JP2019105905A - 名刺情報登録装置、名刺情報登録方法、およびプログラム - Google Patents

名刺情報登録装置、名刺情報登録方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】OCR等の性能によっては、名刺を構成する氏名や電話番号等の2以上の各項目の文字列を高い精度で取得できない場合があった。【解決手段】名刺の画像である名刺画像と名刺を構成する2以上の各項目の文字列とを有する1以上の名刺情報が格納される名刺情報格納部と、ユーザから前記名刺を受け取った相手を識別する相手識別子と対に、名刺画像を含む交換名刺情報を受信する交換名刺情報受信部と、交換名刺情報受信部が受信した交換名刺情報が有する名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する名刺画像を名刺情報格納部から検索し、名刺画像と対になる1以上の各項目の文字列を取得する文字列取得部と、文字列取得部が取得した1以上の各項目の文字列を交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積する交換名刺情報蓄積部とを具備する名刺情報登録装置により、名刺を構成する各項目の文字列を高い精度で取得できる。【選択図】図1

Description

本発明は、名刺に関する情報を登録する名刺情報登録装置等に関するものである。
従来、名刺画像と、当該名刺画像に含まれる文字列をOCR等によりデータ化したテキストデータとを、記憶手段に格納する登録手段を有する名刺管理システムが存在した(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−72659号公報
しかし、背景技術では、文字認識を行うOCR等の性能によっては、名刺を構成する氏名や会社名や電話番号等の各項目の文字列を高い精度で取得できない場合があった。
本第一の発明の名刺情報登録装置は、名刺の画像である名刺画像と名刺を構成する2以上の各項目の文字列とを有する1以上の名刺情報が格納される名刺情報格納部と、ユーザから名刺を受け取った相手を識別する相手識別子と対に、名刺画像を含む交換名刺情報を受信する交換名刺情報受信部と、交換名刺情報受信部が受信した交換名刺情報が有する名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する名刺画像を名刺情報格納部から検索し、名刺画像と対になる1以上の各項目の文字列を取得する文字列取得部と、文字列取得部が取得した1以上の各項目の文字列を交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積する交換名刺情報蓄積部とを具備する名刺情報登録装置である。
かかる構成により、名刺を構成する各項目の文字列を高い精度で取得できる。
また、本第二の発明の名刺情報登録装置は、第一の発明に対して、名刺情報格納部の名刺情報は、2以上の各項目に対応する部分名刺画像と文字列とを有する2以上の部分名刺情報を有し、文字列取得部は、交換名刺情報受信部が受信した交換名刺情報が有する名刺画像から2以上の部分名刺画像を取得する分割手段と、分割手段が取得した2以上の各部分名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する部分名刺画像を名刺情報格納部から検索し、部分名刺画像と対になる文字列を取得する文字列取得手段とを具備する名刺情報登録装置である。
かかる構成により、2以上の各項目に対応する部分名刺画像から、当該項目の文字列を高い精度で取得できる。
また、本第三の発明の名刺情報登録装置は、第二の発明に対して、交換名刺情報受信部が受信した交換名刺情報が有する名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する名刺画像が存在しないと文字列取得部が判断した場合、または分割手段が取得した2以上の各部分名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する部分名刺画像が存在しないと文字列取得手段が判断した場合、交換名刺情報が有する名刺画像または部分名刺画像に対して文字認識処理を行い、文字列を取得する文字認識部をさらに具備し、交換名刺情報蓄積部は、文字認識部が取得した文字列を交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積する名刺情報登録装置である。
かかる構成により、未登録の名刺であっても、各項目の文字列を文字認識により取得できる。
また、本第四の発明の名刺情報登録装置は、第一から第三いずれか1つの発明に対して、文字列取得部または文字認識部が取得した1以上の各文字列から、各文字列に対する項目を識別する項目識別子を取得する項目識別子取得部をさらに具備し、交換名刺情報蓄積部は、項目識別子取得部が取得した項目識別子に対応付けて、1以上の各項目の文字列を蓄積する名刺情報登録装置である。
かかる構成により、未登録の名刺であっても、2以上の各項目に対応する部分名刺画像から、当該項目の文字列を文字認識により取得できる。
また、本第五の発明の名刺情報登録装置は、第一から第四いずれか1つの発明に対して、交換名刺情報蓄積部は、交換名刺情報が有する名刺画像をも、交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積する名刺情報登録装置である。
かかる構成により、ユーザから名刺を受け取った相手によって登録された名刺画像も、当該名刺の画像として蓄積できる。
また、本第六の発明の名刺情報登録装置は、第一から第五いずれか1つの発明に対して、名刺画像を含むユーザ登録情報を受信するユーザ登録情報受信部と、ユーザ登録情報の受信に応じて、ユーザを識別するユーザ識別子を取得し、ユーザ識別子と名刺画像と2以上の各項目の文字列とを有する名刺情報を構成し、名刺情報格納部に蓄積する名刺情報蓄積部とをさらに具備する名刺情報登録装置である。
かかる構成により、ユーザによる名刺画像等の登録を受け、ユーザ識別子と名刺画像と各項目の文字列とを有する名刺情報を名刺情報格納部に蓄積できる。
また、本第七の発明の名刺情報登録装置は、第一から第六いずれか1つの発明に対して、名刺情報は、名刺画像または部分名刺画像の1以上の特徴量の集合である特徴ベクトルを有し、文字列取得部は、交換名刺情報受信部が受信した交換名刺情報が有する名刺画像または名刺画像の部分である1以上の部分名刺画像から特徴ベクトルを取得し、特徴ベクトルと予め決められた条件を満たすほど類似する特徴ベクトルを名刺情報格納部から検索し、特徴ベクトルと対になる1以上の各項目の文字列を取得する名刺情報登録装置である。
かかる構成により、名刺の画像の特徴量を学習することで、各項目の文字列を取得する取得処理の精度を高めていくことができる。
本発明によれば、名刺を構成する各項目の文字列を高い精度で取得できる。
実施の形態における情報システムのブロック図 同名刺情報登録装置の動作を説明するフローチャート 同名刺情報のデータ構造図 同交換名刺情報のデータ構造図 同コンピュータシステムの外観図 同コンピュータシステムの内部構成の一例を示す図
以下、名刺情報登録装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
図1は、本実施の形態における情報システムのブロック図である。この情報システムは、名刺情報登録装置1、1または2以上のユーザ端末2、および1または2以上の相手端末3を備える。名刺情報登録装置1は、例えば、LANやインターネット等のネットワーク、無線または有線の通信回線などを介して、1以上のユーザ端末2および1以上の相手端末3の各々と通信可能に接続される。
名刺情報登録装置1は、例えば、本情報システムを運営する企業のサーバであるが、クラウドサーバでもよく、そのタイプや所在は問わない。
ユーザ端末2および相手端末3は、本情報システムを利用して名刺を登録する登録者の端末である。登録者は、ユーザまたは相手である。ユーザとは、名刺を渡した者であり、相手とは、名刺を受け取った者である。ユーザは、ユーザ端末2を操作して自分の名刺を登録し、相手は、相手端末3を操作して、ユーザから受け取った名刺を登録する。
なお、本実施の形態では、便宜上、自分の名刺を登録する登録者をユーザと呼び、ユーザから受け取った名刺を登録する者を相手と呼んでいるが、相手も自分の名刺を登録し、ユーザも相手から受け取った名刺を登録することは好適である。かかる場合は、以下の説明において、ユーザと相手の関係が逆になる。また、自分の名刺の登録は、例えば、自分と同じ会社の社員の名刺が登録済みである場合や、相手または別の相手によって先に登録された場合などには、必ずしも行われなくてよい。
