JP2019178729A - 動力伝達装置の制御装置および制御方法 - Google Patents

動力伝達装置の制御装置および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされた際に無段変速機のベルトの滑りを良好に抑制する。【解決手段】動力伝達装置の制御装置は、複数の給電対象への電力供給を許容または禁止する電源制御部と、油圧制御装置を制御する変速制御部とを含み、電源制御部は、車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされてエンジンからの動力の出力が停止される際に、油圧制御装置および変速制御部への電力供給を維持し、変速制御部は、車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされると、エンジンと無段変速機との間の係合要素を解放させるように油圧制御装置を制御した後、第1および第2油圧シリンダに対する油圧の調圧を停止するように油圧制御装置を制御する。【選択図】図4

Description

本開示は、無段変速機を含む動力伝達装置の制御装置および制御方法に関する。
従来、ベルトを介して連結された一対の可変プーリを有する無段変速機の油圧制御装置として、ライン圧に基づく油圧を可変プーリの第1または第2シリンダ室にそれぞれ供給する2つのノーマルオープン式のリニアソレノイドバルブと、車両の運転状態に応じて当該2つのリニアソレノイドバルブを制御する制御手段とを含むものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この油圧制御装置の制御手段は、イグニッションキーがオフしたことを検出すると、エンジンが慣性により回転し続けることを考慮して、所定時間だけ2つのリニアソレノイドバルブが全閉若しくはそれに近い状態となるように両者の駆動制御を継続する。そして、イグニッションキーのオフ後に所定時間が経過してオイルポンプからの油圧が低下した段階で、2つのリニアソレノイドバルブが全開になるように両者の駆動制御を停止する。これにより、イグニッションキーのオフ動作に応じてリニアソレノイドバルブが突然全開状態となることに起因した制御圧のオーバーシュートの発生が抑制される。
また、従来、自動変速機のシフトレンジが走行レンジであり、かつエンジンにより油圧供給源が駆動された状態で、すべての変速用アクチュエータが非通電状態となったときに、特定の変速段を実現するように構成された自動変速機の制御装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。この制御装置は、シフトレンジが走行レンジであり、かつ停車状態若しくは所定速度以下の低車速状態でイグニッションスイッチがオフ操作されたときに、少なくとも変速機構の入力回転数が所定回転数に低下するまでの間、当該オフ操作の直前に実行されていた変速用アクチュエータへの通電制御を継続する。これにより、イグニッションスイッチのオフ操作後にエンジンが回転して油圧供給源からの油圧供給が継続されても、フェールセーフ機能実行時のように変速機構が特定変速段状態となることが回避される。
特開2011−002008号公報 特開2015−222091号公報
上記特許文献1および2に記載された発明は、何れも基本的に車両が停車されている状態でイグニッションスイッチがオフされたときの変速装置の制御に関連したものであり、特許文献1および2は、ある程度以上の車速での走行中にイグニッションスイッチがオフされた際の変速装置の制御について何ら開示していない。また、無段変速機を車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされた際に、電源供給の停止に応じて油圧制御装置からの油圧の供給が停止されてしまうと、ベルトの挟圧低下により当該ベルトの滑りを生じてしまい、ベルトの耐久性を低下させたりするおそれがある。
そこで、本開示の発明は、車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされた際に無段変速機のベルトの滑りを良好に抑制することを主目的とする。
本開示の動力伝達装置の制御装置は、車両のエンジンに接続される動力伝達装置であって、前記エンジンからの動力により駆動されるオイルポンプと、プライマリプーリ、セカンダリプーリ、前記プライマリプーリおよび前記セカンダリプーリに巻き掛けられる巻掛け媒介節、前記プライマリプーリの溝幅を設定する第1油圧シリンダ、および前記セカンダリプーリの溝幅を設定する第2油圧シリンダを含む無段変速機と、前記エンジンと前記無段変速機との間に配置される係合要素と、前記オイルポンプからの油圧を調圧して前記係合要素、前記第1および第2油圧シリンダに供給する油圧制御装置とを含む動力伝達装置の制御装置において、複数の給電対象への電力供給を許容または禁止する電源制御部と、前記油圧制御装置を制御する変速制御部とを含み、前記電源制御部は、前記車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされて前記エンジンからの動力の出力が停止される際に、前記油圧制御装置および前記変速制御部への電力供給を維持し、前記変速制御部は、少なくとも前記車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされると、前記係合要素を解放させるように前記油圧制御装置を制御した後、前記第1および第2油圧シリンダに対する油圧の調圧を停止するように前記油圧制御装置を制御するものである。
本開示の動力伝達装置の制御装置は、電源制御部と変速制御部とを含み、電源制御部は、車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされてエンジンからの動力の出力が停止される際に、油圧制御装置および変速制御部への電力供給を許容する。そして、変速制御部は、車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされると、エンジンと無段変速機との間の係合要素を解放させるように油圧制御装置を制御した後、第1および第2油圧シリンダに対する油圧の調圧を停止するように油圧制御装置を制御する。このように、車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされたのに応じて無段変速機すなわちプライマリプーリをエンジンから切り離すことで、当該プライマリプーリをセカンダリプーリに連れ回るようにすることができるので、エンジンの回転低下に応じてオイルポンプからの油圧が低下していく間に無段変速機のベルトの滑りを良好に抑制することが可能となる。
