JP2019099111A - ステアリング装置 - Google Patents

ステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019099111A
JP2019099111A JP2017235906A JP2017235906A JP2019099111A JP 2019099111 A JP2019099111 A JP 2019099111A JP 2017235906 A JP2017235906 A JP 2017235906A JP 2017235906 A JP2017235906 A JP 2017235906A JP 2019099111 A JP2019099111 A JP 2019099111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
motor
shaft
motor case
steering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017235906A
Other languages
English (en)
Inventor
裕人 佐藤
Hiroto Sato
裕人 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2017235906A priority Critical patent/JP2019099111A/ja
Priority to US16/205,885 priority patent/US11027769B2/en
Priority to CN201811478562.1A priority patent/CN110001762A/zh
Priority to EP18210711.0A priority patent/EP3495237A1/en
Publication of JP2019099111A publication Critical patent/JP2019099111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/008Changing the transfer ratio between the steering wheel and the steering gear by variable supply of energy, e.g. by using a superposition gear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0403Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by constructional features, e.g. common housing for motor and gear box
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D3/00Steering gears
    • B62D3/02Steering gears mechanical
    • B62D3/04Steering gears mechanical of worm type
    • B62D3/06Steering gears mechanical of worm type with screw and nut
    • B62D3/08Steering gears mechanical of worm type with screw and nut using intermediate balls or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0421Electric motor acting on or near steering gear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0421Electric motor acting on or near steering gear
    • B62D5/0424Electric motor acting on or near steering gear the axes of motor and final driven element of steering gear, e.g. rack, being parallel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/0481Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such monitoring the steering system, e.g. failures

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】製造コストの上昇を抑制しながら、ハウジング内に浸入した水分による悪影響を抑制することが可能なステアリング装置を提供する。【解決手段】ステアリング装置1は、ラックシャフト2と、ハウジング3と、電動モータ4と、制御装置5と、電動モータ4の回転を減速してラックシャフト2に軸方向への移動力を付与する減速機構6とを備える。ハウジング3は、ラックシャフト収容部31及び減速機構収容部32を有する。電動モータ4は、ハウジング3に固定されたモータケース41と、モータケース41内に環状に配置された複数のステータコア421と、複数のステータコア421に巻き回されたコイル巻線431〜433と、ロータ44とを有する。モータケース41には、減速機構収容部32に入り込んだ水分をその内部に導入する導水孔411bが形成されており、制御装置5は、モータケース41の内部への浸水を検知する検知手段を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用のステアリング装置に関する。
従来、車両用のステアリング装置は、例えば特許文献1,2に記載されているように、車幅方向に沿った軸方向への進退移動により転舵輪を転舵させる転舵軸(ラックシャフト)を備え、この転舵軸が車体に固定されたハウジングに収容されている。転舵軸は、その両端部がハウジングから突出しており、両端部のそれぞれにボールジョイントを介してタイロッドが回動可能に連結されている。そして、転舵軸が軸方向に移動すると、左右の転舵輪が転向される。また、特許文献1,2に記載のステアリング装置は、電動モータによって転舵軸に軸方向の移動力を付与し、運転者の操舵操作を補助するアシスト機構を備えている。
