JP2019165621A - 電気的な機械のローターまたはステーター、特にステーター薄板パケット内へと、波巻マットを挿入するための方法および装置 - Google Patents

電気的な機械のローターまたはステーター、特にステーター薄板パケット内へと、波巻マットを挿入するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】薄板パケット内へと、波巻マットを挿入する際、波巻マットの巻線の損傷を防止した挿入方法及び装置を提供する。【解決手段】ローターまたはステーターの端側面において、極歯から半径方向に突出する線材個別化要素3aが配設される。波巻マットの巻回頭部の領域内において、特に成形シューとして形成された押込み装置が送達され、ローターまたはステーターと、押込み装置とが、互いに相対的に運動され、および、押込み装置が接触面を有しており、この接触面に沿って、波巻マットの巻線の領域が、滑動し、線材個別化要素3aによって個別化され、および、前記押込み装置とのローターまたはステーターの相対的な運動の結果として、中間スペース内へと押圧される。【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の上位概念による、電気的な機械のローターまたはステーター、特にステーター薄板パケット内へと、波巻マットを挿入するための方法、並びに、この方法のための装置に関する。
電気的な機械、特にローターまたはステーターのための、電気的な構造部材の製造において、通常は複数の波巻から成る波巻マットは、この電気的な構造部材内へと導入される。その際、波巻マットの巻回頭部の間の直線的な部分は、ローターもしくはステーターの溝部内へと挿入されるべきである。
この目的のために、波巻マットは、平坦な形状から、半径方向にむりやり押し付けられねばならない。ここで、複数の線材から成る波巻マットは、1つの形成物であり、この形成物が、線材の応力に基づいて、この導入プロセスに抗して作用する。波巻マットの残留応力に上手に対処するために、過去において、既に、1つの方法が開発されており、この方法において、機械的な個別化が個別化装置を介して、および、溝部内への押込みが機械的なスライダーを用いて行われる。
それにも拘らず、波巻マットの残留応力は依然として比較的に高く、従って、導入において、例えば線材が電気的な構造部材の溝部の間に位置する金属的な突出部において摩擦する場合、波巻マットの巻線の損傷を誘起可能である。
発生する更に別の問題は、波巻マットが、所定の電気的な構造部材において、多層状に導入されねばならないことである。このことは、波巻マットが、複数の層において巻き上げられることを意味する。
個々の巻線が、連続して隣接する溝部内へと導入され、且つ、互いの導波路の間隔が一定である場合、より多くの層が電気的な構造部材内において格納されるべきであればある程、層から層への波巻マットの内側での機械的な応力はより高くなる。
従って、本発明の課題は、冒頭に記載された様式の方法、並びに、この方法のための装置を提供することであり、これら方法並びに装置を用いて、上述された欠点が十分に回避され得る。
この課題は、請求項1の特徴を有する波巻マットを挿入するための方法、および、請求項8の特徴を有する波巻マットを挿入するための装置によって解決される。有利な実施形態は、従属請求項内において開示されている。
電気的な機械のローターまたはステーター、特にステーター薄板パケット内へと、波巻マットを挿入するための本発明に従う方法は、以下のステップ:即ち、
i)1つまたは複数の波巻から形成された波巻マットを準備し;
ii)前記波巻マットが装着されるべきローターまたはステーターを準備し、
前記ローターまたはステーターが、このローターまたはステーターの内側または外側に沿って周囲方向に配設され且つ中間スペースを介して離間された、複数の極歯を有しており、
iii)前記波巻マットの巻回頭部の間に位置する線材部分の連続する配設により、前記中間スペース内へと、前記波巻を挿入する、
ことのステップを有している。
ステップiii)の前に、その場合に、前記ローターまたはステーターの端側面において、前記極歯から半径方向に突出する線材個別化要素が配設され、その際、
前記波巻マットの前記巻回頭部の領域内において、特に成形シューとして形成された押込み装置が送達される。
その場合に、ローターまたはステーターと、押込み装置とが、互いに相対的に運動され、および、その際、前記押込み装置が接触面を有しており、
この接触面に沿って、前記波巻マットの巻線−例えば、線材部分及び/または巻回頭部−の領域が、滑動し、前記線材個別化要素によって個別化され、および、前記押込み装置とのローターまたはステーターの相対的な運動の結果として、前記中間スペース内へと押圧される。
