JP2019075989A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器と振動アクチュエータとが共振してしまうのを抑制できる駆動装置を提供する。
【解決手段】圧電体に交番信号を印加して、振動体を振動させて駆動力を発生する振動アクチュエータ20の駆動を制御する駆動装置30であって、前記圧電体に印加する交番信号の周波数及び電圧を変化させる制御部35を備え、制御部35は、前記電圧を所定の電圧に保った状態で前記周波数を変化させて所定の周波数に達した場合に、前記周波数を第1の周波数に保った状態にし、前記電圧を第1の電圧から前記第1の電圧よりも高い第2の電圧へ変化させ、前記電圧が前記第1の電圧よりも高い前記第2の電圧に達した場合に、前記周波数を前記第1の周波数よりも低い第2の周波数に変更する。
【選択図】図3

Description

本発明は、振動アクチュエータの駆動装置に関する。
従来、振動アクチュエータの駆動装置は、振動アクチュエータに入力する交番信号の周波数を変化させることによって振動アクチュエータの動作を制御している。
このような駆動装置の中には、変動する交番信号の周波数が、振動アクチュエータの振動子の共振周波数に近づいた場合に、その共振周波数側への変動を禁止する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかし、このような駆動装置は、振動アクチュエータの駆動周波数が、駆動装置の近傍に配置されたセンサ等の電子機器の固有周波数と共振し、そのセンサ等の適正な動作を妨げてしまう場合があった。
特許第2537267号公報
本発明の課題は、電子機器と振動アクチュエータとが共振してしまうのを抑制できる駆動装置を提供することである。
本開示の一態様は、圧電体に交番信号を印加して、振動体を振動させて駆動力を発生する振動アクチュエータの駆動を制御する駆動装置であって、前記圧電体に印加する交番信号の周波数及び電圧を変化させる制御部を備え、前記制御部は、前記電圧を所定の電圧に保った状態で前記周波数を変化させて所定の周波数に達した場合に、前記周波数を第1の周波数に保った状態にし、前記電圧を第1の電圧から前記第1の電圧よりも高い第2の電圧へ変化させ、前記電圧が前記第1の電圧よりも高い前記第2の電圧に達した場合に、前記周波数を前記第1の周波数よりも低い第2の周波数に変更する駆動装置である。
本発明によれば、電子機器と振動アクチュエータとが共振してしまうのを抑制できる。
第1実施形態のカメラの全体構成を説明する概略図である。 第1実施形態の超音波モータの構成を説明する図である。 第1実施形態の超音波モータに接続される駆動装置の構成を説明する図である。 第1実施形態の超音波モータの特性を示す図である。 第1実施形態の駆動装置による超音波モータの制御状態を説明する図である。 第1実施形態の駆動装置による超音波モータの制御状態の他の例を説明する図である。 超音波モータの共振周波数付近での等価回路を示す図である。 第2実施形態の超音波モータの特性を示す図である。 第2実施形態の駆動装置による超音波モータの制御状態を説明する図である。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態のカメラの全体構成を説明する概略図である。
図2は、第1実施形態の超音波モータの構成を説明する図である。
図3は、第1実施形態の超音波モータに接続される駆動装置の構成を説明する図である。
なお、図1において、カメラ1の前後方向(レンズ11の光軸方向)をZ方向とし、カメラ1を光軸方向から見て左右方向をX方向とし、鉛直方向をY方向とする。
カメラ1は、図1に示すように、撮像素子3を有するカメラ筐体2と、レンズ鏡筒10とを備え、被写体の静止画だけでなく動画も撮影することができるデジタルカメラである。
レンズ鏡筒10は、カメラ筐体2と着脱可能な交換レンズである。レンズ鏡筒10は、レンズ11(光学部材)、カム筒部12、位置検出部13、超音波モータ20(振動アクチュエータ)、駆動装置30等を備えている。なお、レンズ鏡筒10は、カメラ筐体2と一体型としてもよい。
レンズ11は、カム筒部12に保持されており、超音波モータ20の駆動力によって、光軸方向(Z方向)に移動して焦点調節を行うフォーカスレンズである。
カム筒部12は、超音波モータ20の回転子21(後述する)と接続されており、超音波モータ20の回転運動を、光軸方向(Z方向)への直動運動に変換し、レンズ11を光軸方向(Z方向)に移動可能にする。
位置検出部13は、光軸方向(Z方向)に移動するレンズ11の位置を検出するエンコーダである。
超音波モータ20は、図2に示すように、円環状の回転式の進行波型超音波モータであり、円環状の回転子21と、回転子21と加圧接触する円環状の振動子22(振動体)とから構成される。
振動子22は、円環状の弾性体23と、その弾性体23に接合された円環状の圧電素子24(圧電体)とから構成されている。
弾性体23は、回転子21と加圧接触する面に櫛歯が設けられた弾性部材である。
圧電素子24は、弾性体23の回転子21との接触面とは反対側の面に接合されており、2相からなる電極パターンA相、B相を有する。電極パターンA相、B相は、それぞれが円周方向に極性が交互に異なるように分極されている。
超音波モータ20は、圧電素子24の電極パターンA相、B相に、それぞれ位相の異なる2相の交番信号を印加して、振動子22に進行性の振動波を発生させ、振動子22に加圧接触された回転子21がその振動波に励振されることで、円周方向(正転方向G、反転方向H)に回転する駆動力を発生する。
駆動装置30は、図3に示すように、超音波モータ20の駆動、すなわち超音波モータ20の回転速度や、駆動動作を制御する装置である。ここで、駆動動作とは、超音波モータ20の回転子21の正転方向Gの回転運動(図2参照)や、反転方向Hの回転運動(図2参照)、停止といった動作をいう。
駆動装置30は、駆動回路部31、電源回路部32、位相回路部33、記憶部34、制御部35等を備える。
駆動回路部31は、制御部35から位相回路部33を介して入力した駆動信号に基づいて、所定の駆動周波数f、駆動電圧v、位相の交番信号を超音波モータ20の圧電素子24のA相、B相の各電極に出力する回路である。
駆動回路部31は、圧電素子24の電極パターンのA相の電極に接続されるA相駆動回路部31aと、B相の電極に接続されるB相駆動回路部31bとを備えている。各駆動回路部31a、31bは、超音波モータ20の圧電素子24の各電極に入力される交番信号の電流を検出し、その検出情報(電流モニタ情報)をそれぞれ制御部35にフィードバックしている。
電源回路部32は、各駆動回路部31a、31bから超音波モータ20へ出力する交番信号の電力を供給する回路である。電源回路部32は、制御部35に接続されており、駆動回路部31への出力電圧を変更することができる。
位相回路部33は、制御部35から出力される駆動信号の位相を変更する回路である。本実施形態の位相回路部33は、超音波モータ20を駆動制御する場合に、A相駆動回路部31a及びB相駆動回路部31bに入力される各駆動信号の位相を90度異なるように変更している。
記憶部34は、駆動装置30の動作に必要なプログラム、情報等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶装置である。
制御部35は、駆動装置30の各部を統括制御する制御回路であり、例えばCPU等から構成される。制御部35は、記憶部(不図示)に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、前述したハードウェアと協働し、本実施形態に係る各種機能を実現している。
