JP2019130214A - 化粧料分配包装体、水素ガス含有化粧料形成のための組成物の分配方法及び水素含有化粧料形成方法 - Google Patents

化粧料分配包装体、水素ガス含有化粧料形成のための組成物の分配方法及び水素含有化粧料形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ジュリ形態の化粧料及び水素発生剤をそれぞれ分封封入して、手の平にジュリ形態の化粧料及び水素発生剤をのせるに簡便で、使い勝手がよく、水素含有化粧料が手作りされ、使用を直ちになし得る溶存水素濃度の持続性を有したジュリ形態の水素含有化粧料を提供する。【解決手段】外圧によって前記二つの収容室が重なるように折り曲げられ、押圧されると、前記折れ目線に沿って比較的に硬いシートが破断して、前記双方の突状通路部が、破断した折れ目線に沿って開口し、それぞれ独立に収容されたジュリ形態の化粧料及び油性の増粘性剤と紛体形態の水素発生剤とが同時に同一方向に向けて導出される。【選択図】図1

Description

本発明は、化粧料分配包装体、水素ガス含有化粧料形成のための組成物の分配方法及び水素含有化粧料形成方法に関する。
溶存水素濃度の持続性を有した水素含有化粧料の提供が求められる。水素は、あらゆる物質の中で、最も小さく、軽く、拡散性のある物質であり、ペットボトルやガラス、鉄やアルミなどの金属でもすり抜けるほどの物質である。水素ガスは、常温常圧で無味無臭の気体であり、人体に対して無害である。このために、水素ガスは、肌表面のアンチェンジング物質として期待されており、化粧料にその応用が進められている。
特許文献1には、化粧料本体組成物に水素微細気泡を添加し、昇温して低粘度化させた油相を加えて冷却しつつ混合し、高粘度化する方法が記載される。
特許文献2には、水素発生剤と無機系吸湿剤との混合粉末を封入した第1包装体と、水素発生助剤を封入した第2包装体を備え、第1包装体がガスバリア性フイルムから構成された化粧料包装体が記載され、化粧料がクリーム剤であってもよいこと、水素発生
助剤は、親水性増粘剤、油剤を分散させて調整され得ることが記載される。
特開2017−31129号公報 特開2017−88563号公報
水素含有化粧料が手作りされ、使用が直ちになされた方法で作成された溶存水素濃度の持続性を有したジュリ形態の水素含有化粧料の提供が求められる。
特許文献1には、化粧料本体組成物に水素微細気泡を添加し、昇温して低粘度化させた油相を加えて冷却しつつ混合し、高粘度化する方法が記載されるが、水素含有化粧料が手作りされ、水素濃度が低下しない前に使用が直ちになされた方法ではなく、使用時に溶存水素濃度の持続性を有したジュリ形態の水素含有化粧料であることが期待できない。
従来、溶存水素濃度の持続性を有したジュリ形態の水素含有化粧料の形成に際しては、手の平にジュリをのせ、包装体に収納した水素発生剤を適量振り掛ける方法が採用された。
特許文献2には、水素発生剤と無機系吸湿剤との混合粉末を封入した第1包装体と、水素発生助剤を封入した第2包装体を備えた化粧料包装体が記載され、水素発生剤側の提案がなされるが、ジュリ形態の水素含有化粧料を包装体に封入させ組み合わせることが記載されない。
本発明は、かかる点に鑑みジュリ形態の化粧料成分及び水素発生剤成分を包装体にそれぞれ分封封入して、手の平にジュリ形態の化粧料及び水素発生剤をのせるに簡便で、使い勝手がよく、水素含有化粧料が手作りされ、水素濃度が低下しない前に直ちに使用し得、溶存水素濃度の持続性を有したジュリ形態の水素含有化粧料を提供することを課題とする。
本発明は、比較的に硬いシートと折り曲げ可能な可撓性のシートとを備え、折り曲げられたときに伸長側に比較的に硬いシートが配されて、これらのシートが重ねられて周縁を互いに固着されて、流動物質をそれぞれ収納し得るように形成された二つの収容室が互いに向かい合うようにして併設され、かつ当該二つの収容室の間は前記二つのシートが互いに固着されることで形成された隔絶部によって隔絶され、一方の収容室に連接して一方の突状通路部が、そして他方の収容室に連接して他方の突状通路部が設けられ、これらの突状通路部が互いに隔壁部で隔絶され、隔壁部が、隔壁部を形成したシートの内、比較的硬いシートに、双方の突状通路部を横断するようにして設けられた折れ目線を備えた化粧料分配包装体であって、
前記流動物質は、その一方がジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分であり、他方が紛体形態の水素発生剤成分であり、
前記一方の収容室に、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分が収納され、前記他方の収容室に、収容室内空間部を形成する形態で、ジュリ形態の化粧料成分の量よりも少量とされた紛体形態の水素発生剤成分が収納され、
外圧によって前記二つの収容室が重なるように折り曲げられ、押圧されると、前記折れ目線に沿って比較的に硬いシートが破断し、可撓性のシートが破断されず、前記双方の突状通路部が、破断した折れ目線に沿って開口し、それぞれ独立に収容されたジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分とが同時に同一方向に向けて押し出され得る開口部を備えることになる
を特徴とする化粧料分配包装体を提供する。
