JP2019073891A - 洗浄便座装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で局部洗浄ノズルの表面の水滴を迅速に除去する。【解決手段】洗浄便座装置は、使用者の局部に向けて洗浄水を吐出可能な吐出口を有する局部洗浄ノズルと、局部洗浄ノズルに向けてエアを吐出可能な吐出口にエアを供給するエアポンプと、エアポンプから吐出口へのエアの供給路を開閉可能な開閉弁と、開閉弁を閉じた状態でエアポンプを駆動してから開閉弁を開くことで圧縮されたエアが吐出口から吐出されるように、エアポンプと開閉弁とを制御する圧縮エア吐出制御を行う制御装置と、を備えるものである。【選択図】図2

Description

本発明は、洗浄便座装置に関する。
従来、洗浄便座装置としては、使用者の局部に向けて洗浄水を吐出する局部洗浄ノズルと、局部洗浄後に局部洗浄ノズルに向けて洗浄水を吐出する洗浄手段とを備え、局部洗浄ノズルの表面に付着した水滴を除去するものが提案されている。例えば、特許文献1の洗浄便座装置は、温風ファンと、温風ファンの温風を使用者の局部に向けるか局部洗浄ノズルに向けるかを切り替える風向切替機構とを備え、ノズル洗浄後の局部洗浄ノズルに温風を送風することによりノズル表面の水滴を乾燥除去させている。
特開2003−96880号公報
上述した洗浄便座装置は、温風ファンからの温風をノズル表面の乾燥に兼用するものであるが、局部乾燥とノズル乾燥とでは要求される風力や温度が異なることがあるため、局部洗浄ノズルの表面に付着した水滴を適切に乾燥除去させることができない場合がある。その場合、水滴が徐々に乾燥していく過程で水垢固着が生じ、その水垢が汚物付着の起点となるなど局部洗浄ノズルの清潔性が阻害されるおそれがある。
本発明は、局部洗浄ノズルの表面の水滴を適切に除去することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の洗浄便座装置は、使用者の局部に向けて洗浄水を吐出可能な吐出口を有する局部洗浄ノズルと、前記局部洗浄ノズルに向けてエアを吐出可能な吐出口にエアを供給するエアポンプと、前記エアポンプから前記吐出口へのエアの供給路を開閉可能な開閉弁と、前記開閉弁を閉じた状態で前記エアポンプを駆動してから前記開閉弁を開くことで圧縮されたエアが前記吐出口から吐出されるように、前記エアポンプと前記開閉弁とを制御する圧縮エア吐出制御を行う制御装置と、を備えることを要旨とする。
本発明の洗浄便座装置では、開閉弁を閉じた状態でエアポンプを駆動してから開閉弁を開くことで圧縮されたエアが吐出口から吐出されるようにエアポンプと開閉弁とを制御する圧縮エア吐出制御を行う。これにより、局部洗浄ノズルの外表面に付着した水滴を吹き飛ばして水滴を適切に除去することができる。このため、局部洗浄ノズルの外表面に水滴が残ることで雑菌が繁殖したり水垢が固着したりするのを防止して、局部洗浄ノズルの清潔性を保つことができる。
本発明の洗浄便座装置において、前記局部洗浄ノズルに向けて洗浄水を吐出可能な吐出口を有するノズル洗浄部を備え、前記制御装置は、前記局部洗浄ノズルによる局部洗浄が行われてから前記ノズル洗浄部によるノズル洗浄が行われた後に、前記圧縮エア吐出制御を行うものとしてもよい。こうすれば、ノズル洗浄により局部洗浄ノズルの外表面に付着した水滴を適切に除去することができる。
本発明の洗浄便座装置において、前記局部洗浄ノズルを収容するノズルカバーを備え、前記局部洗浄ノズルは、前記ノズルカバー内に収容される収容位置と、前記ノズルカバー外の洗浄位置との間を移動可能に構成され、前記制御装置は、前記局部洗浄ノズルが前記洗浄位置と前記収容位置との間を移動中に、前記圧縮エア吐出制御を複数回行うものとしてもよい。こうすれば、局部洗浄ノズルの移動方向に沿った複数箇所に圧縮されたエアを吐出することができるから、局部洗浄ノズルの外表面の略全長に亘って、付着した水滴をより確実に除去することができる。
本発明の洗浄便座装置において、前記局部洗浄ノズルに向けて洗浄水を吐出可能な吐出口を有するノズル洗浄部を備え、前記エアポンプによりエアが供給される前記吐出口と前記ノズル洗浄部の吐出口とを共用するように構成されるものとしてもよい。こうすれば、局部洗浄ノズルを洗浄するためのノズル洗浄部を備えるものにおいて、局部洗浄ノズルへのエアの吐出をコンパクトな構成で可能とすることができる。
