JP2019118247A - 充電制御システム、電力供給システム、充電制御方法、プログラム - Google Patents

充電制御システム、電力供給システム、充電制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】充電時間を変更可能とする。【解決手段】充電制御システム100は、中間バス11及び充電回路13を有する電力変換部10と、制御部20と、を備える。充電回路13は、中間バス11の電力を変換し、変換した電力で蓄電池90を充電する。制御部20は、充電回路13の動作モードとして第1充電モードが決定されると、複数の電源30のうちの一以上の電源30からなる第1の組み合わせから、中間バス11に電力を供給させる。制御部20は、充電回路13の動作モードとして第2充電モードが決定されると、許可電力源として、複数の電源30のうちの一以上の電源30からなり第1の組み合わせとは異なる第2の組み合わせから、中間バス11に電力を供給させる。【選択図】図1

Description

本開示は、一般に充電制御システム、電力供給システム、充電制御方法、プログラムに関し、より詳細には、蓄電池を充電する充電回路を備えた充電制御システム、電力供給システム、充電制御方法、プログラムに関する。
従来、電気自動車の充電制御装置が知られており、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の充電制御装置は、第1の直流電圧変換器と、双方向インバータと、第2の直流電圧変換器と、を備えている。
第1の直流電圧変換器は、入力側の端子が太陽光発電装置に接続されている。双方向インバータは、直流電圧の入出力用端子が第1の直流電圧変換器の出力側の端子に接続され、交流電圧の入出力用端子が系統電力線に接続されている。第2の直流電圧変換器は、入力側の端子が、第1の直流電圧変換器と双方向インバータとの間の第1のノードに接続され、出力側の端子が電気自動車に接続されている。
第1の直流電圧変換器は、太陽光発電装置で発電された直流電圧を変圧して第2の直流電圧変換器に出力する。第2の直流電圧変換器は、第1の直流電圧変換器から入力された直流電圧を、電気自動車によって定まる所定の急速充電電圧にさらに変圧して電気自動車に出力する。
この充電制御装置では、太陽光発電装置で発電された出力電圧が、所定の充電設定値より第1電圧だけ小さい場合に、双方向インバータが、第1電圧に等しい第2電圧を系統電力線から得て、出力電圧と第2電圧とを合成して第1のノードに出力する。
特開2010−41819号公報
電動車両が普及するに従い、電動車両の所有者の生活パターン、電動車両の使用の緊急度等に応じて、充電時間を変更可能な充電制御システムが望まれている。しかしながら、特許文献1では、充電制御装置が急速充電を行なうことしか開示されていない。つまり、特許文献1の充電制御装置では、充電時間を変更することができない。
本開示は上記事由に鑑みてなされており、充電時間を変更することが可能な充電制御システム、電力供給システム、充電制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る充電制御システムは、電力変換部と、制御部と、を備える。前記電力変換部は、複数の電源から電力が供給される中間バスと、蓄電池が着脱自在に接続されるコネクタと、前記中間バスの電力を変換し、変換した電力で前記コネクタに接続された前記蓄電池を充電する充電回路と、を備える。前記制御部は、前記電力変換部の動作を制御する。前記制御部は、前記充電回路の複数の動作モードの中から、前記充電回路を動作させる動作モードを決定する。前記制御部は、決定した前記動作モードに応じて、前記複数の電源のうちの少なくとも一つの電源を、前記中間バスへの電力の供給が許可された許可電力源として選択する。前記制御部は、前記許可電力源から前記中間バスに電力が供給され、決定した前記動作モードで前記充電回路が動作するように、前記電力変換部を動作させる。前記複数の動作モードは、第1充電モードと、所定量の電荷を前記第1充電モードよりも短時間で前記蓄電池に蓄積させる第2充電モードと、を含む。前記制御部は、前記充電回路の前記動作モードとして前記第1充電モードが決定されると、前記許可電力源として、前記複数の電源のうちの一以上の電源からなる第1の組み合わせを選択する。前記制御部は、前記充電回路の前記動作モードとして前記第2充電モードが決定されると、前記許可電力源として、前記複数の電源のうちの一以上の電源からなり前記第1の組み合わせとは異なる第2の組み合わせを選択する。
本開示の一態様に係る電力供給システムは、上記の充電制御システムと、前記複数の電源のうちの少なくとも一つと、を備える。
本開示の一態様に係る充電制御方法は、電力変換部の動作を制御する方法である。前記電力変換部は、複数の電源から直流の電力が供給される中間バスと、蓄電池が着脱自在に接続されるコネクタと、前記中間バスの電力を変換し、変換した電力で前記コネクタに接続された前記蓄電池を充電する充電回路と、を備える。前記充電制御方法は、第1〜第3ステップを含む。前記第1ステップでは、前記充電回路の複数の動作モードの中から、前記充電回路を動作させる動作モードを決定する。前記第2ステップでは、決定した前記動作モードに応じて、前記複数の電源のうちの少なくとも一つの電源を、前記中間バスへの電力の供給が許可された許可電力源として選択する。前記第3ステップでは、前記許可電力源から前記中間バスに電力が供給され、決定した前記動作モードで前記充電回路が動作するように、前記電力変換部を動作させる。前記複数の動作モードは、第1充電モードと、所定量の電荷を前記第1充電モードよりも短時間で前記蓄電池に蓄積させる第2充電モードと、を含む。前記充電回路の前記動作モードとして前記第1充電モードが決定されると、前記許可電力源として、前記複数の電源のうちの一以上の電源からなる第1の組み合わせを選択する。前記充電回路の前記動作モードとして前記第2充電モードが決定されると、前記許可電力源として、前記複数の電源のうちの一以上の電源からなり前記第1の組み合わせとは異なる第2の組み合わせを選択する。
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータで実行されたときに、コンピュータに上記の充電制御方法を実行させる。
本開示の充電制御システム、電力供給システム、充電制御方法、プログラムは、充電時間を変更することが可能となるという利点がある。
図1は、本開示の一実施形態に係る充電制御システムを備えた電力供給システムを示すブロック図である。 図2は、同上の充電制御システムにより蓄電池を充電しない場合の動作を示すパターン図である。 図3は、同上の充電制御システムにより蓄電池を充電しない場合の別の動作を示すパターン図である。 図4は、同上の充電制御システムにより蓄電池を充電するときの動作を示すフローチャートである。 図5は、同上の充電制御システムにより蓄電池を充電する場合の動作を示すパターン図である。 図6は、同上の充電制御システムにより蓄電池を充電する場合の別の動作を示すパターン図である。
(1)概要
本実施形態の充電制御システム100は、電動車両9等の移動体に設けられた蓄電池(第1蓄電池)90を充電するためのシステム(装置)である。充電制御システム100は、複数の電源30から需要家施設の負荷8に電力を供給するための電力供給システム200の一部を構成する。ここでいう「需要家施設」は、電力の需要家が管理し、使用する施設を意味する。本実施形態では、一例として、このような充電制御システム100(電力供給システム200)が、戸建住宅、集合住宅等の住宅施設に導入される場合、すなわち需要家施設が住宅施設である場合を想定して説明するが、これには限定されない。充電制御システム100は、例えば、オフィスビル、病院、商業施設及び学校等の非住宅施設に導入されてもよい。
また、以下では、蓄電池90の充電を制御する方式として、CHAdeMO(登録商標)方式に準じた方式が採用されている場合を例に説明する。この方式では、充電制御システム100が、システムの動作情報を電動車両9に送る。そして、電動車両9に搭載されている電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)が、残量や温度など蓄電池の状況に応じた充電電流値を計算する。充電制御システム100は、CAN(Controller Area Network)通信によって電動車両9から充電電流値の指示を受け、指示に従って出力電流値を制御する。ただし、この例に限らず、本実施形態に係る充電制御システム100は、充電を制御する方式として他の方式を適用することも可能である。
図1に示すように、本実施形態の充電制御システム100は、電力変換部10と、電力変換部10の動作を制御する制御部20と、を備える。
電力変換部10は、中間バス11と、コネクタ12と、充電回路13と、を備えている。
中間バス11には、複数の電源30から電力が供給される。本実施形態では、複数の電源30は、電力系統31と、定置型の蓄電池(第2蓄電池32)と、太陽光発電設備33と、を含む。
コネクタ12には、電動車両9の蓄電池90が、着脱自在に接続される。
充電回路13は、ここではDC/DCコンバータであって、中間バス11とコネクタ12との間に介在する。コネクタ12は、充電ケーブル120を介して充電回路13に接続されている。充電回路13は、中間バス11の電力を変換し、変換した電力でコネクタ12に接続された蓄電池90を充電する。
本実施形態では、充電回路13の動作モードは、第1充電モード(通常充電モード)と、所定量の電荷を第1充電モードよりも短時間で蓄電池90に蓄積させる第2充電モード(急速充電モード)と、を含んでいる。
制御部20は、電力変換部10の動作を制御する。制御部20は、少なくとも充電回路13の動作を制御する。制御部20は、複数の電源30から中間バス11に供給された電力を、充電回路13で所望の直流電力に変換させて、コネクタ12に接続された蓄電池90を充電させる。
制御部20は、蓄電池90の充電時、複数の動作モード(第1充電モード、第2充電モードを含む)の中から、充電回路13を動作させる一つの動作モードを決定する。また、制御部20は、決定した動作モードに応じて、複数の電源30(31,32,33)のうちの少なくとも一つの電源30を、中間バス11への電力の供給が許可された許可電力源として選択する。そして、制御部20は、決定した動作モード及び選択した許可電力源に基づいて、電力変換部10を動作させる。一具体例において、制御部20は、許可電力源(のみ)から中間バス11に電力が供給され、決定した動作モードで充電回路13が動作するように、電力変換部10を動作させる。
制御部20は、充電回路13の動作モードとして第1充電モードが決定されると、許可電力源として、複数の電源30のうちの一以上の電源30からなる第1の組み合わせを選択する。制御部20は、充電回路13の動作モードとして第2充電モードが決定されると、許可電力源として、複数の電源30のうちの一以上の電源30からなる第2の組み合わせを選択する。第2の組み合わせは、第1の組み合わせとは異なる。なお、本開示における「組み合わせ」の意味は、電源30を1つのみ含む場合も、包含する。
つまり、制御部20は、第1充電モードで充電回路13を動作させる場合には、第1の組み合わせを構成する一以上の電源30のうちの一部又は全部から、中間バス11に電力を供給させる。一方、制御部20は、第2充電モードで充電回路13を動作させる場合には、第2の組み合わせを構成する一以上の電源30のうちの一部又は全部から、中間バス11に電力を供給させる。
一例において、第1の組み合わせは、第2蓄電池32と太陽光発電設備33とを含み、第2の組み合わせは、電力系統31と第2蓄電池32と太陽光発電設備33とを含む。一例において、第2の組み合わせは、第1の組み合わせに加えて電力系統31を含む。
上記のように、本実施形態の充電制御システム100では、充電回路13の動作モードが、第1充電モード(通常充電モード)と第2充電モード(急速充電モード)とを含んでいる。したがって、蓄電池90(電動車両9)の所有者の生活パターン等に応じて、蓄電池90の充電時間を変更することが可能となる。すなわち、蓄電池90の充電の緊急度等に応じて、第1充電モードにより通常充電を行なうか、第2充電モードにより急速充電を行なうかを使い分けることが可能となる。また、充電回路13を第2充電モードで動作させることで、短時間で蓄電池90を充電させることが可能となる。
また、上記のように、本実施形態の充電制御システム100では、制御部20が、第1充電モードと第2充電モードとで、複数の電源30のうち異なる電源30の組み合わせから中間バス11に電力を供給させる。すなわち、充電回路13の動作モードに応じて、中間バス11に電力を供給させる電源30が変更される。したがって、例えば第2の組み合わせを適切に設定することで、各電源30の電力供給能が小さい場合でも急速充電を実現することが可能となる。また、第2の組み合わせを適切に設定することで、第2充電モードで充電回路13を動作させるとき(急速充電時)に電力変換部10にかかる負荷を、軽減することが可能となる。
(2)詳細
本実施形態に係る充電制御システム100について、図1〜図6を参照してより詳細に説明する。
上述のように、充電制御システム100は、電力供給システム200の一部を構成する。
(2−1)電力供給システムの構成
電力供給システム200は、充電制御システム100に加えて、少なくとも一つの電源30を備えている。本実施形態の電力供給システム200は、充電制御システム100に加えて、分電盤310と、第2蓄電池32と、太陽光発電設備33と、を備えている。
分電盤310は、需要家施設に設けられており、複数の電源30のうちの一つである電力系統31からの交流電力を、需要家施設内の負荷(電気機器)8に分配する。分電盤310は、図示しない主幹ブレーカ、分岐ブレーカ、分散電源用ブレーカ、及び、これらを収納するキャビネット等を備えている。主幹ブレーカは、電力系統31の幹線電路に接続されており、幹線電路から一例として単相3線200Vの交流電力が供給される。分岐ブレーカは分岐電路に接続されており、分岐電路には負荷8が接続されている。分岐電路には、分電盤310から一例として単相2線100Vの交流電力が供給され、負荷8は、分岐電路に供給される交流電力により動作する。分電盤310は、分散電源用ブレーカを介して電力変換部10に接続されており、電力変換部10に交流電力を供給することが可能である。
