JP2019069124A - 座った状態において骨盤に伝わる上半身の重量を軽減する重量軽減装具 - Google Patents

座った状態において骨盤に伝わる上半身の重量を軽減する重量軽減装具 Download PDF

Info

Publication number
JP2019069124A
JP2019069124A JP2017205613A JP2017205613A JP2019069124A JP 2019069124 A JP2019069124 A JP 2019069124A JP 2017205613 A JP2017205613 A JP 2017205613A JP 2017205613 A JP2017205613 A JP 2017205613A JP 2019069124 A JP2019069124 A JP 2019069124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
weight
weight reduction
pelvis
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017205613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7104393B2 (ja
JP2019069124A5 (ja
Inventor
功一 中山
Koichi Nakayama
功一 中山
千佳 中山
Chika Nakayama
千佳 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2017205613A priority Critical patent/JP7104393B2/ja
Publication of JP2019069124A publication Critical patent/JP2019069124A/ja
Publication of JP2019069124A5 publication Critical patent/JP2019069124A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7104393B2 publication Critical patent/JP7104393B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの骨盤にかかる上半身の重量を座面に伝えることで、骨盤にかかる重量を軽減する装具を提供する。【解決手段】ユーザの上半身に装着される装着部と、その装着部にかかる着座時のユーザの上半身の重量を支え、その重量を任意の座面に伝達する支持部とを備えることにより、ユーザが着座時に骨盤にかかる上半身の重量を軽減する。【効果】装着したユーザが着座している状態においては、ユーザの骨盤に伝えられる重量を軽減できる。このため、腰痛や痔などの体の不調を軽減できる。また、装着したユーザは、立位時や歩行時などの着座していない状態においては、重量軽減装具を装着したまま、任意の場所に移動できる。また、移動後に任意の座面に座った場合にも、同様の効果が得られる。【選択図】図3

