JP2019159543A - ディスプレイ共用支援装置、表示制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

ディスプレイ共用支援装置、表示制御方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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智雄 山中
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隆弘 堤
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健矢 羽場
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Abstract

【課題】1台のディスプレイに2つのシステムそれぞれの画面が表示されており、一方のシステムの画面が変化することに伴い他方のシステムの画面が変化する場合に、従来よりも、変更する途中が不自然にならないようにする。【解決手段】第一の頻度で更新されるMFP画面7Aと第二の頻度で更新されるサーバ画面7Bとを隣接させて表示させるパネルマイコン5であって、MFP画面7Aが変化することでサーバ画面7Bが変化する場合に、MFP画面7Aおよびサーバ画面7Bが同じ頻度で更新されるようにMFPユニット2またはサーバユニット3を制御する、境界変更部507と、MFP画面7Aが変化することでサーバ画面7Bが変化する場合に、変化したMFP画面7AとMFP画面7Aが変化したことで変化したサーバ画面7Bとを同時に表示させる、画面合成部501および画面出力部502と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、1台のディスプレイに2つのシステムそれぞれの画面を隣接させて表示させる技術に関する。
コピー、スキャン、ファックス、およびボックスなどの様々な機能を備えた画像形成装置が普及している。このような画像形成装置は「MFP(Multi Function Peripherals)」と呼ばれることがある。
また、近年、画像形成装置を物理的なサーバ(いわゆるサーバ機またはサーバユニット)と一体的に構成する技術が提案されている。これにより、画像形成装置の機能の拡張性を従来よりも容易に向上させることができる。以下、画像形成装置とサーバとを一体化した装置を「複合機」と記載する。
このような複合機のタッチパネルディスプレイは、画像形成装置およびサーバそれぞれの画面を並べて同時に表示し、ユーザによる画像形成装置およびサーバそれぞれに対する操作を受け付ける。特許文献1には、1台のディスプレイに複数の画面を同時に表示し、さらにそれぞれの画面のサイズを変更する技術が開示されている。
特許文献1に記載の情報処理装置は、自装置の画面の一部又は全部に表示される第1の表示情報を生成する自装置表示生成部と、他装置の画面の一部又は全部に表示される第2の表示情報を取得する他装置表示取得部と、自装置での操作に応じて前記第1の表示情報に基づく表示をする自装置画面内の第1領域と第2の表示情報に基づく表示をする自装置画面内の第2領域との大きさを変更する表示制御部とを備える。
特開2015−55911号公報
異なるシステムそれぞれの画面を同時に表示しているときにそれぞれの画面のサイズを変更すると、変更する途中で不自然な状態でそれぞれの画面が表示されることがある。上述の特許文献1に開示される発明では、この課題を解決することができない。
本発明は、このような問題点に鑑み、1台のディスプレイに2つのシステムそれぞれの画面が表示されており、一方のシステムの画面が変化することに伴って他方のシステムの画面が変化する場合に、従来よりも、変化する途中で画面が不自然に表示されないようにすることを、目的とする。
本発明の一形態に係るディスプレイ共用支援装置は、第一の画面を第一の頻度で更新する第一のシステムおよび第二の画面を当該第一の頻度とは異なる第二の頻度で更新する第二のシステムとともに用いられ、当該第一の画面および当該第二の画面を隣接させてディスプレイに表示させるディスプレイ共用支援装置であって、前記第一の画面が変化することに伴って前記第二の画面が変化する場合に、前記第一の画面および前記第二の画面が同一の更新頻度で更新されるように前記第一のシステムまたは前記第二のシステムを制御する、頻度制御手段と、前記第一の画面が変化することに伴って前記第二の画面が変化する場合に、変化した当該第一の画面と当該第一の画面が変化したことに伴って変化した当該第二の画面とを同時に前記ディスプレイに表示させる、表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の他の形態に係るディスプレイ共用支援装置は、第一の画面を第一の頻度で更新する第一のシステムおよび第二の画面を当該第一の頻度とは異なる第二の頻度で更新する第二のシステムとともに用いられ、当該第一の画面および当該第二の画面を隣接させてディスプレイに表示させるディスプレイ共用支援装置であって、前記第一の画面が広がるように変化し終わった際に、前記第二の画面が当該第一の画面の変化後の大きさに合わせて狭くなるように変化するように、前記第一のシステムおよび前記第二のシステムを制御する、更新制御手段と、前記第一の画面が広がるように変化し終わった際に、前記第二の画面が当該第一の画面の変化後の大きさに合わせて狭くなるように変化する場合に、当該第一の画面が当該第二の画面よりも前面になるように当該第一の画面および当該第二の画面を同時に前記ディスプレイに表示させる、表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の他の形態に係るディスプレイ共用支援装置は、第一の画面を第一の頻度で更新する第一のシステムおよび第二の画面を当該第一の頻度よりも高い第二の頻度で更新する第二のシステムとともに用いられ、当該第一の画面および当該第二の画面を隣接させてディスプレイに表示させるディスプレイ共用支援装置であって、前記第一の画面が広がるように変化することに伴って前記第二の画面が狭くなるように変化する場合に、当該第二の画面が当該第一の画面よりも遅れて更新されるように前記第二のシステムを制御する、更新制御手段、を有することを特徴とする。
本発明によると、1台のディスプレイに2つのシステムそれぞれの画面が表示されており、一方のシステムの画面が変化することに伴って他方のシステムの画面が変化する場合に、従来よりも、変更する途中で画面が不自然に表示されないようにすることができる。
複合機の全体の例を示す図である。 複合機のハードウェア構成の例を示す図である。 MFPユニットのハードウェア構成の例を示す図である。 サーバユニットのハードウェア構成の例を示す図である。 パネルマイコンのハードウェア構成の例を示す図である。 MFPユニット、サーバユニット、およびパネルマイコンの機能的構成の例を示す図である。 MFP画面の例を示す図である。 サーバ画面の例を示す図である。 表示面およびタッチ面の例を示す図である。 合成画面の例を示す図である。 合成画面の変化の例を示す図である。 合成画面の変化の例を示す図である。 MFPユニットおよびサーバユニットの全体的な処理の流れの例を示す図である。 パネルマイコンの全体的な処理の流れの例を示す図である。 合成画面の変化の例を示す図である。 MFP画面の表示対象部分の変化の例を示す図である。 サーバ画面の表示対象部分の変化の例を示す図である。 合成画面の変化の例を示す図である。 MFP画面の表示対象部分とサーバ画面の表示対象部分との重なりの例を示す図である。 MFP画面の表示対象部分とサーバ画面の表示対象部分との重なりの例を示す図である。
図1は、複合機1の全体の例を示す図である。図2は、複合機1のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、MFPユニット2のハードウェア構成の例を示す図である。図4は、サーバユニット3のハードウェア構成の例を示す図である。図5は、パネルマイコン5のハードウェア構成の例を示す図である。図6は、MFPユニット2、サーバユニット3、およびパネルマイコン5の機能的構成の例を示す図である。
図1に示す複合機1は、様々な機能を集約した装置である。複合機1は、図1または図2に示すように、MFPユニット2、サーバユニット3、タッチパネルディスプレイ4、およびパネルマイコン5などによって構成される。
サーバユニット3は、MFPユニット2の筐体に収納されている。タッチパネルディスプレイ4は、表示面およびタッチ面がやや水平になるようにスキャンユニット20gの正面に配置されている。
MFPユニット2は、一般に「MFP(Multi Function Peripherals)」などと呼ばれる画像形成装置に相当する装置であって、コピー、PCプリント、ファックス、スキャン、およびボックスなどの機能を有する。
PCプリント機能は、複合機1の外部の装置またはサーバユニット3から受信した画像データに基づいて画像を用紙に印刷する機能である。
ボックス機能は、ユーザごとに「ボックス」または「パーソナルボックス」などと呼ばれる記憶領域を与えておき、各ユーザが自分の記憶領域によって画像データなどを保存し管理するための機能である。ボックスは、パーソナルコンピュータにおける「フォルダ」または「ディレクトリ」に相当する。
サーバユニット3は、サーバ機またはパーソナルコンピュータに相当する装置であって、ウェブサーバまたはFTP(File Transfer Protocol)サーバなどの機能を有する。サーバユニット3として、組込みコンピュータ(例えば、組込みLinux(登録商標)または組込みWindows(登録商標)など)が用いられる。組込みコンピュータは、「組込みコンピュータシステム」または「ビルトインサーバ」などと呼ばれることもある。
タッチパネルディスプレイ4は、MFPユニット2およびサーバユニット3によって共用される。そして、複合機1を直接操作するユーザを対象に、MFPユニット2の画面およびサーバユニット3の画面を左右に並べて表示面4ASに表示する。また、タッチ面4BSのタッチされた位置の座標を示すデータをパネルマイコン5へ送信する。
パネルマイコン5は、MFPユニット2およびサーバユニット3とタッチパネルディスプレイ4とを連携させるためのコンピュータである。MFPユニット2またはサーバユニット3から受信した、画面を表示するための画面データを、映像信号に変換し、タッチパネルディスプレイ4へ送信する。または、MFPユニット2およびサーバユニット3それぞれの画面を並べることによって合成画面を生成し、それを表示するための映像信号をタッチパネルディスプレイ4へ送信する。また、タッチパネルディスプレイ4から受信した座標データを、MFPユニット2またはサーバユニット3へ送信する。
MFPユニット2およびサーバユニット3それぞれの機能によって基本的なサービスがユーザへ提供される。さらに、これらの機能を組み合わせることによって、応用的なサービスがユーザへ提供される。
MFPユニット2は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)20a、RAM(Random Access Memory)20b、ROM(Read Only Memory)20c、補助記憶装置20d、NIC(Network Interface Card)20e、モデム20f、スキャンユニット20g、プリントユニット20h、およびフィニッシャ20iなどによって構成される。
CPU20aは、MFPユニット2のメインCPUである。RAM20bは、MFPユニット2のメインメモリである。
NIC20eは、サーバユニット3のハブ30f(図4参照)にツイストペアケーブルで繋がれており、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルでサーバユニット3またはパネルマイコン5と通信する。さらに、ハブ30fを介して複合機1の外部の装置と通信する。
モデム20fは、ファクシミリ端末との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りする。
スキャンユニット20gは、プラテンガラスの上にセットされたシートに記されている画像を読み取って画像データを生成する。
プリントユニット20hは、スキャンユニット20gによって読み取られた画像のほか、複合機1の外部の装置またはサーバユニット3から受信した画像データに示される画像を用紙に印刷する。
フィニッシャ20iは、プリントユニット20hによって得られた印刷物に対して、必要に応じて後処理を施す。後処理は、ステープルで綴じる処理、パンチ穴を開ける処理、または折り曲げる処理などである。
ROM20cまたは補助記憶装置20dには、オペレーティングシステムのほか、上述のコピーなどの機能を実現したりサービスを提供したりするためのアプリケーションが記憶されている。さらに、第一のクライアントプログラム20P(図6参照)が記憶されている。第一のクライアントプログラム20Pは、タッチパネルディスプレイ4をサーバユニット3と共用するサービスを受けるためのプログラムである。
これらのプログラムは、RAM20bにロードされ、CPU20aによって実行される。補助記憶装置20dとして、ハードディスクまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
サーバユニット3は、図4に示すように、CPU30a、RAM30b、ROM30c、補助記憶装置30d、NIC30e、およびハブ30fなどによって構成される。
NIC30eは、ハブ30fにケーブルで繋がれており、ハブ30fを介してTCP/IPなどのプロトコルでMFPユニット2およびパネルマイコン5のほか、複合機1の外部の装置と通信する。
ハブ30fには、上述の通り、NIC30eおよびMFPユニット2のNIC20eがケーブルで繋がれている。さらに、ルータおよびパネルマイコン5のNIC50e(図5参照)にケーブルで繋がれている。そして、ハブ30fは、これらの機器の間でやり取りされるデータを中継する。
ROM30cまたは補助記憶装置30dには、オペレーティングシステムのほか、上述の機能を実現しまたはサービスを提供するためのアプリケーションなどのプログラムが記憶されている。さらに、第二のクライアントプログラム30P(図6参照)が記憶されている。第二のクライアントプログラム30Pは、タッチパネルディスプレイ4をMFPユニット2と共用するサービスを受けるためのプログラムである。
これらのプログラムは、RAM30bにロードされ、CPU30aによって実行される。補助記憶装置30dとして、ハードディスクドライブまたはSSDなどが用いられる。
タッチパネルディスプレイ4は、図2に示すように、ディスプレイモジュール4Aおよびタッチパネルモジュール4Bなどによって構成される。
ディスプレイモジュール4Aは、パネルマイコン5から送信された映像信号に基づいて画面を表示する。ディスプレイモジュール4Aとして、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイまたは液晶ディスプレイなどのフラットパネルディスプレイが用いられる。
タッチパネルモジュール4Bは、タッチ面4BS(図9参照)がタッチされたことを検知するごとに、タッチされた位置の座標を示す座標データをパネルマイコン5へ送信する。
パネルマイコン5は、図5に示すように、CPU50a、RAM50b、ROM50c、補助記憶装置50d、NIC50e、VRAM(Video RAM)50f、ビデオボード50g、および入力インタフェース50hなどによって構成される。
NIC50eは、サーバユニット3のハブ30f(図4参照)にツイストペアケーブルで繋がれており、TCP/IPなどのプロトコルでMFPユニット2またはパネルマイコン5と通信する。
