JP2019128874A - レンタルシステムおよびレンタル方法 - Google Patents

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Satoko HAGIWARA
聡子 萩原
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崇 眞保
麻耶生 高橋
Manao Takahashi
麻耶生 高橋
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Abstract

【課題】レンタルシステムおよび貸し出されるモバイルバッテリに対してレンタルシステムのユーザが有する信頼感を向上させることができるレンタルシステムおよびレンタル方法を提供する。【解決手段】モバイルバッテリには、その充放電状態を検出し、充放電状態情報として記憶する充放電状態検出部と、その物理状態を検出し、物理状態情報として記憶する物理状態検出部とが備えられ、レンタルシステムは、モバイルバッテリの貸し出しを行う貸し出し機を備え、貸し出し機は、貸し出されるモバイルバッテリに対する充電を行う充電部と、充放電状態検出部に記憶されている充放電状態情報を取得する充放電状態情報取得部と、物理状態検出部に記憶されている物理状態情報を取得する物理状態情報取得部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、レンタルシステムおよびレンタル方法に関する。
外出先におけるモバイル端末に対する充電手法として、様々な手法が知られている。一手法では、カフェなどでの充電スポット(フリーのコンセント)において、モバイル端末に対する充電が行われる。ところが、この手法では、モバイル端末のユーザは、モバイル端末に対する充電が完了するまで、充電スポットに居続ける必要がある。
他の手法では、モバイル端末のユーザがモバイルバッテリを新規に購入し、そのモバイルバッテリによって、モバイル端末に対する充電が行われる。モバイル端末のユーザがモバイルバッテリを携帯する手法では、モバイル端末のユーザは、モバイル端末の電池切れに備えて、チャージされた状態のモバイルバッテリを常に携帯する必要がある。
他の手法では、fuelrod(例えば〈URL:https://www.fuel-rod.com/〉参照。)を用いることによって、モバイル端末に対する充電が行われる。fuelrodは、一般的なモバイルバッテリと同様に構成されており、自動販売機において販売される。fuelrodを購入したモバイル端末のユーザは、充電能力が無くなったfuelrodを自動販売機に戻すことによって、充電能力を有する他のfuelrod(つまり、チャージされた他のfuelrod)を入手することができる。
また、他の手法では、NRG GO(例えば〈URL:https://www.nrggo.com/〉参照。)あるいはU4B(例えば〈URL:https://www.u4b.jp/〉参照。)を用いることによって、モバイル端末に対する充電が行われる。NRG GOは、チャージされたモバイルバッテリの自動貸し出し機である。U4Bは、飲食店や美容院、公共の空港など店舗側が導入するモバイルバッテリの貸出サービスである。モバイル端末のユーザは、貸し出されたモバイルバッテリを用いることによって、モバイル端末の充電を行うことができる。
ところで、これらの手法では、モバイル端末のユーザが入手する以前のfuelrodの充放電状態(例えばfuelrodの充放電履歴、fuelrodの使用期間など)、あるいは、モバイル端末のユーザに貸し出される以前のモバイルバッテリの充放電状態(例えばモバイルバッテリの充放電履歴、使用期間など)が、モバイル端末のユーザに提示されない。そのため、モバイル端末のユーザは、入手するfuelrod、あるいは、貸し出されるモバイルバッテリがどの程度劣化しているかを把握することができない。
また、これらの手法では、モバイル端末のユーザが入手する以前のfuelrod、あるいは、モバイル端末のユーザに貸し出される以前のモバイルバッテリの物理状態(例えば落下、浸水などの衝撃を受けたか否かなど)が、モバイル端末のユーザに提示されない。そのため、モバイル端末のユーザは、入手するfuelrod、あるいは、貸し出されるモバイルバッテリが、過去に劣悪な使用環境を経たか否かを把握することができない。
そのため、これらの手法では、入手するfuelrod、あるいは、貸し出されるモバイルバッテリに対してモバイル端末のユーザが有する信頼感を十分に向上させることができない。
また、従来、ユーザがモバイルバッテリを充電する必要がないようにするモバイルバッテリ交換サービスシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載されたモバイルバッテリ交換サービスシステムは、モバイルバッテリ交換サービスの利用者であることを示す利用者IDを含む認証情報を記録した認証情報記録部と、認証情報を用いたユーザ認証が成功した場合、モバイル端末への放電開始を決定する認証部を備える。
ところで、特許文献1に記載されたモバイルバッテリ交換サービスシステムでは、モバイル端末のユーザがモバイルバッテリの利用履歴を収集することができるものの、モバイル端末のユーザが入手する以前のモバイルバッテリの物理状態(例えばモバイルバッテリが落下、浸水などの衝撃を受けたか否かなど)が、モバイル端末のユーザに提示されない。そのため、モバイル端末のユーザは、モバイルバッテリが過去に劣悪な使用環境を経たか否かを把握することができない。
そのため、この手法では、貸し出される(貸与される)モバイルバッテリに対してモバイル端末のユーザが有する信頼感を十分に向上させることができない。
特開2017−120475号公報