本開示の制御装置により制御される動力伝達装置を搭載した車両の概略構成図である。 図1に示す動力伝達装置の概略構成図である。 図1に示す動力伝達装置に含まれる油圧制御装置の系統図である。 図1の車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされた際に本開示の制御装置により実行されるルーチンを例示するフローチャートである。 図5のルーチンが実行される際の油圧制御装置の状態を示すタイムチャートである。
次に、図面を参照しながら、本開示の発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本開示の動力伝達装置20を搭載した車両10の概略構成図である。同図に示す車両10は、車両前部に搭載されたエンジン(内燃機関)12を有する前輪駆動車両であり、当該エンジン12からの動力を左右の駆動輪(前輪)DWに伝達する動力伝達装置20に加えて、エンジン12を制御するエンジン電子制御ユニット(以下、「EGECU」という)14と、図示しない電子制御式油圧ブレーキユニットを制御するブレーキ電子制御ユニット(以下、「ブレーキECU」という)16と、動力伝達装置20を制御する変速電子制御ユニット(以下、「TMECU」という)18と、車両10のシステム起動・停止や複数の給電対象への電力供給を管理する電源電子制御ユニット(以下、「電源ECU」という)19とを含む。また、動力伝達装置20は、トランスミッションケース22の内部に収容される発進装置23、機械式のオイルポンプ30、前後進切換機構35、ベルト式の無段変速機(以下、「CVT」という)40、ギヤ機構50、デファレンシャルギヤ(差動機構)57、油圧制御装置70等を含む。
EGECU14は、図示しないCPU,ROM,RAM等を有するマイクロコンピュータや各種駆動回路等を含み、エンジン12のクランクシャフトの回転位置を検出する図示しないクランクシャフトポジションセンサ、アクセルペダル91の踏み込み量(アクセル開度Acc)を検出するアクセルペダルポジションセンサ92、ブレーキペダル93の踏み込み量に応じたマスタシリンダ圧を検出するマスタシリンダ圧センサ94、車速センサといった各種センサ等からの信号、ブレーキECU16やTMECU18からの信号等を入力する。EGECU14は、これらの信号に基づいて何れも図示しない電子制御式のスロットルバルブや燃料噴射弁および点火プラグ等を制御する。また、EGECU14は、クランクシャフトポジションセンサの検出値に基づいてエンジン12の回転数Neを算出する。
ブレーキECU16も図示しないCPU,ROM,RAM等を有するマイクロコンピュータや各種駆動回路等を含み、マスタシリンダ圧センサ94や車速センサといった各種センサ等からの信号、EGECU14等からの信号等を入力する。ブレーキECU16は、これらの信号に基づいて図示しないブレーキアクチュエータ(油圧アクチュエータ)等を制御する。
TMECU18も図示しないCPU,ROM,RAM等を有するマイクロコンピュータや各種駆動回路等を含み、複数のシフトポジションの中から所望のシフトポジションを選択するためのシフトレバー95の操作位置を検出するシフトポジションセンサ96、アクセルペダルポジションセンサ92、車速センサといった各種センサ等からの信号、EGECU14やブレーキECU16からの信号等を入力する。TMECU18は、これらの信号に基づいて動力伝達装置20を制御する。
電源ECU19も図示しないCPU,ROM,RAM等を有するマイクロコンピュータを含み、例えばプッシュ式のイグニッションスイッチ(スタートスイッチ)90や、シフトポジションセンサ96、ブレーキペダル93の踏み込みを検知する図示しないブレーキスイッチ等からの信号を入力する。また、電源ECU19は、上記EGECU14やブレーキECU16、TMECU18と通信により各種信号をやり取りする。そして、電源ECU19は、図示しない補機バッテリから常時供給される電力により作動し、イグニッションスイッチ90等の操作状態等に応じて車両10のシステム起動・停止処理を実行すると共に、各種補機等への電力供給を許容(維持)または禁止する。例えば、電源ECU19は、シフトレバー95がパーキングポジションにセットされた状態でイグニッションスイッチ90が押圧(オン)されると、車両10のシステム起動処理を開始し、補機バッテリから各種補機への給電を許容する。また、電源ECU19は、例えば、車両10の所定車速(例えば、5km/h程度)以上での走行中に運転者によりイグニッションスイッチ90が押圧(オフ)されると、EGECU14やブレーキECU16、TMECU18、油圧制御装置70等への給電を継続して許容すると共に、エンジン12からの動力の出力を停止させるべく、EGECU14にエンジン12の停止指令信号を送信するか、あるいは燃料噴射弁や点火プラグといったエンジン12からの動力の出力に関連した補機への給電をカットする。
図2に示すように、動力伝達装置20は、エンジン12のクランクシャフトと図示しない駆動輪に接続される左右のドライブシャフト59とが略平行をなすように横置きに配置されたエンジン12に連結されるトランスアクスルとして構成されている。図示するように、動力伝達装置20のトランスミッションケース22は、一体に結合されるハウジング(第1ケース)22a、トランスアクスルケース(第2ケース)22bおよびリヤケース(第3ケース)22cを含む。
また、動力伝達装置20の発進装置23は、ロックアップ機能を有する流体式発進装置として構成されており、ハウジング22aの内部に収容される。図2に示すように、発進装置23は、入力部材としてのフロントカバー23fを介してエンジン12のクランクシャフトに接続されるポンプインペラ23pや、CVT40のインプットシャフト41に常時連結されるタービンランナ23t、ポンプインペラ23pおよびタービンランナ23tの内側に配置されてタービンランナ23tからポンプインペラ23pへの作動油(ATF)の流れを整流するステータ23s、ステータ23sの回転方向を一方向に制限するワンウェイクラッチ23o、ダンパ機構24、係合要素としてのロックアップクラッチ25等を有する。ポンプインペラ23p、タービンランナ23tおよびステータ23sは、ポンプインペラ23pとタービンランナ23tとの回転速度差が大きいときにはステータ23sの作用によりトルクコンバータとして機能し、両者の回転速度差が小さくなると流体継手として機能する。ただし、発進装置23において、ステータ23sやワンウェイクラッチ23oを省略し、ポンプインペラ23pおよびタービンランナ23tを流体継手のみとして機能させてもよい。
ダンパ機構24は、例えば、ロックアップクラッチ25に連結される入力要素や、複数の第1弾性体を介して入力要素に連結される中間要素、複数の第2弾性体を介して中間要素に連結されると共にタービンハブに固定される出力要素等を有する。ロックアップクラッチ25は、ポンプインペラ23pとタービンランナ23t、すなわちフロントカバー23fとCVT40のインプットシャフト41とを機械的に(ダンパ機構24を介して)連結するロックアップおよび当該ロックアップの解除を選択的に実行するものである。なお、ロックアップクラッチ25は、図示するような油圧式の単板摩擦クラッチであってもよく、油圧式の多板摩擦クラッチであってもよい。
