JP2019192564A - 全固体電池 - Google Patents
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Abstract
Description
全固体電池は、液状の電解質を使用しないため、非水電解液等の有機溶媒を取り扱う場合の煩雑な処理を行うことなく、正負極ならびにセパレータ層(固体電解質層ともいう)からなる積層構造の積層電極体を容易に構築することができる。また、電解液を使用しないことから電極体の構造がシンプルとなり、電池の単位体積あたりの電池容量の向上にも寄与し得る。このため、さらなる高容量が求められる車両の駆動用高出力電源として期待されている。
即ち、この種の積層電極体では、安定的な充放電を保証するため、正極よりも負極のサイズを大きくすることが一般的である。したがって、負極は、正負極対向部分(正負極積層部分)よりも外方に張り出した出代部分を有している。
そして、セパレータ層は、短絡の防止をより確実に行うため、負極と同等またはそれよりもさらに大きいサイズに形成される。したがって、セパレータ層においても、正負極の対向部分よりも外方に張り出した出代部分を有している。ここで、かかる出代部分は、該積層電極体の正負極対向部分から張り出しているため、積層方向にかけられた圧力があまり強くかからない部分である。このことから、該出代部分では、何らかの衝撃が加わった際などに固体電解質粒子が多孔質基材から脱落し易い傾向にある。該出代部分における固体電解質粒子の脱落、特に負極出代部分に対向する部分からの固体電解質粒子の脱落は、積層電極体の端部において動きやすい負極出代部分が正極端部と接触して短絡する一要因となり得るため、好ましくない。
ここで開示される全固体電池では、上記積層電極体の端部の少なくとも一部において、上記負極および上記セパレータ層は、上記正極と負極の対向部の端部よりも外方に張り出した出代部をそれぞれ有している。
そして、上記セパレータ層の出代部の少なくとも一部は、上記正極と負極の接触を阻止する程度に緻密な緻密構造部により形成されていることを特徴とする。
さらに、上記正極と負極の対向部の端部から上記緻密構造部に至るまでの最短距離をAとし、上記正極と負極の対向部の端部における上記負極活物質層の表面から該対向部の端部における上記正極集電体に至るまでの最短距離をBとしたとき、A<Bを具備する位置に上記緻密構造部が形成されている。
即ち、ここで開示される全固体電池では、上記のとおり、セパレータ層の出代部においてA<Bを満たすようにして緻密構造部を有している。これにより、何らかの外力が加わった際に、負極の出代部が、対向する正極の端部に近接する位置まで動いた場合であっても、固体電解質粒子の脱落に伴う不具合が生じる状況がそもそも発生しない構成となっており、負極出代部における正極端部(より具体的には端部に露出する正極集電体)との接触を確実に防止することができる。
熱可塑性樹脂は、多孔質基材を形成するポリマー材料として好適であり、さらに、加熱することによって、多孔質構造の一部を容易に熱溶着体として緻密構造に変化させることができる。また、セパレータ基材として好適な絶縁性を実現することもできる。
少なくとも80%の空孔率(例えばアルキメデス法に基づく測定値)を有する多孔質基材が好適である。かかる高い空孔率の多孔質基材によると、より高率に固体電解質粒子を保持することができ、セパレータ層における高いイオン導電性を実現することができる。
かかる構成の全固体電池では、矩形状の正負極およびセパレータ層が積層されて構成された積層電極体において、いずれの辺縁端部においても上述した短絡防止を実現することができる。
本明細書において「(正負極)活物質」とは、正極側または負極側において電荷担体(例えばリチウムイオン二次電池においてはリチウムイオン)の吸蔵および放出に関与する物質をいう。
なお、以下の説明では、ここで開示される技術の適用対象として全固体リチウムイオン二次電池を例にしているが、これに限られない。ここで開示される全固体電池の種類としては、他の金属イオンを電荷担体とするもの、例えば、ナトリウムイオン二次電池、マグネシウムイオン二次電池、等を構成する全固体電池であってもよい。
筐体としては、高い物理的強度、放熱性等の観点から、金属製(例えばアルミニウム製)のものを好ましく使用することができる。或いは、積載性や電池モジュール全体の重量が軽量になることから、ラミネートフィルムで構成されていてもよい。この場合の好適例として、2つの合成樹脂層の間にアルミニウム等の金属層を配置した三層構造を有するラミネートフィルムが挙げられる。
