JP2019184169A - 凝縮器 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要な除熱量を維持しつつ小型化が可能な凝縮器を提供する。【解決手段】凝縮器は、上下方向に配置され、冷媒が流通する複数の伝熱管10と、複数の伝熱管10を取り囲むケーシング20とを備える。ケーシング20は、複数の伝熱管10の最上部よりも上側の位置に設けられた第1開口部31と、複数の伝熱管10の最下部よりも下側の位置に設けられた第2開口部32と、複数の伝熱管10の最上部と最下部との間の位置に設けられた第3開口部33とを有する。第3開口部33を閉塞するように気体分離膜40が設けられている。気体分離膜40は、特定の凝縮性ガスの分子が透過しやすい一方、その特定の凝縮性ガスよりも分子径の大きい非凝縮性ガスの分子が透過しにくい特性を有する。【選択図】 図2

Description

本発明は、非凝縮性ガスと凝縮性ガスを含む混合ガスを冷却するための凝縮器に係り、更に詳しくは、動的機器による強制循環でなく自然循環により混合ガスを冷却する凝縮器に関する。
凝縮器は、一般的に、水平方向及び鉛直方向に配置された複数の伝熱管を備えており、伝熱管内に冷媒を流して伝熱管外表面で凝縮性ガスを凝縮させるものである。凝縮器では、通常、必要な除熱量に応じて伝熱管の本数及び長さが決定される。
ところで、原子力プラントの事故時における原子炉格納容器の冷却に凝縮器を適用する場合を考える。沸騰水型原子力プラントでは、通常運転時に格納容器内に窒素が充填されているので、非凝縮性ガスとしての窒素と事故時に格納容器内に移行した凝縮性ガスとしての水蒸気とを含む混合ガスを凝縮器によって凝縮させることになる。また、過酷事故等を考慮すると、電動ファン等の動的機器を使用することなく自然循環力を利用して水蒸気を凝縮器によって凝縮させることが望ましい。自然循環力を利用して混合ガスを冷却する凝縮器として、上面および下面が開放されたケーシングと、ケーシング内の上部空間に配置され冷媒が流入流出する複数の伝熱管とを備え、ケーシング内の下部空間に伝熱管が配置されていない下部チムニ空間を設けているものが提案されている(例えば、特許文献1の第4実施例を参照)。
特開2017−26541号公報
特許文献1に記載の凝縮器のように、非凝縮性ガスを含む混合ガスを自然循環力を用いて冷却する凝縮器では、上流側に位置する伝熱管で混合ガスの凝縮性ガスが凝縮すると、その分、下流側の混合ガス中の非凝縮性ガスの濃度が上昇する。混合ガス中の非凝縮性ガスの濃度の上昇により、下流側に位置する伝熱管での熱伝達率が低下する。すなわち、凝縮器内では、混合ガスの下流側に位置する伝熱管ほど熱伝達率が低下していく。したがって、自然循環力を利用して混合ガスを冷却する凝縮器では、混合ガスの下流側での熱伝達率の低下分、必要な除熱量を維持するためには、伝熱管の本数や長さを増加させる必要があり、凝縮器が大型化するという問題がある。特に、原子炉格納容器内に凝縮器を設置する場合、設置可能な空間が限られており、凝縮器を小型化することが望ましい。
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、必要な除熱量を維持しつつ小型化が可能な凝縮器を提供することである。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、上下方向に配置され、冷媒が流通する複数の伝熱管と、前記複数の伝熱管を取り囲むケーシングとを備え、前記ケーシングは、前記複数の伝熱管の最上部よりも上側の位置に設けられた第1開口部と、前記複数の伝熱管の最下部よりも下側の位置に設けられた第2開口部と、前記複数の伝熱管の最上部と最下部との間の位置に設けられた第3開口部とを有し、前記第3開口部を閉塞するように気体分離膜が設けられ、前記気体分離膜は、特定の凝縮性ガスの分子が透過しやすい一方、前記特定の凝縮性ガスよりも分子径の大きな非凝縮性ガスの分子が透過しにくい特性を有することを特徴とする。