本発明は、上述の化粧料分配包装体において、前記双方の突状通路部は、紛体形態の水素発生剤成分が収納された収容室に連通する側の突状通路部の開口部の開口面積が、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分が収納された収容室に連通する側の突状通路部の開口部の開口面積に比べて大きく形成されていることを特徴とする化粧料分配包装体を提供する。
本発明は、上述の化粧料分配包装体において、前記双方の突状通路部は、紛体形態の水素発生剤成分が収納された収容室に連通する側の突状通路部の開口部が中央側に、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分が収納された収容室に連通する側の突状通路部の開口部が外側に設置されていることを特徴とする化粧料分配包装体を提供する。
本発明は、比較的に硬いシートと折り曲げ可能な可撓性のシートとを備え、折り曲げられたときに伸長側に比較的に硬いシートが配されて、これらのシートが重ねられて周縁を互いに固着されて、流動物質をそれぞれ収納し得るように形成された二つの収容室が互いに向かい合うようにして併設され、かつ当該二つの収容室の間は前記二つのシートが互いに固着されることで形成された隔絶部によって隔絶され、一方の収容室に連接して一方の突状通路部が、そして他方の収容室に連接して他方の突状通路部が設けられ、これらの突状通路部が互いに隔壁部で隔絶され、一方の収容室に連接して一方の突状通路部が、他方の収容室に連接して他方の突状通路部が設けられ、これらの突状通路部がそれぞれ隔壁部の中央を越えて、各収容室への連接部分から隔絶部まで延在し、隔壁部が、隔壁部を形成したシートの内、比較的硬いシートに、双方の突状通路部を横断するようにして設けられた折れ目線を備えた化粧料分配包装体を用いてそれぞれの流動物質を分配するものであって、
前記流動物質は、その一方がジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分で、他方を紛体形態の水素発生剤成分であり、
ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分とを分配する水素ガス含有化粧料形成のための組成物の分配方法において、
前記一方の収容室に、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分を収納し、前記他方の収容室に、収容室内空間部を形成する形態で、ジュリ形態の化粧料成分の量よりも少量とされた紛体形態の水素発生剤成分を収納し、
外圧によって前記二つの収容室が重なるように折り曲げ、押圧して、前記折れ目線に沿って比較的に硬いシートを破断させ、可撓性のシートを破断させず、前記双方の突状通路部に、破断した折れ目線に沿って開口し、それぞれ独立に収容されたジュリ形態の化粧料及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分とを同一方向に向けて押し出し、分配すること
と特徴とするジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分とを分配する水素ガス含有化粧料形成のための組成物の分配方法を提供する。
本発明は、上述のジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分とを分配する水素ガス含有化粧料形成のための組成物の分配方法を用いて実施する人間の手の平上で水素ガス含有のジュリ形態の化粧料を形成する水素含有化粧料形成方法において、
押し出し、分配されたジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分と人間の手の平上に同時に集合させ、人間の手の平上で混合させ、
当該混合によってジュリ形態の化粧料中の水分と紛体形態の水素発生剤成分とを反応させて、水素ガスを生成させ、ジュリ形態の化粧料を生成させ、生成した水素ガスを生成されたジュリ形態の化粧料中に含有せしめ、水素ガスを含有したジュリ形態の化粧料を直ちに使用可能とし、ジュリ形態の化粧料中に水素を保持持続させたこと
を特徴とした化粧料分配包装体を用いて人間の手の平上で水素ガス含有のジュリ形態の化粧料を形成する水素含有化粧料形成方法を提供する。
外圧によって前記二つの収容室が重なるように折り曲げられ、押圧されると、前記折れ目線に沿って比較的に硬いシートが破断し、可撓性のシートが破断されず、前記双方の突状通路部が、破断した折れ目線に沿って開口し、それぞれ独立に収容されたジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分とが同時に同一方向に向けて押し出され得る。
このようにすることで、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と水素発生剤成分とを上述された化粧料分配包装体にそれぞれ分封封入して、手の平にジュリ形態の化粧料及び水素発生剤をのせるに簡便で、使い勝手がよく、水素含有化粧料が手作りされ、水素濃度が低下しない前に直ちに使用し得、溶存水素濃度の持続性を有したジュリ形態の水素含有化粧料を提供できる。
本発明の実施例である化粧料分配包装体100の構成を示す斜視図 図1記載の化粧料分配包装体100を手前の横から見た側面図 外圧によって二つの収容室が重なるように折り曲げられ、押圧された状態を示す図 外圧によって二つの収容室が重なるように折り曲げられときの開口部形成の状態を示す図 手の平上で水素包含のジュリ化粧料を形成している状況を示す図 水素含有化粧料中の水素ガス濃度を水素ガス濃度測定器41で測定している状態を示す図 水素含有化粧料が手の甲上で水素を含有することを比較例との参照の下、写真で示す図 本実施例及び比較例について水素濃度を測定した結果を示す実験報告書を示す図
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の実施例である化粧料分配包装体100の構成を示す斜視図である。図2は、図1記載の化粧料分配包装体100を手前の横から見た側面図である。
化粧料分配包装体100は、例えば長手方向に5cm、横方向に3.5cm外郭で、同一形状の二つの収容室1、2を持つ。この外郭形状に限定されない。例えば、二つの収容室1、2の形態を異形なものとすることができる。ここでは同一形状形態を例にとって説明する。
これらの図面において、化粧料分配包装体100は、 比較的に硬いシート3と折り曲げ可能な可撓性のシート4とを備え、折り曲げられたときに伸長側に比較的に硬いシート3が配されて、これらのシートが重ねられて周縁を互いに固着されて、流動物質をそれぞれ収納し得るように形成された二つの収容室1、2が互いに向かい合うようにして併設される。
当該二つの収容室1、2の間は二つのシート3、4互いに固着されることで形成された隔絶部5によって隔絶され、一方の収容室1に連接して一方の突状通路部6が、他方の収容室2に連接して他方の突状通路部7が設けられ、これらの突状通路部6、7がそれぞれ隔壁部5の中央を越えて、各収容室への連接部分8、9から隔絶部5まで延在し、隔壁部5が、隔壁部5を形成したシート3、4の内、比較的硬いシート3に、双方の突状通路部6、7を横断するようにして設けられた折れ目線10を備えて構成される。
図1において、一方の突状通路部6が一方の収容室1の上面に、左右両側に形成され、他方の突状通路部7が他方の収容室2の上面に、その中央部に形成される。
各突状通路部6が隔壁部5に向けて徐々に突出し、隔離部5において最大の大きさになる。
双方の突状通路部6、7は、横側方から見たときに、重なった形態となるが、各独立し、連通されない。
折れ目線10は、図において左上側から右下側に向けて一直線上をなし、強度において、比較的硬いシート3に、弱点線を形成する。外圧によって二つの収容室1、2が重なるように折り曲げられ、押圧されると、隔壁部5上の折れ目線に沿って比較的に硬いシートが破断する。このときに可撓性のシートはその可撓性のため破断されない。可撓性のシート4は、二つの収容室1、2の接続関係を維持することができる。
一方の突状通路部1及び他方の収容室2は、折り曲げ可能な可撓性のシート4を袋状に膨らませた形状をなし、比較的硬いシート3によって塞がれた形状をなす。外部から押圧されると、双方のシートは、共同して内部にある流動物質を押圧する。
化粧料分配包装体100に収納される流動物質は、一方がジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12であり、他方が紛体形態の水素発生剤成分13である。
ジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12が一方の収納室1に収納され、紛体形態の水素発生剤成分13が一方の収納室2に収納される。ジュリ形態の化粧料成分11、油性の増粘性剤成分12及び紛体形態の水素発生剤成分13が水素ガス含有化粧料形成のための組成物となる。化粧料形成組成物とは、基本的には市販されたあるいは市販される化粧料成分、油性の増粘性剤成分12及び紛体形態の水素発生剤成分13からなり、これらの成分に香料、スクラブ剤、粉末、色剤、美白剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤などの紫外線防御剤が含まれてもよい。本実施例が適用される前の化粧料原料を指す。
ジュリ形態の化粧料成分11は、ジュリ形態のため水分を含む。収納時、ジュリ形態の化粧料成分11と油性の増粘性剤成分12とは、ほとんど混じり合わず、独立した層をなし、化粧料成分11上に油性の増粘性剤成分12が配される。混合状態で配されるようにしてもよいし、分封状態で配するようにしてもよい。油性の増粘性剤成分12の量は、ジュリ形態の化粧料成分11の量に比して数%あれば足りる。
水素発生剤成分13は、ジュリ形態の化粧料成分の量よりも少量収納されれば足りる。
このように、一方の収容室1に、ジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12が収納される。他方の収容室2に、収容室内空間部14を形成する形態で、ジュリ形態の化粧料成分の量よりも少量とされた紛体形態の水素発生剤成分13が収納される。
ジュリ形態の化粧料成分は、市販中のものが用いられ、市販されるジュリ形態の化粧料成分が含まれる。ジュリ形態の化粧料成分には、顔塗付用化粧料成分、パック用化粧料成分あるいは洗顔用化粧料が含まれる。
増粘性剤12としては、化粧品用植物油を用い得る。例えば、スワララン、マダデミアナッツ油、ホホバ種子油、オリーブ油、ローズヒップ油のブレンド油、アボカドの種子から得られた油、杏子の核仁から得られた油、トウモロコシ胚芽油、ヒマワリ油、ヘーゼルナッツ油、メドウホーム油、クランベアビシニカ油等が使用され得る。
水素発生剤成分は、典型的には酸化カルシウム粉末とアルミニウム粉末で構成される。これらの材料になる水素発生剤成分は、ジュル形態の化粧料成分に接すると、ジュル形態の化粧品に含まれた水分と反応して、発熱して水素を発生させる。
