JP2019096645A - 電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より好ましい電子装置を提供することをその主たる課題とする。【解決手段】表面11を有する基材1と、基材1の表面11に形成され、導電部位33を含む導電部分3と、導電部分3に配置された光学素子41と、光学素子41および導電部位33にボンディングされたワイヤ42と、導電部分3に形成された保護層と、を備え、基材1の表面11は、保護層に直接接する領域111と、導電部分3および保護層のいずれもから露出する区域1171と、を含み、区域1171は、基材1の厚さ方向視において、導電部位33および領域111のいずれにも隣り合っており、且つ、厚さ方向視において、導電部位33および領域111の間に位置する。【選択図】図7

Description

本開示は、電子装置に関する。
電子装置の一例は、基板、半導体発光素子、配線パターン、接合層、および、封止樹脂を備えている。配線パターンは、基板に形成されている。半導体発光素子は、接合層を介して配線パターンに配置されている。封止樹脂は、基材上に配置され、半導体発光素子および配線パターンを覆っている。
特開2017−130585号公報
本開示は、より好ましい電子装置を提供することをその主たる課題とする。
本開示の第1の側面によれば、表面を有する基材と、前記基材の前記表面に形成され、第1導電部位を含む導電部分と、前記導電部分に配置された光学素子と、前記光学素子および前記第1導電部位にボンディングされた第1ワイヤと、前記導電部分に形成された保護層と、を備え、前記基材の前記表面は、前記保護層に直接接する第1領域と、前記導電部分および前記保護層のいずれもから露出する第1区域と、を含み、前記第1区域は、前記基材の厚さ方向視において、前記第1導電部位および前記第1領域のいずれにも隣り合っており、且つ、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位および前記第1領域の間に位置する電子装置が提供される。
本開示のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
第1実施形態の電子装置の斜視図である。 第1実施形態の電子装置の正面図である。 第1実施形態の電子装置の左側面図である。 第1実施形態の電子装置の右側面図である。 第1実施形態の電子装置の平面図である。 図5から透光部を省略した図である。 図6から保護層を省略した図である。 図7から領域の図示を省略した図である。 第1実施形態の電子装置の裏面図である。 第1実施形態の電子装置の断面図である。 第1実施形態の電子装置の部分拡大断面図である。 第1実施形態の電子装置の部分拡大断面図である。 第1実施形態の電子装置の製造方法の一工程を示す図である。 第1実施形態の電子装置の製造方法の一工程を示す図である。 第1実施形態の第1変形例の電子装置の断面図である。 第1実施形態の第2変形例の電子装置の平面図である。 第1実施形態の第2変形例の電子装置の断面図である。 第1実施形態の第3変形例の電子装置の断面図である。 第2実施形態の電子装置の平面図である。 図19から透光部を省略した図である。 図20から保護層を省略した図である。 図21から一部の図示を省略した図である。 第2実施形態の電子装置の断面図である。 第2実施形態の第1変形例の電子装置の断面図である。 第2実施形態の第2変形例の電子装置の平面図である。 第2実施形態の第2変形例の電子装置の断面図である。 第2実施形態の第3変形例の電子装置の断面図である。
以下、本開示の実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
本開示において、「ある物Aがある物Bに形成されている」および「ある物Aがある物B上に形成されている」との用語がある場合、これらの用語は、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに直接形成されていること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物を介在させつつ、ある物Aがある物Bに形成されていること」を含む。同様に、「ある物Aがある物Bに配置されている」および「ある物Aがある物B上に配置されている」との用語がある場合、これらの用語は、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに直接配置されていること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物を介在させつつ、ある物Aがある物Bに配置されていること」を含む。同様に、「ある物Aがある物Bに積層されている」および「ある物Aがある物B上に積層されている」との用語がある場合、これらの用語は、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに直接積層されていること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物を介在させつつ、ある物Aがある物Bに積層されていること」を含む。多角形状とは、完全な多角形および多角形に類似する形状を含んでいてもよい。円形状とは、完全な円形および円形に類似する形状を含んでいてもよい。
<第1実施形態>
