JP2019206795A - 扉開閉状態検知ユニット、及び開閉検知機能付扉 - Google Patents

扉開閉状態検知ユニット、及び開閉検知機能付扉 Download PDF

Info

Publication number
JP2019206795A
JP2019206795A JP2016169953A JP2016169953A JP2019206795A JP 2019206795 A JP2019206795 A JP 2019206795A JP 2016169953 A JP2016169953 A JP 2016169953A JP 2016169953 A JP2016169953 A JP 2016169953A JP 2019206795 A JP2019206795 A JP 2019206795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
detection unit
light
lock
open
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016169953A
Other languages
English (en)
Inventor
楠田 達文
Tatsufumi Kusuda
達文 楠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Advance Technology Corp
Original Assignee
Nidec Read Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Read Corp filed Critical Nidec Read Corp
Priority to JP2016169953A priority Critical patent/JP2019206795A/ja
Priority to TW106128432A priority patent/TW201812151A/zh
Priority to PCT/JP2017/030543 priority patent/WO2018043333A1/ja
Publication of JP2019206795A publication Critical patent/JP2019206795A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B47/00Operating or controlling locks or other fastening devices by electric or magnetic means
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B49/00Electric permutation locks; Circuits therefor ; Mechanical aspects of electronic locks; Mechanical keys therefor
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F7/00Accessories for wings not provided for in other groups of this subclass
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B7/00Special arrangements or measures in connection with doors or windows
    • E06B7/28Other arrangements on doors or windows, e.g. door-plates, windows adapted to carry plants, hooks for window cleaners

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】扉の開閉状態の検知機能を有さない既存の扉に対して、扉の開閉状態を検知可能にすることが容易な扉開閉状態検知ユニット、及びこの扉開閉状態検知ユニットを備えた開閉検知機能付扉を提供する。【解決手段】扉開閉状態検知ユニット1は、ラッチボルトを有する板状の扉2の外面23に取り付け可能に構成され、扉2の開閉状態を検知する扉開閉状態検知ユニット1であって、扉2に取り付けられた状態で扉2の戸先25方向に向くように光を放射する赤外線LED31と、戸先25方向からの光を検出するフォトダイオード321を備える光検出部32と、光検出部32による光の検出の有無に基づいて、扉2の開閉状態を検知する開閉検知部141とを備えた。【選択図】図6

Description

本発明は、扉に取り付け可能な扉開閉状態検知ユニット、及びこの扉開閉状態検知ユニットを備えた開閉検知機能付扉に関する。
従来より、デッドボルトを進退させる電気錠を備えた扉では、扉が開いた状態でデッドボルトを突出させると扉が施錠されないままになってしまうので、扉の開閉状態を検知するセンサを備え、扉が閉まっているときに電気錠で施錠するようになっている。また、ビルの警備システムなどでは、ビル内の扉に、各扉の開閉状態を検知するセンサを取り付け、各扉の開閉状態を監視する場合がある。
このように、扉の開閉状態を検知する方法として、扉の戸先に設けられたラッチボルトの下方にリードスイッチを埋め込んでおき、扉が閉まったときにそのリードスイッチと対向する壁の位置に磁石を埋め込んでおく方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この方法では、扉が閉じるとリードスイッチと磁石とが近接してリードスイッチがオンし、扉が開くとリードスイッチと磁石とが離れてリードスイッチがオフする。このように、リードスイッチのオンオフで扉の開閉が検知されるようになっている。
特開2007−40021号公報(段落0037)
ところで、扉の開閉状態を検知するセンサを備えていない既存の扉に、上述のような開閉状態を検知する機構を後から追加しようとすると、扉に穴を開けてリードスイッチを埋め込んだり、建物の壁に穴を開けて磁石を埋め込んだりする必要があるため、扉の開閉状態を検知可能にするための工事や加工が大掛かりとなるという不都合があった。
本発明の目的は、扉の開閉状態の検知機能を有さない既存の扉に対して、扉の開閉状態を検知可能にすることが容易な扉開閉状態検知ユニット、及びこの扉開閉状態検知ユニットを備えた開閉検知機能付扉を提供することである。
本発明に係る扉開閉状態検知ユニットは、ラッチボルトを有する板状の扉の一方の面に取り付け可能に構成され、前記扉の開閉状態を検知する扉開閉状態検知ユニットであって、前記扉に取り付けられた状態で前記扉の戸先方向に向くように光を放射する光源と、前記戸先方向からの前記光を検出する光検出部と、前記光検出部による前記光の検出の有無に基づいて、前記扉の開閉状態を検知する開閉検知部とを備える。
ラッチボルトを有する扉が取り付けられた扉枠(壁)には、扉を閉めるときにラッチボルトがスムーズに扉内に退避するように、かつラッチボルトが扉枠に当たって扉枠が傷つかないように、金属のストライクが取り付けられている。この構成によれば、扉開閉状態検知ユニットを扉に取り付けると、光源から扉の戸先方向に向けて光が放射される。扉が閉まっていれば、扉の戸先方向には上述のストライクが取り付けられているから、放射された光がストライクで反射し、光検出部によって検出される。一方、扉が開いていれば、扉の戸先方向には上述のストライクがないから、光は反射せず、光検出部は光を検出しない。その結果、開閉検知部は、光検出部による光の検出の有無に基づいて、扉の開閉状態を検知することができる。そうすると、背景技術のように壁や扉に穴を開けて磁石やリレースイッチを埋め込んだりすることなく、扉開閉状態検知ユニットを扉の一方の面に取り付けることにより、扉の開閉状態を検知可能にすることができるので、扉開閉状態検知ユニットは、扉の開閉状態の検知機能を有さない既存の扉に対して扉の開閉状態を検知可能にすることが容易である。
また、前記光源は、前記一方の面に沿い、かつ前記一方の面に近接して前記光を放射することが好ましい。
この構成によれば、扉が閉まっているとき、戸先側にあるストライクが扉枠から突出している部分に光が当たるので、その反射光を光検出部で検出することが容易となる。
また、前記光源は、前記扉が閉じられたときに前記扉の戸枠に取り付けられたストライクが位置することになる方向に向けて前記光を放射し、前記光検出部は、前記扉が閉じられたときに前記ストライクで反射した光を検出することが好ましい。
この構成によれば、扉が閉まっていれば、光源から放射された光がストライクで反射し、光検出部によって検出される。一方、扉が開いていれば、ストライクで光が反射せず、光検出部は光を検出しない。その結果、開閉検知部は、光検出部による光の検出の有無に基づいて、扉の開閉状態を検知することができる。
また、前記光源は、前記光として赤外線光を放射することが好ましい。
この構成によれば、光源から放射された赤外線光は人の目に見えないので、ユーザに違和感を感じさせることなく扉の開閉状態を検知することができる。
また、前記光源は、前記光を120Hzよりも高い点滅周波数で点滅させて出力し、前記光検出部は、前記光を電気信号に変換する変換部と、120Hz以上であり、かつ前記点滅周波数よりも低い遮断周波数を有するハイパスフィルタとを備え、前記開閉検知部は、前記ハイパスフィルタを通過した信号に基づいて前記扉の開閉状態を検知することが好ましい。
光検出部には、太陽光や照明光が当たる場合がある。しかしながら、このような太陽光や照明光は、通常、ハイパスフィルタの遮断周波数より高い点滅の周波数成分を有さないので、このような光が光検出部で受光された場合であっても、その出力信号はハイパスフィルタで遮断される。照明光の中でも、蛍光灯の場合は、商用交流周波数の2倍、100Hz又は120Hzで点滅する。しかしながら、ハイパスフィルタの遮断周波数は120Hz以上にされており、120Hz以下の周波数を遮断するので、光検出部は、蛍光灯の光を誤って検出することが防止される。
また、前記扉の錠を駆動する錠機構と、前記開閉検知部による検知結果に応じて前記錠機構を制御する制御部と、前記光源、前記光検出部、前記開閉検知部、前記錠機構、及び前記制御部を、前記扉に取り付け可能に収容する筐体とをさらに備え、前記扉には、その厚み内に前記扉を施錠及び解錠する錠本体が収納され、前記錠本体には、前記施錠及び解錠するための駆動力を受け付ける錠側係合部が設けられ、前記錠機構は、前記錠側係合部と係合する係合部を備え、前記係合部を駆動することによって前記錠本体を施錠又は解錠させることが好ましい。
この構成によれば、扉開閉状態検知ユニットは、光源、光検出部、開閉検知部、錠機構、及び制御部を扉に取り付け可能に収容する筐体を備え、錠機構は、いわゆる箱錠と称される錠本体の錠側係合部と係合する係合部を備えているので、既存の扉に筐体に収容された扉開閉状態検知ユニットを取り付け、既存の扉が備える錠本体の錠側係合部と係合部とを係合させることによって、既存の扉に扉開閉状態検知ユニットを容易に取り付けることができる。扉開閉状態検知ユニットは、係合部を駆動することによって錠本体を施錠又は解錠させることができるので、既存の扉に対してオートロック機構を取り付けることが容易となる。
また、前記制御部は、前記開閉検知部によって、前記扉が閉まっていることが検知されたとき、前記錠機構により前記錠を施錠させることが好ましい。
この構成によれば、扉に扉開閉状態検知ユニットを取り付けることによって、扉が閉まると自動的に施錠されるオートロック機構が実現される。
また、前記扉の外側に設けられ、ユーザを認証するための認証情報を取得する認証情報取得部をさらに備え、前記制御部は、前記認証情報に基づく認証が成功した場合、前記錠機構によって前記錠本体を解錠させることが好ましい。
この構成によれば、扉に扉開閉状態検知ユニットを取り付けることによって、ユーザ認証によって扉を解錠するオートロック機構が実現される。
また、前記認証情報取得部は、虹彩認証のための虹彩画像を前記認証情報として取得することが好ましい。
この構成によれば、扉に扉開閉状態検知ユニットを取り付けることによって、虹彩認証によって扉を解錠するオートロック機構が実現される。
また、本発明に係る開閉検知機能付扉は、上述の扉開閉状態検知ユニットと、前記扉とを備える。
扉の開閉状態の検知機能を有さない既存の扉に上述の扉開閉状態検知ユニットが取り付けられた開閉検知機能付扉は、扉の開閉状態を検知可能となる。
このような構成の扉開閉状態検知ユニットは、扉の開閉状態の検知機能を有さない既存の扉に対して、扉の開閉状態を検知可能にすることが容易であり、この扉開閉状態検知ユニットを備えた開閉検知機能付扉は、扉の開閉状態を検知可能となる。
本発明の第一実施形態に係る電気錠付扉の一例を示す斜視図である。 図1に示す扉の内側の面及び扉が取り付けられた部屋の壁面を、部屋の内側から見た斜視図である。 図1に示す錠制御ユニット及び扉の、第一ハンドル、第二ハンドル付近の部分拡大図である。 本発明に係る電源制御システムの主に電気的構成の一例を概念的に示すブロック図である。 導電部材による接続構造を説明するための説明図である。 扉の開閉状態の検知方法を説明するための説明図である。 扉の開閉状態の検知方法を説明するための説明図である。 図2に示す電源制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 錠制御ユニット及び電源制御システムの動作の一例を示すフローチャートである。 錠制御ユニット及び電源制御システムの動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1は、本発明の第一実施形態に係る電気錠付扉20の一例を示す斜視図である。電気錠付扉20は、扉2に錠制御ユニット1が取り付けられて構成されている。電気錠付扉20は、開閉検知機能付扉の一例に相当している。錠制御ユニット1は、虹彩認証を行う虹彩認証装置として構成されている。錠制御ユニット1は、扉開閉状態検知ユニットの一例に相当している。
扉2の外側の面である外面23には、第二ハンドル12が取り付けられている。錠制御ユニット1は、壁面201に取り付けられた扉2の外面23における第二ハンドル12付近に取り付けられている。図1に示す扉2は、その長尺方向が建具として鉛直に配置されることが予定された方向(以下、単に上下方向と称する)とされており、扉2の上下方向が鉛直になるように壁面201に取り付けられている。
扉2は、例えばホテルの各部屋の扉であってもよく、集合住宅や戸建て住宅の扉であってもよく、ビルの出入口やオフィス内の扉であってもよい。錠制御ユニット1は、種々の扉に取り付けて用いることができるが、特にホテルの各部屋の扉2用の虹彩認証装置として、好適に用いることができる。
錠制御ユニット1は、第二ハンドル12付近に取り付けられているので、通常、錠制御ユニット1の位置よりも上方にユーザUの目、すなわち虹彩が位置することになる。なお、子供の目の位置は、錠制御ユニット1の位置より下になる場合があるが、例えば扉2を、ホテルの部屋の扉とした場合、通常宿泊客は大人であるから、錠制御ユニット1の位置よりも上方にユーザUの目が位置する確率が高くなる。
図2は、図1に示す扉2の内側の面及び扉2が取り付けられた部屋の壁面を、部屋の内側から見た斜視図である。扉2の内側の面である内面24には、第一ハンドル11が取り付けられている。部屋内の壁面には、電源制御装置6が取り付けられている。錠制御ユニット1と電源制御装置6とから、電源制御システムの一例が構成されている。
図3は、図1に示す錠制御ユニット1及び扉2の、第一ハンドル11、第二ハンドル12付近の部分拡大図である。扉2における第一ハンドル11、第二ハンドル12の取付位置付近には、扉2の厚み内に、扉2を施錠及び解錠する錠本体22が収納されている。
