JP2019176610A - 充放電システム - Google Patents

充放電システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019176610A
JP2019176610A JP2018061889A JP2018061889A JP2019176610A JP 2019176610 A JP2019176610 A JP 2019176610A JP 2018061889 A JP2018061889 A JP 2018061889A JP 2018061889 A JP2018061889 A JP 2018061889A JP 2019176610 A JP2019176610 A JP 2019176610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charge
power
discharge
control
storage battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018061889A
Other languages
English (en)
Inventor
琢磨 飯田
Takuma Iida
琢磨 飯田
暢晃 佐藤
Nobuaki Sato
暢晃 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2018061889A priority Critical patent/JP2019176610A/ja
Publication of JP2019176610A publication Critical patent/JP2019176610A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/14Plug-in electric vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/16Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】電動車両における充電用の電源コネクタが外部の電源に接続されてから充電が可能になるまでの時間を短縮すること。【解決手段】電動車両の充放電システムが、充電用の電源コネクタが外部のAC電源又はDC電源に接続されたことを検出した場合に起動信号を送信する電源接続I/F装置と、起動信号を受信した場合に起動して、蓄電池の充電に関わる他装置の電源のオン及びオフの制御、並びに、蓄電池に対するAC電力又はDC電力の充放電の監視を共通のハードウェア資源を用いて実行する電源制御兼充放電監視装置と、を1つのユニット内に有する充放電管理装置と、充放電管理装置とは別体のユニットである、モータ駆動装置を制御する駆動制御装置と、電源制御兼充放電監視装置の制御を受けて蓄電池に対するAC電力の充放電を制御するAC充放電制御装置とを具備する。【選択図】図1

Description

本開示は、電動車両の充電及び放電のシステムに関する。
電気自動車(EV:Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)等の電動車両(以下単に「EV」という)は、充電及び放電が可能なバッテリを搭載し、バッテリに充電された電力を用いてモータを駆動し、走行する。そのため、EVは、外部電源からバッテリに電力を充電する機構を備える。外部電源からの充電には、商用電源を備える充電ステーションから供給されるDC電力を用いて急速に充電するDC(Direct Current)充電と、家庭用電源から供給されるAC(Alternating Current)電力を用いて充電するAC充電とがある。昨今のEVは、DC充電とAC充電の両方に対応しているものも多い。
しかし、充電のためにEVと外部電源とを繋ぐインタフェースの仕様は、変更される場合や、各国で異なる場合もある。特許文献1には、このような仕様変更に伴うコスト増加を抑制する技術が開示されている。
特許第5258920号公報
特許文献1に開示されている充放電システムは、AC充電時、次のように動作する(特許文献1の図2及び図4を参照)。
ステップS1において、ACコネクタに外部ACコネクタが接続されることでAC充放電動作が開始すると、AC接続検出回路が外部ACコネクタの接続を検出して、AC接続検出信号を制御電源監視装置に与える。
ステップS2において、AC接続検出信号を受けた制御電源監視装置は、AC充放電時にはEV充放電監視装置、車載充放電制御器およびバッテリ監視装置4の制御電源をオンする。
ステップS3において、EV充放電監視装置も制御電源監視装置によって起動され、車載充放電制御器のAC充放電制御装置が出力する給電情報(例えば外部の交流電源の電圧や周波数)を受ける。
ステップS4において、EV充放電監視装置は、バッテリ監視装置が出力する充電状態(SOC:state of charge)等のバッテリ情報を受ける。
ステップS5において、EV充放電監視装置は、バッテリ監視装置からのバッテリ情報を受け、バッテリに充電が必要な場合は、バッテリ監視装置にコンタクタのオン指示を与える。
ステップS6において、EV充放電監視装置は、AC充放電制御装置が出力する給電情報およびバッテリ監視装置4からのバッテリ情報に基づいて、AC充放電制御装置による充放電制御を指示する。
ステップS7において、EV充放電監視装置は、バッテリ監視装置が出力するバッテリ情報に基づいて、バッテリの充電が終了したか否かを判定し、充電が終了した場合にはステップS8に進み、充電が終了していない場合にはステップS6以下の動作を繰り返す。