制御部35は、超音波モータ20を駆動する駆動信号(パルス信号)を、位相回路部33を経て駆動回路部31に出力し、位置検出部13の検出信号に基づいて超音波モータ20を駆動制御する。
具体的には、制御部35は、駆動信号の周波数を制御し、超音波モータ20の駆動周波数fを変化させて、超音波モータ20の回転速度Nを制御する。
また、制御部35は、電源回路部32を制御して駆動回路部に入力する出力電圧を変化させることができ、超音波モータ20に印加される駆動電圧vを変化させ、超音波モータ20の回転速度Nを制御することもできる。
次に、超音波モータ20の特性について説明する。
図4は、第1実施形態の超音波モータの特性を示す図である。図4(a)は、超音波モータ20に印加される交番信号の駆動電圧をv=v0に保った状態における駆動周波数fと回転速度Nとの関係を示す図である。図4(b)は、超音波モータ20に印加される交番信号の駆動周波数をf=f1に保った状態における駆動電圧vと回転速度Nとの関係を示す図であり、図4(c)は、超音波モータ20に印加される交番信号の駆動周波数をf=f2に保った状態における駆動電圧vと回転速度Nとの関係を示す図である。
図4(a)に示すように、駆動装置30の制御部35は、駆動電圧vをv0に保った状態で、駆動周波数fを変化させることで、超音波モータ20の回転速度Nを変化させることができる。具体的には、制御部35は、駆動周波数fをfrから上げると、超音波モータ20の回転速度Nが下がり、また、駆動周波数fを高周波側から下げると、超音波モータ20の回転速度Nが上がる特性を有する。
ここで、図4(a)中のfrは、超音波モータ20の振動子22の機械的な共振周波数である。なお、超音波モータ20の制御では、図4(a)中のfrよりも右肩下がりの特性を利用する。
また、駆動装置30の制御部35は、駆動周波数fを、例えばf=f1に保った状態で、駆動電圧vを変化させることで、超音波モータ20の回転速度Nを変化させることもできる。具体的には、図4(b)に示すように、制御部35は、f=f1に保った状態で、駆動電圧vをv0からv2(v2<v0)に下げると、超音波モータ20の駆動速度NがN1からN2(N2<N1)に下がる。また、図4(c)に示すように、制御部35は、f=f2に保った状態で駆動電圧vをv0からv1(v0<v1)に上げると、超音波モータ20の駆動速度NがN2からN1(N2<N1)に上がる特性を有する。
本実施形態の駆動装置30は、駆動電圧v=v0に保った状態で、駆動周波数fを変化させることによって、超音波モータ20の回転速度Nを所望の速度に制御する、いわゆる周波数制御を主に行う。
カメラ1には、上述したように、撮像素子3や、レンズ鏡筒10に設けられた不図示のブレ補正装置のジャイロセンサ等の電子機器が搭載されている。ここで、超音波モータ20の駆動電圧はノイズ源になりやすいため、超音波モータ20を周波数制御により所定の駆動周波数fで駆動した場合に、上述の電子機器の固有周波数fnと共振し、電子機器の適正な作動を妨げてしまう場合がある。
そこで、本実施形態の駆動装置30は、図4(a)に示すように、上述の電子機器の固有周波数fnと駆動周波数fとの共振を避けるべく駆動周波数fの設定の禁止範囲Pを設ける。この禁止範囲Pは、電子機器の固有周波数fnを挟むようにして下限周波数f1から上限周波数f2までの範囲で設定されている(f1<fn<f2)。
駆動周波数fをこの禁止範囲P外から下限周波数f1又は上限周波数f2へ変動させた場合、駆動装置30の制御部35は、駆動周波数fの変化を禁止し、その代わりに駆動電圧vを変化させて超音波モータ20の回転速度Nを制御する、いわゆる電圧制御を行う。
すなわち、駆動装置30の制御部35は、電子機器の固有周波数fnと共振のおそれない周波数範囲においては、通常の周波数制御により超音波モータ20を制御する。一方、電子機器の固有周波数fnと共振のおそれのある周波数範囲、すなわち禁止範囲P内においては、電圧制御により超音波モータ20を制御することとなる。
これにより、駆動装置30は、超音波モータ20を加減速している場合に、駆動周波数fが電子機器の固有周波数fnと共振してしまうのを回避することができ、電子機器を適正に作動させることができる。
次に、超音波モータ20の駆動制御時における周波数制御及び電圧制御の切り替わりの動作について説明する。
図5は、第1実施形態の駆動装置による超音波モータの制御状態を説明する図である。図5(a)は、超音波モータの目標速度及び駆動装置の目標電流と、時間との関係を示す図である。図5(b)は、超音波モータの駆動周波数fと時間との関係を示す図であり、図5(c)は、超音波モータの駆動電圧vと時間との関係を示す図である。
図6は、第1実施形態の駆動装置による超音波モータの制御状態の他の例を説明する図である。図6(a)は、超音波モータの目標速度及び駆動装置の目標電流と、時間との関係を示す図である。図6(b)は、超音波モータの駆動周波数fと時間との関係を示す図であり、図6(c)は、超音波モータの駆動電圧vと時間との関係を示す図である。
図5に示すように、禁止範囲Pが共振周波数fr近傍に設定されている場合において、超音波モータ20を加速するとき、制御部35は、駆動周波数fを高周波側から徐々に小さくする周波数制御を行うが、駆動周波数fが上限周波数f2に達した場合に、電圧制御に切り替える。すなわち、制御部35は、駆動周波数をf=f2に保った状態にして、駆動電圧vをv0から徐々に大きくし、超音波モータ20を目標速度まで加速させる。
一方、電圧制御の状態から超音波モータ20を減速するとき、制御部35は、駆動周波数をf=f2に保った状態で、駆動電圧vをv0まで徐々に小さくする。駆動電圧vがv0に達したら、制御部35は、周波数制御に切り替え、駆動電圧をv=v0に保った状態にして、駆動周波数fをf2から徐々に大きくして、超音波モータ20を目標速度まで減速させる。
これにより、駆動装置30は、周波数制御により駆動周波数fが電子機器の固有周波数fnに共振してしまうのを回避して、超音波モータ20を加減速させることができる。
また、図6に示すように、禁止範囲Pが駆動周波数fの変動領域内を跨ぐようにして設定されている場合において、超音波モータ20を加速するとき、制御部35は、駆動周波数fを高周波側から徐々に小さくする周波数制御を行うが、駆動周波数fが上限周波数f2に達した場合に、電圧制御に切り替える。すなわち、制御部35は、駆動周波数をf=f2に保った状態にして、駆動電圧vをv0からv1へ徐々に大きくして、超音波モータ20を加速させる。
駆動電圧vがv1に達したら、制御部35は、駆動電圧vをv1からv0に瞬時に変更するとともに、駆動周波数fを下限周波数f1に瞬時に変更し、電圧制御から周波数制御に切り替える。そして、制御部35は、駆動電圧をv=v0に保った状態で、駆動周波数fをf1から徐々に下げて、超音波モータ20を目標速度まで加速させる。
一方、超音波モータ20を減速する場合、制御部35は、駆動周波数fを低周波側から徐々に大きくする周波数制御を行うが、駆動周波数fが下限周波数f1に達した場合に、電圧制御に切り替える。すなわち、制御部35は、駆動周波数をf=f1に保った状態にして、駆動電圧vをv0からv2へ徐々に小さくして、超音波モータ20を減速させる。
駆動電圧vがv2に達したら、制御部35は、駆動電圧vをv2からv0に瞬時に変更するとともに、駆動周波数fを上限周波数f2に瞬時に変更し、電圧制御から周波数制御に切り替える。そして、制御部35は、駆動電圧をv=v0に保った状態で、駆動周波数fをf2から徐々に上げて、超音波モータ20を目標速度まで減速させる。
これにより、駆動装置30は、駆動周波数fの変動領域内を跨ぐようにして禁止範囲Pが存在する場合においても、周波数制御により駆動周波数fが電子機器の固有周波数fnに共振してしまうのを回避して、超音波モータ20を加減速させることができる。