ローターまたはステーターと、一方では波巻マットとの間の、および、他方では押込み装置との間の相対的な運動が重要であるので、この押込み装置が、固定状態のローターまたはステーターに対して運動することも考慮可能である。
ローターまたはステーターは、複数の波巻から形成された波巻マットを、これら両方が集合されるというやり方で、装着される。その際、線材部分が、挿入の際に、極歯の、場合によっては鋭利な稜部において損傷を与えられないために、個々の極歯は線材個別化要素を装着され、これら線材個別化要素が、中間スペース内へと挿入されるべき線材部分を、これら極歯の傍らを通って導く。
これに伴って、波巻マット、および、ローターまたはステーターは、同時に回転方向に運動され、且つ、固定状態の、または、ローターまたはステーターに依存せずに運動される、押込み装置の傍らを通り過ぎる。この押込み装置は接触面を有しており、この接触面に沿って個別化された線材部分が滑動し、且つ、この接触面によって、これら線材部分が中間スペース内へと押圧される。
ローターまたはステーターと、一方では波巻マットとの間の、および、他方では押込み装置との間の相対的な運動が重要であるので、この押込み装置が、固定状態のローターまたはステーターに対して運動すること、または、ローターまたはステーターと同様に押込み装置も運動することも考慮可能である。
本発明の有利な実施形態において、ローターまたはステーターは、回転方向P2において回転され、且つ、その際、波巻マットをこの回転方向に連行する。
他の有利な本発明に従う方法において、線材個別化要素は、ローターまたはステーター内への波巻マットの挿入の後、再び取り外される。これら線材個別化要素は、極歯から、ローターまたはステーターによって製造されるべきモータまたは発電機の相手側部材が運動するスペース内へと突出している。
線材個別化要素が、波巻マットの挿入の後、再び取り外された場合、ローターとステーターとの間の空隙は、可能な限り狭小に選択され得、このことは、モータの実効性に対して有利な影響を及ぼす。
更に別の有利な方法により、押込み装置は、中間スペース内への波巻マットの押込みの際に、ローターまたはステーターに関して半径方向に運動される。押込み装置は、波巻マットの線材部分を、可能な限り深く、中間スペースの底部への方向に押圧する。
挿入の第1のパスにおいて、線材部分は、底部の上に押圧され、それに続くパスにおいて、線材部分が、最後に挿入された線材部分の上に載置され、従って、同じ押付けを達成するために、押込み装置がそれより以前に挿入された線材部分の高さまで上昇される。内側巻線において、押込み装置は、相応して半径方向に内方へと運動され、外側巻線において、相応して半径方向に外方へと運動される。
特に有利な方法において、押込み装置は、ローターまたはステーターに関して半径方向に往復運動される。この押込み装置の往復運動は、中間スペース内への線材部分の挿入を補助する。一方では、押込み装置が中間スペースの底部の方向へと運動する場合、この押込み装置は、線材をより強度に押込み、他方では、この押込み装置が中間スペースの底部から離れる場合、この押込み装置が、線材部分と押込み装置の接触面との間の滑り摩擦を減少させる。
全く特に有利な方法において、2つの押込み装置が使用され、これら押込み装置が、それぞれに、ローターまたはステーターの端側面に位置決めされ、且つ、ローターまたはステーターに対して相対的に半径方向に、または、循環運動において、特にローターまたはステーターと同じ回転方向に運動される。
押込み装置をローターまたはステーターの端側面に位置決めすることが有利であることは判明した。ここで、線材部分は、接触面に沿って滑動可能であり、且つ、中間スペース内へと挿入され得る。如何なる片側の力も線材部分に対して加えないために、それぞれの端側面に1つの押込み装置を位置決めすることは極めて有利であり、このことは、波巻内における機械的な応力を誘起可能である。
半径方向における押込み装置の往復運動は、挿入を補助し、その場合にこれら両方の押込み装置が適宜に運動され、その際、これら押込み装置を同期的または逆方向に運動させることが確かに有利であることが判明した。
少なくとも1つの押込み装置による半径方向の運動の代わりに、循環運動、有利には円運動を実施することが特に有利であることは判明した。
この循環運動は、この循環運動が特に内側巻線においてローターまたはステーターと同じ回転方向に運動される場合、極めて特に有利であることが判明し;および、この場合、押込み装置が、方向転換点において静止し、この方向転換点において、この押込み装置が、この位置において同期的にローターまたはステーターと共に連行する場合、この押込み装置が線材部分を最も強度に中間スペース内へと、いわば線材部分の上に押圧する。
更に別の有利な方法において、1つの波巻マットが使用され、この波巻マットにおいて、互いに平行に位置する、中間スペース内へと挿入されるべき線材部分の間隔が、この波巻マットの全長にわたって変化する、特に連続して増大または減少する。
