JP2019148297A - 管補修具および管補修方法 - Google Patents
管補修具および管補修方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019148297A JP2019148297A JP2018033148A JP2018033148A JP2019148297A JP 2019148297 A JP2019148297 A JP 2019148297A JP 2018033148 A JP2018033148 A JP 2018033148A JP 2018033148 A JP2018033148 A JP 2018033148A JP 2019148297 A JP2019148297 A JP 2019148297A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- repair
- main body
- pipe
- shape
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
Abstract
Description
このように、補修しにくい場所で管路を補修する場合、特許文献1の技術では、作業を行いにくいといった不都合が生じる。例えば、作業者が手を伸ばしても手が届かない高い場所で管路を補修する場合、脚立などの昇降具に乗った不安定な状態で、ゴムバンド本体を強い力で引っ張ることになる。
実施の形態1
図1に、この発明の実施の形態1に係る管補修具の構成を示す。この管補修具は、流体が流通する流通管などの管路の損傷部分を補修するもので、本体部1と、補修部2とを有する。なお、流通管としては、例えば、ガスが流通するガス管および水道水が流通する水道管などが挙げられる。
基本形態F1の本体部1を表面3a側に曲げるように変形させると、側部5aおよび5bが表面3b側に反った反り形状が解消されて表面3bが平坦形状となり、基本形態F1から両端部4aおよび4bが表面3a側に変位した補修形態に弾性的に変形される。
なお、本体部1は、補修形態F2において流通管に沿った形状となるように、流通管の径に応じた曲率で巻回するように形成することが好ましい。
まず、帯状の金属板を、長手方向に延びる一対の側部5aおよび5bが表面3b側に反るように成形機で成形し、テンパー処理を施す。ここで、金属板としては、例えばリボン鋼およびステンレス鋼などを用いることができる。
まず、図1に示すように、本体部1を長手方向に直線状に延びた基本形態F1とする。この時、本体部1は、一対の側部5aおよび5bが表面3b側に反った反り形状により弾性力に抗して基本形態F1が維持されている。
続いて、流通管の管理者が、流通管の損傷部分、例えば図3(a)に示すように、ガス管Pからガスが漏えいする損傷部分Rを発見すると、基本形態F1とされた本体部1の他端部4b側を把持し、本体部1の表面3aをガス管Pに対向させる。そして、ガス管Pの損傷部分Rを本体部1の一端部4a近傍に配置された補修部2で覆うようにガス管Pに補修部2を当接させる。
また、本体部1は、基本形態F1から補修形態F2に速やかに変形するため、ガス管Pの損傷部分Rに対する補修部2の位置ずれを抑制することができ、ガス管Pの損傷部分Rを確実に封止することができる。また、補修部2は、ガス管Pに接着するように形成されているため、本体部1の変形に伴う補修部2の位置ずれをより抑制することができる。
実施の形態1において、補修部2は、本体部1に対して離脱可能に取り付けることができる。
例えば、図4に示すように、実施の形態1の補修部2に換えて補修部21を新たに配置することができる。
当接部22は、実施の形態1の補修部2と同様の構成を有し、流通管を流通する流体が透過しないような材料から構成されている。当接部22は、離脱部23を介して本体部1の一端部4a近傍に取り付けられ、流通管の損傷部分を覆うような広さで形成されている。また、当接部22は、流通管に接着するように形成されており、例えば当接部22の表面に防水用シーリング材などの粘着部材を設けて構成することができる。
実施の形態1および2において、本体部1の他端部4bを本体部1の表面3bに固定することができる。
例えば、図6に示すように、実施の形態1の本体部1に新たに端部固定部31を配置することができる。
これにより、本体部1がガス管Pに弾性的に巻回した補修形態F2に変形された後、その他端部4bを端部固定部31により本体部1の表面3bに接着することができる。
例えば、図7に示すように、端部固定部31に換えて一対の端部固定部32aおよび32bを配置することができる。
これにより、本体部1がガス管Pに弾性的に巻回した補修形態F2に変形された後、端部固定部32aを端部固定部32bに接触させることで、本体部1の他端部4bを本体部1の表面3bに固定することができる。
実施の形態1〜3において、流通管に対する滑りを防ぐように本体部1の表面3a側に突出する突出部をさらに備えることができる。
例えば、図8(a)に示すように、実施の形態1において新たに複数の突出部41を配置することができる。
これにより、図8(b)に示すように、基本形態F1とされた本体部1をガス管Pに当接させた際に、突出部41がガス管Pに接触して本体部1の滑りを抑制することができ、本体部1を安定した姿勢で基本形態F1から補修形態F2に変形させることができる。このため、例えば、高所などの補修作業がしにくい場所に配置されたガス管Pに対して本体部1の姿勢を容易に安定させることができ、本体部1をガス管Pに速やかに巻回させることができる。
例えば、図11に示すように、実施の形態1の本体部1に換えて本体部52を配置することができる。この本体部52は、変形部53と、一対の平板部54aおよび54bとを有する。
また、上記の実施の形態1〜4では、管補修具は、流体が内部を流通する流通管を補修するために用いられたが、その他の管路を補修するために用いることもできる。例えば、管補修具は、電気配線を通す配線管などを補修するために用いることもできる。
2,21 補修部
3a,3b 表面
4a 一端部
4b 他端部
5a,5b 側部
22 当接部
23 離脱部
31,32a,32b 端部固定部
41 突出部
53 変形部
54a,54b 平板部
F1 基本形態
F2 補修形態
P ガス管
R 損傷部分
Claims (8)
- 帯形状を有し、互いに反対側を向いた一対の表面のうち一方の表面側に長手方向の両端部が弾性的に変位するように形成され、長手方向に延びる一対の側部が他方の表面側に反った反り形状により弾性力に抗して前記両端部が拡げられた基本形態を維持する本体部と、
前記本体部の前記一方の表面側に設けられ、管路の損傷部分を覆うように形成された補修部と
を備え、
前記本体部は、前記管路に前記一方の表面を対向させた状態で前記基本形態の前記反り形状が解消されることにより、前記管路に前記補修部を押し当てるように前記両端部が弾性的に変位した補修形態に変形することを特徴とする管補修具。 - 前記本体部は、一端部から他端部にわたって前記一方の表面側に弾性的に変形するように形成され、長手方向に直線状に延びた形状を維持する前記基本形態から前記管路に弾性的に巻回する前記補修形態に変形される請求項1に記載の管補修具。
