JP2019093390A - 金属部品製造装置、および金属部品の製造方法 - Google Patents

金属部品製造装置、および金属部品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】軸ずれが最小限に抑えられる金属部品を製造する金属部品製造装置を提供する。【解決手段】本発明の金属部品製造装置は、有底筒状の本体部を有する金属部品を柱状のワークから製造する金属部品製造装置であって、前記ワークの軸方向に前記ワークが押出し加工されて、筒状となる筒状部を有する中間体が形成される中間体形成装置と、前記軸方向に前記中間体が押出し加工されて、前記筒状部が前記軸方向に延ばされて前記本体部が形成される本体部形成装置と、を備える。そして、中間体形成装置は、前記ワーク押込み軸部の周面と前記ワーク用内周壁面の間に介在して前記ワーク押込み軸部を径方向内側に支持する支持部と、前記ワーク押込み軸部に対して前記支持部を前記軸方向へ相対移動させる支持側相対移動部と、を有する。【選択図】 図3

Description

本発明は、有底筒状部分を有する金属部品を製造する金属部品製造装置、および当該金属部品の製造方法に関する。
成形品としての段部付き有底筒体を製造する方法として、例えば、柱状のワークを自身の軸方向にパンチにより押出し加工する押出し加工方法がある。この押出し加工方法は、図14(A)に示すように、例えば、プレス機のスライドに固定される上金型901と、インナーパンチ902と、アウターパンチ903と、内部に縮径部904Aを有するダイス904と、インナーパンチ902に対向する対向パンチ905と、を備える有底筒体製造装置900により行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
有底筒体製造装置900により上記押出し加工方法を行う手順を説明する。まず、図14(A)に示すように、ダイス904内部にワーク906を挿入して所定位置にセットする。そして、図14(B)に示すように、ワーク906の上方から上金型901を降下させて、ワーク906に対して後方押し出しを行う。後方押し出しされたワーク906がアウターパンチ903に達するまで上金型901を下降させる。これにより、ワーク906の一部が筒状に形成されると共に、縮径部904Aで絞られて段部909が先端近傍に形成された中間成形体907が出来上がる。次に、図14(C)に示すように、対向パンチ905を除去して、更に上金型901を下降させて、中間成形体907に対して前方押し出しを行う。これにより、中間成形体907よりも更に筒状部が延長されると共に、段部909が基端側よりに形成された段部付き有底筒体908が出来上がる。
特開2003−266139号公報
図14(A)〜(C)に示す有底筒体製造装置900では、有底筒体908が形成されるまで、インナーパンチ902は、自身の軸902Aとワーク906の軸906Aが同軸になるような状態を保ってワーク906の軸方向の下方側へ下降する。しかしながら、もし、インナーパンチ902がワーク906に押し込まれるときに、インナーパンチ902の軸902Aと、ワーク906の軸906Aとがずれた場合、段部付き有底筒体908の同軸度の精度が低下する。
本発明は、斯かる実情に鑑み、軸ずれが最小限に抑えられる金属部品を製造する金属部品製造装置および、軸ずれが最小限に抑えられる金属部品の製造方法を提供しようとするものである。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の金属部品製造装置は、有底筒状の本体部を有する金属部品を柱状のワークから製造する金属部品製造装置であって、前記ワークの軸方向に前記ワークが押出し加工されて、筒状となる筒状部を有する中間体が形成される中間体形成装置と、前記軸方向に前記中間体が押出し加工されて、前記筒状部が前記軸方向に延ばされて前記本体部が形成される本体部形成装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の金属部品製造装置において、前記中間体形成装置は、前記軸方向の一方側から前記ワークを押圧するワーク押圧部と、前記軸方向の他方側から前記ワーク内に押し込まれる軸状のワーク押込み軸部と、少なくとも前記ワークおよび前記ワーク押込み軸部の周面を取り囲むワーク用内周壁面を有するワーク用周壁部と、前記ワーク押圧部と前記ワーク押込み軸部を前記軸方向に相対移動させるワーク加工用相対移動部と、を有し、前記ワーク押込み軸部の周面と、前記ワーク用内周壁面との間には、筒状空間が形成され、前記ワーク加工用相対移動部により前記ワーク押圧部および前記ワーク押込み軸部が互いに接近するよう相対移動されると、前記筒状空間に前記ワークが押し出されて前記筒状部が形成されることを特徴とする。
また、本発明の金属部品製造装置において、前記ワーク押込み軸部の周面と前記ワーク用内周壁面の間に介在して前記ワーク押込み軸部を径方向内側に支持する支持部と、前記ワーク押込み軸部に対して前記支持部を前記軸方向へ相対移動させる支持側相対移動部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の金属部品製造装置において、前記支持部は、前記ワーク押込み軸部の周面および前記ワーク用内周壁面の双方に当接した状態で、前記ワーク押込み軸部の周面を取り囲む筒状体であることを特徴とする。
また、本発明の金属部品製造装置において、前記支持側相対移動部は、前記ワーク押込み軸部における前記ワークと対向する端面から前記支持部が離反するように相対移動させることを特徴とする。
また、本発明の金属部品製造装置において、前記本体部形成装置は、前記中間体の前記筒状部の最奥面から前記軸方向の奥側に更に押し込まれる中間体押込み軸部と、少なくとも前記中間体を収容可能な空間である本体部形成空間を画定する中間体用内周壁面を有する中間体用周壁部と、前記中間体の有底側の端面に対向する底面部と、前記底面部に対して前記中間体押込み軸部を前記軸方向に相対移動させる中間体用相対移動部と、を有し、前記中間体押込み軸部と前記底面部が互いに接近するよう相対移動されると、前記筒状部が前記軸方向に延びて前記本体部となることを特徴とする。
また、本発明の金属部品製造装置において、前記筒状部の内周壁面によって前記中間体押込み軸部が前記軸方向に案内されることを特徴とする。
また、本発明の金属部品製造装置において、前記金属部品は、前記本体部の有底側の端面の一部から前記本体部の軸方向外側へ突出する突出部を有し、前記本体部形成装置は、前記底面部から前記軸方向奥側に向かって延設されると共に、突出部形成空間を画定する突出部用内周壁面を有する突出部用周壁部を有し、前記中間体押込み部と前記底面部が接近すると、前記中間体の有底側の一部が前記突出部形成空間に押し出されて、前記突出部が形成されることを特徴とする。