VRAM50fは、タッチパネルディスプレイ4に表示させる画面の画面データを記憶するためのグラフィックメモリである。
ビデオボード50gは、画面データを映像信号に変換して、ディスプレイモジュール4Aへ送信する。「グラフィックボード」、「LCD(liquid crystal display)コントローラ」、または「ビデオカード」などと呼ばれることもある。VRAM50fがビデオボード50gに内蔵されている場合がある。
ビデオボード50gのインタフェースとして、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)またはD−SUB(D-Subminiature)などが用いられる。
入力インタフェース50hは、タッチパネルモジュール4Bにケーブルによって繋がれており、タッチパネルモジュール4Bから信号が入力される。
入力インタフェース50hのインタフェースとして、IEEE1394またはUSB(Universal Serial Bus)などが用いられる。
ROM50cまたは補助記憶装置50dには、オペレーティングシステムなどが記憶されている。補助記憶装置50dとして、ハードディスクドライブまたはSSDなどが用いられる。
さらに、ROM50cまたは補助記憶装置50dには、中継プログラム50P(図6参照)が記憶されている。中継プログラム50Pは、MFPユニット2の画面およびサーバユニット3の画面を合成して映像信号としてディスプレイモジュール4Aへ送信する処理、ならびに、タッチパネルモジュール4Bから入力されたデータを、MFPユニット2およびサーバユニット3のいずれかへ、適宜補正して送信する処理を行うための、プログラムである。
これらのプログラムは、必要に応じてRAM50bにロードされ、CPU50aによって実行される。
第一のクライアントプログラム20Pによると、図6に示す構成データ記憶部201ないし次処理決定部204がMFPユニット2に実現される。第二のクライアントプログラム30Pによると、図6に示す構成データ記憶部301ないし次処理決定部304がサーバユニット3に実現される。中継プログラム50Pによると、図6に示す画面合成部501ないし境界変更部507がパネルマイコン5に実現される。
以下、MFPユニット2の各部、サーバユニット3の各部、およびパネルマイコン5の各部の処理を説明する。
図7は、MFP画面7Aの例を示す図である。図8は、サーバ画面7Bの例を示す図である。図9は、表示面4ASおよびタッチ面4BSの例を示す図である。図10は、合成画面7Cの例を示す図である。
MFPユニット2において、構成データ記憶部201には、ユーザがMFPユニット2を操作するための画面であるMFP画面7Aごとに、MFP画面7Aを構成するアイコンごとの配置などを示す画面構成データ6A1が予め記憶されている。
例えば、MFP画面7Aには、図7のように複数のアイコンが配置されている。MFP画面7Aの画面構成データ6A1には、これらのアイコンそれぞれの属性が示され、これらのアイコンそれぞれの画像データが含まれる。
例えば、MFP画面7Aの1つであるデスクトップ画面7A1には、図7のように複数のアイコン8Aが配置されている。デスクトップ画面7A1の画面構成データ6A1には、これらのアイコン8Aそれぞれの属性が示され、これらのアイコンそれぞれの画像データが含まれる。なお、時計アイコン8A1は時刻を示す。
画面構成データ6A1に示される属性として、アイコンのMFP画面7Aにおける位置およびアイコンが受け付けることができるユーザの操作(例えば、指を上下にスライドさせる操作、左右にスライドさせる操作、またはタップする操作)などがある。
なお、本実施形態では、各MFP画面7Aのサイズ(縦、横それぞれの長さ)は予め共通に決められており、ディスプレイモジュール4Aの表示面4AS(図9参照)と同じサイズである。後述するサーバ画面7Bも、同様である。また、説明の簡単のため、表示面4ASの解像度およびタッチパネルモジュール4Bのタッチ面4BS(図9参照)の解像度が同じである場合を例に説明する。また、表示面4AS、タッチ面4BS、および後述するいずれの画面においても、左上の頂点を原点とし、縦方向の軸をY軸とし、横方向をX軸とする。
画面生成部202は、MFP画面7Aの表示対象部分の画面データ6A2を、そのMFP画面7Aの画面構成データ6A1に基づいて、所定の時間の間隔で生成する。以下、この所定の時間を「第一の時間T1」と記載する。本実施形態では、第一の時間T1は20ms(ミリ秒)である。「表示対象部分」は、ある画面のうちのディスプレイモジュール4Aに表示させる部分である。
第一のクライアントプログラム20Pが起動した当初は、MFP画面7A(図7参照)を左右に二等分した左半分が表示対象部分である。よって、第一のクライアントプログラム20Pの起動後に、最初に、この表示対象部分の画面データ6A2が画面生成部202によって生成される。
画面データ送信部203は、画面生成部202によって画面データ6A2が生成されるごとに、その画面データ6A2をパネルマイコン5へ送信する。つまり、第一の時間T1ごとに画面データ6A2をパネルマイコン5へ送信する。
サーバユニット3において、構成データ記憶部301には、ユーザがサーバユニット3を操作するための画面であるサーバ画面7Bごとに、サーバ画面7Bを構成するアイコンごとの配置などを示す画面構成データ6B1が予め記憶されている。
例えば、サーバ画面7Bには、図8のように複数のアイコンが配置されている。サーバ画面7Bの画面構成データ6B1には、これらのアイコンそれぞれの属性が示され、これらのアイコンそれぞれの画像データが含まれる。
例えば、サーバ画面7Bの1つであるデスクトップ画面7B1には、図8のように複数のアイコン8Bが配置されている。デスクトップ画面7B1の画面構成データ6B1には、これらのアイコン8Bそれぞれの属性が示され、これらのアイコンそれぞれの画像データが含まれる。なお、インジケータアイコン8B1は、CPU30aの現在の稼働状態を示す。
画面生成部302は、サーバ画面7Bの表示対象部分の画面データ6B2を、そのサーバ画面7Bの画面構成データ6B1に基づいて、所定の時間の間隔で生成する。以下、この所定の時間を「第二の時間T2」と記載する。本実施形態では、第二の時間T2は10msである。
第二のクライアントプログラム30Pが起動した当初は、サーバ画面7Bを左右に2等分した左半分が表示対象部分であり、この表示対象部分の画面データ6B2が生成される。
画面データ送信部303は、画面生成部302によって画面データ6B2が生成されるごとに、その画面データ6B2をパネルマイコン5へ送信する。つまり、第二の時間T2ごとに画面データ6B2をパネルマイコン5へ送信する。
ところで、ディスプレイモジュール4Aの表示面4ASおよびタッチパネルモジュール4Bのタッチ面4BSは、図9のように、境界40Dによって左右2つの領域に分割される。そして、左側の領域である左領域40Lは、原則として、MFP画面7Aの表示または操作のために用いられる。右側の領域である右領域40Rは、原則として、サーバ画面7Bの表示および操作のために用いられる。
画面合成部501は、MFPユニット2から受信した画面データ6A2のうちの最新の画面データ6A2とサーバユニット3から受信した画面データ6B2のうちの最新の画面データ6B2とに基づいて、第一の時間T1および第二の時間T2のうちの短い方(本実施形態では第二の時間T2)で、MFP画面7Aの表示対象部分とサーバ画面7Bの表示対象部分とを並べて合成する。これによって、合成画面7Cの画面データ6C2を生成する。合成画面7Cは、図10のような、MFP画面7Aとサーバ画面7Bとを左右に並べた画面である。
画面出力部502は、画面合成部501によって画面データ6C2が生成されるごとに、画面データ6C2を映像信号6C3に変換してディスプレイモジュール4Aへ出力する処理をビデオボード50gに実行させる。
