JP2019139932A - 車両用灯具 - Google Patents

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陽介 小池
Yosuke Koike
陽介 小池
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【課題】後方を除く全方向への均一発光を実現して斜め横方向からの被視認性も高めることができるとともに、非点灯時の美観の低下を防ぐことができる車両用灯具を提供すること。【解決手段】ハウジング2とその開口部を覆うアウタレンズ3によって画成された灯室4内に、LED(光源)12と、反出射面にレンズカット13が形成された導光レンズ11を収容し、前記LED12から前記導光レンズ11内に入射する光を該導光レンジ11の長手方向に導く過程で前記レンズカット13によって光を反射させて出射面11bから出射させることによって当該導光レンズ11を発光させるポジションランプ(車両用灯具)10において、前記導光レンズ11の反出射面に、横断面台形の切欠溝状の凹部11cを形成し、該凹部11cの両内側面を含む内周面全体に前記レンズカット13を形成する。又、前記導光レンズ11の前記凹部11cを除く部位の外周面を円筒面とする。【選択図】図4

Description

本発明は、光源からの光によって発光する導光レンズを備える車両用灯具に関するものである。
例えば、テールランプやポジションランプ等の車両用灯具には、LED(発光ダイオード)等の光源から入射する光を長手方向に導く過程で反射させて出射面から出射させることによって発光する導光レンズを備えるものがあり、斯かる車両用灯具の導光レンズの反出射面には反射用のレンズカットが長手方向に沿って連続的に形成されている。
ところで、導光レンズを備える車両用灯具においては、通常、導光レンズの正面方向に強い光が出射されるように配光が制御されているため、導光レンズの正面方向以外には光が余り拡散されない。このため、歩行者等が正面以外の方向から導光レンズを目視した場合には導光レンズが暗く見え、この導光レンズを備える車両用灯具の被視認性が低下する可能性がある。
そこで、特許文献1には図6に示す車両用灯具が提案されている。
即ち、図6は特許文献1において提案された車両用灯具の縦断面図であり、図示の車両用灯具110は、クリアランプランプとして使用されるものであって、ハウジング102とその開口部を覆う透明なインナレンズ103によって画成された灯室104内に、光源である不図示のLEDと、該LEDからの光によって発光する丸棒状の導光レンズ111を収容して構成されている。
上記導光レンズ111は、図6の紙面垂直方向に長く配されており、その長手方向一端の不図示の入射面に対向するようにLEDが配置されている。そして、導光レンズ111の出射面111aとは反対側の裏面には複数のステップ113が長手方向に沿って形成されている。又、導光レンズ111の出射面111a及びステップ113が形成された裏面(反出射面)とは異なる外周面の一部は、導光レンズ111内を進む光の一部を該導光レンズ111の外部に向かって放出する光放出面111bとされており、この光放出面111bにはシボ加工等の粗面化処理が施されている。
而して、以上のように構成された車両用灯具110においては、不図示のLEDから出射する光は、導光レンズ111の長手方向一端の入射面から該導光レンズ111の内部に入射し、導光レンズ111の内部で全反射を繰り返しながら該導光レンズ111の長手方向に沿って進む過程で、導光レンズ111に形成されたステップ113によって出射面111aに向かって反射し、図6にL1,L2にて示すように、出射面111aから出射し、透明なインナレンズ103を通過して車両前方(図6の左方)へと照射される。
又、導光レンズ111の内部を長手方向に沿って進む光の一部は、導光レンズ111の光放出面111bから外部へと放出され、その一部は、図6にL3,L4にて示すように、ハウジング102の内面に形成された第1反射部102aと第2反射部102bでそれぞれ反射し、透明なインナレンズ103を通過して上方に向かって照射される。
従って、図示の車両用灯具110によれば、正面方向だけでなく、上方にも光を照射することができるため、上方向からの被視認性が高められる。
特開2013−191412号公報