ステップS8において、EV充放電監視装置がAC充放電制御装置に充電終了を指示し、ステップS9において、バッテリ監視装置に対してコンタクタのオフ指示を与え、AC充放電を終了する。
しかしながら、特許文献1に開示されている充放電システムは、上述のとおり、制御電源監視装置がAC接続検出信号を受けて、EV充放電監視装置の制御電源をオンにするという構成であるため、AC接続検出信号が送信されてからEV充放電監視装置の起動が完了するまでにタイムラグが発生する。すなわち、ACコネクタが外部ACコネクタに接続されてからAC充電が実際に可能になるまでにタイムラグが発生する。これは、DCコネクタが外部DCコネクタに接続される場合も同様である。
本開示の目的の1つは、EVの充電用の電源コネクタが外部電源に接続されてから充電が可能になるまでの時間を短縮できる充放電システムを提供することである。
一態様に係る充放電システムは、蓄電池に充電された電力を駆動源にモータを駆動して走行する電動車両の充放電システムであって、充電用の電源コネクタが外部のAC(Alternating Current)電源又はDC(Direct Current)電源に接続されたことを検出した場合に起動信号を送信する電源接続インタフェース装置と、前記起動信号を受信した場合に起動して、前記蓄電池の充電に関わる他装置の電源のオン及びオフの制御、並びに、前記蓄電池に対するAC電力又はDC電力の充放電の監視を共通のハードウェア資源を用いて実行する電源制御兼充放電監視装置と、を1つのユニット内に有する充放電管理装置と、前記充放電管理装置とは別体のユニットであり、前記モータを駆動するモータ駆動装置を制御する駆動制御装置と、前記充放電管理装置とは別体のユニットであり、前記電源制御兼充放電監視装置の制御を受けて、前記蓄電池に対するAC電力の充放電を制御するAC充放電制御装置と、を具備する。
本開示によれば、EVの充電用の電源コネクタが外部電源に接続されてから充電が可能になるまでの時間を短縮できる充放電システムを提供できる。
本実施の形態に係る充放電システムを備えるEVの構成の例を示す図。 電源制御兼充放電監視装置の全体処理の例を示すフローチャート。 電源制御兼充放電監視装置におけるAC充電制御の例を示すフローチャート。 電源制御兼充放電監視装置におけるDC充電制御の例を示すフローチャート。 電源制御兼充放電監視装置におけるEV駆動制御の例を示すフローチャート。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
図1は、本実施の形態に係る充放電システムを備えるEV1の構成の一例を示す図である。図1において、太線は電力線を示し、細線及び破線は信号線を示す。また、細線の信号線は、破線の信号線よりも、高い通信セキュリティを有することを示す。なお、通信セキュリティの詳細については後述する。
EV1は、充放電に関わるシステム(充放電システム)として、蓄電池11、コンタクタ12、蓄電池監視装置13、モータ駆動装置14、モータ15、始動装置16、EV駆動制御装置17、DCコネクタ18、ACコネクタ19、AC充放電制御装置20、及び充放電管理装置100を備える。なお、充放電システムは、必ずしもこれら全ての構成要素を備える必要は無い。例えば、充放電システムは、充放電管理装置100、EV駆動制御装置17及びAC充放電制御装置20のみを備えても良い。
充放電管理装置100は、電源制御兼充放電監視装置101、及び電源接続I/F(Interface)装置102を、1ユニット内に備える。電源接続I/F装置102は、AC接続検出回路103、DC接続検出回路104、AC通信制御装置105、及びDC通信制御装置106を有する。なお、1ユニットである充放電管理装置100は、EV駆動制御装置17及びAC充放電制御装置20とは別体のユニットである。
<EVの概要>
次に、EV1が備える各装置について説明する。
蓄電池11は、充電及び放電が可能な電池(二次電池)である。蓄電池11は、複数のセルバッテリから構成される。セルバッテリは、例えば、リチウムイオン電池である。
コンタクタ12は、電力線301a、302a、303と蓄電池11との間の電力の流れのオンとオフを切り換えるいわゆるスイッチである。充電時にコンタクタ12がオンされた場合、電力が電力線301a、302aから蓄電池11へ流入する。放電時にコンタクタ12がオンされた場合、電力が蓄電池11から電力線303へ流出する。コンタクタ12がオフされた場合、蓄電池11と電力線301a、302a、303との間の電力の流れが遮断される。
蓄電池監視装置13は、信号線411を介してコンタクタ12と、信号線412を介して蓄電池11と、信号線405を介して電源制御兼充放電監視装置101と接続されている。蓄電池監視装置13は、信号線405を介して電源制御兼充放電監視装置101から受信した起動信号をトリガーに起動する。蓄電池監視装置13は、蓄電池11を監視及び制御する。具体的には、蓄電池監視装置13は、信号線405を介して電源制御兼充放電監視装置101から受信したコンタクタ12のオン/オフの指示に応じて、信号線411を介してコンタクタ12のオン/オフを切り換える。
また、蓄電池監視装置13は、信号線412を介して蓄電池11の状態を監視し、蓄電池11の状態を示す情報(以下「蓄電池状態情報」という)を生成する。蓄電池状態情報は、例えば、蓄電池11の最大充電量、蓄電池11の現時点の充電量、蓄電池11の温度等を含む。蓄電池監視装置13は、生成した蓄電池状態情報を、信号線405を介して、EV駆動制御装置17、AC充放電制御装置20、及び電源制御兼充放電監視装置101の少なくとも1つへ送信する。なお、信号線412は、例えば、蓄電池11の充放電電流、電池電圧、又は温度などを検出するセンサ(不図示)からの検出結果を蓄電池監視装置13へ伝達する信号線である。
