JP2019206058A - 多関節ロボット - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態に係る多関節ロボットの一例を示す斜視図である。図2は、多関節ロボットの他の姿勢を表す斜視図である。図3は、多関節ロボットの一例を示す正面図である。図4は、多関節ロボットの一例を示す右側面図である。多関節ロボット1は、7軸の自由度を有するロボットアームを両腕に備え、人間の上半身を模したロボットである。図1、図3及び図4は、ロボットアームのエンドエフェクタ側(手先側)の一部と、ベース側(胴体側)の一部とを結合し、ロボットアームを折り畳んだ姿勢の多関節ロボット1
を表している。図2は、ロボットアームを垂らした姿勢の多関節ロボット1を表している。本実施形態に係る多関節ロボット1は、図1、図3及び図4に示すようにロボットアームを係留し、その姿勢を維持することができる。
図1〜図4に示すように、多関節ロボット1は、その胴体部分の一部であるリンク(ベース)11と、リンク11の一端に接続される関節21と、関節21を介してリンク11に一端が接続されるリンク12と、リンク12の他端に接続される関節22と、関節22を介してリンク12に一端が接続されるリンク13と、リンク13の他端に接続される関節23と、関節23を介してリンク13に一端が接続されるリンク14と、リンク14の他端に接続される関節24と、関節24を介してリンク14に一端が接続されるリンク15と、リンク15の他端に接続される関節25と、関節25を介してリンク15に一端が接続されるリンク16と、リンク16の他端に接続される関節26と、関節26を介してリンク16に一端が接続されるリンク17と、リンク17の他端に接続される関節27とを含む。図1及び図2において、ロボットアームの内部に存在する関節は破線の引出線で示している。また、ロボットアームの先端には、エンドエフェクタ3を備える。図1〜図4に示すエンドエフェクタ3は、いわゆる二指グリッパである。
1と結合部161とを結合させた姿勢を、「係留状態」とも呼ぶものとする。また、リンク14は、本発明に係る「第1のリンク」の一例であり、リンク16は、本発明に係る「第2のリンク」の一例であり、リンク15は、本発明に係る「第3のリンク」の一例である。また、関節24は、本発明に係る「第1の関節」の一例であり、関節25は、本発明に係る「第2の関節」の一例である。また、結合部141は、本発明に係る「第1の結合部」の一例であり、結合部161は、本発明に係る「第2の結合部」の一例である。
結合部141を有するリンク14及び結合部161を有するリンク16は、少なくとも1つの旋回関節(本実施形態では関節24)を介して接続される。また、結合部141及び結合部161は、関節24の回転軸からほぼ等距離であって、リンク14とリンク15及びリンク16とを折り返すように関節24を回転させた状態において対向し得る位置に配置されている。したがって、2つの結合部がそれぞれ有する磁石同士を近接させることにより2つの結合部を結合させ、ロボットアームが垂れ下がらないように姿勢を保持させることができる。すなわち、簡易な構成によって、動作停止時におけるロボットアームの形状を保持させることができる。
141と結合部161と間の距離を離間させ、リンク14とリンク16との結合を解除することができる。本実施形態では、関節24から結合部141及び結合部161までの距離の方がリンク16の径よりも大きいため、結合部の吸着力が一定である場合、関節24を回動させて(リンク15及びリンク16を旋回させて)結合を解除するよりも関節25を回転させて結合を解除する方が、慣性モーメントが小さいぶん必要なトルクも小さくて済む。例えば、多関節ロボット1の制御部5は、図6に示す係留状態において起動すると、一点鎖線の矢印で示す方向のいずれかにリンク16を回転させるよう関節25を制御することで、図7に示すように結合を解除することができる。また、ユーザも、メンテナンス等の作業においてリンク16を手で回転させ、結合部141と結合部161とを容易に着脱させることができる。なお、リンク16の径を大きくすることで、結合を解除する際にユーザが手でリンク16を回転させるために必要な力を減少させることもできる。
図8は、多関節ロボットが動作を停止する場合に行う処理の一例を示す処理フロー図である。制御部5のプロセッサ51は、図8に示す処理を適宜実行するものとする。
多関節ロボット1の形状に人型を採用することで、例えば人間と共に工場の生産ライン等において多関節ロボット1を稼動させる場合に、周囲の人間にとってロボットの動作範
囲の予測可能性を向上させ、安全性を高めることができる。ただし、多関節ロボット1の形状は、人型には限定されず、1本のロボットアームからなる垂直多関節ロボットであってもよい。また、多関節ロボット1は、実施形態に示した構成に加え、人間の下半身を模した部分をさらに有するようにしてもよい。また、ロボットアームが有する関節の数も7には限定されない。
11〜17:リンク
141、161:結合部
21〜27:関節
3:エンドエフェクタ
41、42:撮像装置
5:制御部
51:プロセッサ
52:記憶装置
Claims (5)
- ロボットアームの一部を形成し、当該ロボットアームが備える他のリンクと着脱可能に結合する第1の結合部を備える第1のリンクと、
前記第1のリンクと直接的に又は間接的に接続され、接続されるリンクを互いに旋回させる第1の関節と、
前記第1の関節と直接的に又は間接的に接続されると共に、前記第1の関節を介して前記第1のリンクと接続され、前記第1の結合部と結合する第2の結合部を備える第2のリンクと、
を備える多関節ロボット。 - 前記第1の関節に一端が接続される第3のリンクと、
前記第3のリンクの他端と直接的に又は間接的に接続され、接続されるリンクを互いに回転させる第2の関節と、
をさらに含み、
前記第2のリンクは、前記第2の関節と直接的に又は間接的に接続されると共に、当該第2のリンクを介して前記第1の関節と接続される
請求項1に記載の多関節ロボット。 - 前記第1の結合部と前記第2の結合部とが結合した状態において、前記第1の関節から前記第1の結合部までのロボットアームの表面と、前記第1の関節から前記第2の結合部までのロボットアームの表面との間に間隙が設けられる
請求項1又は2に記載の多関節ロボット。 - 前記第1の結合部及び前記第2の結合部は、互いに吸着する磁石、又は互いに着脱可能な面ファスナーを含む
請求項1から3のいずれか一項に記載の多関節ロボット。 - 前記ロボットアームが備える複数の関節と電気的に接続され、前記複数の関節の回転角を制御すると共に、前記多関節ロボットに対する動作を停止させる指示を検知した場合に、前記第1の結合部と前記第2の結合部とが結合する姿勢に前記ロボットアームを変位させ、又は前記ロボットアームが垂れ下がるまでその速度を減速させ、前記多関節ロボットの動作を停止させる制御部
をさらに備える請求項1から4のいずれか一項に記載の多関節ロボット。
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2018
- 2018-05-29 JP JP2018102684A patent/JP7161156B2/ja active Active
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