JP2019105806A - プロジェクターおよび該プロジェクターに用いられる光学部材 - Google Patents

プロジェクターおよび該プロジェクターに用いられる光学部材 Download PDF

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Abstract

【課題】偏光素子を通過することによる光量ロスが少なく、かつ、所望の色相が保持された投影画像を実現し得るプロジェクターを提供すること。【解決手段】本発明のプロジェクターは、光源からの光を赤色光、緑色光および青色光に色分解する色分解光学系と;赤色光、緑色光および青色光のそれぞれを、画像情報に応じて変調して画像光を生成する光変調装置と;変調された赤色光、緑色光および青色光の画像光を色合成する色合成光学系と;色合成された画像光を投射する投射光学系と; 色合成光学系と投射光学系との間に、色合成光学系側から順に設けられた位相差素子および偏光素子と;を備える。本発明のプロジェクターにおいては、位相差素子により、色合成された画像光の偏光方向が、偏光素子の透過軸方向と実質的に平行な方向に揃えられている。【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクターおよび該プロジェクターに用いられる光学部材に関する。
光源からの光を赤( R )、緑( G )、青( B )の3色の光に色分解し、これらの3色をそれぞれ光変調装置(例えば、液晶表示装置)を通過させて画像情報に応じた画像光を生成し、得られた3色の画像光を色合成光学系で再度合成してスクリーン上に投影する、いわゆる3板式プロジェクターが知られている。従来の3板式プロジェクターによれば、画像光におけるR光、G光およびB光のうち、R光およびB光はs偏光となり,G光はp偏光となる。
ところで、プロジェクターによる投影画像は、一般的に、画像表示装置により表示される画像に比べて暗いので外光の影響を受けやすく、部屋を暗くするなどの投影環境の調整が必要とされる。当然ながら、明るい環境下でも投影画像を鮮明に表示できるプロジェクターが望まれている。このような観点から、スクリーンに選択反射層を設け、偏光化(直線偏光化または円偏光化)により明るい環境下でも投影画像を鮮明に表示できるシステムが検討されている(例えば、特許文献1および2)。しかし、3板式プロジェクターにおいて出射光(合成された画像光)を偏光化しようとすると、以下の問題が生じる。すなわち、一般的な3板式プロジェクターにおいては、R光とB光、あるいは、G光が吸収されてしまうので、暗くかつ色相が保てない;色合成光学系の投影側に非常に大きい面内位相差を有する位相差板を配置して各色の偏光状態を大きく乱し、疑似的な無偏光状態とする場合(例えば、特許文献3および4)、疑似的に非偏光化された光の約半分が吸収されてしまうので、暗くなってしまう;という問題がある。
特開2005−107017号公報 特開2017−015897号公報 特開2017−044766号公報 特開2005−321544号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、偏光素子を通過することによる光量ロスが少なく、かつ、所望の色相が保持された投影画像を実現し得るプロジェクターおよびそのようなプロジェクターに用いられ得る光学部材を提供することにある。
本発明のプロジェクターは、光源からの光を赤色光、緑色光および青色光に色分解する色分解光学系と;該赤色光、該緑色光および該青色光のそれぞれを、画像情報に応じて変調して画像光を生成する光変調装置と;変調された赤色光、緑色光および青色光の画像光を色合成する色合成光学系と;該色合成された画像光を投射する投射光学系と; 該色合成光学系と該投射光学系との間に、該色合成光学系側から順に設けられた位相差素子および偏光素子と;を備える。本発明のプロジェクターにおいては、該位相差素子により、該色合成された画像光の偏光方向が、該偏光素子の透過軸方向と実質的に平行な方向に揃えられている。