錠本体22は、いわゆる箱錠(ケースロック)である。錠本体22は、ユーザUによる第一ハンドル11、第二ハンドル12の操作と連動して進退するラッチボルト221、扉2を施錠するためのデッドボルト222、ラッチボルト221を進退させるための駆動力を第一ハンドル11、第二ハンドル12から受け付けるハンドル取付部223、デッドボルト222を進退させるための駆動力を駆動キー122から受け付ける錠側係合部225、ハンドル取付部223の回動運動をラッチボルト221を進退させるための直線運動に変換し、錠側係合部225の回動運動をデッドボルト222を進退させるための直線運動に変換する図略の伝達機構、及びこれらを収容する略箱状のケース227を備えている。
ラッチボルト221、及びデッドボルト222は、伝達機構により進退することにより、扉2の戸先25から突出したり、扉2内に引き込まれたりする。
第二ハンドル12は、ユーザが把持するための略棒状の第二把持部210と、第二把持部210の一方端部付近から第二把持部210の軸方向と垂直な方向に延びる軸部21とを備えている。軸部21は、例えば四角柱形状のシャフト212と、シャフト212を第二把持部210に取り付けるための円柱状の取付部211とを含む。
錠本体22のハンドル取付部223には、シャフト212を貫通させることが可能なシャフト貫通穴224が形成されている。シャフト貫通穴224の貫通方向と直交する方向の断面形状は、シャフト212と嵌合する形状とされている。
第一ハンドル11は、ユーザが把持するための略棒状の第一把持部213と、第一把持部213の一方端部付近から第一把持部213の軸方向と垂直な方向に延びる円柱状の嵌合部214とを備えている。嵌合部214には、シャフト212の先端部を受け入れる嵌合穴215が形成されている。嵌合穴215の深さ方向と直交する方向の断面形状は、シャフト212の先端部と嵌合する形状とされている。
シャフト212及びシャフト貫通穴224の大きさ、形状は、扉及び錠業界において事実上、標準規格化されている。従って、既存の扉2に対して、元々取り付けられていたハンドルを取り外し、代わりに標準規格化された形状及び太さのシャフト212を備えた第二ハンドル12と、これに対応する第一ハンドル11とを取り付けることは容易である。なお、第一把持部213及び第二把持部210は、ハンドルのユーザが把持するための部分であればよく、棒状に限られず、例えば球状であってもよく、その他の形状であってもよい。
錠制御ユニット1は、上下方向に長尺の略箱状の筐体10を備えている。筐体10には、カメラ101、及び後述する錠機構102、無線送信部18、接触検知部17、発振回路33、赤外線LED31、光検出部32、及び制御部104が一体に、かつ扉2の外面23に取り付け可能に収容されている。錠機構102は、駆動部121(図4)と駆動キー122とを備え、扉2を解錠及び施錠する。錠機構102は、解錠機構及び施錠機構の一例に相当している。
筐体10の、扉2への取付面側からは、錠側係合部225と係合する駆動キー122(係合部)が突出している。駆動キー122は、後述する駆動部121により回動される。筐体10には、第二ハンドル12の軸部21が貫通する貫通孔13が形成されている。錠側係合部225には、駆動キー122と嵌合して係合するための溝部226が形成されている。
これにより、扉2に錠制御ユニット1を密着させ、駆動キー122を溝部226に挿入して駆動キー122に錠側係合部225を係合させた状態で、第二ハンドル12の軸部21を貫通孔13及びシャフト貫通穴224に貫通させ、軸部21の先端部すなわちシャフト212の先端部を嵌合穴215に挿入することで、第一ハンドル11、第二ハンドル12及び錠制御ユニット1が扉2に取り付けられるようになっている。嵌合部214の側面には、ボルト216を挿入可能なネジ穴217が形成されている。シャフト212の先端部を嵌合穴215に挿入し、ネジ穴217にボルト216を螺嵌することによって、シャフト212が第一ハンドル11に固定される。
第一ハンドル11、第二ハンドル12及び錠制御ユニット1が扉2に取り付けられた状態で、第一ハンドル11、第二ハンドル12が操作されると、軸部21が回動し、その回動運動がハンドル取付部223によってラッチボルト221の直線運動に変換されて、ラッチボルト221が扉2内に引き込まれて扉2を開けることができるようにされている。
錠側係合部225には、通常はいわゆるシリンダーが取り付けられ、錠側係合部225は、シリンダーと係合するようになっている。シリンダーは、鍵が差し込まれる部分で、そのシリンダー用以外のキーでは回転しないようになっているものである。
シリンダーを取り付けるため、錠側係合部225には、シリンダーを取り付けるための取付機構が設けられている。そこで、錠制御ユニット1を備えていない通常の扉2から、シリンダーとハンドルとを取り外した後に扉2に錠制御ユニット1を取り付けることによって、既存の扉2に容易に錠制御ユニット1を取り付けることができる。
なお、一般に、扉の内側にはサムターンが取り付けられている。サムターンは、デッドボルトを出し入れするためのつまみである。扉の内側にも、サムターンと係合するための錠側係合部225が設けられている。従って、既存の扉2から内側のサムターンとハンドルとを取り外し、扉2に錠制御ユニット1を取り付けてサムターン用の錠側係合部225に駆動キー122を係合させることによって、既存の扉2の内側に錠制御ユニット1を取り付けてもよい。
筐体10の上面の少なくとも一部は、水平方向に対して傾斜した傾斜面15とされている。傾斜面15にはコールドミラー16が貼付されている。コールドミラー16は、赤外線を透過し可視光を反射する鏡である。なお、図略の例えば赤外線LED(Light Emitting Diode)等で構成された赤外線照明を備え、赤外線によってユーザUの目を照明するようにしてもよい。
筐体10の内部には、コールドミラー16を通してユーザUの目を撮像するためのカメラ101(認証情報取得部)が配設されている。カメラ101は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子やCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子と、この撮像素子に画像を結像するレンズとを用いて構成され、撮像部の一例に相当している。カメラ101は、撮像された画像を示す画像データを後述の制御部104へ出力する。
カメラ101の撮像方向A、すなわちカメラ101のレンズの光軸方向は、水平方向よりも上方に傾斜している。上述したとおり、通常、錠制御ユニット1の位置よりも上方にユーザUの目が位置するから、カメラ101の撮像方向Aを、水平方向よりも上方に傾斜させて錠制御ユニット1の上方を撮影することで、ユーザUの目を撮像することが容易となる。
また、ユーザUは、コールドミラー16に自分の目が写るようにすることで、適切な撮像位置に自分の目を位置させることができる。また、赤外光により撮像することで、虹彩の色の違いと関わりなく虹彩画像を撮像でき、虹彩認証の処理が容易となる。さらに、赤外光により照明するようにすれば、ユーザに眩しさを感じさせることなく照明することができる。錠制御ユニット1が備えるその他の構成要素については後述する。
なお、必ずしも扉2がデッドボルト222を備え、錠制御ユニット1がデッドボルト222を進退させて扉2の施錠、解錠を切り替える例に限らない。例えば、扉2はデッドボルト222を備えず、錠側係合部225によって受け付けられた駆動力によって、第二ハンドル12を固定(ロック)したり第二ハンドル12を回動自在(アンロック)したりするハンドルロック機構を備える構成としてもよい。
そして、錠機構102は、駆動キー122を駆動して第二ハンドル12を動かせないように固定してラッチボルト221を扉2内に引き込めないようにすることで扉2を施錠し、駆動キー122を駆動して第二ハンドル12の固定を解除して第二ハンドル12の操作と連動してラッチボルト221を扉2内に引き込めるようにすることによって扉2を解錠する構成としてもよい。
あるいは、錠側係合部225によって受け付けられた駆動力によって、第二ハンドル12とラッチボルト221との連動を遮断(ロック)する状態と、第二ハンドル12とラッチボルト221とを連動させる(アンロック)させる状態とを切り替える切り替え機構を備える構成としてもよい。