本発明によれば、ケーシングの第3開口部に特定の凝縮性ガスを選択的に透過させる特性を有する気体分離膜を設けることで、特定の非凝縮性ガスの第3開口部を介したケーシング内への流入を防止しつつ特定の凝縮性ガスの第3開口部を介したケーシング内の流入を可能としたので、特定の凝縮性ガスと非凝縮性ガスとで構成された混合ガスを冷却する場合に、凝縮器内の第3開口部よりも下流側の混合ガス中の非凝縮性ガスの濃度を、第3開口部を介した凝縮性ガスの流入により低下させることができる。その結果、第3開口部よりも下流側に位置する伝熱管における伝熱効率(熱伝達率)が従来構成の凝縮器と比較して向上するので、必要な除熱量を維持しつつ伝熱管の本数の削減や長さの短縮が可能となる。すなわち、必要な除熱量を維持しつつ凝縮器の小型化が可能である。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の凝縮器の第1の実施の形態を適用する沸騰水型原子力プラントを示す概略図である。 本発明の凝縮器の第1の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の凝縮器の第1の実施の形態の作用・機能を示す説明図である。 本発明の凝縮器の第2の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の凝縮器の第3の実施の形態におけるケーシングの一部分の構造を示す断面図である。 本発明の凝縮器のその他の実施の形態を示す斜視図である。
以下、本発明の凝縮器の実施の形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施の形態]
まず、本発明の凝縮器の第1の実施の形態を適用する原子力プラントの構成について図1を用いて説明する。図1は本発明の凝縮器の第1の実施の形態を適用する沸騰水型原子力プラントを示す概略図である。
図1において、沸騰水型原子力プラント100(以下、原子力プラントという)は、炉心101を内蔵する原子炉圧力容器102と、原子炉圧力容器102を格納する原子炉格納容器103とを備えている。原子炉格納容器103の内部空間は、原子炉圧力容器102を配置するドライウェル104と、冷却水を貯留するサプレッションチャンバ105とに区画されている。ドライウェル104内には、原子炉圧力容器102に接続された主蒸気管を含む各種の配管(図示せず)や後述のドライウェル冷却器としての凝縮器1を含む各種の機器(図示せず)等が配置されている。また、ドライウェル104内には、グレーチングと称する網状の鋼板により床107が形成されており、各種の配管や機器等の点検時に作業者が歩行可能となっている。ドライウェル104には、通常運転時、窒素ガスが充填される。
原子力プラント100は、また、原子炉格納容器103に水蒸気が移行するような事故が発生した際の原子炉格納容器103の過圧を防止するための冷却システム110を備えている。冷却システム110は、ドライウェル104内の床107上に設置されたドライウェル冷却器としての凝縮器1と、凝縮器1で除熱された熱を外部に放出する外部熱交換器112とを有している。凝縮器1と外部熱交換器112は、外部熱交換器112の冷媒出口から凝縮器1の冷媒入口へ冷媒(例えば、冷却水)を運ぶ入口側配管113と、凝縮器1の冷媒出口から流出した冷媒を外部熱交換器112の冷媒入口へ運ぶ出口側配管114とで接続されている。出口側配管114には、冷媒を循環させる冷媒循環ポンプ115が設置されている。外部熱交換器112には、例えば、外部ポンプ117によって冷媒として海水が引き込まれている。外部熱交換器112は、凝縮器1から運ばれた熱を海水に伝達して最終的に除熱した熱を海に放出する。
原子力プラント100に適用する本実施の形態の凝縮器1は、原子炉格納容器103内に流出した凝縮性ガスとしての水蒸気と通常運転時に原子炉格納容器103内に充填された非凝縮性ガスとしての窒素ガスとの混合ガスMを冷却して水蒸気を凝縮させるものである。また、この凝縮器1は、電動ファン等の動的機器による強制循環ではなく、自然循環によって水蒸気(凝縮性ガス)を凝縮させるものである。