セパレータ層30は、正負極活物質層24,44に含まれる固体電解質と同種の固体電解質粒子と、後述する多孔質基材とを含む層であり、イオン導電性を確保しつつ正負極間を絶縁するセパレータとして機能する層である。次に、積層電極体10を構成する各層について詳細に説明する。
正極集電体22は、この種の電池の正極集電体として用いられるものを特に制限なく使用することができる。典型的には、良好な導電性を有する金属製の正極集電体が好ましく、例えば、アルミニウム、ニッケル、チタン、ステンレス鋼等の金属材から構成される。特にアルミニウム(例えばアルミニウム箔)が好ましい。正極集電体22の厚みは特に限定されないが、電池の容量密度と集電体の強度との兼ね合いから、5μm〜50μm程度が適当であり、8μm〜30μm程度がより好ましい。
使用され得る固体電解質としては、種々の酸化物系固体電解質または硫化物系固体電解質が挙げられる。酸化物系固体電解質としては、NASICON構造、ガーネット型構造あるいはペロブスカイト型構造を有する種々の酸化物が好適例として挙げられる。
例えば、一般式:LixAOy(ここでAは、B、C、Al、Si、P、S、Ti、Zr、Nb、Mo、Ta、またはWであり、x及びyは正の実数である。)で表されるものを挙げることができる。具体例として、Li3BO3、LiBO2、Li2CO3、LiAlO2、Li4SiO4、Li2SiO3、Li3PO4、Li2SO4、Li2TiO3、Li4Ti5O12、Li2Ti2O5、Li2ZrO3、LiNbO3、Li2MoO4、Li2WO4、等が挙げられる。あるいは、Li2O−B2O3−P2O5系、Li2O−SiO2系、Li2O−B2O3系、Li2O−B2O3−ZnO系、等のガラス若しくはガラスセラミックスも好適例として挙げられる。
また、より高いイオン導電性を実現するという観点から、Li2Sとハロゲン化リチウム(例えばLiCl、LiBr、LiI)とから構成されるLi2Sベースの固溶体の利用が好ましい。好適例として、LiBr−Li2S−P2S5、LiI−Li2S−P2S5、LiBr−LiI−Li2S−P2S5、等が挙げられる。
使用される固体電解質粒子のレーザ回折・散乱法に基づく平均粒子径(D50)としては、例えば0.5μm〜10μm程度が適当であり、1μm〜5μm程度が特に好ましい。
正極活物質のレーザ回折・散乱法に基づく平均粒子径(D50)は、例えば0.5μm〜20μm程度が適当であり、1μm〜10μm程度が特に好ましい。
正極活物質粒子を被覆する固体電解質膜の厚さは、特に限定しないが、導電性を大きく阻害しない程度の厚さが好ましい。例えば、平均膜厚が0.1nm〜100nmであることが好ましい。また、正極活物質粒子の表面積にしめる固体電解質膜の被覆率が、30%以上、さらには40%以上であることが好ましい。
正極活物質層24における正極活物質と固体電解質との配合比は特に限定されない。典型的には、正極活物質(P)と固体電解質(S)との質量比(P:S)が、50:50〜95:5程度であり得る。
正極活物質層24の厚みは、特に限定されない。典型的には、10μm〜500μmであり得る。
負極集電体42は、この種の電池の負極集電体として用いられるものを特に制限なく使用することができる。典型的には、良好な導電性を有する金属製の負極集電体が好ましく、例えば、銅(例えば銅箔)や銅を主体とする合金を用いることができる。負極集電体42の厚みは特に限定されないが、電池の容量密度と集電体の強度との兼ね合いから、5μm〜50μm程度が適当であり、8μm〜30μm程度がより好ましい。
負極活物質層44に含まれる固体電解質は、上述した正極活物質層24に含まれるものと同様のものでよく、重複した説明は省略する。
負極活物質層24に含まれる負極活物質としては、この種の電池で従来から用いられている種々の化合物を使用することができる。例えば、グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、カーボンブラック(アセチレンブラック、ケッチェンブラック等)のような炭素系の負極活物質が一例として挙げられる。
具体的には、Si(シリコン)系負極活物質としては、Si、SiOa(ここで0.05<a<1.95)で表される酸化ケイ素、SiCb(0<b<1)で表される炭化ケイ素、SiNc(0<c<4/3)で表される窒化ケイ素、等が挙げられる。