Description

本発明は、座っているユーザの骨盤にかかる重量を軽減するための、ユーザが装着する装具に関するものである。
近年、座った状態で仕事をするデスクワーカーの増加と共に、腰痛、痔、エコノミークラス症候群(血栓症)、静脈瘤(血行障害)など、骨盤に重量がかかることが原因となる体の不調に悩まされる人が増加している。特に腰痛は、日本人男性の9.2%、日本人女性の11.8%に自覚症状がある(非特許文献1参照)。本発明では、骨盤にかかる重量を減少させることで、これらの症状の発生の予防、または症状の軽減を目的とする。
従来から、腰痛を予防する器具や、腰痛時の症状を緩和する器具は、種々、提案されている。一般的なコルセットやサポーターは、ユーザの骨盤付近に装着するものである。これらは、上半身の重量がかかる骨盤およびその周辺の筋肉をサポートするものであり、骨盤にかかる上半身の重量を軽減するものではない。
装具ではなく椅子として、ユーザの重量を支えることを特徴とする器具は、提案されている。特許文献1、特許文献2では、腰痛を治療するユーザの重量をアームシャフトで支える構造を特徴とする椅子が提案されている。また、特許文献3では、ユーザの重量を、ユーザの胴部に巻き付けたパットで支える構造を特徴とする椅子が提案されている。
また、特許文献4では、ユーザの上半身の重量を胸部両側面支持部により支えることを特徴とする椅子型の健康器具を提案している。
さらに、非特許文献2、非特許文献3では、市販されている医療用具として、牽引治療を行うための椅子が記載されている。
両脇(脇の下)でユーザの重量を支えることを特徴とする椅子は、提案されている。特許文献5では、椅子に可動式の腕木を取り付け、両脇で重量を支えることで骨盤にかかる重量を減少させることで、腰痛を軽減する装置を提案している。
これらは、椅子に座ったまま移動するための車輪をつけることに言及しているものはあるものの、本発明と異なり、装着したまま立ち歩くことを可能とするものではない。また、本発明と異なり、装着したまま、任意の位置に座ることが想定されていない。また、本発明と異なり、上半身の重量をユーザが座っている座面に伝えるものではなく、椅子が設置された地面に伝えることを特徴としている。
同様の機能を、椅子に装着する器具として提案しているものもある。特許文献6では、椅子に装着し、ユーザの重量を両腕の脇に挟んで支える脇の下支持具を持つことを特徴とする補助装置を提案している。任意の椅子に装着を可能とする装置ではあるものの、本発明と異なり、ユーザに装着する装具ではない。また、本発明とは異なり、脇の下で重量を支えることを想定した装置である。また、本発明と異なり、装着したまま、歩いて移動することを想定したものではない。
同様に脇の下で重量を支えることを特徴とするユーザに装着する装具も提案されている。特許文献7では、ユーザの脇の下で支持した上半身の重量を骨盤に伝える装着器具を提案している。これは、本発明と異なり、骨盤にかかる重量を座面に伝えることで軽減するものではない。また、本発明とは異なり、胴体ではなく脇の下で重量を支えることを想定した装置である。
全身に装着する筋力補助装置は提案されている。特許文献8では、全身に装着する外骨格型の装置で、椅子から立ち上がる動作時や、物体を持ち上げる動作時において、アクチュエータの動力で筋力を補助する装置を提案している。この装置は、装着したまま歩行が可能であるものの、装置およびユーザの重量をユーザが座った状態で骨盤の下の座面に伝えるものではなく、ユーザが立っている状態で足の下の地面に伝えるものである。また、本発明とは異なり、ユーザの上半身の重量を座面等で支持するものではなく、アクチュエータが発生させる動力を伝えて、ユーザの筋力を補助するものである。
同様に、全身に装着する筋力補助装置として、特許文献9では、全身に装着する外骨格型の装置で、ユーザの腕の動きを外骨格型ロボットアームに伝え、連動させるものが提案されている。こられも本発明とは異なり、座った状態にあるユーザの上半身の重量を、座面で支持するものではない。
特開平11−221257号公報:腰痛治療椅子 特開2000−139977号公報:腰痛治療椅子 特開2000−225137号公報:腰痛治療器具 特開2013−090886号公報:健康器具 特開2002−119378号公報:腰痛予防及び腰痛軽減装置 特開2006−068025号公報:椅子用の腰痛軽減補助装置 特開2002−159519号公報:腰痛軽減用装着器具 特開2007−097636号公報:筋力補助装置 特開2016−043431号公報:外骨格型ロボット
厚生労働省:平成25年度国民生活基礎調査 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k−tyosa/k−tyosa13/ ミナト医科学株式会社:スーパートラック[ST−2L] http://www.minato−med.co.jp/medical/products/physical/st2l.php 株式会社日本メディックス:椅子型牽引装置エルケイヌVI https://www.nihonmedix.co.jp/products/details/prd_000099.php
本発明が解決しようとする課題
本発明は、ユーザの骨盤にかかる上半身の重量を、骨盤ではなく、ユーザが座っている任意の座面または背もたれまたはひじ掛けに伝えることで、骨盤にかかる重量を軽減する装具を提供することを第1の目的とする。さらに、本発明は、骨盤に重量がかかることで発生する腰痛、痔、エコノミークラス症候群(血栓症)、静脈瘤(血行障害)、脊椎圧迫骨折などの身体の不調を軽減する装具を提供することを第2の目的とする。
課題を解決するための手段
本発明である重量軽減装具は、ユーザの上半身に装着される装着部(1)と、その装着部(1)にかかる着座時のユーザの上半身の重量を支え、その重量を任意の座面に、あるいは椅子のひじ掛けまたは背もたれに伝達する支持部とを備えることにより、ユーザが着座時に骨盤にかかる上半身の重量を軽減することを特徴とする。
重量軽減装具の装着部(1)は、ユーザの骨盤より上部の胴体に装着する機構を備え、ユーザの上半身の重量の全部または一部を支持することを特徴とする。
重量軽減装具の上下支持部(3)は、ユーザの上半身の重量を支える強度をもつ素材で構成され、前記装着部(1)が支持する重量を、ユーザが着座する座面、またはユーザが着座する椅子の背もたれまたはひじ掛けに安定して伝えるための接触部分を備えることを特徴とする。
重量軽減装具の起立部(5)は、ユーザの着座時に、重量軽減装具が倒れないように起立させる機構を備えることを特徴とする。
重量軽減装具の左右接続部(6)は、ユーザの右側と左側にある上下支持部(3)または起立部(5)のいずれかまたは両方を剛体で接続する機構を備えることを特徴とする。
