JP2019113630A - レンズ装置、撮像装置及びカメラシステム - Google Patents

レンズ装置、撮像装置及びカメラシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ケラレの発生を抑制するレンズ装置、撮像装置及びカメラシステムを提供する。【解決手段】撮像素子101のイメージサークルを形成する撮像光学系と、像ぶれを補正する像ぶれ補正部と、撮像素子101とイメージサークルとの相対的な位置関係を変更するシフト駆動部220と、光軸Oと撮像素子101の法線とのなす角度を変更するティルト駆動部230と、シフト駆動部220及びティルト駆動部230による撮像光学系の駆動方向及び駆動量を検出する第1の駆動検出部と、像ぶれ補正部による撮像光学系の駆動可能範囲を検出する第2の駆動検出部と、像ぶれ補正部とシフト駆動部220とティルト駆動部230を制御するレンズ側制御部と、を備え、レンズ側制御部は、像ぶれ補正部による撮像光学系の駆動可能範囲を制限する第1の制御と、シフト駆動部220及びティルト駆動部230の駆動を制限する第2の制御のうち少なくとも一方を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ装置、撮像装置及びカメラシステムに関する。
撮像素子に対してレンズを傾斜させて(以後、この動きをティルトと呼ぶ)被写界深度を変更したり、撮像素子に対して平行にレンズを動かして(以後、この動きをシフトと呼ぶ)パースペクティブを補正したりするあおり撮影機能を実現するレンズ鏡筒がある。また、手振れなどによる像振れを補正する像振れ補正装置を備えたカメラ(光学機器)も知られている。
特許文献1の電子カメラは、あおり撮影機能および手振れ補正機能を併せ持つ。この電子カメラは、撮像素子をレンズ光軸に対して移動させてあおり撮影機能を実現させた状態で、移動後の撮像素子を移動後の位置を中心としてさらに移動させて手振れ補正機能を実現させている。
特開2008−35308号公報
しかしながら、上記の特許文献1の電子カメラは、あおり撮影機能を実現させるために移動させた撮像素子を移動後の位置を中心にさらに移動させて手振れ補正を行うため、撮影画像の隅においてケラレが発生しうる。
本発明は、ケラレの発生を抑制することが可能レンズ装置、撮像装置及びカメラシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、撮像素子に被写体からの光を導くとともに、撮像素子に対してイメージサークルを形成する撮像光学系と、撮像光学系を撮像光学系の光軸と交差する方向に駆動させることで像ぶれを補正する像ぶれ補正部と、撮像光学系を光軸と直交する方向に駆動することで撮像素子とイメージサークルとの光軸と直交する方向における相対的な位置関係を変更するシフト駆動部と、撮像光学系を傾けることで撮像光学系の光軸と撮像素子の法線とのなす角度を変更するティルト駆動部と、シフト駆動部及びティルト駆動部による撮像光学系の駆動方向及び駆動量を検出する第1の駆動検出部と、像ぶれ補正部による撮像光学系の駆動可能範囲を検出する第2の駆動検出部と、像ぶれ補正部とシフト駆動部とティルト駆動部を制御するレンズ側制御部と、を備え、レンズ側制御部は、第1の駆動検出部による検出結果に基づいて像ぶれ補正部による撮像光学系の駆動可能範囲を制限する第1の制御と、第2の駆動検出部による検出結果に基づいてシフト駆動部及びティルト駆動部の駆動を制限する第2の制御のうち少なくとも一方を行うことが可能である、ことを特徴とする。
本発明によれば、ケラレの発生を抑制することが可能なレンズ装置、撮像装置及びカメラシステムを提供することができる。
第1実施形態に係るレンズ装置と撮像装置を含むカメラシステムの概略図である。 初期状態のイメージサークルと撮像素子との位置関係を示す図である。 移動後のイメージサークルと撮像素子との位置関係を示す図を示す図である。 移動後のイメージサークルと撮像素子の駆動可能範囲を示す図である。 ケラレ発生時のイメージサークルと撮像素子との位置関係を示す図である。 第2実施形態に係るカメラシステムの概略図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るレンズ装置と撮像装置を含むカメラシステムの概略図である。本実施形態では、光学機器の一例として、カメラシステム1を用いる。カメラシステム1は、撮像装置100とレンズ装置200とを含む。撮像装置100と、レンズ装置200とは、取り外し可能である。撮像装置100は、レンズ装置200を保持可能である。なお、本図において、後述する第1レンズ群201側が被写体側、撮像素子101側が撮像面側を示す。