ケイ素系負極活物質のその他の例として、ケイ素とケイ素以外の元素とからなる合金材料が挙げられる。ケイ素以外の元素としては、例えば、Fe、Co、Sb、Bi、Pb、Ni、Cu、Zn、Ge、In、Sn、Ti等が挙げられる。
酸化物としては、SnOd(0<d<2)で表される酸化スズ、二酸化スズ(SnO2)等が挙げられる。スズ含有合金としては、Ni−Sn合金、Mg−Sn合金、Fe−Sn合金、Cu−Sn合金、Ti−Sn合金等が挙げられる。スズ化合物としては、SnSiO3、Ni2Sn4、Mg2Sn等が挙げられる。
負極活物質のレーザ回折・散乱法に基づく平均粒子径(D50)は、例えば1μm〜20μm程度が適当であり、2μm〜10μm程度が特に好ましい。
負極活物質層44における負極活物質と固体電解質との配合比は特に限定されない。典型的には、負極活物質(N)と固体電解質(S)との質量比(N:S)が、50:50〜95:5程度であり得る。
セパレータ層30の厚みは特に限定されない。高いリチウムイオン導電性と内部抵抗の抑制を考慮すると、10μm〜200μm程度が適当であり、なかでも100μm以下が好ましい。
そして、図3に示すように、かかる出代部33は、熱可塑性樹脂の種類に応じた適切な加熱温度による熱溶着により、予め三次元網目構造を消失させて緻密な構造の緻密構造部33Aを形成している。
これにより、図4に示すように、アルミラミネートフィルム等からなる筐体50内で積層電極体10に振動その他の外力が加わり、負極40の出代部41が対向する正極20(正極集電体22)の端部に近接した場合であっても、緻密構造部33Aが障壁となり、正負極の接触を阻止し、短絡を防止することができる。
また、セパレータ層30は、固体電解質粒子および他の成分(バインダ等)を含むペースト(スラリー)状組成物を調製し、別途用意した多孔質基材上に該ペースト(スラリー)状組成物を塗布し、乾燥させることにより、形成することができる。
次いで、積層電極体10を所定のプレス圧(例えば2〜10トン/cm2)でプレスすることにより、積層電極体10の機械的強度と各層における導電性(換言すればイオン導電経路)を向上させる。そして、外部接続用の正極端子および負極端子(図示せず)を積層電極体10の正極20および負極40にそれぞれ接続することにより、電池組立体を得ることができる。
得られた電池組立体を初回充電処理、さらには初回放電処理を行い、所望によりさらに適当なエージング処理を施すことによって、目的の全固体電池(本実施形態では全固体リチウムイオン二次電池)1を製造することができる。なお、初回充放電処理やエージング処理は、使用目的や電池容量に応じて適切に行われればよく、本発明を特徴付けるものではないため、詳細な説明は省略する。
また、ここで開示される全固体電池を車両の駆動用高出力電源として使用する場合は、複数の全固体電池が相互に接続されて電池モジュール(組電池ともいう。)が構築されるが、かかる電池モジュールの形態は、従来と同様でよく、本発明を特徴付けるものではない。
以下に説明するプロセスにより、サンプル1〜11の計11種類の全固体リチウムイオン二次電池を製造した。
<サンプル1>
−固体電解質コーティング正極活物質の作製−
正極活物質として、レーザ回折・散乱法に基づいて測定される平均粒子径(D50)が、6μmのLiNi1/3Mn1/3Co1/3O2粉体を使用した。そして、ゾルゲル法を用いて該正極活物質の表面にLiNbO3を被覆した。
具体的には、エタノール溶媒に等モルのLiOC2H5およびNb(OC2H5)5を溶解して被覆用金属アルコキシド液を作製した。そして、大気圧下、転動流動コーティング装置(型式:SFP−01、パウレック社製品)を用いて被覆用金属アルコキシド液を上記正極活物質の表面にコーティングした。その際、コーティング膜の厚みが凡そ5nmになるように処理時間を調整した。次いで、上記コーティングされた正極活物質を350℃、大気圧下で1時間にわたって熱処理することにより、LiNbO3で表面が被覆されたLiNi1/3Mn1/3Co1/3O2からなる正極活物質を得た。
上記得られた正極活物質と、硫化物固体電解質としてレーザ回折・散乱法に基づいて測定される平均粒子径(D50)が2.5μmの15LiBr・10LiI・75(0.75Li2S・0.25P2S5)ガラスセラミックスを使用し、正極を作製した。
