JP2019080445A - 燃料ポンプ及び燃料ポンプのステータコア巻線巻回方法 - Google Patents

燃料ポンプ及び燃料ポンプのステータコア巻線巻回方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019080445A
JP2019080445A JP2017206825A JP2017206825A JP2019080445A JP 2019080445 A JP2019080445 A JP 2019080445A JP 2017206825 A JP2017206825 A JP 2017206825A JP 2017206825 A JP2017206825 A JP 2017206825A JP 2019080445 A JP2019080445 A JP 2019080445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
stator core
neutral point
fuel pump
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017206825A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6584473B2 (ja
Inventor
泰士 山本
Hiroshi Yamamoto
泰士 山本
啓生 大藤
Hiroki Daito
啓生 大藤
一之 山本
Kazuyuki Yamamoto
一之 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2017206825A priority Critical patent/JP6584473B2/ja
Publication of JP2019080445A publication Critical patent/JP2019080445A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6584473B2 publication Critical patent/JP6584473B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

【課題】電源供給ターミナル、及び、中性点ターミナルのモータ軸方向長さとモータ径方向長さの縮小を図ることを目的とする。【解決手段】各々のティースに巻回されたコイル42は、電源供給ターミナル81と中性点ターミナル82に電気的に接続されており、回転子部70の位置に応じて通電が制御されている。電源供給ターミナル81と中性点ターミナル82のそれぞれに、巻線からげ部84、85が設けられ、これら巻線からげ部84,85は、ステータコアの径方向内側に向いて配置されている。これにより、電源供給ターミナル81、及び中性点ターミナル82もステータコアの径方向内側に折り曲げられている。【選択図】図1

