JP2019165819A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】キッチンテーブルを構成する化粧板が排出空気による温度変化及び湿気を受けることがない食器洗浄機を提供するものである。【解決手段】食器洗浄機100は筐体10と洗浄槽20とドア部11と洗浄槽20の内部の空気を排出させる第1送風装置14と排気機構部30とを有し、排気機構部30は空気の排出経路を形成する導風部と、導風部内に洗浄槽の外部の空気を供給する第2送風装置とを有し、導風部は第1送風装置14によって洗浄槽20から浸入した空気が上方に向かう上昇経路と、上昇経路を通過した空気が下方に向かう下降経路とを有し、第2送風装置により供給される空気が下降経路に供給される構成とすることで、洗浄槽20から排出される空気と洗浄槽20の外部の空気とが混合される混合室を形成するものであって、排出空気の温度及び湿度を調整することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、食器類の洗浄を行う食器洗浄機に関するものである。
従来の食器洗浄機には、システムキッチンに収容される食器洗浄機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の食器洗浄機は、食器洗浄機本体より洗浄槽を引き出し、この洗浄槽内に食器を収納してこの食器の洗浄を行うものである。
特開2001−046301号公報
特許文献1に記載の食器洗浄機の構成では、システムキッチンに収容された状態で、洗浄槽内の空気を排出するためには、洗浄槽の前方に排気口を配置する必要がある。しかしながら、洗浄槽から排出される空気は、高温かつ湿気を含んでいる。したがって、洗浄槽内から食器洗浄機の外部にそのまま洗浄槽内の空気を排出させるとシスステムキッチンのキッチンテーブルを構成する化粧板に温度変化及び湿気を与え、化粧板を腐敗させる恐れがある。
本発明は、上記のような課題を解決するものであり、キッチンテーブルを構成する化粧板が排出空気による温度変化及び湿気を受けることがない食器洗浄機を提供するものである。
本発明に係る食器洗浄機は、前面に開口部が形成された筐体と、筐体の内部に収容される洗浄槽と、洗浄槽の前方に取り付けられ開口部を覆うドア部と、洗浄槽の内部に洗浄槽の外部の空気を供給し、洗浄槽の内部の空気を排出させる第1送風装置と、を有し、洗浄槽は、ドア部と対向する前壁部に取り付けられ、洗浄槽から排出される空気の状態を変化させる排気機構部を有し、排気機構部は、洗浄槽の前壁部に形成された吸気口と、ドア部に形成された排気口との間の空気の排出経路を形成する導風部と、導風部内に洗浄槽の外部の空気を供給する第2送風装置と、導風部と第2送風装置とを接続する送風管と、を有し、導風部は、第1送風装置の作動によって洗浄槽の吸気口から導風部内に浸入した空気が、吸気口から上方に向かう管路を形成する上昇経路と、上端部が上昇経路と連通し、下端部がドア部の排気口と連通し、上昇経路を通過した空気が下方に向かう管路を形成する下降経路と、を有し、送風管の上端部が下降経路の上端部に接続され、送風管の下端部に接続された第2送風装置により供給される空気が下降経路に供給されて、下降経路が洗浄槽から排出される空気と洗浄槽の外部の空気とが混合される混合室を形成するものである。
本発明による食器洗浄機は、上昇経路と下降経路とを形成する導風部と、導風部に洗浄槽の外部の空気を供給する第2送風装置と、導風部と第2送風装置とを接続する送風管と、を有する。そして、食器洗浄機は、送風管の上端部が下降経路の上端部に接続され、送風管の下端部に接続された第2送風装置により供給される空気が下降経路に供給されて、下降経路が洗浄槽から排出される空気と洗浄槽の外部の空気とが混合される混合室を形成するものである。この混合室内では、洗浄槽内から導風部内に排出された空気が、第2送風装置によって供給される洗浄槽の外部の空気と混合されることで、温度及び湿度が調整される。その結果、キッチンテーブルを構成する化粧板は、食器洗浄機の外部に排出される洗浄槽内の空気によって温度変化及び湿気を受けることがない。
本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機の正面図である。 図1の食器洗浄機のA−A線断面模式図である。 図2の洗浄槽の正面図である。 図3の制御装置のブロック図である。 図3の洗浄槽のB部における排気機構部の拡大図である。 図3の洗浄槽と排気機構部のC−C線断面図である。 図6の洗浄槽のD部における排気機構部の拡大図である。 本発明の実施の形態2の食器洗浄機の洗浄槽の正面図である。 図8の洗浄槽のE部における排気機構部の拡大図である。 本発明の実施の形態3の食器洗浄機の洗浄槽の斜視図である。 図10の延設部のF部における断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る食器洗浄機100について、図面を参照しながら説明する。なお、図1を含む以下の図面では、各構成部材の相対的な寸法の関係及び形状等が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。また、理解を容易にするために方向あるいは位置を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いる。しかし、これらの表記は、説明の便宜上、そのように記載しているだけであって、装置あるいは部品の配置及び向きを限定するものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機100の正面図である。図2は、図1の食器洗浄機100のA−A線断面模式図である。図1及び図2を参照して食器洗浄機100の各部の構成を説明する。なお、以下の図面に示すX軸は、X1側を左、X2側を右として食器洗浄機100の左右の幅方向を示す。また、Y軸は、Y1側を前、Y2側を後として食器洗浄機100の前後の奥行き方向を示す。さらに、Z軸は、Z1側を上、Z2側を下として食器洗浄機100の上下方向を示すものである。X軸、Y軸、Z軸は、直交しており、X軸とY軸とは水平方向であり、Z軸はX軸とY軸とに対して垂直方向である。