撮像装置100は、撮像素子101、カメラ側マイコン102、選択部103およびシャッター104を含む。撮像素子101は、後述する光学系により結像された被写体像を電気信号に光電変換する。カメラ側マイコン102は、レンズ装置200との通信を司るとともに、電気信号によりカメラ本体内の各種制御を行うカメラ側制御部を含む。カメラ側マイコン102は、MPU(Micro Processing Unit)等のマイクロコンピュータである。
選択部103は、撮像装置100およびレンズ装置200のモードの選択を行うことが可能となっており、後述するティルトシフト量優先モード(第1の撮影モード)または像ぶれ補正量優先モード(第2の撮影モード)が選択可能となっている。選択部103は、選択内容をカメラ側マイコン102に出力する。シャッター104は、画像の取り込みを制御する。不図示のシャッタースイッチを押すことで不図示のCMOSセンサに画像データが取り込まれる。
レンズ装置200は、第1レンズ群201、レボルビング検出部210、シフト駆動部220、ティルト駆動部230、像ぶれ検出部240、像ぶれ補正群250およびレンズ側マイコン260を含む。レンズ装置200は、撮像装置100に装着可能である。
第1レンズ群201は、レンズ装置内の撮像光学系の一部であり、後述する像ぶれ補正群250とともに撮像光学系を構成する。撮像光学系は、撮像素子101に被写体からの光を導くとともに、撮像素子101に対してイメージサークルを形成する。
レボルビング検出部210は、撮像光学系のレボルビング回転方向とレボルビング回転角を検出する。レンズ装置200は、撮影者により、位置Aを境に被写体側が光軸Oを中心として所定の量だけ回転可能となっている。レボルビング検出部210はこの回転方向と回転角を検出し、検出した回転方向と回転角をレンズ側マイコン260に出力する。
シフト駆動部220は、DCモータや超音波モータのような公知のアクチュエータである。シフト駆動部220は、位置Bを境に撮像光学系を含むレンズ装置200の被写体側を、光軸Oと直交する方向に所定の量だけ平行に駆動させることで、撮像素子101とイメージサークルとの光軸Oと直交する方向における相対的な位置関係を変更する。シフト駆動部220によって駆動された方向と移動量は、シフト駆動検出部221により検出される。シフト駆動検出部221は、検出した駆動方向と駆動量をレンズ側マイコン260に出力する。
ティルト駆動部230は、DCモータや超音波モータのような公知のアクチュエータであり、位置Cを境に撮像光学系を含むレンズ装置の被写体側を、光軸Oと直交する軸を回転中心として所定の量だけ回転駆動させ、撮像光学系を傾ける。これにより、撮像光学系の光軸Oと撮像素子101の撮像面とが成す角度θを変更する。つまり、ティルト駆動部230は、光軸Oと撮像素子101の法線とのなす角度を変更する。
ティルト駆動部230によって回転された方向と回転角は、ティルト駆動検出部231により検出される。ティルト駆動検出部231は、検出した回転方向と回転角をレンズ側マイコン260に出力する。ティルト駆動検出部231およびシフト駆動検出部221は、撮像光学系の駆動方向及び駆動量を検出する第1の駆動検出部である。
像ぶれ検出部240は、カメラシステム1に加わる加速度または角加速度または角速度または角変位等を検出する。像ぶれ検出部240は、レンズ装置200に加わるぶれ量を検出し、検出したぶれ量をレンズ側マイコン260に出力する。
像ぶれ補正群250は、レンズ装置内の撮像光学系の一部である。像ぶれ補正群250は、レボルビング検出部210、シフト駆動検出部221、ティルト駆動検出部231および、像ぶれ検出部240の出力を基に、レンズ側マイコン260で算出されたぶれ補正量に応じて駆動される。像ぶれ補正群250が、ぶれ補正量に応じて光軸Oと交差する方向に駆動されることにより、像ぶれ補正が行われる。像ぶれ補正群250の駆動量は、像ぶれ補正群位置検出部251により検出される。像ぶれ補正群位置検出部251は、検出した駆動量をレンズ側マイコン260に出力する。
また、像ぶれ補正群位置検出部251は、像ぶれ補正群250の駆動可能範囲も検出可能であり、第2の駆動検出部である。像ぶれ補正群位置検出部251は、像ぶれ補正群250の駆動可能範囲もレンズ側マイコン260に出力する。なお、撮像光学系ではなく、撮像素子101を駆動させて像ぶれを補正しても良い。この場合、像ぶれ補正は、撮像素子101が、撮像素子101の法線と交差する方向に駆動されることにより行われ、撮像素子101の駆動可能範囲が検出される。
レンズ側マイコン260は、撮像装置100との通信を司るとともに、電気信号によりレンズ装置200内の各種制御を行うレンズ側制御部を含む。ただし、レンズ側マイコン260とカメラ側マイコン102は、必ずしも別体である必要はなく、一つのMPUであっても良い。レンズ側マイコン260は、レボルビング検出部210、シフト駆動検出部221、ティルト駆動検出部231の出力を基に、撮像光学系により形成されるイメージサークルの移動量および方向を算出する。
また、レンズ側マイコン260は、レボルビング検出部210、シフト駆動検出部221、ティルト駆動検出部231、および像ぶれ検出部240の出力を基に、ぶれ補正量を算出し、像ぶれ補正群250または撮像素子101を駆動させる。
レンズ側マイコン260は、ティルトシフト量優先モードが選択されている場合には、ティルト駆動検出部231およびシフト駆動検出部221による検出結果に基づいて像ぶれ補正群250の駆動範囲を制限する。また、レンズ側マイコン260は、像ぶれ補正量優先モードが選択されている場合には、像ぶれ補正群位置検出部251による検出結果に基づいて、シフト駆動部220及び前記ティルト駆動部230の駆動を制限する。
図2は、初期状態のイメージサークル300と撮像素子101との位置関係を示す図である。イメージサークル300は、撮像光学系により形成されるため、撮像光学系のシフトまたはティルトに伴い移動する。
図3は、移動後のイメージサークル300と撮像素子101との位置関係を示す図を示す図である。例えば、方向Dへ、イメージサークル300が移動した場合、イメージサークル300内における撮像素子101の位置は、イメージサークル300の中心から、左下へと移動する。この状態であっても、撮像素子101は、イメージサークル300内に位置しているため、撮影時にケラレは発生せず良好な像が得られる。
しかし、ぶれ補正量に応じて、像ぶれ補正群250を駆動させると、イメージサークル300内における撮像素子101は、図3に示す状態からさらに移動することとなる。
図4は、移動後のイメージサークル300と撮像素子101の駆動可能範囲を示す図である。本図においては、理解を容易にするため、撮像素子101をぶれ補正量に応じて撮像素子101の法線と交差する方向に駆動させ、像ぶれ補正を行うものとする。範囲400は、像ぶれ補正による撮像素子101の駆動可能範囲である。
図4に示す状態では、範囲400は、イメージサークル300と重複しないケラレ範囲401を含む。このため、像ぶれ補正により、撮像素子101の一部がケラレ範囲401に位置することがある。図5は、ケラレ発生時のイメージサークル300と撮像素子101との位置関係を示す図である。このとき、撮像素子101の撮像面が、イメージサークル300と重複しない領域(ケラレ領域)501を含むため、ケラレが発生し、良好な像が得られない。
本実施形態に係るカメラシステム1では、選択部103にて、ティルトシフト量優先モードが選択されている場合には、カメラ側マイコン102からレンズ側マイコン260に選択内容が送信される。
レンズ側マイコン260は、シフト駆動検出部221、ティルト駆動検出部231および像ぶれ補正群位置検出部251の出力情報に応じて、像ぶれ補正群250または撮像素子101の駆動可能範囲を制限する。レンズ側マイコン260は、ケラレ範囲401に撮像素子101が位置しないように像ぶれ補正群250または撮像素子101を駆動させる。つまり、範囲400とイメージサークル300とが重複する範囲502に、撮像素子101が位置する範囲で像ぶれ補正群250または撮像素子101を駆動させる。なお、像ぶれ補正群250の駆動可能範囲の制限は、ストッパーなどを設けることにより行っても良いし、電気信号により行ってもよい。
像ぶれ補正群250または撮像素子101駆動可能範囲を制限することで、ティルトおよびシフト量を意図する量だけ確保しながら、ケラレを抑制し、良好な像を得ることが可能となる。
次に、選択部103にて像ぶれ補正量優先モードが選択されている場合について説明する。像ぶれ補正量優先モードが選択されている場合には、カメラ側マイコン102からレンズ側マイコン260に選択内容が送信される。
レンズ側マイコン260は、シフト駆動検出部221、ティルト駆動検出部231および像ぶれ補正群位置検出部251の出力から、ケラレ範囲401が発生しないようにシフト駆動部220およびティルト駆動部230を駆動させる。すなわち、像ぶれ補正のための像ぶれ補正群250または撮像素子101の駆動可能範囲の全範囲が、イメージサークル300内に位置する範囲で、シフト又はティルトさせる。
ティルトおよびシフト量を制限することで、ぶれ補正の精度を低下させることなく、ケラレの発生を抑制し、良好な像を得ることが可能となる。なお、本実施形態において、撮像光学系をティルト又はシフトさせたが、撮像素子101を駆動させて、同様の効果を得ても良い。
この場合、シフト駆動部220は、撮像素子101を撮像素子101の法線と直交する方向に駆動することで、撮像素子101とイメージサークルとの撮像素子101の法線と直交する方向における相対的な位置関係を変更する。また、ティルト駆動部230は、撮像素子101を傾けることで撮像光学系の光軸Oと撮像素子101の法線とのなす角度を変更する。
また、本実施形態において、レンズ側マイコン260により行われた各制御を、カメラ側マイコン102またはレンズ側マイコン260とカメラ側マイコン102を一体としたMPUにより行ってもよい。さらに、カメラ側マイコン102により行われた各制御を、レンズ側マイコン260またはレンズ側マイコン260とカメラ側マイコン102を一体としたMPUにより行ってもよい。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態に係るカメラシステムの概略図である。第1実施形態と同様の構成は同符号で示し、説明は省略する。第2実施形態に係るカメラシステム1は、選択部103において、ケラレ発生不可モードが選択可能である。
さらに、第2実施形態に係るレンズ装置200は、警告部601を備える。警告部601は、ケラレが発生している場合に警告動作を行う。警告動作は、撮影者に対してケラレが発生していることを通知する動作である。警告部601は、例えば、液晶パネルなどの表示部であって、警告画面を表示する動作を行う。また、警告部601は、発音部であって、ブザー音を発音させる動作を行っても良い。さらに、警告部601は、振動部であって、カメラ本体を振動させる動作(振動動作)を行っても良い。なお、警告動作の方法は限定されずその要旨の範囲内で種々の形態をとることが可能である。
ケラレ発生不可モードについて説明する。選択部103において、ケラレ発生不可モードが選択されている場合には、カメラ側マイコン102からレンズ側マイコン260に選択内容が送信される。レンズ側マイコン260は、選択内容を受信すると、レボルビング検出部210、シフト駆動検出部221、ティルト駆動検出部231および像ぶれ補正群位置検出部251の出力を基に、ケラレ領域501が発生しているか否かを判定する。
レンズ側マイコン260は、その結果をカメラ側マイコン102に対して送信するとともに、ケラレ領域501が発生している場合は、警告部601を制御し、警告動作を実行させる。
カメラ側マイコン102は、受信した判定結果を基に、ケラレ領域501が発生していない場合にのみ撮影を行う。ケラレ領域501が発生している場合は、画像取得の制限動作が行われる。制限動作は、例えば、撮像素子101が光電変換を行わないよう制限する動作などである。また、制限動作は、シャッターを無効化したり、シャッタースイッチを押せないようにしたりするなど、シャッターに対する動作であっても良い。
なお、制限動作および警告動作の方法は限定されずその要旨の範囲内で種々の形態をとることが可能である。ケラレ領域501が発生していないときにのみ撮像をおこなうことで、ケラレを抑制し、良好な像を得ることが可能となる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明はこれらの実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内において様々な変更が可能である。
1 カメラシステム
100 カメラ本体
101 撮像素子
102 カメラ側マイコン
103 選択部
200 レンズ装置
221 シフト駆動検出部
231 ティルト駆動検出部
250 像ぶれ補正群
260 レンズ側マイコン

Claims (18)

  1. 撮像素子に被写体からの光を導くとともに、前記撮像素子に対してイメージサークルを形成する撮像光学系と、
    前記撮像光学系を前記撮像光学系の光軸と交差する方向に駆動させることで像ぶれを補正する像ぶれ補正部と、
    前記撮像光学系を前記光軸と直交する方向に駆動することで前記撮像素子と前記イメージサークルとの前記光軸と直交する方向における相対的な位置関係を変更するシフト駆動部と、
    前記撮像光学系を傾けることで前記撮像光学系の前記光軸と前記撮像素子の法線とのなす角度を変更するティルト駆動部と、
    前記シフト駆動部及び前記ティルト駆動部による前記撮像光学系の駆動方向及び駆動量を検出する第1の駆動検出部と、
    前記像ぶれ補正部による前記撮像光学系の駆動可能範囲を検出する第2の駆動検出部と、
    前記像ぶれ補正部と前記シフト駆動部と前記ティルト駆動部を制御するレンズ側制御部と、を備え、
    前記レンズ側制御部は、前記第1の駆動検出部による検出結果に基づいて前記像ぶれ補正部による前記撮像光学系の駆動可能範囲を制限する第1の制御と、前記第2の駆動検出部による検出結果に基づいて前記シフト駆動部及び前記ティルト駆動部の駆動を制限する第2の制御のうち少なくとも一方を行うことが可能である、
    ことを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記像ぶれ補正部の駆動可能範囲が、前記イメージサークルと重複しない範囲を含む場合において、
    前記レンズ側制御部は、前記像ぶれ補正部による駆動可能範囲と前記イメージサークルとが重複する範囲に前記撮像素子が位置する範囲で、前記撮像光学系が駆動するように前記像ぶれ補正部を制御する前記第1の制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記レンズ側制御部は、前記イメージサークルと前記像ぶれ補正部による駆動可能範囲とが重複する範囲において、前記撮像光学系が駆動するように前記シフト駆動部および前記ティルト駆動部を制御する前記第2の制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ装置。
  4. 前記レンズ装置は、前記撮像素子と、第1の撮影モード及び第2の撮影モードを選択するための選択部と、を備える撮像装置に装着可能であって、
    前記レンズ側制御部は、前記選択部によって前記第1の撮影モードが選択されていることを示す情報を前記撮像装置から受信した場合には、前記第1の制御を行い、
    前記レンズ側制御部は、前記選択部によって前記第2の撮影モードが選択されていることを示す情報を前記撮像装置から受信した場合には、前記第2の制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズ装置。
  5. 撮像素子に被写体からの光を導くとともに、前記撮像素子に対してイメージサークルを形成する撮像光学系と、
    前記撮像光学系を前記撮像光学系の光軸と交差する方向に駆動させることで像ぶれを補正する像ぶれ補正部と、
    前記撮像光学系を前記光軸と直交する方向に駆動することで前記撮像素子と前記イメージサークルとの前記光軸と直交する方向における相対的な位置関係を変更するシフト駆動部と、
    前記撮像光学系を傾けることで前記撮像光学系の前記光軸と前記撮像素子の法線とのなす角度を変更するティルト駆動部と、
    撮影者に対する警告動作を行うレンズ側制御部と、を備え、
    レンズ側制御部は、前記撮像素子の撮像面が、前記イメージサークルと重複しない領域を含む場合において、前記警告動作を行う、
    ことを特徴とするレンズ装置。
  6. 前記警告動作は、音を発する動作である、
    ことを特徴とする請求項5に記載のレンズ装置。
  7. 前記警告動作は、振動動作である、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載のレンズ装置。
  8. 撮像素子に被写体からの光を導くとともに、前記撮像素子に対してイメージサークルを形成する撮像光学系を備えるレンズ装置を保持可能な撮像装置であって、
    前記撮像装置は、
    前記撮像素子と、
    前記撮像素子を前記撮像素子の法線と交差する方向に駆動させることで像ぶれを補正する像ぶれ補正部と、
    前記撮像素子を前記撮像素子の前記法線と直交する方向に駆動することで前記撮像素子と前記イメージサークルとの前記撮像素子の前記法線と直交する方向における相対的な位置関係を変更するシフト駆動部と、
    前記撮像素子を傾けることで前記撮像光学系の光軸と前記撮像素子の法線とのなす角度を変更するティルト駆動部と、
    前記シフト駆動部及び前記ティルト駆動部による前記撮像素子の駆動方向及び駆動量を検出する第1の駆動検出部と、
    前記像ぶれ補正部による前記撮像素子の駆動可能範囲を検出する第2の駆動検出部と、
    前記像ぶれ補正部と前記シフト駆動部と前記ティルト駆動部を制御するカメラ側制御部と、を備え、
    前記カメラ側制御部は、前記第1の駆動検出部による検出結果に基づいて前記像ぶれ補正部による前記撮像光学系の駆動可能範囲を制限する第3の制御と、前記第2の駆動検出部による検出結果に基づいて前記シフト駆動部及び前記ティルト駆動部の駆動を制限する第4の制御のうち少なくとも一方を行うことが可能である、
    ことを特徴とする撮像装置。
  9. 前記像ぶれ補正部の駆動可能範囲が、前記イメージサークルと重複しない範囲を含む場合において、
    前記カメラ側制御部は、前記像ぶれ補正部による駆動可能範囲と前記イメージサークルとが重複する範囲に前記撮像素子が位置する範囲で、前記撮像素子が駆動するように前記像ぶれ補正部を制御する前記第3の制御を行う
    ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記カメラ側制御部は、前記イメージサークルと前記像ぶれ補正部による駆動可能範囲とが重複する範囲において、前記撮像素子が駆動するように前記シフト駆動部および前記ティルト駆動部を制御する前記第4の制御を行う、
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の撮像装置。
  11. 撮像素子に被写体からの光を導くとともに、前記撮像素子に対してイメージサークルを形成する撮像光学系を備えるレンズ装置を保持可能な撮像装置であって、
    前記撮像装置は、
    前記撮像素子と、
    前記撮像素子を前記撮像素子の法線と交差する方向に駆動させることで像ぶれを補正する像ぶれ補正部と、
    前記撮像素子を前記撮像素子の前記法線と直交する方向に駆動することで前記撮像素子と前記イメージサークルとの前記撮像素子の前記法線と直交する方向における相対的な位置関係を変更するシフト駆動部と、
    前記撮像素子を傾けることで前記撮像光学系の光軸と前記撮像素子の法線とのなす角度を変更するティルト駆動部と、
    撮影者に対する警告動作を行うカメラ側制御部と、を備え、
    前記カメラ側制御部は、前記撮像素子の撮像面が、前記イメージサークルと重複しない領域を含む場合において、前記警告動作を行う、
    ことを特徴とする撮像装置。
  12. 前記警告動作は、音を発する動作である、
    ことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記警告動作は、振動動作である、
    ことを特徴とする請求項11または12に記載の撮像装置。
  14. 撮像素子に被写体からの光を導くとともに、前記撮像素子に対してイメージサークルを形成する撮像光学系を備えるレンズ装置を保持可能な撮像装置であって、
