JP2019090525A - サブフレーム用のマウント及び磁気粘弾性エラストマ - Google Patents

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Abstract

【課題】サブフレームに配置されるマウントに対し、複数の方向から力が入力された場合に、各入力方向に対する弾性力を可変することが可能な、サブフレーム用のマウント及び該マウント等に適用し得る磁気粘弾性エラストマを提供する。【解決手段】磁性粒子の配列が異なる複数の磁気粘弾性エラストマ60、62(鍔部MRE60bと円筒部MRE60a、円筒MRE62aと鍔部MRE62b)を用い、ECU24によりコイル励磁電流Iの大きさを変えて磁場の強さを変化させることで、マウント18に対し複数の方向から入力された力の各方向に対してのマウント18の弾性力を可変できる。【選択図】図8

Description

この発明は、車両のサブフレームを車体(メインフレーム)により支持する部位に設けられるサブフレーム用のマウント及び磁気粘弾性エラストマ(MRE:Magnetic Rheological Elastomer)に関する。
例えば、特許文献1には、車両の駆動源が取り付けられるサブフレームに配置された、磁気粘弾性エラストマを利用するマウントが開示されている(特許文献1の[0024]、[0025]、図2)。
この特許文献1には、左右の車輪のトルク差が大きい旋回時に、磁気粘弾性エラストマの弾性率を高くすることでマウントの剛性(ヨー剛性)を高くして車両の旋回性能を高める技術が開示されている(特許文献1の[0009])。
特許文献2には、磁気粘弾性エラストマの磁場による剛性の変化する方向についての説明がある(特許文献2の[0028]−[0031])。
特許第6047087号公報 国際公開第2016/148011号
この発明は、上記背景技術に関連してなされたものであって、サブフレームに配置されるマウントに対し、複数の方向から力が入力された場合に、各入力方向に対してマウントの弾性力を可変することを可能とする、サブフレーム用のマウント及び該マウント等に適用可能な磁気粘弾性エラストマを提供することを目的とする。
この発明に係るサブフレーム用のマウントは、
サブフレームを車体により支持する部位に設けられるサブフレーム用のマウントであって、
前記マウントは、
前記車体への締結用の中空軸部を有する磁性体からなる内筒と、
前記内筒に対し、同軸に径方向外方に配置される磁性体からなる外筒と、
前記内筒と前記外筒との間に配置される磁気粘弾性エラストマと、
前記磁気粘弾性エラストマの粘弾性を変化させる磁場を印加するコイルと、
を備え、
前記磁気粘弾性エラストマは、
磁性粒子の配列が異なる複数の磁気粘弾性エラストマから構成されている。
この発明によれば、磁性粒子の配列が異なる複数の磁気粘弾性エラストマを用い、磁場の強さを変化させることで、マウントに対し複数の方向から力が入力された場合に、該複数の方向から入力された力の各方向に対してのマウントの弾性力(抵抗)を可変することができる。
この場合、前記複数の磁気粘弾性エラストマは、少なくとも第1磁気粘弾性エラストマと、第2磁気粘弾性エラストマからなり、
前記第1磁気粘弾性エラストマの磁性粒子の配列は、前記内筒の軸方向に平行に配列され、
前記第2磁気粘弾性エラストマの磁性粒子の配列は、前記内筒の軸中心より軸直角方向に放射状に配列されていることが好ましい。
このように、第1及び第2磁気粘弾性エラストマによりマウントにかかる軸方向及び軸直角方向の力の入力に対応してマウントの弾性力を可変することができる。
なお、前記内筒と前記外筒との間に円筒状の弾性体が配置されていることが好ましい。これによれば、円筒状の弾性体と磁気粘弾性エラストマとによりマウントの弾性体のマス(マス部材)を形成することができる。