[食器洗浄機100]
本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機100は、例えば、キッチンテーブルに組み込まれて使用される食器類80を洗浄するための洗浄機である。図2に示すように、食器洗浄機100は、食器洗浄機100の外郭となる筐体10と、筐体10の内部に収容され食器類80を収納する洗浄槽20と、を有する。また、食器洗浄機100は、洗浄槽20の上面に設けられており、洗浄槽20の上面開口部20aを開閉する蓋体21と、洗浄槽20の前方に取り付けられており、筐体10の内部に収容された洗浄槽20が取り出される際に開閉されるドア部11と、を備えている。さらに、食器洗浄機100は、食器洗浄機100の動作を制御する制御装置18を備えている。
(筐体10)
筐体10は、箱状に形成されており、筐体10の前面には前面開口部10aが形成されている。前面開口部10aは、筐体10の前面の壁部を貫通する開口であり、この前面開口部10aには、ドア部11が配置されている。この前面開口部10aを介して洗浄槽20が、筐体10の内部に収容され、また、筐体10から外部に引き出される。筐体10の内部には、給水弁12が設けられている。給水弁12は、筐体10の外部から水道水を洗浄槽20内に供給し、また、洗浄槽20内への水道水の供給を停止する弁である。また、筐体10の内部には、洗浄槽20の後方に、空気を加熱して温風にするための乾燥用ヒーター13と、その温風を洗浄槽20内に供給するための第1送風装置14と、がそれぞれ取り付けられている。第1送風装置14は、乾燥用ヒーター13により暖められた空気を洗浄槽20内に供給する。すなわち、第1送風装置14は、洗浄槽20の内部に洗浄槽20の外部の空気を供給すると共に、供給した空気によって洗浄槽20の内部の空気を食器洗浄機100の外部に排出させる。
(洗浄槽20)
洗浄槽20は、箱状に形成されており、洗浄槽20の上面には上面開口部20aが形成されている。上面開口部20aは、洗浄槽20の上面に形成された開口であり、使用者は、上面開口部20aを介して洗浄槽20の内部に食器類80を収納し、また、洗浄槽20の内部から食器類80を取り出すことができる。洗浄槽20の内部に収納される食器類80は、洗浄槽20内に設けられた食器かご81に載置される。洗浄槽20の底壁部20bの少なくとも一部に、鉛直下方向(Z軸方向)に膨出した凹部22が設けられている。凹部22の四側面のうちいずれかの側面部あるいは底面部には、洗浄槽20内に貯留される洗浄用水の水位を検知する水位検知装置23と、洗浄用水の温度を検知する水温検知装置24と、洗浄用水を加熱する湯沸かしヒーター25とがそれぞれ取り付けられている。また、洗浄用水を加圧する加圧ポンプ26は、凹部22の側面に形成された開口と連通して取り付けられている。
加圧ポンプ26は、洗浄槽20の外部に設けられている。加圧ポンプ26によって加圧された洗浄用水は、洗浄槽20の底壁部20bに設けられた軸部27を通って、洗浄ノズル28に送られる。軸部27は、一端が加圧ポンプ26と接続し、他端が洗浄ノズル28と接続する。洗浄ノズル28には複数の貫通孔が形成されており、加圧ポンプ26から加圧されて送られた洗浄用水が、貫通孔から噴射される。洗浄ノズル28は、食器類80の下方に配置されている。そして、加圧ポンプ26によって送られた洗浄用水が、洗浄ノズル28から食器類80に向けて噴射され、食器類80が洗浄される。また、加圧ポンプ26と同様に、洗浄槽20の外部には排水ポンプ29が設けられている。排水ポンプ29は、排水配管29aを介して洗浄槽20の凹部22と連通しており、洗浄槽20内に貯留されている洗浄用水を排水するものである。
洗浄槽20は、筐体10に設けられた固定レール15と洗浄槽20に設けられた可動レール(図示せず)とにより、ドア部11を筐体10から正面側に引き出すことで前方(Y1側)に移動させることができる。また、筐体10には洗浄槽20が必要なとき以外は前方へ移動しないよう、洗浄槽20を筐体10の内部に保持するための保持機構16が設けられている。洗浄槽20を筐体10の内部方向(Y2側)に所定の保持位置まで押し込むと、洗浄槽20は保持機構16により所定の位置に保持される。このとき保持機構16は、例えばバネ等の弾性体(図示せず)によって洗浄槽20が引き出される方向(Y1方向)とは反対の力で付勢されるようになり、洗浄槽20を筐体10内に保持することができる。
(蓋体21)
蓋体21は、洗浄槽20の上部に形成された上面開口部20aを開閉し、洗浄槽20の内部と外部とを区画する。蓋体21は、筐体10の内面上部に設けられている。蓋体21には、リンク機構(図示せず)の一端が取り付けられていて、リンク機構の他端は筐体10の内面上部に取り付けられている。そして、このリンク機構により、蓋体21は、洗浄槽20が筐体10から引き出される際に持ち上げられて洗浄槽20を開放し、洗浄槽20が筐体10に収納される際に下降して洗浄槽20を閉塞する。また、蓋体21は、リンク機構によって、洗浄槽20が筐体10から引き出される際に、洗浄槽20と一緒に筐体10から引き出されないように構成されている。
(ドア部11)
図1及び図2に示すように、食器洗浄機100の正面にはドア部11が設けられている。ドア部11は、洗浄槽20の前方に取り付けられ筐体10の前面開口部10aを覆う。ドア部11は、筐体10の前面側の壁部の一部を構成する。ドア部11の上部には、筐体10から正面側(Y1側)に洗浄槽20を引き出す際に手を掛けるための手掛け部17が設けられている。ドア部11は、上部に操作パネル19を有し、操作パネル19の左右方向(X軸方向)の右側には操作部19aが設けられている。操作部19aは、使用者による操作指示の入力を受け付け、これに対応した操作信号を制御装置18に出力するものである。操作部19aには、食器洗浄機100の電源を入れるための電源スイッチ19a1と、食器洗浄機100の運転をスタートさせ、または、一時停止させる運転スイッチ19a2とが設けられている。また、ドア部11の左右方向(X軸方向)の左側(X1側)かつ上下方向(Z軸方向)のほぼ中央には、洗浄槽20内の空気を食器洗浄機100の外部へ排出する排気口11aが形成されている。
