JP2019193133A - 放送受信装置、及び、放送受信装置の制御方法 - Google Patents

放送受信装置、及び、放送受信装置の制御方法 Download PDF

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祐司 安達
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Abstract

【課題】周波数の偏差が生じる場合であっても、タッチパネルの接触を検出する周波数を、受信装置が受信する受信周波数に干渉しないように設定可能な放送受信装置、及び、放送受信装置の制御方法を提供する。【解決手段】カーナビゲーション装置1は、放送を受信するチューナ42と、タッチパネル60と、設定された駆動周波数でタッチパネル60に対する接触を検出するタッチパネルコントローラ63と、タッチパネルコントローラ63の駆動周波数を制御する制御部11と、温度を検出する温度センサ64と、を備え、制御部11は、チューナ42が受信する受信周波数、及び、温度センサ64により検出された温度に基づいて、タッチパネルコントローラ63の駆動周波数を設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、放送受信装置、及び、放送受信装置の制御方法に関する。
背景技術として、特開2013−172157号公報(以下、特許文献1という)がある。特許文献1には、「設定されたサンプリング周波数で操作体の接触位置検出を行うタッチパネル5のサンプリング周波数を制御するタッチパネル制御装置1は、ラジオ受信機6が受信している周波数を示す受信周波数情報を取得する受信周波数情報取得部4と、受信周波数情報取得部4が取得した受信周波数情報に応じて、受信周波数情報が示す周波数とは干渉しない周波数を、タッチパネル5のサンプリング周波数として設定するサンプリング周波数制御部3とを備えている。」という技術が開示されている。
特開2013−172157号公報
特許文献1に係る発明では、受信周波数に応じてタッチパネルのサンプリング周波数を設定しても、周波数の偏差により、受信周波数への干渉を回避できないことがあった。
本発明は、周波数の偏差が生じる場合であっても、タッチパネルの接触を検出する周波数を、受信装置が受信する受信周波数に干渉しないように設定可能な放送受信装置、及び、放送受信装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、放送波を受信する受信部と、タッチパネルと、設定された駆動周波数で前記タッチパネルに対する接触を検出する接触検出部と、前記接触検出部の駆動周波数を制御する制御部と、温度を検出する温度検出部と、を備え、前記制御部は、前記受信部の受信周波数、及び、前記温度検出部により検出された温度に基づいて、前記接触検出部の駆動周波数を設定することを特徴とする放送受信装置を提供する。
本発明によれば、周波数の偏差が生じる場合であっても、タッチパネルの接触を検出する周波数を、受信装置が受信する受信周波数に干渉しないように設定できる。
本発明の実施形態に係るカーナビゲーション装置の構成を示す図である。 周波数情報の構成例を示す図である。 カーナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 カーナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 カーナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、実施形態に係るカーナビゲーション装置1の構成を示す図である。
カーナビゲーション装置1は、自動車などの車両に搭載され、地図やその他の情報を出力して、車両の運転者に対し経路案内を行う装置である。カーナビゲーション装置1は、本体10と、タッチパネル60とを備える。
本体10は、カーナビゲーション装置1の各部を制御する制御部11を備える。制御部11は、プログラムを実行するプロセッサ20、及び、プロセッサ20が実行するプログラムや、プロセッサ20により処理されるデータを記憶するメモリ30を備える。メモリ30は、フラッシュROM(Read Only Memory)等を利用した不揮発性記憶領域、及び、揮発性記憶領域を備える。制御部11は、例えば、プロセッサ20とメモリ30とを統合したSoC(Sytem On Chip)で構成される。
プロセッサ20は、プログラムを実行することにより、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって制御部11の各種機能を実現する。また、プロセッサ20は、制御部11の機能を実現するためのプログラムが実装されたハードウェアであってもよい。
プロセッサ20及びメモリ30の構成については後述する。
カーナビゲーション装置1は、上述した経路案内機能のほか、放送波を受信する放送受信装置としての機能を備える。本体10は、アンテナ41に接続されたチューナ42と、DSP(Digital Signal Processor)43と、アンプ44とを備え、アンプ44はスピーカ45に接続される。スピーカ45は、カーナビゲーション装置1が搭載された車両に設置され、或いはカーナビゲーション装置1の本体に設けられる。カーナビゲーション装置1は、本発明の放送受信装置の一適用例である。
アンテナ41は、カーナビゲーション装置1を搭載した車両に取り付けられ、チューナ42に接続される。チューナ42は、AMラジオ放送、FMラジオ放送、衛星ラジオ放送等を受信するチューナである。また、チューナ42は、テレビ放送を受信可能な構成であってもよい。
