JP2019089007A - 廃材料からの有価物の選別回収方法及び設備 - Google Patents
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Abstract
Description
その方策の1つとして、例えば、微粉が発生しにくい破砕手段の適用が考えられ、微粉が発生しにくい破砕手段としては、ジョークラッシャー、ロールクラッシャーなどが一般的に知られているが、このような破砕手段を適用しただけでは十分ではない。
[1]使用済み耐火物を含む廃材料から有価物を選別・回収する方法であって、
下記工程(1)〜(4)を有することを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収方法。
(1)廃材料を目開きD1の篩(1a)で分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2)により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩(1b)で分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
下記(1)〜(6)の工程を有することを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収方法。
(1)廃材料を目開きD1の篩(1a)で分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2a)により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩(1b)で分級する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2b)により目開きD2の篩を通過する粒径に破砕する。
(5)工程(4)で破砕された廃材料を、工程(3)で篩下となった廃材料とともに、目開きD2よりも小さい目開きD3の篩(1c)で分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(6)工程(5)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
下記(1)〜(6)の工程を有することを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収方法。
(1)廃材料を目開きD1の篩(1a)で分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2)により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩(1b)で分級する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
(5)工程(3)で篩下となった廃材料を、目開きD2よりも小さい目開きD3の篩(1c)で分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(6)工程(5)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
[5]上記[4]の選別回収方法において、使用済み耐火物屑が高炉樋耐火物屑であることを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収方法。
[6]上記[1]〜[5]のいずれかの選別回収方法において、物理選別が密度選別又は色彩選別であることを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収方法。
[7]上記[6]の選別回収方法において、密度選別が乾式固気流動層式密度選別又はエアテーブル式密度選別であることを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収方法。
廃材料を分級するための目開きD1の篩(1a)と、
該篩(1a)で篩上となった廃材料を、目開きD1の篩を通過する粒径に破砕するための破砕装置(2)と、
目開きD1よりも小さい目開きD2の篩であって、破砕装置(2)で破砕された廃材料を、篩(1a)で篩下となった廃材料とともに分級するための篩(1b)と、
該篩(1b)で篩上となった廃材料を物理選別することで不純物を除去するための物理選別装置(3)を有することを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収設備。
廃材料を分級するための目開きD1の篩(1a)と、
該篩(1a)で篩上となった廃材料を、目開きD1の篩を通過する粒径に破砕するための破砕装置(2a)と、
目開きD1よりも小さい目開きD2の篩であって、破砕装置(2a)で破砕された廃材料を、篩(1a)で篩下となった廃材料とともに分級するための篩(1b)と、
該篩(1b)で篩上となった廃材料を、目開きD2の篩を通過する粒径に破砕するための破砕装置(2b)と、
目開きD2よりも小さい目開きD3の篩であって、破砕装置(2b)で破砕された廃材料を、篩(1b)で篩下となった廃材料とともに分級するための篩(1c)と、
該篩(1c)で篩上となった廃材料を物理選別することで不純物を除去するための物理選別装置(3)を有することを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収設備。
廃材料を分級するための目開きD1の篩(1a)と、
該篩(1a)で篩上となった廃材料を、目開きD1の篩を通過する粒径に破砕するための破砕装置(2)と、
目開きD1よりも小さい目開きD2の篩であって、破砕装置(2)で破砕された廃材料を、篩(1a)で篩下となった廃材料とともに分級するための篩(1b)と、
該篩(1b)で篩上となった廃材料を物理選別することで不純物を除去するための物理選別装置(3a)と、
目開きD2よりも小さい目開きD3の篩であって、篩(1b)で篩下となった廃材料を分級するための篩(1c)と、
該篩(1c)で篩上となった廃材料を物理選別することで不純物を除去するための物理選別装置(3b)を有することを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収設備。
[12]上記[11]の選別回収設備において、密度選別装置が乾式固気流動層式密度選別装置又はエアテーブル式密度選別装置であることを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収設備。