一方の収容室1に、ジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12が収納され、他方の収容室2に、収容室内空間部14が形成された形態で、ジュリ形態の化粧料成分の量よりも少量とされた紛体形態の水素発生剤成分13が収納される。一方の収容室1に、ジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12が満杯の状態で収納され得、他方の収容室2に、紛体形態の水素発生剤成分13が未満杯の状態で収納され得る。
収容室内空間部14が形成されることで、他方の収容室2に収容され紛体形態の水素発生剤成分13の収容室内自由移動が可能とされる。
図3は、外圧によって二つの収容室1、2が重なるように折れ目線10を中心して折り曲げられ、外部から押圧された状態を示す図である。
図4は、外圧によって二つの収容室1、2が重なるように折り曲げられときの開口部21の形成の状態を示す図である。
これらの図において、外部からの外圧によって二つの収容室1、2が重なるように折り曲げられとき、折れ目線10に沿って比較的に硬いシート3が破断する。可撓制のシート4は破断されず、現状の形態を維持する。双方の突状通路部6、7が、破断した折れ目線10に沿って並列して開口し、それぞれ独立に収容されたジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12と紛体形態の水素発生剤成分13とが同時に同一方向に向けて押し出される開口部21が形成されることになる。ここで同時とは、時間が全く一致することでということではなく、時間帯に幅内で同時にということであり、時間帯に幅内で双方の成分が同時に導出されれば足りる。
開口部21は、突状通路部6、7に対応して開口部21A、21Bとなる。図において、開口部21A上側が突状通路部6の先端部分を、そして開口部21A下側が根本部分を示し、開口部21B上側が突状通路部7の根本部分を、そして開口部21A下側が先端部分を示す。このように、開口部21A下側の開口部及び開口部21B上側の開口部が同一方向に向けて、図において手前側に向けて開口する。本例の場合、開口部21B上側の開口部の開口面積は、開口部21A下側の開口部の開口面積に比べて大きい。
開口部21A下側の開口部及び開口部21B上側の開口部を介して、それぞれ独立に収容されたジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分とが同一方向に向けて押し出され、分配される。押し出され、分配される状況が図に示された。
上述したように、一方の収容室1に、ジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12が収納され、他方の収容室2に、収容室内空間部14を形成する形態で、ジュリ形態の化粧料成分の量よりも少量とされた紛体形態の水素発生剤成分13が収納された。収容室7は、外面が押圧されると、収容室内空間部14内の空気も押し出される。この空気は、紛体状で自由移動可能な水素発生剤成分13を巻き込み、開口部21Bから水素発生剤成分13を導出させる。すなわち収容室内空間部14内に浮遊された紛体上の水素発生剤成分13は、押圧力と空気の押出によって開口部21Bから導出される。
ジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12は、ジュル状態であるので、押圧力によって開口部21Aから容易に押し出される、すなわち導出される。
開口部21A下側の開口部及び開口部21B上側の開口部の開口形状の特徴並びに収容室内空間部14に形成によって、それぞれ独立に収容されたジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分とが同時に同一方向に向けて導出抵抗が調整されるようにして導出され、分配流28、29を形成して、手の平31上に分配される。この場合に、開口部21Aを側方に配置し、開口部21Bを中央部に配置したことで、水素発生剤成分13をジュリ形態の化粧料成分で包み込むように導出させ、分配することができる。開口部21の形状は、図3、4に示され得る構造に限定有れず、例えば双方とも同一形状の断面三角形状にすることもできる。
押し出され、分配されたジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分は、同時に人間の手の平31上に、3種成分混合の状態の集合体30として集合され得る。
図5は、手の平上で水素含有のジュリ化粧料を形成している状況を示す図である。
集合体として集合されたジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12と紛体形態の水素発生剤成分13は、手の平上にのせられ、人差し指33で直ちに混合され、水素発生剤成分13とジュリ形態の化粧料成分内の水分とが反応して、水素ガスを発生させ、化粧料を形成する。発生した水素ガスは、この混ぜ合わせによってジュリ形態の化粧料の中に含有される。ジュリ形態の化粧料は、混ぜ合わされた油性の増粘性剤成分の増粘作用によって粘性が高められ、ジュリ形態の化粧料中に、発生した水素ガスと閉じ込め、長時間保持持続する。
このようにして、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分とを分配する水素ガス含有化粧料形成のための組成物の分配方法を用いて実施する人間の手の平上で水素ガス含有のジュリ形態の化粧料を形成する水素含有化粧料形成方法において、導出され、分配されたジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分と人間の手の平上に同時に集合させ、人間の手の平上で混合させ、当該混合によってジュリ形態の化粧料成分中の水分と紛体形態の水素発生剤成分とを反応させて、水素ガスを生成させ、化粧料を生成させた。