上述した問題点に鑑み、本発明は、レンタルシステムおよび貸し出されるモバイルバッテリに対してレンタルシステムのユーザが有する信頼感を向上させることができるレンタルシステムおよびレンタル方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、モバイルバッテリの貸し出しを行う貸し出し機を備えるレンタルシステムであって、前記モバイルバッテリには、前記モバイルバッテリの充放電状態を検出し、充放電状態情報として記憶する充放電状態検出部と、前記モバイルバッテリの物理状態を検出し、物理状態情報として記憶する物理状態検出部とが備えられ、前記貸し出し機は、貸し出される前記モバイルバッテリに対する充電を行う充電部と、前記充放電状態検出部に記憶されている前記充放電状態情報を取得する充放電状態情報取得部と、前記物理状態検出部に記憶されている前記物理状態情報を取得する物理状態情報取得部とを備える、レンタルシステムである。
本発明の一態様のレンタルシステムでは、前記貸し出し機は、前記物理状態情報取得部が取得した前記物理状態情報に基づいて、前記レンタルシステムのユーザによる前記モバイルバッテリの利用状況の良否を判定する利用状況良否判定部と、前記レンタルシステムのユーザによる前記モバイルバッテリの利用状況の良否に応じた割引料を算出する割引料算出部とを更に備えてもよい。
本発明の一態様のレンタルシステムでは、前記貸し出し機は、貸し出される前記モバイルバッテリに対する殺菌処理を行う殺菌処理部を更に備えてもよい。
本発明の一態様のレンタルシステムでは、前記殺菌処理部は、前記レンタルシステムのユーザの要求に応じて前記殺菌処理を行い、前記殺菌処理部が前記殺菌処理を行う場合に、前記貸し出し機は、前記レンタルシステムのユーザに対して前記殺菌処理部の使用料を要求し、前記貸し出し機は、前記レンタルシステムのユーザによる前記殺菌処理部の使用回数に応じた割引料を算出する割引料算出部を更に備えてもよい。
本発明の一態様のレンタルシステムでは、前記貸し出し機は、前記殺菌処理部が前記モバイルバッテリに対する殺菌処理を行う状況を前記レンタルシステムのユーザに提示する殺菌処理状況提示部を更に備えてもよい。
本発明の一態様のレンタルシステムは、前記モバイルバッテリの返却を受け付ける他の貸し出し機とサーバ装置とを更に備え、前記貸し出し機は、前記モバイルバッテリの返却を受け付け、前記貸し出し機は、前記モバイルバッテリの返却場所に応じた割引料を算出する割引料算出部と、前記モバイルバッテリの貸し出し場所の情報を生成する貸し出し情報生成部と、前記モバイルバッテリの返却場所の情報を生成する返却情報生成部とを備え、前記他の貸し出し機は、前記モバイルバッテリの返却場所に応じた割引料を算出する他の割引料算出部と、前記モバイルバッテリの返却場所の情報を生成する他の返却情報生成部とを備え、前記サーバ装置は、前記貸し出し情報生成部が生成した前記モバイルバッテリの貸し出し場所の情報を管理する貸し出し情報管理部と、前記返却情報生成部または前記他の返却情報生成部が生成した前記モバイルバッテリの返却場所の情報を管理する返却情報管理部とを備え、前記モバイルバッテリが前記貸し出し機によって貸し出され、前記貸し出し機に返却される場合に、前記割引料算出部が算出する割引料は、前記モバイルバッテリが前記貸し出し機によって貸し出され、前記他の貸し出し機に返却される場合に、前記他の割引料算出部が算出する割引料とは異なってもよい。
本発明の一態様は、貸し出し機によってモバイルバッテリの貸し出しを行うレンタル方法であって、前記モバイルバッテリには、前記モバイルバッテリの充放電状態を検出し、充放電状態情報として記憶する充放電状態検出部と、前記モバイルバッテリの物理状態を検出し、物理状態情報として記憶する物理状態検出部とが備えられ、前記貸し出し機が、貸し出される前記モバイルバッテリに対する充電を行う充電ステップと、前記貸し出し機が、前記充放電状態検出部に記憶されている前記充放電状態情報を取得する充放電状態情報取得ステップと、前記貸し出し機が、前記物理状態検出部に記憶されている前記物理状態情報を取得する物理状態情報取得ステップとを備える、レンタル方法である。
本発明によれば、レンタルシステムおよび貸し出されるモバイルバッテリに対してレンタルシステムのユーザが有する信頼感を向上させることができるレンタルシステムおよびレンタル方法を提供することができる。
第1実施形態のレンタルシステムの概要の一例を示す図である。 充放電状態情報がモバイル端末の充放電状態情報提供部によってレンタルシステムのユーザに提供される一例を説明するための図である。 第1実施形態のレンタルシステムにおいて実行される処理の一例を示すフローチャートである。 貸し出し機から貸し出されたモバイルバッテリがその貸し出し機に返却される時における第2実施形態のレンタルシステムを示す図である。 モバイルバッテリが貸し出し機から貸し出され、その貸し出し機に返却される場合に第2実施形態のレンタルシステムにおいて実行される処理の一例を示すフローチャートである。 貸し出し機から貸し出されたモバイルバッテリが他の貸し出し機に返却される時における第2実施形態のレンタルシステムを示す図である。 モバイルバッテリが貸し出し機から貸し出され、他の貸し出し機に返却される場合に第2実施形態のレンタルシステムにおいて実行される処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明のレンタルシステムおよびレンタル方法の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態のレンタルシステム1の概要の一例を示す図である。詳細には、図1はレンタルシステム1のユーザに対するモバイルバッテリMBの貸し出し時におけるレンタルシステム1を示す図である。
図1に示す例では、レンタルシステム1が、貸し出し機11を備えている。貸し出し機11は、レンタルシステム1のユーザに対してモバイルバッテリMBの貸し出しを行う。
図1には、ケーブル13を介して貸し出し機11に接続されたモバイルバッテリMBのみが示されているが、レンタルシステム1のユーザによる貸し出し機11の利用時には(つまり、実際には)、モバイルバッテリMBの他に、複数のモバイルバッテリ(図示せず)がケーブル(図示せず)を介して貸し出し機11に接続されている。レンタルシステム1のユーザは、複数のモバイルバッテリMB、…のうちから希望のモバイルバッテリを選んで借りることができる。
図1に示す例では、モバイルバッテリMBが、例えば充放電状態検出部MB1と、充放電状態情報提供部MB2と、物理状態検出部MB3と、物理状態情報提供部MB4とを備えている。