線材部分の応力無しの、または、少なくとも応力の少ない線材部分の挿入は、巻回頭部が、1つの波巻の隣接する線材部分の間隔が、精確に、これら線材部分が互いに挿入された状態において有している間隔に相応するように、構成されている場合に与えられる。
半径方向の内側巻線において、それぞれのパスの際に、載置された線材部分の位置の半径はより小さくなり、このことは、同様に互いの相応する線材部分の間隔も減少させる。半径方向の外側巻線において、それぞれのパスの際に、半径、およびこれに伴って、同様に線材部分の間の間隔も増大する。
この事情が波巻マットの巻線において既に考慮される場合、この様式の波巻マットは、応力無しに、または、少なくとも応力の少ない状態で、全ての巻線にわたって挿入され得る。
この課題は、同様に、特に上記された方法によって、電気的な機械のローターまたはステーター、特にステーター薄板パケット内へと、波巻マットを挿入するための装置によっても解決される。
そのような装置は、以下のもの:即ち、
前記ローターまたはステーターを保持する、構造部材保持体と、
波巻マットを移送し、且つ、前記構造部材保持体において保持された前記ローターまたはステーターに導く、供給装置と、
前記波巻マットの前記線材を個別化し、且つ、前記ローターまたはステーターの極歯の間の、前記中間スペース内へと押圧する、挿入装置とを有している。
更に、この装置は、以下のもの:即ち、
前記ローターまたはステーターの端側面において、前記極歯から半径方向に突出して配設されている、線材個別化要素と、
前記波巻マットの前記巻回頭部の領域内において、前記ローターまたはステーターに送達可能に配設されている、特に成形シューとして形成された押込み装置とを備えており、
その際、前記押込み装置と、前記ローターまたはステーターとが、互いに相対的に運動可能に形成されている。
前記押込み装置は、接触面を有しており、この接触面に沿って、前記波巻マットの巻線が滑動可能である。
波巻マットは、線材部分が、極歯の上で配設されているように、ローターまたはステーターの極歯に供給される。押込み装置は、その場合に、線材部分をこれら極歯の間の中間スペース内へと押圧する。
本発明に従う対象の有利な実施形態において、構造部材保持体におけるローターまたはステーターは、回転方向において回転するように駆動されている。
そのような装置によって、波巻マットは、ローターまたはステーターの中間スペースに供給され、且つ、これら両方が、同期的に、押込み装置の傍らを通り過ぎる。その場合に、押込み装置は、波巻マットの線材部分を、これら極歯の間の相応する中間スペース内へと押圧し、その際、線材部分が挿入の際に損傷を与えられないために、これら極歯が、線材個別化要素によって覆われている。
この装置の極めて有利な実施形態において、押込み装置は、この押込み装置が、中間スペース内への波巻マットの押込みのために、ローターまたはステーターに関して半径方向に運動可能であるように形成されている。これに伴って、それぞれのパスの際に、線材部分が最適に押し付けられ、且つ、中間スペース内への挿入深さの減少が、それぞれのパスの際に考慮されることは達成される。
特に有利な実施形態において、押込み装置は、更に、この押込み装置が、ローターまたはステーターに関して半径方向に、往復運動可能であるように形成されている。
この往復運動によって、この装置による強固な挿入は、更に補強される。その際、押込み装置の運動は、ローターまたはステーターの半径方向にと同様に、接線方向にも可能である。
他の有利な実施形態において、装置は、2つの押込み装置を有しており、これら押込み装置が、それぞれに、ローターまたはステーターの端側面において、および、このローターまたはステーターに対して半径方向に、及び/または、循環するように、特にローターまたはステーターの回転方向に運動可能に配設されている。
2つの押込み装置は、挿入力の可能な非対称性を回避し、このことが波巻マット内における歪みを誘起可能である。その場合に、付加的な運動が挿入を補助し、その際、特にローターまたはステーターの回転方向における、特に循環運動が、特に線材の損傷が無いことが判明した。
更に別の有利な実施形態において、押込み装置は、接触面を有しており、この接触面と、挿入されるべき波巻の線材部分が、この波巻の挿入の際に接触する。接触面によって、押込み装置は、線材部分を中間スペース内へと導き、且つ、これら線材部分を中間スペースの底部に対して押圧する。
特に有利な実施形態において、接触面は、複数の曲率部分(Kruemmungsabschnitte)を有している。個々の曲率部分は、従って、線材部分の送り込み、載置、及び/または、押付けのような部分の異なる役目に適合され得る。
全く特に有利な実施形態において、接触面の、ローターまたはステーターの回転方向に後ろに位置する第1の曲率部分は、1つの曲率線を有しており、この曲率線が、基本的に、完全に導入された波巻の最も上の層の包絡円によって描かれる円形線に対して相補的である。