そして、錠機構102は、駆動キー122を駆動して第二ハンドル12とラッチボルト221との連動を遮断することによってラッチボルト221を扉2内に引き込めないようにすることで扉2を施錠し、駆動キー122を駆動して第二ハンドル12とラッチボルト221とを連動させてラッチボルト221を扉2内に引き込めるようにすることによって扉2を解錠する構成としてもよい。
また、錠機構102は、扉2を施錠しなくてもよい。扉2は、例えば閉じられたときに自動的に施錠されるオートロック機構を備えていてもよく、錠機構102は、認証結果に応じて解錠のみを行う構成であってもよい。
図4は、本発明に係る電源制御システムの主に電気的構成の一例を概念的に示すブロック図である。図4に示す電源制御システム4は、錠制御ユニット1と電源制御装置6とを備えている。
錠制御ユニット1は、カメラ101、錠機構102、接触検知部17、無線送信部18、キャパシタ181、赤外線LED(Light Emitting Diode)31(光源)、発振回路33、光検出部32、接続端子112、及び制御部104を備えている。錠機構102は、駆動部121と、駆動キー122とを含む。接触検知部17は、プルダウン抵抗171、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)インバータ172、及び保持回路173を含む。光検出部32は、フォトダイオード321(変換部)、ハイパスフィルタ322、及びAC/DCコンバータ323を含む。
カメラ101、駆動部121、無線送信部18、保持回路173、無線送信部18、発振回路33、及びAC/DCコンバータ323は、制御部104に接続されている。
駆動部121は、例えばモータやギヤ機構を用いて構成されている。駆動部121は、制御部104からの制御信号に応じて駆動キー122を回動させる。錠制御ユニット1が扉2に取り付けられていると、駆動キー122が錠側係合部225と係合しているので、駆動キー122の回動と連動して錠側係合部225が回動される。錠側係合部225の回動は図略の伝達機構によって直線運動に変換され、デッドボルト222が進退される。
デッドボルト222が進んで扉2の戸先25から突出すると扉2が施錠され、デッドボルト222が退いて扉2の戸先25に没入すると扉2が解錠される。すなわち錠機構102は、錠制御ユニット1が取り付けられた扉2の施錠と解錠とを切り替える。
接続端子112は、導電部材5によって第一ハンドル11と導電接続されている。第一ハンドル11は、例えば金属などの導電材料を用いて構成されている。接続端子112は、接触検知部17と、無線送信部18とに電気的に接続されている。より具体的には、接続端子112は、CMOSインバータ172の入力端子に接続され、CMOSインバータ172の入力端子は、プルダウン抵抗171によってプルダウンされ、グラウンドに接続されている。プルダウン抵抗171は、例えば10MΩ程度の高抵抗とされている。また、接続端子112は、キャパシタ181を介して無線送信部18の出力端子に接続されている。
保持回路173は、短時間のパルスやスパイク状の信号を、制御部104で検知可能な時間幅のパルス信号に変換する回路である。保持回路173としては、例えば単安定マルチバイブレータ回路を用いることができる。
図5は、導電部材5による接続構造を説明するための説明図である。図5(a)は、第一ハンドル11と第二ハンドル12とが分離された状態を示している。第一ハンドル11には、第一把持部213と嵌合部214とを絶縁する絶縁部218が設けられている。絶縁部218は、例えば樹脂やセラミックなどの絶縁層により構成されている。
シャフト212は、例えば管状にされており、シャフト212内に導電部材5が挿通されている。導電部材5は、例えば針金状の導電部材により形成されている。導電部材5の先端部は、シャフト212の先端部から突出するようにされている。導電部材5の後端部は、シャフト212の後端付近から外部に引き出されている。導電部材5のシャフト212内に位置する部分は、絶縁被覆51で覆われて、導電部材5とシャフト212とが絶縁されている。
図5(b)は、第一ハンドル11、第二ハンドル12、及び錠制御ユニット1を、扉2に取り付けた状態を説明するための説明図である。図5(b)に示すように、シャフト212の先端部は嵌合部214と嵌合して取り付けられ、シャフト212の先端部から突出した導電部材5の先端が、第一把持部213に当接して第一把持部213と導電部材5とが導通するようにされている。シャフト212の後端付近から外部に引き出された導電部材5の後端部が制御部104の接続端子112に接続されている。
これにより、絶縁部218によって、第一把持部213と第二把持部210とが絶縁され、導電部材5によって接触検知部17及び無線送信部18と第一把持部213とが電気的に接続され、絶縁部218によって接触検知部17及び無線送信部18と第二把持部210とが絶縁される。
第一ハンドル11は、扉2の内側、すなわち室内に配設されるハンドルであるから、室内から外に出ようとするユーザは、扉2を開けるために第一ハンドル11の第一把持部213を握る。人体が静電気帯電している場合、ユーザが第一把持部213に触れると、その帯電電圧、すなわち第一把持部213から得られる電気信号が、ユーザが触れた第一把持部213、導電部材5、及び接続端子112を介してCMOSインバータ172に入力される。
あるいは、人体は導電性を有するので、室内の電磁波の不要輻射、例えば交流電源の50Hz又は60Hzの周波数を有する電磁波をユーザの体がアンテナとして受信し、その周波数を有する微弱な信号が、第一把持部213から得られる電気信号として、ユーザが握った第一把持部213、導電部材5、及び接続端子112を介してCMOSインバータ172に入力される。CMOSインバータ172の入力はハイインピーダンスであり、プルダウン抵抗171も高抵抗にされているため、このような微弱な信号であってもCMOSインバータ172のスレッショルドレベルを超える充分な電圧が得られ、CMOSインバータ172でパルス信号に変換されて保持回路173に入力される。
そしてこのパルス信号が、保持回路173で制御部104で検知可能な時間幅のパルス信号に変換される。この場合、保持回路173の出力信号は、ユーザが第一ハンドル11に触れたことを示す検知信号となる。
これにより、接触検知部17は、扉2の内側の第一ハンドル11にユーザが触れたことを検出することができる。一方、扉2の外側の第二ハンドル12は、絶縁部218によって第一ハンドル11と絶縁されているので、第二ハンドル12にユーザが触れても、接触検知部17はユーザが触れたことを検出しない。
なお、接触検知部は、第一把持部213から得られる電気信号に基づいて、ユーザが第一把持部213に触れたことが検出できればよく、その検出方法としては、接触センサ又はタッチセンサ等として知られている種々の方式を用いることができる。
また、絶縁部218は、第一ハンドル11と第二ハンドル12とを絶縁できればよく、必ずしも絶縁部218を第一ハンドル11に設ける例に限らない。例えば、絶縁部218を、シャフト212と取付部211の間に設けてもよい。あるいは、絶縁部218を、取付部211と第二把持部210の間に設けてもよい。あるいは、嵌合部214を絶縁材料で構成し、嵌合部214を絶縁部として用いてもよい。
また、絶縁部218を設けず、例えば第二把持部210及び軸部21のうち少なくとも一つを、絶縁材料を用いて構成してもよい。また、シャフト212及び取付部211のうちいずれか一方を絶縁材料から構成することによって、軸部21を、絶縁材料を用いて構成するようにしてもよい。
また、絶縁部218及び導電部材5を備えず、軸部21における少なくともシャフト212を導電性の部材とし、第二把持部210を絶縁性の材料を用いて構成し、さらにシャフト212と接続端子112とを導通させることによって、第一ハンドル11と接触検知部17とを電気的に接続するようにしてもよい。
無線送信部18は、キャパシタ181、接続端子112、及び導電部材5を介して第一ハンドル11の第一把持部213に電気的に接続されている。無線送信部18は、制御部104からの制御信号に応じて無線周波数の信号を第一把持部213へ出力することにより、第一把持部213をアンテナとして機能させ、第一把持部213から電源制御装置6へ無線信号を送信させる。無線周波数としては、特定省電力無線に用いられる800MHz〜1GHzの周波数を好適に用いることができる。
錠制御ユニット1は既存の扉2の外面23に取り付けられているので、筐体10内にアンテナを設けると、室内の電源制御装置6へ無線信号を送信するためには扉2を通過することによる減衰量を補うように、無線信号の強度を高める必要がある。室外のアンテナから出力される無線信号の強度を高めると、本来無線信号を送信する必要のない室外空間や他の部屋に届く不要な無線信号の強度が高まることとなり好ましくない。
一方、電源制御システム4によれば、既存の扉2の外面23に取り付けられ、すなわち部屋の外側に位置する錠制御ユニット1が、部屋の内側に位置する第一把持部213をアンテナとして機能させることができる。その結果、室外にアンテナを設けた場合よりも電源制御装置6へ送信する無線信号強度を弱くすることができる。第一把持部213から出力される無線信号強度を弱くすると、消費電力の低減が可能であり、かつ室外や他の部屋に届く無線信号は扉2で減衰されてさらに弱くなるので、消費電力低減及び第三者への妨害電波低減の観点でも好ましい。
無線送信部18としては、所定の周波数信号を出力する発振回路の他、種々の無線送信用の回路を用いることができる。
発振回路33は、制御部104から出力されたオンオフ信号に応じて、オンオフ信号がオンのとき、120Hzより高い点滅周波数、例えば1kHz〜10KHz程度の点滅周波数の周波数信号を、赤外線LED31へ出力する。具体的には、発振回路33は、制御部104からオフ信号が出力されたとき赤外線LED31を消灯させ、制御部104からオン信号が出力されたとき、上記周波数信号を出力して赤外線LED31をその周波数で点滅させる。
なお、発振回路33は、制御部104からの信号にかかわらず、常時周波数信号を赤外線LED31へ出力して赤外線LED31を点滅周波数で点滅させてもよい。点滅周波数で赤外線LED31から放射された赤外線光は、扉2が閉じていれば、扉枠26に取り付けられたストライク27で反射する。
図6、図7は、扉2の開閉状態の検知方法を説明するための説明図である。図6は扉2が閉じている状態を示し、図7は扉2が開いている状態を示している。
赤外線LED31及びフォトダイオード321は、筐体10の戸先25側側面に配設され、戸先25側に向かって、外面23に沿い、かつ外面23に近接して赤外光を放射する。赤外線LED31は、扉2が閉じたときにストライク27が位置する方向へ赤外線光を放射する。
赤外線LED31から放射される赤外線光Bの中心は、外面23と略平行に、かつ外面23からの距離Lが、1cm以下、より好ましくは5mm以下にされている。赤外線LED31及びフォトダイオード321は、上下方向において、扉2の戸先25にラッチボルト221が設けられている位置に取り付けられている。
通常、一般的に、扉2が取り付けられる壁面の戸先25側の扉枠26には、扉を閉めるときにラッチボルト221がスムーズに扉2内に退避するように、かつラッチボルト221が扉枠26に当たって扉枠26が傷つかないように、ラッチボルト221の上下方向の位置に合わせてストライク27が取り付けられている。
ストライク27は、略矩形状の金属板であって、その端縁が鈍角又はR形状で折り曲げられて先端ガイド部272とされている。ストライク27は、先端ガイド部272が扉枠26の端面から、扉2が開く側に水平方向に先端ガイド部272が突出する向きに取り付けられている。先端ガイド部272は、扉2から離れる方向に曲げられている。また、ストライク27には、ラッチボルト221を受け入れるストライク孔271が形成されている。
図6に示すように、扉2が閉じた状態では、赤外線LED31から放射される赤外線光Bは、ストライク27の先端ガイド部272に当たって反射し、その反射光Cがフォトダイオード321で受光される。
フォトダイオード321は、受光した反射光Cを電気信号に変換し、ハイパスフィルタ322へ出力する。ハイパスフィルタ322は、赤外線LED31から出力された赤外線光Bの点滅周波数をAC/DCコンバータ323へ通過させる。ハイパスフィルタ322の遮断周波数は、120Hz以上であって、かつ赤外線光Bの点滅周波数よりも低い周波数にされている。
これにより、ハイパスフィルタ322は、反射光Cがフォトダイオード321で受光されて得られた電気信号を通過させる。
AC/DCコンバータ323は、ハイパスフィルタ322から出力された交流信号を直流信号に変換し、反射光Cの検出信号として制御部104へ出力する。AC/DCコンバータ323としては、いわゆる整流回路を用いることができる。
フォトダイオード321は、太陽光や照明光を受光する場合がある。しかしながら、このような太陽光や照明光は、通常、ハイパスフィルタ322の遮断周波数より高い点滅の周波数成分を有さないので、このような光がフォトダイオード321で受光された場合であっても、その出力信号はハイパスフィルタ322で遮断される。照明光の中でも、蛍光灯の場合は、商用交流周波数の2倍、100Hz又は120Hzで点滅する。しかしながら、ハイパスフィルタ322の遮断周波数は120Hz以上にされており、120Hz以下の周波数を遮断するので、光検出部32は、蛍光灯の光を誤って検出することが防止される。
一方、図7に示すように、扉2が開いた状態では、赤外線LED31から放射される赤外線光Bは、ストライク27に当たらないため、その反射光がフォトダイオード321で受光されることがない。従って、光検出部32から制御部104へ検出信号が出力されることがない。
このようにして、発振回路33、赤外線LED31、及び光検出部32によれば、扉2の開閉状態を表す反射光Cの検出信号を制御部104へ出力することができる。
制御部104は、例えば、所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、所定の制御プログラムやデータを記憶する不揮発性の記憶装置、タイマ回路、及びこれらの周辺回路等を備えている。記憶装置は、虹彩認証の判定を行うための判定基準となる基準情報を記憶する記憶部146としても機能する。また、制御部104は、所定の制御プログラムを実行することによって、開閉検知部141、オートロック制御部142、画像処理部143、認証部144、及び錠制御部145として機能する。
開閉検知部141は、光検出部32による光の検出の有無を示す検出信号に基づいて扉2の開閉状態を検知する。すなわち開閉検知部141は、光検出部32から検出信号が出力されたとき、扉2が閉まっていることを検知する。
オートロック制御部142は、接触検知部17によってユーザが第一把持部213に触れたことが検出されたとき、錠機構102によってデッドボルト222を退避させて扉2を解錠させる。また、オートロック制御部142(制御部)は、開閉検知部141によって扉2が閉まっていることが検知されたとき、錠機構102によりデッドボルト222を突出させて扉2を施錠させる。
なお、オートロック制御部142は、開閉検知部141によって扉2が閉まっていることが、予め設定された監視時間以上継続して検知されたとき、錠機構102によりデッドボルト222を突出させて扉2を施錠させる構成としてもよい。監視時間は、例えば1秒程度とすることができる。監視時間を設けることで、ユーザが誤って扉2を閉めてしまった場合に、監視時間以内であれば扉2を開けることができるので、いわゆる締め出しを防止することができる。
画像処理部143は、カメラ101によって撮像された画像から、公知の画像認識技術により虹彩の画像を抽出し、認証部144へ出力する。画像処理部143は、虹彩の画像から特徴データを抽出し、その特徴データを認証部144へ出力してもよい。