充放電状態検出部MB1は、モバイルバッテリMBの充放電状態を検出し、充放電状態情報として記憶する。モバイルバッテリMBの充放電状態には、例えばモバイルバッテリMBへの充電の履歴、モバイルバッテリMBからモバイル端末などへの放電の履歴、モバイルバッテリMBの使用期間などが含まれる。充放電状態検出部MB1には、例えば、モバイルバッテリMBへの充電電流、モバイルバッテリMBからの放電電流などを計測する計測センサ(図示せず)、計測センサによって計測された値を記憶する記憶部などが含まれる。つまり、モバイルバッテリMBの充放電状態情報は、モバイルバッテリMBの過去の利用状況を示す情報である。
充放電状態情報提供部MB2は、充放電状態検出部MB1によって記憶されている充放電状態情報を、レンタルシステム1のユーザに対して提供する。充放電状態情報提供部MB2は、例えば充電容量[mAh]、通算充放電回数、充電スピード(出力電流値[A])、フル充電までの所要時間、モバイルバッテリMBによる充電後のモバイル端末の使用可能時間などの数値を用いることによって、充放電状態情報をレンタルシステム1のユーザに提供する。充放電状態情報提供部MB2には、例えば、充放電状態情報を表示する表示部などが含まれる。レンタルシステム1のユーザは、充放電状態情報提供部MB2が提供する充放電状態情報に基づいて、モバイルバッテリMBの充放電機能がどの程度劣化しているかを把握することができる。
図1に示す例では、充放電状態情報提供部MB2がモバイルバッテリMBに備えられ、充放電状態情報が充放電状態情報提供部MB2によってレンタルシステム1のユーザに提供される。
図2は充放電状態情報がモバイル端末MTの充放電状態情報提供部MT1によってレンタルシステム1のユーザに提供される一例を説明するための図である。詳細には、図2はモバイルバッテリMBがモバイル端末MTを充電している状態を示す図である。
図2に示す例では、例えばスマートフォンなどのようなモバイル端末MTが、ケーブルCBを介してモバイルバッテリMBに接続されている。モバイル端末MTは、充放電状態情報提供部MT1を備えている。モバイル端末MTは、充放電状態検出部MB1によって記憶されている充放電状態情報を、ケーブルCBを介して取得する。モバイル端末MTの充放電状態情報提供部MT1は、モバイル端末MTが取得した充放電状態情報を、レンタルシステム1のユーザに対して提供する。充放電状態情報提供部MT1には、例えば、充放電状態情報を表示する表示部(例えばスマートフォンのタッチパネル)などが含まれる。レンタルシステム1のユーザは、充放電状態情報提供部MT1が提供する充放電状態情報に基づいて、モバイルバッテリMBの充放電機能がどの程度劣化しているかを把握することができる。
つまり、図2に示す例では、充放電状態情報提供部MT1がモバイル端末MTに備えられ、充放電状態情報が充放電状態情報提供部MT1によってレンタルシステム1のユーザに提供される。
図1に示す例では、物理状態検出部MB3が、モバイルバッテリMBの物理状態を検出し、物理状態情報として記憶する。モバイルバッテリMBの物理状態には、例えばモバイルバッテリMBの落下等に伴ってモバイルバッテリMBが受けた衝撃、モバイルバッテリMBが浸水しているか否かなどが含まれる。物理状態検出部MB3には、例えば、モバイルバッテリMBが受ける衝撃を検出する加速度センサ、モバイルバッテリMBが浸水しているか否かを検出する静電センサ等の物理センサ、それらの物理センサによって検出された値を記憶する記憶部などが含まれる。つまり、モバイルバッテリMBの物理状態情報は、モバイルバッテリMBの過去の扱われ方を示す情報である。
物理状態情報提供部MB4は、物理状態検出部MB3によって記憶されている物理状態情報を、レンタルシステム1のユーザに対して提供する。物理状態情報提供部MB4には、例えば、物理状態情報を表示する表示部などが含まれる。レンタルシステム1のユーザは、物理状態情報に基づいて、モバイルバッテリMBが過去に劣悪な使用環境を経たか否かを把握することができる。
図1に示す例では、物理状態情報提供部MB4がモバイルバッテリMBに備えられ、物理状態情報が物理状態情報提供部MB4によってレンタルシステム1のユーザに提供される。
図2に示す例では、モバイル端末MTが物理状態情報提供部MT2を更に備えている。
モバイル端末MTは、物理状態検出部MB3によって記憶されている物理状態情報を、ケーブルCBを介して取得する。モバイル端末MTの物理状態情報提供部MT2は、モバイル端末MTが取得した物理状態情報を、レンタルシステム1のユーザに対して提供する。物理状態情報提供部MT2には、例えば、物理状態情報を表示する表示部(例えばスマートフォンのタッチパネル)などが含まれる。レンタルシステム1のユーザは、物理状態情報提供部MT2が提供する物理状態情報に基づいて、モバイルバッテリMBが過去に劣悪な使用環境を経たか否かを把握することができる。
つまり、図2に示す例では、物理状態情報提供部MT2がモバイル端末MTに備えられ、物理状態情報が物理状態情報提供部MT2によってレンタルシステム1のユーザに提供される。
図1に示す例では、貸し出し機11が、例えば充電部11Aと、充放電状態情報取得部11Bと、充放電状態情報提供部11Cと、物理状態情報取得部11Dと、物理状態情報提供部11Eと、殺菌処理部11Fと、殺菌処理状況提示部11Gと、利用状況良否判定部11Hと、割引料算出部11Iとを備えている。
充電部11Aは、貸し出されるモバイルバッテリMBに対する充電を行う。充放電状態情報取得部11Bは、モバイルバッテリMBの充放電状態検出部MB1に記憶されている充放電状態情報を、ケーブル13を介して取得する。充放電状態情報提供部11Cは、充放電状態情報取得部11Bが取得した充放電状態情報を、レンタルシステム1のユーザに提供する。充放電状態情報提供部11Cには、例えば、充放電状態情報を表示する表示部などが含まれる。
つまり、図1および図2に示す例では、レンタルシステム1のユーザが、モバイルバッテリMBの充放電状態情報を、貸し出し機11の充放電状態情報提供部11Cから得ることも、モバイルバッテリMBの充放電状態情報提供部MB2から得ることも、モバイル端末MTの充放電状態情報提供部MT1から得ることもできる。他の例では、貸し出し機11が充放電状態情報提供部11Cを備えていなくてもよい。