オイルポンプ30は、発進装置23と前後進切換機構35の間に配置されるポンプボディ31およびポンプカバー32とからなるポンプアッセンブリや、インナーロータ(外歯ギヤ)33、アウターロータ(内歯ギヤ)34等を有する、いわゆるギヤポンプである。ポンプボディ31およびポンプカバー32は、ハウジング22aやトランスアクスルケース22bに固定される。また、インナーロータ33は、ハブを介してポンプインペラ23pに連結される。これにより、エンジン12からの動力によりインナーロータ33が回転すれば、オイルポンプ30によってオイルパン(作動油貯留部)60内の作動油(ATF)がストレーナ65を介して吸引されると共に昇圧された作動油が油圧制御装置70に供給(吐出)される(図3参照)。
前後進切換機構35は、エンジン12からの動力を回転方向を維持または逆転させてCVT40に伝達可能なものであり、ダブルピニオン式の遊星歯車36と、摩擦プレートやセパレータプレート、係合油室等を有する油圧式摩擦係合要素としてのクラッチC1およびブレーキB1とを含む。遊星歯車36は、CVT40のインプットシャフト41に固定されるサンギヤと、リングギヤと、サンギヤに噛合するピニオンギヤおよびリングギヤに噛合するピニオンギヤを支持すると共にCVT40のプライマリシャフト42に連結されるキャリヤとを有する。クラッチC1は、遊星歯車36のキャリヤをインプットシャフト41(サンギヤ)に対して回転自在に解放すると共に、油圧制御装置70からの油圧が係合油室に供給された際に当該キャリヤをインプットシャフト41に接続する。また、ブレーキB1は、遊星歯車36のリングギヤをトランスアクスルケース22bに対して回転自在に解放すると共に、油圧制御装置70からの油圧が係合油室に供給された際に当該リングギヤをトランスアクスルケース22bに対して回転不能に固定する。
これにより、ブレーキB1を解放すると共にクラッチC1を係合させれば、インプットシャフト41に伝達された動力をそのままCVT40のプライマリシャフト42に伝達して車両を前進させることができる。また、ブレーキB1を係合させると共にクラッチC1を解放すれば、インプットシャフト41の回転を逆方向に変換してCVT40のプライマリシャフト42に伝達し、車両を後進させることが可能となる。更に、クラッチC1およびブレーキB1を解放すれば、インプットシャフト41とプライマリシャフト42との接続を解除することができる。
CVT40は、駆動側回転軸としてのプライマリシャフト(第1軸)42に設けられたプライマリプーリ43と、プライマリシャフト42と平行に配置された従動側回転軸としてのセカンダリシャフト(第2軸)44に設けられたセカンダリプーリ45と、プライマリプーリ43のプーリ溝とセカンダリプーリ45のプーリ溝とに巻き掛けられる伝動ベルト(巻掛け媒介節)46と、プライマリプーリ43の溝幅を設定するための油圧式アクチュエータであるプライマリシリンダ(第1油圧シリンダ)47と、セカンダリプーリ45の溝幅を設定するための油圧式アクチュエータであるセカンダリシリンダ(第2油圧シリンダ)48とを有する。プライマリプーリ43は、プライマリシャフト42と一体に形成された固定シーブ43aと、プライマリシャフト42にボールスプラインを介して軸方向に摺動自在に支持される可動シーブ43bとを含む。また、セカンダリプーリ45は、セカンダリシャフト44と一体に形成された固定シーブ45aと、セカンダリシャフト44にボールスプラインを介して軸方向に摺動自在に支持されると共に圧縮ばねであるリターンスプリング49により軸方向に付勢される可動シーブ45bとを含む。
プライマリシリンダ47は、プライマリプーリ43の可動シーブ43bの背後に形成され、セカンダリシリンダ48は、セカンダリプーリ45の可動シーブ45bの背後に形成される。プライマリシリンダ47とセカンダリシリンダ48とには、プライマリプーリ43とセカンダリプーリ45との溝幅を設定するために油圧制御装置70から油圧が供給される。これにより、プライマリシリンダ47とセカンダリシリンダ48とに供給される油圧を制御することで、エンジン12から発進装置23および前後進切換機構35を介してプライマリシャフト42に伝達された動力を無段階に変速してセカンダリシャフト44に伝達することが可能となる。そして、セカンダリシャフト44に伝達された動力は、ギヤ機構50、デファレンシャルギヤ57およびドライブシャフトを介して左右の駆動輪に伝達されることになる。なお、CVT40は、伝動ベルト46の代わりに、チェーンを含むものであってもよい。
ギヤ機構50は、セカンダリシャフト44と一体に回転するカウンタドライブギヤ51と、セカンダリシャフト44やドライブシャフト59と平行に延在すると共に軸受を介してトランスミッションケース22により回転自在に支持されるカウンタシャフト(第3軸)52と、当該カウンタシャフト52に固定されると共にカウンタドライブギヤ51に噛合するカウンタドリブンギヤ53と、カウンタシャフト52と一体に成形されるか、あるいはカウンタシャフト52に固定されたドライブピニオンギヤ(ファイナルドライブギヤ)54と、ドライブピニオンギヤ54に噛合すると共にデファレンシャルギヤ57に連結されるデフリングギヤ(ファイナルドリブンギヤ)55とを有する。
図3は、油圧制御装置70の要部を示す系統図である。同図に示すように、油圧制御装置70は、エンジン12からの動力により駆動されてオイルパン60からストレーナ65を介して作動油を吸引して吐出する上述のオイルポンプ30に接続されるものである。油圧制御装置70は、図3に示すように、複数の油路が形成されたバルブボディ700や、プライマリレギュレータバルブ71、セカンダリレギュレータバルブ72、モジュレータバルブ73、リニアソレノイドバルブSLU,SLC,SLP,SLS、ロックアップ制御バルブ74、フェールセーフバルブ75、マニュアルバルブ76、プライマリシーブ圧制御バルブ77、およびセカンダリシーブ圧制御バルブ78等を含む。
プライマリレギュレータバルブ71は、オイルポンプ30の吐出ポートに油路を介して接続されており、オイルポンプ30からの作動油を図示しない信号圧出力バルブから供給される信号圧に応じて調圧することにより前後進切換機構35のクラッチC1、ブレーキB1、プライマリシリンダ47、セカンダリシリンダ48等に供給される油圧の元圧となるライン圧PLを生成する。プライマリレギュレータバルブ71の信号圧出力バルブとしては、例えばリニアソレノイドバルブSLP,SLSから出力される油圧のうちの高い方を選択して出力するシャトルバルブか、あるいは例えばモジュレータバルブ73(オイルポンプ30側)からの作動油を調圧して車両10のアクセル開度Accあるいはスロットルバルブの開度に応じた油圧を出力するリニアソレノイドバルブが用いられる。
