JP2007113781A - 管継手 - Google Patents

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Yoshimasa Yoshida
吉正 吉田
Hirotaka Yoshida
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Abstract

【課題】良好な取付け性を有し、かつ安価である管継手を提供する。
【解決手段】パイプ10,20が挿入される中空状の弾性シール部材110、弾性シール部材110の外面を覆うためのケーシング141,151、弾性シール部材110を圧縮するための締付け手段、および、弾性シール部材110に配置され、弾性シール部材110の変形を制御し、シールする緊迫力を発揮させるための変形制御手段130を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、円筒状のパイプを接続するための管継手に関する。
従来の管継手においては、カップリングを締め込むことにより、ガスケットおよび環状シール材によってパイプおよびスリーブがシールされ、金属製のグリップリングがパイプに喰い込むことで、スリーブおよびパイプを強固に固定している(例えば、特許文献1参照。)。
また、パイプの端部を、フランジ部の開口部に挿入し、パイプの端部外周に、弾性シール部材を装着した後、弾性シール部材が装着された端部外周を、外側スリーブ部材の端部に挿入し、フランジ部を、弾性シール部材の環状突出部に向かって移動させることで、環状突出部の端面に当接させ、そして、フランジ部の貫通孔にボルト部材を挿入し、ナット部材によって、締結しているものもある(例えば、特許文献2参照。)。
特開平9−317961号公報 特開2005−201414号公報
しかし、特許文献1に記載の管継手は、取付け性が良好であるが、スリーブの形状が複雑であるため、製造コストに問題を有している。
一方、特許文献2に記載の管継手は、部品点数が少なく、また、外側スリーブ部材の形状が複雑でないため、安価であるが、取付け性に問題を有している。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、良好な取付け性を有し、かつ安価である管継手を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、
パイプが挿入される中空状の弾性シール部材、
前記弾性シール部材の外周を覆うためのケーシング、
前記弾性シール部材を圧縮するための締付け手段、および、
前記弾性シール部材に配置され、前記弾性シール部材の変形を制御し、シールする緊迫力を発揮させるための変形制御手段
を有することを特徴とする管継手である。
上記のように構成した本発明によれば、部品点数が少ないため、製造コストを低減することが可能である。また、弾性シール部材の変形を制御し、シールする緊迫力を発揮させるための変形制御手段が弾性シール部材に配置されているため、弾性シール部材の外面をケーシングによって覆い、締付け手段によって、弾性シール部材を圧縮するのみで、管継手の取付けを完了させることができる。つまり、良好な取付け性を有し、かつ安価である管継手を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1および図2は、実施の形態1に係る管継手を説明するための側面図および断面図、図3および図4は、図2に示される弾性シール部材を説明するための正面図および断面図、図5および図6は、図2に示される支持部材を説明するための正面図および断面図、図7および図8は、図1および図2に示されるケーシングを説明するための正面図および平面図、図9および図10は、図1に示される締付け手段を説明するための正面図および平面図である。
管継手100は、同一形状を有する第1パイプ10と第2パイプ20とを接続するために使用され、小数の部品つまり、弾性シール部材110、支持部材130、ケーシング140、および締付け手段160を有する。つまり、管継手100は、部品点数が少ないため、製造コストを低減することが可能である。なお、第1および第2パイプ10,20は、例えば、産業機器や設備に多用される円筒状の配管であり、液体を流通させるために利用される。
弾性シール部材110は、例えば、ニトリルゴム(NBR)などの圧縮シール性を有するゴム材料から形成され、第1および第2パイプ10,20の外径より若干大きい内径を有する中空状の部材である。弾性シール部材110は、第1パイプ10と第2パイプ20とを接続する際に、圧縮され、シール性を発揮する。したがって、弾性シール部材110は、圧縮シールするために必要とされる肉厚を考慮した厚みを有する。
弾性シール部材110は、第1端部112、第2端部118、および、第1端部112と第2端部118との間に位置する中央部115から構成される。第1および第2端部112,118の端面は、第1および第2パイプ10,20の端部12,22を挿入するために使用される。中央部115は、第1パイプ10の端部端面11と第2パイプ20の端部端面21との当接面Jが配置される。なお、第1端部112および第2端部118の外周は、外部に向ってテーパ形状を有する。