Description

本発明は、燃料タンクから燃料を吸い上げて、エンジン等の機器に供給するモータを備えた燃料ポンプに関する発明である。
燃料ポンプの駆動源として、ブラシレスモータを用いた例を特許文献1に示す。
特許文献1のブラシレスモータでは、複数の巻線のカバーエンド側の端部同士は、1つのターミナルサブアッシーによって結線されている。即ち、ターミナル部をカバーエンド側で連結し、ターミナルサブアッシーとすることで、モータの巻線端部の取り回し、及び結線を容易にしている。
特許文献2のモータでは、ターミナル挿入部をステータコア内周側に設置し、巻線とターミナルのヒュージング用穴をターミナル上端部に設け、ターミナルと巻線の接合作業性を向上する。巻線とターミナルをヒュージング用の穴にヒュージングした後に、ヒュージング用の穴が設けられたターミナル上部をコア内周側に折り曲げることで、ターミナル部のモータ軸方向長さを短くしている。
特開2012−228178号公報 特開平11−150904号公報
特許文献1では、ターミナルサブアッシーは軸方向のカバーエンド側に設けられるため、ターミナル部のモータ軸方向長さが長くなり、それにより、モータ全長が長くなってしまう。
特許文献2ではコイル接続用端子部がステータコアのコイルよりも内周側に設置されているため、連結板部をコア内周方向外方側に折り曲げた際に、折れ曲ったターミナルがモータ径方向に長くなってしまい、モータ全体が径方向に大きくなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、電源供給ターミナル、及び、中性点ターミナルのモータ軸方向長さとモータ径方向長さの縮小を図ることを目的とする。
この発明に係る燃料ポンプは、
回転子部とステータコア部からなるモータ、回転子部の回転により、燃料吸入口より燃料を吸い込み、ステータコア部と回転子部の間を通過した後、エンドカバー部の吐出口より吐出するものであって、ステータコア部は、ステータコア、ステータコアに装着されたボビン、ボビンに巻回された巻線、巻線に電気的に接続されている中性点ターミナルからなり、中性点ターミナルは、ステータコア部から前記回転子部の回転軸方向に伸び、その先端部は、ステータコアの内周と外周の間で、ステータコア内径側に折り曲げられ、巻線の上方に配置されていることを特徴とする。
この発明の燃料ポンプによれば、モータが軸方向、径方向に縮小でき、小型化を図れる。
本発明の実施の形態1にかかる燃料ポンプの断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる燃料ポンプの上面図である。 図1のAA断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる燃料ポンプのステータコア部の断面図で、電源供給ターミナルと中性点ターミナルの折り曲げ工程図である。 本発明の実施の形態1にかかる燃料ポンプのステータコア部の電源供給ターミナルと中性点ターミナルの折り曲げ後の上面図である。 本発明の実施の形態1と比較するための参考用燃料ポンプの断面図である。 本発明の実施の形態1と比較するための参考用燃料ポンプの上面図である。 本発明の実施の形態2にかかる燃料ポンプの断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる燃料ポンプのステータコア部の構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態2と比較するための参考用燃料ポンプのボビンへの巻線工程説明図とステータコア部の断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる燃料ポンプのボビンへの巻線工程説明図とステータコア部の断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる燃料ポンプのステータコア部の断面図で、中性点ターミナルの折り曲げ工程図である。 本発明の実施の形態3にかかる燃料ポンプの断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる燃料ポンプのステータコア部の断面図で、電源供給ターミナルと中性点ターミナルの折り曲げ工程図である。 本発明の実施の形態3にかかる燃料ポンプのステータコア部の電源供給ターミナルと中性点ターミナルの折り曲げ前後の上面図である。 本発明の実施の形態3にかかる燃料ポンプの中性点ターミナルの正面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の燃料ポンプの断面図である。図2は、図1の上面図を、図3は、図1のAA断面図を示す。燃料ポンプ10は、自動車等の燃料タンク内に設置されるインタンク式の燃料ポンプである。図1において、燃料を送り出すポンプ部20と、ポンプ部20を駆動させるモータ部30とから構成される。
図1に示す通り、ポンプ部20はポンプケース21、22とインペラ23とから構成される。すなわち、ポンプケース21は円筒状の金属ハウジング71の内周側に圧入されて固定されており、その内周部にインペラ23を挿入した後、インペラ23を収納するようにポンプケース21と外周を合わせるようにポンプケース22を被せ、金属ハウジング71の一端をかしめてポンプケース22を固定している。このような構成により、外周を合わせて固定されたポンプケース21、22には、インペラ23を収容する空間部25が形成され、この空間部25と連通する燃料吸入口24がポンプケース22に形成され、燃料吐出口26がポンプケース21に形成されている。
モータ部30は、ステータコア部40と回転子部70からなる。回転子部70は、永久磁石51とシャフト52とが樹脂部材53で固定され、ステータコア部40の内周側に設置されている。インペラ23はシャフト52の切欠き部54で連結されており、シャフト52を回転軸とした回転子部70の回転に追従するように構成されている。
ステータコア部40のステータコア44は、電磁鋼板をモータ軸方向(シャフト52の長手方向)にかしめながら積層されて形成されており、図3に示す通り、モータ部30の内周方向に6個のティース45が円周方向に等間隔に形成されている。各々のティース45には、ボビン41が装着され、ボビン41上にコイル(巻線)42が巻回されている。