認証部144は、画像処理部143から出力された虹彩の画像又はその特徴データに基づき、公知の虹彩認証技術により虹彩認証を実行する。具体的には、認証部144は、画像処理部143から送られてきた虹彩の画像、又はその画像から得られた特徴データを、記憶部146に記憶されている基準情報と照合することによって、虹彩認証を実行する。認証部144は、認証情報取得部(カメラ101)で取得された認証情報に基づく認証結果を取得する認証結果取得部の一例に相当している。
なお、錠制御ユニット1は、必ずしも認証部144及び記憶部146を備える例に限らない。認証部144及び記憶部146を、外部のサーバ装置等から構成された認証装置に備えてもよい。そして、錠制御ユニット1は認証部144及び記憶部146の代わりに、認証装置と有線又は無線により通信を行うことによって認証装置から認証結果を取得する通信回路を認証結果取得部の一例として備えてもよい。そして、通信回路が、画像処理部143で得られた虹彩の画像、又はその画像から得られた特徴データを認証装置へ送信し、通信回路が認証装置からその認証結果を受信することによって、認証情報に基づく認証結果を取得する構成としてもよい。
また、画像処理部143、認証部144、及び記憶部146を、外部のサーバ装置等から構成された認証装置に備えてもよい。そして、錠制御ユニット1は画像処理部143、認証部144、及び記憶部146の代わりに認証装置と有線又は無線により通信を行う通信回路を認証結果取得部の一例として備えてもよい。そして、通信回路が、カメラ101によって撮像された画像を認証装置へ送信し、通信回路が認証装置からその認証結果を受信することによって、認証情報に基づく認証結果を取得する構成としてもよい。
錠制御部145(制御部)は、認証が成功すると、駆動部121を駆動して駆動キー122を回動させ、扉2を解錠させる。これにより、認証に成功したユーザが扉2を開けることが可能になる。
また、錠制御部145は、認証が成功すると、開閉検知部141による扉2の開閉検知結果に基づいて無線送信部18へ制御信号を出力し、無線送信部18によって、第一ハンドル11から電源制御装置6へ第一無線信号を送信させる。第一無線信号は、電源制御装置6へ、室内の電源オンを要求する信号として予め設定されている。
また、錠制御部145は、接触検知部17によってユーザが第一把持部213に触れたことが検知されたとき、開閉検知部141による扉2の開閉検知結果に基づいて無線送信部18へ制御信号を出力し、無線送信部18によって、第一ハンドル11から電源制御装置6へ第二無線信号を送信させる。第二無線信号は、第一無線信号とは異なる信号であり、電源制御装置6へ、室内の電源オフを要求する信号として予め設定されている。
図8は、図2に示す電源制御装置6の構成の一例を示すブロック図である。図8に示す電源制御装置6は、アンテナ61、無線通信回路62(受信部)、電源制御部63、及びスイッチ部64を備えている。
扉2が取付られた部屋の室内には、室内電気機器66が設けられている。室内電気機器66は、室内の照明や、室内の電源コンセント等である。室内電気機器66は、電源配線65及びスイッチ部64を介して、商用交流電源ACと接続されている。
アンテナ61は、無線信号を受信するアンテナである。無線通信回路62は、アンテナ61を介して第一及び第二無線信号を受信する無線通信回路である。スイッチ部64は、例えばトライアックやリレーなどのスイッチング素子である。電源制御部63は、例えばマイクロコンピュータや論理回路等により構成されている。電源制御部63は、無線通信回路62によって第一無線信号が受信されたときスイッチ部64をオンさせ、無線通信回路62によって第二無線信号が受信されたときスイッチ部64をオフさせる。
次に、上述のように構成された錠制御ユニット1及び電源制御システム4の動作について説明する。図9は、錠制御ユニット1及び電源制御システム4の動作の一例を示すフローチャートである。ユーザが室内にいて、部屋を出ようとして第一ハンドル11を握ると、接触検知部17によってユーザが第一把持部213にタッチしたことが検知され、その検知信号が制御部104へ出力される(ステップS1)。
検知信号が制御部104へ出力されると、オートロック制御部142は、錠機構102によってデッドボルト222を退避させて扉2を解錠させる(ステップS2)。これにより、部屋から出たいユーザは、サムターンを操作するなどの手動解錠操作を行うことなく、第一ハンドル11を操作してラッチボルト221を退避させ、扉2を開いて外に出ることができる。
オートロック制御部142は、扉2が解錠(ステップS2)されてから予め設定された開閉監視時間の間に、開閉検知部141によって扉2が開いたことが検知され(ステップS3でYES)、その後に開閉検知部141によって扉2が閉じたことが検知されたとき(ステップS4でYES)、錠機構102によってデッドボルト222を突出させて扉2を施錠させる(ステップS5)。開閉監視時間としては、通常、ユーザが第一ハンドル11を握ってから扉2を開けるまでの時間が適宜設定されている。開閉監視時間は、例えば1秒とされている。
次に、錠制御部145は、無線送信部18によって室内の第一ハンドル11から第二無線信号を送信させる(ステップS6)。そうすると、電源制御装置6によってスイッチ部64がオフされ、室内電気機器66への電力供給が遮断される。
以上、ステップS1〜S5の処理により、部屋から外に出るときは解錠操作が不要で、扉2を閉めたら自動的に施錠されるいわゆるオートロックが可能となる。そして、錠制御ユニット1は、上述したように既存の扉2に容易に取り付けることができるから、既存の扉に対してオートロック機構を取り付けることが容易となる。
また、ステップS4で扉2が閉じたとき(ステップS4でYES)、ユーザが部屋の外に出たと考えられるので、ステップS1,S3,S4,S6の処理によれば、ユーザが部屋から外に出たときは、無人となった部屋の室内電気機器66への電力供給が自動的に遮断されるので、不要な電力消費を低減し、省エネルギー化を図ることができる。
一方、ステップS3において、錠機構102によって扉2が解錠されてから開閉監視時間の間に、開閉検知部141によって扉2が開いたことが検知されなかった場合(ステップS3でNO)、ユーザは第一ハンドル11を握っただけで扉2を開けなかったと考えられるので、扉2が解錠されたままになることを防止するべくオートロック制御部142は、錠機構102によってデッドボルト222を突出させて扉2を施錠させる(ステップS7)。
ステップS3,S7によれば、ユーザが扉2を開けて部屋を出ようとして第一ハンドル11を握った後、扉2を開けるのを止めた場合、扉2が施錠されるので、部屋のセキュリティが向上する。
なお、ステップS3,S7では、錠機構102によって扉2が解錠されてから開閉監視時間の間に開閉検知部141によって扉2が開いたことが検知されなかった場合(ステップS3でNO)に扉2を施錠する(ステップS7)例を示したが、オートロック制御部142は、錠機構102によって扉2が解錠されてから予め設定された接触監視時間の間、接触検知部17によってユーザが第一把持部213に継続的に触れていることが検知されたとき、錠機構102によって扉2を施錠させるようにしてもよい。接触監視時間は、ユーザが扉2を開ける場合に通常第一ハンドル11に触れている時間よりも長い時間を適宜設定することができる。接触監視時間は、例えば2秒以上とすることができる。
ユーザが長時間第一ハンドル11を握り続けている場合、扉2を開ける意思がないと考えられる。そこで、オートロック制御部142は、錠機構102によって扉2が解錠されてから接触監視時間の間、接触検知部17によってユーザが第一把持部213に継続的に触れていることが検知されたときに錠機構102によって扉2を施錠させることにより、ユーザが扉2を開ける意思がない場合に扉2が施錠されるので、部屋のセキュリティが向上する。
また、ステップS4を実行しなくても、ステップS3で扉2が開いた場合には、ユーザは部屋の外に出る可能性が高い。そこで、ステップS6の第二無線信号の送信を、ステップS3とステップS4の間で実行してもよい。あるいは、ユーザが第一ハンドル11を握った時点でユーザは部屋の外に出る可能性が高いと考えられるから、ステップS6の第二無線信号の送信を、ステップS1とステップS3の間で実行してもよい。しかしながら、ステップS3の後にステップS6を実行した方が、ユーザが部屋を出てから電源オフすることの確実性が向上し、ステップS4の後にステップS6を実行した方が、ユーザが部屋を出てから電源オフすることの確実性がさらに向上する。