生成した水素ガスをジュリ形態の化粧料中に保持せしめ、水素ガスを保持したジュリ形態の化粧料を直ちに使用可能とし、また、化粧料油性の増粘性剤を混合させることで、例えば手の甲上で使用された化粧料中に含有された水素ガスを長時間保持持続された。 この場合の使用は、手の甲に限定されず、顔、他の身体の一部に使用が含まれる。
このようにして、化粧料分配包装体を用いて人間の手の平上で水素ガス含有のジュリ形態の化粧料を形成する水素含有化粧料形成方法が形成される。形成された水素含有化粧料は、顔面あるいは手の上への顔塗付用化粧料としてのクリーム剤、パック剤あるいは洗顔剤として使用可能である。
図6は、このようにして形成した水素含有化粧料中の水素ガス濃度を手の平上で、水素ガス濃度測定器41で測定している状態を示す図である。
図7は、実施例によって制作された水素含有化粧料が手の甲上で水素を含有することを、写真で示す図である。
図8は、本実施例及び比較例について水素濃度を測定した結果を示す実験報告書である。
本実施例によって水素含有化粧料を手の平上で生成し、手の甲上に塗布して水素生成の状況を測定した。水素発生剤が添加されなかった場合、さらに油性の増粘性剤成分が混合されなかった場合の水素含有化粧料を比較例にして、手の甲上に塗布して水素生成の状況を測定した。
実験報告書に記載されるように、ジュリ形態の化粧料成分としてのジエルに油性の増粘性剤成分としてのオイル及び紛体形態の水素発生剤成分としての紛体MgHを入れた。振盪させると、水素ガスが発生して、オイルが混合したジェル中によく混合され、閉じ込められ、長時間にわたってその濃度が維持された。
これに対して、試料−1、試料−2のいずれの比較例にあっても、水素ガス濃度は、直ちにゼロになった。水素ガスを注入するのではなく、ジュルとオイルとの混合物の中で、水素ガスを発生させることで、長時間にわたって水素濃度が維持される。
このように、前記流動物質は、その一方がジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分であり、他方が紛体形態の水素発生剤成分とすることで、長時間にわたって水素濃度が維持される。
1、2…収容室、3…比較的に硬いシート、4…可撓性のシート、5…隔絶部、6…一方の突状通路部、7…他方の突状通路部、8、9…各収容室への連接部分、10…折れ目線、11…ジュリ形態の化粧料成分、12…油性の増粘性剤成分、13…紛体形態の水素発生剤成分、14…収容室内空間部、20、29…分配流、30…集合体、31…手の平、100…化粧料分配包装体。
本発明は、比較的に硬いシートと折り曲げ可能な可撓性のシートとを備え、折り曲げられたときに伸長側に比較的に硬いシートが配されて、これらのシートが重ねられて周縁を互いに固着されて、流動物質をそれぞれ収納し得るように形成された二つの収容室が互いに向かい合うようにして併設され、かつ当該二つの収容室の間は前記二つのシートが互いに固着されることで形成された隔絶部によって隔絶され、一方の収容室に連接して一方の突状通路部が、そして他方の収容室に連接して他方の突状通路部が設けられ、これらの突状通路部が互いに隔部で隔絶され、隔部が、隔部を形成したシートの内、比較的硬いシートに、双方の突状通路部を横断するようにして設けられた折れ目線を備えた化粧料分配包装体であって、
前記流動物質は、その一方がジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分であり、他方が紛体の水素発生剤成分であり、
前記一方の収容室に、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分が収納され、前記他方の収容室に、収容室内空間部を形成する形態で、ジュリ形態の化粧料成分の量よりも少量とされた紛体の水素発生剤成分が収納され、
外圧によって前記二つの収容室が重なるように折り曲げられ、押圧されると、前記折れ目線に沿って比較的に硬いシートが破断し、可撓性のシートが破断されず、前記双方の突状通路部が、破断した折れ目線に沿って開口し、それぞれ独立に収容されたジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体の水素発生剤成分とが同時に同一方向に向けて押し出され得る開口部を備えることになる
を特徴とする化粧料分配包装体を提供する。
本発明は、上述の化粧料分配包装体において、前記双方の突状通路部は、紛体の水素発生剤成分が収納された収容室に連通する側の突状通路部の開口部の開口面積が、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分が収納された収容室に連通する側の突状通路部の開口部の開口面積に比べて大きく形成されていることを特徴とする化粧料分配包装体を提供する。
本発明は、上述の化粧料分配包装体において、前記双方の突状通路部は、紛体の水素発生剤成分が収納された収容室に連通する側の突状通路部の開口部が中央側に、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分が収納された収容室に連通する側の突状通路部の開口部が外側に設置されていることを特徴とする化粧料分配包装体を提供する。