端末は、例えば、PCであるが、携帯端末などでもよく、そのタイプや所在は問わない。なお、PCは、例えば、LANを介して、名刺画像を取り込むためのスキャナ、またはスキャナ機能を有する複合機などと通信可能に接続されることは好適である。また、携帯端末とは、例えば、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機等であるが、その種類は問わない。なお、携帯端末は、例えば、カメラ機能を有しており、名刺画像の取り込みが可能である。 以上を前提として、ユーザ端末2は、ユーザの端末であり、相手端末3は、ユーザから名刺を受け取った相手の端末である。なお、ユーザが相手に渡す名刺は、当該ユーザを識別するユーザ識別子等の情報が記された名刺(以下、「ユーザの名刺」と記す)であることは言うまでもない。
名刺は、2以上の項目で構成される。項目とは、名刺に記された各種情報の属性名であるといってもよい。項目は、例えば、ユーザ識別子、電話番号、住所などであるが、その種類は問わない。
ユーザ識別子とは、ユーザを識別する情報である。ユーザ識別子は、例えば、氏名であるが、氏名に付随する役職名や部署名等も含むと考えてもよい。また、例えば、メールアドレス、携帯電話番号、会員IDなども、ユーザ識別子の一種と考えて構わない。このように、ユーザ識別子は、ユーザを識別し得る情報であれば、その種類は問わない。ただし、名刺に記されるユーザ識別子は、通常、氏名、または氏名およびそれに付随する役職名等の情報であり、メールアドレス等は、ユーザ識別子とは別の項目と考えることも可能である。
会社名は、ユーザが属する組織(会社、団体、個人商店等も含む)の名称である。また、電話番号は、通常、会社等の電話番号であり、住所もまた、会社等の住所である。
なお、ユーザから名刺を受け取った相手もまた、通常、自分の名刺をユーザに渡している。本実施の形態では、こうして二人の間で交換された2枚の名刺のうち一方の名刺に注目し、当該名刺を渡した方をユーザ、当該名刺を受け取った方を相手と呼んでいるが、交換された2枚の名刺のうち他方の名刺に注目すれば、両者の関係は逆になる。従って、ユーザを相手、相手をユーザと読み替えてもよい。または、ユーザと相手とは、例えば、第一ユーザ、第二ユーザ等と呼んで区別されてもよい。
名刺情報登録装置1は、格納部11、受信部12、処理部13、および送信部14を備える。格納部11は、名刺情報格納部111、および交換名刺情報格納部112を備える。受信部12は、交換名刺情報受信部121、およびユーザ登録情報受信部122を備える。処理部13は、文字列取得部131、交換名刺情報蓄積部132、文字認識部133、項目識別子取得部134、および名刺情報蓄積部135を備える。文字列取得部131は、分割手段1311、および文字列取得手段1312を備える。
ユーザ端末2は、ユーザ格納部21、ユーザ受付部22、ユーザ送信部23、ユーザ受信部24、およびユーザ出力部25を備える。
相手端末3は、相手格納部31、相手受付部32、相手送信部33、相手受信部34、および相手出力部35を備える。
名刺情報登録装置1を構成する格納部11は、各種の情報を格納し得る。各種の情報とは、例えば、名刺情報、交換名刺情報などである。なお、その他の情報については、適時説明する。
名刺情報格納部111には、1または2以上の名刺情報が格納される。名刺情報とは、名刺に関する情報である。名刺とは、ユーザの名刺である。名刺情報は、例えば、名刺画像と、2以上の文字列とを有する。文字列とは、1または2以上の文字の集合である。文字とは、文字コードで表現されるキャラクタであり、例えば、“〒”や“@”等の記号や印なども含むと考えてよい。名刺画像とは、名刺の画像である。文字列とは、名刺を構成する上述したような2以上の各項目の文字列である。各項目の文字列とは、例えば、項目“ユーザ識別子”に対応する文字列「AA」、項目“電話番号”に対応する文字列「06・・・」、項目“住所”に対応する文字列「〒540・・・」などである。
名刺情報は、名刺画像に代えて、またはこれに加えて、2以上の部分名刺画像を有していてもよい。部分名刺画像とは、名刺の一部分の画像である。部分名刺画像は、例えば、名刺を構成する2以上の各項目の画像である。また、名刺情報は、通常、ユーザ識別子も有する。
名刺情報は、例えば、ユーザ識別子と、名刺画像と、2以上の部分名刺情報とを有していてもよい。部分名刺情報とは、名刺の一部分の情報である。部分名刺情報は、例えば、部分名刺画像と、文字列と、項目識別子とを含む。
名刺情報は、名刺画像または部分名刺画像に代えて、またはこれに加えて、例えば、特徴ベクトルを有していてもよい。特徴ベクトルとは、名刺画像または部分名刺画像の1以上の特徴量の集合である。特徴量とは、例えば、画像の色または明るさの分布に関する特徴である。この種の特徴は、名刺画像等の画像を2以上のブロックに分割した場合における、各ブロックの画素値の平均値、またはかかる平均値の二次元的な分布などであってもよい。
または、特徴量とは、名刺画像または部分名刺画像の図形的な特徴を示す量であってもよい。この種の特徴は、例えば、名刺画像等の画像を二値化して得られる輪郭線の形状、または、かかる輪郭線で囲まれた領域の形状、または、かかる領域の数やサイズなどに関する特徴である。この種の特徴量は、例えば、名刺に記された文字の文字数、フォント、ポイント数等に対応する数値であってもよい。ただし、特徴量は、名刺画像等の特徴を示す量であれば何でもよい。
なお、名刺情報格納部111に格納される名刺情報は、通常、ユーザ本人によって登録された情報である。ただし、例えば、ユーザの会社の担当者などが、ユーザを含む1または2以上の各社員の名刺情報を登録してもよい。名刺情報は、相手以外の者であれば、誰によって登録されても構わない。
交換名刺情報格納部112には、1または2以上の交換名刺情報が格納される。交換名刺情報とは、名刺情報と同じく、ユーザの名刺に関する情報であるが、名刺情報とは異なり、ユーザから名刺を受け取った相手によって登録される情報である。交換名刺情報は、通常、名刺情報格納部111に格納されている1以上の名刺情報のうち一の名刺情報に対応する情報である。ただし、名刺情報格納部111には、交換名刺情報に対応する名刺情報が存在しなくてもよい。
交換名刺情報は、通常、その構成の一部が、名刺情報とは異なる。また、交換名刺情報では、名刺情報と共通する部分であっても、そのデータ形式が相違し得る。なお、共通する部分とは、例えば、名刺画像である。交換名刺情報が有する名刺画像が、例えば、GIFやJPEG等のビットマップであるのに対し、名刺情報が有する名刺画像は、例えば、特徴ベクトルであってもよい。ただし、交換名刺情報は、名刺情報と同様の構成を有していてもよいし、各構成要素のデータ構造も同じで構わない。
交換名刺情報は、名刺画像を含む。交換名刺情報は、相手識別子と、名刺画像とを含んでもよい。または、交換名刺情報は、例えば、ユーザ識別子または相手識別子のうち1以上と、名刺画像とを含んでもよい。なお、交換名刺情報に含まれるユーザ識別子は、名刺を渡したユーザの識別子であり、名刺画像もまた、そのユーザの名刺の画像である。また、交換名刺画像は、例えば、2以上の各項目の文字列を有することは好適であり、さらに、2以上の各項目の文字列に対応する項目識別子をも有することは、より好適である。
交換名刺情報格納部112には、通常、相手識別子に対応付けて、上記のような1以上の交換名刺情報が格納される。相手識別子とは、相手を識別する情報である。相手識別子は、ユーザ識別子と同様、例えば、氏名であるが、氏名および役職名等でもよく、相手を識別し得る情報であれば何でもよい。なお、交換名刺情報格納部112の交換名刺情報は、名刺情報格納部111の名刺情報と一部を共用する情報でもよい。
受信部12は、各種の情報を受信する。各種の情報とは、例えば、交換名情報、ユーザ登録情報などである。なお、受信部12は、例えば、後述する相手識別子群出力指示、後述する交換名刺情報群出力指示なども受信する。
交換名刺情報受信部121は、交換名刺情報を受信する。交換名刺情報受信部121は、通常、相手端末3から交換名刺情報を受信するが、例えば、ユーザ端末2からこれを受信してもよい。すなわち、相手の名刺も登録されており、ユーザは、相手から受け取った名刺に関する名刺交換情報の登録を行ってもよく、かかる場合、交換名刺情報受信部121は、ユーザ端末2から、相手の名刺に関する交換名刺情報を受信する。
交換名刺情報受信部121は、通常、相手識別子と対に、交換名刺情報を受信する。なお、対に受信することは、交換名刺情報が相手識別子を有する場合も含む。また、対に受信される情報は、後述する相手端末識別子でもよいし、相手端末識別子を兼ねる相手識別子でも構わない。
ユーザ登録情報受信部122は、ユーザ登録情報を受信する。ユーザ登録情報とは、ユーザの名刺を登録する情報である。ユーザ登録情報は、名刺画像を含む。また、ユーザ登録情報は、ユーザ識別子をも含んでいてもよい。さらに、ユーザ登録情報は、例えば、2以上の各項目の文字列をも含んでいてもよい。ただし、ユーザ識別子や各項目の文字列は、名刺画像からOCR等の文字認識により取得可能であるため、ユーザ登録情報に含まれていなくてもよい。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、文字列取得部131、分割手段1311、文字列取得手段1312、交換名刺情報蓄積部132、文字認識部133、項目識別子取得部134、および名刺情報蓄積部135などの処理である。
文字列取得部131は、交換名刺情報受信部121が受信した交換名刺情報と、名刺情報格納部111に格納されている1以上の名刺情報とを用いて、受信された交換名刺情報が有する名刺画像と対になる1以上の各項目の文字列を取得する。
文字列取得部131は、例えば、交換名刺情報受信部121が受信した交換名刺情報が有する名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する名刺画像を名刺情報格納部111または交換名刺情報格納部112のうち1以上から検索し、名刺画像と対になる1以上の各項目の文字列を取得する。予め決められた条件とは、例えば、受信された交換名刺情報が有する名刺画像の全部または一部と、格納されている1以上の各名刺情報が有する名刺画像の全部または一部との類似度に関する条件である。
かかる名刺画像間の類似度に関する条件は、例えば、類似度が閾値以上または閾値より大であることであり、類似度が閾値以上であることは、一致する(例えば、類似度が100%である)場合も含む。
または、文字列取得部131は、交換名刺情報受信部121が受信した交換名刺情報と、格納されている1以上の各名刺情報とを用いて機械学習を行うことにより、新たに受信された未知の交換名刺情報が有する名刺画像の全部または一部に類似する名刺画像または部分名刺画像を検出し、検出した名刺画像または部分名刺画像と対になる1以上の各項目の文字列を取得してもよい。
詳しくは、文字列取得部131は、例えば、交換名刺情報受信部121が受信した交換名刺情報が有する名刺画像を1または2以上の部分名刺画像に分割し、当該1以上の各部分名刺画像から特徴ベクトルを取得してもよい。その際、文字列取得部131は、名刺画像または1以上の部分名刺画像に関して、その特徴量とそこから取得される特徴ベクトルとの関係を学習し、その学習結果である学習情報を用いて、未知の名刺画像等から特徴ベクトルを取得することは好適である。具体的は、文字列取得部131は、例えば、ディープラーニング、SVM(support vector machine)、決定木、ランダムフォレスト等の機械学習のアルゴリズムを用いて、かかる関係を学習することができる。そして、文字列取得部131は、取得した特徴ベクトルと予め決められた条件を満たすほど類似する特徴ベクトルを名刺情報格納部111から検索し、その特徴ベクトルと対になる1以上の各項目の文字列を取得してもよい。
なお、類似する特徴ベクトルとは、例えば、取得された特徴ベクトルとの間の距離が短い特徴ベクトルである。または、類似する特徴ベクトルとは、その方向が、取得された特徴ベクトルと同じ又は近い特徴ベクトルであってもよい。前者の場合の条件は、2つの特徴ベクトルの間の距離に関する条件であり、例えば、距離が閾値より小または閾値以下であることである。また、後者の場合の条件は、2つの特徴ベクトルがなす角度に関する条件であり、例えば、角度が閾値より小または閾値以下であることである。ただし、条件は、距離に関する条件および角度に関する条件の両方を含んでいてもよい。
なお、機械学習の対象は、上述したような、名刺画像等の特徴量と、名刺画像等から取得される特徴ベクトルとの関係に限らない。例えば、後述する文字認識部133は、名刺画像等から取得される特徴ベクトルと、特徴ベクトルから取得される文字列との関係について機械学習を行うことで、文字認識の精度を高めることができる。また、後述する項目識別子取得部134は、特徴ベクトルから取得される文字列と、文字列から取得される項目識別子との関係について機械学習を行うことで、項目識別子の取得精度を高めることができる。
また、文字列取得部131は、例えば、ユーザ登録情報受信部122によって受信されたユーザ登録情報が有する名刺画像からも、当該名刺情報が有する名刺画像と対になる1以上の各項目の文字列を取得する。その際、文字列取得部131は、通常、受信されたユーザ登録情報が有する名刺画像に対して文字認識を行うことにより、かかる文字列を取得する。ただし、文字列取得部131は、例えば、受信されたユーザ登録情報が有する名刺画像と、名刺情報格納部111に格納されている1以上の名刺情報または交換名刺情報格納部112に格納されている1以上の交換名刺情報のうち1種類以上の情報とを用いて、かかる文字列を取得してもよい。
なお、文字列取得部131が名刺画像に対応する文字列を取得する際に用いる、名刺画像間の類似度、名刺画像の特徴量の学習、および条件に関する事項は、後述する文字列取得手段1312が部分名刺画像に対応する文字列を取得する際に用いる、部分名刺画像間の類似度、部分名刺画像の特徴量の学習、および条件にも当てはまる。
分割手段1311は、交換名刺情報受信部121が受信した交換名刺情報が有する名刺画像から2以上の部分名刺画像を取得する。詳しくは、分割手段1311は、受信された交換名刺情報が有する名刺画像を、例えば、文字列間の空白に沿う1または2以上の線で、前述した2以上の項目に対応する2以上の部分に分割し、当該2以上の各部分から部分名刺画像を取得する。なお、1以上の線は、例えば、文字列が横書きの場合は横方向の1以上の直線の集合であり、文字列が縦書きの場合は縦方向の1以上の直線の集合であるが、縦横の直線の組み合わせでもよいし、その一部または全部が曲線でも構わない。
また、分割手段1311は、ユーザ登録情報受信部122によって受信されたユーザ登録情報が有する名刺画像からも、2以上の部分名刺画像を取得することは好適である。
文字列取得手段1312は、例えば、分割手段1311が取得した2以上の各部分名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する部分名刺画像を名刺情報格納部111から検索し、部分名刺画像と対になる文字列を取得する。
予め決められた条件とは、取得された部分名刺画像と、例えば、格納されている2以上の各部分名刺画像との類似度に関する条件である。かかる部分名刺画像間の類似度に関する条件もまた、例えば、類似度が閾値以上または閾値より大であることであり、類似度が閾値以上であることは、一致する場合も含む。
交換名刺情報蓄積部132は、文字列取得部131が取得した1以上の各項目の文字列を、交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積する。詳しくは、交換名刺情報蓄積部132は、交換名刺情報受信部121が受信した交換名刺情報と、名刺情報格納部111に格納されている1以上の名刺情報とを用いて文字列取得部131が取得した1以上の各項目の文字列とを、当該交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積する。
または、交換名刺情報蓄積部132は、後述する文字認識部133が取得した文字列を、交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積してもよい。
また、交換名刺情報蓄積部132は、後述する項目識別子取得部134が取得した項目識別子に対応付けて、文字列取得部131が取得した又は文字認識部133が取得した1以上の各項目の文字列を蓄積してもよい。
また、交換名刺情報蓄積部132は、分割手段1311が取得した2以上の各部分名刺画像から、文字列取得部131または文字認識部133によって取得された文字列と、当該文字列から項目識別子取得部134によって取得された項目識別子とを、交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積してもよい。
さらに、交換名刺情報蓄積部132は、交換名刺情報が有する名刺画像をも、交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積してもよい。
なお、文字列の蓄積先は、名刺情報格納部111でもよいし、交換名刺情報格納部112でもよい。また、名刺画像も蓄積されてよく、その蓄積先も、名刺情報格納部111でも、交換名刺情報格納部112でもよい。
文字認識部133は、交換名刺情報受信部121によって受信された交換名刺情報が有する名刺画像またはそこから取得される2以上の部分名刺画像に対して文字認識処理を行い、1以上の文字列を取得する。
文字認識部133は、例えば、交換名刺情報受信部121が受信した交換名刺情報が有する名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する名刺画像が存在しないと文字列取得部131が判断した場合、または分割手段1311が取得した2以上の各部分名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する部分名刺画像が存在しないと文字列取得手段1312が判断した場合、交換名刺情報が有する名刺画像または部分名刺画像に対して文字認識処理を行い、文字列を取得する。
また、文字認識部133は、ユーザ登録情報受信部122によって受信されたユーザ登録情報が有する名刺画像、または当該名刺画像から分割手段1311が取得した2以上の各部分名刺画像に対しても文字認識処理を行い、2以上の文字列を取得することは好適である。
