JP2019188592A - 歯車のバリ取りブラッシング方法およびバリ取りブラッシングのための対応ソフトウェアを有するcnc歯切機械 - Google Patents

歯車のバリ取りブラッシング方法およびバリ取りブラッシングのための対応ソフトウェアを有するcnc歯切機械 Download PDF

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Abstract

【課題】バリ取りブラシを損壊することなく、容易かつ可能な限り効率的にバリ取りを実行可能とするかさ歯車のバリ取りを提供する。【解決手段】歯車の、特にかさ歯車のバリ取り方法であって、少なくともN=1のブラシ束を備えるバリ取りブラシ40を使用し、バリ取りブラシ40をスピンドル軸Q1の周りに回転駆動するステップと、歯車またはかさ歯車10を、ワークピーススピンドル軸Bの周りに回転駆動するステップと、を含み、バリ取りブラシ40の回転駆動と、歯車またはかさ歯車10の回転駆動は、結合伝達比で結合された方法において行われ、少なくともN=1のブラシ束が、歯車またはかさ歯車10に対して相対的な移動運動を行う連続的なバリ取り方法であり、相対的な移動運動は、内転サイクロイドまたは外転サイクロイドによって定義され、歯溝の少なくとも1つの歯端において、少なくともN=1のブラシ束と歯端との接触によってバリを取り除く。【選択図】図5

Description

本発明は、歯車の、特にかさ歯車の、バリ取りブラッシング方法と、バリ取りブラッシングのための対応するソフトウェアを備えたCNC機械とに関する。
かさ歯車の製造において、切削加工のため、バリ(本明細書では1次バリとも称される)が生じうる。傷害のリスクだけでなく、かさ歯車を焼入れ硬化する際に完全硬化のリスクがあるため、これらの歯端は、面取り/バリ取りの範囲内で面取り部によって破壊されることが多い。
前述のバリ取りにおいて、配置によっては、歯端の面取りに起因して、1次バリの除去から2次バリが生じる。1次バリの除去がバリ取り工具を使用して行われる場合、バリ取り工具の切削端は、歯溝から出るように外側に導かれ(運動方向は図1Aに矢印P1で表示される)、その結果2次バリ21は、図1Aに示されるように歯溝14の外側に生じる。対照的に、1次バリ取り中にバリ取り工具が歯溝14内側に導かれるとき(運動方向は図1Aに矢印P2で表示される)、2次バリ21は、かさ歯車10の機能領域に生じる。
したがって、大量生産において、1次バリ取りは多くの場合、図1Aにブロック矢印P1で表示されるように、内側から外側に行われる。
1次バリは、図1Aに概略的に示されるように、主に凹状側部16.rの歯端11.1で生じる。なぜなら、この側部16.rは一般的に、かさ歯車10の後方面17で外端Feの領域において、比較的鋭角を形成するからである。図1Aは、歯端11.1の面取り後の状態を示す。面取り部12が面取りによって生成され、1次バリが除去された。しかしながら同時に、概略的に示されたように2次バリ21が発生している。
かさ歯車10に基づく図1Bの例は、歯端11.1の外側から内側への面取り後の状況を示す。図1Bでは、面取り部12の形状が概略的に示されている。さらに図1Bからわかるように、第1面取り部12に沿って2次バリ21が形成されており、この場合2次バリ21は、かさ歯車10の機能領域にある。
しかしながら、2次バリ21は常に生じるとは限らない。ここではとりわけ、バリ取り工具の切削端の質との関係が示されてきた。バリ取り工具が鋭利な切削端を有する間は、1次バリ取りは比較的高い信頼性で実行される。切削端が鈍化すると、かさ歯車10の材質は、もはや切削されず、むしろ変位される。この場合、2次バリ21を形成する傾向が強まる。かさ歯車の歯15.r,15.lの歯端11.1,11.2は、典型的には直線形状を有しないので、例えばかさ歯車10の外端Feにおいて、バリ取り中に除去される切り屑の厚さは様々である。2次バリ21は、この理由によっても生じることがある。
手動で、または機械の中で、バリを除去するためのバリ取りブラシが使用される場合もある。機械で使用するバリ取りブラシは、プラスチックか金属の毛を有する。機械バリ取りブラッシングは、通例非常に高速で行われるので、プラスチックや金属の毛に大きな力が生じることがあり、毛が歯にぶつかると、ブラシは曲がりまたは断裂を生じる傾向がある。したがって、そのようなバリ取りブラシは、信頼性のあるバリ除去を保証するため、比較的頻繁に交換される必要がある。
かさ歯車のバリ取りを確実かつ安全に行う需要が存在する。特に、かさ歯車の量産において、例えば自動車製造において、バリ取りブラシの使用に関連して生じる問題を避ける必要がある。
一方で、バリ取りをさらに効率化する需要がある。
したがって本発明の目的は、バリ取りブラシを損壊することなく、容易かつ可能な限り効率的にバリ取りを実行可能とするような、かさ歯車のバリ取りブラッシング方法と、対応ソフトウェアを有するCNC制御機械とを提供することである。
前述の目的は、請求項1に記載の方法および、請求項9に記載のCNC制御機械によって達成される。本発明の有利な実施形態は、従属請求項の主題を形成する。
本発明によれば、この目的は、歯車の、特にかさ歯車のバリ取りブラッシング方法によって達成される。当該方法では、少なくともN=1のブラシ束を備えるバリ取りブラシが使用される。少なくともN=1のこれらのブラシ束のそれぞれは、360°未満の角度範囲を占める。当該方法は、バリ取りブラシを(バリ取り)スピンドル軸の周りに回転駆動するステップと、歯車またはかさ歯車をワークピーススピンドル軸の周りに回転駆動するステップとを有する。バリ取りブラシの回転駆動と、歯車またはかさ歯車の回転駆動は、特定の結合伝達比で結合的に行われる。当該方法は、連続的なバリ取りブラッシングの方法であり、ブラシ束が歯車またはかさ歯車に対して相対的な移動運動を行う。相対的な移動運動は、内転サイクロイドまたは外転サイクロイドによって定義される。当該方法は、歯溝の少なくとも1つの歯端において、少なくともN=1のブラシ束と歯端との接触によってバリを取り除く。
本発明によれば、この目的は、次のようなCNC機械によって達成される。当該CNC機械は、少なくとも4つのNC軸と、ワークピーススピンドル軸を有し歯車ワークピース、特にかさ歯車ワークピースを収容し回転駆動するためのワークピーススピンドルを備える。当該CNC機械はさらに、スピンドル軸を有しバリ取りブラシを収容し回転駆動するためのバリ取り装置を備える。ワークピーススピンドル軸とスピンドル軸は、電子的に互いに結合可能なNC軸である。
少なくとも一部の実施形態において、バリ取りブラシは、N=1のブラシ束(41.N)とN=1の中間スペースとを有する。
少なくとも一部の実施形態において、バリ取りブラシは、N=1のブラシ束(41.N)とN=1のスペーサとを有する。
少なくとも一部の実施形態において、少なくともN=1のブラシ束の相対的な移動運動は、歯車またはかさ歯車の歯溝に入るような動きである。すなわちバリ取りは、外側から内側への相対的な移動運動によって実行される。
少なくとも一部の実施形態において、N=1のブラシ束の少なくとも1つは、歯車またはかさ歯車に対して、歯溝から出る運動方向を有する相対的な移動運動を行う。
少なくとも一部の実施形態において、逆結合伝達比を有する内転サイクロイド結合が用いられる。そのような内転サイクロイド結合は、少なくともN=1のブラシ束の移動運動が、著しいねじれを有するという利点がある。すなわち、少なくともN=1のブラシ束が、バリ取り後に歯車またはかさ歯車の(衝突)領域から出る急な移動経路上を動くように、バリ取りが実行される。
少なくとも一部の実施形態において、正結合伝達比を有する外転サイクロイド結合が用いられる。
かさ歯車の歯数と、バリ取りブラシのブラシ束の数N(N=1,2,3,4など)と、に起因する結合伝達比を有する結合が用いられる。
少なくとも一部の実施形態において、歯車またはかさ歯車が、フライス削り、研削、ブローチ削り、ピーリング、面取り、または別の切り屑除去方法によって加工された後に、バリ取りブラッシングが実行される。
本発明によれば、全実施形態において、好ましくは、バリ取り装置を有するCNC機械(例えば、かさ歯車歯切機械または専用のバリ取り機械)がバリ取りブラッシングに使用される。当該バリ取り装置は、バリ取りスピンドルと、対応してプログラムされるソフトウェアモジュールを有する。
バリ取りブラシと、歯車またはかさ歯車との結合された回転運動のために、N個のブラシ束が歯車またはかさ歯車の歯と制御されない方法で衝突することなく、目標を定め制御された方法で歯溝を通って導かれることは、本発明の利点である。
本発明のさらなる利点は、歯車の、とりわけ、かさ歯車の、歯形端のほぼ任意な成形を達成できることである。これは、ソフトウェアモジュールとCNC制御機械(例えば、かさ歯車歯切機械または専用のバリ取り機械)の手段によって、数値制御可能な軸(NC軸)を使用するブラシ束によって達成される。したがって、強く曲がった歯形端であっても、バリ取りブラシが過度に強く機械的に歪むことなく、バリ取りを実行できる。
本発明の例示的な実施形態は、図を参照して、以下さらに詳細に説明される。
先行技術によって、内側から外側への面取りで面取り部が生成され、2次バリが面取り部の領域に形成された単一の歯溝が示された、例示的なかさ歯車(ここでは冠歯車)の概略的な斜視図 先行技術によって、外側から内側への面取りで面取り部が生成され、2次バリが面取り部の領域に形成された単一の歯溝が示された、例示的なかさ歯車(ここでは冠歯車)の概略的な斜視図 ここでは例としてN=4のバリ取りブラシが設けられた、CNC制御機械の領域の概略的な斜視図 例としてN=4のバリ取りブラシの概略図 N=6のバリ取りブラシの概略図 さらなる実施形態のブラシ束の概略図 N=3のバリ取りブラシの概略図 本発明のバリ取り装置とバリ取りブラシが設けられた、例示的な歯切機械の部分的な斜視図
最初に既に述べられた図1Aと図1Bは、かさ歯車10の概略斜視図を示す。これら2つの図に基づき、2つの従来のバリ取り方法の例示的なステップが説明されてきた。本明細書で用いられる要素と用語もまた、図1Aと図1Bに基づいて定義された。
図2Aは、CNC制御(コンピュータ数値制御)される機械200の一部の概略斜視図を示す。機械200は、本発明のバリ取り装置50の実施形態を備える。図示されたバリ取り装置50は、機械200の可動部42につり下がるように配置される。バリ取り装置50は、(バリ取り)スピンドル43を備え、(バリ取り)スピンドル43の(バリ取り)スピンドル軸には、参照符号Q1が付される。この(バリ取り)スピンドル軸Q1は、図示された例において水平方向に伸びる。N=4のブラシ束41.1,41.2,41.3,41.4を有するバリ取りブラシ40は、(バリ取り)スピンドル43に固定される。
バリ取りブラシ40は、少なくとも一部の実施形態において、中央にプレート形状またはディスク形状の本体44を備える。本体44は、例えば、中央の通路孔45を有し、通路孔45は、バリ取りブラシ40を(バリ取り)スピンドル43のシャフトに接続するように設計される。しかしながら、多数の異なる固定の選択肢をここでは使用可能であるため、図2Aに示される通路孔45は、実際の固定手段が省略されている。
図2Bに示す例示的な実施形態では、ねじ46とワッシャ47が示されており、ねじ46は、(バリ取り)スピンドル43のシャフト内部のねじ山にねじ込まれる。
本体44は、少なくとも一部の実施形態において、回転対称な形状(ここでは薄肉円筒の形状)を有し、その外囲面(enveloping surface)上に、径方向外向きに毛が群状または束状に配置される。ここで、数Nは、バリ取りブラシ40のブラシ束41.Nの数を定義するように用いられる。Nは1以上の整数である。すなわち、N=1,2,3,4,などである。
図2Bの実施形態において、N=4のブラシ束41.Nのそれぞれは、角度範囲Δ1に及び、Δ1は360°未満である。図示された例において、角度範囲Δ1は、次のように計算できる。
Figure 2019188592
具体的には、図2Bの実施形態において、Δ2≒70°であり、Δ2≒20°である。
ブラシ束41.Nは、本体44の外周に沿って互いに等距離のところに配置されるように区別される。単一のブラシ束41.1が角度範囲Δ1を占める場合、例えば10°のとき、他のブラシ束41.2,41.3,41.4もまた、その結果、同じ角度範囲10°をそれぞれ占める。相補的な、連続する2つのブラシ束の角度間隔Δ2は、その結果それぞれ80°となる。
本発明のバリ取りブラッシングのための方法は、連続的方法であり、角度配分(図示されたように、例えば、図2Bと図3Aに基づく)を維持することが重要である。なぜなら、本発明の連続的方法において、バリ取りブラシ40と、バリ取りされるかさ歯車ワークピース10は、結合して回転駆動されるからである。この結合は、かさ歯車ワークピース10の歯数または歯溝14の数それぞれと、ブラシ束41.Nの数Nから生じる。
全実施形態において、好ましくは電子結合が用いられる。
結合は、基円の半径に対する転がり円の半径の比率によっても定義可能である。
バリ取りブラシ40が、例えば、N=1のブラシ束41.1を含み、かつ10個の歯溝14を有するかさ歯車ワークピース10が、ワークピーススピンドル軸Bの周りを角速度ω2で回転する場合に、ブラシ束41.Nが、第1の歯溝,第2の歯溝,第3の歯溝,など歯溝14に順次導かれるとき、バリ取りブラシ40の角速度ω1は、ω2の10倍となる必要がある。結合伝達比Uは、この場合10である。
しかしながら、他の結合伝達比Uもまた可能である。その場合、N=1のブラシ束41.1を使用して全ての歯溝14の歯端がバリ取りされるまで、かさ歯車ワークピース10は、2またはそれより多い回数の完全な回転をする必要がある。伝達比Uは、整数である必要はなく、0より大きく(正結合)、または0より小さく(逆結合)てもよい。
バリ取りブラシ40が、ただ1つのブラシ束41.1より多いブラシ束を備える場合、すなわち、N>1のとき、バリ取りブラシ40の角速度ω1は小さくできる。例えば、N=2のブラシ束41.1,41.2が使用され、第1ブラシ束41.1が第1の歯溝に導かれる場合、第2ブラシ束41.2はすぐ隣の第2の歯溝14に導かれ、第1ブラシ束41.1はすぐ隣の第3の歯溝14に導かれ、などのように、この例では結合伝達比U=5となる。
少なくとも一部の実施形態において、逆結合伝達比が使用され、バリ取りブラシ40のブラシ束41.Nがかさ歯車ワークピース10に対して3次元空間で描く飛跡(本明細書では移動経路(flight path)とも称される)は、内転サイクロイドに従う。
少なくとも一部の実施形態において、正結合伝達比が使用され、バリ取りブラシ40のブラシ束41.Nが、かさ歯車ワークピース10に対して3次元空間で描く移動経路は、外転サイクロイドに従う。
一部の実施形態において、バリ取りブラシ40の第1ブラシ束41.1が、例えばかさ歯車ワークピース10の第1の歯溝14を通り外側から内側に動かされるように、逆結合伝達比が選択される。バリ取りブラシ40の第2ブラシ束41.1は、例えば、かさ歯車ワークピース10の次の歯溝14などを通るように、外側から内側に動かされる。
少なくとも一部の実施形態において、ブラシ束41.Nは、バリ取りブラシ40の外周の円上にある。
運動順序や関係をより良く例示可能とするために、バリ取りブラシ40とかさ歯車10の回転方向が曲線矢印ω1とω2で示されている。
2つの回転方向ω1とω2の相対的な向きは、回転方向ω1に対して回転方向ω2が遠ざかる場合、本明細書では逆結合と呼ばれる。
例えば、図1Bにおいて、2つの回転方向ω1とω2の逆結合を用いてバリ取りブラッシングが行われた場合、ブラシ束41.Nは、矢印P2の方向に動き、一方かさ歯車10は、図1Bの曲線矢印ω2で示されるように、反時計回りに離れるように回転する。