弾性シール部材110は、軸方向の全長に渡って延長する割れ目120を有する。割れ目120は、支持部材130の配置を容易とするために利用される。支持部材130の配置後、割れ目120は、接着材層122が配置され、接合される。弾性シール部材110は、第1パイプ10と第2パイプ20とを接続する際に、圧縮されるため、割れ目は、密着する。したがって、必要とされるシール性(耐圧性)の程度に応じて、接着材層122を省略することも可能である。
弾性シール部材110の内面は、環状溝部124、環状くぼみ部126および支持部材130が配置される環状凹部128を有する。
環状溝部124は、弾性シール部材110の端面の近傍(弾性シール部材110の端面と環状くぼみ部126との間)に、複数配置されており、その径は、支持部材130に向ってテーパ形状を有している。そのため、第1および第2パイプ10,20の抜け落ち方向に対する抵抗力(摩擦力)が大きくなっており、一旦挿入された第1および第2パイプ10,20は、容易に抜け落ちない。
環状くぼみ部126は、環状凹部128の近傍(環状凹部128と環状溝部124との間)に、配置されている。したがって、例えば、当接面Jと支持部材130との隙間から、第1および第2パイプ10,20の内部を流通する液体の漏れが生じる場合、環状くぼみ部126は、漏出液が満たされ、セルフシール機能を発揮する。
なお、環状溝部124の設置数や、環状くぼみ部のサイズは、必要とされるシール性などを考慮し、適宜設定される。
次に、支持部材130を説明する。
支持部材130は、弾性シール部材110の変形を制御し、シールする緊迫力を発揮させるための変形制御手段を構成し、第1および第2パイプ10,20の外径より若干大きい内径を有する円筒状の部材からなる。支持部材130は、弾性シール部材110の強度より大きい高強度材料から形成される。支持部材130は、弾性シール部材110の割れ目120を利用し、弾性シール部材110の中央部115の内面に配置されている。
したがって、弾性シール部材110の変形を制御し(弾性シール部材110の断面形状を保持し)、かつ、第1および第2パイプ10,20の外面と弾性シール部材110の内面との適正なギャップを保持することで、第1および第2パイプ10,20の端部12,22のスムーズな挿入を確保することが可能である。
第1および第2パイプ10,20の当接面Jは、支持部材130の幅方向中央に位置合せされ、支持部材130は、当接面Jを覆うように配置される。したがって、圧縮力により変形した弾性シール部材110が、当接面Jに入りこんで、第1および第2パイプ10,20パイプによって噛み込まれることが、妨げられる。つまり、弾性シール部材110の噛み込みによるシール不良を抑制することが可能である。
高強度材料は、例えば、アルミニウムであり、既製のアルミニウム製パイプを切断することによって、支持部材130を安価かつ容易に製造することができる。高強度材料は、他の金属材料を適用することも可能である。
支持部材130の幅は、第1および第2パイプ10,20の位置合せの誤差や、弾性シール部材110を圧縮する際に発生する第1および第2パイプ10,20の隙間を考慮して、適宜設定される。例えば、上記隙間は、最大10mm程度であるため、支持部材130の幅は、20mmである。
次に、ケーシング140および締付け手段160を説明する。
ケーシング140は、弾性シール部材110の外面を覆うために使用され、1対の半割りケーシング141,151からなる。半割りケーシング141,151は、半円状断面を有する本体部142,152、および本体部142,152から延長するフランジ部144,154を、有する。なお、弾性シール部材110の内面に、弾性シール部材110の変形を抑制するための支持部材130が配置されているため、弾性シール部材110の外面をケーシング140によって覆う場合、適正なギャップを保持した状態の仮組み立て体を、形成することが可能である。
半割りケーシング141,151は、例えば、既製の鋼管および鋼板を切断し、機械加工および溶接することで、形成される。ケーシング140(半割りケーシング141,151)の素材は、鋼材に限定されない。
本体部142,152の内面は、弾性シール部材110の外面の半割り形状に略一致した凹部を有する。上述のように、第1端部112および第2端部118の外周は、外部に向ってテーパ形状を有するため、凹部は、第1端部112および第2端部118を覆うように配置される環状突出部143,153を有する。環状突出部143,153は、弾性シール部材110が圧縮される際に生じる、外部に向う(第1端部112および第2端部118に向う)弾性シール部材110の材料流出(材料の逃げ)を、妨げる機能を有する。