- 前記補修部は、前記本体部の一端部近傍に配置される請求項1または2に記載の管補修具。
- 前記補修部は、前記管路に接着するように形成される請求項1〜3のいずれか一項に記載の管補修具。
- 前記補修部は、前記本体部に対して離脱可能に取り付けられる請求項1〜4のいずれか一項に記載の管補修具。
- 前記本体部の他端部を前記本体部の前記他方の表面に固定する端部固定部をさらに有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の管補修具。
- 前記本体部の一端部近傍に配置され、前記管路に対する滑りを防ぐように前記一方の表面側に突出する突出部をさらに有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の管補修具。
- 帯形状を有すると共に互いに反対側を向いた一対の表面のうち一方の表面側に長手方向の両端部が弾性的に変位するように形成された本体部を変形して、長手方向に延びる一対の側部が他方の表面側に反った反り形状により弾性力に抗して前記両端部が拡げられた基本形態を維持し、
管路の損傷部分を前記本体部の前記一方の表面側に設けられた補修部で覆うように当接し、
前記基本形態の前記反り形状を解消することにより、前記管路に前記補修部を押し当てるように前記両端部が弾性的に変位して前記本体部が補修形態に変形することを特徴とする管補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018033148A JP6971171B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 管補修具および管補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018033148A JP6971171B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 管補修具および管補修方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019148297A true JP2019148297A (ja) | 2019-09-05 |
JP6971171B2 JP6971171B2 (ja) | 2021-11-24 |
Family
ID=67850350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018033148A Active JP6971171B2 (ja) | 2018-02-27 | 2018-02-27 | 管補修具および管補修方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6971171B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021029186A1 (ja) | 2019-08-13 | 2021-02-18 | 日本電気株式会社 | 光ファイバセンシングシステム、光ファイバセンシング機器、及び停電検出方法 |
-
2018
- 2018-02-27 JP JP2018033148A patent/JP6971171B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021029186A1 (ja) | 2019-08-13 | 2021-02-18 | 日本電気株式会社 | 光ファイバセンシングシステム、光ファイバセンシング機器、及び停電検出方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6971171B2 (ja) | 2021-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6800791B2 (ja) | 平坦なスプリングライナーを有するホースクランプ | |
JP2013032802A (ja) | フランジ継手の修理工法及び修理用治具 | |
JP2019148297A (ja) | 管補修具および管補修方法 | |
JP3210602U (ja) | 小径配管用継手 | |
JPH10122373A (ja) | ガス管継手用複合ガスケット | |
JP2021520472A (ja) | チューブの微細な位置調整が可能な接続チューブを作製するための継手装置 | |
US2440864A (en) | Repair clamp for pipe joints | |
KR100621651B1 (ko) | 관로의 비굴착 보수부재 | |
JP4928414B2 (ja) | 接続部シール構造及びそれに用いるシール部材 | |
JP2544698B2 (ja) | 管の継手 | |
JP3204897U (ja) | ルーズフランジ式管継手 | |
JP2016063655A (ja) | 通信ケーブルの接続鉛管におけるガス漏洩補修具及びガス漏洩補修工法 | |
KR100925867B1 (ko) | 파형강관의 연결장치 | |
KR20080005671U (ko) | 플랜지 누수 및 누유 방지용 가스켓 | |
JP4992448B2 (ja) | 配管漏洩防止具 | |
JP5159905B2 (ja) | ホース用クランプ | |
JP2004324835A (ja) | 配管補修具およびその製造方法 | |
JP2001027324A (ja) | 管継ぎ手用シールプレート | |
US11846373B2 (en) | Profiled clamp | |
JP2019035445A (ja) | 管継手 | |
CN210703223U (zh) | 管线刺漏带压焊接辅助工具 | |
JP2007113781A (ja) | 管継手 | |
AU2013205362A1 (en) | Clamping device for pipes and ducting | |
KR102215052B1 (ko) | 강화된 조임력을 부여할 수 있는 배관용 연결 이음장치 | |
CN215258431U (zh) | 一种新型高连接强度的易弯曲软管总成 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201022 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210817 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211005 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211101 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6971171 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |