JP2019184428A - センサユニット - Google Patents

センサユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2019184428A
JP2019184428A JP2018075699A JP2018075699A JP2019184428A JP 2019184428 A JP2019184428 A JP 2019184428A JP 2018075699 A JP2018075699 A JP 2018075699A JP 2018075699 A JP2018075699 A JP 2018075699A JP 2019184428 A JP2019184428 A JP 2019184428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
intake
sensor
casing
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018075699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6892207B2 (ja
Inventor
大地 稲垣
Daichi INAGAKI
大地 稲垣
賢矢 本間
Masaya Homma
賢矢 本間
康太 濱井
Kota HAMAI
康太 濱井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP2018075699A priority Critical patent/JP6892207B2/ja
Priority to PCT/JP2019/015493 priority patent/WO2019198720A1/ja
Publication of JP2019184428A publication Critical patent/JP2019184428A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6892207B2 publication Critical patent/JP6892207B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D35/00Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D45/00Electrical control not provided for in groups F02D41/00 - F02D43/00
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K13/00Thermometers specially adapted for specific purposes
    • G01K13/02Thermometers specially adapted for specific purposes for measuring temperature of moving fluids or granular materials capable of flow
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L15/00Devices or apparatus for measuring two or more fluid pressure values simultaneously
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/14Housings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】センサユニットにおいて、製造コストの削減を図りつつ、複数の圧力センサを組み付ける際の組付性を向上できる。【解決手段】センサユニット20は、ケーシング52の内部において吸気圧センサ94及び外気圧センサ96を備えると共に、該吸気圧センサ94及び外気圧センサ96が、ケーシング52の底壁54と基板92の配線面98との間に配置されている。また、吸気圧センサ94の第1感圧部110及び外気圧センサ96の第2感圧部118は、それぞれ底壁54との間に囲まれる第1及び第2感圧空間112、120へと露呈し、第1感圧空間112は、前記ケーシング52に設けられる吸気圧検出通路74を通じて吸気通路16と連通し、第2感圧空間120は、第1及び第2外気圧検出通路80、82を通じて外部に開口したケーシング52の空間部128と連通している。【選択図】図3