ハウジングの端部とタイロッドの間には、ハウジングの内部に水分等の異物が浸入することを抑止するため、樹脂又はゴムからなる蛇腹状のベローズが配置されている。このベローズが、例えば不整地走行時に路面の突起物に衝突すること等により破損すると、その破損箇所から水分がハウジング内に浸入してしまうおそれがある。そして、ハウジング内に浸入した水分が凍結すると、転舵軸が移動する際の抵抗力が大きくなり、ステアリングホイールを操舵する際により大きな力が必要になってしまう場合がある。
このため、特許文献1に記載のステアリング装置には、ハウジングに連通する排水ケースの内部に樹脂製の排水バルブが配置された排水装置が設けられている。また、特許文献2に記載のステアリング装置には、ハウジング内に凍結防止剤が貯蔵されており、この凍結防止剤が浸入した水分と混合して水溶液となることにより水の融点を低下させ、凍結を抑制するようになっている。
特開2013−237401号公報 特開2017−39459号公報
特許文献1に記載のステアリング装置は、排水ケース及び排水バルブの製造及び組付けに工数を要するので、排水装置を設けることが製造コスト上昇の要因となってしまう。また、特許文献2に記載のステアリング装置は、多くの水分がハウジング内に溜まってしまうと、その効果が十分に発揮されなくなってしまうおそれがある。これらの点において、特許文献1,2に記載のものは、なお改善の余地を有するものとなっていた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、製造コストの上昇を抑制しながら、ハウジング内に浸入した水分による悪影響を抑制することが可能なステアリング装置を提供することにある。
本発明は、上記の目的を達成するため、軸方向への進退移動により車両の転舵輪を転舵させる転舵軸と、モータ電流の供給を受けてモータ軸が回転する電動モータと、前記モータ電流を供給して前記電動モータを制御する制御装置と、前記電動モータの前記モータ軸の回転を減速して回転体を回転させ、同回転体の回転によって前記転舵軸に前記軸方向への移動力を付与する減速機構と、前記転舵軸を収容する第1収容部及び前記減速機構を収容する第2収容部を有し、前記第1収容部と前記第2収容部とが、前記第1収容部に入り込んだ水分が前記第2収容部に流れ込むように連通して形成されたハウジングと、を備え、前記電動モータは、前記ハウジングに固定されたモータケースと、前記モータケース内に環状に配置された複数のステータコアと、前記複数のステータコアに巻き回された複数相の巻線と、前記複数のステータコアの内側で前記モータ軸と一体に回転するロータと、前記モータ軸を前記モータケースに対して回転可能に支持する軸受とを有し、前記モータケースには、前記第2収容部に入り込んだ前記水分をその内部に導入する導水孔が形成されており、前記制御装置は、前記モータケースの内部への浸水を検知する検知手段を有する、ステアリング装置を提供する。
本発明に係るステアリング装置によれば、製造コストの上昇を抑制しながら、ハウジング内に浸入した水分による悪影響を抑制することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係るステアリング装置の構造図である。 ステアリング装置の一部の構成を示す断面図である。 MCUの構造を示す断面図である。 図3のA−A線断面図である。 バスバーとコイル巻線との接続部を示す説明図である。 MCUの回路構成を示す概略図である。 本発明の第2の実施の形態に係るステアリング装置を示す構造図である。 図7のB−B線断面図である。
[第1実施の形態]
本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図6を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
(ステアリング装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るステアリング装置の全体構成を示す構造図である。図2は、ステアリング装置の一部の構成を示す断面図である。
このステアリング装置1は、車両に搭載され、運転者の操舵操作に応じて転舵輪である左右の前輪を転舵させる。図1では、ステアリング装置を車両の前方から見た状態を示し、図面左側が車両の右側にあたり、図面右側が車両の左側にあたる。なお、図1における符号中の文字「R」は車両の右側を示し、文字「L」は車両の左側を示している。以下の説明において「左」「右」及び「上」「下」とは、車幅方向の左右及び鉛直方向の上下をいう。図1及び図2では、図面下方がステアリング装置1の車両への搭載状態における鉛直方向の下方にあたる。
ステアリング装置1は、運転者が操舵操作するステアリングホイール10が連結されたステアリングシャフト11と、ステアリングホイール10の操舵操作によって車幅方向に沿って軸方向に進退移動する転舵軸としてのラックシャフト2と、ラックシャフト2を収容するハウジング3と、ハウジング3に固定された電動モータ4と、電動モータ4を制御する制御装置5と、電動モータ4のモータ軸40の回転を減速してラックシャフト2に軸方向への移動力を付与する減速機構6とを備えている。
ハウジング3は、車体に固定され、減速機構6及びラックシャフト2の一部を収容している。電動モータ4、制御装置5、及び減速機構6は、運転者によるステアリングホイール10の操舵操作を補助する操舵補助装置100を構成する。ステアリング装置1は、ラックシャフト2が軸方向に移動することで、転舵輪である左右の前輪を転舵させる。
ステアリングシャフト11は、ステアリングホイール10が一端部に固定されたコラムシャフト12と、コラムシャフト12に自在継手151を介して連結されたインターミディエイトシャフト(中間シャフト)13と、インターミディエイトシャフト13に自在継手152を介して連結されたピニオンシャフト14とを有している。自在継手151,152は、例えばカルダンジョイントからなる。