図1に示す例では、物理状態情報取得部11Dが、モバイルバッテリMBの物理状態検出部MB3に記憶されている物理状態情報を、ケーブル13を介して取得する。物理状態情報取得部11Dは、物理状態情報(モバイルバッテリMBの過去の扱われ方を示す情報)として、モバイルバッテリMBの過去の貸し出し時にユーザが用いたクレジットカードの情報を取得してもよい。物理状態情報取得部11Dは、物理状態情報(モバイルバッテリMBの過去の扱われ方を示す情報)として、モバイルバッテリMBの過去の利用者の情報(例えば安心できる利用者であるか否かの情報)を取得してもよい。
物理状態情報提供部11Eは、物理状態情報取得部11Dが取得した物理状態情報を、レンタルシステム1のユーザに提供する。物理状態情報提供部11Eには、例えば、物理状態情報を表示する表示部などが含まれる。
つまり、図1および図2に示す例では、レンタルシステム1のユーザが、モバイルバッテリMBの物理状態情報を、貸し出し機11の物理状態情報提供部11Eから得ることも、モバイルバッテリMBの物理状態情報提供部MB4から得ることも、モバイル端末MTの物理状態情報提供部MT2から得ることもできる。他の例では、貸し出し機11が物理状態情報提供部11Eを備えていなくてもよい。
図1に示す例では、殺菌処理部11Fは、貸し出し機11から貸し出されるモバイルバッテリMBに対する殺菌処理を行う。殺菌処理部11Fは、例えば紫外線をモバイルバッテリMBに照射することによって、モバイルバッテリMBに対する殺菌処理を行う。殺菌処理状況提示部11Gは、殺菌処理部11FがモバイルバッテリMBに対する殺菌処理を行う状況をレンタルシステム1のユーザに提示する。殺菌処理部11Fおよび殺菌処理状況提示部11Gは、例えば公知の前面ガラス扉付きの紫外線殺菌装置と同様に構成されている。レンタルシステム1のユーザは、モバイルバッテリMBに対して殺菌処理が行われている状況を、前面ガラス扉を介して視認することができる。
図1に示す例では、貸し出し機11が殺菌処理部11Fを備えているが、他の例では、貸し出し機11が殺菌処理部11Fを備えていなくてもよい。
図1に示す例では、殺菌処理部11Fが、例えば紫外線殺菌処理を行うが、他の例では、殺菌処理部11Fが、レンタルシステム1のユーザに対してクリーニングキット(図示せず)を貸与してもよい。更に他の例では、殺菌処理部11Fが、貸し出されるモバイルバッテリMBの外側表面に取り付けられる交換型のシートまたはフィルムを貸与してもよい。
利用状況良否判定部11Hは、物理状態情報取得部11Dが取得した物理状態情報に基づいて、レンタルシステム1のユーザによるモバイルバッテリMBの利用状況の良否を判定する。
詳細には、レンタルシステム1のユーザによって利用されたモバイルバッテリMBは、返却時に、図1に示すように、ケーブル13を介して貸し出し機11に接続される。モバイルバッテリMBの利用中に物理状態検出部MB3に記憶されたモバイルバッテリMBの物理状態情報は、ケーブル13を介して貸し出し機11の物理状態情報取得部11Dに取得される。利用状況良否判定部11Hは、その物理状態情報に基づいて、そのユーザによるモバイルバッテリMBの利用状況の良否を判定する。
図1に示す例では、貸し出し機11が利用状況良否判定部11Hを備えているが、他の例では、貸し出し機11が利用状況良否判定部11Hを備えていなくてもよい。
割引料算出部11Iは、レンタルシステム1のユーザによるモバイルバッテリMBの利用状況の良否に応じた割引料を算出する。
例えば、割引料算出部11Iは、レンタルシステム1のユーザによるモバイルバッテリMBの利用中にモバイルバッテリMBが受けた衝撃が小さいほど、そのユーザに対する大きい割引料を算出する。また、割引料算出部11Iは、レンタルシステム1のユーザによるモバイルバッテリMBの利用中にモバイルバッテリMBが浸水しなかった場合に、モバイルバッテリMBが浸水した場合よりも大きい割引料を算出する。レンタルシステム1のユーザによるモバイルバッテリMBの利用中にモバイルバッテリMBが落下または浸水した場合に、割引料算出部11Iが追加料金を算出してもよい。
上述した殺菌処理部11Fは、レンタルシステム1のユーザの要求に応じてモバイルバッテリMBの殺菌処理を行う。つまり、レンタルシステム1のユーザは、モバイルバッテリMBの殺菌処理を行わない選択肢も有する。殺菌処理部11FがモバイルバッテリMBの殺菌処理を行う場合に、貸し出し機11は、レンタルシステム1のユーザに対して殺菌処理部11Fの使用料を要求する。一方、割引料算出部11Iは、レンタルシステム1のユーザによる殺菌処理部11Fの使用回数に応じた割引料を算出する。例えば、割引料算出部11Iは、レンタルシステム1のユーザによる殺菌処理部11Fの使用回数が多いほど、そのユーザに対する大きい割引料を算出する。
割引料算出部11Iは、モバイルバッテリMBの貸出期間の長さに応じて、モバイルバッテリMBの使用料金や割引料を異ならせてもよい。例えば、割引料算出部11Iは、モバイルバッテリMBの基本的な貸出期間を「当日返却」に設定し、6時間以内に返却した場合の割引料を、12時間以内に返却した場合の割引料より大きくしてもよい。また、割引料算出部11Iは、モバイルバッテリMBを当日返却できなかった場合に、追加料金を課金してもよい。また、割引料算出部11Iは、モバイルバッテリMBの返却の目途が立たないユーザに対して、買取請求を行ってもよい。また、割引料算出部11Iは、買取請求を行ったユーザがモバイルバッテリMBを返却した場合に、買取金額の半額を返金してもよい。
図3は第1実施形態のレンタルシステム1において実行される処理の一例を示すフローチャートである。
図3に示す例では、ステップS10において、貸し出し機11の充電部11Aが、例えばモバイルバッテリMBの貸し出し前に、ケーブル13を介して、そのモバイルバッテリMBに対する充電を行う。