図1〜図19を用いて、本開示の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の電子装置の斜視図である。図2は、第1実施形態の電子装置の正面図である。図3は、第1実施形態の電子装置の左側面図である。図4は、第1実施形態の電子装置の右側面図である。図5は、第1実施形態の電子装置の平面図である。
これらの図に示す電子装置A1は、基材1と、導電部分3と、光学素子41と、ワイヤ42と、ワイヤ43と、接合層5(図10参照)と、保護層6と、透光部7と、を含む。図5では、透光部7を、二点鎖線を用いて示している。
基材1は、例えば絶縁性の材料よりなる。このような絶縁性の材料としては、例えば、絶縁性の樹脂もしくはセラミックなどが挙げられる。絶縁性の樹脂としては、例えば、ガラスエポキシ樹脂などが挙げられる。セラミックとしては、例えば、Al23、SiC,またはAlNなどが挙げられる。基材1は、アルミニウムなどの金属よりなる基板に、絶縁膜が形成されたものであってもよい。本実施形態では、基材1は、基材1の厚さ方向Z1視において、矩形状を呈する。
基材1は、表面11、裏面13、第1側面15A、第2側面15B、第3側面15C、および第4側面15Dを有する。
表面11および裏面13は、基材1の厚さ方向Z1において、離間しており、互いに反対側を向く。表面11および裏面13はともに、平坦である。
第1側面15Aおよび第2側面15Bは、方向X1に離間しており、互いに反対側を向く。第1側面15Aおよび第2側面15Bはともに、表面11および裏面13につながっている。第1側面15Aおよび第2側面15Bはともに、平坦である。
基板1には、第1凹部16Aおよび第2凹部16Bが形成されている。第1凹部16Aおよび第2凹部16Bはそれぞれ、平面視において、第1側面15Aおよび第2側面15Bから基材1の内側に向け凹んでいる。第1凹部16Aおよび第2凹部16Bはともに、表面11から裏面13にわたって形成されている。本実施形態においては、第1凹部16Aおよび第2凹部16Bは、基材1の厚さ方向Z1視において、半円形状をなす。
第3側面15Cおよび第4側面15Dは、方向Y1に離間しており、互いに反対側を向く。第3側面15Cおよび第4側面15Dはともに、表面11および裏面13につながっている。第3側面15Cおよび第4側面15Dはともに、平坦である。
図6は、図5から透光部を省略した図である。図7は、図6から保護層を省略した図である。図8は、図7から領域111等の図示を省略した図である。図9は、第1実施形態の電子装置の裏面図である。図10は、第1実施形態の電子装置の断面図である。
図6〜図8等に示す導電部分3は、光学素子41に電力を供給するための電流経路を構成する。導電部分3は導電材料よりなる。導電部分3は光学素子41に導通している。導電部分3は、例えば、Cu、Ni、Ti、およびAuの少なくともいずれかからなる。導電部分3は基材1に形成されている。本実施形態においては、導電部分3は、Cu上にAuめっきされて形成されている。導電部分3の材質はここに挙げたものに特に限定されない。導電部分3は、表面11および裏面13に形成されている。本実施形態では更に導電部分3は第1凹部16Aおよび第2凹部16Bに形成されている。
導電部分3は、導電部位31と、導電部位33と、導電部位34と、第1端縁部35Aと、第2端縁部35Bと、導電部36Aと、導電部36Bと、第1側面部37Aと、第2側面部37Bと、第1裏面部38Aと、第2裏面部38Bと、を含む。
図6に示すように、導電部位31と、導電部位33,34と、第1端縁部35Aと、第2端縁部35Bと、導電部36Aと、導電部36Bとは、基材1における表面11に形成されている。導電部位31と、導電部位33,34と、第1端縁部35Aと、第2端縁部35Bとは、保護層6から露出している。
導電部位31には光学素子41がボンディングされている(配置されている)。導電部位33には、ワイヤ42がボンディングされている。導電部位33は、導電部位31とは異なる部位である。本実施形態においては、導電部位33および導電部位31は互いにつながっている。導電部位34には、ワイヤ43がボンディングされている。導電部位34は、導電部位31とは異なる部位である。導電部位34および導電部位31は互いに離間している。
図7に示すように、第1端縁部35Aは、第1凹部16Aの縁161Aに沿って延びている。第2端縁部35Bは、第2凹部16Bの縁161Bに沿って延びている。
図6、図7等に示すように、導電部36Aは、第1端縁部35Aにつながっている。導電部36Aは、方向Y1に沿って延びている。導電部36A(本実施形態にて導電部分3における第1部位391とも言うこともある)は、厚さ方向Z1視において、導電部位33を挟んで、光学素子41とは反対側に位置している。導電部36Bは第2端縁部35Bにつながっている。導電部36Bは方向Y1に沿って延びている。導電部36Bは、厚さ方向Z1視において、導電部位34を挟んで、光学素子41とは反対側に位置している。
第1側面部37Aは、第1凹部16Aの内側面に形成され、且つ、第1端縁部35Aにつながっている。第2側面部37Bは、第2凹部16Bの内側面に形成され、且つ、第2端縁部35Bにつながっている。
図9に示すように、第1裏面部38Aおよび第2裏面部38Bは、基材1の裏面13に形成されている。
第1裏面部38Aは、第1側面部37Aにつながっている。第1裏面部38Aは、縁381A〜387Aを含む。縁381Aは、方向X1に沿って延びる。縁382Aは、方向Y1に沿って延び、縁381Aにつながっている。縁383Aは、方向X1に沿って延び、縁382Aにつながっている。縁384Aは、方向Y1に沿って延び、縁381Aにつながっている。縁384Aは、縁382Aよりも短い。縁385Aは、円弧状であり、縁384Aにつながっている。縁385Aは、基材1の裏面13の方向X1における端に至っている。縁386Aは、方向Y1に沿って延び、縁383Aにつながっている。縁386Aは、縁382Aよりも短い。縁387Aは、円弧状であり、縁386Aにつながっている。縁387Aは、基材1の裏面13の方向X1における端に至っている。
第2裏面部38Bは、第2側面部37Bにつながっている。第2裏面部38Bは、縁381B〜387Bを含む。縁381Bは、方向X1に沿って延びる。縁382Bは、方向Y1に沿って延び、縁381Bにつながっている。縁383Bは、方向X1に沿って延び、縁382Bにつながっている。縁384Bは、方向Y1に沿って延び、縁381Bにつながっている。縁384Bは、縁382Bよりも短い。縁385Bは、円弧状であり、縁384Bにつながっている。縁385Bは、基材1の裏面13の方向X1における端に至っている。縁386Bは、方向Y1に沿って延び、縁383Bにつながっている。縁386Bは、縁382Bよりも短い。縁387Bは、円弧状であり、縁386Bにつながっている。縁387Bは、基材1の裏面13の方向X1における端に至っている。
図7、図8に示すように、上述の基材1の表面11は、領域(第1領域)111と、領域(第2領域)112と、領域113と、領域114と、追加領域115と、(複数の)領域116と、区域(第1区域)1171と、区域(第2区域)1172と、区域1181と、区域1182と、を含む。領域111と、領域112と、領域113と、領域114と、追加領域115と、(複数の)領域116とはいずれも、保護層6に直接接する。領域111と、領域112と、領域113と、領域114と、追加領域115と、(複数の)領域116の各々と、保護層6との間には、導電部分3が介在していない。区域1171と、区域1172と、区域1181と、区域1182とは、導電部分3および保護層6のいずれもから露出している。本実施形態では、区域1171と、区域1172と、区域1181と、区域1182とは、透光部7に直接接している。
図7に示すように、区域1171は、基材1の厚さ方向Z1視において、導電部位33および領域111のいずれにも隣り合っている。区域1171は、厚さ方向Z1視において、導電部位33および領域111の間に位置する。区域1171は、方向Y1に沿って延びている。
図7に示すように、区域1172は、基材1の厚さ方向Z1視において、導電部位33および領域112のいずれにも隣り合っている。区域1172は、厚さ方向Z1視において、導電部位33および領域112の間に位置する。区域1172は、方向X1に沿って延びている。区域1172は、区域1171につながっている。
領域111は、厚さ方向Z1視において、導電部36A(導電部分3の第1部位391ともいう)および区域1171の間に位置している。領域111は、部位1111を有する。部位1111は、厚さ方向Z1視において、導電部位33を挟んで、光学素子41とは反対側に位置している。領域111は、方向Y1に沿って延びている。領域111は、導電部位33から第1方向D1(図6参照)側に位置する。本実施形態では、第1方向D1は方向X1の一方に一致する。
領域112は、方向X1に沿って延びている。領域112は領域111につながっている。領域112は第3側面15Cにつながっている。領域112は、導電部位33から第2方向D2(図6参照)側に位置する。本実施形態では、第2方向D2は、方向Y1の一方に一致する。第2方向D2および第1方向D1のなす角度は、90度以上180度以下であることが好ましい。本実施形態では、第2方向D2および第1方向D1のなす角度は、90度である。本実施形態では、領域111は、第2方向D2に沿って延びており、領域112は、第1方向D1に沿って延びているといえる。
領域113、領域114、区域1181、および区域1182は、領域111、領域112、区域1171、および区域1172を点対称とした形状であるので、同様の説明を適用できるので、符号を付すのみにとどめ、説明を省略する。
追加領域115は、厚さ方向Z1視において、導電部位31および導電部位34の間に位置している。追加領域115は、第3側面15Cから第4側面15Dまで至っている。複数の領域116は各々、表面11の四隅のいずれか1つに位置している。
保護層6は、絶縁性を有する材質からなる。保護層6は、例えばレジスト層と称されることがある。保護層6は、半透明あるいは透明でない材料よりなりうる。保護層6は、表面11および導電部分3に形成されている。図3、図4に示すように、保護層6は、基材1および透光部7の間に介在しており、且つ、基材1および透光部7に接している。
図6に示すように、保護層6には、少なくとも1つの開口が形成されている。本実施形態では、少なくとも1つの開口は、第1開口61と、第2開口62と、第3開口63と、を含む。少なくとも1つの開口のいずれか1つは、厚さ方向Z1視において、導電部位33および区域1171と重なっている。第1開口61は、厚さ方向Z1視において、導電部位33、区域1171、および区域1172と重なっている。第2開口62は、厚さ方向Z1視において、導電部位31および光学素子41と重なっている。第3開口63は、厚さ方向Z1視において、導電部位34、区域1181、および区域1182と重なっている。第1開口61の縁611、第2開口62の縁621、および、第3開口63の縁331は各々、閉じた線となっている。
図11は、第1実施形態の電子装置の部分拡大断面図であり、導電部位33近傍を示している。図12は、第1実施形態の電子装置の部分拡大断面図であり、導電部位34近傍を示している。