モータ駆動装置14は、電力線303を介してコンタクタ12と、信号線413を介してEV駆動制御装置17と接続されている。モータ駆動装置14は、コンタクタ12がオンの場合に蓄電池11から電力線303を介して供給されるDC電力をAC電力に変換し、モータ15に供給する。また、モータ駆動装置14は、信号線413を介してEV駆動制御装置17から受信したモータ駆動の制御に関する信号(以下「モータ駆動制御信号」という)に基づいて、モータ15の駆動を制御する。例えば、モータ駆動装置14は、モータ駆動制御信号に応じて、モータ15に供給する電力量を調整する。
モータ15は、モータ駆動装置14から供給された電力を用いて駆動する。モータ15の駆動がEV1の走行に関する各機構に伝達され、EV1が走行する。
始動装置16は、信号線501を介して電源制御兼充放電監視装置101及びEV駆動制御装置17と接続されている。始動装置16は、例えば、イグニションキー又はスタートボタンである。始動装置16は、運転者等によってオンされると、信号線501を介して、電源制御兼充放電監視装置101及びEV駆動制御装置17に起動信号(以下「第3の起動信号」という)を送信する。また、始動装置16は、運転者等によってオフされると、信号線501を介して、電源制御兼充放電監視装置101及びEV駆動制御装置17に停止信号を送信する。なお、不図示の他の装置も信号線501を介して始動装置16と接続されている。当該他の装置には、EV1の外部と無線通信を行う通信装置なども含まれる。
EV駆動制御装置17は、信号線501を介して始動装置16と、信号線413を介してモータ駆動装置14と、信号線405を介して電源制御兼充放電監視装置101、AC充放電制御装置20及び蓄電池監視装置13と、接続されている。EV駆動制御装置17は、信号線501を介して電源制御兼充放電監視装置101から受信した起動信号をトリガーに起動する。EV駆動制御装置17は、運転者の運転操作に応じたモータ駆動制御信号を、信号線413を介してモータ駆動装置14に送信する。また、EV駆動制御装置17は、信号線405を介して蓄電池監視装置13から蓄電池状態情報を受信してよい。
DCコネクタ18は、電力線302aを介してコンタクタ12と接続されている。また、DCコネクタ18は、電力線302aから分岐した電力線302bを介してDC接続検出回路104と接続されている。また、DCコネクタ18は、信号線504を介してDC通信制御装置106と接続されている。DCコネクタ18は、外部DC電源のコネクタ(図示せず)と接続可能な構成である。DCコネクタ18を外部DC電源のコネクタに接続することにより、DC充電が開始される。外部DC電源のコネクタは、例えば、直接DC充電が可能な急速充電ステーションのコネクタである。
ACコネクタ19は、電力線301aを介してAC充放電制御装置20と接続されている。また、ACコネクタ19は、電力線301aから分岐した電力線301bを介してAC接続検出回路103と接続されている。また、ACコネクタ19は、信号線503を介してAC通信制御装置105と接続されている。ACコネクタ19は、外部AC電源のコネクタ(図示せず)と接続可能な構成である。ACコネクタ19を外部AC電源のコネクタに接続することにより、AC充電が開始される。外部AC電源のコネクタは、例えば、家庭用のAC電源のコネクタである。
AC充放電制御装置20は、ACコネクタ19とコンタクタ12との間を結ぶ電力線301aの間に配置されている。AC充放電制御装置20は、信号線405を介して、電源制御兼充放電監視装置101、EV駆動制御装置17、及び蓄電池監視装置13と接続されている。AC充放電制御装置20は、信号線405を介して電源制御兼充放電監視装置101から受信した起動信号をトリガーに起動する。AC充放電制御装置20は、AC充電時であってコンタクタ12がオンの場合、電力線301aを介して供給されたAC電力をDC電力に変換し、蓄電池11へ供給(充電)する。すなわち、AC充放電制御装置20は、AC/DC変換器を含む。なお、AC充放電制御装置20は、蓄電池11に蓄積されたDC電力をAC電力に変換し、電力線301aを介してACコネクタ19の接続先の装置へ供給(放電)してもよい。
なお、本実施の形態では、説明の簡略化のため、電源制御兼充放電監視装置101から信号線405を分岐させて、蓄電池監視装置13、EV駆動制御装置17およびAC充放電制御装置20に接続する構成を例示したが、電源制御兼充放電監視装置101から、蓄電池監視装置13、EV駆動制御装置17およびAC充放電制御装置20に対して、それぞれ別個に信号線が接続される構成でも良い。
<充放電管理装置>
充放電管理装置100は、EV1が備える蓄電池11の充電及び放電を管理する装置である。次に、充放電管理装置100が備える各装置について説明する。
AC接続検出回路103は、電力線301bを介してACコネクタ19と接続されており、信号線401を介して電源制御兼充放電監視装置101と接続されている。AC接続検出回路103は、ACコネクタ19が外部AC電源のコネクタと接続され、AC電力が電力線301bを介して供給された場合、信号線401を介して電源制御兼充放電監視装置101へ起動信号(以下「第1の起動信号」という)を送信する。
DC接続検出回路104は、電力線302bを介してDCコネクタ18と接続されており、信号線402を介して電源制御兼充放電監視装置101と接続されている。DC接続検出回路104は、DCコネクタ18が外部DC電源のコネクタと接続され、DC電力が電力線302bを介して供給された場合、信号線402を介して電源制御兼充放電監視装置101へ起動信号(以下「第2の起動信号」という)を送信する。