ステップS11では、貸し出し機11の充放電状態情報取得部11Bが、そのモバイルバッテリMBの充放電状態検出部MB1に記憶されている充放電状態情報(そのモバイルバッテリMBの過去の利用状況を示す情報)を、ケーブル13を介して取得する。
次いで、ステップS12において、例えば貸し出し機11の充放電状態情報提供部11Cは、充放電状態情報取得部11Bが取得した充放電状態情報を、レンタルシステム1のユーザに提供する。
ステップS13では、貸し出し機11の物理状態情報取得部11Dが、そのモバイルバッテリMBの物理状態検出部MB3に記憶されている物理状態情報(そのモバイルバッテリMBの過去の扱われ方を示す情報)を、ケーブル13を介して取得する。
次いで、ステップS14において、例えば貸し出し機11の物理状態情報提供部11Eは、物理状態情報取得部11Dが取得した物理状態情報を、レンタルシステム1のユーザに提供する。
ステップS15では、貸し出し機11の殺菌処理部11Fが、そのモバイルバッテリMBに対する殺菌処理を行う。
ステップS16において、貸し出し機11の殺菌処理状況提示部11Gは、殺菌処理部11FがモバイルバッテリMBに対する殺菌処理を行う状況をレンタルシステム1のユーザに提示する。
ステップS17(そのモバイルバッテリMBの返却時)において、貸し出し機11の利用状況良否判定部11Hは、レンタルシステム1のユーザによるそのモバイルバッテリMBの利用中に物理状態情報取得部11Dが取得した物理状態情報に基づいて、そのモバイルバッテリMBの利用状況の良否を判定する。
次いで、ステップS18において、貸し出し機11の割引料算出部11Iは、そのユーザによるモバイルバッテリMBの利用状況の良否に応じた割引料を算出する。
<第1実施形態のまとめ>
第1実施形態のレンタルシステム1では、上述したように、モバイルバッテリMBの充放電状態検出部MB1に記憶されている充放電状態情報(モバイルバッテリMBへの充電の履歴、モバイルバッテリMBからモバイル端末MTなどへの放電の履歴、モバイルバッテリMBの使用期間などの情報)を取得する充放電状態情報取得部11Bが、貸し出し機11に備えられている。そのため、例えば充放電状態情報提供部11C、充放電状態情報提供部MB2および充放電状態情報提供部MT1のいずれかが充放電状態情報をレンタルシステム1のユーザに提供することによって、レンタルシステム1のユーザは、貸し出されるモバイルバッテリMBの充放電機能がどの程度劣化しているかを把握することができる。その結果、レンタルシステム1のユーザが有するレンタルシステム1に対する信頼感および貸し出されるモバイルバッテリMBに対する信頼感を向上させることができる。
また、第1実施形態のレンタルシステム1では、上述したように、モバイルバッテリMBの物理状態検出部MB3に記憶されている物理状態情報(モバイルバッテリMBの落下等に伴ってモバイルバッテリMBが受けた衝撃、モバイルバッテリMBが浸水しているか否かなどの情報)を取得する物理状態情報取得部11Dが、貸し出し機11に備えられている。そのため、例えば物理状態情報提供部11E、物理状態情報提供部MB4および物理状態情報提供部MT2のいずれかが物理状態情報をレンタルシステム1のユーザに提供することによって、レンタルシステム1のユーザは、貸し出されるモバイルバッテリMBが他のユーザからどのような扱われ方をしてきたかを把握することができる。その結果、レンタルシステム1のユーザが有するレンタルシステム1に対する信頼感および貸し出されるモバイルバッテリMBに対する信頼感を向上させることができる。
また、第1実施形態のレンタルシステム1では、上述したように、物理状態情報取得部11Dが取得した物理状態情報に基づいて、レンタルシステム1のユーザによるモバイルバッテリMBの利用状況の良否を判定する利用状況良否判定部11Hと、レンタルシステム1のユーザによるモバイルバッテリMBの利用状況の良否に応じた割引料を算出する割引料算出部11Iとが、貸し出し機11に備えられている。そのため、貸し出されるモバイルバッテリMBを大切に扱うモチベーションをレンタルシステム1のユーザに持たせることができる。
また、第1実施形態のレンタルシステム1では、上述したように、貸し出されるモバイルバッテリMBに対する殺菌処理を行う殺菌処理部11Fが、貸し出し機11に備えられている。そのため、レンタルシステム1のユーザに対して清潔なモバイルバッテリMBを貸し出すことができ、レンタルシステム1のユーザの満足度を向上させることができる。
また、第1実施形態のレンタルシステム1では、上述したように、レンタルシステム1のユーザによる殺菌処理部11Fの使用回数に応じた割引料を算出する割引料算出部11Iが、貸し出し機11に備えられている。そのため、殺菌処理部11Fを使用するモチベーションをレンタルシステム1のユーザに持たせることができる。
また、第1実施形態のレンタルシステム1では、上述したように、殺菌処理部11FがモバイルバッテリMBに対する殺菌処理を行う状況をレンタルシステム1のユーザに提示する殺菌処理状況提示部11Gが、貸し出し機11に備えられている。そのため、殺菌処理状況提示部11Gが殺菌処理の状況をレンタルシステム1のユーザに提示することによって、ユーザが有するレンタルシステム1に対する信頼感および貸し出されるモバイルバッテリMBに対する信頼感を向上させることができる。
<第2実施形態>
以下、本発明のレンタルシステムおよびレンタル方法の第2実施形態について、添付図面を参照して説明する。
第2実施形態のレンタルシステム1は、後述する点を除き、上述した第1実施形態のレンタルシステム1と同様に構成されている。従って、第2実施形態のレンタルシステム1によれば、後述する点を除き、上述した第1実施形態のレンタルシステム1と同様の効果を奏することができる。
図4は第2実施形態のレンタルシステム1の概要の一例を示す図である。詳細には、図4は貸し出し機11から貸し出されたモバイルバッテリMBが貸し出し機11に返却される時における第2実施形態のレンタルシステム1を示す図である。
図4に示す例では、レンタルシステム1が、貸し出し機11を備えている。
図1に示す例では、上述したように、貸し出し機11が、充電部11Aと、充放電状態情報取得部11Bと、充放電状態情報提供部11Cと、物理状態情報取得部11Dと、物理状態情報提供部11Eと、殺菌処理部11Fと、殺菌処理状況提示部11Gと、利用状況良否判定部11Hと、割引料算出部11Iとを備えている。