この態様の本発明の洗浄便座装置において、前記制御装置は、前記局部洗浄ノズルが前記収容位置にある状態で、前記圧縮エア吐出制御を複数回行うものとしてもよい。こうすれば、ノズル洗浄により残存している洗浄水を一回目の圧縮エア吐出制御により除去した後に、二回目以降の圧縮エア吐出制御によりエアを確実に吐出することができるから、局部洗浄ノズルの外表面に付着した水滴をより適切に除去することができる。
本発明の洗浄便座装置において、前記エアポンプから前記吐出口までのエアの供給路に設けられる前記開閉弁としての第1開閉弁と、前記局部洗浄ノズルに供給される洗浄水に前記エアポンプからのエアを供給して混入するための供給路を開閉可能な第2開閉弁と、を備え、前記制御装置は、前記局部洗浄ノズルによる局部洗浄中は前記第1開閉弁を閉じた状態とし、前記圧縮エア吐出制御中は前記第2開閉弁を閉じた状態とするものとしてもよい。こうすれば、局部洗浄ノズルからの洗浄水に混入するエアを供給するためのエアポンプと、局部洗浄ノズルに吐出するエアを供給するためのエアポンプとを共用することができるから、コンパクトな構成とすることができる。
洗浄便座装置10が取り付けられた便器1の外観斜視図である。 洗浄便座装置10の構成の概略を示す構成図である。 ノズルユニット20の外観斜視図である。 ノズルユニット作動処理の一例を示すフローチャートである。 圧縮エア吐出処理の一例を示すフローチャートである。 変形例の圧縮エア吐出処理を示すフローチャートである。 変形例の洗浄便座装置10Bの構成の概略を示す構成図である。 変形例の洗浄便座装置10Cの構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は洗浄便座装置10が取り付けられた便器1の外観斜視図であり、図2は洗浄便座装置10の構成の概略を示す構成図であり、図3はノズルユニット20の外観斜視図である。本実施形態において、左右方向、前後方向及び上下方向は、図1,図3に示した通りとする。
便器1は、洋式便器であり、便器1の上面に洗浄便座装置10が設置されている。洗浄便座装置10は、図1に示すように、便器1の後方に設置される便座装置本体11と、便座装置本体11に回動自在に支持された便座12と、便座装置本体11に回動自在に支持された便蓋13と、使用者により操作される操作パネル14と、を備える。
便座装置本体11は、図2に示すように、2つの局部洗浄ノズルとしておしり洗浄ノズル21とビデ洗浄ノズル22とを有するノズルユニット20と、洗浄便座装置10全体を制御する制御装置60とを備える。ノズルユニット20は、図2,図3に示すように、給水源からの給水を所定の給水圧に減圧する給水減圧弁23と、給水減圧弁23を通過した洗浄水を加熱するヒータや温度センサが設けられた熱交換ユニット25と、洗浄水の流量を調整する流量調整弁27と、流量調整弁27から出力された洗浄水の供給先を切り替える流路切替弁29とを備える。また、ノズルユニット20は、おしり洗浄ノズル21を前後方向に進退移動させるおしり洗浄ノズル駆動部31と、ビデ洗浄ノズル22を前後方向に進退移動させるビデ洗浄ノズル駆動部32と、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22の外表面を洗浄するノズル洗浄部35と、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22を収容して全体を覆うノズルカバー40と、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22の外表面にエアを吐出するエア吐出部50とを備える。
おしり洗浄ノズル21とビデ洗浄ノズル22は、伸縮しない単段式の軸状ノズル部材である。おしり洗浄ノズル21とビデ洗浄ノズル22は、図示は省略するが、それぞれ、内部に洗浄水の流路が形成された中空円筒状の樹脂製のノズル本体と、ノズル本体の外表面に撥水処理により形成された撥水性層とにより構成されている。なお、おしり洗浄ノズル21とビデ洗浄ノズル22を、複数段のノズル部材により伸縮可能に構成してもよい。
おしり洗浄ノズル駆動部31は、図示は省略するが、駆動源としてのモータと、モータにより回転するピニオンギヤと、ピニオンギヤに噛み合うと共におしり洗浄ノズル21の先端部に接続されピニオンギヤの回転に伴って移動可能なラック(フレキシブルラック)とを備え、モータの正回転または逆回転によりおしり洗浄ノズル21を前方または後方に移動させる。また、ビデ洗浄ノズル駆動部32も同様に構成されている。なお、制御装置60は、おしり洗浄ノズル駆動部31やビデ洗浄ノズル駆動部32の各モータの回転量や図示しない位置センサなどから、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22の位置を検出可能である。