Description

本発明は、空気の圧力を検出可能な複数の圧力センサをケーシングに収納したセンサユニットに関する。
従来から、車両に搭載される内燃機関へ供給される空気の流量を制御するスロットルバルブ装置には、例えば、流路を開閉するためのバルブの開度を検出するポジションセンサや、吸入される空気の温度を検出するための吸気温度センサや、前記空気の圧力を検出するための吸気圧力センサが設けられ、各センサによって検出された様々なデータが内燃機関の燃焼制御等に用いられている。
例えば、特許文献1に開示されるスロットル装置では、スロットルボディの側部にセンサユニットが設けられ、このセンサユニットにおけるセンサ本体の内部に吸気圧力センサ及び外気圧センサが収納されている。そして、吸気圧力センサが、回路基板の下方に接続されると共に、前記回路基板の上方に接続された外気圧センサが、そのセンサ本体から突出した端部を介してセンサユニット外部の空気(外気)の圧力を検出している。
また、特許文献2に係る圧力検出装置では、パッケージの内部に大気圧センサ及び吸気圧センサが上下2段となるように収納され、二股状に分岐したターミナルのターミナル配置部に対してそれぞれ電気的に接続されている。そして、このパッケージは、車両のエンジンルームに搭載され、大気圧導入路から取り込まれた大気が大気圧センサへと導かれ、吸気圧導入路から取り込まれた吸気が吸気圧センサへと導かれ、それぞれ圧力が検出される。
国際公開第2004/074661号 特開2001−174355号公報
しかしながら、特許文献1に係るセンサユニットでは、回路基板に対して上下となるようにそれぞれ吸気圧力センサ及び外気圧センサを異なる方向から接続する構成としているため、その接続作業が煩雑であり組付性が低下するという問題がある。
また、特許文献2の構成では、上下2段に配置される大気圧センサ及び吸気圧センサに合せてターミナルを二股状に形成する必要があり、構造が複雑になることで製造コストが高騰してしまうと共に、一組のターミナル配置部に対してそれぞれ大気圧センサ及び吸気圧センサを接続する必要があるため、その接続作業が煩雑となり組付工数が増加してしまうという問題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、複数の圧力センサの組付性を向上できると共に製造コストの削減を図ることが可能なセンサユニットを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ケーシングと、ケーシングの内部に配置される少なくとも2つの圧力センサとを備えたセンサユニットにおいて、
センサユニットは、2つの圧力センサが電気的に接続される複数の配線が配置される平面である基準配線面に平行に延在し複数の配線同士を互いに連結する複合配線部材を備え、
ケーシングは内壁面を備え、2つの圧力センサがそれぞれ内壁面と基準配線面との間に配置されると共に、圧力センサよりも配線側でそれぞれ配線に対して電気的に接続されており、
2つの圧力センサの感圧部は、それぞれ内壁面の少なくとも一部と圧力センサの少なくとも一部とによって囲まれる感圧空間に露呈し、感圧空間は、ケーシングに設けられる圧力通路を通じて内壁面とケーシングの外部とを連通している。
本発明によれば、ケーシングの内部に少なくとも2つの圧力センサを有したセンサユニットにおいて、このケーシングは内壁面を有し、内壁面と複合配線部材との間に圧力センサがそれぞれ配置されると共に、圧力センサが複合配線部材の配線に対して電気的に接続されている。また、圧力センサの感圧部を、それぞれ内壁面の少なくとも一部と圧力センサの少なくとも一部とによって囲まれる感圧空間に露呈させ、この感圧空間が、ケーシングに設けられる圧力通路を通じて内壁面とケーシングの外部とを連通している。
従って、センサユニットを構成する2つの圧力センサを、複合配線部材に対して同一方向から取り付け基準配線面に配置される配線に対してそれぞれ電気的に接続することができるため、回路基板に対して上下方向からそれぞれ吸気圧力センサ及び外気圧センサを接続している従来のセンサユニットと比較し、その接続作業及び組付作業を簡素化することができる。
その結果、複数の圧力センサを有するセンサユニットの組付性を向上できると共に、特許文献2の圧力検出装置のように、上下2段に配置される大気圧センサ及び吸気圧センサに合せてターミナルを二股状に形成する必要がないため、構成を簡素化して製造コストの削減を図ることも可能となる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、少なくとも2つの圧力センサを、ケーシング内において内壁面と複合配線部材との間にそれぞれ配置し、圧力センサを複合配線部材の配線に対して電気的に接続すると共に、圧力センサの感圧部を、それぞれ内壁面の少なくとも一部と圧力センサの少なくとも一部とによって囲まれる感圧空間へと露呈させ、この感圧空間をケーシングに設けられる圧力通路を通じて内壁面とケーシングの外部とを連通させることで、複数の圧力センサを、複合配線部材に対して同一方向から取り付けて電気的に接続できるため、従来のセンサユニットと比較し、組付性の向上を図ることができる。
また、従来の圧力検出装置のように、ターミナルを上下2段に配置される大気圧センサ及び吸気圧センサに合せて二股状に形成する必要がないため、構成を簡素化して製造コストの削減を図ることができる。
本発明の実施の形態に係るセンサユニットを備えたスロットルバルブ装置の外観斜視図である。 図1のスロットルバルブ装置を構成するボディからセンサユニットを取り外した状態を示す分解斜視図である。 図3Aは、図1に示すセンサユニットの断面図であり、図3Bは、図3AのIIIB−IIIB線に沿った断面図である。 図4Aは、図3AのIVA−IVA線に沿った断面図であり、図4Bは、図1に示すスロットルバルブ装置をセンサユニット側から見た正面図である。
本発明に係るセンサユニットについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係るセンサユニットが用いられるスロットルバルブ装置を示す。
このスロットルバルブ装置(吸気制御装置)10は、例えば、自動二輪車に搭載され、図1及び図2に示されるように、内燃機関に接続されるインレット配管と外気が導入されるエアダクトとの間に設けられ、ボディ12と、該ボディ12に回転自在に支持されるシャフト14と、該シャフト14に固定され前記ボディ12の吸気通路16に設けられるバルブ(弁体)18と、前記ボディ12の側部に設けられ複数のセンサが収納されたセンサユニット20とを含む。