図1に示すように、幹線電路には、幹線電路を通過する電力を計測する電力メータ311が設けられている。電力メータ311は、電力系統31と分電盤310との間で授受される電力を測定し、その測定結果を制御部20へ送信する。電力メータ311と制御部20との間の通信は、無線通信、有線通信のいずれであってもよい。
第2蓄電池32は、複数の電源30のうちの一つであって、需要家施設に設けられている定置型の蓄電池である。第2蓄電池32は、例えばリチウムイオン電池等の二次電池を備えている。第2蓄電池32は、電力変換部10に接続されている。第2蓄電池32は、電力変換部10からの電力により充電される。また、第2蓄電池32は、放電することにより電力変換部10に電力を供給する。
太陽光発電設備33は、複数の電源30のうちの一つであって、需要家施設に設けられている。太陽光発電設備33は、太陽光を受けて発電する太陽電池を備えている。太陽光発電設備33は、発電電力が時間的に変動する分散型電源である。太陽光発電設備33は、電力変換部10に接続されている。太陽光発電設備33の発電電力は、電力変換部10に供給される。また、太陽光発電設備33の発電電力の情報(発電量等)は、制御部20に送信される。
(2−2)充電制御システムの構成
上述のように、充電制御システム100は、電力変換部10と、制御部20と、を備えている。
図1に示すように、電力変換部10は、中間バス11、コネクタ12、及び充電回路13に加えて、インバータ14と、第1DC/DCコンバータ15と、第2DC/DCコンバータ16と、を備えている。
中間バス11は、電力を伝送するための一つ以上の導体であり、ここでは一対の導体(高電位側の導体及び低電位側の導体)を備えている。低電位側の導体は、接地されている。中間バス11には、複数の電源30から、直流電力が供給される。
コネクタ12は、電動車両9の充電用のコネクタに着脱自在に接続される。ここでいう電動車両9は、蓄電池90を有し、蓄電池90に蓄積された電気エネルギーを用いて走行する車両である。電動車両9の例としては、例えば電動機の出力によって走行する電気自動車が挙げられるが、これに限られない。電動車両9は、たとえばエンジンの出力と電動機の出力とを組み合わせて走行するプラグインハイブリッド車、あるいはシニアカー、二輪車(電動バイク)、三輪車、電動自転車等であってもよい。また、電動車両9の充電用のコネクタは、蓄電池90に接続されている。
充電回路13は、中間バス11とコネクタ12との間に介在する。本実施形態の充電回路13は、単方向のDC/DCコンバータである。充電回路13の定格電力は、一例として10kWである。充電回路13の動作は、図示しない制御回路(以下、「第1制御回路」ともいう)によって制御される。第1制御回路は、充電回路13と同一の筐体内に配置されており、充電回路13と第1制御回路とで充電ユニット130が構成される。第1制御回路は、制御部20から、充電回路13の動作モードを指示する動作モード指令信号を受け取る。第1制御回路は、受け取った動作モード指令信号に基づいて、充電回路13が備える(複数の)スイッチング素子をPWM(Pulse Width Modulation)制御する。これにより、中間バス11の直流電力が、電動車両9の蓄電池90を充電するための直流の充電電力に変換されて、コネクタ12から出力される。つまり、充電回路13は、中間バス11からの直流電力を所定の大きさの直流電力に変換し、変換した直流電力をコネクタ12に出力する機能を有している。
充電回路13が収納される筐体の表面には、使用者の操作入力を受け付ける操作部131が設けられている。操作部131は、例えば、蓄電池90の充電開始のための操作入力を使用者から受け付ける。操作部131が受け付けた操作入力の情報は、制御部20に送信される。操作部131と制御部20との間の通信は、無線通信、有線通信のいずれであってもよい。
インバータ14は、電力系統31(分電盤310)と中間バス11との間に介在する。本実施形態のインバータ14は、双方向のDC/ACコンバータである。インバータ14の定格電力は、一例として5.5kWである。インバータ14の動作は、制御部20によって制御される。インバータ14は、インバータ14が備える(複数の)スイッチング素子が制御部20によってPWM制御されることで、電力系統31と中間バス11との間において、直流電圧から交流電圧、又は交流電圧から直流電圧への変換を行う。つまり、インバータ14は、中間バス11からの直流電力を交流電力に変換して電力系統31へ出力する機能と、電力系統31からの交流電力を直流電力に変換して中間バス11へ出力する機能と、を有する。
第1DC/DCコンバータ15、第2DC/DCコンバータ16の各々は、入力された直流電力を所望の直流電力に変換するDC/DCコンバータである。
第1DC/DCコンバータ15は、第2蓄電池32と中間バス11との間に介在する。本実施形態の第1DC/DCコンバータ15は、非絶縁方式の双方向のDC/DCコンバータである。第1DC/DCコンバータ15の定格電力は、一例として5kWである。第1DC/DCコンバータ15は、第2蓄電池32の出力する直流電力を所定の大きさの直流電力に変換し、変換した直流電力を中間バス11に出力する機能を有している。また、第1DC/DCコンバータ15は、中間バス11の直流電力を所定の大きさの直流電力に変換し、変換した直流電力を第2蓄電池32に出力する機能を有している。第1DC/DCコンバータ15の動作は、図示しない制御回路(以下、「第2制御回路」ともいう)によって制御される。第2制御回路は、第1DC/DCコンバータ15と同一の筐体内に配置されており、第1DC/DCコンバータ15と第2制御回路とでコンバータユニット150が構成される。第2制御回路は、制御部20から、第1DC/DCコンバータ15の動作を指示する動作指示信号を受け取る。第2制御回路は、動作指示信号に基づいて、第1DC/DCコンバータ15が備える(複数の)スイッチング素子をPWM制御することで、入力された直流電力を所定の大きさの直流電力に変換させる。
第2DC/DCコンバータ16は、太陽光発電設備33と中間バス11との間に介在する。本実施形態の第2DC/DCコンバータ16は、非絶縁方式の昇圧型のDC/DCコンバータである。第2DC/DCコンバータ16の定格電力は、一例として5.5kWである。第2DC/DCコンバータ16は、太陽光発電設備33からの直流電圧を昇圧し、昇圧した直流電圧を中間バス11に出力する機能を有している。第2DC/DCコンバータ16の動作は、制御部20よって制御される。制御部20は、第2DC/DCコンバータ16が備えるスイッチング素子をPWM制御することで、太陽光発電設備33からの直流電圧を昇圧させる。
制御部20は、電力変換部10の動作を制御する。本実施形態では、制御部20は、インバータ14及び第2DC/DCコンバータ16と同一の筐体内に配置されており、インバータ14、第2DC/DCコンバータ16及び制御部20でコンディショナユニット110が構成される。