これらの図に示すように、保護層6は、基材1の表面11から起立する側面61Aを含む。本実施形態では、側面61Aは、厚さ方向Z1に対し傾斜している。本実施形態とは異なり、側面61Aが厚さ方向Z1に対し傾斜していなくてもよい。
図5等に示す光学素子41は、導電部分3における導電部位31に配置されている。本実施形態では、光学素子41は、半導体素子でありうる。光学素子には発光素子および受光素子が含まれる。本実施形態では光学素子41は発光素子であり、電子装置A1の光源となる。本実施形態においては更に、光学素子41は、LEDチップである。本実施形態における光学素子41は、n型半導体層と活性層とp型半導体層とを有する。n型半導体層は活性層に積層されている。活性層はp型半導体層に積層されている。よって、活性層はn型半導体層とp型半導体層との間に位置する。n型半導体層、活性層、および、p型半導体層は、例えば、GaNよりなる。光学素子41は、互いに反対側を向く表面電極パッドおよび裏面電極パッドを有する。これらの表面電極パッドおよび裏面電極パッドの図示は省略する。光学素子41は、基材1に搭載されている。光学素子41の発光色は特に限定されない。光学素子41の発光色は、たとえば、白色、赤色、緑色、あるいは、青色でありうる。
ワイヤ(第1ワイヤ)42は光学素子41および導電部位33にボンディングされている。ワイヤ42は導電性の材料よりなる。ワイヤ42は光学素子41および導電部位33を導通させている。
図7に示すように、ワイヤ42は、導電部位33にボンディングされた端部421を含む。導電部位33は、厚さ方向Z1視において、領域111および端部421の間に位置する縁331を含む。厚さ方向Z1視における、導電部位33における縁331と、端部421との距離L1(図6参照)は、厚さ方向Z1視における、導電部位33における縁331と、領域111との距離L2(図6参照)の2倍以下でありうる。あるいは、厚さ方向Z1視における、導電部位33における縁331と、端部421との距離L1は、50〜100μmでありうる。あるいは、厚さ方向Z1視における、導電部位33における縁331と、領域111との距離L2は、10〜130μmでありうる。
図6等に示すように、ワイヤ(第2ワイヤ)43は光学素子41および導電部位34にボンディングされている。ワイヤ433は導電性の材料よりなる。ワイヤ43は光学素子41および導電部位34を導通させている。
図10に示すように、接合層5は光学素子41および導電部分3の間に介在する。本実施形態では接合層5は導電性の材料よりなる。接合層5は例えば銀ペーストに由来する。本実施形態とは異なり接合層5は絶縁性の材料よりなっていてもよい。
図10等に示す透光部7は、基材1、光学素子41、導電部分3、保護層6、ワイヤ42、およびワイヤ43を覆っている。本実施形態では、透光部7は、光を透過させる樹脂からなる。このような樹脂としては、例えば、透明あるいは半透明の、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、もしくは、ポリビニル系樹脂などが挙げられる。透光部7は、光学素子41からの光によって励起されることにより異なる波長の光を発する蛍光材料を含むものであってもよい。本実施形態では、樹脂部がいわゆる黒樹脂である場合と異なり、透光部7にはフィラーが混入していない。図1〜図4等に示すように、透光部7は縁71を含む。透光部7の縁71は方向Y1に沿って延びる。縁71は電子装置A1の方向Y1の一端から他端にまで至る。
透光部7は、モールド成形により形成されうる。透光部7の方向X1の寸法は、基材1の方向X1の寸法よりも小さい。本実施形態においては、透光部7は、四角錐台状である。透光部7は、四角錐台状に限らず、基材1の厚さ方向Z1に突き出る半球体状であってもよい。本実施形態とは異なり、透光部7および光学素子41を包囲するリフレクタが基材1に配置されていてもよい。図11、12に示すように、透光部7は、側面61Aおよび表面11の間に位置する部位を有していてもよい。このような構成によると、透光部7が基材1から脱離することを防止できる。
次に、本実施形態に係る電子装置A1の製造方法について、図13、図14を参照し、説明する。本実施形態においては、複数の電子装置A1を製造する場合を例に説明する。なお、以下の説明では、上記と同一または類似の構成については上記と同一の符号を付す。
まず、複数の貫通孔16がマトリクス状に形成された、矩形状の基材100(図13参照)を用意する。基材100は、図2等に示す基材1を複数個形成可能なサイズである。基材100には、複数の円形状の貫通孔16が形成されている。基材100は、上記基材1の材質と同じ材料(すなわちガラスエポキシ樹脂)からなる。次に、基材100に導電部分3を形成する。導電部分3は、Cu箔にAuめっきを施すことにより、形成される。
次に、図13に示すように、導電部分3が形成された基材100に保護層6を形成する。例えば、基材100にフィルム状のレジストを圧着し貼り付けてもよいし、ペースト状のレジストを塗布してもよい。
次に、図14に示すように、光学素子41を、導電部分3に配置する。次に、ワイヤ42およびワイヤ43を各々、光学素子41と導電部分3とにワイヤボンディングする。これにより、光学素子41と導電部分3とが導通する。
