JP2019082910A - ゴルフカート制御システムおよびゴルフカート制御プログラム - Google Patents

ゴルフカート制御システムおよびゴルフカート制御プログラム Download PDF

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千佳 小原
行貴 齊藤
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行貴 齊藤
悟志 鎌田
Satoshi Kamata
悟志 鎌田
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Abstract

【課題】プレーヤが放つボールの飛翔領域外の位置にゴルフカートの移動目標位置を設定し、プレーの妨げとならないようにゴルフカートを移動させる技術の提供。【解決手段】ゴルフカート制御システム10は、ゴルフコースの形状情報を取得する形状取得部21aと、プレーヤの位置とグリーンの位置とに基づいて、プレーヤが放つボールの飛翔領域を取得する飛翔領域取得部21bと、前記飛翔領域外の位置にゴルフカートの移動目標位置を設定する移動目標位置設定部21cと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフカート制御システムおよびゴルフカート制御プログラムに関する。
同一パーティのプレーヤのうち最後尾のプレーヤにゴルフカートを追尾させる技術が知られている(特許文献1、参照。)。これにより、次にゴルフクラブを使用する最後尾のプレーヤに近い位置にゴルフカートを移動させることができ、ゴルフカート上のゴルフクラブを受け取りやすくすることができる。
実開平06−48008号公報
しかしながら、最後尾のプレーヤに追尾して停止したゴルフカートがプレーの邪魔となるという問題があった。例えば、最後尾のプレーヤが自らのボールに接近する際に、グリーン方向から接近した場合、最後尾のプレーヤに追尾するゴルフカートがボールとグリーンとの間に停止することとなる。ボールとグリーンとの間に停止しているゴルフカートは、グリーンに向けて放ったボールの妨げとなってしまう。
本発明は、前記課題にかんがみてなされたもので、プレーの妨げとならないようにゴルフカートを移動させる技術を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明のゴルフカート制御システムは、ゴルフコースの形状情報を取得する形状取得部と、プレーヤの位置とグリーンの位置とに基づいて、プレーヤが放つボールの飛翔領域を取得する飛翔領域取得部と、飛翔領域外の位置にゴルフカートの移動目標位置を設定する移動目標位置設定部と、を備える。
前記の目的を達成するため、本発明のゴルフカート制御プログラムは、コンピュータを、ゴルフコースの形状情報を取得する形状取得部、プレーヤの位置とグリーンの位置とに基づいて、プレーヤが放つボールの飛翔領域を取得する飛翔領域取得部、飛翔領域外の位置にゴルフカートの移動目標位置を設定する移動目標位置設定部、として機能させる。
本発明のゴルフカート制御システムおよびゴルフカート制御プログラムにおいて、プレーヤが放つボールの飛翔領域外の位置にゴルフカートの移動目標位置を設定するため、プレーの妨げとならないようにゴルフカートを移動させることができる。
ゴルフカート制御システムのブロック図である。 図2Aはゴルフコースの平面図、図2B,図2Cは移動目標位置の説明図である。 移動目標位置の説明図である。 ゴルフカート制御処理のフローチャートである。 移動目標位置修正処理のフローチャートである。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)ゴルフカート制御システムの構成:
(2)ゴルフカート制御処理:
(3)他の実施形態:
(1)ゴルフカート制御システムの構成:
図1は、本発明の一実施形態にかかるゴルフカート制御システム10のブロック図である。ゴルフカート制御システム10は、ゴルフカート100に搭載されている。ゴルフカート100は、推進操舵部110と図示しない積載部とを備えている。推進操舵部110は、ゴルフカートを前進と後退させるためのアクチュエータを含む推進部と、ゴルフカートを操舵するためのアクチュエータを含む操舵部とを有する。推進操舵部110は、ゴルフカート制御システム10からの指令に基づいて動作する。積載部においては、ゴルフクラブのセットが積載可能となっている。