ノズルカバー40は、図3に示すように、下カバー部材41と、上カバー部材43と、前壁部材45とにより構成されている。下カバー部材41は、前方に向かって斜め下方に傾斜する上面におしり洗浄ノズル21とビデ洗浄ノズル22がそれぞれ載置される。また、下カバー部材41は、その幅方向両側縁に複数の係合爪42を有しており、複数の係合爪42が上カバー部材43の対向する位置に設けられた複数の係合溝44と係合することにより、上カバー部材43が下カバー部材41に取り付けられる。また、前壁部材45は、下カバー部材43の前方端に配設されている。前壁部材45には、おしり洗浄ノズル21とビデ洗浄ノズル22がそれぞれ進退移動するための開口45a,45bが形成されている。これにより、おしり洗浄ノズル21とビデ洗浄ノズル22は、下カバー部材41と上カバー部材43と前壁部材45とにより囲まれて、ノズルカバー40に収容される。
ノズル洗浄部35は、図3に示すように、ノズルカバー40の前壁部材45に設けられている。ノズル洗浄部35は、開口45a,45bの内周壁面の上部に鉛直下方に向けて開口する複数の吐出口36と、吐出口36への洗浄水などが供給される供給口37とが設けられている。供給口37には、流路切替弁29に繋がる洗浄水供給路38(図2参照)が接続されており、洗浄水供給路38を通った洗浄水を吐出口36に供給する。ノズル洗浄部35は、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22がノズルカバー40内に収容された収容位置にある状態で吐出口36から洗浄水を吐出することにより、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22の外表面を洗浄する。これにより、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22の外表面に付着した汚れを除去している。
エア吐出部50は、図2に示すように、エア供給源としてのエアポンプ52と、エアポンプ52と洗浄水供給路38とを繋ぐエア供給路54と、エア供給路54を開閉可能な開閉弁56とを備える。エア吐出部50は、開閉弁56を開いた状態でエアポンプ52を駆動させることで、エア供給路54から洗浄水供給路38を通って供給口37にエアを供給し、供給したエアを吐出口36から吐出させる。即ち、本実施形態では、吐出口36が、洗浄水の吐出と、エアの吐出とに共用されるように構成されている。なお、開閉弁56を閉じた状態では、エアポンプ52と開閉弁56との間の供給路は密閉空間となる。
おしり洗浄ノズル21とビデ洗浄ノズル22と吐出口36(洗浄水供給路38)とは、図2に示すように、流路切替弁29に接続されている。流路切替弁29は、供給先をおしり洗浄ノズル21とビデ洗浄ノズル22と吐出口36(洗浄水供給路38)のうちいずれかに切り替えるように、図示しないモータにより駆動されるロータリバルブとして構成される。
制御装置60は、図示は省略するが、CPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他にROMやRAM,入出力ポートなどを備える。制御装置60には、図2に示すように、操作パネル14からの操作信号や着座センサ15からの検知信号などが入力ポートを介して入力される。また、制御装置60からは、給水減圧弁23への駆動信号や熱交換ユニット25への駆動信号、流量調整弁27への駆動信号、流路切替弁29への駆動信号、おしり洗浄ノズル駆動部31への駆動信号、ビデ洗浄ノズル駆動部32への駆動信号、エアポンプ52への駆動信号、開閉弁56への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。なお、操作パネル14には、おしり洗浄を指示するおしり洗浄スイッチやビデ洗浄を指示するビデ洗浄スイッチ、洗浄の強さを調整する洗浄強さ調整スイッチ、洗浄の停止を指示する停止スイッチなどが設けられている。
次に、こうして構成された洗浄便座装置10(ノズルユニット20)の動作について説明する。図4は、ノズルユニット作動処理の一例を示すフローチャートである。制御装置60は、着座センサ15により使用者の便座12への着座を検知した場合に、この処理を実行する。また、図示は省略するが、制御装置60は、着座センサ15により使用者の着座が検知されなくなった場合などに、この処理を終了する。