この発明に係る磁気粘弾性エラストマは、
磁性粒子が軸方向に配列された磁気粘弾性エラストマからなる第1円筒部と、
前記第1円筒部と径が異なり、磁性粒子が軸直角方向に放射状に配列された磁気粘弾性エラストマからなる第2円筒部と、
が共通の中空軸上に重畳配置されている。
この発明によれば、1つの磁気粘弾性エラストマにより、軸方向と軸直角方向の両方の弾性力を可変することが可能になる。
また、この発明に係る磁気粘弾性エラストマは、
磁性粒子が軸方向に配列された磁気粘弾性エラストマからなる第1円筒部と、
前記第1円筒部より小径の、磁性粒子が軸直角方向に放射状に配列された磁気粘弾性エラストマからなる第2円筒部と、
が共通の中空軸上に重畳配置されフランジ形状に形成されている。
この発明によれば、第1円筒部と第2円筒部とからなる1つの磁気粘弾性エラストマを、共通の中空軸上に重畳配置してフランジ形状を形成するようにしていることから、軸に対して径方向の可変弾性特性が均一になり、磁気粘弾性エラストマ部品として利便性が高い。
この発明によれば、磁性粒子の配列が異なる複数の磁気粘弾性エラストマを用い、磁場の強さを変化させることで、マウントに対し複数の方向から力が入力された場合に、該複数の方向から入力された力の各方向に対してのマウントの弾性力(抵抗)を可変することができる。
また、この発明によれば、1つの磁気粘弾性エラストマにより、軸方向と軸直角方向の両方の弾性力を可変することができる。
図1は、この発明に係るサブフレーム用のマウント及び磁気粘弾性エラストマが適用された車両の平面視模式図である。 図2は、サブフレームに締結されたマウントの車体(メインフレーム)への取付状態を示す一部省略断面図である。 図3は、マウント単体のマウント内部構造体の構成要素を示す縦断面図である。 図4は、上部の磁気粘弾性エラストマと下部の磁気粘弾性エラストマの第1の製造方法の説明図である。 図5は、上部の磁気粘弾性エラストマと下部の磁気粘弾性エラストマの第2の製造方法の説明図である。 図6Aは、剪断方向の外力が印加されていない場合の基本的な構成の磁気粘弾性エラストマ構造体の状態を示す模式図である。図6Bは、剪断方向の外力が印加されていて横方向に撓んでいる基本的な構成の磁気粘弾性エラストマ構造体の状態を示す模式図である。図6Cは、上下方向の磁場が印加されたときに基本的な構成の磁気粘弾性エラストマ構造体に抵抗力が増加している状態を示す模式図である。 ヨーレート及び車速に対するコイル励磁電流の値を示す特性図である。 図8は、実施形態のマウントに軸方向の外力と剪断方向の外力がかかった場合に発生する磁場の説明図である。 図9は、図8のマウントのIX−IX線の模式的断面図である。 図10Aは、変形例のマウントの斜視図である。図10Bは、変形例のマウントの縦断面図である。
以下、この発明に係るサブフレーム用のマウント及び磁気粘弾性エラストマについて好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
[構成]
図1は、この発明に係るサブフレーム用のマウント及び磁気粘弾性エラストマが適用された車両10の平面視模式図である。
車両10は、車体(メインフレーム)12の前部に、内燃機関、電動機、発電機、ディファレンシャルギヤ、燃料タンク及び/又はトランスミッション等を適宜含む部品14を搭載した、概ね4辺形形状のサブフレーム16を備える。
サブフレーム16の4隅には、この実施形態に係る粘弾性エラストマ{以下、MRE(Magnetic Rheological Elastomer)ともいう。}を含むこの実施形態に係るサブフレーム用のマウント(以下、単に、マウントともいう。)18が設けられている。
サブフレーム16は、マウント18を介して車体(メインフレーム)12に結合されている。