あるいは、錠制御部145及び無線送信部18を備えず、ステップS6を実行しなくてもよい。また、オートロック制御部142を備えず、ステップS5,S7を実行せず、ステップS2〜S6を錠制御部145が実行するようにしてもよい。
図10は、ユーザが扉2の外側から扉2を開こうとするときの錠制御ユニット1及び電源制御システム4の動作の一例を示すフローチャートである。例えば図1に示すように、扉2を開けようとするユーザが扉2の前に立ち、錠制御ユニット1のコールドミラー16に自分の目が写るようにする。そうすると、カメラ101によってユーザの目が撮像される(ステップS11)。錠制御ユニット1は、例えば錠制御ユニット1近傍で人体を検知する人感センサを備え、人感センサにより人体が検知されたときにカメラ101が撮像を行う構成としてもよい。
次に、カメラ101によって撮像された撮像画像から、画像処理部143によって虹彩画像が抽出される(ステップS12)。次に、認証部144は、記憶部146に記憶されている基準情報と、抽出された虹彩画像とに基づき、虹彩認証を実行する(ステップS13)。
そして、認証が成功した場合(ステップS14でYES)、錠制御部145は、駆動部121を駆動して扉2を解錠し(ステップS15)、ステップS16へ処理を移行する。一方、認証が失敗した場合(ステップS14でNO)、錠制御部145は、扉2を解錠することなく施錠状態を維持したまま処理を終了する。
ステップS16において、錠制御部145は、扉2が解錠(ステップS15)されてから予め設定された開閉監視時間の間に、開閉検知部141によって扉2が開いたことが検知され(ステップS16でYES)、その後に開閉検知部141によって扉2が閉じたことが検知されたとき(ステップS17でYES)、錠機構102によってデッドボルト222を突出させて扉2を施錠させる(ステップS18)。
ステップS16における開閉監視時間としては、通常、認証が成功してからユーザが第二ハンドル12を握って扉2を開けるまでの時間が適宜設定されている。錠制御ユニット1は、認証が成功した場合、例えば図略のブザー、LED、表示装置等によって、音、光、メッセージ等で認証の成功をユーザに報知するようにされている。ステップS16における開閉監視時間は、例えば3秒とされている。
次に、錠制御部145は、無線送信部18によって室内の第一ハンドル11から第一無線信号を送信させる(ステップS19)。そうすると、電源制御装置6によってスイッチ部64がオンされ、室内電気機器66への電力供給が開始されて、室内の照明が点灯されたり、電気機器が使用可能になったりする。
ステップS17で扉2が閉じたとき(ステップS17でYES)、ユーザが部屋の外から中に入ったと考えられるので、ステップS11〜S19の処理によれば、扉2の外でユーザが錠制御ユニット1によって虹彩認証を行うことで、認証が成功した場合に扉2が解錠され、ユーザが部屋に入って扉2を閉めたとき(ステップS17でYES)に自動的に扉2が施錠され(ステップS18)、かつ室内電気機器66を使用可能にできる(ステップS19)オートロックシステムが実現される。
一方、ステップS16において、錠機構102によって扉2が解錠されてから開閉監視時間の間に、開閉検知部141によって扉2が開いたことが検知されなかった場合(ステップS16でNO)、ユーザは虹彩認証を行っただけで扉2を開けなかったと考えられるので、扉2が解錠されたままになることを防止するべく錠制御部145は、錠機構102によってデッドボルト222を突出させて扉2を施錠させる(ステップS20)。
ステップS16,S20によれば、ユーザが扉2を開けて部屋に入ろうとして虹彩認証を行った後、扉2を開けるのを止めた場合、扉2が施錠されるので、部屋のセキュリティが向上する。
なお、ステップS17を実行しなくても、ステップS16で扉2が開いた場合には、ユーザは部屋の中に入る可能性が高い。そこで、ステップS19の第一無線信号の送信を、ステップS16とステップS17の間で実行してもよい。あるいは、ユーザが虹彩認証を行った時点でユーザは部屋の中に入る可能性が高いと考えられるから、ステップS19の第一無線信号の送信を、ステップS14とステップS16の間で実行してもよい。しかしながら、ステップS16の後にステップS19を実行した方が、ユーザが部屋に入るときに電源オンする確実性が向上し、ステップS17の後にステップS19を実行した方が、ユーザが部屋に入るときに電源オンする確実性がさらに向上する。
また、錠制御ユニット1は、オートロック制御部142を備えず、ステップS1〜S7を実行しない構成であってもよい。
また、錠制御ユニット1は、虹彩認証によりユーザを認証する虹彩認証装置として構成され、認証情報取得部としてユーザを認証するための認証情報である虹彩画像を撮像するカメラ101を備える例を示した。しかしながら、錠制御ユニット1がユーザを認証する方法は、虹彩認証に限られず、種々の認証方法を採用することができる。
例えば、認証情報取得部としてユーザの指紋、静脈、又は顔画像などの生体情報を認証情報として取得するセンサを備え、認証部144は、これらの生体情報に基づき生体認証を行ってもよい。また、例えば認証情報取得部として暗証番号を認証情報として取得するキースイッチを備え、認証部144は、暗証番号に基づき認証を行ってもよい。
1 錠制御ユニット
2 扉
4 電源制御システム
5 導電部材
6 電源制御装置
10 筐体
11 第一ハンドル
12 第二ハンドル
13 貫通孔
15 傾斜面
16 コールドミラー
17 接触検知部
18 無線送信部
20 電気錠付扉
21 軸部
22 錠本体
23 外面
24 内面
25 戸先
26 扉枠
27 ストライク
31 赤外線LED(光源)
32 光検出部
33 発振回路
51 絶縁被覆
61 アンテナ
62 無線通信回路(受信部)
63 電源制御部
64 スイッチ部
65 電源配線
66 室内電気機器
101 カメラ(認証情報取得部)
102 錠機構(解錠機構、施錠機構)
104 制御部
112 接続端子
121 駆動部
122 駆動キー(係合部)
141 開閉検知部
142 オートロック制御部(制御部)
143 画像処理部
144 認証部
145 錠制御部
146 記憶部
171 プルダウン抵抗
172 CMOSインバータ
173 保持回路
181 キャパシタ
201 壁面
210 第二把持部
211 取付部
212 シャフト
213 第一把持部
214 嵌合部
215 嵌合穴
216 ボルト
217 ネジ穴
218 絶縁部
221 ラッチボルト
222 デッドボルト
223 ハンドル取付部
224 シャフト貫通穴
225 錠側係合部
226 溝部
227 ケース
271 ストライク孔
272 先端ガイド部
321 フォトダイオード(変換部)
322 ハイパスフィルタ
323 AC/DCコンバータ
A 撮像方向
AC 商用交流電源
B 赤外線光
C 反射光
L 距離
U ユーザ

Claims (10)

  1. ラッチボルトを有する板状の扉の一方の面に取り付け可能に構成され、前記扉の開閉状態を検知する扉開閉状態検知ユニットであって、
    前記扉に取り付けられた状態で前記扉の戸先方向に向くように光を放射する光源と、
    前記戸先方向からの前記光を検出する光検出部と、
    前記光検出部による前記光の検出の有無に基づいて、前記扉の開閉状態を検知する開閉検知部とを備える扉開閉状態検知ユニット。
  2. 前記光源は、前記一方の面に沿い、かつ前記一方の面に近接して前記光を放射する請求項1記載の扉開閉状態検知ユニット。
  3. 前記光源は、前記扉が閉じられたときに前記扉の戸枠に取り付けられたストライクが位置することになる方向に向けて前記光を放射し、
    前記光検出部は、前記扉が閉じられたときに前記ストライクで反射した光を検出する請求項1又は2に記載の扉開閉状態検知ユニット。