重量軽減装具の上部接続部(2)は、装着部(1)と、上下支持部(3)を構成する支持剛体とを接続する機構と、ユーザの上半身の重量が加わっても外れない強度を備えることを特徴とする。
重量軽減装具の下部接続部(4)は、上下支持部(3)を起立部(5)または左右接続部(6)と接続する機構と、ユーザの上半身の重量が加わっても外れない強度を備えることを特徴とする。
発明の効果
この発明は、重量軽減装具を装着したユーザが着座している状態においては、ユーザの骨盤に伝えられる重量を軽減できる。このため、腰痛や痔などの体の不調を軽減できる。
また、本発明である重量軽減装具を装着したユーザは、立位時や歩行時などの着座していない状態においては、重量軽減装具を装着したまま、任意の場所に移動できる。また、移動後に任意の座面に座った場合にも、同様の効果が得られる。
このように、本発明にかかわる重量軽減装具は、座った状態のユーザの骨盤にかかる重量を軽減する効果があるため、例えば、長く座った状態にあり、腰に負担がかかっているユーザの身体的不調を改善することを可能とする。
装着部1としてベルトを用い左右接続部6を下端に配設したの重量軽減装具(第1の実施例)を正面から見た構成図である。 前記図1の重量軽減装具(第1の実施例)を右斜め前から見た構成図である。 重量軽減装具(第1の実施例)を装着して着座したユーザを右斜め前から見た構成図である。 重量軽減装具(第1の実施例)を装着して起立したユーザを右から見た構成図である。 重量軽減装具(第1の実施例)を装着して起立したユーザを正面から見た構成図である。 下部接続部4を配設しない重量軽減装具(第2の実施例)を右斜め前からみた構成図である。 左右接続部62を上下支持部3の中央付近に配設した重量軽減装具(第3の実施例)から装着部1と上部接続部2を省略した図である。 左右接続部63を上下支持部3の上端部付近に配設した重量軽減装具(第4の実施例)から装着部1と上部接続部2を省略した図である。 左右接続部64を上下支持部3の上端に配設した重量軽減装具(第5の実施例)から装着部1と上部接続部2を省略した図である。 コルセット型の装着部12を用い左右接続部6を下端に配設した重量軽減装具(第6の実施例)を右から見た構成図である。 ハーネス型の装着部13を用い左右接続部6を下端に配設した重量軽減装具(第7の実施例)を正面から見た構成図である。 剛体で構成された円弧型の装着部14と上下支持部3を剛体で接続する重量軽減装具(第8の実施例)の構成図である。 フック型の着脱機構を備えた上部接続部22を備えた重量軽減装具(第9の実施例)の構成図である。 筒状の面ファスナー型の着脱機構を備えた上部接続部23を備えた重量軽減装具(第10の実施例)の構成図である。 上端に配設した左右接続部64と面ファスナーを備えたベルト型の上部接続部24を備えた重量軽減装具(第11の実施例)の構成図である。 背中側に配設された座面から肩の高さまでの1本の剛体である上下支持部32と、1本のベルト型である装着部15を備えた重量軽減装具(第12の実施例)を背面から見た構成図である。 前記図16の重量軽減装具(第12の実施例)を正面から見た構成図である。 座面から胸部の高さまでの1本の剛体である上下支持部33と、2本のベルト型である装着部16を備える重量軽減装具(第13の実施例)を背面から見た構成図である。 前記図18の重量軽減装具(第13の実施例)を正面から見た構成図である。 高さをロックピンで変更できる機構を備えた上下支持部34を備えた重量軽減装具(第14の実施例)の構成図である。 バネ機構422を挿入した下部接続部42を備えた重量軽減装具(第15の実施例)の構成図である。 前後方向の1自由度の傾きを許すピンジョイント機構を備えた下部接続部43をもつ重量軽減装具(第16の実施例)の構成図である。 前後方向の1自由度のうち前方向のみ傾きを許す蝶番ジョイント機構を備えた下部接続部44を備えた重量軽減装具(第17の実施例)の構成図である。 前後方向の1自由度のうち後ろ方向のみ傾きを許すジョイントリンク機構を備えた下部接続部45を備えた重量軽減装具(第18の実施例)の構成図である。 下部接続部4が上下支持部3の中央付近に配設された重量軽減装具(第19の実施例)の構成図である。 湾曲した起立部52をもつ重量軽減装具(第20の実施例)の構成図である。 左右の2点で支える起立部53をもつ重量軽減装具(第21の実施例)の構成図である。 左右で独立に自立して支える起立部542を備える重量軽減装具(第22の実施例)の右側のみの構成図である。 前記図28の重量軽減装具(第22の実施例)の全体の構成図である。 一体となった1本のパイプで構成された上下支持部35と起立部55と左右接続部65を備える重量軽減装具(第23の実施例)の構成図である。 ユーザの上半身の重量を椅子の背もたれに伝達する重量軽減装具(第24の実施例)の構成図である。 ユーザの上半身の重量を椅子のひじ掛けに伝達する重量軽減装具(第25の実施例)の構成図である。 ユーザの上半身の重量を利用して胴体を紐で締め付ける機構を備えた装着部17を備えた重量軽減装具(第26の実施例)の構成図である。 ユーザの上半身の重量を利用して胴体をベルトで締め付ける機構を備えた装着部18を備えた重量軽減装具(第27の実施例)の構成図である。 ユーザの上半身の重量を利用して胴体に剛体を押し付ける機構を備えた装着部19を備えた重量軽減装具(第28の実施例)の構成図である。 上にユーザが座れる機構を備えた起立部58備えた重量軽減装具(第29の実施例)の構成図である。 立位時に折りたたむための蝶番592を備えたユーザが座る起立部59を備えた重量軽減装具(第30の実施例)の構成図である。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。
本発明の第1の実施例を、図1〜図5に示す。
図1および図2に示すように、第1の実施例では、本発明の重量軽減装具は、ユーザの骨盤より上の胴体に装着するための装着部1と、装着部1にかかる力を上下支持部3に伝達する上部接続部2と、装着部1にかかる力を上下方向に支持する上下支持部3と、上下支持部3にかかる力を起立部5および起立部5に接続された左右接続部6に伝達する下部接続部4と、重量軽減装具を起立させる起立部5と、左右に配設された起立部5を接続する左右接続部6から構成される。
前記構成部1〜6のうち、剛体の部分は、例えばアルミニウムやナノカーボン材料など、軽量で高強度の材料を用いることが望ましい。また、剛体同士の接続部分は、金属の溶接や、樹脂による一体成型などを用いて、高い強度を得る構成とすることが望ましい。
重量軽減装具の装着部1は、装着部位の周囲を取り囲む1本のベルトである。ベルトの長さは、ユーザの装着位置の胴体を巻回できる長さに相当し、胴体のサイズに応じて調整可能である。