本実施形態の駆動装置30は、上述の禁止範囲Pの下限周波数f1及び上限周波数f2の情報を記憶部34に記憶しており、変動させる駆動周波数fがf1又はf2に達した場合に、制御部35が、周波数制御と電圧制御とを切り替えている。
また、記憶部34には、駆動周波数がf=f1に保った状態において超音波モータ20の回転速度がN=N2となる駆動電圧v2の情報と、駆動周波数をf=f2に保った状態において超音波モータ20の回転速度がN=N1となる駆動電圧v1の情報とが予め記憶されている。
これにより、駆動装置30は、電圧制御、周波数制御の切り替わり時において、超音波モータ20の回転速度Nの変動を連続的にすることができる。
ここで、駆動装置30の制御部35は、超音波モータ20に入力される電流の目標値(以下、目標電流という)を設定し、その目標電流に基づいて駆動電圧vが設定されるようにしてもよい。
図7は、超音波モータの共振周波数付近での等価回路を示す図である。
超音波モータ20の目標電流I1は、図7に示すように、超音波モータの共振周波数付近での等価回路に基づいて求められる。ここで、図7中のCdは、圧電素子24の容量であり、C1、R1、L1は、それぞれ、超音波モータ20の機械的な振動成分として表現された容量、抵抗、インダクタンスである。また、Vcdは、圧電素子24に印加される電圧、すなわち超音波モータ20の駆動電圧を示し、Ipztは、超音波モータ20へ入力される交番信号の電流を示し、Icdは、容量Cdに流れる電流を示す。I1は、容量C1に流れる電流を示し、図5(a)及び図6(a)に示すように、目標速度に比例する目標電流となる。
このような等価回路から、下記(1)式、(2)式が導かれる。
(1) I1=Ipzt−Icd
(2) Icd=ωCd・Vcd
ここで、ωは、超音波モータ20の固有角振動数であり、駆動周波数fとの関係は、ω=2πfである。上記(1)、(2)式より、下記(3)式が導かれる。
(3) I1=Ipzt−ωCd・Vcd
上記(3)式によって求められた目標電流I1は、上述したように、モータの目標速度に比例する。そのため、制御部35は、電圧制御時において、駆動回路部31から超音波モータ20へ入力される電流Ipzt(電流モニタ情報)をフィードバックして、この電流Ipztに基づいて目標電流I1を求め、目標電流I1に応じて駆動電圧を制御して回転速度Nを制御することも可能である。これにより、駆動装置30は、駆動電圧vを目標速度に比例させて変更することができ、また、環境温度等の変動によってモータ特性が変化した場合においても周波数制御、電圧制御の切り替え時における超音波モータ20の回転速度Nの変動を連続的にすることができる。
以上説明したように、本実施形態の駆動装置30及びレンズ鏡筒10には以下のような効果がある。
(1)駆動装置30は、制御部35が、駆動電圧をv=v0に保った状態で駆動周波数fを高周波側から小さくして上限周波数f2に達した場合に、駆動周波数をf=f2に保った状態にし、駆動電圧vをv0からv1へ変化させ、また、駆動電圧をv=v0に保った状態で駆動周波数fを低周波側から大きくして下限周波数f1に達した場合に、駆動周波数をf=f1に保った状態にし、駆動電圧vをv0からv2へ変化させる。
これにより、駆動装置30は、周波数制御を基本としつつも、電子機器の固有周波数fnの近傍の周波数範囲においては電圧制御によって、超音波モータ20を加減速することができ、駆動周波数fが電子機器の固有周波数fnと共振してしまうのを回避することができ、電子機器を適正に作動させることができる。
また、駆動装置30は、電圧制御、周波数制御の切り替え時における超音波モータ20の回転速度Nの変動を連続的にすることができる。
(2)駆動装置30は、制御部35が、駆動電圧vがv1に達した場合に、駆動周波数fを下限周波数f1に変更し、また、駆動電圧vがv2に達した場合に、駆動周波数fを上限周波数f2に変更する。これにより、駆動装置30は、禁止範囲Pを跨いで駆動周波数fを変動させる場合においても、周波数制御及び電圧制御の切り替えを行うことができ、駆動周波数fが電子機器の固有周波数fnと共振してしまうのを回避することができる。
(3)駆動装置30は、制御部35が、超音波モータ20の圧電素子24に印加される交番信号の電流を検出し、電流の検出情報に基づいて駆動電圧vを制御しているので、駆動電圧vを目標速度に比例させて変更することができ、また、環境温度等の変動によってモータ特性が変化した場合においても周波数制御、電圧制御の切り替え時における超音波モータ20の回転速度Nの変動を連続的にすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図8は、第2実施形態の超音波モータの特性を示す図である。図8(a)は、超音波モータ20に印加される交番信号の駆動周波数をf=f1に保った状態における位相差pと超音波モータ20の回転速度Nとの関係を示す図である。図8(b)は、超音波モータ20に印加される交番信号の駆動周波数をf=f2に保った状態における位相差pと超音波モータ20の回転速度Nとの関係を示す図である。
図9は、第2実施形態の駆動装置による超音波モータの制御状態を説明する図である。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾(下2桁)に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第2実施形態の駆動装置30は、禁止範囲Pにおいて、超音波モータ20の制御を周波数制御から位相差制御に切り替える点で、第1実施形態の駆動装置30と相違する。
本実施形態の駆動装置30の制御部35は、駆動信号の周波数を制御し、超音波モータ20の駆動周波数fを変化させて、超音波モータ20の回転速度Nを制御する周波数制御を行う。また、制御部35は、位相回路部33を制御して駆動回路部31から出力されるA相、B相の交番信号の位相差pを変化させることによって、超音波モータ20の回転速度Nを制御する位相差制御も行うことができる。
位相差制御においては、位相差が90°の場合に超音波モータ20の回転速度Nは最大となり、位相差を90°より0°(あるいは180°)に近い値にするほど回転速度Nは小さくなる。
図8(a)は、第2実施形態における駆動装置30における、超音波モータ20に印加される交番信号の駆動周波数fを禁止領域Pの下限周波数f1に保った状態におけるA相、B相の交番信号の位相差pと回転速度Nとの関係を示す図であり、図8(b)は、駆動周波数fを禁止領域Pの上限周波数f2に保った状態における位相差pと回転速度Nとの関係を示す図である。また、図9は、第2実施形態における駆動装置30による超音波モータ20の制御状態を示す図である。
図8(a)によれば、駆動周波数fがf1に保たれている状態では、位相差pをθ0(90°)とした場合に回転速度NはN1となり、位相差pをθ0(90°)より0°に近い値であるθ2、θ3とした場合(あるいは180°に近いθ2‘、θ3’とした場合)、回転数NはN1より小さいN2、N3となる。
また、図8(b)によれば、駆動周波数fがf2に保たれている状態では、位相差pをθ0(90°)とした場合に回転速度NはN2となり、位相差pをθ0(90°)より0°に近い値であるθ1とした場合(あるいは180°に近いθ1‘とした場合)、回転数NはN2より小さいN3となる。以下、位相差pをθ1、θ2、θ3に変化させる場合について説明するが、θ1‘、θ2‘、θ3‘に変化させる場合でも同様である。
図9(a)は、超音波モータの目標速度及び駆動装置の目標電流と、時間との関係を示す図である。図9(b)は、超音波モータの駆動周波数fと時間との関係を示す図である。図9(c)は、超音波モータの位相差pと時間との関係を示す図である。
本実施形態では、図9(c)に示すように、駆動周波数fが上限周波数f2以上の場合は位相差pがθ1(図8(b)参照)となるように制御し、駆動周波数fが下限周波数f1以下の場合は位相差pがθ2(図8(a)参照)となるように制御する。
図9(b)に示すように、超音波モータ20を加速するとき、制御部35は、駆動周波数fを高周波側から徐々に下げていく周波数制御を行う。そして、駆動周波数fが上限周波数f2に達すると、駆動周波数fをf2に保った状態で、図9(c)に示すように、位相差pをθ1からθ0(90°)に徐々に変化させる制御を行うことにより加速を継続する。駆動周波数fが上限周波数f2に達したときの回転速度NはN3であり、以後位相差pを変化させてθ0(90°)に達したときの回転速度はN2となる。位相差pがθ0(90°)に達すると駆動周波数fを下限周波数f1に切り替え、同時に位相差pをθ0からθ2に切り替える。この切り替え時の回転速度NはN2となり(図8(a)参照)、切り替え直前の駆動周波数fがf2で、位相差pがθ0であるときの回転速度N2(図8(b)参照)と等しい。その後、位相差pをθ2に保った状態で、駆動周波数fを徐々に下げていき、超音波モータ20を目標速度まで加速させる。
一方、超音波モータ20を減速するとき、制御部35は、駆動周波数fを低周波側から徐々に上げていく周波数制御を行う。そして、駆動周波数fが下限周波数f1に達すると、駆動周波数fをf1に保った状態で、位相差pをθ2からθ3に徐々に変化させる制御を行うことにより減速を継続する。駆動周波数fが下限周波数f1に達したときの回転速度NはN2であり、以後位相差pを変化させてθ3に達したときの回転速度NはN3となる。位相差pがθ3に達すると駆動周波数fを上限周波数f2に切り替え、同時に位相差pをθ3からθ1に切り替える。この切り替え時の回転速度はN3となり(図8(b)参照)、切り替え直前の駆動周波数fがf1で、位相差pがθ3であるときの回転速度N3(図8(a)参照)と等しい。その後、位相差pをθ3に保った状態で、駆動周波数fを徐々に上げていき、超音波モータ20を目標速度まで減速させる。
以上のようにして、駆動装置30は、駆動周波数fの変動領域内を跨ぐようにして禁止範囲Pが存在する場合においても、周波数制御により駆動周波数fが電子機器の固有周波数fnに共振してしまうのを回避して、超音波モータ20を加減速させることができる。また、位相差制御、周波数制御の切り替わり時において、超音波モータ20の回転速度Nの変動を連続的にすることができる。
なお、本実施形態においても、図9(a)に示されるように、第1の実施形態と同様に、電流I1は超音波モータ20の目標速度に比例する目標電流I1となる。そのため、制御部35は、位相差制御時において、駆動回路部31から超音波モータ20へ入力される電流Ipzt(電流モニタ情報)をフィードバックして、この電流Ipztに基づいて目標電流I1を求め、目標電流I1に応じて位相差を制御して回転速度Nを制御することも可能である。これにより、駆動装置30は、位相差pを目標速度に応じて変更することができ、また、環境温度等の変動によってモータ特性が変化した場合においても周波数制御、位相差制御の切り替え時における超音波モータ20の回転速度Nの変動を連続的にすることができる。
以上より、本実施形態の駆動装置は、周波数制御を基本としつつも、電子機器の固有周波数fnの近傍の周波数範囲においては位相差制御によって、超音波モータ20を加減速させることができ、駆動周波数fが電子機器の固有周波数fnと共振してしまうのを回避し、電子機器を適正に作動させることができる。
また、駆動装置30は、位相差制御、周波数制御の切り替え時における超音波モータ20の回転速度Nの変動を連続的にすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)各実施形態において、駆動装置30の制御部35は、一の電子機器の固有周波数fnに対して禁止範囲Pを設定する例を示したが、これに限定されるものでなく、2以上の固有周波数(fn1、fn2・・・)に対して禁止範囲Pを複数設定するようにしてもよい。
(2)第1実施形態において、制御部35は、電圧制御においてv1に到達した駆動電圧vをv0に戻した上で、周波数制御に切り替える例を示したが、これに限定されるものでない。例えば、制御部35は、電圧制御においてv1に到達した駆動電圧をv1に保った状態で、周波数制御に切り替えるようにしてもよい。この場合、制御部35は、駆動電圧がv=v1に保った状態において超音波モータ20の駆動速度NがN1となる駆動周波数、例えば、f=f1‘により、周波数制御を開始する必要がある。
(3)各実施形態において、駆動装置30は、予め、駆動周波数をf=f1に保った状態において超音波モータ20の回転速度がN=N2となる駆動電圧v2の情報、駆動周波数をf=f2に保った状態において超音波モータ20の回転速度がN=N1となる駆動電圧v1の情報が記憶部34に保存される例を示したが、これに限定されるものでない。駆動装置は、禁止範囲Pの下限周波数f1及び上限周波数f2と、駆動回路部からフィードバックされる電流に基づいて、リアルタイムに電圧制御や、位相差制御を行うようにしてもよい。
(4)各実施形態において、駆動装置30は、駆動回路部31が交番信号の電流を検出する例を示したが、これに限定されるものでなく、例えば、駆動装置内に検出回路を設けて交番信号の電流を検出するようにしてもよい。
(5)第1実施形態では、加速時には駆動周波数fがf2に達したとき、駆動周波数をf2に保った状態で駆動電圧を変化させる制御に切り替え、減速時は駆動周波数fがf1に達したとき、駆動周波数をf1に保った状態で駆動電圧を変化させる制御に切り替えることとしたが、加速時も減速時も同じ駆動周波数を保った状態で電圧制御を行うことも可能である。
たとえば、加速時に駆動周波数fがf2に達したとき、駆動周波数をf2に保った状態で電圧制御により駆動電圧をv0からv1に変化させていき、その後駆動周波数をf1に切り替える。減速時は、駆動周波数fがf1に達したとき、駆動周波数をf2に、駆動電圧をv0からv1に切り替え、その後駆動周波数をf2に保った状態で電圧制御により駆動電圧をv1からv0まで変化させていき、駆動電圧がv0に達したら周波数制御に戻す。
第2実施形態においても同様に、加速時も減速時も同じ駆動周波数に達したとき位相差制御に切り替えることも可能である。
たとえば、加速時に駆動周波数fがf2に達したとき、駆動周波数をf2に保った状態で位相差制御により位相差θ1からθ0に変化させていき、その後駆動周波数をf1に切り替え、位相差をθ2に切り替える。減速時は、駆動周波数fがf1に達したとき、駆動周波数をf2に、位相差をθ0に切り替え、その後駆動周波数をf2に保った状態で位相差制御により位相差をθ0からθ1まで変化させていき、位相差がθ1に達したら周波数制御に戻す。
10:レンズ鏡筒、20:超音波モータ、22:振動子、24:圧電素子、30:駆動装置、31:駆動回路部、31a:A相駆動回路部、31b:B相駆動回路部、32:電源回路部、33:位相回路部、34:記憶部、35:制御部

Claims (1)

  1. 圧電体に交番信号を印加して、振動体を振動させて駆動力を発生する振動アクチュエータの駆動を制御する駆動装置であって、
    前記圧電体に印加する交番信号の周波数及び電圧を変化させる制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記電圧を所定の電圧に保った状態で前記周波数を変化させて所定の周波数に達した場合に、前記周波数を第1の周波数に保った状態にし、前記電圧を第1の電圧から前記第1の電圧よりも高い第2の電圧へ変化させ、前記電圧が前記第1の電圧よりも高い前記第2の電圧に達した場合に、前記周波数を前記第1の周波数よりも低い第2の周波数に変更する駆動装置。
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