JP2019201810A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体に接続されたアタッチメントの種類を判別するための手段をアタッチメント側に設けることなく、本体にアタッチメントが接続されているか否かに応じて、電動送風機の出力を変更できる電気掃除機を提供する。【解決手段】この発明に係る電気掃除機は、本体と、本体に着脱可能に設けられた吸引用アタッチメントと、を備える。本体は、吸引風を生成する電動送風機と、電動送風機に電力を供給する二次電池と、電動送風機の出力を制御する制御部と、本体の移動方向を検出する移動検出部と、を備える。また、本体は、吸引用アタッチメントが本体に取り付けられた状態でスタンドに支持されることが可能である。スタンドは、本体を支持している状態で二次電池を充電する。そして、制御部は、本体がスタンドから取り外された時の移動検出部の検出結果に応じて電動送風機の出力を変更する。【選択図】図10

Description

この発明は、電気掃除機に関するものである。
吸気口を有し制御手段によってモーターの出力が可変である掃除機本体と、この掃除機本体の吸気口に接続される吸引管と、この吸引管の先端に着脱可能な吸引用アタッチメントとを具えた電気掃除機において、接続された吸引用アタッチメントの種類を判別する判別手段を有し、制御手段は、判別手段により判別された吸引用アタッチメントの種類に応じてモーターの出力を変えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、特許文献1に記載されたものにおいては、前述の判別手段は、吸引管の先端に配備され、制御手段に電気的に接続された複数の電極端子と、吸引用アタッチメントの基端に配備され、複数の電極端子の少なくとも2つを通電させる通電手段とを備え、前述の制御手段は、通電手段により通電状態となった複数の電極端子の組合せに基づいて、接続された吸引用アタッチメントの種類を判別する。
特開2006−051187号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような電気掃除機においては、本体の吸引管に接続された吸引用アタッチメントの種類を判別するために、吸引用アタッチメント側にも、本体の複数の電極に対応した通電手段等を設ける必要がある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、本体に接続された吸引用アタッチメントの種類を判別するための手段を吸引用アタッチメント側に設けることなく、本体に吸引用アタッチメントが接続されているか否かに応じて、電動送風機の出力を変更できる電気掃除機を得ることにある。
この発明に係る電気掃除機は、本体と、前記本体に着脱可能に設けられた吸引用アタッチメントと、を備え、前記本体は、吸引風を生成する電動送風機と、前記電動送風機に電力を供給する二次電池と、前記電動送風機の出力を制御する制御部と、前記本体の移動方向を検出する移動検出部と、を備え、前記本体は、前記吸引用アタッチメントが前記本体に取り付けられた状態でスタンドに支持されることが可能であり、前記スタンドは、前記本体を支持している状態で前記二次電池を充電し、前記制御部は、前記本体が前記スタンドから取り外された時の前記移動検出部の検出結果に応じて前記電動送風機の出力を変更する。
この発明に係る電気掃除機によれば、本体に接続された吸引用アタッチメントの種類を判別するための手段を吸引用アタッチメント側に設けることなく、本体に吸引用アタッチメントが接続されているか否かに応じて、電動送風機の出力を変更できるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る電気掃除機の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機の本体の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機を支持可能なスタンドの斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機をスタンドに載置した状態の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機をスタンドから水平方向に取り外す様子を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機をスタンドから鉛直方向に取り外す様子を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機の制御系統の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機が備える充電器接続検出部の動作例を示すフロー図である。 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機をスタンドから取り外した際のセンサー出力の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機をスタンドから取り外した際の動作例を示すフロー図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
実施の形態1.