下記工程(1)〜(4)を有することを特徴とする廃材料を原料とする有価物の製造方法。
(1)廃材料を目開きD1の篩(1a)で分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2)により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩(1b)で分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
下記工程(1)〜(6)を有することを特徴とする廃材料を原料とする有価物の製造方法。
(1)廃材料を目開きD1の篩(1a)で分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2a)により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩(1b)で分級する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2b)により目開きD2の篩を通過する粒径に破砕する。
(5)工程(4)で破砕された廃材料を、工程(3)で篩下となった廃材料とともに、目開きD2よりも小さい目開きD3の篩(1c)で分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(6)工程(5)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
下記工程(1)〜(6)を有することを特徴とする廃材料を原料とする有価物の製造方法。
(1)廃材料を目開きD1の篩(1a)で分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2)により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩(1b)で分級する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
(5)工程(3)で篩下となった廃材料を、目開きD2よりも小さい目開きD3の篩(1c)で分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(6)工程(5)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
[17]上記[16]の製造方法において、使用済み耐火物屑が高炉樋耐火物屑であることを特徴とする廃材料を原料とする有価物の製造方法。
[18]上記[13]〜[17]のいずれかの製造方法において、物理選別が密度選別又は色彩選別であることを特徴とする廃材料を原料とする有価物の製造方法。
[19]上記[18]のいずれかの製造方法において、密度選別が乾式固気流動層式密度選別又はエアテーブル式密度選別であることを特徴とする廃材料を原料とする有価物の製造方法。
(1)廃材料を目開きD1の篩1aで分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置2により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩1bで分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料から物理選別(物理選別装置3)により不純物を除去し、この不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
すなわち、この選別回収方法では、最初に篩1aで廃材料を分級して(工程(1))、その篩上のみを破砕し(工程(2))、その破砕物と篩下を篩1bで分級して微粉分を除去(工程(3))した後、物理選別で不純物を除去して有価物を回収する(工程(4))ものである。
工程(1)、(3)で用いるで用いる篩1a,1bとしては、振動篩が一般的であるが、これに限定されない。
工程(2)で用いる破砕装置2の種類も任意であるが、ジョークラッシャー、ロールクラッシャーは微粉発生量が比較的少ない破砕手段であるので、特に好ましい。
ここで、乾式固気流動層式密度選別は、粒状物からなる流動媒体を下方からの送風によって流動化させた固気流動層に選別対象物を投入し、固気流動層の見掛け密度よりも小さい密度の物体(低密度品)を浮上させるとともに、固気流動層の見掛け密度よりも大きい密度の物体(高密度品)を沈降させ、それぞれを回収することにより、密度が異なる物体を選別するものである。この密度選別用の装置の詳細は後述する。
また、色彩選別は、廃材料の材質(例えば、種類が異なる耐火物やスラグなど)によって色彩が異なることを利用し、ベルトコンベアなどで搬送される廃材料をカメラで撮影し、その色彩情報に基づき、予め決められた除去すべき対象物がエアガンの位置を通過した際に、これをエアガンで吹き飛ばすことにより、色彩が異なる物体を選別するものである。
なお、固気流動層6を構成する流動媒体の見掛け密度は、流動化ガスの流量を調整することでも、ある程度調整することができる。
沈降物回収機8は、複数のプーリ80(少なくとも一部が駆動プーリ)に案内されて、槽底部を含む槽内壁に沿って移動する無端ベルト81と、この無端ベルト81の長手方向において適当な間隔で設けられる沈降物捕捉用の複数のスクレーパ82を備えている。
重量物xの排出部10は、沈降物回収機8の無端ベルト81が槽底部を通過してスクレーパ82で重量物xを捕捉した後、槽側壁を経て槽天井壁に移行する際に、スクレーパ82から外れた重量物xが取り込まれるように設けられており、本実施形態ではプーリ80に組み込まれた構造となっている。
さきに述べたように、この乾式固気流動層式密度選別装置は、粒径が比較的大きい廃材料(特に粒径が10−40mm程度の廃材料)の選別に適している。
なお、図5の実施形態では、テーブル12の廃材料排出部121は、仕切板122により幅方向で3つの排出部121a、121b、121cに仕切られているが、仕切板122を設けず、テーブル12の他端側のテーブル幅方向両端が排出部121a、121bとなるようにしてもよい。この場合には、廃材料は重量物x(高密度品)と軽量物y(低密度品)に選別されることになる。また、仕切板122を3つ以上設けて、廃材料排出部121が4つ以上の排出部に仕切られるようにしてもよい。