ゴルフカート制御システム10は、制御部20と記録媒体30と通信部40とを備えている。制御部20は、CPUとRAMとROM等を備え、記録媒体30やROMに記憶されたゴルフカート制御プログラム21を実行する。通信部40は、ゴルフのプレーヤが携帯するスマートフォン200と通信をするための無線通信回路である。図示しないが、スマートフォン200は、プレーヤから操作を受け付けるタッチパネル等のユーザI/F部とGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機とを備えている。スマートフォン200は、GNSS受信機が受信した衛星信号に基づいてスマートフォン200の位置を特定する。スマートフォン200の位置とプレーヤの位置とは同じであると見なすことができる。
記録媒体30は、形状情報30aを記録している。形状情報30aは、ゴルフコースの形状を示すポリゴンデータである。具体的に、形状情報30aは、各コースのフェアウェイとグリーンやカップやラフやバンカーやウォーター・ハザードや樹木等の形状と位置とを示す。形状情報30aは、通信部40の通信を介してインターネット等から取得されてもよい。
ゴルフカート制御プログラム21は、形状取得モジュール21aと飛翔領域取得モジュール21bと移動目標位置設定モジュール21cとを含む。形状取得モジュール21aと飛翔領域取得モジュール21bと移動目標位置設定モジュール21cとは、それぞれコンピュータとしての制御部20を形状取得部と飛翔領域取得部と移動目標位置設定部として機能させるプログラムモジュールである。
形状取得モジュール21aの機能により制御部20は、ゴルフコースの形状情報30aを取得する。具体的に、形状取得モジュール21aの機能により制御部20は、記録媒体30から形状情報30aを取得する。制御部20は、形状情報30aにおいてバンカーやウォーター・ハザードや樹木等の障害物が存在する領域を通行不能領域として取得する。
通行不能領域とは、ゴルフカート100が通行できない領域である。通行不能領域は、障害物が存在する領域と、当該領域の外側を取り囲む一定幅(例えば1m)の領域とによって構成されてもよい。
飛翔領域取得モジュール21bの機能により制御部20は、プレーヤの位置とグリーンの位置とに基づいて、プレーヤが放つボールの飛翔領域を取得する。飛翔領域取得モジュール21bの機能により制御部20は、スマートフォン200と通信を行うことにより、スマートフォン200の位置を取得する。スマートフォン200の位置は、GNSS受信機が受信した衛星信号に基づいてスマートフォン200が特定している位置である。制御部20は、スマートフォン200の位置をプレーヤの位置として取得する。
さらに、飛翔領域取得モジュール21bの機能により制御部20は、パーティを構成するプレーヤが2人以上の場合、ゴルフコースのグリーンの位置から最も遠い位置に存在するプレーヤを打順が1番目のプレーヤとして取得する。具体的に、制御部20は、プレーヤの位置とグリーン内のカップの位置とを接続する線分である接続線分の長さを取得し、当該接続線分の長さが最も長くなる位置に存在するプレーヤを打順が1番目のプレーヤとして取得する。
図2Aはゴルフコースの平面図である。同図において、パーティが3人のプレーヤA,B,Cで構成されており、3人のプレーヤA,B,Cがそれぞれ位置XA,XB,XCに存在している。プレーヤA,B,Cの位置XA,XB,XCのそれぞれとカップの位置Tとを接続する接続線分LA,LB,LCのなかで接続線分LAが最も長い。そのため、位置XAに存在するプレーヤAの打順が1番目となる。さらに、制御部20は、2番目に長い接続線分LBの端点を構成する位置XBに存在するプレーヤBを、打順が2番目のプレーヤとして取得する。
移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、飛翔領域外の位置にゴルフカートの移動目標位置を設定する。ここで、飛翔領域は、プレーヤの位置とグリーン(カップ)の位置Tとを接続する接続線分LAを含み、プレーヤの位置に中心角が位置する扇形の領域である。