  4. 前記光源は、前記光として赤外線光を放射する請求項1〜3のいずれか1項に記載の扉開閉状態検知ユニット。
  5. 前記光源は、前記光を120Hzよりも高い点滅周波数で点滅させて出力し、
    前記光検出部は、
    前記光を電気信号に変換する変換部と、
    120Hz以上であり、かつ前記点滅周波数よりも低い遮断周波数を有するハイパスフィルタとを備え、
    前記開閉検知部は、前記ハイパスフィルタを通過した信号に基づいて前記扉の開閉状態を検知する請求項1〜4のいずれか1項に記載の扉開閉状態検知ユニット。
  6. 前記扉の錠を駆動する錠機構と、
    前記開閉検知部による検知結果に応じて前記錠機構を制御する制御部と、
    前記光源、前記光検出部、前記開閉検知部、前記錠機構、及び前記制御部を、前記扉に取り付け可能に収容する筐体とをさらに備え、
    前記扉には、その厚み内に前記扉を施錠及び解錠する錠本体が収納され、
    前記錠本体には、前記施錠及び解錠するための駆動力を受け付ける錠側係合部が設けられ、
    前記錠機構は、前記錠側係合部と係合する係合部を備え、前記係合部を駆動することによって前記錠本体を施錠又は解錠させる請求項1〜5のいずれか1項に記載の扉開閉状態検知ユニット。
  7. 前記制御部は、前記開閉検知部によって、前記扉が閉まっていることが検知されたとき、前記錠機構により前記錠を施錠させる請求項6記載の扉開閉状態検知ユニット。
  8. 前記扉の外側に設けられ、ユーザを認証するための認証情報を取得する認証情報取得部をさらに備え、
    前記制御部は、前記認証情報に基づく認証が成功した場合、前記錠機構によって前記錠本体を解錠させる請求項6又は7記載の扉開閉状態検知ユニット。
  9. 前記認証情報取得部は、虹彩認証のための虹彩画像を前記認証情報として取得する請求項8記載の扉開閉状態検知ユニット。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の扉開閉状態検知ユニットと、
    前記扉とを備える開閉検知機能付扉。
JP2016169953A 2016-08-31 2016-08-31 扉開閉状態検知ユニット、及び開閉検知機能付扉 Pending JP2019206795A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016169953A JP2019206795A (ja) 2016-08-31 2016-08-31 扉開閉状態検知ユニット、及び開閉検知機能付扉
TW106128432A TW201812151A (zh) 2016-08-31 2017-08-22 門開閉狀態之檢測單元、及附開閉檢測功能之門
PCT/JP2017/030543 WO2018043333A1 (ja) 2016-08-31 2017-08-25 扉開閉状態検知ユニット、及び開閉検知機能付扉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016169953A JP2019206795A (ja) 2016-08-31 2016-08-31 扉開閉状態検知ユニット、及び開閉検知機能付扉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019206795A true JP2019206795A (ja) 2019-12-05

Family

ID=61300960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016169953A Pending JP2019206795A (ja) 2016-08-31 2016-08-31 扉開閉状態検知ユニット、及び開閉検知機能付扉

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2019206795A (ja)
TW (1) TW201812151A (ja)
WO (1) WO2018043333A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI743708B (zh) * 2019-03-19 2021-10-21 韓商艾蘭西斯有限公司 碰簧銷自動解鎖型門鎖插芯
CN113219540B (zh) * 2021-05-12 2022-07-29 深圳市金鹏源辐照技术有限公司 一种辐照箱开关门闩安全联动检测装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02274983A (ja) * 1989-04-17 1990-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 戸締り検知装置
JPH0564991U (ja) * 1991-09-27 1993-08-27 松下電工株式会社 開戸検知構造
JP2004076277A (ja) * 2002-08-09 2004-03-11 Yunirekku:Kk 施錠装置
JP2005023688A (ja) * 2003-07-04 2005-01-27 Miwa Lock Co Ltd 機械式錠前に対する電気錠の制御箱の取付構造
JP2006242696A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Adobantekku Kk 開閉検出センサ及び開閉検出方法
JP2007040021A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Sharp Corp 錠前装置および鍵
JP5985032B1 (ja) * 2015-12-17 2016-09-06 株式会社リクルートホールディングス 鍵開閉装置、作動制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
TW201812151A (zh) 2018-04-01
WO2018043333A1 (ja) 2018-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2018043332A1 (ja) 錠制御ユニット、電気錠付扉、及び電源制御システム
JP6020748B1 (ja) 扉用虹彩認証装置、及び虹彩認証システム
WO2018043333A1 (ja) 扉開閉状態検知ユニット、及び開閉検知機能付扉
WO2018052003A1 (ja) 虹彩認証装置
US20180323632A1 (en) Door lock mechanism
JP6489468B2 (ja) 電気錠装置、電気錠付扉、及び錠制御装置
CN107680210B (zh) 远程防盗门的指纹识别电路的工作方法
CN111954744B (zh) 开门通知和门把手/防恐杆位置表示装置
JP6990124B2 (ja) 施解錠システム
JP2004218371A (ja) 錠制御装置
JP6735623B2 (ja) 建物の施解錠システム
JP2003307078A (ja) 自動ドア装置
US20160353548A1 (en) Illumination device for a door lock tumbler
CN210109895U (zh) 电子验证装置
JP2004132132A (ja) 自動ドア装置
JP7109175B2 (ja) 錠の閉め忘れを防止するためのシステム
JP2004293151A (ja) 電子錠装置
JP6675100B2 (ja) 電気錠装置
CN110080620A (zh) 一种提高电子锁安全等级的处理方法
CN209958922U (zh) 一种主动防护功能的智能锁
JP6399689B2 (ja) 電気錠システム
JP2011208388A (ja) 電気錠システム
CN219431577U (zh) 一种智能锁
JP7153470B2 (ja) キー装置、錠装置およびシステム
CN107492178B (zh) 远程防盗门的指纹控制电路