AC通信制御装置105は、信号線503を介してACコネクタ19と接続されており、信号線403を介して電源制御兼充放電監視装置101と接続されている。AC通信制御装置105は、ACコネクタ19が接続されている外部AC電源の管理装置(図示せず)と電源制御兼充放電監視装置101との間の通信を制御する。
ここで、信号線503は、信号線403よりも高い通信セキュリティを有する。その理由は次の通りである。すなわち、信号線503は外部に露出しているACコネクタ19に接続されているため、悪意のある者が、ACコネクタ19を介して信号線503に不正信号を入力でき得る。他方、信号線403は充放電管理装置100内に収容されているため、悪意のある者が信号線403に不正信号を入力することは困難である。そこで、例えば、信号線503には、比較的高コストであるが高い通信セキュリティであるCAN FD(Controller Area Network with Flexible Data rate)、Ethernet(登録商標)又はPLC(Power Line Communications)を用い、信号線403には、比較的低い通信セキュリティであるが低コストであるCAN(Controller Area Network)を用いる。または、AC通信制御装置105は、信号線503を流れるデータを暗号化し、信号線403を流れるデータを暗号化しない。このように、外部に露出している装置と接続されている信号線503には、高コストであるが高い通信セキュリティの構成を採用し、それ以外の信号線403には、低い通信セキュリティであるが低コストの構成を採用することにより、通信セキュリティと製品コストとのバランスを適切に保つことができる。
DC通信制御装置106は、信号線504を介してDCコネクタ18と接続されており、信号線404を介して電源制御兼充放電監視装置101と接続されている。DC通信制御装置106は、DCコネクタ18が接続されている外部DC電源の管理装置と電源制御兼充放電監視装置101との間の通信を制御する。また、AC通信制御装置105の場合と同様、信号線504は、信号線404よりも高い通信セキュリティを有する。例えば、信号線504にはCAN FD又はEthernetを用い、信号線404にはCANを用いる。なお、信号線504は、例えばCHAdeMO(登録商標)等、各国の急速充放電の規格に定められたものであってよい。
なお、本実施の形態では、説明の簡略化のため、信号線503と信号線504とをそれぞれ1本の信号線として記載したが、これらの信号線503、504は、複数の信号線で構成されていても良い。例えば、信号線504は、アナログ線およびCAN通信線から構成されていても良い。このとき、アナログ線は、DCコネクタ18に外部DC電源のコネクタが接続されたことを検出するための勘合検知信号を伝達するものである。CAN通信線は、充放電に必要な情報(蓄電池11の情報、急速充電ステーションの設備情報、異常の有無情報など)を伝達するものである。このような場合、少なくとも、充放電に関する重要な情報を伝達するCAN通信線を、CAN FD等の高い通信セキュリティを有する信号線とすることが好ましい。
図1に示すように、AC接続検出回路103、DC接続検出回路104、AC通信制御装置105、及びDC通信制御装置106は、電源接続I/F装置102として一体化されている。この一体化により、充放電管理装置100を、様々な充放電の規格に柔軟に対応させることができる。例えば、電源接続I/F装置102を、充放電の規格に対応するものに置き換えることにより、充放電管理装置100を、その充放電の規格に対応させることができる。
電源制御兼充放電監視装置101は、信号線401を介してAC接続検出回路103と、信号線402を介してDC接続検出回路104と、信号線403を介してAC通信制御装置105と、信号線404を介してDC通信制御装置106と、接続されている。また、電源制御兼充放電監視装置101は、信号線405を介して、EV駆動制御装置17、AC充放電制御装置20、及び蓄電池監視装置13と接続されている。また、電源制御兼充放電監視装置101は、信号線501を介して始動装置16と接続されている。
ここで、信号線501は、信号線401,402,403,404,405よりも高い通信セキュリティを有する。その理由は次の通りである。すなわち、信号線501は外部に露出している始動装置16に接続されているため、悪意のある者が、始動装置16を介して信号線501に不正信号を入力でき得る。他方、信号線401,402,403,404,405は充放電管理装置100及びEV1内に収容されているため、悪意のある者が信号線401,402,403,404,405に不正信号を入力することは困難である。そこで、例えば、信号線501には、比較的高コストであるが高い通信セキュリティであるCAN FD又はEthernetを用い、信号線401,402,403,404,405には、比較的低い通信セキュリティであるが低コストであるCANを用いる。または、電源制御兼充放電監視装置101は、信号線501を流れるデータを暗号化し、信号線401,402,403,404,405を流れるデータを暗号化しない。このように、外部に露出している装置と接続されている信号線501には、高コストであるが高い通信セキュリティの構成を採用し、それ以外の信号線401,402,403,404,405には、低い通信セキュリティであるが低コストの構成を採用することにより、通信セキュリティと製品コストとのバランスを適切に保つことができる。
電源制御兼充放電監視装置101は、信号線401を介してAC接続検出回路103から受信した第1の起動信号、信号線402を介してDC接続検出回路104から受信した第2の起動信号、又は、信号線501を介して始動装置16から受信した第3の起動信号をトリガーに起動する。
電源制御兼充放電監視装置101は、第1の起動信号を受信した場合、AC充電制御を行う。AC充電制御において、電源制御兼充放電監視装置101は、信号線405を介して、蓄電池監視装置13及びAC充放電制御装置20に起動信号を送信する。これにより、蓄電池監視装置13及びAC充放電制御装置20が起動する。
電源制御兼充放電監視装置101は、第2の起動信号を受信した場合、DC充電制御を行う。DC充電制御において、電源制御兼充放電監視装置101は、信号線405を介して、蓄電池監視装置13に起動信号を送信する。これにより、蓄電池監視装置13が起動する。
電源制御兼充放電監視装置101は、第3の起動信号を受信した場合、EV駆動制御を行う。EV駆動制御において、電源制御兼充放電監視装置101は、信号線405を介して、蓄電池監視装置13及びEV駆動制御装置17に起動信号を送信する。これにより、蓄電池監視装置13及びEV駆動制御装置17が起動する。なお、AC充電制御、DC充電制御及びEV駆動制御の更なる詳細については後述する(図3、図4、図5参照)。
このように、本実施の形態に係る電源制御兼充放電監視装置101は、AC接続検出回路103から直接第1の起動信号を受信して起動し、AC充電に関する他の装置に対して起動信号を送信する構成を採ることにより、ACコネクタ19を接続してからAC充電が可能になるまでの待ち時間を短縮できる。これはDC充電においても同様である。すなわち、本実施の形態に係る電源制御兼充放電監視装置101の構成によれば、例えば特許文献1のように、制御電源監視装置とEV充放電監視装置とを別個に設け、起動信号を受信した制御電源監視装置が、EV充放電監視装置に対して起動信号を送信し、その起動信号を受信したEV充放電監視装置が起動して、充電に関する他の装置に対して起動信号を送信する構成と比較して、充電が可能になるまでの待ち時間を短縮できる。
また、本実施の形態に係る電源制御兼充放電監視装置101によれば、電源制御兼充放電監視装置101に信号線401,402,403,404,405を直接接続できるので、例えば特許文献1のように、制御電源監視装置とEV充放電監視装置とを別個に設ける場合と比較して、信号線の本数を減らすことができる。
なお、図1に示すように、電源制御兼充放電監視装置101と電源接続I/F装置102とは、充放電管理装置100として一体化されている。これにより、EV1を、様々な充放電の規格に柔軟に対応させることができる。例えば、充放電管理装置100を、充放電の規格に対応するものに置き換えることにより、EV1を、その充放電の規格に対応させることができる。したがって、従来であれば、EV1を充放電の規格に対応させるために発生する、EV1内の各装置(例えば蓄電池監視装置13、EV駆動制御装置17、AC充放電制御装置20)の変更コストを抑制できる。
また、電源制御兼充放電監視装置101は、DCコネクタ18が接続された外部DC電源の種類(例えばコネクタの形状)に応じて、DC通信制御装置106と外部DC電源の管理装置との間(信号線504)において使用する通信プロトコルを切り換えてもよい。これにより、充放電の規格毎に通信プロトコルが異なる場合であっても、充放電管理装置100において通信プロトコルの違いを吸収できるため、上記同様、EV1内の各装置の変更コストを抑制できる。
<電源制御兼充放電監視装置の全体処理>
次に、図2のフローチャートを参照しながら、電源制御兼充放電監視装置101の全体処理について説明する。なお、本処理は、電源制御兼充放電監視装置101が、AC接続検出回路103から送信される第1の起動信号、DC接続検出回路104から送信される第2の起動信号、又は始動装置16から送信される第3の起動信号を受信して起動した後に実行される処理である。
電源制御兼充放電監視装置101は、第1の起動信号、第2の起動信号又は第3の起動信号の何れを受信したのかを判定する(S101)。
第1の起動信号を受信したと判定した場合(S101:第1)、電源制御兼充放電監視装置101は、AC充電制御を実行する(S102)。これにより、ACコネクタ19が接続されたタイミングで送信される第1の起動信号をトリガーに、電源制御兼充放電監視装置101は、直ちに起動してAC充電制御を開始するため、ACコネクタ19を接続してからAC充電が可能になるまでの待ち時間が短縮される。
第2の起動信号を受信したと判定した場合(S101:第2)、電源制御兼充放電監視装置101は、DC充電制御を実行する(S103)。これにより、DCコネクタ18が接続されたタイミングで送信される第2の起動信号をトリガーに、電源制御兼充放電監視装置101は、直ちに起動してDC充電制御を開始するため、DCコネクタ18を接続してからDC充電が可能になるまでの待ち時間が短縮される。
第3の起動信号を受信したと判定した場合(S101:第3)、電源制御兼充放電監視装置101は、EV駆動制御を実行する(S104)。これにより、始動装置16がオンされたタイミングで送信される第3の起動信号をトリガーに、電源制御兼充放電監視装置101は、直ちに起動してEV駆動制御を開始するため、始動装置16をオンしてからEV1が駆動するまでの待ち時間が短縮される。
<AC充電制御>
次に、図3に示すフローチャートを参照しながら、電源制御兼充放電監視装置101におけるAC充電制御について説明する。すなわち、以下の説明は、図2のAC充電制御(S102)の詳細に相当する。
電源制御兼充放電監視装置101は、信号線405を介して蓄電池監視装置13に起動信号を送信する(S201)。これにより、蓄電池監視装置13が起動する。なお、起動した蓄電池監視装置13は、信号線405を介して蓄電池状態情報を電源制御兼充放電監視装置101へ送信する。