本発明は、比較的に硬いシートと折り曲げ可能な可撓性のシートとを備え、折り曲げられたときに伸長側に比較的に硬いシートが配されて、これらのシートが重ねられて周縁を互いに固着されて、流動物質をそれぞれ収納し得るように形成された二つの収容室が互いに向かい合うようにして併設され、かつ当該二つの収容室の間は前記二つのシートが互いに固着されることで形成された隔絶部によって隔絶され、一方の収容室に連接して一方の突状通路部が、そして他方の収容室に連接して他方の突状通路部が設けられ、これらの突状通路部が互いに隔絶部で隔絶され、一方の収容室に連接して一方の突状通路部が、他方の収容室に連接して他方の突状通路部が設けられ、これらの突状通路部がそれぞれ隔絶部の中央を越えて、各収容室への連接部分から隔絶部まで延在し、隔絶部が、隔絶部を形成したシートの内、比較的硬いシートに、双方の突状通路部を横断するようにして設けられた折れ目線を備えた化粧料分配包装体を用いてそれぞれの流動物質を分配するものであって、
前記流動物質は、その一方がジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分で、他方を紛体の水素発生剤成分であり、
ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体の水素発生剤成分とを分配する水素ガス含有化粧料形成のための組成物の分配方法において、
前記一方の収容室に、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分を収納し、前記他方の収容室に、収容室内空間部を形成する形態で、ジュリ形態の化粧料成分の量よりも少量とされた紛体の水素発生剤成分を収納し、
外圧によって前記二つの収容室が重なるように折り曲げ、押圧して、前記折れ目線に沿って比較的に硬いシートを破断させ、可撓性のシートを破断させず、前記双方の突状通路部に、破断した折れ目線に沿って開口し、それぞれ独立に収容されたジュリ形態の化粧料及び油性の増粘性剤成分と紛体の水素発生剤成分とを同一方向に向けて押し出し、分配すること
と特徴とするジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体の水素発生剤成分とを分配する水素ガス含有化粧料形成のための組成物の分配方法を提供する。
本発明は、上述のジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体の水素発生剤成分とを分配する水素ガス含有化粧料形成のための組成物の分配方法を用いて実施する人間の手の平上で水素ガス含有のジュリ形態の化粧料を形成する水素含有化粧料形成方法において、
押し出し、分配されたジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体の水素発生剤成分と人間の手の平上に同時に集合させ、人間の手の平上で混合させ、
当該混合によってジュリ形態の化粧料中の水分と紛体の水素発生剤成分とを反応させて、水素ガスを生成させ、ジュリ形態の化粧料を生成させ、生成した水素ガスを生成されたジュリ形態の化粧料中に含有せしめ、水素ガスを含有したジュリ形態の化粧料を直ちに使用可能とし、ジュリ形態の化粧料中に水素を保持持続させたこと
を特徴とした化粧料分配包装体を用いて人間の手の平上で水素ガス含有のジュリ形態の化粧料を形成する水素含有化粧料形成方法を提供する。
外圧によって前記二つの収容室が重なるように折り曲げられ、押圧されると、前記折れ目線に沿って比較的に硬いシートが破断し、可撓性のシートが破断されず、前記双方の突状通路部が、破断した折れ目線に沿って開口し、それぞれ独立に収容されたジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体の水素発生剤成分とが同時に同一方向に向けて押し出され得る。
当該二つの収容室1、2の間は二つのシート3、4互いに固着されることで形成された隔絶部5によって隔絶され、一方の収容室1に連接して一方の突状通路部6が、他方の収容室2に連接して他方の突状通路部7が設けられ、これらの突状通路部6、7がそれぞれ隔部5の中央を越えて、各収容室への連接部分8、9から隔絶部5まで延在し、隔部5が、隔部5を形成したシート3、4の内、比較的硬いシート3に、双方の突状通路部6、7を横断するようにして設けられた折れ目線10を備えて構成される。
各突状通路部6が隔部5に向けて徐々に突出し、隔部5において最大の大きさになる。
折れ目線10は、図において左上側から右下側に向けて一直線上をなし、強度において、比較的硬いシート3に、弱点線を形成する。外圧によって二つの収容室1、2が重なるように折り曲げられ、押圧されると、隔部5上の折れ目線に沿って比較的に硬いシートが破断する。このときに可撓性のシートはその可撓性のため破断されない。可撓性のシート4は、二つの収容室1、2の接続関係を維持することができる。
化粧料分配包装体100に収納される流動物質は、一方がジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12であり、他方が紛体の水素発生剤成分13である。
ジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12が一方の収納室1に収納され、紛体の水素発生剤成分13が一方の収納室2に収納される。ジュリ形態の化粧料成分11、油性の増粘性剤成分12及び紛体の水素発生剤成分13が水素ガス含有化粧料形成のための組成物となる。化粧料形成組成物とは、基本的には市販されたあるいは市販される化粧料成分、油性の増粘性剤成分12及び紛体の水素発生剤成分13からなり、これらの成分に香料、スクラブ剤、粉末、色剤、美白剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤などの紫外線防御剤が含まれてもよい。本実施例が適用される前の化粧料原料を指す。