具体的には、上記正極活物質と硫化物固体電解質との重量比率が活物質:固体電解質=75:25となるように秤量し、さらに活物質100部に対してPVDF系バインダを4部および導電材(アセチレンブラック)を6部ほど秤量し、これらを酪酸ブチルに固形分70wt%となるように調合し、攪拌機で混練することにより、正極活物質層形成用の組成物(正極ぺ−スト)を得た。
次いで、得られた正極ペーストを、市販のアプリケーターを用いるブレードコーティングによって、厚さ15μmのアルミニウム箔製の正極集電体上に目付量が25mg/cm2となるように均一に塗布した。その後、塗膜を120℃で3分間ほど乾燥処理し、アルミニウム箔製の正極集電体の片面に正極活物質層が形成された正極を得た。
負極活物質としてレーザ回折・散乱法に基づいて測定される平均粒子径(D50)が6μmのSi(シリコン)粉末を使用し、固体電解質としては、正極と同じ硫化物固体電解質を使用し、負極を作製した。
具体的には、上記負極活物質と硫化物固体電解質との重量比率が活物質:固体電解質=55:45となるように秤量し、さらに活物質100部に対してPVDF系バインダを6部および導電材(アセチレンブラック)を6部ほど秤量し、これらを酪酸ブチルに固形分70wt%となるように調合し、攪拌機で混練することにより、負極活物質層形成用の組成物(負極ぺ−スト)を得た。
次いで、得られた負極ペーストを、市販のアプリケーターを用いるブレードコーティングによって、厚さ15μmの銅箔製の負極集電体上に目付量が5.6mg/cm2となるように均一に塗布した。その後、塗膜を120℃で3分間ほど乾燥処理し、銅箔製の負極集電体の片面に負極活物質層が形成された負極を得た。
多孔質基材として空孔率85%、厚み40μmの繊維状ポリエチレンフィルムを採用し、該ポリエチレンフィルムの両面に固体電解質層形成用組成物を塗布した。
具体的には、正負極と同様の硫化物固体電解質98部、SBR系バインダ2部を秤量し、ヘプタン溶媒中に固形分70wt%となるように調合し、超音波分散装置(型式:UH−50、エスエムテー社製品)を用いて2分間ほど超音波分散処理することにより、固体電解質形成用の組成物(固体電解質ぺ−スト)を得た。
次いで、得られたペーストを、上述した正極作製時と同様の操作により、上記ポリエチレンフィルムの両面に目付量が片面あたり4mg/cm2となるように均一に塗布した。その後、自然乾燥させた。その後、塗布面を2cm×2cmとなるように、両面の塗工部をヘプタンにより拭き取って、100℃で30分間乾燥させた。これにより、中心部に2cm×2cmの固体電解質塗工部があり、その周囲に1cm以上の固体電解質未塗工部が形成された4cm×4cmの矩形状セパレータシートを複数作製した。
上記作製した正極を2cm×2cmに打ち抜き、上記セパレータシートの2cm×2cm固体電解質塗工面に正極活物質層を貼り合わせるように配置し、1トン/cm2のプレス圧でプレスした。
次いで、負極を3cm×3cmに打ち抜き、負極活物質層上の中央部に上記セパレータシートの正極を貼り合わせていない方の面を配置した。これにより、2cm×2cmの正負極対向部(正負極積層部)の周囲に負極とセパレータシートの出代部がそれぞれ形成された積層体を形成した。そして、170℃の温度条件で積層方向に3トン/cm2のプレス圧でプレスした。かかるプレス工程は、計12回行った。この積層体を2つ作製し、負極集電体同士を貼り合わせて重ね、さらに上記プレスを3回行うことにより、積層電極体を作製した。
こうして得られた積層電極体を予め正負極端子が付設されたアルミニウム製のラミネートフィルムからなる筐体で密閉し、サンプル1の試験用全固体電池(全固体リチウムイオン二次電池)を作製した。
ラミシーラによる熱溶着温度を170℃に変更した以外は、サンプル1と同様の材料および工程により、サンプル2の試験用全固体電池(全固体リチウムイオン二次電池)を作製した。
A/Bが0.5となるように緻密構造部を形成した以外は、サンプル1と同様の材料および工程により、サンプル3の試験用全固体電池(全固体リチウムイオン二次電池)を作製した。
セパレータシートの作製において、上記ポリエチレンフィルムの空孔率を80%に変更し、片面あたりの目付量を3.8mg/cm2に変更した以外は、サンプル1と同様の材料および工程により、サンプル4の試験用全固体電池(全固体リチウムイオン二次電池)を作製した。
セパレータシートの作製において、上記ポリエチレンフィルムの空孔率を90%に変更し、片面あたりの目付量を4.2mg/cm2に変更した以外は、サンプル1と同様の材料および工程により、サンプル5の試験用全固体電池(全固体リチウムイオン二次電池)を作製した。