また、電源制御兼充放電監視装置101は、信号線405を介してAC充放電制御装置20に起動信号を送信する(S202)。これにより、AC充放電制御装置20が起動する。
次に、電源制御兼充放電監視装置101は、蓄電池監視装置13から受信した蓄電池状態情報に基づいて、蓄電池11に充電が必要であるか否かを判定する(S203)。例えば、電源制御兼充放電監視装置101は、蓄電池11が満充電でない場合、充電を必要と判定し、蓄電池11が満充電である場合、充電を不要と判定する。充電を不要と判定した場合(S203:NO)、電源制御兼充放電監視装置101は、本処理を終了する(END)。
充電を必要と判定した場合(S203:YES)、電源制御兼充放電監視装置101は、信号線405を介して蓄電池監視装置13にコンタクタ12のオン指示を送信する(S204)。蓄電池監視装置13は、この指示を受信し、コンタクタ12をオンにする。これにより、蓄電池11への電力の流入(充電)が可能になる。
次に、電源制御兼充放電監視装置101は、AC通信制御装置105を介して外部AC電源の管理装置から充電制御信号を受信し、その受信した充電制御信号をAC充放電制御装置20へ送信する(S205)。外部AC電源の管理装置は、例えば、ACコネクタ19と外部AC電源との間に接続された、SAE J1772規格に準拠する充電ケーブル(EVSE)であり、その充電ケーブルが充電制御信号を送信しても良い。AC充放電制御装置20は、蓄電池監視装置13から受信した蓄電池状態情報と、電源制御兼充放電監視装置101から受信した充電制御信号とに基づいて、外部AC電源から供給されるAC電力と、変換したDC電力の蓄電池11への供給とを制御する。
次に、電源制御兼充放電監視装置101は、充電が完了するまで待機し(S206:NO)、充電が完了した場合(S206:YES)、本処理を終了する(END)。
以上の処理により、電源制御兼充放電監視装置101は、外部AC電源から供給された電力を、蓄電池11に充電できる。
<DC充電制御>
次に、図4に示すフローチャートを参照しながら、電源制御兼充放電監視装置101におけるDC充電制御について説明する。すなわち、以下の説明は、図2のDC充電制御(S103)の詳細に相当する。
電源制御兼充放電監視装置101は、信号線405を介して蓄電池監視装置13に起動信号を送信する(S301)。これにより、蓄電池監視装置13が起動する。なお、起動した蓄電池監視装置13は、信号線405を介して蓄電池状態情報を電源制御兼充放電監視装置101へ送信する。
次に、電源制御兼充放電監視装置101は、蓄電池監視装置13から受信した蓄電池状態情報に基づいて、蓄電池11に充電が必要であるか否かを判定する(S302)。充電を不要と判定した場合(S302:NO)、電源制御兼充放電監視装置101は、本処理を終了する(END)。
充電を必要と判定した場合(S302:YES)、電源制御兼充放電監視装置101は、信号線405を介して蓄電池監視装置13にコンタクタ12のオン指示を送信する(S303)。蓄電池監視装置13は、この指示を受信し、コンタクタ12をオンにする。これにより、蓄電池11への電力の流入(充電)が可能になる。
次に、電源制御兼充放電監視装置101は、蓄電池監視装置13から受信した蓄電池状態情報を、DC通信制御装置106を介して、外部DC電源の管理装置へ送信する(S304)。外部DC電源の管理装置は、例えば、急速充電ステーションである。外部DC電源の管理装置は、蓄電池状態情報に基づいて、DC電力の供給を制御する。これにより、DC電力が適切に蓄電池11に充電される。
次に、電源制御兼充放電監視装置101は、充電が完了するまで待機し(S305:NO)、充電が完了した場合(S305:YES)、本処理を終了する(END)。なお、電源制御兼充放電監視装置101は、充電中、蓄電池管理装置から定期的に蓄電池状態情報を受信し、外部DC電源の管理装置へ送信してよい。
以上の処理により、電源制御兼充放電監視装置101は、外部DC電源から供給された電力を、蓄電池11に充電できる。
<EV駆動制御>
次に、図5に示すフローチャートを参照しながら、電源制御兼充放電監視装置101におけるEV駆動制御について説明する。すなわち、以下の説明は、図2のEV駆動制御(S104)の詳細に相当する。
電源制御兼充放電監視装置101は、信号線405を介して蓄電池監視装置13に起動信号を送信する(S401)。これにより、蓄電池監視装置13が起動する。なお、起動した蓄電池監視装置13は、信号線405を介して蓄電池状態情報を電源制御兼充放電監視装置101に送信する。
また、電源制御兼充放電監視装置101は、信号線405を介してEV駆動制御装置17に起動信号を送信する(S402)。これにより、EV駆動制御装置17が起動する。
次に、電源制御兼充放電監視装置101は、蓄電池監視装置13から受信した蓄電池状態情報に基づいて、蓄電池11から放電が可能であるか否かを判定する(S403)。例えば、電源制御兼充放電監視装置101は、蓄電池11における充電量が所定の閾値以上である場合、放電が可能である判定し、蓄電池11の充電量が所定の閾値未満である場合、放電が不可能であると判定する。
蓄電池11からの放電が不可能であると判定した場合(S403:NO)、電源制御兼充放電監視装置101は、信号線405を介して、放電が不可能であることを示す信号(以下「放電不可信号」という)をEV駆動制御装置17へ送信し(S404)、本処理を終了する(END)。
蓄電池11からの放電が可能であると判定した場合(S403:YES)、電源制御兼充放電監視装置101は、信号線405を介して、放電が可能であることを示す信号(以下「放電可能信号」という)をEV駆動制御装置17へ送信する(S405)。なお、EV駆動制御装置17は、この放電可能信号を受信し、蓄電池監視装置13にコンタクタ12のオン指示を送信する。これにより、蓄電池11からモータ駆動装置14へDC電力が供給され、モータ15が駆動する。