項目識別子取得部134は、例えば、特定の文字列と項目識別子との対応情報を用いて、文字列取得部131または文字認識部133が取得した1以上の各文字列から、各文字列に対する項目識別子を取得する。特定の文字列とは、例えば、“〒”、“TEL”、“株式会社”などであるが、“鈴木”や“一郎”等の姓名でもよく、項目識別子を特定し得る文字列であれば何でもよい。なお、対応情報は、例えば、格納部11に予め格納されている。または、項目識別子取得部134は、例えば、機械学習で、文字列に対応する項目識別子を取得してもよい。
項目識別子とは、名刺を構成する2以上の各項目を識別する情報である。項目識別子は、例えば、“氏名”や“電話番号”等の項目名でも、項目名等に対応付いたID(例えば、項目番号等)でもよく、項目を識別し得る情報であれば何でもよい。
名刺情報蓄積部135は、ユーザ登録情報受信部122によるユーザ登録情報の受信に応じて、ユーザ識別子を取得する。そして、名刺情報蓄積部135は、例えば、取得したユーザ識別子、受信されたユーザ登録情報に含まれる名刺画像、および当該名刺画像から取得された又は入力された文字列を有する名刺情報を構成し、名刺情報格納部111に蓄積する。
詳しくは、名刺情報蓄積部135は、ユーザ登録情報の受信に応じて、当該ユーザ登録情報に含まれているユーザ識別子を取得してもよい。または、名刺情報蓄積部135は、当該ユーザ登録情報と対に送信されたユーザ識別子であり、ユーザ端末識別子を兼ねるユーザ識別子を受信してもよい。または、名刺情報蓄積部135は、名刺情報格納部111もしくは交換名刺情報格納部112から、当該ユーザ登録情報に含まれている名刺画像と対になるユーザ識別子を取得してもよい。
また、名刺情報蓄積部135は、例えば、当該ユーザ登録情報に含まれている2以上の文字列を取得してもよいし、または、当該ユーザ登録情報に含まれている名刺画像から取得された2以上の各部分名刺画像に対して、文字認識部133が文字認識処理を行い、取得した文字列の引き渡しを、文字認識部133から受けてもよい。
そして、名刺情報蓄積部135は、こうして取得したユーザ識別子と、当該ユーザ登録情報に含まれている名刺画像と、取得した又は引き渡された2以上の各項目の文字列とを有する名刺情報を構成し、名刺情報格納部111に蓄積する。
送信部14は、各種の情報を送信し得る。各種の情報とは、例えば、後述する相手識別子群、後述する交換名刺情報群などである。
送信部14は、例えば、受信部12がユーザ端末2からユーザ識別子と対に相手識別子群出力指示を受信したことに応じて、交換名刺情報格納部112に格納されている1以上の交換名刺情報のうち、当該ユーザ識別子と同じユーザ識別子を含む1以上の各交換名刺情報に対応する相手識別子の集合(以下、相手識別子群)を取得し、取得した相手識別子群を当該相手端末3に送信してもよい。
また、送信部14は、例えば、受信部12が相手端末3から相手識別子と対に交換名刺情報群出力指示を受信したことに応じて、交換名刺情報格納部112に格納されている1以上の交換名刺情報のうち、相手格納部31の当該相手識別子に対応する1以上の各交換名刺情報の集合(以下、交換名刺情報群)を取得し、取得した交換名刺情報群を当該相手端末3に送信してもよい。なお、交換名刺情報群は、当該相手識別子に対応する1以上の各交換名刺情報から取得されるユーザ識別子の集合でもよい。
ユーザ端末2を構成するユーザ格納部21は、各種の情報を格納し得る。各種の情報とは、例えば、ユーザ識別子、ユーザ端末識別子などである。ユーザ端末識別子とは、ユーザ端末2を識別する情報である。ユーザ端末識別子は、例えば、MACアドレスやIPアドレス等のアドレス、アドレスに対応付いたID(例えば、端末番号等)などであるが、ユーザ識別子と兼用でもよく、ユーザ端末2を識別し得る情報であれば何でもよい。
ユーザ受付部22は、各種の情報を受け付ける。各種の情報とは、例えば、ユーザ登録情報、相手識別子群出力指示などである。相手識別子群出力指示とは、相手識別子群を出力する旨の指示である。相手識別子群とは、ユーザの名刺を登録した1または2以上の相手を識別する相手識別子の集合である。相手識別子群は、より特定的には、前述したように、名刺情報登録装置1の交換名刺情報格納部112に格納されている1以上の交換名刺情報のうち、当該ユーザ識別子と同じユーザ識別子を含む1以上の各交換名刺情報に対応する相手識別子の集合である。
ユーザ受付部22は、ユーザ登録情報等の情報を、例えば、タッチパネルやカメラなどの入力デバイスを介して受け付けるが、有線もしくは無線の通信回線を介して受信してもよいし、ディスクや半導体メモリなどの記録媒体から読み出してもよく、その受け付けの態様は問わない。
ユーザ送信部23は、各種の情報を送信する。各種の情報とは、例えば、ユーザ登録情報、相手識別子群出力指示などである。ユーザ送信部23は、例えば、ユーザ受付部22が受け付けたユーザ登録情報等の情報を、ユーザ格納部21に格納されているユーザ識別子またはユーザ端末識別子と対に、名刺情報登録装置1に送信する。
ユーザ受信部24は、各種の情報を受信する。各種の情報とは、例えば、相手識別子群などである。ユーザ受信部24は、例えば、ユーザ送信部23が名刺情報登録装置1に相手識別子群出力指示を送信したことに応じて、名刺情報登録装置1から相手識別子群を受信する。
ユーザ出力部25は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、相手識別子群などである。ユーザ出力部25は、相手識別子群等の情報を、通常、ディスプレイやスピーカ等の出力デバイスを介して出力するが、例えば、記録媒体に蓄積したり、プリンタでプリントアウトしたり、他の処理装置に送信したり、他のプログラムに引渡したりしてもよく、その出力の態様は問わない。なお、出力される相手識別子群等の情報は、受信された相手識別子群等の情報と同じでなくてもよい。また、出力された相手識別子群等の情報の処理方法は問わない。
相手端末3を構成する相手格納部31は、各種の情報を格納し得る。各種の情報とは、例えば、相手識別子、相手端末識別子などである。相手端末識別子とは、相手端末3を識別する情報である。相手端末識別子も、ユーザ端末識別子と同様、例えば、アドレスやIDなどであるが、相手識別子と兼用でもよく、相手端末3を識別し得る情報であれば何でもよい。
相手受付部32は、各種の情報を受け付ける。各種の情報とは、例えば、交換名刺情報、交換名刺情報群出力指示などである。交換名刺情報群出力指示とは、交換名刺情報群を出力する旨の指示である。交換名刺情報群とは、相手が登録した1または2以上の各名刺の名刺情報の集合である。交換名刺情報群は、より特定的には、前述したように、名刺情報登録装置1の交換名刺情報格納部112に格納されている1以上の交換名刺情報のうち、相手格納部31の相手識別子に対応する1以上の各交換名刺情報の集合である。
相手送信部33は、各種の情報を送信する。各種の情報とは、例えば、交換名刺情報、相手識別子群出力指示などである。相手送信部33は、例えば、相手受付部32が受け付けた交換名刺情報等の情報を、相手格納部31に格納されている相手識別子または相手端末識別子と対に、名刺情報登録装置1に送信する。
相手受信部34は、各種の情報を受信する。各種の情報とは、例えば、交換名刺情報群などである。相手受信部34は、例えば、相手送信部33が名刺情報登録装置1に交換名刺情報群出力指示を送信したことに応じて、名刺情報登録装置1から交換名刺情報群を受信する。
相手出力部35は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、交換名刺情報群などである。なお、出力される交換名刺情報群は、受信された交換名刺情報群と同じでなくてもよい。
格納部11、名刺情報格納部111、交換名刺情報格納部112、ユーザ格納部21、および相手格納部31は、例えば、ハードディスクやフラッシュメモリといった不揮発性の記録媒体が好適であるが、RAMなど揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、ネットワークや通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。入力デバイスは、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等、何でもよい。
受信部12、交換名刺情報受信部121、ユーザ登録情報受信部122、ユーザ受信部24、および相手受信部34は、通常、有線または無線の通信手段(例えば、NIC(Network interface controller)やモデム等の通信モジュール)で実現されるが、放送を受信する手段(例えば、放送受信モジュール)で実現されてもよい。
処理部13、文字列取得部131、交換名刺情報蓄積部132、文字認識部133、項目識別子取得部134、名刺情報蓄積部135、分割手段1311、および文字列取得手段1312は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。ただし、処理手順は、ハードウェア(専用回路)で実現してもよい。
送信部14、ユーザ送信部23、および相手送信部33は、は、通常、有線または無線の通信手段で実現されるが、放送手段(例えば、放送モジュール)で実現されてもよい。
ユーザ受付部22、および相手受付部32は、入力デバイスを含むと考えても、含まないと考えてもよい。ユーザ受付部22等は、入力デバイスのドライバーソフトによって、または入力デバイスとそのドライバーソフトとで実現され得る。
ユーザ出力部25、および相手出力部35は、ディスプレイやスピーカ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えてもよい。ユーザ出力部25等は、出力デバイスのドライバーソフトによって、または出力デバイスとそのドライバーソフトとで実現され得る。
次に、情報システムの動作について図2のフローチャートを用いて説明する。図2は、名刺情報登録装置1の動作を説明するフローチャートである。
(ステップS201)処理部13は、交換名刺情報受信部121が交換名刺情報を受信したか否かを判別する。交換名刺情報受信部121が交換名刺情報を受信した場合はステップS202に進み、受信していない場合はステップS211に進む。
(ステップS202)分割手段1311は、ステップS201で受信された交換名刺情報が有する名刺画像から、2以上の部分名刺画像を取得する。
(ステップS203)文字列取得部131は、変数iに初期値1をセットする。変数iとは、ステップS202で取得された2以上の部分名刺画像のうち、未選択の部分名刺画像を順番に選択していくための変数である。
(ステップS204)処理部13は、i番目の部分画像があるか否かを判別する。i番目の部分画像がある場合はステップS205に進み、ない場合はステップS201に戻る。
(ステップS205)文字列取得手段1312は、i番目の部分名刺画像をキーとして名刺情報格納部111を検索することにより、i番目の部分名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する部分名刺画像が名刺情報格納部111に存在するか否かを判別する。
(ステップS206)文字列取得手段1312は、ステップS205で類似すると判断した部分名刺画像と対になる文字列を名刺情報格納部111から取得する。
(ステップS207)文字認識部133は、i番目の部分名刺画像に対して文字認識処理を行い、文字列を取得する。
(ステップS208)項目識別子取得部134は、ステップS206またはステップS207で取得された文字列から、当該文字列に対する項目識別子を取得する。
(ステップS209)交換名刺情報蓄積部132は、ステップS206またはS207でi番目の部分名刺画像から取得された文字列と、ステップS208で当該文字列から取得された項目識別子とを、ステップS201で受信された交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて、名刺情報格納部111または交換名刺情報格納部112に蓄積する。
(ステップS210)文字列取得部131は、変数iをインクリメントする。その後、ステップS204に戻る。
(ステップS211)処理部13は、ユーザ登録情報受信部122がユーザ登録情報を受信したか否かを判別する。ユーザ登録情報受信部122がユーザ登録情報を受信した場合はステップS212に進み、受信していない場合はステップS201に戻る。
(ステップS212)名刺情報蓄積部135は、ユーザ識別子を取得する。詳しくは、名刺情報蓄積部135は、例えば、ステップS211で受信されたユーザ登録情報に含まれているユーザ識別子を取得してもよいし、または、名刺情報格納部111等から、受信されたユーザ登録情報に含まれている名刺画像と対になるユーザ識別子を取得しても構わない。
(ステップS213)名刺情報蓄積部135は、ステップS212で取得したユーザ識別子と、ステップS211で受信されたユーザ登録情報に含まれている名刺画像と、分割手段1311、文字認識部133、および項目識別子取得部134によって取得された2以上の各項目の文字列等とを有する名刺情報を構成し、名刺情報格納部111に蓄積する。なお、各項目の文字列等を取得するために、分割手段1311、文字認識部133、および項目識別子取得部134が行う処理は、前述したステップS202〜S208と同様である。その後、ステップS201に戻る。
なお、図2のフローチャートにおいて、ステップS207の文字認識処理は、名刺画像から取得された2以上の部分名刺画像のうち、類似する部分名刺画像が存在しないと判断された部分名刺画像に対してのみ実行されるが、ステップS207を、例えば、ステップS201とステップS202の間に移動することで、分割前の名刺画像に対して文字認識を行い、ステップS202では、文字認識の結果を利用して、名刺画像から2以上の部分名刺画像を取得するように変更してもよい。
また、図2のフローチャートには記載していないが、例えば、ステップS211でNOの場合に、下記ステップS214およびS215のような処理が行われてもよい。
(ステップS214)処理部13は、受信部12が各種の指示を受信したか否かを判別する。各種の指示とは、例えば、相手識別子群出力指示でも、交換名刺情報群出力指示でもよい。受信部12が各種の指示を受信した場合はステップS215に進み、受信していない場合はステップS201に戻る。
(ステップS215)処理部13等は、ステップS214で受信された指示に応じた処理を行う。その後、ステップS201に戻る。
なお、指示に応じた処理とは、例えば、相手識別子群出力指示に応じて、処理部13が、交換名刺情報格納部112から相手識別子群を取得し、送信部14が、相手識別子群出力指示と対に受信されたユーザ識別子で識別されるユーザのユーザ端末2に、取得された相手識別子群を送信する処理である。
または、指示に応じた処理とは、交換名刺情報群出力指示に応じて、処理部13が、交換名刺情報格納部112から交換名刺情報群を取得し、送信部14が、交換名刺情報群出力指示と対に受信された相手識別子で識別される相手の相手端末3に、取得された交換名刺情報群を送信する処理でもよい。
なお、図2のフローチャートにおいて、名刺情報登録装置1の電源オンやプログラムの起動に応じて処理が開始し、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。ただし、処理の開始または終了のトリガは問わない。
以下、本実施の形態における情報システムの具体的な動作例について説明する。なお、以下の説明は、種々の変更が可能であり、本発明を何ら限定するものではない。
本例の情報システムは、名刺情報登録装置1、2以上のユーザ端末2、および2以上の相手端末3を備える。名刺情報登録装置1は、ネットワーク等を介して、2以上のユーザ端末2および2以上の相手端末3の各々と通信可能である。名刺情報登録装置1は、本情報システムを運営する企業のサーバである。
2以上のユーザ端末2のうち1つは、ユーザAAの携帯端末(以下では、ユーザ端末2Aと記す場合がある)であり、他の1つは、ユーザBBの携帯端末(ユーザ端末2B)である。また、2以上の相手端末3のうち1つは、相手XXの携帯端末(相手端末3X)であり、他の1つは、相手YYの携帯端末(相手端末3Y)である。
ユーザ端末2Aのユーザ格納部21には、ユーザ端末識別子も兼ねるユーザ識別子“AA”が格納され、ユーザ端末2Aのユーザ格納部21には、ユーザ識別子“BB”が格納されている。また、相手端末3Xの相手格納部31には、相手端末識別子も兼ねる相手識別子“XX”が格納され、相手端末3Yの相手格納部31には、同様の相手識別子“YY”が格納されている。
名刺情報登録装置1の格納部11には、2以上のユーザ識別子“AA”および“BB”等と、2以上の相手識別子“XX”および“YY”等とが格納されている。
名刺情報格納部111には、例えば、図3に示すような2以上の名刺情報が格納され得る。図3は、名刺情報のデータ構造図である。名刺情報は、ユーザ識別子と、名刺画像と、2以上の部分名刺情報とを有する。部分名刺情報は、部分名刺画像と、文字列と、項目識別子とを有する。格納される2以上の各名刺情報には、ID(例えば、“1”,“2”等)が対応付いている。
例えば、ID“1”に対応する名刺情報(以下、名刺情報1と記す場合がある)は、ユーザ識別子“AA”と、「AA」および「TEL 06・・・」等が印字された名刺の名刺画像と、2以上の部分名刺情報等とを有する。2以上の部分名刺情報のうち、1番目の部分名刺情報は、「AA」が印字された部分の部分名刺画像と、文字列“AA”と、項目識別子“氏名”とを有し、2番目の部分名刺情報は、「TEL 06・・・」が印字された部分の部分名刺画像と、文字列“TEL 06・・・”と、項目識別子“電話番号”とを有を有する。
同様に、ID“2”に対応する名刺情報(名刺情報2)は、ユーザ識別子“BB”と、「BB」および「〒540・・・」等が印字された名刺の名刺画像と、2以上の部分名刺情報等とを有する。2以上の部分名刺情報のうち、1番目の部分名刺情報は、「BB」が印字された部分の部分名刺画像と、文字列“BB”と、項目識別子“氏名”とを有し、2番目の部分名刺情報は、「〒540・・・」が印字された部分の部分名刺画像と、文字列“〒540・・・”と、項目識別子“住所”とを有を有する。