ボディ12は、例えば、金属製材料から形成され、その一端部から他端部に向かって断面円形状の吸気通路16が貫通し、その一端部には前記吸気通路16を内部に有した円筒状の吸気管22が突出している。そして、吸気通路16の上流側となる吸気管22には図示しないエアダクトが接続され外気が導入される。
また、吸気通路16は、ボディ12の他端部に平面状に形成された第1取付面24に下流側端部が開口している。そして、ボディ12の第1取付面24に図示しないインレット配管が接続されることで、吸気通路16を通じて外気がインレット配管から内燃機関へと供給される。
一方、ボディ12の側部には、吸気通路16の延在方向(矢印A方向)と略平行に延在する第2取付面26(図2参照)が形成され、略中央に開口した第1シャフト孔28を介してシャフト14の一端部が外部へと突出すると共に、前記第1シャフト孔28に対して所定距離だけ離れて位置した挿入孔30が形成される。この挿入孔30は、第1シャフト孔28と略平行に形成され吸気通路16まで貫通している(図3B参照)。
また、第2取付面26は、第1シャフト孔28及び挿入孔30に対して近接する案内溝34を有している。この案内溝34は、吸気通路16が延在する方向と平行に長尺となり、前記吸気通路16側へ所定深さで窪むように形成されると共に、その一端部には、吸気通路16内においてバルブ18の下流側に連通した吸気圧検出孔36が形成される。
そして、第2取付面26は、第1シャフト孔28、挿入孔30及び案内溝34を取り囲むように形成されたシール溝38を備え、このシール溝38にシールリング(シール部材)40が設けられる。
このシールリング40は、例えば、弾性材料から形成され、シール溝38へ装着された状態で第2取付面26から若干だけ突出するように設けられると共に、センサユニット20がボディ12の第2取付面26へと対向するように接続される際、後述するセンサユニット20のユニット取付面66と第2取付面26との間に挟持されることでシールされる。
詳細には、シールリング40は、図2に示されるように、第1シャフト孔28の外周側を取り囲むように形成された環状の第1シール部位42と、該第1シール部位42に隣接し挿入孔30の外側を取り囲むように形成された第2シール部位44と、前記第1及び第2シール部位42、44に隣接し案内溝34を取り囲む第4シール部位48とが一体的に形成される。
さらに、シールリング40は、第2取付面26の挿入孔30よりも外縁側の面である包囲面32を取り囲む第3シール部位46が一体的に形成されており、前記第3シール部位46は、吸気通路16の延在する方向と直交する方向に長尺となるように包囲面32を取り囲んでいる。
また、吸気通路16の内部には円盤状のバルブ18が設けられ、その中央部が前記吸気通路16の延在方向(矢印A方向)と直交するように設けられたシャフト14に連結される。このシャフト14は、ボディ12に対して図示しない軸受を介して回転自在に支持され、その一端部がボディ12の第2取付面26を介してから外側へ突出し、他端部が前記ボディ12における反対側の側部へ突出してスロットルドラム50が連結される。
そして、車両における乗員のアクセル操作によってスロットルドラム50に接続されたアクセルワイヤ(図示せず)が引っ張られることで、図示しないスプリングの弾発力に抗してシャフト14及びバルブ18が所定角度だけ回転する。
センサユニット20は、図2〜図4Bに示されるように、例えば、樹脂製材料から形成され、有底箱状に形成されたケーシング52を有し、該ケーシング52の底壁(内壁面)54がボディ12の第2取付面26に臨むように設けられると共に、その角部に形成された2つの孔部56に挿通されたボルト58がボディ12のねじ孔(図示せず)へと螺合されることで固定される。
このケーシング52は、底壁54とは反対側(矢印B1方向)で該底壁54に臨むように開口した開口部60を有し、該開口部60に対して板状の蓋部62が装着される。そして、蓋部62は、前記ケーシング52の開口端部に対して熱溶着等によって固定されることで前記開口部60が閉塞されると共に、該蓋部62には、外部の空気の圧力をケーシング52内へと伝えるための外気取込口(導入口)64が開口している(図1及び図4B参照)。
また、ケーシング52の底壁54は、ボディ12の第2取付面26に対して対向するように配置されるユニット取付面(第2取付面)66を有し、前記ユニット取付面66の略中央部に形成されシャフト14の他端部が挿通される第2シャフト孔68(図2参照)と、該第2シャフト孔68から離れて位置しボディ12側(矢印B2方向)へと突出した温度検出管70と、該温度検出管70に対してユニット取付面66の外縁側に位置する連通溝72と、前記第2シャフト孔68と前記温度検出管70との間の近傍に開口した吸気圧検出通路74とを有する。
第2シャフト孔68には、図2に示されるように、シャフト14の開度(回転量)を検出可能な開度センサ(弁開度センサ)76が収納され、センサユニット20をボディ12の第2取付面26に固定した際、シャフト14の他端部が挿通されて前記開度センサ76と連結される。
温度検出管70は、図2及び図3Bに示されるように中空状に形成され、その先端がボディ12の挿入孔30を通じて吸気通路16内へと突出し、基端がケーシング52の底壁54を貫通して内部と連通し、その内部には後述する吸気温センサ78(図3B参照)が収納される。
連通溝72は、図2〜図4Aに示されるように、第2シャフト孔68及び温度検出管70の延在方向(矢印B2方向)と直交する方向に長尺なスリット状に形成され、底壁54の厚さ方向に所定深さで窪んでいる。
また、連通溝72は、センサユニット20がボディ12の第2取付面26へと接続された際、ボディ12の包囲面32に臨み、且つ、略同一形状となるように形成されると共に、その外周側がシールリング40の第3シール部位46によって囲まれた状態で接続される(図4A参照)。
さらに、連通溝72の延在方向に沿った一端部には、後述する第2感圧空間120に連通した第1外気圧検出通路80が開口し、他端部には第2外気圧検出通路(外気圧連通路、中間通路)82が開口している。
すなわち、包囲面32及び連通溝72の外側に設けられた第3シール部位46、第2取付面26及びユニット取付面66によって囲まれ、連通溝72、第1及び第2外気圧検出通路80、82と連通して外気の供給される外気圧包囲空間84が形成される。
