JP2019148453A - フィルム検査装置およびフィルム検査方法 - Google Patents

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Takeya Yamada
雄也 山田
岡本 拓也
Takuya Okamoto
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Naoaki Fukuda
直晃 福田
誠 藤吉
Makoto Fujiyoshi
誠 藤吉
隆文 大渕
Takafumi Obuchi
隆文 大渕
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【課題】フィルムの欠陥の有無を、精度よく検査できるフィルム検査装置およびフィルム検査方法を提供する。【解決手段】フィルム100を検査するフィルム検査装置1であって、照射部2からフィルム100に光を照射し、フィルム100を透過する透過光を、偏光情報取得部3で受光する。フィルム検査装置1は、受光した透過光を、波長帯域毎に分光し、波長帯域毎の光から、偏光情報を算出する。フィルム検査装置1は、算出した偏光情報に基づいて、フィルム100を検査する。【選択図】図1

Description

本発明は、フィルムを検査するフィルム検査装置およびフィルム検査方法に関する。
近年、透明な樹脂フィルムを検査する方法として、偏光を用いた方法が提案されている。例えば、特許文献1には、偏光を用いて、フィルムが等方性(位相差が0)であるか、または、微小位相差を維持しているかを評価・検査する装置が開示されている。特許文献1では、偏光子を通過する光の強度を受光して、偏光解析を行なっている。そして、入射光の偏光状態の変化から、フィルムが有する位相差を求めている。
特開2007−263593号公報
特許文献1では、フィルムが、その用途に応じた特性(位相差)を有するか否かの検査を行うことはできる。しかしながら、フィルムに、物性ムラ、延伸ムラ等の欠陥があるか否かを精度よく検査することはできない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、フィルムの欠陥の有無を、精度よく検査できるフィルム検査装置およびフィルム検査方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、フィルムを検査するフィルム検査装置であって、フィルムに光を照射する照射部と、前記フィルムを透過する透過光、または、前記フィルムで反射する反射光を波長帯域毎に分光する分光部と、前記分光部により分光された、波長帯域毎の光から、偏光情報を算出する偏光情報算出部と、前記偏光情報算出部が算出する偏光情報に基づいて、前記フィルムを検査する検査部と、を備える。
本願の第2発明は、第1発明のフィルム検査装置であって、偏光情報取得部をさらに備え、前記偏光情報取得部は、光学軸の方向が互いに異なる波長板セルがアレイ状に配列された波長板アレイと、前記波長板アレイを通過する光のうち、所定の偏光方向を有する光を通過させる検光子と、前記検光子を通過する光を分光する前記分光部であるカラーフィルタと、前記カラーフィルタを通過する光の強度を検出する撮像素子と、前記偏光情報算出部と、を有する。
本願の第3発明は、第2発明のフィルム検査装置であって、前記偏光情報取得部は、前記波長板アレイの前記波長板セルに対応する、予め決められたパラメータを記憶する記憶部と、前記撮像素子が検出する光の強度と、前記記憶部が記憶するパラメータとから、偏光情報を算出する偏光情報算出部と、を有する。
本願の第4発明は、フィルムを検査するフィルム検査方法であって、a)フィルムに光を照射する工程と、b)前記フィルムを透過する透過光、または、前記フィルムで反射する反射光を、波長帯域毎に分光する工程と、c)前記工程b)で取得される、波長帯域毎の光から、偏光情報を算出する工程と、d)前記工程c)で波長帯域毎に算出される偏光情報に基づいて、フィルムを検査する工程と、を備える。
本発明によれば、波長帯域毎に取得した偏光情報を用いることで、精度のよいフィルムの検査結果を得ることができる。