図1から図10は、この発明の実施の形態1に係るものである。図1は電気掃除機の斜視図である。図2は電気掃除機の本体の斜視図である。図3は電気掃除機を支持可能なスタンドの斜視図である。図4は電気掃除機をスタンドに載置した状態の斜視図である。図5は電気掃除機をスタンドから水平方向に取り外す様子を示す側面図である。図6は電気掃除機をスタンドから鉛直方向に取り外す様子を示す側面図である。図7は電気掃除機の制御系統の構成を示すブロック図である。図8は電気掃除機が備える充電器接続検出部の動作例を示すフロー図である。図9は電気掃除機をスタンドから取り外した際のセンサー出力の一例を示す図である。そして、図10は電気掃除機をスタンドから取り外した際の動作例を示すフロー図である。
以下の説明では、塵埃及びその他のゴミを総称して単に「塵埃」と呼ぶ場合がある。また、塵埃が混じった空気を「含塵空気」と呼ぶ場合がある。そして、塵埃が取り除かれた空気を「清浄空気」と呼ぶ場合がある。
この発明の実施の形態1に係る電気掃除機100は、コードレスタイプの縦型電気掃除機である。図1に示すように、電気掃除機100は、主な構成要素として、本体1、延長管2及び吸込具3を備えている。図1及び図2に示すように、本体1は、ハンドル6、吸引管7及び集塵部5を備えている。ハンドル6は、電気掃除機100の使用中に使用者が手で握る部位である。使用者は、ハンドル6を握ることで電気掃除機100の本体1を把持できる。
吸引管7は、中空筒状の部材である。吸引管7には、延長管2が着脱可能に連結される。図2に示すように、吸引管7には、塵埃を吸い込むための吸引口8が形成されている。吸引口8は、吸引管7の一端に形成された開口である。吸引管7の内部には、吸引口8を通過した含塵空気の気流を集塵部5へ導く風路が形成されている。吸引管7の他端には、ハンドル6の一端が外見上連続するようにして配置されている。ハンドル6の他端側には、操作部10が設けられている。
集塵部5は、本体1に吸い込んだ含塵空気中の塵埃を捕集するためのものである。集塵部5は、全体として円柱状の外観を有する。集塵部5は、本体1に対し着脱可能に取り付けられている。集塵部5を本体1に取り付けると、吸引管7の内部と集塵部5の内部とが通じる。この状態では、本体1の吸引口8から集塵部5の入口まで通じる吸気風路が形成される。この吸気風路は、外部から本体1の集塵部5の内部へと至る風路である。
この実施の形態に係る集塵部5は、サイクロン分離装置を有している。サイクロン分離装置とは、電動送風機4が生成した空気流により含塵空気を内部で旋回させて含塵空気からごみを分離する装置である。本体1には、排気口が形成されている。集塵部5にて塵埃が取り除かれた気流は、排気口から本体1の外部へ排出される。
本体1には、図7に示す電動送風機4及び電池9が内蔵されている。電動送風機4は電気掃除機100の吸引風を生成するためのものである。換言すれば、電動送風機4は、塵埃を含む空気を吸引するためのものである。電動送風機4は、電池9と電気的に接続されている。電池9は、電動送風機4に電力を供給する。電動送風機4は、電池9から電力を供給されることにより駆動する。電池9は二次電池である。すなわち、電池9は充電可能である。
電動送風機4は、ハンドル6に設けられた操作部10に対する操作に応じて駆動する。電動送風機4が駆動すると、集塵部5及び吸引管7の内部に吸引力が作用し、吸引口8から含塵空気が吸い込まれる。吸引口8に吸い込まれた含塵空気は、吸引管7を通過して集塵部5の内部に取り込まれる。集塵部5では、含塵空気から塵埃が分離される。集塵部5から排出された清浄空気は、電動送風機4を通過する。電動送風機4を通過した清浄空気は、前述した排気口から本体1の外部に排出される。
図1に示すように、延長管2は、直線状の外形を有する中空管状の部材である。延長管2の一端側は、本体1と着脱可能に連結される。延長管2の他端側は、吸込具3と着脱可能に連結される。
吸込具3は被清掃面を清掃するためのものである。吸込具3の底面には、図示しない吸込口が形成されている。吸込口は、下方を向いた開口である。吸込具3には、図7に示す回転ブラシ27とアタッチメントモーター26とが設けられている。回転ブラシ27は、前述した吸込口の上方から当該吸込口を臨むようにして配置される。本体1から延長管2を介して供給された電力によりアタッチメントモーター26が回転軸のまわりを回転し、その回転をベルト等で伝達することで、回転ブラシ27は回転する。回転ブラシ27が回転することで、被清掃面の塵埃が掻き上げられる。吸込具3は、延長管2の前述した他端側に関節構造を介して連結される。
延長管2及び吸込具3を、図1に示すように電気掃除機100の本体1に接続することで、本体1の吸引口8が、延長管2の内部風路を介して、吸込具3の前述した吸込口にまで通じる。こうして、前述した吸気風路が、吸込具3及び延長管2により、本体の吸引口8から吸込具3の吸込口まで延長される。そして、吸込具3の回転ブラシ27等の機能を活用した吸引清掃が可能となる。この実施の形態において以上のように構成された延長管2及び吸込具3は、本体1に着脱可能に設けられた吸引用アタッチメントの一例である。
なお、吸引用アタッチメントは、ここで説明した、内部にモーターを備える床面掃除用アタッチメントの他に、以下のようなアタッチメントもある。
・布団掃除専用の布団たたき機構を備える布団掃除用アタッチメント
・電動送風機4の排気を利用して吹き飛ばし掃除を行うブロー用アタッチメント