次に、発明の凝縮器の第1の実施の形態の構成について図2を用いて説明する。図2は本発明の凝縮器の第1の実施の形態を示す斜視図である。
図2において、凝縮器1は、水平方向および上下方向に配置され、冷媒が流通する複数の伝熱管10と、複数の伝熱管10を取り囲んで収容するケーシング20とを備えている。複数の伝熱管10の一端側には入口ヘッダ11が、複数の伝熱管10の他端側には出口ヘッダ12が接続されている。
複数の伝熱管10は、例えば、水平方向(図2中、左右方向)に延在してU字状の折返部を複数有する管路が上下方向に複数段((図2では、12段)並置されるように構成されている。入口ヘッダ11は、上述の入口側配管113(図1参照)に接続され、複数の伝熱管10に冷媒を分配して供給するものである。出口ヘッダ12は、上述の出口側配管114(図1参照)に接続され、複数の伝熱管10からの冷媒を合流させて回収するものである。入口ヘッダ11及び出口ヘッダ12は、ケーシング20外の側方に配置されている。
ケーシング20は、例えば、上下方向に貫通する角筒状の側壁21で構成されている。ケーシング20の高さは、複数の伝熱管10を収容可能なように、複数の伝熱管10で構成された伝熱管群の高さよりも幾分大きくなるように設定されている。ケーシング20は、複数の伝熱管10の最上部よりも上側に位置する側壁21の上端において上下方向に開口する第1開口部31と、複数の伝熱管10の最下部よりも下側に位置する側壁21の下端において上下方向に開口する第2開口部32とを有している。凝縮性ガスとしての水蒸気と非凝縮性ガスとしての窒素ガスの混合ガスMを冷却する場合、詳細は後述するが、第1開口部31が混合ガスMの流入口として機能し、第2開口部32が混合ガスMの排出口として機能する。
ケーシング20の側壁21には、側方に開口してケーシング20の内外を連通させる第3開口部33が複数(図2では、例えば2つ)設けられている。第3開口部33は、複数の伝熱管10の最上部と最下部との間の位置に設けられている。第3開口部33は、混合ガスMを構成する水蒸気の凝縮により混合ガスM中の窒素ガス濃度が上昇して伝熱管10と混合ガスMの伝熱効率が大きく低下する領域に設けることが好ましい。すなわち、上下方向に多段に配置されている伝熱管10のうち、上段側ではなく、中段や下段側の伝熱管10の位置に第3開口部33を設けることが好ましい。
各第3開口部33にはそれぞれ、第3開口部33を閉塞するように気体分離膜40が設けられている。気体分離膜40は、分子レベルの網目構造を有しており、細孔よりも大きな分子径を有する分子を透過させない構造となっている。本実施の形態では、水蒸気と窒素ガスの混合ガスMを冷却することを想定している。そこで、気体分離膜40は、凝縮性ガスとしての水蒸気分子が透過しやすい一方、水蒸気分子よりも分子径が大きい非凝縮性ガスとしての窒素ガス分子が透過しにくい特性を有している。水蒸気分子の分子径は例えば約0.264nmであり、窒素ガス分子の分子径は約0.38nmである。したがって、気体分離膜40は、例えば、その網目構造の網目(細孔)の大きさを0.264nmよりも大きく0.38nmよりも小さくすることで、水蒸気分子を選択的に透過させることができる。
次に、本発明の凝縮器の第1の実施の形態を原子力プラントの原子炉格納容器内に設置した場合の作用・機能を図1乃至図3を用いて説明する。図3は本発明の凝縮器の第1の実施の形態の作用・機能を示す説明図である。なお、図3において、図1及図2に示す符号と同符号のものは、同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
図1に示す原子力プラント100の原子炉圧力容器102や図示しない主蒸気配管等の配管の一部が損傷してドライウェル104内に水蒸気が放出される事故が発生した場合を想定する。ドライウェル104内に放出された水蒸気によりドライウェル104内の圧力が上昇するので、原子炉格納容器103の過圧破損を防ぐ必要がある。本実施の形態では、ドライウェル104内に充填されていた窒素とドライウェル104内に流出した水蒸気の混合ガスMを凝縮器1により冷却して水蒸気を凝縮させることで、原子炉格納容器103の過圧を防止する。