チューナ42は、単一の放送バンドを受信するものであってもよいし、複数の報道バンドを受信可能であってもよい。チューナ42が受信する放送バンドは適宜に選択可能であるが、本発明の好適な実施態様では、少なくとも中波放送を受信する。中波放送は、300キロヘルツ(以下、kHz)から3メガヘルツまでの範囲で放送される。例えば、国際電気通信連合(ITU)の無線通信規則(RR)により放送用として分配された526.5kHzから1606.5kHzまでの周波数を利用する放送である。チューナ42は、本発明の受信部に相当する。
本実施形態では、典型的な例として、チューナ42がAMラジオ放送を受信する構成を説明する。AMラジオ放送の送信周波数は、例えば、日本では526.5kHzから1606.5kHzまでの範囲に含まれる。
チューナ42は、制御部11により指定された放送局(チャンネル)の周波数に同調して放送波を受信して復調を行い、受信信号をDSP43に出力する。
DSP43は、制御部11の制御に従って、チューナ42から入力される受信信号に基づく音声信号を、アンプ44に出力する。DSP43が出力する音声信号は、アンプ44の仕様に適合していればよく、アナログ音声信号であってもデジタル音声データであってもよい。
アンプ44は、DSP43から入力される音声信号を増幅して、スピーカ45により音声を出力させる。制御部11は、アンプ44のゲインの調整等を実行する。
また、本体10は、GPS(Global Positioning System)48を備える。GPS48は、GPS信号を受信し、制御部11の制御に従って、カーナビゲーション装置1を搭載した車両の位置を検出する。
また、タッチパネル60は、液晶ディスプレイ61、タッチセンサ62、タッチパネルコントローラ63、及び、温度センサ64を備える。
液晶ディスプレイ61は、制御部11から入力される画像信号に従って各種画像を表示する。なお、液晶ディスプレイ61に代えて有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイを用いることも可能である。液晶ディスプレイ61は、制御部11から入力される画像信号に従って液晶ディスプレイ61を駆動する駆動回路(図示略)を備える。液晶ディスプレイ61は、本発明の表示装置に相当する。
タッチセンサ62は、静電容量式のタッチセンサであり、ユーザの手指等が接触した場合に静電容量の変化を生じる電極等を備える。タッチセンサ62にはタッチパネルコントローラ63が接続される。タッチパネルコントローラ63は、予め設定されたサンプリング周波数で、タッチセンサ62の検出部位を走査することにより、タッチセンサ62に対するタッチ操作を検出し、検出位置を特定する。タッチパネルコントローラ63は、制御部11に接続され、制御部11の制御に従ってタッチセンサ62を走査し、走査の結果を制御部11に出力する。また、制御部11は、タッチパネルコントローラ63の駆動周波数の設定および変更を行うことが可能である。
タッチパネルコントローラ63のサンプリング周波数は、本発明の駆動周波数に相当する。以下の説明では、スキャン周波数と呼ぶ。タッチパネルコントローラ63は、本発明の接触検出部に相当する。
タッチセンサ62は、液晶ディスプレイ61の表面に重ねて配置され、液晶ディスプレイ61とともに一体となってタッチパネル60を構成する。タッチパネル60は、液晶ディスプレイ61の駆動回路を実装した回路基板、及び、タッチパネルコントローラ63を実装した回路基板を有する。これらの基板は一体であってもよい。
温度センサ64は、制御部11の制御に従って温度を検出し、検出値を制御部11に出力する。温度センサ64は、タッチパネルコントローラ63の温度を検出する温度検出部として機能する。温度センサ64は、タッチパネルコントローラ63に近接して配置されることが好ましく、例えば、タッチパネルコントローラ63と同じ基板に実装されるが、具体的な実装形態はこれに限定されない。タッチパネル60、温度センサ64の検出値とタッチパネルコントローラ63の温度とが相関を有する構成であればよい。例えば、液晶ディスプレイ61の温度管理用に、液晶ディスプレイ61、または液晶ディスプレイ61の駆動回路に取り付けられたセンサを、温度センサ64として使用することも可能である。温度センサ64は、本発明の温度検出部に相当する。
プロセッサ20は、表示制御部21、操作検出部22、受信制御部23、及び経路案内部24として機能し、カーナビゲーション装置1の各部を制御する。これらの機能部は、プロセッサ20がプログラムを実行して実現される。
表示制御部21は、タッチパネル60に、画像や文字を含む画面を表示させる。詳細には、表示制御部21は、タッチパネル60に表示させる各種画面の画像データを生成し、生成した画像データ、または、画像データに基づき生成する画像信号を、液晶ディスプレイ61に出力する。
操作検出部22は、カーナビゲーション装置1に対する操作を検出する。操作検出部22は、カーナビゲーション装置1の電源がオンになっている状態で、タッチパネルコントローラ63を制御して、タッチセンサ62に対する接触操作を検出させる。また、カーナビゲーション装置1が、図示しないスイッチやボタン等の操作部を備えている場合、操作検出部22は、操作部に対する操作を検出する。
また、操作検出部22は、タッチパネルコントローラ63に対し、スキャン周波数を設定する。