一方、図4に示す例では、貸し出し機11が、充電部11A、充放電状態情報取得部11B、充放電状態情報提供部11C、物理状態情報取得部11D、物理状態情報提供部11E、殺菌処理部11F、殺菌処理状況提示部11G、利用状況良否判定部11Hおよび割引料算出部11Iの他に、貸し出し情報生成部11Jと、返却情報生成部11Kとを備えている。貸し出し情報生成部11Jは、モバイルバッテリMBの貸し出し場所の情報を生成する。返却情報生成部11Kは、モバイルバッテリMBの返却場所の情報を生成する。
図4に示す例では、レンタルシステム1が、貸し出し機11の他に、貸し出し機11と同様に構成された貸し出し機11−2、…を備えている。貸し出し機11−2、…は、貸し出し機11と同様に、レンタルシステム1のユーザに対してモバイルバッテリMBの貸し出しを行う。
貸し出し機11−2は、充電部11−2Aと、充放電状態情報取得部11−2Bと、充放電状態情報提供部11−2Cと、物理状態情報取得部11−2Dと、物理状態情報提供部11−2Eと、殺菌処理部11−2Fと、殺菌処理状況提示部11−2Gと、利用状況良否判定部11−2Hと、割引料算出部11−2Iと、貸し出し情報生成部11−2Jと、返却情報生成部11−2Kとを備えている。
充電部11−2Aは、充電部11Aと同様に構成されている。充放電状態情報取得部11−2Bは、充放電状態情報取得部11Bと同様に構成されている。充放電状態情報提供部11−2Cは、充放電状態情報提供部11Cと同様に構成されている。物理状態情報取得部11−2Dは、物理状態情報取得部11Dと同様に構成されている。物理状態情報提供部11−2Eは、物理状態情報提供部11Eと同様に構成されている。殺菌処理部11−2Fは、殺菌処理部11Fと同様に構成されている。殺菌処理状況提示部11−2Gは、殺菌処理状況提示部11Gと同様に構成されている。利用状況良否判定部11−2Hは、利用状況良否判定部11Hと同様に構成されている。割引料算出部11−2Iは、割引料算出部11Iと同様に構成されている。貸し出し情報生成部11−2Jは、貸し出し情報生成部11Jと同様に構成されている。返却情報生成部11−2Kは、返却情報生成部11Kと同様に構成されている。
第1実施形態のレンタルシステム1では、モバイルバッテリMBが、貸し出し機11から貸し出され、貸し出し機11に返却される。
一方、第2実施形態のレンタルシステム1では、モバイルバッテリMBが、貸し出し機11から貸し出されることも、貸し出し機11−2から貸し出されることもできる。また、モバイルバッテリMBは、貸し出し機11に返却されることも、貸し出し機11−2に返却されることもできる。
図4に示す例では、レンタルシステム1が、サーバ装置12を更に備えている。貸し出し機11、11−2、…と、サーバ装置12とは、ネットワークNWを介して相互に接続されている。サーバ装置12は、充放電状態情報管理部12Bと、物理状態情報管理部12Dと、貸し出し情報管理部12Jと、返却情報管理部12Kとを備えている。
充放電状態情報管理部12Bは、充放電状態情報取得部11Bが取得した充放電状態情報と、充放電状態情報取得部11−2Bが取得した充放電状態情報とを、ネットワークNWを介して取得して管理する。
物理状態情報管理部12Dは、物理状態情報取得部11Dが取得した物理状態情報と、物理状態情報取得部11−2Dが取得した物理状態情報とを、ネットワークNWを介して取得して管理する。
貸し出し情報管理部12Jは、貸し出し情報生成部11Jが生成したモバイルバッテリMBの貸し出し場所の情報と、貸し出し情報生成部11−2Jが生成したモバイルバッテリMBの貸し出し場所の情報とを、ネットワークNWを介して取得して管理する。
返却情報管理部12Kは、返却情報生成部11Kが生成したモバイルバッテリMBの返却場所の情報と、返却情報生成部11−2Kが生成したモバイルバッテリMBの返却場所の情報とを、ネットワークNWを介して取得して管理する。
図4に示す例では、貸し出し機11の割引料算出部11Iと、貸し出し機11−2の割引料算出部11−2Iとは、モバイルバッテリMBの返却場所に応じた割引料を算出する。例えば、モバイルバッテリMBが貸し出し機11によって貸し出され、貸し出し機11に返却される場合に、割引料算出部11Iが算出する割引料と、モバイルバッテリMBが貸し出し機11によって貸し出され、貸し出し機11−2に返却される場合に、割引料算出部11−2Iが算出する割引料とは異なる。
一例では、モバイルバッテリMBが貸し出し機11によって貸し出され、貸し出し機11に返却される場合に、割引料算出部11Iが算出する割引料は、モバイルバッテリMBが貸し出し機11によって貸し出され、貸し出し機11−2に返却される場合に、割引料算出部11−2Iが算出する割引料よりも大きい。
他の例では、モバイルバッテリMBが貸し出し機11によって貸し出され、貸し出し機11に返却される場合、および、モバイルバッテリMBが貸し出し機11によって貸し出され、貸し出し機11−2に返却される場合のうち、返却後のモバイルバッテリMBの輸送コストが低い場合に、割引料算出部11Iが算出する割引料は、返却後のモバイルバッテリMBの輸送コストが高い場合に、割引料算出部11Iが算出する割引料よりも大きい。
図5は第2実施形態のレンタルシステム1において実行される処理の一例を示すフローチャートである。詳細には、図5はモバイルバッテリMBが貸し出し機11から貸し出され、貸し出し機11に返却される場合に第2実施形態のレンタルシステム1において実行される処理の一例を示すフローチャートである。
図5に示す例では、ステップS20において、ステップS10と同様に、貸し出し機11の充電部11Aが、例えばモバイルバッテリMBの貸し出し前に、ケーブル13を介して、そのモバイルバッテリMBに対する充電を行う。
ステップS21では、ステップS11と同様に、貸し出し機11の充放電状態情報取得部11Bが、そのモバイルバッテリMBの充放電状態検出部MB1に記憶されている充放電状態情報(そのモバイルバッテリMBの過去の利用状況を示す情報)を、ケーブル13を介して取得する。