図3は、図2の洗浄槽20の正面図である。図3に示すように、洗浄槽20の前壁部20cには制御装置18と、排気機構部30とが取り付けられている。この前壁部20cは、ドア部11と対向する壁面であり、前壁部20cとドア部11との間には空間が形成されている。より詳細には、図2及び図3に示すように、制御装置18と、排気機構部30とは、前壁部20cのドア部11と対向する面に取り付けられており、ドア部11と洗浄槽20の前壁部20cとの間の空間に配置されている。図3に示すように、制御装置18は、前壁部20cの右下部取り付けられている。また、図3に示すように、前壁部20cの左上部には、側部開口33が形成されている。そして、排気機構部30は、この洗浄槽20の前壁部20cに形成された側部開口33に取り付けられている。排気機構部30は、洗浄槽20内の空気を食器洗浄機100の外部に排出する機構であり、洗浄槽20から排出される空気の状態を変化させる機構である。なお、空気の状態とは、例えば、温度あるいは湿度である。
(制御装置18)
図4は、図3の制御装置18のブロック図である。制御装置18は、例えば、専用のハードウェア、または記憶部に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)で構成される。制御装置18は、食器洗浄機100を構成する各機器の動作を制御するものである。制御装置18は、水位検知装置23及び水温検知装置24によって検知された情報を受信する。制御装置18は、給水弁12、加圧ポンプ26、湯沸かしヒーター25、排水ポンプ29、第1送風装置14、乾燥用ヒーター13、第2送風装置50等を制御する。制御装置18は、また計時機能を備える。例えば、制御装置18は、洗浄工程、すすぎ工程、加熱すすぎ工程、乾燥工程等のいずれか1つ以上の工程において、所定の時間の間隔で第1送風装置14の電源を入れ又は電源を切り、第1送風装置14から洗浄槽20内に送風される空気の風量を調整する。その結果、制御装置18は、洗浄槽20から食器洗浄機100の外部に排出される空気の温度及び湿度を調整することができる。同様に、制御装置18は、洗浄工程、すすぎ工程、加熱すすぎ工程、乾燥工程等のいずれか1つ以上の工程において、所定の時間の間隔で第2送風装置50の電源を入れ又は電源を切り、第2送風装置50から後述する導風部31に供給される空気の風量を調整する。その結果、制御装置18は、洗浄槽20から食器洗浄機100の外部に排出される空気の温度及び湿度を更に調整することができる。さらに、制御装置18は、洗浄工程、すすぎ工程、加熱すすぎ工程、乾燥工程等のいずれか1つ以上の工程において、所定の時間の間隔で第1送風装置14の電源を入れ又は電源を切り、第1送風装置14から洗浄槽20内に送風される空気の風量を調整する。そして、制御装置18は、第1送風装置14の制御と共に、いずれか1つ以上の工程において、所定の時間の間隔で第2送風装置50の電源を入れ又は電源を切り、第2送風装置50から後述する導風部31に供給される空気の風量を調整してもよい。その結果、制御装置18は、洗浄槽20から食器洗浄機100の外部に排出される空気の温度及び湿度を更に調整することができる。また、制御装置18は、第1送風装置14の電源を入れ又は電源を切る制御と共に、乾燥用ヒーター13の電源を入れ又は電源を切る制御を行うことで、洗浄槽20から食器洗浄機100の外部に排出される空気の温度及び湿度を調整することができる。
(排気機構部30)
図5は、図3の洗浄槽20のB部における排気機構部30の拡大図である。図5を用いては排気機構部30の構成について説明する。排気機構部30は第2送風装置50と、送風管32と、導風部31と、を有する。
(第2送風装置50)
第2送風装置50は、洗浄槽20の外部の空気を導風部31内の風路に供給する。第2送風装置50によって導風部31内に供給された空気は、導風部31内を通る洗浄槽20内の加熱された空気と混合することで、食器洗浄機100の外部には温度及び湿度の調整された空気が排出される。第2送風装置50は、例えば、モータとファンとを有し、モータの回転に伴うファンの回転により洗浄槽20の外部の空気を吸い込み、吸い込んだ空気を導風部31内に供給する。第2送風装置50は、導風部31の下方に配置されている。第2送風装置50を、導風部31の下方に配置することで、食器洗浄機100の下方に位置する温度の低い空気を吸い込むことができ、低い温度の空気を導風部31内に供給することができる。
(送風管32)
送風管32は、第2送風装置50と導風部31とを接続する管であり、第2送風装置50によって供給される空気を、導風部31内に導くものである。送風管32の下端部32bは、第2送風装置50と接続され、送風管32の上端部32aは、導風部31と接続される。送風管32は、上下方向(Z軸方向)に延設され、導風部31の側壁部31gに沿って配置されている。導風部31の側壁部31gは、上下方向(Z軸方向)に延設された壁であり、洗浄槽20の前壁部20cと、導風部31の導風前壁部31aとの間に配置されている壁である。すなわち、送風管32は、導風部31の左右方向(X軸方向)において、導風部31の側方に配置されている。送風管32の上端部32aは、導風部31の側壁部31g側に曲折して側壁部31gの上端部31g1と接続する。なお、図5では、送風管32は、導風部31の左右方向(X軸方向)において、導風部31の左側(X1側)に配置され、上端部31g1は、右側(X2)に向かって曲折して導風部31の左側(X1側)の側壁部31gと接続されている。しかし、送風管32と導風部31との配置関係は当該構成に限定されるものではない。たとえば、送風管32は、導風部31の左右方向(X軸方向)において、導風部31の右側(X2側)に配置され、上端部31g1は、左側(X1)に向かって曲折して導風部31の右側(X2側)の側壁部31gと接続されてもよい。
(導風部31)