前記上部接続部2は、左右の上下支持部3の上端に、それぞれ1つずつ配設される。ユーザの前後方向の重心移動や体の傾斜を妨げないように、つりさげ機構を用いる。この機構により、上部接続部2の上端と、上下支持部3の上端は、角度方向に対する自由度をもつ。また、ユーザの重量により伸縮するコイルばねを用いて、緩衝機能を持たせている。このコイルばねは、他の種類のバネやゴムなどのような弾性体を用いてもよい。また、ユーザの体重などに応じて、弾性力の異なる他の弾性体に交換できる機構を備えてもよい。
前記上下支持部3は、ユーザの胴体の右側と左側の2本の剛体から構成されている。この剛体の材料は、強度の許す範囲で弾性体を用いることで、上下接続部2の緩衝機能を上下支持部3に持たせてもよい。
前記下部接続部4は、上下支持部3と、起立部5に接続された左右支持部6を剛体で接続している。ユーザの重量を支える強度が確保できる場合は、下部接続部4は配設しなくてもよい。
前記起立部5は、左側と右側の2本の上下支持部5のそれぞれの下端に配設された2本の筒状の剛体で構成されている。これにより、左右方向にも前後方向にも倒れることなく、ユーザの上半身の重量を支持する。また、起立部5の座面との接触部分を筒状とすることで、座面を傷つけないようにしている。
前記左右接続部6は、1本の剛体で構成されている。この剛体の左端と右端に、それぞれ起立部5が接続されている。また、左右接続部6と2本の下部接続部4が、それぞれ接続されている。右側の下部接続部4との接続位置は、左右接続部6の中央と右端の間の位置であり、左側の下部接続部4との接続位置は、左右接続部6の中央と左端の間の部分である。
図1および図2の重量軽減装具を装着して椅子100に着座したユーザを図3に示す。図3に示すように、重量軽減装具の装着部1を腹部に装着したユーザが着座すると、上下支持部3、起立部5および左右接続部6が座面に接触する。接触した部分から伝わる座面からの反力は、上下支持部3から上部接続部2、さらに装着部1へと伝達され、ユーザの上半身の重量の一部または全部を支持する。
重量軽減装具を装着して起立した状態のユーザを図4および図5に示す。図4および図5に示すように、重量軽減装具を装着したユーザが起立すると、重量軽減装具の重さは、装着部1によりユーザの胴体により支持される。このとき、重量軽減装具は座面とは接触しない。ユーザが歩いて移動した場合などは、重量軽減装具も、装着されたまま移動する。ユーザが任意の場所に移動した後、着座する場合には、新たに着座する場所で、図3で示したように、ユーザの上半身の重量が重量軽減装具により支持される。
本発明の実施形態は、前記第1の実施例に限らない。本発明の構成要件の各部について、他の実施例を以下に述べる。
第1の実施例において、上下支持部3と起立部5が十分な強度で接続される場合、図6に示す第2の実施例のように、前記下部接続部4は、配設しなくても構わない。
左右接続部6は、第1の実施例である図1から図5で示したような上下支持部3の下端部に配設されるとは限らない。
図7に示す第3の実施例のように、上下支持部3の中央付近に左右接続部62を配設してもよい。また図8に示す第4の実施例のように、上下支持部3の上端部付近に左右接続部63を配設してもよい。また図9に示す第5の実施例のように、上下支持部3の上端部に左右接続部64を配設してもよい。
胴体に装着される前記装着部1の形状は、図1〜図5で示すような胴体の装着部位の周囲を取り囲む1本のベルト状のものに限らない。
図10に示す第6の実施例のように、骨盤より上部の胴体を幅の広い布状の素材で覆う軟性コルセットのような装着部12により、ユーザの上半身の重量を支持してもよい。
図11に示す第7の実施例のように、複数のベルトがハーネス状に組み合わされた装着部13を用いて、ユーザの上半身の重量を支持してもよい。
図12に示す第8の実施例のように、胴体の側面の形に添った円弧状の剛体で構成される装着部14を左右に設置し、その円弧状の剛体を胴体に左右から押し付けることで、ユーザの上半身の重量を支持してもよい。
あるいは、装着部1は、胴体全体を包み込んで摩擦力で支持するもの、あるいは、これらを組み合わされたものなどで構成されてもよい。
装着部1が装着される胴体の部位は、図3〜図5では、腹部と胸部の間としている。ただし、装着部1の装着位置は、この図の位置に限られない。例えば、筋肉質の人の場合は大胸筋の下部に、女性にあっては***の下部に、腹部の脂肪が多い人の場合は腹部の下部に、やせ型の人の場合はろっ骨の下部に、それぞれ装着する方法が有効であるが、これらの組み合わせでもよい。また、これらの部位以外でも、骨盤より上部であり脇の下までの胴体であれば、どこでも構わない。
装着部1の装着時の大きさは、装着される部位のサイズに応じて調整可能であることが望ましい。
装着部1の素材は、ユーザの上半身の重量がかかっても外れない強度を持つ。また、ユーザの装着部位と接触する内側部分は、ユーザの皮膚を傷めないような、例えば、ゴムや皮革、布などの、やわらかい材質を用いることが望ましい。
ユーザは前後方向の重心移動は足でも調整できる。このため、前記上部接続部2は、ユーザの前後方向の重心移動や体の傾斜を妨げないように、図1〜図5に示す第1の実施例では、つりさげ機構を用いている。ただし、図12のような円弧形の剛体押しつけ型の装着機構でも構わない。
上部接続部2の形状は、図1〜図5で示すような上下支持部3の上端に固定されたコイルばねによるつりさげ機構に限らない。上部接続部2は、前記装着部1または前記上下支持部3と着脱可能とするための着脱機構や、接続位置を変更可能とする機構を備えてもよい。
図13に示す第9の実施例では、上部接続部2を上下支持部3に固定せず、フック型の着脱可能な上部接続部22を用いている。上下支持部3の異なる高さに複数のフックを配設し、高さを調整する機能を有している。図13では、上部接続部2の配設位置は、上端より低い位置としている。
図14に示す第10の実施例では、筒状の面ファスナー23を用いて、着脱可能な機構を用いている。さらに、より長い筒状の面ファスナーを用いて、面ファスナーの固定位置を変更することで、装着位置の高さを調整が可能としてもよい。
図15に示す第11の実施例では、長さを変更可能なベルト状の面ファスナー24を左右接続部64に配設し、装着部1が着脱可能であり、かつ、高さを変更可能とする機構を用いている。
これらの着脱機構や高さの調整機構は例示であり、他の機構を用いても構わない。また、着脱機構の装着位置を複数設けることにより、高さを調整する機能を付加してもよい。
着脱機構を備える場合、本発明である重量軽減装具は、立位時および歩行時には、装着部1がユーザに装着されたまま、上下支持部3を取り外して移動することも可能である。ただし、この場合、取り外して移動したユーザが、移動後に別の座面に座る際には、骨盤に伝えられる重量を軽減できない。
前記上下支持部3は、第1の実施例のように、ユーザの胴体の右側と左側の2本の剛体から構成されるものに限らない。
図16および図17に示す第12の実施例では、上下支持部32が背中側に配設される1本の剛体で構成され、装着部15は背中上部から1本のベルト型で支持する機構を用いている。