ピニオンシャフト14には、その先端部にピニオン歯140が形成されている。ラックシャフト2には、ピニオン歯140に噛み合うラック歯20、及び螺旋状のねじ溝21が形成されている。ピニオンシャフト14は、その一部がステアリングホイール10に付与される操舵トルクによって捩じれる可撓性を備えたトーションバー141として構成されており、トーションバー141の捩じれ角がトルクセンサ50によって検出される。トルクセンサ50は、操舵トルクをトーションバー141の捩じれ角の大きさによって検出する。
ラックシャフト2は、左右のタイロッド17L,17Rや図略のナックルアームを含むリンク機構を介して左右の前輪に連結されている。ハウジング3の両端部とタイロッド17L,17Rとの間には、伸縮可能な蛇腹構造を有するベローズ18L,18Rがそれぞれ設けられている。ベローズ18L,18Rは、樹脂又はゴムからなる筒状であり、その一端部がハウジング3の外周面に締付固定されると共に他端部がタイロッド17L,17Rの外周面に締付固定されており、ハウジング3の内部への水分等の異物の浸入を抑止している。
ラックシャフト2の両端部には、図1に示すように、ボールジョイント16L,16Rを介して左右のタイロッド17L,17Rの一端部が連結されている。ラックシャフト2が車幅方向(左右方向)に進退移動すると、左右のタイロッド17L,17Rによって左右の前輪がそれぞれ転向される。
図2に示すように、減速機構6は、ラックシャフト2の外周面に形成されたねじ溝21に複数のボール61を介して螺合する円筒状のナット部材62と、ナット部材62に掛け回された合成ゴムからなるベルト63と、ナット部材62をハウジング3に対して回転可能に支持する軸受64とを有している。
電動モータ4は、制御装置5からモータ電流の供給を受けてモータ軸40が回転する。制御装置5は、電動モータ4にモータ電流を供給して電動モータ4を制御する。また、制御装置5は、電動モータ4に取り付けられて一体化されており、電動モータ4及び制御装置5がMCU(Motor Control Unit)101を構成する。
モータ軸40の先端部には、駆動プーリ401が一体回転するように取り付けられている。電動モータ4は、モータ軸40の回転によってベルト63を介してナット部材62を回転させる。ベルト63は、内周面に複数のベルト歯631が設けられた歯付きの無端ベルトである。ナット部材62の外周面には、複数のベルト歯631に噛み合う複数の噛み合い歯621が形成されている。ナット部材62の外径は、駆動プーリ401の外径よりも大きく、電動モータ4の出力トルクがベルト63によって減速されてナット部材62に伝達される。
また、ナット部材62の内周面には、複数のボール61が転動する螺旋状のねじ溝622が形成されている。複数のボール61は、ラックシャフト2のねじ溝21及びナット部材62のねじ溝622によって形成される転動路60を転動する。また、ナット部材62には、転動路60の2箇所に開口して複数のボール61を転動路60に還流させる還流路620が形成されている。複数のボール61は、ナット部材62の回転により、還流路620を介して転動路60を循環転動する。
このように、減速機構6は、電動モータ4のモータ軸40の回転を減速して回転体としてのナット部材62を回転させ、ナット部材62の回転によってラックシャフト2に軸方向への移動力を付与する。
軸受64は、ナット部材62に固定された内輪641と、ハウジング3に固定された外輪642と、内輪641と外輪642との間に配置された複数の転動体643と、複数の転動体643を保持する環状の保持器644とを有する転がり軸受である。本実施の形態では、転動体643が球状であり、冠型の保持器644に保持されている。また、本実施の形態では、複数の転動体643が複列に配置され、一方列及び他方列の複数の転動体643が一対の保持器644に保持されている。内輪641は、リングナット645によってナット部材62に固定され、外輪642は、止め輪646によってハウジング3内での軸方向移動が規制されている。
ハウジング3は、ラックシャフト2を収容する円筒状のラックシャフト収容部31と、減速機構6を収容する減速機構収容部32と、ピニオンシャフト14を収容するピニオンシャフト収容部33とを有している。また、ハウジング3は、第1ハウジング部材301と第2ハウジング部材302とを複数のボルト303によって結合して構成されている。ラックシャフト収容部31は、第1ハウジング部材301の円筒部301a及び第2ハウジング部材302の円筒部302aによって形成されている。減速機構収容部32は、第1ハウジング部材301の筒部301b及び第2ハウジング部材302の筒部302bによって形成されている。ラックシャフト収容部31は、本発明の第1収容部に相当し、減速機構収容部32は、本発明の第2収容部に相当する。
減速機構収容部32には、ナット部材62が収容された上部収容室321と、上部収容室321よりも鉛直方向下方にて駆動プーリ401が収容された下部収容室322とが形成されている。モータ軸40の中心軸は、ラックシャフト2の中心軸よりも下方に配置されており、下部収容室322は上部収容室321から下方に膨出するように形成されている。
上記のように構成されたステアリング装置1は、ベローズ18L又はベローズ18Rが破損すると、その破損箇所からハウジング3のラックシャフト収容部31に水分が浸入する場合がある。図2に示すように、ラックシャフト収容部31と減速機構収容部32とは、ラックシャフト収容部31に入り込んだ水分が減速機構収容部32に流れ込むように連通している。この水分は、ラックシャフト収容部31からまず減速機構収容部32の上部収容室321に流れ込み、重力によって上部収容室321から下部収容室322に流入する。
図2及び後述する図3では、車両右側のベローズ18Rの破損箇所からラックシャフト収容部31(第1ハウジング部材301の円筒部301a)に入り込んだ水分が上部収容室321を経て下部収容室322に至る場合の流入経路を矢印Fで示し、車両左側のベローズ18Lの破損箇所からラックシャフト収容部31(第2ハウジング部材302の円筒部302a)に入り込んだ水分が上部収容室321を経て下部収容室322に至る場合の流入経路を矢印Fで示している。車両右側のベローズ18Rの破損箇所から入り込んだ水分は、軸受64における外輪642と保持器644との隙間を経て下部収容室322に到達する。