フィルム検査装置を簡易的に示す図である。 フィルム検査装置が有する構成要素および構成要素間の接続を示すブロック図である。 偏光情報取得部が、カラーフィルタと波長板アレイとを備えた偏光カメラである場合を説明するための図である フィルム検査処理を示すフローチャートである。 生成された偏光画像の一例を示す図である。
<1.フィルム検査装置の構成について>
図1は、フィルム検査装置1を簡易的に示す図である。図2は、フィルム検査装置1が有する構成要素および構成要素間の接続を示すブロック図である。
フィルム検査装置1は、フィルム100の欠陥を検査する装置である。フィルム100は、例えば、光学異方性を有する透明な位相差フィルムである。また、フィルム100の欠陥は、例えば、フィルム100の製造工程において発生するムラ、ボーイング現象、または内部応力などである。
フィルム100は、製造された後、不図示のロールによって張力がかけられながら、搬送される。フィルム100の搬送経路途中には、検査領域100Aが設けられている。フィルム検査装置1は、検査領域100Aに位置するフィルム100の領域に対して、欠陥の有無を検査する。
フィルム検査装置1は、照射部2と、偏光情報取得部3と、制御装置4と、を備えている。
照射部2は、検査領域100Aの下方に配置されている。照射部2は、検査領域100Aの下方から、上方に向けて光を照射する。以下、照射部2が照射する光を、照射光と称する。また、以下では、照射光は白色光とするが、照射光の種類は、特に限定されない。
偏光情報取得部3は、検査領域100Aの上方であって、照射部2との間に検査領域100Aが介在する位置に設けられている。詳しくは、照射部2からの照射光は、フィルム100を透過する。偏光情報取得部3は、フィルム100を透過した光(以下、透過光と称す)を受光する位置に設けられている。偏光情報取得部3は、受光した透過光から、偏光情報を取得する。
偏光情報取得部3は、受光した透過光から、偏光情報を取得する機能を備えた、カラー撮像が可能な、偏光カメラである。図3は、偏光情報取得部3が、カラーフィルタ31と波長板アレイ32と検光子33とを備えた偏光カメラである場合を説明するための図である。
偏光情報取得部3は、カラー偏光イメージセンサ30を有している。図3は、カラー偏光イメージセンサ30の一部を示している。カラー偏光イメージセンサ30は、カラーフィルタ31と、波長板アレイ32と、検光子33と、撮像素子34と、を有している。なお、撮像素子34は複数の撮像画素340がアレイ状に配列されて構成されている。
図3では、撮像素子34の前方に、波長板アレイ32、検光子33、カラーフィルタ31が、前方から順に配置されている。偏光情報取得部3が受光する透過光は、波長板アレイ32、検光子33、カラーフィルタ31を通過し、撮像素子34に入射する。なお、カラーフィルタ31は波長板アレイ32の前方に配置されてもよい。
波長板アレイ32は、アレイ状に配列された複数の波長板セル320を有している。そして、複数の波長板セル320それぞれは、撮像素子34の各撮像画素340と対を成している。例えば図3では、波長板セル321が撮像画素341の前方に配置され、同様に、波長板セル322が撮像画素342の前方に、波長板セル323が撮像画素343の前方に、波長板セル324が撮像画素344の前方に、それぞれ配置されている。ここで、波長板セル320は、通過する光に位相差を与え、位相差に応じた偏光を生じさせる。また、隣接して配置される波長板セル321〜324は、それぞれ異なった偏光が生じるように、異なる方位の光学軸を有する波長板セル320となっている。
検光子33は、波長板アレイ32を通過した光が有する特定方向の偏光成分の光のみを通過させる偏光子である。
カラーフィルタ31は、偏光情報取得部3が受光する透過光を、波長帯域毎に分光する、本発明の「分光部」の一例である。具体的には、分光特性を有する3色のマイクロカラーフィルタがアレイ状に配列されている。3色のマイクロカラーフィルタは、Rフィルタ311と、Bフィルタ312と、Gフィルタ313およびGフィルタ314と、を有している。図3に示すマイクロカラーフィルタの配列は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各フィルタが、1:2:1の比率で含まれた、ベイヤー配列である。