タッチパネルコントローラ63は、カーナビゲーション装置1がタッチパネル60に対する操作を受け付ける間、タッチセンサ62を常時、走査している。このため、タッチセンサ62と、アンテナ41との位置関係により、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数の整数倍の成分がノイズとなって、チューナ42の受信周波数に干渉する可能性がある。そこで、操作検出部22は、チューナ42の受信周波数に干渉を抑制するように、スキャン周波数を決定し、タッチパネルコントローラ63に設定する。
具体的には、タッチパネルコントローラ63は、タッチパネルコントローラ63が内蔵する発振器の発振周波数、または、タッチパネルコントローラ63の外部の発振器から供給されるクロック周波数に従って、スキャン周波数を調整する。従って、スキャン周波数は、発振器の周波数温度特性により、温度の影響による周波数偏差を有する。このため、実際にタッチパネルコントローラ63が動作するスキャン周波数が、操作検出部22が設定したスキャン周波数とは異なる周波数となり、チューナ42にノイズを与える可能性がある。
そこで、操作検出部22は、温度によるスキャン周波数に偏差を生じてもチューナ42の受信周波数への干渉が抑制されるように、温度センサ64が検出する温度に基づき、スキャン周波数を決定する。本実施形態では、タッチパネルコントローラ63は発振器を内蔵する。このため、温度センサ64の検出値から発振器の周波数偏差を高精度で推定できる。また、タッチパネルコントローラ63が外部の発振器から供給されるクロックで動作する場合も、発振器はタッチパネルコントローラ63の近傍に設置されているので、温度センサ64の検出値から発振器の周波数偏差を高精度で推定できる。
このように、操作検出部22は、チューナ42が受信する放送波の周波数と、温度センサ64の検出値と、に基づいて、タッチセンサ62のスキャン周波数を決定し、タッチセンサ62に設定する。この動作において、操作検出部22は、後述する周波数情報32を参照する。操作検出部22の動作については後に詳述する。
また、操作検出部22は、タッチパネルコントローラ63がタッチセンサ62の操作の検出を行う間であっても、スキャン周波数を設定できる。このため、タッチパネルコントローラ63は、タッチセンサ62の走査を行う動作中に、スキャン周波数を変更できる。
受信制御部23は、チューナ42を制御して放送を受信させる。受信制御部23は、操作検出部22が検出する操作、或いは、事前の設定によって受信する放送波のバンドとチャンネルが指定された場合に、指定されたチャンネルの放送波をチューナ42に受信させる。受信制御部23は、チューナ42に、受信する放送波のチャンネルを指定してもよいし、受信するチャンネルの周波数を指定してもよい。いずれの場合も、チューナ42は、受信制御部23により指定された受信周波数で受信を行う。また、受信制御部23は、チューナ42が複数の放送バンドを受信可能である場合、チューナ42の受信バンドの切り換えを制御する。
経路案内部24は、メモリ30が記憶する地図DB33を利用して、GPS48が検出する車両の位置に基づき、経路案内を実行する。経路案内部24は、経路案内用の画面のデータを生成して、表示制御部21によってタッチパネル60に表示させる。また、経路案内部24は、音声データをDSP43に出力し、DSP43及びアンプ44を制御して、経路案内用の音声をスピーカ45から出力させてもよい。
メモリ30は、設定データ31、周波数情報32、及び、地図DB33を記憶する。
設定データ31は、カーナビゲーション装置1の動作に関する設定内容を示すデータである。例えば、設定データ31は、受信制御部23がチューナ42を制御するための情報を含む。この情報は、具体的には、チューナ42が受信する放送局のチャンネル毎の周波数、チューナ42が周波数帯域を掃引する場合の周波数の間隔、チューナ42により受信可能な放送の種類または周波数帯域等に関する情報等である。
また、設定データ31は、カーナビゲーション装置1を操作するためのユーザインターフェースとしてタッチパネル60に表示させる画面のデータを含んでもよい。
地図DB33は、経路案内部24が経路案内を行う場合に使用されるデータを含む。例えば、地図DB33は、道路の位置、経路探索時に道路を選択するための情報、地図をタッチパネル60に表示させるための画像データ等を含む。
周波数情報32は、チューナ42が受信する受信周波数と、温度センサ64が検出する温度と、に対応するタッチパネルコントローラ63のスキャン周波数を求める情報である。メモリ30は、記憶部に相当する。
周波数情報32は、操作検出部22がタッチパネルコントローラ63のスキャン周波数を設定する際に、参照される。周波数情報32は、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数を算出するためのプログラム、演算式、或いは関数であってもよく、パラメータを含んでもよい。本実施形態では、周波数情報32は、受信周波数と温度とタッチパネルコントローラ63のスキャン周波数とを対応付けるテーブルとして説明する。
図2は、周波数情報32の構成例を示す図である。
図2に示す周波数情報32は、チューナ42がAMラジオ放送を受信する場合の各々の受信周波数(図中、CHと表記する)に対応する、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数を含む。タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数は、3つの温度帯の各々に対応して設定される。従って、1つの受信周波数に対し、3つの温度帯に対応する3つのスキャン周波数が設定されている。
