JP2019158861A - 電子時計 - Google Patents
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Abstract
Description
また、アンテナ押さえとフレキシブル基板とが離れる場合でも、衝撃または振動によって、アンテナ押さえまたはフレキシブル基板が移動してアンテナ押さえとフレキシブル基板とが接する場合には、第1給電コネクターに対して第2給電コネクターから離れる力が加わっても、アンテナ押さえから前述の離れる力に応じた垂直抗力が発生し、第1給電コネクターが第2給電コネクターから外れることを抑制することができる。
図1は、第1実施形態である電子時計の概略を示す断面図である。また、図2は同電子時計のパッチアンテナ40の近くの構成を詳細に示す断面図である。なお、以下において、各部位の位置関係を説明する際、「上」または「表」はカバーガラス33側を意味し、「下」または「裏」は裏蓋34側を意味する。
回路基板725には、モーター62の駆動制御を行う制御部およびパッチアンテナ40への給電およびパッチアンテナ40を使用した通信を行う回路が搭載されている。この回路はGPS衛星信号を受信する受信回路等が該当する。パッチアンテナ40は平面アンテナの一例である。
以上が第1実施形態による電子時計の詳細である。
仮に、回路基板725にパッチアンテナ40を実装すると、文字板11を基準としたアンテナ放射面の位置のばらつきは、地板厚ばらつき等で定まる回路基板725の位置ばらつき、アンテナ厚ばらつき、およびアンテナ実装高さばらつきを加えたものとなる。この結果、受信性能が大きくばらついてしまう。これに対して、第1実施形態では、上述したようにパッチアンテナ40を地板125に押し当てるので、アンテナ放射面の位置のばらつきを低減できる。この結果、第1実施形態によれば受信性能のばらつきを低減できる。
また、受信性能向上のために、パッチアンテナ40のアンテナ放射面をできるだけ文字板11側に配置することが好ましい。その場合、地板125に設けるパッチアンテナ40の受け面をなす突起部が薄くなり、電子時計の落下等の際にムーブメントから受ける衝撃に対応できない。しかしながら、第1実施形態では、パッチアンテナ40に第1の段差40Kを設け、これを地板125の第2の段差125Kに当てることで、パッチアンテナ40のアンテナ放射面を可能な限り文字板11側に配置しつつ、落下衝撃にも耐えうる地板厚みを確保することができる。
この構成によれば、回路基板725の高さが、アンテナユニットのアンテナの高さに左右されないので、ムーブメントの薄型化が可能である。また、FPC基板740の高さを自由に変更可能なので、コネクターを用いたアンテナへの給電やFPC基板740を回路基板725に直接接触させることによるアンテナへの給電などの給電形態を自由に選択することができる。
また、第1実施形態によれば、アンテナユニットに不具合が生じた場合、ねじ745を緩めて外すのみで、アンテナユニットを交換することが可能である。これにより、アンテナユニットを交換するために、高価な回路基板725の分解を必要とせず、メンテナンス性が向上し、時計性能が低下するというリスクを低減することができる。
以上が第2実施形態による電子時計の詳細である。
また、電子時計に対する衝撃または振動によって、FPC基板740がパッチアンテナ40側に引っ張られる場合がある。この場合、給電コネクター49aには、法線方向Zに垂直な力が加わる。第2実施形態では、アンテナ押さえ140の押圧による垂直応力に比例する摩擦力が発生するので、法線方向Zに垂直な力が加わっても、給電コネクター49aが給電コネクター49bから外れることを抑制することができる。
以上が第3実施形態による電子時計の詳細である。
導通チェック用端子725Cにテスターのリード棒の先端を接触しやすくするため、図16に示すように、法線方向Zに沿った平面視において、導通チェック用端子725Cは、FPC基板740およびアンテナ押さえ140と重ならないことが好ましい。同様に、導通チェック用端子740Cは、法線方向Zに沿った平面視において、アンテナ押さえ140と重ならないことが好ましい。
上述の構成によれば、アンテナ押さえ140とFPC基板740とが接する場合、電子時計に対する衝撃または振動によって、給電コネクター49aに対して給電コネクター49bから離れる力が加わっても、アンテナ押さえ140から前述の離れる力に応じた垂直抗力が発生し、給電コネクター49aが給電コネクター49bから外れることを抑制することができる。
また、アンテナ押さえ140とFPC基板740とが離れる場合でも、アンテナ押さえ140とFPC基板740との間の距離が短ければ、電子時計に対する衝撃または振動によって、アンテナ押さえ140またはFPC基板740が移動してアンテナ押さえ140とFPC基板740とが接する場合がある。この場合、給電コネクター49aに対して給電コネクター49bから離れる力が加わっても、アンテナ押さえ140から前述の離れる力に応じた垂直抗力が発生し、給電コネクター49aが給電コネクター49bから外れることを抑制することができる。
ただし、第2実施形態に示すように、アンテナ押さえ140が、裏蓋34から地板125に向かう方向に、給電コネクター49bに給電コネクター49aを押圧することにより、アンテナ押さえ140の押圧による垂直応力によって、離れる力が緩和する、または相殺される。従って、アンテナ押さえ140が押圧しない場合と比較して、給電コネクター49aが給電コネクター49bから外れることをより抑制することができる。
Claims (12)
- 筒状のケースと、
前記ケースの開口を覆う裏蓋と、
アンテナと、
前記ケースに固定される地板と、
前記裏蓋から前記地板に向かう方向に、前記アンテナを前記地板に押圧するアンテナ押さえと、を有し、
前記アンテナは、前記裏蓋と対向する面とは反対側に位置するアンテナ放射面に設けられた放射エレメントと、前記アンテナ放射面に設けられた第1の段差とを有し、
前記地板は、前記第1の段差に対応する位置に設けられた第2の段差を有する、
ことを特徴とする電子時計。 - 前記ケースは、少なくとも一部が金属製であり、
前記アンテナ押さえは、金属製であり、
前記アンテナ押さえは前記ケースと電気的に接続される
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。 - 前記裏蓋と前記アンテナ押さえとは金属製であり、前記アンテナ押さえは前記裏蓋と電気的に接続される
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。 - 前記アンテナと前記裏蓋との間に配置され、前記裏蓋よりも前記アンテナに近い面に設けられた第1接地電極と前記アンテナよりも前記裏蓋に近い面に設けられた第2接地電極と、を有するフレキシブル基板を有し、
前記アンテナは、第3接地電極を有し、
前記第1接地電極と前記第3接地電極とが接続され、
前記第2接地電極と前記裏蓋とが前記アンテナ押さえを介して電気的に接続されることを特徴とする
請求項3に記載の電子時計。 - 前記アンテナが実装されるフレキシブル基板と、
前記アンテナを使用した通信を行う回路が設けられ、前記フレキシブル基板と電気的に接続された回路基板と、を有することを特徴とする
請求項1に記載の電子時計。 - 前記フレキシブル基板と前記回路基板とは、前記フレキシブル基板に実装された第1給電コネクターと前記回路基板に実装された第2給電コネクターとにより電気的に接続されることを特徴とする請求項5に記載の電子時計。
- 前記アンテナ放射面の法線方向に沿った平面視において、前記第1給電コネクターおよび前記第2給電コネクターは、前記アンテナ押さえと重なることを特徴とする請求項6に記載の電子時計。
- 前記アンテナ押さえは、前記裏蓋から前記地板に向かう方向に、前記第1給電コネクターを前記第2給電コネクターに押圧することを特徴とする請求項7に記載の電子時計。
- 前記フレキシブル基板と前記回路基板とは、前記フレキシブル基板に設けられた第1給電電極と前記回路基板に設けられた第2給電電極とを接触させることにより電気的に接続されることを特徴とする請求項5に記載の電子時計。
- 前記アンテナ放射面の法線方向に沿った平面視において、前記回路基板と前記アンテナとが重ならないことを特徴とする請求項5に記載の電子時計。
- 前記アンテナ放射面に対向するように設けられた文字板を有し、
前記アンテナ放射面と前記文字板との距離が、前記地板における日車の載置面と前記文字板との距離より長いことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。 - 前記アンテナは、パッチアンテナであることを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
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JPH0641214U (ja) * | 1992-10-29 | 1994-05-31 | ミツミ電機株式会社 | 平面アンテナ装置 |
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2018
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