上下支持部3を構成する支持剛体は、ユーザの体の大きさに応じて、上下方向に高さを調整可能とする高さ調整機構を備えてもよい。
図18および図19に示す第13の実施例では、上下支持部33が背中側に配設される1本の剛体で構成され、この上下支持部33に高さ調整機構をもつ上部接続部25を配設している。高さ調整機構をもつ上部接続部25の位置を動かすことで、2本のベルトから構成される装着部16の高さを変更できる。
図20に示す第14の実施例では、高さ調整機構として、差し込まれた径の異なるパイプを、板バネを用いたロックピンで固定する機構34を備えた上下支持部を備えている。ロックピンを押し込んで固定を外し、高さを調整してロックピンがはまると、ユーザにとって適切な位置で固定できる。
高さ調整機構は、前記の例に限らない。ボルトとネジで高さを調整する方法や、それらを組み合わせた方法で構成されてもよい。
前記下部接続部4は、自由度のない剛体で接続するとは限らない。
図21に示す第15の実施例では、バネ機構422を挿入した下部接続部42を備えることで、緩衝機能を持たせている。上下支持部3から伝達されたユーザの上半身の重量により、下部接続部42に挿入されたバネ機構422が伸縮し、ユーザに伝わる力の急激な変化を防ぐ。
重量軽減装具を装着するユーザは、前後方向の重心移動は足でも調整できる。このため、図22に示す第16の実施例ように、前後方向の傾きに対する1自由度をもつピンジョイント機構を備えた下部接続部43を用いてもよい。下部接続部43が、ユーザの重量を上下方向には支持するが、前後の傾き方向には支持せず、ユーザが足で自身の姿勢を調整しながら重量軽減装具を利用できる。
図23に示す第17の実施例のように、前後方向の傾きである1自由度のうち、前方向の傾きのみ可能な蝶番ジョイント機構44を備えてもよい。この実施例では、下部接続部はユーザの重量を上下方向と、後ろ方向への傾きは支持するが、前方向への傾きは支持せず、ユーザが足で自身の姿勢を調整しながら重量軽減装具を利用する。
図24に示す第18の実施例のように、前後方向の傾きである1自由度のうち、後ろ方向の傾きのみ可能なジョイントリンク機構45を備えてもよい。この実施例では、下部接続部はユーザの重量を上下方向と、前方向への傾きは支持するが、後ろ方向への傾きは支持せず、ユーザが足で自身の姿勢を調整しながら重量軽減装具を利用する。
下部接続部4は、ユーザを左右方向に安定させるために、左右方向には倒れない機構が望ましいが、着座状態のユーザの胴体の傾きを制限しないよう、ユーザが倒れない範囲で左右方向への傾きに対する自由度をもつジョイント機構を備えてもよい。
起立部5は、ユーザが左右方向に倒れないように、左右方向に異なる2点以上、あるいは左右方向の1辺以上、あるいはそれらを組み合わせた座面との接触部分を持つ。また、起立部5は、ユーザが後ろに倒れないように、ユーザの臀部にかかる重量の重心位置より後ろ側に1点または1辺以上の座面との接触部分を持つことが望ましい。また、起立部5は、ユーザを前後方向にも安定させる場合は、前後方向に異なる2点以上、あるいは前後方向の1辺以上、あるいはそれらを組み合わせた座面との接触部分を持ってもよい。
起立部5の座面との接触部分は、座面を傷つけないような球状または筒状または平面が望ましい。
起立部5は、第1の実施例である図1から図5で示したような上下支持部3の下端に配設されるとは限らない。図25に示す第19の実施例のように、起立部5が下部接続部4を介して上下支持部3の中央付近に配設されてもよい。
起立部5は、第1の実施例である図1から図5で示したような直線的な剛体に限らない。図26に示す第20の実施例のように、ロッキングチェアのように前後方向への重心移動を滑らかに許す湾曲した構造をもつ起立部52を用いてもよい。また、前後方向の体重移動は足で調整できるため、図27に示す第21の実施例のように左右の2点で支える起立部53を用いてもよい。
図28および図29で示す第22の実施例のように、ユーザの左右にある上部接続部2、上下支持部3、下部接続部4、起立部5が、左右それぞれ自立して接続部1を支持できる構成とする場合は、左右接続部6は配設しなくてもよい。
本稿では重量軽減装具を構成する1〜5の各部を個別に説明しているが、上部接続部2、上下支持部3、下部接続部4、起立部5を一続きの構造体、あるいは一体となった構造体で構成しても構わない。例えば図30に示す第23の実施例のように、1本のパイプを曲げられた構造体として構成された上下支持部35、起立部55、左右接続部65を備えてもよい。また、スライドファスナーにより着脱可能な上部接続部26を用いてもよい。
請求項5に従う実施例として、図31に第24の実施例を、図32に第25の実施例をそれぞれ示す。
図31は、ユーザの上半身の重量を椅子の背もたれに伝達する場合の第24の実施例である。第1の実施例と同様に、装着部1がユーザの上半身の重量を支持するが、剛体ではなくベルトによりつりさげられる上下支持部36が、重量を椅子の背もたれに接続された起立部56に伝達する。起立部56は、椅子に固定され、ユーザの上半身の重量を椅子の背もたれに伝達する。
図32は、ユーザの上半身の重量を椅子のひじ掛けに伝達する場合の第25の実施例である。装着部1がユーザの上半身の重量を支持し、上部接続部2が上下支持部37を介して、椅子のひじ掛けに固定された起立部57に伝達し、その重量をさらに椅子のひじ掛けに伝達する。
請求項5に従う第24および第25の実施例では、起立部は、ユーザの着座時に、そのユーザの上半身の重量を、座面ではなく、椅子のひじ掛けまたは背もたれに安定して伝えるための、ひじ掛けまたは背もたれとの接触部分を持つ。起立部5は、例えば背もたれの上部にひっかけて支える機構を備える起立部56のような形状でも構わない。また、この場合の起立部5は、1点による支持でも構わない。一方、起立部5が、装着部1と同じ高さか、より低い位置になる場合は、少なくとも左右への安定を確保するための、左右方向の2点または1辺またはそれ以上とすることが望ましい。
請求項5に従い、起立部5が重量を座面ではなく背もたれやひじ掛けに伝達する場合において、起立部5が装着部1より高い位置に配設される場合は、上下支持部3は剛体ではなく、ひも状のロープやワイヤ、バネなどで構成されてもよい。また、この場合には、1点または1辺以上の安定したひじ掛けまたは背もたれとの接触部分とを備えればよい。
請求項5に従う場合、起立部5は、図31のように背もたれにひっかける形状や、図32のようにひじ掛けに設置する形状やなどを用いて、ユーザの重量の全部または一部を椅子に伝達する。いずれも、上半身の重量を椅子の構造部に伝える機構であれば、図31、図32に示した形状に限られない。