この曲率部分は、導入され且つ載置された波巻の線材部分を、中間スペース内へと押圧する。その際、まさに、最も上の層を均等に押し付けることは、特に重要である。第1の曲率部分の曲率線を、最も上の層に適合させることは、従って有利である。
他の、全く特に有利な実施形態において、接触面の、ローターまたはステーターの回転方向に手前に位置する第2の曲率部分は、1つの曲率線を有しており、この曲率線が、基本的に、複数の点から算出される曲線に対して平行に位置しており、これら点が、直線との円の交点であり、
その際、i)円の半径が、波巻マットの予め与えられた巻回ステップから、および、円中心が、相応する波巻の先行する(vorhergehenden)線材部分の位置によって決定され、
ii)直線が、ローターまたはステーターの、ローターまたはステーターの半径方向に延びる中間スペースの中心垂線に相応する。
この曲率によって、応力が波巻マットに対して加えられること無しに、中間スペース内への線材部分の送り込みが実施されることは保障される。何故ならば、予め与えられた巻回ステップが、その際、隣接する線材部分の間の間隔として維持されるからである。
更に別の、全く特に有利な実施形態において、接触面の第3の曲率部分は、第1の曲率部分と第2の曲率部分との間に配設されており、この第3の曲率部分の曲率線が、第1の曲率部分と第2の曲率部分との曲率線の連続的な補間である。
第3の曲率部分は、送り込みされた線材部分を中間スペースの底部への方向に押圧する。その際、接触面の曲率において如何なる急な移行部も有していないことは有効である。このことは、連続的に、1つの曲率からそれに続く曲率へと移行されることによって達成される。
なお更に別の有利な実施形態により、線材個別化要素は、拡幅された領域を有しており、この領域が、ローターまたはステーターの極歯の端側面よりも幅広に形成されており、且つ、特に溝部絶縁フィルムまたは溝部絶縁紙として形成された溝部絶縁手段の端面側の縁部を、この溝部絶縁手段と極歯との間で収容する、および、特に保持することのために構成されていることは、更に行われ得る。
この拡幅部は、場合によっては、これら極歯の間の中間スペース内へと導入される溝部絶縁手段、例えば溝部絶縁紙または溝部絶縁フィルムのための、収容ポケット部として利用される。この目的のために、端面側で極歯にわたって配置された拡幅部は、溝部絶縁手段を、この溝部絶縁手段の端面側の領域で、相応する極歯において軸線方向に固定可能である。
このようにして、相応する溝部絶縁手段が、波巻マットの導入の際に、滑って位置がずらされない、または、屈曲されないことは達成され得る。
本発明を以下で図に基づいて詳しく説明する。その場合に、ここで、ステーターの概念が利用され、その際、ここで、ステーターと同様に、ローターも意味することは可能である。
線材個別化要素の透視図および側面図である。 波巻が強調されている波巻マットの図である。 上方で、未加工のステーター部分を、および、下方で、このステーターが線材個別化要素を装着されているステーター部分を示す図である。 線材個別化要素を有するステーターの図であり、この線材個別化要素に、押込み装置と案内シューが付設されている。 図4の装置を示した図であり、その際、波巻マットがステーターに到達している。 開始直後の、波巻マットの挿入の図である。 押込み装置の詳細図である。
図3は、上側の半分体における、内方へと整向された極歯1aおよびこれら極歯の間に位置する中間スペース1bを有するステーター1を示しており、その際、このステーター1が巻回されるべきである。この目的のために、ステーター1の極歯1aは、図3の下側の半分体が示しているように、線材個別化要素3aを装着される。
ここで示された実施形態において、図1が示しているように、それぞれに2つの線材個別化要素3aが、1つの構造部材3に共に結合されている。有利にはスライダーとして形成された構造部材3は、ステーター1の端側面に当接し、且つ、そこで、解離可能に固定されている(図示されていない)。
線材個別化要素3aは、突出する輪郭部3bを有しており、これら突出する輪郭部が、極歯1aの上に載置する。突出する輪郭部3bは、波巻マット2の個々の線材部分2aを分離し、且つ、これら線材部分を、付設された中間スペース1b内に案内する。有利には、突出する輪郭部3bは、円周方向において、極歯、もしくは、これら極歯の延在部よりも幅狭に形成されている。従って、波巻マット2が導入されている場合に、線材個別化要素3aは、より容易にグリップされ得、且つ、図内において半径方向に外方へと再び取り外され得る。
更に線材個別化要素3aは、線材案内部分3cを備えており、線材部分が例えば極歯1aの鋭利な稜部をわたって滑動することおよびその際に場合によっては損傷を与えられること無しに、これら線材案内部分が、波巻マット2の線材部分2a(図2)を中間スペース1b内に案内する。