次に、図示を省略するが、上述の透光部7をモールド成型により形成した後に、透光部7が形成された中間品をダイシングすることにより、図1等に示す電子装置A1が複数個製造される。なお、上記電子装置A1の製造方法において、複数の電子装置A1を製造する場合を例に説明したが、1つずつ製造してもよい。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態においては、図5等に示すように、基材1の表面11は、保護層6に直接接する領域111を含む。このような構成によると、基材1の表面11のうち、保護層6から露出している領域をより少なくすることができる。これにより、基材1の表面11にて光が反射することを抑制できる。例えば、光学素子41が発光素子である場合、電子装置A1に流れる電流を極端に小さくすることなく、電子装置A1から放たれる光をより暗くすることができる。
本実施形態においては、ワイヤ42を導電部位33にボンディングする際に用いるキャピラリが、領域111上の保護層6に接触しにくい。このことは、導電部位33の小面積化に有利である。
本実施形態においては、区域1171が、基材1の厚さ方向Z1視において、導電部位33および領域111のいずれにも隣り合っており、且つ、厚さ方向Z1視において、導電部位33および領域111の間に位置する。このような構成によると、電子装置A1の使用時に、保護層6や導電部分3が熱膨張したとしても、領域111が導電部位33に接触することにより応力を付与することを抑制できる。これにより、応力に起因する導電部位33の表面11からの剥離を抑制できる。
本実施形態においては、保護層6に形成された開口61は、厚さ方向Z1視において、導電部位33および区域1171と重なっている。開口61の縁611は、閉じた線となっている。このような構成によると、保護層6によって表面11上のより多くの領域を覆うことができる。このことによって、より好適に、電子装置A1に流れる電流を極端に小さくすることなく、電子装置A1から放たれる光をより暗くすることができる。その他の開口62,63についても同様のことがいえる。
本実施形態においては、領域111は、厚さ方向Z1視において、導電部位33を挟んで、光学素子41とは反対側に位置している部位1111を有する。上述のキャピラリは、ワイヤ42を導電部位33にボンディングした後、厚さ方向Z1視において領域111側に移動しつつ、徐々に上昇する。したがって、本実施形態の構成は、領域111上の保護層6の表面をより低くできるので、上述のキャピラリが領域111上の保護層6に接触することを防止するのに適する。
上述の領域111に関する利点は、領域112、領域113、領域114についても同様に享受されうる。また、上述の区域1171に関する利点は、区域1172、区域1181、区域1182についても同様に享受されうる。
<第1実施形態の第1変形例>
図15を用いて、本開示の第1実施形態の第1変形例について説明する。
本変形例の電子装置A2は、透光部7が四角錐台状ではなく、直方体状である点において、上述の電子装置A1とは異なる。
<第1実施形態の第2変形例>
図16、図17を用いて、本開示の第1実施形態の第2変形例について説明する。
本変形例の電子装置A3は、ワイヤ42を備えていない点において、上述の電子装置A1とは異なる。そのため、電子装置A3では、区域(第1区域)1181、区域(第2区域)1182、領域(第1領域)113、領域(第2領域)114、および開口63等が形成されているが、区域1171,1172、領域111,112、開口61等が形成されていない。
<第1実施形態の第3変形例>
図18を用いて、本開示の第1実施形態の第3変形例について説明する。
本変形例の電子装置A4は、透光部7が四角錐台状ではなく、直方体状である点において、上述の電子装置A2とは異なる。
<第2実施形態>
図19〜図27を用いて、本開示の第2実施形態について説明する。
図19は、第2実施形態の電子装置の平面図である。図20は、図19から透光部を省略した図である。図21は、図20から保護層を省略した図である。図22は、図21から領域の図示を省略した図である。図23は、第2実施形態の電子装置の断面図である。
図19〜図23に示す電子装置A4は、主として、厚さ方向Z1視における、表面11における領域および区域の形状、および、厚さ方向Z1視における導電部分3の形状が、電子装置A1におけるものとは異なる。
本実施形態では、導電部位33は、導電部位31から離間している。導電部位33および導電部36Aの間に、導電部36Cが形成されている。導電部36Cは、導電部位33および導電部36Aにつながっている。
本実施形態においても、導電部位34は、導電部位31から離間している。導電部位34および導電部36Bの間に、導電部36Dが形成されている。導電部36Dは、導電部位34および導電部36Bにつながっている。
基材1の表面11は、領域(第1領域)11Aと、領域(第2領域)11Bと、領域11Cと、領域11Dと、(複数の)領域11Fと、区域(第1区域)11Jと、区域(第2区域)11Kと、区域11Mと、区域11Nと、中間区域11Pと、中間区域11Qと、を含む。領域11Aと、領域11Bと、領域11Cと、領域11Dと、追加領域115と、(複数の)領域11Fとはいずれも、保護層6に直接接する。領域11Aと、領域11Bと、領域11Cと、領域11Dと、(複数の)領域11Fの各々と、保護層6との間には、導電部分3が介在していない。区域11Jと、区域11Kと、区域11Mと、区域11Nと、中間区域11Pと、中間区域11Qとは、導電部分3および保護層6のいずれもから露出しており、透光部7に直接接している。
区域11Jは、基材1の厚さ方向Z1視において、導電部位33および領域11Aのいずれにも隣り合っている。区域11Jは、厚さ方向Z1視において、導電部位33および領域11Aの間に位置する。区域11Jは、方向X1に沿って延びている。