請求項6に従い、上下支持部3が支持する前記ユーザの着座時の上半身の重量を左右方向の力へと変換し、ユーザの胴体をしめつける機構を備える重量軽減装具の実施例として、図33に第26の実施例を、図34に第27の実施例を示す。また、同様に下方向の力を左右方向の力へと変換し、ユーザの胴体に押し付ける機構を備える重量軽減装具の第28の実施例を図35に示す。
図33に示す第26の実施例では、装着部17は、2本の紐172/173と、その紐を通す穴を備えた2個の器具174から構成される。2本の紐172/173は、2本交差タイプの巾着袋の紐のように配設される。ユーザの右手側の上下支持部383と、装着部の紐173を接続し、同様にユーザの左手側の上下支持部382と装着部の紐172を接続する。この装着部17に、下方向の力をかけると、ユーザの右手側の上下支持部383に接続された装着部173がユーザの右手側に、ユーザの左手側の上下支持部382に接続された装着部172がユーザの左手側に引っ張られる力が発生する。この結果、2本の装着部の紐172/173および穴を備えた2個の器具174とで囲まれる空間が締まり、ユーザの胴体を締め付ける。胴本を締め付けることで、ユーザの上半身は固定され、その重量を支持する。穴を備えた2個の器具174は、図33ではリングの形状としているが、細長い筒のような形状でもよい。また、3個以上の器具174を用いる場合は、器具174の互いの距離を保つために、それぞれの器具174を、上部接続部2、上下支持部3、下部接続部4、起立部5、左右接続部6のいずれかと接続し、装着部に力がかかっても器具174の間の距離が保たれる構造とすることが望ましい。
図34に示す第27の実施例では、装着部18は、3本のベルト182/183/184と、それらのベルトを通す穴を備えた器具185から構成される。2本のベルト182/183は、2本交差タイプの巾着袋の紐ように通される。ユーザの右手側の上下支持部383と装着部のベルト183を接続し、同様にユーザの左手側の上下支持部382と装着部のベルト182を接続する。3本目のベルト184は、ユーザの胴体の右側ではベルト182と同じベルト通しに通されることで固定され、ユーザの胴体の左側ではベルト183と同じベルト通しに通されることで固定される。この装着部18に下方向の力をかけると、ユーザの右手側の装着部18が左手側に、ユーザの左手側の装着部18が右手側に引っ張られる力が発生する。この結果、互いのベルトが引っ張られ、2本のベルト182とベルト183、および穴を備えた器具185で囲まれる空間が締まり、ユーザの胴体を支持する。
図35に示す第28の実施例では、装着部19は、4節リンク機構192により、下向きにかかるユーザの重量を、円弧状の剛体194がユーザの胴体に左右から押し付けられる力へと変換する機構を備えている。4節リンク機構192を構成するひし形の一番下の頂点が、ユーザの重量により下方向に引っ張られると、ひし形の4辺のうち右下側の辺を構成する剛体1923と左下側の辺を構成する剛体1922の間の角度が減少し、4節リンク機構192を構成するひし形が縦方向に伸びる。その結果、剛体1923と接続された剛体1933と、剛体1922と接続された剛体1932との間の角度も減少する。その結果、これらの剛体と接続された左右2つの円弧形の剛体194の間の幅が減少し、ユーザの胴体に押し付けられ、ユーザの重量を支持する。
これまでの実施例は、ユーザは座面に直接すわっている例である。図36に示す第29の実施例のように、ユーザは起立部58の上に座る構成としてもよい。また、図37に示す第30の実施例のように、ユーザが座る部分を備えた起立部59は、立位時及び歩行時には起立部を上方向あるいは下方向に折りたたむ蝶番592を備えてもよい。
例えば、体重67.2kgのユーザが、通常着座時に臀部にかかる重量と、本発明の第1の実施例を使用した状態において臀部にかかる重量の比較を表1に示す。本発明の使用により、臀部にかかる重量が約3分の1に軽減され、骨盤への負担が軽減されていることが分かる。
Figure 2019069124
本発明の第1の実施例を使用した状態と、通常の着座状態とにおいて、ユーザの臀部にかかる重量を比較した表である。
1 装着部
12 コルセット型の装着機構
13 ハーネス型の装着機構
14 円弧形の剛体押しつけ型の装着機構
15 背中側から1本のベルトで支持する装着装置
16 背中側から2本のベルトで支持する装着装置
17 左右から支持する2本の紐が下方向への力で締まる構造を備える装着装置
172 左手側上下支持部37に装着される紐
173 右手側上下支持部36に装着される紐
174 2本の紐を通す穴を備えた器具
18 左右から支持する2本のベルトが下方向への力で締まる構造を備える装着装置
182 左手側上下支持部37に装着されるベルト
183 右手側上下支持部36に装着されるベルト
184 2本のベルトを通す穴を備えた器具
185 2本のベルトとベルト通しを共有する第3のベルト
19 4節リンク機構により下方向への力で円弧形の剛体を押し付ける構造を備える装着装置
192 下方向の力で縦長に変形する4節リンク機構
1922 4節リンク機構の左下側の1辺
1923 4節リンク機構の右下側の1辺
1932 前記4節リンク機構の左下側の1辺と接続された剛体
1933 前記4節リンク機構の右下側の1辺と接続された剛体
194 下方向の力で胴体に押し付けられる円弧形の剛体
2 上部接続部
22 フック型着脱機構
23 筒状の面ファスナー型着脱機構
24 ベルト状の面ファスナー型着脱機構
25 上下支持部に装着される高さ調整機構
26 スライドファスナー型着脱機構
3 上下支持部
32 1本の剛体で構成される上下支持部
33 1本の剛体で構成され高さ調整機構を配設した上下支持部
34 ロックピン型高さ調節機構
35 起立部と一体となったパイプ型の上下支持部
36 ベルトつりさげ型の上下支持部
37 ひじ掛けに設置する起立部57に配設される上下移支持部
382 ユーザの左手側の上下支持部
383 ユーザの右手側の上下支持部
4 下部接続部
42 バネ型緩衝機構422を備えた下部接続部
422 バネ型緩衝機構
43 両方向傾斜型ジョイント機構
44 前方傾斜型ジョイント機構
45 後方傾斜型ジョイント機構
5 起立部
52 湾曲型起立部
53 2点型起立部
542 ユーザの右手側で自立する起立部
543 ユーザの左手側で自立する起立部
55 上下支持部および左右接続部と一体となったパイプ型の起立部
56 椅子の背もたれに接続された起立部
57 椅子のひじ掛けに接続された起立部
58 ユーザが座る部分を備えた起立部
59 ユーザが座る部分とその折り畳み機構を備えた起立部
592 座る部分を折りたたむための蝶番
6 左右接続部
62 上下接続部の中央付近に配設された左右接続部
63 上下接続部の上端部付近に配設された左右接続部
64 上下接続部の上端部に配設された左右接続部
65 上下接続部および起立部と一体となったパイプ型の左右接続部
100 ユーザが着座する椅子