吸気圧検出通路74は、ボディ12の案内溝34に臨むように設けられ、ユニット取付面66からケーシング52の内部に向かって延在し、後述する第1感圧空間112と連通すると共に、センサユニット20がボディ12の第2取付面26へと接続された際、シールリング40の第4シール部位48が前記吸気圧検出通路74の開口部位を取り囲むように当接する(図3A及び図3B参照)。
すなわち、吸気圧検出通路74の外周側に設けられた第4シール部位48、第2取付面26及びユニット取付面66によって囲まれ、前記吸気圧検出通路74及び案内溝34と連通して吸気通路16から空気(吸気)の圧力が伝えられる吸気圧包囲空間86が形成される。
なお、ボディ12の第2取付面26とケーシング52のユニット取付面66との間において、シールリング40の第1シール部位42によって囲まれる空間が、第2シャフト孔68に収納される開度センサ76を包囲する第1包囲空間88となり、前記シールリング40の第2シール部位44によって囲まれる空間が、吸気温センサ78が収納される温度検出管70を包囲する第2包囲空間90となる。すなわち、第1〜第4シール部位42、44、46、48が一体的に形成されたシールリング40によって複数の包囲空間をボディ12とケーシング52との間に形成している。
一方、ケーシング52の内部には、基板(複合配線部材)92と、該基板92に接続される吸気圧センサ(圧力センサ)94、外気圧センサ(圧力センサ)96、吸気温センサ(温度センサ)78及び開度センサ76が収納され、前記基板92は、ケーシング52の開口部60と底壁54との間となる位置で、該底壁54に対して略平行に固定される。
この基板92は、例えば、複数の配線がプリントされたプリント基板からなり、その一端面には前記複数の配線を有した配線面(基準配線面)98を有し、この配線面98が、ケーシング52の開口部60側(矢印B1方向)となるように配置されると共に、ケーシング52の側方に突出したコネクタ部100のターミナルと電気的に接続されている。なお、コネクタ部100には、図示しないハーネスを介してコントローラへと接続されるカプラーが装着されることで、前記コントローラと基板92とが電気的に接続される。
吸気圧センサ94は、吸気通路16内の空気(吸気)の圧力を検出するために設けられ、その第1センサ本体102が底壁54に臨むように基板92と底壁54との間に設けられると共に、該第1センサ本体102から延びる第1端子部104が、配線面98に対して直交するように開口部60側へと延在して基板92と電気的に接続されている。
第1端子部104は、その先端が基板92を貫通して配線面98側(矢印B1方向)へと突出し、該基板92の配線面98に対して半田付け等の配線接続部106を介して電気的に接続されている。
また、第1センサ本体102には、その外縁部に底壁54側(矢印B2方向)に向かって突出した脚部108と、該脚部108の内側となる略中央に形成され圧力を検出可能な第1感圧部110とを有し、前記脚部108が底壁54に形成された凹部へと挿入されることで吸気圧センサ94がケーシング52へと固定される。
さらに、第1センサ本体102の第1感圧部110及び脚部108と底壁54とで囲まれた第1感圧空間(吸気感圧空間)112を有し、この第1感圧空間112は、ユニット取付面66に開口した吸気圧検出通路74と連通すると共に、該吸気圧検出通路74と連通したボディ12の吸気圧検出孔36を通じて吸気通路16と連通している。
そして、吸気圧センサ94は、第1感圧空間112における空気の圧力(吸気圧)を第1感圧部110で検出して電気信号へと変換した後、第1端子部104を介して基板92へと出力する。
外気圧センサ96は、スロットルバルブ装置10の外側における空気の圧力を検出するために設けられ、その第2センサ本体114が底壁54に臨むように基板92と底壁54との間に設けられると共に、該第2センサ本体114から延びる第2端子部116が、配線面98に対して直交するように開口部60側へと延在して基板92と電気的に接続されている。
第2端子部116は、吸気圧センサ94の第1端子部104と同様に、その先端が基板92を貫通して配線面98側(矢印B1方向)へと突出し、該基板92の配線面98に対して半田付け等の配線接続部106を介して電気的に接続されている。
すなわち、吸気圧センサ94及び外気圧センサ96は、ケーシング52内において、底壁54に臨む位置に並ぶように配置され、基板92に対して底壁54に臨む他端面側(矢印B2方向)に第1及び第2センサ本体102、114がそれぞれ設けられ、第1及び第2端子部104、116を介してそれぞれ前記基板92へと電気的に接続されている。
また、第2センサ本体114には、その外縁部に底壁54側(矢印B2方向)に向かって突出した脚部108と、該脚部108の内側となる略中央に形成され圧力を検出可能な第2感圧部118とを有し、前記脚部108が底壁54に形成された凹部へと挿入されることで外気圧センサ96がケーシング52へと固定される。
さらに、第2センサ本体114の第2感圧部118及び脚部108と底壁54とで囲まれた第2感圧空間(外気感圧空間)120を有し、この第2感圧空間120は、ユニット取付面66に開口した第1外気圧検出通路80と連通している。
この第1外気圧検出通路80は、ユニット取付面66において連通溝72を介して第2外気圧検出通路82と連通しており、該第2外気圧検出通路82は、前記第1外気圧検出通路80と略平行に開口部60側(矢印B1方向)に向かって延在している。そして、第2外気圧検出通路82は、開口部60から所定距離だけ底壁54側(矢印B2方向)となる位置で開口した中間導入口(中間口)122を有している(図4A参照)。
そして、蓋部62に開口した外気取込口64を通じて空気(外気)の圧力がケーシング52内へと伝わり、中間導入口122から第2外気圧検出通路82、連通溝72、第1外気圧検出通路80を通じて第2感圧空間120へと伝達し、この第2感圧空間120における外気圧を、外気圧センサ96の第2感圧部118で検出して電気信号へと変換した後、第2端子部116を介して基板92へと出力する。
吸気温センサ78は、図3Bに示されるように、温度検出管70に臨むように底壁54に設けられ、ケーシング52の開口部60側(矢印B1方向)に向かって延在した第3端子部124が基板92を貫通して配線面98から突出した状態で半田付け等によって電気的に接続される。そして、温度検出管70の先端が挿入された吸気通路16内の空気の温度が吸気温センサ78によって検出され、第3端子部124から電気信号として基板92へと出力される。
開度センサ76は、例えば、回転量を電気信号へと変換可能なポテンショメータからなり、その端子部(図示せず)が、基板92と電気的に接続されている。そして、シャフト14の回転量が開度センサ76によって検出され、電気信号として基板92へと出力されることで、該シャフト14に連結されたバルブ18の開度が検出される。
なお、開度センサ76の端子部は、上述した吸気圧センサ94、外気圧センサ96及び吸気温センサ78と同様に、基板92の他端面から配線面98側(矢印B1方向)に向かって貫通し、その突出した部位が前記配線面98と配線接続部106を介して電気的に接続されている。
すなわち、センサユニット20を構成する吸気圧センサ94、外気圧センサ96、吸気温センサ78及び開度センサ76は、それぞれ底壁54に臨む基板92の他端面側(矢印B2方向)に配置され、その端子部が基板92を貫通して配線接続部106を介して配線面98へと電気的に接続されている。
また、ケーシング52の内部には、基板92、吸気圧センサ94、外気圧センサ96、吸気温センサ78及び開度センサ76が収納され、該基板92に対して電気的に接続された状態で、低粘度の樹脂製材料を流し込んで硬化させ封止する封止部126が設けられる。
この封止部126は、例えば、電気的な絶縁性が良好であり、且つ、基板92における配線の酸化を防止するための密閉性を備えるケーシング52とは異なる樹脂製材料が用いられ、基板92、吸気圧センサ94、外気圧センサ96、吸気温センサ78及び開度センサ76を覆うように充填され、第2外気圧検出通路82の中間導入口122よりも低い位置となるように、ケーシング52の底壁54から開口部60側に向かって所定高さまで充填される。
これにより、基板92の配線面98における複数の配線が封止部126によって覆われることで、電気的な絶縁と密閉とが達成されると共に、ケーシング52の内部には、封止部126と蓋部62との間に所定容積の空間部(内部空間)128が形成される。この空間部128は、外気取込口64から外気を導入可能な空間であり、且つ、中間導入口122と連通している。
さらに、上述したセンサユニット20を含むスロットルバルブ装置10は、図4Bに示されるように、該センサユニット20における外気取込口64が、中間導入口(第2外気圧検出通路)122に対して重力方向下方(矢印C1方向)となるように配置された状態で、自動二輪車に搭載されて用いられる。
本発明の実施の形態に係るセンサユニット20を有したスロットルバルブ装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に前記センサユニット20を構成する吸気圧センサ94や吸気温センサ78等によって空気の圧力や温度等を検出する場合について説明する。
先ず、乗員のアクセル操作によってシャフト14が回動し、バルブ18が吸気通路16内で回動することで、前記バルブ18と前記吸気通路16との間を通じてエアダクトから取り込まれた外気がインレット配管を通じて内燃機関における燃焼室へと供給される。
この際、シャフト14の回転量が、連結された開度センサ76が一体的に回転することで検出され、この回転量が電気信号として端子部から基板92を介して図示しないコントローラへと出力されることで、該回転量に基づいてバルブ18の開度(回転量)が検出される。
また、吸気通路16においてバルブ18の下流側を流れる空気の圧力が、吸気圧検出孔36から伝わり、案内溝34、センサユニット20の吸気圧検出通路74を通じて第1感圧空間112へと伝達することで、吸気圧センサ94の第1感圧部110によって吸気圧の圧力が検出される。そして、吸気通路16内における空気(吸気)の圧力が、吸気圧センサ94で電気信号へと変換され検出信号として第1端子部104から基板92へと出力され、該基板92から図示しないコントローラへと出力される。
さらに、吸気通路16内における空気の温度が、該吸気通路16内に露出した温度検出管70を通じて吸気温センサ78によって検出され、電気信号へと変換されて基板92へと出力されると共に、該基板92からコントローラへと出力される。
さらにまた、センサユニット20の外部の空気の圧力が、蓋部62の外気取込口64を通じて空間部128へと伝わり、中間導入口122を通じて第2外気圧検出通路82、連通溝72、第1外気圧検出通路80を経て、第2感圧空間120へと伝達することで、外気圧センサ96の第2感圧部118によって外気圧(大気圧)の圧力が検出される。
そして、センサユニット20の外部における空気(外気)の圧力が、外気圧センサ96において電気信号へと変換され検出信号として第2端子部116から基板92へと出力された後、該基板92から図示しないコントローラへと出力される。
上述したようにセンサユニット20を構成する吸気圧センサ94、外気圧センサ96、吸気温センサ78及び開度センサ76でそれぞれ検出された吸気圧、外気圧、吸気温度、バルブ18の開度に基づいて、図示しないコントローラから制御信号を内燃機関へと出力することで、該内燃機関の燃焼制御が行われる。
以上のように、本実施の形態では、ケーシング52の内部に吸気圧センサ94及び外気圧センサ96の収納されたセンサユニット20において、前記吸気圧センサ94及び外気圧センサ96が電気的に接続される基板92を有し、この基板92の配線面98をケーシング52の底壁54とは反対側となるように配置し、前記底壁54と前記基板92との間となるように吸気圧センサ94及び外気圧センサ96をそれぞれ配置している。また、吸気圧センサ94及び外気圧センサ96の第1及び第2感圧部110、118を、底壁54との間に囲まれた第1及び第2感圧空間112、120に露呈するように配置し、この第1感圧空間112を、吸気圧検出通路74及び吸気圧検出孔36を通じて吸気通路16と連通させ、前記第2感圧空間120を、第1及び第2外気圧検出通路80、82を通じてセンサユニット20の外部と連通させている。
従って、センサユニット20を構成する吸気圧センサ94及び外気圧センサ96という2つの圧力センサを、基板92に対して同一方向から取り付けて第1及び第2端子部104、116を配線面98に対してそれぞれ電気的に接続することが可能となる。そのため、回路基板に対して上下方向からそれぞれ吸気圧力センサ及び外気圧センサを接続している従来のセンサユニットと比較し、その接続作業及び組付作業を効率的に行うことができる。