また、本発明の金属部品製造方法は、有底筒状の本体部を有する金属部品を柱状のワークから製造する金属部品製造方法であって、軸状の軸部により前記ワークの軸方向に前記ワークが押出し加工されて、筒状となる筒状部を有する中間体が形成される中間体形成工程と、前記軸部により前記軸方向に前記中間体が押出し加工されて、前記筒状部が前記軸方向に延ばされて前記本体部が形成される本体部形成工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の金属部品製造方法において、前記中間体形成工程において、円柱状の前記ワーク内に前記軸部が前記軸方向に押し込まれることにより、前記ワークが前記軸部の周囲に押し出されて、略円柱状の円柱部、および前記円柱部の前記軸方向の端面から前記軸方向に延設されると共に、外径が前記円柱部の径と同じ径を有する円筒状の前記筒状部を有する中間体が形成されることを特徴とする。
また、本発明の金属部品製造方法において、前記本体部形成工程において、前記中間体の前記筒状部の最奥面から前記軸方向の奥側に更に前記軸部が押し込まれることにより、前記筒状部が前記軸方向に延ばされて前記本体部が形成されることを特徴とする。
また、本発明の金属部品製造方法において、前記金属部品は、前記本体部の有底側の端面の一部から前記本体部の前記軸方向外側へ突出する突出部を有し、前記本体部形成工程において、前記中間体の前記筒状部の最奥面から前記軸方向奥側に更に前記軸部が押し込まれることにより、前記筒状部の最奥面から前記軸方向奥側の前記中間体が、前記突出部形成用の金型に押し出されて前記突出部が形成されることを特徴とする。
本発明の金属部品製造装置および金属部品製造方法によれば、軸ずれが最小限に抑えられる金属部品を製造することができるという優れた効果を奏し得る。
(A)は、本発明の第一実施形態における金属部品の斜視図である。(B),(C)は、本発明の第一実施形態における金属部品の軸方向断面図および径方向断面図である。 (A)は、本発明の第一実施形態における金属部品製造装置のブロック図である。(B)は、本発明の第一実施形態におけるワークの斜視図である。(C)は、本発明の第一実施形態における中間体の斜視図である。(D)は、本発明の第一実施形態における中間体の変形例の斜視図である。 本発明の第一実施形態における中間体形成装置の概略図である。 (A)は、本発明の第一実施形態におけるワーク押込み軸部および支持部の平面概略図である。(B)は、本発明の第一実施形態におけるワーク押込み軸部および支持部の変形例の平面概略図である。 (A)〜(D)は、本発明の第一実施形態における中間体形成装置によりワークから中間体が形成される様子を時系列に並べた図である。 本発明の第一実施形態における中間体形成装置の概略図である。 本発明の第一実施形態における金属部品形成装置の概略図である。 本発明の第一実施形態における金属部品形成装置の概略図である。 (A)〜(D)は、本発明の第一実施形態における金属部品形成装置により中間体から金属部品が形成される様子を時系列に並べた図である。 本発明の第二実施形態における金属部品製造装置の概略図である。 (A)は、本発明の第三実施形態における金属部品の斜視図である。(B)は、本発明の第四実施形態における金属部品の斜視図である。(C)は、本発明の第二,三実施形態における金属部品製造装置のブロック図である。 (A)は、本発明の第三実施形態における金属部品形成装置の概略図である。(B)は、本発明の第四実施形態における金属部品形成装置の概略図である。 上段側は、本発明の第五実施形態における中間体形成装置の概略図である。下段側は、本発明の第五実施形態における中間体形成装置を軸下側方向の端部側から軸方向に軸視した中間体形成装置の概略図である。 (A)〜(C)は、従来の有底筒体製造装置により段部付き有底筒体を製造する様子を時系列に並べた図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
<第一実施形態>
本発明の第一実施形態における金属部品製造装置1は、金属部品100を製造するものである。以下において、金属部品製造装置1等について説明する。
<金属部品>
まず、図1を参照して、本発明の第一実施形態における金属部品100について説明する。金属部品100は、例えば、サスペンションのダンパーボディとして用いられるものであり、図1(A)に示すように、本体部101と、突出部102とを有する。
本体部101は、図1(B)に示すように、略有底円筒状に形成される部分である。本体部101は、有底側とは反対側の端面に開口100Aを有する。
ここで、以下において、本体部101の軸方向を単に軸方向(図1の軸方向A参照)、本体部101の径方向を単に径方向(図1の径方向B1,B2参照)と呼ぶ。また、本体部101のうち、軸方向Aに沿って開口100A側から有底側に進んで、径が一定の部分を本体部101における直線円筒部101Aと定義し、直線円筒部101Aよりも突出部102側の部分をテーパ部101Bと定義する。テーパ部101Bの外周面は、4つの面により構成される。テーパ部101Bの外周面のうち、軸方向Aに沿って開口100A側から有底側に進むに従って径方向内側に向かうテーパ状の外周面をテーパ面101Cと定義し、軸方向Aに沿って延びる外周面を延長面101Dと定義する。テーパ面101Cは、2つ設けられる。2つのテーパ面101Cは、図1(B)に示すように、テーパ部101Bの外周面のうち、径方向B1において対になる面である。延長面101Dは、2つ設けられる。延長面101Dは、図1(C)に示すように、テーパ部101Bの外周面のうち、径方向B1に直角な径方向B2において対になる面である。また、軸方向Aの突出部102側のテーパ部101Bの端面をテーパ部端面101Eと定義する。
突出部102は、図1(B)の左側図に示すように、テーパ部101Bのテーパ部端面101Eから軸方向A外側へ突出する柱状部分である。突出部102の径方向における断面は、図1(B)の右側図に示すように、長円形状、または角丸長方形状であることが好ましい。突出部102の周面のうち、幅が大きい方の周面102Aの幅の長さは、図1(C)に示すように、本体部101の外径の長さと略同じ長さになる。突出部102の周面のうち、幅が小さい方の周面102Bの幅の長さは、図1(B)の左側図に示すように、本体部101の外径の長さよりも短くなる。
また、図1(C)の左側図に示すように、突出部102の周面のうち、幅が大きい方の周面102Aは、本体部101のテーパ面101Cと連続する。突出部102の周面のうち、幅が小さい方の周面102Bは、図1(B)の左側図に示すように、本体部101の延長面101Dと連続する。
一般的に、サスペンションのダンパーボディは、鉄等の重量が比較的重い金属が材料として用いられている。しかしながら、電気自動車等の次世代自動車の観点から見ると、車両を軽量化することが好ましい。このため、金属部品100の材質は、例えば、アルミニウム等の軽量の金属が好ましい。
また、金属部品100として、例えば、軸方向Aの長さの全長が431mmで、本体部101の中空部101Fの軸方向Aの深さが375mmのものが一例として挙げられる。この例の金属部品100は、有底筒状部分を有する金属部品としては、軸方向Aの長さが非常に長い。以上のような金属部品100は、柱状のワークから金属部品製造装置1によって製造される。
<金属部品製造装置の全体構成>
次に、図2および図3を参照して、本発明の第一実施形態における金属部品製造装置1について説明する。金属部品製造装置1は、例えば、図2(B)に示す円柱状のワーク105から金属部品100を製造するものである。金属部品製造装置1は、図2(A)に示すように、例えば、ワーク105から中間体106を形成する中間体形成装置2と、中間体106から金属部品100を形成する金属部品形成装置3とを備える。
<ワーク>
ワーク105は、図2(B)に示すように、例えば、アルミニウムで、円柱状に形成されたものであることが好ましい。なお、ワーク105は、円柱状のものに限定されるものではなく、金属部品の形状に応じた様々な形状が本発明に含まれる。
<中間体>
中間体106は、円柱状の円柱部107と、円筒状の円筒部108とを有する。円筒部108は、円柱部107の軸方向Aの端面107Aを起点として軸方向Aに沿って端面107Aから離反する側に延設される。そして、円筒部108の外径の大きさは、円柱部の直径の大きさと略同じである。なお、円柱部107は、ワーク105の直径の大きさと略同じである。つまり、中間体106は、ワーク105の一部105Aが円筒状に形成されたものである。
なお、中間体106は、円筒部108を有していれば、以上のものに限定されるものではない。つまり、軸方向Aに円筒部108から延設される部分は、円柱部107でなくてもよい。図2(D)に示すように、軸方向Aに円筒部108から延設される部分は、例えば、円柱部109と、突出部110とにより構成されてもよい。突出部110は、円柱部109の軸方向Aの端面109Aから軸方向A外側へ突出する、断面が長円状の柱体である。
<中間体形成装置>
図3を参照して、中間体形成装置2について説明する。中間体形成装置2は、軸方向Aにワーク105を押出し加工して、中間体106を形成するものである。中間体形成装置2は、ワーク押圧部10と、ワーク押込み軸部11と、ワーク用周壁部12と、ワーク加工用相対移動部13と、支持部14と、支持側相対移動部15とにより構成される。
ワーク押圧部10は、軸方向Aの一方側(図3の上側)からワーク105を押圧するものである。ワーク押圧部10は、押圧側ワーク当接面10Aを有している。押圧側ワーク当接面10Aは、軸方向Aにおいてワーク105と当接する面である。押圧側ワーク当接面10Aの面積は、ワーク105の一方側(図3の上側)の端面105Bの面積と同じであることが好ましい。ワーク押圧部10の軸10Cは、ワーク105の軸105Eと同軸となる。以上のようなワーク押圧部10は、例えば、円柱状に形成されるパンチにより構成される。
ワーク押込み軸部11は、軸状に形成されるものであり、軸方向Aの他方側(図3の下側)からワーク105内に押し込まれるものである。ワーク押込み軸部11は、押込み側ワーク当接面11Aを有している。押込み側ワーク当接面11Aは、軸方向Aにおいてワーク105と当接する面である。ワーク押込み軸部11はワーク105内に押し込まれるため、押込み側ワーク当接面11Aの面積は、ワーク105の他方側(図3の下側)の端面105Cの面積よりも小さい。ワーク押込み軸部11の軸11Bは、ワーク105の軸105Eと同軸となる。以上のようなワーク押込み軸部11は、例えば、円柱状に形成されるカウンターパンチにより構成される。
ワーク用周壁部12は、少なくともワーク105およびワーク押込み軸部11の周面11Cを取り囲むワーク用内周壁面12Aを有する。ワーク用周壁部12は、(図示しない)ダイセットで保持される。ダイセットは、ミドルプレートを有するものが好ましい。ワーク用内周壁面12Aは、図3に示すように、更に、ワーク押圧部10を取り囲むように構成される方が好ましい。また、ワーク用内周壁面12Aは、軸方向Aに平行に延びることが好ましい。
また、ワーク用周壁部12には、図3に示すように、加熱部120が設けられてもよい。加熱部120は、例えば、金型を加熱するための金型加熱用ヒーターにより構成される。この場合、金型加熱用ヒーターをワーク用周壁部12に設置する場合、ワーク用周壁部12に穴を開け、そこに金型加熱用ヒーターを差し込む。例えば、加熱部120としての金型加熱用ヒーターは、例えば、図4(A),(B)に示すように、ワーク用周壁部12の内部において、ワーク用内周壁面12Aの周方向に等間隔に複数(例えば、8つ)設けられることが好ましい。ただし、加熱部120としての金型加熱用ヒーターは、1つだけであってもよい。これにより、加熱部120によりワーク用周壁部12の温度が調整される。結果、加熱部120は、ワーク用周壁部12を通じてワーク105の温度を調整することができる。
ワーク105が径方向(例えば、径方向B3)へ動く状態であると、押し出し加工で中間体106における円柱部107の軸と円筒部108の軸がずれてしまうので、ワーク105の径方向への動きを抑えることが好ましい。このため、ワーク用内周壁面12Aによりワーク105が径方向内側に支持されるように、ワーク用内周壁面12Aとワーク105の周面105Dとは、略当接された状態にあって、互いの間には隙間空間が形成されない方が好ましい。ただし、ワーク用内周壁面12Aとワーク105の周面105Dとの間に隙間空間があっても、その隙間空間に後述する支持部14と同様のものを配置させれば、上記問題は解消される。このような態様も本発明に含まれる。
また、ワーク押圧部10の移動の軌道がずれて、軸方向Aに平行でなくなると、中間体106における円柱部107の軸と円筒部108の軸がずれてしまう。ワーク押圧部10の移動の軌道が軸方向Aに平行となるように、軸方向Aに平行に延びるワーク用内周壁面12Aがワーク押圧部10の案内面として機能することが好ましい。このため、ワーク用内周壁面12Aとワーク押圧部10の周面10Bとは、略当接された状態にあって、互いの間には隙間空間が形成されない方が好ましい。