図2B,図2Cは、プレーヤが1人のみである場合の移動目標位置を説明する図である。また、図3はプレーヤが2人以上の場合の移動目標位置を説明する図である。制御部20は、プレーヤAについての接続線分LAによって中心角が二等分される扇形の領域を飛翔領域Fとして取得する。飛翔領域Fは、2本の半径Uと円弧によって囲まれた領域である。飛翔領域Fの半径Uの長さは、接続線分LAの長さであってもよい。飛翔領域Fは、ほぼ扇形の形状を有する領域であってもよく、扇形の中心角を頂角とする二等辺三角形であってもよい。
中心角の大きさは、一定の大きさであってもよいし、スマートフォン200にてプレーヤA,B,Cが設定可能であってもよい。例えば、プレーの自信度が大きいほど中心角が小さくなるように設定されてもよい。さらに、必ずしも接続線分LAによって中心角が二等分されなくてもよい。すなわち、接続線分LAによって中心角を2分割することにより形成される2個の角の比は、スマートフォン200にてプレーヤA,B,Cが設定可能であってもよい。例えば、プレーヤA,B,Cの打球がスライスする傾向やフックする傾向に応じて、接続線分LAによって分割される2個の角の比が設定されてもよい。さらに、風向に応じて、接続線分LAによって分割された2個の角の比が設定されてもよい。
移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、飛翔領域Fから基準距離D(例えば2m)だけ離れた位置に移動目標位置Pを設定する。基準距離Dは、一定の距離であってもよいし、スマートフォン200にてプレーヤA,B,Cが設定可能であってもよい。
図2Bに示すように、プレーヤが1人のみである場合、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、プレーヤAの位置XAとカップの位置Tとを接続する接続線分LAをカップの反対側に基準距離Dだけ延長した位置を移動目標位置Pに設定する。すなわち、制御部20は、飛翔領域Fの中心角が存在する方向から最も遠い方向に移動目標位置Pを設定する。むろん、移動目標位置Pは、飛翔領域Fの外側に位置することとなる。なお、プレーヤが1人のみである場合、制御部20は、必ずしも飛翔領域Fを取得しなくてもよく、接続線分LAに基づいて移動目標位置Pすることができる。
プレーヤが2人以上である場合、移動目標位置Pは、飛翔領域F外、かつ、打順が1番目のプレーヤAの位置XAと打順が2番目のプレーヤBの位置XBとの間の位置に設定される。図3に示すように、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、打順が1番目のプレーヤAの位置XAと打順が2番目のプレーヤBの位置XBとを接続する線分Rを取得し、当該線分Rの中点を基準点Zとして取得する。さらに、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、基準点Zから飛翔領域Fの半径Uに下ろした垂線のうち短い方を最短垂線Jとして取得する。そして、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、飛翔領域Fの半径Uと最短垂線Jとの交点Hから飛翔領域Fの反対側に基準距離Dだけ最短垂線Jを延長した位置を移動目標位置Pに設定する。なお、線分Rは、飛翔領域F外に存在する場合もあり得る。この場合も、制御部20は、同様の手法によって移動目標位置Pに設定すればよい。
移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、移動目標位置Pがゴルフカート100の通行不能領域Q内にある場合、当該通行不能領域Q外に移動目標位置Pを修正する。例えば、図2Bに示すように、移動目標位置Pが通行不能領域Q内にある場合、制御部20は、移動目標位置Pを微小距離(例えば50cm)ずつ予め決められた方向に順次移動させる。そして、移動目標位置Pが通行不能領域Q外となった場合に、制御部20は、修正後の移動目標位置Pを確定的に設定する。
移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、設定した移動目標位置Pをゴルフカート100の推進操舵部110に出力する。これにより、ゴルフカート100が移動目標位置Pに移動するように推進操舵部110が動作をすることとなる。また、スマートフォン200にてプレーヤA,B,Cがゴルフカート100を呼び寄せる操作を行った場合に、移動目標位置Pを設定する処理と、当該移動目標位置Pへのゴルフカート100の移動とが行われる。
以上説明した本実施形態によれば、プレーヤAが放つボールの飛翔領域F外の位置にゴルフカート100の移動目標位置Pを設定するため、プレーの妨げとならないようにゴルフカート100を移動させることができる。
多くの場合、プレーヤAは、自らの位置XAからグリーン(カップ)へ向けてボールを放つため、打順が1番目のプレーヤの位置とグリーンの位置とを接続する線分が飛翔領域Fに含まれると推定できる。プレーヤAの位置XAとグリーンの位置Tとを接続する線分を含み、かつ、プレーヤの位置に中心角が位置する扇形の領域内にボールが放たれると推定できる。そのため、プレーヤAの位置XAとカップの位置Tとを接続する接続線分LAを含み、位置XAに中心角が位置する扇形の飛翔領域Fを設定することにより、打球が飛翔する可能性が高い領域を飛翔領域Fとして設定できる。
飛翔領域F外、かつ、打順が1番目のプレーヤAの位置XAと打順が2番目のプレーヤBの位置XBとの間の位置に移動目標位置Pを設定することにより、打順が2番目のプレーヤBもゴルフクラブを受け取りやすくすることができる。また、プレーヤBの打順が1番目に繰り上がった場合のゴルフカート100の移動距離を抑制できる。また、打順が2番目のプレーヤBがゴルフカート100を呼び寄せる可能性を低減でき、ゴルフカート100の移動回数を低減できる。
さらに、移動目標位置Pがゴルフカート100の通行不能領域Q内にある場合、当該通行不能領域Q外に移動目標位置Pを修正することにより、通行不能領域Qにゴルフカート100が移動しようとすることを防止できる。
(2)ゴルフカート制御処理:
図4は、ゴルフカート制御処理のフローチャートである。ゴルフカート制御処理は、スマートフォン200にてプレーヤA,B,Cがゴルフカート100を呼び寄せる操作を行った場合に実行される処理である。まず、形状取得モジュール21aの機能により制御部20は、形状情報30aを取得する(ステップS100)。
次に、飛翔領域取得モジュール21bの機能により制御部20は、プレーヤの位置と人数とを取得する(ステップS110)。例えば、ゴルフカート制御システム10において同一パーティ内のプレーヤが携帯するスマートフォン200が予め登録されており、制御部20は、当該スマートフォン200の台数をプレーヤの人数として取得してもよい。また、制御部20は、スマートフォン200から当該スマートフォン200の位置を示す情報を受信し、当該スマートフォン200の位置をプレーヤの位置として取得する。
次に、飛翔領域取得モジュール21bの機能により制御部20は、プレーヤの人数が1人であるか否かを判定する(ステップS120)。プレーヤの人数が1人であると判定した場合(ステップS120:Y)、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、プレーヤAの位置XAとカップの位置Tとを接続する接続線分LAをカップの反対側に基準距離Dだけ延長した位置を移動目標位置Pに設定する(ステップS130)。すなわち、制御部20は、飛翔領域Fの中心角が存在する方向から最も遠い方向に移動目標位置Pを設定する。
一方、プレーヤの人数が1人であると判定しなかった場合(ステップS120:N)、飛翔領域取得モジュール21bの機能により制御部20は、各プレーヤA,B,Cの位置とカップの位置Tとを接続する接続線分LA,LB,LCの長い順にプレーヤA,B,Cの打順を特定する(ステップS140)。なお、制御部20は、ゴルフカート100を呼び寄せる操作を行ったプレーヤA,B,Cを打順が1番目のプレーヤであると見なしてもよい。
次に、飛翔領域取得モジュール21bの機能により制御部20は、打順が1番目のプレーヤAの位置XAを中心角とする扇形の飛翔領域Fを取得する(ステップS150)。具体的に、制御部20は、打順が1番目のプレーヤAについての接続線分LAによって中心角が二等分される扇形の領域を飛翔領域Fとして取得する。
次に、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、打順が1番目のプレーヤAの位置XAと打順が2番目のプレーヤBの位置XBとを接続する線分Rの中点を基準点Zとして取得する(ステップS160)。次に、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、基準点Zから飛翔領域Fの半径Uに下ろした垂線のうち短い方を最短垂線Jとして取得する(ステップS170)。
そして、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、飛翔領域Fの半径Uと最短垂線Jとの交点Hから飛翔領域Fの反対側に基準距離Dだけ最短垂線Jを延長した位置を移動目標位置Pに設定する(ステップS180)。
以上のようにして、ステップS130またはステップS180において移動目標位置Pを設定すると、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、移動目標位置Pが通行不能領域Q内であるか否かを判定する(ステップS190)。移動目標位置Pが通行不能領域Q内であると判定しなかった場合(ステップS190:N)、制御部20は、移動目標位置Pをゴルフカート100の推進操舵部110に出力してゴルフカート制御処理を終了する。
一方、移動目標位置Pが通行不能領域Q内であると判定した場合(ステップS190:Y)、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、移動目標位置修正処理を実行する(ステップS200)。
図5は、移動目標位置修正処理のフローチャートである。まず、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、W1方向に微小距離(例えば50cm)だけ移動目標位置Pを修正する(ステップS210)。W1方向は、接続線分LAに直交する方向であってもよいし、接続線分LAに平行な方向であってもよいし、ランダムな方向であってもよい。
次に、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、移動目標位置Pが通行不能領域Q内であるか否かを判定する(ステップS220)。すなわち、制御部20は、修正後の移動目標位置Pが未だに通行不能領域Q内であるか否かを判定する。
移動目標位置Pが通行不能領域Q内であると判定しなかった場合(ステップS220:N)、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、移動目標位置修正処理を終了し、図4のゴルフカート制御処理に戻る。すなわち、制御部20は、修正後の移動目標位置Pをゴルフカート100の推進操舵部110に出力してゴルフカート制御処理を終了する。
一方、移動目標位置Pが通行不能領域Q内であると判定した場合(ステップS220:Y)、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、累積修正距離が判定距離(例えば5m)以上であるか否かを判定する(ステップS230)。累積修正距離とは、ステップS210を最初に実行した前の移動目標位置Pと、現在の移動目標位置Pとの間の距離を意味し、ステップS210を実行した回数と微小距離とを乗算した距離である。判定距離は、予め決められた距離である。
累積修正距離が判定距離以上であると判定しなかった場合(ステップS230:N)、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、ステップS210に戻る。すなわち、もう一度、W1方向に微小距離だけ移動するように移動目標位置Pを修正する。以上説明したステップS210〜S230のループ処理を繰り返すことにより、W1方向に微小距離ずつ移動目標位置Pを順次修正していくことができる。
累積修正距離が判定距離以上であると判定した場合(ステップS230:Y)、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、移動目標位置Pをもとの位置に戻す(ステップS240)。すなわち、制御部20は、ステップS210を最初に実行する前の位置に、移動目標位置Pを復元する。
次に、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、W2方向に微小距離だけ移動目標位置Pを修正する(ステップS250)。W2方向は、W1方向と異なる方向であり、W1方向に直交する方向であってもよいし、W1方向の反対方向であってもよい。
次に、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、移動目標位置Pが通行不能領域Q内であるか否かを判定する(ステップS260)。すなわち、制御部20は、修正後の移動目標位置Pが未だに通行不能領域Q内であるか否かを判定する。
移動目標位置Pが通行不能領域Q内であると判定しなかった場合(ステップS260:N)、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、移動目標位置修正処理を終了し、図4のゴルフカート制御処理に戻る。すなわち、制御部20は、修正後の移動目標位置Pをゴルフカート100の推進操舵部110に出力してゴルフカート制御処理を終了する。
一方、移動目標位置Pが通行不能領域Q内であると判定した場合(ステップS260:Y)、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、累積修正距離が判定距離以上であるか否かを判定する(ステップS270)。ここにおける累積修正距離とは、ステップS250を最初に実行した前の移動目標位置Pと、現在の移動目標位置Pとの間の距離を意味し、ステップS250を実行した回数と微小距離とを乗算した距離である。
累積修正距離が判定距離以上であると判定しなかった場合(ステップS270:N)、移動目標位置設定モジュール21cの機能により制御部20は、ステップS250に戻る。すなわち、もう一度、W2方向に微小距離だけ移動するように移動目標位置Pを修正する。以上説明したステップS250〜S270のループ処理を繰り返すことにより、W2方向に微小距離ずつ移動目標位置Pを順次修正していくことができる。
累積修正距離が判定距離以上であると判定した場合(ステップS270:Y)、制御部20は、移動を中止する(ステップS280)。すなわち、ゴルフカート100を適切な位置に移動させることができないとして、ゴルフカート100の移動を行わない。この場合、制御部20は、ゴルフカート100の移動ができない旨をスマートフォン200にて通知するようにしてもよい。
なお、ステップS240において移動目標位置Pをもとの位置に戻す処理は省略されてもよい。すなわち、制御部20は、W1方向に修正された移動目標位置Pを、さらにW2方向に修正してもよい。むろん、移動目標位置Pを修正する方向はW1方向とW2方向に限らず、3方向以上に移動目標位置Pを修正してもよい。さらに、W1方向とW2方向は、直線に沿った方向でなくてもよく、非線形の曲線に沿った方向であってもよい。具体的に、W1方向とW2方向は、円周に沿った方向であってもよいし、螺旋状等の曲線に沿った方向であってもよい。むろん、制御部20は、W1方向への修正とW2方向への修正とを交互に行ってもよい。さらに、制御部20は、飛翔領域F外、かつ、修正前の移動目標位置Pから最も近い通行不能領域Qの輪郭線上の位置へと移動目標位置Pを修正してもよい。
(3)他の実施形態:
制御部20は、打順が1番目のプレーヤAの位置XAと打順が2番目のプレーヤBの位置XBとを接続する線分Rの長さが判定値(例えば30m)以上である場合、図2Bのように打順が1番目のプレーヤAの位置XAに基づいて移動目標位置Pを設定してもよい。
さらに、制御部20は、線分Rの長さが判定値以上である場合、当該線分R状における打順が1番目のプレーヤAの位置XAから一定距離(例えば判定値の半分)に基準点Zを設定してもよい。さらに、基準点Zの位置は、スマートフォン200にてプレーヤA,B,Cが設定可能であってもよい。
制御部20は、飛翔領域F外に移動目標位置Pを設定すればよく、プレーヤが2人以上である場合も図2Aのように移動目標位置Pを設定してもよい。さらに、制御部20は、打順が1番目のプレーヤAについての飛翔領域Fだけでなく、打順が2番目のプレーヤBについての飛翔領域Fを取得し、これらの飛翔領域Fの双方の外側に移動目標位置Pを設定してもよい。
また、制御部20は、打順が1〜3番目のプレーヤA,B,Cの位置XA,XB,XCの中間の位置(位置XA,XB,XCを頂点とする三角形の重心位置等)に基づいて、移動目標位置Pを設定してもよい。飛翔領域Fは扇形に限定されない。例えば、飛翔領域Fは、円形や楕円形であってもよいし、台形等の多角形であってもよい。さらに、飛翔領域Fは、プレーヤの過去におけるボールの飛翔軌跡を統計処理した結果に基づいて取得されてもよい。さらに、制御部20は、必ずしも移動目標位置Pを修正しなくてもよく、移動目標位置Pが通行不能領域Q内である場合に、移動を中止してもよい。
本発明のゴルフカート制御システムは、ゴルフカートに対して移動を指示するシステムであればよく、必ずしもゴルフカートに搭載されなくてもよい。ゴルフカート制御システムは、無線通信を介してゴルフカートに対して移動を指示してもよく、ゴルフ場の管理施設に備えられたサーバであってもよいし、プレーヤが携帯するスマートフォン等であってもよい。形状取得部は、ゴルフカート制御システムの記録媒体に記録されている形状情報を取得してもよいし、外部のサーバ等から通信を介して形状情報を取得してもよい。
プレーヤとは、ゴルフカートそのものやゴルフカートの積載物(ゴルフクラブ等のゴルフ用品)を使用することを意図するプレーヤであり、例えばゴルフカートを呼び寄せる操作を行ったユーザであってもよいし、パーティ内における打順が1番目のプレーヤであってもよい。打順が1番目のプレーヤとは、次にボールを打つプレーヤを指す。プレーヤの位置は、プレーヤが携帯する測位装置(例えばGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機)における測位結果に基づいて取得されてもよい。また、ゴルフコースやゴルフカートにプレーヤの位置を計測する装置(カメラ,レーダ等)が備えられてもよい。さらに、プレーヤの位置は、プレーヤが使用するボールの位置と同一であると見なされてもよく、当該ボールの位置に基づいて取得されてもよい。
飛翔領域は、単純にプレーヤの位置とグリーンの位置のみに基づいて取得されてもよいし、ゴルフコースの形状(例えばフェアウェイの形状やバンカーやウォーター・ハザードや樹木等の障害物の配置)も考慮して取得されてもよい。移動目標位置は、プレーヤの位置からの距離が閾値以内の位置であってもよい。閾値とは、プレーヤが徒歩でゴルフカードまでゴルフクラブ等のゴルフ用品を取りに行きやすい距離であればよく、一定の距離であってもよいし、プレーヤによって設定可能な距離であってもよいし、天候や勾配に応じて設定される距離であってもよい。
移動目標位置設定部は、プレーヤの位置を常時取得し、移動目標位置を動的に設定してもよいし、プレーヤの位置がゴルフカートを呼び寄せる操作を行った場合に移動目標位置を設定してもよい。形状情報は、予め記録媒体に記録されたポリゴンデータ等であってもよいし、ゴルフカート等に備えられたカメラで撮像した画像の画像認識処理によって取得されてもよい。
ここで、飛翔領域は、プレーヤの位置とグリーンの位置とを接続する線分を含んでもよい。多くの場合、プレーヤは、自らの位置からグリーンへ向けてボールを放つため、プレーヤの位置とグリーンの位置とを接続する線分が飛翔領域に含まれると推定できる。ただし、ゴルフコースが長い場合、グリーンへ向けて真っすぐにボールを放つのではなく、目標飛翔距離付近におけるフェアウェイの中央位置に向けてボールを放つ可能性が高い。そのため、飛翔領域は、プレーヤの位置と、目標飛翔距離付近におけるフェアウェイの中央位置とを接続する線分を含んでもよい。
さらに、飛翔領域は、プレーヤの位置に中心角が位置する扇形の領域であってもよい。プレーヤの位置とグリーンの位置とを接続する線分を含み、かつ、プレーヤの位置に中心角が位置する扇形の領域内にボールが放たれると推定できる。より具体的に、扇形の飛翔領域の中心角は、プレーヤの位置とグリーンの位置とを接続する線分によって二等分されてもよい。さらに、プレーヤの位置とグリーンの位置とを接続する線分が扇形の飛翔領域の中心角を分割する位置は、プレーヤの打球傾向に基づいて設定されてもよい。打球傾向とは、例えばボールがスライスする可能性や、ボールがフックする可能性であってもよく、プレーヤのプレー上達度が高いほど扇形の中心角が二等分される方向に近づくように飛翔領域の中心角まわりの回転方向が設定されてもよい。
また、移動目標位置は、飛翔領域外、かつ、打順が1番目のプレーヤの位置と打順が2番目のプレーヤの位置との間の位置であってもよい。これにより、打順が2番目のプレーヤもゴルフクラブを受け取りやすくすることができるとともに、打順が1番目に繰り上がった場合のゴルフカートの移動距離を抑制できる。また、2番目のプレーヤがゴルフカートを呼び寄せる可能性を低減でき、ゴルフカートの移動回数を低減できる。ここで、移動目標位置は、打順が1番目のプレーヤの位置と打順が2番目のプレーヤの位置との間の中点の位置であってもよい。さらに、移動目標位置は、打順が1番目のプレーヤの位置と打順が2番目のプレーヤの位置との間の中点よりも、打順が1番目のプレーヤの位置側の位置であってもよい。
パーティとは、ゴルフコースを一緒にラウンドするプレーヤによって構成されたグループを意味し、少なくとも2人のプレーヤによって構成される。飛翔領域取得部は、形状情報からグリーンの位置を取得する。飛翔領域取得部は、パーティ内の打順が1番目のプレーヤが誰であるかを取得するとともに、当該プレーヤが存在する位置を取得する。例えば、飛翔領域取得部は、各プレーヤの位置を取得するとともに、最もグリーンから遠いプレーヤを打順が1番目のプレーヤであると取得してもよい。さらに、飛翔領域取得部は、ゴルフカートを呼び寄せる操作を各プレーヤから受け付けるとともに、直近でゴルフカートを呼び寄せる操作を行ったプレーヤを打順が1番目のプレーヤであると見なしてもよい。グリーンの位置とは、ホール(カップ)の位置であってもよいし、グリーンの幾何学的な重心位置等であってもよい。
さらに、移動目標位置設定部は、移動目標位置がゴルフカートの通行不能領域内にある場合、当該通行不能領域外に移動目標位置を修正してもよい。これにより、通行不能領域にゴルフカートが移動しようとすることを防止できる。通行不能領域とは、ウォーター・ハザードやバンカーやプレー中のゴルフコースとはホール番号が異なるゴルフコースであってもよい。
さらに、本発明のように、ボールの飛翔領域を避けるようにゴルフカートを移動させる手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。例えば、以上のような装置を備えたナビゲーションシステム、ゴルフカート制御システムや方法、プログラムを提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、装置を制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…ゴルフカート制御システム、20…制御部、21…ゴルフカート制御プログラム、21a…形状取得モジュール、21b…飛翔領域取得モジュール、21c…移動目標位置設定モジュール、30…記録媒体、30a…形状情報、40…通信部、50…推進操舵部、100…ゴルフカート、110…推進操舵部、200…スマートフォン、D…基準距離、F…飛翔領域、J…最短垂線、P…移動目標位置、Q…通行不能領域、Z…基準点

Claims (6)

  1. ゴルフコースの形状情報を取得する形状取得部と、
    プレーヤの位置とグリーンの位置とに基づいて、プレーヤが放つボールの飛翔領域を取得する飛翔領域取得部と、
    前記飛翔領域外の位置にゴルフカートの移動目標位置を設定する移動目標位置設定部と、
    を備えるゴルフカート制御システム。
  2. 前記飛翔領域は、プレーヤの位置と前記グリーンの位置とを接続する線分を含む、
    請求項1に記載のゴルフカート制御システム。
  3. 前記飛翔領域は、プレーヤの位置に中心角が位置する扇形の領域である、
    請求項2に記載のゴルフカート制御システム。
  4. 前記移動目標位置は、前記飛翔領域外、かつ、パーティ内における打順が1番目のプレーヤの位置と打順が2番目のプレーヤの位置との間の位置である、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のゴルフカート制御システム。
  5. 前記移動目標位置設定部は、前記移動目標位置が前記ゴルフカートの通行不能領域内にある場合、当該通行不能領域外に前記移動目標位置を修正する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のゴルフカート制御システム。
  6. コンピュータを、
    ゴルフコースの形状情報を取得する形状取得部、
    プレーヤの位置とグリーンの位置とに基づいて、プレーヤが放つボールの飛翔領域を取得する飛翔領域取得部、
    前記飛翔領域外の位置にゴルフカートの移動目標位置を設定する移動目標位置設定部、
    として機能させるゴルフカート制御プログラム。
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CN113544612A (zh) * 2020-02-13 2021-10-22 扬升育乐事业股份有限公司 高尔夫球道自驾车辆的球迹追踪自驾行驶路径中央控制***
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