周波数情報32に設定される温度帯の区切り方は適宜に設定可能であり、温度帯の数も任意である。本実施形態では、RangeA、RangeB、RangeCの3つの温度帯(温度範囲)に分けた例を示す。RangeAは、例えば0℃より低い温度を含む温度帯である。この場合、RangeBは0℃以上40℃以下の温度帯、RangeCは40℃を超える温度帯とすることができる。周波数情報32の温度帯は、温度センサ64の検出値が示す温度を基準として設定されてもよい。また、温度センサ64の検出値から推定されるタッチパネルコントローラ63の温度を基準として設定されてもよい。RangeA、RangeB、RangeCの具体的な温度範囲は任意に設定可能であり、タッチパネルコントローラ63が使用する発振器の周波数温度特性に対応して決定すればよい。
周波数情報32が含む受信周波数の単位は任意に設定可能であり、例えば、チューナ42が受信する放送バンド(ここではAMラジオ放送)におけるチャンネル間隔を、受信周波数の単位とすることができる。本実施形態では、日本国内のAMラジオ放送のチャンネル間隔が9kHzであるため、522kHz〜1629kHzの範囲で受信周波数が9kHz毎に選択され、選択された各受信周波数について周波数情報32にスキャン周波数が設定される。周波数情報32の各受信周波数は、実際には放送が行われていない周波数を含んでもよい。図2の例では、放送が行われているか否かにかかわらず522kHz〜1629kHzの範囲で9kHz毎の受信周波数が設定されている。
周波数情報32に設定されるスキャン周波数の単位は任意に設定可能であり、1kHz単位、或いは、0.1kHz単位とすることも可能である。本実施形態では、スキャン周波数の設定に関する処理負荷の軽減と効率化を図るため、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数として、5つの周波数(図中、Freq0、Freq1、Freq2、Freq3、Freq4)が設定される。Freq0〜4は、いずれも、タッチパネル60に対する操作を実用的な検出精度で検出できる周波数であり、互いに異なる周波数である。これらの周波数は、例えば、150kHz程度とすることができるが、具体的な数値は限定されない。
周波数情報32のスキャン周波数は、例えば、次の手順により選択される。
(1)受信周波数を選択する。
(2)温度帯を選択する。
(3)周波数温度特性に基づき、選択した温度帯におけるスキャン周波数(Freq0〜4)の上限と下限を求める。
(4)スキャン周波数(Freq0〜4)のうち、当該周波数および高調波が、(1)で選択した受信周波数と所定のマージンを確保できるスキャン周波数を選択する。
ここで、所定のマージンは、例えば、AMラジオ放送における1つのチャンネル間隔である9kHzとすることができる。
上記の方法により、受信周波数と、温度帯とに対応するスキャン周波数(Freq0〜4)を選択した結果が、周波数情報32となる。
ところで、上記(4)の条件に該当し、受信周波数と9kHz以上のマージンを有するスキャン周波数が、複数となることがある。この場合、周波数情報32では、カーナビゲーション装置1の動作中におけるタッチパネルコントローラ63のスキャン周波数の変更頻度を抑えることができるように、スキャン周波数が選択される。
周波数情報32において、温度帯を一定とした場合、隣接する受信周波数に対応付けられるスキャン周波数は、できるだけ同じスキャン周波数となるよう選択される。
カーナビゲーション装置1が、チューナ42によって所定の周波数帯域を掃引して放送局を選択する場合、チューナ42の受信周波数が順に切り換えられる。このように、チューナ42の受信周波数が変化する際に、スキャン周波数の変更の頻度を抑えることができる。
また、周波数情報32において、受信周波数を一定とした場合、隣接する温度帯に対応付けられるスキャン周波数は、できるだけ同じスキャン周波数となるよう選択される。このため、受信周波数が変化せず、タッチパネルコントローラ63の温度変化を理由としてスキャン周波数を変更する動作の頻度を抑えることができる。
図2では、スキャン周波数が変化する境界を太枠で示す。
例えば、温度帯をRangeAに固定すると、受信周波数が522kHz〜639kHzの範囲でスキャン周波数がFreq0に設定される。受信周波数が648kHz〜756kHzの範囲でも同様である。また、これらの受信周波数では、温度帯がRangeA、B、Cのいずれもスキャン周波数が同一である。
換言すれば、周波数情報32は、9kHzきざみの受信周波数と、3つの温度帯とにより区切られる領域に対応付けて、スキャン周波数(Freq0〜4)を設定し、隣接する領域のスキャン周波数が、できるだけ同一となるように設定される。ここで、領域とは、図2のテーブル形式の周波数情報32における1つのセルを指す。
これにより、カーナビゲーション装置1の動作中におけるスキャン周波数の切り換えの頻度を抑えることができる。従って、プロセッサ20の処理負荷の軽減と、カーナビゲーション装置1の動作の効率化を図ることができる。また、周波数情報32の構成自体をシンプルにすることができ、より一層の処理効率の向上と、メモリ30の記憶領域の利用の効率化を図ることができる。
図3、図4及び図5は、カーナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートである。図3は、特に、AM放送の受信とタッチパネルコントローラ63に対する制御に関する動作を示す。