ノズルユニット作動処理では、制御装置60は、まず、局部洗浄の開始タイミングとなるのを待つ(S100)。S100の判定は、操作パネル14のおしり洗浄スイッチやビデ洗浄スイッチが操作されたか否かに基づいて行われる。制御装置60は、S100で局部洗浄の開始タイミングとなったと判定すると、操作パネル14のスイッチ操作に応じた局部洗浄ノズル(おしり洗浄ノズル21またはビデ洗浄ノズル22)を洗浄位置に向かって前方に移動させて(S110)、局部洗浄ノズルによる局部洗浄を開始する(S120)。なお、制御装置60は、おしり洗浄スイッチが操作された場合には、おしり洗浄ノズル駆動部31を駆動制御しておしり洗浄ノズル21を洗浄位置に移動させ、おしり洗浄ノズル21に洗浄水が供給されるように流路切替弁29を駆動制御して、おしり洗浄を実行する。また、ビデ洗浄ノズル22によるビデ洗浄も同様に行われる。そして、制御装置60は、局部洗浄の終了タイミングとなるのを待つ(S130)。S130の判定は、操作パネル14の停止スイッチが操作されたか否かに基づいて行われる。制御装置60は、S130で局部洗浄の終了タイミングとなったと判定すると、局部洗浄を終了して局部洗浄ノズル(おしり洗浄ノズル21またはビデ洗浄ノズル22)を収容カバー40内の収容位置に向かって後方に移動させる(S140)。
次に、制御装置60は、局部洗浄ノズル(おしり洗浄ノズル21またはビデ洗浄ノズル22)のノズル洗浄を実行する(S150)。S130では、制御装置60は、吐出口36(洗浄水供給路38)に洗浄水が供給されるように流路切替弁29を駆動制御して、吐出口36からおしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22に向けて洗浄水を吐出させることにより、ノズル洗浄を実行する。また、ノズル洗浄は、局部洗浄を終了したおしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22が後方へ移動し始めたタイミングや移動中の所定のタイミング、収容位置への移動が完了したタイミングなど、局部洗浄終了後の予め定められたタイミングで開始される。そして、制御装置60は、ノズル洗浄の終了タイミングとなるのを待つ(S160)。なお、制御装置60は、S150でノズル洗浄を開始してから予め定められたノズル洗浄時間が経過したときに、ノズル洗浄の終了タイミングとなったと判定する。制御装置60は、S160でノズル洗浄の終了タイミングとなったと判定すると、吐出口36への洗浄水の供給を停止させてノズル洗浄を終了し、図5に示す圧縮エア吐出処理を実行して(S170)、ノズルユニット作動処理を終了する。
圧縮エア吐出処理では、制御装置60は、まず、開閉弁56を閉状態としてエアポンプ52の駆動を開始し(S200)、所定の蓄圧時間が経過するのを待つ(S210)。ここで、本実施形態の圧縮エア吐出処理は、吐出口36から圧縮されたエアを吐出することで、収容位置にあるおしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22に付着している水滴を吹き飛ばすことを目的としている。S210の所定の蓄圧時間としては、水滴を吹き飛ばすことができる程度のエアの圧縮(蓄圧)に必要な時間として、実験などにより予め求めた時間を用いる。制御装置60は、S210で所定の蓄圧時間が経過したと判定すると、開閉弁56を開いて(S220)、吐出口36から圧縮されたエアを吐出させる。これにより、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22に付着している水滴を吹き飛ばすことができる。そして、制御装置60は、開閉弁56を再び閉じて(S230)、圧縮されたエアの吐出を所定回数繰り返したか否かを判定する(S240)。この所定回数は、数回から十回程度の複数回に定めるものとする。なお、所定回数を1回とすることもできるが、ノズル洗浄後に初めてエアを吐出する際には洗浄水供給路38に残存している洗浄水が吐出されることがあるため、所定回数を複数回とすることが好ましい。制御装置60は、S240で所定回数繰り返していないと判定すると、S210に戻り処理を行う。また、制御装置60は、S240で所定回数繰り返したと判定すると、エアポンプ52の駆動を停止して(S250)、圧縮エア吐出処理を終了する。