事故時には、図2に示す凝縮器1の複数の伝熱管10に入口ヘッダ11から冷媒としての冷却水が供給される。窒素と水蒸気の混合ガスMが凝縮器1のケーシング20内に取り込まれると、混合ガスMよりも温度の低い伝熱管10の外表面で水蒸気が凝縮して水蒸気の潜熱が伝熱管10を流れる冷却水に移動する。混合ガスMとの熱交換により温度が上昇した冷却水は、出口ヘッダ12で回収されて図1に示す出口側配管114を介して外部熱交換器112で冷却され、入口側配管113を介して再び入口ヘッダ11に送られる。
図2に示す凝縮器1内に取り込まれた混合ガスMが冷却されて凝縮性ガスとしての水蒸気が凝縮すると、非凝縮性ガスとしての窒素ガスが伝熱管10の周囲に残留し、ケーシング20内の混合ガスMにおける窒素ガス濃度が増加する。窒素ガスは水蒸気よりも密度が大きいので、ケーシング20内の混合ガスMの密度はケーシング20外の周囲の混合ガスMの密度よりも大きくなる。このため、ケーシング20内の混合ガスMは下向きに流れてケーシング20の下端の第2開口部32から排出される。ケーシング20の第2開口部32から混合ガスMが排出されると、凝縮器1の周囲の混合ガスMが新たにケーシング20の上端の第1開口部31からケーシング20内に流入する。
このように、混合ガスM中に水蒸気よりも密度の大きな窒素ガスが含まれると、ケーシング20内には、水蒸気と窒素ガスの密度差に起因したケーシング20の内外の混合ガスMの密度差を駆動力として、上から下に向かう自然循環流が生じる。したがって、凝縮器1は、水蒸気を含む混合ガスMを継続的に取り込んで冷却し水蒸気を凝縮することができる。
ところで、凝縮器1内では、混合ガスMに含まれる水蒸気が自然循環流により上方から下方へ向かって流れていくにしたがって上下方向に配置された複数の伝熱管10との熱交換により凝縮するので、下流側の混合ガスMほど窒素ガス濃度が高くなっていく。混合ガスM中の窒素ガス濃度が高くなると、その分、水蒸気の分圧が下がるので、混合ガスMの温度が低下する。その結果、ケーシング20内の下側(混合ガスMの下流側)に位置する伝熱管10内を流れる冷却水と混合ガスMとの温度差が小さくなり、その分、伝熱管10と混合ガスMの伝熱効率(熱伝達率)が低下する。すなわち、ケーシング20内の下側(混合ガスMの下流側)に位置する伝熱管10では、混合ガスM中の窒素ガス濃度の上昇により伝熱効率が低下してしまう。
このことから、水蒸気と窒素ガスの混合ガスMを冷却する凝縮器1では、設置場所に制約がなければ、上下方向に配置する伝熱管の本数を減らして水平方向に配置する伝熱管の本数を増やす構成の方が凝縮器全体の伝熱効率が向上する。しかし、図1に示す原子炉格納容器103のドライウェル104内に凝縮器1を設置する場合には、凝縮器1の設置可能な空間に制約がある。設置空間の制約により上下方向に伝熱管を多数配置せざる得ない場合、必要な除熱量を維持するためには、ケーシング20の下側(混合ガスMの下流側)に位置する伝熱管10において伝熱効率が低下する分、水平方向に伝熱管を多数配置する構成の凝縮器と比べて、伝熱管の本数や長さを増加させる必要があるので、凝縮器1が大型化する。
そこで、本実施の形態においては、図2に示すように、ケーシング20の側壁21における複数の伝熱管10の最上部と最下部との間の位置に設けた第3開口部33に、混合ガスMのうち水蒸気のみを選択的に透過させる特性を有する気体分離膜40を設置している。図3に示す凝縮器1のケーシング20内に混合ガスMcの自然循環流が発生すると、自然循環流の速度に応じた動圧分、ケーシング20内の混合ガスMcの静圧が低下するので、ケーシング20の内外の混合ガスMc、Msに静圧差が生じる。この静圧差を駆動力として、ケーシング20外の混合ガスMsがケーシング20の第3開口部33を介してケーシング20内へ流入しようとする。しかし、第3開口部33に設置されている気体分離膜40によって、水蒸気と窒素ガスの混合ガスMsのうち水蒸気Sのみがケーシング20内に流入する。