区域11Kは、基材1の厚さ方向Z1視において、導電部位33および領域11Bのいずれにも隣り合っている。区域11Kは、厚さ方向Z1視において、導電部位33および領域11Bの間に位置する。
領域11Aは、厚さ方向Z1視において、導電部分3の第1部位392および区域11Jの間に位置している。区域11Jは第3側面15Cにつながっている。領域11Aは、厚さ方向Z1視において、導電部位33を挟んで、光学素子41とは反対側に位置している部位11A1を有する。領域11Aは、方向X1に沿って延びている。領域11Aは、導電部位33から第1方向D3側に位置する。本実施形態では、第1方向D3は方向Y1の一方に一致する。
領域11Bは、方向X1に沿って延びている。領域11Bは領域11Aにつながっている。領域11Bは、導電部位33から第2方向D4側に位置する。本実施形態では、第2方向D4は、方向Y1の一方に一致する。第2方向D4および第1方向D3のなす角度は、90度以上180度以下であることが好ましい。本実施形態では、第2方向D4および第1方向D3のなす角度は、180度である。
領域11C、領域11D、区域11M、および区域11Nは、領域11A、領域11B、区域11J、および区域11Kを点対称とした形状であるので、符号を付すのみにとどめ、説明を省略する。複数の領域116は各々、表面11の四隅のいずれか1つに位置している。
中間区域11Pは、厚さ方向Z1視において、導電部位33および導電部位31の間に位置している。中間区域11Pは、区域11Jおよび区域11Kのいずれともつながっている。中間区域11Pは、厚さ方向Z1視において、ワイヤ42と重なっている。中間区域11Qは、厚さ方向Z1視において、導電部位34および導電部位31の間に位置している。中間区域11Qは、区域11Mおよび区域11Nのいずれともつながっている。中間区域11Qは、厚さ方向Z1視において、ワイヤ43と重なっている。
本実施形態では、保護層6には、1つの開口65が形成されている。開口65の縁651は閉じた線となっている。
このような構成によっても、電子装置A1で述べた利点を享受できる。更に、本実施形態では、中間区域11Pが形成されていることにより、導電部位33や導電部位31が保護層6から受ける応力に起因する、導電部位33や導電部位31の剥離を抑制できる。同様に、中間区域11Qが形成されていることにより導電部位34や導電部位31が保護層6から受ける応力に起因する、導電部位34や導電部位31の剥離を抑制できる。
<第2実施形態の第1変形例>
図24を用いて、本開示の第2実施形態の第1変形例について説明する。
本変形例の電子装置A6は、透光部7が四角錐台状ではなく、直方体状である点において、上述の電子装置A5とは異なる。
<第2実施形態の第2変形例>
図25〜図26を用いて、本開示の第2実施形態の第2変形例について説明する。
本変形例の電子装置A7は、ワイヤ42を備えていない点において、上述の電子装置A5とは異なる。そのため、電子装置A7では、電子装置A3では、区域(第1区域)11M、区域(第2区域)11N、領域(第1領域)11C、および領域(第2領域)11D等が形成されているが、区域11J,11K等が形成されていない。
<第2実施形態の第3変形例>
図27を用いて、本開示の第2実施形態の第3変形例について説明する。
本変形例の電子装置A8は、透光部7が四角錐台状ではなく、直方体状である点において、上述の電子装置A5とは異なる。
本開示は、上述した実施形態に限定されるものではない。本開示の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
本開示は以下の付記にかかる実施形態を含む。
[付記1]
表面を有する基材と、
前記基材の前記表面に形成され、第1導電部位を含む導電部分と、
前記導電部分に配置された光学素子と、
前記光学素子および前記第1導電部位にボンディングされた第1ワイヤと、
前記導電部分に形成された保護層と、を備え、
前記基材の前記表面は、前記保護層に直接接する第1領域と、前記導電部分および前記保護層のいずれもから露出する第1区域と、を含み、
前記第1区域は、前記基材の厚さ方向視において、前記第1導電部位および前記第1領域のいずれにも隣り合っており、且つ、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位および前記第1領域の間に位置する、電子装置。
[付記2]
前記保護層には、少なくとも1つの開口が形成されており、
前記少なくとも1つの開口のいずれか1つは、閉じた線となっている縁を有し、且つ、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位および前記第1区域と重なっている、付記1に記載の電子装置。
[付記3]
前記少なくとも1つの開口は、第1開口および第2開口を含み、
前記第1開口は、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位と重なっており、
前記第2開口は、前記厚さ方向視において、前記光学素子と重なっており、
前記第1開口および前記第2開口の各々の縁は、閉じた線となっている、付記2に記載の電子装置。
[付記4]
前記基材の前記表面は、前記導電部分および前記保護層のいずれもから露出する第1中間区域を含み、
前記導電部分は、前記光学素子がボンディングされた第2導電部位を含み、
前記第1中間区域は、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位および前記第2導電部位の間に位置している、付記1ないし付記3のいずれかに記載の電子装置。