・吸引口8よりも狭い吸込口で隙間を掃除する隙間掃除用アタッチメント
・植毛を備える棚用アタッチメント
吸引用アタッチメントである延長管2及び吸込具3を本体1に取り付けることで、電気掃除機100をスティック型電気掃除機として使用できる(図1)。この場合、使用者は、本体1のハンドル6を握り、吸込具3を被清掃面上に載せ、延長管2の長手方向が被清掃面に対して斜め方向となるようにして掃除する。また、吸引用アタッチメントである延長管2及び吸込具3を本体1から取り外した状態では、電気掃除機100をハンディ型電気掃除機として使用できる(図2)。この場合、使用者は、本体1のハンドル6を握り、本体1の吸引口8を被清掃面上に向けて掃除する。なお、吸引口8に、吸込具3、布団掃除用アタッチメント、ブロー用アタッチメント、隙間掃除用アタッチメント、または棚用アタッチメントを接続して使用してもよい。
以上のように構成された電気掃除機100に加えて、図3に示すスタンド200を備えることで、図4に示す掃除機システム1000が構成される。スタンド200は、例えば、居室の床面に置かれる。電気掃除機100は、使用時にスタンド200から取り外される。スタンド200は、充電台である。不使用時に電気掃除機100をスタンド200に置くことで、電気掃除機100の電池9を充電することができる。
スタンド200は、基台部210、支柱部220及び本体支持部230を備える。基台部210は、スタンド200の最も下方に配置される土台となる部分である。支柱部220は、基台部210の上面から鉛直上向きに直立して形成されている。本体支持部230は、支柱部220の中間部に固定されている。
本体支持部230は、電気掃除機100をスタンド200に載置した際に、本体1を下側から支持する部位である。本体支持部230には、管体保持部231が設けられている。管体保持部231は、本体支持部230における支柱部220とは反対に形成された凹部である。
電気掃除機100をスタンド200に載置する際、延長管2及び吸引管7から見て、吸込具3の前端側及び集塵部5が配置された側が、スタンド200の支柱部220の方へと向けられる。すなわち、スタンド200は、電気掃除機100の本体1を吸込具3の前端側から支持する。使用者は、掃除が終了した後に、そのまま、吸込具3の前側へと電気掃除機100を移動させながら、スタンド200に電気掃除機100を置くことができる。
電気掃除機100をスタンド200に載置した図4に示す状態では、本体1は、本体支持部230により支持される。また、ハンドル6の操作部10側の端部は、支柱部220の上端部で支持される。そして、吸引管7及び延長管2の接続部分は、管体保持部231の凹部の内側に収まって保持される。このように、電気掃除機100の本体1は、吸引用アタッチメントである延長管2及び吸込具3が本体1に取り付けられた状態で充電台であるスタンド200に支持されることが可能である。
図3に示すように、管体保持部231の凹部の内側には、スタンド側電極16が設けられている。これに対応して、電気掃除機100の吸引管7と延長管2との接続部分には、本体側電極14が設けられている。電気掃除機100をスタンド200に適切に載置すると、本体側電極14とスタンド側電極16とが電気的に接続される。本体側電極14とスタンド側電極16とが電気的に接続されると、スタンド200により本体1の電池9が充電される。すなわち、充電台であるスタンド200は、本体1を支持している状態で二次電池である電池9を充電する。
以上のように構成された掃除機システム1000においては、スタンド200から電気掃除機100を取り外す際に、電気掃除機100を移動させる方向を変えることで、本体1と吸引用アタッチメント(延長管2及び吸込具3)とを一体にスタンド200から取り外すのか、又は、本体1のみをスタンド200から取り外すのかを選択できる。すなわち、この実施の形態においては、図4に示す状態から、図5に示すように電気掃除機100を水平方向に移動させると、本体1と吸引用アタッチメント(延長管2及び吸込具3)とが一体となって、スタンド200から取り外される。したがって、電気掃除機100をスティック型電気掃除機として使用できる。
一方、図4に示す状態から、図6に示すように電気掃除機100を鉛直上方向に移動させると、本体1と延長管2との接続が解除され、吸引用アタッチメント(延長管2及び吸込具3)をスタンド200に残したまま、本体1のみがスタンド200から取り外される。したがって、電気掃除機100をハンディ型電気掃除機として使用できる。
このように、スタンド200に支持されている本体1を予め設定された第1の方向に移動させると、前述の吸引用アタッチメントが本体1に取り付けられた状態で、スタンド200から本体1及び吸引用アタッチメントが取り外される。具体的に、この実施の形態においては、第1の方向は水平方向である。また、スタンド200に支持されている本体1を予め設定された第2の方向に移動させると、前述の吸引用アタッチメントが本体1から取り外された状態で、スタンド200から本体1が取り外される。第2の方向は、前述した第1の方向とは異なる方向である。具体的に、この実施の形態においては、第2の方向は鉛直上方向である。
このようにすることで、使用者は、直接的に吸引用アタッチメントを本体1に着脱することなく、スタンド200から本体1を取り外す方向を選択すれば、電気掃除機100をハンディ型電気掃除機としても、スティック型電気掃除機としても使用できる。