しかしながら、特許文献1において提案された図6に示す車両用灯具110においては、導光レンズ111から斜め横方向には光が出射しないため、全方向への均一発光が実現せず、斜め横方向からの被視認性が悪いという問題がある。又、導光レンズ111の裏面(反出射面)に形成されたステップ113が外部に露出しているため、このステップ113が非点灯時に外部から直接見えてしまい、車両用灯具110の非点灯時の美観が損なわれるという問題もある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、後方を除く全方向への均一発光を実現して斜め横方向からの被視認性も高めることができるとともに、非点灯時の美観の低下を防ぐことができる車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、光源と、反出射面にレンズカットが形成された導光レンズを収容し、前記光源から前記導光レンズ内に入射する光を該導光レンズの長手方向に導く過程で前記レンズカットによって光を反射させて出射面から出射させることによって当該導光レンズを発光させる車両用灯具において、前記導光レンズの反出射面に、横断面台形の切欠溝状の凹部を形成し、該凹部の両内側面を含む内周面全体に前記レンズカットを形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記導光レンズの前記凹部を除く部位の外周面を円筒面としたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、導光レンズの反出射面に形成された横断面台形の凹部の両内側面を含む内周面全体にレンズカットを形成したため、後方を除く前方と上下方向及び斜め横方向を含む全方向に導光レンズを均一に発光させることができる。又、導光レンズの反出射面に形成された凹部にレンズカットを形成したため、該レンズカットが導光レンズの外部に露出することがなく、このレンズカットが非点灯時に外部から直接見えることがない。このため、車両用灯具の非点灯時の美観がレンズカットによって損なわれることがない。
請求項2記載の発明によれば、導光レンズの凹部を除く部位の外周面を円筒面としたため、導光レンズの凹部が形成された反出射面(裏面)を除く円筒面から光が広い範囲に亘って均一に出射するとともに、僅かな範囲のレンズカットであっても、円筒面による虫眼鏡(凸レンズ)効果によってレンズカットが導光レンズの表面に拡大されて投影され、導光レンズの全体が均一に発光して見える。
本発明に係る車両用灯具を備えるフロントコンビネーションランプの正面図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明に係る車両用灯具の導光レンズの正面図である。 図3のB−B線断面図である。 本発明との比較例を示す導光レンズの横断面図である。 特許文献1において提案された車両用灯具の縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具を備えるフロントコンビネーションランプの正面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は導光レンズの正面図、図4は図3のB−B線断面図であり、図1に示すフロントコンビネーションランプ1は、自動二輪車の前部左右に配置されるものであって、その基本構成は左右で同じであるため、以下、一方のフロントコンビネーションランプ1についてのみ図示及び説明する。
フロントコンビネーションランプ1は、図1及び図2に示すように、ハウジング2とその前面開口部を覆う透明なアウタレンズ3によって画成された灯室4内の上部にターンシグナルランプ5を収容し、このターンシグナルランプ5の下方に本発明に係るポジションランプ10を収容して構成されている。尚、図2に示すように、灯室4内には、ターンシグナルランプ5とポジションランプ10の周囲の隙間を覆うためのエクステンション6が配置されている。
上記ハウジング2は、光不透過性の樹脂によって一体成形されており、その外周縁の全周に亘って形成された凹溝2aに、光透過性の透明樹脂によって一体成形されたアウタレンズ3の外周縁の脚部3aを嵌め込み、その嵌め込み部分をホットメルト等の不図示の接着剤によって固定することによって両者の間に前記灯室4が画成されている。
ところで、本発明に係る前記ポジションランプ10は、正面視くの字状に屈曲する丸棒状の導光レンズ11と、該導光レンズ11の半円球状の入射面11aに対向するように配置された光源としてのLED12を備えている。ここで、導光レンズ11は、導光性の高いアクリルやポリカーボネイト等の透明樹脂によって一体成形されており、図4に示すように、その正面側の面は出射面11bを構成している。又、導光レンズ11の裏面(反出射面)には、横断面台形の切欠溝状の凹部11cが長手方向(図4の紙面垂直方向)に沿って形成されており、該凹部11cの平面状の上面とその両側の斜面状の内側面を含む内周面全体にレンズカット13が長手方向に沿って連続的に形成されている。