本体部142,152の外面は、支持部材130の幅方向中央に位置合せされるマークMが配置されている。マークMは、例えば、突起や溝、あるいはインク(塗料)によって形成され、第1および第2パイプ10,20に取付けられる管継手100の位置決めに利用される。なお、フランジ部144,154は、端部に貫通孔148,158が形成されている。
締付け手段160は、貫通孔148,158に挿入されるボルト部材162、およびボルト部材162に対応するナット部材164を、有する。ボルト部材162とナット部材164によって、フランジ部144,154(半割りケーシング141,151)を締結する場合、締付け手段160は、本体部142,152を介して、弾性シール部材110に、圧縮力を付加することが可能である。圧縮力は、弾性シール部材110の内面を、第1および第2パイプ10,20の外面に密着させ、シール性を発揮させる。
なお、貫通孔148,158の設置数は、特に限定されないが、コストおよび締結性能を考慮すると、4つが好ましい。また、締付け手段160は、弾性シール部材110を圧縮し、シール性を発揮させ得る機構を有しておれば、特に限定されない。
次に、実施の形態1に係る管継手の取付け方法を説明する。図11は、仮組み立てを説明するための側面図、図12は、図11に続く、マーキングを説明するための側面図、図13は、図12に続く、第1および第2パイプの挿入を説明するための側面図、図14は、図13に続く、管継手の位置決めを説明するための側面図である。
まず、接着材層122が配置されていない弾性シール部材110の割れ目120を、拡げ、支持部材130を、環状凹部128に配置する、その後、割れ目120を接合し、接着材層122を形成する。そして、弾性シール部材110を、半割りケーシング141,151の本体部142,152の凹部に配置する。
半割りケーシング141,151のフランジ部144,154の貫通孔148,158に、ボルト部材162を挿入し、貫通孔148,158から突出した端部に、ナット部材164を係合する。この際、弾性シール部材110を圧縮しないように、ナット部材164は、脱落しない程度に取り付け、仮組み立て体を形成する(図11参照)。
次に、現場において、第1および第2パイプ10,20の端部12,22に、例えば、インク(塗料)や、けがきからなるマークM,Mを配置する。マークM,Mの位置は、半割りケーシング141,151の外面に配置されているマークMを利用する。つまり、第1パイプ10の端部端部11を、マークMに位置合せし、管継手100の端部端面に対応する第1パイプ10の端部12の部位に、マークMを配置する一方、第2パイプ20の端部端部21を、マークMに位置合せし、管継手100の端部端面に対応する第2パイプ20の端部22の部位に、マークMを配置する(図12参照)。
その後、第1および第2パイプ10,20の端部12,22を、管継手100の弾性シール部材110の第1および第2端部112,118に、挿入し、第1および第2パイプ10,20の端部端部11,21を当接させる(図13参照)。
次に、管継手100をスライドさせ、第1および第2パイプ10,20の端部12,22に配置されるマークM,Mと、管継手100の端部端面を、一致させる(図14参照)。
そして、ナット部材164を締め付けることで、管継手100の組立ては完了する。これにより、半割りケーシング141,151の本体部142,152は、弾性シール部材110を圧縮し、弾性シール部材110の内面を、第1および第2パイプ10,20の外面に密着させ、シール性を発揮させる(図1および図2参照)。つまり、仮組み立て体は、現場において、第1および第2パイプの端部を挿入し、その端部端面を当接させた状態で、締付け手段によって、弾性シール部材を圧縮するのみで、管継手の取付けが完了する。
以上にように、実施の形態1は、部品点数が少ないため、製造コストを低減することが可能である。また、弾性シール部材の変形を制御し、シールする緊迫力を発揮させるための変形制御手段が弾性シール部材に配置されているため、弾性シール部材の外面をケーシングによって覆い、締付け手段によって、弾性シール部材を圧縮するのみで、管継手の取付けを完了させることができる。つまり、良好な取付け性を有し、かつ安価である管継手を提供することが可能できる。
なお、ケーシングの形成は、プレスや鋳造を適用することも可能である。また、支持部材と弾性シール部材の素材として、同一のゴム材料を適用し、硬度を変更することで、支持部材の強度を確保することも可能である。さらに、支持部材の配置は、弾性シール部材の割れ目を利用する形態に限定されず、支持部材と弾性シール部材とを一体的に成形することも可能であり、この場合、支持部材の挿入作業および接着材層が不要となる。
図15は、実施の形態2に係る管継手の弾性シール部材を説明するための正面図である。なお、実施の形態1と同様の機能を有する部材については類似する符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
弾性シール部材210は、外周に平坦部221を有する点で、実施の形態1に係る弾性シール部材110と概して異なる。
平坦部221は、弾性シール部材210の軸方向に沿って、外周を延長しており、弾性シール部材210の外周の一部を切り落としたような欠落形状を有している。平坦部221の存在により形成される空間Sは、半割りケーシング241,251の一方のフランジ部245と他方のフランジ部255との当接面を含む、当該当接面の近傍を、占めている。
半割りケーシング241,251のフランジ部245,255を締結する場合、弾性シール部材210に、圧縮力が付加される。圧縮力は、フランジ部245,255の当接面に向った弾性シール部材210の材料流出(材料の逃げ)を引き起こす。しかし、フランジ部245,255の当接面の近傍には、空間Sが存在するため、フランジ部245,255による弾性シール部材210の噛み込みが防止される。つまり、平坦部221は、材料流出の逃げ部を構成する。
以上にように、実施の形態2は、実施の形態1に比較し、弾性シール部材210の噛み込みによるシール不良を抑制することが可能である。
なお、平坦部221のサイズは、弾性シール部材210の物性やシール性を発揮させるための圧縮力などを考慮し、適宜設定され、例えば、外面から内側に向かって2〜3mmである。
図16、図17および図18は、実施の形態3に係る管継手のケーシングを説明するための正面図、平面図および側面図である。なお、実施の形態1と同様の機能を有する部材については類似する符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
ケーシング340(半割りケーシング341,351)は、プレスによって形成されている点で、実施の形態1に係るケーシング140(半割りケーシング141,151)と概して異なる。
半割りケーシング341,351は、半円状断面を有する本体部342,352、および本体部342,352から延長するフランジ部344,354を、有する。
本体部342,352の内面は、弾性シール部材の外面の半割り形状に略一致した凹部を有する。本体部342,352の外面は、支持部材の幅方向中央に位置合せされるマークMが配置されている。
フランジ部344,354は、本体部342,352に沿って延長する基部345,355、および基部345,355の側方端面から外部に向かって突出する略円状の拡張部346,356を有する。
基部345,355は、本体部の軸方向に沿って延長する波状凹凸部を有する。波状凹凸部は、半割りケーシング341,351の強度を向上させる。したがって、従来と比較して同等の強度を維持しながらも、半割りケーシング341,351の素材板の肉厚を削減し、軽量化およびプレスコストの低減を図ることが可能である。
フランジ部344,354の基部345,355は、拡張部346,356の存在により、相対的に奥まった位置に配置されている。したがって、素材板の肉厚が削減されることで、基部345,355の端面が薄肉化された場合であっても、取扱いが容易である。なお、拡張部346,356には、ボルト部材362を挿入するための貫通孔348,358が配置されている。
以上にように、実施の形態3は、実施の形態1に比較し、軽量かつ安価なケーシングを提供することが可能である。
図19は、実施の形態4に係る管継手を説明するための斜視図、図20および図21は、図19に示される弾性シール部材を説明するための側面図および正面図、図22は、図21の線XXII−XXIIに関する断面図、図23は、図22の線XXIII−XXIIIに関する断面図、図24および図25は、図19に示される半割りケーシングを説明するための平面図および側面図、図26は、図24の線XXVI−XXVIに関する断面図、図27は、図24の線XXVII−XXVIIに関する断面図、図28は、実施の形態4に係る半割りケーシングの変形例を説明するための側面図である。
なお、実施の形態1と同様の機能を有する部材については類似する符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
管継手400は、ケーシングの構造および変形制御手段の構成に関し、実施の形態1〜3に係る管継手と概して異なり、弾性シール部材410、ケーシング440(半割りケーシング441,451)、および締付け手段460を有する。
弾性シール部材410は、割れ目420、平坦部421、***部423および環状肉厚部430を有する。なお、符号412、415および418は、第1端部、中央部および第2端部である。
割れ目420は、弾性シール部材410の軸方向の全長に渡って延長しており、パイプの挿入を容易とするために利用される。弾性シール部材410は、パイプとを接続する際に、圧縮されるため、割れ目は、密着する。
実施の形態1〜3と異なり、円筒状の支持部材が配置されていなため、割れ目420を利用することで、パイプの任意の位置で、弾性シール部材410を装着することが可能である。したがって、穴、割れ目、裂け目などの欠陥部が、パイプに形成されている場合、当該欠陥部を覆うように、弾性シール部材410を配置し、その外面を半割りケーシング441,451によって覆うことにより、補修することが可能である。つまり、管継手400は、パイプの補修に適用することも可能である。なお、割れ目420は、必要に応じて、接着材層を配置することも可能である。
平坦部421は、弾性シール部材410の軸方向に沿って、外周を延長し、弾性シール部材410の外周の一部を切り落としたような欠落形状を有している。平坦部421は、半割りケーシング441,451を締結するための圧縮力によって引き起こされる材料流出の逃げ部を構成し、フランジ部445,455による弾性シール部材410の噛み込みを防止する。
しかし、弾性シール部材410に付加される圧縮力が不均一である場合、例えば、前後や左右方向の片締めが為された場合、弾性シール部材410に皺や膨出等の予期せぬ変形が生じ、平坦部421のみでは、弾性シール部材410の噛み込みを、十分に抑制できない虞がある。
そのため、***部423が、平坦部421に配置されている。***部423は、第1端部412および第2端部418に位置し、半割りケーシング441,451の内面形状に対応する曲面状頂面を有する。したがって、***部423の存在により、フランジ部445,455による弾性シール部材410の噛み込みが、確実に防止される。
環状肉厚部430は、弾性シール部材410の変形を制御し、シールする緊迫力を発揮させるための変形制御手段を構成し、中央部415の両側に位置する第1端部412および第2端部418の外周に、配置されており、外周から***している。
環状肉厚部430の材料は、圧縮力が付加される際、第1端部412および第2端部418の端面に向かって概して移動する。したがって、環状肉厚部430のボリュームは、材料移動およびシールする緊迫力を確保する観点から、適宜設定されている。
また、環状肉厚部430は、半割りケーシング441,451の内面形状に対応する曲面状頂面を有しており、半割りケーシング441,451からの圧縮力が、均等に伝達されるように設定されている。なお、第1端部412および第2端部418の外周は、外部に向ってテーパ形状を有する。
弾性シール部材410の内面は、環状溝部424、環状くぼみ部426および環状凹部428を有する。環状溝部424は、弾性シール部材410の端面の近傍に、複数配置されている。環状くぼみ部426は、環状溝部424と環状凹部428の間に、配置されている。
環状凹部428は、接続されるパイプの当接面Jが位置決めされる中央部415に配置されている。環状凹部428は、当接面Jの上方に空間を形成するため、圧縮力により変形した弾性シール部材410が、当接面Jに入りこんで、パイプによって噛み込まれることを抑制することが可能である。
また、当接面Jから、パイプの内部を流通する液体の漏れが生じる場合、環状凹部428の空間は、漏出液により満たされる。漏出液の圧力は、弾性シール部材410を内部から加圧するため、セルフシール機能が発揮される。
次に、半割りケーシング441,451および締付け手段460を説明する。
半割りケーシング441,451は、プレスによって形成され、半円状断面を有する本体部442,452、および本体部442,452から延長するフランジ部444,454を、有する。
本体部442,452の内面は、弾性シール部材410の外面に略一致した凹部を有する。上述のように、第1端部412および第2端部418の外周は、外部に向ってテーパ形状を有する。そのため、本体部442,452の凹部は、第1端部412および第2端部418を覆うように配置される環状突出部443,453を有する。環状突出部443,453は、弾性シール部材410が圧縮される際に生じる、外部に向う(第1端部412および第2端部418に向う)弾性シール部材410の材料流出(材料の逃げ)を、妨げる機能を有する。
フランジ部444,454は、本体部442,452に沿って延長する基部445,455、および、基部445,455の片側から屈曲して立ち上がる壁部447,457を有する。なお、符号448,458は、基部445,455の端部に配置される貫通孔である。
壁部447,457は、プレスにより形成されており、フランジ部444,454の強度が向上している。したがって、従来と比較して同等の強度を維持しながらも、半割りケーシング441,451の素材板の肉厚を削減し、軽量化およびプレスコストの低減を図ることが可能である。
基部445,455の片側は、略湾曲形状であり、基部445,455の中央部445A,455Aは、幅狭となっている。また、壁部447,457の端面は、略湾曲形状であり、壁部447,457の中央部447A,457Aは、***している。したがって、フランジ部444,454を把持することが容易であり、良好な取扱い性を有する。
壁部447,457の端面は、略湾曲形状であることに限定されず、例えば、図28に示されるように、略一定の高さを有する形態を適用することも可能である。また、壁部447,457の一方の端面のみを、略湾曲形状とすることも可能である。
締付け手段460は、貫通孔448,458に挿入されるボルト部材462、およびボルト部材462に対応するナット部材464を、有する。ボルト部材462とナット部材464によって、半割りケーシング441,451を締結する場合、締付け手段460は、本体部442,452を介して、弾性シール部材410に、圧縮力を付加することが可能である。
圧縮力は、弾性シール部材410の内面を、接続されるパイプの外面に密着させ、シール性を発揮させる。一方、上述のように、弾性シール部材410には、平坦部421および***部423が配置されているため、フランジ部445,455による弾性シール部材410の噛み込みは、確実に防止される。
なお、弾性シール部材410を位置決めするために、半割りケーシング441,451の一方(下側)に、接着剤層(不図示)が配置される。しかし、接着剤層は、必要に応じて省略することも可能である。
次に、実施の形態4に係る管継手の取付け方法を説明する。なお、半割りケーシング441が、下側に配置され、半割りケーシング451が上側に配置される場合を想定する。
まず、半割りケーシング441の本体部442の凹部に、接着剤層を配置し、その上に、弾性シール部材410を位置決めして、固定し、仮組み立て体を形成する。この際、弾性シール部材410の割れ目420は、上方に位置させる。
次に、現場において、半割りケーシング441のフランジ部444を、把持した状態で、割れ目420を開いて、接続するパイプを挿入し、パイプの端部端部を当接させる。この際、パイプの端部端部は、環状凹部428が配置されている弾性シール部材410の中央部415に位置決めする。
その後、半割りケーシング451のフランジ部454を、把持し、弾性シール部材410の上面を覆うように配置する。この際、フランジ部444,454の貫通孔448,458を位置合せする。なお、フランジ部444,454は、上述のように把持することが容易な形状を有するため、取扱い性が良好である。
次に、貫通孔448,458に、ボルト部材462を挿入し、貫通孔448,458から突出した端部に、ナット部材464を係合する。そして、ナット部材464を締め付けることで、管継手400の組立ては完了する。
これにより、半割りケーシング441,451の本体部442,452は、弾性シール部材410の環状肉厚部430を圧縮し、弾性シール部材410の内面を、接続されるパイプの外面に密着させ、シール性を発揮させる。つまり、半割りケーシングの一方441を有する仮組み立て体は、現場において、接続するパイプの端部を挿入し、その端部端面を当接させた状態で、弾性シール部材410の外面を半割りケーシングの他方451によって覆い、締付け手段460によって、弾性シール部材410を圧縮するのみで、管継手400の取付けが完了する。
なお、仮組み立て体は、実施の形態1と同様に構成することも可能であり、この場合、半割りケーシング441,451の本体部442,452の外面は、弾性シール部材410の中央に位置合せされるマークMを配置する。
詳述すると、まず、半割りケーシング441の本体部442の凹部に、接着剤層を配置し、その上に、弾性シール部材410を位置決めして、固定する。
半割りケーシング451のフランジ部454を、把持し、弾性シール部材410の上面を覆うように配置する。この際、フランジ部444,454の貫通孔448,458を位置合せする。
そして、貫通孔448,458に、ボルト部材462を挿入し、貫通孔448,48から突出した端部に、ナット部材464を係合する。この際、弾性シール部材410を圧縮しないように、ナット部材464は、脱落しない程度に取り付け、仮組み立て体を形成する。
次に、現場において、接続するパイプの端部にマークM,Mを配置する。マークM,Mの位置は、半割りケーシング441,451の外面に配置されているマークMを利用する。そして、パイプの端部を、弾性シール部材410の第1および第2端部412,418に、挿入し、パイプの端部端部を当接させる。
その後、管継手400をスライドさせ、パイプの端部に配置されるマークM,Mと、管継手400の端部端面を、一致させる。そして、ナット部材464を締め付けることで、管継手400の組立ては完了する。
次に、実施の形態4に係る管継手によるパイプの欠陥部の補修方法を説明する。欠陥部は、例えば、穴、割れ目、裂け目である。
まず、弾性シール部材410の割れ目420を利用し、パイプの側方から、弾性シール部材410を装着する。この際、弾性シール部材410の環状凹部428が、当該欠陥部を覆うように、弾性シール部材410を位置決めする。
そして、半割りケーシング441の本体部442の凹部に、接着剤層を配置し、半割りケーシング441のフランジ部444を、把持した状態で、弾性シール部材410に当接させる。これにより、半割りケーシング441は、弾性シール部材410と位置合わせされた状態で、固定される。
その後、半割りケーシング451のフランジ部454を、把持し、弾性シール部材410の上面を覆うように配置する。この際、フランジ部444,454の貫通孔448,458を位置合せする。
次に、貫通孔448,458に、ボルト部材462を挿入し、貫通孔448,458から突出した端部に、ナット部材464を係合する。そして、ナット部材464を締め付けることで、管継手400の組立ては完了する。これにより、半割りケーシング441,451の本体部442,452は、弾性シール部材410の環状肉厚部430を圧縮し、弾性シール部材410の内面を、接続されるパイプの外面に密着させる。したがって、欠陥部は、弾性シール部材410の環状凹部428によってシールされ、補修されることとなる。
以上にように、実施の形態4は、良好な取付け性を有し、かつ安価である管継手を提供することが可能できる。また、実施の形態1〜3と異なり、円筒状の支持部材を有していないため、補修に適用することも可能である。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。
例えば、実施の形態1〜3に係るケーシングあるいは弾性シール部材を、実施の形態4に適用したり、実施の形態4に係るケーシングあるいは弾性シール部材を、実施の形態1〜3にしたりすることが可能である。また、実施の形態4に係る弾性シール部材の平坦部に配置される***部を、実施の形態3に適用することも可能である。
実施の形態1に係る管継手を説明するための側面図である。 実施の形態1に係る管継手を説明するための断面図である。 図2に示される弾性シール部材を説明するための正面図である。 図2に示される弾性シール部材を説明するための断面図である。 図2に示される支持部材を説明するための正面図である。 図2に示される支持部材を説明するための断面図である。 図1および図2に示されるケーシングを説明するための正面図である。 図1および図2に示されるケーシングを説明するための平面図である。 図1に示される締付け手段を説明するための正面図である。 図1に示される締付け手段を説明するための平面図である。 実施の形態1に係る管継手の取付け方法における仮組み立てを説明するための側面図である。 図11に続く、マーキングを説明するための側面図である。 図12に続く、第1および第2パイプの挿入を説明するための側面図である。 図13に続く、管継手の位置決めを説明するための側面図である。 実施の形態2に係る管継手の弾性シール部材を説明するための正面図である。 実施の形態3に係る管継手のケーシングを説明するための正面図である。 実施の形態3に係る管継手のケーシングを説明するための平面図である。 実施の形態3に係る管継手のケーシングを説明するための側面図である。 実施の形態4に係る管継手を説明するための斜視図である。 図19に示される弾性シール部材を説明するための側面図である。 図19に示される弾性シール部材を説明するための正面図である。 図21の線XXII−XXIIに関する断面図である。 図22の線XXIII−XXIIIに関する断面図である。 図19に示される半割りケーシングを説明するための平面図である。 図19に示される半割りケーシングを説明するための側面図である。 図24の線XXVI−XXVIに関する断面図である。 図24の線XXVII−XXVIIに関する断面図である。 実施の形態4に係る半割りケーシングの変形例を説明するための側面図である。
符号の説明
10・・第1パイプ、
11・・端部端面、
12・・端部、
20・・第2パイプ、
21・・端部端面、
22・・端部、
100・・管継手、
110・・弾性シール部材、
112・・第1端部、
115・・中央部、
118・・第2端部、
120・・割れ目、
122・・接着材層、
124・・環状溝部、
126・・環状くぼみ部、
128・・環状凹部、
130・・支持部材、
140・・ケーシング、
141,151・・半割りケーシング、
142,152・・本体部、
143,153・・環状突出部、
144,154・・フランジ部、
148,158・・貫通孔、
160・・締付け手段、
162・・ボルト部材、
164・・ナット部材、
210・・弾性シール部材、
221・・平坦部、
241,251・・半割りケーシング、
245,255・・フランジ部、
340・・ケーシング、
341,351・・半割りケーシング、
342,352・・本体部、
344,354・・フランジ部、
345,355・・基部、
346,356・・拡張部、
348,358・・貫通孔、
362・・ボルト部材、
400・・管継手、
410・・弾性シール部材、
412・・第1端部、
415・・中央部、
418・・第2端部、
420・・割れ目、
421・・平坦部、
423・・***部、
424・・環状溝部、
426・・環状くぼみ部、
428・・環状凹部、
430・・環状肉厚部、
440・・ケーシング、
441,451・・半割りケーシング、
442,452・・本体部、
443,453・・環状突出部、
444,454・・フランジ部、
445,455・・基部、
445A,455A・・中央部、
447,457・・壁部、
447A,457A・・中央部、
448,458・・貫通孔、
460・・締付け手段、
462・・ボルト部材、
464・・ナット部材、
J・・当接面、
,M,M・・マーク、
S・・空間。

Claims (22)

  1. パイプが挿入される中空状の弾性シール部材、
    前記弾性シール部材の外周を覆うためのケーシング、
    前記弾性シール部材を圧縮するための締付け手段、および、
    前記弾性シール部材に配置され、前記弾性シール部材の変形を制御し、シールする緊迫力を発揮させるための変形制御手段
    を有することを特徴とする管継手。
  2. 前記弾性シール部材の中央部の内面には、環状凹部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  3. 前記中央部の両側に位置する端部の外周には、***した環状肉厚部が配置されており、
    前記変形制御手段は、前記環状肉厚部から構成されることを特徴とする請求項2に記載の管継手。
  4. 前記環状肉厚部は、前記ケーシングの内面形状に対応する曲面状頂面を有することを特徴とする請求項3に記載の管継手。
  5. 前記環状凹部に配置される円筒状の支持部材を有し、
    前記支持部材は、前記弾性シール部材の強度より大きい強度を有する材料から形成されており、前記変形制御手段は、前記支持部材から構成されることを特徴とする請求項2に記載の管継手。
  6. 前記弾性シール部材の内面は、前記環状凹部の近傍に配置される環状くぼみ部を、有することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の管継手。
  7. 前記弾性シール部材の内面は、前記弾性シール部材の端面の近傍に配置される環状溝部を、有することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の管継手。
  8. 前記環状溝部の径は、前記環状凹部に向ってテーパ形状を有することを特徴とする請求項7に記載の管継手。
  9. 前記弾性シール部材は、軸方向の全長に渡って延長する割れ目を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の管継手。
  10. 前記ケーシングは、1対の半割りケーシングからなり、
    前記半割りケーシングは、前記弾性シール部材が収容される本体部、および前記本体部に沿って延長するフランジ部を、有し、
    前記締付け手段は、前記半割りケーシングを締結することによって、前記半割りケーシングを介して前記弾性シール部材に圧縮力を付加する
    ことを特徴とする請求項3に記載の管継手。
  11. 前記弾性シール部材と前記半割りケーシングの一方との間に配置される接着材層を有することを特徴とする請求項10に記載の管継手。
  12. 前記弾性シール部材は、前記圧縮力によって引き起こされる材料流出の逃げ部を有することを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の管継手。
  13. 前記弾性シール部材の外周は、前記弾性シール部材の軸方向に沿って延長する平坦部を有し、前記逃げ部は、前記平坦部から構成されることを特徴とする請求項12に記載の管継手。
  14. 前記平坦部に配置される***部を有することを特徴とする請求項13に記載の管継手。
  15. 前記***部は、前記半割りケーシングの内面形状に対応する曲面状頂面を有することを特徴とする請求項14に記載の管継手。
  16. 前記フランジ部は、前記半割りケーシングの本体部に沿って延長する基部、および、前記基部の片側から屈曲して立ち上がる壁部を有することを特徴とする請求項11〜15のいずれか1項に記載の管継手。
  17. 前記基部の片側は、略湾曲形状であり、前記基部の中央部は、幅狭となっていることを特徴とする請求項16に記載の管継手。
  18. 前記壁部の端面は、略湾曲形状であり、前記壁部の中央部は、***していることを特徴とする請求項16又は請求項17に記載の管継手。
  19. 前記弾性シール部材の端部の外周は、外部に向ってテーパ形状を有し、
    前記半割りケーシングの本体部の内面は、前記弾性シール部材の端部を覆うように配置される環状突出部を有することを特徴とする請求項11〜18のいずれか1項に記載の管継手。
  20. 前記フランジ部は、貫通孔を有し、
    前記締付け手段は、前記貫通孔に挿入されるボルト部材、および前記ボルト部材に対応するナット部材を、有することを特徴とする請求項11〜19のいずれか1項に記載の管継手。
  21. 前記半割りケーシングは、プレスによって形成されていることを特徴とする請求項11〜20のいずれか1項に記載の管継手。
  22. 前記ケーシングの外面は、前記弾性シール部材の中央に位置合せされるマークが配置されていることを特徴とする請求項1〜21のいずれか1項に記載の管継手。
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