図6は、図3の洗浄槽20と排気機構部30のC−C線断面図である。図6を用いて導風部31の内部構成について説明する。導風部31は、洗浄槽20の内部と、ドア部11の外部とを連通させる排気経路を形成する。洗浄槽20内の空気は、第1送風装置14により洗浄槽20の外部から洗浄槽20内に供給される空気によって、導風部31を介して洗浄槽20から食器洗浄機100の外部に排出される。導風部31は、箱状に形成されており、ドア部11と対向する面を構成する導風前壁部31aを有する。この導風前壁部31aの下端部には、ドア部11の排気口11aと連通する内部排気口34が形成されている。導風部31は、洗浄槽20の前壁部20cに形成された吸気口35と、ドア部11に形成された排気口11aとの間の空気の排出経路を形成する。導風部31は、洗浄槽20の前壁部20cと対向する導風後壁部31bを有する。導風後壁部31bは、洗浄槽20の前壁部20cと対向する面と反対側の面が洗浄槽20の前壁部20cと対向する。導風後壁部31bは、洗浄槽20の前壁部20cに形成された側部開口33に配置されている。導風後壁部31bの上下方向(Z軸方向)の長さは、導風前壁部31aの上下方向の長さよりも小さい。導風後壁部31bと導風前壁部31aとの間には、中間壁部31cが配置されている。中間壁部31cの上下方向(Z軸方向)の長さは、導風後壁部31bの上下方向の長さよりも大きい。また、中間壁部31cの上下方向(Z軸方向)の長さは、導風前壁部31aの上下方向の長さよりも小さい。導風前壁部31aと導風後壁部31bとは、導風部31の天面を形成する天井壁部31dと連続して形成されている。中間壁部31cと、天井壁部31dとの間には空間が形成されている。すなわち、導風部31内は、中間壁部31cが、導風前壁部31aと導風後壁部31bとの間の空間を区画し、中間壁部31cと導風前壁部31aとの間に形成された空間と、中間壁部31cと導風後壁部31bとの間に形成された空間とが上方で連通している。なお、導風前壁部31aと中間壁部31cとは、底面を形成する底壁部31eと連続して形成されている。導風前壁部31aと導風後壁部31bの左右方向(X軸方向)の両端部において、導風前壁部31aと導風後壁部31bとの間は、図5に示す側壁部31gで覆われている。また、導風前壁部31aと中間壁部31cの左右方向(X軸方向)の両端部において、導風前壁部31aと中間壁部31cとの間は、図5に示す側壁部31gで覆われている。
図6に戻り、導風部31は、上下方向(Z軸方向)の中間位置において、中間壁部31cから洗浄槽20の前壁部20cに向かって延設された中間底壁部31fを有する。導風部31は、中間底壁部31fと、導風後壁部31bとによって、中間底壁部31fと導風後壁部31bとの間に内部吸気口36が形成されている。内部吸気口36は、洗浄槽20の前壁部20cに形成された側部開口33において、側部開口33の下端部に形成された吸気口35と連通する。図6に示すように、鉛直方向(Z軸方向)において、導風前壁部31aの下端部に形成された内部排気口34は、吸気口35よりも下方に形成されている。なお、図6に示すように、洗浄槽20の前壁部20cは、上端部20c1が下端部20c2よりもドア部11側(Y1側)に位置するように傾斜している。そのため、食器洗浄機100は、前壁部20cの下端部20c2とドア部11との間の距離が、前壁部20cの上端部20c1とドア部11との間の距離よりも大きい。そして、洗浄槽20とドア部11との間にできる空間は、鉛直方向(Z軸方向)において、洗浄槽20の上方から下方に向かうにつれて広くなる。
図7は、図6の洗浄槽20のD部における排気機構部30の拡大図である。図7に示す白抜き矢印は、洗浄槽20から、食器洗浄機100の外部に排出される空気の流れを示すものである。導風部31内には、導風後壁部31bと中間壁部31cとの間に上昇経路40が形成されている。上昇経路40は、第1送風装置14の作動によって、洗浄槽20の吸気口35から導風部31内に浸入した空気が、導風部31内において、吸気口35から上方に向かう管路を形成する部分である。上昇経路40は、導風後壁部31b、中間壁部31c、側壁部31g、天井壁部31dによって形成されている。また、導風部31内には、導風前壁部31aと、中間壁部31cとの間に下降経路41が形成されている。下降経路41は、導風部31内において、上昇経路40を通過した空気が、上昇経路40の上端部40cから下方に向かう管路を形成する部分である。下降経路41は、導風前壁部31a、中間壁部31c、側壁部31g、天井壁部31d、底壁部31eによって形成されている。下降経路41は、上端部41bが上昇経路40と連通し、下端部41cには内部排気口34が形成されており、下端部41cの内部排気口34はドア部11の排気口11aと連通する。送風管32の上端部32aは、下降経路41の上端部41bにおいて、上昇経路40から下降経路41に向かう空気の流れ方向の側方に接続されている。
図7に示すように、上昇経路40と下降経路41とは、洗浄槽20の前壁部20c側からドア部11側に向かって、上昇経路40、下降経路41の順に形成されている。また、下降経路41の上下方向(Z軸方向)の長さは、上昇経路40の上下方向の長さよりも大きい。上昇経路40と下降経路41とが連通する導風部31内の上部空間には、シャッター37が設けられている。シャッター37は、洗浄槽20内から食器洗浄機100の外部に排出される空気が導風部31内を空気が流れるときは、上昇経路40と下降経路41とが連通する導風部31内の上部空間を開放して、上昇経路40と下降経路41とを連通させる。シャッター37は、洗浄槽20内から食器洗浄機100の外部に排出される空気が導風部31内を流れないときは、上昇経路40と下降経路41とが連通する導風部31内の上部空間を閉じて上昇経路40と下降経路41とを遮断する。導風部31は、シャッター37を有することで、下降経路41内の湿気を防いで結露を防止する。その結果、食器洗浄機100は、内部排気口34から排気口11aを介して食器洗浄機100の外部に結露水が流出することを防ぐことができる。
上昇経路40には、洗浄槽20内から食器洗浄機100の外部に排出される空気の進行方向に対して交互に突出する下突出壁部40aと、上突出壁部40bとが設けられている。下突出壁部40aは、導風後壁部31bから中間壁部31cに向かって突出する壁である。下突出壁部40aの先端部と導風後壁部31bとの間には空間が形成されている。上突出壁部40bは、中間壁部31cから導風後壁部31bに向かって突出する壁である。上突出壁部40bの先端部と中間壁部31cとの間には空間が形成されている。導風部31は、上昇経路40内に下突出壁部40aと上突出壁部40bとが形成されていることで、上昇経路40内の管路を蛇行させて管路を長く形成できる。そのため、導風部31は、上昇経路40内を流れる空気の温度を低下させることができる。また、導風部31は、上昇経路40内に下突出壁部40aと上突出壁部40bとが形成されていることで上昇経路40内の管路が吸気口35から上方に向かって前後方向(Y軸方向)に曲折される。そのため、導風部31は、吸気口35から導風部31内に入り込む洗浄槽20内の洗浄水が、上昇経路40の上方に移動することを妨げることができる。
