯の双方の機能を有し、前記エレベーター号機毎に設置される案内装置と、
前記エレベーター号機の全て案内装置内または選択された特定の案内装置内に設けられ、前記エレベーター号機の乗りかごを待つ利用者の数を検出するセンサを含む人数検出装置と、を備え、
前記エレベーター号機の全ての案内装置内または前記選択された特定の案内装置内に設けられる前記人数検出装置からの検出情報に基づいて、前記乗り場で割当てエレベーター号機の乗りかごを待つ乗り場人数を算出する、
乗り場人数算出装置。
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