JP2019109657A - ナビゲーション装置およびナビゲーション方法、ならびにプログラム - Google Patents

ナビゲーション装置およびナビゲーション方法、ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】あいまいさを含む語句からユーザが目的とする進路をルート検索する。【解決手段】 車両の現在位置を取得する現在位置情報取得部11と、ユーザからの指令の入力を制御する入力制御部15と、入力制御部15の処理により入力が制御されたユーザの指令に相対的な語句が含まれているかを判定するあいまいさ判定部21と、あいまいさ判定部21による判定結果、および、現在位置情報取得部11により取得された車両の現在位置に基づいて、目的地を推定し、ルートを解析するルート解析部22と、ルート解析部による解析結果の出力を制御する音声データ出力制御部23および表示制御部25とを備えるナビゲーション装置1とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ナビゲーション装置およびナビゲーション方法、ならびにプログラムに関する。
自動車等の車両に搭載されるナビゲーション装置は、ユーザが目的地として指定した地点までの経路を探索し、探索結果を車両位置周辺の地図と共に表示して、ユーザが、容易に確実に車両を目的地へ車両を到着させることを補助することができる。これらのナビゲーション装置には、リモートコントローラなどの入力デバイスに備えられているキー操作により、または、音声認識機能を用いて、目的地を入力することが可能である。
従来、搭乗者の嗜好情報を記録し、搭乗者を認識し、車室内での搭乗者の通常の会話の内容と搭乗者の嗜好情報から、搭乗者の希望する行き先となる施設を推定し、その推定結果にもとづいて推定目的地を提案する技術がある(例えば、特許文献1)。
特開2006−195637号公報
ナビゲーション装置は、現在の位置から、ユーザが指定する目的地までの最短経路、または、各種条件に合致した経路をユーザに提示するものである。
上述した特許文献1に記載の技術は、音声認識した言葉を手がかりに、ユーザの嗜好に合致した施設等を推定し、それを目的地として設定し、ルートを検索するものである。
しかしながら、実際の運転中には、経路を間違えたり、経路の記憶があいまいであったり、通り過ぎたところにもう一度戻りたい場合などがある。その場合、ユーザの自然な発話は、例えば、「さっきの角、右に曲がるんだった」「たしか、このあたりに花屋があって、その先の角を曲がる」「さっき、交差点から100mぐらい前にかわいいお店があったから戻りたい」など、具体的な目的地を指定しないものである。このような場合、ユーザは、目的地を明確にナビゲーション装置に指令することが困難である。また、上述した特許文献1を用いても、これらの発話から、目的地を推定することは困難である。
そこで、本発明は、上記課題を解決すること、すなわち、あいまいさを含む語句からユーザが目的とする進路をルート検索することができる、ナビゲーション装置およびナビゲーション方法、ならびにプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のナビゲーション装置の一側面は、車両の現在位置を取得する現在位置情報取得部と、ユーザからの指令の入力を制御する入力制御部と、入力制御部の処理により入力が制御されたユーザの指令に相対的な語句が含まれているかを判定する判定部と、判定部による判定結果、および、現在位置情報取得部により取得された車両の現在位置に基づいて、目的地を推定し、ルートを解析するルート解析部と、ルート解析部による解析結果の出力を制御する出力制御部とを備えることを特徴とする。
本発明のナビゲーション方法の一側面は、車両の現在位置を取得する現在位置情報取得ステップと、ユーザからの指令の入力を制御する入力制御ステップと、入力制御ステップの処理により入力が制御されたユーザの指令に相対的な語句が含まれているかを判定する判定ステップと、判定ステップの処理による判定結果、および、現在位置情報取得ステップの処理により取得された車両の現在位置に基づいて、目的地を推定し、ルートを解析するルート解析ステップと、ルート解析ステップの処理による解析結果の出力を制御する出力制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムの一側面は、車両に搭載されるコンピュータに、車両の現在位置を取得する現在位置情報取得ステップと、ユーザからの指令の入力を制御する入力制御ステップと、入力制御ステップの処理により入力が制御されたユーザの指令に相対的な語句が含まれているかを判定する判定ステップと、判定ステップの処理による判定結果、および、現在位置情報取得ステップの処理により取得された車両の現在位置に基づいて、目的地を推定し、ルートを解析するルート解析ステップと、ルート解析ステップの処理による解析結果の出力を制御する出力制御ステップとを含む処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、あいまいさを含む語句からユーザが目的とする進路をルート検索することができる。
ナビゲーション装置1の機能構成について説明するための図である。 相対的語句データベース31に登録されている情報について説明するための図である。 ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合のルート解析の例について説明するための図である。 ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合のルート解析の例について説明するための図である。 ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合のルート解析の例について説明するための図である。 ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合のルート解析の例について説明するための図である。 ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合のルート解析の例について説明するための図である。 ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合のルート解析の例について説明するための図である。 ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合のルート解析の例について説明するための図である。 ナビゲーション処理について説明するためのフローチャートである。 相対的語句対応ルート解析処理について説明するためのフローチャートである。 相対的語句対応ルート解析処理について説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態の情報送受信システムについて、図1〜図12を参照しながら説明する。図1を参照して、本発明の一実施例であるナビゲーション装置1の機能構成について説明する。
ナビゲーション装置1は、自動車等の車両に搭載され、運転者等のユーザの操作入力に基づいて、ユーザが目的とする地点までの経路を探索し、探索結果を車両位置周辺の地図と共に表示して、ユーザが、容易に確実に車両を目的地へ到着させることを補助するものである。ナビゲーション装置1は、例えば、住所で指定される場所や、所定の施設、ユーザがタッチパネル等の入力デバイスを操作したり、ユーザが発話した内容を音声解析することにより指定された場所を目的として設定し、目的地までの経路を検索して、ユーザに提示可能である。また、このナビゲーション装置1は、例えば、「さっきの角を右へ・・・」「このあたりの花屋の先を・・・」などの、あいまいさを含む語句、すなわち、絶対的ではなく相対的な位置関係を示す語句を含むユーザの発話を音声解析し、ユーザが、車両を目的地へ到着させることを補助するものである。
ナビゲーション装置1は、現在位置情報取得部11、走行履歴記録部12、タッチパネル13、操作入力部14、入力制御部15、マイク16、音声データ取得部17、音声解析処理部18、地図データベース19、テキストデータベース20、あいまいさ判定部21、ルート解析部22、音声データ出力制御部23、スピーカー24、および、表示制御部25の各機能を有している。また、テキストデータベース20には、相対的語句データベース31が含まれている。
現在位置情報取得部11は、GNSS(Global Navigation Satellite System/全球測位衛星システム)などを用いて、車両の現在位置情報を取得し、走行履歴記録部12およびルート解析部22に供給する。
走行履歴記録部12は、地図データベース19に登録されている地図を参照し、現在位置情報取得部11から供給された車両の現在位置情報に基づいて、車両の走行履歴を記録する。
タッチパネル13は、液晶パネル等の表示装置とタッチパッド等の位置入力装置を組み合わせたものである。タッチパネル13は、後述する表示制御部25の制御に基づいて各種情報を表示する。また、タッチパネル13は、ユーザが指先等で画面に触れることにより、操作入力が可能であり、ユーザの操作入力に対応する情報を、入力制御部15に供給する。
操作入力部14は、例えば、ボタン、キー、リモートコントローラおよびリモートコントローラからの信号を受信する受信部などの各種入力デバイスにより構成されるものである。操作入力部14は、ユーザの操作入力を受け、ユーザの操作入力に対応する情報を、入力制御部15に供給する。
入力制御部15は、タッチパネル13および操作入力部14を用いたユーザの操作入力を制御し、ユーザの操作入力に対応する情報を、後述するあいまいさ判定部21に供給する。
マイク16は、周囲の音声を集音する音声入力デバイスである。マイク16は、入力された音声データを、音声データ取得部17に供給する。
音声データ取得部17は、マイク16により集音された音声データを取得し、音声解析処理部18に供給する。音声データ取得部17も、入力制御部に対応する。
音声解析処理部18は、音声データ取得部17により取得された音声データの供給を受け、音声解析処理を行う。音声解析処理部18は、音声解析結果を、後述するあいまいさ判定部21に供給する。
地図データベース19は、走行履歴記録部12による走行履歴の記録、および、ルート解析部22によるルート解析のために用いられる地図データを記憶しているデータベースである。地図データベース19に記憶される地図情報には、店舗や学校、病院、その他の公共施設等の各施設の名称、属性、住所、電話番号などが対応付けられている。ユーザは、目的地の名称、住所、電話番号などで、ルートを検索することが可能である。また、ユーザは、「コンビニ(コンビニエンスストア)」や「銀行」などといった、店舗名称より広い定義や略称等で目的地を検索し、ルートを検索することも可能である。また、地図データベース19に記憶される地図情報は、例えば、図示しない通信処理部により、適宜、最新の地図情報を所定のサイトからダウンロードし、更新可能であると好適である。
テキストデータベース20は、あいまいさ判定部21およびルート解析部22の処理に用いるために、ユーザの発話内容を認識するためのテキストデータを記憶している。また、テキストデータベース20には、相対的語句が登録されている相対的語句データベース31が含まれている。相対的語句データベース31は、あいまいさ判定部21によるユーザの発話にあいまいさが含まれているか否かの判定、および、ルート解析部22によるあいまいさを含んだユーザの指令に対するルートの解析に用いられる。相対的語句データベース31には、例えば、図2に示されるように、相対的語句と、それらの語句が入力された場合の検索基準、検索方向、および、検索条件に関する情報が登録されている。
相対的語句データベース31には、例えば、図2に示されるように、相対的語句として、「さっき」「前」「今」「通り過ぎた」「行き過ぎた」「このあたり」などの複数の語句が登録され、それぞれの語句に対して、検索を行う場合の検索基準となる位置、検索方向、検索条件に関する情報が登録されている。例えば、相対的語句である「通り過ぎた」に対しては、検索基準として「現在位置」が登録され、検索方向として「走行履歴」が登録され、検索条件として「過去Bメートル」が登録されている。すなわち、相対的語句である「通り過ぎた」に対しては、車両の現在位置を基準として、走行履歴を参照して求められる検索方向に過去Bメートルの範囲内が検索されることが登録されている。検索条件となる「過去Bメートル」の範囲については、例えば、「さっき」であれば過去100メートル、「通り過ぎた」であれば過去500メートルなど、語句によって適切と思われる数値が適用される。
図2に示される相対的語句データベース31には、例えば、「さっき」「前」「今」「通り過ぎた」「行き過ぎた」などの、絶対的ではなく相対的に過去の時間や経路を表す語句が含まれていると好適である。例えば、「○○m前」「○○分前」などの語句も、絶対的な地点の指定(例えば、銀行、交差点など)とは異なり、ある地点からの相対的な距離や、ある地点を走行していた時からの相対的な時刻を示す、相対的な、すなわち、あいまいさを有する語句である。また、相対的語句データベース31には、例えば、「この(現在地の)あたり」「(現在地の)ちかく」「○○の近く」「××の先」「××の手前」など、絶対的な地点の指定ではなく、ある地点からの相対的な位置関係を示す語句が含まれていると好適である。相対的語句データベース31には、図2に示される以外の情報が登録されていてもよいことは言うまでもない。
あいまいさ判定部21は、入力制御部15および音声解析処理部18から供給された、ユーザの指令に対応する情報にあいまいさが含まれるか否かを判定する。あいまいさ判定部21は、相対的語句データベース31に登録されている相対的語句が含まれているか否かに基づいて、ユーザの指令にあいまいさが含まれるか否かを判定する。あいまいさ判定部21は、ユーザの指令に対応する情報とともに、判定結果をルート解析部22に供給する。あいまいさ判定部21は、判定部に対応する。
ルート解析部22は、現在位置情報取得部11により取得された車両の現在地を示す情報の供給を受け、あいまいさ判定部21から供給された、あいまいさの判定結果に基づいて、ユーザの指令に対応するルートを、地図データベース19に登録されている地図から解析する。ルート解析部22は、ユーザからの指令にあいまいさが含まれていない場合、従来と同様な方法で、ルート解析を実行する。そして、ルート解析部22は、ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合、相対的語句データベース31に登録されている情報に基づいて、必要に応じて、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、相対的な語句が含まれているユーザの指令から目的地を推定して、ルート解析を実行する。ルート解析部22は、ルートの解析結果を、音声データ出力制御部23および表示制御部25に供給する。
ルート解析部22による、ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合のルート解析の具体的な例については、図3〜図9を用いて後述する。
音声データ出力制御部23は、ルート解析部22から供給されたルート解析結果を音声データに変換し、スピーカー24からの音声データの出力を制御する。音声データ出力制御部23は、出力制御部に対応する。
スピーカー24は、音声データ出力制御部23の制御に基づいて、ルート解析結果に対応する音声データを出力する。
表示制御部25は、タッチパネル13を制御して、ルート解析部22から供給されたルート解析結果、および、車両の現在位置の表示出力を制御する。表示制御部25は、出力制御部に対応する。
なお、図1においては、各機能構成を、一つのナビゲーション装置1が有するものとして説明したが、これらは、複数の装置によって構成されていてもよい。例えば、タッチパネル13、スピーカー24、操作入力部14、または、マイク16などが、他の構成要素と独立した装置として構成され、それぞれ、情報を授受可能なものとしてもよい。
このように、ナビゲーション装置1は、車両の現在位置を取得する現在位置情報取得部11と、ユーザからの指令の入力を制御する入力制御部15および音声データ取得部17と、入力制御部15の処理により入力が制御されたユーザの指令に相対的な語句が含まれているかを判定するあいまいさ判定部21と、あいまいさ判定部21による判定結果、および、現在位置情報取得部11により取得された車両の現在位置に基づいて、目的地を推定し、ルートを解析するルート解析部22と、ルート解析部による解析結果の出力を制御する音声データ出力制御部23および表示制御部25とを含む構成を有する。これにより、ナビゲーション装置1は、あいまいさを含む語句から、ユーザが目的とする進路を推定し、ルート検索して、その結果をユーザに提示することができる。
次に、図3〜図9を参照し、ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合のルート解析の具体的な例について説明する。
例えば、ナビゲーション装置1を搭載する車両が図3のXに示される位置であり、車両の走行履歴が点線で示される状態である場合に、ユーザが、「さっきまがった交差点の100m前まで戻る」と発話した場合について説明する。
ユーザの発話「さっきまがった交差点の100m前まで戻る」は、マイク16により集音され、音声データ取得部17により取得され、音声解析処理部18に供給される。音声解析処理部18は、供給された音声データに対する音声解析処理を行い、解析結果をあいまいさ判定部21に供給する。
あいまいさ判定部21は、相対的語句データベース31に登録されている相対的語句が含まれているか否かに基づいて、音声解析処理部18から供給された、ユーザの指令に対応する「さっきまがった交差点の100m前まで戻る」にあいまいさが含まれるか否かを判定する。「さっきまがった交差点の100m前まで戻る」には、「さっき」「100m前」「戻る」の相対的語句が含まれている。
あいまいさ判定部21は、ユーザの指令に対応する情報とともに、あいまいさの判定結果をルート解析部22に供給する。ルート解析部22は、ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合、相対的語句データベース31に登録されている情報に基づいて、ルート解析を実行する。すなわち、「さっき」の語句は過去の時間を示しており、あいまいさ判定部21が、このような過去の時間を示す語句を抽出した場合に、ルート解析部22は、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、ルート解析を実行する。また、「通り過ぎた」などの語句は過去の経路を示しており、あいまいさ判定部21が、このような過去の時間を示す語句を抽出した場合に、ルート解析部22は、同様に走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、ルート解析を実行する。
すなわち、ルート解析部22は、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、「さっきまがった交差点」である抽出ポイントAを抽出する。そして、ルート解析部22は、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、車両が抽出ポイントAを走行していた時の進行方向を検出し、抽出ポイントAから100m戻る、すなわち、抽出ポイントAから進行方向の逆側に100m移動した抽出ポイントBをユーザの目的地と認識して、抽出ポイントBへのルートを解析する。
ルート解析部22は、ルートの解析結果を、音声データ出力制御部23および表示制御部25に供給する。音声データ出力制御部23は、ルート解析部22から供給されたルート解析結果を音声データに変換し、スピーカー24からの音声データの出力を制御する。表示制御部25は、タッチパネル13を制御して、ルート解析部22から供給されたルート解析結果の表示出力を制御する。
このように、ナビゲーション装置1においては、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、車両がある地点を走行していた時の進行方向を検出することができるようにしたので、「戻る」というあいまいさを含む相対的な語句が含まれている場合においても、走行した経路をそのまま戻るような指示を行うのではなく、ユーザが意図する目的地への最適なルートを検索することが可能となる。
次に、例えば、ナビゲーション装置1を搭載する車両が図4のXに示される位置であり、車両の走行履歴が点線で示される状態である場合に、ユーザが、「次のコンビニの角を右折したあたりのスーパー」と発話した場合について説明する。
ユーザの発話「次のコンビニの角を右折したあたりのスーパー」は、マイク16により集音され、音声データ取得部17により取得され、音声解析処理部18に供給される。音声解析処理部18は、供給された音声データに対する音声解析処理を行い、解析結果をあいまいさ判定部21に供給する。
あいまいさ判定部21は、相対的語句データベース31に登録されている相対的語句が含まれているか否かに基づいて、音声解析処理部18から供給された、ユーザの指令に対応する「次のコンビニの角を右折したあたりのスーパー」にあいまいさが含まれるか否かを判定する。「次のコンビニの角を右折したあたりのスーパー」には、「あたり」の相対的語句が含まれている。
あいまいさ判定部21は、ユーザの指令に対応する情報とともに、あいまいさの判定結果をルート解析部22に供給する。ルート解析部22は、ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合、相対的語句データベース31に登録されている情報に基づいて、必要に応じて、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、ルート解析を実行する。
すなわち、ルート解析部22は、通常のルート解析方法で、あいまいさが含まれていない、「次のコンビニ」である抽出ポイントAを抽出する。そして、ルート解析部22は、通常のルート解析方法で、あいまいさが含まれていない、「右折する」「角」である抽出ポイントBを抽出する。そして、ルート解析部22は、相対的語句データベース31を参照して、抽出ポイントBを基準として、右折した方向の所定の範囲内に「スーパー」があるか否かを、地図データベース19に登録されている地図を参照して検索する。そして、ルート解析部22は、検索結果得られた抽出ポイントCをユーザの目的地と認識して、抽出ポイントCへのルートを解析する。
ルート解析部22は、ルートの解析結果を、音声データ出力制御部23および表示制御部25に供給する。音声データ出力制御部23は、ルート解析部22から供給されたルート解析結果を音声データに変換し、スピーカー24からの音声データの出力を制御する。表示制御部25は、タッチパネル13を制御して、ルート解析部22から供給されたルート解析結果の表示出力を制御する。
このように、ナビゲーション装置1は、絶対的な語句と相対的な語句のいずれもが含まれている場合においても、ユーザが意図する目的地へのルートを検索することが可能となる。
次に、例えば、ナビゲーション装置1を搭載する車両が図5のXに示される位置であり、車両の走行履歴が点線で示される状態である場合に、ユーザが、「通り過ぎたコンビニの手前の角まで戻る」と発話した場合について説明する。
ユーザの発話「通り過ぎたコンビニの手前の角まで戻る」は、マイク16により集音され、音声データ取得部17により取得され、音声解析処理部18に供給される。音声解析処理部18は、供給された音声データに対する音声解析処理を行い、解析結果をあいまいさ判定部21に供給する。
あいまいさ判定部21は、相対的語句データベース31に登録されている相対的語句が含まれているか否かに基づいて、音声解析処理部18から供給された、ユーザの指令に対応する「通り過ぎたコンビニの手前の角まで戻る」にあいまいさが含まれるか否かを判定する。「通り過ぎたコンビニの手前の角まで戻る」には、「通り過ぎた」「××の手前」「戻る」の相対的語句が含まれている。
あいまいさ判定部21は、ユーザの指令に対応する情報とともに、あいまいさの判定結果をルート解析部22に供給する。ルート解析部22は、ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合、相対的語句データベース31に登録されている情報に基づいて、必要に応じて、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、ルート解析を実行する。
すなわち、ルート解析部22は、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、過去に走行した所定の範囲内に、「通り過ぎたコンビニ」である抽出ポイントA1および抽出ポイントA2を抽出する。そして、ルート解析部22は、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、車両が抽出ポイントA1および抽出ポイントA2を走行していた時の進行方向をそれぞれ検出し、抽出ポイントA1および抽出ポイントA2の手前の角まで戻る、すなわち、抽出ポイントA1および抽出ポイントA2から進行方向の逆側の直近の角である抽出ポイントB1および抽出ポイントB2をユーザの目的地と認識する。そして、ルート解析部22は、抽出ポイントB1および抽出ポイントB2へのルートを、それぞれ解析する。
ルート解析部22は、2つのルートの解析結果を、音声データ出力制御部23および表示制御部25に供給する。音声データ出力制御部23は、ルート解析部22から供給されたルート解析結果を音声データに変換し、スピーカー24からの音声データの出力を制御する。表示制御部25は、タッチパネル13を制御して、ルート解析部22から供給されたルート解析結果(図5において、ルート解析結果(1)およびルート解析結果(2)と示す)の表示出力を制御する。このとき、表示制御部25は、タッチパネル13を制御して、直近に通り過ぎたコンビニである抽出ポイントA1を基に検索されるルート解析結果(1)を優先して表示させるものとしてもよく、複数の候補があることをユーザに通知させるようにしてもよい。また、音声データ出力制御部23も、直近に通り過ぎたコンビニである抽出ポイントA1を基に検索されるルート解析結果(1)を優先してユーザに通知する音声出力を、スピーカー24から行わせるものとしてもよく、複数の候補があることをユーザに通知させるようにしてもよい。
このように、ナビゲーション装置1においては、あいまいさを含む相対的な語句が含まれている場合のルート解析結果を複数求めることが可能となる。
次に、例えば、ナビゲーション装置1を搭載する車両が図6のXに示される位置であり、車両の走行履歴が点線で示される状態である場合に、ユーザが、「ひとつ前の交差点を右」と発話した場合について説明する。
ユーザの発話「ひとつ前の交差点を右」は、マイク16により集音され、音声データ取得部17により取得され、音声解析処理部18に供給される。音声解析処理部18は、供給された音声データに対する音声解析処理を行い、解析結果をあいまいさ判定部21に供給する。
あいまいさ判定部21は、相対的語句データベース31に登録されている相対的語句が含まれているか否かに基づいて、音声解析処理部18から供給された、ユーザの指令に対応する「ひとつ前の交差点を右」にあいまいさが含まれるか否かを判定する。「ひとつ前の交差点を右」には、「前」の相対的語句が含まれている。
あいまいさ判定部21は、ユーザの指令に対応する情報とともに、あいまいさの判定結果をルート解析部22に供給する。ルート解析部22は、ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合、相対的語句データベース31に登録されている情報に基づいて、必要に応じて、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、ルート解析を実行する。
すなわち、ルート解析部22は、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、「ひとつ前の交差点」である抽出ポイントAを抽出する。そして、ルート解析部22は、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、車両が抽出ポイントAを走行していた時の進行方向を検出し、抽出ポイントAで右に曲がった場合の抽出ポイントBをユーザの目的地と認識して、抽出ポイントBへのルートを解析する。
このようなあいまいな語句を含んでルートを検索した場合、特に、「ひとつ前の交差点を右」のように、所定の地点からの進行方向だけが示された場合には、ユーザの目的地は、抽出ポイントBであるのか、間違えずに「ひとつ前の交差点を右」に直進した場合の進路の先にあるのかを判断することは困難である。そこで、ルート解析部22は、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、間違えずに「ひとつ前の交差点を右」に直進した場合の進路に、現在位置から早く到着可能な地点が存在するか否かを検索する。この場合、間違えずに「ひとつ前の交差点を右」に曲がった後直進した場合の進路に、現在位置から早く到着可能な抽出ポイントCが存在するので、ルート解析部22は、抽出ポイントCをユーザの目的地候補の一つと認識して、抽出ポイントCへのルートを解析する。
ルート解析部22は、2つのルートの解析結果を、音声データ出力制御部23および表示制御部25に供給する。音声データ出力制御部23は、ルート解析部22から供給されたルート解析結果を音声データに変換し、スピーカー24からの音声データの出力を制御する。表示制御部25は、タッチパネル13を制御して、ルート解析部22から供給されたルート解析結果の表示出力を制御する。
このように、ナビゲーション装置1においては、あいまいな語句を含んでルートを検索した場合に、ユーザの目的地が、あいまいな語句を含んだ指令により示される抽出ポイントBのみならず、間違えずに「ひとつ前の交差点を左」に直進した場合の進路の先にある抽出ポイントCのいずれである場合も、最適なルートを検索して、ユーザに提示することが可能となる。
次に、例えば、ナビゲーション装置1を搭載する車両が図7のXに示される位置であり、車両の走行履歴が点線で示される状態である場合に、ユーザが、「このあたりの銀行の角を左」と発話した場合について説明する。
ユーザの発話「このあたりの銀行の角を左」は、マイク16により集音され、音声データ取得部17により取得され、音声解析処理部18に供給される。音声解析処理部18は、供給された音声データに対する音声解析処理を行い、解析結果をあいまいさ判定部21に供給する。
あいまいさ判定部21は、ユーザからのナビゲーションの指令の中に相対的語句データベース31に登録されている相対的語句が含まれているか否かに基づいて、音声解析処理部18から供給された、ユーザの指令に対応する「このあたりの銀行の角を左」にあいまいさが含まれるか否かを判定する。「このあたりの銀行の角を左」には、「このあたり」の相対的語句が含まれている。
あいまいさ判定部21は、ユーザの指令に対応する情報とともに、あいまいさの判定結果をルート解析部22に供給する。ルート解析部22は、ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合、相対的語句データベース31に登録されている情報に基づいて、ルート解析を実行する。すなわち、
「このあたり」の語句は相対的な位置関係を示しており、あいまいさ判定部21がこのような相対的な位置関係を示す語句を抽出した場合に、ルート解析部22は、地図データベースを参照し、ルート解析を実行する。
すなわち、ルート解析部22は、相対的語句データベース31に登録されている内容に基づいて、「このあたりの銀行」を、現在位置を基準として、所定範囲内で検索する。その結果、ルート解析部22は、「このあたりの銀行」である抽出ポイントA1および抽出ポイントA2を抽出する。そして、抽出ポイントA1として抽出された銀行の「角」である抽出ポイントB1は、現在の進行方向に存在するので、ルート解析部22は、通常のルート解析方法を用いて、抽出ポイントB1を左に曲がった抽出ポイントC1を検出し、抽出ポイントC1を、ユーザの目的地候補の一方として、ルートを解析する。また、そして、抽出ポイントA2として抽出された銀行の「角」である抽出ポイントB2は、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴に含まれる部分であるので、ルート解析部22は、車両が抽出ポイントB2を走行していた時の進行方向を検出し、抽出ポイントB2の先の角、すなわち、抽出ポイントB2から進行方向の直近の角を左に曲がった抽出ポイントC2をユーザの目的地候補の他方と認識して、抽出ポイントC2へのルートを解析する。
なお、「このあたりの銀行の角を左」も、図6を用いて説明した場合と同様に、所定の地点からの進行方向だけが示されているが、抽出ポイントC1と抽出ポイントC2とのいずれがユーザの目的地であった場合においても、その方向に直進した先の進路に、現在位置から早く到着可能な地点が存在しないため、ルート解析部22は、抽出ポイントC1および抽出ポイントC2の2か所をユーザの目的地候補としたルート解析を実行する。
ルート解析部22は、2つのルートの解析結果を、音声データ出力制御部23および表示制御部25に供給する。音声データ出力制御部23は、ルート解析部22から供給されたルート解析結果を音声データに変換し、スピーカー24からの音声データの出力を制御する。表示制御部25は、タッチパネル13を制御して、ルート解析部22から供給されたルート解析結果(図7において、ルート解析結果(1)およびルート解析結果(2)と示す)の表示出力を制御する。
このように、ナビゲーション装置1においては、「このあたり」という、通り過ぎた場所も進行方向に存在する場所も含む相対的な語句が含まれている場合においても、ユーザが意図する目的地へのルートを検索することが可能となる。また、ナビゲーション装置1においては、「このあたり」で示される範囲内で抽出された対象物が通り過ぎた場所に存在した場合においては、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、車両がある地点を走行していた時の進行方向を検出することができるようにしたので、ユーザが意図する目的地へのルートを検索することが可能となる。
次に、例えば、ナビゲーション装置1を搭載する車両が図8のXに示される位置であり、車両の走行履歴が点線で示される状態である場合に、ユーザが、「近くの花屋の先の角を左」と発話した場合について説明する。
ユーザの発話「近くの花屋の先の角を左」は、マイク16により集音され、音声データ取得部17により取得され、音声解析処理部18に供給される。音声解析処理部18は、供給された音声データに対する音声解析処理を行い、解析結果をあいまいさ判定部21に供給する。
あいまいさ判定部21は、相対的語句データベース31に登録されている相対的語句が含まれているか否かに基づいて、音声解析処理部18から供給された、ユーザの指令に対応する「近くの花屋の先の角を左」にあいまいさが含まれるか否かを判定する。「近くの花屋の先の角を左」には、「近く」「××の先」の相対的語句が含まれている。
あいまいさ判定部21は、ユーザの指令に対応する情報とともに、あいまいさの判定結果をルート解析部22に供給する。ルート解析部22は、ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合、相対的語句データベース31に登録されている情報に基づいて、必要に応じて、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、ルート解析を実行する。
すなわち、ルート解析部22は、相対的語句データベース31に登録されている内容に基づいて、「近くの花屋」を、現在位置を検索基準として、図2に示す半径Dメートル以内、たとえば半径500m圏内を検索条件とし、検索方向を現在位置周辺として検索する。または、ルート解析部22は、検索条件を現在地から「最寄りの1つまたは複数の候補地」としてもよく、最寄りの複数の候補地、たとえば3軒の候補をユーザに提示することを検索条件としてもよい。その結果、ルート解析部22は、「近くの花屋」である抽出ポイントA1および抽出ポイントA2を抽出する。そして、抽出ポイントA1として抽出された花屋は、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴に含まれる部分である。そこで、ルート解析部22は、車両が抽出ポイントA1を走行していた時の進行方向を検出し、抽出ポイントA1の先の角、すなわち、抽出ポイントA1から進行方向の直近の角である抽出ポイントB1を左に曲がった抽出ポイントC1をユーザの目的地候補の一方と認識して、抽出ポイントC1へのルートを解析する。そして、抽出ポイントA2として抽出された花屋は、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴に含まれないが、現在の位置周辺に存在する。すなわち、抽出ポイントA2として抽出された花屋を目標物としていた場合、ユーザは、ルートを間違えてしまっていた可能性がある。したがって、ルート解析部22は、車両が、走行履歴のいずれかの位置から最も早く抽出ポイントA2の前を走行していた場合(図8中、実線矢印で示される、A2が抽出ポイントであるときの仮ルート)における仮進行方向を検出し、抽出ポイントA2の先の角、すなわち、抽出ポイントA2から仮ルート仮進行方向の直近の角である抽出ポイントB2を左に曲がった抽出ポイントC2をユーザの目的地候補の他方と認識する。
また、「近くの花屋の先の角を左」も、図6および図7を用いて説明した場合と同様に、所定の地点からの進行方向だけが示されている。抽出ポイントC1がユーザの目的地であった場合、その方向に直進した先の進路に、現在位置から早く到着可能な抽出ポイントは存在しない。しかしながら、抽出ポイントC2がユーザの目的地であった場合、その方向に直進した先の進路に、現在位置から早く到着可能な抽出ポイントD2が存在する。したがって、ルート解析部22は、抽出ポイントC1および抽出ポイントC2に加えて、抽出ポイントD2の3か所をユーザの目的地候補としたルート解析を実行する。
ルート解析部22は、3つのルートの解析結果を、音声データ出力制御部23および表示制御部25に供給する。音声データ出力制御部23は、ルート解析部22から供給されたルート解析結果を音声データに変換し、スピーカー24からの音声データの出力を制御する。表示制御部25は、タッチパネル13を制御して、ルート解析部22から供給されたルート解析結果(図8において、ルート解析結果(1)およびルート解析結果(2)と示す)の表示出力を制御する。
このように、ナビゲーション装置1においては、「このあたり」という相対的な語句に対応する範囲内に、現在の進行方向の先ではなく、また、走行履歴に含まれていない抽出ポイントを検索した場合、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、車両が、間違わずに目標物に向かって走行していた場合の仮進行方向を検出することができるようにしたので、ユーザがルートを間違えて走行していた場合においても、ユーザが意図する目的地へのルートを検索することが可能となる。
次に、例えば、ナビゲーション装置1を搭載する車両が図9のXに示される位置であり、車両の走行履歴が点線で示される状態である場合に、ユーザが、「さっきの交差点を左」と発話した場合について説明する。
ユーザの発話「さっきの交差点を左」は、マイク16により集音され、音声データ取得部17により取得され、音声解析処理部18に供給される。音声解析処理部18は、供給された音声データに対する音声解析処理を行い、解析結果をあいまいさ判定部21に供給する。
あいまいさ判定部21は、相対的語句データベース31に登録されている相対的語句が含まれているか否かに基づいて、音声解析処理部18から供給された、ユーザの指令に対応する「さっきの交差点を左」にあいまいさが含まれるか否かを判定する。「さっきの交差点を左」には、「さっき」の相対的語句が含まれている。
あいまいさ判定部21は、ユーザの指令に対応する情報とともに、あいまいさの判定結果をルート解析部22に供給する。ルート解析部22は、ユーザからの指令にあいまいさが含まれている場合、相対的語句データベース31に登録されている情報に基づいて、必要に応じて、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、ルート解析を実行する。
ルート解析部22は、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、現在位置から所定範囲内に、「さっきの交差点」である抽出ポイントA1およびA2を抽出する。図3を用いて説明した「さっきまがった交差点」の場合と異なり、「さっきの交差点」は、所定範囲内に複数存在する。
そして、ルート解析部22は、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、車両が抽出ポイントA1および抽出ポイントA2に示される交差点に進入した場合の進行方向を検出し、抽出ポイントA1および抽出ポイントA2のそれぞれにおいて、進行方向から左折した場合の抽出ポイントB1および抽出ポイントB2をそれぞれユーザの目的地と認識してルートを解析する。
なお、「さっきの交差点を左」も、図6〜図8を用いて説明した場合と同様に、所定の地点からの進行方向だけが示されているが、抽出ポイントB1と抽出ポイントB2とのいずれがユーザの目的地であった場合においても、その方向に直進した先の進路に、現在位置から早く到着可能な抽出ポイントが存在しないため、ルート解析部22は、抽出ポイントB1および抽出ポイントB2の2か所をユーザの目的地候補としたルート解析を実行する。
ルート解析部22は、ルートの解析結果を、音声データ出力制御部23および表示制御部25に供給する。音声データ出力制御部23は、ルート解析部22から供給されたルート解析結果を音声データに変換し、スピーカー24からの音声データの出力を制御する。表示制御部25は、タッチパネル13を制御して、ルート解析部22から供給されたルート解析結果(図9において、ルート解析結果(1)およびルート解析結果(2)と示す)の表示出力を制御する。
このように、ナビゲーション装置1においては、「さっきの角」を所定範囲内で複数抽出可能とし、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を参照し、車両がある地点を走行していた時の進行方向をそれぞれ検出することができるようにしたので、「さっき」というあいまいさを含む相対的な語句が含まれている場合においても、ユーザが意図する目的地へのルートを検索することが可能となる。
次に、図10のフローチャートを参照し、ナビゲーション装置1が実行するナビゲーション処理について説明する。
ステップS1において、現在位置情報取得部11は、車両の現在位置情報を取得し、走行履歴記録部12およびルート解析部22に供給する。走行履歴記録部12は、地図データベース19に登録されている地図を参照し、現在位置情報取得部11から供給された車両の現在位置情報に基づいて、車両の走行履歴を記録する。
ステップS2において、あいまいさ判定部21は、入力制御部15または音声解析処理部18から供給される情報に基づいて、ユーザから、ナビゲーションの指示を受けたか否かを判断する。ステップS2において、ナビゲーションの指示を受けていないと判断された場合、処理はステップS1に戻る。
ステップS2において、ナビゲーションの指示を受けたと判断された場合、ステップS3において、あいまいさ判定部21は、相対的語句データベース31を参照して、ユーザからのナビゲーションの指令には、あいまいさが含まれるか否かを判断する。あいまいさ判定部21は、ユーザの指令に対応する情報とともに、あいまいさの判定結果をルート解析部22に供給する。
ステップS2において、あいまいさが含まれないと判断された場合、ステップS4において、ルート解析部22は、通常のルート解析処理を実行し、処理は、ステップS6に進む。
ステップS2において、あいまいさが含まれると判断された場合、ステップS5において、図11および図12を用いて後述する相対的語句対応ルート解析処理が実行され、処理は、ステップS6に進む。
ステップS6において、ルート解析部22は、ルートの解析結果を、音声データ出力制御部23および表示制御部25に供給する。音声データ出力制御部23は、ルート解析部22から供給されたルート解析結果を音声データに変換し、スピーカー24からの音声データの出力を制御する。表示制御部25は、タッチパネル13を制御して、ルート解析部22から供給されたルート解析結果の表示出力を制御して、処理が終了される。
次に、図11および図12のフローチャートを参照して、図10のステップS5において実行される相対的語句対応ルート解析処理について説明する。
ステップS21において、ルート解析部22は、あいまいさ判定部21から供給された、ユーザの指令に対応する情報から、抽出ポイントを決定可能な語句群を抽出する。例えば、ユーザの指令に対応する情報が、図4を用いて説明した「次のコンビニの角を右折したあたりのスーパー」であった場合、ルート解析部22は、まず、「次のコンビニ」を抽出する。例えば、ユーザの指令に対応する情報が、図5を用いて説明した「通り過ぎたコンビニの手前の角まで戻る」であった場合、ルート解析部22は、まず、「通り過ぎたコンビニ」を抽出する。
ステップS22において、ルート解析部22は、相対的語句データベース31を参照して、ステップS21において抽出した語句群には、相対的語句が含まれるか否かを判断する。例えば、ユーザの指令に対応する情報が、図4を用いて説明した「次のコンビニの角を右折したあたりのスーパー」であった場合、最初に抽出された「次のコンビニ」には、相対的語句が含まれておらず、従来の方法にて抽出ポイントの検索が可能な語句である。例えば、ユーザの指令に対応する情報が、図5を用いて説明した「通り過ぎたコンビニの手前の角まで戻る」であった場合、最初に抽出された「通り過ぎたコンビニ」には、相対的語句データベース31に登録されている相対的語句が含まれている。
ステップS22において、相対的語句が含まれていないと判断された場合、ステップS23において、ルート解析部22は、地図データベース19を参照して、抽出された語句に対応する抽出ポイントを地図から検出し、処理は、後述するステップS30に進む。
ステップS22において、相対的語句が含まれていないと判断された場合、ステップS24において、ルート解析部22は、相対的語句データベース31を参照し、対応する語句を検出する。
ステップS25において、ルート解析部22は、相対的語句データベース31から、抽出された語句に対応する、検索基準、検索方向、検索範囲を抽出する。
ステップS26において、ルート解析部22は、抽出ポイントの検索には、走行履歴が利用されるか否かを判断する。
ステップS26において、走行履歴が利用されないと判断された場合、ステップS27において、ルート解析部22は、抽出された語句に対応する検索基準、検索方向、検索範囲に基づいて、抽出ポイントを地図から検出し、後述するステップS30に進む。
ステップS26において、走行履歴が利用されると判断された場合、ステップS28において、ルート解析部22は、走行履歴記録部12に記録されている走行履歴を読み込む。
ステップS29において、ルート解析部22は、抽出された語句に対応する検索基準、検索方向、検索範囲、および、走行履歴に基づいて、抽出ポイントを地図から検出する
ステップS23、ステップS27、または、ステップS29の処理の終了後、ステップS30において、ルート解析部22は、ステップS23、ステップS27、または、ステップS29の処理において求められた抽出ポイントには、複数の候補があるか否かを判断する。ステップS30において、複数の候補がないと判断された場合、処理は、後述するステップS32に進む。
ステップS30において、複数の候補があると判断された場合、ステップS31において、ルート解析部22は、複数候補すべてに対して抽出ポイントの検出が終了したか否かを判断する。ステップS31において、複数候補すべてに対して抽出ポイントの検出が終了していないと判断された場合、処理は、ステップS22に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS30において、複数の候補がないと判断された場合、または、ステップS31において、複数候補すべてに対して抽出ポイントの検出が終了したと判断された場合、ステップS32において、ルート解析部22は、ユーザの指令に対応する情報に含まれる語句の全てに対して処理が終了したか否かを判断する。ステップS32において、語句の全てに対して処理が終了していないと判断された場合、処理は、ステップS21に戻り、次の語句群が抽出されて、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS32において、語句の全てに対して処理が終了したと判断された場合、ステップS33において、ルート解析部22は、最後の抽出ポイントまでのルート解析処理を実行する。
ステップS34において、ルート解析部22は、例えば、図6または図8を用いて説明した場合のように、最後の抽出ポイントから進行方向に進んだ場合、現在位置から早く到着可能な個所が存在するか、すなわち、適したルートが存在するか否かを判断する。ステップS34において、最後の抽出ポイントから進行方向に進んだ場合にも適したルートが存在しないと判断された場合、処理は、図10のステップS6に進む。
ステップS34において、最後の抽出ポイントから進行方向に進んだ場合に適したルートが存在すると判断された場合、ステップS35において、ルート解析部22は、最後の抽出ポイントから進行方向に進んだ場合のルート解析処理を実行し、処理は、図10のステップS6に進む。
このような処理により、ナビゲーション装置1においては、相対的な語句に対応してルート検索することができるので、ユーザが、経路を間違えたり、経路の記憶があいまいであったり、通り過ぎたところにもう一度戻りたい場合などであっても、ユーザが目的とする進路を推定して、ルート検索を実行することができる。
上述した技術は、ハードウェアとしては、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、または、スマートフォンなどの、現在位置を取得する手段、表示部、操作入力部、および、音声や画像の出力部の機能を備えた装置においても適用することができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータやスマートフォンなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、ナビゲーション装置1において、図2に示した相対的語句データベース31を編集する機能を備えてもよい。図2の相対的語句データベース31では、相対的語句「さっき」について検索条件をAメートルとしているが、この条件はユーザによって感覚が異なる場合がある。相対的語句データベース31において、語句ごとに設定される検索条件を編集可能とすることにより、相対的語句データベース31をユーザごとに最適化することができる。また、相対的語句データベース31に、新たな語句の登録を可能とすることで、方言や外国語に対応した相対的語句による行き先の指定を実現することが可能となる。
また、ナビゲーション装置1においては、相対的語句データベース31を、学習によりユーザごとに最適化する機能を備えてもよい。例えば、「さっきの交差点」という語句に対して検索されてユーザに案内された交差点が、ユーザの意図と異なった場合、ユーザは、検索結果を取り消したり、検索をやり直すなどの操作を行う。ナビゲーション装置1は、ユーザにより、検索結果が取り消されたり、検索がやり直されるなどの操作入力を受けた場合、語句「さっき」に対応する検索条件がユーザ意図と異なることを認識する。このような場合、ナビゲーション装置1においては、相対的語句データベース31に登録されている検索条件を変更することで、相対的語句データベース31をユーザごとに最適化することが可能となる。
また、相対的語句データベース31においては、登録語句と施設ジャンルをひも付けすることなどにより、「さっきの交差点」であれば現在地から30m程度、「さっきのコンビニ」なら現在地から100m程度など、目的とする施設によって語句ごとの検索条件を変更するものとしてもよい。また、この場合、登録語句と施設ジャンルをひも付けするのではなく、施設ジャンルごとに相対的語句データベース31を備えるものとしてもよい。
1…ナビゲーション装置、 11…現在位置情報取得部、 12…走行履歴記録部、 13…タッチパネル、 14…操作入力部、15…入力制御部、 16…マイク、 17…音声データ取得部(入力制御部)、 18…音声解析処理部、 19…地図データベース、 20…テキストデータベース、 21…あいまいさ判定部(判定部)、 22…ルート解析部、 23…音声データ出力制御部(出力制御部)、 24…スピーカー、 25…表示制御部(出力制御部)、 31…相対的語句データベース

Claims (8)

  1. 車両の現在位置を取得する現在位置情報取得部と、
    ユーザからの指令の入力を制御する入力制御部と、
    前記入力制御部の処理により入力が制御された前記ユーザの指令に相対的な語句が含まれているかを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果、および、前記現在位置情報取得部により取得された前記車両の現在位置に基づいて、目的地を推定し、ルートを解析するルート解析部と、
    前記ルート解析部による解析結果の出力を制御する出力制御部と
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
    前記車両の走行履歴を記録する走行履歴記録部をさらに備え、
    前記ルート解析部は、前記ユーザの指令に前記相対的な語句が含まれている場合、前記走行履歴記録部に記録されている前記走行履歴を参照して前記目的地を推定する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のナビゲーション装置であって、
    前記ルート解析部は、前記ユーザの指令を語句群に分割して、それぞれの語句群に対応する抽出ポイントを導き出し、前記抽出ポイントが複数である場合、複数のルートを解析する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のナビゲーション装置であって、
    前記ルート解析部は、前記ユーザの指令に前記相対的な語句が含まれている場合、前記相対的な語句にごとに設定した検索基準、検索方向、または、検索条件の少なくともいずれかを用いてルートを解析する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項1〜請求項4に記載のナビゲーション装置であって、
    前記ルート解析部は、前記ユーザの指令から、相対的に過去の時間や経路を示す語句を抽出し、抽出された語句に基づいて目的地を推定し、ルートを解析する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 請求項1〜請求項5に記載のナビゲーション装置であって、
    前記ルート解析部は、前記ユーザの指令から、ある地点からの相対的な位置関係を示す語句を抽出し、抽出された語句に基づいて目的地を推定し、ルートを解析する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  7. カーナビゲーション装置が実行するナビゲーション方法であって、
    車両の現在位置を取得する現在位置情報取得ステップと、
    ユーザからの指令の入力を制御する入力制御ステップと、
    前記入力制御ステップの処理により入力が制御された前記ユーザの指令に相対的な語句が含まれているかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの処理による判定結果、および、前記現在位置情報取得ステップの処理により取得された前記車両の現在位置に基づいて、目的地を推定し、ルートを解析するルート解析ステップと、
    前記ルート解析ステップの処理による解析結果の出力を制御する出力制御ステップと
    を含むことを特徴とするナビゲーション方法。
  8. 車両に搭載されるコンピュータに、
    車両の現在位置を取得する現在位置情報取得ステップと、
    ユーザからの指令の入力を制御する入力制御ステップと、
    前記入力制御ステップの処理により入力が制御された前記ユーザの指令に相対的な語句が含まれているかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの処理による判定結果、および、前記現在位置情報取得ステップの処理により取得された前記車両の現在位置に基づいて、目的地を推定し、ルートを解析するルート解析ステップと、
    前記ルート解析ステップの処理による解析結果の出力を制御する出力制御ステップと
    を含む処理を実行させるプログラム。

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JP2021179699A (ja) * 2020-05-12 2021-11-18 株式会社Luup 運用支援システム

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