1つの実施形態においては、上記位相差素子は、その遅相軸が上記青色光の画像光の偏光方向に対して40°〜50°の角度をなすようにして配置されている。
1つの実施形態においては、上記位相差素子の面内位相差Re(550)は、1250nm〜1400nmまたは1520nm〜1670nmである。
1つの実施形態においては、上記偏光素子は、その透過軸が前記位相差素子の遅相軸に対して40°〜50°の角度をなすようにして配置されている。
1つの実施形態においては、上記位相差素子と上記偏光素子とは、一体化された部材として構成されている。
1つの実施形態においては、上記位相差素子を通過後の赤色光、緑色光および青色光のそれぞれのストークスパラメーターS1およびS3は、S1≦−0.85または0.85≦S1、ならびに、−0.3<S3<0.2の関係を満足する。
本発明の別の局面によれば、光学部材が提供される。この光学部材は、偏光素子と位相差素子とを有し;プロジェクターの色合成光学系と投射光学系との間に、該位相差素子が該色合成光学系側となるように配置され;該位相差素子が、該色合成光学系により色合成された画像光の偏光方向を、該偏光素子の透過軸方向と実質的に平行な方向に揃える機能を有する。
1つの実施形態においては、上記偏光素子の透過軸と該位相差素子の遅相軸とのなす角度は40°〜50°である。
本発明の実施形態によれば、3板式のプロジェクターにおいて色合成光学系と投射光学系との間に位相差素子を設け、当該位相差素子の面内位相差および遅相軸方向、ならびに、当該遅相軸と偏光素子の透過軸との角度等を最適化することにより、色合成された画像光の偏光方向を偏光素子の透過軸方向と実質的に平行な方向に揃えることができる。その結果、偏光素子を通過することによる光量ロスが少なく、結果として色合成光学系の投影側に偏光素子を設けたプロジェクター(すなわち、直線偏光を用いて投影画像を実現するプロジェクター)を得ることができる。さらに、このようなプロジェクターは、所望の色相が保持された投影画像を実現することができる。したがって、本発明の実施形態によれば、明るい環境下において投影画像を鮮明に表示し得るプロジェクターを実現することができる。さらに、本発明の実施形態によれば、そのようなプロジェクターを実現し得る光学部材を提供することができる。
本発明の1つの実施形態によるプロジェクターを説明する概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
図1は、本発明の1つの実施形態によるプロジェクターを説明する概略構成図である。図示例のプロジェクター100は、光源10と;光源10からの光を赤色光R、緑色光Gおよび青色光Bに色分解する色分解光学系20と;赤色光R、緑色光Gおよび青色光Bのそれぞれを、画像情報に応じて変調して画像光を生成する光変調装置30R、30G、30Bと;変調された赤色光R、緑色光Gおよび青色光Bの画像光を色合成する色合成光学系40と;該色合成された画像光を投射する投射光学系50と; 色合成光学系40と投射光学系50との間に、色合成光学系40側から順に設けられた位相差素子62および偏光素子64と;を備える。本発明の実施形態においては、位相差素子62により、色合成された画像光の偏光方向が、偏光素子64の透過軸方向と実質的に平行な方向に揃えられている。
光源10は、代表的には、白色光WLを出射する。光源10としては、任意の適切な構成が採用され得る。
色分解光学系20は、代表的には、ダイクロイックミラー21と、ダイクロイックミラー22と、反射ミラー23と、反射ミラー24と、反射ミラー25と、リレーレンズ26と、リレーレンズ27と、を備える。色分解光学系20は、光源10からの光を赤色光Rと緑色光Gと青色光Bとに分離し、赤色光R、緑色光Gおよび青色光Bの各色光をそれぞれの照明対象である光変調装置30R、光変調装置30G、および光変調装置30Bに導く。色分解光学系20と光変調装置30Rとの間、色分解光学系20と光変調装置30Gとの間、および色分解光学系20と光変調装置30Bとの間に、集光レンズ32R、集光レンズ32G、および集光レンズ32Bがそれぞれ配置されている。
ダイクロイックミラー21は、赤色光Rを透過し、緑色光Gおよび青色光Bを反射する。ダイクロイックミラー22は、ダイクロイックミラー21で反射した緑色光Gおよび青色光Bのうち、緑色光Gを反射して、青色光Bを透過させる。
反射ミラー23は、ダイクロイックミラー21を透過した赤色光Rを反射する。反射ミラー24および反射ミラー25は、ダイクロイックミラー22を透過した青色光Bを反射する。
ダイクロイックミラー21を透過した赤色光Rは、反射ミラー23で反射され、集光レンズ32Rを透過して赤色光用の光変調装置30Rの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー21で反射された緑色光Gは、ダイクロイックミラー22でさらに反射され、集光レンズ32Gを透過して緑色光用の光変調装置30Gの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー22を透過した青色光Bは、リレーレンズ26、反射ミラー24、リレーレンズ27、反射ミラー25および集光レンズ32Bを経て青色光用の光変調装置30Bの画像形成領域に入射する。
光変調装置30R、光変調装置30Gおよび光変調装置30Bは、入射された赤色光R、緑色光Gおよび青色光Bを画像情報に応じて変調して、それぞれ、赤色光Rに対応した画像光、緑色光Gに対応した画像光、および青色光Bに対応した画像光を形成する。光変調装置30R、光変調装置30Gおよび光変調装置30Bは、光源10の照明対象である。
光変調装置30R、光変調装置30Gおよび光変調装置30Bはそれぞれ、代表的には液晶表示装置であり得、より具体的には透過型の液晶表示装置であり得る。液晶表示装置は、代表的には、一対の基板と;該一対の基板間に配置された、表示媒体としての液晶を含む液晶層と;一対の基板の外側(すなわち、入射側および出射側)に配置された一対の偏光板と;を有する(いずれも図示せず)。液晶表示装置としては、任意の適切な構成が採用され得る。例えば、液晶表示装置は、ノーマリブラックモードであってもよくノーマリホワイトモードであってもよく;駆動モードとしてVAモードであってもよくIPSモードであってもよい。光変調装置30R、光変調装置30Gおよび光変調装置30Bが透過型の液晶表示装置で構成される場合、出射(透過)される光(すなわち、赤色光Rに対応した画像光、緑色光Gに対応した画像光、および青色光Bに対応した画像光)は、偏光(代表的には、直線偏光)となる。
色合成光学系40は、代表的には、クロスダイクロイックプリズムで構成され得る。クロスダイクロイックプリズムは、赤色光Rに対応した画像光、緑色光Gに対応した画像光、および青色光Bに対応した画像光を合成する光学素子である。クロスダイクロイックプリズムは、代表的には、4つの三角プリズムを組み合わせて(例えば、貼り合わせて)作製され得る。これにより、クロスダイクロイックプリズム40内部においては、R光反射ダイクロイック膜40RおよびB光反射ダイクロイック膜40Bが直交して配置される。異なる入射面からそれぞれ入射した赤色光Rに対応した画像光、緑色光Gに対応した画像光、および青色光Bに対応した画像光は、赤色光Rに対応した画像光がR光反射ダイクロイック膜40Rで投射光学系50方向に反射され、青色光Bに対応した画像光がB光反射ダイクロイック膜40Bで投射光学系50方向に反射され、緑色光Gに対応した画像光が2つのダイクロイック膜を透過することにより、色合成された画像光が生成する。
クロスダイクロイックプリズム40によって色合成された画像光は、投射光学系50によって拡大投射され、スクリーンSCR上で画像を形成する。投射光学系50は、複数のレンズから構成されている。
本発明の実施形態においては、上記のとおり、色合成光学系40と投射光学系50との間に、色合成光学系40側から順に設けられた位相差素子62および偏光素子64が設けられている。位相差素子62および偏光素子64は、それぞれ別個の部材とされていてもよく、一体化された部材として構成されていてもよい。位相差素子62および偏光素子64が一体化された部材として構成されている場合、位相差素子と偏光素子とを有する光学部材(例えば、位相差層付偏光板)が用いられ得る。位相差素子および偏光素子の組み合わせが本発明の実施形態の特徴の1つであるので、本発明の実施形態は、位相差素子と偏光素子とを有する光学部材も包含する。
本発明の実施形態においては、色合成された画像光の偏光方向は、位相差素子62により、偏光素子64の透過軸方向と実質的に平行な方向に揃えられている。本明細書において「実質的に平行」および「略平行」という表現は、2つの方向のなす角度が0°±7°である場合を包含し、好ましくは0°±5°であり、さらに好ましくは0°±3°である。「実質的に直交」および「略直交」という表現は、2つの方向のなす角度が90°±7°である場合を包含し、好ましくは90°±5°であり、さらに好ましくは90°±3°である。さらに、本明細書において単に「平行」または「直交」というときは、実質的に平行または実質的に直交な状態を含み得るものとする。なお、本明細書において角度に言及するときは、当該角度は基準方向に対して時計回りおよび反時計回りの両方を包含する。
より詳細には、色合成された画像光の偏光方向は、赤色光Rに対応した画像光、緑色光Gに対応した画像光、および青色光Bに対応した画像光の偏光方向がいずれも、偏光素子の透過軸方向と実質的に平行な方向に揃えられている。言い換えれば、赤色光Rに対応した画像光、緑色光Gに対応した画像光、および青色光Bに対応した画像光は、直線偏光または細長の(すなわち、直線偏光に近い)楕円偏光であり、直線偏光の振動方向および楕円偏光の長軸方向が偏光素子の透過軸方向と実質的に平行な方向に揃えられている。代表的には、赤色光Rに対応した画像光および青色光Bに対応した画像光はs偏光となり、緑色光Gに対応した画像光はp偏光となるところ、本発明の実施形態によれば、位相差素子62の面内位相差および遅相軸方向、ならびに、当該遅相軸と偏光素子の透過軸との角度等を最適化することにより、s偏光およびp偏光の振動方向を適切に変換し、上記のように方向を揃えることができる。その結果、偏光素子を通過することによる光量ロスが少なく、結果として色合成光学系の投影側に偏光素子を設けたプロジェクター(すなわち、直線偏光を用いて投影画像を実現するプロジェクター)を得ることができる。さらに、このようなプロジェクターは、所望の色相が保持された投影画像を実現することができる。したがって、本発明の実施形態によれば、明るい環境下において投影画像を鮮明に表示し得るプロジェクターを実現することができる。
上記のとおり、色合成された画像光の偏光方向は、位相差素子62により、偏光素子64の透過軸方向と実質的に平行な方向に揃えられている。これは、具体的には、以下のとおりである。位相差素子を通過後の赤色光(赤色光Rに対応した画像光)、緑色光(緑色光Gに対応した画像光)および青色光(青色光Rに対応した画像光)のそれぞれのストークスパラメーターS1は、代表的には、S1≦−0.85または0.85≦S1を満足する。S1は、好ましくはS1≦−0.90または0.90≦S1であり、より好ましくはS1≦−0.95または0.95≦S1である。さらに、位相差素子を通過後の赤色光(赤色光Rに対応した画像光)、緑色光(緑色光Gに対応した画像光)および青色光(青色光Bに対応した画像光)のそれぞれのストークスパラメーターS3は、代表的には、−0.3<S3<0.2の関係を満足する。S3は、好ましくは−0.25<S3<0.15であり、より−0.2<S3<0.1である。ストークスパラメーターS1は直線偏光成分を表し、S3は円偏光成分を表し、S1またはS3が±1に近づくほど完全な直線偏光または円偏光に近づく。このように、本発明の実施形態によれば、位相差素子を通過後の赤色光、緑色光および青色光は、直線偏光成分および直線偏光に近い楕円偏光成分が非常に多く、円偏光成分が非常に少なくなっている。したがって、このような直線偏光および直線偏光に近い楕円偏光の振動方向と後述する偏光素子の透過軸方向とを実質的に平行とすることにより、偏光素子を透過する光を非常に多くすることができ、光量ロスを最小限とすることができる。その結果、色合成光学系の投影側に偏光素子を設けたプロジェクター(すなわち、直線偏光を用いて投影画像を実現するプロジェクター)を得ることができ、さらに、このようなプロジェクターは、所望の色相が保持された投影画像を実現することができる。したがって、明るい環境下において投影画像を鮮明に表示し得るプロジェクターを実現することができる。