(1)廃材料を目開きD1の篩1aで分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置2により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩1bで分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料から物理選別(物理選別装置3)により不純物を除去し、この不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
この本発明の第1の有価物の製造方法によれば、使用済み耐火物を含む廃材料を原料として、高い歩留まりで有価物を製造することができる。
(1)廃材料を目開きD1の篩1aで分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置2aにより目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩1bで分級する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料を、破砕装置2bにより目開きD2の篩を通過する粒径に破砕する。
(5)工程(4)で破砕された廃材料を、工程(3)で篩下となった廃材料とともに、目開きD2よりも小さい目開きD3の篩1cで分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(6)工程(5)で篩上となった廃材料から物理選別(物理選別装置3)により不純物を除去し、この不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
すなわち、この選別回収方法では、最初に篩1aで廃材料を分級して(工程(1))、その篩上のみを破砕し(工程(2))、その破砕物と篩下をさらに篩1bで分級して(工程(3))、その篩上のみを破砕し(工程(4))、その破砕物と篩下を篩1cで分級して微粉分を除去(工程(5))した後、物理選別で不純物を除去して有価物を回収する(工程(6))ものである。
(1)廃材料を目開きD1の篩1aで分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置2aにより目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩1bで分級する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料を、破砕装置2bにより目開きD2の篩を通過する粒径に破砕する。
(5)工程(4)で破砕された廃材料を、工程(3)で篩下となった廃材料とともに、目開きD2よりも小さい目開きD3の篩1cで分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(6)工程(5)で篩上となった廃材料から物理選別(物理選別装置3)により不純物を除去し、この不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
この本発明の第2の有価物の製造方法によれば、使用済み耐火物を含む廃材料を原料として、高い歩留まりで有価物を製造することができる。
(1)廃材料を目開きD1の篩1aで分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置2により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩1bで分級する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料から物理選別(物理選別装置3a)により不純物を除去し、この不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
(5)工程(3)で篩下となった廃材料を、目開きD2よりも小さい目開きD3の篩1cで分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(6)工程(5)で篩上となった廃材料から物理選別(物理選別装置3b)により不純物を除去し、この不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
すなわち、この選別回収方法では、最初に篩1aで廃材料を分級して(工程(1))、その篩上のみを破砕し(工程(2))、その破砕物と篩下をさらに篩1bで分級し(工程(3))、その篩上を物理選別で不純物を除去して大きい粒度の有価物を回収し(工程(4))、篩1bの篩下を篩1cで分級して微粉分を除去(工程(5))した後、物理選別で不純物を除去して小さい粒度の有価物を回収する(工程(6))ものである。
(1)廃材料を目開きD1の篩1aで分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置2により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩1bで分級する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料から物理選別(物理選別装置3a)により不純物を除去し、この不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
(5)工程(3)で篩下となった廃材料を、目開きD2よりも小さい目開きD3の篩1cで分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(6)工程(5)で篩上となった廃材料から物理選別(物理選別装置3b)により不純物を除去し、この不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
この本発明の第3の有価物の製造方法によれば、使用済み耐火物を含む廃材料を原料として、高い歩留まりで有価物を製造することができる。
図6に比較例の処理フローを示す。この比較例では、高炉主樋から排出された粒径0−300mmの使用済み高炉樋耐火物屑をリフティングマグネットで除鉄(地金塊の回収)した後、ジョークラッシャーで粒径40mm以下に破砕し、次いで、目開き10mmの篩によって粒径0−10mmの微粉分を除去し、粒径10−40mmとなった耐火物屑を2回の乾式固気流動層式密度選別によって不純物であるスラグ、スラグライン材、メタルライン材に選別した。
