JP2019141352A - 医療器具消毒用具及び医療器具消毒ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 輸送時や保管時に不測の封止部材の破損を防止しうる医療器具消毒用具及び医療器具消毒ユニットを提供すること。【解決手段】容器本体は、他の医療器具消毒用具の収容部31を格納可能な格納部33と、一方が底面部35に接し且つ他方が格納部33と連通する連通部34とをさらに有する。格納部33は、内面37yが第一側面部36の外面36xに対し略平行である第二側面部37により形成される。連通部34は、縁部35aから格納部33へ向けて設けられる第三側面部38により形成される。第三側面部38は、その外面に第二側面部37が接続される接続部38cを有する。接続部38cは、他の医療用消毒用具の第二側面部を載置可能な載置部38bを有する。第二側面部37の軸方向長さL1は、載置部38bから開口部32までの軸方向長さL2より大である。【選択図】 図4

Description

本発明は、医療器具消毒用具及び医療器具消毒ユニットに関する。さらに詳しくは、医療器具の一部を消毒する消毒液が含浸された消毒部材と、底面部と前記底面部の縁部に立設された第一側面部とにより形成され且つ前記消毒部材が収容される収容部を有する容器本体と、前記収容部の上端に形成された開口部を封止する封止部材とを有する医療器具消毒用具及び医療器具消毒ユニットに関する。
従来、上述の如き医療器具消毒用具として、例えば特許文献1に記載の如きものが知られている。この消毒用具は、ハウジング内に抗菌消毒剤を含浸させたインサートが収容され、取り外し可能な蓋によって封止されている。しかし、蓋が保護される構造ではなく、その意味において、輸送時や保管時における蓋の意図しない破損対策は万全とはいえなかった。
特表2012−522593号公報
かかる従来の実情に鑑みて、本発明は、輸送時や保管時に不測の封止部材の破損を防止しうる医療器具消毒用具及び医療器具消毒ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る医療器具消毒用具の特徴は、医療器具の一部を消毒する消毒液が含浸された消毒部材と、底面部と前記底面部の縁部に立設された第一側面部とにより形成され且つ前記消毒部材が収容される収容部を有する容器本体と、前記収容部の上端に形成された開口部を封止する封止部材とを備え、前記容器本体は、他の医療器具消毒用具の収容部を格納可能な格納部と、一方が前記底面部に接し且つ他方が前記格納部と連通する連通部とをさらに有し、前記格納部は、内面が前記第一側面部の外面に対し略平行である第二側面部により形成され、前記連通部は、前記縁部から前記格納部へ向けて設けられる第三側面部により形成され、前記第三側面部は、その外面に前記第二側面部が接続される接続部を有し、前記接続部は、前記他の医療用消毒用具の第二側面部を載置可能な載置部を有し、前記第二側面部の軸方向長さは、前記載置部から前記開口部までの軸方向長さより大であることにある。
上記構成によれば、容器本体は、消毒部材が収容される収容部に加え他の医療用消毒容器の収容部を格納可能な格納部をさらに有する。この格納部は、内面が第一側面部の外面に対し略平行である第二側面部により形成されるので、第二側面部を他の医療器具消毒容器の収容部の側面に対向させることができる。
さらに、容器本体は、一方が底面部に接し且つ他方が格納部と連通する連通部を有する。この連通部は、底面部の縁部から格納部へ向けて設けた第三側面部により形成される。また、この第三側面部は、その外面に第二側面部が接続される接続部を有する。よって、底面部を他の医療器具消毒容器の封止部材に対向させると共に接続部を他の医療器具消毒容器の開口部に対向させることができる。
そして、接続部は、他の医療用消毒用具の第二側面部を載置可能な載置部を有し、第二側面部の軸方向長さは、載置部から開口部までの軸方向長さより大である。そのため、他の医療器具消毒用具の第二側面部を載置部に載置すれば、収容部及び封止部材全体が覆われることとなる。その際、第二側面部によって第一側面部が保護されると共に、底面部及び接続部によって封止部材が保護される。よって、輸送時や保管時において、不測の封止部材の破損(破れ)を防止できるので、消毒時まで消毒材料の衛生を担保できる。しかも、使用する際には、一方の医療器具消毒用具を引き抜けばよく、作業性もよい。