カーナビゲーション装置1において、操作検出部22は、タッチパネル60に対するユーザの操作等によりAMラジオ放送の受信が指示されると、AMラジオ放送の受信制御を開始する(ステップST1)。操作検出部22は、チューナ42の受信モードを、AMラジオ放送に切り換える(ステップST2)。具体的には、操作検出部22は、FMラジオ放送など、AMラジオ放送以外の放送の受信中に、チューナ42により受信するバンドをAMラジオ放送に切り換える。また、カーナビゲーション装置1が放送を受信する動作を行っていないときに、AMラジオ放送の受信を開始する場合も同様である。
受信制御部23は、受信する放送局を決定し、チューナ42の受信周波数を決定する(ステップST3)。
操作検出部22は、温度センサ64の検出値を取得し(ステップST4)、取得した検出値がRangeAに属するか否かを判定する(ステップST5)。
温度センサ64の検出値がRangeAに属すると判定した場合(ステップST5;YES)、操作検出部22は、周波数情報32においてステップST3で決定した受信周波数と、RangeAとに対応するスキャン周波数を、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数として決定し、タッチパネルコントローラ63に設定する(ステップST6)。
受信制御部23は、ステップST3で決定した受信周波数をチューナ42に設定し、放送の受信を開始する(ステップST7)。
また、温度センサ64の検出値がRangeAに属しないと判定した場合(ステップST5;NO)、操作検出部22は、ステップST4で取得した検出値がRangeBに属するか否かを判定する(ステップST8)
温度センサ64の検出値がRangeBに属すると判定した場合(ステップST8;YES)、操作検出部22は、周波数情報32においてステップST3で決定した受信周波数と、RangeBとに対応するスキャン周波数を、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数として決定し、タッチパネルコントローラ63に設定する(ステップST9)。続いて、操作検出部22はステップST7に移行する。
温度センサ64の検出値がRangeBに属しないと判定した場合(ステップST8;NO)、操作検出部22は、周波数情報32においてステップST3で決定した受信周波数と、RangeCとに対応するスキャン周波数を、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数として決定し、タッチパネルコントローラ63に設定する(ステップST10)。続いて、操作検出部22はステップST7に移行する。
ステップST7でチューナ42によるAMラジオ放送の受信を開始した後、操作検出部22は、受信中にタッチパネルコントローラ63のスキャン周波数を調整する処理を実行する(ステップST11)。
ここで、操作検出部22は、チューナ42の受信周波数を変更するか否かを判定する(ステップST12)。例えば、タッチパネル60に対するユーザの操作等により放送局の変更等が指示された場合に、操作検出部22はチューナ42の受信周波数を変更すると判定する。
チューナ42の受信周波数を変更する場合(ステップST12;YES)、操作検出部22は、受信周波数変更処理を実行する(ステップST13)。ステップST13の動作については後述する。
チューナ42の受信周波数を変更しない場合(ステップST12;NO)、操作検出部22は、AMラジオ放送の受信を終了するか否かを判定する(ステップST14)。操作検出部22は、ステップST14で、例えば、タッチパネル60に対するユーザの操作により、AMラジオ放送以外のバンドの受信や、ラジオ放送の受信の終了が指示された場合、AMラジオ放送の受信を終了すると判定する(ステップST14;YES)。この場合、操作検出部22はチューナ42によるAMラジオ放送の受信を終了する(ステップST15)。また、AMラジオ放送の受信を終了しないと判定した場合(ステップST14;NO)、操作検出部22はステップST11に戻る。
ここで、ステップST11〜ステップST14の動作を繰り返し実行する際に、操作検出部22は、予め設定された待ち時間を設けてもよい。つまり、操作検出部22は、設定された周期で繰り返し、ステップST11〜ST14の動作を実行してもよい。
図4に、ステップST11(図3)における動作を詳細に示す。
操作検出部22は、温度センサ64の検出値を取得し(ステップST21)、取得した検出値が属する温度帯が、RangeAか、RangeBか、RangeCかを判定する(ステップST22)。
温度センサ64の検出値がRangeAに属すると判定した場合(ステップST22;RangeA)、操作検出部22は、現在設定されているスキャン周波数が、RangeAに対応するスキャン周波数であるか否かを判定する(ステップST23)。ステップST23で、操作検出部22は、チューナ42の受信周波数と、ステップST22で判定した温度帯とに対応するスキャン周波数が、現在設定されているスキャン周波数とを比較する。この比較により、スキャン周波数が一致した場合、現在設定されているスキャン周波数が、RangeAに対応するスキャン周波数であると判定する。