そして、導光レンズ11の凹部11cが形成された裏面を除く部位の外周面は、図4に示すように、円筒面とされている。
而して、以上のように構成されたポジションランプ10において、バッテリ等の不図示の電源からLED12に電流が供給されて該LED12が発光すると、その光は、導光レンズ11の上端の入射面11aから該導光レンズ11の内部へと入射する。そして、導光レンズ11の内部へと入射した光は、全反射を繰り返しながら該導光レンズ11の内部を上端側から下端側に向かって進む過程で、導光レンズ11の裏面(反出射面)の凹部11cの全内周面に形成されたレンズカット13によって反射し、図4に矢印にて示すように、導光レンズ11の凹部11cを除く角度αの広い範囲で出射面11bに向かって進み、円筒状の出射面11bから出射する。そして、導光レンズ11の出射面11bから出射した光は、図2に示す透明なアウタレンズ3を通過して車両前方(図2の左方)へと照射される。このため、ポジションランプ10において、導光レンズ11の全体が均一に発光する。
以上において、本実施の形態においては、導光レンズ11の裏面(反出射面)に形成された横断面台形の凹部11cの両内側面を含む内周面全体にレンズカット13を形成したため、後方を除く前方と上下方向及び斜め横方向を含む全方向に導光レンズ11を均一に発光させることができ、当該ポジションランプ10の斜め横方向を含む全方向からの被視認性が高められる。
又、導光レンズ11の裏面(反出射面)に形成された凹部11cにレンズカット13を形成したため、このレンズカット13が導光レンズ11の外部に露出することがなく、このレンズカット13が非点灯時に外部から直接見えることがない。このため、ポジションランプ10の非点灯時の美観がレンズカット13によって損なわれることがない。
更に、本実施の形態では、導光レンズ11の凹部11cを除く部位の外周面を円筒面としたため、導光レンズ11の凹部11cが形成された反出射面(裏面)を除く円筒面から光が図4に示す角度αの広い範囲に亘って均一に出射するとともに、僅かな範囲のレンズカット13であっても、円筒面による虫眼鏡(凸レンズ)効果によってレンズカット13が導光レンズ11の表面に拡大されて投影され、導光レンズ11の全体が均一に発光して見える。因みに、導光レンズ11の凹部11cが形成された裏面(反出射面)を除く部位の外周を円筒面ではなく、図5の横断面図に示すように、導光レンズ11の凹部11cに隣接する左右の部位を斜めにカットした平坦な斜面11dとした場合には、凹部11cに形成されたレンズカット13によって図示の狭い角度βの範囲でしか光を反射させることができず、導光レンズ11の全体を均一に発光させることができない。
尚、以上は本発明を自動二輪車の前部左右に配置されるフロントコンビネーションランプに設けられたポジションランプに対して適用した形態について説明したが、本発明は、自動車を含む他の車両に設けられるヘッドランプ、リアコンビネーションランプ、ハイマウントストップランプ、DRL(Day Running Lamp)等の他の任意の車両用灯具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 フロントコンビネーションランプ
2 ハウジング
3 アウタレンズ
4 灯室
5 ターンシグナルランプ
6 エクステンション
10 ポジションランプ(車両用灯具)
11 導光レンズ
11a 導光レンズの入射面
11b 導光レンズの出射面
11c 導光レンズの凹部
12 LED(光源)
13 レンズカット

Claims (2)

  1. ハウジングとその開口部を覆うアウタレンズによって画成された灯室内に、光源と、反出射面にレンズカットが形成された導光レンズを収容し、前記光源から前記導光レンズ内に入射する光を該導光レンズの長手方向に導く過程で前記レンズカットによって光を反射させて出射面から出射させることによって当該導光レンズを発光させる車両用灯具において、
    前記導光レンズの反出射面に、横断面台形の切欠溝状の凹部を形成し、該凹部の両内側面を含む内周面全体に前記レンズカットを形成したことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記導光レンズの前記凹部を除く部位の外周面を円筒面としたことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
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