JP2019106768A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸誤差変動分の変換誤差を軽減し、負荷トルク変動による振動等を低減する。【解決手段】モータ制御装置は、モータの制御軸と実軸との軸誤差を演算する軸誤差演算器と、軸誤差からモータの平均推定速度を推定する速度推定器と、軸誤差からモータの速度変動を生成する速度変動生成器と、平均推定速度と速度変動を加算した推定速度からモータの回転角度位置を推定する位置推定器を備え、速度変動生成器は、軸誤差演算器により演算された軸誤差と、位置推定器により推定されたモータの機械角位相とから、モータの速度変動を生成する。【選択図】図7

Description

本発明は、モータ制御装置に関する。
回転するセンサレスの3相モータの角速度ωは、推定した制御軸(dc−qc軸)の回転角度位置(推定回転角度位置)θdcと、実際の回転軸である実軸(dq軸)の回転角度位置θとの差である軸誤差Δθを比例積分(PI)することにより算出する。センサレスの3相モータの制御系では、算出した角速度ωをフィードバックして軸誤差Δθがゼロに近づくように角速度ωを調整する。このようにして得られた角速度ωは、角速度指令値ωとの比較のために用いられる他に、角速度ωを積分してロータの電気角位相θを推定し、推定したロータの電気角位相θを用いて3相(U,V,W)/2相(d−q)変換、およびその逆の2相/3相変換が行われる。
特開2016−82637号公報
モータの中には、空気調和装置等に用いられる圧縮機を駆動するモータがある。圧縮機は、吸入、圧縮、吐出の各行程におけるガス冷媒の圧力変化によって、圧縮機を駆動するモータのロータ1回転中において負荷トルクが周期的に変動する。この周期的な負荷トルク変動は、モータの速度が変動して振動や騒音を発生させる要因となるため、周期的な負荷トルク変動を抑制するトルク補正が一般的に行われる。
しかしながら、このトルク補正は、消費電力低減や過電流防止の観点から、振動や騒音が実用上問題とならない程度の速度変動を許容しているために、実際の角速度は、負荷トルクとモータの出力トルクとの差によって周期的に変動し、軸誤差Δθも周期的に変動する。この軸誤差Δθから求める推定角速度ωは、速度推定器(PLL)により、軸誤差Δθを比例積分(PI)することで算出しているため、推定角速度ωの平均角速度は推定できるものの、瞬時的には実際の角速度との間に振幅と位相のずれがあり、この振幅と位相のずれは周期的に変動する。つまり推定角速度ωと実際の角速度は、同期しない状態となる。この結果、軸誤差Δθの変動が発生し続けることになる。
位置センサレスベクトル制御により3相モータのトルク制御を行う制御系では、上記の推定角速度ωをもとに位置推定器によりロータの位置を推定し、推定したロータの位置に基づいてトルク指令値の生成や3相/2相変換および2相/3相変換を行う。したがって推定角速度ωと実際の角速度との間に周期的に変動する振幅と位相のずれがあると、それに起因するトルク指令値の誤差や、3相/2相変換および2相/3相変換の変換誤差が生じる。その結果、推定する制御軸(dc−qc軸)と実際の回転軸(dq軸)の間に周期的に変動する位相のずれが残り、フィードバック制御を繰り返しても軸誤差Δθがゼロとはならず、モータの振動や脱調等が生じる問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、推定角速度と実際の角速度との間の振幅と位相のずれの周期的な変動をなくしてそれらを同期させることで、軸誤差Δθの変動を抑制し、モータの振動や脱調等を低減するモータ制御装置を提供する。
上述の課題を解決するため、本発明の実施形態の一例は、モータの制御軸と実軸との軸誤差を演算する軸誤差演算器と、軸誤差からモータの平均推定速度を推定する速度推定器と、軸誤差からモータの速度変動を生成する速度変動生成器と、平均推定速度と速度変動を加算した推定速度からモータの回転角度位置を推定する位置推定器を備えることを特徴とする。
本発明の実施形態の一例によれば、モータの推定速度と実際の速度を同期させることで、3相/2相変換、およびその逆の2相/3相変換による誤差が軽減され、その結果、負荷トルク変動による振動等を抑えることができる。
図1は、従来技術に係る速度推定手段の一例を説明するための図である。 図2は、従来技術における速度推定のプロセスの一例を説明するための図である。 図3は、従来技術における2相/3相変換および3相/2相変換における誤差発生の一例を説明するための図である。 図4は、開示の技術に係る軸誤差の変動を抑制する手段の一例を説明するための図である。 図5は、開示の技術における軸誤差の変動が抑制されるプロセスの一例を説明するための図である。 図6は、実施形態1(および実施形態2)に係るモータ制御装置の一例を示すブロック図である。 図7は、実施形態1に係る速度変動生成器の一例を示すブロック図である。 図8は、実施形態2に係る速度変動生成器の一例を示すブロック図である。 図9は、実施形態2に係る軸誤差補正の復調位相テーブルの一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して開示の技術に係るモータ制御装置の実施形態の一例について説明する。以下の実施形態は、周期的な負荷トルク変動を有する圧縮機を駆動する永久磁石同期モータ(PMSM(Permanent Magnet Synchronous Motor))のトルク制御を、位置センサレスベクトル制御により行う、例えば空気調和装置または低温保存装置等のモータ制御装置に関する。しかし、開示の技術は、周期的な負荷トルク変動を有する負荷を駆動するモータのトルク制御を行うモータ制御装置に広く適用可能である。また、以下の説明で単に速度と記した場合は、特に断らない限り角速度を表す。
なお、以下に示す実施形態は、開示の技術を限定するものではない。また、以下に示す実施形態およびその変形例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせることができる。また、以下に示す実施形態は、開示の技術に係る構成および処理について主に示し、その他の構成および処理の説明を簡略または省略する。また、各実施形態において、同一の構成および処理には同一の符号を付与し、既出の構成および処理の説明は省略する。
なお、以下で用いる記号の説明の一覧を、下記(表1)に示す。
Figure 2019106768
[従来技術の概略]
実施形態の説明に先立ち、従来技術の概略について説明する。図1は、従来技術に係る速度推定手段の一例を説明するための図である。図2は、従来技術における速度推定のプロセスの一例を説明するための図である。図3は、従来技術における2相/3相変換および3相/2相変換における誤差発生の一例を説明するための図である。
図1に示すように、従来技術では、軸誤差Δθを速度推定器(PLL(Phase Locked Loop))に入力し、速度推定器で比例積分(PI)することにより制御軸と実軸との軸誤差Δθをゼロに近づけるような電気角推定角速度ωを生成する。そして、電気角推定角速度ωを位置推定器で積分して電気角位相θを生成する。速度推定器は、軸誤差Δθが正であれば、ロータの現在の推定位置が実際の位置よりも進んでいるため、出力する電気角推定角速度ωを低下させ、軸誤差Δθが負であれば、ロータの現在の推定位置が実際の位置よりも遅れているため、出力する電気角推定角速度ωを上昇させる。
図1に示す構成では、電気角推定角速度ωは軸誤差Δθの比例積分(PI)による平均角速度として推定できるものの、前述のように実際の電気角角速度と電気角推定角速度ωの瞬時的な振幅と位相が一致しない。このため、軸誤差Δθの変動成分が残り、図2に示すように軸誤差Δθが変動し続ける。なお、図2のωは、軸誤差Δθを比例積分(PI)することにより軸誤差Δθをゼロに近づけるような角速度として生成される電気角推定角速度である。このようにして生成された電気角推定角速度ωは、キャリア周期毎にフィードバックされる。
そして、軸誤差Δθが変動することにより、図3に示すように、電気角推定角速度ωに誤差が発生し、さらに電気角位相θにも誤差が発生する。よって、電気角位相θを用いるdq/UVW変換器における2相/3相変換およびUVW/dq変換器における3相/2相変換において、変換誤差が発生する。
[開示の技術]
図4は、開示の技術に係る軸誤差の変動を抑制する手段の一例を説明するための図である。図5は、開示の技術における軸誤差の変動が抑制されるプロセスの一例を説明するための図である。
本願の開示の技術は、推定した制御軸(dc−qc軸)の回転角度位置(推定回転角度位置)θdcと、実際の回転軸である実軸 (dq軸)の回転角度位置θdqとの差である軸誤差Δθからその変動成分を分離し、分離した軸誤差の変動成分から速度変動Δωを生成する。この速度変動Δωを、速度推定器により出力された平均推定速度ωe0に加算して補正した推定速度として推定速度(以下、電気角推定角速度とも呼ぶ)ωを求めモータ制御装置の制御に適用することにより、軸誤差Δθの変動を抑制する。具体的には、図4に示すように、位置推定器の前段に、速度推定器と並列に接続された速度変動生成器を設ける。速度変動生成器は、軸誤差Δθと、位置推定器により出力された機械角位相θとを入力とし、速度変動Δωを生成する。
そして、図5に示すように、モータのロータ1回転の周期(負荷トルク変動周期)T毎に速度変動を生成し、その速度変動の位相をπ/2遅らせて速度変動Δωとして出力し、次の周期に速度推定器により出力された平均推定速度ωe0に加算して電気角推定角速度ωを生成する。この電気角推定角速度ωをモータ制御装置の制御に適用し、フィードバック制御を行うことで、軸誤差Δθの変動を抑制する。
なお、軸誤差Δθに対して例えばπ/2だけ位相を遅らせた速度変動Δωを加算した電気角推定角速度ωを用いることにより軸誤差Δθの変動を抑制できるのは、軸誤差Δθの変動よりπ/2位相を遅らせた速度変動Δωに対してさらにπ/2位相が遅れたロータ位置θの変動が、軸誤差Δθの変動に対して位相が反転したものとなり、軸誤差Δθの変動が相殺されるためである。速度変動Δωに対してロータ位置θがπ/2だけ遅れて変動するのは、下記(1)式に示すようにロータ位置θがロータ角速度ωの積分で表されることより明らかである。
Figure 2019106768
[実施形態1]
(実施形態1に係るモータ制御装置)
図6は、実施形態1に係るモータ制御装置の一例を示すブロック図である。実施形態1では、軸誤差Δθの変動成分を分離して速度変動を算出し、算出した速度変動の位相をπ/2遅らせて、軸誤差Δθから求めた次の周期の平均推定速度に加算し、軸誤差Δθをゼロに近づけるような電気角推定角速度を推定する。
実施形態1に係るモータ制御装置100は、モータ10を制御する。モータ制御装置100は、速度変動生成器により生成された速度変動Δωを、速度推定器の出力である平均推定速度ωe0に加算して、電気角推定角速度ωを生成する構成である。
モータ制御装置100は、減算器11,16,17、速度制御器12、加算器13,19,20,32、電流指令生成器14、補正トルク生成器15、電圧指令生成器18を有する。また、モータ制御装置100は、d−q/u,v,w変換器(2相/3相変換器)21、PWM(Pulse Width Modulation)変調器22、IPM(Intelligent Power Module)23を有する。また、モータ制御装置100は、シャント抵抗26(または電流センサ24,25)、3φ電流算出器27、u,v,w/d−q変換器(3相/2相変換器)28、軸誤差演算器29、速度推定器(PLL)30、速度変動生成器31、位置推定器33、非干渉化制御器34、1/P処理器35を有する。
減算器11は、モータ制御装置100へ入力された機械角速度指令値ω から、1/Pn処理器35により出力された現在の推定角速度である機械角推定角速度ωを減算した角速度偏差Δωを、速度制御器12へ出力する。
速度制御器12は、減算器11から入力された角速度偏差Δωが小さくなるような平均トルク指令値T を生成して出力する。加算器13は、速度制御器12により出力された平均トルク指令値T と、補正トルク生成器15により出力された変動トルク指令値ΔTとを加算した合計トルク指令値Tを出力する。
電流指令生成器14は、加算器13により出力された合計トルク指令値Tから、d軸電流指令値I およびq軸電流指令値I を生成して出力する。具体的には、電流指令生成器14は、合計トルク指令値Tから、dq座標軸上のd軸電流指令値I およびq軸電流指令値I を生成する。このd軸電流指令値I およびq軸電流指令値I は、例えば、モータ電圧が電圧飽和領域でない通常制御領域では、最大トルク/電流曲線上の値となるように生成され、モータ電圧が電圧飽和領域であれば、誘起電圧楕円上の値となるように生成される。
補正トルク生成器15は、速度変動許容値|Δω|、1/Pn処理器35により出力された機械角推定角速度ωに含まれるモータ1回転における周期的な速度変動である機械角推定角速度変動Δω、位置推定器33により出力された機械角位相θから、周期的な速度変動Δωを抑制するための変動トルク指令値ΔTを生成する。変動トルク指令値ΔTは、消費電力低減やモータ10の減磁防止等を考慮して調整される。ここで、機械角位相θは機械角で表したモータ(ロータ)の回転角度位置である。
減算器16は、電流指令生成器14により出力されたd軸電流指令値I から、u,v,w/d−q変換器28により出力されたd軸電流Idを減算したd軸電流偏差ΔIdを出力する。減算器17は、電流指令生成器14により出力されたq軸電流指令値I から、u,v,w/d−q変換器28により出力されたq軸電流Iを減算したq軸電流偏差ΔIを出力する。
電圧指令生成器18は、減算器16により出力されたd軸電流偏差ΔIと、減算器17により出力されたq軸電流偏差ΔIとから、非干渉化前d軸電圧指令値Vdtおよび非干渉化前q軸電圧指令値Vqtを生成する。
加算器19は、電圧指令生成器18により出力された非干渉化前d軸電圧指令値Vdtと、非干渉化制御器34により出力された、非干渉化前d軸電圧指令値Vdtを非干渉化するための非干渉化補正値Vdaとを加算したd軸電圧指令値V を出力する。加算器20は、電圧指令生成器18により出力された非干渉化前q軸電圧指令値Vqtと、非干渉化制御器34により出力された、非干渉化前q軸電圧指令値Vqtを補正するための非干渉化補正値Vqaとを加算したq軸電圧指令値V を出力する。
d−q/u,v,w変換器21は、位置推定器33により出力された現在のロータ位置である電気角位相θを用いて、加算器19、20により出力された2相のd軸電圧指令値V およびq軸電圧指令値V を3相のU相出力電圧指令値V ,V相出力電圧指令値V ,W相出力電圧指令値V へ変換する。そして、d−q/u,v,w変換器21は、U相出力電圧指令値V ,V相出力電圧指令値V ,W相出力電圧指令値V をPWM変調器22へ出力する。PWM変調器22は、U相出力電圧指令値V ,V相出力電圧指令値V ,W相出力電圧指令値V と、PWMキャリア信号から、6相のPWM信号を生成して、IPM23へ出力する。
IPM23は、PWM変調器22により出力された6相のPWM信号をもとに、外部から供給される直流電圧Vdcを変換して、モータ10のU相,V相,W相それぞれへ印可する交流電圧を生成し、それぞれの交流電圧をモータ10のU相,V相,W相へ印加する。
3φ電流算出器27は、1シャント(shunt)方式で母線電流を計測した場合、PWM変調器22により出力された6相のPWMスイッチング情報と、計測された母線電流とから、モータ10のU相電流値I,V相電流値I,W相電流値Iを算出する。
または、電流を計測する方式は、母線電流を計測する1シャント方式に限らず、2つのCT(Current Transformer)で、例えば、電流センサ24でモータ10のU相の電流を、電流センサ25でモータ10のV相の電流を計測してもよい。3φ電流算出器27は、電流センサ24,25および2つのCTでU相電流およびV相電流を計測した場合、残りのW相電流値Iは、I+I+I=0のキルヒホッフの法則より算出する。3φ電流算出器27は、算出した各相の相電流値I,I,Iをu,v,w/d−q変換器28へ出力する。
u,v,w/d−q変換器28は、位置推定器33により出力された電気角位相θをもとに、3φ電流算出器27により出力された3相のU相電流値I,V相電流値I,W相電流値Iを、2相のd軸電流Iおよびq軸電流Iへ変換する。そして、u,v,w/d−q変換器28は、d軸電流Iを減算器16、軸誤差演算器29、非干渉化制御器34へ、q軸電流Iを減算器17、非干渉化制御器34、軸誤差演算器29へ、それぞれ出力する。
軸誤差演算器29は、加算器19により出力されたd軸電圧指令値V および加算器20により出力されたq軸電圧指令値V 、u,v,w/d−q変換器28により出力されたd軸電流Iおよびq軸電流Iから、軸誤差Δθを算出して、速度推定器(PLL)30および速度変動生成器31へそれぞれ出力する。
速度推定器(PLL)30は、軸誤差演算器29により出力された軸誤差Δθから、軸誤差Δθの平均成分をゼロに近づけるような平均推定速度ωe0を算出して、加算器32へ出力する。速度変動生成器31は、軸誤差演算器29により出力された軸誤差Δθと、位置推定器33により出力された機械角位相θとから、軸誤差Δθの変動成分をゼロに近づけるような速度変動Δωを生成する。
加算器32は、速度推定器(PLL)30により出力された平均推定速度ωe0と、速度変動生成器31により出力された速度変動Δωとを加算して補正した推定速度である電気角推定角速度ωを生成し、出力する。位置推定器33は、加算器32により出力された電気角推定角速度ωから電気角位相θおよび機械角位相θを推定する。そして、位置推定器33は、推定した電気角位相θをd−q/u,v,w変換器21およびu,v,w/d−q変換器28へそれぞれ出力する。また、位置推定器33は、推定した機械角位相θを補正トルク生成器15および速度変動生成器31へそれぞれ出力する。
非干渉化制御器34は、u,v,w/d−q変換器28により出力されたd軸電流Iおよびq軸電流Iと、加算器32により出力された補正後の電気角推定角速度ωとから、非干渉化前d軸電圧指令値Vdtを補正するための非干渉化補正値Vdaを生成して加算器19へ出力し、非干渉化前q軸電圧指令値Vqtを補正するための非干渉化補正値Vqaを生成して加算器20へ出力する。
1/Pn処理器35は、加算器32により出力された電気角推定角速度ωをモータ10の極対数Pnで除算して機械角推定角速度ωを算出し、減算器11および補正トルク生成器15へそれぞれ出力する。
(実施形態1に係る速度変動生成器)
図7は、実施形態1に係る速度変動生成器の一例を示すブロック図である。実施形態1に係る速度変動生成器31は、軸誤差変動成分分離器31−1、軸誤差変動積算器31−2、速度変動復調器31−3を有する。
軸誤差変動成分分離器31−1は、入力された軸誤差Δθから、その変動の基本波成分を分離する。具体的には機械角位相θを用いて下記(2−1)式および(2−2)式から、2つのフーリエ係数Δθsin(sin成分)およびΔθcos(cos成分)を軸誤差Δθの変動の基本波成分として生成する。軸誤差Δθの変動の基本波成分のフーリエ係数を機械角周期毎に算出することで、軸誤差Δθの変動の高調波成分を排除した軸誤差Δθの変動の基本波成分を精度よく抽出することができる。ΔθsinおよびΔθcosは、機械角周期毎に更新される値である。
Figure 2019106768
軸誤差変動積算器31−2は、下記(3−1)式および(3−2)式から、軸誤差変動成分分離器31−1により分離された軸誤差Δθの変動成分のフーリエ係数ΔθsinおよびΔθcosに修正ゲインk(軸誤差Δθを速度に変換する積分ゲイン)を適用し、ΔθsinおよびΔθcosを一周期毎に蓄積する。下記(3−1)式および(3−2)式におけるΔθsin_i_oldおよびΔθcos_i_oldのそれぞれは、前回の機械角周期におけるΔθsin_iおよびΔθcos_iである。
Figure 2019106768
速度変動復調器31−3は、下記(4)式の演算により、速度変動Δωを算出する。この処理により、軸誤差変動積算器31−2による軸誤差Δθの変動の蓄積結果に対してπ/2だけ位相を遅らせた速度変動Δωの位相へ変換され、機械角位相θのタイミングでの速度変動Δωの瞬時値が生成される。なお、上記の位相π/2は、後述の復調位相θshiftに相当し、実施形態1では固定値となる。
Figure 2019106768
速度推定器(PLL)30は、下記(5)式から、軸誤差演算器29により出力された軸誤差Δθに対して比例積分(PI)を行うことにより、軸誤差Δθがゼロに近づけるような平均推定速度ωe0を生成する。速度変動生成器31の出力である速度変動Δωにより軸誤差Δθの変動が抑制されるため、軸誤差Δθの変動の影響が抑制された平均推定速度ωe0を下記(5)式によるPI演算により生成できる。
Figure 2019106768
ただし、上記(5)式において、Kは速度推定器(PLL)30の比例ゲインであり、Kは速度推定器(PLL)30の積分ゲインである。比例ゲインKおよび積分ゲインKを正値で定義する場合には、上記(5)式のように、軸誤差Δθの符号をマイナスとする。これは、軸誤差Δθが正つまり推定した制御軸(dc−dq軸)の回転角度位置(推定回転角度位置)θdcが実際の回転軸(dq軸)の回転角度位置θdqよりも進んでいる場合には平均推定速度ωe0が下がるようにし、軸誤差Δθが負つまり制御軸がdq軸よりも遅れている場合には平均推定速度ωe0が上がるようにするためである。
加算器32は、下記(6)式に示すように、速度推定器(PLL)30の出力である平均推定速度ωe0と速度変動生成器31の出力である速度変動Δωを加算し、補正した電気角推定角速度ωを生成する。
Figure 2019106768
位置推定器33は、下記(7)式から、加算器32により出力された補正後の電気角推定角速度ωを積分することで、ロータ位置を示す電気角位相θを推定する。補正後の電気角推定角速度ωは、電気角推定角速度ωの変動成分が補正されているため、dq軸と制御軸とが一致した正確なロータ位置(電気角位相θ)を推定することができる。
Figure 2019106768
また、位置推定器33は、下記(8)式から、補正後の電気角推定角速度ωをモータ10の極対数Pnで除算して積分することで、モータ10の機械角位相θを算出する。
Figure 2019106768
以上の実施形態1によれば、周期的な負荷トルク変動を有する3相モータを位置センサレスベクトル制御にて駆動する場合、従来技術では軸誤差演算器29により出力される軸誤差Δθに周期的な変動が生じるが、この軸誤差Δθから平均速度と速度変動を生成し、これらを加算した推定角速度をフィードバックすることで推定角速度と実際の角速度を同期させ、軸誤差Δθをゼロに収束させる。
軸誤差は、制御軸(dc−qc軸)と実軸(dq軸)とのズレ(位相差)、すなわち推定されたロータ位置と実際のロータ位置のズレ(位相差)であるが、ロータ位置とロータの回転速度との関係から、軸誤差変動に対して所定位相(例えばπ/2)だけ位相を遅らせて速度変動を発生させることで、さらに所定位相分だけ位相が遅れて軸誤差変動を抑制するための位置変動が軸誤差の変動に対して逆位相で発生するため、軸誤差の変動が補正される。
推定速度の変動振幅は、例えばフーリエ変換により抽出された軸誤差変動振幅に修正ゲインをかけて負荷トルク変動周期毎に生成される。こうすることで、負荷トルク変動周期毎に速度変動振幅の修正が可能となり、軸誤差変動の定常誤差を低減できる。
そして、軸誤差Δθの変動成分がゼロとなれば、速度推定器(PLL)30の出力にも速度変動が発生しなくなり、速度変動を排除した平均推定速度ωe0を生成できる。速度推定器(PLL)30により出力される平均推定速度ωe0に、上述のようにして生成された推定速度変動成分Δωを加算することで、実際の速度変動と同期した推定速度変動を生成することができる。
位置推定器33は、実際の速度変動と同期した推定速度変動を積分することで、制御軸(dc−qc軸)と実軸(dq軸)とが一致したロータ位置を推定でき、dq座標上での2相の出力電圧(d軸電圧およびq軸電圧)を3相に変換する際や、検出した3相電流をqd座標上の2相の電流(d軸電流およびq軸電流)へ変換する際の変換誤差が抑制され、周期的な負荷トルク変動を抑制するためのトルク制御による制振効果や制御安定性の向上を図ることができる。
すなわち、実施形態1によれば、周期的な負荷トルク変動を有するモータの制振を目的としたモータのトルク制御を実施する場合において、軸誤差がゼロとなってロータの推定位置と実際の位置とが一致することにより、速度変動の位相と出力トルクの位相との位相差が最適化されるため、トルク制御における制振効果の向上および制振安定性の向上を図ることができる。
[実施形態2]
実施形態1では、軸誤差Δθの変動に対して固定値であるπ/2(復調位相θShift)だけ位相を遅らせて速度変動Δωを生成している。これは、位置変動と速度変動との位相関係に基づく。しかし、軸誤差演算器29により生成される軸誤差Δθ自体も誤差を含む場合には、位置変動と速度変動との位相関係が成立しなくなり、軸誤差Δθの変動に対する速度変動Δωの復調位相θShiftがπ/2の固定値では、軸誤差Δθがゼロに収束しないおそれがある。軸誤差Δθ自体の誤差は、軸誤差演算器29の応答性能に起因すると考えられるが、軸誤差Δθと速度変動Δωの位相関係に速度への依存性がある場合には、軸誤差Δθの変動に対する速度変動Δωの復調位相θShiftを速度に応じて異ならせることにより、軸誤差Δθをゼロに収束させることができると考えられる。よって、実施形態2では、速度変動Δωの復調位相θShiftを速度に応じて変化させる。例えば、モータ10の高速回転領域では復調位相θShiftをπ/2以下とし、低速回転領域では復調位相θShiftをπ/2より大とする。
以下の実施形態2に係るモータ制御装置100A(図6参照)は、速度変動生成器31A(図6参照)における速度変動復調器の構成および処理が実施形態1と異なり、その他は、実施形態1と同様である。
(実施形態2に係る速度変動生成器)
図8は、実施形態2に係る速度変動生成器の一例を示すブロック図である。実施形態2に係る速度変動生成器31Aは、軸誤差変動成分分離器31A−1、軸誤差変動積算器31A−2、速度変動復調器31A−3を有する。軸誤差変動成分分離器31A−1は実施形態1における軸誤差変動成分分離器31−1と同様であり、軸誤差変動積算器31A−2は実施形態1における軸誤差変動積算器31−2と同様である。
速度変動復調器31A−3は、さらに、速度変動振幅算出器31A−31、軸誤差変動位相算出器31A−32、復調位相算出器31A−33、Pn処理器31A−34、速度変動瞬時値算出器31A−35を有する。
速度変動振幅算出器31A−31は、軸誤差変動積算器31A−2により上記(3−1)式および(3−2)式から算出されたΔθsin_iおよびΔθcos_iをもとに、下記(9)式から、速度変動Δωの基本波成分の振幅|Δω|を算出する。Δθsin_iおよびΔθcos_iは、機械角周期毎に更新される値であることから、速度変動Δωの基本波成分の振幅|Δω|も機械角周期毎に更新される。
Figure 2019106768
軸誤差変動位相算出器31A−32は、下記(10)式から、機械角周期毎に更新された軸誤差変動成分の位相φΔθiを算出する。
Figure 2019106768
Pn処理器31A−34は、モータ制御装置100へ入力された機械角速度指令値ω をモータ10の極対数Pnで乗算して電気角速度指令値ω を算出し、復調位相算出器31A−33へ出力する。
復調位相算出器31A−33は、復調位相テーブル31A−33tを有する。図9は、実施形態2に係る軸誤差を補正するための復調位相テーブルの一例を示す図である。復調位相テーブル31A−33tは、Pn処理器31A−34から出力された電気角速度指令値ω 毎に軸誤差Δθをゼロに近づけるような復調位相θshiftをチューニングやシミュレーション、理論計算等により取得し、電気角速度指令値ω に対応付けて格納したテーブルである。復調位相テーブル31A−33tにおいて、例えば、電気角速度指令値ω 1には、復調位相θshift1が対応付けられて格納されている。復調位相算出器31A−33は、入力された電気角速度指令値ω をもとに復調位相テーブル31A−33tを参照し、軸誤差Δθの変動に対する速度変動Δωの復調位相θshiftを算出する。
なお、復調位相算出器31A−33は、復調位相テーブル31A−33tにおいて、入力された電気角速度指令値ω と一致する電気角速度指令値ω が存在しない場合には、入力された電気角速度指令値ω に最も近い値の電気角速度指令値ω に対応付けられた復調位相θshiftを取得する。あるいは、復調位相算出器31A−33は、復調位相テーブル31A−33tにおいて、入力された電気角速度指令値ω と一致する電気角速度指令値ω が存在しない場合には、入力された電気角速度指令値ω に最も近い2つの値に対応付けられた復調位相θshiftから、線形補完により、目的の復調位相θshiftを算出してもよい。
速度変動瞬時値算出器31A−35は、下記(11)式から、速度変動Δωの瞬時値を算出する。この算出処理により、上記(3−1)式および(3−2)式による軸誤差変動の蓄積結果に対して速度変動の復調位相θshiftが反映され、機械角位相θでの速度変動Δωの瞬時値が生成される。速度変動瞬時値算出器31A−35により生成された瞬時値である速度変動Δωは、実施形態1と同様に、加算器32において、上記(6)式から、平均推定速度ωe0に速度変動Δωが加算されることにより、変動成分を含めた補正後の電気角推定角速度ωが生成される。なお、下記(11)式の右辺の正弦関数内の第2項“φΔθi”および第3項“θshift”の間の演算子は、位相を進ませる場合には“+”となり、位相を遅らせる場合には“−”となる。
Figure 2019106768
以上の実施形態2によれば、実施形態1に加え、軸誤差Δθがゼロに収束するための速度変動Δωの復調位相θshiftが速度に依存することを加味して、速度変動Δωの復調位相を回転数に応じて変化させるので、軸誤差Δθをゼロに収束させることができる。
[実施形態2の変形例]
実施形態2では、復調位相算出器31A−33は、入力された電気角速度指令値ω をもとに復調位相テーブル31A−33tを参照し、軸誤差Δθの変動に対する速度変動Δωの復調位相θshiftを取得するとした。しかし、これに限られず、復調位相算出器31A−33は、復調位相テーブル31A−33tを有さず、速度と軸誤差がゼロとなる復調位相の関係が、1次関数や2次関数等の、機械角速度指令値ω の関数f(ω )で近似表現できる場合には、軸誤差Δθの変動に対する速度変動Δωの復調位相θshiftを、下記(12)式から算出するとしてもよい。
Figure 2019106768
上述の実施形態および図示の具体的名称、処理、制御、各種のデータやパラメータを含む情報については、一例を示すに過ぎず、特記する場合を除いて適宜変更することができる。また、上述の実施形態における各部もしくは各装置の構成は、処理負荷や実装効率等から適宜分散または統合されてもよい。また、上述の実施形態における各処理は、処理負荷や実装効率等から、処理順序を適宜入れ替えて実行されてもよい。
上述の実施形態のより広範な態様は、上述のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。従って、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
10 モータ
11,16,17 減算器
12 速度制御器
13,19,20,32 加算器
14 電流指令生成器
15 補正トルク生成器
18 電圧指令生成器
21 d−q/u,v,w変換器
22 PWM変調器
24,25 電流センサ
26 シャント抵抗
27 3φ電流算出器
28 u,v,w/d−q変換器
29 軸誤差演算器
30 速度推定器(PLL)
31,31A 速度変動生成器
31−1,31A−1 軸誤差変動成分分離器
31−2,31A−2 軸誤差変動積算器
31−3,31A−3 速度変動復調器
31A−31 速度変動振幅算出器
31A−32 軸誤差変動位相算出器
31A−33 復調位相算出器
31A−33t 復調位相テーブル
31A−34 Pn処理器
31A−35 速度変動瞬時値算出器
33 位置推定器
34 非干渉化制御器
35 1/Pn処理器
100,100A モータ制御装置

Claims (3)

  1. モータの制御軸と実軸との軸誤差を演算する軸誤差演算器と、
    前記軸誤差から前記モータの平均推定速度を推定する速度推定器と、
    前記軸誤差から前記モータの速度変動を生成する速度変動生成器と、
    前記モータの平均推定速度と前記モータの速度変動を加算した推定速度から前記モータの回転角度位置を推定する位置推定器を備えることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記速度変動生成器は、
    前記軸誤差の変動成分から基本波成分を分離する軸誤差変動成分分離器と、
    前記軸誤差変動成分分離器により分離された前記基本波成分を、前記モータの機械角周期毎に積算する軸誤差変動積算器と、
    前記軸誤差変動積算器により積算された前記基本波成分から、前記位置推定器により推定された前記モータの機械角位相を所定量だけ遅らせて前記モータの速度変動を生成する速度変動復調器と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記速度変動復調器は、
    前記軸誤差変動成分分離器により分離された前記基本波成分の大きさを算出する速度変動振幅算出器と、
    前記軸誤差変動成分分離器により分離された前記基本波成分から、前記機械角周期毎に更新された前記軸誤差の変動成分の位相を算出する軸誤差変動位相算出器と、
    前記モータ制御装置に入力された機械角速度指令値を電気角速度指令値に変換し、前記電気角速度指令値から、前記軸誤差の変動成分をゼロに近づけるような前記速度変動の復調位相を算出する復調位相算出器と、
    前記速度変動振幅算出器により算出された前記基本波成分の大きさと、前記軸誤差変動位相算出器により算出された前記軸誤差の変動成分の位相と、前記復調位相算出器により算出された前記速度変動の復調位相とから、前記モータの機械角位相での前記速度変動の瞬時値を生成する速度変動瞬時値算出器と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
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