JP2019173830A - 差動歯車装置 - Google Patents

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航平 伊藤
Kohei Ito
航平 伊藤
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    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
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Abstract

【課題】本発明は、リングギヤが複数のボルトによってデフケースに締着固定された差動歯車装置であって、ボルトの緩みを効率的に防止できる差動歯車装置を提供することを課題とする。【解決手段】外歯式のリングギヤと、リングギヤと一体回転するデフケースとを備え、デフケースにおけるリングギヤの回転軸の軸回り方向に沿う周囲には、フランジ状に一体的に形成された取付部が形成され、リングギヤは複数のボルトによって取付部に締着固定され、複数のボルトは、回転軸の軸回り方向に並べて配置され、前記ボルトの配置密度が前記デフケースの剛性変化が小さい部分では低くなり、且つ剛性変化が大きい部分では高くなるように前記各ボルトが配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、リングギヤが複数のボルトによってデフケースに締着固定された差動歯車装置に関する。
特許文献1に示す差動歯車装置は、外歯式のリングギヤと、前記リングギヤと一体回転するデフケースとを備えている。前記デフケースにおける前記リングギヤの回転軸の軸回り方向に沿う周囲には、フランジ状に一体的に形成された取付部が形成されている。前記リングギヤは複数のボルトによって前記取付部に締着固定されている。前記複数のボルトは、前記回転軸の軸回り方向に並べて配置されている。
しかし、前記差動歯車装置は、一部の前記ボルトの緩みを防止することが困難である。緩んだ前記ボルトは前記リングギヤの前記デフケースへの締着の状態を悪化させる大きな原因の1つになる。
特開2010−265924号公報
本発明は、リングギヤが複数のボルトによってデフケースに締着固定された差動歯車装置であって、ボルトの緩みを効率的に防止できる差動歯車装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、リングギヤが複数のボルトによってデフケースに締着固定された差動歯車装置であって、外歯式の前記リングギヤと、前記リングギヤと一体回転するデフケースとを備え、前記デフケースにおけるリングギヤの回転軸の軸回り方向に沿う周囲には、フランジ状に一体的に形成された取付部が形成され、前記リングギヤは複数のボルトによって前記取付部に締着固定され、前記複数のボルトは、前記回転軸の軸回り方向に並べて配置され、前記ボルトの配置密度が前記デフケースの剛性変化が小さい部分では低くなり、且つ剛性変化が大きい部分では高くなるように前記各ボルトが配置されたことを特徴とする。
前記デフケースには、その周囲に沿って、内部を露出させる窓部と、周壁の少なくとも一部を構成する柱部とが交互に形成され、前記取付部の前記窓部の中心に近い部分は前記ボルトを省略したものとしてもよい。
前記デフケースには、その周囲に沿って、内部を露出させる窓部と、周壁の少なくとも一部を構成する柱部とが交互に形成され、前記取付部の前記柱部の中心に近い部分は前記ボルトを省略したものとしてもよい。
前記リングギヤがはすば歯車であるものとしてもよい。
本発明によれば、デフケースの剛性の変化に応じてボルトの配置密度を変えることにより、各ボルトの緩みを効率的に防止可能になる。
本発明を適用した差動歯車装置を搭載した走行駆動装置の構成を概念的に示す概念図である。 デフケース及びリングギヤの斜視図である。 デフケース及びリングギヤの分解斜視図である。 デフケース及びリングギヤの側面図である。 本発明の他の実施形態に係るデフケース及びリングギヤの側面図である。
図1は、本発明を適用した差動歯車装置を搭載した走行駆動装置の構成を概念的に示す概念図である。前記走行駆動装置は、FFの駆動方式を採用した自動車に搭載される。前記走行駆動装置は、原動機の一種であるエンジン1と、前記エンジン1の動力を変速して伝動するトランスミッション2と、前記トランスミッション2から出力された動力が伝動される差動歯車機構3とを備えている。