セパレータシートの作製において、上記ポリエチレンフィルムに代えて、空孔率85%のポリアミドイミド製フィルムを使用し、且つ、ラミシーラによる熱溶着温度を250℃に変更した以外は、サンプル1と同様の材料および工程により、サンプル6の試験用全固体電池(全固体リチウムイオン二次電池)を作製した。
セパレータシートの作製において、上記ポリエチレンフィルムに代えて、空孔率85%の熱可塑性ポリイミド製フィルムを使用し、且つ、ラミシーラによる熱溶着温度を250℃に変更した以外は、サンプル1と同様の材料および工程により、サンプル7の試験用全固体電池(全固体リチウムイオン二次電池)を作製した。
ラミシーラによる熱溶着処理を行わなかった(即ち、緻密構造部を形成しなかった)以外は、サンプル1と同様の材料および工程により、サンプル8の試験用全固体電池(全固体リチウムイオン二次電池)を作製した。
支持体を用いずに固体電解質ペーストを直接正極活物質層上に塗布した以外は、サンプル1と同様の材料および工程により、サンプル9の試験用全固体電池(全固体リチウムイオン二次電池)を作製した。
ラミシーラによる熱溶着温度を150℃に変更した以外は、サンプル1と同様の材料および工程により、サンプル10の試験用全固体電池(全固体リチウムイオン二次電池)を作製した。
A/Bが1.3となるように緻密構造部を形成した以外は、サンプル1と同様の材料および工程により、サンプル11の試験用全固体電池(全固体リチウムイオン二次電池)を作製した。
光学顕微鏡にて熱溶着部の厚みを測定し、熱溶着部の空孔率を算出した。算出結果を表1の該当欄に示した。
各サンプルの電池について初回充放電を行い、次いで、抵抗測定と振動試験による短絡の有無を調べた。
具体的には、各サンプルの電池を10MPaで電極体の積層方向に定寸拘束した後、以下の条件で初回充放電を行った。即ち、充電は、4.1V−CCCV充電、電流レート15mA、1mA電流カットとし、放電は、CC2.5Vカット、電流レート15mAとした。そして、初回で得られた放電容量の半分の容量を充電した後、50mA、5秒間の放電を行い、その際の電圧降下量から電池抵抗を割り出した。その結果、すべてのサンプルが3.4〜4.6Ωの電池抵抗にとどまり、使用に支障のないことが認められた。
振動試験は、初回充電と同様の条件で4.1Vまで充電した後、振動試験機により電流値を測定しつつ1000Hzで1時間の振動試験を行った。かかる試験による短絡の発生の有無を表1の該当欄に示した。
10 積層電極体
20 正極
22 正極集電体
24 正極活物質層
30 セパレータ層
32 基材
33 出代部
33A 緻密構造部
34 固体電解質粒子
40 負極
41 出代部
42 負極集電体
44 負極活物質層
50 筐体
Claims (4)
- 正極活物質粒子と固体電解質粒子とを含む正極活物質層が正極集電体上に形成された正極と、
負極活物質粒子と固体電解質粒子とを含む負極活物質層が負極集電体上に形成された負極と、
多孔質構造の基材と該基材に保持された固体電解質粒子とを含むセパレータ層と
を有する積層構造の積層電極体を備える全固体電池であって、
前記積層電極体の端部の少なくとも一部において、前記負極および前記セパレータ層は、前記正極と負極の対向部の端部よりも外方に張り出した出代部をそれぞれ有しており、
前記セパレータ層の出代部の少なくとも一部は、前記正極と負極の接触を阻止する程度に緻密な緻密構造部により形成されており、
ここで、前記正極と負極の対向部の端部から前記緻密構造部に至るまでの最短距離をAとし、前記正極と負極の対向部の端部における前記負極活物質層の表面から該対向部の端部における前記正極集電体に至るまでの最短距離をBとしたとき、A<Bを具備する位置に前記緻密構造部が形成されている、全固体電池。 - 前記多孔質基材および前記緻密構造部は、熱可塑性樹脂によって構成されている、請求項1に記載の全固体電池。
- 前記多孔質基材の空孔率が少なくとも80%である、請求項1または2に記載の全固体電池。
- 前記積層電極体は、矩形状の正負極およびセパレータ層が積層されて形成されており、前記緻密構造部は、前記矩形状セパレータ層の各辺縁の端部の出代部において形成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の全固体電池。
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