下降経路41の上端部41bには、貫通孔である空気取入口41aが形成されている。より詳細には、空気取入口41aは、導風部31の側壁部31gに形成されている。この空気取入口41aには、送風管32の上端部32aが接続されている。すなわち、送風管32の上端部32aは、下降経路41の上端部41bに接続されている。そのため、導風部31内において、送風管32の下端部32bに接続された第2送風装置50により供給される空気が、下降経路41の上端部41bに供給される。下降経路41には、空気取入口41aの下方に、空気取入口41aから供給される洗浄槽20の外部の空気と、上昇経路40から供給される洗浄槽20内から排出される空気とが混合される混合室43が形成されている。導風部31は、混合室43において、洗浄槽20の外部の空気と洗浄槽20内から排出される空気とを混合させることで、食器洗浄機100の排気口11aから食器洗浄機100の外部に排出される空気の温度及び湿度を調整する。
[食器洗浄機100の動作]
次に、食器洗浄機100により食器類80を洗浄及び乾燥する場合の動作について説明する。まず、使用者が、手掛け部17に手を掛けてドア部11を正面側(Y1側)に引くと、筐体10から洗浄槽20が引き出される。そして、使用者は、洗浄槽20の上面開口部20aから、洗浄槽20内に配置された食器かご81に食器類80を載置する。そして、使用者によって、洗浄槽20内に適量の洗剤が入れられ、ドア部11が閉じられると、洗浄槽20が筐体10内に押し込まれて収容される。そして、洗浄槽20は、保持機構16によってドア部11が閉じられた位置で保持される。
次に、使用者により操作パネル19に設けられた運転スイッチ19a2が押されたら、食器洗浄機100は動作を開始する。なお、食器洗浄機100の動作は、制御装置18によって制御され、洗浄工程、すすぎ工程、加熱すすぎ工程、乾燥工程の順に進行していく。
使用者によって、運転スイッチ19a2が押されたら、制御装置18は、まず洗浄工程を開始する。食器洗浄機100は、洗浄工程が開始されたら、まず給水弁12が開かれ、洗浄槽20内へ洗浄用の水道水の給水が行われる。このとき、洗浄槽20内の水位は、水位検知装置23にて検知されている。そして、制御装置18は、水位検知装置23より洗浄槽20内の水位が所定の水位に達したことを検知したら、給水弁12を閉じる。
次に、制御装置18は、湯沸かしヒーター25に通電し、洗浄槽20に貯留した洗浄用水を加熱するとともに、加圧ポンプ26に通電し、その洗浄用水に圧力を与え、軸部27を介して洗浄ノズル28に洗浄用水を供給する。なお、洗浄用水は、洗浄槽20に貯留した水道水に洗剤を含ませた水である。そして、洗浄ノズル28に形成された噴射口(図示せず)から洗浄用水が食器類80に噴射される。このとき、洗浄ノズル28は、洗浄用水の噴射量に応じた反力によって、軸部27を中心に所定の方向に回転し、回転しながら食器類80に洗浄用水を万遍なく噴射し、食器類80を洗浄していく。この食器洗浄機100は、洗浄ノズル28を回転させるためのモータなどの駆動手段を別途設けることなく、洗浄ノズル28から噴射させる洗浄用水によって洗浄ノズル28を回転させるように構成されている。
ここで、食器洗浄機100では、洗浄工程における洗浄は、洗浄槽20に貯留した洗浄用水を循環させながら行われる。食器洗浄機100は、洗浄槽20の底壁部20bへ落下した洗浄用水を集め、再び加圧ポンプ26にて圧力を与え、洗浄ノズル28を利用して食器類80に洗浄用水を噴射することを繰り返すものである。なお、洗浄槽20の上面開口部20aは、蓋体21により閉塞されているので、洗浄用水が洗浄槽20の外部に飛散することはない。
また、食器洗浄機100における洗浄は、湯沸かしヒーター25により洗浄用水を加熱しながら行うものであり、その洗浄用水の温度は、洗剤に含まれる酵素の能力を最大限に発揮できる温度にするのが通常であり、概ね60℃程度に設定される。この洗浄用水の温度は、水温検知装置24によって検知されている。そして、制御装置18は、水温検知装置24によって洗浄用水の温度が所定の温度に達したことを検知したら、湯沸かしヒーター25の通電を停止する。
洗浄工程が開始され、所定の時間が経過したら、制御装置18は、湯沸かしヒーター25及び加圧ポンプ26の通電を停止するとともに、排水ポンプ29に通電し、洗浄槽20内に貯留した洗浄用水を筐体10から外部に排水する。そして、筐体10から排水が完了したら、制御装置18は、排水ポンプ29への通電を停止し、これにより食器洗浄機100は、洗浄工程が終了する。
洗浄工程が終了したら、制御装置18は、続いてすすぎ工程を開始するが、基本的な動作は洗浄工程とほぼ同様である。制御装置18は、まず、給水弁12を開き、洗浄槽20内へすすぎ用の水道水の給水を行う。そして、制御装置18は、水位検知装置23により洗浄槽20内の水位が所定の水位に達したことを検知したら、給水弁12を閉じる。
次に、制御装置18は、加圧ポンプ26に通電し、洗浄槽20に貯留したすすぎ用水に圧力を与え、軸部27を介してすすぎ用水を洗浄ノズル28に供給する。そして、洗浄ノズル28に供給されたすすぎ用水は、洗浄ノズル28の噴射口(図示せず)から食器類80に噴射される。この噴射されたすすぎ用水は、食器類80にかけられ、食器類80に残った洗浄用水及び微細な汚れを落とす。
そして、すすぎ工程が開始され、所定の時間が経過したら、制御装置18は、加圧ポンプ26の通電を停止するとともに、排水ポンプ29に通電し、洗浄槽20内に貯留したすすぎ用水を外部に排水する。すすぎ工程では、この一連の動作が数回繰り返して行われる。なお、このすすぎ工程では、湯沸かしヒーター25によるすすぎ用水の加熱は行われない。