そして、ディスプレイモジュール4Aは、映像信号6C3に基づいて合成画面7Cを表示する。
以上の処理によって、MFP画面7Aの表示対象部分が、1/T1、のフレームレートで左領域40Lに表示され、サーバ画面7Bの表示対象部分が、1/T2、のフレームレートで右領域40Rに表示される。しかし、左領域40Lおよび右領域40Rの境界40D(図9参照)を変更する操作が行われている間は、低い方のフレームレートに統一されて表示される。これについては、後に説明する。
図11は、合成画面7Cの変化の例を示す図である。図12は、合成画面7Cの変化の例を示す図である。
あるユーザは、タッチ面4BSをタッチしてタップ、フリック、またはドラッグなどを行うことによって、MFPユニット2またはサーバユニット3のいずれかを操作することができる。
タッチパネルモジュール4Bは、タッチ面4BSがタッチされている間、定期的に、例えば10msごとに、タッチされた位置の座標を示す座標データ6Eをパネルマイコン5へ送信する。
パネルマイコン5において、画面関連データ記憶部503には、境界座標データ6Dが記憶されている。境界座標データ6Dは、境界40Dの表示面4ASおよびタッチ面4BSにおける座標を示す。中継プログラム50Pが起動した当初は、表示面4ASおよびタッチ面4BSを左右に2等分する線分が境界40Dとして設定されている。つまり、この線分の座標が境界40Dの座標として境界座標データ6Dに示されている。
また、画面関連データ記憶部503には、第一の時間T1および第二の時間T2が予め記憶されている。
パネルマイコン5において座標データ6Eが受信され始めると、対象判別部504は、ユーザによる操作がMFPユニット2に対する操作なのか、サーバユニット3に対する操作なのか、境界40Dを変更するための操作なのかを次のように判別する。
対象判別部504は、タッチされ始めてから1番目に受信された座標データ6Eに示される座標、および、境界座標データ6Dに示される境界40Dの座標に基づいて、境界40Dがタッチされたか否かを判別する。タッチされたと判別した場合は、ユーザによる操作が境界40Dを変更するための操作であると判別する。
そうでない場合は、対象判別部504は、その座標データ6Eに示される座標が左領域40Lのいずれかの座標であれば、ユーザによる操作がMFPユニット2に対する操作であると判別する。その座標データ6Eに示される座標が右領域40Rのいずれかの座標であれば、ユーザによる操作がサーバユニット3に対する操作であると判別する。
第一の座標データ送信部505は、ユーザによる操作がMFPユニット2に対する操作であると対象判別部504によって判別されると、1番目に受信された座標データ6Eおよびその後に連続的に受信される座標データ6EをMFPユニット2へ次々に送信する。
第二の座標データ送信部506は、ユーザによる操作がサーバユニット3に対する操作であると対象判別部504によって判別されると、1番目に受信された座標データ6Eおよびその後に連続的に受信された座標データ6Eをサーバユニット3へ次々に送信する。
ところで、1番目に受信された座標データ6Eに示される座標が左領域40Lのいずれかの座標であり、その後連続して受信される座標データ6Eに示される座標が境界40Dの座標を越えて右領域40Rのいずれかの座標になったと対象判別部504が判別したとき、第二の座標データ送信部506は、境界40Dの座標を越えた後の座標データ6Eをサーバユニット3へ送信する。このとき、第一の座標データ送信部505は、境界40Dの座標を超えた後の座標データ6Eを送信するのを中止する。
または、1番目に受信された座標データ6Eに示される座標が右領域40Rのいずれかの座標であり、その後連続して受信される座標データ6Eに示される座標が境界40Dの座標を越えて左領域40Lのいずれかの座標になったと対象判別部504が判別したとき、第一の座標データ送信部505は、境界40Dの座標を越えた後の座標データ6EをMFPユニット2へ送信する。このとき、第二の座標データ送信部506は、境界40Dの座標を越えた後の座標データ6Eを送信するのを中止する。
なお、タッチ面4BSの原点とMFP画面7Aの原点とが一致しない場合は、MFPユニット2において、境界座標データ6Dに基づいて座標データ6Eが補正される。同様に、タッチ面4BSの原点とサーバ画面7Bの原点とが一致しない場合は、サーバユニット3において、境界座標データ6Dに基づいて座標データ6Eが補正される。
MFPユニット2において、次処理決定部204は、パネルマイコン5から受信した座標データ6Eに示される座標に基づいて、次に実行すべき処理(以下、「次処理」と記載する。)を決定する。そして、次処理決定部204によって決定された次処理がMFPユニット2において実行される。
サーバユニット3において、次処理決定部304は、パネルマイコン5から受信した座標データ6Eに示される座標に基づいて、次処理を決定する。そして、決定された次処理がサーバユニット3において実行される。
パネルマイコン5において、ユーザによる操作が境界40Dを変更するための操作であると対象判別部504によって判別された場合は、境界変更部507は、境界40Dを変更するための処理を次のように行う。
境界変更部507は、連続して受信する座標データ6Eのうちの最新の座標データ6Eに示される座標のX座標が境界40DのX座標になるように、境界座標データ6Dを更新する。これにより、境界40Dが変更される。併せて、左領域40Lおよび右領域40Rも変更される。
境界変更部507は、更新後の境界座標データ6Dに基づいて、第一の時間T1および第二の時間T2のうちの長い方の時間ごとに、つまり第一の時間T1ごとに、変更後の左領域40Lの幅を示す境界変更データ6F1を生成してMFPユニット2へ送信する。また、更新後の境界座標データ6Dに基づいて、上述の長い方の時間ごとに、つまり第一の時間T1ごとに、変更後の右領域40Rの幅を示す境界変更データ6F2を生成してサーバユニット3へ送信する。
ここで、境界変更部507は、最初の境界変更データ6F1をMFPユニット2へ送信すると同時に、最初の境界変更データ6F2をサーバユニット3へ送信する。すなわち、境界変更データ6F1および境界変更データ6F2のそれぞれを、同期を取って送信する。
MFPユニット2において、境界変更データ6F1が受信されるごとに(つまり第一の時間T1ごとに)、画面生成部202は、MFP画面7Aのうちの表示対象部分とする部分を、境界変更データ6F1に示される幅に合わせて広げまたは狭める。すなわち、第一の時間T1ごとに表示対象部分とする部分を広げまたは狭める。表示対象部分の左右どちらを広げても狭めてもよい。そして、幅を広げまたは狭めるごとに(つまり第一の時間T1ごとに)、新たな表示対象部分の画面データ6A2を生成する。画面データ送信部203は、画面データ6A2が生成されるごとに(つまり第一の時間T1ごとに)、その画面データ6A2をパネルマイコン5へ送信する。
サーバユニット3において、境界変更データ6F2が受信されるごとに、画面生成部302は、サーバ画面7Bのうちの表示対象部分の部分を、境界変更データ6F2に示される幅に合わせて広げまたは狭める。すなわち、第二の時間T2ごとではなく第一の時間T1ごとに、表示対象部分とする部分を広げまたは狭める。サーバ画面7Bの表示対象部分の広げ方および狭め方は、MFP画面7Aの表示対象部分の広げ方および狭め方と同様である。そして、幅を広げまたは狭めるごとに(つまり第一の時間T1ごとに)、新たな表示対象部分の画面データ6B2を生成する。
画面データ送信部303は、画面データ6B2が生成されるごとに(つまり第一の時間T1ごとに)、その画面データ6B2をパネルマイコン5へ送信する。
パネルマイコン5において、画面合成部501は、基本的に上述と同様に、画面データ6A2および画面データ6B2に基づいて合成画面7Cの画面データ6C2を生成する。