各々のティース45に巻回されたコイル42は、電源供給ターミナル81と中性点ターミナル82に電気的に接続されており、回転子部70の位置に応じて通電が制御されている。電源供給ターミナル81と中性点ターミナル82のそれぞれに、巻線からげ部84、85が設けられ、図1に示す通り、これら巻線からげ部84,85は、ステータコア44の径方向内側に向いて配置されている。これにより、電源供給ターミナル81、及び中性点ターミナル82もステータコア44の径方向内側に折り曲げられている。
エンドカバー部60は、ステータコア部40と、回転子部70のシャフト52の軸受け61と、金属ハウジング71を絶縁樹脂部材でモールド一体成形して製作される。その後、金属ハウジング71のモータ軸方向の吐出口側端部72をステータコア部40の内周側に折り曲げるカーリング加工を行うことで、エンドカバー部60がモータ軸方向に固定されている。
このように構成された燃料ポンプ10は、電源供給ターミナル81に、制御された電流を通電することにより、回転子部70を回転させ、シャフト52に連結されたインペラ23が追従して回転することによりポンプケース22の燃料吸入口24より燃料を吸い込み、空間部25を経由し、ポンプケース22の燃料吐出口26から金属ハウジング71の内部に送り出され、ステータコア部40の内周と回転子部70の隙間を通過した後、エンドカバー部60の吐出口62から燃料を吐出する。
次に、電源供給ターミナル81、及び中性点ターミナル82が、ステータコア44の内径方向に折り曲げられ、ステータコア部40が図1の形状に変形する工程を説明する。図4は、本発明の実施の形態1にかかるステータコア部40の変形工程図を示し、図5に変形後のステータコア部40の上面図を示す。
まず、ステータコア部40は、巻線を巻き終わった後、巻線と電源供給ターミナル81の巻線からげ部84とを、ヒュージング等で電気的に連結する。同様に、巻線と中性点ターミナル82の巻線からげ部85とを、ヒュージング等で電気的に連結する。
次に、図4(a)に示すように、電源供給ターミナル81のうち、巻線からげ部84より上部を、ステータコア44の径方向外側であるP方向へ折り曲げる。その後、図4(b)に示すように、電源供給ターミナル81の、巻線からげ部84より下部を、ステータコア44の径方向内側であるQ方向へ折り曲げる。
また、図4(b)に示すように、中性点ターミナル82は巻線からげ部85より下部をステータコア44の径方向内側であるS方向へ折り曲げる。
図1との比較のため、電源供給ターミナル81と中性点ターミナル82を変形させずに、エンドカバー部60をモールド成形した場合の燃料ポンプの断面図を図6に示す。また、図6の燃料ポンプの上面図を図7に示す。図1に示された本発明の実施の形態1にかかる燃料ポンプは図6の燃料ポンプと比較し、以下のような効果が認められる。
(効果1)
図1の燃料ポンプ10は電源供給ターミナル81、中性点ターミナル82がステータコア44の径方向内側に向いて配置されていることにより、電源供給ターミナル81に取付けられた巻線からげ部84、及び中性点ターミナルに取付けられた巻線からげ部85のモータ軸方向長さが短くなる。これにより、ステータコア部40を覆っているエンドカバー部60もモータ部30の回転軸方向長さを短くすることができるため、モータ部30の全長を短くすることができる。
(効果2)
図6または図7では電源供給ターミナル81と、金属ハウジング71の吐出口側端部72との距離が近く、絶縁距離Hを十分に確保できていないのに対し、図1の燃料ポンプ10では電源供給ターミナル81がステータコア44の径方向内側に折り曲げられているため、絶縁距離Hを十分に確保することができる。同様に、中性点ターミナル82と金属ハウジング71の絶縁距離も十分に確保することができる。
(効果3)
さらに、図7に対し、図2では、電源供給ターミナル81のエンドカバー部60から突き出している部分83がモータ部30の径方向内周側に配置され、吐出口62近い位置にあるため、吐出口62と電源供給ターミナル81を、図示しない燃料供給装置ユニットへ連結する際に、燃料供給装置ユニットとの連結部を小さくすることができ、図示しない燃料供給装置ユニットとの連結部を燃料供給装置ユニット内に配置できる箇所の自由度が高くなるため、レイアウト性が向上する。
(効果4)
図5に示すように、電源供給ターミナル81と、中性点ターミナル82はステータコア44の径方向において、ステータコア44の外周面より内側に、ステータコア44の内周面よりも外側に収まっているため、端子によって、エンドカバー部60の外周が大きくなることがなく、エンドカバー部60の内周が小さくなることがない。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2にかかる燃料ポンプは、中性点ターミナル82の形状が実施の形態1の燃料ポンプと異なる。図8に本発明の実施の形態2にかかる燃料ポンプの断面図を示す。この燃料ポンプでは、ステータコアに装着されたボビン上に、高密度に巻線を巻くため、フライヤ巻線方式にて、巻線を巻くことを想定している。巻線作業の工程を以下に説明する。
図9(a)にステータコア44を、図9(b)にステータコア44に、ボビン41、電源供給ターミナル81、中性点ターミナル82を装着した図を、図10(a)にステータコア44にフライヤ巻線機101にて、巻線を巻いている図を示す。
図9(a)のステータコア44は、巻線を巻くティース45を所有している磁極片50と、ティース45が無い継鉄片46が交互に配置されており、それらの連結部47によって折り曲げ可能に連結されている。ステータコア44の両端部は連結部が無く、一方は凸形状48、もう一方は凹形状49を設けて、互いに付き合わされている。絶縁樹脂部材であるボビン(例えば41a、41b)に電源供給ターミナル81と中性点ターミナル82を装着し、その後、ステータコア44にボビンを装着した状態を図9(b)に示している。
図10は、本発明の実施の形態2と比較するための参考用燃料ポンプのボビンへの巻線工程説明図とステータコア部の断面図である。図10(a)は、フライヤ巻線機での巻線動作説明図である。ステータコア44は図9(b)の形状から、フライヤ巻線機101のフライヤ部102が隣接する磁極片に当たらない角度になるよう、各連結部47をステータコア44の外周側へ折り曲げている状態であり、ステータコア44の端部の磁極片50aに装着された電源供給ターミナル81に巻線をからげ、巻線が巻線からげ部84からはずれないように、電源供給ターミナル81の巻線からげ部84をかしめ、ボビン41aへ巻線を巻きつけている途中の状態を示している。