制御部20は、例えば、1以上のプロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータにて構成されている。言い換えれば、制御部20は、1以上のプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムにて実現されており、1以上のプロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部20として機能する。プログラムは、ここでは制御部20のメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。制御部20は、例えば、FPGA(Field- Programmable Gate Array)、又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で構成されてもよい。
制御部20は、インバータ14のスイッチング素子をPWM制御することで、インバータ14の動作を制御する。制御部20は、第2DC/DCコンバータ16のスイッチング素子をPWM制御することで、第2DC/DCコンバータ16の動作を制御する。制御部20は、充電回路13の動作を制御する制御回路(第1制御回路)に、動作モード指令信号を送信することで、充電回路13の動作を制御する。制御部20は、第1DC/DCコンバータ15の動作を制御する制御回路(第2制御回路)に、動作指示信号を送信することで、第1DC/DCコンバータ15の動作を制御する。操作部131と第1制御回路及び第2制御回路との間の通信は、無線通信、有線通信のいずれでもよい。
(2−3)制御部による電力変換部の制御
以下、制御部20による電力変換部10の制御について説明する。
本実施形態では、コネクタ12に電動車両9の蓄電池90が接続されていない場合、制御部20は、例えば以下のように電力変換部10を動作させる。
まず、日中等、太陽光発電設備33が十分な太陽光を受けて発電している場合について、図2を参照して説明する。この場合、制御部20は、太陽光発電設備33からの電力を、第2DC/DCコンバータ16及び第1DC/DCコンバータ15を介して第2蓄電池32に供給させる(図2の経路A1参照)。これにより、充電制御システム100は第2蓄電池32を充電する。第2蓄電池32の充電が完了する(満充電になる、或いは所定の充電閾値まで充電される)と、制御部20は、太陽光発電設備33から、第2DC/DCコンバータ16及び中間バス11を介して、インバータ14に直流電力を供給させる。インバータ14は、入力された直流電力を交流電力に変換し、変換した交流電力を分電盤310(電力系統31)に出力する。これにより、太陽光発電設備33の発電する電力が、分電盤310に接続されている負荷8に供給される(図2の経路A2参照)。
太陽光発電設備33の発電電力が負荷8の消費電力を超えて、余剰電力が生じる場合、余剰電力を電力系統31に逆潮流させてもよい(図2の経路A3参照)。
その他、制御部20は、電力系統31(分電盤310)から、インバータ14及び第1DC/DCコンバータ15を介して第2蓄電池32に直流電力を出力させることで、第2蓄電池32を充電させてもよい(図2の経路A4参照)。例えば、電力系統31からの電力で第2蓄電池32を充電するか否かは、電力系統31から供給される商用電力の料金単価が安い夜間であるか否かに基づいて、決定されてもよい。
次に、天気が曇り又は雨、若しくは夜間など、太陽光発電設備33が十分な太陽光を受けることができず発電していない場合について、図3を参照して説明する。この場合、制御部20は、第2蓄電池32から、第1DC/DCコンバータ15を介して、インバータ14に直流電力を出力させることが可能である。インバータ14は、入力された直流電力を交流電力に変換し、変換した交流電力を分電盤310(電力系統31)に出力する。これにより、第2蓄電池32が放電する電力が、分電盤310に接続されている負荷8に供給される(図3の経路B1参照)。ただし、制御部20は、第2蓄電池32の残容量が、蓄電池90の充電に必要な電力量(必要蓄積量)を下回らないように、第2蓄電池32を放電させることが好ましい。例えば、制御部20は、第2蓄電池32の残容量が必要蓄積量まで低下すると、第2蓄電池32からの放電を停止することが好ましい。
一方、制御部20は、コネクタ12に電動車両9の蓄電池90が接続されて、操作部131で充電開始のための操作入力を受け付けると、電力変換部10を動作させて蓄電池90の充電を行なう。以下、蓄電池90を充電する場合の充電制御システム100の動作について、図4のフローチャート及び図5、図6を参照しながら説明する。
操作部131で充電開始の指示(操作入力)を受け付ける(S1)と、制御部20は、操作部131への操作入力に応じて、充電回路13の複数の動作モード(複数の動作モード候補)の中から、充電回路13を動作させる動作モードを決定する。操作部131は、例えば、充電回路13の動作モードを指定するためのモード受付ボタンを備えている。制御部20は、モード受付ボタンへの操作入力に応じて、充電回路13を動作させる動作モードを決定する。
本実施形態では、充電回路13の動作モードは、第1充電モード(通常充電モード)と、第2充電モード(急速充電モード)と、を含んでいる。制御部20は、例えばモード受付ボタンへの操作入力の有無に応じて、充電回路13の動作モードを第1充電モードとするか第2充電モードとするかを決定する(S2)。ここでは、制御部20は、モード受付ボタンへの操作入力が無ければ(S2:No)充電回路13の動作モードを第1充電モードと決定する(S3)。制御部20は、モード受付ボタンへの操作入力があれば(S2:Yes)充電回路13の動作モードを第2充電モードと決定する(S4)。
充電回路13の動作モードを決定すると、制御部20は、決定した動作モードに応じて、複数の電源30の中から許可電力源を選択する。許可電力源は、複数の電源30のうちで、中間バス11への電力の供給が許可された電源30である。充電回路13の動作モードとして第1充電モードが決定される(S3)と、制御部20は、許可電力源として、複数の電源30のうちの一以上の電源30からなる第1の組み合わせを選択する(S5)。一方、充電回路13の動作モードとして第2充電モードが決定される(S4)と、制御部20は、許可電力源として、複数の電源30のうちの一以上の電源30からなる第2の組み合わせを選択する(S6)。第1の組み合わせ及び第2の組み合わせは、例えば、制御部20を構成するコンピュータシステムのメモリに予め記憶されている。
本実施形態では、第1の組み合わせは、第2蓄電池32と太陽光発電設備33とを含み、第2の組み合わせは、電力系統31と第2蓄電池32と太陽光発電設備33とを含んでいる。つまり、第1の組み合わせは、電力系統31と第2蓄電池32とのうち第2蓄電池32のみを含み、第2の組み合わせは、電力系統31と第2蓄電池32とのうちの両方を含んでいる。本実施形態では、第2の組み合わせは、第1の組み合わせに加えて電力系統31を含んでいる。
つまり、制御部20は、日中等で太陽光発電設備33の発電電力がある(所定の閾値電力以上である)条件下で、充電回路13を第1充電モードで動作させる場合には、第2蓄電池32及び太陽光発電設備33から、中間バス11に電力を供給させる。制御部20は、第2蓄電池32及び太陽光発電設備33から中間バス11に供給された電力で、電動車両9の蓄電池90を充電させる(図5の経路C1,C2参照)。制御部20は、夜間等で太陽光発電設備33の発電電力がない(所定の閾値電力よりも小さい)条件下で、充電回路13を第1充電モードで動作させる場合には、第2蓄電池32から、中間バス11に電力を供給させる。制御部20は、第2蓄電池32から中間バス11に供給された電力で、電動車両9の蓄電池90を充電させる(図5の経路C2参照)。