セカンダリレギュレータバルブ72は、上記ライン圧PL(元圧)の生成に伴ってプライマリレギュレータバルブ71からドレンされる作動油(ドレン油)を上記信号圧出力バルブからの信号圧に応じて調圧することによりライン圧PLよりも低いセカンダリ圧(循環圧)Psecを生成する。また、モジュレータバルブ(調圧バルブ)73は、プライマリレギュレータバルブ71からの作動油(ライン圧PL)を調圧(減圧)して略一定のモジュレータ圧Pmodを生成する。
リニアソレノイドバルブ(第1ソレノイドバルブ)SLUは、常閉型のソレノイドバルブであり、例えばモジュレータバルブ73からのモジュレータ圧Pmod(あるいはライン圧PL)を電磁部に印加される電流値に応じて調圧し、ロックアップクラッチ25を完全係合、スリップ係合あるいは解放させるための信号圧であるロックアップ制御圧Psluを生成する。リニアソレノイドバルブ(第2ソレノイドバルブ)SLCは、常閉型のソレノイドバルブであり、例えばモジュレータバルブ73からのモジュレータ圧Pmod(あるいはライン圧PL)を電磁部に印加される電流値に応じて調圧し、前後進切換機構35のクラッチC1およびブレーキB1への油圧Pslcを生成する。
リニアソレノイドバルブ(第3ソレノイドバルブ)SLPは、常開型のソレノイドバルブであり、例えばモジュレータバルブ73からのモジュレータ圧Pmod(あるいはプライマリライン圧PL)を電磁部に印加される電流値に応じて調圧し、CVT40のプライマリシリンダ47への油圧の調圧に用いられる第1信号圧Pslpを生成する。リニアソレノイドバルブ(第4ソレノイドバルブ)SLSは、常開型のソレノイドバルブであり、例えばモジュレータバルブ73からのモジュレータ圧Pmod(あるいはプライマリライン圧PL)を電磁部に印加される電流値に応じて調圧し、CVT40のセカンダリシリンダ48への油圧の調圧に用いられる第2信号圧Pslsを生成する。
ロックアップ制御バルブ74は、リニアソレノイドバルブSLUからロックアップ制御圧Psluが出力される際に、セカンダリレギュレータバルブ72からのセカンダリ圧Psecを当該ロックアップ制御圧Psluに応じて調圧してロックアップ圧を生成し、ロックアップクラッチ25が係合するように当該ロックアップ圧を発進装置23の流体室に供給する。また、ロックアップ制御バルブ74は、リニアソレノイドバルブSLUからロックアップ制御圧Psluが出力されない際に、ロックアップクラッチ25が解放されるようにセカンダリレギュレータバルブ72からのセカンダリ圧Psecを発進装置23の流体室に供給する。
フェールセーフバルブ75は、バルブボディ700内に軸方向に移動自在に配置される図示しないスプールや、当該スプールを付勢するスプリング75sp、リニアソレノイドバルブSLCからの油圧Pslcが供給される第1入力ポート、モジュレータ圧Pmodが供給される第2入力ポート、リニアソレノイドバルブSLCからの油圧Pslcが供給される第1信号圧入力ポート、リニアソレノイドバルブSLPからの第1信号圧Pslpが供給される第2信号圧入力ポート、出力ポート等を有する。フェールセーフバルブ75は、スプリング75spにより付勢されたスプールにより第1入力ポートと出力ポートとが連通されると共に第2入力ポートと出力ポートとの連通が遮断される第1状態(図3における実線参照)と、スプリング75spの付勢に抗して移動したスプールにより第1入力ポートと出力ポートとの連通が遮断されると共に第2入力ポートと出力ポートとが連通される第2状態(図3における破線参照)とを形成可能である。
本実施形態において、フェールセーフバルブ75は、第1信号圧入力ポートに供給される油圧Pslcの作用によりスプールに加えられる推力と、スプリング75spの付勢力との和が、第2信号圧入力ポートに供給される第1信号圧Pslpの作用によりスプールに加えられる推力に打ち勝つと、上記第1状態を形成する。これにより、リニアソレノイドバルブSLCから正常に油圧Pslcが出力されている際には、第1入力ポートに供給された油圧Pslcを出力ポートから出力することが可能となる。これに対して、リニアソレノイドバルブSLCから正常に油圧Pslcが出力されなくなると、第2信号圧入力ポートに供給される第1信号圧Pslpの作用によりスプールに加えられる推力が、第1信号圧入力ポートに供給される油圧Pslcの作用によりスプールに加えられる推力と、スプリング75spの付勢力との和に打ち勝つことで、フェールセーフバルブ75は、上記第2状態を形成する。これにより、リニアソレノイドバルブSLCから正常に油圧Pslcが出力されなくなった際には、第2入力ポートに供給されたモジュレータ圧Pmodを出力ポートから出力することが可能となる。なお、フェールセーフバルブ75の第2信号圧入力ポートには、リニアソレノイドバルブSLSからの第2信号圧Pslsが供給されてもよい。
マニュアルバルブ76は、シフトレバー95と連動してフェールセーフバルブ75の出力ポートからの油圧をシフトポジションに応じてクラッチC1およびブレーキB1の何れか一方に供給したり、両者に対する油圧の供給を遮断したりするスプールバルブである。マニュアルバルブ76は、フェールセーフバルブ75の出力ポートに連通する入力ポートと、前後進切換機構35のクラッチC1の作動油入口に連通する第1出力ポートと、前後進切換機構35のブレーキB1の作動油入口に連通する第2出力ポートと、ドレンポートとを有する。運転者によりシフトポジションとしてP(パーキング)ポジションやN(ニュートラル)ポジションが選択されると、マニュアルバルブ76のスプールにより入力ポートと第1および第2出力ポートとの連通が遮断される。また、運転者によりシフトポジションとしてDポジション等の走行ポジションが選択されると、マニュアルバルブ76のスプールにより入力ポートが第1出力ポートのみと連通され、それにより前後進切換機構35のクラッチC1(前進用クラッチ)にフェールセーフバルブ75からの油圧すなわちリニアソレノイドバルブSLCからの油圧Pslcまたはモジュレータ圧Pmodを供給可能となる。更に、運転者によりシフトポジションとしてR(リバース)ポジションが選択されると、マニュアルバルブ76のスプールにより入力ポートが第2出力ポートのみと連通され、それにより前後進切換機構35のブレーキ(後進用クラッチ)B1にフェールセーフバルブ75からの油圧を供給可能となる。
プライマリシーブ圧制御バルブ77は、リニアソレノイドバルブSLPからの第1信号圧Pslpに応じてライン圧PLを調圧し、プライマリプーリ43すなわちプライマリシリンダ47へのプライマリシーブ圧(第1プーリ圧)Ppを生成する。また、セカンダリシーブ圧制御バルブ78は、リニアソレノイドバルブSLSからの第2信号圧Pslsに応じてライン圧PLを調圧し、セカンダリプーリ45すなわちセカンダリシリンダ48へのセカンダリシーブ圧(第2プーリ圧)Psを生成する。
上述のリニアソレノイドバルブSLU,SLC,SLPおよびSLSは、何れもTMECU18により制御される。TMECU18のCPUは、リニアソレノイドバルブSLU,SLC,SLPおよびSLSの電磁部に、図示しない補機バッテリからロックアップ制御圧Pslu、油圧Pslc、第1信号圧Pslpまたは第2信号圧Pslsに応じた電流が印加されるように、それぞれ対応した図示しない駆動回路を制御する。すなわち、TMECU18は、車両10の走行状態に応じてロックアップクラッチ25が解放されるか、スリップ係合または完全係合するようにリニアソレノイドバルブSLUの図示しない駆動回路を制御する。更に、TMECU18は、シフトレバー95のシフトポジションに応じてリニアソレノイドバルブSLCから油圧Pslcが出力されるか、あるいは油圧Pslcの出力が停止されるように、当該リニアソレノイドバルブSLCの図示しない駆動回路を制御する。
また、TMECU18は、アクセル開度Accと車速Vとエンジン12の回転数Neとから定まるCVT40の目標変速比に応じたプライマリシーブ圧Ppの目標圧Pptagを設定すると共に当該目標圧Pptagに基づいて第1信号圧Pslpの目標値を設定する。更に、TMECU18は、当該目標値に応じた電流が印加されるようにリニアソレノイドバルブSLPの図示しない駆動回路を制御する。これにより、プライマリシーブ圧制御バルブ77は、CVT40の目標変速比に応じたプライマリシーブ圧Pslpを生成する。また、TMECU18は、インプットシャフト41に伝達されるトルク(例えば、EGECU14から送信されるエンジン12の出力トルクの推定値)に基づいてセカンダリシーブ圧PsによりCVT40の伝動ベルト46の滑りが抑制されるように当該セカンダリシーブ圧Psの目標圧である目標ベルト挟圧Pstagを設定すると共に目標ベルト挟圧Pstagに基づいて第2信号圧Pslsの目標値を設定する。更に、TMECU18は、当該目標値に応じた電流が印加されるようにリニアソレノイドバルブSLSの図示しない駆動回路を制御する。これにより、セカンダリシーブ圧制御バルブ78は、セカンダリプーリ45(固定シーブ45aおよび可動シーブ45b)から伝動ベルト46に付与されるべき挟圧力に応じたセカンダリシーブ圧Psを生成する。本実施形態において、TMECU18には、セカンダリシリンダ48に供給されるセカンダリシーブ圧Psを伝動ベルト46の挟圧として検出する挟圧センサ79(図3参照)が接続されており、TMECU18は、挟圧センサ79の検出値(以下、「ベルト挟圧Pbc」という。)を用いてリニアソレノイドバルブSLSを制御する。
続いて、図4および図5を参照しながら、車両10の所定車速(例えば、5km/h)以上での走行中に運転者によりブイグニッションスイッチ90がオフされた際の油圧制御装置70の動作について説明する。図4は、車両10の当該所定車速以上での走行中にTMECU18により実行されるルーチンを例示するフローチャートである。
車両10が所定車速以上で走行している際、TMECU18は、イグニッションスイッチ90の操作状態を示すIGフラグの値を所定時間おきに取得し(ステップS100)、イグニッションスイッチ90がオフされているか否かを判定する(ステップS110)。IGフラグは、電源ECU19からの信号に応じて、イグニッションスイッチ90がオンされている際に値1に設定され、イグニッションスイッチ90がオフされると値0に設定されるものである。ステップS110にてイグニッションスイッチ90がオンされていると判定した場合(ステップS110:NO)、TMECU18は、その時点で本ルーチンを一旦終了させる。
ステップS110にてイグニッションスイッチ90がオフされていると判定された場合(図5における時刻t0)、電源ECU19等によりエンジン12からの動力の出力を停止させるための処理がなされる。また、この際、TMECU18や油圧制御装置70に対する給電が継続され、TMECU18は、CVT40の変速比がその時点の変速比に固定されるように、プライマリシーブ圧Ppの目標圧Pptagおよびセカンダリシーブ圧Psの目標圧である目標ベルト挟圧Pstagをその時点の値に保持する(ステップS120)。TMECU18は、ステップS120の処理を開始してから所定時間(例えば、50mSec程度)が経過してリニアソレノイドSLPおよびSLSの開度が保持されたと判定すると(ステップS130:YES、図5における時刻t1)、リニアソレノイドバルブSLUから油圧が出力されなくなるように、当該リニアソレノイドバルブSLUの電磁部に印加される電流の目標値Isleを最小値に設定する(ステップS140)。これにより、ロックアップ制御バルブ74からセカンダリ圧Psecが発進装置23の流体室に供給されることでロックアップクラッチ25が解放され、エンジン12とCVT40のインプットシャフト41すなわちプライマリプーリ43との連結が解除される。
ステップS140の処理の後、TMECU18は、EGECU14から送信されるエンジン12の回転数Neを取得し(ステップS150)、取得した回転数Neが予め定められた閾値Neref以下であるか否かを判定する(ステップS160)。ステップS160にて用いられる閾値Nerefは、エンジン12が当該回転数Nerefで回転する際にリニアソレノイドバルブSLPから出力される第1信号圧Pslpの作用によりフェールセーフバルブ75のスプールに加えられる推力が上記スプリング75spの付勢力以下になるように予め定められる。そして、TMECU18は、ステップS160にて回転数Neが閾値Neref以下になったと判定すると(ステップS160:YES、図5における時刻t2)、リニアソレノイドバルブSLCから油圧が出力されなくなるように、当該リニアソレノイドバルブSLCの電磁部に印加される電流の目標値Islcを最小値に設定する(ステップS170)。
これにより、図5に示すように、リニアソレノイドバルブSLCからの油圧の出力が停止される。この際、リニアソレノイドバルブSLCからの油圧の出力が停止されても、エンジン12の回転数Neが閾値Neref以下であることから、フェールセーフバルブ75は、スプリング75spの付勢力により上記第1状態を形成する。この結果、リニアソレノイドバルブSLCからの油圧の出力が停止されることで、前後進切換機構35のクラッチC1(あるいはブレーキB1)への油圧の供給が断たれ、それにより当該クラッチC1(あるいはブレーキB1)が解放される。
リニアソレノイドバルブSLCからの油圧の出力を停止させた後、TMECU18は、挟圧センサ79からのベルト挟圧Pbcを取得し(ステップS180)、取得したベルト挟圧Pbcが予め定められた閾値Pbcref以下であるか否かを判定する(ステップS190)。ステップS190にて用いられる閾値Pbcrefは、CVT40の伝動ベルト46の滑りを抑制し得る最小値として予め定められる。そして、TMECU18は、ステップS190にてベルト挟圧Pbcが閾値Pbcref以下であると判定すると(ステップS190:YES、図5における時刻t3)、リニアソレノイドバルブSLUおよびSLCへの通電を解除すると共に、プライマリシリンダ47およびセカンダリシリンダ48への第1または第2プーリ圧Pslp,Pslsの調圧が停止されるようにリニアソレノイドバルブSLPおよびSLSへの通電を解除し(ステップS200)、本ルーチンを終了させる。
上述のような図4のルーチンが実行される結果、車両10の走行中にイグニッションスイッチ90がオフされると、CVT40のプライマリプーリ43とエンジン12との接続を解除すべく係合要素としてのロックアップクラッチ25および前後進切換機構35のクラッチC1を解放させるように油圧制御装置70のリニアソレノイドバルブSLUおよびSLCが制御される(図4のステップS140−S170)。そして、挟圧センサ79により検出されるベルト挟圧Pbcが閾値Pbcref以下になると、プライマリシリンダ47およびセカンダリシリンダ48に対する第1および第2プーリ圧Pslp,Pslsの調圧を停止するように油圧制御装置70のリニアソレノイドバルブSLP,SLSが制御される(図4のステップS180−S200)。
このように車両10の走行中にイグニッションスイッチ90がオフされたのに応じてCVT40のプライマリプーリ43をエンジン12から切り離すことで、当該プライマリプーリ43をセカンダリプーリ45に連れ回るようにすることができるので、エンジン12の回転低下に応じてオイルポンプ30からの油圧が低下していく間にCVT40の伝動ベルト46の滑りを良好に抑制することが可能となる。また、ベルト挟圧Pbcが閾値Pbcref以下になってからリニアソレノイドバルブSLP,SLSからの油圧の出力を停止させることで、車両10の走行中にイグニッションスイッチ90がオフされた際に、CVT40の伝動ベルト46の滑りを良好に抑制しながら、適正なタイミングで油圧制御装置70の作動を停止させることが可能となる。
また、動力伝達装置20では、車両10の走行中にイグニッションスイッチ90がオフされると、CVT40の変速比を固定するように油圧制御装置70のリニアソレノイドSLPおよびSLSが制御され(図4のステップS120)、その後、CVT40とエンジン12との接続を解除するように油圧制御装置70のリニアソレノイドバルブSLUが制御される(図4のステップS140)。これにより、エンジン12の回転低下に応じてオイルポンプ30からの油圧が低下する間に伝動ベルト46に加えられる挟圧力の急減を抑制して、伝動ベルト46の滑りを極めて良好に抑制することが可能となる。
更に、動力伝達装置20では、車両10の走行中にイグニッションスイッチ90がオフされると、油圧制御装置70のリニアソレノイドバルブSLUからの油圧の出力が停止され(図4のステップS140)、その後、エンジン12の回転数Neが閾値Neref以下になった際に、リニアソレノイドバルブSLCからの油圧の出力が停止される(図4のステップS170)。これにより、リニアソレノイドバルブSLCからの油圧の出力を停止させた際に、フェールセーフバルブ75がリニアソレノイドバルブSLPからの第1信号圧Pslpの作用により前後進切換機構35のクラッチC1等に対するモジュレータ圧Pmod(オイルポンプ30側からの油圧)の供給を許容する第2状態を形成するのを抑制することが可能となる。なお、図4のステップ150およびS160の処理の代わりに、ステップS140の処理後あるいは図4のルーチンの開始時からエンジン12の回転数Neが閾値Neref以下になったとみなせる予め定められた時間が経過したか否かを判定する処理が実行されてもよい。
以上説明したように、本開示の動力伝達装置の制御装置は、車両(10)のエンジン(12)に接続される動力伝達装置(20)であって、前記エンジン(12)からの動力により駆動されるオイルポンプ(30)と、プライマリプーリ(43)、セカンダリプーリ(45)、前記プライマリプーリ(43)および前記セカンダリプーリ(45)に巻き掛けられる巻掛け媒介節(46)、前記プライマリプーリ(43)の溝幅を設定する第1油圧シリンダ(47)、および前記セカンダリプーリ(45)の溝幅を設定する第2油圧シリンダ(48)を含む無段変速機(40)と、前記エンジン(12)と前記無段変速機(40)との間に配置される係合要素(25,C1,B1)と、前記オイルポンプ(30)からの油圧を調圧して前記係合要素(25,C1,B1)、前記第1および第2油圧シリンダ(47,48)に供給する油圧制御装置(70)とを含む動力伝達装置(20)の制御装置において、複数の給電対象への電力供給を許容または禁止する電源制御部(19)と、前記油圧制御装置(70)を制御する変速制御部(18)とを含み、前記電源制御部(19)が、前記車両(10)の走行中にイグニッションスイッチ(90)がオフされて前記エンジン(12)からの動力の出力が停止される際に、前記油圧制御装置(70)および前記変速制御部(18)への電力供給を維持し、前記変速制御部(18)が、少なくとも前記車両(10)の走行中にイグニッションスイッチ(90)がオフされると、前記係合要素(25,C1,B1)を解放させるように前記油圧制御装置(70)を制御した後、前記第1および第2油圧シリンダ(47,48)に対する油圧(Pp,Ps)の調圧を停止するように前記油圧制御装置(70)を制御するものである。
本開示の動力伝達装置の制御装置は、電源制御部と変速制御部とを含み、電源制御部は、車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされてエンジンからの動力の出力が停止される際に、油圧制御装置および変速制御部への電力供給を許容する。そして、変速制御部は、車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされると、エンジンと無段変速機との間の係合要素を解放させるように油圧制御装置を制御した後、第1および第2油圧シリンダに対する油圧の調圧を停止するように油圧制御装置を制御する。このように、車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされたのに応じて無段変速機すなわちプライマリプーリをエンジンから切り離すことで、当該プライマリプーリをセカンダリプーリに連れ回るようにすることができるので、エンジンの回転低下に応じてオイルポンプからの油圧が低下していく間に無段変速機のベルトの滑りを良好に抑制することが可能となる。
また、前記動力伝達装置(20)は、前記第1または第2油圧シリンダ(47,48)による前記ベルト(46)の挟圧(Pbc)を検出する挟圧センサ(79)を含むものであってもよく、前記変速制御部(18)は、前記無段変速機(40)と前記エンジン(12)との接続を解除するように前記油圧制御装置(70)を制御した後、前記挟圧センサ(79)により検出される前記ベルト(46)の挟圧(Pbc)が閾値(Pbcref)以下になると、前記第1および第2油圧シリンダ(47,48)に対する油圧(Pp,Ps)の調圧を停止するように前記油圧制御装置(70)を制御するものであってもよい。これにより、車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされた際に、無段変速機のベルトの滑りを良好に抑制しながら、適正なタイミングで油圧制御装置の作動を停止させることが可能となる。
更に、前記変速制御部(18)は、前記車両(10)の走行中にイグニッションスイッチ(90)がオフされると、前記無段変速機(40)の変速比を固定するように前記油圧制御装置(70)を制御した後、前記係合要素(25,C1,B1)を解放させるように前記油圧制御装置(70)を制御するものであってもよい。これにより、エンジンの回転低下に応じてオイルポンプからの油圧が低下する間にベルトに加えられる挟圧力の急減を抑制して、ベルトの滑りを極めて良好に抑制することが可能となる。
また、前記動力伝達装置(20)は、ロックアップクラッチ(25)を有する発進装置(23)と、前記エンジン(12)からの動力を回転方向を維持または逆転させて前記無段変速機(40)に伝達可能な前後進切換機構(35)とを更に含んでもよく、前記係合要素は、前記ロックアップクラッチ(25)と前記前後進切換機構(35)に設けられた係合要素(C1,B1)とを含んでもよく、前記油圧制御装置(70)は、前記ロックアップクラッチ(25)を係合させる際に油圧(Pslu)を出力する第1ソレノイドバルブ(SLU)と、前記前後進切換機構(35)の前記係合要素(C1,B1)への油圧(Pslc)を調圧する第2ソレノイドバルブ(SLC)と、前記第1油圧シリンダ(47)への油圧(Pp)の調圧に用いられる第3ソレノイドバルブ(SLP)と、前記第2油圧シリンダ(48)への油圧(Ps)の調圧に用いられる第4ソレノイドバルブ(SLS)とを含むものであってもよく、前記変速制御部(18)は、前記車両(10)の走行中に前記イグニッションスイッチ(90)がオフされると、前記第1および第2ソレノイドバルブ(SLU,SLC)からの油圧(Pslu,Pslc)の出力を停止させた後、前記第3および第4ソレノイドバルブ(SLP,SLS)への通電を解除するものであってもよい。
更に、前記油圧制御装置(70)は、前記オイルポンプ(30)側からの油圧を調圧して前記第2、第3および第4ソレノイドバルブ(SLC,SLP,SLS)の元圧(Pmod)を生成する調圧バルブ(73)と、前記第2ソレノイドバルブ(SLC)から正常に油圧(Pslc)が出力されている際に、前記油圧係合要素(C1,B1)に対する前記第2ソレノイドバルブ(SLC)からの油圧(Pslc)の供給を許容する第1状態を形成すると共に、前記第2ソレノイドバルブ(SLC)から正常に油圧(Pslc)が出力されなくなった際に、前記第3または第4ソレノイドバルブ(SLP,SLS)からの油圧(Pslp,Psls)の作用により前記油圧係合要素(C1,B1)に対する前記オイルポンプ(30)側からの油圧(Pmod)の供給を許容する第2状態を形成するフェールセーフバルブ(75)とを含むものであってもよく、前記変速制御部(18)は、前記車両(10)の走行中に前記イグニッションスイッチ(90)がオフされると、前記第1ソレノイドバルブ(Pslu)からの油圧(Pslu)の出力を停止させた後、前記エンジン(12)の回転数(Ne)が閾値(Neref)以下になった際に、前記第2ソレノイドバルブ(SLC)からの油圧(Pslc)の出力を停止させるものであってもよい。これにより、第2ソレノイドバルブからの油圧の出力を停止させた際に、フェールセーフバルブが第3または第4ソレノイドバルブからの油圧の作用により油圧係合要素に対するオイルポンプ側からの油圧の供給を許容する第2状態を形成するのを抑制することが可能となる。
本開示の動力伝達装置の制御方法は、車両(10)のエンジン(12)に接続される動力伝達装置(20)であって、前記エンジン(12)からの動力により駆動されるオイルポンプ(30)と、プライマリプーリ(43)、セカンダリプーリ(45)、前記プライマリプーリ(43)および前記セカンダリプーリ(45)に巻き掛けられる巻掛け媒介節(46)、前記プライマリプーリ(43)の溝幅を設定する第1油圧シリンダ(47)、および前記セカンダリプーリ(45)の溝幅を設定する第2油圧シリンダ(48)を含む無段変速機(40)と、前記エンジン(12)と前記無段変速機(40)との間に配置される係合要素(25,C1,B1)と、前記オイルポンプ(30)からの油圧を調圧して前記係合要素(25,C1,B1)、前記第1および第2油圧シリンダ(47,48)に供給する油圧制御装置(70)とを含む動力伝達装置(20)の制御方法において、少なくとも前記車両(10)の走行中にイグニッションスイッチ(90)がオフされて前記エンジン(12)からの動力の出力が停止される際に、前記油圧制御装置(70)への給電を許容し、前記係合要素(25,C1,B1)を解放させるように前記油圧制御装置(70)を制御した後、前記第1および第2油圧シリンダ(47,48)に対する油圧の調圧を停止するように前記油圧制御装置(70)を制御するものである。
本開示の方法のように、車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされたのに応じて無段変速機すなわちプライマリプーリをエンジンから切り離すことで、当該プライマリプーリをセカンダリプーリに連れ回るようにすることができるので、エンジンの回転低下に応じてオイルポンプからの油圧が低下していく間に無段変速機のベルトの滑りを良好に抑制することが可能となる。
そして、本開示の発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の外延の範囲内において様々な変更をなし得ることはいうまでもない。更に、上記実施形態は、あくまで発明の概要の欄に記載された発明の具体的な一形態に過ぎず、発明の概要の欄に記載された発明の要素を限定するものではない。
本開示の発明は、ベルト式の無段変速機を含む動力伝達装置の製造産業等において利用可能である。