ただし、ワーク用内周壁面12Aとワーク押圧部10の周面10Bとの間に隙間空間があっても、ワーク押圧部10を軸方向Aに平行に案内する機能を有する別のものをその隙間空間に配置させれば、上記問題は解消される。このような態様も本発明に含まれる。
また、ワーク押込み軸部11はワーク105内に押し込まれるため、ワーク押込み軸部11の径は、ワーク105の径よりも小さくなる。また、ワーク押込み軸部11の軸11Bと、ワーク105の軸105Eとは、同軸になるように配置される。このため、ワーク押込み軸部11の周面11Cと、ワーク用内周壁面12Aとの間には、筒状空間TS1が形成される。
ワーク加工用相対移動部13は、ワーク押圧部10とワーク押込み軸部11を軸方向Aに相対移動させるものである。ワーク加工用相対移動部13は、例えば、ワーク押圧移動部130と、ワーク押込み軸移動部131と、ワーク加工用相対移動制御部132とを備える。
ワーク押圧移動部130は、ワーク加工用相対移動制御部132の制御に基づいて、ワーク押圧部10を軸方向Aに往復移動させるものである。ワーク押圧移動部130として、例えば、軸方向Aへ往復移動可能な機構を有するプレス機が一例として挙げられるが、これに限定されず、その他のアクチュエータであってもよい。ワーク押圧部10は、例えば、プレス機のスライドに連結される。
ワーク押込み軸移動部131は、ワーク加工用相対移動制御部132の制御に基づいて、ワーク押込み軸部11を軸方向Aに往復移動させるものである。ワーク押込み軸移動部131として、例えば、軸方向Aへ往復移動可能な機構を有するプレス機が一例として挙げられるが、これに限定されず、その他のアクチュエータであってもよい。ワーク押込み軸部11は、例えば、プレス機のスライドに連結される。なお、本発明において、ワーク押込み軸移動部131はなくてもよい。この場合、ワーク押込み軸部11は、カンターパンチとして、移動せずに停止した状態となる。
ワーク加工用相対移動制御部132は、ワーク押圧移動部130とワーク押込み軸移動部131の相対移動を制御するものである。つまり、ワーク加工用相対移動制御部132は、ワーク押圧移動部130とワーク押込み軸移動部131の移動を制御して、ワーク押圧部10とワーク押込み軸部11が接近または離反するように相対移動させる。
支持部14は、ワーク押込み軸部11の周面11Cとワーク用内周壁面12Aの間に介在して、ワーク押込み軸部11を径方向内側に支持するものである。支持部14は、例えば、筒状空間TS1に配置される。そして、支持部14は、ワーク押込み軸部11の周面11Cを通じてワーク押込み軸部11を径方向内側に支持する。これにより、ワーク押込み軸部11の軸11Bがワーク105の軸105Eに同軸となる状態が維持されるように、ワーク押込み軸部11は支持される。結果、ワーク押込み軸部11の姿勢は、軸方向Aと平行になる。
支持部14は、例えば、円筒体140により構成されることが好ましい。円筒体140は、図4(A)の平面図に示すように、ワーク押込み軸部11の周面11Cおよびワーク用内周壁面12Aの双方に当接した状態で、ワーク押込み軸部11の周面11Cを周方向に連続して取り囲むと共に、軸方向Aに延びる。以上のような円筒体140は、ワーク押込み軸部11の周面11Cの周方向に沿って連続して、ワーク押込み軸部11を径方向内側に支持する。
また、支持部14は、図4(B)に示すように、例えば、ワーク押込み軸部11を3方向から径方向内側に支持する3つの柱体141により構成されてもよい。3つの柱体141は、ワーク押込み軸部11の周方向に等間隔(120°間隔)で配置されることが好ましい。3つの柱体141は、ワーク押込み軸部11の周面11Cおよびワーク用内周壁面12Aの双方に当接した状態で、ワーク押込み軸部11の周面11Cを周方向に不連続に取り囲むと共に、軸方向Aに延びる。以上のような3つの柱体141は、ワーク押込み軸部11の周面11Cの周方向に沿って不連続に、ワーク押込み軸部11を径方向内側に支持する。なお、柱体141は、2つであってもよいし、3つ以上あってもよい。この場合であっても、柱体141は、ワーク押込み軸部11の周方向に等間隔で配置されることが好ましい。
再び図3に戻って中間体形成装置2について説明する。支持側相対移動部15は、ワーク押込み軸部11に対して支持部14を軸方向Aへ相対移動させるものである。支持側相対移動部15は、支持側移動部150と、ワーク押込み軸移動部131と、支持側相対移動制御部151とを備える。
支持側移動部150は、支持側相対移動制御部151の制御に基づいて、支持部14を軸方向Aに往復移動させるものである。支持側移動部150として、例えば、軸方向Aへ往復移動可能な機構を有するアクチュエータが一例として挙げられる。
ワーク押込み軸移動部131は、上記において既に説明済みであるため、説明を省略する。なお、支持側相対移動部15においてワーク押込み軸部11の移動にワーク押込み軸移動部131ではなく、同様の機能を有するワーク押込み軸移動部を別途設けてもよい。
支持側相対移動制御部151は、支持側移動部150とワーク押込み軸移動部131の相対移動を制御するものである。つまり、支持側相対移動制御部151は、ワーク105と対向する押込み側ワーク当接面11Aに対して支持部14が離反または接近するように制御する。
<中間体形成装置の動作>
次に、図5を参照して、中間体形成装置2の動作について説明する。なお、以下の説明において、軸方向Aの一方側(図3の上側)から他方側(図3の下側)へ向かう方向を軸下側方向A1、軸方向Aの他方側(図3の下側)から一方側(図3の上側)へ向かう方向を軸上側方向A2と適宜呼んで説明する。
中間体形成装置2は、図5(A)に示すように、ワーク用内周壁面12Aおよび押込み側ワーク当接面11A等で取り囲まれるワーク保持空間WS(図5(A)点線領域参照)を有する。ワーク保持空間WSは、開口12Bを通じて外部と連通する。
ワーク105を中間体形成装置2の内部に設置するには、図5(A)に示すように、開口12Bを通じてワーク105をワーク保持空間WSに挿入する。結果、図5(B)に示すように、ワーク105は、ワーク用内周壁面12Aおよび押込み側ワーク当接面11Aと当接してワーク保持空間WSで保持される。
そして、開口12Bを通じてワーク押圧部10がワーク保持空間WSに挿入されると、押圧側ワーク当接面10Aがワーク105に当接すると共に、ワーク押圧部10の周面10Bがワーク用内周壁面12Aに当接する。このとき、ワーク105の軸105Eは、ワーク押圧部10の軸10Cおよびワーク押込み軸部11の軸11Bと同軸となる。
次に、ワーク押込み軸部11が停止された状態で、ワーク加工用相対移動部13によりワーク押圧部10は軸下側方向A1へ移動する。これにより、中間体形成装置2における押出し加工が始まる。そして、図5(C)に示すように、徐々に、ワーク押込み軸部11が、ワーク105の内部に押し込まれて、その押し込まれた分だけワーク105は、筒状空間TS1へ押し出される。これにより、ワーク105の一部が筒状に形成され始まる。このとき、ワーク押込み軸部11は円筒体140により径方向内側に支持されているため、ワーク105から力を受けてもワーク押込み軸部11の軸11Bは径方向にぶれない。このため、ワーク105に形成される筒状部分の軸と、円柱部分の軸とは同軸となる。
また、図5(B)に示すように、中間体形成装置2における押出し加工の開始前において、筒状空間TS1のうち、押し出されるワーク105を受け入れる側の空間の大部分は、円筒体140に占められている。すなわち、中間体形成装置2における押出し加工の開始前において、筒状空間TS1のうち、円筒体140に占められていない空間の大きさは小さい方が好ましい。例えば、図6に示すように、ワーク押込み軸部11の直径をR、ワーク105の他方側(図6の下側)の端面105Cから、端面105Cと軸方向Aにおいて対向する円筒体140の対向面(先端面)142までの軸方向Aに沿う距離をXと定義した場合、中間体形成装置2における押出し加工の開始前において、X≦3Rであることが好ましく、X≦2Rであることがより好ましく、X≦Rであることがさらに好ましい。中間体形成装置2における押出し加工の開始前において、以上のように円筒体140が配置されれば、ワーク押込み軸部11の大部分が円筒体140により径方向内側に支持されるため、ワーク押込み軸部11の軸11Bが径方向にずれることを確実に抑えることができる。結果、円柱部107の軸と円筒部108の軸のずれを抑えた中間体106を形成することができる。
中間体形成装置2における押出し加工の開始後、押し出されるワーク105を受け入れるワーク受け入れ空間WTSを確保するため、支持側相対移動部15により円筒体140は軸下側方向A1へ移動される。ワーク押圧部10が軸下側方向A1へ移動するに連れて、ワーク押込み軸部11がワーク内に押し込まれ、ワーク105は、ワーク受け入れ空間WTSへどんどん押し出される。一方で、ワーク受け入れ空間WTSを確保するため、円筒体140は支持側相対移動部15により軸下側方向A1へ移動される。
この際、ワーク押込み軸部11は、先端がワーク105内に押し込められているため、先端側においてワーク105における筒状部分の内周壁面108Bにより径方向内側に支持されると共に軸方向Aへ案内される。また、ワーク押込み軸部11は、ワーク受け入れ空間WTSを間に挟んで途中からは円筒体140により径方向内側に支持されると共に軸方向Aへ案内される。したがって、ワーク押込み軸部11は、軸方向Aの2区間において径方向内側に支持されると共に軸方向Aへ案内されるため、中間体形成装置2における押出し加工が行われている途中においても、ワーク押込み軸部11の軸11Bが径方向にずれることを抑えることができる。
ワーク押込み軸部11が、ワーク105の内部の奥に更に押し込まれるに連れて、円筒体140は軸下側方向A1へ移動され、ワーク105は、更に筒状空間TS1(ワーク受け入れ空間WTS)の軸下側方向A1の奥側へ押し出される。そして、円筒体140は所定位置に達すると停止する。ワーク105は、円筒体140の対向面(先端面)142に達するまで押し出される。これにより、図5(D)に示すように、円筒体140の対向面(先端面)142まで軸方向Aに延びる中間体106が形成される。
中間体106を取り出すには、ワーク押圧部10を取り除くと共に、支持側相対移動部15により円筒体140を軸上側方向A2へ移動させて、中間体106を開口12Bから取り出せばよい。この場合、円筒体140および支持側相対移動部15は、ノックアウト機構をも構成していると見做せる。
以上説明したように中間体形成装置2によれば、ワーク105、ワーク押圧部10およびワーク押込み軸部11は径方向にぶれないため、円柱部107の軸と円筒部108の軸のずれを抑えた中間体106を形成することができる。また、中間体形成装置2によれば、冷間鍛造により中間体106を形成するため、中間体106の表面の仕上がりが綺麗で、寸法・形状精度を出すことが容易となる。
<金属部品形成装置>
次に、図7および図8を参照して金属部品形成装置3について説明する。金属部品形成装置3は、軸方向Aに中間体106を押出し加工して、円筒部108を軸方向Aに延ばして本体部101を形成すると共に、併せて突出部102をも形成するものである。金属部品形成装置3は、中間体押込み軸部21と、中間体用周壁部22と、本体部用底面部23と、突出部用周壁部24と、突出部用底面部25と、中間体用相対移動部26と、を備える。
中間体押込み軸部21は、軸状に形成されるものであり、中間体106の円筒部108における中空部108Aの最奥面111から軸方向Aの奥側(軸下側方向A1)に更に押し込まれるものである。中間体押込み軸部21は、押込み側中間体当接面21Aを有している。押込み側中間体当接面21Aは、軸方向Aにおいて中間体106の最奥面111と当接する面である。ワーク押込み軸部11は、例えば、円柱状に形成されるパンチにより構成される。
中間体用周壁部22は、図8に示すように、金属部品形成空間MSの少なくとも一部を画定する中間体用内周壁面22Aを有するものである。なお、金属部品形成空間MSとは、金属部品100を形成する空間である。金属部品形成空間MSは、少なくとも中間体106を収容可能である。
金属部品形成空間MSは、中間体用周壁部22の開口22Bを通じて外部と連通する。開口22Bを通じて中間体106が金属部品形成空間MSに挿入されて、中間体106は金属部品形成空間MSに収容される。
中間体用内周壁面22Aは、図8に示すように、金属部品形成空間MSのうち、本体部101の直線円筒部101Aに相当する空間(以下、直線円筒部形成空間と呼ぶ。)S1の軸方向A周りの境界を画定する。直線円筒部形成空間S1(中間体用内周壁面22Aに取り囲まれる空間)は、例えば、円柱状となる。中間体用内周壁面22Aは、図8に示すように、軸方向Aに平行に延びる。
そして、図7に示すように、中間体106が金属部品形成空間MSに収容されたとき、中間体用内周壁面22Aは、中間体106の周面106Aに当接した状態で中間体106の周方向を一周して中間体106を取り囲む。つまり、中間体106の周面106Aと中間体用内周壁面22Aとの間には、隙間が生じない。このとき、中間体106の軸106Cは、中間体押込み軸部21の軸21Cと同軸となる。
また、中間体用内周壁面22Aは、図7に示すように、中間体押込み軸部21をも取り囲むように軸方向Aに延びていてもよい。この際、中間体押込み軸部21の周面21Bと中間体用内周壁面22Aとは当接せず、中間体押込み軸部21の周面21Bと中間体用内周壁面22Aの間には、筒状空間TS2が形成される。後述するように中間体106が押出し加工されると、筒状空間TS2に、中間体106の一部が押し出される。