ただし、画面合成部501は、最新の画面データ6A2と、その画面データ6A2が受信された順番と同じ順番で受信された画面データ6B2と、に基づいて画面データ6C2を生成する。または、最新の画面データ6B2と、その画面データ6B2が受信された順番と同じ順番で受信された画面データ6A2と、に基づいて画面データ6C2を生成する。すなわち、N番目に受信した画面データ6A2およびN番目に受信した画面データ6B2に基づいて生成する。最新の画面データ6A2および最新の画面データ6B2同士に基づいて生成するとは限らない。このように、同期を取って画面データ6C2を生成する。
画面出力部502は、画面合成部501によって画面データ6C2が生成されるごとに、画面データ6C2を映像信号6C3に変換してディスプレイモジュール4Aへ出力する処理をビデオボード50gに実行させる。ディスプレイモジュール4Aは、映像信号6C3に基づいて合成画面7Cを表示する。
上述のように同期を取るので、例えば、境界40Dが右に移動する場合、図11に示すように、MFP画面7Aおよびサーバ画面7Bの間に隙間が生じない状態で、MFP画面7Aが広くなりかつサーバ画面7Bが狭くなる。
もしも、上述のように同期を取ることをしなかった場合、次のような処理が行われる。その結果、新たな合成画面7Cが不自然に表示されることになる。
すなわち、境界変更部507は、座標データ6Eを受信するごとに(つまり10msごとに)境界座標データ6Dを更新する。境界座標データ6Dが更新されるごとに(つまり10msごとに)、その境界座標データ6Dに基づいて境界変更データ6F1および境界変更データ6F2のそれぞれを生成し、MFPユニット2およびサーバユニット3のそれぞれへ10msごとに送信する。
MFPユニット2の画面生成部202は、通常は、画面データ6A2を第一の時間T1ごと(つまり20msごとに)に生成する。そのため、20msごとに受信する境界変更データ6F1に基づいて画面データ6A2を生成する。なお、画面データ6A2を生成するのに用いられなかった境界変更データ6F1は破棄される。
画面データ送信部203は、画面データ6A2が生成されるごとに(つまり20msごとに)その画面データ6A2を送信する。
サーバユニット3の画面生成部302は、画面データ6B2を、通常の通りつまり第二の時間T2ごとに(つまり10msごとに)生成する。画面データ送信部303は、画面データ6B2が生成されるごとにその画面データ6B2を送信する。
パネルマイコン5の画面合成部501は、通常通りにつまり第二の時間T2ごとに(つまり10msごとに)、最新の画面データ6A2と最新の画面データ6B2とに基づいて合成画面7Cの画面データ6C2を生成する。画面出力部502は、ディスプレイモジュール4Aに新たな合成画面7Cを表示させる。
そのため、例えば、境界40Dが右に移動する場合、画面データ6A2が生成されないときに(つまり10ms、30ms、50ms、70ms…の各時刻に)、図12のように、MFP画面7Aおよびサーバ画面7Bの間に隙間が生じた合成画面7Cが表示されることがある。
以上の処理によって、境界40Dを変更する操作が行われている間は、低い方のフレームレート(本実施形態では1/T1)に統一されて、MFP画面7Aの表示対象部分およびサーバ画面7Bの表示対象部分が合成画面7Cとして表示される。
図13は、MFPユニット2およびサーバユニット3の全体的な処理の流れの例を示す図である。図14は、パネルマイコン5の全体的な処理の流れの例を示す図である。
次に、MFPユニット2、サーバユニット3、およびパネルマイコン5それぞれの全体的な処理の流れの例を、フローチャートを参照しながら説明する。
MFPユニット2は、オペレーティングシステムの起動後、第一のクライアントプログラム20Pに基づいて、図13に示す手順で処理を実行する。サーバユニット3も、オペレーティングシステムの起動後、第二のクライアントプログラム30Pに基づいて、図13に示す手順で処理を実行する。
パネルマイコン5は、オペレーティングシステムの起動後、中継プログラム50Pに基づいて、図14に示す手順で処理を実行する。
MFPユニット2は、第一の時間T1ごとに、MFP画面7A(図7参照)の表示対象部分の画面データ6A2を生成しパネルマイコン5へ送信する(図13の#901)。
サーバユニット3は、第二の時間T2ごとに、サーバ画面7B(図8参照)の表示対象部分の画面データ6B2を生成しパネルマイコン5へ送信する(#901)。
パネルマイコン5は、MFPユニット2およびサーバユニット3それぞれから画面データ6A2および画面データ6B2を受信すると(図14の#951でYes)、ユーザが現在、境界40Dを操作していれば(#952でYes)、第一の時間T1ごとに受信した画面データ6A2のうちの最新の画面データ6A2と、その画面データ6A2が受信された順番と同じ順番で受信された画面データ6B2とに基づいて(または、第一の時間T1ごとに受信した画面データ6B2のうちの最新の画面データ6B2と、その画面データ6B2が受信された順番と同じ順番で受信された画面データ6A2とに基づいて)MFP画面7Aおよびサーバ画面7Bそれぞれの表示対象部分を左右に並べて合成することによって、合成画面7C(図10参照)の画面データ6C2を生成する(#953)。すなわち、同期を取って画面データ6C2を生成する。なお、操作の対象は、後述するステップ#957において判別される。
一方、ユーザが現在、境界40Dを操作していなければ(#952でNo)、第一の時間T1ごとに受信した画面データ6A2のうちの最新の画面データ6A2と第二の時間T2ごとに受信した画面データ6B2のうちの最新の画面データ6B2とに基づいてMFP画面7Aおよびサーバ画面7Bそれぞれの表示対象部分を左右に並べて合成することによって、合成画面7C(図10参照)の画面データ6C2を生成する(#954)。すなわち、同期を取らずに画面データ6C2を生成する。
パネルマイコン5は、生成した画面データ6C2の映像信号6C3を、ディスプレイモジュール4Aへ出力する(#955)。
パネルマイコン5は、タッチパネルモジュール4Bから座標データ6Eを受信すると(#956でYes)、ユーザが、MFP画面7A、サーバ画面7B、および境界40Dのいずれを操作しているのかを判別する(#957)。すなわち、ユーザの操作対象を判別する。
パネルマイコン5は、操作対象が境界40Dである(つまり境界40Dが操作されている)と判別した場合(#958でYes)、境界座標データ6Dを更新する(#959)。このとき、第一の時間T1で境界座標データ6Dを更新する。
パネルマイコン5は、更新後の境界座標データ6Dに基づいて、第一の時間T1で、境界変更データ6F1および境界変更データ6F2のそれぞれを生成し、MFPユニット2およびサーバユニット3のそれぞれへ送信する(#960)。このとき、最初の境界変更データ6F1および最初の境界変更データ6F2のそれぞれを同時に送信する。すなわち、同期を取って送信する。
パネルマイコン5は、操作対象がMFPユニット2であると判別した場合(#958でNo、#961でYes)、座標データ6EをMFPユニット2へ送信する(#962)。操作対象がサーバユニット3であると判別した場合(#958でNo、#961でNo)、座標データ6Eをサーバユニット3へ送信する(#963)。
パネルマイコン5は、中継プログラム50Pを終了するまで適宜、ステップ#951〜#963の処理を実行する(#964でNo)。
MFPユニット2は、パネルマイコン5から座標データ6Eを受信すると(図13の#902でYes)、次処理を決定して実行する(#903)。
MFPユニット2は、境界変更データ6F1を受信している間は(#904でYes)、ステップ#901の処理を行う代わりに、境界変更データ6F1を受信するごとに(つまり第一の時間T1ごとに)、境界変更データ6F1に基づいて幅を広げまたは狭めた表示対象部分の画面データ6A2を生成してパネルマイコン5へ送信する(#905)。
サーバユニット3は、パネルマイコン5から座標データ6Eを受信すると(#902でYes)、次処理を決定して実行する(#903)。境界変更データ6F2を受信している間は(#904でYes)、ステップ#901の処理を行う代わりに、境界変更データ6F2を受信するごとに(つまり第一の時間T1ごとに)、境界変更データ6F2に基づいて幅を広げまたは狭めた表示対象部分の画面データ6B2を生成し、パネルマイコン5へ送信する(#905)。なお、境界変更データ6F2を受信しなくなれば、第二の時間T2ごとに、画面データ6B2を生成してパネルマイコン5へ送信する(#901)。
MFPユニット2およびサーバユニット3のそれぞれは、第一のクライアントプログラム20Pおよび第二のクライアントプログラム30Pのそれぞれを終了するまで適宜、ステップ#901〜#905の処理を実行する(#906でNo)。
本実施形態によると、1台のディスプレイに表示された2つのシステムそれぞれの画面のサイズが変化する場合に、従来よりも、変化する途中で画面が不自然に表示されないようにすることができる。
図15は、合成画面7Cの変化の例を示す図である。図16は、MFP画面7Aの表示対象部分の変化の例を示す図である。図17は、サーバ画面7Bの表示対象部分の変化の例を示す図である。図18は、合成画面7Cの変化の例を示す図である。図19は、MFP画面7Aの表示対象部分とサーバ画面7Bの表示対象部分との重なりの例を示す図である。図20は、MFP画面7Aの表示対象部分とサーバ画面7Bの表示対象部分との重なりの例を示す図である。
本実施形態では、MFPユニット2およびサーバユニット3それぞれが画面データ6A2および画面データ6B2それぞれをパネルマイコン5へ送信した。しかし、MFPユニット2が画面データ6A2を映像信号に変換し、その映像信号をパネルマイコン5へ送信してもよい。また、サーバユニット3が画面データ6B2を映像信号に変換し、その映像信号をパネルマイコン5へ送信してもよい。そして、パネルマイコン5が、MFPユニット2およびサーバユニット3それぞれから受信した映像信号を合成してもよい。
本実施形態では、MFP画面7Aの表示対象部分の幅およびサーバ画面7Bの表示対象部分の幅を変更する場合に同期を取った。しかし、この場合だけでなく、図15に示すような、アイコンが境界40Dを越えて一方の画面から他方の画面へ移動する様子を表示する場合にも、同期を取ってもよい。アイコンが移動する場合の処理について、合成画面7Cがデスクトップ画面7A1の表示対象部分とデスクトップ画面7B1とを合成したものである場合を例に、説明する。
ユーザは、デスクトップ画面7A1の表示対象部分に配置されているアイコン8A2のファイルをサーバユニット3のデスクトップへ移動させる指示を与える。
すると、MFPユニット2の次処理決定部204は、アイコン8A2のファイルを移動させる処理を次処理として決定する。そして、次処理が次のように実行される。
画面生成部202は、アイコン8A2を、現在の位置からデスクトップ画面7B1の表示対象部分の特定の位置へ所定の速さで今から移動させた場合の、第一の時間T1ごとの、合成画面7Cにおけるそのアイコン8A2の位置を算出する。アイコン8A2の位置を算出するごとに、その位置をサーバユニット3へ通知する。この際に、アイコン8A2の画像データをサーバユニット3へ送信する。
また、画面生成部202は、第一の時間T1ごとに、図16に示すような、算出した位置にアイコン8A2が配置されているデスクトップ画面7A1の表示対象部分の画面データ6A2を、生成する。画面データ送信部203は、画面データ6A2をパネルマイコン5へ送信する。
サーバユニット3において、画面生成部302は、アイコン8A2の位置が通知されるごとに(つまり第二の時間T2ごとではなく第一の時間T1ごとに)、図17に示すような、算出された位置にアイコン8A2が配置されているデスクトップ画面7B1の表示対象部分の、画面データ6B2を生成する。画面データ送信部303は、画面データ6B2をパネルマイコン5へ送信する。
パネルマイコン5において、画面合成部501は、本実施形態と同様に、最新の画面データ6A2とその画面データ6A2が受信された順番と同じ順番で受信された画面データ6B2とに基づいて(または、最新の画面データ6B2とその画面データ6B2が受信された順番と同じ順番で受信された画面データ6A2とに基づいて)合成画面7Cの画面データ6C2を生成する。画面出力部502およびディスプレイモジュール4Aによって合成画面7Cが表示される。
これにより、例えば、図15に示すような、MFP画面7Aからサーバ画面7Bへアイコン8A2が境界40Dを越えて移動する様子が、タッチパネルディスプレイ4に表示される。
その後、アイコン8A2に対応するファイルがサーバユニット3へ送信され、サーバユニット3のデスクトップに保存される。このファイルは、MFPユニット2のデスクトップから削除される。
さらに、MFPユニット2において、アイコン8A2がデスクトップ画面7A1から削除されるようにデスクトップ画面7A1の画面構成データ6A1を更新する処理が行われる。また、サーバユニット3において、アイコン8A2が画面構成データ6B1に追加されるようにデスクトップ画面7B1の画面構成データ6B1を更新する処理が行われる。
本実施形態では、境界変更部507は、更新後の境界座標データ6Dに基づいて、第一の時間T1ごとに境界変更データ6F1および境界変更データ6F2のそれぞれを生成してMFPユニット2およびサーバユニット3のそれぞれへ送信した。しかし、第二の時間T2ごとに(つまり短い方の時間ごとに)境界変更データ6F1および境界変更データ6F2のそれぞれを生成して送信してもよい。この場合、次のような処理を行えばよい。
パネルマイコン5において、タッチパネルモジュール4Bから送信された座標データ6Eが10msごとに受信されると、境界変更部507は境界座標データ6Dを更新する。そして、更新後の境界座標データ6Dに基づいて、第二の時間T2ごとに境界変更データ6F1および境界変更データ6F2のそれぞれを生成してMFPユニット2およびサーバユニット3のそれぞれへ送信する。なお、本実施形態と同様に、最初の境界変更データ6F1および最初の境界変更データ6F2をそれぞれ送信するときに、同期が取られる。
MFPユニット2において、境界変更データ6F1が受信されると、画面生成部202は画面データ6A2を生成する。
ところで、画面生成部202は、本実施形態で述べたように、第二の時間T2ごとではなく第一の時間T1ごとに(つまり10msごとではなく20msごとに)画面データ6A2を生成する。そのため、第二の時間T2ごとに受信される境界変更データ6F1のうちの、第二の時間T2の1つおきの時間ごとに(つまり20sm、40ms、60ms…の各時刻に)受信される境界変更データ6F1に基づいて、第一の時間T1ごとに画面データ6A2を生成する。なお、画面データ6A2を生成するのに用いられなかった境界変更データ6F1は破棄される。
画面データ送信部203は、画面データ6A2が生成されるごとに(つまり第一の時間T1ごとに)その画面データ6A2をパネルマイコン5へ送信する。
サーバユニット3において、境界変更データ6F2が受信されるごとに(つまり第二の時間T2ごとに)、画面生成部302は、その境界変更データ6F2に基づいて画面データ6B2を生成する。画面データ送信部303は、画面データ6B2が生成されるごとに(つまり第二の時間T2ごとに)、その画面データ6B2をパネルマイコン5へ送信する。
パネルマイコン5において、画面データ6A2および画面データ6B2が受信されると、画面合成部501は、N番目に受信された画面データ6A2と(2×N)番目に受信された画面データ6B2とに基づいて画面データ6C2を生成する。例えば、受信された順番が3番目である画面データ6A2と、受信された順番が6番目である画面データ6B2と、に基づいて画面データ6C2を生成する。なお、画面データ6C2を生成するのに用いられなかった画面データ6B2は破棄される。
そして、画面出力部502およびディスプレイモジュール4Aによって合成画面7Cが表示される。
または、第二の時間T2ごとに境界座標データ6Dを更新する場合に、各装置は、次のような処理を行ってもよい。
パネルマイコン5において、タッチパネルモジュール4Bから送信された座標データ6Eが10msごとに受信されると、境界変更部507は境界座標データ6Dを更新する。そして、更新後の境界座標データ6Dに基づいて、第二の時間T2ごとに境界変更データ6F1および境界変更データ6F2のそれぞれを生成してMFPユニット2およびサーバユニット3のそれぞれへ送信する。なお、本実施形態と同様に、最初の境界変更データ6F1および最初の境界変更データ6F2をそれぞれ送信するときに、同期が取られる。
ここで、境界変更部507は、最初の境界変更データ6F2を、その最初の境界変更データ6F2を送信したときから第二の時間T2が1回経過したときに、再度サーバユニット3へ送信する。また、このときに2番目の境界変更データ6F2を生成する。次に第二の時間T2が1回経過したときに、2番目の境界変更データ6F2を送信し、3番目の境界変更データ6F2を生成する。すなわち、最初の境界変更データ6F2を生成しかつ送信してからは、第二の時間T2ごとに、N番目の境界変更データ6F2を生成しかつ(N−1)番目の境界変更データ6F2を送信する。この処理を、座標データ6Eが受信されなくなるまで継続する。
MFPユニット2において、画面生成部202は、境界変更データ6F1が受信されるごとに(つまり第一の時間T1ごとに)画面データ6A2を生成する。画面データ送信部203は、画面データ6A2が生成されるごとに、その画面データ6A2をパネルマイコン5へ送信する。
サーバユニット3において、画面生成部302は、境界変更データ6F2が受信されるごとに(つまり第二の時間T2ごとに)画面データ6B2を生成する。画面データ送信部303は、画面データ6B2が生成されるごとにその画面データ6B2をパネルマイコン5へ送信する。
パネルマイコン5において、画面データ6A2および画面データ6B2が受信されると、画面合成部501は、最初に受信された画面データ6A2および最初に受信された画面データ6B2に基づいて、1番目の画面データ6C2を生成する。第二の時間T2が1回経過したときに、最初に受信された画面データ6A2および2回目に受信された画面データ6B2に基づいて、2番目の画面データ6C2を生成する。次に第二の時間T2が1回経過したときに、2回目に受信された画面データ6A2および3回目に受信された画面データ6B2に基づいて、3番目の画面データ6C2を生成する。
すなわち、画面合成部501は、2M番目の画面データ6C2を、2M回目に受信された画面データ6B2およびM回目に受信された画面データ6A2に基づいて生成する。(2M−1)番目の画面データ6C2を、(2M−1)回目に受信された画面データ6B2およびM回目に受信された画面データ6A2に基づいて生成する。これを、境界40Dの操作が終了するまで継続する。
また、画面合成部501は、2M回目においては、サーバ画面7B(つまり高い方の頻度で受信される画面データの画面)の表示対象部分がMFP画面7A(つまり低い方の頻度で受信される画面データの画面)の表示対象部分よりも前面になるように、画面データ6C2を生成する。
そして、画面出力部502およびディスプレイモジュール4Aによって、合成画面7Cが表示される。
これにより、例えば、図18に示すように、MFP画面7Aの表示対象部分がサーバ画面7Bの表示対象部分によって徐々に隠されるように狭くなり、かつサーバ画面7Bの表示対象部分がMFP画面7Aの表示対象部分を徐々に隠すように広くなる合成画面7Cが表示される。
または、第二の時間T2ごとに境界座標データ6Dを更新する場合に、各装置は、次のような処理を行ってもよい。
パネルマイコン5において、タッチパネルモジュール4Bから送信された座標データ6Eが(10msごとに)受信されると、境界変更部507は、第二の時間T2ごとに境界座標データ6Dを更新する。そして、境界座標データ6Dを更新するごとに、その境界座標データ6Dに基づいて境界変更データ6F1および境界変更データ6F2を生成してMFPユニット2およびサーバユニット3のそれぞれへ送信する。なお、本実施形態と同様に、最初の境界変更データ6F1および最初の境界変更データ6F2をそれぞれ送信するときに、同期が取られる。
MFPユニット2において、画面生成部202は、境界変更データ6F1が受信されるごとに(つまり第二の時間T2ごとに)、その境界変更データ6F1に基づいて画面データ6A2を生成する。ただし、上述の通り、画面生成部202は、20msよりも高い頻度で画面データ6A2を生成することができない。そこで、MFPユニット2の負荷を軽減することによって20msよりも高い頻度で生成することができるようにする。具体的には、MFP画面7Aの表示対象部分の解像度を通常よりも低い解像度(例えば、通常の2分の1の解像度)に落として画面データ6A2を生成する。画面データ送信部203は、画面データ6A2が生成されるごとに、その画面データ6A2をパネルマイコン5へ送信する。
サーバユニット3において、画面生成部302は、境界変更データ6F2が受信されるごとに、その境界変更データ6F2に基づいて画面データ6B2を生成する。画面データ送信部303は、画面データ6B2が生成されるごとに、その画面データ6B2をパネルマイコン5へ送信する。
パネルマイコン5において、画面合成部501は、最新の画面データ6A2と、その画面データ6A2が受信された順番と同じ順番で受信された画面データ6B2と、に基づいて画面データ6C2を生成する。または、最新の画面データ6B2と、その画面データ6B2が受信された順番と同じ順番で受信された画面データ6A2と、に基づいて画面データ6C2を生成する。
そして、画面出力部502およびディスプレイモジュール4Aによって、合成画面7Cが表示される。
なお、第二の時間T2ごとではなく第一の時間T1ごとに境界座標データ6Dを更新する場合は、サーバユニット3の画面生成部302は、境界変更データ6F1が受信されるごとに(つまり第一の時間T1ごとに)、画面データ6B2を生成してもよい。この場合は、サーバユニット3のリソースに余裕が生じるので、サーバ画面7Bの表示対象部分の解像度を通常よりも高い解像度(例えば、通常の2倍の解像度)に挙げて画面データ6B2を生成してもよい。
本実施形態では、境界40Dが操作されているか否かに関わらず、サーバユニット3は、第一の時間T1ごとにサーバ画面7Bの表示対象部分の画面データ6B2を生成しパネルマイコン5へ送信した。
しかし、境界40Dが右に移動するように操作されている間(つまりMFP画面7Aの表示対象部分が広くなっている間)は、サーバユニット3は、画面データ6B2を生成し送信するのを停止してもよい。
パネルマイコン5において、サーバユニット3から画面データ6B2が受信されずかつMFPユニット2から画面データ6A2が受信されている間は、画面合成部501は、画面データ6A2が受信されるごとに、その画面データ6A2および最新の(つまり、境界40Dが操作される直前の)画面データ6B2に基づいて画面データ6C2を生成する。このとき、図19に示すように、MFP画面7Aの表示対象部分がサーバ画面7Bの表示対象部分よりも前面になるように、画面データ6C2を生成する。
その後、境界40Dの操作が終了し再びサーバユニット3から画面データ6B2が受信され始めると、上述の通り、最新の画面データ6B2および最新の画面データ6A2に基づいて画面データ6C2を生成する。
または、境界40Dが左に移動するように操作されている間(つまりサーバ画面7Bの表示対象部分が広くなっている間)は、各装置は、基本的に通常通りの処理を行う。ただし、図20(A)に示すように、MFP画面7Aの表示対象部分の右側およびサーバ画面7Bの表示対象部分の左側が重なることがある。そこで、画面合成部501は、両者が重なる場合は、図20(B)に示すように、サーバ画面7Bの表示対象部分がMFP画面7Aの表示対象部分よりも前面になるように、画面データ6C2を生成すればよい。
その他、複合機1、MFPユニット2およびサーバユニット3の全体または各部の構成、処理の内容、処理の順序、データの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
2 MFPユニット(第一のシステム)
3 サーバユニット(第二のシステム)
4A ディスプレイモジュール(ディスプレイ)
5 パネルマイコン(ディスプレイ共用支援装置)
6F1 境界変更データ(第一の変化情報)
6F2 境界変更データ(第二の変化情報)
7A MFP画面(第一の画面)
7B サーバ画面(第二の画面)
501 画面合成部(表示制御手段)
502 画面出力部(表示制御手段)
508 境界変更部(頻度制御手段、更新制御手段)

Claims (12)

  1. 第一の画面を第一の頻度で更新する第一のシステムおよび第二の画面を当該第一の頻度とは異なる第二の頻度で更新する第二のシステムとともに用いられ、当該第一の画面および当該第二の画面を隣接させてディスプレイに表示させるディスプレイ共用支援装置であって、
    前記第一の画面が変化することに伴って前記第二の画面が変化する場合に、前記第一の画面および前記第二の画面が同一の更新頻度で更新されるように前記第一のシステムまたは前記第二のシステムを制御する、頻度制御手段と、
    前記第一の画面が変化することに伴って前記第二の画面が変化する場合に、変化した当該第一の画面と当該第一の画面が変化したことに伴って変化した当該第二の画面とを同時に前記ディスプレイに表示させる、表示制御手段と、
    を有することを特徴とするディスプレイ共用支援装置。
  2. 前記第一のシステムは、前記第一の画面を変化させるための第一の変化情報を一定の頻度で受信している間は、当該一定の頻度で当該第一の変化情報に基づいて当該第一の画面を更新し、
    前記頻度制御手段は、前記第一の変化情報を前記第二の頻度で前記第一のシステムへ送信することによって当該第一のシステムを制御する、
    請求項1に記載のディスプレイ共用支援装置。
  3. 前記第二のシステムは、前記第二の画面を変化させるための第二の変化情報を一定の頻度で受信している間は、当該一定の頻度で当該第二の変化情報に基づいて当該第二の画面を更新し、
    前記頻度制御手段は、前記第二の変化情報を前記第二の頻度で前記第二のシステムへ送信することによって当該第二のシステムを制御する、
    請求項1に記載のディスプレイ共用支援装置。
  4. 前記第一の頻度は、前記第二の頻度よりも低い、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のディスプレイ共用支援装置。
  5. 前記第一の頻度は、前記第二の頻度よりも低く、
    前記頻度制御手段は、前記第一の画面を更新する頻度を前記第一の頻度から前記第二の頻度へ上げる代わりに当該第一の画面の解像度を下げるように前記第一のシステムを制御する、
    請求項1に記載のディスプレイ共用支援装置。
  6. 前記第一の頻度は、前記第二の頻度よりも低く、
    前記頻度制御手段は、前記第二の画面を更新する頻度を前記第二の頻度から前記第一の頻度へ下げる代わりに当該第二の画面の解像度を上げるように前記第二のシステムを制御する、
    請求項1に記載のディスプレイ共用支援装置。
  7. 前記頻度制御手段は、前記第一の画面が広くなることに伴って前記第二の画面が狭くなる場合または当該第一の画面が狭くなることに伴って当該第二の画面が広くなる場合に、当該第一の画面および当該第二の画面が同一の更新頻度で更新されるように前記第一のシステムまたは前記第二のシステムを制御する、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のディスプレイ共用支援装置。
  8. 前記第一の画面にはアイコンが配置され、
    前記頻度制御手段は、前記アイコンが前記第一の画面から前記第二の画面へ当該第一の画面と当該第二の画面との境界を通過しながら移動する場合に、当該第一の画面および当該第二の画面が前記同一の更新頻度で更新されるように前記第一のシステムまたは前記第二のシステムを制御する、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のディスプレイ共用支援装置。
  9. 第一の画面を第一の頻度で更新する第一のシステムおよび第二の画面を当該第一の頻度とは異なる第二の頻度で更新する第二のシステムとともに用いられ、当該第一の画面および当該第二の画面を隣接させてディスプレイに表示させるディスプレイ共用支援装置であって、
    前記第一の画面が広がるように変化し終わった際に、前記第二の画面が当該第一の画面の変化後の大きさに合わせて狭くなるように変化するように、前記第一のシステムおよび前記第二のシステムを制御する、更新制御手段と、
    前記第一の画面が広がるように変化し終わった際に、前記第二の画面が当該第一の画面の変化後の大きさに合わせて狭くなるように変化する場合に、当該第一の画面が当該第二の画面よりも前面になるように当該第一の画面および当該第二の画面を同時に前記ディスプレイに表示させる、表示制御手段と、
    を有することを特徴とするディスプレイ共用支援装置。
  10. 第一の画面を第一の頻度で更新する第一のシステムおよび第二の画面を当該第一の頻度よりも高い第二の頻度で更新する第二のシステムとともに用いられ、当該第一の画面および当該第二の画面を隣接させてディスプレイに表示させるディスプレイ共用支援装置であって、
    前記第一の画面が広がるように変化することに伴って前記第二の画面が狭くなるように変化する場合に、当該第二の画面が当該第一の画面よりも遅れて更新されるように前記第二のシステムを制御する、更新制御手段、
    を有することを特徴とするディスプレイ共用支援装置。
  11. 第一の画面を第一の頻度で更新する第一のシステムおよび、第二の画面を当該第一の頻度とは異なる第二の頻度で更新する第二のシステムとともに用いられ、および当該第一の画面および当該第二の画面を並べて表示するディスプレイに表示させるディスプレイ共用支援装置で実行される表示制御方法あって、
    前記第一の画面が変化することに伴って前記第二の画面が変化する場合に、前記第一の画面および前記第二の画面が同一の更新頻度で更新されるように前記第一のシステムまたは前記第二のシステムを制御し、
    前記第一の画面が変化することに伴って前記第二の画面が変化する場合に、変化した当該第一の画面と当該第一の画面が変化したことに伴って変化した当該第二の画面とを同時に前記ディスプレイに表示させる、
    ことを特徴とする表示制御方法。
  12. 第一の画面を第一の頻度で更新する第一のシステムおよび第二の画面を当該第一の頻度とは異なる第二の頻度で更新する第二のシステムとともに用いられ、当該第一の画面および当該第二の画面を並べてディスプレイに表示させるディスプレイ共用支援装置のコンピュータを制御するコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記第一の画面が変化することに伴って前記第二の画面が変化する場合に、前記第一の画面および前記第二の画面が同一の更新頻度で更新されるように前記第一のシステムまたは前記第二のシステムを制御する処理を実行させ、
    前記第一の画面が変化することに伴って前記第二の画面が変化する場合に、変化した当該第一の画面と当該第一の画面が変化したことに伴って変化した当該第二の画面とを同時に前記ディスプレイに表示させる処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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