    前記撮像装置は、
    前記撮像素子と、
    前記撮像素子を前記撮像素子の法線と交差する方向に駆動させることで像ぶれを補正する像ぶれ補正部と、
    前記撮像素子を前記撮像素子の前記法線と直交する方向に駆動することで前記撮像素子と前記イメージサークルとの前記撮像素子の前記法線と直交する方向における相対的な位置関係を変更するシフト駆動部と、
    前記撮像素子を傾けることで前記撮像光学系の光軸と前記撮像素子の法線とのなす角度を変更するティルト駆動部と、
    被写体の画像取得の制限動作を行うカメラ側制御部と、を備え、
    前記カメラ側制御部は、前記撮像素子の撮像面が、前記イメージサークルと重複しない領域を含む場合において、前記制限動作を行う、
    ことを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置。
  15. 前記制限動作は、前記撮像素子による被写体からの光の光電変換の制限である、
    ことを特徴とする請求項14に記載の撮像装置。
  16. シャッタースイッチをさらに備え、
    前記制限動作は、前記シャッターに対する動作である、
    ことを特徴とする請求項14または15に記載の撮像装置。
  17. 撮像素子に被写体からの光を導くとともに、前記撮像素子に対してイメージサークルを形成する撮像光学系と、前記撮像光学系を前記撮像光学系の光軸と交差する方向に駆動させることで像ぶれを補正する像ぶれ補正部と、を備えるレンズ装置と、
    前記撮像素子を備え、前記レンズ装置を保持可能な撮像装置と、を備えるカメラシステムであって、
    前記カメラシステムは、
    前記撮像光学系及び前記撮像素子のうち少なくとも一方を前記撮像光学系の光軸と直交する方向に駆動することで前記撮像素子と前記イメージサークルとの前記光軸と直交する方向における相対的な位置関係を変更するシフト駆動部と、
    前記撮像光学系及び前記撮像素子のうち少なくとも一方を傾けることで前記撮像光学系の前記光軸と前記撮像素子の法線とのなす角度を変更するティルト駆動部と、
    前記シフト駆動部及び前記ティルト駆動部による前記撮像光学系及び前記撮像素子のうち少なくとも一方の駆動方向及び駆動量を検出する第1の駆動検出部と、
    前記像ぶれ補正部による前記撮像光学系及び前記撮像素子のうち少なくとも一方の駆動可能範囲を検出する第2の駆動検出部と、
    前記像ぶれ補正部と前記シフト駆動部と前記ティルト駆動部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1の駆動検出部による検出結果に基づいて前記像ぶれ補正部による前記撮像光学系及び前記撮像素子のうち少なくとも一方の駆動可能範囲を制限する第1の制御と、前記第2の駆動検出部による検出結果に基づいて前記シフト駆動部及び前記ティルト駆動部の駆動を制限する第2の制御のうち少なくとも一方を行うことが可能である、
    ことを特徴とするカメラシステム。
  18. 撮像素子に被写体からの光を導くとともに、前記撮像素子に対してイメージサークルを形成する撮像光学系と、前記撮像光学系を前記撮像光学系の光軸と交差する方向に駆動させることで像ぶれを補正する像ぶれ補正部と、を備えるレンズ装置と、
    前記撮像素子を備え、前記レンズ装置を保持可能な撮像装置と、を備えるカメラシステムであって、
    前記カメラシステムは、
    前記撮像光学系及び前記撮像素子のうち少なくとも一方を前記撮像光学系の光軸と直交する方向に駆動することで前記撮像素子と前記イメージサークルとの前記光軸と直交する方向における相対的な位置関係を変更するシフト駆動部と、
    前記撮像光学系及び前記撮像素子のうち少なくとも一方を傾けることで前記撮像光学系の前記光軸と前記撮像素子の法線とのなす角度を変更するティルト駆動部と、
    撮影者に対する警告動作を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、前記撮像素子の撮像面が、前記イメージサークルと重複しない領域を含む場合において、前記警告動作を行う、
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