JP2019131515A - 油中水型乳化組成物 - Google Patents

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【課題】 肌のハリ・弾力を向上させ、伸び広がりが良くべたつきがない使用感触に優れた油中水型乳化組成物を開発すること。【解決手段】 次の成分(A)〜(D):(A)ニコチン酸アミド 3〜10質量%、(B)ポリエーテル変性シリコーン、(C)ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレングリコール、(D)シリコーン油、(E)水 50質量%以上を含有する油中水型乳化組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、肌のハリ・弾力を向上させ、伸び広がりが良くべたつきがない使用感触に優れた油中水型乳化組成物に関するものである。
皮膚は加齢やストレスなどの内的要因や、紫外線や空気の乾燥などの外的要因により、しみやシワ、たるみ、色素沈着等を生じる。中でもシワやたるみといった形態的変化は、外観の印象を大きく左右するため改善を望む人は多い。それらシワ・たるみを予防・改善するために多くの薬剤が提案されている。このような中でも、ニコチン酸アミドは、安全性が高く、皮膚老化防止効果を有する化粧料に用いられている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、ニコチン酸アミドを多量に含有するとべたつきなど、望ましくない使用感触があることが知られている。ここで油中水型の乳化物は、油性成分からなる外相を有するため、アスコルビン酸2−グルコシドなどの水溶性薬剤のべたつきを抑制する手段として用いられており(例えば特許文献2参照)、ニコチン酸アミドに関しても、油中水型の乳化物に配合することが知られている(例えば特許文献3〜5参照)。
特開平10−130135号公報 特開2017−078028号公報 特表2009−536965号公報 特表2009−536966号公報 特開2015−061889号公報
しかしながら、特許文献3〜5においては肌へ塗布した際に水相が分離するため伸び広がりの均一性において難があった。また、べたつきに関しても言及はなされていない。すなわち、ニコチン酸アミドを高濃度で含有し、伸び広がりが良くべたつきがない使用感触に優れた化粧料は知られていない状況である。
かかる実情を鑑み、本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、ニコチン酸アミドを高濃度で含有した場合においても、ポリエーテルシリコーン、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレングリコール、シリコーン油を含有した油中水乳化型の組成物とすることにより、ニコチン酸アミドによる使用時のべたつきが抑制され、かつ塗布時の伸び広がりに優れることを見出した。さらに後肌のハリ感に優れることを見出し本発明を完成した。
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(D):
(A)ニコチン酸アミド 3〜10質量%
(B)ポリエーテル変性シリコーン
(C)ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレングリコール
(D)シリコーン油
(E)水 50質量%以上
を含有する油中水型乳化組成物である。
また、成分(B)がPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコンであってもよい油中水型乳化組成物である。
本発明の油中水型乳化組成物は、後肌のハリ感に優れると共に、伸び広がりが良くべたつきのない使用感触にも優れたものである。また、長期間の使用により、肌の弾力を向上させ、シワ・たるみといった老化の形態的変化を、予防・改善する効果を期待でき、アンチエイジング化粧料として有用である。
以下、本発明について詳細に説明する。なお、本明細書において、「〜」はその前後の数値を含む範囲を意味するものとする。また、%で表記する数値は、特に記載した場合を除き、質量を基準にした値である。
成分(A):ニコチン酸アミド
本発明に用いられる成分(A)ニコチン酸アミドは、ニコチン酸(ビタミンB3/ナイアシン)のアミドである。ニコチン酸アミドは水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一つである公知の物質であり、天然物(米ぬかなど)から抽出されたり、あるいは公知の方法によって合成することができる。具体的には、第17改正日本薬局方等に収載されているものを用いることが出来る。
本発明における成分(A)の含有量は、肌荒れや肌のハリ感等の改善効果の点で、組成物中の3〜10質量%(以下、単に「%」と略す)であり、好ましくは4〜8%である。3%未満では肌効果が不十分であり、10%を超えても効果は上昇しない。
成分(B):ポリエーテル変性シリコーン
本発明に用いられる成分(B)ポリエーテル変性シリコーンとは、少なくともオルガノポリシロキサン基と、複数のエーテル構造を有する親水基とを有する共重合体であり、該オルガノポリシロキンサン基を主鎖として側鎖に該親水基を有するグラフト共重合体であっても、該オルガノポリシロキサン基と該親水基とが、交互に結合した直鎖状のブロック共重合体であってもよいが、本願の成分(B)には、架橋型の重合体は含まない。前記オルガノポリシロキサン基は、直鎖状であっても、分岐構造を有していてもよく、前記親水基としては、特に限定されないが、ポリオキシアルキレン基やポリグリセリル基が使用できる。また成分(B)はアルキル基やフッ素置換アルキル基等の有機基を共変性したものあってもよい。