すすぎ工程が終了したら、制御装置18は、続いて加熱すすぎ工程を開始するが、基本的な動作は洗浄工程あるいはすすぎ工程と同様であり、上述したすすぎ工程において、すすぎ用水が湯沸かしヒーター25によって加熱されている点が異なる。そのすすぎ用水の温度は、洗浄の最後を仕上げるために、そして、食器類80の温度を上げて乾燥性能を高めるために、洗浄用水の温度よりも高い温度にするのが通常であり、概ね70℃以上(O−157対策では75℃以上)に設定される。
加熱すすぎ工程が終了したら、制御装置18は、最後の工程である乾燥工程を開始する。制御装置18は、乾燥工程を開始したら、まず第1送風装置14及び乾燥用ヒーター13に通電する。その後、第1送風装置14によって、乾燥用ヒーター13に空気が導入され、導入された空気が乾燥用ヒーター13で加熱された後に、加熱された空気が洗浄槽20内に供給される。乾燥用ヒーター13によって加熱された空気は、第1送風装置14によって洗浄槽20内に供給され、食器類80及び洗浄槽20の内面を乾燥させる。そして、これらを乾燥させた空気は、第1送風装置14による洗浄槽20内への新たな空気の供給によって、洗浄槽20の吸気口35から排気機構部30の導風部31に排出される。また、制御装置18は、第2送風装置50に通電し、洗浄槽20の外部の空気を排気機構部30の導風部31に供給する。
洗浄槽20内から導風部31内に排出された空気は、内部吸気口36から上昇経路40を通り、導風部31内の上方に移動する。そして、上昇経路40を通過した空気は、下降経路41に移動して、下降経路41を下降する。また、第2送風装置50によって洗浄槽20の外部で吸い込まれた空気が、送風管32を介して下降経路41の上端部41bに形成された空気取入口41aから下降経路41内に供給される。そして、下降経路41に形成された混合室43において、空気取入口41aから供給される洗浄槽20の外部の空気と、上昇経路40から供給される洗浄槽20内の空気とが混合される。洗浄槽20内から導風部31内に排出された空気は、混合室43で第2送風装置50によって供給される洗浄槽20の外部の空気と混合されることで、温度及び湿度が調整される。下降経路41を下降しながら混合室43で温度及び湿度が調整された空気は、下降経路41の下端部41cに形成された内部排気口34と、ドア部11に形成された排気口11aとを通じて排気機構部30から食器洗浄機100の外部に排出される。
そして、乾燥工程が開始され、所定の時間が経過したら、制御装置18は、第1送風装置14、乾燥用ヒーター13、第2送風装置50の通電を停止し、これにより、乾燥工程が終了する。乾燥工程が終了したら、食器洗浄機100によって実行される全ての工程が完了となる。
全ての工程が完了したら、使用者により食器類80を取り出す作業が行われる。洗浄槽20内の食器かご81に食器類80が載置されたときと同様に、使用者が、手掛け部17に手を掛けてドア部11を正面側(Y1側)に引くと、筐体10から洗浄槽20が引き出される。そして、使用者によって、洗浄槽20の上面開口部20aから、食器かご81に載置された食器類80が取り出される。その後、使用者によって、ドア部11が閉じられると、洗浄槽20が筐体10内に押し込まれて収容される。
本発明による食器洗浄機100は、上昇経路40と下降経路41とを形成する導風部31と、導風部31に洗浄槽20の外部の空気を供給する第2送風装置50と、導風部31と第2送風装置50とを接続する送風管32と、を有する。そして、食器洗浄機100は、送風管32の上端部32aが下降経路41の上端部41bに接続され、送風管32の下端部32bに接続された第2送風装置50により供給される空気が下降経路41に供給される。そして、下降経路41が洗浄槽20から排出される空気と洗浄槽20の外部の空気とが混合される混合室43を形成するものである。この混合室43内では、洗浄槽20内から導風部31内に排出された空気が、第2送風装置50によって供給される洗浄槽20の外部の空気と混合されることで、温度及び湿度が調整される。その結果、キッチンテーブルを構成する化粧板は、食器洗浄機100の外部に排出される洗浄槽20内の空気によって温度変化及び湿気を受けることがない。また、食器洗浄機100は、食器洗浄機100の外部に排出される洗浄槽20内の空気の温度を低下させることで使用者のやけどを防止することができる。
また、食器洗浄機100は、制御装置18が、第1送風装置14の電源を入れ又は電源を切り、第1送風装置14から洗浄槽20内に送風される空気の風量を調整する。その結果、制御装置18は、洗浄槽20から食器洗浄機100の外部に排出される空気の温度及び湿度を調整することができる。同様に、制御装置18は、第2送風装置50の電源を入れ又は電源を切り、第2送風装置50から後述する導風部31に供給される空気の風量を調整する。その結果、制御装置18は、洗浄槽20から食器洗浄機100の外部に排出される空気の温度及び湿度を更に調整することができる。さらに、制御装置18は、第1送風装置14の電源を入れ又は電源を切り、第1送風装置14から洗浄槽20内に送風される空気の風量を調整する。そして、制御装置18は、第1送風装置14の制御と共に、第2送風装置50の電源を入れ又は電源を切り、第2送風装置50から後述する導風部31に供給される空気の風量を調整する。その結果、制御装置18は、洗浄槽20から食器洗浄機100の外部に排出される空気の温度及び湿度を更に調整することができる。
また、食器洗浄機100は、送風管32の上端部32aが、下降経路41の上端部41bにおいて、上昇経路40から下降経路41に向かう空気の流れ方向の側方に接続されている。そのため、混合室43内では、洗浄槽20内から導風部31内に排出された空気と、第2送風装置50によって供給される洗浄槽20の外部の空気とを混合させやすく、食器洗浄機100の外部に排出される空気の温度及び湿度を調整し易い。
また、第2送風装置50は、導風部31の下方に配置されている。第2送風装置50を、導風部31の下方に配置することで、食器洗浄機100は、食器洗浄機100の下方に位置する温度の低い空気を吸い込むことができ、低い温度の空気を導風部31内に供給することができる。その結果、食器洗浄機100は、洗浄槽20から食器洗浄機100の外部に排出される空気の温度と湿度を更に調整しやすくなる。
実施の形態2.