現在設定されているスキャン周波数が、RangeAに対応するスキャン周波数であると判定した場合(ステップST23;YES)、操作検出部22は、図3の動作に戻る。また、現在設定されているスキャン周波数が、RangeAに対応するスキャン周波数でないと判定した場合(ステップST23;NO)、操作検出部22は、RangeAに属する温度が、設定された時間以上継続しているか否かを判定する(ステップST24)。RangeAに属する温度が継続した時間が設定された時間に達していない場合(ステップST24;NO)、操作検出部22は、図3の動作に戻る。操作検出部22は、RangeAに属する温度が、設定された時間以上継続している場合(ステップST24;YES)、スキャン周波数を変更する(ステップST25)。ステップST25で、操作検出部22は、チューナ42の受信周波数と、ステップST22で判定した温度帯とに対応するスキャン周波数を、タッチパネルコントローラ63に設定し、図3の動作に戻る。
温度センサ64の検出値がRangeBに属すると判定した場合(ステップST22;RangeB)、操作検出部22は、現在設定されているスキャン周波数が、RangeBに対応するスキャン周波数であるか否かを判定する(ステップST26)。ステップST26で、操作検出部22は、チューナ42の受信周波数と、ステップST22で判定した温度帯とに対応するスキャン周波数が、現在設定されているスキャン周波数とを比較する。この比較により、スキャン周波数が一致した場合、現在設定されているスキャン周波数が、RangeBに対応するスキャン周波数であると判定する。
現在設定されているスキャン周波数が、RangeBに対応するスキャン周波数であると判定した場合(ステップST26;YES)、操作検出部22は、図3の動作に戻る。また、現在設定されているスキャン周波数が、RangeBに対応するスキャン周波数でないと判定した場合(ステップST26;NO)、操作検出部22は、RangeBに属する温度が、設定された時間以上継続しているか否かを判定する(ステップST27)。RangeBに属する温度が継続した時間が設定された時間に達していない場合(ステップST27;NO)、操作検出部22は、図3の動作に戻る。操作検出部22は、RangeBに属する温度が、設定された時間以上継続している場合(ステップST27;YES)、スキャン周波数を変更する(ステップST28)。ステップST28で、操作検出部22は、チューナ42の受信周波数と、ステップST22で判定した温度帯とに対応するスキャン周波数を、タッチパネルコントローラ63に設定し、図3の動作に戻る。
温度センサ64の検出値がRangeCに属すると判定した場合(ステップST22;RangeC)、操作検出部22は、現在設定されているスキャン周波数が、RangeCに対応するスキャン周波数であるか否かを判定する(ステップST29)。ステップST29で、操作検出部22は、チューナ42の受信周波数と、ステップST22で判定した温度帯とに対応するスキャン周波数が、現在設定されているスキャン周波数とを比較する。この比較により、スキャン周波数が一致した場合、現在設定されているスキャン周波数が、RangeCに対応するスキャン周波数であると判定する。
現在設定されているスキャン周波数が、RangeCに対応するスキャン周波数であると判定した場合(ステップST29;YES)、操作検出部22は、図3の動作に戻る。また、現在設定されているスキャン周波数が、RangeCに対応するスキャン周波数でないと判定した場合(ステップST29;NO)、操作検出部22は、RangeCに属する温度が、設定された時間以上継続しているか否かを判定する(ステップST30)。RangeCに属する温度が継続した時間が設定された時間に達していない場合(ステップST30;NO)、操作検出部22は、図3の動作に戻る。操作検出部22は、RangeCに属する温度が、設定された時間以上継続している場合(ステップST30;YES)、スキャン周波数を変更する(ステップST31)。ステップST31で、操作検出部22は、チューナ42の受信周波数と、ステップST22で判定した温度帯とに対応するスキャン周波数を、タッチパネルコントローラ63に設定し、図3の動作に戻る。
図5に、ステップST13(図3)における動作を詳細に示す。
受信制御部23は、チューナ42により受信する周波数を決定し、チューナ42の受信周波数を変更する(ステップST41)。
続いて、操作検出部22は、さらに受信周波数を変更するか否かを判定する(ステップST42)。例えば、カーナビゲーション装置1が、AMラジオ放送の周波数帯域を掃引して受信する放送局を選択する場合、チューナ42の受信周波数は連続して変更される。このような場合、操作検出部22は、受信周波数をさらに変更すると判定して(ステップST42;YES)、ステップST41に戻る。
操作検出部22は、受信周波数のさらなる変更がないと判定した場合(ステップST42;NO)、現在のチューナ42の受信周波数が、設定された時間以上継続しているか否かを判定する(ステップST43)。ステップST43で判定の基準とする時間は、ステップST23、ST27、ST30と同一の時間であってもよいし、異なる時間であってもよい。ステップST23、ST27、ST30、ST43で判定に用いる時間の値は、例えば、それぞれ設定データ31に含まれてメモリ30に記憶されてもよい。
操作検出部22は、現在のチューナ42の受信周波数が、設定された時間以上継続していないと判定した場合(ステップST43;NO)、ステップST42に戻る。これにより、受信周波数が短時間で変更される場合に、スキャン周波数を変更する頻度を抑えることができる。
操作検出部22は、現在のチューナ42の受信周波数が、設定された時間以上継続していると判定した場合(ステップST43;YES)、温度センサ64の検出値を取得し(ステップST44)、取得した検出値が属する温度帯が、RangeAか、RangeBか、RangeCかを判定する(ステップST45)。