以上説明した洗浄便座装置10は、局部洗浄ノズルとしてのおしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22に向けた吐出口36にエアを供給するエアポンプ52と、エアポンプ52から吐出口36へのエア供給路54に設けられ開閉可能な開閉弁56とを備える。そして、洗浄便座装置10は、開閉弁56を閉じた状態でエアポンプ52を駆動してから開閉弁56を開くことで圧縮されたエアを吐出口36から吐出させる。これにより、エアポンプ52と開閉弁56とを設ける比較的簡易な構成で、局部洗浄ノズルの外表面に付着した水滴を吹き飛ばして水滴を除去することができる。このため、局部洗浄ノズルの外表面に水滴が残ることで雑菌が繁殖したり水垢が固着したりするのを適切に防止しつつ、外表面の撥水性が損なわれるのを抑制することができるから、局部洗浄ノズルの清潔性を保つことができる。また、局部洗浄ノズルの外表面は撥水性を有するため、低圧縮のエアで十分に水滴を吹き飛ばすことが可能であり、エアポンプ52の小型化を図ることができる。
また、洗浄便座装置10は、局部洗浄ノズルのノズル洗浄が行われた後に、圧縮されたエアを吐出口36から吐出させるから、ノズル洗浄により局部洗浄ノズルの外表面に付着した水滴を適切に除去することができる。
また、洗浄便座装置10は、局部洗浄ノズルがノズルカバー40内の収容位置にある状態で、圧縮されたエアを吐出口36から複数回吐出させるから、局部洗浄ノズルの外表面に付着した水滴をより確実に除去することができる。
また、洗浄便座装置10は、ノズル洗浄部35による洗浄水の吐出口と、エアポンプ52からのエアの吐出口とを共用するように構成されるから、局部洗浄ノズルに向けてエアを吐出可能に構成しても装置が大型化するのを防止することができる。また、洗浄水の吐出口と、エアの吐出口とを共用した場合でも、圧縮されたエアを吐出口36から複数回吐出させるから、一回目のエア吐出により流路内や吐出口36内に残存している洗浄水を除去してから、二回目以降のエア吐出によりエアを確実に吐出することが可能となる。
上述した実施形態では、ノズル洗浄が終了しおしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22が収容位置にある状態で、圧縮されたエアを吐出口36から吐出させるものとしたが、これに限られるものではない。例えば、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22を移動させながら吐出口36から圧縮されたエアを吐出させるものなどとしてもよい。図6は変形例の圧縮エア吐出処理を示すフローチャートである。変形例の圧縮エア吐出処理では、図5と同じ処理には同じステップ番号か末尾にa,bを加えたステップ番号を付す。
変形例の圧縮エア吐出処理では、制御装置60は、S200で開閉弁56を閉状態でエアポンプ52の駆動を開始すると、おしり洗浄ノズル21とビデ洗浄ノズル22とのうち一方を順次対象洗浄ノズルとするかあるいは両方を対象洗浄ノズルとして、対象洗浄ノズルの洗浄位置への移動(往動)を開始する(S202)。そして、制御装置60は、所定の蓄圧時間が経過する度に開閉弁56を開いて圧縮エアを吐出口36から吐出させてから開閉弁56を閉じる処理(S210a,S220a,S230a)を対象洗浄ノズルが洗浄位置に到達するまで(S232)、繰り返し行う。これにより、対象洗浄ノズルを洗浄位置まで移動させながら、圧縮されたエアを吐出口36から吐出させることができる。なお、対象洗浄ノズル(局部洗浄ノズル)の移動速度は、エアの吐出回数が複数回となるように定めるものとする。
制御装置60は、S232で対象洗浄ノズルが洗浄位置まで移動したと判定すると、次に、対象洗浄ノズルの収容位置への移動(復動)を開始する(S234)。そして、制御装置60は、所定の蓄圧時間が経過する度に開閉弁56を開いて圧縮エアを吐出口36から吐出させてから開閉弁56を閉じる処理(S210b,S220b,S230b)を対象洗浄ノズルが収容位置に到達するまで(S242)、繰り返し行う。これにより、対象洗浄ノズルを収容位置まで移動させながら、圧縮されたエアを吐出口36から吐出させることができる。そして、制御装置60は、S242で対象洗浄ノズルが収容位置まで移動したと判定すると、S250でエアポンプ52の駆動を停止して、圧縮エア吐出処理を終了する。なお、おしり洗浄ノズル21とビデ洗浄ノズル22とを順次対象洗浄ノズルとする場合には、S242で一方が収容位置まで移動したと判定すると、他方を対象洗浄ノズルとしてS202に戻り処理を行うものとする。これにより、ノズル軸方向の複数箇所に圧縮されたエアを吐出することができるから、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22の外表面の略全長に亘って、付着した水滴をより確実に除去することができる。なお、この変形例の圧縮エア吐出処理において、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22の往復動作を複数回繰り返しながら、圧縮されたエアを複数回吐出口36から吐出させるものなどとしてもよい。また、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22を往復動作中(移動中)に複数の所定位置で一時的に停止させた状態で、圧縮されたエアを複数回吐出口36から吐出させるものなどとしてもよい。また、S242で対象洗浄ノズルが収容位置に移動したときに、収容位置でさらに複数回エアを吐出してもよい。
実施形態では、ノズル洗浄部35により洗浄水が吐出される吐出口と、エアポンプ52からのエアを吐出する吐出口とを一の吐出口36で共用するものとしたが、これに限られるものではない。ここで、図7は、変形例の洗浄便座装置10Bの構成の概略を示す構成図である。図示するように、ノズル洗浄部35により洗浄水が吐出される吐出口36Bと、エアポンプ52からのエアを吐出する吐出口53とを別々に設けるものとしてもよい。この変形例においても、エアの吐出を複数回行うものとしてもよい。
また、おしり洗浄ノズル21とビデ洗浄ノズル22から吐出される洗浄水にエアを混入させることにより局部洗浄における洗浄力や洗浄感を向上させる洗浄便座装置に本発明を適用するものとしてもよい。図8は、変形例の洗浄便座装置10Cの構成の概略を示す構成図である。変形例の洗浄便座装置10Cでは、図7の洗浄便座装置10Bと同様に、ノズル洗浄部35により洗浄水が吐出される吐出口36Bと、エアポンプ52からのエアを吐出する吐出口53とを別々に設けている。また、エアポンプ52からのエアを吐出口53に供給する供給路に第1開閉弁56Aが設けられ、エアポンプ52からのエアをおしり洗浄ノズル21とビデ洗浄ノズル22に供給する供給路に第2開閉弁56Bが設けられている。この変形例では、制御装置60は、図4のノズルユニット作動処理においてS120の局部洗浄を実行する前に第1開閉弁56Aを閉じる処理を行う。なお、制御装置60は、局部洗浄中は、局部洗浄するための洗浄水にエアを混入可能となるように、必要に応じて第2開閉弁56Bを開いてエアポンプ52を駆動する。また、制御装置60は、図4のノズルユニット作動処理においてS170の圧縮エア吐出処理を実行する前に第2開閉弁56Bを閉じる処理を行う。この変形例では、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22から吐出する洗浄水に混入するエアを供給するためのエアポンプと、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22に向けて吐出するエアを供給するためのエアポンプとを、一のエアポンプ52で共用することができるから、コンパクトな構成とすることができる。
実施形態では、制御装置60が行うノズルユニット作動処理の中で圧縮エア吐出処理を行うものとしたが、これに限られず、エアの吐出指示を行うためのスイッチを操作パネル14に設けておき、使用者からの操作指示に基づいて圧縮エア吐出処理を行うものとしてもよい。このようにすれば、使用者は、例えばおしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22の清掃作業を行った後に、圧縮されたエアを吐出させることでおしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22に付着した水滴を除去(乾燥)することができる。
実施形態では、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22がノズル本体の外表面に撥水性層を有するものとしたが、これに限られず、例えば親水性層など他の性質の層を外表面に有するものなどとしてもよい。