サブフレーム16に搭載された部品14の一部は、車軸20を介して前輪の車輪Wに連結されている。車輪Wは、操舵輪であり、図示しないサスペンション装置により車体(メインフレーム)12及びサブフレーム16に連結され懸架されている。また、車輪Wは、図示しないラック機構及びステアリング軸を介してハンドル(不図示)に連結されている。
マウント18には、制御装置であるECU(Electronic Control Unit)24が接続され、該ECU24からコイル励磁電流Iが供給される。
各コイル励磁電流Iは、車体12の重心位置近傍に設けられたヨーレートセンサ26から得られるヨーレートYR及び/又は車輪速センサ等の車速センサ28から得られる車速Vvに応じた値にECU24により制御される。
図2は、サブフレーム16に嵌入等により締結されたマウント18の車体(メインフレーム)12への取付状態を示す一部省略断面図である。
マウント18は、サブフレーム16に嵌入される磁性体からなる外筒(理解の便宜のために、外筒磁性体コアともいう。)34と、ボルト(通しボルト)36が挿通され、該ボルト36とナット38とによって車体(メインフレーム)12に締結される磁性体からなる内筒(理解の便宜のために、内筒磁性体コアともいう。)40と、内筒40と外筒34との間に配置されるマウント内部構造体42とから構成されている。なお、外筒34は、内筒40に対し同軸であって径方向外側に配置される。
図3は、マウント18単体のマウント内部構造体42の構成要素を拡大して示す縦断面図である。
図3に示すように、マウント18は、中空円柱状のボルト挿通孔40aを有する磁性体からなる略ダンベル形状の内筒40を備える。
内筒40は、円筒状の第1磁性体コア(中間磁性体コアともいう。)40bと、第1磁性体コア40bの上側から周方向外側に向けて延出する円筒状の上側磁性体コア40cと、第1磁性体コア40bの下側から周方向外側に向けて延出する円筒状の下側磁性体コア40dとから構成される。
内筒40の上側磁性体コア40cの外周側壁には、フランジ状の磁性体からなる上部磁性体コア46の円筒コア46aが装着され、円筒コア46aには、鍔部コア46bが周設されている。
同様に、内筒40の下側磁性体コア40dの外周側壁には、フランジ状の磁性体からなる下部磁性体コア48の円筒コア48aが装着され、円筒コア48aには、鍔部コア48bが周設されている。
内筒40中、第1磁性体コア40bの円柱状の側壁には、ECU24から供給されるコイル励磁電流Iの大きさに応じた強さの磁場(磁束)を発生する円筒状を呈する励磁コイル50が収納される。
励磁コイル50の上面側の円環状面に、上側磁性体コア40cの下側円環状面が当接すると共に、円筒コア46aの下側円環状面が当接する。
また、励磁コイル50の下面側の円環状面に、下側磁性体コア40dの上側円環状面が当接すると共に、円筒コア48aの上側円環状面が当接する。
励磁コイル50の外径は、円筒コア46a、48aの外径に略等しくされている。
励磁コイル50の径方向の外側に同軸状に円筒状のマウントゴム(マス部材として機能する。)52が装着されている。この実施形態において、マウントゴム(メインゴム)52の高さは、励磁コイル50の高さに略等しくされている。
外筒34の高さは、マウントゴム52の軸方向の高さより高く、鍔部コア46bの下面と鍔部コア48bの上面との間の軸方向の距離よりは短い。
上部磁性体コア46とマウントゴム52と外筒34により形成されるフランジ状の空間に、フランジ状の磁気粘弾性エラストマである上部のMRE60が保持されている。すなわち、上部のMRE60は、上部磁性体コア46、マウントゴム52、及び外筒34により形成される空間に拘束された状態で保持されている。
上部のMRE60は、円筒部MRE60aと上側円筒を構成する鍔部MRE60bとから構成されている。