電源制御兼充放電監視装置101は、始動装置16から、信号線501を介して、停止信号を受信するまで待機し(S406:NO)、停止信号を受信した場合(S406:YES)、本処理を終了する(END)。
以上の処理により、電源制御兼充放電監視装置101は、蓄電池11に蓄積されている電力を、モータ駆動装置14へ供給できる。
<本実施の形態のまとめ>
本実施の形態では、充放電管理装置100は、電源制御兼充放電監視装置101と、電源接続I/F装置102とを備える。電源接続I/F装置102は、外部AC電源に接続された場合に第1の起動信号を送信するAC接続検出回路103と、外部DC電源に接続された場合に第2の起動信号を送信するDC接続検出回路104と、外部AC電源の管理装置との通信を制御するAC通信制御装置105と、外部DC電源の管理装置との通信を制御するDC通信制御装置106と、を有する。電源制御兼充放電監視装置101は、第1の起動信号又は前記第2の起動信号を受信した場合に起動し、受信した起動信号が第1の起動信号である場合、AC通信制御装置105を介してAC電源の管理装置と通信を行い、AC電源から供給されるAC電力の蓄電池11への充電を監視し、受信した起動信号が第2の起動信号である場合、DC通信制御装置106を介してDC電源の管理装置と通信を行い、DC電源から供給されるDC電力の蓄電池11への充電を監視する。
これにより、電源制御兼充放電監視装置101は、AC接続検出回路103から直接第1の起動信号を受信して起動し、AC充電に関するEV1内の他装置に対して直ちに起動信号を送信できる。よって、ACコネクタ19を接続してからAC充電が可能になるまでの待ち時間を短縮できる。また、電源制御兼充放電監視装置101は、DC接続検出回路104から直接第2の起動信号を受信して起動し、DC充電に関するEV1内の他装置に対して直ちに起動信号を送信できる。よって、DCコネクタ18を接続してからDC充電が可能になるまでの待ち時間を短縮できる。
また、本実施の形態では、外部AC電源の管理装置とAC通信制御装置105との間、及び、外部DC電源の管理装置とDC通信制御装置106との間の通信の方が、電源制御兼充放電監視装置101とAC通信制御装置105との間、及び、電源制御兼充放電監視装置101とDC通信制御装置106との間の通信よりも、通信セキュリティレベルが高い。すなわち、外部に露出している装置と接続されている信号線には、高コストであるが高い通信セキュリティの構成を採用し、それ以外の信号線には、低い通信セキュリティであるが低コストの構成を採用する。これにより、通信セキュリティと製品コストとのバランスを適切に保つことができる。
上記の実施の形態の説明に用いた電源制御兼充放電監視装置101、AC通信制御装置105、DC通信制御装置106、及びEV駆動制御装置17等は、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又は、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
本開示は、蓄電池の充電及び放電を管理する充放電管理装置に好適である。
1 EV
11 蓄電池
12 コンタクタ
13 蓄電池監視装置
14 モータ駆動装置
15 モータ
16 始動装置
17 EV駆動制御装置
18 DCコネクタ
19 ACコネクタ
20 AC充放電制御装置
100 充放電管理装置
101 電源制御兼充放電監視装置
102 電源接続I/F装置
103 AC接続検出回路
104 DC接続検出回路
105 AC通信制御装置
106 DC通信制御装置

Claims (6)

  1. 蓄電池に充電された電力を駆動源にモータを駆動して走行する電動車両の充放電システムであって、
    充電用の電源コネクタが外部のAC(Alternating Current)電源又はDC(Direct Current)電源に接続されたことを検出した場合に起動信号を送信する電源接続インタフェース装置と、前記起動信号を受信した場合に起動して、前記蓄電池の充電に関わる他装置の電源のオン及びオフの制御、並びに、前記蓄電池に対するAC電力又はDC電力の充放電の監視を共通のハードウェア資源を用いて実行する電源制御兼充放電監視装置と、を1つのユニット内に有する充放電管理装置と、
    前記充放電管理装置とは別体のユニットであり、前記モータを駆動するモータ駆動装置を制御する駆動制御装置と、
    前記充放電管理装置とは別体のユニットであり、前記電源制御兼充放電監視装置の制御を受けて、前記蓄電池に対するAC電力の充放電を制御するAC充放電制御装置と、
    を具備する、
    充放電システム。
  2. 前記電源コネクタと前記電源接続インタフェース装置との間の通信の方が、前記電源接続インタフェース装置と前記電源制御兼充放電監視装置との間の通信よりも、通信セキュリティレベルが高い、
    請求項1に記載の充放電システム。
  3. 前記電源接続インタフェース装置は、
    前記電源コネクタが前記AC電源に接続されたことを検出した場合に、前記電源制御兼充放電監視装置に第1の起動信号を送信するAC接続検出回路と、
    前記電源コネクタが前記DC電源に接続されたことを検出した場合に、前記電源制御兼充放電監視装置に第2の起動信号を送信するDC接続検出回路と、
    前記AC電源の管理装置との通信を制御するAC通信制御装置と、
    前記DC電源の管理装置との通信を制御するDC通信制御装置と、を有し、
    前記電源制御兼充放電監視装置は、