前記差動歯車機構3は、左右一対のドライブシャフト4,4に動力を分配し、前記各ドライブシャフト4,4に装着された車輪6,6を回転駆動させる。左右の前記車輪6,6は前輪である。左右一対の後輪7,7は、遊転自在に車台に支持されている。左右の前記ドライブシャフト4,4は、同一軸心上に配置される。
図2乃至図4はデフケース及びリングギヤの斜視図、分解斜視図及び側面図である。前記差動歯車装置3は、前記トランスミッション2が内装されたミッションケースに一体的に取付けられた外ケースと、前記外ケース内に回転自在に支持されたデフケース8と、前記デフケース8に外装されるリングギヤ9とを備えている。
前記デフケース8の回転軸Xが左右の前記ドライブシャフト4,4と同一軸心となるように、前記デフケース8が軸受によって前記外ケース内に支持される。前記デフケース8は、前記回転軸Xを軸心とする円筒状に成形されている。前記デフケース8の一方側は径が減少し、他方側は径が増加している。前記デフケース8の両端部には、左右の前記ドライブシャフト4,4が挿通される筒状の挿通部11,11がそれぞれ形成されている。
前記デフケース8の内部には、左右の前記ドライブシャフト4,4の左右内側の端部にそれぞれ装着される左右一対の前記サイドギヤ13,13と、左右の前記サイドギヤ13,13の両方に噛合って前記回転軸Xの軸回り方向に前記デフケース8と共に公転する一対のピニオンギヤ12,12とが配置されている。
前記デフケース8には、その周囲に沿って、前記デフケース8の内部を露出させる窓部8aと、内部を覆う周壁の一部を構成する柱部8bとが交互に形成されている。隣接する前記窓部8aと前記柱部8bの間隔は、1/4周に設定されている。
前記デフケース8の前記回転軸Xの軸方向における径が大きい側の端部には、径が拡大したフランジ状の取付部14が一体的に形成されている。前記取付部14は、前記回転軸Xの軸方向視で、前記回転軸Xの軸回り方向に沿って円形環状をなしている。
前記リングギヤ9は、前記回転軸Xを中心とする円形リング状に成形された外歯式のはすば歯車である。すなわち、前記リングギヤ9の円形リング部分の外周側には所定ピッチ毎に歯9aが形成されている。一方、前記リングギヤ9の円形リング部分の内周側からは、その全周に亘り、径方向内側に膨出したリブ部16が一体的に形成されている。前記リブ部16は歯幅よりも薄い肉厚に設定されている。
前記リブ部16は、前記回転軸Xの軸方向で、前記取付部14と同一又は略同一形状となる円形環状をなしている。前記リブ部16は、前記回転軸Xの軸回り方向に環状に並べて配置された複数のボルト17によって、前記デフケース8の前記取付部14に着脱可能に締着固定される被取付部になる。ちなみに、前記リングギヤ9が前記デフケース8に締着固定された場合、前記デフケース8の前記取付部14以外の部分が前記リブ16の内周縁側に挿通された状態になる。
前記ボルト17による固定について説明する。前記取付部14及び前記リブ16には、複数の孔14a,16aがそれぞれ形成されている。前記孔14a及び前記孔16aの少なくとも一方の内周面には、前記ボルト17の外周に形成された雄ネジと係合する雌ネジが形成されている。複数の前記孔14aと、複数の前記孔16aとは、前記回転軸Xの軸方向視で、互いに同一形状にそれぞれ成形され且つ互いに成形箇所も一致している。複数の前記孔14a及び複数の前記孔16aは、その中心から前記回転軸Xまでの直線距離が全て等しく、前記回転軸Xを中心とした円形環状に配置されている。
このため、前記リブ16を適切な位相で前記取付部14に当接させた場合、全ての前記孔16aが対応する前記孔14aと連接され、前記ボルト17を挿入可能なボルト孔を構成する。前記各ボルト孔に前記ボルト17を挿入し、ネジ締めすることによって、前記リブ部16と前記取付部14とを締着させる。ちなみに、前記ボルト17の挿入方向は、その挿入方向の奥側に位置する前記孔14a,16aの内周面に少なくとも雌ネジが形成されるように、その向きを設定する必要がある。
前記各ボルト17は、前記回転軸Xの軸方向に平行な方向に向けられている。環状に配置された前記複数のボルト17における隣接する前記ボルト17,17同士の間隔は、前記デフケース8の剛性変化が大きい部分ほど短く設定され、剛性変化が小さい部分ほど大きく設定される。