構造部材3との協働での線材個別化要素3aの更に別の機能は、中間スペース1bの底部と極歯1aによって形成された中間スペース1bの側壁とを覆う、挿入された、例えば溝部絶縁紙または溝部絶縁フィルムとして形成された溝部絶縁手段9を(この溝部絶縁手段9の稜部が覆い隠しの理由で破線で書かれて示されている)、波巻マット2の挿入の際の溝部絶縁手段9の移動を防止するために、この側壁において固定することにある。
巻回工程の終了の後、スライダー3は、ステーター1から解離され、且つ、線材個別化要素3aがこのステーター1から取り外される。
図2は、典型的な波巻マット2を示しており、その際、例えば、個々の波巻2cが暗色に強調されている。波巻2cは、極歯1aの間の中間スペース1b内に配置される線材部分2aと、線材部分2a互いに結合する巻回頭部2bとの並列体から成っている。
特に、1つの波巻2cの、相前後して連続する3つの線材部分2aが識別されており:即ち、同じ波巻マットの、Mが中間の線材部分2a、Vがこの中間の線材部分に先行する線材部分2a、および、Hがこの中間の線材部分Mに続いての線材部分2aである。
ここで示された波巻マット2は、6つの波巻2cから構成されている。このことは、ただ1つの可能な構成であるだけである。本発明は、言うまでも無く、6つ以上または以下の波巻から構成されている、同様に他の波巻マット2にも関している。
図4内において、線材個別化要素3aを装備されているステーター1に、押込み装置4が付設されている。この押込み装置4は、ステーター1の端側面に配設されている。
押込み装置4の左側に、案内部5の端部(以下で、例えば「案内シュー」)が示されている。この案内シュー5は、供給される波巻マット2を、図5および6内において示されているように、この波巻マットがその際に意図せずに極歯1aの間に入り込むこと無しに、正確な位置において、ステーター1の極歯1aに供給すべきである。
図5は、1つの状況を示しており、この状況において、線材部分Vを有する波巻マット2の始端部が、案内シュー5から、既に押込み装置4の接触面4aに案内されている。ステーター1は、この図内において時計方向とは逆に回転され、且つ、その際、波巻マット2を連行する(mitzieht)。方向P2における、上記のことから結果として生じる、ステーター1と線材部分2aとの共通の回転運動によって、個々の線材部分2aは、当該の中間スペース1b内へと滑動し、且つ、押込み装置4によって、これら中間スペース1bの底部へと押圧される。
その際、押込み装置4を用いての線材部分2aの挿入は、押込み装置4が、その際、ステーター1の半径方向P1において往復運動すること、または、完全に、周期的な運動において、このステーター1の回転方向に従って運動することによって補助され得る。このようにして、波巻マット2は、相応する中間スペース1b内へと「すり込まれる(einmassiert)」。
図6は、1つの状況を示しており、この状況において、波巻マット2の挿入が、更に進行させられている。ここで、今まさに、線材部分Hは、押込み装置4の接触面4aによって、線材個別化要素3aの突出する輪郭部3bの間に案内される。
相応する輪郭部3bは、ステーター1の周囲方向に、丸味を帯びさせられており、従って、相応する1つの線材が、線材個別化要素3aの側面に沿って、相応する中間スペース1b内へと滑動可能である。波巻マット2の連行により、この波巻マットは伸展され、従って、線材部分Hが、相応する線材個別化要素3aとの接触の際に、予負荷のもとで、死点を越えて牽引され、且つ、引き続いて、弛緩された状態において、中間スペース1b内において載置される。
示唆的に(破線で描かれて)、円6が、中間の線材部分Mを中心として示されている。この円6の半径は、1つの波巻2cの巻回ステップT、ここで例えばMとVとの間の間隔に相応する。これに伴って、両方の線材部分MおよびVは、応力無しに、それぞれの中間スペース1b内において位置する。
押込み装置4の接触面4aの曲率は、突出する輪郭部3bの間への線材部分Hの入り込みの際に、この線材部分が精確に円6の上に位置し、且つ、この線材部分Hが、即ち同様に線材部分Mに対して応力無しであるように構成されている。
押込み装置4の傍らを通っての、波巻マット2を伴ってのステーター1の回転P2によって、波巻マット2は、中間スペース1b内へと押圧され、且つ、そこで、弛緩されて位置することになる。更に、接触面4aの曲率は、波巻2cの捻れの最小限化、および、中間スペース1bの形状による嵌合能力のために配慮されている。
図7は、押込み装置4を示しており、この押込み装置が、この側面図において、見通しの理由からステーター1の後ろに配設されている。