一方、制御部20は、日中等で太陽光発電設備33の発電電力がある条件下で、充電回路13を第2充電モードで動作させる場合には、電力系統31、第2蓄電池32及び太陽光発電設備33から、中間バス11に電力を供給させる。制御部20は、電力系統31、第2蓄電池32及び太陽光発電設備33から中間バス11に供給された電力で、電動車両9の蓄電池90を充電させる(図6の経路D1,D2,D3参照)。制御部20は、夜間等で太陽光発電設備33の発電電力がない条件下で、充電回路13を第2充電モードで動作させる場合には、電力系統31及び第2蓄電池32から、中間バス11に電力を供給させる。制御部20は、電力系統31及び第2蓄電池32から中間バス11に供給された電力で、電動車両9の蓄電池90を充電させる(図6の経路D2,D3参照)。
つまり、本実施形態の制御部20は、許可電力源として第1の組み合わせを選択した場合(S5)、第1DC/DCコンバータ15(及び必要に応じて第2DC/DCコンバータ16)を動作させる(S7)。これにより、第2蓄電池32(及び太陽光発電設備33)から中間バス11に電力を供給させる。また、制御部20は、充電回路13を動作させることによって、中間バス11に供給された電力で電動車両9の蓄電池90を充電する(S8)。
一方、制御部20は、許可電力源として第2の組み合わせを選択した場合(S6)、インバータ14、第1DC/DCコンバータ15(及び必要に応じて第2DC/DCコンバータ16)を動作させる(S9)。これにより、電力系統31、第2蓄電池32(及び太陽光発電設備33)から中間バス11に電力を供給させる。また、制御部20は、充電回路13を動作させることによって、中間バス11に供給された電力で電動車両9の蓄電池90を充電する(S8)。
このように、蓄電池90を充電する場合には、電力変換部10の要素(インバータ14、第1DC/DCコンバータ15、第2DC/DCコンバータ16)のうちで、選択された許可電力源に応じた要素が電力変換を行ない、中間バス11に電力を供給する。
ここにおいて、充電回路13を第2充電モードで動作させる場合には、充電回路13を第1充電モードで動作させる場合よりも大きな電力を中間バス11に供給させる必要がある。このため、第2の組み合わせが、第1の組み合わせと同様に第2蓄電池32(及び太陽光発電設備33)のみを含む比較例の場合、夜間等に充電回路13を第2充電モードで動作可能とするためには、第1DC/DCコンバータ15も、第2充電モードで充電回路13が必要とする電力(例えば、10kW)を出力できる程度に大きな定格電力を有している必要がある。また、第2の組み合わせが第2蓄電池32(及び太陽光発電設備33)のみを含む場合、第1DC/DCコンバータ15(及び第2DC/DCコンバータ16)に大きな負荷がかかる可能性がある。
これに対して、本実施形態では、第2の組み合わせは、第1の組み合わせに加えて、電力系統31を含んでいる。したがって、第2充電モードで充電回路13が必要とする電力は、第1の組み合わせ(第2蓄電池32及び太陽光発電設備33)と、電力系統31と、から供給させればよい。このため、本実施形態の充電制御システム100によれば、各電源30(電力系統31、第2蓄電池32、太陽光発電設備33)の電力供給能が小さい場合でも、急速充電(充電回路13の第2充電モードの動作)を実現することが可能となる。また、電力変換部10の各要素(インバータ14、第1DC/DCコンバータ15、第2DC/DCコンバータ16)にかかる負荷を、軽減することが可能となる。
制御部20は、充電回路13の第2充電モードにおいて、太陽光発電設備33の発電電力がない場合、電力系統31よりも第2蓄電池32を優先して(図6の経路D3よりも経路D2を優先して)、中間バス11に電力を供給させることが好ましい。
優先の一態様として、制御部20が、電力系統31から中間バス11に供給される電力よりも第2蓄電池32から中間バス11に供給される電力が大きくなるように、インバータ14及び第1DC/DCコンバータ15を動作させてもよい。これにより、第2蓄電池32に蓄積された電力を有効に利用することが可能となり、電力系統31から充電制御システム100に供給される電力を低減させることが可能となる。
優先の一態様として、制御部20が、第2蓄電池32から中間バス11に供給される電力が一定の所定電力となるよう、第1DC/DCコンバータ15を定電力制御で動作させてもよい。このとき、制御部20は、コネクタ12(電動車両9)で必要な電力に応じて、電力系統31から中間バス11に供給させる電力が変化するようにインバータ14を動作させる。これにより、第1DC/DCコンバータ15を安定して動作させながら、蓄電池90を充電することが可能となる。ただし、制御部20は、電力メータ311を通過する電流の大きさが所定値(契約電流)を超えると予測される場合に、電力メータ311を通過する電流の大きさが所定値以下となるように、第2蓄電池32からの出力電力を上記の所定電力よりも増加させてもよい。
(3)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、制御部20と同様の機能は、充電制御方法、コンピュータプログラム、又はコンピュータプログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化されてもよい。
一態様に係る充電制御方法は、電力変換部10の動作を制御する方法である。電力変換部10は、中間バス11、コネクタ12、及び充電回路13を備える。中間バス11には、複数の電源30から直流の電力が供給される。コネクタ12には、蓄電池90が着脱自在に接続される。充電回路13は、中間バス11の電力をコネクタ12に出力して蓄電池90を充電する。充電制御方法は、第1〜第3ステップを含む。第1ステップでは、充電回路13の複数の動作モードの中から、充電回路13を動作させる動作モードを決定する。第2ステップでは、決定した動作モードに応じて、複数の電源30のうちの少なくとも一つの電源30を、中間バス11への電力の供給が許可された許可電力源として選択する。第3ステップでは、許可電力源から中間バス11に電力が供給され、決定した動作モードで充電回路13が動作するように、電力変換部10を動作させる。複数の動作モードは、第1充電モードと、所定量の電荷を第1充電モードよりも短時間で蓄電池90に蓄積させる第2充電モードと、を含む。充電回路13の動作モードとして第1充電モードが決定されると、許可電力源として、複数の電源30のうちの一以上の電源30からなる第1の組み合わせを選択する。充電回路13の動作モードとして第2充電モードが決定されると、許可電力源として、複数の電源30のうちの一以上の電源30からなり第1の組み合わせとは異なる第2の組み合わせを選択する。
一態様に係るプログラムは、コンピュータで実行されたときに、コンピュータに上記の充電制御方法を実行させる。