係る場合、前記第一側面部の上側外面には、前記封止部材の縁部を収容する収容凹部が形成されているとよい。この収容凹部に封止部材の縁部を収容できるので、格納部への他の医療器具消毒用具の収容部の格納や他の医療器具消毒用具の取り外しの際に、封止部材がその移動を阻害することがなく、作業をスムースに行うことができる。しかも、封止部材の縁部は第二側面部に対向するので、封止部材の破損も防止できる。
また、前記第二側面部は、その外面に前記容器本体の軸方向に沿う第一のリブを複数有するとよい。これにより、格納部の強度を向上させ、その内側に格納される収容部をより強固に保護することができる。しかも、消毒作業時に、滑りを防止でき、作業性も向上する。
前記容器本体は、前記第二側面部と前記第三側面部とを係合させる係合手段をさらに有するとよい。これにより、格納部に収容された他の医療器具消毒用具の収容部の脱落(抜け)を防止し、連結を強固に維持して使用時までの保護状態を保つことができる。
係る場合、前記係合手段は、前記第二側面部の内面から内方に向けて突出する第一凸部と、前記第三側面部の外面から外方に向けて突出する第二凸部よりなるとよい。取り外し時に第一凸部と第二凸部との係合を解除しなければならず、不足の脱落(抜け)を防止できる。また、容器本体の軸方向に沿う直線的な動作を行うだけで係合及びその解除を行うことができるので、作業性もよい。
前記第一側部は、その内面に前記容器本体の軸方向に沿う第二のリブを複数有していてもよい。係る場合、前記容器本体は、合成樹脂にて一体成型されていてもよい。これにより、一体成型に際し、第二のリブが一体成型(抜き)を妨げることはなく、且つ医療器具をこすり洗いする際に、消毒部材が医療器具と共に回転することを防止するので、適切に消毒することができる。前記消毒部材は、ガーゼ、綿球及び発泡体のいずれかであるとよい。
また、上記いずれかに記載の医療器具消毒用具を二つ以上重ね合わせた医療器具消毒ユニットとして実施することができる。さらに、最上段には、前記容器本体のみからなる保護キャップを設けるとよい。
上記本発明に係る医療器具消毒用具及び医療器具消毒ユニットの特徴によれば、輸送時や保管時に不測の封止部材の破損を防止することが可能となった。
本発明の他の目的、構成及び効果については、以下の発明の実施の形態の項から明らかになるであろう。
本発明に係る医療器具消毒用具を示す斜視図である。 医療器具消毒用具の分解斜視図である。 容器本体の平面図である。 容器本体の底面図である。 容器本体の正面図である。 容器本体の左側面図である。 医療器具消毒用具の縦断面図である。 本発明に係る医療器具消毒ユニットを示す縦断面図である。 図5のB部拡大断面図である。 医療器具消毒ユニットから医療器具消毒用具を1個取り外した状態を示す斜視図である。 医療器具消毒用具の使用方法の一例を示す斜視図である。
次に、適宜添付図面を参照しながら、本発明をさらに詳しく説明する。
本発明に係る医療器具消毒用具1は、図1,2に示すように、大略、医療器具Mの一部を消毒する消毒部材2と、消毒部材2を収容する収容部31を有する容器本体3と、容器本体3の開口部32を封止する封止部材4とを有する。ここで医療器具Mとしては、例えば、コネクタ、ポート、カテーテル、ニードレスバルブ等が挙げられる。なお、収容部31の開口部32側を上側、後述する格納部33の開口部37a側を下側として、以下説明する。
消毒部材2は、図2,4,5に示すように、本実施形態では、綿球20が用いられている。この綿球20には、上述の医療器具Mの一部を消毒する消毒液が含浸されている。なお、消毒部材2には、綿球20に限らず、ガーゼや、セルローススポンジ等の発泡体を用いても構わず、形状も特に限定されるものではない。また、消毒液には、例えば、80%エタノール、1%クロルヘキシジングルコン酸塩液を含む80%エタノール液やイソプロパノール等の薬液が用いられるが、医療器具を消毒する薬液であれば、特に限定されるものではない。
封止部材4は、図1,2,4に示すように、開口部32を塞ぐ略円形を呈するシート本体40と、そのシート本体40の周縁部41から延在する舌状の把持部42を有する。封止部材4には、例えば、アルミラミネートフィルム等が用いられるが、不測の破れを抑制する強度及び綿球20に含浸させた消毒液の外気への流出(揮発)を抑制する気密性を備えた材料であれば、特に限定されるものではない。