次に、以上のように構成された電気掃除機100の制御系統の構成について、図7を参照しながら説明する。まず、スタンド200には、電圧変換部17が備えられている。また、スタンド200には、電源プラグが設けられている。スタンド200の電源プラグは、商用電源に接続される。電圧変換部17は、スタンド200の電源プラグを介して供給される商用電源の交流電圧(例えばAC100V)を任意の直流電圧(例えばDC30V)に変換する。
電圧変換部17で変換された直流電圧は、スタンド側電極16から出力される。電気掃除機100が適切にスタンド200に載置されていると、スタンド側電極16と本体側電極14とが電気的に接続される。したがって、電気掃除機100を適切にスタンド200に載置することで、スタンド200の電圧変換部17から出力された直流電圧が、電気掃除機100の本体側電極14に入力される。この直流電圧は、本体1の電池9を充電するためのものである。
本体1は、前述した電動送風機4及び電池9の他に、制御基板12を内蔵している。制御基板12には、マイコン21、電圧判定部22、加速度センサー20及び第1の出力調整部23が実装されている。電池9から放電された電力は、電動送風機4だけでなく、マイコン21にも供給される。
マイコン21は、マイクロコンピュータである。すなわち、マイコン21は、プロセッサ及びメモリを備えている。マイコン21は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することにより、予め設定された処理を実行し、電動送風機4の吸引動作及び電池9の充放電等を含む本体1の動作全般を制御する。
電圧判定部22とマイコン21とにより、充電器接続検出部30が構成される。電圧判定部22は、本体側電極14に入力されている電圧を判定する。充電器接続検出部30は、本体側電極14の電圧Xに基づいて、充電台であるスタンド200に本体1が接続されているか否かを検出する。なお、スタンド200から電池9を充電するか否か、すなわちスタンド200の電圧変換部17で変換された直流電圧から電池9を充電するか否かは、制御部が電池9の残量や温度により決定するため、本体1がスタンド200に載置されていても、必ずしも電池9を充電しているとは限らない。
電圧判定部22には、2種類の判定閾値(閾値A、閾値B)が予め設定されている。閾値A<閾値Bである。電圧判定部22は、本体側電極14の電圧Xと閾値A及び閾値Bとを比較する。そして、マイコン21は、電圧判定部22の比較結果に基づいて、本体1の充電接続状態を判定する。
充電器接続検出部30による本体1の充電接続状態の判定動作の一例について、図8のフロー図を参照しながら説明する。まず、ステップS1で、マイコン21に電力が供給されると、マイコン21が起動し、充電器接続検出部30も起動する。
続くステップS2において、電圧判定部22は、本体側電極14の電圧Xと閾値A及び閾値Bとの比較を行う。電圧X<閾値Aである場合、処理はステップS3へと進む。ステップS3においては、マイコン21は、本体1が充電台(スタンド200)に接続されていないと判定する。ステップS3の後、処理はステップS2へと戻る。
また、ステップS2で電圧X>閾値Bである場合、処理はステップS4へと進む。ステップS4においては、マイコン21は、本体1が異常な充電器に接続されたと判定する。ステップS4の後、処理はステップS2へと戻る。
一方、ステップS2で閾値A<電圧X<閾値Bである場合、処理はステップS5へと進む。ステップS5においては、マイコン21は、本体1が充電台(スタンド200)に接続されたと判定する。ステップS5の後、処理はステップS6へと進む。
ステップS6においては、電圧判定部22は、再び本体側電極14の電圧Xと閾値A及び閾値Bとの比較を行う。電圧X>閾値Bである場合、処理は前述したステップS4へと進む。
また、ステップS6で閾値A<電圧X<閾値Bである場合、処理はステップS7へと進む。ステップS7においては、マイコン21は、本体1が充電台(スタンド200)に接続されている状態が継続していると判定する。ステップS7の後、処理はステップS5へと戻る。
一方、ステップS6で電圧X<閾値Aである場合、処理はステップS8へと進む。ステップS8においては、マイコン21は、本体1が充電台(スタンド200)から取り外されたと判定する。ステップS8の後、処理はステップS2へと戻る。
次に、図7に示すように、加速度センサー20とマイコン21とで、動作検出部31が構成されている。動作検出部31は、本体1の移動方向を検出する移動検出部である。加速度センサー20は、例えばX軸・Y軸・Z軸の3軸の加速度を検出する。X軸及びY軸は水平軸である。ここで、X軸は、図5において、本体1を含む電気掃除機100の取り外し方向に沿う軸である。Z軸は鉛直軸であり、図6において、本体1の取り外し方向に沿う軸である。Y軸はX軸とZ軸とに直交する方向の軸であり、図5または図6の紙面に垂直で手前側の方向に延びる軸である。加速度センサー20による検出結果は、X軸・Y軸・Z軸それぞれの出力端子から電圧信号として出力される。マイコン21は、加速度センサー20から出力された信号に基づいて、本体1の移動方向を検出する。
図9に示すように、「地面に対し、水平方向に取り外された」場合、加速度センサー20のX軸の出力端子から出力される電圧が上昇する。また、「地面に対し、垂直方向に取り外された」場合、加速度センサー20のZ軸の出力端子から出力される電圧が上昇する。
第1の出力調整部23は、電動送風機4の出力を調整するためのものである。マイコン21は、電動送風機4の動作指令信号を第1の出力調整部23に出力する。第1の出力調整部23は、電動送風機4をマイコン21からの動作指令信号に応じた出力となるように動作させる。マイコン21及び第1の出力調整部23は、電動送風機4の出力を制御する制御部を構成している。
制御部であるマイコン21及び第1の出力調整部23は、基本的には操作部10になされた操作内容に従って、電動送風機4の出力を制御する。具体的に例えば、操作部10は、本体1の運転のオン及びオフを行うためのスイッチと、運転モードとして「強運転」、「中運転」及び「弱運転」を選択するためのスイッチを備えている。そして、操作部10により本体1の運転がオンにされると、前述の制御部は、操作部10により選択されている運転モードに応じた出力で電動送風機4を動作させる。
また、この実施の形態に係る電気掃除機100では、前述の制御部は、本体1がスタンド200から取り外された時における前述した移動検出部の検出結果に応じて電動送風機4の出力を変更する。具体的に例えば、マイコン21及び第1の出力調整部23は、充電器接続検出部30がスタンド200から本体1が取り外されたことを検出した時における、動作検出部31の検出結果が前述の第1の方向であるか前述の第2の方向であるかに応じて電動送風機4の出力を制御する。
前述したように、スタンド200に支持されている本体1を水平方向に移動させると、前述の吸引用アタッチメントが本体1に取り付けられた状態で、スタンド200から本体1及び吸引用アタッチメントが取り外される。また、スタンド200に支持されている本体1を鉛直上方向に移動させると、前述の吸引用アタッチメントが本体1から取り外された状態で、スタンド200から本体1のみが取り外される。
本体1がスタンド200から水平方向と鉛直方向のどちらの方向に取り外されたかは、本体100が、スタンド200から取り外されたことを充電器接続検出部30が検出した時の動作検出部31の検出結果から判定できる。
したがって、本体100が、スタンド200から取り外されたことを充電器接続検出部30が検出した時の動作検出部31の検出結果によれば、前述の吸引用アタッチメントが本体1に取り付けられているか、それとも取り外されているのかを判定できる。本体100が、スタンド200から取り外された時における前述した移動検出部の検出結果に応じて電動送風機4の出力を変更することで、吸引用アタッチメント側に特別な手段を設けることなく、本体1に吸引用アタッチメントが接続されているか否かに応じて、電動送風機4の出力を変更できる。
例えば、ここで説明した吸引アタッチメントである延長管2及び吸込具3のうちの吸込具3には、回転ブラシ27が設けられている。清掃時には回転ブラシ27を回転させることで、回転ブラシ27が床面に置かれた絨毯またはフローリングの隙間に入り込んだ細かい塵埃を掻きあげる。このため、吸引アタッチメントを使用しない場合と比較して、細かい塵埃を吸引しやすくでき、清掃能力を向上できる。すなわち、清掃能力は、電動送風機4の性能だけでなく、吸引用アタッチメントの性能によっても決まる。したがって、吸引用アタッチメントを使用しているか否かに応じて電動送風機4の出力を変更することで、より適切な出力で電動送風機4を駆動できる。例えば、吸引アタッチメントを使用することで清掃能力を上乗せできる場合には、電動送風機4の出力を低下させることで、消費電力量を削減し、1回の電池9の充電での運転可能時間を長くすることが可能である。
この制御部による電動送風機4の出力制御例について、図10のフロー図を参照しながら説明する。まず、ステップS11において、充電器接続検出部30が、本体1が充電台(スタンド200)から取り外された、すなわち、充電台(スタンド200)が電池9を充電している状態が解除されたことを検出した場合、処理はステップS12へと進む。
ステップS12においては、マイコン21は、本体1が充電台(スタンド200)から取り外された時に、動作検出部31が検出した本体1の移動方向を確認する。本体1が充電台(スタンド200)から取り外された時の本体1の移動方向が水平方向である場合、処理はステップS13へと進む。この場合、本体1に前述の吸引アタッチメント(延長管2及び吸込具3)が接続されている。このため、ステップS13では、マイコン21は、電気掃除機100の運転モードを「床面掃除モード」に設定する。
そして、続くステップS14で、第1の出力調整部23は、電動送風機4の出力を例えば定格出力の80%に設定する。ステップS14の処理が完了すると、一連の動作は終了となる。吸引用アタッチメントを使用する床掃除では、吸引用アタッチメントが絨毯又はフローリングの溝から塵埃を掻き上げ、塵埃を吸引しやすくする。このため、電動送風機4の出力は最大でなくても十分に床面の塵埃を除去できる。
一方、ステップS12で、本体1が充電台(スタンド200)から取り外された時の本体1の移動方向が垂直方向である場合、処理はステップS15へと進む。この場合、本体1に前述の吸引アタッチメント(延長管2及び吸込具3)が接続されていない。このため、ステップS15では、マイコン21は、電気掃除機100の運転モードを「ハンディ掃除モード」に設定する。そして、続くステップS16で、第1の出力調整部23は、電動送風機4の出力を例えば定格出力の100%に設定する。ステップS16の処理が完了すると、一連の動作は終了となる。
ここで、ステップS13及びステップS14の処理を経て、「床面掃除モード」が選択され、電動送風機4の出力が80%で運転されている時、電動送風機4の出力を、操作部10を操作することで、初期状態の出力、例えば100%に戻すことができるようにしてもよい。また、本体1がスタンド200に接続されたことを充電器接続検出部30が再度検知した場合は、電動送風機4の出力を初期状態の出力、例えば100%に戻すようにしてもよい。
また、ステップS15及びステップS16の処理を経て、「ハンディ掃除モード」が選択され、電動送風機4の出力が100%で運転されている時、本体1に延長管2及び吸込具3が接続され、電池9からアタッチメントモーター26への電力供給を開始した場合には、前述の制御部は、電動送風機4の出力を例えば80%に低下させるようにしてもよい。
すなわち、前述した吸引用アタッチメントを構成する吸込具3は、回転ブラシ27を回転させるためのアタッチメントモーター26を備えている。このアタッチメントモーター26は、電池9から電力供給を受けて動作するアクチュエータである。
アタッチメントモーター26の動作は、マイコン21及び第2の出力調整部25により制御される。マイコン21は、アタッチメントモーター26の動作指令信号を第2の出力調整部25に出力する。第2の出力調整部25は、アタッチメントモーター26をマイコン21からの動作指令信号に応じた出力となるように動作させる。
図7に示すように、制御基板12には第1の電流検出器24が設けられている。第1の電流検出器24は、アタッチメントモーター26に流れる電流を検出する。すなわち、第1の電流検出器24は、前述したアクチュエータに流れる電流を検出する第1の電流検出部である。
マイコン21は、現在の運転モードが「ハンディ掃除モード」であっても、アタッチメントモーター26に電流が流れていることを第1の電流検出器24が検出した場合には、運転モードを「床面掃除モード」に設定する。そして、第1の出力調整部23は、運転モードが「床面掃除モード」に設定されたことに応じて、電動送風機4の出力を80%に低下させる。すなわち、前述の制御部は、第1の電流検出器24の検出結果に応じて電動送風機4の出力を変更する。
なお、前述の制御部は、スタンド200が電池9を充電している状態が解除された時における、前述した移動検出部の検出結果に応じて、電動送風機4の動作を開始させるようにしてもよい。具体的に例えば、マイコン21及び第1の出力調整部23は、充電器接続検出部30がスタンド200から本体1が取り外されたことを検出した時における、動作検出部31の検出結果が前述の第2の方向である場合、電動送風機4の動作を開始させる。
すなわち、本体1がスタンド200から取り外されたことを充電器接続検出部30が検出した場合、マイコン21は、本体1がスタンド200から取り外された時に、動作検出部31が検出した本体1の移動方向を確認する。そして、本体1がスタンド200から取り外された時の本体1の移動方向が鉛直方向である場合、マイコン21は、電気掃除機100の運転モードを「ハンディ掃除モード」に設定し、電動送風機4の動作を開始させる。第1の出力調整部23は、電動送風機4の出力を100%に設定する。
この場合、本体1がスタンド200に取り付けられた、すなわち、スタンド200が電池9を充電を開始したことを充電器接続検出部30が検出したとき、マイコン21及び第1の出力調整部23は、電動送風機4の動作を停止させるようにするとよい。
あるいは、前述の制御部は、本体1が前記スタンド200から取り外されてから予め設定された一定時間における前述した移動検出部の検出結果に応じて、電動送風機4の動作を開始させるようにしてもよい。具体的に例えば、マイコン21及び第1の出力調整部23は、充電器接続検出部30がスタンド200から本体1が取り外されたことを検出した時における、動作検出部31の検出結果が前述の第2の方向である場合、スタンド200から本体1が取り外されたことが検出されてから一定時間の間に動作検出部31により本体1が鉛直下方向に移動したことが検出されたときに、電動送風機4の動作を開始させる。
すなわち、本体1がスタンド200から取り外されたことを充電器接続検出部30が検出した場合、マイコン21は、本体1がスタンド200から取り外された時に、動作検出部31が検出した本体1の移動方向を確認する。本体1がスタンド200から取り外された時の本体1の移動方向が鉛直方向である場合、マイコン21は、電気掃除機100の運転モードを「ハンディ掃除モード」に設定する。第1の出力調整部23は、電動送風機4の出力を100%に設定する。そして、マイコン21は、本体1がスタンド200から取り外されたことを充電器接続検出部30が検出した時間から、予め設定された一定時間が経過する前に、動作検出部31により本体1が鉛直下方向に移動したことが検出された場合、電動送風機4の動作を開始させる。
このようにすることで、「ハンディ掃除モード」でスタンド200の近くを短時間掃除するような場合に、操作部10を操作する必要なく掃除を行うことができ、利便性を向上することが可能である。
なお、電池9の残量が一定値を下回ると、電動送風機4の出力が低下する。そこで、電池9の残量に応じた電動送風機4の出力制御を追加的に行ってもよい。例えば、図7に示すように、制御基板12には電圧検出器28が設けられている。電圧検出器28は、電池9から出力される電圧を検出する。すなわち、電圧検出器28は、電池9の出力電圧を検出する電圧検出部である。そして、前述の制御部は、この電圧検出部の検出結果に応じて電動送風機4の出力を変更する。
具体的に例えば、マイコン21により運転モードが「床面掃除モード」に設定されている場合に、電圧検出器28により検出された電池9の出力電圧が予め設定された基準値を下回っている場合、第1の出力調整部23は、電動送風機4の出力を80%ではなく90%にする。また、さらに電池9の出力電圧が低下した場合には、電動送風機4の出力を「ハンディ掃除モード」と同様の100%にしてもよい。
あるいは、図7に示すように、制御基板12には第2の電流検出器33が設けられている。第2の電流検出器33は、電動送風機4に流れる電流を検出する。すなわち、第2の電流検出器33は、電動送風機4に流れる電流を検出する第2の電流検出部である。そして、前述の制御部は、この第2の電流検出部の検出結果に応じて電動送風機4の出力を変更する。
電池9の残量が低下すると、電動送風機4の電流も低下する。そこで、第2の電流検出器33により検出された電動送風機4の電流が予め設定された基準値を下回っている場合には、前述した電池9の出力電圧が低下したときと同様の電動送風機4の出力制御を行ってもよい。
このようにすることで、電池9の残量が少なくなり電動送風機4に供給できる電力が減少してしまい電動送風機4の出力が80%では、吸引用アタッチメントを使用しても十分な清掃能力が得られない場合であっても、電動送風機の出力を例えば90から100%にすることで、十分な清掃能力を確保できる。
図7に示すように、制御基板12には、温度検出器32が設けられている。温度検出器32は、電動送風機4の温度を検出する温度検出部である。温度検出器32は、本体1内の風路中における電動送風機4から一定の距離だけ離れた位置に配置されている。そして、前述の制御部は、この温度検出部が検出した温度が基準温度以上の場合に、電動送風機4を停止させる。
この実施の形態の電気掃除機100は、電動送風機4を停止させる基準温度を運転モードに応じて変更する。より詳しくは、前述の制御部は、スタンド200から本体1が取り外された時の動作検出部31の検出結果に応じて前述の基準温度を変更する。すなわち、マイコン21は、充電器接続検出部30がスタンド200から本体1が取り外されたことを検出した時における、動作検出部31の検出結果が前述の第1の方向であるか前述の第2の方向であるかに応じて、前述の基準温度を変更する。
前述したように、マイコン21は、本体1がスタンド200から取り外された時の本体1の移動方向が水平方向である場合、電気掃除機100の運転モードを「床面掃除モード」に設定する。そして、この際、マイコン21は、前述の基準温度を、床面掃除モード基準温度に設定する。
また、マイコン21は、本体1がスタンド200から取り外された時の本体1の移動方向が鉛直方向である場合、電気掃除機100の運転モードを「ハンディ掃除モード」に設定する。そして、この際、マイコン21は、前述の基準温度を、ハンディ掃除モード基準温度に設定する。ここで、ハンディ掃除モード基準温度は、床面掃除モード基準温度よりも高い温度である。
吸引用アタッチメント(延長管2及び吸込具3)を本体1から取り外して電気掃除機100をハンディ型電気掃除機として使用する場合、吸引口8がほぼ開放された状態で使用される。このため、本体1内の電動送風機4を通過する風量が比較的に多く、この風により電動送風機4の発熱が十分に冷却される。よって、電気掃除機100の運転中における電動送風機4の温度上昇の傾きは比較的緩やかである。
これに対し、吸引用アタッチメント(延長管2及び吸込具3)を本体1に取り付けて、電気掃除機100をスティック型電気掃除機として使用する場合、吸込具3の吸込口は床面等により一部塞がれた状態で使用される。このため、本体1内の電動送風機4を通過する風量が比較的に少なくなり、この風による電動送風機4の冷却が不十分になりやすい。よって、電気掃除機100の運転中における電動送風機4の温度上昇の傾きが比較的急になる。
前述したように、温度検出器32は電動送風機4から離れているため、電動送風機4の温度上昇が急であると、温度検出器32による検出結果と電動送風機4の実際の温度との乖離が大きくなる。そこで、床面掃除モード基準温度をハンディ掃除モード基準温度よりも高くすることで、床面掃除時における温度検出器32による検出結果と電動送風機4の実際の温度との乖離を十分に見越して、電動送風機4が過剰に高温になる前に、電動送風機4を停止させることができる。
また、逆に言えば、ハンディ掃除モード基準温度を床面掃除モード基準温度よりも低くすることで、ハンディ掃除時において、電動送風機4の発熱にまだ余裕があるにもかかわらず、電動送風機4を停止させてしまい、連続運転可能な時間を短縮させてしまうことがない。
このように、本体1がスタンド200から取り外されてからの動作検出部31の検出結果に応じて前述の基準温度を変更することで、電気掃除機100の使用形態に応じた適切な基準温度を設定できる。
なお、温度検出器32を電動送風機4に密着して設置することも考えられる。しかしながら、温度検出器32を電動送風機4に密着して設置することで、電動送風機4の外郭部品の構造の複雑化、又は、組み立て性の悪化を招き、製造コストが増加してしまう。この実施の形態に係る電気掃除機100によれば、そのようなこともない。
なお、以上においては、集塵部5は遠心分離を行うサイクロン分離装置を有する例について説明した。しかし、集塵部5は、含塵空気から塵埃を分離し、分離した塵埃を蓄積するものであれば、塵埃の分離及び蓄積方法はこれに限定されない。例えば、遠心分離を実施せずに、フィルタにより、塵埃と空気を分離しても良い。また、いわゆる紙パック式のようなものでもよい。
以上のように構成された電気掃除機100によれば、本体1に接続された吸引用アタッチメントの種類を判別するための手段を吸引用アタッチメント側に設けることなく、本体1に吸引用アタッチメントが接続されているか否かに応じて、電動送風機4の出力を変更できる。したがって、構成を複雑にすることなく、電気掃除機100の使い勝手を向上できるとともに、電気掃除機100の低コスト化が可能である。また、電動送風機4の出力を、必要最低限のものにすることで、電池9の残量の減りを遅らせ、電気掃除機100の運転時間を延長させることができる。
1000 掃除機システム
100 電気掃除機
200 スタンド
210 基台部
220 支柱部
230 本体支持部
231 管体保持部
1 本体
2 延長管
3 吸込具
4 電動送風機
5 集塵部
6 ハンドル
7 吸引管
8 吸引口
9 電池
10 操作部
12 制御基板
14 本体側電極
16 スタンド側電極
17 電圧変換部
20 加速度センサー
21 マイコン
22 電圧判定部
23 第1の出力調整部
24 第1の電流検出器
25 第2の出力調整部
26 アタッチメントモーター
27 回転ブラシ
28 電圧検出器
30 充電器接続検出部
31 動作検出部
32 温度検出器
33 第2の電流検出器

Claims (8)

  1. 本体と、
    前記本体に着脱可能に設けられた吸引用アタッチメントと、を備え、
    前記本体は、
    吸引風を生成する電動送風機と、
    前記電動送風機に電力を供給する二次電池と、
    前記電動送風機の出力を制御する制御部と、
    前記本体の移動方向を検出する移動検出部と、を備え、
    前記本体は、前記吸引用アタッチメントが前記本体に取り付けられた状態でスタンドに支持されることが可能であり、
    前記スタンドは、前記本体を支持している状態で前記二次電池を充電し、
    前記制御部は、前記本体が前記スタンドから取り外された時の前記移動検出部の検出結果に応じて前記電動送風機の出力を変更する電気掃除機。
  2. 前記スタンドに支持されている前記本体を予め設定された第1の方向に移動させると、前記吸引用アタッチメントが前記本体に取り付けられた状態で、前記スタンドから前記本体及び前記吸引用アタッチメントが取り外され、
    前記スタンドに支持されている前記本体を前記第1の方向とは異なる方向に予め設定された第2の方向に移動させると、前記吸引用アタッチメントが前記本体から取り外された状態で、前記スタンドから前記本体が取り外される請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記吸引用アタッチメントは、前記二次電池から電力供給を受けて動作するアクチュエータを備え、
    前記本体は、前記アクチュエータに流れる電流を検出する第1の電流検出部を備え、
    前記制御部は、前記第1の電流検出部の検出結果に応じて前記電動送風機の出力を変更する請求項1又は請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記本体は、前記二次電池の出力電圧を検出する電圧検出部を備え、
    前記制御部は、前記電圧検出部の検出結果に応じて前記電動送風機の出力を変更する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電気掃除機。
  5. 前記本体は、前記電動送風機に流れる電流を検出する第2の電流検出部を備え、
    前記制御部は、前記第2の電流検出部の検出結果に応じて前記電動送風機の出力を変更する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電気掃除機。
  6. 前記本体は、前記電動送風機の温度を検出する温度検出部を備え、
    前記制御部は、
    前記温度検出部が検出した温度が基準温度以上の場合に、前記電動送風機を停止させるとともに、
    前記本体が前記スタンドから取り外された時の前記移動検出部の検出結果に応じて前記基準温度を変更する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電気掃除機。
  7. 前記制御部は、前記本体が前記スタンドから取り外された時の前記移動検出部の検出結果に応じて、前記電動送風機の動作を開始させる請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電気掃除機。
  8. 前記制御部は、前記本体が前記スタンドから取り外されてから予め設定された一定時間の前記移動検出部の検出結果に応じて、前記電動送風機の動作を開始させる請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電気掃除機。
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