次いで、ステップS22において、ステップS12と同様に、例えば貸し出し機11の充放電状態情報提供部11Cは、充放電状態情報取得部11Bが取得した充放電状態情報を、レンタルシステム1のユーザに提供する。
ステップS23では、ステップS13と同様に、貸し出し機11の物理状態情報取得部11Dが、そのモバイルバッテリMBの物理状態検出部MB3に記憶されている物理状態情報(そのモバイルバッテリMBの過去の扱われ方を示す情報)を、ケーブル13を介して取得する。
次いで、ステップS24において、ステップS14と同様に、例えば貸し出し機11の物理状態情報提供部11Eは、物理状態情報取得部11Dが取得した物理状態情報を、レンタルシステム1のユーザに提供する。
ステップS25では、ステップS15と同様に、貸し出し機11の殺菌処理部11Fが、そのモバイルバッテリMBに対する殺菌処理を行う。
ステップS26において、ステップS16と同様に、貸し出し機11の殺菌処理状況提示部11Gは、殺菌処理部11FがモバイルバッテリMBに対する殺菌処理を行う状況をレンタルシステム1のユーザに提示する。
ステップS29Aにおいて、貸し出し機11の貸し出し情報生成部11Jは、モバイルバッテリMBの貸し出し場所が貸し出し機11である旨の情報を生成する。
ステップS27(そのモバイルバッテリMBの返却時)において、ステップS17と同様に、貸し出し機11の利用状況良否判定部11Hは、レンタルシステム1のユーザによるそのモバイルバッテリMBの利用中に物理状態情報取得部11Dが取得した物理状態情報に基づいて、そのモバイルバッテリMBの利用状況の良否を判定する。
次いで、ステップS28において、ステップS18と同様に、貸し出し機11の割引料算出部11Iは、そのユーザによるモバイルバッテリMBの利用状況の良否に応じた割引料を算出する。
ステップS29Bにおいて、貸し出し機11の返却情報生成部11Kは、モバイルバッテリMBの返却場所が、貸し出し場所と同一の貸し出し機11である旨の情報を生成する。
次いで、ステップS29Cにおいて、貸し出し機11の割引料算出部11Iは、モバイルバッテリMBの貸し出し場所と返却場所とが異なる場合の割引料とは異なる割引料を算出する。
次いで、ステップS29Dにおいて、貸し出し機11の割引料算出部11Iは、ステップS27において算出された割引料と、ステップS29Cにおいて算出された割引料とを合算する。
第2実施形態のレンタルシステム1では、モバイルバッテリMBの貸し出しを行った貸し出し機11にモバイルバッテリMBを返却するモチベーションをレンタルシステム1のユーザに持たせることができる。
図6は貸し出し機11から貸し出されたモバイルバッテリMBが貸し出し機11−2に返却される時における第2実施形態のレンタルシステム1を示す図である。
図7は第2実施形態のレンタルシステム1において実行される処理の一例を示すフローチャートである。詳細には、図7はモバイルバッテリMBが貸し出し機11から貸し出され、貸し出し機11−2に返却される場合に第2実施形態のレンタルシステム1において実行される処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示す例では、ステップS30において、ステップS10と同様に、貸し出し機11の充電部11Aが、例えばモバイルバッテリMBの貸し出し前に、ケーブル13(図4参照)を介して、そのモバイルバッテリMBに対する充電を行う。
ステップS31では、ステップS11と同様に、貸し出し機11の充放電状態情報取得部11Bが、そのモバイルバッテリMBの充放電状態検出部MB1に記憶されている充放電状態情報(そのモバイルバッテリMBの過去の利用状況を示す情報)を、ケーブル13を介して取得する。
次いで、ステップS32において、ステップS12と同様に、例えば貸し出し機11の充放電状態情報提供部11Cは、充放電状態情報取得部11Bが取得した充放電状態情報を、レンタルシステム1のユーザに提供する。
ステップS33では、ステップS13と同様に、貸し出し機11の物理状態情報取得部11Dが、そのモバイルバッテリMBの物理状態検出部MB3に記憶されている物理状態情報(そのモバイルバッテリMBの過去の扱われ方を示す情報)を、ケーブル13を介して取得する。
次いで、ステップS34において、ステップS14と同様に、例えば貸し出し機11の物理状態情報提供部11Eは、物理状態情報取得部11Dが取得した物理状態情報を、レンタルシステム1のユーザに提供する。
ステップS35では、ステップS15と同様に、貸し出し機11の殺菌処理部11Fが、そのモバイルバッテリMBに対する殺菌処理を行う。
ステップS36において、ステップS16と同様に、貸し出し機11の殺菌処理状況提示部11Gは、殺菌処理部11FがモバイルバッテリMBに対する殺菌処理を行う状況をレンタルシステム1のユーザに提示する。
ステップS39Aにおいて、ステップS29Aと同様に、貸し出し機11の貸し出し情報生成部11Jは、モバイルバッテリMBの貸し出し場所が貸し出し機11である旨の情報を生成する。
ステップS37(そのモバイルバッテリMBの返却時)において、貸し出し機11−2の利用状況良否判定部11−2Hは、レンタルシステム1のユーザによるそのモバイルバッテリMBの利用中にモバイルバッテリMBの物理状態検出部MB3によって検出されて記憶されている物理状態情報に基づいて、そのモバイルバッテリMBの利用状況の良否を判定する。
次いで、ステップS38において、ステップS18と同様に、貸し出し機11−2の割引料算出部11−2Iは、そのユーザによるモバイルバッテリMBの利用状況の良否に応じた割引料を算出する。
ステップS39Bにおいて、貸し出し機11−2の返却情報生成部11−2Kは、モバイルバッテリMBの返却場所が、貸し出し場所とは異なる貸し出し機11−2である旨の情報を生成する。
次いで、ステップS39Cにおいて、貸し出し機11−2の割引料算出部11−2Iは、モバイルバッテリMBの貸し出し場所と返却場所とが同じ場合の割引料とは異なる割引料を算出する。