操作検出部22は、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数の変更が必要か否かを判定する(ステップST46)。ステップST46で、操作検出部22は、ステップST41で設定された受信周波数と、ステップST43で判定した温度帯とに対応付けて周波数情報32に設定されたスキャン周波数を取得し、現在設定されているスキャン周波数と比較する。この比較により、スキャン周波数が一致した場合、スキャン周波数の変更の必要がないと判定する。
スキャン周波数の変更の必要がないと判定した場合(ステップST46;NO)、操作検出部22は、図3の動作に戻る。
また、スキャン周波数の変更の必要があると判定した場合(ステップST46;YES)、操作検出部22は、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数を、ステップST41で設定された受信周波数と、ステップST43で判定した温度帯とに対応するスキャン周波数に変更し(ステップST47)、図3の動作に戻る。
以上説明したように、本実施形態のカーナビゲーション装置1は、放送波を受信するチューナ42と、タッチパネル60と、設定されたスキャン周波数でタッチパネル60に対する接触を検出するタッチパネルコントローラ63と、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数を制御する制御部11と、温度を検出する温度センサ64と、を備え、制御部11は、チューナ42の受信周波数、及び、温度センサ64により検出された温度に基づいて、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数を設定する。
本発明の放送受信装置、及び、放送受信装置の制御方法を適用したカーナビゲーション装置1によれば、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数の偏差が生じる場合であっても、タッチパネル60の接触を検出する周波数を、チューナ42が受信する受信周波数に干渉しないように設定できる。これにより、チューナ42の受信周波数に対するタッチパネルコントローラ63のスキャン周波数および/または高調波の干渉を抑制できる。
また、制御部11は、チューナ42の受信周波数が変更された場合に、変更後の受信周波数に基づいてタッチパネルコントローラ63のスキャン周波数を設定する。チューナ42の受信周波数が変更された場合であっても、スキャン周波数を動的に変更することができ、チューナ42の受信周波数に対する干渉を抑制できる。
また、制御部11は、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数およびスキャン周波数の高調波の周波数と、チューナ42の受信周波数との差が、チューナ42が受信する放送波のチャンネル間隔以上となるように、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数を設定する。例えば、図2に示した周波数情報32は、スキャン周波数及びその高調波の周波数が、受信周波数に対し、AMラジオ放送のチャンネル間隔である9kHz以上のマージンを確保できるよう構成される。このため、チューナ42の受信周波数への干渉をより効果的に抑制できる。また、マージンを適切に設定することによって、周波数情報32の過剰な複雑化を避けることができ、制御部11の処理負荷を軽減できる。
また、チューナ42の受信周波数と、温度センサ64により検出される温度と、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数とを対応付ける周波数情報32を記憶するメモリ30を備え、制御部11は、周波数情報32を参照してタッチパネルコントローラ63のスキャン周波数を設定する。これにより、制御部11は、チューナ42の受信周波数に干渉しないスキャン周波数を速やかに求めることができる。
また、周波数情報32は、温度センサ64により検出される温度を所定幅の温度で区分した温度帯と、チューナ42の受信周波数と、によって特定される領域ごとに、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数を対応付ける情報である。また、周波数情報32は、チューナ42の受信周波数、または、温度帯のいずれかが共通する2以上の領域に対して、タッチパネルコントローラ63のスキャン周波数が等しい周波数に設定された情報である。このため、温度センサ64が検出する温度が変化した場合、及び、チューナ42の受信周波数が変化した場合におけるスキャン周波数の変更の頻度を抑えることができる。
また、タッチパネル60は、液晶ディスプレイ61と、液晶ディスプレイ61に重畳して配置されたタッチセンサ62と、を備え、タッチパネルコントローラ63は、液晶ディスプレイ61及びタッチセンサ62に近接して実装され、タッチセンサ62に対する接触を検出する。この構成において、温度センサ64は、例えば、液晶ディスプレイ61の温度管理用に、液晶ディスプレイ61の温度を検出する温度センサを利用できる。このため、タッチパネルコントローラ63や、タッチパネルコントローラ63が使用する発振器の温度を直接測定するセンサを設けることなく、本発明を適用できる。