このように、一方の収容室1に、ジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12が収納される。他方の収容室2に、収容室内空間部14を形成する形態で、ジュリ形態の化粧料成分の量よりも少量とされた紛体の水素発生剤成分13が収納される。
一方の収容室1に、ジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12が収納され、他方の収容室2に、収容室内空間部14が形成された形態で、ジュリ形態の化粧料成分の量よりも少量とされた紛体の水素発生剤成分13が収納される。一方の収容室1に、ジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12が満杯の状態で収納され得、他方の収容室2に、紛体の水素発生剤成分13が未満杯の状態で収納され得る。
これらの図において、外部からの外圧によって二つの収容室1、2が重なるように折り曲げられとき、折れ目線10に沿って比較的に硬いシート3が破断する。可撓制のシート4は破断されず、現状の形態を維持する。双方の突状通路部6、7が、破断した折れ目線10に沿って並列して開口し、それぞれ独立に収容されたジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12と紛体の水素発生剤成分13とが同時に同一方向に向けて押し出される開口部21が形成されることになる。ここで同時とは、時間が全く一致することでということではなく、時間帯に幅内で同時にということであり、時間帯に幅内で双方の成分が同時に導出されれば足りる。
上述したように、一方の収容室1に、ジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12が収納され、他方の収容室2に、収容室内空間部14を形成する形態で、ジュリ形態の化粧料成分の量よりも少量とされた紛体の水素発生剤成分13が収納された。収容室7は、外面が押圧されると、収容室内空間部14内の空気も押し出される。この空気は、紛体状で自由移動可能な水素発生剤成分13を巻き込み、開口部21Bから水素発生剤成分13を導出させる。すなわち収容室内空間部14内に浮遊された紛体の水素発生剤成分13は、押圧力と空気の押出によって開口部21Bから導出される。
開口部21A下側の開口部及び開口部21B上側の開口部の開口形状の特徴並びに収容室内空間部14に形成によって、それぞれ独立に収容されたジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体の水素発生剤成分とが同時に同一方向に向けて導出抵抗が調整されるようにして導出され、分配流28、29を形成して、手の平31上に分配される。この場合に、開口部21Aを側方に配置し、開口部21Bを中央部に配置したことで、水素発生剤成分13をジュリ形態の化粧料成分で包み込むように導出させ、分配することができる。開口部21の形状は、図3、4に示され得る構造に限定有れず、例えば双方とも同一形状の断面三角形状にすることもできる。
集合体として集合されたジュリ形態の化粧料成分11及び油性の増粘性剤成分12と紛体の水素発生剤成分13は、手の平上にのせられ、人差し指33で直ちに混合され、水素発生剤成分13とジュリ形態の化粧料成分内の水分とが反応して、水素ガスを発生させ、化粧料を形成する。発生した水素ガスは、この混ぜ合わせによってジュリ形態の化粧料の中に含有される。ジュリ形態の化粧料は、混ぜ合わされた油性の増粘性剤成分の増粘作用によって粘性が高められ、ジュリ形態の化粧料中に、発生した水素ガスと閉じ込め、長時間保持持続する。
このようにして、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体の水素発生剤成分とを分配する水素ガス含有化粧料形成のための組成物の分配方法を用いて実施する人間の手の平上で水素ガス含有のジュリ形態の化粧料を形成する水素含有化粧料形成方法において、導出され、分配されたジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体の水素発生剤成分と人間の手の平上に同時に集合させ、人間の手の平上で混合させ、当該混合によってジュリ形態の化粧料成分中の水分と紛体の水素発生剤成分とを反応させて、水素ガスを生成させ、化粧料を生成させた。
このように、前記流動物質は、その一方がジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分であり、他方が紛体の水素発生剤成分とすることで、長時間にわたって水素濃度が維持される。
1、2…収容室、3…比較的に硬いシート、4…可撓性のシート、5…隔絶部、6…一方の突状通路部、7…他方の突状通路部、8、9…各収容室への連接部分、10…折れ目線、11…ジュリ形態の化粧料成分、12…油性の増粘性剤成分、13…紛体の水素発生剤成分、14…収容室内空間部、20、29…分配流、30…集合体、31…手の平、100…化粧料分配包装体。

Claims (5)

  1. 比較的に硬いシートと折り曲げ可能な可撓性のシートとを備え、折り曲げられたときに伸長側に比較的に硬いシートが配されて、これらのシートが重ねられて周縁を互いに固着されて、流動物質をそれぞれ収納し得るように形成された二つの収容室が互いに向かい合うようにして併設され、かつ当該二つの収容室の間は前記二つのシートが互いに固着されることで形成された隔絶部によって隔絶され、一方の収容室に連接して一方の突状通路部が、そして他方の収容室に連接して他方の突状通路部が設けられ、これらの突状通路部が互いに隔壁部で隔絶され、隔壁部が、隔壁部を形成したシートの内、比較的硬いシートに、双方の突状通路部を横断するようにして設けられた折れ目線を備えた化粧料分配包装体であって、
    前記流動物質は、その一方がジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分であり、他方が紛体形態の水素発生剤成分であり、
    前記一方の収容室に、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分が収納され、前記他方の収容室に、収容室内空間部を形成する形態で、水素発生剤成分が収納され、
    外圧によって前記二つの収容室が重なるように折り曲げられ、押圧されると、前記折れ目線に沿って比較的に硬いシートが破断し、可撓性のシートが破断されず、前記双方の突状通路部が、破断した折れ目線に沿って開口すること
    を特徴とする化粧料分配包装体。
  2. 請求項1に記載された化粧料分配包装体において、前記双方の突状通路部は、紛体形態の水素発生剤成分が収納された収容室に連通する側の突状通路部の開口部の開口面積が、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分が収納された収容室に連通する側の突状通路部の開口部の開口面積に比べて大きく形成されていることを特徴とする化粧料分配包装体。
  3. 請求項1又は2において、前記双方の突状通路部は、紛体形態の水素発生剤成分が収納された収容室に連通する側の突状通路部の開口部が中央側に、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分が収納された収容室に連通する側の突状通路部の開口部が外側に設置されていることを特徴とする化粧料分配包装体。
  4. 比較的に硬いシートと折り曲げ可能な可撓性のシートとを備え、折り曲げられたときに伸長側に比較的に硬いシートが配されて、これらのシートが重ねられて周縁を互いに固着されて、流動物質をそれぞれ収納し得るように形成された二つの収容室が互いに向かい合うようにして併設され、かつ当該二つの収容室の間は前記二つのシートが互いに固着されることで形成された隔絶部によって隔絶され、一方の収容室に連接して一方の突状通路部が、そして他方の収容室に連接して他方の突状通路部が設けられ、これらの突状通路部が互いに隔壁部で隔絶され、一方の収容室に連接して一方の突状通路部が、他方の収容室に連接して他方の突状通路部が設けられ、これらの突状通路部がそれぞれ隔壁部の中央を越えて、各収容室への連接部分から隔絶部まで延在し、隔壁部が、隔壁部を形成したシートの内、比較的硬いシートに、双方の突状通路部を横断するようにして設けられた折れ目線を備えた化粧料分配包装体を用いてそれぞれの流動物質を分配するものであって、
    前記流動物質は、その一方がジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分で、他方を紛体形態の水素発生剤成分であり、
    ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分とを分配する水素ガス含有化粧料形成のための組成物の分配方法において、
    前記一方の収容室に、ジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分を収納し、前記他方の収容室に、収容室内空間部を形成する形態で、ジュリ形態の化粧料成分の量よりも少量とされた紛体形態の水素発生剤成分を収納し、
    外圧によって前記二つの収容室が重なるように折り曲げ、押圧して、前記折れ目線に沿って比較的に硬いシートを破断させ、可撓性のシートを破断させず、前記双方の突状通路部に、破断した折れ目線に沿って開口し、それぞれ独立に収容されたジュリ形態の化粧料及び油性の増粘性剤と紛体形態の水素発生剤とを同一方向に向けて押し出し、分配すること
    と特徴とするジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分とを分配する水素ガス含有化粧料形成のための組成物の分配方法。
  5. 請求項4に記載されたジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分とを分配する水素ガス含有化粧料形成のための組成物の分配方法を用いて実施する人間の手の平上で水素ガス含有のジュリ形態の化粧料を形成する水素含有化粧料形成方法において、
    押し出し、分配されたジュリ形態の化粧料成分及び油性の増粘性剤成分と紛体形態の水素発生剤成分と人間の手の平上に同時に集合させ、人間の手の平上で混合させ、
    当該混合によってジュリ形態の化粧料中の水分と紛体形態の水素発生剤成分とを反応させて、水素ガスを生成させ、ジュリ形態の化粧料を生成させ、生成した水素ガスを生成されたジュリ形態の化粧料中に含有せしめ、水素ガスを含有したジュリ形態の化粧料を直ちに使用可能とし、ジュリ形態の化粧料中に水素を保持持続させたこと
    を特徴とした化粧料分配包装体を用いて人間の手の平上で水素ガス含有のジュリ形態の化粧料を形成する水素含有化粧料形成方法。
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