ケーシング20内に流入した水蒸気Sは、水蒸気の一部が凝縮して窒素ガス濃度が高くなったケーシング20内の混合ガスMcと合流して混合される。第3開口部33を介して流入した水蒸気Sと混合された混合ガスMcは、流入した水蒸気Sの分、窒素ガス濃度が低下する。したがって、凝縮器1では、第3開口部33よりも下流側(下側)の混合ガスMc中の窒素ガス濃度の低下により、第3開口部33よりも下側(混合ガスMcの下流側)に位置する伝熱管10での伝熱効率が従来構成の凝縮器よりも向上し、その伝熱量が増加する。
なお、気体分離膜40を透過できなかった窒素ガスNは、凝縮器1の周囲の混合ガスMsよりも密度が大きいので、重力によってケーシング20の側壁21に沿って下方に流れていく。したがって、気体分離膜40は、窒素ガス分子による目詰まりが発生することなく、凝縮器1の周囲の混合ガスMsのうち水蒸気Sのみを継続的にケーシング20内へ流入させることができる。
上述した本発明の凝縮器の第1の実施の形態によれば、ケーシング20の第3開口部33に水蒸気(凝縮性ガス)を選択的に透過させる特性を有する気体分離膜40を設けることで、窒素ガス(非凝縮性ガス)の第3開口部33を介したケーシング20内への流入を防止しつつ水蒸気(凝縮性ガス)の第3開口部33を介したケーシング20内の流入を可能としたので、水蒸気(凝縮性ガス)と窒素ガス(非凝縮性ガス)とで構成された混合ガスMを冷却する場合に、凝縮器1内の第3開口部33よりも下流側(下側)の混合ガスM中の窒素ガス(非凝縮性ガス)の濃度を、第3開口部を介した水蒸気(凝縮性ガス)の流入により低下させることができる。その結果、第3開口部33よりも下流側に位置する伝熱管10における伝熱効率(熱伝達率)が従来構成の凝縮器と比較して向上するので、必要な除熱量を維持しつつ伝熱管10の本数の削減や長さの短縮が可能となる。すなわち、必要な除熱量を維持しつつ凝縮器1の小型化が可能である。凝縮器1の小型化により、設置の自由度の向上やコストの低減も可能となる。
また、本実施の形態によれば、上下方向に貫通する筒状の側壁21によってケーシング20を構成することで、ケーシング20の上端で上下方向に開口する第1開口部31が混合ガスMの流入口として機能すると共に、ケーシング20の下端で上下方向に開口する第2開口部32が混合ガスMの排出口として機能するので、凝縮器1の内外の密度差を駆動力として自然循環する混合ガスMのケーシング20への流入及びケーシング20からの排出に伴う混合ガスMの圧力損失を抑制することができる。混合ガスMの圧力損失の抑制分、より多くの混合ガスMが凝縮器1内に流入するので、凝縮器1での伝熱量が増加する。したがって、凝縮器1の更なる小型化が可能である。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の凝縮器の第2の実施の形態について図4を用いて説明する。図4は本発明の凝縮器の第2の実施の形態を示す斜視図である。なお、図4において、図1乃至図3に示す符号と同符号のものは、同様な部分であるので、その詳細な説明は省略する。
図4に示す本発明の凝縮器の第2の実施の形態が第1の実施の形態と相違する点は、混合ガスMの自然循環流の駆動力を増加させるために、ケーシング20A内の下部空間に伝熱管が配置されないチムニ領域R2を設けていることである。具体的には、ケーシング20Aの高さを、複数の伝熱管10で構成された伝熱管群の高さに加えて、設置スペースの許容可能な範囲の任意の位置まで延ばすように設定する。ケーシング20Aの内部空間は、複数の伝熱管10が配置されている第1空間としての凝縮領域R1と、凝縮領域R1の下側に位置し、伝熱管が配置されない第2空間としてのチムニ領域R2と有している。ケーシング20Aの第2開口部32は、チムニ領域R2の下端に位置しており、チムニ領域R2の排出口を構成している。