以下、上述の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示における充電制御システム100の制御部20は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、制御部20の機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよいし、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。
また、制御部20は、1つの装置で実現されているが、この構成に限定されない。制御部20の機能のうちの少なくとも1つの機能が、2つ以上のシステムに分散して設けられてもよい。制御部20の機能が、複数の装置に分散して設けられていてもよい。例えば、制御部20のある特定の機能が、複数のシステムに分散して設けられてもよい。また、制御部20の少なくとも一部の機能は、例えば、クラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されてもよい。
制御部20は、蓄電池90の充電の途中に、充電回路13の動作モードを変更してもよい。
制御部20は、操作部131への操作入力以外の要素も考慮して、充電回路13の動作モードを決定してもよい。例えば、制御部20は、時間帯を考慮して充電回路13の動作モードを決定してもよい。例えば、制御部20は、操作部131が第2充電モードを指定する操作入力を受け付けた場合でも、操作部131に商用電力の料金単価が相対的に高い時間帯であれば、第1充電モードで充電回路13を動作させ、操作部131に商用電力の料金単価が安い時間帯になると、充電回路13を第2充電モードで動作させてもよい。
制御部20は、充電回路13を第1充電モードで動作させているときに、第2蓄電池32の残容量が下限値まで低下すると、電力系統31から中間バス11への電力の供給を開始させてもよい。
制御部20は、コンディショナユニット110以外の場所に備えられていてもよい。例えば制御部20は、充電回路13と同一の筐体内に備えられていてもよいし、需要家施設の負荷8の動作を制御するHEMS(Home Energy Management System)のコントローラに備えられていてもよい。制御部20の機能のうち、インバータ14及び第2DC/DCコンバータ16を制御する機能をコンディショナユニット110に設け、充電回路の動作モードを決定する機能などをHEMSのコントローラなどに設けてもよい。
充電回路13は、双方向に電力を変換可能な双方向DC/DCコンバータであってもよい。
コネクタ12は、第1充電モード用の第1コネクタと、第2充電モード用の第2コネクタと、を備え、制御部20は、どちらのコネクタが電動車両9の充電用のコネクタに接続されているかに基づいて、充電回路13の動作モードを決定してもよい。
充電回路13の充電対象は、電動車両9が備える蓄電池90に限られない。例えば、電動車両9から着脱可能に取り外されたバッテリー、持ち運び可能な蓄電池ユニット等であってもよく、コネクタ12に対して取り付け取り外しが可能な蓄電池であればよい。
充電回路13の複数の動作モードは、第1充電モード及び第2充電モードに限られない。例えば、複数の動作モードは、第1充電モード及び第2充電モードに加えて、蓄電池90への充電速度が第1充電モード及び第2充電モードと異なる第3充電モードを含んでもよい。制御部20は、充電回路13を第3充電モードで動作させる場合、第1の組み合わせから中間バス11に電力を供給させてもよいし、第2の組み合わせから中間バス11に電力を供給させてもよいし、第3の組み合わせから中間バス11に電力を供給させてもよい。第3の組み合わせは、複数の電源30のうちの一以上の電源30からなり、第1及び第2の組み合わせの両方と異なる組み合わせである。
第1の組み合わせ、及び第2の組み合わせは、実施形態に例示したものに限られない。例えば、第1の組み合わせが、電力系統31のみを含み、第2の組み合わせが、電力系統31と第2蓄電池32とを含んでいてもよい。
制御部20は、第2蓄電池32の残容量に応じて、第2充電モードを禁止してもよい。制御部20は、操作部131で第2充電モードを指定する操作入力を受け付けたとしても、第2蓄電池32の残容量が所定の閾値よりも小さければ、充電回路13を第1充電モードで動作させてもよい。
電力供給システム200は、複数の電源30の一つとして、燃料電池を備えていてもよい。
(4)態様
以上説明した基本例及び変形例から明らかなように、第1の態様の充電制御システム(100)は、電力変換部(10)と、制御部(20)と、を備える。電力変換部(10)は、中間バス(11)と、コネクタ(12)と、充電回路(13)と、を備える。中間バス(11)には、複数の電源(30)から電力が供給される。コネクタ(12)には、蓄電池(90)が着脱自在に接続される。充電回路(13)は、中間バス(11)の電力を変換し、変換した電力でコネクタ(12)に接続された蓄電池(90)を充電する。制御部(20)は、電力変換部(10)の動作を制御する。制御部(20)は、充電回路(13)の複数の動作モードの中から、充電回路(13)を動作させる動作モードを決定する。制御部(20)は、決定した動作モードに応じて、複数の電源(30)のうちの少なくとも一つの電源(30)を、中間バス(11)への電力の供給が許可された許可電力源として選択する。制御部(20)は、許可電力源から中間バス(11)に電力が供給され、決定した動作モードで充電回路(13)が動作するように、電力変換部(10)を動作させる。複数の動作モードは、第1充電モードと、所定量の電荷を第1充電モードよりも短時間で蓄電池(90)に蓄積させる第2充電モードと、を含む。制御部(20)は、充電回路(13)の動作モードとして第1充電モードが決定されると、許可電力源として、複数の電源(30)のうちの一以上の電源(30)からなる第1の組み合わせを選択する。制御部(20)は、充電回路(13)の動作モードとして第2充電モードが決定されると、許可電力源として、複数の電源(30)のうちの一以上の電源(30)からなり第1の組み合わせとは異なる第2の組み合わせを選択する。
この構成によれば、充電回路(13)の動作モードが、第1充電モード(通常充電モード)と第2充電モード(急速充電モード)とを含んでいる。したがって、蓄電池(90)の所有者の生活パターン等に応じて、蓄電池(90)の充電時間を変更することが可能となる。また、充電回路(13)を第2充電モードで動作させることで、短時間で蓄電池(90)を充電させることが可能となる。また、上記のように、制御部(20)は、第1充電モードと第2充電モードとで、複数の電源(30)のうち異なる電源(30)の組み合わせから中間バス(11)に電力を供給させる。このため、例えば第2の組み合わせを適切に設定することで、各電源(30)の電力供給能が小さい場合でも、急速充電(充電回路13の第2充電モード)を実現することが可能となる。また、例えば第2の組み合わせを適切に設定することで、第2充電モードで充電回路(13)を動作させるとき(急速充電時)に電力変換部(10)の各要素(第1DC/DCコンバータ15等)にかかる負荷を、軽減することが可能となる。
第2の態様の充電制御システム(100)では、第1の態様において、電力変換部(10)は、複数の電源(30)のうちの一つである電力系統(31)と中間バス(11)との間に介在するインバータ(14)を、さらに備える。
この構成によれば、インバータ(14)から中間バス(11)に電力を供給させることが可能な充電制御システム(100)を提供することができる。