成分(B)は、特に制限されないが、前記グラフト共重合体タイプのうち、直鎖構造のオルガノポリシロキサン基を主鎖として、ポリオキシアルキレン基を側鎖に有するものとしては、具体的には、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン(市販品として、例えばPEG10−ジメチコンである「KF−6017」信越化学工業社製)、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン(市販品として、例えばラウリルPEG/PPG−18/18メチコンである「5200 Formulation Aid」東レ・ダウコーニング社製)等が挙げられる。また、分岐構造を有するオルガノポリシロキサン基を主鎖として、ポリオキシアルキレン基をグラフトしたもの(シリコーン分岐型ポリエーテル変性シリコーン)としては、具体的には、PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(市販品として、例えば「KF−6028」信越化学工業社製)、ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(市販品として、例えば「KF−6038」信越化学工業社製)、セチルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン等が挙げられる。
前記ブロック共重合体タイプとしては、具体的には、ポリオキシエチレン・ブチレン・ジメチルポリシロキサン共重合体(市販品として、例えば「FZ−2250」東レ・ダウコーニング社製)、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・ジメチルポリシロキサン共重合体(市販品として、「FZ−2233」東レ・ダウコーニング社製、「SILWET 236−L」日本ユニカー社製)等が挙げられる。
成分(B)は、これらの例示を含め一種又は二種以上を用いることができるが、これらの中でも、前記親水基としてはポリオキシアルキレン鎖が好ましく、特にポリオキシエチレン鎖、さらにはその重合度が7〜11であるポリエーテル変性シリコーンが特に好ましい。また、組成物の安定性の観点から、シリコーン分岐型のポリエーテル変性シリコーンがより好ましい。成分(B)のHLBは1〜7が好ましく、2.5〜5がより好ましい。
本発明における成分(B)の含有量は、組成物中の0.1%〜5%が好ましく、0.25〜3%がより好ましい。成分(B)がこの範囲であれば、より均一な伸び広がりで、べたつきのないものが得られるため好ましい。
成分(C):ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレングリコール
本発明に用いられる成分(C)ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレングリコールは、ポリエチレングリコールの、ポリヒドロキシステアリン酸によるジエステルである。成分(C)中は、調製時のハンドリングの良さ、乳化能、べたつき緩和等の観点から、疎水基部分であるポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)の重量平均分子量は1000〜4000が好ましく、そして、親水基部分であるポリエチレングリコールの重量平均分子量は400〜6000が好ましい。なお、該重量平均分子量の算出には、GPC測定装置を用いた。成分(C)の好ましい化合物としては、INCI名がジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30と収載されているものであり、このような成分(C)の市販品としては、「CITHROL DPHS」(クローダ社製)等が挙げられる。
本発明における成分(C)の含有量は、組成物中の0.1%〜5%が好ましく、0.2〜3%がより好ましい。成分(C)がこの範囲であれば、より均一な伸び広がりで、べたつきのないものが得られるため好ましい。
本発明に用いられる成分(D)シリコーン油は、特に限定されないが、25℃で液状
のものが好ましく、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロ
キサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチ
ルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、メチルトリメチコン、カプルリルトリ
メチコン、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等が挙げられ、これ
らを一種又は二種以上を用いることができる。
本発明における成分(D)の含有量は、組成物中の3〜40%が好ましく、更に好ましくは5〜25%である。成分(D)がこの範囲内であれば、塗布時の均一性やべたつきのなさに優れるため好ましい。
本発明に用いられる成分(E)として50%以上の水を含有する。水は通常化粧料等用いられるものであれば特に限定されず、例えば精製水、植物等の水蒸気蒸留水等を1または2種以上任意に選択し、使用することができる。
本発明の油中水型乳化組成物は、上記成分(A)〜(E)を含有することにより、肌のハリ・弾力を向上させ、シワ・たるみといった老化の形態的変化を予防・改善すると共に、肌へ均一に塗布することが可能であり、べたつきがない使用感触に優れた油中水型乳化組成物にすることが可能となる。
本発明の油中水型乳化組成物の製造方法は、公知の乳化方法であれば特に限定されることなく製造可能である。好ましいものを例示するならば、あらかじめ成分(A)、(E)を含む水性成分を調製しておき、これを成分(B)〜(D)の油性成分に添加混合することで、経時安定性に優れた油中水型乳化組成物を得ることができる。