本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様に、ケーシング20Aの内外の混合ガスMの密度差を駆動力とした混合ガスMの自然循環流が形成されるので、混合ガスMを凝縮器1内へ取り込んで継続的に混合ガスMの水蒸気を凝縮することができる。また、第1の実施の形態と同様に、ケーシング20Aの第3開口部33に設置した気体分離膜40により混合ガスMsのうち水蒸気Sのみが第3開口部33を介してケーシング20A内に流入するので、第3開口部33よりも下流側の混合ガスMc中の窒素ガス濃度が低下し、第3開口部33よりも下側(混合ガスMcの下流側)に位置する伝熱管10での伝熱効率が向上する(図3参照)。
また、本実施の形態においては、複数の伝熱管10よりも下側(混合ガスの下流側)にチムニ領域R2を設けたので、複数の伝熱管10での水蒸気の凝縮により窒素ガス濃度が上昇して密度が大きくなった混合ガスMの煙突効果により、チムニ領域R2の高さの分、自然循環流の駆動力が増加する。その結果、凝縮器1Aに流入する混合ガスMの流量が増加するので、その分、凝縮器1Aの伝熱量が増加する。
上述した本発明の凝縮器の第2の実施の形態によれば、チムニ領域R2の煙突効果を阻害することなく、ケーシング20Aの第3開口部33から気体分離膜40を通して水蒸気をケーシング20A内に流入させることができるので、凝縮器1Aに流入する混合ガスMの流量が増加する分、凝縮器1Aの伝熱効率を更に向上させることができる。したがって、チムニ領域R2による大型化を伝熱効率の向上による伝熱管の本数等の削減により相殺することで、必要な除熱量を維持しつつ凝縮器1Aの小型化が可能である。また、必要な除熱量を維持するために複数の凝縮器を設置している場合、凝縮器1Aの設置数を削減することが可能である。したがって、凝縮器1Aのコスト低減が可能となる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の凝縮器の第3の実施の形態について図5を用いて説明する。図5は本発明の凝縮器の第3の実施の形態におけるケーシングの一部分の構造を示す断面図であるである。なお、図5において、図1乃至図4に示す符号と同符号のものは、同様な部分であるので、その詳細な説明は省略する。
図5に示す本発明の凝縮器の第3の実施の形態が第1の実施の形態と相違する点は、伝熱管10での水蒸気の凝縮により生じた水滴Wの気体分離膜40への付着を抑制するバイザー25をケーシング20Bの内面側に設けていることである。バイザー25は、例えば、ケーシング20Bの側壁21の内面側における第3開口部33の上縁部に取り付けられており、第3開口部33を覆うようにケーシング20Bの内部側に気体分離膜40に対して間隔をあけて配置されている。具体的には、バイザー25は、側壁21の内面における第3開口部33の上縁部からケーシング20Bの内部へ張り出した張出部26と、張出部26の先端部から第3開口部33の下端縁の位置まで垂下して気体分離膜40に対向する垂下部27とで構成されており、少なくとも下端部が開口している。
本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様に、周囲の混合ガスMsが凝縮器1B内へ取り込まれて混合ガスMcの水蒸気が伝熱管10の外表面で継続的に凝縮される。水蒸気の凝縮により生じた水滴Wは、重力によりケーシング20B内を落下する。落下した水滴Wが下方側に位置する伝熱管10に衝突すると、水滴Wが飛散してケーシング20の側壁21の内面に付着することがある。側壁21の内面に付着した水滴Wは、自重により側壁21の内面を伝って流下する。
第1の実施の形態においては、落下した水滴Wが伝熱管10に衝突して飛散すると、側壁21の第3開口部33に設けた気体分離膜40に付着する虞がある(図3参照)。また、側壁21の内面を伝って流下した水滴Wが気体分離膜40に到達して気体分離膜40上を流れる虞もある。気体分離膜40上に水滴Wが付着すると、気体分離膜40の網目を塞いでしまい、ケーシング20の外部の混合ガスMsの水蒸気Sが気体分離膜40を部分的に透過できなくなる虞がある。その結果、第3開口部33を介した水蒸気Sのケーシング20内への流入量が低減し、その分、凝縮器1の伝熱量の増加量が低減する可能性がある。