図10(b)に図10(a)のBB断面図を、図10(c)に図10(a)のCC断面図を示す。電源供給ターミナル81の巻線からげ部84は、ボビン41aに巻線を巻きつける際に巻線が通過する、ボビンのモータ軸方向上部領域103に入らないようにステータコア44の外周方向に倒されている。これにより、巻線と電源供給ターミナルの巻線からげ部84が干渉することなく、フライヤ部102にて巻線作業可能となっている。磁極片50aのボビン41aへ巻線を巻いた後は、巻線をステータコア44の背面を渡り、磁極片50bのボビンへ巻線を巻き、磁極片50bのボビンに巻線を巻きつけた後に、中性点ターミナルの巻線からげ部85へ巻線をかけ、巻線からげ部85をステータコア外周側へ倒す手順となる。そのため、磁極片50bのボビンに巻線を巻く際は、中性点ターミナルの巻線からげ部85は図10(c)のように、ボビンに巻線を巻きつける際に巻線が通過するボビンのモータ軸方向上部領域103に侵入してしまう状態となり、フライヤ部102による巻線動作が不可能となる。このため、図11(a)、(b)に示すように中性点ターミナル86を装着することで、モータ軸方向上部領域103を確保し、フライヤ巻線機101にて巻線を行う。
すなわち、図11(b)に示すように、中性点ターミナル86はボビンに巻線を巻きつける際に巻線が通過するボビン41bのモータ軸方向上部領域103に巻線からげ部87が侵入しないように、ステータコア背面方向に端子を折り曲げたクランク形状(S字形状を含む)となっている。これにより、フライヤ部102での巻線作業が可能となる。図12に中性点ターミナル86の折り曲げ工程を説明した図を示す。図11(b)に示したように、ステータコア背面方向に端子を折り曲げることにより、フライヤ部102での巻線が可能になったが、端子の巻線からげ部87がステータコアの外周よりも外側へはみ出してしまっているため、エンドカバーの外径が大きくなり、モータの外径が大きくなってしまう。従って、巻線動作後、図12のようにステータコアの内周側T方向へ中性点ターミナル86を折り曲げることで、端子の巻線からげ部87がステータコアの外周よりも外側へのはみ出しを回避することができる。
(効果)
以上より、ボビンへの巻線作業でフライヤを用いて高密度で巻線を巻くために中性点ターミナル86の巻線からげ部87をボビンに巻線を巻きつける際に巻線が通過するボビンのモータ軸方向上部領域103からはずれるように、巻線からげ部をステータコア外周側へ逃がし、その後、中性点ターミナル86をステータコア44の内周側へ折り曲げることで、径方向の拡大を回避することができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3にかかる燃料ポンプは、中性点ターミナル82の形状が実施の形態1で説明したものと異なる。図13に実施の形態3による燃料ポンプを示す。図14に実施の形態3による燃料ポンプの中性点ターミナル88の折り曲げ工程図を示し、図15(a)に中性点ターミナル88の折り曲げ前のステータコア部上面図を、図15(b)に中性点ターミナル88の折り曲げ後のステータコア部上面図を示す。図16(a)にステータコアの磁極片50cに装着されている中性点ターミナル88cを、図15(a)のステータコア内周のE方向から見た正面図を示す。図16(b)にステータコアの磁極片50dに装着されている中性点ターミナル88dをステータコア内周のF方向から見た正面図を示す。図16bにステータコアの磁極片50eに装着されている中性点ターミナル88eをステータコア内周のG方向から見た正面図を示す。
このように、磁極片50c、50d、50eにそれぞれ異なる形状の中性点ターミナル88c、88d、88eを装着している。中性点ターミナル88cは、図13及び図16のz軸方向で、磁極片50cのティース45に直交する方向に伸び、その先端に、磁極片50d側に伸びた中性点連結部91を有している。中性点ターミナル88dは、中性点ターミナル88cと同方向に伸び、その先端に、磁極片50c側に伸びた中性点連結部92と、磁極片50e側に伸びた中性点連結部93を有している。中性点ターミナル88eは、中性点ターミナル88c、88dと同方向に伸び、その先端に、磁極片50d側に伸びた中性点連結部94有している。図14に示すように、中性点ターミナル88(88c、88d、88c)をステータコア44の内周側へ折り曲げる際、図15(b)に示す通り、中性点ターミナル88c、88eを先に曲げておき、その後、中性点ターミナル88cを曲げることで、中性点ターミナル88cの中性点連結部91のz軸方向上部に中性点ターミナル88dの中性点連結部92が、中性点ターミナル88eの中性点連結部94のz軸方向上部に中性点ターミナル88dの中性点連結部93が接触する。それぞれの接触部をはんだ付けやプロジェクション溶接等で溶接することで、中性点の連結が可能となる。図14に示す電源供給ターミナル81の折り曲げは、実施の形態1で説明したのと同様であるため省略する。
(効果)
これにより、中性点同士を連結する部品が不要になる。また、中性点同士を連結する部分を追加することで中性点ターミナルが軸方向に長くなってしまい、エンドカバー長さも長くなってしまう問題も、ステータコア内周側へ折り曲げることで解消することができる。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。また図中、同一符号は、同一または相当する構成、機能を有する部分を示す。
20:ポンプ部、30:モータ部、40:ステータコア部、41、41a、41b:ボビン、44:ステータコア、42:コイル、45:ティース、70:回転子部、52:シャフト、60:エンドカバー部、81:電源供給ターミナル、82、86、88、88c、88d、88e:中性点ターミナル、84,85、87:巻線からげ部、91、92、93、94:中性点連結部
この発明に係る燃料ポンプは、
回転子部とステータコア部からなるモータ、回転子部の回転により、燃料吸入口より燃料を吸い込み、ステータコア部と回転子部の間を通過した後、エンドカバー部の吐出口より吐出するものであって、ステータコア部は、円環状のステータコア、ステータコアに装着されたボビン、ボビンに巻回されている巻線、ボビンに装着され、巻線に電気的に接続されている中性点ターミナルからなり、中性点ターミナルは、ステータコアの内周と外周の間で、ステータコアの径方向内側に伸び、ステータコアの径方向内側に伸びた部分に巻線からげ部を有し、この巻線からげ部は、ボビンに巻回されている巻線の上方に配置されていることを特徴とする。