第3の態様の充電制御システム(100)では、第2の態様において、制御部(20)は、第2の組み合わせが、第1の組み合わせに加えて、少なくとも電力系統(31)を含むように、許可電力源を選択する。
この構成によれば、充電回路(13)を第2充電モードで動作させるとき、第1の組み合わせに加えて電力系統(31)から中間バス(11)に電力を供給させる。これにより、第2充電モードで充電回路(13)を動作させるときに電力変換部(10)にかかる負荷を、軽減することが可能となる。
第4の態様の充電制御システム(100)では、第2又は第3の態様において、電力変換部(10)は、DC/DCコンバータ(第1DC/DCコンバータ15)を、さらに備える。DC/DCコンバータ(第1DC/DCコンバータ15)は、第2蓄電池(32)と中間バス(11)との間に介在する。第2蓄電池(32)は、複数の電源(30)のうちの一つであって、蓄電池(90)としての第1蓄電池とは別の蓄電池である。
この構成によれば、第2蓄電池(32)から中間バス(11)に電力を供給させることが可能な充電制御システム(100)を提供することができる。
第5の態様の充電制御システム(100)では、第4の態様において、制御部(20)は、第1の組み合わせが、電力系統(31)と第2蓄電池(32)とのうち第2蓄電池(32)のみを含むように、許可電力源を選択する。
この構成によれば、第1充電モードで充電回路(13)を動作させるとき(通常充電時)には、電力系統(31)からの買電を行なうことがない。
第6の態様の充電制御システム(100)では、第4又は第5の態様において、制御部(20)は、第2の組み合わせが、電力系統(31)と第2蓄電池(32)との両方を含むように、許可電力源を選択する。
この構成によれば、第2充電モードで充電回路(13)を動作させるとき(急速充電時)には、電力系統(31)と第2蓄電池(32)との両方から電力を供給させる。このため、電力変換部(10;インバータ14及び第1DC/DCコンバータ15)にかかる負荷を、軽減することが可能となる。
第7の態様の充電制御システム(100)では、第4〜第6のいずれかの態様において、上記のDC/DCコンバータは、第1DC/DCコンバータ(15)である。電力変換部(10)は、第2DC/DCコンバータ(16)をさらに備える。第2DC/DCコンバータ(16)は、複数の電源(30)のうちの一つであって発電量が時間的に変動する分散型電源(太陽光発電設備33)と中間バス(11)との間に介在する。制御部(20)は、分散型電源で発電された発電電力によって第2蓄電池(32)を充電させる。制御部(20)は、分散型電源の発電電力が所定の閾値電力よりも小さい場合、電力系統(31)と第2蓄電池(32)とのうち第2蓄電池(32)を優先して中間バス(11)に電力を供給させる。
この構成によれば、第2蓄電池(32)は、分散型電源(太陽光発電設備33)の発電電力によって充電される。そして、分散型電源(太陽光発電設備33)の発電電力が閾値電力よりも小さい場合、制御部(20)は、第2蓄電池(32)を優先して中間バス(11)に電力が供給させる。これにより、分散型電源(太陽光発電設備33)の発電した電力を有効に活用できる。
第8の態様の充電制御システム(100)では、第7の態様において、制御部(20)は、以下のように電力変換部(10)を動作させる。すなわち、制御部(20)は、分散型電源の発電電力が閾値電力よりも小さい場合、電力系統(31)から中間バス(11)に供給される電力よりも第2蓄電池(32)から中間バス(11)に供給される電力が大きくなるように電力変換部(10)を動作させる。
この構成によれば、第2蓄電池(32)に蓄積された電力を有効に利用することが可能となり、電力系統(31)から充電制御システム(100)に供給される電力を低減させることが可能となる。
第9の態様の充電制御システム(100)では、第7又は第8の態様において、制御部(20)は、以下のように第1DC/DCコンバータ(15)及びインバータ(14)を動作させる。すなわち、制御部(20)は、分散型電源の発電電力が閾値電力よりも小さい場合、第2蓄電池(32)から中間バス(11)に供給される電力が一定の所定電力となるよう第1DC/DCコンバータ(15)を定電力制御で動作させる。また、制御部(20)は、分散型電源の発電電力が閾値電力よりも小さい場合、コネクタ(12)で必要な電力に応じて、電力系統(31)から中間バス(11)に供給させる電力が変化するようにインバータ(14)を動作させる。
この構成によれば、第1DC/DCコンバータ(15)を安定して動作させながら、蓄電池(90)を充電することが可能となる。
第10の態様の充電制御システム(100)では、第9の態様において、充電制御システム(100)は、需要家施設に設置されている。制御部(20)は、第1DC/DCコンバータ(15)を定電力制御で動作させているときに、電力系統(31)から需要家施設に供給される電流の大きさが所定値を超えると予測される場合に、第2蓄電池(32)からの出力電力を所定電力よりも増加させる。
この構成によれば、例えば、需要家施設の契約電流が超えないように、蓄電池(90)を充電させることが可能となる。
第11の態様の電力供給システム(200)は、第1〜第10のいずれかの態様の充電制御システム(100)と、複数の電源(30)のうちの少なくとも一つと、を備える。
この構成によれば、充電回路(13)を第2充電モードで動作させることで、短時間で蓄電池(90)を充電させることが可能となる。また、第2の組み合わせを適切に設定することで、第2充電モードで充電回路(13)を動作させるとき(急速充電時)に電力変換部(10)にかかる負荷を軽減することが可能となる。
第12の態様の充電制御方法は、電力変換部(10)の動作を制御する方法である。電力変換部(10)は、中間バス(11)、コネクタ(12)、及び充電回路(13)を備える。中間バス(11)には、複数の電源(30)から直流の電力が供給される。コネクタ(12)には、蓄電池(90)が着脱自在に接続される。充電回路(13)は、中間バス(11)の電力をコネクタ(12)に出力して蓄電池(90)を充電する。充電制御方法は、第1〜第3ステップを含む。第1ステップでは、充電回路(13)の複数の動作モードの中から、充電回路(13)を動作させる動作モードを決定する。第2ステップでは、決定した動作モードに応じて、複数の電源(30)のうちの少なくとも一つの電源(30)を、中間バス(11)への電力の供給が許可された許可電力源として選択する。第3ステップでは、許可電力源から中間バス(11)に電力が供給され、決定した動作モードで充電回路(13)が動作するように、電力変換部(10)を動作させる。複数の動作モードは、第1充電モードと、所定量の電荷を第1充電モードよりも短時間で蓄電池(90)に蓄積させる第2充電モードと、を含む。充電回路(13)の動作モードとして第1充電モードが決定されると、許可電力源として、複数の電源(30)のうちの一以上の電源(30)からなる第1の組み合わせを選択する。充電回路(13)の動作モードとして第2充電モードが決定されると、許可電力源として、複数の電源(30)のうちの一以上の電源(30)からなり第1の組み合わせとは異なる第2の組み合わせを選択する。
この構成によれば、蓄電池(90)の所有者の生活パターン等に応じて、蓄電池(90)の充電時間を変更することが可能となる。また、充電回路(13)を第2充電モードで動作させることで、短時間で蓄電池(90)を充電させることが可能となる。また、第2の組み合わせを適切に設定することで、各電源(30)の電力供給能が小さい場合でも、急速充電を実現することが可能となる。また、例えば第2の組み合わせを適切に設定することで、第2充電モードで充電回路(13)を動作させるとき(急速充電時)に電力変換部(10)の各要素にかかる負荷を、軽減することが可能となる。
第13の態様のプログラムは、コンピュータで実行されたときに、コンピュータに、第12の態様の充電制御方法を実行させる。
100 充電制御システム
10 電力変換部
11 中間バス
12 コネクタ
13 充電回路
14 インバータ
15 第1DC/DCコンバータ(DC/DCコンバータ)
16 第2DC/DCコンバータ
20 制御部
30 電源
31 電力系統
32 第2蓄電池
33 太陽光発電設備(分散型電源)
90 蓄電池(第1蓄電池)

Claims (13)

  1. 複数の電源から電力が供給される中間バスと、蓄電池が着脱自在に接続されるコネクタと、前記中間バスの電力を変換し、変換した電力で前記コネクタに接続された前記蓄電池を充電する充電回路と、を備える電力変換部と、
    前記電力変換部の動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記充電回路の複数の動作モードの中から、前記充電回路を動作させる動作モードを決定し、
    決定した前記動作モードに応じて、前記複数の電源のうちの少なくとも一つの電源を、前記中間バスへの電力の供給が許可された許可電力源として選択し、
    前記許可電力源から前記中間バスに電力が供給され、決定した前記動作モードで前記充電回路が動作するように、前記電力変換部を動作させ、
    前記複数の動作モードは、第1充電モードと、所定量の電荷を前記第1充電モードよりも短時間で前記蓄電池に蓄積させる第2充電モードと、を含み、
    前記制御部は、
    前記充電回路の前記動作モードとして前記第1充電モードが決定されると、前記許可電力源として、前記複数の電源のうちの一以上の電源からなる第1の組み合わせを選択し、
    前記充電回路の前記動作モードとして前記第2充電モードが決定されると、前記許可電力源として、前記複数の電源のうちの一以上の電源からなり前記第1の組み合わせとは異なる第2の組み合わせを選択する
    充電制御システム。
  2. 前記電力変換部は、前記複数の電源のうちの一つである電力系統と前記中間バスとの間に介在するインバータを、さらに備える
    請求項1記載の充電制御システム。
  3. 前記制御部は、前記第2の組み合わせが、前記第1の組み合わせに加えて、少なくとも前記電力系統を含むように、前記許可電力源を選択する
    請求項2記載の充電制御システム。
  4. 前記電力変換部は、前記複数の電源のうちの一つであって前記蓄電池としての第1蓄電池とは別の第2蓄電池と前記中間バスとの間に介在するDC/DCコンバータを、さらに備える
    請求項2又は3記載の充電制御システム。
  5. 前記制御部は、前記第1の組み合わせが、前記電力系統と前記第2蓄電池とのうち前記第2蓄電池のみを含むように、前記許可電力源を選択する
    請求項4記載の充電制御システム。
  6. 前記制御部は、前記第2の組み合わせが、前記電力系統と前記第2蓄電池との両方を含むように、前記許可電力源を選択する
    請求項4又は5記載の充電制御システム。
  7. 前記DC/DCコンバータは、第1DC/DCコンバータであり、
    前記電力変換部は、前記複数の電源のうちの一つであって発電量が時間的に変動する分散型電源と前記中間バスとの間に介在する第2DC/DCコンバータを、さらに備え、
    前記制御部は、前記分散型電源で発電された発電電力によって前記第2蓄電池を充電させ、
    前記制御部は、前記分散型電源の発電電力が所定の閾値電力よりも小さい場合、前記電力系統と前記第2蓄電池とのうち前記第2蓄電池を優先して前記中間バスに電力を供給させる
    請求項4〜6のいずれか一項に記載の充電制御システム。
  8. 前記制御部は、前記分散型電源の発電電力が前記閾値電力よりも小さい場合、前記電力系統から前記中間バスに供給される電力よりも前記第2蓄電池から前記中間バスに供給される電力が大きくなるように、前記電力変換部を動作させる
    請求項7記載の充電制御システム。
  9. 前記制御部は、前記分散型電源の発電電力が前記閾値電力よりも小さい場合、
    前記第2蓄電池から前記中間バスに供給される電力が一定の所定電力となるよう前記第1DC/DCコンバータを定電力制御で動作させ、
    前記コネクタで必要な電力に応じて、前記電力系統から前記中間バスに供給させる電力が変化するように前記インバータを動作させる
    請求項7又は8記載の充電制御システム。
  10. 前記充電制御システムは、需要家施設に設置されており、
    前記制御部は、前記第1DC/DCコンバータを前記定電力制御で動作させているときに、前記電力系統から前記需要家施設に供給される電流の大きさが所定値を超えると予測される場合に、前記第2蓄電池からの出力電力を前記所定電力よりも増加させる
    請求項9記載の充電制御システム。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の充電制御システムと、
    前記複数の電源のうちの少なくとも一つと、
    を備える
    電力供給システム。
  12. 複数の電源から直流の電力が供給される中間バスと、蓄電池が着脱自在に接続されるコネクタと、前記中間バスの電力を変換し、変換した電力で前記コネクタに接続された前記蓄電池を充電する充電回路と、を備える電力変換部の動作を制御する充電制御方法であって、
    前記充電回路の複数の動作モードの中から、前記充電回路を動作させる動作モードを決定することと、
    決定した前記動作モードに応じて、前記複数の電源のうちの少なくとも一つの電源を、前記中間バスへの電力の供給が許可された許可電力源として選択することと、
    前記許可電力源から前記中間バスに電力が供給され、決定した前記動作モードで前記充電回路が動作するように、前記電力変換部を動作させることと、
    を含み、
    前記複数の動作モードは、第1充電モードと、所定量の電荷を前記第1充電モードよりも短時間で前記蓄電池に蓄積させる第2充電モードと、を含み、
    前記充電回路の前記動作モードとして前記第1充電モードが決定されると、前記許可電力源として、前記複数の電源のうちの一以上の電源からなる第1の組み合わせを選択し、前記充電回路の前記動作モードとして前記第2充電モードが決定されると、前記許可電力源として、前記複数の電源のうちの一以上の電源からなり前記第1の組み合わせとは異なる第2の組み合わせを選択する
    充電制御方法。
  13. コンピュータで実行されたときに、前記コンピュータに、請求項12記載の充電制御方法を実行させるプログラム。
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