それに対して、本実施の形態においては、ケーシング20Bの内部側の位置で第3開口部33を覆うようにバイザー25を設けているので、落下した水滴Wが伝熱管10に衝突して飛散しても、バイザー25によって水滴Wが気体分離膜40に付着することを抑制することができる。
また、本実施の形態においては、第3開口部33の上縁部を取り囲むようにバイザー25を設けているので、側壁21の内面を伝って流下する水滴Wは、バイザー25に到達すると、バイザー25上を伝って流れるので、水滴Wの気体分離膜40上の流下を防止することができる。したがって、気体分離膜40上の水滴Wの付着や流下による水蒸気Sの透過の阻害を回避することができる。
上述した本発明の凝縮器の第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、必要な除熱量を維持しつつ凝縮器1Bを小型化することができ、コストの低減が可能となる。
また、本実施の形態によれば、第3開口部33の上縁部を取り囲むと共に第3開口部33を覆うようにケーシング20の内部側に配置されたバイザー25を備えているので、伝熱管10での水蒸気の凝縮により生じた水滴Wの気体分離膜40への付着及び流下を抑制することができる。したがって、水蒸気Sの気体分離膜40の透過が阻害されず、第3開口部33を介したケーシング20B内への水蒸気Sの流入量の低減を回避することができる。その結果、第3開口部33の下流側(下側)に位置する伝熱管10での伝熱効率が第1の実施の形態の場合と比較して向上するので、凝縮器1Bの更なる小型化が可能で、コストの低減も可能となる。
[その他の実施の形態]
なお、本発明は上述した第1乃至第3の実施の形態に限られるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記した実施形態は本発明をわかり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。例えば、ある実施形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、上述した本発明の凝縮器の第1乃至第3の実施の形態においては、水蒸気(凝縮性ガス)と窒素ガス(非凝縮性ガス)の混合ガスMを冷却するための構成の凝縮器1、1A、1Bの例を示した。しかし、本発明を、水蒸気分子よりも分子径の大きい任意の非凝縮性ガス(窒素ガス以外の非凝縮性ガス)を含む混合ガスを冷却する場合に適用することが可能である。例えば、非凝縮性ガスとしての空気と水蒸気との混合ガスを冷却する場合に適用可能である。また、水蒸気以外の特定の凝縮性ガスとこの凝縮性ガスよりも分子径の大きな非凝縮性ガスとの混合ガスを冷却する場合にも適用可能である。この場合、気体分離膜40は、この特定の凝縮性ガスの分子が透過しやすい一方、当該凝縮性ガスよりも分子径の大きな非凝縮性ガスの分子が透過しにくい特性を有するものである。
また、上述した本発明の凝縮器の実施の形態においては、ケーシング20、20A、20Bを上下方向に貫通する角筒状の側壁21で構成した凝縮器1、1A、1Bの例を示したが、横断面が円形や楕円、矩形を除く多角形等の任意形状の筒状のケーシングを備えた凝縮器が可能である。
また、上述した本発明の凝縮器の実施の形態においては、ケーシング20、20A、20Bを上下方向に貫通する角筒状の側壁21で構成することで、ケーシング20、20A、20Bが側壁21の上端で上下方向に開口する第1開口部31と、側壁21の下端で上下方向に開口する第2開口部32とを有する構成の凝縮器1、1A、1Bの例を示した。しかし、上下方向を閉塞した容器状のケーシングを備える凝縮器も可能である。このようなケーシングを備える凝縮器の構成について図6を用いて説明する。図6は本発明の凝縮器のその他の実施の形態を示す斜視図である。なお、図6において、図1〜図5に示す符号と同符号のものは、同様な部分であるので、その詳細な説明は省略する。