本発明の油中水型乳化組成物には、上記必須成分の他に、本発明の効果を妨げない範囲で通常の化粧料に含有される任意成分、すなわち、低級アルコールや多価アルコール、さらにそれら以外の水性成分、成分(D)以外の油剤、粉体、水溶性高分子、皮膜形成剤、成分(B)、(C)以外の界面活性剤、油溶性ゲル化剤、有機変性粘土鉱物、樹脂、着色剤、紫外線吸収剤、防腐剤、抗菌剤、香料、酸化防止剤、pH調整剤、キレート剤、美容成分等を含有することができる。
本発明の油中水型乳化組成物は、他の成分との併用により種々の剤型とすることもできる。具体的には、液状、ゲル状、ペースト状、クリーム状、固形状等、種々の剤型にて実施することができる。
本発明の油中水型乳化組成物は、種々の用途の化粧料として利用できる。例えば、化粧水、乳液、クリーム、美容液、マッサージ料、パック料、ハンドクリーム、ボディローション、ボディクリーム、日焼け止めなどのスキンケア化粧料、ファンデーション、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、アイブロウ、コンシーラー、口紅、リップクリームなどのメイクアップ化粧料、トリートメント、ヘアクリーム、等の頭髪用化粧料などを例示することができる。その使用方法は、手や指、コットンで使用する方法、不織布等に含浸させて使用する方法等が挙げられる。
本発明の油中水型乳化組成物は、皮膚外用剤の用途としても利用可能である。例えば、外用液剤、外用ゲル剤、クリーム剤、軟膏剤、リニメント剤、ローション剤、ハップ剤、硬膏剤、噴霧剤、エアゾール剤等が挙げられる。またその使用方法は、前記した化粧料と同様に挙げることができる。
本発明について以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、本発明は、これによりなんら限定されるものではない。含有量は特記しない限り、その成分が含有される系に対する質量%で示す。
実施例1〜13及び比較例1〜7:乳液
下記表1に示す処方の乳液を調製し、肌のハリ感、べたつきのなさ、均一な伸び広がり、について下記の方法により評価した。その結果も併せて表1に示す。
(製造方法)
A:成分2〜13を均一に混合する。
B:成分1、14〜17を均一に混合する。
C:AにBを添加し乳化して油中水乳化型の乳液を得た。
(評価項目)
イ.肌のハリ感
ロ.べたつきのなさ
ハ.均一な伸び広がり
(評価方法)
20代〜40代の女性で官能評価の訓練を受け、一定の基準で評価が可能な専門パネルを10名選定した。各試料について、専門パネルが皮膚に塗布した時に感じる、べたつきのなさ、均一な伸び広がり、また塗布後の肌のハリ感を、下記絶対評価にて5段階に評価し評点を付け、各試料ごとにパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。
(イ.肌のハリ感の評価)
絶対評価基準
(評点):(評価)
5点:非常に肌のハリ感があると感じる
4点:肌のハリ感があると感じる
3点:やや肌のハリ感があると感じる
2点:あまり肌のハリ感があると感じない
1点:肌のハリ感があると感じない
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :4点を超える :非常に良好
○ :3点を超える4点以下 :良好
△ :2点を超える3点以下 :やや不良
× :2点以下 :不良
(ロ.べたつきのなさの評価)
絶対評価基準
(評点):(評価)
5点:べたつきを感じない
4点:ほとんどべたつきを感じない
3点:ややべたつきを感じる
2点:べたつきを感じる
1点:非常にべたつきを感じる
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :4点を超える :非常に良好
○ :3点を超える4点以下 :良好
△ :2点を超える3点以下 :やや不良
× :2点以下 :不良
(ハ.均一な伸び広がりの評価)
絶対評価基準
(評点):(評価)
5点:伸び広がりが均一である
4点:伸び広がりがほとんど均一である
3点:伸び広がりがやや不均一である
2点:伸び広がりが不均一である
1点:伸び広がりが非常に不均一である
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :4点を超える :刺激感はない
○ :3点を超える4点以下 :ほぼ刺激感はない
△ :2点を超える3点以下 :一般人ならばほぼ刺激を感じない
× :2点以下 :一般人でも刺激を感じる可能性あり
表1の結果から明らかなように、実施例1〜13の乳液は、比較例1〜7の乳液に比べ、肌のハリ感、べたつきのなさ、均一な伸び広がり、の全てにおいて優れたものであった。
これに対して、成分(A)の含有量が1%である比較例1では、肌のハリ感を十分に感じることができなかった。また、成分(A)の含有量が15%である比較例2では、べたつきが増し、伸び広がりが不均一になる傾向にあった。また、成分(B)の代わりに低HLBの界面活性であるペンタイソステアリン酸ポリグリセリン−10、ステアリン酸グリセリル、セスキオレイン酸ソルビタンを用いた比較例3、4、5は、べたつきのなさ及び均一な伸び広がりの項目において満足のいくものが得られなかった。また、成分(C)を含有しない比較例6では、均一な伸び広がりにおいて満足のいくものが得られなかった。また、成分(D)の代わりに流動パラフィンを用いた比較例7では、均一な伸び広がりにおいて満足のいくものを得ることができなかった。
実施例14:スキンケアクリーム
(成分) (%)
1.ジメチルポリシロキサン(注5) 5.0
2.流動パラフィン 2.0
3.スクワラン 2.0
4.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
5.エチルヘキサン酸セチル 1.0
6.アスタキサンチン 0.005
7.トコフェロール 0.05
8.セラミド2 0.01
9.PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(注1) 2.0
10.ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30 2.0
11.ナイアシンアミド 5.0
12.リン酸一水素 0.5
13.リン酸二水素ナトリウム 0.05
14.エデト酸二ナトリウム 0.1
15.精製水 残量
16.グリセリン 5.0
17.1,3−ブチレングリコール 15.0
18.エタノール 2.0
19.ポリアクリル酸ホスホリルコリングリコール(注8) 0.1
(注8)LIPIDURE−HM−600(日油)
(製造方法)
(1)成分1〜10を均一に溶解させる。
(2)成分11〜19を混合溶解させた後、室温で(1)へ添加し乳化する。
(3)容器に充填しスキンケアクリームを得た。
(結果)
実施例14のスキンケアクリームは、肌のハリ感、べたつき、しっとり感、及び均一な伸び広がりの全てにおいて優れたものであった。
実施例15:日焼け止め
(成分) (%)
1.ハイドロゲンジメチコン処理微粒子酸化亜鉛(30nm) 2.0
2.ジメチルポリシロキサン処理微粒子酸化チタン(25nm) 4.0
3.トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 3.0
4.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.0
5.パルミチン酸オクチル 3.0
6.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 7.0
7.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 1.0
8.ジメチコジエチルベンザルマロネート 1.0
9.オクチルトリアゾン 0.5
10.デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
11.ラウリルPEG/PPG−18/18メチコン(注3) 2.0
12.ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30 2.0
13.ナイアシンアミド 4.0
14.乳酸 0.05
15.乳酸ナトリウム 0.1
16.精製水 残量
17.Tinosorb(登録商標)M(注9) 2.0
18.ジプロピレングリコール 5.0
19.エタノール 5.0
20.オレンジ油 適量
(注9)BASF社製
(製造方法)
(1)成分1〜4をローラーにて均一に分散する。
(2)成分5〜12を溶解させた後、(1)を添加し均一に混合溶解する。
(3)成分13〜19を混合溶解させた後、室温で(2)へ添加し乳化する。
(4)(3)に成分20を添加混合し、容器に充填し日焼け止め
を得た。
(結果)
実施例15の日焼け止めは、肌のハリ感、べたつき、しっとり感、及び均一な伸び広がりの全てにおいて優れたものであった。
実施例16:ファンデーション
(成分) (%)
1.ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(注4) 2.0
2.PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(注1) 1.0
3.ジメチルポリシロキサン(注5) 3.0
4.イソプロピルトリイソステアロイルチタネート処理赤酸化鉄 0.6
5.イソプロピルトリイソステアロイルチタネート処理黄酸化鉄 1.8
6.イソプロピルトリイソステアロイルチタネート処理黒酸化鉄 0.2
7.オクチルシリル化処理酸化チタン 5.0
8.金属石鹸処理タルク 5.0
9 ポリメチルシルセスキオキサン(注10) 2.0
10.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0
11.ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 1.5
12.ベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト 0.5
13.ジポリヒドロキシステアリン酸PEG−30 2.0
14.リノレン酸 0.01
15.大豆リン脂質 0.5
16.精製水 残量
17.1,3−ブチレングリコール 15.0
18.ペンチレングリコール 1.0
19.アセチルサリチル酸 0.1
20.塩化ナトリウム 0.5
21.シソ抽出液 0.1
22.ナイアシンアミド 5.0
23.香料 適量
(注10)トスパール2000B(モメンティブ社)
(製造方法)
(1)成分1〜15をローラーにて均一に分散する。
(2)成分16〜22を均一に混合する。
(3)(1)に(2)を添加し、乳化する。
(4)(5)に成分23を加えて、容器に充填んファンデーションを得た。
(結果)
実施例16のファンデーションは、肌のハリ感、べたつき、しっとり感、及び均一な伸び広がりの全てにおいて優れたものであった。

Claims (2)

  1. 次の成分(A)〜(D):
    (A)ニコチン酸アミド 3〜10質量%
    (B)ポリエーテル変性シリコーン
    (C)ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレングリコール
    (D)シリコーン油
    (E)水 50質量%以上
    を含有する油中水型乳化組成物。
  2. 成分(B)がPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコンである請求項1記載の油中水型乳化組成物。
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