本体部用底面部23は、中間体106の有底側の端面106Bに対向する本体部用底面23Aを有するものである。本体部用底面23Aは、図8に示すように、金属部品形成空間MSのうち本体部101のテーパ部101Bに相当する空間(以下、テーパ部形成空間と呼ぶ。)S2の軸方向A周りの境界を画定する。テーパ部形成空間S2(本体部用底面23Aに取り囲まれる空間)は、軸下側方向A1へ進むに従って径方向の断面積が小さくなるような形状になる。具体的に本体部用底面23Aは、中間体用内周壁面22Aから連続して軸下側方向A1へ進むに従って径方向内側へ延びる。
なお、中間体106が金属部品形成空間MSに挿入されたとき、図7に示すように、中間体106の有底側の端面106Bの周縁106Dは、本体部用底面23Aと中間体用内周壁面22Aの境界の周縁23Bと係合する。このため、中間体106は、押出し加工前は、テーパ部形成空間S2より軸上側方向A2側の直線円筒部形成空間S1で保持される。
突出部用周壁部24は、図8に示すように、突出部用内周壁面24Aを有するものである。突出部用内周壁面24Aは、金属部品形成空間MSのうち、突出部102に相当する空間(以下、突出部形成空間と呼ぶ。)S3の軸方向A周りの境界を画定する。突出部用周壁部24は、本体部用底面部23から軸下側方向A1に延設される。また、突出部用内周壁面24Aは、本体部用底面23Aから連続して軸下側方向A1に平行に延びる。
突出部用底面部25は、中間体106の有底側の端面106Bに対向する突出部用底面25Aを有するものである。突出部用底面25Aは、突出部形成空間S3の軸下側方向A1側の端部の境界を画定する。また、突出部用底面25Aは、径方向に延びる。
なお、中間体用周壁部22、本体部用底面部23および突出部用周壁部24の少なくとも一部の温度を調整可能なように、中間体形成装置2の場合と同様に、金属部品形成装置3に加熱部を設けてもよい。結果、加熱部は、中間体用周壁部22、本体部用底面部23および突出部用周壁部24の少なくとも一部を通じて中間体106の温度を調整することができる。ただし、中間体106と当接する部分が大きい中間体用周壁部22を通じて中間体106の温度が行われることが好ましい。
中間体押込み軸部21と、中間体用周壁部22と、本体部用底面部23と、突出部用周壁部24と、突出部用底面部25とは、(図示しない)ダイセットで保持される。ダイセットは、ミドルプレートを有することが好ましい。
中間体用相対移動部26は、突出部用底面部25に対して中間体押込み軸部21を軸方向Aに相対移動させるものである。中間体用相対移動部26は、例えば、中間体押込み軸側移動部260と、周囲側移動部261と、底面側移動部262と、中間体用相対移動制御部263とを備える。
中間体押込み軸側移動部260は、中間体用相対移動制御部263の制御に基づいて、中間体押込み軸部21を軸方向Aに往復移動させるものである。周囲側移動部261は、中間体用相対移動制御部263の制御に基づいて、中間体用周壁部22、本体部用底面部23および突出部用周壁部24を軸方向Aに往復移動させるものである。底面側移動部262は、中間体用相対移動制御部263の制御に基づいて、突出部用底面部25を軸方向Aに往復移動させるものである。
中間体用相対移動制御部263は、中間体押込み軸側移動部260、周囲側移動部261および底面側移動部262を制御するものである。つまり、中間体用相対移動制御部263は、中間体押込み軸部21、中間体用周壁部22、本体部用底面部23、突出部用周壁部24、および突出部用底面部25の移動を制御して、中間体押込み軸部21と、中間体用周壁部22、本体部用底面部23、突出部用周壁部24、および突出部用底面部25とが接近または離反するように相対移動させる。
<金属部品形成装置の動作>
次に、図9を参照して、金属部品形成装置3の動作について説明する。中間体106を金属部品形成装置3の内部に設置するには、図9(A)に示すように、開口22Bを通じて中間体106を金属部品形成空間MSに挿入する。このとき、図9(B)に示すように、中間体106の周面106Aが中間体用内周壁面22Aに当接し、かつ中間体106の有底側の端面106Bの周縁106Dが(本体部用底面23Aと中間体用内周壁面22Aの境界の)周縁23Bと当接して、中間体106は、直線円筒部形成空間S1で保持される。
そして、開口22Bを通じて中間体押込み軸部21が直線円筒部形成空間S1に挿入されると、中間体押込み軸部21は、中間体106の円筒部108の中空部108Aを通って中空部108Aの最奥面111に当接すると共に、自身の周面21Bが円筒部108の中空部108Aの内周壁面108Bに当接する。このとき、中間体106の軸106Cは、中間体押込み軸部21の軸21Cと同軸となる。
次に、突出部用底面部25に対して中間体押込み軸部21が接近するよう、中間体用相対移動部26により中間体押込み軸部21を軸下側方向A1に移動させる。これにより、図9(C)に示すように、徐々に、中間体押込み軸部21が、中空部108Aの最奥面111から軸方向Aの奥側(軸下側方向A1)に更に押し込まれる。そして、その押し込まれた分だけ中間体106は、テーパ部形成空間S2および筒状空間TS2へ押し出される。テーパ部形成空間S2側へ押し出される部分は本体部101のテーパ部101Bを形成し、筒状空間TS2側へ押し出される部分は本体部101の直線円筒部101Aを形成する。
中間体押込み軸部21が軸下側方向A1へ更に移動すると、中間体106が更に筒状空間TS2へ押し出されると共に、テーパ部形成空間S2から突出部形成空間S3へどんどん押し出される。中間体106が突出部形成空間S3を充填すると、金属部品形成装置3による中間体106に対する押出し加工は完了して、金属部品100が完成する。
以上の動作の過程において、中間体押込み軸部21は、自身の周面21Bが中間体106の中空部108Aの内周壁面108Bと略当接した状態で、中間体106の中空部108Aに押し込められている。このため、中間体押込み軸部21は、中間体106の中空部108Aの内周壁面108Bによって径方向内側へ支持されると共に、軸方向Aへ案内される。結果、中間体押込み軸部21は、径方向にぶれないため、金属部品100の内径の軸と外径の軸とのずれを抑えることができる。
以上のような金属部品製造装置1は、軸方向Aの長さが長い金属部品を製造する場合、特に有効である。つまり、第一段階において中間体形成装置2で軸ずれが抑えられた一部が筒状となる中間体106を作り、第二段階において当該中間体106を金属部品形成装置3により押し込むだけで、軸ずれが抑えられた軸方向Aの長さが長い有底筒状部分を有する金属部品を製造することができる。また、金属部品製造装置1によれば、冷間鍛造により金属部品100を形成するため、金属部品100の表面の仕上がりが綺麗で、寸法・形状精度を出すことが容易となる。
また、従来、金属部品100を製造する場合、1回の冷間鍛造(押し出し加工)において軸方向Aへの延ばし量は、金属部品100の内径またはワーク105の径の3倍程度が限界であった。本発明の金属部品製造装置1によれば、軸ずれしないように工夫すると共に、押し出し加工を2回に分けて行うため、軸方向Aへの延ばし量は、金属部品100の内径またはワーク105の径の3倍以上どころか6倍以上をも容易に実現することができる。
<第二実施形態>
本発明の第二実施形態における金属部品製造装置4は、金属部品100を製造するものである。図10を参照して、金属部品製造装置4について説明する。金属部品製造装置4は、金属部品製造装置1における中間体形成装置2のワーク押圧部10の押圧側ワーク当接面10Aの形状を、本体部用底面23A、突出部用内周壁面24Aおよび突出部用底面25Aにより構成される形状と同様の形状にして、中間体形成装置2と金属部品形成装置3とを一体化したものである。この場合、テーパ部形成空間S2および突出部形成空間S3は、押圧側ワーク当接面10Aにより画定される。
<第三実施形態>
本発明の第三実施形態における金属部品製造装置5は、金属部品200を製造するものである。図11および図12を参照して、金属部品製造装置5等について説明する。金属部品200は、図11(A)に示すように、金属部品100のうち、本体部101のみで構成されるものとほぼ同様のものである。それ以外は、金属部品200は、金属部品100と同様であるので、説明を省略する。
金属部品製造装置5は、図11(C)に示すように、中間体形成装置2と、本体部形成装置6とを備える。中間体形成装置2は、既に説明済みであるため、説明を省略する。本体部形成装置6は、中間体106から本体部101に相当する金属部品200を形成するものである。具体的に本体部形成装置6は、図12(A)に示すように、金属部品形成装置3から突出部形成空間S3を構成する部分(突出部用周壁部24)を取り除いたものである。
<第四実施形態>
本発明の第四実施形態における金属部品製造装置7は、金属部品300を製造するものである。図11および図12を参照して、金属部品製造装置7等について説明する。金属部品300は、図11(B)に示すように、有底円筒体により構成される。金属部品300の材料は、金属部品100と同様であるので、説明を省略する。
金属部品製造装置7は、図11(C)に示すように、中間体形成装置2と、本体部形成装置8とを備える。中間体形成装置2は、既に説明済みであるため、説明を省略する。本体部形成装置8は、中間体106から金属部品300を形成するものである。具体的に本体部形成装置8は、図12(B)に示すように、金属部品形成装置3からテーパ部形成空間S2および突出部形成空間S3を構成する部分(本体部用底面部23および突出部用周壁部24)を取り除いたものである。
<第五実施形態>
本発明の第五実施形態における金属部品製造装置9は、金属部品100〜300のいずれかを製造するものである。図13を参照して、金属部品製造装置9について説明する。金属部品製造装置9は、中間体形成装置2Aと、金属部品形成装置または本体部形成装置とを備える。金属部品形成装置または本体部形成装置は、以上において説明した金属部品形成装置3または本体部形成装置6,8のいずれであってもよく、それらは既に説明済みであるため、説明を省略する。
中間体形成装置2Aは、中間体形成装置2と略同様であり、中間体形成装置2との相違点について以下説明する。中間体形成装置2Aでは、中間体形成装置2とは異なり、図13の上段に示すように、ワーク押込み軸部11とワーク用周壁部12は結合部16を介して繋がっている。結合部16と、ワーク押込み軸部11またはワーク用周壁部12が繋がる態様として、両者が一体形成される態様であってもよいし、固定機構によりワーク押込み軸部11がワーク用周壁部12に固定される態様であってもよい。そして、ワーク押込み軸部11とワーク用周壁部12は、例えば、図13の上段に示すように、ワーク押込み軸部11の周囲に筒状空間TS1が形成された状態で、軸下側方向A1側の端部近傍において結合部16を介して繋がっている。これにより、ワーク押込み軸部11の軸11Bは、ワーク用周壁部12に対して径方向に軸ずれすることを抑えることができる。
なお、筒状空間TS1は、筒状空間TS1Aと筒状空間TS1Bとで構成される。筒状空間TS1Aは、筒状空間TS1のうち、軸方向Aにおいてワーク105に対して近位な空間であり、中間体106の円筒部108が形成される空間である。筒状空間TS1Bは、筒状空間TS1のうち、軸方向Aにおいてワーク105に対して遠位な空間であり、主として、以下で説明するピストン152が通される空間である。
また、ワーク押込み軸部11、ワーク用周壁部12および結合部16により構成される軸周壁一体部17には、図13の上段および下段に示すように、軸下側方向A1側における自身の端部17Aから筒状空間TS1Bまで軸方向Aに貫通する貫通孔160が3つ設けられる。貫通孔160は、外部と筒状空間TS1Bを連通させる。
各貫通孔160には、各ピストン152が通される。各ピストン152の一端は、円筒体140の周方向に等間隔に、円筒体140に連結される。また、ピストン152は、支持側移動部150によって軸方向Aに往復移動される。したがって、円筒体140は、支持側移動部150により駆動されるピストン152により軸方向Aに往復移動される。なお、貫通孔160およびピストン152は、3つに限定されるものではなく、1つでも2つでも4つ以上であってもよい。
本実施形態では、ワーク用周壁部12とワーク押込み軸部11とを結合部16を介して繋げているため、ワーク押込み軸部11が径方向に軸ずれすることを抑えられるだけでなく、円筒体140によってもワーク押込み軸部11が径方向に軸ずれすることを抑えられる。すなわち、ワーク押込み軸部11が径方向に軸ずれすることを2つの要素により確実に抑えることができる。
以上において、金属部品100〜300は、円筒形状を含むものであったが、これに限定されるものではなく、金属部品が角柱状部分を有するものであってもよい。この場合、ワーク105も角柱状に形成されるものである方が好ましい。
尚、本発明の金属部品製造装置、および金属部品の製造方法は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1,4,5,7,9 金属部品製造装置
2,2A 中間体形成装置
3 金属部品形成装置
6,8 本体部形成装置
10 ワーク押圧部
10A 押圧側ワーク当接面
11 ワーク押込み軸部
11A 押込み側ワーク当接面
12 ワーク用周壁部
12A ワーク用内周壁面
13 ワーク加工用相対移動部
14 支持部
15 支持側相対移動部
16 結合部
17 軸周壁一体部
21 中間体押込み軸部
21A 押込み側中間体当接面
22 中間体用周壁部
22A 中間体用内周壁面
23 本体部用底面部
23A 本体部用底面
24 突出部用周壁部
24A 突出部用内周壁面
25 突出部用底面部
25A 突出部用底面
26 中間体用相対移動部
100,200,300 金属部品
101 本体部
102 突出部
105 ワーク
106 中間体
130 ワーク押圧移動部
131 ワーク押込み軸移動部
132 ワーク加工用相対移動制御部
140 円筒体
141 柱体
150 支持側移動部
151 支持側相対移動制御部
152ピストン
160 貫通孔
260 中間体押込み軸側移動部
261 周囲側移動部
262 底面側移動部
263 中間体用相対移動制御部
MS 金属部品形成空間
S1 直線円筒部形成空間
S2 テーパ部形成空間
S3 突出部形成空間
TS1,TS2,TS1A,TS1B 筒状空間
WS ワーク保持空間
WTS ワーク受け入れ空間

Claims (12)

  1. 有底筒状の本体部を有する金属部品を柱状のワークから製造する金属部品製造装置であって、
    前記ワークの軸方向に前記ワークが押出し加工されて、筒状となる筒状部を有する中間体が形成される中間体形成装置と、
    前記軸方向に前記中間体が押出し加工されて、前記筒状部が前記軸方向に延ばされて前記本体部が形成される本体部形成装置と、
    を備えることを特徴とする、
    金属部品製造装置。
  2. 前記中間体形成装置は、
    前記軸方向の一方側から前記ワークを押圧するワーク押圧部と、
    前記軸方向の他方側から前記ワーク内に押し込まれる軸状のワーク押込み軸部と、
    少なくとも前記ワークおよび前記ワーク押込み軸部の周面を取り囲むワーク用内周壁面を有するワーク用周壁部と、
    前記ワーク押圧部と前記ワーク押込み軸部を前記軸方向に相対移動させるワーク加工用相対移動部と、
    を有し、
    前記ワーク押込み軸部の周面と、前記ワーク用内周壁面との間には、筒状空間が形成され、
    前記ワーク加工用相対移動部により前記ワーク押圧部および前記ワーク押込み軸部が互いに接近するよう相対移動されると、前記筒状空間に前記ワークが押し出されて前記筒状部が形成されることを特徴とする、
    請求項1に記載の金属部品製造装置。
  3. 前記ワーク押込み軸部の周面と前記ワーク用内周壁面の間に介在して前記ワーク押込み軸部を径方向内側に支持する支持部と、
    前記ワーク押込み軸部に対して前記支持部を前記軸方向へ相対移動させる支持側相対移動部と、
    を有することを特徴とする、
    請求項2に記載の金属部品製造装置。
  4. 前記支持部は、前記ワーク押込み軸部の周面および前記ワーク用内周壁面の双方に当接した状態で、前記ワーク押込み軸部の周面を取り囲む筒状体であることを特徴とする、
    請求項3に記載の金属部品製造装置。
  5. 前記支持側相対移動部は、前記ワーク押込み軸部における前記ワークと対向する端面から前記支持部が離反するように相対移動させることを特徴とする、
    請求項3または4に記載の金属部品製造装置。
  6. 前記本体部形成装置は、
    前記中間体の前記筒状部の最奥面から前記軸方向の奥側に更に押し込まれる中間体押込み軸部と、
    少なくとも前記中間体を収容可能な空間である本体部形成空間を画定する中間体用内周壁面を有する中間体用周壁部と、
    前記中間体の有底側の端面に対向する底面部と、
    前記底面部に対して前記中間体押込み軸部を前記軸方向に相対移動させる中間体用相対移動部と、
    を有し、
    前記中間体押込み軸部と前記底面部が互いに接近するよう相対移動されると、前記筒状部が前記軸方向に延びて前記本体部となることを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれかに記載の金属部品製造装置。
  7. 前記筒状部の内周壁面によって前記中間体押込み軸部が前記軸方向に案内されることを特徴とする、
    請求項6に記載の金属部品製造装置。
  8. 前記金属部品は、前記本体部の有底側の端面の一部から前記本体部の軸方向外側へ突出する突出部を有し、
    前記本体部形成装置は、前記底面部から前記軸方向奥側に向かって延設されると共に、突出部形成空間を画定する突出部用内周壁面を有する突出部用周壁部を有し、
    前記中間体押込み部と前記底面部が接近すると、前記中間体の有底側の一部が前記突出部形成空間に押し出されて、前記突出部が形成されることを特徴とする、
    請求項6または7に記載の金属部品製造装置。
  9. 有底筒状の本体部を有する金属部品を柱状のワークから製造する金属部品製造方法であって、
    軸状の軸部により前記ワークの軸方向に前記ワークが押出し加工されて、筒状となる筒状部を有する中間体が形成される中間体形成工程と、
    前記軸部により前記軸方向に前記中間体が押出し加工されて、前記筒状部が前記軸方向に延ばされて前記本体部が形成される本体部形成工程と、
    を備えることを特徴とする、
    金属部品製造方法。
  10. 前記中間体形成工程において、
    円柱状の前記ワーク内に前記軸部が前記軸方向に押し込まれることにより、前記ワークが前記軸部の周囲に押し出されて、略円柱状の円柱部、および前記円柱部の前記軸方向の端面から前記軸方向に延設されると共に、外径が前記円柱部の径と同じ径を有する円筒状の前記筒状部を有する中間体が形成されることを特徴とする、
    請求項9に記載の金属部品製造方法。
  11. 前記本体部形成工程において、前記中間体の前記筒状部の最奥面から前記軸方向の奥側に更に前記軸部が押し込まれることにより、前記筒状部が前記軸方向に延ばされて前記本体部が形成されることを特徴とする、
    請求項9または10に記載の金属部品製造方法。
  12. 前記金属部品は、前記本体部の有底側の端面の一部から前記本体部の前記軸方向外側へ突出する突出部を有し、
    前記本体部形成工程において、前記中間体の前記筒状部の最奥面から前記軸方向奥側に更に前記軸部が押し込まれることにより、前記筒状部の最奥面から前記軸方向奥側の前記中間体が、前記突出部形成用の金型に押し出されて前記突出部が形成されることを特徴とする、
    請求項9〜11のいずれかに記載の金属部品製造方法。
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