ケーシング20Cは、図6に示すように、角筒状の側壁21と、側壁21の上端の開口部を閉塞する天板22と、側壁21の下端の開口部を閉塞する底板23とで構成されている。側壁21における複数の伝熱管10の最上部よりも上側に位置する上端部には、側方に開口してケーシング20Cの内外を連通させる第1開口部31Cが複数(図6中、2つ)設けられている。また、側壁21における複数の伝熱管10の最下部よりも下側に位置する下端部には、側方に開口してケーシング20Cの内外を連通させる第2開口部32Cが複数(図6中、2つ)設けられている。この第1開口部31Cと第2開口部32Cの間に気体分離膜40を備えた第3開口部33が複数(図6中、2つ)設けられている。このような構成のケーシング20Cを備える凝縮器1Cでも、上述した第1乃至第3の実施の形態のケーシング20、20A、20Bを備える凝縮器1、1A、1Bと同様な機能を発揮する。また、図6に示すケーシング20Cの変形例として、天板22側を閉塞し底板23側を開放するケーシングの構成や天板22側を開放し底板23側を閉塞するケーシングの構成も可能である。
ただし、ケーシング20Cでは、混合ガスMが、第1開口部31Cを介して側方から流入した後、転向して下方向に向かい、再び転向して第2開口部32Cを介して側方に排出される。したがって、第1乃至第3の実施の形態の上下方向に貫通するケーシング20、20A、20Bと比較して、混合ガスMのケーシング20Cへの流入及びケーシング20Cからの排出に伴う圧力損失の抑制効果が小さくなる。
1、1A、1B、1C…凝縮器、 10…伝熱管、 20、20A、20B、20C…ケーシング、 21…側壁、 31、31C…第1開口部、 32、32C…第2開口部、 33…第3開口部、 40…気体分離膜、 25…バイザー、 R1…凝縮領域(第1空間)、 R2…チムニ領域(第2空間)

Claims (6)

  1. 上下方向に配置され、冷媒が流通する複数の伝熱管と、
    前記複数の伝熱管を取り囲むケーシングとを備え、
    前記ケーシングは、
    前記複数の伝熱管の最上部よりも上側の位置に設けられた第1開口部と、
    前記複数の伝熱管の最下部よりも下側の位置に設けられた第2開口部と、
    前記複数の伝熱管の最上部と最下部との間の位置に設けられた第3開口部とを有し、
    前記第3開口部を閉塞するように気体分離膜が設けられ、
    前記気体分離膜は、特定の凝縮性ガスの分子が透過しやすい一方、前記特定の凝縮性ガスよりも分子径の大きな非凝縮性ガスの分子が透過しにくい特性を有する
    ことを特徴とする凝縮器。
  2. 請求項1に記載の凝縮器において、
    前記気体分離膜は、水蒸気分子が透過しやすい特性を有する
    ことを特徴とする凝縮器。
  3. 請求項2に記載の凝縮器において、
    前記気体分離膜は、窒素ガス分子が透過しにくい特性を有する
    ことを特徴とする凝縮器。
  4. 請求項1に記載の凝縮器において、
    前記ケーシングは、上下方向に貫通する筒状の側壁で構成され、
    前記第1開口部は、前記側壁の上端の上下方向に開口する開口部であり、
    前記第2開口部は、前記側壁の下端の上下方向に開口する開口部であり、
    前記第3開口部は、前記側壁に設けられた側方に開口する開口部である
    ことを特徴とする凝縮器。
  5. 請求項1に記載の凝縮器において、
    前記ケーシングの内部空間は、
    前記複数の伝熱管が配置されている第1空間と、
    前記第1空間の下側に位置し、伝熱管が配置されない第2空間とを有し、
    前記第2開口部が前記第2空間の下端部に位置している
    ことを特徴とする凝縮器。
  6. 請求項1に記載の凝縮器において、
    前記ケーシングの内面側における前記第3開口部の上縁部に取り付けられ、前記第3開口部を覆うように前記ケーシングの内部側に配置されたバイザーを備えている
    ことを特徴とする凝縮器。
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