Claims (10)

  1. 回転子部とステータコア部からなるモータ、前記回転子部の回転により、燃料吸入口より燃料を吸い込み、前記ステータコア部と前記回転子部の間を通過した後、エンドカバー部の吐出口より吐出する燃料ポンプにおいて、前記ステータコア部は、ステータコア、前記ステータコアに装着されたボビン、前記ボビンに巻回された巻線、前記巻線に電気的に接続されている中性点ターミナルからなり、前記中性点ターミナルは、前記ステータコア部から前記ステータコアの径方向内側に伸び、前記ステータコアの内周と外周の間で、前記巻線の上方に配置されていることを特徴とする燃料ポンプ。
  2. 前記中性点ターミナルの前記ステータコアの径方向内側に伸びた部分に巻線からげ部を有していることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ。
  3. 前記中性点ターミナルは、前記ステータコアの径方向内側に折り曲げられていることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料ポンプ。
  4. 前記中性点ターミナルは、前記ボビンに巻線を巻く際に障害とならないよう、前記ステータコア部から前記巻線からげ部の間がクランク状に屈曲していることを特徴とする請求項2に記載の燃料ポンプ。
  5. 前記中性点ターミナルは前記ステータコアの周方向に伸びる中性点連結部を有し、隣り合う中性点ターミナルの中性点連結部と接触していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料ポンプ。
  6. 前記巻線に電気的に接続されている電源供給ターミナルは、前記中性点ターミナルと共に前記エンドカバー部にモールドされており、前記ステータコアから径方向内側に伸び、前記ステータコアの内周と外周の間で、前記巻線の上方に配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の燃料ポンプ。
  7. 前記電源供給ターミナルの前記ステータコアの径方向に伸びた部分に巻線からげ部を有していることを特徴とする請求項6に記載の燃料ポンプ。
  8. 前記電源供給ターミナルは、前記ステータコア部から前記ステータコアの径方向内側に折り曲げられ、先端部が前記エンドカバー部から突出するよう、前記エンドカバー部の方向に折り曲げられていることを特徴とする請求項6または7に記載の燃料ポンプ。
  9. 前記エンドカバー部から突出している前記電源供給ターミナルの先端部と前記エンドカバー部の周囲に設けられた金属ハウジングとは、前記電源供給ターミナルが前記ステータコアの径方向内側に折り曲げられた距離分離れていることを特徴とする請求項8に記載の燃料ポンプ。
  10. ステータコアに装着されたボビンにフライヤ巻線機により巻線を巻回する際、中性点ターミナルに設けられた巻線からげ部が前記巻線が通過する領域に侵入しないように、前記中性点ターミナルと前記巻線からげ部の連結部近傍を前記ステータコアの外周側に折り曲げ、前記巻線の巻回後に前記中性点ターミナルと前記ステータコアの接続部近傍を前記ステータコアの内周側に折り曲げて、前記中性点ターミナルが前記ステータコアの外周と内周の間に配置することを特徴とする燃料ポンプのステータコア巻線巻回方法。
JP2017206825A 2017-10-26 2017-10-26 燃料ポンプ及び燃料ポンプのステータコア巻線巻回方法 Expired - Fee Related JP6584473B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017206825A JP6584473B2 (ja) 2017-10-26 2017-10-26 燃料ポンプ及び燃料ポンプのステータコア巻線巻回方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017206825A JP6584473B2 (ja) 2017-10-26 2017-10-26 燃料ポンプ及び燃料ポンプのステータコア巻線巻回方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019080445A true JP2019080445A (ja) 2019-05-23
JP6584473B2 JP6584473B2 (ja) 2019-10-02