[付記5]
前記導電部分は、前記保護層が形成された第1部位を有し、前記第1領域は、前記厚さ方向視において、前記第1部位および前記第1区域の間に位置している、付記1ないし付記4のいずれかに記載の電子装置。
[付記6]
前記導電部分における前記第1部位は、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位を挟んで、前記光学素子とは反対側に位置している、付記5に記載の電子装置。
[付記7]
前記第1領域は、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位を挟んで、前記光学素子とは反対側に位置している部位を有する、付記5または付記6に記載の電子装置。
[付記8]
前記基材の前記表面は、前記保護層に直接接する第2領域と、前記導電部分および前記保護層のいずれもから露出する第2区域と、を含み、
前記第2区域は、前記基材の厚さ方向視において、前記第1導電部位および前記第2領域のいずれにも隣り合っており、且つ、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位および前記第2領域の間に位置する、付記1に記載の電子装置。
[付記9]
前記第1領域は、前記第1導電部位から第1方向側に位置し、前記第2領域は、前記第1導電部位から第2方向側に位置し、
前記第1方向および前記第2方向のなす角度は、90度以上180度以下である、付記8に記載の電子装置。
[付記10]
前記第1方向および前記第2方向のなす角度は、90度であり、
前記第2領域は、前記第1領域につながっている、付記9に記載の電子装置。
[付記11]
前記第1領域は、前記第2方向に沿って延びており、前記第2領域は、前記第1方向に沿って延びている、付記9に記載の電子装置。
[付記12]
前記第1方向および前記第2方向のなす角度は、180度であり、
前記第2領域は、前記第1領域から離間している、付記11に記載の電子装置。
[付記13]
前記第1ワイヤは、前記第1導電部位にボンディングされた端部を含み、
前記第1導電部位は、前記厚さ方向視において、前記端部および前記第1領域の間に位置する縁を含み、
前記厚さ方向視における、前記第1導電部位における前記縁と、前記端部との距離は、前記厚さ方向視における、前記第1導電部位における前記縁と、前記第1領域との距離の2倍以下である、付記1に記載の電子装置。
[付記14]
前記厚さ方向視における、前記第1導電部位における前記縁と、前記端部との前記距離は、50〜100μmである、付記13に記載の電子装置。
[付記15]
前記厚さ方向視における、前記第1導電部位における前記縁と、前記第1領域との前記距離は、10〜130μmである、付記13に記載の電子装置。
[付記16]
前記基材の前記表面に形成された透光部を更に備え、
前記保護層は、前記基材の表面から起立する側面を含み、
前記側面は、前記厚さ方向に対し傾斜しており、前記透光部は、前記側面および前記表面の間に位置する部位を有する、付記1ないし付記15のいずれかに記載の電子装置。
[付記17]
前記導電部分は、第3導電部位を含み、
前記光学素子および前記第3導電部位にボンディングされた第2ワイヤを更に備える、付記1に記載の電子装置。
[付記18]
前記基材の前記表面は、前記保護層に直接接する追加領域を含み、
前記追加領域は、前記厚さ方向視において、前記光学素子および前記第3導電部位の間に位置している、付記17に記載の電子装置。
[付記19]
前記基材の前記表面は、前記導電部分および前記保護層のいずれもから露出する追加区域を含み、
前記追加区域は、前記厚さ方向視において、前記光学素子および前記第1導電部位の間、あるいは、前記光学素子および前記第3導電部位の間に位置している、付記17に記載の電子装置。
1 基材
11 表面
111〜114,116,11A〜11D,11F 領域
1111 部位
115 追加領域
1171,1172,1181,1182,11J,11K,11M,11N 区域
11A1 部位
11P,11Q 中間区域
13 裏面
15A 第1側面
15B 第2側面
15C 第3側面
15D 第4側面
161A,162A 縁
16A 第1凹部
16B 第2凹部
3 導電部分
31 導電部位
33 導電部位
331 縁
34 導電部位
35A 第1端縁部
35B 第2端縁部
36A 導電部
36B 導電部
37A 第1側面部
37B 第2側面部
38A 第1裏面部
38B 第2裏面部
41 光学素子
42 ワイヤ
421 端部
43 ワイヤ
5 接合層
6 保護層
61〜63,65 開口
611,621,631,651 縁
61A 側面
7 透光部
A1〜A8 電子装置
L1,L2 距離
X1,Y1 方向
Z1 厚さ方向

Claims (19)

  1. 表面を有する基材と、
    前記基材の前記表面に形成され、第1導電部位を含む導電部分と、
    前記導電部分に配置された光学素子と、
    前記光学素子および前記第1導電部位にボンディングされた第1ワイヤと、
    前記導電部分に形成された保護層と、を備え、
    前記基材の前記表面は、前記保護層に直接接する第1領域と、前記導電部分および前記保護層のいずれもから露出する第1区域と、を含み、
    前記第1区域は、前記基材の厚さ方向視において、前記第1導電部位および前記第1領域のいずれにも隣り合っており、且つ、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位および前記第1領域の間に位置する、電子装置。
  2. 前記保護層には、少なくとも1つの開口が形成されており、
    前記少なくとも1つの開口のいずれか1つは、閉じた線となっている縁を有し、且つ、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位および前記第1区域と重なっている、請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記少なくとも1つの開口は、第1開口および第2開口を含み、
    前記第1開口は、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位と重なっており、
    前記第2開口は、前記厚さ方向視において、前記光学素子と重なっており、
    前記第1開口および前記第2開口の各々の縁は、閉じた線となっている、請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記基材の前記表面は、前記導電部分および前記保護層のいずれもから露出する第1中間区域を含み、
    前記導電部分は、前記光学素子がボンディングされた第2導電部位を含み、
    前記第1中間区域は、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位および前記第2導電部位の間に位置している、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子装置。
  5. 前記導電部分は、前記保護層が形成された第1部位を有し、前記第1領域は、前記厚さ方向視において、前記第1部位および前記第1区域の間に位置している、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子装置。
  6. 前記導電部分における前記第1部位は、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位を挟んで、前記光学素子とは反対側に位置している、請求項5に記載の電子装置。
  7. 前記第1領域は、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位を挟んで、前記光学素子とは反対側に位置している部位を有する、請求項5または請求項6に記載の電子装置。
  8. 前記基材の前記表面は、前記保護層に直接接する第2領域と、前記導電部分および前記保護層のいずれもから露出する第2区域と、を含み、
    前記第2区域は、前記基材の厚さ方向視において、前記第1導電部位および前記第2領域のいずれにも隣り合っており、且つ、前記厚さ方向視において、前記第1導電部位および前記第2領域の間に位置する、請求項1に記載の電子装置。
  9. 前記第1領域は、前記第1導電部位から第1方向側に位置し、前記第2領域は、前記第1導電部位から第2方向側に位置し、
    前記第1方向および前記第2方向のなす角度は、90度以上180度以下である、請求項8に記載の電子装置。
  10. 前記第1方向および前記第2方向のなす角度は、90度であり、
    前記第2領域は、前記第1領域につながっている、請求項9に記載の電子装置。
  11. 前記第1領域は、前記第2方向に沿って延びており、前記第2領域は、前記第1方向に沿って延びている、請求項9に記載の電子装置。
  12. 前記第1方向および前記第2方向のなす角度は、180度であり、
    前記第2領域は、前記第1領域から離間している、請求項11に記載の電子装置。
  13. 前記第1ワイヤは、前記第1導電部位にボンディングされた端部を含み、
    前記第1導電部位は、前記厚さ方向視において、前記端部および前記第1領域の間に位置する縁を含み、
    前記厚さ方向視における、前記第1導電部位における前記縁と、前記端部との距離は、前記厚さ方向視における、前記第1導電部位における前記縁と、前記第1領域との距離の2倍以下である、請求項1に記載の電子装置。
  14. 前記厚さ方向視における、前記第1導電部位における前記縁と、前記端部との前記距離は、50〜100μmである、請求項13に記載の電子装置。
  15. 前記厚さ方向視における、前記第1導電部位における前記縁と、前記第1領域との前記距離は、10〜130μmである、請求項13に記載の電子装置。
  16. 前記基材の前記表面に形成された透光部を更に備え、
    前記保護層は、前記基材の表面から起立する側面を含み、
    前記側面は、前記厚さ方向に対し傾斜しており、前記透光部は、前記側面および前記表面の間に位置する部位を有する、請求項1ないし請求項15のいずれかに記載の電子装置。
  17. 前記導電部分は、第3導電部位を含み、
    前記光学素子および前記第3導電部位にボンディングされた第2ワイヤを更に備える、請求項1に記載の電子装置。
  18. 前記基材の前記表面は、前記保護層に直接接する追加領域を含み、
    前記追加領域は、前記厚さ方向視において、前記光学素子および前記第3導電部位の間に位置している、請求項17に記載の電子装置。
  19. 前記基材の前記表面は、前記導電部分および前記保護層のいずれもから露出する追加区域を含み、
    前記追加区域は、前記厚さ方向視において、前記光学素子および前記第1導電部位の間、あるいは、前記光学素子および前記第3導電部位の間に位置している、請求項17に記載の電子装置。
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