同様に、下部磁性体コア48とマウントゴム52と外筒34により形成されるフランジ状の空間に、フランジ状の磁気粘弾性エラストマである下部のMRE62が保持されている。すなわち、下部のMRE62は、下部磁性体コア48、マウントゴム52、及び外筒34により形成される空間に拘束された状態で保持されている。
下部のMRE62は、円筒部MRE62aと下側円筒を構成する鍔部MRE62bとから構成されている。
上部のMRE60及び下部のMRE62は、励磁コイル50が発生する磁場の大きさに応じて粘弾性的性質が変化する部材である。
具体的には、MRE60、62は、鉄粉等の磁性粉が添加されたゴム材等の弾性材からなり、励磁コイル50による磁場がない状態(又は磁場が低い状態)では剛性が低く、励磁コイル50による磁場がある状態では磁場の大きさに応じて剛性が高くなる性質を有している。
[MRE60、62の製造方法]
[第1の製造方法]
次に、図4を参照して、MRE(磁気粘弾性エラストマ)60、62の第1の製造方法を説明する。
図4の左上図に示すように、この実施形態においては、製造上、管理上、及びコスト上の便宜のために、上部のMRE60と下部のMRE62とは同一形状にしている。
すなわち、左上図に示すMRE60、62は、それぞれ、フランジ状を呈し、図4の左中図に示す円筒状の鍔部MRE60b、62bと、該鍔部MRE60b、62bより外径の小さい、図4の右上図に示す円筒部MRE60a、62aと、が上下に重ね合わされた構成になっている。
鍔部MRE60b、62bは、シリコンゴム等の弾性材と鉄粉等の磁性粉を混合して生成した液状の材料をもとに作成する。
作成する際に、図4の左下図に示すように、上側及び下側の鍔部MRE60b、62bでは、磁性粉が上下方向に配向されるように、破線の矢印で示す上下方向に強磁場を印加した状態で固める。
一方、円筒部MRE60a、62aは、シリコンゴム等の弾性材と鉄粉等の磁性粉を混合して生成した液状の材料をもとに作成する。
作成する際に、図4の右下図に示すように、下側及び上側の円筒部MRE60a、62aでは、磁性粉が放射方向に配向するように、破線の矢印で示す放射方向に強磁場を印加した状態で固める。
このようにして、別々に作成した上側及び下側の鍔部MRE60b、62b及び円筒部MRE60a、62aを、それぞれ接着剤にてフランジ状に接着固定することで、上部のMRE60及び下部のMRE62が製造(作成)される。
[第2の製造方法]
次に、図5を参照して、MRE60、62の第2の製造方法を説明する。
この第2の製造方法では、マウント18に形状が類似するマウント製造用治具18Jを構築する。
このマウント製造用治具18Jは、それぞれが、磁性体からなる内筒治具40Jと、フランジ状の上部磁性体コア治具46Jと、フランジ状の下部磁性体コア治具48Jと、外筒治具34Jとを備える。
この場合、マウント製造用治具18Jでは、内筒治具40Jと外筒治具34Jとの間に、図3に示したマウント18の励磁コイル50に比較して巻数を増加させた円筒状の励磁コイル治具50Jを収納している。
このマウント製造用治具18Jの上部フランジ状空間部160及び下部フランジ状空間部162にシリコンゴム等の弾性材と鉄粉等の磁性粉を混合して生成した液状の材料を流し込み封止する。
励磁コイル治具50Jに大きな電流を流すことで、矢印で示すように、磁場(磁束)が発生し、この磁場を発生させた状態で固めることで、上部のMRE60及び下部のMRE62が製造(作成)される。
[作用]
次に、MRE60、62を適用したマウント18の作用効果についてMRE60、MRE62を例として説明する。
[基本的な構成のMRE構造体による作用効果の説明]
ここでは、まず、この実施形態に係るサブフレーム用のマウント18の作用効果の説明に先立ち、理解の便宜のために、図6A、図6B、図6Cを参照して、基本的な構成のMRE構造体(磁気粘弾性エラストマ構造体)100の作用効果を説明する。
図6A、図6B、及び図6Cは、磁気粘弾性エラストマ構造体100の作用効果を説明する模式図である。
図6Aは、剪断方向の外力(剪断応力)が印加されていない場合のMRE構造体100の状態を示している。
図6AにおけるMRE構造体100では、上下支持体101、102の間に、上下方向に配向された磁性粒子としての例えば鉄粉104を有するシリコンゴム等の弾性体106が固められたMRE108が配置されている。
図6Bに示すように、例えば、下支持体102を基台(不図示)に固定した状態で、上支持体101に剪断方向の外力を印加すると、MRE108が剪断方向の外力が印加された横方向に撓む。この場合、弾性体106には、剪断方向の外力に対し元の形状に戻ろうとする抵抗力が発生する。
図6Cに示すように、このとき、上下方向の破線の矢印で示すような磁束(磁場)を印加すると、鉄粉104が、この磁束の方向に揃う方向に戻ろうとする短い矢印で示す方向の抵抗力が増加する。
MRE構造体100の上側では右から左に向かう短い矢印で示す抵抗力が増加し、MRE構造体100の下側では左から右に向かう矢印で示す抵抗力が増加する。抵抗力は、磁場の大きさが大きいほど、大きな値になる。
このようにして、MRE構造体100では、剪断方向の外力に対する抵抗力を、印加する磁場の大きさにより変化させる(可変する)ことができる。
[実施形態のサブフレーム用のマウント18の作用効果の説明]
次に、図2に示したように、サブフレーム16を車体(メインフレーム)12により支持する部位に設けられ、上部のMRE60、及び下部のMRE62を適用した実施形態に係るサブフレーム用のマウント18の作用効果について説明する。
サブフレーム16に搭載される部品14には、上記したように、内燃機関やディファレンシャルギヤや電動機や燃料タンク等が含まれる。サブフレーム16には、部品14の他、サスペンション装置の取り付けポイント(締結位置)があり、このようなサブフレーム16は、マウント18を介して車体(メインフレーム)12に結合される。
図7の例としてのマップ(特性)201、202、203に示すように、ヨーレートセンサ26により取得されるヨーレートYRが大きい程、及び車速センサ28により取得される車速Vvが大きい程、励磁コイル50のコイル励磁電流Iが大きくなるようにECU24により制御することで、マウント18の抵抗力を大きくすることができる、すなわち、マウント18の弾性を固く(可変)することができる。
よって、例えば、直線路の走行時や高速道路におけるクルージング走行時には、ECU24によりコイル励磁電流Iをゼロ値にするか小さい値にしてマウント18の弾性を柔らかくし、内燃機関や電動機からの強制振動入力を遮断する他、路面からサスペンションを介して車体(メインフレーム)12に伝わる振動入力を遮断することができ、その結果、車室内で乗員が感じる音や振動を抑制でき快適性を向上させることができる。
一方、いわゆるカーブ路やワインディング路では、ECU24によりコイル励磁電流Iを大きくしてマウント18を固く(可変)することで、車両10の運動性能(旋回性能)を向上させ、ドライバーの操縦性(ハンドリング性能)を向上させることができる。
図8は、軸方向(上下方向)の外力F2及び剪断方向(前後左右方向)の外力F1がマウント18(の外筒34)にかかった場合に、励磁コイル50にコイル励磁電流Iを流したときに発生する磁場(磁束)を矢印で模式的に描いたマウント18の構成を示している。
一点鎖線の丸印で囲んだ図中隅角部分Qの下側の鍔部MRE62bでは、車体(メインフレーム)12に締結固定された内筒40とサブフレーム16(図2)に固定された外筒34が、外力F1により前後左右方向に歪んだ際に、磁束方向(上下方向であって軸方向)に戻ろうとする力が下側の鍔部MRE62bに発生するので、左右前後方向の弾性力を可変することができる。
一方、図9に示す、図8のIX−IX線断面では、車体(メインフレーム)12に締結固定された内筒40とサブフレーム16に固定された外筒34が、外力F2により上下方向に歪んだ際に、放射状の矢印で描いた磁束方向(軸直方向)に戻ろうとする力が上側の円筒部MRE62aに発生するので、上下方向(軸方向)の弾性力を可変することができる。
[変形例]
図10Aは、変形例のマウント18Aの斜視図を示し、図10Bは、変形例のマウント18Aの縦断面図を示す。
なお、変形例のマウント18Aの構成要素において、実施形態のマウント18の構成要素と対応するものには同一の符号に「A」を添え、その詳細な説明を省略する。
このマウント18Aでは、磁性体からなる内筒40A(図10B)を補強する鋼鉄製の筒状のカラー41が内筒40Aの同軸上であって内側に設けられている。
励磁コイル50Aが、磁性体からなる外筒34Aの外側に巻回されている。
内筒40Aの外側壁と外筒34Aの内側壁との間にマウントゴム52Aと、上部のMRE60Aと下部のMRE62Aが収納されている。
このように構成されるマウント18Aにおいても、励磁コイル50Aにコイル励磁電流Iを流すことにより矢印で示す上下方向及び左右前後放射状に磁束が発生するので、左右前後方向及び上下方向の弾性力を可変することができる。
[まとめ]
このように上述した実施形態に係るサブフレーム用のマウント18は、サブフレーム16を車体12により支持する部位に設けられるサブフレーム用のマウント18である。
該マウント18は、車体12への締結用の中空軸部を有する磁性体からなる内筒40と、該内筒40に対し、同軸且つ径方向外方に配置される磁性体からなる外筒34と、前記内筒40と前記外筒34との間に配置される磁気粘弾性エラストマとしての上部のMRE60と下部のMRE62と、前記磁気粘弾性エラストマとしての上部のMRE60と下部のMRE62の粘弾性を変化させる磁場を印加するコイルとしての励磁コイル50と、を備える。
前記磁気粘弾性エラストマとしてのMRE60、MRE62は、鉄粉104等の磁性粒子の配列が異なる複数の磁気粘弾性エラストマから構成されている。換言すれば、上部のMRE60は、鍔部MRE60bと円筒部MRE60aとから構成され、下部のMRE62は、円筒部MRE62aと鍔部MRE62bとから構成されている。
このように、磁性粒子の配列が異なる複数の磁気粘弾性エラストマ(鍔部MRE60bと円筒部MRE60a、円筒部MRE62aと鍔部MRE62b)を用い、ECU24によりコイル励磁電流Iの大きさを変えて磁場の強さを変化させることで、マウント18に対し複数の方向{上記実施形態では、軸直方向(剪断方向)と軸方向}から力が入力された場合に、該複数の方向から入力された力の各方向に対してのマウント18の弾性力(抵抗力)を可変することができる。
この場合、複数の磁気粘弾性エラストマは、例えば、少なくとも第1磁気粘弾性エラストマとしての鍔部MRE60bと、第2磁気粘弾性エラストマとしての円筒部MRE60aからなり、第1磁気粘弾性エラストマとしての鍔部MRE60bの磁性粒子の配列は、内筒40の軸方向に平行に配列され(図4の左下図参照)、第2磁気粘弾性エラストマとしての円筒部MRE60aの磁性粒子の配列は、内筒40の軸中心より軸直角方向(以下、軸直方向ともいう。)に放射状に配列されている(図4の右下図参照)。
このように、第1及び第2磁気粘弾性エラストマとしての鍔部MRE60b及び円筒部MRE60aによりマウント18にかかる軸方向及び軸直角方向の力の入力に対応してマウント18の弾性力を可変することができる。
この場合、マウント18においては、内筒40と外筒34との間に円筒状の弾性体としてのマウントゴム52を配置しているので、円筒状のマウントゴム52と磁気粘弾性エラストマとしてのMRE60、62とによりマウント18の弾性体のマス(マス部材)を形成することができる。
また、この実施形態に係る磁気粘弾性エラストマとしてのMRE60、62は、それぞれ、鉄粉104等の磁性粒子が軸方向に配列された磁気粘弾性エラストマからなる第1円筒部としての鍔部MRE60b、62bと、前記第1円筒部としての鍔部MRE60b、62bと径の異なる、例えば、より小径の、鉄粉104等の磁性粒子が軸直角方向に放射状に配列された磁気粘弾性エラストマからなる第2円筒部としての円筒部MRE60a、62aが共通の中空軸上に重畳配置された、例えば、フランジ形状に形成される。
このように構成すれば、1つの磁気粘弾性エラストマとしての上部のMRE60又は下部のMRE62により、軸方向と軸直角方向の両方の弾性力を可変することができる。
また、第1円筒部としての鍔部MRE60b、62bと第2円筒部としての円筒部MRE60a、62aとからなる1つの磁気粘弾性エラストマとしての上部のMRE60又は下部のMRE62を、共通の中空軸上に重畳配置してフランジ形状を形成するようにした形成した場合には、軸に対して径方向の可変弾性特性が均一になり、磁気粘弾性エラストマ部品として利便性を高くすることができる。
なお、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
12…車体(メインフレーム) 16…サブフレーム
18…サブフレーム用のマウント 34…外筒(外筒磁性体コア)
40…内筒(内筒磁性体コア) 50…励磁コイル
60…上部のMRE(磁気粘弾性エラストマ)
62…下部のMRE(磁気粘弾性エラストマ)
104…鉄粉

Claims (5)

  1. サブフレームを車体により支持する部位に設けられるサブフレーム用のマウントであって、
    前記マウントは、
    前記車体への締結用の中空軸部を有する磁性体からなる内筒と、
    前記内筒に対し、同軸に径方向外方に配置される磁性体からなる外筒と、
    前記内筒と前記外筒との間に配置される磁気粘弾性エラストマと、
    前記磁気粘弾性エラストマの粘弾性を変化させる磁場を印加するコイルと、
    を備え、
    前記磁気粘弾性エラストマは、
    磁性粒子の配列が異なる複数の磁気粘弾性エラストマから構成されている
    ことを特徴とするサブフレーム用のマウント。
  2. 請求項1に記載のサブフレーム用のマウントにおいて、
    前記複数の磁気粘弾性エラストマは、少なくとも第1磁気粘弾性エラストマと、第2磁気粘弾性エラストマからなり、
    前記第1磁気粘弾性エラストマの磁性粒子の配列は、前記内筒の軸方向に平行に配列され、
    前記第2磁気粘弾性エラストマの磁性粒子の配列は、前記内筒の軸中心より軸直角方向に放射状に配列されている
    ことを特徴とするサブフレーム用のマウント。
  3. 請求項1又は2に記載のサブフレーム用のマウントにおいて、
    さらに、前記内筒と前記外筒との間に円筒状の弾性体が配置されている
    ことを特徴とするサブフレーム用のマウント。
  4. 磁性粒子が軸方向に配列された磁気粘弾性エラストマからなる第1円筒部と、
    前記第1円筒部と径が異なり、磁性粒子が軸直角方向に放射状に配列された磁気粘弾性エラストマからなる第2円筒部と、
    が共通の中空軸上に重畳配置されている
    ことを特徴とする磁気粘弾性エラストマ。
  5. 請求項4に記載の磁気粘弾性エラストマにおいて、
    前記第2円筒部は、前記第1円筒部より小径であり、
    前記第1円筒部と前記第2円筒部とが、
    共通の中空軸上に重畳配置されたフランジ形状に形成されている
    ことを特徴とする磁気粘弾性エラストマ。
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