Claims (6)

  1. ユーザの骨盤より上部の胴体に装着する重量軽減装具であって、
    前記ユーザの骨盤より上部の胴体に装着する装着部(1)と、
    前記ユーザが着座状態で前記装着部(1)にかかる重量を上下方向に座面から支持する上下支持部(3)と、
    前記上下支持部(3)に連結され、前記ユーザが着座状態において上下支持部(3)を起立させる起立部(5)とを備えることを特徴とする重量軽減装具。
  2. 前記上下支持部(3)または前記起立部(5)は、剛体で構成された左右接続部(6)で接続されていることを特徴とする請求項1に記載の重量軽減装具。
  3. 前記装着部(1)から伝達される力を前記上下支持部(3)の上部に伝達する上部接続部(2)を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の重量軽減装具
  4. 前記上下支持部(3)から伝達される力を前記起立部(5)または前記左右接続部(6)に伝達する下部接続部(4)を備えることを特徴とする請求項1から請求項3に記載の重量軽減装具
  5. 前記起立部(5)は、
    前記上下支持部(3)の上端から下端までの間に配設され、
    前記ユーザが着座している椅子のひじ掛けまたは背もたれに伝達して支持する機構を備 えることを特徴とする
    請求項1から請求項4に記載の重量軽減装具。
  6. 前記装着部(1)は、
    前記上下支持部(3)が支持する前記ユーザの着座時の上半身の重量を左右方向の力へ と変換し、前記ユーザの胴体をしめつける、または胴体に押し付ける機構を備えること を特徴とする
    請求項1から請求項5に記載の重量軽減装具。
JP2017205613A 2017-10-05 2017-10-05 重量軽減装具 Active JP7104393B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017205613A JP7104393B2 (ja) 2017-10-05 2017-10-05 重量軽減装具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017205613A JP7104393B2 (ja) 2017-10-05 2017-10-05 重量軽減装具

