JP2019113844A - 光反射材 - Google Patents
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Abstract
Description
基材は、第1の光反射層と第2の光反射層とを支持する基材である。
第1の光反射層は、基材の一方の表面上に配置される層である。上記第1の光反射層は、アルミニウムを含む。上記第1の光反射層は、アルミニウムを含む層である。
本発明に係る光反射材は、上記第2の光反射層の上記第1の光反射層側とは反対の表面上に配置された低屈折率層と、上記低屈折率層の上記第2の光反射層側とは反対の表面上に配置された高屈折率層とを備えることが好ましい。上記低屈折率層と上記高屈折率層とを備えることにより、光の干渉を利用して反射率を高めることができる。
本発明に係る光反射材は、液晶ディスプレイの部材として好適に用いられる。本発明に係る光反射材は、液晶ディスプレイにおいて、光を反射するために好適に用いられる。本発明に係る光反射材は、液晶ディスプレイのバックライト装置において、光源から発せられた光を液晶パネルに到達させるための光反射材として好適に用いられる。近年、液晶ディスプレイのバックライトとして、青味を有する光が好まれている。本発明に係る光反射材を液晶ディスプレイの部材として用いると、青みを有するバックライトを得ることができる。
第1の光反射層の形成:
基材として、ポリエチレンフィルム(東レ社製「ルミラー T60」、厚み75μm)を用いた。基材を真空装置内に設置し、5.0×10−4Pa以下となるまで真空排気した。続いて、アルゴンガスを導入して、DCマグネトロンスパッタリング法により、基材の表面上に、第1の光反射層としてAl層(厚み15nm)を形成して、基材と第1の光反射層との積層体を得た。
基材と第1の光反射層との積層体を真空装置内に設置し、5.0×10−4Pa以下となるまで真空排気した。続いて、アルゴンガスを導入して、DCマグネトロンスパッタリング法により、第1の光反射層の基材側とは反対の表面上に、第2の光反射層としてAg層(厚み15nm)を形成して、光反射材を得た。
第1の光反射層及び第2の光反射層の厚みを表2に示すように変更したこと以外は、実施例1と同様にして光反射材を得た。
実施例1と同様にして、基材と第1の光反射層と第2の光反射層との積層体を得た。
基材と第1の光反射層と第2の光反射層との積層体を真空装置内に設置し、5.0×10−4Pa以下となるまで真空排気した。続いて、アルゴンガスを導入して、MFマグネトロンスパッタリング法により、第2の光反射層の第1の光反射層側とは反対の表面上に、低屈折率層としてSiO2層(厚み45nm、屈折率1.48)を形成して、低屈折率層を備える積層体を得た。
得られた低屈折率層を備える積層体を真空装置内に設置し、5.0×10−4Pa以下となるまで真空排気した。続いて、アルゴンガスを導入して、MFマグネトロンスパッタリング法により、低屈折率層の第2の光反射層側とは反対の表面上に、高屈折率層としてTiO2層(厚み55nm、屈折率2.20)を形成して、光反射材を得た。
第1の光反射層及び第2の光反射層の厚みを表2に示すように変更したこと以外は、実施例6と同様にして光反射材を得た。
基材をポリエチレンフィルム(東洋紡社製「コスモシャインA4100」、厚み75μm)に変更したこと以外は、実施例10と同様にして光反射材を得た。
基材をポリエチレンフィルム(東洋紡社製「東洋紡エステルE5100」、厚み75μm)に変更したこと以外は、実施例10と同様にして光反射材を得た。
第2の光反射層の材料をAg−Pd合金(Ag98重量%,Pd2重量%)に変更したこと以外は、実施例2と同様にして光反射材を得た。
第1の光反射層の厚みを表3に示すように変更したこと以外は、実施例13と同様にして光反射材を得た。
第2の光反射層の材料をAg−Pd合金(Ag98重量%,Pd2重量%)に変更したこと以外は、実施例10と同様にして光反射材を得た。
第2の光反射層の材料をAPC−TR(フルヤ金属社製、Ag−Pd−Cu合金)に変更したこと以外は、実施例2と同様にして光反射材を得た。
第1の光反射層を形成しなかったこと、単層の第2の光反射層の厚みを表4に示すように変更したこと以外は、実施例1と同様にして光反射材を得た。
第2の光反射層を形成せず、単層の第1の光反射層を形成したこと以外は、実施例1と同様にして光反射材を得た。
第1の光反射層を形成しなかったこと、単層の第2の光反射層の厚み(比較例5)を表4に示すように変更したこと以外は、実施例6と同様にして光反射材を得た。
第2の光反射層を形成せず、単層の第1の光反射層を形成したこと以外は、実施例6と同様にして光反射材を得た。
単層の第2の光反射層の材料をAg−Pd合金(Ag98重量%,Pd2重量%)に変更したこと以外は、比較例2と同様にして光反射材を得た。
単層の第2の光反射層の材料をAPC−TR(フルヤ金属社製、Ag−Pd−Cu合金)に変更したこと以外は、比較例2と同様にして光反射材を得た。
(1)反射率
上記光反射材の上記第2の表面(第2の光反射層側の表面、又は高屈折率層側の表面)の波長350nm〜450nmおける反射率、及び波長380nm〜780nmにおける反射率を、分光光度計(日立ハイテク社製「U−4100」)を用いて測定した。
上記光反射材の上記第2の表面(第2の光反射層側の表面、又は高屈折率層側の表面)の算術平均高さSaを、三次元表面粗計(菱化システム社製「VertScan2.0」)を用いて、ISO 25178に準拠して評価した。
2…基材
3…第1の光反射層
4…第2の光反射層
5…低屈折率層
6…高屈折率層
Claims (6)
- 基材と、
該基材の一方の表面上に配置された第1の光反射層と、
該第1の光反射層の前記基材側とは反対の表面上に配置された第2の光反射層とを備え、
前記第1の光反射層が、アルミニウムを含み、
前記第2の光反射層が、銀を含む、光反射材。 - 前記第1の光反射層の厚みが15nm以上である、請求項1に記載の光反射材。
- 前記第2の光反射層の厚みが15nm以上50nm以下である、請求項1又は2に記載の光反射材。
- 前記第2の光反射層の前記第1の光反射層側とは反対の表面上に配置された低屈折率層と、
該低屈折率層の前記第2の光反射層側とは反対の表面上に配置された高屈折率層とをさらに備え、
前記低屈折率層は、前記高屈折率層よりも低い屈折率を有し、
前記高屈折率層は、前記低屈折率層よりも高い屈折率を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光反射材。 - 前記低屈折率層の屈折率が1.3以上1.6以下であり、
前記高屈折率層の屈折率が2.0以上2.4以下である、請求項4に記載の光反射材。 - 液晶ディスプレイにおいて、光を反射するために用いられる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の光反射材。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017243449 | 2017-12-20 | ||
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019113844A true JP2019113844A (ja) | 2019-07-11 |
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ID=67223680
Family Applications (1)
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JP2018234371A Pending JP2019113844A (ja) | 2017-12-20 | 2018-12-14 | 光反射材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019113844A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019124795A (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | コニカミノルタ株式会社 | 光反射ミラー |
WO2020255780A1 (ja) | 2019-06-19 | 2020-12-24 | 株式会社小糸製作所 | 車両用エアカーテン装置、車両用クリーナシステム、車両用エアカーテンシステム |
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-
2018
- 2018-12-14 JP JP2018234371A patent/JP2019113844A/ja active Pending
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