    前記第1の起動信号を受信した場合、前記蓄電池の状態を監視する蓄電池監視装置及び前記AC充放電制御装置の電源をオンにし、前記AC通信制御装置を介して前記AC電源の管理装置と通信を行い、
    前記第2の起動信号を受信した場合、前記蓄電池監視装置の電源をオンにし、前記DC通信制御装置を介して前記DC電源の管理装置と通信を行う、
    請求項2に記載の充放電システム。
  4. 前記電源制御兼充放電監視装置は、
    前記電動車両の始動装置が操作された場合に前記始動装置から送信される第3の起動信号を受信した場合に起動し、前記蓄電池監視装置の電源をオンにする、
    請求項3に記載の充放電システム。
  5. 前記始動装置と前記電源制御兼充放電監視装置との間の通信の方が、前記電源制御兼充放電監視装置と前記蓄電池監視装置との間の通信よりも、通信セキュリティレベルが高い、
    請求項4に記載の充放電システム。
  6. 前記電源制御兼充放電監視装置は、
    前記DC電源に接続された前記電源コネクタの種類に応じて、前記DC通信制御装置と前記DC電源の管理装置との間において使用する通信プロトコルを切り換える、
    請求項3に記載の充放電システム。
JP2018061889A 2018-03-28 2018-03-28 充放電システム Pending JP2019176610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018061889A JP2019176610A (ja) 2018-03-28 2018-03-28 充放電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018061889A JP2019176610A (ja) 2018-03-28 2018-03-28 充放電システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019176610A true JP2019176610A (ja) 2019-10-10

Family

ID=68167872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018061889A Pending JP2019176610A (ja) 2018-03-28 2018-03-28 充放電システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019176610A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110014996B (zh) 电动车辆及电动车辆的控制方法
CN110087934B (zh) 车载控制装置
JP5808418B2 (ja) 電池監視装置、電池監視システム
US11958409B2 (en) Vehicle and method of notifying charging information of vehicle
US9886802B2 (en) Vehicle power supply device and malfunction diagnosis method thereof
US9821669B2 (en) Electric vehicular connector and vehicular power supply device
WO2013051688A1 (ja) 電池状態管理装置、電池状態管理方法
US9346366B2 (en) Charge/discharge system
JP2016201915A (ja) 車両の電源装置
US9994111B2 (en) Method for performing a jump starting operation or a remote charging operation of vehicles
JP2010273427A (ja) 電動車両用電源装置および組電池
US9755443B2 (en) Safety concept for batteries
KR101664745B1 (ko) 배터리의 릴레이 융착 검출 방법
KR101926195B1 (ko) 병렬 팩 배터리 시스템의 릴레이 융착 관리 장치 및 그 방법
JP2013230022A (ja) 車両
WO2014068782A1 (ja) 車両
JP2013090496A (ja) 電気自動車用充電装置
JP2018186670A (ja) 充電システムまたは充電器
US20150214767A1 (en) Safety Concept for Batteries
WO2017130564A1 (ja) 充放電システム
JP7253952B2 (ja) 車両
US20140049103A1 (en) Method for Transferring Batteries to a Discharged State, Battery Management System, Inverter, System for Generating an AC Voltage, Charging Current Source and Motor Vehicle
JP2014204527A (ja) 車両間電力放充電装置及び車両間電力放充電方法
JP2019176610A (ja) 充放電システム
US20240208410A1 (en) Vehicle and method of notifying charging information of vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190625

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191021