10 車両、12 エンジン、14 エンジン電子制御ユニット(EGECU)、16 ブレーキ電子制御ユニットブレーキ(ブレーキECU)、20 動力伝達装置、18 変速電子制御ユニット(TMECU)、19 電源電子制御ユニット(電源ECU)、22 トランスミッションケース、22a ハウジング、22b トランスアクスルケース、22c リヤケース、23 発進装置、23b タービンランナ、23f フロントカバー、23o ワンウェイクラッチ、23p ポンプインペラ、23s ステータ、23t タービンランナ、24 ダンパ機構、25 ロックアップクラッチ、30 オイルポンプ、31 ポンプボディ、32 ポンプカバー、33 インナーロータ、34 アウターロータ、35 前後進切換機構、36 遊星歯車、40 無段変速機(CVT)、41 インプットシャフト、42 プライマリシャフト、43 プライマリプーリ、43a 固定シーブ、43b 可動シーブ、44 セカンダリシャフト、45 セカンダリプーリ、45a 固定シーブ、45b 可動シーブ、46 伝動ベルト、47 プライマリシリンダ、48 セカンダリシリンダ、49 リターンスプリング、50 ギヤ機構、51 カウンタドライブギヤ、52 カウンタシャフト、53 カウンタドリブンギヤ、54 ドライブピニオンギヤ、55 デフリングギヤ、57 デファレンシャルギヤ、59 ドライブシャフト、60 オイルパン、65 ストレーナ、70 油圧制御装置、71 プライマリレギュレータバルブ、72 セカンダリレギュレータバルブ、73 モジュレータバルブ、74 ロックアップ制御バルブ、75 フェールセーフバルブ、75sp スプリング、76 マニュアルバルブ、77 プライマリシーブ圧制御バルブ、78 セカンダリシーブ圧制御バルブ、79 挟圧センサ、700 バルブボディ、90 イグニッションスイッチ、91 アクセルペダル、92 アクセルペダルポジションセンサ、93 ブレーキペダル、94 マスタシリンダ圧センサ、95 シフトレバー、96 シフトポジションセンサ、B1 ブレーキ、C1 クラッチ、DW 駆動輪、SLC,SLP,SLS,SLU リニアソレノイドバルブ。

Claims (6)

  1. 車両のエンジンに接続される動力伝達装置であって、前記エンジンからの動力により駆動されるオイルポンプと、プライマリプーリ、セカンダリプーリ、前記プライマリプーリおよび前記セカンダリプーリに巻き掛けられる巻掛け媒介節、前記プライマリプーリの溝幅を設定する第1油圧シリンダ、および前記セカンダリプーリの溝幅を設定する第2油圧シリンダを含む無段変速機と、前記エンジンと前記無段変速機との間に配置される係合要素と、前記オイルポンプからの油圧を調圧して前記係合要素、前記第1および第2油圧シリンダに供給する油圧制御装置とを含む動力伝達装置の制御装置において、
    複数の給電対象への電力供給を許容または禁止する電源制御部と、
    前記油圧制御装置を制御する変速制御部とを含み、
    前記電源制御部は、前記車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされて前記エンジンからの動力の出力が停止される際に、前記油圧制御装置および前記変速制御部への電力供給を維持し、
    前記変速制御部は、少なくとも前記車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされると、前記係合要素を解放させるように前記油圧制御装置を制御した後、前記第1および第2油圧シリンダに対する油圧の調圧を停止するように前記油圧制御装置を制御する動力伝達装置の制御装置。
  2. 請求項1に記載の動力伝達装置の制御装置において、
    前記動力伝達装置は、前記第1または第2油圧シリンダによる前記ベルトの挟圧を検出する挟圧センサを含み、
    前記変速制御部は、前記係合要素を解放させるように前記油圧制御装置を制御した後、前記挟圧センサにより検出される前記ベルトの挟圧が閾値以下になると、前記第1および第2油圧シリンダに対する油圧の調圧を停止するように前記油圧制御装置を制御する動力伝達装置の制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の動力伝達装置の制御装置において、
    前記変速制御部は、前記車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされると、前記無段変速機の変速比を固定するように前記油圧制御装置を制御した後、前記係合要素を解放させるように前記油圧制御装置を制御する動力伝達装置の制御装置。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の動力伝達装置の制御装置において、
    ロックアップクラッチを有する発進装置と、前記エンジンからの動力を回転方向を維持または逆転させて前記無段変速機に伝達可能な前後進切換機構とを更に備え、
    前記係合要素は、前記ロックアップクラッチと前記前後進切換機構に設けられた係合要素とを含み、
    前記油圧制御装置は、前記ロックアップクラッチを係合させる際に油圧を出力する第1ソレノイドバルブと、前記前後進切換機構の前記係合要素への油圧を調圧する第2ソレノイドバルブと、前記第1油圧シリンダへの油圧の調圧に用いられる第3ソレノイドバルブと、前記第2油圧シリンダへの油圧の調圧に用いられる第4ソレノイドバルブとを含み、
    前記変速制御部は、前記車両の走行中に前記イグニッションスイッチがオフされると、前記第1および第2ソレノイドバルブからの油圧の出力を停止させた後、前記第3および第4ソレノイドバルブへの通電を解除する動力伝達装置の制御装置。
  5. 請求項4に記載の動力伝達装置の制御装置において、
    前記油圧制御装置は、
    前記オイルポンプ側からの油圧を調圧して前記第2、第3および第4ソレノイドバルブの元圧を生成する調圧バルブと、
    前記第2ソレノイドバルブから正常に油圧が出力されている際に、前記油圧係合要素に対する前記第2ソレノイドバルブからの油圧の供給を許容する第1状態を形成すると共に、前記第2ソレノイドバルブから正常に油圧が出力されなくなった際に、前記第3または第4ソレノイドバルブからの油圧の作用により前記油圧係合要素に対する前記オイルポンプ側からの油圧の供給を許容する第2状態を形成するフェールセーフバルブとを含み、
    前記変速制御部は、前記車両の走行中に前記イグニッションスイッチがオフされると、前記第1ソレノイドバルブからの油圧の出力を停止させた後、前記エンジンの回転数が閾値以下になった際に、前記第2ソレノイドバルブからの油圧の出力を停止させる動力伝達装置の制御装置。
  6. 車両のエンジンに接続される動力伝達装置であって、前記エンジンからの動力により駆動されるオイルポンプと、プライマリプーリ、セカンダリプーリ、前記プライマリプーリおよび前記セカンダリプーリに巻き掛けられる巻掛け媒介節、前記プライマリプーリの溝幅を設定する第1油圧シリンダ、および前記セカンダリプーリの溝幅を設定する第2油圧シリンダを含む無段変速機と、前記エンジンと前記無段変速機とを接続すると共に両者の接続を解除する係合要素と、前記オイルポンプからの油圧を調圧して前記係合要素、前記第1および第2油圧シリンダに供給する油圧制御装置とを含む動力伝達装置の制御方法において、
    少なくとも前記車両の走行中にイグニッションスイッチがオフされて前記エンジンからの動力の出力が停止される際に、前記油圧制御装置への給電を維持し、
    前記係合要素を解放させるように前記油圧制御装置を制御した後、前記第1および第2油圧シリンダに対する油圧の調圧を停止するように前記油圧制御装置を制御する動力伝達装置の制御方法。
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