本実施形態では、隣接する4個(2×2)の撮像画素340と、一つのマイクロカラーフィルタとが、対を成している。図3の場合、撮像画素341〜344は、互いに隣接している。そして、Rフィルタ311は、隣接する4個の撮像画素341〜344の前方に配置されている。前記のように、撮像画素341〜344の前方には、波長板セル321〜324が配置されている。したがって、Rフィルタ311の前方には、波長板セル321〜324が配置されている。つまり、同一色の画素内に、異なる角度の光学軸を有する波長板セル320が、隣接配置されている。
Rフィルタ311は、約580nm〜800nmの波長帯域の光を通過させる。Bフィルタ312は、約380nm〜560nmの波長帯域の光を通過させる。Gフィルタ313、314は、約450nm〜630nmの波長帯域の光を通過させる。カラーフィルタ31は、Rフィルタ311、Bフィルタ312およびGフィルタ313、314により、受光する通過光を、3つの波長帯域に分光することができる。
撮像素子34の各撮像画素340は、対応する波長板セル320、検光子33、およびカラーフィルタ31を通過した光が入射される。各撮像画素340は、入射された光強度を検出する。撮像素子34の各撮像画素340によって検出された光強度は、後述の制御装置4へ出力される。
図2に戻る。偏光情報取得部3は、CPU30Aと、記憶部30Bとを有する。CPU30Aは、偏光情報算出部30A1を有する。記憶部30Bには、波長板アレイ32の全ての波長板セル320に対応する、予め決められたパラメータが記憶されている。偏光情報算出部30A1は、撮像素子34の隣接する4個(2×2)の撮像画素340それぞれが検出した光の強度の関係から、記憶部30Bに記憶されたパラメータを用いて入射された光の偏光情報を算出する。記憶部30Bに記憶されるパラメータは、複数の波長毎に準備されている。このため、カラーフィルタ31で分光された光の、波長帯域それぞれの偏光情報が算出できる。
制御装置4は、例えば、パーソナルコンピュータである。制御装置4は、CPU41、ROM42、RAM43、記憶部44および入出力部45を有する。入出力部45は、照射部2および偏光情報取得部3と、データ通信可能に接続されている。また、入出力部45には、不図示のモニタ、スピーカ、または、キーボードなどの入力手段などが接続されてもよい。
記憶部44は、例えば、ハードディスクドライブである。記憶部44には、後述の、フィルム検査処理を実行するための、コンピュータプログラムおよびデータが、記憶されている。記憶部44に記憶されるデータには、後述するフィルム検査処理に用いられる、教師データが含まれる。CPU41は、記憶部44に記憶されたコンピュータプログラムおよびデータを、読み出して実行する。そして、CPU41は、入出力部45に接続される各部とデータ通信しつつ、各種処理を実行する。CPU41は、コンピュータプログラムを実行することで実現される検査部41Aを有する。
以下に、検査部41Aが実行するフィルム検査処理について説明する。
<2.フィルム検査処理について>
図4は、フィルム検査処理を示すフローチャートである。図4に示す処理は、偏光情報取得部3と、制御装置4のCPU41とが実行する処理である。
CPU41は、照射部2を駆動して、照射を開始する(ステップS1)。照射部2の照射光は、フィルム100を透過し、偏光情報取得部3で受光される。CPU30Aは、その透過光を受光した偏光情報取得部3で検出された光の強度を取得する(ステップS2)。詳しくは、偏光情報取得部3の偏光情報算出部30A1は、受光した光の強度に応じた電流と、記憶部30Bに記憶されたパラメータとで、偏光情報を算出する(ステップS3)。
ステップS3では、偏光情報算出部30A1は、撮像素子34の撮像画素340それぞれが検出した光の強度と、記憶部30Bに記憶された各波長板セル320に対応したパラメータとから、偏光情報を算出する。
パラメータの設定方法および偏光情報の算出方法については、例えば、特願2017−105109号、または、特願2017−105108号に記載された方法を用いることができる。一般に、波長板アレイの偏光特性には、波長依存があり、特定の波長の光のみを測定しており、正確な偏光情報が得られない。本実施形態では、特願2017−105109号などの方法を用いることで、波長依存性を解消した。このため、偏光情報算出部30A1は、R、G、Bそれぞれについての偏光情報を算出できる。
そして、CPU41は偏光情報取得部3から各撮像画素340の偏光情報を取得し、検査部41Aは、この取得した各撮像画素340の偏光情報と、記憶部44に記憶された教師データとを比較し、フィルム100の欠陥の有無を判定する(ステップS4)。より詳細には、検査部41Aは、各撮像画素340に対して、その偏光情報と教師データの偏光情報の差分を算出し、差分値が閾値を超える場合には、欠陥があると判定する。
なお、偏光情報取得部3のCPU30Aは、偏光画像生成部(図示しない)を設けてもよい。この場合、偏光画像生成部は取得した各撮像画素340の偏光情報から偏光画像を生成する。このように偏光画像を生成すると、人が目で見て直感的に状態を把握することが可能となる。図5は、偏光画像生成部により生成された偏光画像の一例を示す図である。図5に示す偏光画像は、欠陥があるフィルム100の偏光画像である。フィルム100に欠陥がある場合、偏光情報取得部3が検出する光の強度に、ばらつきがあるため、生成される偏光画像には濃淡が現れる。
なお、フィルム100の欠陥の有無の判定方法は、教師データとの比較に限定されない。例えば、算出した各撮像画素340間の偏光情報の位相差のばらつき、筋・欠点(傷、穴等)による不連続な偏光状態の変化などに対して、変化量と、予めの設定された値とを比較して、欠陥の有無を判定してもよい。
欠陥がある場合(ステップS4:YES)、CPU41は、フィルム100の製造装置へ、検査結果をフィードバックする(ステップS5)。位相差フィルムであるフィルム100は、製造されたフィルムにテンションをかけ、または、温度を変更することで、位相差を有するようになる。CPU41は、ステップS4での結果を、フィルム100の製造装置へフィードバックすることで、製造装置での製造条件を学習させることができる。
ステップS5でのフィードバックが終了した場合、または、欠陥がないと判定された場合(ステップS4:NO)、CPU41は、処理を終了するか否かを判定する(ステップS6)。終了する場合とは、例えば、フィルム検査装置1による検査処理を終了する場合である。処理を終了しない場合(ステップS6:NO)、CPU41は、ステップS2の処理に戻る。処理を終了する場合(ステップS6:YES)、CPU41は、図4の処理を終了する。
このように、本実施形態では、複数の波長帯域(R、G、B)の偏光情報を取得している。これにより、一つの波長の偏光情報を用いて、フィルム100の欠陥を検査する場合との対比において、より精度のよい検査結果を得ることができる。
また、本実施形態では、異なる位相を生じさせる波長板アレイと特定方向の偏光成分のみを通過させる検光子の組み合わせを通過した光の光強度の関係に基づき、偏光情報を生成し、なおかつ複数波長で位相差測定している。このため、従来の方法では半波長以下の位相差しか計測できなかったのに対して、半波長以上の位相差の計測が可能になる。すなわち、従来に比べて精度良く偏光情報を取得でき、位相差の計測範囲の拡張が可能となる。
これにより、フィルム製造時に生じる物性ムラ、延伸ムラ等の欠陥による位相差ムラや光学軸の方位ムラを精度よく検出できる。このようにフィルムの欠陥などを精度よく検出できるため、結果をフィードバックすることにより欠陥を生じないように製造するための製造条件の調整に役立てることができる。
<3.変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態では、カラーフィルタ31は、3色のマイクロカラーフィルタを有した構成としているが、赤外光照明での撮影を行う場合には、例えば、マイクロカラーフィルタに代えて、約780nmの波長帯域の光を通過させる、赤外光用のIRフィルタを設けてもよい。または、マイクロカラーフィルタと、IRフィルタとを混在させてもよい。この場合、光源には、白色光用の光源と、赤外光用の光源とが用意される。
また、上記の実施形態では、白色光を照射して、フィルム100を透明としているが、これに限定されない。照射部2からの照射光が、フィルム100を透過すればよく、照射光の種類は特に限定されず、また、フィルム100は透明でなくてもよい。
さらに、上記の実施形態では、フィルム100を透過した透過光を偏光情報取得部3が受光し、偏光情報を算出しているが、フィルム100で反射した光を受光し、偏光情報を算出してもよい。この場合、照射部2は、偏光情報取得部3と同様に、フィルム100の上方に配置され、偏光情報取得部3はフィルム100で反射した反射光を受光できる位置に配置される。また、偏光情報取得部3は、透過光と、反射光との両方を受光し、偏光情報を算出してもよい。この場合、フィルム検査装置1は、2つの照射部2を備え、一方は、図1に示すように、検査領域100Aの下方に配置され、他方は、フィルム100の上方に配置される。
また、照射部2から照射する光は任意の偏光状態を有していてもよい。例えば、照射光に直線偏光を用いてもよい。この場合、取得される偏光情報から、フィルム100の欠陥の内容(例えば、フィルム内の欠損など)を把握できることがある。
また、上記実施形態では、偏光情報取得部3において、偏光情報を算出しているが、制御装置で行ってもよい。
その他、フィルム検査装置の細部の構成については、本願の各図と相違していてもよい。また、上記の実施形態および変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 :フィルム検査装置
2 :照射部
3 :偏光情報取得部
4 :制御装置
30 :カラー偏光イメージセンサ
30A :CPU
30A1 :偏光情報算出部
31 :カラーフィルタ
32 :波長板アレイ
33 :検光子
34 :撮像素子
41 :CPU
41A :検査部
42 :ROM
43 :RAM
44 :記憶部
45 :入出力部
100 :フィルム
100A :検査領域
311 :Rフィルタ
312 :Bフィルタ
313 :Gフィルタ
314 :Gフィルタ
320、321、322、323、324:波長板セル
340、341、342、343、344:撮像画素

Claims (4)

  1. フィルムを検査するフィルム検査装置であって、
    フィルムに光を照射する照射部と、
    前記フィルムを透過する透過光、または、前記フィルムで反射する反射光を波長帯域毎に分光する分光部と、
    前記分光部により分光された、波長帯域毎の光から、偏光情報を算出する偏光情報算出部と、
    前記偏光情報算出部が算出する偏光情報に基づいて、前記フィルムを検査する検査部と、
    を備える、フィルム検査装置。
  2. 請求項1に記載のフィルム検査装置であって、
    偏光情報取得部をさらに備え、
    前記偏光情報取得部は、
    光学軸の方向が互いに異なる波長板セルがアレイ状に配列された波長板アレイと、
    前記波長板アレイを通過する光のうち、所定の偏光方向を有する光を通過させる検光子と、
    前記検光子を通過する光を分光する前記分光部であるカラーフィルタと、
    前記カラーフィルタを通過する光の強度を検出する撮像素子と、
    前記偏光情報算出部と、
    を有する、
    フィルム検査装置。
  3. 請求項2に記載のフィルム検査装置であって、
    前記偏光情報取得部は、
    前記波長板アレイの前記波長板セルに対応する、予め決められたパラメータを記憶する記憶部と、
    前記撮像素子が検出する光の強度と、前記記憶部が記憶するパラメータとから、偏光情報を算出する偏光情報算出部と、
    を有する、
    フィルム検査装置。
  4. フィルムを検査するフィルム検査方法であって、
    a)フィルムに光を照射する工程と、
    b)前記フィルムを透過する透過光、または、前記フィルムで反射する反射光を、波長帯域毎に分光する工程と、
    c)前記工程b)で取得される、波長帯域毎の光から、偏光情報を算出する工程と、
    d)前記工程c)で波長帯域毎に算出される偏光情報に基づいて、フィルムを検査する工程と、
    を備える、フィルム検査方法。
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