上述の実施形態は、あくまでも本発明の一実施の態様を例示するものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、上記実施形態では、表示装置として液晶ディスプレイ61を用いる構成を例示したが、本発明を適用可能な表示装置は、タッチパネルを構成可能であれば、特定の表示装置に限定されない。
また、上記実施形態では、経路案内機能を有するカーナビゲーション装置1に、本発明を適用した例を示したが、本発明の適用対象はカーナビゲーション装置1に限定されない。本発明は、放送を受信する装置であって、タッチパネルを、設定された駆動周波数で走査することで操作を検出する装置であれば適用できる。従って、音声を出力するカーオーディオ装置や、車両の運転に係る各種情報を表示する装置に本発明を適用してもよい。また、車載装置に限らず、放送を受信する装置に本発明を適用可能であり、例えば、アンテナ41とタッチパネル60とを大きく離隔させることが困難な装置に適用すれば効果的である。
また、図1は、本願発明を理解容易にするために、カーナビゲーション装置1及び制御部11の機能構成を主な処理内容に応じて分類して示した概略図である。カーナビゲーション装置1、或いは制御部11の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。また、図1に示した各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、各構成要素の処理は、1つのプログラムで実現されてもよいし、複数のプログラムで実現されてもよい。
なお、図3及び図4のフローチャートの処理単位は、制御部11の動作を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。制御部11が実行する処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、フロー制御として図3、図4及び図5に示した処理の一部を割り込み制御により実行することも可能である。
1 カーナビゲーション装置(放送受信装置)
10 本体
11 制御部
20 プロセッサ
21 表示制御部
22 操作検出部
23 受信制御部
24 経路案内部
30 メモリ(記憶部)
31 設定データ
32 周波数情報
33 地図DB
41 アンテナ
42 チューナ(受信部)
43 DSP
44 アンプ
45 スピーカ
48 GPS
60 タッチパネル
61 液晶ディスプレイ(表示装置)
62 タッチセンサ
63 タッチパネルコントローラ(接触検出部)
64 温度センサ(温度検出部)

Claims (7)

  1. 放送波を受信する受信部と、
    タッチパネルと、
    設定された駆動周波数で前記タッチパネルに対する接触を検出する接触検出部と、
    前記接触検出部の駆動周波数を制御する制御部と、
    温度を検出する温度検出部と、を備え、
    前記制御部は、前記受信部の受信周波数、及び、前記温度検出部により検出された温度に基づいて、前記接触検出部の駆動周波数を設定する
    ことを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記制御部は、前記受信部の受信周波数が変更された場合に、変更後の受信周波数に基づいて前記接触検出部の駆動周波数を設定することを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  3. 前記制御部は、前記接触検出部の駆動周波数および駆動周波数の高調波の周波数と、前記受信部の受信周波数との差が、前記受信部が受信する放送波のチャンネル間隔以上となるように、前記接触検出部の駆動周波数を設定することを特徴とする請求項1または2記載の放送受信装置。
  4. 前記受信部の受信周波数と、前記温度検出部により検出される温度と、前記接触検出部の駆動周波数とを対応付ける周波数情報を記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された周波数情報を参照して前記接触検出部の駆動周波数を設定することを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  5. 前記周波数情報は、前記温度検出部により検出される温度を所定幅の温度で区分した温度帯と、前記受信部の受信周波数と、によって特定される領域ごとに、前記接触検出部の駆動周波数を対応付ける情報であり、
    前記受信部の受信周波数、または、前記温度帯のいずれかが共通する2以上の前記領域に対して、前記接触検出部の駆動周波数が等しい周波数に設定された情報であることを特徴とする請求項4記載の放送受信装置。
  6. 前記タッチパネルは、表示装置と、前記表示装置に重畳して配置されたタッチセンサと、を備え、
    前記接触検出部は、前記表示装置及び前記タッチパネルに近接して実装され、前記タッチセンサに対する接触を検出し、
    前記温度検出部は、前記表示装置の温度を検出することを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  7. 放送を受信する受信部と、タッチパネルと、温度を検出する温度検出部と、を備える放送受信装置の制御方法であって、
    設定された周波数で前記タッチパネルに対する接触を検出し、
    前記周波数を、前記受信部が受信する受信周波数、及び、前記温度検出部により検出された温度に基づいて設定する、
    ことを特徴とする放送受信装置の制御方法。
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