図8は、本発明の実施の形態2の食器洗浄機100の洗浄槽20の正面図である。図9は、図8の洗浄槽20のE部における排気機構部30の拡大図である。図9に示す白抜き矢印は、第2送風装置50から、導風部31内に供給される空気の流れを示すものである。また、図8及び図9に示す膨出部38は、膨出部38内の構成部品の位置関係を示すために、膨出部38の内部を示している。実施の形態2の食器洗浄機100では、図1〜図7の食器洗浄機100と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略し、図1〜図7の食器洗浄機100と異なる特徴部分を説明する。
排気機構部30の導風部31は、膨出部38を有する。膨出部38は、図8及び図9に示すように、下降経路41の上方に位置する天井壁部31dが上方に膨出している部分である。膨出部38は、膨出部38の内部空間が下降経路41と連通している。膨出部38は、天井壁部31dの左右方向(X軸方向)において、送風管32が配置されている側の天井壁部31dの端部31d1に形成されている。送風管32の上端部32aは、図9に示すように、左右方向(X軸方向)に曲折して、膨出部38において側壁部31gの上端部31g1と接続されている。すなわち、送風管32は、導風部31の左右方向(X軸方向)となる側方に接続されている。図9に示すように、膨出部38の内部には、風向板39が配置されている。風向板39は、送風管32の先端部32cと対向するように配置されている。すなわち、風向板39は、膨出部38内において、第2送風装置50によって送風管32から導風部31内に供給される空気の進行方向に配置されている。
風向板39は、板状に形成されており、鉛直方向において、風向板39の上端部39aは送風管32の先端部32cよりも上方に位置し、風向板39の下端部39bは送風管32の先端部32cと同じか下方に位置している。風向板39は、上端部39aと送風管32の先端部32cとの間の距離が、下端部39bと先端部32cとの間の距離よりも小さくなるように先端部32c側に傾斜して設けられている。そのため、鉛直方向において、下方に向かうに従い、風向板39と送風管32との間の距離が大きくなっている。食器洗浄機100は、膨出部38と、膨出部38内に設けられた風向板39とを有することで、下降経路41に上方から風速を上げて第2送風装置50により供給される空気を供給することができる。なお、風向板39の上端部39aは、送風管32の先端部32c側に湾曲していることが望ましい。上端部39aが、送風管32の先端部32c側に湾曲していることで、送風管32から供給される空気が、風向板39に沿って流れやすくなり、送風管32から供給される空気の圧力損失を更に低減させることができる。
以上のように、食器洗浄機100は、導風部31に膨出部38と、膨出部38内に設けられた風向板39とを有する。そして、鉛直方向において、風向板39と送風管32との間の距離が下方に向かうに従い大きくなっている。そのため、食器洗浄機100は、第2送風装置50により導風部31内に供給される空気の圧力損失を低減させることができ、下降経路41に上方から風速を上げて空気を供給することができる。その結果、食器洗浄機100は、洗浄槽20から食器洗浄機100の外部に排出される空気の温度と湿度を更に調整しやすくなる。
また、食器洗浄機100は、風向板39の上端部39aが、送風管32の先端部32c側に湾曲している。風向板39の上端部39aが、送風管32の先端部32c側に湾曲していることで、送風管32から供給される空気が、風向板39に沿って流れやすくなり、送風管32から供給される空気の圧力損失を更に低減させることができる。
実施の形態3.
図10は、本発明の実施の形態3の食器洗浄機100の洗浄槽20の斜視図である。図11は、図10の延設部20d1のF部における断面図である。実施の形態3の食器洗浄機100では、図1〜図9の食器洗浄機100と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略し、図1〜図9の食器洗浄機100と異なる特徴部分を説明する。
洗浄槽20は、前壁部20cと、前壁部20cと対向する後壁部20eと、前壁部20cと後壁部20eとの左右方向(X軸方向)の両端部において、前壁部20cと後壁部20eとの間に位置し互いに対向する側壁部20dとを有する。洗浄槽20は、前壁部20cと、後壁部20eと、互いに対向する側壁部20dとによって側面が形成されている。また、洗浄槽20は、前壁部20cと、後壁部20eと、互いに対向する側壁部20dとの上端部によって上面開口部20aが形成されている。洗浄槽20は、前壁部20cと、後壁部20eと、互いに対向する側壁部20dとの下端部に底壁部20bを有する。洗浄槽20は、前壁部20cと、後壁部20eと、互いに対向する側壁部20dと、底壁部20bとによって、上面が開口した箱状に形成されている。互いに対向する側壁部20dのそれぞれは、前壁部20cからドア部11に向かって延長された延設部20d1を有する。延設部20d1は、前壁部20cとドア部11との間に位置する側壁部20dの一部である。延設部20d1には、複数の貫通孔45が形成されている。貫通孔45は、洗浄槽20のドア部11側の端縁部に沿って上下方向に配列されている。食器洗浄機100は、延設部20d1に複数の貫通孔45が形成されていることで、洗浄槽20の前壁部20cとドア部11との間に形成された空間に、洗浄槽20の外部の温度の低い空気を取り込むことができる。その結果、前壁部20cに取り付けられている第2送風装置50は、温度の低い空気を取り込むことができる。なお、延設部20d1に形成される貫通孔45は、図11に示すように、延設部20d1の一部が切り起こされて鎧板45aを備えた鎧窓状に構成されてもよい。
以上のように、洗浄槽20は、複数の貫通孔45が上下方向に配列された延設部20d1を有する。食器洗浄機100は、延設部20d1に複数の貫通孔45が形成されていることで、洗浄槽20の前壁部20cとドア部11との間に形成された空間に、洗浄槽20の外部の温度の低い空気を取り込むことができる。そのため、前壁部20cに取り付けられている第2送風装置50は、温度の低い空気を取り込むことができる。その結果、食器洗浄機100は、洗浄槽20から食器洗浄機100の外部に排出される空気の温度と湿度を更に調整しやすくなる。
また、延設部20d1に形成される貫通孔45は、延設部20d1の一部が切り起こされて鎧板45aを備えた鎧窓状に構成されている。食器洗浄機100は、貫通孔45を鎧窓状に構成することで、洗浄槽20の前壁部20cとドア部11との間に形成された空間に外部から水が浸入することを防止することができ、制御装置18に水がかかることを抑制することができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態1〜3に限定されない。たとえば、図3に示すように、制御装置18は、前壁部20cの右下部取り付けられている。また、排気機構部30は、前壁部20cの左上部に取り付けられている。食器洗浄機100は、当該構成に限定されるものではなく、例えば、制御装置18が、前壁部20cの左下部取り付けられ、排気機構部30が、前壁部20cの右上部に取り付けられてもよい。
10 筐体、10a 前面開口部、11 ドア部、11a 排気口、12 給水弁、13 乾燥用ヒーター、14 第1送風装置、15 固定レール、16 保持機構、17 手掛け部、18 制御装置、19 操作パネル、19a 操作部、19a1 電源スイッチ、19a2 運転スイッチ、20 洗浄槽、20a 上面開口部、20b 底壁部、20c 前壁部、20c1 上端部、20c2 下端部、20d 側壁部、20d1 延設部、20e 後壁部、21 蓋体、22 凹部、23 水位検知装置、24 水温検知装置、25 湯沸かしヒーター、26 加圧ポンプ、27 軸部、28 洗浄ノズル、29 排水ポンプ、29a 排水配管、30 排気機構部、31 導風部、31a 導風前壁部、31b 導風後壁部、31c 中間壁部、31d 天井壁部、31d1 端部、31e 底壁部、31f 中間底壁部、31g 側壁部、31g1 上端部、32 送風管、32a 上端部、32b 下端部、32c 先端部、33 側部開口、34 内部排気口、35 吸気口、36 内部吸気口、37 シャッター、38 膨出部、39 風向板、39a 上端部、39b 下端部、40 上昇経路、40a 下突出壁部、40b 上突出壁部、40c 上端部、41 下降経路、41a 空気取入口、41b 上端部、41c 下端部、43 混合室、45 貫通孔、45a 鎧板、50 第2送風装置、80 食器類、81 食器かご、100 食器洗浄機。

Claims (10)

  1. 前面に開口部が形成された筐体と、
    前記筐体の内部に収容される洗浄槽と、
    前記洗浄槽の前方に取り付けられ前記開口部を覆うドア部と、
    前記洗浄槽の内部に前記洗浄槽の外部の空気を供給し、前記洗浄槽の内部の空気を排出させる第1送風装置と、
    を有し、
    前記洗浄槽は、
    前記ドア部と対向する前壁部に取り付けられ、前記洗浄槽から排出される空気の状態を変化させる排気機構部を有し、
    前記排気機構部は、
    前記洗浄槽の前記前壁部に形成された吸気口と、前記ドア部に形成された排気口との間の空気の排出経路を形成する導風部と、
    前記導風部内に前記洗浄槽の外部の空気を供給する第2送風装置と、
    前記導風部と前記第2送風装置とを接続する送風管と、
    を有し、
    前記導風部は、
    前記第1送風装置の作動によって前記洗浄槽の前記吸気口から前記導風部内に浸入した空気が、前記吸気口から上方に向かう管路を形成する上昇経路と、
    上端部が前記上昇経路と連通し、下端部が前記ドア部の排気口と連通し、前記上昇経路を通過した空気が下方に向かう管路を形成する下降経路と、
    を有し、
    前記送風管の上端部が前記下降経路の上端部に接続され、前記送風管の下端部に接続された前記第2送風装置により供給される空気が前記下降経路に供給されて、前記下降経路が前記洗浄槽から排出される空気と前記洗浄槽の外部の空気とが混合される混合室を形成する食器洗浄機。
  2. 前記第1送風装置を制御する制御装置を更に有し、
    前記制御装置は、
    前記第1送風装置の電源を入れ又は電源を切ることで前記第1送風装置の風量を調整し、前記混合室における空気の温度及び湿度を調整する請求項1に記載の食器洗浄機。
  3. 前記第2送風装置を制御する制御装置を更に有し、
    前記制御装置は、
    前記第2送風装置の電源を入れ又は電源を切ることで前記第2送風装置の風量を調整し、前記混合室における空気の温度及び湿度を調整する請求項1に記載の食器洗浄機。
  4. 前記第1送風装置と前記第2送風装置とを制御する制御装置を更に有し、
    前記制御装置は、
    前記第1送風装置の電源を入れ又は電源を切ることで前記第1送風装置の風量を調整すると共に、
    前記第2送風装置の電源を入れ又は電源を切ることで前記第2送風装置の風量を調整し、
    前記混合室における空気の温度及び湿度を調整する請求項1に記載の食器洗浄機。
  5. 前記送風管の上端部は、
    前記下降経路の上端部において、前記上昇経路から前記下降経路に向かう空気の流れ方向の側方に接続されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  6. 前記導風部は、
    前記下降経路の上方に位置する天井壁部に、上方に膨出する膨出部と、
    前記膨出部の内部に配置された風向板と、
    を有し、
    前記送風管の上端部は、前記膨出部に接続され、
    前記風向板は、前記送風管の先端部と対向し、前記送風管から供給される空気の進行方向に配置されており、
    鉛直方向において、前記風向板と前記送風管との間の距離が下方に向かうに従い大きくなっている請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  7. 前記風向板の上端部は、前記送風管の先端部に向かって湾曲している請求項6に記載の食器洗浄機。
  8. 前記洗浄槽は、
    前記前壁部と、前記前壁部と対向する後壁部と、前記前壁部と前記後壁部との間に位置する互いに対向する側壁部と、を有し、
    互いに対向する前記側壁部のそれぞれは、
    前記前壁部から前記ドア部に向かって延長された延設部を有し、
    前記延設部には、複数の貫通孔が上下方向に配列して形成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  9. 前記複数の貫通孔は、前記延設部が切り起こされて鎧板を備えた鎧窓状に構成されている請求項8に記載の食器洗浄機。
  10. 前記第2送風装置は、前記導風部の下方に配置されている請求項1〜9のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
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