下部収容室322に流入した水分がその下端部322aにベルト63が浸かる程度に溜まり、低温によって凍結すると、ベルト63が回転する際の抵抗が大きくなり、十分な操舵補助力が発揮されず、運転者にステアリングホイール10の操舵操作が重く感じられてしまうおそれがある。そこで、本実施の形態では、下部収容室322に流入した水分を電動モータ4の内部に流し込み、電動モータ4の内部に水分が流入したことを制御装置5が検知するようになっている。以下、このためのMCU101の具体的な構成について詳細に説明する。
(MCU101の構成)
図3は、MCU101の構造を示す断面図である。図4は、図3のA−A線断面図である。図5は、後述するバスバー471,472とコイル巻線431,432との接続部を示す説明図である。図6は、MCU101の回路構成例を示す概略図である。本実施の形態では、電動モータ4が三相ブラシレスモータとして構成されている。
電動モータ4は、モータ軸40の他、ハウジング3に固定されたモータケース41と、モータケース41内に配置されたステータ42と、複数のステータ42の内側でモータ軸40と一体に回転するロータ44と、モータ軸40をモータケース41に対して回転可能に支持する第1及び第2の軸受45,46と、バスバー471〜473と、隔壁48とを有している。
モータケース41は、例えばアルミニウム合金からなり、底部411と円筒部412とが一体の有底円筒状に形成されている。底部411には、モータ軸40を挿通させる挿通孔411aが形成されている。また、モータケース41は、第2ハウジング部材302の筒部302bに複数のボルト304によって固定され、電気的に接地されている。図2及び図3では、このうち1つのボルト304を示している。モータケース41における底部411とは反対側の開口は、例えばアルミニウム合金からなる隔壁48によって閉塞されている。
隔壁48は、モータケース41の内部空間4aと制御装置5の内部空間5aとを区画している。また、隔壁48には、空気孔480が形成されている。この空気孔480により、モータケース41の内部空間4aと制御装置5の内部空間5aとの間の通気性が確保されており、例えば制御装置5内の温度が上昇した際には、制御装置5内の空気が空気孔480を経てモータケース41側に流動する。これにより、制御装置5の内圧が空気の熱膨張により過大となることが抑制されている。なお、モータケース41内の温度が上昇した際には、モータ軸40と挿通孔411aの内面との隙間から空気がハウジング3に排出される。
ステータ42は、U相のステータコア421、V相のステータコア422、及びW相のステータコア423を環状に配置してなる。本実施の形態では、ステータ42が各相のステータコア421,422,423をそれぞれ2つずつ有している。U相のステータコア421には、U相のコイル巻線431が巻き回され、V相のステータコア422には、V相のコイル巻線432が巻き回されている。W相のステータコア423には、W相のコイル巻線433が巻き回されている。
制御装置5は、モータ電流としての三相交流電流を第1乃至第3の出力端子511〜513から出力する。U相のコイル巻線431は、第1のバスバー471によって第1の出力端子511と電気的に接続されている。V相のコイル巻線432は、第2のバスバー472によって第2の出力端子512と電気的に接続されている。W相のコイル巻線433は、第3のバスバー473によって第3の出力端子513と電気的に接続されている。図3では、このうち第2及び第3のバスバー472,473を示し、図5では、第1及び第2のバスバー471,472を示している。
第1乃至第3のバスバー471〜473は、樹脂からなるリテーナ470に保持されている。第1及び第2のバスバー471,472は、リテーナ470から下方に向かって延在し、それぞれの先端部がU相及びV相のコイル巻線431,432に例えばヒュージング(熱加締め)によって接続されている。第3のバスバー473は、リテーナ470から上方に向かって延在し、その先端部がW相のコイル巻線433に同じくヒュージングによって接続されている。コイル巻線431,432,433は、金属導体線がエナメル被覆されたエナメル線からなり、第1乃至第3のバスバー471〜473との接続部ではエナメル被覆が除去されている。
ロータ44は、ロータコア441と、ロータコア441の外周面に固定された複数の永久磁石442からなる。本実施の形態では、ロータ44が8つの永久磁石442を有している。複数の永久磁石442は、ロータコア441側がN極でステータ42側がS極のものと、ロータコア441側がS極でステータ42側がN極のものとが交互に配置されている。
第1の軸受45は、ロータ44とモータケース41の底部411との間でモータ軸40に外嵌された内輪451と、モータケース41の底部411に支持された外輪452と、内輪451と外輪452との間に配置された複数の球状の転動体453とを有している。第2の軸受46は、ロータ44と隔壁48との間でモータ軸40に外嵌された内輪461と、隔壁48に支持された外輪462と、内輪461と外輪462との間に配置された複数の球状の転動体463とを有している。
隔壁48は、第2の軸受46よりも上方に空気孔480が形成されている。なお、本実施の形態では、1つの空気孔480が隔壁48に形成されているが、複数の空気孔480を隔壁48に形成してもよく、空気孔480に制御装置5側への異物の侵入を防ぐフィルタを配置してもよい。また、隔壁48には、グロメット481が装着されており、第1乃至第3の出力端子511〜513がこのグロメット481に挿通されている。
モータ軸40における隔壁48側の端部には、周方向に複数の磁極を有する永久磁石49が固定されている。隔壁48は、永久磁石49と軸方向に対向する部分が薄肉化されている。永久磁石49の磁界は、隔壁48を介して後述する基板51に実装された磁気センサ52によって検出される。磁気センサ52の検出信号は、モータ軸40の回転位相を示す。
制御装置5は、隔壁48に固定された基板51と、基板51に実装された各種の電子部品と、モータケース41にボルト591によって固定されたカバー59とを備えている。基板51には、磁気センサ52の他、マイコン(Microcomputer)53や複数のスイッチング素子54及びダイオード55、複数の電流センサ56、ならびに抵抗器やコンデンサ等の受動素子57が実装されている。制御装置5は、例えばバッテリー等の直流電源から電源線102(図1参照)及びコネクタ58の電源端子581,582を介して電源が供給される。また、マイコン53は、トルクセンサ50から信号線103(図1参照)及びコネクタ58の信号端子583,584を介してトルクセンサ50の検出信号を受信可能である。
複数のスイッチング素子54は、例えばトランジスタからなり、図6に示すように三相ブリッジ接続されている。それぞれのスイッチング素子54には、ダイオード55が並列に接続されている。制御装置5は、これらのスイッチング素子54のオン・オフさせて直流電圧Vをスイッチングし、電動モータ4に三相交流電流を出力する。
U相、V相、及びW相の各相電流は、それぞれホールIC等の電流センサ56によって検出され、その検出信号がマイコン53に出力される。マイコン53は、トルクセンサ50によって検出される操舵トルク、及び磁気センサ52によって検出されるモータ軸40の回転位相に基づいて、電動モータ4のコイル巻線431,432,433に供給すべき各相の電流を演算し、複数のスイッチング素子54をオン・オフさせるPWM信号を出力する。また、マイコン53は、電流センサ56の検出信号に基づいて、各相の電流をフィードバック制御する。
モータケース41の底部411には、ハウジング3の下部収容室322に入り込んだ水分をモータケース41の内部に導入する導水孔411bが形成されている。導水孔411bは、下部収容室322の下端部322aに開口し、モータケース41の底部411を貫通している。モータケース41の内部空間4aは、少なくともその下端部41aが下部収容室322の下端部322aよりも下方に形成されており、導水孔411bを介して下部収容室322からモータケース41の下端部41aに水分が流れ込む。
導水孔411bは、ステアリング装置1が車両に搭載されてハウジング3が車体に固定された状態において、ラックシャフト2の軸心よりも下方に設けられ、またモータケース41の底部411に支持された第1の軸受45よりも下方に設けられているので、ハウジング3内の水分を効率よくモータケース41内に導くことができる。そして、下部収容室322からモータケース41の下端部41aに水分が流れ込ことにより、下部収容室322内に操舵感に影響を及ぼす程度の量の水分が溜まることが抑制される。
モータケース41の下端部41aに水が溜まり、図5に示すように水位がU相のコイル巻線431と第1のバスバー471との接続部ならびにV相のコイル巻線432と第2のバスバー472との接続部よりも高くなると、制御装置5からみたU相とV相との相間インピーダンスが変化する。つまり、U相のコイル巻線431とV相のコイル巻線432とが仮想的な抵抗器で接続された状態となる。図5では、下端部41aに溜まった水の水面Wを図示している。
このような相間インピーダンスの変化は、電流センサ56によって検出される電流値の変化として現れるので、マイコン53によって検出することが可能である。つまり、相間インピーダンスが変化した場合、PWM信号のデューティーやモータ軸40の回転速度に応じて算出される電流値と電流センサ56によって検出される実際の電流値との間に差異が発生するので、この差異に基づいてマイコン53が相間インピーダンスの変化を検出し、ひいてはモータケース41の内部への浸水を検知することが可能である。
すなわち、制御装置5は、モータケース41の内部への浸水を検知する検知手段を有しており、本実施の形態では、この検知手段がマイコン53及び複数の電流センサ56によって実現されている。ただし、これに限らず、例えば第1乃至第3のバスバー471〜473の何れかとモータケース41との電気抵抗(絶縁抵抗)の変化に起因するインピーダンスの変化によってモータケース41の内部への浸水を検知してもよい。
またさらに、例えば一対の電極間の電気抵抗又は静電容量の変化によって水の浸入を検知する水検知センサを検知手段として用いてもよい。しかし、本実施の形態のように検知手段を構成することにより、水検知センサ等の部品を用いることなく水の浸入を検知できるので、コスト低減に寄与することが可能となる。
マイコン53は、モータケース41の内部への浸水を検知したとき、警報信号を出力して運転者に警報を発し、修理を受けることを促す。この警報は、例えば運転席前面のインスツルメントパネルにおける警告灯の点灯によってなされる。また、マイコン53は、警報信号を出力した後も電動モータ4の制御を継続する。
以上説明した本発明の第1の実施の形態によれば、製造コストの上昇を抑制しながら、ハウジング3内に浸入した水分による悪影響を抑制することが可能となる。より具体的には、ハウジング3内に浸入した水分が凍結すること等による操舵感の変化を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について、図7及び図8を参照して説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係るステアリング装置を示す構造図である。図8は、図7のB−B線断面図である。図7及び図8では、図面下方が車両への搭載状態における鉛直方向の下方にあたる。
本実施の形態は、ハウジング7及び減速機構8の構成が第1の実施の形態に係るハウジング3及び減速機構6と異なる。また、ハウジング7に収容されたラックシャフト2には、ねじ溝21に替えてラック歯22が形成されている。MCU101の構成は、第1の実施の形態と同様である。以下、ハウジング7及び減速機構8の構成について重点的に説明する。
ハウジング7は、ラックシャフト2を収容するラックシャフト収容部71、及び減速機構8を収容する減速機構収容部72を有している。ラックシャフト収容部71と減速機構収容部72とは、ラックシャフト収容部71に入り込んだ水分が減速機構収容部72に流れ込むように連通している。また、ハウジング7は、第1ハウジング部材701と第2ハウジング部材702とを複数のボルト703によって結合して構成されている。ラックシャフト収容部71は、第1ハウジング部材701によって形成され、減速機構収容部72は、第1ハウジング部材701と第2ハウジング部材702との結合によって形成されている。
また、第1ハウジング部材701には、円筒状のラックガイド収容部73が形成されており、このラックガイド収容部73にサポートヨーク91及びコイルばね92を有するラックガイド機構9が収容されている。ラックガイド収容部73は、キャップ74によって閉塞されており、キャップ74に一端部が当接するコイルばね92の弾発力によりサポートヨーク91がラックシャフト2を後述するピニオンギヤ83に押し付けている。