容器本体3は、図1〜4に示すように、略円筒形を呈し、大略、上述の消毒部材2が収容される収容部31と、他の医療器具消毒用具1の収容部31を格納可能な格納部33と、一方が底面部35に接し且つ他方が格納部33と連通する連通部34と、後述する第二側面部37と第三側面部38とを係合させる係合手段39を備える。なお、図3C,3Dに示すように、容器本体3は略円筒形を呈しており、正面、背面、右側面、左側面は同一に表れる。
収容部31は、略円筒形を呈し、下方に凸状に湾曲している底面部35とその縁部35aに鉛直方向Zに立設された第一側面部36とにより形成されている。この収容部31の上端には開口部32を有し、その開口部32の端面32aに上述の封止部材4のシート本体40が接着される。
第一側面部36は、その内面36yに容器本体3の軸方向A(鉛直方向Z)に沿う第二リブ36aが周方向に沿って適宜間隔をおいて複数設けられている。本実施形態では、第二リブ36aは、収容部31の中心に対し約90°の間隔で配置されている。この第二リブ36aを軸方向Aに沿って形成することで、消毒時のこすり洗いの際の消毒部材2の回転を抑制する。また、第一側面部36の上側外面には、封止部材4の把持部42を含む縁部を収容する収容凹部36bが環状に形成されている。
格納部33は、内面37yが略円筒形を呈し、第一側面部36の外面36xに対し略平行である第二側面部37により形成されている。格納部33は、収容部31の下方で且つ収容部31と同一軸上に位置し、下端には開口部37aが形成されている。また、格納部33(第二側面部37)の内径R1は、収容部31(第一側面部36)の外径R2より大である(R1>R2)。よって、開口部37aが他の医療器具消毒用具1の収容部31を受け入れ、格納部33に他の医療器具消毒用具1の収容部31を収容することができる。この時、第一側面部36の外面36xと第二側面部37の内面37yとが対向している。
第二側面部37は、その外面に容器本体3の軸方向A(鉛直方向Z)に沿う第一リブ37bが周方向に沿って適宜間隔をかけて複数設けられている。この第一リブ37bにより、第二側面部37を補強している。
連通部34は、略円筒形を呈し、底面部35の縁部35aから格納部33へ向けて立設する第三側面部38により形成される。この連通部34は、下端は上述の格納部33と連通し、上端は底面部35に接する。
第三側面部38は、その外面に第二側面部37が接続される接続部38aを有する。この接続部38aは、第二側面部37の上端部37cと第三側面部38の下端部38cとを容器本体3の径方向Xに沿って接続してある。接続部38a(下端部38c)の内径R3は、格納部33(第二側面部37)の内径R1より小である(R1>R3)。
また、接続部38aは、その外面に他の医療用消毒用具1の第二側面部37を載置可能な載置部38bを有する。ここで、第二側面部37の軸方向長さL1は、載置部38bから開口部32までの軸方向長さL2よりも大である(L1>L2)。
本実施形態において、係合手段39は、図4,6に示すように、第二側面部37の内面から内方に向けて径方向Xに突出する第一凸部39aと、第三側面部38の外面から外方に向けて径方向Xに突出する第二凸部39bよりなる。第一凸部39a及び第二凸部39bは、周方向に沿って環状に形成されている。
また、本実施形態では、容器本体3全体を合成樹脂による一体成型により形成している。そのため、抜き勾配を考慮して第一側面部36は上方に向けて漸次薄くすると共に、第二側面部37及び第三側面部38は下方に向けて漸次薄くしてある。また、第一リブ37b及び第二リブ36aは軸方向に沿って形成することで、一体成型を阻害することなくリブの機能を確保している。なお、合成樹脂には、消毒部材2の消毒液と反応しない材料が好ましく、例えば、ポリプロピレンやポリエチレンを用いることができる。