その結果、複数の圧力センサを有するセンサユニット20の組付性を向上できると共に、特許文献2のセンサユニットのように、上下2段に配置される大気圧センサ及び吸気圧センサに合せてターミナルを二股状に形成する必要がないため、構成を簡素化して製造コストの削減を図ることが可能となる。
例えば、ケーシング52の底壁54に対して吸気圧センサ94及び外気圧センサ96を配置した後に、前記底壁54とは反対側となる開口部60側から基板92を前記吸気圧センサ94及び外気圧センサ96に対して組み付けて電気的に接続したり、吸気圧センサ94及び外気圧センサ96が予め電気的に接続された基板92をケーシング52内へと組み付けてもよい。
また、センサユニット20において、上述した吸気圧センサ94及び外気圧センサ96に加え、ケーシング52の内部に、吸気通路16を流れる吸気の温度を検出する吸気温センサ78を設け、この吸気温センサ78を、基板92に対して底壁54側(矢印B2方向)に配置して該配線面98に対して電気的に接続している。
これにより、吸気温センサ78を基板92に対して吸気圧センサ94及び外気圧センサ96と同一方向から組み付けて接続可能となるため、該吸気温センサ78を同一工程において接続することが可能となる。その結果、複数のセンサを有したセンサユニット20のさらなる組付性の向上を実現できると同時に、製造コストのさらなる削減が可能となる。
さらに、センサユニット20において、上述した吸気圧センサ94及び外気圧センサ96に加え、ケーシング52の内部に、スロットルバルブ装置10におけるバルブ18の回転動作(開度)を検出可能な開度センサ76を設け、この開度センサ76を、基板92の配線面98よりも底壁54側に配置して該配線面98に対して電気的に接続している。これにより、開度センサ76を、吸気圧センサ94及び外気圧センサ96と同一方向から基板92に対して組み付けて電気的に接続可能となるため、該開度センサ76を同一工程で接続することが可能となる。その結果、センサユニット20のさらなる組付性の向上を実現できると同時に、製造コストのさらなる削減が可能となる。
さらにまた、センサユニット20は、吸気通路16を有したスロットルバルブ装置10の第2取付面26に対向するユニット取付面66をケーシング52に備え、前記第2取付面26と前記ユニット取付面66との間には、両者によって挟持されるシールリング40を設けると共に、吸気圧センサ94の第1感圧部110が露呈する第1感圧空間112と吸気通路16とを、吸気圧検出通路74によって連通させ、外気圧センサ96の第2感圧部118が露呈する第2感圧空間120が、第1及び第2外気圧検出通路80、82を通じてケーシング52の外部と連通している。
また、吸気圧検出通路74は、ボディ12の第2取付面26とケーシング52のユニット取付面66とシールリング40とによって囲まれた吸気圧包囲空間86と連通し、第1及び第2外気圧検出通路80、82が、ボディ12の第2取付面26とケーシング52のユニット取付面66とシールリング40とによって囲まれた外気圧包囲空間84と連通し、このケーシング52には外気圧包囲空間84からケーシング52の内部を通過して該ケーシング52の外部と連通する空間部128が設けられる。
そのため、互いに対向するボディ12の第2取付面26とセンサユニット20のユニット取付面66との間に設けられた外気圧包囲空間84に、第2感圧空間120に連通する第1外気圧検出通路80と、ケーシング52の外部と連通する第2外気圧検出通路82とをそれぞれ接続して互いに連通させることで、前記ケーシング52の外部からの水滴やダスト等の浸入を防止するための複雑なラビリンス構造を実現することができ、簡素な通路構成で外気圧センサ96の第2感圧部118への水滴等の到達を確実に防止することができる。
またさらに、吸気圧センサ94及び外気圧センサ96と基板92の配線面98とを配線接続部106によってそれぞれ電気的に接続すると共に、ケーシング52とは異なる材質からなる樹脂製材料で少なくとも前記基板92を覆った封止部126を設け、且つ、前記ケーシング52の底壁54に臨む開口部60を蓋部62で閉塞し、前記封止部126と前記蓋部62との間に空間部128を設けて外気取込口64を通じて前記ケーシング52の外部と連通させている。
これにより、基板92における配線面98及び配線接続部106を封止部126によって覆うことで、電気的な絶縁と密閉とを達成することができると共に、従来からケーシング52内において封止部126と蓋部62との間に設けられていた空間部128を、外気圧センサ96に臨む第2感圧空間120へと外気の圧力を伝えるための外気圧通路の一部として利用することで、新たな通路を形成することなく外部からの水滴やダスト等が外気圧センサ96の第2感圧部118へと到達することを防止可能な構成を実現することが可能となる。
また、外気圧包囲空間84と空間部128とを連通させる第2外気圧検出通路82を設け、この第2外気圧検出通路82を、その端部に開口した中間導入口122を介して空間部128と連通させ、この空間部128を、前記第2外気圧検出通路82とは別に形成された蓋部62の外気取込口64を介して前記ケーシング52の外部と連通させている。そして、センサユニット20がスロットルバルブ装置10に接続された状態において、前記中間導入口122が前記外気取込口64よりも重力方向に沿った上方(矢印C2方向)に配置されている。
これにより、重力方向において中間導入口122と外気取込口64とに高低差を設けて配置することで、例えば、ケーシング52の空間部128に水滴が浸入した場合でも、上方に配置された中間導入口122から外気圧センサ96の第2感圧部118へと水滴が浸入してしまうことが防止され、下方(矢印C1方向)に配置された外気取込口64から好適に外部へと排出できる。
なお、本発明に係るセンサユニット20は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…スロットルバルブ装置 12…ボディ
16…吸気通路 20…センサユニット
32…包囲面 40…シールリング
52…ケーシング 54…底壁
62…蓋部 64…外気取込口
66…ユニット取付面 72…連通溝
74…吸気圧検出通路 80…第1外気圧検出通路
82…第2外気圧検出通路 84…外気圧包囲空間
86…吸気圧包囲空間 92…基板
94…吸気圧センサ 96…外気圧センサ
98…配線面 106…配線接続部
110…第1感圧部 112…第1感圧空間
118…第2感圧部 120…第2感圧空間
126…封止部 128…空間部