逆結合の利点は、バリ取りブラシ40のトレーリング(trailing)に関して、バリ取りブラシ40の毛が、かさ歯車10の材質/歯と過度に強く衝突しないことである。言い換えると、歯溝14の方向に矢印P2の向きに動くブラシ束41.Nが非常に遅れて到達する場合、結合伝達比Uがシフトされるべき(例えば、駆動の1つに対する強制作用によって)であるため、かさ歯車10の端部11.1は既にわずかに離れるように回転している。
逆結合比を有する内側から外側へのバリ取りブラッシングの手順が選択される場合、ブラシ束41.Nは、内転サイクロイドの移動経路に沿って歯溝14から外側に導かれる。図1Bの運動方向ω2を図1Aにおいても維持する場合、逆結合をなおも達成するように、運動方向ω1は反転される必要がある。この場合、矢印P1はその結果、歯溝14から外向きを指す。
正結合が望ましい場合、運動方向ω2は、例えば図1Aまたは図1Bにおいて反転される必要がある。本発明の方法において、固定の結合伝達比Uが用いられるので、バリ取りブラシ40のブラシ束41.Nは、可能な限り寸法安定性があることが重要である。過剰に強い負荷のためにブラシ束41.Nの毛が曲がる場合、いわゆるブラシ束41.Nのトレーリングが生じる可能性がある。
逆結合の場合、ワークピース軸Bに対する(バリ取り)スピンドル軸Q1のトレーリングは、大きな問題を示さない。これは、バリ取りされる歯端が連動するためである。毛が曲がることによるブラシ束41.Nのトレーリングの場合に、バリ取りされる歯端(例えば、図1Bの歯端11.1)もまた連動して過剰に強い衝突が避けられるため、逆結合を有する方法は、対応して有利である。
対照的に、正結合の場合、(バリ取り)スピンドル軸Q1のトレーリングおよび/またはブラシ束41.Nのトレーリングによって、ブラシ束41.Nがかさ歯車ワークピース10の歯に対してより強く衝突する。これは、バリ取りされる歯端がブラシ束41.Nにぶつかるためである(図1Bの例で、正結合が望まれる場合、運動方向ω2は反転される必要がある。)。
毛が曲がることに伴う問題を避けるため、少なくとも一部の実施形態において、次のようなバリ取りブラシ40が使用される。当該バリ取りブラシ40は、ブラシ束41.N間の中間スペースまたは角度区間が、例えば、図3Aの例に基づいて示されるように、短く、安定性が著しく高い、毛やローブ、プレート、または他のスペ−サに占められる。図3Aのバリ取りブラシ40は、N=6のブラシ束41.1,41.2,41.3,41.4,41.5,41.6を備え、相互の角度間隔Δ2は約40°である。ブラシ束41.Nのそれぞれは、約10°の角度範囲Δ1を占める。中間スペースまたは角度区間は、それぞれ約40°の角度Δ2を有する。すなわち、スペ−サ40は、約40°の角度範囲をおよそ占める。
図2Bと対照的に、図3Aではワッシャ47とナット48が使用される。ナットは、ピン52の外側のねじ山に締め付けられる。
毛が曲がることに伴う問題を避けるため、少なくとも一部の実施形態において、次のようなバリ取りブラシ40が使用される。当該バリ取りブラシ40は、図3Bに単一のブラシ束41.Nに基づいて示されるように、ブラシ束41.Nがカラーまたはジャケット53を備える。カラーまたはジャケット53は、早期に毛が曲がることを防ぐ。
毛が曲がることに伴う問題を避けるため、少なくとも一部の実施形態において、次のようなバリ取りブラシ40が使用される。当該バリ取りブラシ40は、図4の例に基づいて示されるように、そのブラシ束41.Nが比較的短い毛を有する。図4のバリ取りブラシ40は、N=3のブラシ束41.1,41.2,41.3を備え、相互の角度間隔Δ2は約110°である。ブラシ束41.Nのそれぞれは、ここでは約10°の角度範囲Δ1を占める。
CNC歯切機械200において、図5に示すように、必要な相対運動が生成される。例えば、転がり円の中心点が空間内で固定され、一方で基円は回転する。回転しているかさ歯車10に対して内転サイクロイドを生成するように、転がり円は基円の内側を転がる。転がり円が基円の外側を転がる場合、回転しているかさ歯車10に対して外転サイクロイドが生成される。