すなわち、前記ボルト17の密集度合いである配置密度は、前記デフケース8の剛性の高低に基づいて定められることはなく、前記デフケース8の剛性変化の大小に基づいて定められる。具体的には、前記ボルト17の配置密度が前記デフケース8の剛性変化が大きい部分ほど高くなり、剛性変化が小さい部分ほど低くなるように各前記ボルト17が配置されている。また、前記ボルト17がこのような配置構成になるように、前記孔14a,16aの形成箇所が定められている。
例えば、図2乃至図4に示す例では、前記ボルト17を前記リブ部16及び前記取付部14の周方向に等間隔に満遍なく配置することを仮定し、その中から、前記デフケース8の剛性変化が小さい部分の前記ボルト17を省略する。
具体的には、前記デフケース8における前記窓部8aの中央部分の剛性は、他の部分に比べて低いが、剛性変化は小さい。このため、前記取付部14の周方向における前記窓部8aの中央部に近い側の部分では、前記ボルト17が省略される。
また、前記デフケース8における前記柱部8bの中央部分の剛性変化も小さい。このため、前記取付部14の周方向における前記柱部8bの中央部に近い側の部分でも、前記ボルト17が省略される。
一方、前記デフケース8における前記窓部8aと前記柱部8bとの境界部分は、周囲に比べてそれほど剛性は低くないが、剛性変化は大きい。このため、前記取付部14の周方向における前記窓部8aと前記柱部8bとの境界部分には、必ず前記ボルト17を設け、省略はしない。
以上のように構成される差動歯車装置によれば、複数の前記ボルト17によって前記リングギヤ9を前記デフケース8に締着固定させた後の前記ボルト17の緩みを効率的に防止できる。なお、前記ボルト17の緩みが前記デフケース8の剛性の高低に依存するものではなく、剛性変化に依存することは、本願発明者らが実験を重ねて見いだした事項である。
なお、前記差動歯車装置は、前後の前記車輪4,7への分配や、FRの駆動方式を採用した自動車の左右の前記後輪7,7への動力の分配や、ハイブリット車の動力の分岐等に適用可能である。
次に、図5に基づき、本発明の他の実施形態について、上述の形態と異なる部分を説明する。
図5は、本発明の他の実施形態に係るデフケース及びリングギヤの側面図である。この実施形態では、前記ボルト17を省略する部分は上述の形態と同様である。一方、前記ボルト17は、前記デフケース8の剛性変化が大きい前記窓部8aと前記柱部8bとの境界部分及びその近傍において集中的に不等間隔に配置されている。すなわち、前記ボルト17の密集度合いが、前記デフケース8の剛性変化の大小の度合いにより近くなるように、複数の前記ボルト17を不等間隔に円形環状に配置している。
8 デフケース
8a 窓部
8b 柱部
9 リングギヤ
14 取付部
17 ボルト
X 回転軸

Claims (4)

  1. リングギヤが複数のボルトによってデフケースに締着固定された差動歯車装置であって、
    外歯式のリングギヤと、
    前記リングギヤと一体回転するデフケースとを備え、
    前記デフケースにおける前記リングギヤの回転軸の軸回り方向に沿う周囲には、フランジ状に一体的に形成された取付部が形成され、
    前記リングギヤは複数のボルトによって前記取付部に締着固定され、
    前記複数のボルトは、前記回転軸の軸回り方向に並べて配置され、
    前記ボルトの配置密度が前記デフケースの剛性変化が小さい部分では低くなり、且つ剛性変化が大きい部分では高くなるように前記各ボルトが配置された
    ことを特徴とする差動歯車装置。
  2. 前記デフケースには、その周囲に沿って、内部を露出させる窓部と、周壁の少なくとも一部を構成する柱部とが交互に形成され、
    前記取付部の前記窓部の中心に近い部分は前記ボルトを省略した
    請求項1に記載の差動歯車装置。
  3. 前記デフケースには、その周囲に沿って、内部を露出させる窓部と、周壁の少なくとも一部を構成する柱部とが交互に形成され、
    前記取付部の前記柱部の中心に近い部分は前記ボルトを省略した
    請求項1に記載の差動歯車装置。
  4. 前記リングギヤがはすば歯車である
    請求項1乃至3の何れかに記載の差動歯車装置。
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