Claims (6)

  1. ケーシングと、該ケーシングの内部に配置される少なくとも2つの圧力センサとを備えたセンサユニットにおいて、
    前記センサユニットは、前記2つの圧力センサが電気的に接続される複数の配線が配置される平面である基準配線面に平行に延在し前記複数の配線同士を互いに連結する複合配線部材を備え、
    前記ケーシングは内壁面を備え、前記2つの圧力センサがそれぞれ前記内壁面と前記基準配線面との間に配置されると共に、前記圧力センサよりも前記配線側でそれぞれ該配線に対して電気的に接続されており、
    前記2つの圧力センサの感圧部は、それぞれ前記内壁面の少なくとも一部と前記圧力センサの少なくとも一部とによって囲まれる感圧空間に露呈し、該感圧空間は、前記ケーシングに設けられる圧力通路を通じて前記内壁面と前記ケーシングの外部とを連通している、センサユニット。
  2. 請求項1記載のセンサユニットにおいて、
    前記センサユニットは、内燃機関の燃焼室に吸入される吸気が流通する吸気通路に接続され、前記2つの圧力センサのうちの一方は、前記吸気通路内の圧力を検出する吸気圧センサであり、前記圧力センサの他方は前記吸気通路の外部の圧力を検出する外気圧センサであると共に、
    前記ケーシングの内部には、前記吸気の温度を検出する温度センサを備え、該温度センサは、前記基準配線面よりも前記内壁面側に配置されると共に、前記圧力センサよりも前記配線側で前記配線に対して電気的に接続されている、センサユニット。
  3. 請求項1記載のセンサユニットにおいて、
    前記センサユニットは、内燃機関の燃焼室に吸入される吸気が流通する吸気通路の少なくとも一部を構成する吸気管を有し、前記吸気通路の通路面積を調整する弁体を備えた吸気制御装置に対して接続され、
    前記2つの圧力センサのうちの一方は、前記吸気通路内の圧力を検出する吸気圧センサであり、前記圧力センサの他方は前記吸気通路の外部の圧力を検出する外気圧センサであると共に、
    前記ケーシングの内部には、前記弁体の回転動作を検出する弁開度センサを備え、該弁開度センサは、前記基準配線面よりも前記内壁面側に配置されると共に、前記圧力センサよりも前記配線側で前記配線に対して電気的に接続されている、センサユニット。
  4. 請求項2又は3記載のセンサユニットにおいて、
    前記センサユニットは、内燃機関の燃焼室に吸入される吸気が流通する吸気通路に接続され、前記2つの圧力センサのうちの一方は、前記吸気通路内の圧力を検出する吸気圧センサであり、前記圧力センサの他方は前記吸気通路の外部の圧力を検出する外気圧センサであると共に、
    前記吸気通路は第1取付面を有し、前記ケーシングには、前記吸気通路に該センサユニットが接続された際に前記第1取付面と対向して配置される第2取付面を備え、
    前記第2取付面は、前記ケーシングの外周面の少なくとも一部であり、前記第1取付面と前記第2取付面との間には、該第1取付面と前記第2取付面とによって挟持されるシール部材が設けられており、
    前記圧力通路は、前記吸気圧センサの感圧部が露出する前記感圧空間である吸気感圧空間に連通する吸気圧検出通路と、前記外気圧センサの感圧部が露出する前記感圧空間である外気感圧空間に連通する外気圧検出通路とからなり、
    前記吸気圧検出通路は、前記第1取付面と前記第2取付面と前記シール部材とによって囲まれた吸気圧包囲空間と前記吸気通路とを連通しており、
    前記外気圧検出通路は、前記第1取付面と前記第2取付面と前記シール部材とによって囲まれた外気圧包囲空間に連通し、前記ケーシングには前記外気圧包囲空間から前記ケーシングの内部を通過して該ケーシングの外部と連通する外気圧連通路が設けられる、センサユニット。
  5. 請求項4記載のセンサユニットにおいて、
    前記2つの圧力センサと前記複合配線部材とを前記複数の配線と電気的に接続する配線接続部を有し、少なくとも前記複合配線部材が前記ケーシングを構成する材質とは異なる樹脂製材料によって覆われており、
    前記ケーシングは、前記内壁面と対向する側に向かって開口した開口部と、該開口部を閉塞する蓋部とを備え、前記樹脂製材料によって覆われた封止部と前記蓋部との間には前記ケーシングの外部と連通した内部空間を有し、前記外気圧連通路の少なくとも一部が前記内部空間から構成される、センサユニット。
  6. 請求項5記載のセンサユニットにおいて、
    前記外気圧連通路の少なくとも一部は、前記外気圧包囲空間から前記内部空間まで連通する中間通路であり、
    前記中間通路は中間口を通じて前記内部空間と連通し、前記内部空間は、前記中間通路とは別の導入通路によって前記ケーシングの外部と連通しており、前記導入通路は、前記内部空間と前記蓋部に開口した導入口とを連通しており、
    前記センサユニットが前記吸気通路に接続された状態において、前記中間口は前記導入口よりも重力方向に沿った上方に配置される、センサユニット。
JP2018075699A 2018-04-10 2018-04-10 センサユニット Active JP6892207B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018075699A JP6892207B2 (ja) 2018-04-10 2018-04-10 センサユニット
PCT/JP2019/015493 WO2019198720A1 (ja) 2018-04-10 2019-04-09 センサユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018075699A JP6892207B2 (ja) 2018-04-10 2018-04-10 センサユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019184428A true JP2019184428A (ja) 2019-10-24
JP6892207B2 JP6892207B2 (ja) 2021-06-23