少なくとも一部の実施形態において、CNC歯切機械200は、バリ取りブラシのための逆結合または正(非逆)結合が特定可能なように、ソフトウェアSMの手段によって設計され、またはプログラムされる。
結合伝達比は、いずれの場合も、バリ取りブラシ40とかさ歯車10の間で、バリ取りされる歯端の領域のみ(11.1または11.2)で短時間の接触が生じるように選択される。結合伝達比Uは、基円と転がり円の2つの半径の比によって定義される。
図5は、CNC歯切機械200の基本的構造の斜視図を示す。CNC歯切機械200は、かさ歯車10の歯切りとバリ取りのために設計される。そのような機械200は、バリ取りブラシ40をバリ取りスピンドル51上に担持するバリ取り装置50の手段によってかさ歯車10のバリ取りブラッシングが実行可能なように、本発明によって設計または改装される。ここでは、(図2Aまたは図2Bに同様に示されるように)N=4のブラシ束41.Nを有するバリ取りブラシ40が用いられる。
しかしながら、本発明の原理は、他のCNC歯切機械200において、または、例えば図2Aもしくは図5に示されたようなバリ取り装置50を備えるバリ取り機械において、適用されてもよい。
CNC歯切機械200は、次のように構築される。機械200は、機械ハウジング201を備えてもよい。機械ハウジング201は、機械200が、工具スピンドル204を座標軸X(第1軸)に沿って直線的に垂直に、座標軸Y(第2軸)に沿って直線的に水平に、および座標軸Z(第3軸)に沿って直線的に水平に、導くことを可能にする。前述の工具スピンドル204は、機械200に吊り下げて配置でき、例えば、対応する工具スピンドル軸A(第4軸)は空間に垂下する。工具スピンドル204は、例えば複数のバーカッター(図示せず)を有するカッターヘッド202によって、工具を担持する。
第1旋回装置203を機械200に設けることができる。例えば、第1旋回装置203は、ワークピーススピンドル軸B(第5軸)を有するワークピーススピンドル205を担持する。ワークピーススピンドル軸Bを含むワークピーススピンドル205は、第1旋回装置203の旋回軸(C軸;第6軸)の周りに旋回可能である。旋回軸Cは、工具スピンドル軸Aに対して垂直で、ここでは空間に水平に伸びる。図5の機械200を旋回軸Cの方向で前から見ると、ワークピーススピンドル205は、図示された時点で、2時の位置に斜めに位置する。この位置において、例えば、バリ取り装置50のバリ取りブラシ40は、かさ歯車ワークピース10と相互作用を生じうる。
ワークピーススピンドル205は、図示された例ではワークピース10として、ねじれ歯状の小かさ歯車を担持する。クランプ装置13は、かさ歯車10をワークピーススピンドル205に接続するために使用できる。
第1旋回軸装置203は、C軸周りに旋回可能なように取り付けられる。例えば、かさ歯車10が歯切り工具202の下の加工位置に旋回可能なように取り付けられる。さらに、バリ取りブラッシングのために、かさ歯車10は、第1旋回軸203によって、バリ取り装置50のバリ取りブラシ40に対して適した位置に移動可能である。
さらに、バリ取り装置50は、例えば、かさ歯車10に対してバリ取りブラシ40を動かすことができ、かつバリ取りブラシ40にかさ歯車10と相互作用を生じさせることが可能な送り装置を備えてもよい。
バリ取りブラシ40を備える本発明のバリ取り装置50は、例えば、直線軸X2(第7軸)と、図5に示されたようなバリ取りスピンドル軸Q1(第8軸)を備えてもよい。少なくともバリ取りスピンドル軸Q1は、NC軸として設計され、バリ取りスピンドル軸Q1での回転運動ω1と、ワークピーススピンドル軸Bでの回転運動ω2は、電子的に結合されることが可能である。
全実施形態において、機械200は、かさ歯車10とバリ取りブラシ40が正結合または逆結合のどちらでも回転駆動されうるように設計される。この結合は、結合伝達比Uによって定義される。
