JP2019119227A - 運搬用台車 - Google Patents

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Koji Fujimaru
晃二 藤丸
伸一 深田
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伸一 深田
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Abstract

【目的】立馳タイプの金属製屋根又は傾斜面なる金属製屋根を施工する際に資材や機器を運搬するための台車において、屋根等の斜面の上下方向に直交する方向に移動する際に、台座を常に地面に対して水平に保つと共に、馳等の障害物を容易に乗り越えることができる運搬用台車とすること。【構成】天板1と、天板1の前後下面位置に固着された軸支部2と、軸支部2に軸支された階段状シャフト3とを備えること。階段状シャフト3は、軸受シャフト部31の軸方向両端より互いに反対方向に延びたクランク部32と両クランク部32の先端より軸受シャフト部31側より外側方向に平行となるようにして車輪シャフト部33が形成されてなり、階段状シャフト3の軸受シャフト部31が、天板1の前後方向両側で平行に軸支部2に軸支され、車輪シャフト部33にはそれぞれ同一径の車輪部4が設けられてなること。【選択図】 図1

Description

本発明は、立馳タイプの金属製屋根又は傾斜面なる金属製屋根を施工する際に資材や機器を運搬するための台車において、屋根等の斜面の上下方向に直交する方向に移動する際に、台座を常に地面に対して水平に保つと共に、馳等の障害物を容易に乗り越えることができる運搬用台車に関するものである。
従来より、金属製屋根における葺き材の形状は、寄棟屋根・切妻屋根・片流れ屋根等のように屋根の形状において勾配がついた形状が多く、平坦且つ水平なものは少ない。また、一般に金属屋根では流れ方向に沿って屋根材を葺くことが多く、これを立葺きと呼んでいる。
金属屋根は大きく分けて折版タイプとフラットタイプに分けられ、本件はフラットタイプの施工に使用される運搬用台車に関するものである。尚、屋根の勾配角θに対して、その位置の高い方を水上側と呼び、低い方を水下側と呼ぶ。さらに、雨水が流れる方向を、流れ方向と呼び、これに直交する横方向を桁行(けたゆき)方向と呼ぶ。本発明における運搬用台車は、桁行方向に移動するときに好適なものである。
金属屋根の施工において、使用される材料は、下地材(ボード等)、防湿剤(アスファルトルーフィング)、屋根材(溝板ともいう)、屋根材を固定するための吊り子、ボルト,ビス,ナット等の固着具等多くの資材を用いられる。施工するためには事前準備としてこれら資材を屋根上へストックヤードを設け、ここに仮置きし、そこから所定の位置に運搬しなければならなかった。
施工する際に、資材を複数箇所に点在させる場合もあるが、クレーンの関係や施工作業の邪魔になるため、前記資材を1箇所にまとめて置く場合もある。そのため、資材を使う毎に、仮置きした場所から資材を運ぶことになる。
資材運搬は、屋根の流れ方向だけでなく桁行方向にも運ばなければならない場合も少なくない。資材運搬に際しては、資材を載置することができる台車を使用することが多い。台車は、屋根の桁行方向に移動する際には、勾配角θにより台車が幅方向に傾いてしまい、載置された資材が屋根の流れ方向に沿って落下する危険もある。さらに、屋根上を移動する場合には台車のタイヤが馳に当たり移動が難しく、また、馳を傷つけたり、倒したりするため、台車を用いられることは少なかった。
そのため、人員の不足する現場においては、資材や機器の運搬は作業者にとって大きな負担であり、補助作業である運搬は、これが行われないと屋根の葺成作業を行うことができない。運搬作業がスムースに行われることは、そのあとの作業においても大きな要因であり、省力化や合理化が求められてきた。
一般的な台車では、天板も勾配と同じ傾きになるため荷が落下する危険があるため、勾配のある屋根を横断することができなかった。また、馳などの障害物を乗り越えるようとすると、却って馳を傷つけてしまい、屋根としての機能を低下させる虞があった。