Family

ID=68164142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018075699A Active JP6892207B2 (ja) 2018-04-10 2018-04-10 センサユニット

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6892207B2 (ja)
WO (1) WO2019198720A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11813558B2 (en) 2022-04-08 2023-11-14 Honda Motor Co., Ltd. Atmospheric box

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7497124B2 (en) * 2007-04-20 2009-03-03 Delphi Technologies, Inc. Dual pressure sensor apparatus
US20110079085A1 (en) * 2009-10-06 2011-04-07 Robert John Kanda Integrated fluid pressure sensor system
JP5890776B2 (ja) * 2010-07-26 2016-03-22 ナブテスコ株式会社 圧力検出装置およびエア回路
JP5987877B2 (ja) * 2013-10-04 2016-09-07 株式会社デンソー 電子スロットル

Also Published As

Publication number Publication date
JP6892207B2 (ja) 2021-06-23
WO2019198720A1 (ja) 2019-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5279667B2 (ja) 熱式空気流量センサ
JP4416012B2 (ja) 吸入空気流量測定装置
JP5456674B2 (ja) 真空ポンプのための電気的フィードスルー
JP5557767B2 (ja) センサの構造
US9441584B2 (en) Airflow measuring device
US7437937B2 (en) Relative pressure measuring transmitter
WO2019198720A1 (ja) センサユニット
JP4800206B2 (ja) スロットルシステムおよびセンサユニット
JP4546463B2 (ja) 燃料噴射装置用の圧力センサ装置
WO2016189835A1 (ja) 空気流量測定装置
CN105378443A (zh) 温湿度传感器
JP2014122811A (ja) 温度センサ内蔵型圧力センサ
JP2021067510A (ja) 物理量検出装置
JP2005155515A (ja) スロットル装置
JP2014016188A (ja) 空気流量測定装置
JP7065207B2 (ja) 物理量測定装置
US9689358B2 (en) Air flow measuring device
JP6313405B1 (ja) スロットルバルブ装置
JP2002318147A (ja) 空気流量測定装置
JP2016196238A (ja) モータアクチュエータ及びアクチュエータユニット
CN116147822B (zh) 压力传感器
CN220343663U (zh) 防止雾化物回流的气流传感器、电子烟传感器、电子烟
JP4306529B2 (ja) 内燃機関の吸気装置
JP2005188408A (ja) スロットル装置
CN109073492A (zh) 压力传感器装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210222

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210226

TRDD Decision of grant or rejection written
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210408

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210427

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210526

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6892207

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250