少なくとも一部の実施形態において、機械200は、正結合または逆結合のどちらも選択できるように設計される。この場合、機械200は、両方の結合の形態をサポートするように設計される。
1つまたは複数の前述した軸を使用して、バリ取りブラシ40は、かさ歯車10に対してバリ取りブラッシングに適した開始位置に移動可能である。
次に、かさ歯車10はワークピーススピンドル軸Bの周りを回転駆動され、結合的にバリ取りブラシ40はバリ取りスピンドル軸Q1の周りを回転駆動されて、互いに相対的に移動する。連続的な方法において、バリ取りブラシ40の毛は、かさ歯車10の所定の端部11.1および/または11.2において、外側から内側へ、または内側から外側へ対応するバリ取り運動を行う。
連続的な方法でバリ取りブラシを実装できるように、図5の例によって示されるような、少なくとも6つの数値制御された軸を有するかさ歯車歯切機械200が好ましい。
しかしながら、他のCNCかさ歯車歯切機械200もまた、本発明によって改装または装備されることが可能である。図5に基づいて既に説明されたように、7,8,または9つの数値制御された軸を有する当該機械200が好ましい。
バリ取り装置50は全実施形態において、前述のバリ取りスピンドル軸Q1を有するバリ取りスピンドル51を備えることが好ましい。本明細書で示された例では、バリ取りスピンドル軸Q1は水平方向を向いている。バリ取りブラシ40は、図5に示されるように、バリ取りスピンドル51に固定可能である。図5に示されたバリ取りブラシ40は特に、ブラシ束41.Nがバリ取りブラシ40の外周から半径方向に突出するように、N=4のブラシ束41.Nを備える。
ここでの数値制御可能な軸は、プログラム可能な制御装置を通して制御できる軸である。数値制御可能な複数の軸のうち少なくとも1つの軸を調整することで、かさ歯車10を含むワークピーススピンドル205をバリ取りブラシ40に対して移動させ、これにより、ワークピーススピンドル軸Bを中心とするワークピーススピンドル205の回転と、バリ取りスピンドル軸Q1を中心とするバリ取りブラシ40の回転とが同時に結合して生じる間、特定の歯端11.1,11.2に対してブラシ束41.Nがバリ取り運動を連続して行うように、複数の数値制御可能な軸が設計され、配置される。
図5に示されたように、バリ取り装置50のバリ取りスピンドル軸Q1は、例えばY軸に平行に伸びてもよい。しかしながら、他の座標軸もまた可能である。
本発明によれば、ワークピース10に対して工具40のブラシ束41.Nを動かせるように、1つまたは複数の数値制御された軸が、全実施形態において好ましくは用いられる。
かさ歯車10は、特定の第1の角速度ω2でワークピース軸Bの周りを回転し、バリ取りブラシ40は、第2の角速度ω2でバリ取りスピンドル軸Q1の周りを回転するため、そして2つの回転運動は(電子的に)結合された方法で、同じまたは逆方向に生じるので、結果的に3次元空間にブラシ束41.Nの複雑ならせん状移動経路を生じる。
10 歯車/歯車ワークピース/かさ歯車/かさ歯車ワークピース
11.1 第1歯端/第1歯形端
11.2 第2歯端/第2歯形端
12 第1面取り部
13 クランプ装置
14 歯溝
16.r 凹状歯側部
17 円錐台外囲面/後方面
21 2次バリ
40 バリ取りブラシ
41.1,41.2,41.3,41.4,41.N ブラシ束
42 部分
43 (バリ取り)スピンドル
44 本体
45 通路孔
46 ねじ
47 ワッシャ
48 ナット
49 スペ−サ
50 バリ取り装置
51 バリ取りスピンドル/ベースホルダ
52 ねじが切られたピン
53 カラー/ジャケット
200 (かさ歯車)歯切機械/CNC歯切機械/バリ取り機械
201 機械ハウジング
202 (歯切り)工具/カッターヘッド
203 旋回装置
204 工具スピンドル
205 ワークピーススピンドル
A 工具スピンドル軸
B ワークピーススピンドル軸
C 旋回軸/回転軸
Δ1,Δ1* 角度範囲
Δ2,Δ2* 角度間隔
Fe かさ歯車外端/外端
N 整数
P1,P2 運動方向