Family

ID=66628926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017206825A Expired - Fee Related JP6584473B2 (ja) 2017-10-26 2017-10-26 燃料ポンプ及び燃料ポンプのステータコア巻線巻回方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6584473B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010141953A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Nissan Motor Co Ltd 集中巻モータ用の集中配電部材
JP2016134978A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 三菱電機株式会社 燃料ポンプおよび燃料ポンプの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010141953A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 Nissan Motor Co Ltd 集中巻モータ用の集中配電部材
JP2016134978A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 三菱電機株式会社 燃料ポンプおよび燃料ポンプの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6584473B2 (ja) 2019-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109661761B (zh) 马达
JP5132632B2 (ja) 電動機の固定子及び電動機及び空気調和機及び電動機の製造方法
JP4767579B2 (ja) 電動機の固定子
JP5652671B2 (ja) モータ、および、それを用いた燃料ポンプ
JP6058164B2 (ja) 回転電機
EP1988619A1 (en) Rotary electric machine, power distribution unit therefor and method for assembling rotary electric machine
JP5672510B2 (ja) ブラシレスモータ、および、それを用いた燃料ポンプ
JP4957038B2 (ja) ブラシホルダ及び直流ブラシモータ
JP2011030328A (ja) 回転電動機の固定子及び燃料ポンプ
US11018565B2 (en) Axial flux electric machine and methods of assembling the same
JP2009177985A (ja) モータおよびそのモータを備えたモータ一体型ポンプ
JP2007321570A (ja) 燃料ポンプ
WO2019142289A1 (ja) 電動機及び空気調和機
JP5225698B2 (ja) ブラシホルダの製造方法、ブラシホルダおよびモータ
US10348149B2 (en) Stator for rotating electric machine and rotating electric machine including the stator
JP7038894B2 (ja) 回転電機のステータ、回転電機、回転電機のステータの製造方法、および、回転電機の製造方法
JP2008199740A (ja) 燃料ポンプおよびその製造方法
JP2019080445A (ja) 燃料ポンプ及び燃料ポンプのステータコア巻線巻回方法
JP6125683B1 (ja) 液体供給装置
JP5622663B2 (ja) 回転電機の固定子及びその製造方法
JP3511948B2 (ja) 車両用交流発電機およびそれに用いられる固定子の製造方法
JP7044871B2 (ja) 回転電機および回転電機の製造方法
CN111509871A (zh) 定子、马达及送风装置
JP2015029370A (ja) 回転電機用ステータコアおよびブラシレスモータ
KR200338385Y1 (ko) 몰드 모터

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190903

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6584473

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees