JP2019196800A - ガスケット - Google Patents
ガスケット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019196800A JP2019196800A JP2018090725A JP2018090725A JP2019196800A JP 2019196800 A JP2019196800 A JP 2019196800A JP 2018090725 A JP2018090725 A JP 2018090725A JP 2018090725 A JP2018090725 A JP 2018090725A JP 2019196800 A JP2019196800 A JP 2019196800A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- fluid
- piping
- pipe
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
【課題】 計測機器の設置スペースの不足を解消することができるガスケットを提供する。【解決手段】 ガスケットは、流体が流れる流路をそれぞれ備えたバルブ装置及び配管基材の間に挟まれるガスケットにおいて、前記バルブ装置及び前記配管基材の各々の前記流路を互いに接続する貫通孔が設けられ、前記貫通孔の内周面には、前記流体に関する数値を計測するセンサが設けられている。【選択図】図3
Description
本発明は、ガスケットに関する。
電磁弁と配管ベースの間に挟まれることにより、電磁弁及び配管ベースの各流路の連接部分をシールするガスケットが知られている(例えば特許文献1参照)。
例えば、電磁弁及び配管ベースを流れる流体の流量や圧力を計測する場合、電磁弁または配管ベースから延びる配管に流量計または圧力計などの計測機器を接続することがある。しかし、配管数が多く配管の設置密度が高い場合、計測機器の設置スペースが不足するおそれがある。
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、計測機器の設置スペースの不足を解消することができるガスケットを提供することを目的とする。
本明細書に記載のガスケットは、流体が流れる流路をそれぞれ備えたバルブ装置及び配管基材の間に挟まれるガスケットにおいて、前記バルブ装置及び前記配管基材の各々の前記流路を互いに接続する貫通孔が設けられ、前記貫通孔の内周面には、前記流体に関する数値を計測するセンサが設けられている。
本発明によれば、計測機器の設置スペースの不足を解消することができる。
図1は、比較例における流体制御装置の斜視図である。流体制御装置は、電磁弁90、配管91、温度計92、圧力計93、及び配管ベース94を含む。電磁弁90と配管ベース94の間には、不図示のガスケットが挟まれている。
電磁弁90は、空気などの流体の流量を制御し、配管ベース94は、流体を配管91に導出し、あるいは配管91から導入する。電磁弁90と配管ベース94には、流体が流れる流路(不図示)がそれぞれ設けられており、電磁弁90及び配管ベース94の各流路は、ガスケットの貫通孔を介して互いに接続されている。また、配管ベース94の一面には、その流路と連通する配管91が接続されている。
温度計92は、各配管91に取り付けられ、配管91を流れる流体の温度を計測する。圧力計93は、各配管91に取り付けられ、配管91を流れる流体の圧力を計測する。
温度計92及び圧力計93は配管91の数だけ設けられるため、配管数が多く配管91の設置密度が高い場合、温度計92及び圧力計93の設置スペースが不足するおそれがある。
そこで、実施例のガスケットには、電磁弁と配管ベースの各配管を連通させる開口部の内周面に温度センサや圧力センサなどのセンサが設けられている。このため、温度計92や圧力計93などの計測機器を配管に取り付ける必要がなくなり、その設置スペースの不足が解消される。
図2は、実施例における流体制御装置の分解斜視図である。流体制御装置は、配管ベース1、ガスケット2、及び複数の電磁弁3を有する。
配管ベース1は、一例として直方体形状を有し、その上面1a及び側面1bには複数の開口部10,11がそれぞれ設けられている。上面1aの開口部10と側面1bの開口部11の間は、空気などの流体が流れる流路12により接続されている。なお、配管ベース1は配管基材の一例である。
また、電磁弁3は、バルブ装置の一例であり、流体の流量を制御する。電磁弁3は、一例として直方体形状を有し、その上面3a及び下面3bには複数の開口部30,31がそれぞれ設けられている。上面3aの開口部30と下面3bの開口部31の間は、流体が流れる流路32により接続されている。なお、流体の流量を絞る弁の図示は省略されている。
各電磁弁3と配管ベース1の間には、板状のガスケット2が挟まれている。このため、ガスケット2の各板面2a,2bは、電磁弁3の下面3bと配管ベース1の上面1aと接触する。
ガスケット2の端部には、側方に突出する突出部21が設けられている。突出部21の先端には、後述するように、測定値を電気的に出力するためのコネクタ50が設けられている。コネクタ50は、例えば銅などの金属により形成されている。
また、ガスケット2の板面2a,2bには複数の貫通孔20が設けられている。各貫通孔20は、板面2a,2bにおいて、電磁弁3の開口部31と配管ベース1の開口部10が重なる位置に設けられている。これにより、各貫通孔20は、電磁弁3の流路32と配管ベース1に流路12を互いに接続する。
したがって、流体は、配管ベース1から電磁弁3に、または電磁弁3から配管ベース1に流れる。このとき、ガスケット2は、流体の流路12,32を外部からシールするため、流路12,32の気密性が一定に保たれる。
図3は、ガスケット2の部分的な拡大図である。各貫通孔20の内周面には、例えば温度センサ51及び圧力センサ52が設けられている。
温度センサ51及び圧力センサ52は、例えばMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)のような小型デバイスである。温度センサ51は流路12,32を流れる流体の温度を計測し、圧力センサ52は流路12,32を流れる流体の圧力を計測する。なお、温度センサ51及び圧力センサ52は、流体に関する数値を計測するセンサの一例である。
温度センサ51及び圧力センサ52は、ガスケット2内に埋設された配線53(点線参照)によりコネクタ50と電気的に接続されている。温度センサ51及び圧力センサ52は、配線53を介して給電されるとともに、計測値をコネクタ50に出力する。コネクタ50には、測定値を表示する表示装置が接続される。
温度センサ51、圧力センサ52、及び配線53は、例えばガスケット2を一体成型するときに所定位置に埋め込まれる。例えば、ガスケット2の鋳型に、配線53付きの温度センサ51及び圧力センサ52を配置しておき、HNBR(水素化ニトリルゴム)のようなゴム素材を鋳型に流し込むことによりガスケット2が製造される。
この製造方法によると、例えば、ガスケット2を一体成型した後に温度センサ51、圧力センサ52、及び配線53を取り付ける場合と比較すると、ガスケット2の製造が容易である。
このように、ガスケット2の貫通孔20の内周面には、温度センサ51及び圧力センサ52が設けられているため、配管に計測機器を取り付ける必要がなくなる。
図4は、実施例における流体制御装置の斜視図である。ガスケット2は、電磁弁3と配管ベース1の間に挟まれており、これにより、ガスケット2の貫通孔20は、電磁弁3及び配管ベース1の各流路32,12を互いに接続する。また、配管ベース1の各開口部11には、流体が流れる配管4が接続されている。
ガスケット2のコネクタ50には、例えばタブレット端末などの表示装置80のコネクタ82と接続されている。コネクタ82は、電気ケーブル81を介して表示装置80と接続されている。
この構成により、表示装置80は、温度センサ51及び圧力センサ52から計測値を取得して表示する。例えば、表示装置80は、圧力センサ52が計測した流体の圧力値を液晶画面などに表示する。また、表示装置80は、温度センサ51が計測した温度と圧力値から流体の流量を算出して表示する。したがって、ユーザは、表示装置80を確認することにより容易に流体の流量及び圧力を知ることができる。
これまで述べたように、ガスケット2は、流体が流れる流路32,12をそれぞれ備えた電磁弁3及び配管ベース1の間に挟まれる。ガスケット2は、電磁弁3及び配管ベース1の各流路32,12を互いに接続する貫通孔20が設けられ、その内周面には、温度センサ51及び圧力センサ52が設けられている。
したがって、本例のガスケット2によると、配管ベース1に接続される各配管4に計測機器を設ける必要がなくなり、計測機器の設置スペースの不足を解消することができる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
1 配管ベース(配管基材)
2 ガスケット
3 電磁弁(バルブ装置)
4 配管
10,11,30,31 開口部
12,32 流路
20 貫通孔
50 コネクタ
51 温度センサ(センサ)
52 圧力センサ(センサ)
53 配線
2 ガスケット
3 電磁弁(バルブ装置)
4 配管
10,11,30,31 開口部
12,32 流路
20 貫通孔
50 コネクタ
51 温度センサ(センサ)
52 圧力センサ(センサ)
53 配線
Claims (1)
- 流体が流れる流路をそれぞれ備えたバルブ装置及び配管基材の間に挟まれるガスケットにおいて、
前記バルブ装置及び前記配管基材の各々の前記流路を互いに接続する貫通孔が設けられ、
前記貫通孔の内周面には、前記流体に関する数値を計測するセンサが設けられていることを特徴とするガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018090725A JP2019196800A (ja) | 2018-05-09 | 2018-05-09 | ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018090725A JP2019196800A (ja) | 2018-05-09 | 2018-05-09 | ガスケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019196800A true JP2019196800A (ja) | 2019-11-14 |
Family
ID=68537405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018090725A Pending JP2019196800A (ja) | 2018-05-09 | 2018-05-09 | ガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019196800A (ja) |
-
2018
- 2018-05-09 JP JP2018090725A patent/JP2019196800A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9658090B2 (en) | Ultrasonic flow meter unit having a fixing mechanism to fix the water-tight casing including a membrane to a housing including a measuring tube | |
KR101931375B1 (ko) | 유량 측정 장치 및 유량 제어 장치 | |
JP5256032B2 (ja) | 非汚染体を備えた化学的不活性流制御装置 | |
JP5594541B2 (ja) | 圧力検出器 | |
US20090199647A1 (en) | Differential fluid pressure measurement apparatus | |
JP2006250955A (ja) | 非汚染性本体を有する腐食性流体内の流量計 | |
CN102472671A (zh) | 热电偶套管振动频率诊断 | |
US10261522B2 (en) | Pressure-type flow rate control device | |
WO1997030333A8 (en) | Flow meter within caustic fluids having non-contaminating body | |
JP2023038357A (ja) | バルブ、及びバルブの異常診断方法 | |
JP6637982B2 (ja) | 可変線サイズ平均化ピトー管 | |
US10458872B2 (en) | Electronic pressure sensor for measurement of pressure in a fluid media | |
WO2017122714A1 (ja) | 流量測定可能なガス供給装置、流量計、及び流量測定方法 | |
JP2018533025A (ja) | 二次シールを備えるプロセス変数測定システム | |
CN107782485A (zh) | 集成有共模误差补偿的差压传感器 | |
KR20150145699A (ko) | 중계기 | |
JP2015034762A (ja) | 差圧式流量計 | |
KR101578117B1 (ko) | 기밀성이 향상된 온도소자 일체형 압력센서장치 | |
JP2019196800A (ja) | ガスケット | |
US4638656A (en) | Apparatus and method for calibrating span of pressure measuring instruments | |
CN103620360A (zh) | 压力变换器装置 | |
JP3160345U (ja) | 流量制御ユニット | |
JP2016057319A (ja) | 流量測定装置及び流量制御装置 | |
JP2020183805A (ja) | 医療機器用流体制御装置 | |
JP2005274265A (ja) | 流量計 |