図8に比較例の処理フローを示す。この比較例では、高炉主樋から排出された粒径0−300mmの使用済み高炉樋耐火物屑をリフティングマグネットで除鉄(地金塊の回収)した後、ジョークラッシャーにて粒径40mm以下に破砕し、さらにロールクラッシャーにて粒径10mm以下に破砕した。次いで、目開き2mmの篩によって粒径0−2mmの微粉を除去し、粒径2−10mmとなった耐火物屑をエアテーブル式密度選別によって不純物であるスラグ、スラグライン材、メタルライン材に選別した。
図10に比較例の処理フローを示す。この比較例では、高炉主樋から排出された粒径0−300mmの使用済み高炉樋耐火物屑をリフティングマグネットで除鉄(地金塊の回収)した後、ジョークラッシャーにて粒径40mm以下に破砕し、次いで、目開き10mmの篩によって粒径10−40mm、粒径0−10mmに分級し、さらに、その粒径0−10mmを目開き2mmの篩によって粒径2−10mm、粒径0−2mmに分級した。そして、粒径10−40mmの耐火物屑を2回の乾式固気流動層式密度選別によって、粒径2−10mmの耐火物屑をエアテーブル式密度選別によって、それぞれ不純物であるスラグ、スラグライン材、メタルライン材に選別した。
2,2a,2b 破砕装置
3,3a,3b 物理選別装置
4 分離槽
5 ガス吹込み部
6 固気流動層
7 廃材料供給部
8 沈降物回収機
9 浮上物回収機
10,11 排出部
12 テーブル
80 プーリ
81 無端ベルト
82 スクレーパ
90 プーリ
91 無端ベルト
92 スクレーパ
110 スクレーパ
111 排出口
120 廃材料供給部
121 廃材料排出部
121a,121b,121c 排出部
122 仕切板
123 空気穴
x 重量物(高密度品)
y 軽量物(低密度品)
z 中量物(中密度品)
Claims (19)
- 使用済み耐火物を含む廃材料から有価物を選別・回収する方法であって、
下記工程(1)〜(4)を有することを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収方法。
(1)廃材料を目開きD1の篩(1a)で分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2)により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩(1b)で分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。 - 使用済み耐火物を含む廃材料から有価物を選別・回収する方法であって、
下記(1)〜(6)の工程を有することを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収方法。
(1)廃材料を目開きD1の篩(1a)で分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2a)により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩(1b)で分級する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2b)により目開きD2の篩を通過する粒径に破砕する。
(5)工程(4)で破砕された廃材料を、工程(3)で篩下となった廃材料とともに、目開きD2よりも小さい目開きD3の篩(1c)で分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(6)工程(5)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。 - 使用済み耐火物を含む廃材料から有価物を選別・回収する方法であって、
下記(1)〜(6)の工程を有することを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収方法。
(1)廃材料を目開きD1の篩(1a)で分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2)により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩(1b)で分級する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
(5)工程(3)で篩下となった廃材料を、目開きD2よりも小さい目開きD3の篩(1c)で分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(6)工程(5)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。 - 廃材料が金属製錬プロセスでの使用済み耐火物屑であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の廃材料からの有価物の選別回収方法。
- 使用済み耐火物屑が高炉樋耐火物屑であることを特徴とする請求項4に記載の廃材料からの有価物の選別回収方法。
- 物理選別が密度選別又は色彩選別であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の廃材料からの有価物の選別回収方法。
- 密度選別が乾式固気流動層式密度選別又はエアテーブル式密度選別であることを特徴とする請求項6に記載の廃材料からの有価物の選別回収方法。
- 使用済み耐火物を含む廃材料から有価物を選別・回収するための設備であって、
廃材料を分級するための目開きD1の篩(1a)と、
該篩(1a)で篩上となった廃材料を、目開きD1の篩を通過する粒径に破砕するための破砕装置(2)と、
目開きD1よりも小さい目開きD2の篩であって、破砕装置(2)で破砕された廃材料を、篩(1a)で篩下となった廃材料とともに分級するための篩(1b)と、
該篩(1b)で篩上となった廃材料を物理選別することで不純物を除去するための物理選別装置(3)を有することを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収設備。 - 使用済み耐火物を含む廃材料から有価物を選別・回収するための設備であって、
廃材料を分級するための目開きD1の篩(1a)と、
該篩(1a)で篩上となった廃材料を、目開きD1の篩を通過する粒径に破砕するための破砕装置(2a)と、
目開きD1よりも小さい目開きD2の篩であって、破砕装置(2a)で破砕された廃材料を、篩(1a)で篩下となった廃材料とともに分級するための篩(1b)と、
該篩(1b)で篩上となった廃材料を、目開きD2の篩を通過する粒径に破砕するための破砕装置(2b)と、
目開きD2よりも小さい目開きD3の篩であって、破砕装置(2b)で破砕された廃材料を、篩(1b)で篩下となった廃材料とともに分級するための篩(1c)と、
該篩(1c)で篩上となった廃材料を物理選別することで不純物を除去するための物理選別装置(3)を有することを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収設備。 - 使用済み耐火物を含む廃材料から有価物を選別・回収するための設備であって、
廃材料を分級するための目開きD1の篩(1a)と、
該篩(1a)で篩上となった廃材料を、目開きD1の篩を通過する粒径に破砕するための破砕装置(2)と、
目開きD1よりも小さい目開きD2の篩であって、破砕装置(2)で破砕された廃材料を、篩(1a)で篩下となった廃材料とともに分級するための篩(1b)と、
該篩(1b)で篩上となった廃材料を物理選別することで不純物を除去するための物理選別装置(3a)と、
目開きD2よりも小さい目開きD3の篩であって、篩(1b)で篩下となった廃材料を分級するための篩(1c)と、
該篩(1c)で篩上となった廃材料を物理選別することで不純物を除去するための物理選別装置(3b)を有することを特徴とする廃材料からの有価物の選別回収設備。 - 物理選別装置(3)、(3a)、(3b)が密度選別装置又は色彩選別装置であることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の廃材料からの有価物の選別回収設備。
- 密度選別装置が乾式固気流動層式密度選別装置又はエアテーブル式密度選別装置であることを特徴とする請求項11に記載の廃材料からの有価物の選別回収設備。
- 使用済み耐火物を含む廃材料を原料とし、該原料から有価物を選別・回収する有価物の製造方法であって、
下記工程(1)〜(4)を有することを特徴とする廃材料を原料とする有価物の製造方法。
(1)廃材料を目開きD1の篩(1a)で分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2)により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩(1b)で分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。 - 使用済み耐火物を含む廃材料を原料とし、該原料から有価物を選別・回収する有価物の製造方法であって、
下記工程(1)〜(6)を有することを特徴とする廃材料を原料とする有価物の製造方法。
(1)廃材料を目開きD1の篩(1a)で分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2a)により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩(1b)で分級する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2b)により目開きD2の篩を通過する粒径に破砕する。
(5)工程(4)で破砕された廃材料を、工程(3)で篩下となった廃材料とともに、目開きD2よりも小さい目開きD3の篩(1c)で分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(6)工程(5)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。 - 使用済み耐火物を含む廃材料を原料とし、該原料から有価物を選別・回収する有価物の製造方法であって、
下記工程(1)〜(6)を有することを特徴とする廃材料を原料とする有価物の製造方法。
(1)廃材料を目開きD1の篩(1a)で分級する。
(2)工程(1)で篩上となった廃材料を、破砕装置(2)により目開きD1の篩を通過する粒径に破砕する。
(3)工程(2)で破砕された廃材料を、工程(1)で篩下となった廃材料とともに、目開きD1よりも小さい目開きD2の篩(1b)で分級する。
(4)工程(3)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。
(5)工程(3)で篩下となった廃材料を、目開きD2よりも小さい目開きD3の篩(1c)で分級し、その篩下となった微粉分を除去する。
(6)工程(5)で篩上となった廃材料から物理選別により不純物を除去し、該不純物が除去された廃材料を有価物として回収する。 - 廃材料が金属製錬プロセスでの使用済み耐火物屑であることを特徴とする請求項13〜15のいずれかに記載の廃材料を原料とする有価物の製造方法。
- 使用済み耐火物屑が高炉樋耐火物屑であることを特徴とする請求項16に記載の廃材料を原料とする有価物の製造方法。
- 物理選別が密度選別又は色彩選別であることを特徴とする請求項13〜17のいずれかに記載の廃材料を原料とする有価物の製造方法。
- 密度選別が乾式固気流動層式密度選別又はエアテーブル式密度選別であることを特徴とする請求項18に記載の廃材料を原料とする有価物の製造方法。
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KR102420717B1 (ko) * | 2022-03-25 | 2022-07-19 | 주식회사 동일 알앤이 | MgO계 폐내화물 재활용 시스템 및 이를 이용한 재활용 방법 |
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JPH11138542A (ja) * | 1997-11-06 | 1999-05-25 | Hitachi Kasei Techno Plant Kk | 廃パトローネのリサイクル装置 |
JP2007247016A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Jfe Steel Kk | 焼結鉱の破砕装置およびそれを用いた焼結鉱の整粒方法 |
JP2016077956A (ja) * | 2014-10-15 | 2016-05-16 | Jfeスチール株式会社 | 使用済み耐火物の分離回収方法および分離装置 |
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- 2017-11-10 JP JP2017217612A patent/JP6747420B2/ja active Active
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