本実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。本実施形態では、おしり洗浄ノズル21やビデ洗浄ノズル22が「局部洗浄ノズル」に相当し、エアポンプ52が「エアポンプ」に相当し、開閉弁56が「開閉弁」に相当し、制御装置60が「制御装置」に相当する。また、ノズル洗浄部35が「ノズル洗浄部」に相当する。また、ノズルカバー40が「ノズルカバー」に相当する。また、第1開閉弁56Aが「第1開閉弁」に相当し、第2開閉弁56Bが「第2開閉弁」に相当する。
なお、本実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、本実施形態が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、本実施形態は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、洗浄便座装置の製造産業などに利用可能である。
1 便器、10,10B,10C 洗浄便座装置、11 便座装置本体、12 便座、13 便蓋、14 操作パネル、15 着座センサ、20 ノズルユニット、21 おしり洗浄ノズル、22 ビデ洗浄ノズル、23 給水減圧弁、25 熱交換ユニット、27 流量調整弁、29 流路切替弁、31 おしり洗浄ノズル駆動部、32 ビデ洗浄ノズル駆動部、35 ノズル洗浄部、36,36B 吐出口、37 供給口、38 洗浄水供給路、40 ノズルカバー、41 下カバー部材、42 係合爪、43 上カバー部材、44 係合溝、45 前壁部材、45a,45b 開口、50 エア吐出部、52 エアポンプ、53 吐出口、54 エア供給路、56 開閉弁、56A 第1開閉弁、56B 第2開閉弁、60 制御装置。

Claims (6)

  1. 使用者の局部に向けて洗浄水を吐出可能な吐出口を有する局部洗浄ノズルと、
    前記局部洗浄ノズルに向けてエアを吐出可能な吐出口にエアを供給するエアポンプと、
    前記エアポンプから前記吐出口へのエアの供給路を開閉可能な開閉弁と、
    前記開閉弁を閉じた状態で前記エアポンプを駆動してから前記開閉弁を開くことで圧縮されたエアが前記吐出口から吐出されるように、前記エアポンプと前記開閉弁とを制御する圧縮エア吐出制御を行う制御装置と、
    を備える洗浄便座装置。
  2. 請求項1に記載の洗浄便座装置であって、
    前記局部洗浄ノズルに向けて洗浄水を吐出可能な吐出口を有するノズル洗浄部を備え、
    前記制御装置は、前記局部洗浄ノズルによる局部洗浄が行われてから前記ノズル洗浄部によるノズル洗浄が行われた後に、前記圧縮エア吐出制御を行う
    洗浄便座装置。
  3. 請求項1または2に記載の洗浄便座装置であって、
    前記局部洗浄ノズルを収容するノズルカバーを備え、
    前記局部洗浄ノズルは、前記ノズルカバー内に収容される収容位置と、前記ノズルカバー外の洗浄位置との間を移動可能に構成され、
    前記制御装置は、前記局部洗浄ノズルが前記洗浄位置と前記収容位置との間を移動中に、前記圧縮エア吐出制御を複数回行う
    洗浄便座装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の洗浄便座装置であって、
    前記局部洗浄ノズルに向けて洗浄水を吐出可能な吐出口を有するノズル洗浄部を備え、
    前記エアポンプによりエアが供給される前記吐出口と前記ノズル洗浄部の吐出口とを共用するように構成される
    洗浄便座装置。
  5. 請求項4に記載の洗浄便座装置であって、
    前記制御装置は、前記圧縮エア吐出制御を複数回行う
    洗浄便座装置。
  6. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の洗浄便座装置であって、
    前記エアポンプから前記吐出口までのエアの供給路に設けられる前記開閉弁としての第1開閉弁と、
    前記局部洗浄ノズルに供給される洗浄水に前記エアポンプからのエアを供給して混入するための供給路を開閉可能な第2開閉弁と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記局部洗浄ノズルによる局部洗浄中は前記第1開閉弁を閉じた状態とし、前記圧縮エア吐出制御中は前記第2開閉弁を閉じた状態とする
    洗浄便座装置。
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