上述した医療器具消毒用具1は、図5に示すように、複数を鉛直方向Zに順に重ね合わせる(積み上げる)ことで、医療器具消毒ユニット10を構成する。上述したように、格納部33の内径R1は収容部31の外径R2より大であり(R1>R2)、第二側面部37の軸方向長さL1は載置部38bから開口部32までの軸方向長さL2よりも大である(L1>L2)。そのため、載置部38bに他の医療器具消毒用具1の第二側面部37の下端部37dを載置すれば、積み上げた医療器具消毒用具1により、内側(下段)の収容部31及び封止部材4の全体が覆うことができる。その際、積み上げた医療器具消毒用具1の第二側面部37が内側の第一側面部36に対向するので、不測の外圧に対抗し変形による封止部材4の破損等を防止できる。しかも、第二側面部37の第一リブ37bにより、さらに強固に内側の第一側面部36を保護される。
さらに、接続部38aの内径R3は、格納部33の内径R1より小である(R1>R3)。これにより、積み上げた医療器具消毒用具1の底面部35が内側の封止部材4のシート本体40に対向すると共に積み上げた医療器具消毒用具1の接続部38aが内側の封止部材4の周縁部41に対向するので、底面部35及び接続部38aにより不測の外圧による封止部材4の破損等を防止できる。
しかも、積み上げた際に、封止部材4の把持部42は収容凹部36bに収容されるので、把持部42は積み上げた医療器具消毒用具1の第二側面部37に覆われるので、把持部42からの封止部材4のめくれも防止できる。また、図6に示すように、第一凸部39a及び第二凸部39bの係合により、医療器具消毒ユニット10の連結状態も維持され、医療器具消毒用具1の不測の抜けが防止される。このように、輸送時や保管時において、不測の封止部材4の破損(破れ)等を防止して、消毒時までの消毒部材2の衛生を担保できる。
加えて、複数の医療器具消毒用具1を一つの医療器具消毒ユニット10として構成することができるので、医療器具消毒用具1がばらばらになることはなく、輸送や保管をより簡易とすることが可能である。
本実施形態において、医療器具消毒ユニット10は、図5,7に示すように、その最上段に保護キャップ11を装着してある。最上段に保護キャップ11を設けることで、積み上げた医療器具消毒用具1の各々を保護することができる。また、この保護キャップ11は、消毒部材2及び封止部材4を省略した容器本体3のみからなる。保護キャップ11を容器本体3と共通化することで、製作コストを低減できる。
この医療器具消毒ユニット10は、図7に示すように、使用に際し、最下段の医療器具消毒用具1を医療器具消毒ユニット10から引き抜く。この際、鉛直方向Zに引き抜くことで、第一凸部39aと第二凸部39bとの係合が解除され、スムースに取り外すことができる。そして、図8(a)に示すように、封止部材4の把持部42を把持して封止部材4を開口部32から剥がして、収容部31内の消毒剤が含浸された綿球20を露出させる。次に、同図(b)に示すように、綿球20に医療器具Mの一部(端部)を押し付けつつ左右に回転させることで、医療器具Mの一部(先端、端面)のこすり洗いを行う。第二側面部37の第一リブ37bにより、作業者は容器本体3を滑らずに保持することができるので、作業性がよい。
最後に、本発明のさらに他の実施形態の可能性について説明する。なお、上述の実施形態と同様の部材には同一の符号を附してある。
上記実施形態において、容器本体3を単一の材料で一体成型により形成したが、これに限られるものではない。例えば、収容部31と格納部33とを別々に成型し、組み立てても構わない。その際、収容部31は消毒液と反応しない材料であればよい。また、格納部33の材料は、収容部31と同一であってもよく、異なっていてもよい。格納される収容部31を保護できる強度を確保できる材料であればよい。
上記実施形態において、収容部31及び格納部33を略円筒形としているが、収容部31を格納部33に格納可能であればよく、四角筒や六角筒などの多角筒状であってもよい。また、第二側面部37(格納部33)の外面37xは、平坦でなくてもよく、例えば、なだらかに径方向に膨出する湾曲面でもよい。
上記実施形態において、係合手段39を第二側面部37の内面の第一凸部39aと第三側面部38の外面の第二凸部39bとにより構成した。しかし、係合手段39はこれに限られるものではなく、例えばネジ機構であってもよく、不測の脱落を防止できる態様のものであればよい。また、第一凸部39a及び第二凸部39bの形状、位置や個数等も上記実施形態に限られない。
また、上記実施形態において、消毒部材2として綿球20の他、ガーゼや発泡体でも適用可能であるが、これらの消毒部材2に加えて、医療器具Mの端部の内側を洗浄するために凸部を有するブラシを収容部31に設けることも可能である。
本発明は、例えば、コネクタ、ポート、カテーテル、ニードレスバルブ等の医療器具の一部を擦り洗いにより消毒する医療器具消毒用具及び医療器具消毒ユニットとして利用することができる。
1:医療器具消毒用具、2:消毒部材、3:容器本体、4:封止部材、10:医療器具消毒ユニット、11:保護キャップ、31:収容部、32:開口部、33:格納部、34:連通部、35:底面部、35a:縁部、36:第一側面部、36x:第一側面部の外面、37:第二側面部、37y:第二側面部の内面、38:第三側面部、38a:接続部、38b:載置部、M:医療器具、R1,R3:内径、R2:外径、L1,L2:軸方向長さ(高さ)
係る場合、前記第一側面部の上側外面には、前記封止部材の周縁部を収容する収容凹部が形成されているとよい。この収容凹部に封止部材の周縁部を収容できるので、格納部への他の医療器具消毒用具の収容部の格納や他の医療器具消毒用具の取り外しの際に、封止部材がその移動を阻害することがなく、作業をスムースに行うことができる。しかも、封止部材の周縁部は第二側面部に対向するので、封止部材の破損も防止できる。
第一側面部36は、その内面36yに容器本体3の軸方向A(鉛直方向Z)に沿う第二リブ36aが周方向に沿って適宜間隔をおいて複数設けられている。本実施形態では、第二リブ36aは、収容部31の中心に対し約90°の間隔で配置されている。この第二リブ36aを軸方向Aに沿って形成することで、消毒時のこすり洗いの際の消毒部材2の回転を抑制する。また、第一側面部36の上側外面には、封止部材4の把持部42を含む周縁部を収容する収容凹部36bが環状に形成されている。

Claims (10)

  1. 医療器具の一部を消毒する消毒液が含浸された消毒部材と、底面部と前記底面部の縁部に立設された第一側面部とにより形成され且つ前記消毒部材が収容される収容部を有する容器本体と、前記収容部の上端に形成された開口部を封止する封止部材とを有する医療器具消毒用具であって、
    前記容器本体は、他の医療器具消毒用具の収容部を格納可能な格納部と、一方が前記底面部に接し且つ他方が前記格納部と連通する連通部とをさらに有し、
    前記格納部は、内面が前記第一側面部の外面に対し略平行である第二側面部により形成され、
    前記連通部は、前記縁部から前記格納部へ向けて設けられる第三側面部により形成され、
    前記第三側面部は、その外面に前記第二側面部が接続される接続部を有し、
    前記接続部は、前記他の医療用消毒用具の第二側面部を載置可能な載置部を有し、
    前記第二側面部の軸方向長さは、前記載置部から前記開口部までの軸方向長さより大である医療器具消毒用具。
  2. 前記第一側面部の上側外面には、前記封止部材の縁部を収容する収容凹部が形成されている請求項1記載の医療器具消毒用具。
  3. 前記第二側面部は、その外面に前記容器本体の軸方向に沿う第一のリブを複数有する請求項1又は2記載の医療器具消毒用具。
  4. 前記容器本体は、前記第二側面部と前記第三側面部とを係合させる係合手段をさらに有する請求項1〜3のいずれかに記載の医療器具消毒用具。
  5. 前記係合手段は、前記第二側面部の内面から内方に向けて突出する第一凸部と、前記第三側面部の外面から外方に向けて突出する第二凸部よりなる請求項4記載の医療器具消毒用具。
  6. 前記第一側面部は、その内面に前記容器本体の軸方向に沿う第二のリブを複数有する請求項1〜5のいずれかに記載の医療器具消毒用具。
  7. 前記容器本体は、合成樹脂にて一体成型されてある請求項6記載の医療器具消毒用具。
  8. 前記消毒部材は、ガーゼ、綿球及び発泡体のいずれかである請求項1〜7のいずれかに記載の医療器具消毒用具。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の医療用消毒用具を二つ以上重ね合わせてなる医療器具消毒ユニット。
  10. 最上段には、前記容器本体のみからなる保護キャップが設けられている請求項9記載の医療器具消毒ユニット。
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