次いで、ステップS39Dにおいて、貸し出し機11−2の割引料算出部11−2Iは、ステップS37において算出された割引料と、ステップS39Cにおいて算出された割引料とを合算する。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。上述した各実施形態に記載の構成を組み合わせてもよい。
なお、上述した実施形態におけるレンタルシステム1が備える各部の機能全体あるいはその一部は、これらの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶部のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
1…レンタルシステム、11…貸し出し機、11A…充電部、11B…充放電状態情報取得部、11C…充放電状態情報提供部、11D…物理状態情報取得部、11E…物理状態情報提供部、11F…殺菌処理部、11G…殺菌処理状況提示部、11H…利用状況良否判定部、11I…割引料算出部、11J…貸し出し情報生成部、11K…返却情報生成部、13…ケーブル、MB…モバイルバッテリ、MB1…充放電状態検出部、MB2…充放電状態情報提供部、MB3…物理状態検出部、MB4…物理状態情報提供部、MT…モバイル端末、MT1…充放電状態情報提供部、MT2…物理状態情報提供部、CB…ケーブル、11−2…貸し出し機、11−2A…充電部、11−2B…充放電状態情報取得部、11−2C…充放電状態情報提供部、11−2D…物理状態情報取得部、11−2E…物理状態情報提供部、11−2F…殺菌処理部、11−2G…殺菌処理状況提示部、11−2H…利用状況良否判定部、11−2I…割引料算出部、11−2J…貸し出し情報生成部、11−2K…返却情報生成部、12…サーバ装置、12B…充放電状態情報管理部、12D…物理状態情報管理部、12J…貸し出し情報管理部、12K…返却情報管理部、NW…ネットワーク

Claims (7)

  1. モバイルバッテリの貸し出しを行う貸し出し機を備えるレンタルシステムであって、
    前記モバイルバッテリには、前記モバイルバッテリの充放電状態を検出し、充放電状態情報として記憶する充放電状態検出部と、前記モバイルバッテリの物理状態を検出し、物理状態情報として記憶する物理状態検出部とが備えられ、
    前記貸し出し機は、
    貸し出される前記モバイルバッテリに対する充電を行う充電部と、
    前記充放電状態検出部に記憶されている前記充放電状態情報を取得する充放電状態情報取得部と、
    前記物理状態検出部に記憶されている前記物理状態情報を取得する物理状態情報取得部とを備える、
    レンタルシステム。
  2. 前記貸し出し機は、
    前記物理状態情報取得部が取得した前記物理状態情報に基づいて、前記レンタルシステムのユーザによる前記モバイルバッテリの利用状況の良否を判定する利用状況良否判定部と、
    前記レンタルシステムのユーザによる前記モバイルバッテリの利用状況の良否に応じた割引料を算出する割引料算出部とを更に備える、
    請求項1に記載のレンタルシステム。
  3. 前記貸し出し機は、
    貸し出される前記モバイルバッテリに対する殺菌処理を行う殺菌処理部を更に備える、
    請求項1に記載のレンタルシステム。
  4. 前記殺菌処理部は、前記レンタルシステムのユーザの要求に応じて前記殺菌処理を行い、
    前記殺菌処理部が前記殺菌処理を行う場合に、前記貸し出し機は、前記レンタルシステムのユーザに対して前記殺菌処理部の使用料を要求し、
    前記貸し出し機は、
    前記レンタルシステムのユーザによる前記殺菌処理部の使用回数に応じた割引料を算出する割引料算出部を更に備える、
    請求項3に記載のレンタルシステム。
  5. 前記貸し出し機は、
    前記殺菌処理部が前記モバイルバッテリに対する殺菌処理を行う状況を前記レンタルシステムのユーザに提示する殺菌処理状況提示部を更に備える、
    請求項3または請求項4に記載のレンタルシステム。
  6. 前記モバイルバッテリの返却を受け付ける他の貸し出し機とサーバ装置とを更に備え、
    前記貸し出し機は、前記モバイルバッテリの返却を受け付け、
    前記貸し出し機は、
    前記モバイルバッテリの返却場所に応じた割引料を算出する割引料算出部と、
    前記モバイルバッテリの貸し出し場所の情報を生成する貸し出し情報生成部と、
    前記モバイルバッテリの返却場所の情報を生成する返却情報生成部とを備え、
    前記他の貸し出し機は、
    前記モバイルバッテリの返却場所に応じた割引料を算出する他の割引料算出部と、
    前記モバイルバッテリの返却場所の情報を生成する他の返却情報生成部とを備え、
    前記サーバ装置は、
    前記貸し出し情報生成部が生成した前記モバイルバッテリの貸し出し場所の情報を管理する貸し出し情報管理部と、
    前記返却情報生成部または前記他の返却情報生成部が生成した前記モバイルバッテリの返却場所の情報を管理する返却情報管理部とを備え、
    前記モバイルバッテリが前記貸し出し機によって貸し出され、前記貸し出し機に返却される場合に、前記割引料算出部が算出する割引料は、
    前記モバイルバッテリが前記貸し出し機によって貸し出され、前記他の貸し出し機に返却される場合に、前記他の割引料算出部が算出する割引料とは異なる、
    請求項1に記載のレンタルシステム。
  7. 貸し出し機によってモバイルバッテリの貸し出しを行うレンタル方法であって、
    前記モバイルバッテリには、前記モバイルバッテリの充放電状態を検出し、充放電状態情報として記憶する充放電状態検出部と、前記モバイルバッテリの物理状態を検出し、物理状態情報として記憶する物理状態検出部とが備えられ、
    前記貸し出し機が、貸し出される前記モバイルバッテリに対する充電を行う充電ステップと、
    前記貸し出し機が、前記充放電状態検出部に記憶されている前記充放電状態情報を取得する充放電状態情報取得ステップと、
    前記貸し出し機が、前記物理状態検出部に記憶されている前記物理状態情報を取得する物理状態情報取得ステップとを備える、
    レンタル方法。
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