JP2019084635A - チャック装置 - Google Patents

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【課題】テーパーインロー構造のチャック装置を提供すること。【解決手段】ワークを回転軸方向に把持するチャック機構および、ベース部材に固定され、ガイド孔の挿入部内周面に第1内側テーパが形成されたガイド部材と、軸方向の移動により前記ガイド部材内に挿入可能であり、前記第1内側テーパに対応する第1外側テーパが成形された筒形状の支持部材と、前記支持部材に固定され、先端部に第2外側テーパが形成された芯出し用軸部材と、前記芯出し用軸部材の外側に配置され、前記第2外側テーパに対応する第2内側テーパが形成された芯出し用爪部材と、前記支持部材の内側を軸方向に移動可能であって前記芯出し用爪部材に連結された伝達部材とを有するチャック装置。【選択図】図2

Description

本発明は、把持するワークの芯出しを行う芯出し機構を有し、その芯出し機構部分が大きく移動するチャック装置に関する。
工作機械などでは、主軸に対して加工対象であるワークをセットする構成としてチャック装置が使用される。チャック装置には、例えばワークに対する芯出しを行いながらそのワークを把持する構造のものがある。下記特許文献1には、その芯出し機能を備えたチャック装置が開示されている。同文献のチャック装置はコレットチャックであり、その把持部分を拡径させることによりワークを内側からクランプして芯出しを行なう構成が開示されている。具体的には、主軸を貫通するロッドに把持部材が連結され、回転シリンダによって後退することで、その把持爪が芯出し筒とのテーパ面によって拡径し、ワークが内側からクランプされるようになっている。一方で、把持部材が前進することにより、径方向に変位させる薄肉部によって把持爪が閉じ、ワークがアンクランプされる。
特開平11−114706号公報
前記従来例のチャック装置は、把持部材の軸方向の移動を安定させるように、ロッドと把持部材とを連結する軸部材が、ベース側の中心孔を摺動するように構成されている。そして、軸部材と中心孔とはほぼ隙間なく挿入されたインロー構造となっている。しかし、こうしたインロー構造は、従来例のように芯出しを行う芯出し部材の移動量が小さい場合にはよいが、芯出し部材が大きく移動するような場合には、軸部材とベース側の中心孔の加工精度を得ることが困難となる。そして、部品の加工精度が低下することになれば芯出し精度が低下し、ひいてはワークに対する加工精度が低下することになる。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、テーパーインロー構造のチャック装置を提供することを目的とする。
本発明に係るチャック装置は、ワークを回転軸方向に把持するチャック機構および、ベース部材に固定され、ガイド孔の挿入部内周面に第1内側テーパが形成されたガイド部材と、軸方向の移動により前記ガイド部材内に挿入可能であり、前記第1内側テーパに対応する第1外側テーパが成形された筒形状の支持部材と、前記支持部材に固定され、先端部に第2外側テーパが形成された芯出し用軸部材と、前記芯出し用軸部材の外側に配置され、前記第2外側テーパに対応する第2内側テーパが形成された芯出し用爪部材と、前記支持部材の内側を軸方向に移動可能であって前記芯出し用爪部材に連結された伝達部材とを有する。
前記構成によれば、第1内側テーパと第1内側テーパの嵌め合わせによりガイド部材に対して支持部材が同軸上に位置決めされた状態になり、テーパーインロー構造による芯出しが行われる。そして、支持部材の内側に設けられた伝達部材を介して芯出し用爪部材が移動することにより、支持部材に固定された芯出し用軸部材と芯出し用爪部材との間で第2外側テーパと第2内側テーパとの嵌め合わせが行われ、芯出し用爪部材によるワークの芯出しが行われる。
工作機械の主軸装置を示した断面図である。 チャック装置の一実施形態を示した芯出し及びワーククランプ時の断面図である。 チャック装置の一実施形態を示したワーク加工時の断面図である。 チャック装置の一実施形態を示した正面図である。 チャック装置の芯出し機構部分を示した拡大断面図である。
次に、本発明に係るチャック装置の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。本実施形態では、工作機械の主軸に組み付けられたチャック装置を例に挙げて説明する。図1は、工作機械の主軸装置を示した断面図である。この主軸装置1は、円筒形状の主軸台11の内部にスピンドル12が回転自在に組み付けられ、そのスピンドル12の先端部に対して、ワークを回転軸方向(X軸方向)に把持するフェースクランプタイプのチャック装置5が組み付けられている。
スピンドル12にはプーリ13が固定され、スピンドルモータ(不図示)の回転軸に固定されたプーリとの間にベルトが掛け渡されている。また、そのスピンドル12にはエンコーダ(不図示)が設けられ、回転数の検出が行われるようになっている。よって、主軸装置1では、回転制御されたスピンドルモータからプーリ13を介してスピンドル12に回転が与えられ、その回転がチャック装置5に伝達され、そこにクランプされたワークに対し加工時の回転が与えられることとなる。
この主軸装置1には、スピンドル12の内部に、チャック装置5に連結された第1乃至第3ドローバ15,16,17が同軸上に組み付けられている。具体的には、円筒形状の第1ドローバ15に同じく円筒形状の第2ドローバ16が挿入され、更に、その内側に中実ロッドの第3ドローバ17が挿入されている。各ドローバ15,16,17は複数の部材が軸方向に連結されて構成されており、それぞれにチャック装置5の各機構を駆動させるためのアクチュエータが設けられている。本実施形態ではアクチュエータとして油圧シリンダが使用される。
最も外側に位置する第1ドローバ15は、チャック用シリンダ21のピストンに連結されている。そして、第2ドローバ16は、後方側(XL側)の連結ロッド22を介して進退用シリンダ23が連結されている。この進退用シリンダ23の伸縮作動は、第2ドローバ16に対して第1及び第3ドローバ15,17よりも大きな軸方向のストロークが与えられるようになっている。そして、第3ドローバ17は、連結ロッド22内に構成された芯出し用シリンダ25のピストンに連結されている。すなわち、第3ドローバ17は、第2ドローバ16と一体になって軸方向に移動可能であり、且つ、その第2ドローバ16の内部において芯出し用シリンダ25による軸方向の移動が可能になっている。
次に、図2及び図3は、本実施形態のチャック装置5を示した断面図であり、特に図2は、芯出し及びワーククランプ時の状態を示した図であり、図3は、芯出し部を退避させたワーク加工時の状態を示した図である。そして、図4は、チャック装置5を軸方向(図2の右側)から示した正面図である。本実施形態のチャック装置5は、ワークWを回転軸方向(X軸方向)に把持するフェースクランプタイプのチャック機構と、回転軸に対して芯出しするための芯出し機構が備えられている。
チャック装置5は、スピンドル12に対してベース部材31が固定され、その回転するベース部材31に対してチャック機構や芯出し機構が一体的に組み付けられている。チャック機構は、ベース部材31に固定された軸受部材32に第1ドローバ15が摺動可能に挿入され、その第1ドローバ15の先端部に、径方向に延びたアーム部材33が連結されている。そのアーム部材33には、軸方向に延びた不図示の操作軸が連結され、更にその操作軸に対して回転軸34が連結されている。
回転軸34は、斜めに切られたリード溝が形成され、第1ドローバ15からの軸方向の運動が回転方向にも伝えられようになっている。従って、その回転軸34に固定されたトップジョー35には、軸方向の変位とともに図4に示す旋回が与えられるようになっている。すなわち、一点鎖線で示す退避位置にあったトップジョー35は、実線で示すチャック位置へと旋回した場合には、当金36との距離を縮める方向(XL方向)にも移動し、ワークWを挟み込むクランプが行われる。そして、逆方向に旋回した場合には、トップジョー35は、実線で示す退避位置へと移動するとともに当金36から離れる方向(XR方向)に移動し、ワークWを開放したアンクランプが行われる。
次に、第1ドローバ15内に挿入された第2ドローバ16は、その先端部がチャック装置5の内部にまで延び、ネジ部によって支持部材41が同軸上に固定されている。支持部材41は、円筒形状をしたものであり、その内側には芯出し機構が組み込まれている。図5は、図2に示す芯出し時の芯出し機構部分8を示した拡大断面図である。その芯出し機構部分8は、支持部材41を基部として図2と図3に示すようにチャック装置5の内部を軸方向に大きく移動するよう構成されている。具体的には、図2に示す芯出し状態では、支持部材41がガイド部材42内に挿入され、図3に示す退避状態では、支持部材41がガイド部材42から外れた位置にまで移動している。
ガイド部材42は、チャック装置5のベース部材31側に固定された円筒形状の部材である。一方、支持部材41は、ガイド部材42の内側に嵌まり込む外側円筒部411と、第2ドローバ16にネジ部を介して固定する内側円筒部412とから構成されている。その外側円筒部411には、フランジ部や軸方向の段差部が形成されているが、フランジ近くの一部外周面に第1外側テーパ415が成形されている。そして、ガイド部材42には、支持部材41の挿入側端部内周面に、第1外側テーパ415に対応する第1内側テーパ425が形成されている。すなわち本実施形態では、図2に示す芯出し時に第1外側テーパ415と第1内側テーパ425とが嵌り合うことにより、ガイド部材42に対して支持部材41が同軸上に位置するテーパーインロー構造がとられている。
続いて、支持部材41には円筒形状の芯出し用軸部材43が固定されている。芯出し用軸部材43は、そのフランジ部431が支持部材41の端部にネジ止めによって固定され、軸方向反対の先端部外周面に第2外側テーパ435が形成されている。そして、芯出し用軸部材43の外側には円筒形状のコレット部材44が同軸上に組み付けられている。コレット部材44は、切込みの入った薄肉の筒部441と、筒部44の先端部分にはブロック上の爪部442とが形成され、爪部442には、その内周面に第2外側テーパ435に対応する第2内側テーパ445が形成されている。
そして、コレット部材44には第3ドローバ17による軸方向の運動を伝達する構成が設けられ、特に本実施形態では、第3ドローバ17とコレット部材44との間に調整手段を設けた伝達部材46が組み込まれている。第3ドローバ17の端部には調整用の雌ねじ部171が形成され、調整用ロッド45の先端部に形成された調整用の雄ねじ部451がねじ込まれて両者が軸線方向に連結されている。一方で、調整用ロッド45には雄ねじ部451の反対側端面に六角穴453が形成され、六角レンチによって調整用ロッド45のねじ込み量を調整することが可能になっている。すなわち、第3ドローバ17に対して調整用ロッド45の軸方向の位置調整が可能になっている。
調整用ロッド45は、フランジ部455が内包されるようにして伝達部材46に組み込まれている。伝達部材46は、支持部材41の内側円筒部412内を摺動可能な円筒部461が形成され、その円筒部461内を調整用ロッド45が摺動可能な状態で貫通している。そして、伝達部材46には碗型の受け部462が形成され、そこに調整用ロッド45のフランジ部455が組み込まれている。更に、伝達部材46には支持部材41のフランジ部431に形成された貫通孔を通る連結部463が形成され、そこにコレット部材44のフランジ部443がネジ止めされている。
伝達部材46は、支持部材41の内側にあって軸方向に移動可能な状態で組み込まれ、コレット部材44を作動させる第3ドローバ17からの軸方向の運動が、調整用ロッド45を介して伝達されるようになっている。すなわち、受け部462にボルトで固定された留め金47によりフランジ部455が抜け止め状態となり、調整用ロッド45と伝達部材46とが一体的な構成となっている。具体的には、調整用ロッド45のフランジ部455は、伝達部材46の受け部462の内に遊嵌され、伝達部材46が供回りすることなく調整用ロッド45の回転が可能になっている。
そのフランジ部455には軸方片側に穴が一つ形成され、そこにボール49を保持した状態のスプリング48が挿入されている。そして、その付勢されたボール49が伝達部材46に形成された位置決め穴465に嵌り込むようになっている。位置決め穴465は、例えば伝達部材46に対して同一円周上に90度の間隔で4箇所形成され、調整用ロッド45における調整が位置決め穴465にボール49が入り込む90度の間隔で行われるようになっている。すなわち、雄ねじ部451の90度間隔のねじ込み量により第3ドローバ17に対する調整用ロッド45の位置が軸方向に変位し、第2外側テーパ435に対して第2内側テーパ445を密着させる押し当て具合が調整できるようになっている。
続いて、本実施形態のチャック装置5について作用を説明する。先ず、主軸装置1の稼動に際し、作業者によってチャック装置5に対する芯出し機構部8の調整が行われる。すなわち、チャック装置5では、芯出し用軸部材43の先端部を塞ぐ蓋部材50が取り外され、貫通孔433内に入れられた六角レンチが六角穴453に嵌め込まれる。そして、調整用ロッド45は、所定量だけ回されて軸方向の位置調整が行われる。つまり、コレット部材44の第2内側テーパ445が芯出し用軸部材43の第2外側テーパ435に軽い力で押し当てられ、密着した両テーパ間に切屑が入り込む隙間を無くすような調整が行われる。そして、主軸装置1のチャック装置5について以下のような作動が実行される。
主軸装置1では、ワークWのクランプに際して先ず進退用シリンダ23が作動し、その出力が第2ドローバ16を介してチャック装置5に伝えられ、図5に示す芯出し機構部分8がXR方向に前進して図2に示す芯出し状態にセットされる。その際、第1外側テーパ415が第1内側テーパ425に倣って嵌り込み、支持部材41がガイド部材42と同軸上に位置するテーパーインローとなる。従って、支持部材41の内側に位置する芯出し用軸部材43やコレット部材44の中心が回転軸上に位置合わせられる。そして、チャック装置5に対して、ワーク搬送装置により外部から搬送されたワークWが図2に一点鎖線で示すように配置される。
そこで、主軸装置1の芯出し用シリンダ25が作動し、第3ドローバ17を介して調整用ロッド45に対してXL方向に力が作用し、コレット部材44が同方向に引かれる。すると、芯出し用軸部材43の第2外側テーパ435に第2内側テーパ445が密着しているコレット部材44は、爪部442が径方向外側へと広がる方向に力を受け、ワークWの内側に押し付けられる。よって、径方向に広がる均等な押圧力を受けたワークWは、その中心位置をチャック装置5の回転中心に合わせた芯出しが行われる。
ワークWの芯出しが行われると、チャック用シリンダ21が作動し、その出力が第1ドローバ15を介してアーム部材33に伝達された軸方向の出力により、回転軸34を介してトップジョー35に旋回が与えられる。図4において一点鎖線で示す退避位置にあったトップジョー35が実線で示すチャック位置へと旋回するとともにXL方向にも変位し、ワークWが当金36とトップジョー35によって軸方向に把持される。ワークWがチャック装置5にクランプされた後は、調整用ロッド45を介してコレット部材44がXR方向に押され、第2外側テーパ435に従って爪部442が径方向内側へと移動してワークWの芯出し状態が解除される。そして、主軸装置1の進退用シリンダ23が作動し、図5に示す芯出し機構部分8が図2から図3に示す位置に移動して退避する。
主軸装置1では、不図示のスピンドルモータからプーリ13を介してスピンドル12に回転が与えられ、そのスピンドル12に固定されたベース部材31を介してチャック装置5に回転が与えられる。一方で、そのチャック装置5では、芯出し機構部分8の退避によりワークWの内側にスペースができているため、そのワークW内部にまで入れられた切削工具51によって中ぐり加工が行われる。
このようにワークWの中ぐり加工が行われる場合には、芯出し機構部分8が図2から図3に示すように大きく移動する必要がある。しかし、大きく前進移動した芯出し状態の支持部材41がガイド部材42との間で芯出しされていなければならないが、前記課題でも述べたようにインロー構造にしたのでは、十分な加工精度を出すことが困難となる。その点、本実施形態では、第1外側テーパ415と第1内側テーパ425とを嵌め合わせ、ガイド部材42に対して支持部材41の中心を合わせるテーパーインロー構造が採用されている。よって、軸方向の移動距離が大きい場合であっても加工精度が出しやすく、その結果、ワークWに対する十分な芯出し精度を得ることができる。
チャック装置5では、図3に示すように芯出し用軸部材43やコレット部材44の端面付近で加工が行われ、ワークWの切屑やクーラントが飛び散っている。従って、第2外側テーパ435と第2内側テーパ445との間に隙間があると、そこに切屑が入り込んでワークWの芯出しを不能にしてしまう。その結果、ワークWに対する加工不良を引き起こしてしまうことになる。その点、本実施形態では、伝達部材46に内包した調整用ロッド45によって第2外側テーパ435を第2内側テーパ445に密着させた状態にすることができるため、加工時に発生する切屑などを両テーパ間に侵入させるようなことはなく、ワークWに対する適切な芯出し作業が保たれる。
特に、調整用ロッド45の操作により過度に負荷を与えない適切な密着状態をつくりだしているため、薄肉の筒部441に対して大きな負荷を与えることが無く、コレット部材44の寿命を十分に得ることができる。そして、本実施形態では、調整用ロッド45や伝達部材46などからなる調整手段が支持部材41の内側に組み込まれ、コンパクトな構成になっている。また、調整後の調整用ロッド45を位置決めするスプリング48やボール49が伝達部材46内に組み込まれ、この点でもコンパクトな構成になっている。そのため、芯出し機構部分8の移動距離が大きいチャック装置5の軸方向寸法を小さく抑えることができ、更には本体である主軸装置1の大型化を抑えることにも寄与している。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
1…主軸装置 5…チャック装置 8…芯出し機構部分 12…スピンドル 15…第1ドローバ 16…第2ドローバ 17…第3ドローバ 21…チャック用シリンダ 23…進退用シリンダ 25…芯出し用シリンダ 41…支持部材 42…ガイド部材 43…芯出し用軸部材 44…コレット部材 45…調整用ロッド 46…伝達部材 47…留め金 415…第1外側テーパ 425…第1内側テーパ 435…第2外側テーパ 445…第2内側テーパ





Claims (4)

  1. ワークを回転軸方向に把持するチャック機構および、
    ベース部材に固定され、ガイド孔の挿入部内周面に第1内側テーパが形成されたガイド部材と、
    軸方向の移動により前記ガイド部材内に挿入可能であり、前記第1内側テーパに対応する第1外側テーパが成形された筒形状の支持部材と、
    前記支持部材に固定され、先端部に第2外側テーパが形成された芯出し用軸部材と、
    前記芯出し用軸部材の外側に配置され、前記第2外側テーパに対応する第2内側テーパが形成された芯出し用爪部材と、
    前記支持部材の内側を軸方向に移動可能であって前記芯出し用爪部材に連結された伝達部材とを有するチャック装置。
  2. 前記伝達部材は、軸方向の出力を伝える伝達ロッドに対して、当該伝達ロッドと調整用のネジ部によって螺着された調整用ロッドを介して連結された請求項1に記載のチャック装置。
  3. 前記調整用ロッドは、そのフランジ部が前記伝達部材に内包されるように組み込まれ、前記伝達部材を軸方向に貫通した先端部に前記ネジ部が形成された請求項2に記載のチャック装置。
  4. 前記調整用ロッドのフランジ部に形成された穴内にボールを保持した状態のばね部材が挿入され、前記伝達部材に対して同一円周上に複数形成された位置決穴に嵌り込むように、前記ボールが前記バネ部材によって付勢された請求項3に記載のチャック装置。



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