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019069124A true JP2019069124A (ja) 2019-05-09
JP2019069124A5 JP2019069124A5 (ja) 2020-08-27
JP7104393B2 JP7104393B2 (ja) 2022-07-21

Family

ID=66440876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017205613A Active JP7104393B2 (ja) 2017-10-05 2017-10-05 重量軽減装具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7104393B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11221257A (ja) * 1998-02-06 1999-08-17 Tokyo Kaseihin Co Ltd 腰痛治療椅子
JP2001191896A (ja) * 2000-01-13 2001-07-17 Yoshiaki Matsumoto 車輌座席における乗員用腰部吊持ベルト
US6315750B1 (en) * 1999-10-08 2001-11-13 James T. Gray Orthopedic lumbar traction sitting device
JP2003010261A (ja) * 2001-06-29 2003-01-14 Norio Kaneko 体重軽減装置
JP2006187574A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Norio Chiyuusan 腰痛予防軽減装置
KR20170016063A (ko) * 2015-08-03 2017-02-13 박정치 의자 설치용 허리보호대

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11221257A (ja) * 1998-02-06 1999-08-17 Tokyo Kaseihin Co Ltd 腰痛治療椅子
US6315750B1 (en) * 1999-10-08 2001-11-13 James T. Gray Orthopedic lumbar traction sitting device
JP2001191896A (ja) * 2000-01-13 2001-07-17 Yoshiaki Matsumoto 車輌座席における乗員用腰部吊持ベルト
JP2003010261A (ja) * 2001-06-29 2003-01-14 Norio Kaneko 体重軽減装置
JP2006187574A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Norio Chiyuusan 腰痛予防軽減装置
KR20170016063A (ko) * 2015-08-03 2017-02-13 박정치 의자 설치용 허리보호대

Also Published As

Publication number Publication date
JP7104393B2 (ja) 2022-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3233014B1 (en) A single point load/torque adjusting mechanical assembly
US9918892B2 (en) External structural brace apparatus
US4531514A (en) Orthopedic traction apparatus
US11813223B2 (en) External structural brace apparatus
US8287439B2 (en) Self-operating back stretching device
US20050192159A1 (en) Modular harness assembly and mobility system
US9226867B2 (en) External structural brace apparatus
JP4447330B2 (ja) 腰部負担軽減具
JP5444575B1 (ja) 人体吊上げ用ハーネス
US20160228320A1 (en) Inversion therapy spinal decompression accessory
CN113195175A (zh) 屈伸动作辅助装置
US20190133860A1 (en) Birthing harness
JP7375048B2 (ja) 体重を利用して抱擁支持、減圧、固定、脊椎保護および脊椎矯正を達成するための多機能ヘルスケアシート装置
JP2012187385A (ja) 装着型動作支援装置
US4583533A (en) Orthopedic lumbar apparatus
JP2007185246A (ja) 吊り具
JP2019069124A (ja) 座った状態において骨盤に伝わる上半身の重量を軽減する重量軽減装具
CN114770469A (zh) 一种用于铅衣支撑的轻量化外骨骼装置
JP2019069124A5 (ja)
JP2022182258A (ja) 作業支援スーツ
JP2015009133A (ja) 重力を利用する腰痛又は配隋損傷痛改善具
KR20160095886A (ko) 보행 재활로봇에 설치되는 체중분산 보조 하네스
CN110695972A (zh) 一种可随身穿戴的半蹲式支撑装置
JP6360416B2 (ja) 肩痛緩和装具
CN216991908U (zh) 一种铅衣支撑外骨骼结构

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200616

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200616

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220701

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7104393

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150