また、勾配の傾きに対して資材を傾けることなく荷を運搬するように、特許文献1が存在しているが、一度荷台を設置すると、流れ方向には比較的移動し易いが、桁行方向には再度設置する作業が増えてしまうことや、荷が積載されている状態での搬送は重量が重いため少人数での作業員での移動がし難く、容易に設置することが困難である。
特開2000−274021号公報
このため、本発明が解決しようとする課題(技術的課題又は目的等)は、金属屋根の施工において、資材運搬の際に、資材が載置される天板が常時水平面を保持し、馳などの屋根材を傷つけることなく容易に乗り越えて運搬できると共に、作業員一人でも簡単に運搬することが可能な運搬用台車を実現することである。
そこで、発明者は、鋭意、研究を重ね上記課題を解決するため、請求項1の発明を、天板と、該天板の前後下面位置に固着された軸支部と、該軸支部に軸支された階段状シャフトとを備え、該階段状シャフトは、軸受シャフト部の軸方向両端より互いに反対方向に延びたクランク部と両該クランク部の先端より前記軸受シャフト部側より外側方向に平行となるようにして車輪シャフト部が形成されてなり、前記階段状シャフトの前記軸受シャフト部が、前記天板の前後方向両側で平行に前記軸支部に軸支され、前記車輪シャフト部にはそれぞれ同一径の車輪部が設けられてなる運搬用台車としたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の発明を、請求項1に記載の運搬用台車において、前記階段状シャフトの両端の前記クランク部の反対方向は180度程度であると共に、その長さは同一に形成されてなる運搬用台車としたことにより、上記課題を解決した。請求項3の発明を、請求項1又は2に記載の運搬用台車において、前記階段状シャフトの前記軸受シャフト部,前記クランク部,前記車輪シャフト部は、それぞれ別部材が連続状に固着されてなる運搬用台車としたことにより、上記課題を解決した。
請求項4の発明を、請求項1又は2に記載の運搬用台車において、前記階段状シャフトの前記軸受シャフト部,前記クランク部,前記車部シャフト部は、1本の金属棒が折り曲げられて一体形成されてなる運搬用台車としたことにより、上記課題を解決した。請求項5の発明を、請求項1,2,3又は4の何れか1項に記載の運搬用台車において、前記車輪部は同一形状のタイヤとしてなる運搬用台車としたことにより、上記課題を解決した。請求項6の発明を、請求項1,2,3,4又は5の何れか1項に記載の運搬用台車において、前記軸支部と前記階段状シャフト間の摩擦係数を大きくした運搬用台車としたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明においては、運搬用台車は、屋根の桁行方向に移動するときに屋根の勾配に係らず天板が傾くことなく該天板を常時、平坦に保ちつつ移動することができる。また、車輪部が馳に当たるときの動作については、軸支部と階段状シャフトを介して装着された天板前方側の一対の車輪部と、天板後方側の一対の車輪部によって、運搬用台車は移動時に馳を容易に乗り越えて移動することができる。つまり、天板前方側に階段状シャフトに装着された一対の車輪部は、天板の前後方向にずれた状態にあるときに、先行する車輪がが、まず前記馳を乗り越えるために、上へ移動する。このとき、後行の車輪部は下へ動くため、先行の車輪部が下から持ち上げるような状態になるため、馳を乗り越えやすくする。この動作が天板の後方側の車輪部でも行われるため、馳に対して問題なく運搬用台車の移動が行われる。
請求項2の発明においては、階段状シャフトの両端の前記クランク部の反対方向を180度にすることで、異なる勾配角の屋根を運搬する際に、階段状シャフトを傾けさせ易くすることができる。請求項3の発明においては、階段状シャフトを別部材とすることで、運搬用台車の組み立て易さを向上させると共に、容易に分解できることで持ち運び易くすることができる。また、請求項4の発明においては、階段状シャフトを1本の金属線とすることで、運搬用台車全体の重量を軽量化させると共に、製造時のコストを削減させることができる。
請求項5の発明においては、同一のタイヤを用いることで、安定した運搬をすることができる。また、請求項6の発明においては、軸支部と、階段状シャフト間の摩擦係数を大きくしたことで、運搬用台車を安定させ、馳等の障害物を乗り越える際や、運搬時に、安定して移動することができる。
(A)は本発明の第1実施形態の一部切除した斜視図、(B)は桁行方向に本発明を設置したときの状態を示す正面図である。 (A)は急勾配な斜面に設置した第1実施形態の軸支部,階段状シャフト及び車輪部の斜視図、(B)は(A)の側面図、(C)は(A)の正面図である。 (A)は緩勾配な斜面に設置した第1実施形態の軸支部,階段状シャフト及び車輪部の斜視図、(B)は(A)の側面図、(C)は(A)の正面図である。 (A)は水平面に設置した第1実施形態の軸支部,階段状シャフト及び車輪部の斜視図、(B)は(A)の側面図、(C)は(A)の正面図である。 (A)は本発明の第2実施形態の軸支部,階段状シャフト及び車輪部の一部断面にした平面図、(B)は本発明の第2実施形態において軸支部にロックボルトを付加した軸支部,階段状シャフト及び車輪部の一部断面にした平面図である。 (A)は急勾配な斜面の設置に対応した本発明の第1実施形態の側面図(B)は緩勾配な斜面の設置に対応した本発明の第1実施形態の側面図である。 (A)は水平面の設置に対応した本発明の第1実施形態の側面図、(B)(A)の底面図である。 (A)乃至(D)は、本発明における第1実施形態で立馳部を乗り越える際の行程図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。本発明の運搬用台車は、主に建築現場等の作業場において、資材,道具,装置等を所定の位置に運搬することに使用される。特に、本発明の運搬用台車は、屋根等の施工面9が傾斜する現場において、資材が載置される天板1が常時水平状態を保持できるようにしたものである。
ここで、施工面9とは、建築現場における屋根,壁等を施工する面のことであり、該施工面9は勾配を有する傾斜面又は水平面である。また、施工面9の傾斜する方向を流れ方向と称し、該流方向に直交する方向を桁行方向と称する。図1乃至図8は本発明の第1実施形態及び第2実施形態が記載されている。これらの実施形態の運搬用台車は、平面に持ち手部5及び底面に軸支部2を備えた天板1と、該軸支部2に軸支された、車輪部4を備えた階段状シャフト3とで構成されている。
先ず、本発明の運搬用台車の第1実施形態について、図1乃至図8に基づいて説明する。図1(A)及び図6(A)に示すように、前記天板1は平板状で長方形に形成されている。天板1の長方形における長辺に沿う側を前後方向とする。また、天板1の短辺側を幅方向とする。また、天板1において前記持ち手部5が装着されている側を後方側とし、その反対側を前方側とする。
また、該天板1の底面には、平面的に見て四隅に軸支部2が設けられている。該軸支部2は、階段状シャフト3の軸受シャフト部31の両端を軸支するための軸受孔21が設けられている。階段状シャフト3は、それぞれ連続状に固着された、前記軸受シャフト部31とクランク部32,32及び車輪シャフト部33,33が一体化されたものである。
次に、図1(A)及び図2(A)に示すように、階段状シャフト3は、運搬用台車の前輪部において、前記クランク部32,32は、軸受シャフト部31の両端より該軸受シャフト部31の軸芯を中心にして互いに反対方向に延びるように設けられている〔図1(B),図2(C)等参照〕。ここで、本発明の第1実施形態ではその反対方向の角度を180度としている。つまり、それぞれのクランク部32は、軸受シャフト部31の軸方向に対して直角となるように設けられている〔図1(B),図2(C)等参照〕。
軸受シャフト部31に対して、その軸方向両側に設けられたクランク部32,32及び車輪シャフト部33,33の構成形状は、前記軸受シャフト部31の軸方向中心位置を中心点とする点対称となる〔図2(C)参照〕。また、該クランク部32,32の前記軸受シャフト部31側より外側の端部には前記車輪シャフト部33,33が設けられている。さらに、該車輪シャフト部33,33の前記クランク部32,32側より外側の端部には車輪部4,4が設けられている。
車輪部4,4は、台車全体を移動可能とするために、回転できるように前記車輪シャフト部33,33に設けられている。また、両前記車輪部4,4は、通常のタイヤ41が使用されるものであり、後述する屋根等の施工面9の馳(立馳部)91等を乗り越え易くするためにバルーンタイヤ(低圧タイヤ)を使用しているが、一般的に用いられているゴム性のタイヤでも良い。また、車輪部4の別の実施形態としては、特に図示しないが、合成樹脂製またはゴム製のロール状の車輪が使用されても構わない。
図2(A)に示すように、前記クランク部32,32は前記軸受シャフト部31と前記車輪シャフト部33,33を連結固定するように設けられているため、前記軸受シャフト部31を回転させようとすると、軸方向両端のクランク部32,32を介した車輪シャフト部33も一体的に回転するように構成されている。つまり、クランク部32及び車輪シャフト部33は、軸受シャフト部31の軸芯を回転中心として回転する〔図2(B),図3(B),図4(B),図6,図7(A)等参照〕。
また、図4,図7(B)に示すように、水平面において車輪部4,4が地面に接地したとき、軸受シャフト部31と車輪シャフト部33,33は平面的にみて平行を保つように構成され、これらを固定するクランク部32,32は軸受シャフト部31と車輪シャフト部33,33に対して垂直となるように構成されている。
さらに、前記軸受シャフト部31の両端のクランク部32,32の片側のクランク部32は、軸受シャフト部31に対して台車の進行方向側に設けられ、一方のクランク部32は進行方向逆側に設けられている。これらの階段状の構成は、後述する馳(立馳部)91を容易に乗り越える動作ができるようにするためであり、片側の車輪部4が地面に対して上方向に傾けられたとき、他方の車輪部4は、軸受シャフト部31に固定された車輪シャフト部33及びクランク部32が一体的に連動することにより下方向に傾けられるように[図6(A)参照]、構成しているためである。尚、運搬用台車の後輪部においても、前輪部と同様の構成をしている。
ここで、従来の一般的な台車の場合では、斜面(流れ方向)を桁行方向に移動する場合、台車全体が斜面(流れ方向)に沿って傾くため、天板も同じように傾き、天板上に載せた資材や機器は落下してしまう。しかしながら、本発明における階段状シャフト3を用いることで、上記構成により、図1(B)のように片側の車輪部4は上昇して接地し、相対する車輪部4は降下して接地するため、桁行方向のバランスが保たれ、天板1が傾斜状の施工面9の斜面(流れ方向)に対して水平に保たれるため傾くことなく移動することができる。
さらに、上記構成により、急勾配な斜面(流れ方向)〔図2(C)参照〕、緩勾配な斜面(流れ方向)〔図3(C)参照〕、水平面〔図4(C)参照〕等の屋根の勾配角θが異なる状況下においても、前記階段状シャフト3がこれらの屋根の勾配角θに合わせて自動的に傾く(回転する)ことにより、前記天板1が地面と水平に保たれ、該天板1は傾くことなく移動することができる。
次に、屋根等の施工面9の馳(立馳部)91等の障害物を移動する際は、次のような行程となる。まず、従来の一般的な台車の場合では、進行方向の車輪2つが馳に対して平行に設けられているため、これらの車輪が同時に馳に当接することから、馳を乗り越えるためには押し出す力が強く必要となる。
一方、本発明の運搬用台車では、先ず図8(A)に示すように、進行方向の馳91に対して、前輪部のうち一方の車輪部4が馳91に当接する。次に、馳91を乗り越えるために、前記車輪部4と共に該車輪部4側のクランク部32が上向きに傾いている。このとき、他方の車輪部4と該車輪部4側のクランク部32は、下向きに傾いている〔図8(B)参照〕。
次に、上向きに傾いていた車輪部4が馳91を乗り越えると、当該車輪部4と共にクランク部32は下向きに傾いていく。このとき、他方の車輪部4と該車輪部4側のクランク部32は、馳91を乗り越えるために上向きに傾いて馳91を乗り越えていく〔図8(C)及び(D)参照〕。尚、後輪部の車輪部4,4も、前輪部と同じように馳91を乗り越えることができる。
上述したように、馳91に接地する車輪部4が1つずつであるため、押し出す力も小さく、馳91にかかる衝撃も小さくなり馳91を傷めることが少ない。また、本発明の運搬用台車では、階段状シャフト3の構成によって、車輪部4が馳91に当ったときに当接側の車輪部4は上へ、連動する他方の車輪部4は下へ動くため、他方の車輪部4が下から当接側の車輪部4を持ち上げるようになり、馳91を乗り越えやすくする。この動作が後方の車輪部4にも行われるため、馳91があっても容易に移動が行われる。
図5(A)には本発明の第2実施形態が記載されている。この実施形態の運搬用台車は、背面に軸支部2を備えた天板1と、該軸支部2に軸支された、車輪部4を備えた階段状シャフト3とで構成されている。運搬用台車の前輪部において、軸支部2,2に軸支された階段状シャフト3が設けられ、該階段状シャフト3の両端には車輪部4,4が設けられている。
段階状シャフト3は、図5(A)に示すように、車輪部4,4が地面に接地したとき、平面的にみて階段状に形成されおり、その形状は、第1実施形態における軸受シャフト部31、クランク部32及び車輪シャフト部33の3部材を一体としたような金属棒の形状となっている。尚、運搬用台車の後輪部においても、前輪部と同様の構成をしている。
図5(B)に示すように、前記軸支部2,2にロックボルト7を設けることにより、該ロックボルト7を締め付けることで階段状シャフト3と該軸支部2,2を固定させることができる。具体的には、軸支部2の軸受孔21に到達して交わる螺子孔22が形成され、該螺子孔22にロックボルト7の螺子軸部が螺合される。
そして、ロックボルト7を締め付けることにより、軸受孔21内に挿入されている階段状シャフト3を押圧して、軸支部2の軸受孔21に階段状シャフト3を固定する構成である。階段状シャフト3が固定されることで、移動中の運搬用台車全体の安定性を保つことができる。前記ロックボルト7の設置は、前輪部または後輪部の片側、または、両方でも良く、さらには第1実施形態の運搬用台車にも設置することが可能である。
また、ロックボルト7以外には、前記軸支部2,2に設けられた軸受孔21を小さくすることや、階段状シャフト3を太くして、軸受孔21が階段状シャフト3に対して僅かにきつく軸支するような構成とし、前記軸支部2と該階段状シャフト3間の摩擦係数を大ききすることで、軸支部2と該階段状シャフト3間を固定状態に近づけるようにして、運搬用台車全体の安定性を保つ方法がある。第1実施形態及び第2実施形態において、前記天板1は板として説明したが、角パイプが方形状となって枠状物として設けても構成及び効果には影響しない。また、前記階段状シャフト3は、中実軸として構成したが、厚肉状のパイプ型とすることもある。
1…天板、2…軸支部、3…階段状シャフト、31…軸受シャフト部、
32…クランク部、33…車輪シャフト部、4…車部、41…タイヤ、5…持ち手部、
7…ロックボルト。

Claims (6)

  1. 天板と、該天板の前後下面位置に固着された軸支部と、該軸受に軸支された階段状シャフトとを備え、該階段状シャフトは、軸受シャフト部の軸方向両端より互いに反対方向に延びたクランク部と両該クランク部の先端より前記軸受シャフト部側より外側方向に平行となるようにして車輪シャフト部が形成されてなり、前記階段状シャフトの前記軸受シャフト部が、前記天板の前後方向両側で平行に前記軸支部に軸支され、前記車輪シャフト部にはそれぞれ同一径の車輪部が設けられてなることを特徴とする運搬用台車。
  2. 請求項1に記載の運搬用台車において、前記階段状シャフトの両端の前記クランク部の反対方向は180度程度であると共に、その長さは同一に形成されてなることを特徴とする運搬用台車。
  3. 請求項1又は2に記載の運搬用台車において、前記階段状シャフトの前記軸受シャフト部,前記クランク部,前記車輪シャフト部は、それぞれ別部材が連続状に固着されてなることを特徴とする運搬用台車。
  4. 請求項1又は2に記載の運搬用台車において、前記階段状シャフトの前記軸受シャフト部,前記クランク部,前記車部シャフト部は、1本の金属棒が折り曲げられて一体形成されてなることを特徴とする運搬用台車。
  5. 請求項1,2,3又は4の何れか1項に記載の運搬用台車において、前記車輪部は同一形状のタイヤとしてなることを特徴とする運搬用台車。
  6. 請求項1,2,3,4又は5の何れか1項に記載の運搬用台車において、前記軸支部と前記階段状シャフト間の摩擦係数を大きくしたことを特徴とする運搬用台車。
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