JP2019189148A - 車載用電子機器筐体 - Google Patents

車載用電子機器筐体 Download PDF

Info

Publication number
JP2019189148A
JP2019189148A JP2018086563A JP2018086563A JP2019189148A JP 2019189148 A JP2019189148 A JP 2019189148A JP 2018086563 A JP2018086563 A JP 2018086563A JP 2018086563 A JP2018086563 A JP 2018086563A JP 2019189148 A JP2019189148 A JP 2019189148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
housing
electronic device
vehicle
device housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018086563A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6968025B2 (ja
Inventor
智幸 藤政
Tomoyuki Fujimasa
智幸 藤政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2018086563A priority Critical patent/JP6968025B2/ja
Publication of JP2019189148A publication Critical patent/JP2019189148A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6968025B2 publication Critical patent/JP6968025B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】ブラケットから容易に取り外すことができるようにした車載用電子機器筐体を提供すること。【解決手段】車体に固定されるブラケット6に取り付け可能な筐体1であって、ブラケット6には、貫通孔61が設けられており、ブラケット6に取り付けられる取付面11には、貫通孔61に係止される固定用凸部3と、周囲が筐体1の内側への押圧に伴って当該筐体1の内側に向かって弾性変形して貫通孔61と固定用凸部3との係止状態を解除する取り外し用凸部4と、を設けた。【選択図】図2

Description

本発明は、車載用電子機器筐体に関する。
例えば、特許文献1には、電子部品が搭載されたプリント配線基板が収容された筐体が、車体に固定されるブラケットに取り付けられることが開示されている。
例えば、特許文献1の筐体には、ブラケットを挿入するガイド部と、ロック爪とが設けられている。
特開2008−308106号公報
特許文献1の筐体は、ブラケットに設けられた係止孔にロック爪が係止することによって、車体側に固定される。つまり、特許文献1の筐体は、係止孔とロック爪との係止および解除によって、ブラケットに対して取り付け及び取り外しされる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その目的は、ブラケットから容易に取り外すことができる車両用電子機器筐体を提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明に従う車載用電子機器筐体は、車体に固定されるブラケットに取り付け可能な車載用電子機器筐体であって、前記ブラケットには、係止部が設けられており、前記ブラケットに取り付けられる取付面には、前記係止部に係止される被係止部と、周囲が前記筐体の内側への押圧に伴って当該筐体の内側に向かって弾性変形して前記係止部と前記被係止部との係止状態を解除する被押圧部と、を設けた。
本発明によれば、ブラケットから容易に取り外すことができる。
実施例に係る筐体の前方斜視図である。 ブラケットが取り付けられた状態の筐体の前方斜視図である。 筐体の後方斜視図である。 筐体の後方斜視図である。 筐体の側方斜視図である。 筐体の縦断面図である。 変形例に係る筐体の縦断面図である。 他の変形例に係る筐体の縦断面図である。
図1は、本実施例に係る筐体の前方斜視図である。
「車載用電子機器筐体」の一例としての筐体1は、樹脂材料から構成されている。巨体1は、車体に固定される後述するブラケット6(図2参照)が作業員等によって取り付けられる(図中、筐体1に対するブラケット6の取付方向をAで示す)。筐体1は、内部に電子部品が搭載されたプリント配線基板を収容する。筐体1は、ブラケット6に取り付けられる取付面11を有している。取付面11には、一対のレール2と、「被係止部」としての固定用凸部3と、「被押圧部」としての取り外し用凸部4と、脆弱部5とが設けられている。
図2は、ブラケットが取り付けられた状態の筐体の前方斜視図である。
ブラケット6は、プレス加工された板金である。ブラケット6の先端部には、「係止部」の一例としての貫通孔61が形成されている。貫通孔61は、筐体1への取付方向Aの幅よりも取付方向Aに直交する幅が広い矩形状に形成されている。ブラケット6の両側縁には、側方に向かって延出する一対の延出片62が設けられている。
図3は、筐体の後方斜視図であり、図4は、筐体の後方斜視図であり、図5は、筐体の側方斜視図であり、図6は、筐体の縦断面図である。
一対のレール2は、相互に平行に延出している。一対のレール2の内面には、溝21が形成されている。一対のレール2は、ブラケット6の取付方向を案内する。一対のレール2の溝21の下面は、僅かに下り傾斜したテーパ状に形成されている。一対のレール2の溝21の開口端は、下り傾斜した傾斜面となっている。溝21には、ブラケット6の先端側の両側部が挿入される。
固定用凸部3は、一対のレール3間に設けられている。固定用凸部3は、取付面11から上方に向かって立設する。固定用凸部3は、側縁が面取りされた直方体である。固定用凸部3は、ブラケット6に形成された貫通孔61に係止することによって筐体1にブラケット6を固定する。
取り外し用凸部4は、一対のレール2よりもブラケット6の取付方向Aの先方に設けられている。即ち、取り外し用凸部4は、一対のレール3間から外れた位置に、固定用凸部3に隣接して設けられている。取り外し用凸部4は、取付面11から上方に向かって立設する。取り外し用凸部4は、固定用凸部3よりも高さが高く、幅が狭い直方体である。取り外し用凸部4は、ブラケット6の取付方向Aに交差する方向に延出している。取り外し用凸部4は、筐体1からブラケット6を取り外すときに作業員等によって押圧される。取り外し用凸部4は、周囲が筐体1の内側への押圧に伴って筐体1の内側に向かって弾性変形する。
脆弱部5は、取付面11のうち、一対のレール3間で、且つ、固定用凸部3及び取り外し用凸部4の周辺部分に形成されている。脆弱部5は、筐体1の内側に向かって僅かに凹んでいる。このため、脆弱部5は、筐体1の他の部分よりも厚みが薄くなっている。
次に、筐体1にブラケット6を取り付ける手順について説明する。作業員は、ブラケット6の先端側の両側部を一対のレール2の溝21の開口端側の傾斜面に沿って案内されながら、溝21内に挿入する。ブラケット6の先端側の両側部を一対のレール2の溝21内にさらに挿入すると、ブラケット6の先端が固定用凸部3に当接する。ブラケット6の先端側の両側部を一対のレール2の溝21の上下面に挟まれながら溝21内にさらに挿入すると、ブラケット6の先端に押圧された固定用凸部3の周辺の脆弱部5が筐体1の内側に向かって弾性変形する。そして、ブラケット6の先端側の両側部を一対のレール2の溝21内にさらに挿入すると、固定用凸部3が貫通孔61に係止すると共に、一対の延出片62が一対のレール2の溝21の開口端に当接することによって、ブラケット6が筐体1に取り付けられる。
次に、筐体1からブラケット6を取り外す手順について説明する。作業員は、取り外し用凸部4を筐体1の内側に向かって押圧すると、押圧された取り外し用凸部4の周辺の脆弱部5が筐体1の内側に向かって弾性変形して固定用凸部3と貫通孔61との係止が解除される。そして、ブラケット6の先端側の両側部を一対のレール2の溝21から引き抜くと、ブラケット6が筐体1から取り外される。
本実施例によれば、車体に固定されるブラケット6が取り付け可能な筐体1には、ブラケット6に取り付けられる取付面11が設けた。取付面11には、貫通孔61に係止される固定用凸部3と、筐体1の内側に向かって押圧されることによって押圧された部分の周囲を筐体1の内側に向かって弾性変形させて貫通孔61と固定用凸部3との係止状態を解除する取り外し用凸部4と、を設けた。これにより、取り外し用凸部4を押圧することによって、容易にブラケットを取り外すことができる。
さらに、取り外し用凸部4の周辺部分には、他の部分よりも厚みが薄い脆弱部5を形成した。これにより、取り外し用凸部4の周辺部分を弾性変形し易くすることができる。
さらに、固定用凸部3の周辺部分には、他の部分よりも厚みが薄い脆弱部5を形成した。これにより、固定用凸部3の周辺部分を弾性変形し易くすることができる。
さらに、ブラケット6に貫通孔61を設け、筐体に貫通孔61に係止する固定用凸部3を設けた。これにより、ブラケット6を筐体1に取り付けた状態で、固定用凸部3を視認することができ、貫通孔61と固定用凸部3と係止状態を確認することができる。
さらに、取付面11には、ブラケット6への取付方向Aを案内する一対のレール2が設けられ、固定用凸部3は、一対のレール2間に設けられ、取り外し用凸部4は、一対のレール2よりもブラケット6の取付方向Aの先方に設けられた。取り外し用凸部4が筐体1に取り付けられたブラケット6に覆われることがない。さらに、取り外し用凸部4を押圧し易く、取り外し用凸部4を一対のレール2及び固定用凸部3から離間させることによって、取り外し用凸部4及び固定用凸部3の周辺部分を弾性変形し易くすることができる。
さらに、取り外し用凸部4は、ブラケット6の取付方向Aに交差する方向に延出する凸状に形成した。
本発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。
例えば、脆弱部5は、柔軟な樹脂材料で形成されてもよい。このように、樹脂材料の選定により、脆弱部5の変形量や押圧力を柔軟に調整することもできる。
また、脆弱部5の変形量や押圧力を調整する、その他の方法としては、脆弱部5の形状や厚さを変えてもよい。例えば、筐体1の内部に凸形状を設けたり(図7参照)、脆弱部5の厚さを不均一にすることもできる(図8参照)。
具体的には、図7に示すように、筐体1の内面のうちの、脆弱部5よりもブラケット6の取付方向Aの先方には、筐体1の内面からその反対の外面に向かって窪む凹部12を形成してもよい。これにより、脆弱部5の内面のうち、ブラケット6の取付方向Aの先方側の縁には、段差が設けられる。したがって、取り外し用凸部4の周辺部分を弾性変形し易くすることができる。
さらに、図8に示すように、脆弱部5の厚みは、ブラケット6の取付方向Aに沿って徐々に厚くしてもよい。これにより、脆弱部5のうち、取り外し用凸部4の周辺部分の強度を確保しつつ、固定用凸部3の周辺部分を弾性変形し易くすることができる。
さらに、例えば、固定用凸部3及び取り外し用凸部4は、三角柱や円柱などの形状でよい。また、筐体1は、ブラケット6の形状に応じて、複数個、設けることもできる。
1…筐体、2…レール、3…固定用凸部、4…取り外し用凸部、5…脆弱部、6…ブラケット、61…貫通孔、A…取付方向

Claims (6)

  1. 車体に固定されるブラケットが取り付け可能な車載用電子機器筐体であって、
    前記ブラケットには、係止部が設けられており、
    前記ブラケットに取り付けられる取付面には、
    前記係止部に係止される被係止部と、
    周囲が前記筐体の内側への押圧に伴って当該筐体の内側に向かって弾性変形して前記係止部と前記被係止部との係止状態を解除する被押圧部と、
    を設けた車載用電子機器筐体。
  2. 前記被押圧部の周辺部分には、他の部分よりも厚みが薄い脆弱部を形成した、
    請求項1に記載の車載用電子機器筐体。
  3. 前記被係止部の周辺部分には、他の部分よりも厚みが薄い脆弱部を形成した、
    請求項2に記載の車載用電子機器筐体。
  4. 前記係止部は、貫通孔であり、
    前記被係止部は、前記貫通孔に係止する係止凸部である、
    請求項3に記載の車載用電子機器筐体。
  5. 前記取付面には、前記ブラケットへの取付方向を案内する一対のレールが設けられ、
    前記被係止部は、前記一対のレール間に設けられ、
    前記被押圧部は、前記一対のレールよりも前記ブラケットの取付方向の先方に設けられた、
    請求項4に記載の車載用電子機器筐体。
  6. 前記被押圧部は、前記ブラケットの取付方向に交差する方向に延出する凸状に形成した、
    請求項5に記載の車載用電子機器筐体。

JP2018086563A 2018-04-27 2018-04-27 車載用電子機器筐体 Active JP6968025B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018086563A JP6968025B2 (ja) 2018-04-27 2018-04-27 車載用電子機器筐体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018086563A JP6968025B2 (ja) 2018-04-27 2018-04-27 車載用電子機器筐体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019189148A true JP2019189148A (ja) 2019-10-31
JP6968025B2 JP6968025B2 (ja) 2021-11-17

Family

ID=68388886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018086563A Active JP6968025B2 (ja) 2018-04-27 2018-04-27 車載用電子機器筐体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6968025B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022220275A1 (ja) 2021-04-15 2022-10-20 中外製薬株式会社 抗C1s抗体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022220275A1 (ja) 2021-04-15 2022-10-20 中外製薬株式会社 抗C1s抗体

Also Published As

Publication number Publication date
JP6968025B2 (ja) 2021-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8245367B2 (en) Fastener
JP2012112533A (ja) 部品の取付構造
KR200492711Y1 (ko) 차량번호판 부착장치
JP4810521B2 (ja) バンパ固定クリップ
JP5194576B2 (ja) ブラケット及びブラケットが取り付けられる車載用電子機器
JP2008164085A (ja) クリップ
JP2019189148A (ja) 車載用電子機器筐体
JP2011151969A (ja) 電気接続箱における嵌合部材のロック構造
JP2001111264A (ja) 情報処理装置
WO2022142701A1 (zh) 用于方向盘安全气囊的印刷电路板固定组件
JP5182497B2 (ja) ラジエータグリル取付構造及びラジエータグリルの取外し方法
JP4170382B1 (ja) クリップ着脱工具
JP2005248981A (ja) 固定構造、プロテクタおよび電気接続箱
JP5947321B2 (ja) バンパ取付構造
JP2008016333A (ja) Hdmiコネクタ付き基板の取付方法及び取付構造
JP2023123136A (ja) 車載用電子機器の筐体
JP3582445B2 (ja) 取付枠
JP2583822Y2 (ja) 板材ホルダ
JP2005318767A (ja) ワイヤハーネス車体係止用のクリップ
JP5088120B2 (ja) 電気接続箱
JP2006315598A (ja) ワイヤハーネス固定用クリップ
JP2001118638A (ja) コントロール装置
JP2017169379A (ja) コネクタの保持材
US20180124943A1 (en) Assembly alignment assistance structure for member, and casing of electronic device
JP2005170077A (ja) 部品取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211026

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6968025

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150