減速機構8は、電動モータ4のモータ軸40に一体回転するように取り付けられたウォームギヤ81と、ウォームギヤ81に噛み合うウォームホイール82と、ウォームホイール82と一体に回転するピニオンギヤ83とを有している。ウォームホイール82は、ピニオンギヤ83に外嵌された金属製の円盤部821の外周に樹脂からなる環状の歯部822が固定されている。ピニオンギヤ83は、軸受84,85に支持され、ピニオン歯831がラックシャフト2のラック歯22に噛み合っている。ピニオンギヤ83は、ウォームホイール82と一体に回転することにより、ラックシャフト2に軸方向への移動力を付与する。ウォームホイール82は、本発明の回転体に相当する。モータ軸40の中心軸は、ラックシャフト2の中心軸よりも下方に配置されている。
ウォームギヤ81及びウォームホイール82は、第2ハウジング部材702に収容されている。第2ハウジング部材702は、ウォームギヤ81を収容する小径円筒部702aと、ウォームホイール82を収容する大径円筒部702bと、小径円筒部702aの一端部から延在する連結部702cとを有している。小径円筒部702aは、大径円筒部702bよりも下方に設けられている。連結部702cは、小径円筒部702aの一端部からその軸方向に沿って拡径しながら突出する部分円錐形状であり、連結部702cの大径側の端部にモータケース41が図略のボルトによって固定されている。大径円筒部702bは、ラックシャフト2とは反対側の端部が開口しており、この開口がカバー704によって閉塞されている。図7では、カバー704を破断して大径円筒部702bの内部を示している。
モータケース41の導水孔411bは、第2ハウジング部材702の連結部702cの内部の下端部に開口し、ラックシャフト収容部71から減速機構収容部72に流れ込んだ水分をモータケース41内に導く。導水孔411bは、第1の実施の形態と同様に、ラックシャフト2の軸心よりも下方に設けられ、また第1の軸受45よりも下方に設けられている。
以上説明した本発明の第2の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様に、製造コストの上昇を抑制しながらハウジング7内に浸入した水分による悪影響を抑制することが可能となる。
(付記)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、これらの実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能であり、例えば転舵輪を転舵させるステアリング装置とステアリングホイールとが機械的に接続されないステアバイワイヤにおけるステアリング装置にも本発明を適用することが可能である。
1…ステアリング装置 2…ラックシャフト
3…ハウジング 31…ラックシャフト収容部(第1収容部)
32…減速機構収容部(第2収容部) 4…電動モータ
40…モータ軸 41…モータケース
411b…導水孔 421,422,423…ステータコア
431,432,433…コイル巻線 44…ロータ
45…軸受 5…制御装置
53…マイコン 56…電流センサ(検知手段)
6…減速機構 62…ナット部材(回転体)
7…ハウジング 71…ラックシャフト収容部(第1収容部)
72…減速機構収容部(第2収容部) 8…減速機構
82…ウォームホイール(回転体) 83…ピニオンギヤ

Claims (6)

  1. 軸方向への進退移動により車両の転舵輪を転舵させる転舵軸と、
    モータ電流の供給を受けてモータ軸が回転する電動モータと、
    前記モータ電流を供給して前記電動モータを制御する制御装置と、
    前記電動モータの前記モータ軸の回転を減速して回転体を回転させ、同回転体の回転によって前記転舵軸に前記軸方向への移動力を付与する減速機構と、
    前記転舵軸を収容する第1収容部及び前記減速機構を収容する第2収容部を有し、前記第1収容部と前記第2収容部とが、前記第1収容部に入り込んだ水分が前記第2収容部に流れ込むように連通して形成されたハウジングと、を備え、
    前記電動モータは、前記ハウジングに固定されたモータケースと、前記モータケース内に環状に配置された複数のステータコアと、前記複数のステータコアに巻き回された複数相の巻線と、前記複数のステータコアの内側で前記モータ軸と一体に回転するロータと、前記モータ軸を前記モータケースに対して回転可能に支持する軸受とを有し、
    前記モータケースには、前記第2収容部に入り込んだ前記水分をその内部に導入する導水孔が形成されており、
    前記制御装置は、前記モータケースの内部への浸水を検知する検知手段を有する、
    ステアリング装置。
  2. 前記ハウジングが車体に固定された状態において、前記導水孔が前記転舵軸の軸心よりも下方に設けられている、
    請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記ハウジングが車体に固定された状態において、前記導水孔が前記軸受よりも下方に設けられている、
    請求項1又は2に記載のステアリング装置。
  4. 前記検知手段は、前記複数相の巻線に供給される前記モータ電流の検出値の変化に基づいて、前記モータケースの内部に水分が浸入したことを検知する、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載のステアリング装置。
  5. 前記減速機構は、前記ラックシャフトの外周面に形成されたねじ溝に複数のボールを介して螺合する前記回転体としてのナット部材と、前記ナット部材に掛け回されたベルトとを有し、
    前記モータ軸には、前記ベルトを回転させる駆動プーリが取り付けられており、
    前記第2収容部には、前記ナット部材が収容された上部収容室と、前記駆動プーリが収容された下部収容室とが形成されており、
    前記モータケースは、前記第2収容部に固定され、前記導水孔が前記下部収容室に開口している、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載のステアリング装置。
  6. 前記減速機構は、前記モータ軸に取り付けられたウォームギヤと、前記ウォームギヤに噛み合う前記回転体としてのウォームホイールとを有し、
    前記第2収容部は、前記ウォームギヤを収容する小径円筒部と、前記ウォームホイールを収容する大径円筒部と、前記小径円筒部から軸方向に延在する連結部とを有し、