押込み装置4の接触面4a、即ち、中間スペース1b内へと押込まれるべき線材と接触する、この押込み装置の面は、3つの曲率部分A、B、Cに区分されている。曲率部分Aは、送り込み部分である。案内シュー5から来る波巻マット2の線材部分2aは、押込み装置4と接触し、接触面4aに沿って、極歯1aの上に配設されている突出する輪郭部3bへと滑動する。
ここで断面図において示された接触面4aの輪郭は、この曲率部分A内において、挿入されるべき線材部分2aが、波巻2c内においてこの波巻2cの前に位置する線材部分2aに対して弛緩されて、中間スペース1b内において位置すべきである、という条件により決定される。
波巻マット2が最終状態において応力無しにステーター1内において位置するべきであるので、隣接する2つの線材部分2aの間隔、即ち巻回ステップTは、この場合に、2つの極歯1aの間隔の6倍に、または換言すれば、それぞれの線材部分2aの予め与えられた最終層(Endlage)の高さにおける、2つの中間スペース1bの中央の間隔に相応する。
示された内側巻線の例において、このことは、巻回ステップTがステーター1のそれぞれのパスの後に減少することは意味する。何故ならば、極歯1aがステーター1の中心点へと整向されており、且つ、それぞれのパスの際に、挿入されるべき線材部分2aの最終層の半径が、および従って、まさに同様に巻回ステップTも変化する;および、示された例において、この巻回ステップが、巻回層(Wickellage)から巻回層へと減少するからである。
波巻マット2は、それ故に、前段階において、巻線の間の間隔が相応して変化するように製造されている。押込み装置4の接触面4aは、挿入されるべき線材部分2aが、挿入の際に、交点8に位置するように選択されている。この交点8において、それら中間スペース内へと線材部分2aが挿入されるべきである該中間スペース1bの中心垂線7は、その円の中心点が1つの波巻2cの内側に先行する線材部分2aによって形成され且つその円の半径が巻回ステップTに相応する、該円6と交差している。
この円6の上に位置する挿入されるべき1つの線材部分2aは、波巻2c内において先行する線材部分2aに比して弛緩されている。弛緩された線材部分2aが、突出する輪郭部3bの間への入り込みの際に、交点8の上で位置する場合、この線材部分は、弛緩された状態で挿入される。
挿入の際に、諸条件を同じに保持するために、押込み装置4は、ステーター1の1つのパスの後、挿入された線材部分2aの太さだけ上昇されねばならない。
内側巻線において、巻回ステップT、およびこれに伴って、円6′(示されていない)の半径は減少する。このことは、他方また、交点8を、この場合には、この図内において右側へと移動し、このことによって、導入の時点での接触面4aの上の他の交点が、相応する線材部分2aに接触する。従って、層また層と、相応する接点が算出され得、且つ、従って、曲率部分A内における接触面の輪郭が確定され得る。
押込み装置4の接触面4aの右側の部分、曲率部分Cは、中間スペース1bの底部への、挿入された波巻マット2の押圧のために利用される。その際、曲率部分Cの左側の終端部分は重要である。交点が、常に押圧するために、曲率部分Cの曲率半径は、線材部分2aの挿入されるべき層の曲率半径よりも大きくてはいけない。
この曲率部分C内において、この領域内における、接触面4aの曲率線の曲率半径が、ステーター1内への波巻マット2の導入の後に与えられる、波巻の最も上側の層の内側半径によって画定される半径に相応する場合、有利である。
曲率部分Bの領域は、中間スペース1bの底部の上での、線材部分2aの載置のために利用される。
ここで、曲率部分Aの接触面4aによって、可能な限り緩やかに湾曲した移行部が、段部または稜部無しに提供されるべきであり、その際、輪郭は、挿入されるべき線材部分2aが、良好に中間スペース1bの底部の上に案内されるように構成すべきである。その際、曲率線を曲率部分AおよびCの曲率線の連続的な補間から算出することが有利であることが判明した。
ここで述べられた例示は、ステーター1の内側巻線に関している。
ここで、本発明が特に有利であることは判明した。但し、本発明は、同様に外側巻線のためにも適している。外側巻線において、押込み装置4の接触面4aは、異なって構成されるべきである。この外側巻線において、層から層へと巻回ステップTが増大し、このことによって、曲率部分Aの接触面4aの上の交点8は、左側へと移動する。内側巻線に対して「凹状に」湾曲された曲率部分Cの曲率半径は、その場合に、挿入されるべき波巻マット2の外側の最後の層の曲率と、最低限ほぼ同じ大きさであるべきである。
同様に曲率部分B内における接触面4aの輪郭が、内側巻線の場合と同じ様式で算出される場合、この輪郭は異なった様子を呈する。何故ならば、この輪郭が、隣接する、異なった様子を呈する曲率部分AとCとの間の移行部を形成するからである。
1 ステーター
1a 極歯
1b 中間スペース
2 波巻マット
2a 線材部分
2b 巻回頭部
2c 波巻
3 スライダー
3a 線材個別化要素
3b 突出する輪郭部
3c 線材案内部分
4 押込み装置
4a 接触面
5 案内部
6 円
7 中心垂線
8 交点
9 溝部絶縁手段
A 曲率部分
B 曲率部分
C 曲率部分
H 線材部分、中間の線材部分Mに続いての同じ波巻マットの線材部分
M 線材部分、中間の線材部分
P1 半径方向
P2 回転方向
T 巻回ステップ
V 線材部分、中間の線材部分に先行する同じ波巻マットの線材部分

Claims (18)

  1. 電気的な機械のローターまたはステーター、特にステーター薄板パケット(1)内へと、波巻マット(2)を挿入するための方法であって、この方法が、以下のステップ:即ち、
    i)1つまたは複数の波巻(2c)から形成された波巻マット(2)を準備し;
    ii)前記波巻マット(2)が装着されるべきローターまたはステーター(1)を準備し、
    前記ローターまたはステーターが、このローターまたはステーター(1)の内側または外側に沿って周囲方向に配設され且つ中間スペース(1b)を介して離間された、複数の極歯(1a)を有しており、
    iii)前記波巻マット(2)の巻回頭部(2b)の間に位置する線材部分(2a)の連続する配設により、前記中間スペース(1b)内へと、前記波巻(2c)を挿入する、
    ことのステップを有している方法において、
    ステップiii)の前に、前記ローターまたはステーター(1)の端側面において、前記極歯(1a)から半径方向に突出する線材個別化要素(3a)が配設され、
    前記波巻マット(2)の前記巻回頭部(2b)の領域内において、特に成形シューとして形成された押込み装置(4)が送達され、
    ローターまたはステーター(1)と、押込み装置(4)とが、互いに相対的に運動され、および、
    前記押込み装置(4)が接触面(4a)を有しており、
    この接触面に沿って、前記波巻マット(2)の巻線の領域が、滑動し、前記線材個別化要素(3a)によって個別化され、および、前記押込み装置(4)とのローターまたはステーター(1)の相対的な運動の結果として、前記中間スペース(1b)内へと押圧される、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記ローターまたはステーター(1)は、回転方向(P2)において回転され、且つ、その際、前記波巻マット(2)をこの回転方向(P2)に連行することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記線材個別化要素(3a)は、前記ローターまたはステーター(1)内への前記波巻マット(2)の挿入の後、再び取り外されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記押込み装置(4)は、前記中間スペース(1b)内への前記波巻マット(2)の押込みの際に、前記ローターまたはステーター(1)に関して半径方向に運動されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の方法。
  5. 前記押込み装置(4)は、前記ローターまたはステーター(1)に関して半径方向に往復運動(P1)されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 2つの押込み装置(4)が使用され、
    これら押込み装置が、それぞれに、前記ローターまたはステーター(1)の端側面に位置決めされ、且つ、前記ローターまたはステーター(1)に対して相対的に半径方向に、または、循環運動において、特に前記ローターまたはステーター(1)と同じ回転方向に、運動されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の方法。
  7. 1つの波巻マット(2)が使用され、
    この波巻マットにおいて、互いに平行に位置する、前記中間スペース(1b)内へと挿入されるべき前記線材部分(2a)の間隔が、この波巻マット(2)の全長にわたって変化する、特に連続して増大または減少することを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の方法。
  8. 特に請求項1から7のいずれか一つに記載の方法によって、電気的な機械のローターまたはステーター(1)、特にステーター薄板パケット内へと、波巻マット(2)を挿入するための装置であって、
    この装置が、以下のもの:即ち、
    前記ローターまたはステーター(1)を保持する、構造部材保持体と、
    波巻マット(2)を移送し、且つ、前記構造部材保持体において保持された前記ローターまたはステーター(1)に導く、供給装置と、
    前記波巻マット(2)の前記線材(2a)を個別化し、且つ、前記ローターまたはステーター(1)の極歯(1a)の間の、中間スペース(1b)内へと押圧する、挿入装置とを有する上記装置において、
    前記装置が、更に以下のもの:即ち、
    前記ローターまたはステーター(1)の端側面において、前記極歯(1a)から半径方向に突出して配設されている、線材個別化要素(3a)と、
    前記波巻マット(2)の前記巻回頭部(2b)の領域内において、前記ローターまたはステーター(1)に送達可能に配設されている、特に成形シューとして形成された押込み装置(4)とを備えており、
    前記押込み装置(4)と、前記ローターまたはステーター(1)とが、互いに相対的に運動可能に形成されており、および、
    前記押込み装置(4)が接触面(4a)を有しており、この接触面に沿って、前記波巻マット(2)の巻線(2a)が滑動可能である、
    ことを特徴とする装置。
  9. 前記構造部材保持体における前記ローターまたはステーター(1)は、回転方向(P2)において回転するように駆動されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記押込み装置(4)は、
    この押込み装置が、前記中間スペース(1b)内への前記波巻マット(2)の押込みのために、前記ローターまたはステーター(1)に関して半径方向に運動可能であるように形成されていることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記押込み装置(4)は、更に、
    この押込み装置が、前記ローターまたはステーター(1)に関して半径方向に、往復運動可能であるように形成されていることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記装置は、2つの押込み装置(4)を有しており、
    これら押込み装置が、それぞれに、前記ローターまたはステーター(1)の端側面において、および、
    このローターまたはステーターに対して半径方向に、及び/または、循環するように、特に前記ローターまたはステーター(1)の回転方向に運動可能に配設されていることを特徴とする請求項8から11のいずれか一つに記載の装置。
  13. 前記押込み装置(4)は、接触面(4a)を有しており、この接触面と、挿入されるべき前記波巻(2c)が、この波巻(2c)の挿入の際に接触することを特徴とする請求項8から12のいずれか一つに記載の装置。
  14. 前記接触面(4a)は、複数の曲率部分(A、B、C)を有していることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記接触面(4a)の、前記ローターまたはステーター(1)の回転方向に後ろに位置する第1の曲率部分(C)は、1つの曲率線を有しており、
    この曲率線が、基本的に、完全に導入された波巻の最も上の層の包絡円によって描かれる円形線に対して相補的であることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記接触面(4a)の、前記ローターまたはステーター(1)の回転方向に手前に位置する第2の曲率部分(A)は、1つの曲率線を有しており、
    この曲率線が、基本的に、複数の点から算出される曲線に対して平行に位置しており、
    これら点が、直線との円の交点(8)であり、
    その際、
    i)前記円(6)の半径が、前記波巻マット(2)の予め与えられた巻回ステップ(T)から、および、円中心が、相応する前記波巻(2c)の先行する前記線材部分(2a)の位置によって決定され、
    ii)前記直線が、前記ローターまたはステーター(1)の、前記ローターまたはステーター(1)の半径方向に延びる中間スペース(1b)の中心垂線(7)に相応する、
    ことを特徴とする請求項14または15に記載の装置。
  17. 前記接触面(4a)の第3の曲率部分(B)は、前記第1の曲率部分(C)と前記第2の曲率部分(A)との間に配設されており、
    この第3の曲率部分の曲率線が、前記第1の曲率部分(C)と前記第2の曲率部分(A)との曲率線の連続的な補間であることを特徴とする請求項15または16に記載の装置。
  18. 前記線材個別化要素(3a)は、拡幅された領域を有しており、この領域が、
    前記ローターまたはステーター(1)の前記極歯(1a)の端側面よりも幅広に形成されており、且つ、特に溝部絶縁フィルムまたは溝部絶縁紙として形成された溝部絶縁手段(9)の端面側の縁部を、この溝部絶縁手段と前記極歯(1a)との間で収容する、および、特に保持することのために構成されている、
    ことを特徴とする請求項8から16のいずれか一つに記載の装置。
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