交換名刺情報格納部112には、例えば、図4に示すように、相手識別子に対応付けて、1または2以上の交換名刺情報が格納され得る。図4は、交換名刺情報のデータ構造図である。交換名刺情報は、ユーザ識別子と、名刺画像とを有する。また、交換名刺情報は、の文字列と項目識別子との組(以下、組情報と記す場合がある)を、2組以上、有する。ただし、組情報を含む部分名刺情報が名刺情報格納部111に存在するので、交換名刺情報は、組情報を有さなくてもよい。相手識別子に対応付けて格納される2以上の各名刺情報には、ID(例えば、“1”,“2”等)が対応付いている。
例えば、相手識別子“XX”に対応する2以上の交換名刺情報のうち、ID“1”に対応する交換名刺情報(交換名刺情報X1)は、ユーザ識別子“AA”と、「AA」および「TEL 06・・・」等が印字された名刺画像と、2以上の組情報“AA,氏名”および“TEL 06・・・,電話番号”等とを有する。同様に、ID“2”に対応する名刺情報X2は、ユーザ識別子“AA”と、「AA」および「TEL 06・・・」等が印字された名刺画像と、2以上の組情報“AA,氏名”および“TEL 06・・・,電話番号”等とを有する。
また、相手識別子“YY”に対応する1以上の交換名刺情報のうち、ID“1”に対応する交換名刺情報Y1は、前述した交換名刺情報X1と同様の情報を有する。
本情報システムのユーザは、初回利用時、または新しい名刺ができた時、名刺の登録を行う。名刺の登録は、基本的には、ユーザ端末2の内蔵カメラで名刺を撮影することにより行える。ただし、撮影後にディスプレイに表示される文字認識の結果が正しくない場合には、タッチパネル等を介して正しい文字を入力する必要がある。
現時点では、名刺情報格納部111および交換名刺情報格納部112のいずれにも、未だ情報は格納されていない。このとき、ユーザAAが、名刺の登録を行うべく、ユーザ端末2Aの内蔵カメラで、「AA」および「TEL 06・・・」等が印字された名刺を撮影したとする。
ユーザ端末2Aにおいて、ユーザ受付部22が、撮影された名刺画像をユーザ登録情報として受け付け、ユーザ送信部23は、受け付けられたユーザ登録情報を、ユーザ格納部21のユーザ識別子“AA”と対に、名刺情報登録装置1に送信する。
名刺情報登録装置1において、ユーザ登録情報受信部122が上記ユーザ登録情報を受信し、名刺情報蓄積部135は、まず、当該ユーザ登録情報と対に受信されたユーザ識別子“AA”を取得する。他方、分割手段1311は、受信されたユーザ登録情報が有する名刺画像から、「AA」が印字された部分の部分名刺画像、および「TEL 06・・・」が印字された部分の部分名刺画像等を取得する。また、文字認識部133は、「AA」が印字された部分の部分名刺画像から文字列“AA”を取得し、また、「TEL 06・・・」が印字された部分の部分名刺画像から文字列“TEL 06・・・”を取得する。さらに、項目識別子取得部134は、対応情報を用いて、文字列“AA”に対応する項目識別子“氏名”を取得し、また、文字列“TEL 06・・・”に対応する項目識別子“電話番号”を取得する。
次に、名刺情報蓄積部135は、取得したユーザ識別子“AA”と、受信されたユーザ登録情報に含まれている名刺画像と、取得された2以上の各項目の文字列“AA”,“TEL 06・・・”等とを有する名刺情報を構成し、名刺情報格納部111に蓄積する。これにより、名刺情報格納部111には、図3に示した名刺情報1が格納される結果となる。
ユーザBBもまた、名刺の登録を行うべく、ユーザ端末2Bの内蔵カメラで、「BB」および「〒540・・・」等が印字された名刺を撮影する。ユーザ端末2Bにおいて、その名刺の名刺画像がユーザ登録情報として受け付けられ、そのユーザ登録情報がユーザ識別子“BB”と対に名刺情報登録装置1に送信される。
名刺情報登録装置1において、ユーザ登録情報受信部122が上記ユーザ登録情報を受信し、名刺情報蓄積部135は、それと対に受信されたユーザ識別子“BB”を取得する。分割手段1311は、当該ユーザ登録情報が有する名刺画像から、「BB」が印字された部分の部分名刺画像、および「〒540・・・」が印字された部分の部分名刺画像等を取得する。文字認識部133は、前者の部分名刺画像から文字列“BB”を取得し、また、後者の部分名刺画像から文字列“〒540・・・”を取得する。項目識別子取得部134は、文字列“BB”に対応する項目識別子“氏名”を取得し、また、文字列“〒540・・・”に対応する項目識別子“住所”を取得する。
名刺情報蓄積部135は、取得したユーザ識別子“BB”と、受信されたユーザ登録情報に含まれている名刺画像と、取得された2以上の各項目の文字列“BB”,“〒540・・・”等とを有する名刺情報を構成し、名刺情報格納部111に蓄積する。これにより、名刺情報格納部111には、図3に示した名刺情報2が格納される結果となる。
その後、ユーザAAは、二人の相手XXおよびYYの各々と名刺を交換し、また、ユーザBBは、相手XXと名刺を交換したとする。
相手XXは、ユーザAAから受け取った名刺の登録を行うべく、相手端末3Xのタッチパネル等を操作して、氏名「AA」を入力すると共に、その内蔵カメラで、「AA」および「TEL 06・・・」等が印字された名刺を撮影する。
相手端末3Xにおいて、相手受付部32が、入力された氏名「AA」に対応するユーザ識別子“AA”と、撮影された名刺画像とを交換名刺情報として受け付け、ユーザ送信部23は、ユーザ識別子“AA”と名刺画像とを含む交換名刺情報を、相手格納部31の相手識別子“XX”と対に、名刺情報登録装置1に送信する。
名刺情報登録装置1において、交換名刺情報受信部121が上記交換名刺情報を受信し、分割手段1311は、当該交換名刺情報が有する名刺画像から、「AA」が印字された部分の部分名刺画像、および「TEL 06・・・」が印字された部分の部分名刺画像等を取得する。
こうして取得された2以上の部分名刺画像のうち、まず、「AA」が印字された部分の部分名刺画像に対して、文字列取得手段1312は、当該部分名刺画像をキーとして名刺情報格納部111を検索することにより、名刺情報格納部111の1番目の部分名刺画像が、当該部分名刺画像に類似する部分名刺画像であると判断する。そして、文字列取得手段1312は、この類似する部分名刺画像と対になる文字列“AA”を名刺情報格納部111から取得する。なお、類似する部分名刺画像がない場合は、文字認識部133が、当該部分名刺画像に対して文字認識処理を行い、文字列“AA”を取得する。
次に、項目識別子取得部134は、対応情報を用いて、取得された文字列“AA”に対する項目識別子“氏名”を取得する。そして、交換名刺情報蓄積部132は、取得された文字列“AA”と、取得された項目識別子“氏名”との対を、上記交換名刺情報と対に受信された相手識別子“XX”、および当該交換名刺情報が有するユーザ識別子“AA”に対応付けて、交換名刺情報格納部112に蓄積する。
次に、「TEL 06・・・」が印字された部分の部分名刺画像に対して、文字列取得手段1312等が上記と同様の処理を行うことで、さらに、文字列“TEL 06・・・”と項目識別子“氏名”との対が、相手識別子“XX”およびユーザ識別子“AA”に対応付けて、交換名刺情報格納部112に蓄積される。これにより、交換名刺情報格納部112には、相手識別子“XX”に対応付けて、図4に示した交換名刺情報X1が格納される結果となる。
その後、相手XXは、ユーザBBから受け取った名刺の登録を行うべく、相手端末3Xを操作して、氏名「BB」を入力すると共に、「BB」および「〒540・・・」等が印字された名刺を撮影する。相手端末3Xにおいて、入力された氏名「BB」に対応するユーザ識別子“BB”と、撮影された名刺画像とが交換名刺情報として受け付けられ、ユーザ識別子“BB”と名刺画像とを含む交換名刺情報が、相手識別子“XX”と対に、名刺情報登録装置1に送信される。
名刺情報登録装置1において、交換名刺情報受信部121が上記交換名刺情報を受信し、分割手段1311は、当該交換名刺情報が有する名刺画像から、「BB」が印字された部分の部分名刺画像、および「〒540・・・」が印字された部分の部分名刺画像等を取得する。
取得された2以上の部分名刺画像のうち、まず、「BB」が印字された部分の部分名刺画像に対して、文字列取得手段1312は、当該部分名刺画像をキーとして名刺情報格納部111の検索を行い、その2番目の部分名刺画像が、当該部分名刺画像に類似する部分名刺画像であると判断して、その部分名刺画像と対になる文字列“BB”を取得する。項目識別子取得部134は、取得された文字列“BB”に対する項目識別子“氏名”を取得し、そして、交換名刺情報蓄積部132は、取得された文字列“BB”と、取得された項目識別子“氏名”との対を、相手識別子“XX”およびユーザ識別子“BB”に対応付けて、交換名刺情報格納部112に蓄積する。
次に、「〒540・・・」が印字された部分の部分名刺画像に対して、文字列取得手段1312等が上記と同様の処理を行うことで、さらに、文字列“〒540・・・”と項目識別子“住所”との対が、相手識別子“XX”およびユーザ識別子“BB”に対応付けて、交換名刺情報格納部112に蓄積される。これにより、交換名刺情報格納部112には、相手識別子“XX”に対応付けて、図4に示した交換名刺情報X2が格納される結果となる。
相手YYもまた、ユーザAAから受け取った名刺の登録を行うべく、相手端末3Yを操作して、氏名「AA」を入力すると共に、「AA」および「TEL 06・・・」等が印字された名刺を撮影する。かかる場合における名刺情報登録装置1等の動作は、相手XXがユーザAAの名刺の登録を行う場合と同様であり、説明を省略する。これにより、交換名刺情報格納部112には、相手識別子“YY”に対応付けて、図4に示した交換名刺情報Y1が格納される結果となる。
なお、この後、ユーザAAは、名刺を交換した2以上の各相手による名刺の登録状況を確認するべく、ユーザ端末2Aを操作して、相手識別子群出力指示を入力してもよい。入力された相手識別子群出力指示は、ユーザ識別子“AA”と対に、名刺情報登録装置1に送信される。
名刺情報登録装置1において、受信部12が上記相手識別子群出力指示を受信し、処理部13は、交換名刺情報格納部112から、当該相手識別子群出力指示と対に受信されたユーザ識別子“AA”に対応する2以上の相手識別子“XX”および“YY”等を取得する。送信部14は、こうして取得された2以上の相手識別子“XX”および“YY”の集合である相手識別子群を、ユーザ識別子“AA”に対応するユーザ端末2Aに送信する。
ユーザ端末2Aにおいて、ユーザ受信部24が上記相手識別子群を受信し、ユーザ出力部25は、受信された相手識別子群に対応する名簿を、ディスプレイ等の出力デバイスを介して出力する。
他方、相手XXは、ユーザAA等から受け取った2以上の名刺を閲覧するべく、相手端末3Xを操作して、交換名刺情報群出力指示を入力してもよい。入力された交換名刺情報群出力指示は、相手識別子“XX”と対に、名刺情報登録装置1に送信される。
名刺情報登録装置1において、受信部12が上記交換名刺情報群出力指示を受信し、処理部13は、交換名刺情報格納部112から、当該交換名刺情報群出力指示と対に受信された相手識別子“XX”に対応する2以上の交換名刺情報X1およびX2等を取得する。送信部14は、こうして取得された2以上の交換名刺情報X1およびX2等の集合である交換名刺情報群を、相手識別子“XX”に対応する相手端末3Xに送信する。
相手端末3Xにおいて、相手受信部34が上記交換名刺情報群を受信し、相手出力部35は、受信された交換名刺情報群に対応する交換名刺一覧を、ディスプレイ等の出力デバイスを介して出力する。交換名刺一覧は、2以上の名刺画像を含む。また、交換名刺一覧には、2以上の各名刺画像に対応付けて、氏名や電話番号や住所等の文字列も含まれる。
以上、本実施の形態によれば、名刺情報格納部111には、名刺の画像である名刺画像と名刺を構成する2以上の各項目の文字列とを有する1以上の名刺情報が格納され、名刺情報登録装置1は、ユーザから名刺を受け取った相手を識別する相手識別子と対に、名刺画像を含む交換名刺情報を受信し、受信した交換名刺情報が有する名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する名刺画像を名刺情報格納部111から検索し、名刺画像と対になる1以上の各項目の文字列を取得し、取得した1以上の各項目の文字列を交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積することにより、名刺を構成する各項目の文字列を高い精度で取得できる。
また、名刺情報格納部111の名刺情報は、2以上の各項目に対応する部分名刺画像と文字列とを有する2以上の部分名刺情報を有し、名刺情報登録装置1は、受信した交換名刺情報が有する名刺画像から2以上の部分名刺画像を取得し、取得した2以上の各部分名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する部分名刺画像を名刺情報格納部111から検索し、部分名刺画像と対になる文字列を取得することにより、2以上の各項目に対応する部分名刺画像から、当該項目の文字列を高い精度で取得できる。
また、名刺情報登録装置1は、受信した交換名刺情報が有する名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する名刺画像が存在しないと判断した場合、または取得した2以上の各部分名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する部分名刺画像が存在しないと判断した場合、交換名刺情報が有する名刺画像または部分名刺画像に対して文字認識処理を行い、文字列を取得し、取得した文字列を交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積することにより、未登録の名刺であっても、各項目の文字列を文字認識により取得できる。
また、名刺情報登録装置1は、取得した1以上の各文字列から、各文字列に対する項目を識別する項目識別子を取得し、取得した項目識別子に対応付けて、1以上の各項目の文字列を蓄積することにより、未登録の名刺であっても、2以上の各項目に対応する部分名刺画像から、当該項目の文字列を文字認識により取得できる。
また、名刺情報登録装置1は、交換名刺情報が有する名刺画像をも、交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積することにより、ユーザから名刺を受け取った相手によって登録された名刺画像も、当該名刺の画像として蓄積できる。
また、名刺情報登録装置1は、名刺画像を含むユーザ登録情報を受信し、ユーザ登録情報の受信に応じて、ユーザ識別子を取得し、ユーザ識別子と名刺画像と2以上の各項目の文字列とを有する名刺情報を構成し、名刺情報格納部111に蓄積することで、ユーザによる名刺画像等の登録を受け、ユーザ識別子と名刺画像と各項目の文字列とを有する名刺情報を名刺情報格納部111に蓄積できる。
また、名刺情報は、名刺画像または部分名刺画像の1以上の特徴量の集合である特徴ベクトルを有し、名刺情報登録装置1は、受信した交換名刺情報が有する名刺画像または名刺画像の部分である1以上の部分名刺画像から特徴ベクトルを取得し、特徴ベクトルと予め決められた条件を満たすほど類似する特徴ベクトルを名刺情報格納部111から検索し、特徴ベクトルと対になる1以上の各項目の文字列を取得する。こうして、名刺の画像の特徴量を学習することで、各項目の文字列を取得する取得処理の精度を高めていくことができる。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現してもよい。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布してもよい。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布してもよい。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における名刺情報登録装置1を実現するソフトウェアは、例えば、以下のようなプログラムである。
つまり、コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、名刺の画像である名刺画像と当該名刺を構成する2以上の各項目の文字列とを有する1以上の名刺情報が格納される名刺情報格納部111を具備し、このプログラムは、前記コンピュータを、ユーザから前記名刺を受け取った相手を識別する相手識別子と対に、名刺画像を含む交換名刺情報を受信する交換名刺情報受信部121と、前記交換名刺情報受信部121が受信した交換名刺情報が有する名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する名刺画像を前記名刺情報格納部111から検索し、当該名刺画像と対になる1以上の各項目の文字列を取得する文字列取得部131と、前記文字列取得部131が取得した1以上の各項目の文字列を前記交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積する交換名刺情報蓄積部132として機能させるためのプログラムである。
図5は、本実施の形態におけるプログラムを実行して、名刺情報登録装置1等を実現するコンピュータシステム900の外観図である。本実施の形態は、コンピュータハードウェアおよびその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現され得る。図5において、コンピュータシステム900は、ディスクドライブ905を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、ディスプレイ904とを備える。なお、キーボード902やマウス903やディスプレイ904をも含むシステム全体をコンピュータと呼んでもよい。
図6は、コンピュータシステム900の内部構成の一例を示す図である。図6において、コンピュータ901は、ディスクドライブ905に加えて、MPU911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、およびデータを記憶するストレージ914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915と、外部ネットワークや内部ネットワーク等のネットワークへの接続を提供するネットワークカード916と、を備える。ストレージ914は、例えば、ハードディスク、SSD、フラッシュメモリなどである。
コンピュータシステム900に、名刺情報登録装置1等の機能を実行させるプログラムは、例えば、DVD、CD−ROM等のディスク921に記憶されて、ディスクドライブ905に挿入され、ストレージ914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、ネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ストレージ914に記憶されてもよい。プログラムは、実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、ディスク921、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。また、ディスク921に代えて他の着脱可能な記録媒体(例えば、DVDやメモリカード等)を介して、プログラムがコンピュータシステム900に読み込まれてもよい。
プログラムは、コンピュータの詳細を示す901に、名刺情報登録装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能やモジュールを呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上述したコンピュータシステム900は、サーバまたは据え置き型のPCであるが、ユーザ端末2および相手端末3は、例えば、タブレット端末やスマートフォンやノートPCといった、携帯端末で実現されてもよい。この場合、例えば、キーボード902およびマウス903はタッチパネルに、ディスクドライブ905はメモリカードスロットに、ディスク921はメモリカードに、それぞれ置き換えられることが望ましい。また、バス915には、図示しない内蔵カメラも接続される。ただし、以上は例示であり、名刺情報登録装置1等を実現するコンピュータのハードウェア構成は問わない。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(受信部12、送信部14など)は、物理的に一の媒体で実現されてもよいことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる名刺情報登録装置は、名刺を構成する各項目の文字列を高い精度で取得できるという効果を有し、名刺情報登録装置等として有用である。
1 名刺情報登録装置
2 ユーザ端末
3 相手端末
11 格納部
12 受信部
13 処理部
14 送信部
21 ユーザ格納部
22 ユーザ受付部
23 ユーザ送信部
24 ユーザ受信部
25 ユーザ出力部
31 相手格納部
32 相手受付部
33 相手送信部
34 相手受信部
35 相手出力部
111 名刺情報格納部
112 交換名刺情報格納部
121 交換名刺情報受信部
122 ユーザ登録情報受信部
131 文字列取得部
132 交換名刺情報蓄積部
133 文字認識部
134 項目識別子取得部
135 名刺情報蓄積部
1311 分割手段
1312 文字列取得手段

Claims (9)

  1. 名刺の画像である名刺画像と当該名刺を構成する2以上の各項目の文字列とを有する1以上の名刺情報が格納される名刺情報格納部と、
    ユーザから前記名刺を受け取った相手を識別する相手識別子と対に、名刺画像を含む交換名刺情報を受信する交換名刺情報受信部と、
    前記交換名刺情報受信部が受信した交換名刺情報が有する名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する名刺画像を前記名刺情報格納部から検索し、当該名刺画像と対になる1以上の各項目の文字列を取得する文字列取得部と、
    前記文字列取得部が取得した1以上の各項目の文字列を前記交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積する交換名刺情報蓄積部とを具備する名刺情報登録装置。
  2. 前記名刺情報格納部の名刺情報は、2以上の各項目に対応する部分名刺画像と文字列とを有する2以上の部分名刺情報を有し、
    前記文字列取得部は、
    前記交換名刺情報受信部が受信した交換名刺情報が有する名刺画像から2以上の部分名刺画像を取得する分割手段と、
    前記分割手段が取得した2以上の各部分名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する部分名刺画像を前記名刺情報格納部から検索し、当該部分名刺画像と対になる文字列を取得する文字列取得手段とを具備する請求項1記載の名刺情報登録装置。
  3. 前記交換名刺情報受信部が受信した交換名刺情報が有する名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する名刺画像が存在しないと前記文字列取得部が判断した場合、または前記分割手段が取得した2以上の各部分名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する部分名刺画像が存在しないと前記文字列取得手段が判断した場合、前記交換名刺情報が有する名刺画像または前記部分名刺画像に対して文字認識処理を行い、文字列を取得する文字認識部をさらに具備し、
    前記交換名刺情報蓄積部は、
    前記文字認識部が取得した文字列を前記交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積する請求項2記載の名刺情報登録装置。
  4. 前記文字列取得部または前記文字認識部が取得した1以上の各文字列から、各文字列に対する項目を識別する項目識別子を取得する項目識別子取得部をさらに具備し、
    前記交換名刺情報蓄積部は、
    前記項目識別子取得部が取得した項目識別子に対応付けて、1以上の各項目の文字列を蓄積する請求項1から請求項3いずれか一項に記載の名刺情報登録装置。
  5. 前記交換名刺情報蓄積部は、
    前記交換名刺情報が有する名刺画像をも、前記交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積する請求項1から請求項4いずれか一項に記載の名刺情報登録装置。
  6. 名刺画像を含むユーザ登録情報を受信するユーザ登録情報受信部と、
    前記ユーザ登録情報の受信に応じて、前記ユーザを識別するユーザ識別子を取得し、当該ユーザ識別子と名刺画像と2以上の各項目の文字列とを有する名刺情報を構成し、前記名刺情報格納部に蓄積する名刺情報蓄積部とをさらに具備する請求項1から請求項5いずれか一項に記載の名刺情報登録装置。
  7. 前記名刺情報は、
    前記名刺画像または部分名刺画像の1以上の特徴量の集合である特徴ベクトルを有し、
    前記文字列取得部は、
    前記交換名刺情報受信部が受信した交換名刺情報が有する名刺画像または当該名刺画像の部分である1以上の部分名刺画像から特徴ベクトルを取得し、当該特徴ベクトルと予め決められた条件を満たすほど類似する特徴ベクトルを前記名刺情報格納部から検索し、当該特徴ベクトルと対になる1以上の各項目の文字列を取得する請求項1から請求項6いずれか一項に記載の名刺情報登録装置。
  8. 名刺の画像である名刺画像と当該名刺を構成する2以上の各項目の文字列とを有する1以上の名刺情報が格納される名刺情報格納部、交換名刺情報受信部、文字列取得部、および交換名刺情報蓄積部によって実現される名刺情報登録方法であって、
    前記交換名刺情報受信部が、ユーザから前記名刺を受け取った相手を識別する相手識別子と対に、名刺画像を含む交換名刺情報を受信する交換名刺情報受信ステップと、
    前記文字列取得部が、前記交換名刺情報受信部が受信した交換名刺情報が有する名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する名刺画像を前記名刺情報格納部から検索し、当該名刺画像と対になる1以上の各項目の文字列を取得する文字列取得ステップと、
    前記交換名刺情報蓄積部が、前記文字列取得部が取得した1以上の各項目の文字列を前記交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積する交換名刺情報蓄積ステップとを含む名刺情報登録方法。
  9. コンピュータがアクセス可能な記録媒体は、
    名刺の画像である名刺画像と当該名刺を構成する2以上の各項目の文字列とを有する1以上の名刺情報が格納される名刺情報格納部を具備し、
    前記コンピュータを、
    ユーザから前記名刺を受け取った相手を識別する相手識別子と対に、名刺画像を含む交換名刺情報を受信する交換名刺情報受信部と、
    前記交換名刺情報受信部が受信した交換名刺情報が有する名刺画像と予め決められた条件を満たすほど類似する名刺画像を前記名刺情報格納部から検索し、当該名刺画像と対になる1以上の各項目の文字列を取得する文字列取得部と、
    前記文字列取得部が取得した1以上の各項目の文字列を前記交換名刺情報と対に受信された相手識別子に対応付けて蓄積する交換名刺情報蓄積部として機能させるためのプログラム。
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