Q1 (バリ取り)スピンドル軸
SM ソフトウェア(モジュール)
ω1,ω2 回転運動
X 座標軸/直線軸
X2 座標軸/直線軸
Y 座標軸/直線軸
Z 座標軸/直線軸
U 結合伝達比

Claims (12)

  1. 歯車の、特にかさ歯車のバリ取り方法であって、少なくともN=1のブラシ束(41.N)を備えるバリ取りブラシ(40)を使用し、各ブラシ束は、360°未満の角度範囲を占め、
    バリ取りブラシ(40)をスピンドル軸(Q1)の周りに回転駆動するステップと、
    歯車またはかさ歯車ワークピース(10)を、ワークピーススピンドル軸(B)の周りに回転駆動するステップと、を含み、
    バリ取りブラシ(40)の回転駆動と、歯車またはかさ歯車ワークピース(10)の回転駆動は、結合伝達比(U)で結合された方法において行われ、
    少なくともN=1のブラシ束(41.N)が、歯車またはかさ歯車(10)に対して相対的な移動運動を行う連続的なバリ取り方法であり、
    相対的な移動運動は、内転サイクロイドまたは外転サイクロイドによって定義され、
    歯溝(14)の少なくとも1つの歯端(11.1,11.2)において、少なくともN=1のブラシ束(41.N)と歯端(11.1,11.2)との接触によってバリを取り除く、歯車のバリ取り方法。
  2. 少なくともN=1のブラシ束(41.N)の相対的な移動運動は、歯溝(14)に入る、または歯溝(14)から出る運動である、請求項1に記載の方法。
  3. 結合伝達比(U)は逆結合伝達比(U)であり、かつ相対的な移動運動は内転サイクロイドによって定義される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 結合伝達比(U)は正結合伝達比(U)であり、かつ相対的な移動運動は外転サイクロイドによって定義される、請求項1または2に記載の方法。
  5. 結合伝達比(U)は、かさ歯車(10)の歯数または歯溝(14)の数と、ブラシ束(41.N)の数Nとによって定義される、請求項1から4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 相対的な移動運動は、歯端(11.1,11.2)が、少なくとも1つのN=1のブラシ束(41.N)と接触後に離れるような向きで行われる、請求項1から3のいずれか1つに記載の方法。
  7. 結合伝達比(U)は、バリ取りの前に選択または特定可能である、請求項1から4のいずれか1つに記載の方法。
  8. バリ取りブラシ(40)は、N=1のブラシ束(41.N)と、N=1の中間スペースとを有する、請求項1から7のいずれか1つに記載の方法。
  9. CNC機械(200)であって、
    少なくとも4つのNC軸(X,Y,Z,C)と、
    ワークピーススピンドル軸(B)を有し、歯車ワークピース(10)を、特にかさ歯車ワークピース(10)を収容して回転駆動するためのワークピーススピンドル(205)と、 スピンドル軸(Q1)を有し、バリ取りブラシ(40)を収容して回転駆動するためのバリ取り装置(50)とを備え、
    ワークピーススピンドル軸(B)とスピンドル軸(Q1)は、電子的に互いに結合可能なNC軸である、CNC機械(200)。
  10. 電子的結合のための結合伝達比(U)を選択または特定するために設計されたソフトウェアモジュール(SM)を含む、請求項9に記載のCNC機械(200)。
  11. ソフトウェアモジュール(SM)は、請求項1から8のいずれか1つに記載の方法を実行するように設計された、請求項9に記載のCNC機械(200)。
  12. ソフトウェアモジュール(SM)は、内転サイクロイドの移動経路を有する逆結合伝達比(U)または外転サイクロイドの移動経路を有する正結合伝達比(U)を、特定するように設計された、請求項9に記載のCNC歯切機械(200)。
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