    前記小径円筒部が前記大径円筒部よりも下方に設けられ、
    前記モータケースは、前記連結部に固定され、前記導水孔が前記連結部の内部に開口している、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載のステアリング装置。
JP2017235906A 2017-12-08 2017-12-08 ステアリング装置 Pending JP2019099111A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017235906A JP2019099111A (ja) 2017-12-08 2017-12-08 ステアリング装置
US16/205,885 US11027769B2 (en) 2017-12-08 2018-11-30 Steering system
CN201811478562.1A CN110001762A (zh) 2017-12-08 2018-12-05 转向装置
EP18210711.0A EP3495237A1 (en) 2017-12-08 2018-12-06 Steering system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017235906A JP2019099111A (ja) 2017-12-08 2017-12-08 ステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019099111A true JP2019099111A (ja) 2019-06-24

Family

ID=64650239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017235906A Pending JP2019099111A (ja) 2017-12-08 2017-12-08 ステアリング装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11027769B2 (ja)
EP (1) EP3495237A1 (ja)
JP (1) JP2019099111A (ja)
CN (1) CN110001762A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023136026A1 (ja) * 2022-01-11 2023-07-20 株式会社デンソー 電動駆動装置
WO2024089749A1 (ja) * 2022-10-25 2024-05-02 三菱電機株式会社 車両用電子制御装置及び電動パワーステアリング装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015102228A1 (de) * 2015-02-17 2016-08-18 Robert Bosch Automotive Steering Gmbh Lenksystem für ein kraftfahrzeug
DE102017211278A1 (de) * 2017-07-03 2019-01-03 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betrieb eines Lenksystems und Lenksystem
DE102017214717B3 (de) * 2017-08-23 2018-12-20 Volkswagen Aktiengesellschaft Antriebsbauteil
US11137314B2 (en) * 2018-03-07 2021-10-05 Steering Solutions Ip Holding Corporation Water intrusion detection
DE102019115867A1 (de) * 2019-06-11 2020-12-17 Zf Automotive Germany Gmbh Lenkvorrichtung für ein Kraftfahrzeug
CN113335371B (zh) * 2021-06-30 2022-04-08 南京航空航天大学 一种商用车多功能电动循环球转向***及其控制方法
CN114167862B (zh) * 2021-11-30 2024-05-31 南京苏美达智能技术有限公司 一种用于自行走设备的围线信号去干扰***

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150175192A1 (en) * 2013-12-24 2015-06-25 Mando Corporation Rack type electric power steering system
JP2016082614A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 株式会社デンソー 駆動装置、及び、電動パワーステアリング装置
WO2017006623A1 (ja) * 2015-07-08 2017-01-12 日立オートモティブシステムズ株式会社 パワーステアリング装置及びパワーステアリング装置の制御装置
JP2017039459A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 株式会社ジェイテクト ステアリング装置
WO2017145599A1 (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 日立オートモティブシステムズ株式会社 パワーステアリング装置
JP2018111343A (ja) * 2017-01-10 2018-07-19 日立オートモティブシステムズ株式会社 電動パワーステアリングシステム用のモータ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006051799A1 (de) 2006-11-03 2008-05-08 Zf Lenksysteme Gmbh Lenkvorrichtung, insbesondere eine elektrische Servolenkvorrichtung (EPS) mit Wassereintrittserkennung
DE102008041303A1 (de) 2008-08-18 2010-02-25 Zf Lenksysteme Gmbh Servolenkung
JP5048804B2 (ja) * 2010-03-31 2012-10-17 日立オートモティブシステムズ株式会社 パワーステアリング装置
JP2012214208A (ja) * 2010-10-20 2012-11-08 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP5829133B2 (ja) * 2012-01-13 2015-12-09 日立オートモティブシステムズステアリング株式会社 パワーステアリング装置
JP5900147B2 (ja) 2012-05-16 2016-04-06 株式会社ジェイテクト ステアリング装置
JP6343829B2 (ja) * 2014-12-16 2018-06-20 日立オートモティブシステムズ株式会社 水分検知システムおよび電動パワーステアリング装置
JP6740580B2 (ja) 2015-08-21 2020-08-19 株式会社ジェイテクト ステアリング装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150175192A1 (en) * 2013-12-24 2015-06-25 Mando Corporation Rack type electric power steering system
JP2016082614A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 株式会社デンソー 駆動装置、及び、電動パワーステアリング装置
WO2017006623A1 (ja) * 2015-07-08 2017-01-12 日立オートモティブシステムズ株式会社 パワーステアリング装置及びパワーステアリング装置の制御装置
JP2017039459A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 株式会社ジェイテクト ステアリング装置
WO2017145599A1 (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 日立オートモティブシステムズ株式会社 パワーステアリング装置
JP2018111343A (ja) * 2017-01-10 2018-07-19 日立オートモティブシステムズ株式会社 電動パワーステアリングシステム用のモータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023136026A1 (ja) * 2022-01-11 2023-07-20 株式会社デンソー 電動駆動装置
WO2024089749A1 (ja) * 2022-10-25 2024-05-02 三菱電機株式会社 車両用電子制御装置及び電動パワーステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20190176872A1 (en) 2019-06-13
EP3495237A1 (en) 2019-06-12
CN110001762A (zh) 2019-07-12
US11027769B2 (en) 2021-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019099111A (ja) ステアリング装置
US10418885B2 (en) Electrical power steering device
EP3441285B1 (en) Electric power steering device
US8304942B2 (en) Drive apparatus adapted to promote heat dissipation from electronic circuit integrated therein
US20130257193A1 (en) Drive apparatus and method for manufacturing the same
US11081941B2 (en) Motor and electric power steering device
CN105720747A (zh) 驱动装置
US11469700B2 (en) Motor and electric power steering device
CN103066754A (zh) 驱动设备
EP3431364B1 (en) Electric power steering device
EP3504106B1 (en) Moisture sensing in electric motors of motor vehicle steering systems with pull-up resistor
JP2009189187A (ja) モータ制御装置およびこれを備える車両用操舵装置
JP5125434B2 (ja) モータおよび電気式動力舵取装置
JPWO2019070067A1 (ja) モータモジュールおよび電動パワーステアリング装置
CN110723199B (zh) 马达装置
JP6313692B2 (ja) 駆動装置、及び、電動パワーステアリング装置
JP6766485B2 (ja) モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
JP5332387B2 (ja) モータユニット
JPWO2019070064A1 (ja) モータモジュールおよび電動パワーステアリング装置
JP2010143473A (ja) 電動パワーステアリング装置
US11292508B2 (en) Electric power steering device and rack assist-type steering device
JP2018111343A (ja) 電動パワーステアリングシステム用のモータ
US20220014136A1 (en) Motor and electric power steering device
JP2023155676A (ja) 電子制御装置及び電動駆動装置
JP2019170039A (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211221