位相差素子62は、色合成された画像光の偏光方向を偏光素子の透過軸方向と実質的に平行な方向に揃え得る機能を有する限り、任意の適切な構成が採用され得る。位相差素子の面内位相差Re(550)は、好ましくは1250nm〜1400nmであり、より好ましくは1300nm〜1370nmである。あるいは、位相差素子の面内位相差Re(550)は、好ましくは1520nm〜1670nmであり、より好ましくは1570nm〜1620nmである。位相差素子の屈折率特性は、nx>nyを満足し、上記所望の面内位相差が得られればよい。本明細書において面内位相差Re(λ)は、23℃における波長λnmの光で測定した面内位相差である。Re(λ)は、層(フィルム)の厚みをd(nm)としたとき、式:Re=(nx−ny)×dによって求められる。例えば、Re(550)は、23℃における波長550nmの光で測定した面内位相差である。
位相差素子は、位相差値が測定光の波長に応じて大きくなる逆分散波長特性を示してもよく、位相差値が測定光の波長に応じて小さくなる正の波長分散特性を示してもよく、位相差値が測定光の波長によってもほとんど変化しないフラットな波長分散特性を示してもよい。位相差素子が逆分散波長特性を示す場合、Re(450)/Re(550)は、好ましくは0.85以上1.00未満であり、より好ましくは0.95以上1.00未満であり;Re(550)/Re(650)は、好ましくは0.90以上1.00未満であり、より好ましくは0.95以上1.00未満である。位相差素子が正の分散波長特性またはフラットな波長分散特性を示す場合、Re(450)/Re(550)は、好ましくは1.00〜1.15であり、より好ましくは1.00〜1.07であり;Re(550)/Re(650)は、好ましくは1.00〜1.10であり、より好ましくは1.00〜1.05である。
位相差素子の厚みは、材料等に応じて上記所望の面内位相差が得られるように設定され得る。位相差素子の厚みは、好ましくは20μm〜500μmであり、より好ましくは50μm〜400μmであり、さらに好ましくは100μm〜350μmである。
位相差素子は、上記特性を実現し得る任意の適切な樹脂で形成された位相差フィルムで構成され得る。位相差フィルムを形成する樹脂としては、例えば、ポリアリレート、ポリアミド、ポリイミド、ポリエステル、ポリアリールエーテルケトン、ポリアミドイミド、ポリエステルイミド、ポリビニルアルコール、ポリフマル酸エステル、ポリエーテルサルフォン、ポリサルフォン、ノルボルネン樹脂、ポリカーボネート樹脂、セルロース樹脂およびポリウレタンが挙げられる。これらの樹脂は、単独で用いてもよく組み合わせて用いてもよい。
位相差素子は、上記のようにnx>nyを満足し面内位相差を有するので、遅相軸を有する。位相差素子は、遅相軸方向が色合成された画像光の偏光方向を偏光素子の透過軸方向と実質的に平行な方向に揃え得る方向となるようにして、プロジェクター内に配置される。例えば、位相差素子は、その遅相軸が青色光(青色光Bに対応した画像光)の偏光方向(振動方向)に対して好ましくは40°〜50°、より好ましくは42°〜48°、さらに好ましくは43°〜47°、特に好ましくは約45°の角度をなすようにして配置され得る。このような構成とすれば、位相差素子の遅相軸は、赤色光(赤色光Rに対応した画像光)の偏光方向(振動方向)に対しても同様の角度となり得;緑色光(緑色光Gに対応した画像光)の偏光方向(振動方向)に対しては、好ましくは130°〜140°、より好ましくは132°〜138°、さらに好ましくは133°〜137°、特に好ましくは約135°の角度となり得る。
偏光素子64は、偏光板で構成され得る。偏光板は、偏光子と、偏光子の片側または両側に配置された保護フィルムと、を含む。偏光子および保護フィルムはいずれも、任意の適切な構成が採用され得る。偏光素子は、その透過軸(実質的には、偏光素子に含まれる偏光子の透過軸)が色合成された画像光の偏光方向と実質的に平行な方向となるように配置され得る。例えば、位相差素子の面内位相差Re(550)が1250nm〜1400nmである場合には、偏光素子は、その透過軸が青色光(青色光Bに対応した画像光)の偏光方向(振動方向)に対して好ましくは−5°〜5°、より好ましくは−3°〜3°、さらに好ましくは−2°〜2°、特に好ましくは約0°の角度をなすようにして配置され得る。また例えば、位相差素子の面内位相差Re(550)が1520nm〜1670nmである場合には、偏光素子は、その透過軸が該位相差素子の遅相軸に対して85°〜95°、より好ましくは87°〜93°、さらに好ましくは88°〜92°、特に好ましくは約90°の角度をなすようにして配置され得る。いずれの場合も、偏光素子の透過軸と位相差素子の遅相軸とのなす角度は、好ましくは40°〜50°であり、より好ましくは42°〜48°であり、さらに好ましくは43°〜47°であり、特に好ましくは約45°である。
ここまで、光変調装置として透過型の液晶表示装置を備えたプロジェクターに本発明を適用した例について説明したが、本発明は、反射型の液晶表示装置を備えたプロジェクターに適用することも可能である。さらに、光変調装置は、液晶表示装置に限られず、例えばマイクロミラーを用いた光変調装置であってもよい。また、上記実施形態では、3つの液晶表示装置を用いたプロジェクターの例を説明したが、液晶表示装置の数は目的に応じて適切に変更され得る。したがって、本発明は、例えば4つ以上の液晶表示装置を用いたプロジェクターにも適用可能である。その他、プロジェクターの各構成要素の形状、寸法、数、配置、材料等に関しては、目的等に応じて適切な変更が可能である。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例によって限定されるものではない。なお、実施例における評価項目は以下のとおりである。
<実施例1>
1.位相差素子の作製
ポリカーボネート系樹脂フィルムを延伸して厚み220μmの位相差フィルムを得た。位相差フィルムのRe(550)は1310nm、Re(450)/Re(550)は1.02、Re(550)/Re(650)は1.01であった。この位相差フィルムを位相差素子として用いた。
2.プロジェクターの作製
白色光を出射するLEDランプ(レボックス社製、製品名「SLG−50S」)を光源として用い、市販の偏光板(シグマ光機社製、製品名「USP−50C0.4−38」)を偏光素子として用いて、図1に示す構成のプロジェクターを作製した。ここで、位相差素子は、遅相軸が青色光(青色光Bに対応した画像光)の偏光方向(振動方向)に対して45°の角度をなすようにして配置した。偏光素子は、透過軸が青色光(青色光Bに対応した画像光)の偏光方向(振動方向)に対して0°(偏光子の透過軸と位相差素子の遅相軸とのなす角度が45°)の角度をなすようにして配置した。
3.評価
(1)ストークスパラメーター
位相差素子を通過後の赤色光(赤色光Rに対応した画像光)、緑色光(緑色光Gに対応した画像光)および青色光(青色光Rに対応した画像光)のそれぞれのストークスパラメーターS1およびS3を、分光ポラリメーター(東京インスツルメンツ社製、製品名「Poxi−spectra」を用いて測定した。得られた結果を表1に示す。
(2)輝度および色相
得られたプロジェクターからの光を投影するために、プロジェクターの正面方向に約2m離れた地点に白色の印刷用紙を設置しスクリーンとした。さらに、スクリーンの投影面の極角10°方向(すなわち、投影面の法線方向に対して10°の角度をなす方向)に約2 m 離れた地点に、分光放射計(トプコンテクノハウス 製「SR−UL1」、測定角2°)を設置した。プロジェクターよりスクリーンへ白画像を投影し、そのときのスクリーン輝度ならびに色相(x値およびy値)を上記分光放射計によって測定した。さらに、色相については、目視により以下の基準で評価した。結果を表1に示す。
○:白い
△:少し着色している
×:着色が著しい
なお、位相差素子および偏光素子を設置しない状態における輝度は300 cd/mであり、x値およびy値は、それぞれ0.3068および0.3957であった。
<実施例2>
ノルボルネン系樹脂フィルムを延伸して厚み250μmの位相差フィルムを得た。位相差フィルムのRe(550)は1370nm、Re(450)/Re(550)は1.01、Re(550)/Re(650)は1.00であった。この位相差フィルムを位相差素子として用いたこと以外は実施例1と同様にしてプロジェクターを作製した。このプロジェクターにおいて、位相差素子を通過後の赤色光、緑色光および青色光のそれぞれのストークスパラメーターS1およびS3を実施例1と同様にして求め、さらに、実施例1と同様にして輝度および色相を求めた。結果を表1に示す。
<実施例3>
セルロース系樹脂フィルムを延伸して厚み220μmの位相差フィルムを得た。位相差フィルムのRe(550)は1300nm、Re(450)/Re(550)は1.08、Re(550)/Re(650)は1.02であった。この位相差フィルムを位相差素子として用いたこと以外は実施例1と同様にしてプロジェクターを作製した。このプロジェクターにおいて、位相差素子を通過後の赤色光、緑色光および青色光のそれぞれのストークスパラメーターS1およびS3を実施例1と同様にして求め、さらに、実施例1と同様にして輝度および色相を求めた。結果を表1に示す。
<実施例4>
ポリアリレート系樹脂フィルムを延伸して厚み240μmの位相差フィルムを得た。位相差フィルムのRe(550)は1350nm、Re(450)/Re(550)は0.98、Re(550)/Re(650)は0.99であった。この位相差フィルムを位相差素子として用いたこと以外は実施例1と同様にしてプロジェクターを作製した。このプロジェクターにおいて、位相差素子を通過後の赤色光、緑色光および青色光のそれぞれのストークスパラメーターS1およびS3を実施例1と同様にして求め、さらに、実施例1と同様にして輝度および色相を求めた。結果を表1に示す。
<実施例5>
ポリカーボネート系樹脂フィルムを延伸して厚み300μmの位相差フィルムを得た。位相差フィルムのRe(550)は1610nm、Re(450)/Re(550)は1.02、Re(550)/Re(650)は1.01であった。この位相差フィルムを位相差素子として用いたこと、および、偏光素子の透過軸が青色光(青色光Bに対応した画像光)の偏光方向(振動方向)に対して90°となるようにしたこと以外は実施例1と同様にしてプロジェクターを作製した。このプロジェクターにおいて、位相差素子を通過後の赤色光、緑色光および青色光のそれぞれのストークスパラメーターS1およびS3を実施例1と同様にして求め、さらに、実施例1と同様にして輝度および色相を求めた。結果を表1に示す。
<比較例1>
位相差素子を設置せず、色合成光学系直後に偏光素子をその透過軸が青色光(青色光Bに対応した画像光)の偏光方向(振動方向)に対して0°となるように設置したこと以外は実施例1と同様にしてプロジェクターを作製した。このプロジェクターにおいて、偏光素子直前の赤色光、緑色光および青色光のそれぞれのストークスパラメーターS1およびS3を実施例1と同様にして求め、さらに、実施例1と同様にして輝度および色相を求めた。結果を表1に示す。
<比較例2>
ポリエステル系樹脂フィルムを延伸して厚み200μmの位相差フィルムを得た。位相差フィルムのRe(550)は8000nm、Re(450)/Re(550)は1.07、Re(550)/Re(650)は1.03であった。この位相差フィルムを位相差素子として用いたこと以外は実施例1と同様にしてプロジェクターを作製した。このプロジェクターにおいて、位相差素子を通過後の赤色光、緑色光および青色光のそれぞれのストークスパラメーターS1およびS3を実施例1と同様にして求め、さらに、実施例1と同様にして輝度および色相を求めた。結果を表1に示す。
<比較例3>
ポリカーボネート系樹脂フィルムを延伸して厚み200μmの位相差フィルムを得た。位相差フィルムのRe(550)は1200nm、Re(450)/Re(550)は1.02、Re(550)/Re(650)は1.01であった。この位相差フィルムを位相差素子として用いたこと以外は実施例1と同様にしてプロジェクターを作製した。このプロジェクターにおいて、位相差素子を通過後の赤色光、緑色光および青色光のそれぞれのストークスパラメーターS1およびS3を実施例1と同様にして求め、さらに、実施例1と同様にして輝度および色相を求めた。結果を表1に示す。
Figure 2019105806
表1から明らかなように、本発明の実施例によれば、位相差素子を通過後の赤色光、緑色光および青色光は、直線偏光に非常に近い状態であり、かつ、その振動方向が同一方向に揃えられている。結果として、本発明の実施例は、比較例に比べて格段に輝度が高く、かつ、投影画像においても所望の色相が保持されている。
本発明の実施形態によるプロジェクターは、明るい環境下でも投影画像を鮮明に表示できるプロジェクターとして、用途の拡大が期待されている。
10 光源
20 色分解光学系
30R 光変調装置
30G 光変調装置
30B 光変調装置
40 色合成光学系
50 投射光学系
62 位相差素子
64 偏光素子
100 プロジェクター

Claims (8)

  1. 光源からの光を赤色光、緑色光および青色光に色分解する色分解光学系と;
    該赤色光、該緑色光および該青色光のそれぞれを、画像情報に応じて変調して画像光を生成する光変調装置と;
    変調された赤色光、緑色光および青色光の画像光を色合成する色合成光学系と;
    該色合成された画像光を投射する投射光学系と;
    該色合成光学系と該投射光学系との間に、該色合成光学系側から順に設けられた位相差素子および偏光素子と;を備え、
    該位相差素子により、該色合成された画像光の偏光方向が、該偏光素子の透過軸方向と実質的に平行な方向に揃えられている、
    プロジェクター。
  2. 前記位相差素子は、その遅相軸が前記青色光の画像光の偏光方向に対して40°〜50°の角度をなすようにして配置されている、請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記位相差素子の面内位相差Re(550)が、1250nm〜1400nmまたは1520nm〜1670nmである、請求項1または2に記載のプロジェクター。
  4. 前記偏光素子は、その透過軸が前記位相差素子の遅相軸に対して40°〜50°の角度をなすようにして配置されている、請求項3に記載のプロジェクター。
  5. 前記位相差素子と前記偏光素子とが、一体化された部材として構成されている、請求項1から4のいずれかに記載のプロジェクター。
  6. 前記位相差素子を通過後の赤色光、緑色光および青色光のそれぞれのストークスパラメーターS1およびS3が、S1≦−0.85または0.85≦S1、ならびに、−0.3<S3<0.2の関係を満足する、請求項1から5のいずれかに記載のプロジェクター。
  7. 偏光素子と位相差素子とを有し、
    プロジェクターの色合成光学系と投射光学系との間に、該位相差素子が該色合成光学系側となるように配置され、
    該位相差素子が、該色合成光学系により色合成された画像光の偏光方向を、該偏光素子の透過軸方向と実質的に平行な方向に揃える機能を有する、
    光学部材。
  8. 前記偏光素子の透過軸と該位相差素子の遅相軸とのなす角度が40°〜50°である、請求項7に記載の光学部材。
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